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第40号マイナー・レーベル新録音新譜(4)


10%オフ・セール

 こちらの商品はすべて10%引きとさせていただきます。値下げになっているものは、そこからさらに10%引きとなります(\2200→\1990の商品なら\1791です)。
 2008年初頭、4年ほど前の紹介新譜です。

 他のセールと競合してそちらの価格と違いが出るものもあると思いますが、ご了承ください。
 すでに入手不能になっていることもありえます。ご理解くださいませ。

 最終フォーマットで提示される価格や自動送信で送られてくる価格は元の値段になっておりますが、「お客様シート」に記載されるときはセール価格になります。




LINN

CKD 308
(2SACD Hybrid Multichannel/
特別価格)
\3200→¥2890
モーツァルト:後期交響曲集 ——
 交響曲第38番ニ長調K.504《プラハ》/
 交響曲第39番変ホ長調K.543/
 交響曲第40番ト短調K.550/
 交響曲第41番ハ長調K.551《ジュピター》
チャールズ・マッケラス(指揮)、
スコットランド室内管
今もなお進化を続ける巨匠マッケラス。モーツァルトの交響曲に対する結論がここに!ハイペリオンから彗星の如く登場した「ベートーヴェンの交響曲全集」(CDS 44301/5)で桁違いの存在感と健在振りを改めて示してくれた巨匠チャールズ・マッケラス。80歳を超えてもなお進化を続ける巨匠が、桂冠指揮者として素晴らしい関係を構築してきたスコットランド室内管とのコンビでベートーヴェンに続き世に送り出すのは、モーツァルトの後期交響曲(第38番〜第41番)の新録音!!マッケラスはこれまでのキャリアの中で、プラハ室内管との交響曲全集、ブレンデルとのピアノ協奏曲集、ロバート・レヴィン版を使用した「レクイエム」(CKD 211)など名盤中の名盤と呼ぶに相応しいモーツァルトの録音を生み出しているだけに、巨匠が新たに録音を決意した今回の新録音に対する期待度は絶大である。ちなみにマッケラスはプラハ室内管との交響曲全集とは別に1970年代〜80年代にかけて交響曲第38番〜第41番の4曲を1度ずつ録音しており、このスコットランド室内管との新録音はマッケラス自身にとって3回目の録音となる。このモーツァルトのレコーディングに臨むにあたって、超優秀録音で名高いリン・レコーズ(Linn)がエグゼクティヴ・エンジニアであるフィリップ・ホッブスを中心とした万全の体制を敷いており、録音面の充実も間違いない。時代考証を徹底的に行い、演奏に臨むことで知られるマッケラス。円熟の境地に達した巨匠が出したモーツァルトに対する結論がここにある。録音:2007年8月3日−9日、シティ・ホール(グラスゴー)/プロデュサー:ジェイムズ・マリンソン/エンジニア:フィリップ・ホッブス

METRONOME

METCD 1078
(2CD/特別価格)
\3900
J・S・バッハ:イギリス組曲BWV.806〜811 キャロル・セラシ(ハープシコード)
メトロノーム(Metronome)からのデビュー・レコーディングとなった「エリザベト・ジャケ・ド・ラ・ゲールのハープシコード組曲全集」(METCD 1026)が1999年のグラモフォン賞バロック器楽部門に輝くなど、豊かな音楽性と卓越した技術で世界中からの支持を集めるスウェーデン生まれの女流鍵盤奏者キャロル・セラシ。2004年にリリースされた「ブラスコ・デ・ネブラの作品集」(METCD 1064)に続くメトロノームからの7枚目のリリースとなる待望の新作は大バッハの偉大なる名作「イギリス組曲」の全曲録音!セラシはこのイギリス組曲のレコーディングに、ケネス・ギルバート・コレクションでシャトレー・ミュージアムから貸与されたブランシェ=タスカン製の貴重なハープシコードを用いており、18世紀に製作された楽器が奏でるバッハの音色も非常に興味深いところ。古楽ファン要チェック!
METCD 1061
\2500
ヴィヴァルディ:
 協奏曲ニ長調《ラ・パストレッラ》RV.95/同ト短調RV.103/
 ソナタ ハ長調RV.801/協奏曲ト短調RV.105/
 トリオ・ソナタ ハ長調RV.82/ソナタ イ短調RV.86
パメラ・トービー(リコーダー)、
ペネロペ・ラプソン(ディレクター)、
フィオーリ・ムジカーリ
スコットランドが生んだリコーダーの世界的名手パメラ・トービーがソリストとして加わったヴィヴァルディの室内楽作品集がメトロノームから登場!パメラ・トービーはハジェット&ソネリーとのコンビで録音を行い、リン(Linn)からリリースされた「バロック時代のリコーダー協奏曲集」(CKD 217)で充実の名演を展開しているだけに、このフィオーリ・ムジカーリとのヴィヴァルディにも自然と期待が高まる。フィオーリ・ムジカーリは、1983年にイギリスの鍵盤奏者ペネロペ・ラプソンをディレクターとして結成されたピリオド・アンサンブル。モーツァルト以前のバロック時代に作曲された名作の演奏、知られざる作品の発掘を活動の柱としており、ゼレンカの「レクイエム ハ短調」(1733)のイギリス初演も手懸けた実績を持つ。
METCD 1028
\2500
エイドリアン・ウィリアムス(1956−):チェロのための作品集
 春のレクイエム/4つの哀歌/
 精神の映像/無伴奏チェロ・ソナタ
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)、
エイドリアン・ウィリアムス(ピアノ)
1978年に22歳という若さでメニューイン賞で優勝を果たし、1983年にはチャーターハウス・スクールのコンポーザー・イン・レジデンスに就任。プレステージ国際音楽祭を創設するなど精力的な活動を続ける音楽家エイドリアン・ウィリアムスのチェロ・アルバム。イギリスのロマン派音楽と独自の手法を融合させたウィリアムスのチェロ作品を演奏するのは、長きにわたってイギリスを代表するチェロ奏者として旗手を務めてきた名チェリスト、ラファエル・ウォルフィッシュ。経験に裏打ちされた確かな技術と表現力がウィリアムスの新たな音楽を届けてくれる。

MUSICA REDIVIVA 1CD¥2500

MRCD 013 我がリュートとの旅 ——
 L・ミラン:ファンタジア、パヴァーナ/
 A・ムダーラ:ファンタジア/
 L・ナルバエス:あなたと別れた千々の悲しみ、ウナ・バハ・デ・コントラプンクト/
 A・カベソン:変奏曲/
 F・スピナチーノ:リチェルカーレ/
 F・ミラーノ:2つのリチェルカーレ/
 S・モリナーロ:2つのファンタジア/
 J・ダウランド:1日でもあるとすれば、エセックス伯のガリヤルド、ファンタジー/
 W・ブレード:Rothshenken Tanz/
 J・カプスベルガー:トッカータ第4番、ガリアルダ第3番/
 J・S・バッハ:プレリュード、ガヴォットとロンドー/
 L・ヴァイス:パッサカリア/
 C・F・アーベル:ガンバのための小品/
 N・ブルグミュラー:貴婦人の乗馬/
 C・ドビュッシー:プレリュード/
 スウェーデン民謡:空に輝く星のように、サルタレロ/
 サンス&ムルシア:マリサパロス
坂本龍右 (リュート)
東京大学の文学部出身の坂本龍右は、古楽器奏者の両親を持つサラブレッド。H・スミス、J・リンドベリ、P・オデット、W・クイケンからリュート、ガンバの指導を受けている。アルバムの中で、様々な時代と国々を巡るまさに旅を感じることの出来るアルバムである。日本語解説付き。
MRCD 016 ローフスタ・ブリュークでのバッハ ——
 J・S・バッハ:
  幻想曲ト長調BWV.572/種々の技法による6つのコラール/
  前奏曲とフーガ ハ長調BWV.545/トリオ・ソナタ ホ短調BWV.528/
  4つのパルティータ/幻想曲とフーガ ト短調BWV.542
ハンス・ファーギウス(オルガン)
ハンス・ファーギウスはデンマークの王立音楽院の教授を務め、王立音楽アカデミーの会員、ルンド市文化功労賞受賞など様々な要職と栄誉を経験してきたスウェーデンを代表するオルガニスト。演奏されているローフスタ・ブリュークのオルガンは1727年から28年にかけて製作され、数度に渡って修復が施された歴史的にも非常に貴重なオルガンである。日本語解説付き。

MUSIQUES SUISSES 1CD¥2500

MGBCD 6259 F・マルタン:クリスマス・カンタータ/3つのクリスマスの歌 シモーネ・ストック(ソプラノ)、
カロラ・ハウスブルク(アルト)、
アロイス・コッホ(指揮)、
アトリウム・アンサンブル・ベルリン、
モーツァルト・アンサンブル・ルツェルン、
ルツェルナー・カントレイ、
ルツェルン・フェスティヴァル・ストリングス、
クラウス・ドゥラー(フルート)
20世紀のスイスを代表する巨匠フランク・マルタンのクリスマスのための作品集。2部構成の「クリスマス・カンタータ」は1929年から1930年にかけて作曲された宗教作品であり、ソプラノ、アルト、混声合唱、児童合唱、オーケストラを要するマルタンの知られざる大作である。またカップリングの「3つのクリスマス」は、ソプラノ、フルート、オルガンという編成の作品であり、バラードなど室内楽の分野に突出した作品を残したマルタンらしい作品と言える。
MGBCD 6257
¥2290
ハンス・フーバー(1852−1921):
 ピアノ五重奏曲第1番ト短調Op.111/
 ピアノ四重奏曲ホ長調Op.117
ハンス・イェルク・フィンク(ピアノ)、
アウラ弦楽四重奏団
スイス後期ロマン派の大作曲家ハンス・フーバーは、幼少の頃から音楽教育を受けライプツィヒ音楽院に入学。その後スイスに戻り名門バーゼル音楽院の院長に就任するなど、スイスの音楽史に確実な足跡を残した音楽家である。後期ロマン派を生きたフーバーの作品にはドイツ・ロマン派、特にブラームスやシューマン、そしてフランスのサン=サーンスからの影響が見受けられる。マックス・レーガー・コンクールを制覇したスイスのピアニスト、フィンクとアウラ弦楽四重奏団が祖国の隠れた名作を充実の演奏で聴かせてくれる。
MGBCTS-M108 スイスのクラリネット作品集
 ハインリッヒ・ズーターマイスター(1910−1995):奇想曲/
 ハンス・ウルリッヒ・レーマン(1937−):2声Ⅱ《now...》/
 アルベルト・メシンガー(1897−1985):クラリネット・ソナタ/
 ジャック・ヴィルトベルガー(1922−2006):ディアリオ/
 ルドルフ・ケルターボーン(1931−):4つ小品/
 ロベルト・スーター(1919−):ソナチナ/
 コンラド・ベック(1901−1989):クラリネット協奏曲
エドゥアルト・ブルンナー(クラリネット)、
エイドリアン・エチカ(ピアノ)、
クリスティアン・ブルンナー(チェロ)、
ハンス・フォークト(指揮)、
バーゼル管弦楽団
7人のスイス人作曲家によって書かれた20世紀スイスのクラリネット作品集。無伴奏からピアノとのデュオ、チェロとのデュオ、そして協奏曲まで幅広いスタイルの作品が揃えられており、新たなレパートリー探しにも重宝しそう。しかも演奏は1963年からバイエルン放送交響楽団の主席奏者を務め、現在はソリスト、室内楽奏者として活躍するスイスの生んだ名匠ブルンナーが担当。現代の新たな作品に積極的な姿勢をもったブルンナーらしい作品集である。
MGBCTS-M106 近現代のホルン作品集 ——
 ジャン=ルク・ダルブレ(1946−):スペクトラム、魔法空間/
 F・プーランク:エレジー/ハインツ・ホリガー(1939−):
  激情〜夢、Induuchlen/
 ジェーン・ヴィグネリー(1913−1974):ホルン・ソナタOp.7
オリヴィエ・ダルブレ(ホルン&ナチュラル・ホルン)、
カイ・ヴェッセル(カウンターテナー)、
コラ・イルセン(ピアノ)、ミレーナ・マテワ(ピアノ)
オリヴィエ・ダルブレは、スイスのベルノワ交響楽団、バーゼル室内管弦楽団のソロ・ホルン奏者、ローザンヌ音楽院の講師としても活躍するスイスの若手ホルン奏者。フレンチ・ホルンのみならずナチュラル・ホルンの名手としても知られ、モスクワ響、リエージュ・フィル、ベルン響、東京シンフォニエッタなどからソリストとして招かれている。難易度の高い作品を軽々とこなす様はお見事。
MGBCD 6258 スイスのハックブレットとツィター 様々なアーティスト
70年代にLPでリリースされていたダルシマーとツィターの録音の復刻盤。ピアノの祖先とも呼ばれるダルシマーの同属楽器ハックブレットとスイスが起源と伝えられるツィターの演奏が民族色豊かな演奏で29曲収録されている。
MGBCTS-M109 フェリックス・プロフォス(1969−):
 カム・トゥ・ダディ/ツヴァング/
 フォース・マジョーレ/ピンク・チップス/パイ
ラヘル・クンツ(ヴァイオリン)、
タムリコ・コルツァイア(ピアノ)、
マルク・キソツィ(指揮)、
南西ドイツ・コンスタンツ・フィルハーモニー、
ドミニク・ブラム(ピアノ)、他
2002年にオランダのアッペルドールンで開催されたインターナショナル・コンポーザーズ・ミーティングで一等賞に輝いたスイスの作曲家、フェリックス・プロフォスのポートレート・アルバム。

NIMBUS 1CD−R¥2300

(NimbusはレーベルオフィシャルのCD-R盤となります。)
NI 5600 ブラームス:
 クラリネット三重奏曲イ短調Op.114/
 クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1/
 同第2番変ホ長調Op.120-2
カール・ライスター(クラリネット)、
フェレンク・ボーグナー(ピアノ)、
ヴォルフガング・ベッチャー(チェロ)
1993年までベルリン・フィル首席クラリネット奏者として君臨し、カラヤンの時代を支え続けたクラリネット界の帝王カール・ライスター。ライスターは、これまでにブラームスのソナタ&トリオを数度録音しており、このニンバス盤はベルリン・フィル引退後の1997年2月にベルリンのテルデック・スタジオで収録されたもの。盟友ボーグナーと、ライスターと同じくベルリン・フィルに首席奏者として在籍したベッチャーとのトリオは格別。この1997年盤はクラリネット奏者のバイブルとして誉れ高い。
NI 5644 レーガー:
 弦楽四重奏団変ホ長調Op.109/クラリネット五重奏曲イ長調Op.146
カール・ライスター(クラリネット)、
フォーグラー弦楽四重奏団
ハンス・アイスラー音楽院出身の奏者たちによって1985年にベルリンで結成され、退廃音楽や現代音楽の演奏に定評のあるフォーグラー弦楽四重奏団のニンバスでの最初の録音。カール・ライスターがソリストとして加わったクラリネット五重奏曲はライスターにとって2度目の録音であり、演奏、解釈ともこの作品の決定盤として相応しい評価を得ている。1999年4月の録音。
NI 5595/8
(4CD/特別価格)
\4800
スペインのピアノ作品集第1巻
 グラナドス:
  組曲《ゴイェスカス》、わら人形〜ゴヤ風な情景、
  間奏曲〜歌劇《ゴイェスカス》より、インプロヴィゼーション、
  アラゴン狂詩曲、オリエンタル、組曲《ロマンティックな情景》、
  演奏会用アレグロ/
 アルベニス:
  組曲《イベリア》(全曲)、ナバーラ(ジョーンズ補完)、
  タンゴ、スペイン(想い出草)、ラ・ベーガ(草原)、
  アスレーホス、スペイン組曲Op.47
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)
驚異的レパートリーを誇るニンバスのメイン・ピアニスト、マーティン・ジョーンズ。このスペインのピアノ作品集第1巻では、19世紀後半のほぼ同時期を生きたグラナドスとアルベニス、作品はゴイェスカスとイベリアといった両者の代表作を中心に収録。全ての音符やリズムからスペインの熱き情熱がほとばしる会心のパフォーマンスを聴くことが出来る。1995年〜1998年の録音。
NI 5643 ジョージ・ベンジャミン(1960−):
 広がる地平に囲まれて/冬の心/
 最初の光/パノラマ/アンターラ
ロス・ポプル(チェロ)、
マーク・エルダー(指揮)、
BBC交響楽団、
ペネロペ・ウォームズレー=クラーク(ソプラノ)、
ジョージ・ベンジャミン(指揮)、
ロンドン・シンフォニエッタ
メシアン、ブーレーズにその才覚を見出された現代イギリスを代表する作曲家の1人ジョージ・ベンジャミンの作品集。「広がる地平に囲まれて」以外の作品は、全て作曲者自身が指揮者を務めた演奏が収録されている。
ニンバスのベンジャミン作品集は「3つのインヴェンション」(NI 5505)がオランダのエディソン賞を獲得するなどクォリティの高さが光る。1985年〜1989年の録音。
NI 5599 M・デュリュフレ:
 レクイエムOp.9/4つのモテットOp.10/
 ミサ・クム・ユビロ/われらの父よ
クリストファー・ロビンソン(指揮)、
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ聖歌隊、
イアン・ファリントン(オルガン)
現在の音楽監督デイヴィッド・ヒルとのコンビでハイペリオン(Hyperion)からヨンゲンやベアストー、メンデルスゾーンの作品集を次々と打ち出しているケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ聖歌隊が前音楽監督クリストファー・ロビンソンの指揮でニンバス時代に録音を行ったデュリュフレの作品集。1998年の録音。
NI 5808 シュレーカーとその弟子たち
 フランツ・シュレーカー(1878−1934):
  間奏曲、スケルツォ/
 ユリウス・ビュルガー(1897−1995):
  バリトンと管弦楽のための《2つの歌曲》/
 エルンスト・クルシェネク(1900−1991):交響曲第1番Op.7
ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン)、
ジョン・アクセルロッド(指揮)、
ルツェルン交響楽団
名門ルツェルン響のシュレーカー第2弾!来る2008年6月から7月にかけて初となる来日公演が予定されているスイスの名門オーケストラ、ルツェルン交響楽団のリリース第2弾。ウィーン音大卒業直後に作曲されたシュレーカーの間奏曲とスケルツォは、とても22歳の時の作品とは思えないほどの完成度。またクルシェネクの初期の力作「交響曲第1番」も緩と急、動と静の対比が見事であり、ルツェルン響の好演が光る。そしてビュルガーの「2つの歌曲」には、世界的リート奏者として名高いディートリヒ・ヘンシェルがソリストとして登場!ヘンシェルの歌声はもちろんのこと、バーンスタイン、エッシェンバッハ、ムーシンから教えを授かったアクセルロッドの高い統率力がルツェルン響の実力を十二分に引き出すことに成功しており、演奏の充実度はかなり高い。2006年7月4日〜5日の録音。(NimbusはレーベルオフィシャルのCD-R盤となります。)
NI 5811 スペインの印象〜ポール・コールズの音楽 ——
 ポール・コールズ(1952−):
  スペインの印象/2つの子守歌/主題、即興と終結/ハバネラ/
  幻想曲第1番/マズルカ第1番/ワルツ第1番/放浪する騎士の物語
クレイグ・オグデン(ギター)
天才ギタリスト、オグデンの最新録音!シャンドスからリリースされている吉松隆のギター協奏曲「天馬効果」、ロドリーゴの「アランフェス協奏曲」の名演で一気に世界的ギタリストとしての評価を確立したオーストラリア出身のクレイグ・オグデン。久々のリリースとなるニンバスからの新録音は、ウェールズのペンブロークシャー生まれのコンポーザー・ギタリスト、ポール・コールズの作品集。情熱と哀愁を持ち合わせた「スペインの印象」、ドン・キホーテの物語を題材とした「放浪する騎士の物語」などスペインのテイストを醸しだしている収録作品は、名手オグデンの実力に相応しい魅力的なものばかり。ギター・ファン&関係者は要チェック。2006年2月20日〜21日、10月30日、2007年5月4日の録音。
NI 5812 モーツァルト:
 セレナード第12番ハ短調K.388《ナハトムジーク》/
ヤナーチェク:管楽六重奏のための組曲《青春》/
ヴェルナー・ピルヒナー(1940−2001):
 木管五重奏のための弦楽四重奏曲PWV.15
クインテット・ウィーン、
ラインホルト・ブルンナー(バス・クラリネット)
クインテット・ウィーンは、1994年にウィーン・フォルクスオーパー響のフルート奏者ハンスゲオルク・シュマイザーによって結成されたウィーンの木管五重奏団。このアンサンブルにはシュマイザーだけでなく、ウィーン・フィルのオーボエ奏者ハラルト・ヘルトやオーストリア・ハンガリー・ハイドン・フィルのホルン奏者マルティン・ブランベックなどウィーンの超一流奏者たちが名を連ねている強力アンサンブルなのである。モーツァルトの名曲とヤナーチェクにオーストリアの個性派作曲家ピルヒナーの珍曲を加えるなど、実力だけでなくプログラミングも一級品!2006年5月29日〜6月1日の録音。
NI 5813/14
(2CD/特別価格)
\3600
エンゲル・ロンの伝承曲集(全49曲) ノルベルト・マイン(ディレクター)、
リーダー・シアター・ロンドン、
オウリ・ブロンクティ(ピアノ)、
ジェームス・サウスオール(ピアノ)、
キャスリン・スタロック(ピアノ)
1902年にレイキャヴィクで生まれたデンマークのソプラノ奏者エンゲル・ロンが、伴奏者のフェルディナンド・ラウターと共に歌い続けた世界各地の伝承曲を集めたコレクション。1936年にオックスフォードの出版社から初めて出版されたこのコレクションには、ロンの生まれ故郷であるアイスランドを含めた北欧、東西のヨーロッパ、そしてアメリカなど14カ国49曲の伝承曲が収められており、これだけまとまった形での録音は初となる。(収録曲詳細はこちらのURLをご参照下さい。→ http://www.wyastone.co.uk/nrl/main/5813b.html)
NI 5809 ルクサンドラ・ドノーセ、ブレタンを歌う〜
 ニコラエ・ブレタン(1887−1968):歌曲集 ——
  Si Daca Ramuri Bat In Geam/Cucule, De Ce Nu Vii?/
  Rea De Plata/Nu Te-Ai Priceput!/
  In Parcul Luxemburg/他 全17曲
ルクサンドラ・ドノーセ(メゾソプラノ)、
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
ニンバスが積極的にその作品のレコーディングを行い世界に向けて発信してきたニコラエ・ブレタンは、ハンガリーで生まれルーマニアで没した20世紀の作曲家。バリトンのルドヴィク・コンヤが歌った1970年代の録音以来となる歌曲集を歌うのは、ウィーン国立歌劇場など世界のトップシーンで活躍するルクサンドラ・ドノーセ。名手ジュリアス・ドレイクのピアノ伴奏がドノーセの歌声をさらに引き立てている。2005年7月6日〜7日の録音。
NI 5810 アレクサンドル・アガーケ、ブレタンを歌う〜
 ニコラエ・ブレタン(1887−1968):歌曲集 ——
  Padurea/Septembrie Cu Roze/Prea Sus Ati Fost!/
  Liniste/Cucule, De Ce Nu Vii?/Casa Noastra/他 全24曲
アレクサンドル・アガーケ(バリトン)、
マルティン・ベルコフスキー(ピアノ)
ドノーセの歌うブレタンと同時にリリースとなるのが、ドノセーと同じくルーマニア生まれのベテランバリトン奏者アレクサンドル・アガーケによる歌曲集。アカーゲは、ウィーン国立歌劇場やミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場などの主要な歌劇場だけでなく、ここ日本の新国立歌劇場での公演にも出演するなど世界各地でその歌声を響かせている。2005年11月8日〜9日の録音。

NEW WORLD 1CD¥2300

80674-2
\2300
ナ・ヒョーシン(1959−):オール・ザ・ノイズ ——
 オーシャン/ショア2/オール・ザ・ノイズ・イン・ザ・ワールド/
 ウォーキング・ウォーキング/
 テン・サウザンド・アグリー・インク・ブロッツ
チュン・ジェヒュン(玄琴)、
リ・ヒャンヒ(篳篥)、
ヨー・ホン(大吟)、
トーマス・シュルツ(ピアノ)、
アイヴズ弦楽四重奏団、他
韓国の中堅作曲家ナ・ヒョーシンの作品集。韓国の伝統楽器を用いた作品や、ピアノ、室内楽のための作品など西洋と東洋の音楽の融合を試みている。
80593-2 アントニー・コールマン(1955−):
 投石/東のオレンジ/
 タラの上でのダイエット/深淵上のミース/カバイの王
アントニー・コールマン(指揮)、
ダグ・ヴィーゼルマン(クラリネット)、
マーティー・アーリック(サクソフォン)、
ジム・パグリース(打楽器)、
ジョーゼフ・クベーラ(ピアノ)、他
アントニー・コールマンは、ジャズ・コンポーザーにしてセオリストのジョージ・ラッセル、クラシックの作曲家ドナルド・マルティーノ、マルコム・ペイトンから作曲を学び、即興性の色濃い作品を書き続けているアメリカのアーティスト。作曲者自身の指揮に加えて、アメリカのジャズ・シーンなどでマルチな活躍を展開する大物アーティストたちの参戦もこのアルバムの魅力。
80670-2 アール・ハワード(1951−):クレプトン/インプロヴィゼイション/ローズバッド アール・ハワード(シンセサイザー)、
ジョージ・グレーヴェ(ピアノ)、
エルンスト・ライセガー(チェロ)、
ゲーリー・ヘミングウェイ(ドラム)
アメリカとヨーロッパで35年という作曲家活動のキャリアを持ち、シンセサイザー奏者、サウンド・デザイナーとしての顔も持つアール・ハワード。1989年と2006年に書かれた3作品ともコンテンポラリーとジャズの要素を併せ持った作品となっている。
80663-2 アン・ルバロン(1953−):女教皇ヨハンナ/キリストの変容 クリスティン・ノルデルヴァル(ソプラノ)、
ルーシー・シェルトン(ソプラノ)、他
リゲティに作曲法を師事したルイジアナ出身の女性作曲家アン・ルバロン。2000年に作曲された女教皇ヨハンナ」、2003年に作曲された「キリストの変容」は両作品ともソプラノと室内楽という編成による歌曲集である。
80671-2 リーグ・オヴ・オートマティック・ミュージック・コンポーザーズ1978−1983 電子音楽の演奏

NOSAG

nosag CD2126
(2CD)
\5000
ラウディスラウス・ホラティウス:作品集
 ジャーニー・トゥ・ディス/瞑想曲/トランスムテイション/
 スターネンモーラル/リメンバー・モーツァルト/67%スウィング/
 ウィーン・ウィーン/ディヴェルティメント/ミラージュ/他
ラウディスラウス・ホラティウス(ピアノ&シンセサイザー)、
ダン・ラウリン(リコーダー)、
マグヌス・ラニング(チェロ)、
ストックホルム・ストリング・アンサンブル、他
スウェーデンの音楽学者ラウディスラウス・ホラティウスの作曲家としての一面を記録した作品集。作品、演奏だけでなくDVDサイズのケースと同サイズのブックレットも音楽学者らしい独特の仕上がり。

ONYX

ONYX 4028
\2400→¥2190
ドビュッシー:ピアノ作品全集Vol.3
 映像第1集/映像第2集/喜びの島/スケッチ帳より/
 ピアノのために/英雄の子守歌/アルバムの1ページ/
 舞曲(スティリー風のタランテラ)/ハイドンを讃えて/夢
パスカル・ロジェ(ピアノ)
全集録音第3集は「映像」!新たな発見により進化するロジェのドビュッシー!脈々と続くフランス・ピアニズムの系譜を受け継ぐ現代の名匠パスカル・ロジェ。オニックス(Onyx)の創設と同時にスタートしたロジェ自身にとって初となるドビュッシーのピアノ作品全集も今回で第3集!「前奏曲集第1巻&第2巻」を収録した第1集(ONYX 4004)、「版画」や「子供の領分」、「ベルガマスク組曲」といった名作を堪能できる第2集(ONYX 4018)の2タイトルは、「レコード芸術特選」(第1集/レコード芸術)、「素晴らしいディスク」(インデペンデント)、「年間最優秀録音」(サンデー・タイムズ)、「ピアノ録音の模範」(デイリー・テレグラフ)など世界中のリスナー、メディアから多数の称賛を浴びており、現代屈指のドビュッシー演奏として絶賛を博している。今回新たに登場する第3集では、ドビュッシーの才能を証明する不朽の名作「映像」の第1集&第2集を中心に「喜びの島」や「アルバムの1ページ」、「夢」などの小品を収録。ロジェ自らが「無限の発見への素晴らしい旅」と述べるドビュッシーのピアノ作品。新たな発見がロジェのピアノによる究極のドビュッシーをさらに進化をさせる。
ONYX 4027
\2400→¥2190
譚盾(1957−):琵琶協奏曲(世界初録音)/
武満徹(1930−1996):ノスタルジア〜
 アンドレイ・タルコフスキーの追憶に、
 弦楽のための3つの映画音楽 ——
  映画《ホゼー・トレス》より 訓練と休息の音楽、
  映画《黒い雨》より 葬送の音楽、
  映画《他人の顔》より ワルツ/
林光(1931−):ヴィオラ協奏曲《悲歌》
呉蛮(中国琵琶)、
ユーリ・バシュメット(指揮&ヴィオラ&ヴァイオリン)、
ロマン・バラショフ(指揮)、
モスクワ・ソロイスツ合奏団
極東アジアの音楽に対するバシュメットの敬意。ロシアのカリスマ、渾身のアジアン・プログラム!ユーリ・バシュメット&モスクワ・ソロイスツ合奏団のオニックス(Onyx)3枚目となる最新作では、ロシアのカリスマが極東の音楽に敬意を表したこれまでで最も進取的なプログラムが実現!日本の武満徹と林光、中国の譚盾(タン・ドゥン)といった日本と中国がアジアから世界に誇る現代の大作曲家たちの作品で、バシュメットが指揮者、ヴィオラ独奏、ヴァイオリン独奏へと姿を変え大車輪の如き活躍を繰り広げるなど、バシュメット&モスクワ・ソロイスツの底力とも言うべき圧巻の演奏が展開されている。武満徹によって旧ソ連の天才映画監督タルコフスキーの追悼のために作曲され、武満が愛した同氏の映画「ノスタルジア」と同名のタイトルが付けられたのがヴァイオリンと弦楽合奏のための「ノスタルジア」。ここではヴァイオリニストとしてのバシュメットの姿に接することが出来る。また「3つの映画音楽」でのモスクワ・ソロイスツの緊迫感にあふれた鬼気迫る演奏も聴き逃せない。ヤナーチェクとバルトークのスコアからヒントを得て作曲された林光の「悲歌」では、バシュメット自らがヴィオラ独奏として登場。圧倒的な説得力、豊かな創造性に富んだ演奏は世界最高のヴィオラ奏者の名に相応しい。ヨーヨー・マが立ち上げたシルクロード・プロジェクトの中心メンバーであるピパ(中国琵琶)奏者、呉蛮(ウー・マン)がソリストを務める譚盾の琵琶協奏曲は1999年のPMFで初演が行われた作品であり、今回のレコーディングが世界初録音となる。現在(2月6日現在)、日本と韓国を巡るアジア・ツアーを展開中のバシュメット&モスクワ・ソロイスツ。ロシアの精鋭集団のアジアに対する情熱がほとばしる渾身のアルバムの登場である!2007年9月26日〜28日、ベルリンの録音。

OSTBLOCKET

OBL 003
\2500
オストブロケット〜ギフト
 V.D./ヘイ・ソ・ランゲ/リレ・ヴァン/ウスティ・ウスティ・バボ/
 ハッピー・コセク/コックム・キオチェク/ミシュ・ファディラク/
 ミネト・アヴ・エット・アナート・ランド/スル・コセク/
 スヴェリゲ‐ルマニエン,エト・リカ/ヴァンピレン/
 マネン・フロン・ザラゴザ/テュティ・フルティ/アモーレ
ソフィア・バーグ=ボーム(ヴォーカル)、
オストブロケット
疾走するスウェーデンのジプシー・ブラス!力強く、また艶やかな女性ヴォーカル、「バーグ=ボーム」のヴォーカルとスウェーデンのジプシー・ブラス・バンド「オストブロケット」とのコラボレーションがアルバムの中心となっており、ジプシー、東洋、クレツマー、ブルガリアの音楽などの要素を取り入れた民族色の色濃いパフォーマンスが満載!どちらかと言えばワールドミュージックのカラーが強いアルバムだが、冒頭の「V.D」などではオストブロケットが単独で超絶テクニックを炸裂させるなど聴きどころは尽きない。ワールミュージックとブラス。血潮が沸き立つ興奮のクロスオーバー・アルバムがスウェーデンから登場!

PASSACAILLE

Passacaille 944
\2400
ヘンデル:オルガン協奏曲集Op.4 ロレンツォ・ギエルミ(オルガン&指揮)、
ラ・ディヴィナ・アルモニア
1980年代から90年代初頭にかけてイル・ジャルディーノ・アルモニコのメンバーにもその名を連ね、現在はミラノのサン・シンプリチアーノ教会のオルガニストの任にあるロレンツォ・ギエルミの最新録音。演奏家、研究者としてルネサンス、バロック音楽に深い造詣を持つギエルミはミラノ国際音楽院、母校であるバーゼル・スコラ・カントルムで後進の指導にも力を注いでいる。ギエルミ自身が優秀なバロック音楽の演奏家を集めて2005年に結成したラ・ディヴィナ・アルモニアの瑞々しいサウンドがオルガンの演奏を一層際立たせている。録音も優秀。

PAVANE 1CD¥2400

ADW 7521 ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番ホ短調Op.90《ドゥムキー》/
スメタナ:ピアノ三重奏曲Op.15
トリオ・カルロ・ファン・ネステ
20世紀のベルギーを代表する世界的ヴァイオリン奏者カルロ・ファン・ネステがリーダーを務めていた「トリオ・カルロ・ファン・ネステ」の名称をベルギー女王から授けられ、2005年に誕生した新生「トリオ・カルロ・ファン・ネステ」。ベルギーを拠点に活躍するピアノのセバスティアン・リエナール、ヴァイオリンのノエ・イマイ、チェロのアレクサンドル・ドゥブリュの3人がアンサンブルの名に相応しい貫禄十分の演奏を披露。ボヘミア楽派の情景に満ちあふれたドヴォルザークとスメタナは、新たな時代の到来を確実に感じさせてくれる演奏である。2007年6月の録音。
ADW 7518 ロバート・ヤンセンス(1939−):室内楽作品集
 チェロ・ソナタ/
 フルート・ヴァイオリンとチェロのための《シルバー・トリオ》/
 フルートとギターのための《主題と変奏》/
 ピアノのための《Jaire》/バスーン・ソナタ/
 フルート、クラリネット、ホルンとファゴットのための《カンヴァセーション》
アレクサンドル・ドゥブリュ(チェロ)、
セバスティアン・リエナール(ピアノ)、
マーク・グローウェルズ(フルート)、
アンドレ・シヴィ(ヴァイオリン)、
イヴ・ストームス(ギター)、
ヨーコ・キクチ(ピアノ)、
ピエール・オリヴィエ・マルテンス(バスーン)、
レオナルド・アングラーニ(ピアノ)、
グィ・ファン・ワース(クラリネット)、
クロード・モーリー(ホルン)、
ユーグ・ケステマン(ファゴット)
ベルギー作曲家協会、ベルギー・ロイヤル・アカデミー、ブリュッセル王立音楽院などからその功績に対して多くの表彰を受けてきたベルギーの重鎮作曲家ロバート・ヤンセンス。ソナタからデュオ、木管四重奏などの室内楽作品を集めたこの作品集では、ベルギーのトップ・アーティストであるフルートのグローウェルズ、ベルギーで活躍するヴァイオリンのシヴィ、ヨーコ・キクチなど実力者たちによってヤンセンスの作品が演奏されている。
ADW 7519 ロバート・ヤンセンス:協奏曲集
 クラリネット協奏曲/ホルン協奏曲第1番/
 ヴァイオリン協奏曲第2番/
 ホルン協奏曲第2番/ファゴット協奏曲
ロナルド・ファン・スパンドンク(クラリネット)、
フランシス・オルヴァル(ホルン)、
アンドレ・シヴィ(ヴァイオリン)、
ユーグ・ケステマン(ファゴット) 、
ロバート・ヤンセンス(指揮)、
ブリュッセル・シンフォニック・アンサンブル、他
ロバート・ヤンセンス2枚目の作品集は管楽器、弦楽器のための協奏曲集。BBCニュー・ジェネレーション・アーティストにも選出されたクラリネットのスパンドンクや、グリュミオーとのブラームスのホルン三重奏曲で知られるオルヴァルなど、強力なソリスト陣が高度な技巧を要するヤンセンスの協奏曲で見事なパフォーマンスを展開している。
ADW 7365 ミハイル・ペトゥコフ(1954−):
 ピアノ・ソナタ/ブルージュの思い出/ロマンティックな悲歌
ミハイル・ペトゥコフ(ピアノ)、
セルゲイ・ギルシェンコ(ヴァイオリン)、
セルゲイ・カルヤノフ(チェロ)
リヒテル、ギレリスそしてニコラーエワにピアノを学び、1975年のエリザーベト王妃国際コンクールなどで実績を残したブルガリアのピアニスト、ペトゥコフの自作自演集。ショスタコーヴィチから称賛されたペトゥコフはパヴァーヌ(Pavane)からアニシモフ&ブエノスアイレス・フィルとの強烈なコンビでチャイコフスキーのピアノ協奏曲集(ADW 7387)をリリースしており、その実力は実証済。1990年に作曲された「ピアノ・ソナタ」にはショスタコーヴィチのライトモチーフであるDSCH音形が用いられるなど、ペトゥコフのショスタコーヴィチに対する熱き思いが込められている。また「ブルージュの思い出」はベルギーのファビオラ女王に捧げられている。1995年モスクワ音楽院大ホールでの録音。
ADW 7363 ホルン五重奏曲集
 A・ライヒャ:ホルン五重奏曲ホ長調Op.106/
 モーツァルト:ホルン五重奏曲変ホ長調K.407/
 J・キュフナー:ホルン五重奏曲変ホ長調/
 F・A・ホフマイスター:ホルン五重奏曲変ホ長調/
 W・G・ハウフ:ホルン五重奏曲変ホ長調/
 C・P・シュターミッツ:ホルン五重奏曲変ホ長調Op.11-3
ルク・ファン・マルケ(ホルン)、
アポス弦楽四重奏団
モーツァルトとその同時代に活躍した5人の作曲家たちが書いた6曲のホルン五重奏曲を集めたホルン関係者注目盤!ブリュッセル王立音楽院とマスタークラスでタックウェル、バウマン、ダムの下で研鑽を積んだルク・ファン・マルケは、特に一連のクセナキス作品集でその名を知られるヴィルトゥオーソ集団ルクセンブルク・フィルでホルン奏者を務める実力派ホルニスト。ベルリン・フィルのメンバーによるアンサンブル、アポス弦楽四重奏団とファン・マルケの絶妙のコンビネーションがホルン五重奏の醍醐味をストレートに伝えてくれる。また6曲のホルン五重奏曲のうち、ライヒャを除く5曲は全て変ホ長調で書かれているという事実も興味深いところ。1996年2月の録音。
ADW 7362 セルジュ・カウフマン(1930−):管弦楽作品集
 カンタービレ/Le temps dechire/エレジー/
 カンタータ《Un matin a Varsovie》/
 シャンソン・カンタータ《Et si un jour》
ベルナール・カルメル(指揮)、
オーケストラ・ベルナール・カルメル
パヴァーヌ(Pavane)レーベルが取り上げている1930年生まれのフランス人作曲家、カウフマンの全曲世界初録音となるオーケストラ作品集。なかでもシャンソン・カンタータ「Et si un jour」の物悲しくもメロディアスな旋律が非常に印象的。1996年の録音。全曲世界初録音。
ADW 7361 弦楽のためのセレナーデ集
 ルクー:アダージョ/
 ブリテン:シンプル・シンフォニーOp.4/
 バーバー:弦楽のためのアダージョOp.11/
 バルトーク:ルーマニア民族舞曲
オーケストラ・ド・シャンブル13
ブリテンやバーバー、バルトークなどの名作に、近年注目が高まっているルクーのアダージョが加わった弦楽オーケストラのためのユニークなプログラム。
ADW 7356 ハープ・リサイタル
 A・アッセルマン:泉/
 パガニーニ:主題と変奏/
 ドビュッシー:月の光、アラベスク第1番/
 M・トゥルニエ:踊り子ロリータ、ロシア農民の踊り/
 グラナドス:スペイン舞曲第2番/
 F・ゴドフロア:演奏会用練習曲/
 E・ポッツォーリ:練習曲第27番/
 M・グランジャニー:狂詩曲/
 アルベニス:ソナタ/
 E・パリッシュ=アルヴァース:ロマンス
イザベル・コレット(ハープ)
1991年〜92年シーズンからミラノ・スカラ座管の第1ハープ奏者として活躍した女流奏者イザベル・コレットによるリサイタル・プログラム。12曲の小品とコレットの確かな技術が優雅なハープの響きを味あわせてくれる。
ADW 7517 J・N・フンメル:七重奏曲ニ短調Op.74/
モーツァルト(フンメル編):交響曲第39番変ホ長調K.543
ルク・デヴォス(ピアノフォルテ)、
ソルスティス・アンサンブル
ソルスティス・アンサンブルは、ブリュッセル王立音楽院でトラヴェルソの名匠バルトハルド・クイケンに師事した女流奏者イザベル・ランファルシーを中心としたベルギーのピリオド・アンサンブル。七重奏の主役ルク・デヴォスは、ペルルミュテールを師と仰ぎシギスヴァルト・クイケン&ラ・プティット・バンドからもその実力を認められた鍵盤奏者。素朴で深い音色がアンサンブルの演奏にに華を添えている。ピリオド楽器の演奏による室内楽編曲版の「交響曲第39番」も興味深いところ。2006年の録音。
ADW 7377 C・P・E・バッハ:
 フルートとチェンバロのためのソナタ ニ長調Wq.83/
 同ト長調Wq.86/デュエット ハ長調Wq.73/
 トリオ・ソナタ変ロ長調Wq.161-2/二重奏曲ホ長調Wq.84
クリスティアン・ナイキスト(チェンバロ)、
ジャン=ミシェル・タンギー(フルート)
ベートーヴェンオーケストラ・ボン、ロッテルアダム・フィル、ベルギー国立管などの首席奏者などを歴任したフルート奏者ジャン=ミシェル・タンギー。パヴァーヌ(Pavane)にはマクサンス・ラリューとのコンビでバッハ・ファミリーのレコーディングを行うなど、名門オーケストラで磨かれた音色を録音でも遺憾なく発揮してくれている。1996年9月の録音。
ADW 7381 アブラハム・ファン・デン・ケルクホーフェン(c.1618−1701):オルガン作品集
 幻想曲ヘ長調/ファンタジア・コルネット ハ長調/フーガ ト長調/
 前奏曲とフーガ ニ短調/幻想曲ニ短調/幻想曲ト長調/
 幻想曲《Pro Duplici Organo》/フーガ ト短調/幻想曲 ハ短調/
 前奏曲とフーガ ト長調/幻想曲ニ短調/
 フーガ イ短調/幻想曲ハ短調/前奏曲とフーガ ニ短調
フランソワ・ウタール(オルガン)
ブリュッセルの音楽一族に生まれたフランドル楽派の作曲家ケルクホーフェンはオーストリアのヴィルヘルム大公にオルガン奏者として仕え、その作品はオルガン作品のみという特徴でも知られている。16世紀前半から続く伝統的なスタイルを継承した作品がルクセンブルク大聖堂のオルガンから重厚に鳴り響く。1995年9月の録音。
ADW 7367 チェンバロ・インプレッション
 ジョン・ブル(1562−1628):パヴァーナ、ガリアルダ/
 ルイ・マルシャン(1669−1732):組曲ニ短調/
 J・S・バッハ:前奏曲とフーガ イ短調BWV.894/
 ハンス・フォークト(1911−1992):スティナート・スタディ(世界初録音)/
 D・スカルラッティ:
  ソナタ ハ長調K.132、同イ短調K.175、同ト短調K.426、同ト長調K.427
クリスティアン・ナイキスト(チェンバロ)
フルート奏者タンギーとの共演などでパヴァーヌ・レーベルから録音をリリースしてきたナイキストのソロ・アルバム。ロサンゼルスに生まれ、アスペレンやレオンハルトから学んだチェンバロの腕前は相当のもの。16世紀のブルから20世紀のフォークト(世界初録音)までの幅広いレパートリーでいい仕事をしている。1994年〜1995年の録音。

PENTATONE

PTC 5186 308
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200→¥2990
ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73/同第3番へ長調Op.90 マレク・ヤノフスキ(指揮)、
ピッツバーク交響楽団
巨匠ヤノフスキのブラームス・チクルス、堂々の第2弾!交響曲第1番(PTC 5186 307)で堂々たるスタートを切ったペンタトーンの新プロジェクト、ヤノフスキ&ピッツバーク交響楽団のブラームス・チクルスに第2弾が登場!2008年9月からはマンフレッド・ホーネックを音楽監督として迎える予定のピッツバーク交響楽団。アンドルー・デイヴィス、ヤン=パスカル・トルトゥリエと共に2005年から敷いてきたトロイカ体制の集大成となるのが、このヤノフスキのタクトによるブラームス・チクルスなのである。ピッツバーク交響楽団にとって久々のリリースとなった前作「交響曲第1番」で、ヤノフスキのドイツ音楽に対する造詣の深さ、そしてピッツバーク交響楽団の研きぬかれたサウンドと健在振りを改めて世に示しただけに今回の「交響曲第2番&第3番」にかかる期待も非常に大きい。ハインツ・ホール(ピッツバーク)でのライヴ録音。
PTC 5186 030
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200→¥2990
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 マレク・ヤノフスキ(指揮)、
スイス・ロマンド管
注目!ヤノフスキ&スイス・ロマンド管のブルックナー!ヤノフスキが2005年より首席指揮者を務めているスイスの名門オーケストラ、スイス・ロマンド管弦楽団との2枚目のリリースはブルックナーの交響曲第9番!
ヤノフスキはスイス・ロマンド管とのペンタトーン(PentaTone)デビュー盤となった前作(PTC 5186 078)で敢えて巨匠アンセルメが得意としていたフランク&ショーソンを取り上げるなど、スイス・ロマンド管の新時代の構築に向けた並々ならぬ意気込みを感じさせている。今回新たに「交響曲第9番」でスタートするスイス・ロマンド管とのブルックナー・チクルスは今後数年かけて録音が進められていく予定となっており、ヤノフスキの十八番であるブルックナーの解釈やオーケストラ・ビルダーとしての手腕に注目が集まることは必至!ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)での録音。

PHAEDRA

DDD 92052
\2400→¥2190
In Flanders' Fields Vol.52
 ピート・スウェルツ(1960−):交響曲第2番《朝焼け》
ベルナデット・ルジュラン(ソプラノ)、
ビャルテ・エンゲセト(指揮)、
フランダース放送管弦楽団&合唱団
ベルギーの作曲家の作品を世界中に向けて紹介する“In Flanders' Fields”も今回で第52集。日本では「マルテニッツァ」、「エピタフ」、「タイタニック・サーガ」など吹奏楽作品の作曲家としてその名を広く知られているベルギーの作曲家ピート・スウェルツ。ベルギーのレメンス音楽院で史上最高となる成績で卒業を果たし、1993年度のエリザベス女王国際コンクールで1位を獲得するなど抜群の実績を誇る。2000年に作曲された全7楽章で構成される「交響曲第2番」は、ネオ・ロマンティックを標榜するスウェルツに相応しい聴き応え十分の大作である。第3楽章の「怒りの日」は、これまでにヴェルディやベルリオーズといった大作曲家たちが残してきた作品にも匹敵する激しさと劇的な表現が大きな特徴であり魅力。また第4、6、7楽章の歌詞はリルケの詩が題材となっており、宗教的な表題を持つ第1、2、3、5楽章との対比と融合も斬新と言えるだろう。ノルウェーのマエストロ、ビャルテ・エンゲセトのタクト捌きとフランダース放送管&合唱団の熱演が光る。2000年9月7日のライヴ録音。
DDD 92054
\2400
In Flanders' Fields Vol.54 ——
 ヨハン・デュイック(1954−):
  ソプラノと合唱、管弦楽のための《魂の音楽》Op.16/
  アルトと合唱、管弦楽のための《魂の歌》Op.24/
  混声合唱とオルガンのための《Alma, buscate en Mi》Op.25
ヒルデ・コッペ(ソプラノ)、
ノエル・シェーペンス(アルト)、
イグナス・ミヒエルス(オルガン)、
ハンス・リッケリンク(ピアノ)、
ヨハン・デュイック(指揮)、
コレギウム・インストゥルメンターレ・ブルジェンセ、
フランダース放送合唱団、
ヘント・マドリガル合唱団
ベルギー、フランドル地方の作曲家による作品を世界中に向けて紹介する“In Flanders' Fields”の第54集。ベルギーではフランダース放送合唱団、イギリスではASMF合唱団の合唱指揮者を務め、ピアニスト、作曲家、教師としても活躍するヨハン・デュイックの合唱作品集。今回収録された3作品にはデュイック自身の合唱指揮者としての経験が注ぎ込まれており、特に「魂の音楽」は演奏時間40分を要する大作である。ちなみにデュイックのピアノ作品集が同シリーズの第36集(DDD 92036)として既にリリースされている。

POINT

PCD 5165
\2500
1990年代デンマークの合唱作品集
 サンライフ・ラスムセン(1961−):フェロー諸島の5つの歌/
 エリク・ヨルゲンセン(1912−2005):
  ノーザン・アトランティックからの歌曲/
 スヴェン・エリク・ウェルナー(1937−):アフター・トリニタティス/
 セーアン・バーフォード(1950−):ソネット第33番Op.37/
 マティ・ボルク(1956−):12の詩
イェスパー・グローヴェ・ヨルゲンセン(指揮)、
コペンハーゲン大学合唱団《リレ・ムコ》
主にデンマークの合唱作品を定期的にポイント(Point)へ録音してきたヨルゲンセン&リレ・ムコのコンビによる新作。今回の作品集では、20世紀を生きてきたデンマークの作曲家たちが1990年代に作曲した荘厳な合唱作品に焦点があてられている。

QUARTZ

QTZ 2057
\2400
バーバー:チェロ・ソナタOp.6/
グリーグ:チェロ・ソナタ イ短調Op.36/
B・マルティヌー:スロヴァキアの主題による変奏曲
クリスティーヌ・ブラウマネ(チェロ)、
ヤコブ・カツネルソン(ピアノ)
バルト海の小国ラトヴィアの首都リガで音楽一家に生まれたクリスティーヌ・ブラウマネ。22歳という若さでアムステルダム・シンフォニエッタの主席チェロ奏者に就任。カメラータ・バルティカではゲスト・リーダーを務めるなど今が旬の女流チェリストである。バーバー、グリーグ、マルティヌーという意欲十分のプログラムも大器の証明と言えるだろう。今後が楽しみなアーティストである。2007年3月19日〜21日の録音。(QuartzはレーベルオフィシャルのCD-R盤となります。)

RAUMKLANG 1CD¥2400

RK 2701
¥2190
アントワーヌ・ダール(1715−1784):
 バソン、またはチェロと通奏低音のための6つのソナタ(1759)
  ソナタ第1番ハ長調/同第6番イ短調/同第2番ト長調/
  同第3番ハ短調/同第4番ヘ長調/同第5番ニ短調
クリスティン・フォン・デル・ゴルツ(チェロ)、
ヒレ・パール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
クリスティーネ・ショルンスハイム(チェンバロ)
18世紀フランスの知られざる音楽家が遺した難曲に3人の世界的女流奏者が挑む!太陽王ルイ14世の時代にオーボエとファゴット奏者として活躍したと伝えられているアントワーヌ・ダール。そのルーツなど詳細は明らかになっていないが、パリ・オペラ座の母体となったヴェルサイユのオペラ・ロワイヤルの団員として18世紀フランスの大作曲家たちのオペラを演奏したとされている。1759年に作曲されたこの「6つのソナタ」は元来「バソンもしくはチェロ」のために書かれたもので、スピード感に満ちた早く細かいパッセージと高音域が全曲を通した特徴となっており、高度な技術を身に付けた奏者でなければ演奏が困難な作品である。1991年から2004年までフライベルク・バロック・オーケストラのメンバーとして活躍したフォン・デル・ゴルツ。ソリスト、室内楽奏者としても精力的な活動を展開しており、ロンドン・フィルやハノーヴァー・バンド、ベルリン・バロック・ソロイスツなどに招かれるなど実力派女流奏者として厚い信頼を寄せられている。そしてザ・ハープ・コンソートのガンバ奏者としてその名を知られてきたパール、世界的鍵盤奏者としての名声を確立したショルンスハイムの2人が通奏低音としてフォン・デル・ゴルツの演奏を支えるという豪華な陣容が実現!強力トリオが18世紀フランスの知られざる音楽家が残した難曲に挑む!
RK 2601 J・S・バッハ:モテット集
 伝承曲:コラール《来たれ、神にして創造主なる聖霊よ》/
J・S・バッハ:
 モテット第2番《御霊はわれらが弱きを助けたまう》BWV.226、
 コラール《Du heilige Brunst》/
 伝承曲《Zund uns ein Licht an im Verstand》/
J・S・バッハ:
 モテット第5番《来ませ、イエスよ、来ませ》BWV.229/
伝承曲:コラール《Denn du bist der Troster》/
J・S・バッハ:コラール《おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け》BWV.622/
作曲者不詳(15世紀):主キリスト、神のひとり子/
J・S・バッハ:
 モテット第3番《わが喜びなるイエスよ》BWV.227、
 コラール《主キリスト、神のひとり子》BWV.601/
作曲者不詳(16世紀):
 わが魂は主をあがめ/
モテット第4番《恐るるなかれ、われ汝とあり》BWV.228/
作曲者不詳(16世紀):主にみさかえあれ〜
 伝承曲:コラール《Gott Vater sei Lob》〜H・シュッツ:レスポンソリウム/
J・S・バッハ:
 「マニフィカト」によるフーガBWV.733、
 モテット第1番《主に向かいて新しき歌を歌え》BWV.225
ジュリアン・ポッジャー(指揮&テノール)、
トリニティ・バロック
ゴシック・ヴォイセズ、ザ・ハープ・コンソート、そしてタリス・スコラーズのメンバーとして、またソリストや指揮者としても目覚しい活躍を見せているイギリスのテノール奏者ジュリアン・ポッジャーがリーダーを務めるトリニティ・バロックの新録音がラウムクラング(Raumklang)からリリースに!ルネサンス時代からバロック時代までの声楽作品のスペシャリスト集団としてケンブリッジ・トリニティ・カレッジで結成されたトリニティ・バロック。バッハのモテット集、マタイ受難曲、ヨハネ受難曲、シュッツの宗教作品集、イギリスのルネサンス音楽、スペインのミサ曲集など、楽曲研究や時代考察に基づいて組まれたトリニティ・バロックのコンサート・プログラムは各方面から絶賛を受けている。この「バッハのモテット集」でもバッハのモテットだけでなく同じくバッハのコラールや同時代に書かれたとされる作曲者不詳の作品、シュッツのレスポンソリウムが組み込まれるなど、1つ1つの作品に対する熱き信念とこだわりがプログラムに表れている。合唱王国イギリスの今後を担う「トリニティ・バロック」の研ぎ澄まされた歌声が感動を呼び込むことだろう。
RK 2303 ミルテイト〜ギリシャの伝統歌曲集
 San To Feggari Tis Anixis/Lemonia/Apo Makran Elepose/
 Myrtate/El Clavel y La Espada/Mia Paraskevi/
 Tis Trichas To Gefiri/Moiroloi Tou Idomenea/
 Anathema Tis Moires/Anixe Porta Tis Xanthis/
 Pano Choros/Triantafilia/Sto Pa Kais To Xanaleo
テオドラ・バカ(ヴォーカル)、
ティミオス・アツァカス(リュート)、
パンテリス・パフリディス(リラ&ヴォーカル)、
ビヤン・チェミラニ(トンバック)
古くからギリシャに伝わる伝統的な11曲の歌曲を集めた作品集。ドイツのレーベルであるラウムクラングは、旧ソ連の小国グルジアの伝統音楽を集めた「グルジアの旅〜世俗的で霊的な合唱音楽」(RK 2304-1/2)をリリースするなど、ヨーロッパの伝統音楽の分野でもクォリティの高い録音を生み出した実績がある。幼少の頃からギリシャの伝統歌曲に親しんできたヴォーカルのテオドラ・バカ。ここでは伝統音楽の旋律や音色と、現在のギリシャや他国の音楽のスタイルの融合に成功している。物悲しい歌声と独特のリズムが奏でるギリシャ音楽は魅力にあふれている。

ROMEO&JULIA KOREN

RJ 007
\2500
うるわしの乙女
 G・ド・マショー:Dame se vous m'estes/
 作曲者不詳(15世紀):Pusique je suy amoureux de vous/
 C・ジャヌカン:ある日奥さんが眠っていた時/
 ジョスカン・デ・プレ:はやく私にキスしておくれ、スカラメッラ/
 C・ジャヌカン:ヴェルノンの粉ひき娘は、愛と死と人生は/
 J・ダウランド:来たれ深き眠り、羊飼いが木蔭で/
 J・ファーマー:美しいフィリス/
 作曲者不詳:Amor Mi Fa Cantar A La Francesca、Eh vatene segnor mio/
 J・バスケス:De los akamos vengo/T・スザート:パッサ・メディオ
ベノワ・マルンベリ(指揮)、
ロメオ&ジュリエット合唱団、
ピエール・ノルダール(リュート&打楽器)、
ラウリ・アンティラ(ダブル・ベース)
ストックホルムを拠点に活動中のマルンベリ&ロメオ&ジュリエット合唱団がアレンジを施したマショーやジョスカン、ダウランドなど14世紀〜16世紀の作品集。思わず耳を傾けてしまう創造性豊かなアレンジと絶妙のハーモニー特徴的。

RONDO

RCD 8379
\2500
オット・モーテンセン(1907−1986):歌曲とロマンス(全29曲) ラース・テオドベルク・ベルテルセン(バリトン)、
トーヴェ・ロンスコウ(ピアノ)
2007年8月18日が生誕100年となったデンマークの作曲家モーテンセンの歌曲集。ロマンティシズムを大切にしたモーテンセンの音楽に満ちたアルバム。

SAYDISC 1CD−R¥2400

(SaydiscはレーベルオフィシャルのCD-R盤となります。)
CD-SDL 262 スペクトラム ——
 G・ヴィンター:スペクトラム、Variations On a Ninth/
 ブラームス(ライト編):大学祝典序曲/
 L・ベールマン(バール編):ゴシック組曲Op.25
ワルター・ハーグリーヴス(指揮)、
サン・ライフ・スタンショー・バンド
イギリス南西部の都市ブリストルで1968年に結成され、BBCバンド・オヴ・ザ・イヤーの獲得や様々なコンクールで賞を勝ち取ってきた金管バンドの古豪サン・ライフ・スタンショー・バンド。現在でもイギリスの金管バンドは圧倒的な実力を誇っているが、1974年に収録された当盤の演奏も凄まじいテクニックに驚かされる。素晴らしきかな、イギリス金管バンドの歴史。
CD-SDL 356 セント・クレメント・デーンズ教会の音楽 ——
 シドウェル:詩篇23番/
 J・S・バッハ:How shall I fitly meet Thee/
 ビクトリア:大いなる神秘/
 グルーバー:きよしこの夜/
 伝承曲:三隻の船/
 スタンフォード:今日、昇りたまいぬ/
 アイアランド:グレーター・ラヴ/他
セント・クレメント・デーンズ教会聖歌隊、
マーティンダール・シドウェル(オルガン)、
ジョン・ウィルブラハム(トランペット)
鐘の音色がマザーグースの「オレンジとレモン」の旋律になっているという説があり、9世紀に建造されたセント・クレメント・デーンズ教会の聖歌隊による作品集。スタンフォードやアイアランドの作品が含まれているあたりはさすがイギリス。1985年の録音。
CD-SDL 341 スコットランドのカリヨン ロナルド・レイス(カリヨン)、
レイモンド・アルディントン(カリヨン)、
エイドリアン・ゲブルーワーズ(カリヨン)
オランダで生まれた複数の鐘(ベル)を組み合わせて音楽を奏でるカリヨンの演奏集。ここにはスコットランドのセント・ジョンズ教会、セント・マーノックス教会、セント・ニコラス教会のカリヨンの演奏が収録されている。
CD-SDL 381 ライター・サイド〜ファイン・アーツ・ブラス・アンサンブル
 ロッシーニ(ロバーツ編):《ウィリアム・テル》序曲より/
 フォーレ(ロバーツ編):パヴァーヌ/
 チャイコフスキー(ロバーツ編):くるみ割り人形より/
 エルガー(ロバーツ編):朝の歌/
 バーリン(ロバーツ編):
  踊るリッツの夜、トップ・ハット、アレキサンダーズ・ラグタイム・バンド/
 シャルパンティエ(ホッグ編):《テ・デウム》前奏曲/
 ホロウェイ:金管五重奏曲Op.67/
 J・S・バッハ(アレン編):主よ、人の望みの喜びよ/
 スーザ(ロバーツ編):ワシントン・ポスト・マーチ
ファイン・アーツ・ブラス・アンサンブル
ニンバスからリリースされたアーノルドの「金管楽器のための室内楽作品全集」(NI 5804)のヒットが記憶に新しいイギリスの金管五重奏団ファイン・アーツ・ブラス・アンサンブル。1989年に録音されたこのアルバム「ライター・サイド」は演奏技術はもちろんのこと、とにかく遊び心が満載!ホルンが咆哮を上げ摩訶不思議な展開を見せる「くるみ割り人形」や、膨大な数のスタンダード・ナンバーを書いたバーリンの作品などユニークで楽しい作品がズラリ!金管奏者&関係者にイチ押しの1枚。1989年11月の録音。(SaydiscはレーベルオフィシャルのCD-R盤となります。)
CD-SDL 254 フォーサム・フォー・ブラス〜金管四重奏のための音楽
 A・スパージン:フォーサム・フォー・ブラス/
 A・モーティマー編:An Eriskay Love Lilt/
 G・ヴィンター:Fancy's Knell/
 リチャードソン:メアリー/
 ビショップ:Foresters,Sound The Cheerful Horn/
 W・リマー:コンコーディア/
 オード・ヒューム:バタフライ・カプリース/
 G・ヴィンター:アラ・ブルレスカ/
 C・ピンスティ:おやすみ、おやすみ、いとしい人よ
デレク・ガーサイド(コルネット)、
ウィリアム・トーマス(コルネット)、
ハイドン・ハリス(テナーホーン)、
リンドン・バグリン(ユーフォニアム)
金管バンド王国のイギリスらしいコルネットとテナーホーン、ユーフォニアムという編成による金管四重奏曲集。金管五重奏や十重奏が主流となっている今日において、本場イギリスの奏者たちの演奏で金管四重奏というスタイルを知ることの出来る貴重な音源の復刻となるだろう。またテナーホーンが加わる小編成の金管アンサンブルの演奏も非常に珍しい。1974年の録音。
CD-SDL 328 コンダクターズ・ショーケース
 D・ブルジョワ:ファンファーレ、ボーン・イディル/
 ガーシュウィン(ブルジョワ編):プロムナード/
 ラヴェル(ブルジョワ編):道化師の朝の歌/
 J・S・バッハ(ブルジョワ編):フーガ変ホ長調/
 スーザ(ブルジョワ編):星条旗よ永遠なれ/
 W・レスリー:マドリッドへの夜間飛行/
 伝承曲(レーン編):ウェン・ザ・ボート・カムズ・イン/
 モーツァルト:アヴェ・ヴェルム/
 クライン:クランベリー・コーナーUSA/
 G・リチャーズ編:羊飼いの歌/
 G・ラングフォード:コンサート・マーチ《リヴァイアサン》/
 マッサージャー:ハンガリー舞曲/
 レーン:ヨーデリング・ブラス
デレク・ブルジョワ(指揮)、
クリフ・セイアーズ(指揮)、
ローリー・ヒンクリー(指揮)、
ブライアン・ハワード(指揮)、
デイヴィット・ウィリアムス(指揮)、
サン・ライフ・スタンショー・バンド
1968年に結成されたサン・ライフ・スタンショー・バンドは、BBCバンド・オヴ・ザ・イヤーの獲得や様々なコンクールで賞を勝ち取ってきたイギリス金管バンドの古豪である。現在は作曲家として魅力的な作品を次々と生み出しているブルジョワの自作自演や編曲作品が聴けるところもポイント。イギリスの金管バンドのレベルの高さと層の厚さを実感させられる。
CD-SDL 375 クリスマスがやってきた!
 J・ジュベール:
  クリスマスがやってきた!Op.27、There is no rose of such virtue /
 ブリテン:聖母への讃歌/
 ブルックナー:エッサイの若枝は芽を出し/
 H・ハウエルズ:清らかな一輪のばら/
 J・ペインター:ばら/
 K・レイトン:ルリ・ルラ/
 P・ワーロック:いざベツレヘムへ/
 ホルスト:This have I done for my true love/
 R・R・ベネット:ワット・スウィーター・ミュージック/
 ウクライナ民謡:鐘のキャロル/
 A・ボーモント:むかしむかし/
 D・ウィルコックス編:He Smiles Within His Cradle/
 N・バート編:ディン・ドン!/
 J・ラッター編:ウェックスフォード・キャロル/
 F・グルーバー(カシュモア編):きよしこの夜/
 F・プーランク:大いなる神秘、この日キリストは生まれぬ
グリン・ジェンキンス(指揮)、
ブリストル・バッハ・コアー
アラン・ファーニルとエイドリアン・ボーモントによって1967年に結成された混声合唱団ブリストル・バッハ・コアーのクリスマス作品集。やはり大きな特徴は、近現代のイギリス人作曲家の作品が数多く含まれているところだろう。ブリテンやホルスト、ワーロック、ハウエルズ、ベネット・・・生粋のイギリス音楽ファンにも推薦できる合唱アルバムに仕上がっている。1988年1月の録音。
CD-SDL 271 パイプ、バレルとピン〜メカニカル・ミュージック
 サーテン・パーティ/カントリー・ダンス/
 ヘンゼルとグレーテル・コレクション/ロンドン・トゥ・メルボルン・マーチ/
 ダンス・ル・ボワ − マズルカ/バイ・バイ・ブラックバード/
 バラード−アニー・ローリー/ラモーナ/他 全17曲
自動演奏
ウェスト・コーンウォール博物館の誇りであり名物だった小型のオルゴールから、大型のフェア・グラウンド・オルガンなどの自動演奏楽器による演奏を録音したアルバム。どこか懐かしい音色が心に響いてくる。
CD-SDL 390 シャヴィエル・アルヴァレス(1956−):
 アクエルドス・ポル・ディフェレンシア/テマツカル/
 パパロトル/マンナム/アシ・エル・アセロ
ヒュー・ウェブ(ハープ)、
ルイス・フリオ・トロ(マラカス)、
フィリップ・ミード(ピアノ)、
イノク・ペク(カヤグム)、
サイモン・リンブリック(テノール・スティール・パン)
1956年メキシコ・シティ生まれの作曲家アルヴァレスの作品集。ハープ、マラカス、韓国のカヤグム、テノール・スティール・パンのなどのために書かれており、エレクトロアコースティックの作曲家としての独自色を打ち出すことに成功している。1992年の録音。

SIGNUM 1CD¥2400

SIGCD 119
¥2190
スペイン黄金世紀 ——
 ジョン4世(1604−1656):神聖なる十字架よ/
 クリストバル・デ・モラレス(ca.1500−1553):キリエ/
 トマス・ビクトリア(1548−1611):我が竪琴は悲しみに/
 ディオゴ・ディアス・メルガス(1638−1700):
  断食し泣きながら、ピア・エト・ドロローサ・マーテル/
 セバスティアン・デ・ビバンコ(ca.1550−1622):
  我が竪琴は悲しみに/
 フアン・グティエレス・デ・パディラ(ca.1590−1664):
  我が竪琴は悲しみに/
 アロンソ・ロボ(1555−1617):
  エレミアの哀歌、我が竪琴は悲しみに、リベラ・メ
キングズ・シンガーズ
1968年にケンブリッジ・キングズ・カレッジの学生6人によって結成されて以来、世界トップクラスの男声ア・カペラ・アンサンブルとして君臨してきた“イギリスの紳士”キングズ・シンガーズのニュー・アルバム。2007年5月30日から6月2日にかけてレコーディングが行われた新録音のテーマは「スペイン黄金世紀(Siglo de Oro)」。スペインの芸術が最も輝いた15世紀から17世紀、すなわち「スペイン黄金世紀」を生きた作曲家たちによる宗教合唱作品10曲を収録。モラレスやビクトリア、ロボといった大作曲家だけでなく、1640年にスペインから独立を果たしたポルトガルの統治者ジョン4世の作品も興味深い。40年間にわたって世界に感動を与え続けてきたハーモニーが、スペイン黄金世紀の芸術を現代に呼び覚ます。
SIGCD 127 おお聖なる晩餐 ——
 W・バード:彼、彼らをやしなう/
 T・ビクトリア:大いなる神秘/
 T・ウィールクス:
  アレルヤ,われとどろける声を聞けり、
  ダヴィデがアブサロムの殺されしを聞きしとき/
 A・ペルト:マニフィカト/
 ホルスト:ヌンク・ディミッティス/
 G・ジャクソン:おお聖なる晩餐/
 ブルックナー:キリストはおのれを低くして/
 C・ウッド:ヌンク・ディミッティス/
 R・ウォーカー:リンゴの木/
 C・V・スタンフォード:汝ら新エルサレムの聖歌隊
サムエル・ラスボーン(オルガン)、
ルパート・ガフ(指揮)、
ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校合唱団
ハイレベルの合唱団を数多く擁するシグナム・クラシックス(Signum Classics)に新しく加わるのは、1848年に創立されたロンドン大学のロイヤル・ホロウェイ校の合唱団。ロイヤル・ホロウェイ校合唱団は、タリス・スコラーズ、ザ・シックスティーン、テネブレ、ガブリエリ・コンソートなどの世界的アンサンブルに卒業生を輩出するなど、その実力は一級品。バラエティ豊かなプログラミングからも意欲の高さが窺える。
SIGCD 116 エルガー:チェロ協奏曲ホ短調Op.85/
N・ミャスコフスキー:チェロ協奏曲ハ短調Op.66
ジェイミー・ウォルトン(チェロ)、
アレクサンダー・ブリガー(指揮)、
フィルハーモニア管
イギリスの若手チェリストの筆頭株、ジェイミー・ウォルトンの「サン=サーンスのチェロ協奏曲」(QTZ 2039)に続く協奏曲アルバム第2弾。ウィーン新聞から「素晴らしく卓越した技術」との評価を受け、ロリン・マゼールからもその実力に太鼓判を押されたジェイミー・ウォルトンの才気がみなぎるエルガーとミャスコフスキーはまさしく威風堂々。熱のこもった充実の演奏を聴くと、グァルネリ1712のチェロを駆使する若き実力者のさらなる進化が楽しみになる。2006年9月13日〜14日の録音。
SIGCD 115 ヒアー・マイ・ワーズ ——
 H・パリー:Hear my words, ye people/
 W・バード:Teach me, O Lord/
 C・V・スタンフォード:マニフィカト ト長調/
 J・ハイドン:ベネディクトゥス/
 M・ボイル:Thou, O God, art praised in Sion/
 M・グリーン:Lord, let me know mine end/
 H・レイ:A Prayer of King Henry VI/
 モーツァルト:主を崇めよ/
 T・トムキンズ:深き淵より/
 C・V・スタンフォード:A Song of wisdom/
 C・フランク:天使のパン/
 メンデルスゾーン:わが祈りを聞きたまえ/
 L・バークリー:The Lord is my Shepherd/
 H・パリー:I was glad
デイヴィッド・グード(オルガン)、
ラルフ・オールウッド(指揮)、
イートン・カレッジ・チャペル聖歌隊
1440年に創設され長い歴史と伝統を持つイギリスの名門パブリック・スクール、イートン・カレッジの聖歌隊が歌う珠玉の宗教作品集。主唱者と音楽監督を兼務しているラルフ・オールウッドとの演奏では、バード、ハイドン、モーツァルトなどの大作曲家の作品からパリー、スタンフォード、バークリーといった近現代のイギリス人作曲家までの作品を幅広く選曲するなど、伝統の中にも新しい流れを呼び込んだ意欲的な姿勢を感じ取ることができる2006年12月5日、2007年1月14日&21日の録音。
SIGCD 114 バッキンガム宮殿ボールルームのオルガン ——
 J・S・バッハ:パッサカリア ハ短調BWV.582/
 R・ヴォーン=ウィリアムズ:ロシメドル/
 メンデルスゾーン:ソナタ第3番イ長調/
 T・デュボワ:トッカータ/
 N・ローススーン:舞踏組曲
ジョセフ・ノーラン(オルガン)
ウェストミンスター大聖堂、ロイヤル・アルバート・ホールなどイギリス音楽には欠かせない名所のオルガン演奏をリリースしてきたシグナム・クラシック。今回は女王陛下の王室礼拝堂付きオルガニスト、ジョセフ・ノーランの演奏で、英国王室の社交場であるバッキンガム宮殿ボールルームに設置されているオルガンのサウンドを収録!2006年11月の録音。
SIGCD 112
\2400
R・ヴォーン=ウィリアムズ:ウェンロック・エッジで/
アイヴァー・ガーニー(1890−1937):ラドローとテムズ河/
イアン・ベナブルス(1955−):歌曲集《永遠と哀しみ》
アンドルー・ケネディ(テノール)、
サイモン・クロフォード=フィリップス(ピアノ)、
ダンテ弦楽四重奏団
アンドルー・ケネディは、2002年にロンドン・ヘンデル音楽祭のコンクールで声楽部賞を勝ち取り、2004年にはキャスリーン・フェリアー賞を受賞。そして2006年にはロイヤル・フィルハーモニック協会のヤング・アーティスト賞を授与されるなど、輝かしい実績を積み重ねてきたイギリスのテノール。巨匠コリン・デイヴィスから深い信頼を受けロンドン響のコンサートにソリストとして招かれるなど、まさに引く手あまたのケネディはイギリスの次世代を担う歌い手としてその一挙手一投足に熱い視線が注がれている。最新録音となる「ウェンロック・エッジで」をメインとした近現代のイギリス・プログラムがケネディの意欲と実力を証明する。
SIGCD 113
(2CD/特別価格)
\3900
J・S・バッハ:
 平均律クラヴィーア曲集第1巻BWV.846〜869
ジル・クロスランド(ピアノ)
ムジークフェラインのブラームスザール(小ホール)でリサイタルを開催しウィーン・デビューを果たしたイギリスの女流ピアニスト、ジル・クロスランド。クロスランドはロンドンのウィグモア・ホールやサウス・バンクでの定期公演に加えてバッハを中心としたレコーディングにも取り組んでおり、イギリスでも指折りのバッハ弾きとしての名声を急速に高めている。非常に丁寧で柔らかな響きとゆとりを感じさせてくれるテンポが印象的。

STERLING

CDS 1073-2
\2500
フランツ・クサヴァー・シュニーダー・フォン・ヴァルテンゼー(1786−1868):
 序曲ハ短調/交響曲第3番変ロ長調《軍隊交響曲》
クリストファー・フィフィールド(指揮)、
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィル
知られざる初期ロマン派の天才作曲家が遺した管弦楽作品。後期古典派から初期ロマン派にかけてのスイスで卓越した才能を発揮し、アルペンホルンのための独奏作品、優れた声楽作品を生み出すなど同国の音楽の発展に大きな貢献を果たしたシュニーダー・フォン・ヴァルテンゼーの管弦楽作品集。希望していたベートーヴェンへの弟子入りはかなわなかったが、一気に頭角を現したシュニーダー・フォン・ヴァルテンゼーはスイスだけでなくウィーンとドイツにも足跡を残している。典型的な初期ロマン派の作風を持ち、シューベルトとハイドンからの影響を感じさせるシュニーダー・フォン・ヴァルテンゼーの管弦楽作品を南ドイツの名門ヴュルテンベルク・フィルが現代に伝えてくれる。

SYRIUS 1CD¥2400

SYR 141394
(CD+dts/2枚分価格)
\4800
J・S・バッハ:
 トッカータとフーガ 二短調/わが心からの望み/目覚めよ、わが心よ/
 最愛なるイエス/汝らキリスト者、こぞりて神をたたえよ/
 シュープラー・コラール集/トッカータとフーガ ヘ長調
ピエール・バルドン(オルガン)
フランスのベテラン・オルガニスト、ピエール・バルドンが地下礼拝堂に納められているマグダラのマリアの聖遺骨でその名を知られるフランスのサン・マキシマンのオルガンで奏でたバッハの作品集。バルドンはアルバムの中で2つのトッカータとフーガとコラール集を対比させている。2005年10月の録音。(このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。/dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。ご注意下さい。)
SYR 141368 イギリスのオルガン作品集Vol.1
 S・ウェスリー:コラール・ソングとフーガ ハ長調/
 C・H・パリー:コラール前奏曲/
 H・ブリューワー:英雄的行進曲/
 N・コッカー:チューバ・チューン/
 H・ハウエルズ:狂詩曲第3番/
 G・S・ボール:悲歌/
 P・ホワイトロック:プリマス組曲/
 J・ホーズ:スケルツォ&メヌエット/
 K・レイトン:賛歌
マッシモ・ノゼッティ(オルガン)
ロンドンのホーリー・トリニティ教会にあるグランド・オルガンを演奏に使用した本格的なイギリス作品集。この第1集にはモーツァルトと同世代のウェスリーからレイトンといった19世紀〜20世紀の作曲家たちによるオルガン作品を収録している。2001年9月の録音。
SYR 141366 D・ブクステフーデ:オルガン作品集Vol.4
 前奏曲嬰へ短調BuxWV.146/
 ああ主よ、哀れな罪人なるわれをBuxWV.178/
 前奏曲ホ短調BuxWV.143/
 コラール《アダムの罪によりすべてはそこなわれぬ》BuxWV.183/
 シャコンヌ ハ短調BuxWV.159/
 コラール《ああ主なる神よ》BuxWV.177/
 前奏曲ト短調BuxWV.150/
 コラール《わが許に来たれ、かく神の子は語り》BuxWV.201/
 前奏曲ト長調BuxWV.147/コラール《わが愛する神に》BuxWV.179/
 カンツォネッタ ホ短調BuxWV.169/
 コラール《われ神より離れじ》BuxWV.220/
 コラール《われ神より離れじ》BuxWV.221/
 トッカータ ヘ長調BuxWV.156/
 コラール《主イエス・キリストよ、我は知れり》BuxWV.193/
 前奏曲ヘ長調BuxWV.144/カンツォネッタ ト短調BuxWV.173/
 カンツォネッタ ハ長調BuxWV.167/
 カンツォネッタ イ短調BuxWV.225/
 カンツォネッタ ト長調BuxWV.172/前奏曲ホ短調BuxWV.142
ヘルガ・シャウエルテ(オルガン)
バロック時代の北ドイツ・オルガン楽派最大の巨匠、ブクステフーデのオルガン作品集第4巻は、ベルリン南部の街ルッカウにあるクリストフ・ドナト製作の歴史的な芸術品とも言えるグランド・オルガンによる演奏。2001年9月の録音。
SYR 141412
(2CD)
J・S・バッハ:オルガン小曲集(オルゲルビュヒライン)BWV.599〜644 ヘルガ・シャウエルテ(オルガン)、
インモータル・バッハ・アンサンブル
パリのドイツ・ルーテル教会でオルガン奏者を務める女流演奏家シャウエルテが、ベルリン南部の小さな町ルッカウの教会に設置されているクリストフ・ドナトによって製作された17世紀の歴史的オルガンを弾いたバッハ・アルバム。ドナト・オルガンの荘厳かつ柔らかで包み込むような音色の美しさはもちろんのこと、ゲヴァントハウス室内合唱団のメンバーによって構成されるインモータル・バッハ・アンサンブルのハーモニーがこれまた秀逸。オルガンによるバッハの魅力が十二分に伝わる演奏である。
SYR 141371 D・ブクステフーデ:オルガン作品集Vol.5 ——
 前奏曲とフーガ ト短調BuxWV.148/
 コラール《いざ我ら、聖霊に願わん》BuxWV.208/
 コラール《いまぞわれら聖霊に乞わん》BuxWV.209/
 前奏曲とフーガ ヘ長調BuxWV.145/
 コラール《来たれ聖霊よ、主なる神よ》BuxWV.199/
 フーガ変ロ長調BuxWV.176/
 コラール《来たれ聖霊よ、主なる神よ》BuxWV.200/
 カンツォーナ ハ長調BuxWV.166/
 コラール《父なる神、われらのうちにあれ》BuxWV.190/
 前奏曲とフーガ ト短調BuxWV.163/
 コラール《われ汝を呼びまつる》BuxWV.196/
 前奏曲とフーガ イ長調BuxWV.151/
 コラール《神われらと共になかりせば》BuxWV.222/
 前奏曲とフーガ ト長調BuxWV.162/
 コラール《愚かな口はよき言葉を語る》BuxWV.187/
 カンツォーナ ト長調BuxWV.170/
 コラール《救い我らに来たれり》BuxWV.186/
 トッカータ ト長調BuxWV.165/
 コラール《人は幸せに生きんとするや》BuxWV.206/
 前奏曲とフーガ ホ長調BuxWV.141
ヘルガ・シャウエルテ(オルガン)
ヘルガ・シャウエルテの演奏による5枚目のブクステフーデ作品集は、「オルガンのためのコラール」と「前奏曲とフーガ」がバランス良く組み合わされたプログラムになっている。ドイツの都市オスナブリュックの聖ペトリ教会のオルガンによる録音。
SYR 141369 イタリアのオルガン作品集Vol.10 ——
 F・カポッキ:トッカータ変ホ長調/
 G・マティオーリ:トッカータ・ブリランテ/
 M・E・ボッシ:
  演奏会用トッカータOp.118-5、フゲッタOp.118-2、夜の歌Op.92-1、
  トッカータOp.59、天使Op.118-4、終曲Op.60/
 O・ラヴァネッロ:トッカータ、トッカータ・ブリランテ/
 U・マセイ:悲歌、トッカータ・ファンファーレ/
 P・アレッサンドロ・ヨン:フルートのためのトッカティーナ/
 A・エスポージト:トッカータ〜練習曲
ファウスト・カポラーリ(オルガン)
19世紀〜20世紀イタリアの音楽家たちのオルガン作品集。第10集となるこのアルバムでは様々な「トッカータ」がテーマとなっている。カポラーリはジュゼッペ・ヴェルディ音楽院のディプロマを修了し多くの国際コンクールで入賞を果たしているイタリアのオルガニスト。クレモナ大聖堂のグランド・オルガンによる演奏。
SYR 141370
(2CD)
J・S・バッハ:
 18のライプツィヒ・コラールBWV.651〜668/
 コラール《いざ喜べ、愛するキリストのともがらよ、もろともに》BWV.734/
 コラール《主なる神よ、われを憐れみたまえ》BWV.721
ピエール・バルドン(オルガン)
地下礼拝堂に納められているマグダラのマリアの聖遺骨でその名を知られるフランスのサン・マキシマン。フランスのベテラン・オルガニスト、ピエール・バルドンのバッハはこのサン・マキシマンの歴史的オルガンの演奏による。2001年11月の録音。

THOROFON

CTH 2540
\2500
ヘンデル:リコーダーとチェンバロのための6つのソナタ ——
 ソナタ ヘ長調/同ト短調/同変ロ長調/
 同ニ短調/同イ短調/同ハ長調
イル・ヴェロ・モード
ルネサンス、バロック音楽の発掘と演奏を目的として結成されたリコーダーのスヴェン・シュワンベルガー、チェンバロのトーマス・ライニンガーによるデュオ「イル・ヴェロ・モード」。リコーダー、チェンバロの両パートに高度な技巧が求められるヘンデルの6つのソナタ。音楽の流れを大切にした無理を感じさせない演奏は、イル・ヴェロ・モードの高い技術と音楽性を物語っている。聴いているといつの間にかイル・ヴェロ・モードの世界に引き込まれる、そんな魅力を持ったヘンデル・アルバムの登場である。

VANGUARD MUSIC BOULEVARD

VMBCD 105
\2500
アンナ=レナ・ラウリン:沈黙からの小品/弦楽四重奏曲第1番 ペア=オット・ヨハンソン(指揮)、
マルメ歌劇場管弦楽団、
アニアラ弦楽四重奏団
スウェーデン南部のハルムスタッドで生まれたラウリンはモナコで行われたジャズの国際作曲家コンクールで3位入賞を果たし、ジャズ・ミュージシャン、ヴォーカリストとして活躍を続けアルバムのリリースも手懸ける女流アーティスト。日本風の旋律やジャズのテイストが盛り込まれた「沈黙からの小品」は、ラウリンのクラシック・コンポーザーとしての才能と可能性を窺い知ることができる興味深い管弦楽作品である。





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