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第43号マイナー・レーベル歴史的録音新譜(1)



ALTO

ALC1034
\1000
グルック/オペラ・ハイライト
 歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」(抜粋)
 歌劇「アルチェステ」(抜粋) 
カスリーン・フェリア、
キルステン・フラグスタート、
アン・エアーズ、
ゾー・ヴラコプーロス
フリッツ・シュティードリー、
ゲライント・ジョーンズ指揮
サザン・フィルハーモニー管弦楽団
1947年、1956年
ALC2005
(2CD)
\1400
ヘンデル:オラトリオ「テオドーラ」 ヒザー・ハーパー、
モーリン・フォレスター、
モーリン・レハーン、
アレグザンダー・ヤング、
ジョン・ローレンソン、
エドガー・フリート
ヨハネス・ソマリー指揮
 イギリス室内管弦楽団
1968年 152分

ALTUS

ALT 156/7
(2CD)
\3400→¥3090
ヴェルディ:「レクイエム」 イングリット・ビョーナー(Sp)
ヘルタ・テッパー(Ms)
ヴァルデマール・クメント(Tn)
ゴットリープ・フリック(Bs)
ミュンヘン・バッハ合唱団
カール・リヒター(指)
ミュンヘン・フィル
驚きの音源の登場で、提供はリヒターの子息でラインドイツ・オペラ総監督のトビアス・リヒター氏。録音はラジオ等の公共放送のためのものでなくミュンヘンバッハ合唱団によって録音され、リヒター家に長く眠っていたもの。一度もリリースされたことがなく「特別の価値を持つソース」(ジャーナリスト城所孝吉氏談)と言えましょう。絶頂期のリヒターならではの崇高さと緊張感のある演奏で、当時「南ドイツ新聞」でカール・シューマン教授は「リヒターは正しくヴェルディの暗い神秘主義の面の導きだし、恣意的な表現とは無縁の荘厳さを湛えている」と絶賛していた。録音:1969年2月28日 ミュンヘンドイツ博物館コングレスザールライヴステレオ 日本語解説 歌詞対訳付
ALT 154
\2400→¥2190
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 フルトヴェングラー(指)
ウィーン・フィル
録音:1944年12月16-20日(19日)ウィーン楽友協会大ホール(ウラニアのエロイカ)モノラル
ALT 155
\2400→¥2190
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」/コリオラン序曲 フルトヴェングラー(指)
ベルリン・フィル
録音:1943年6月27-30日(19日)ベルリン、フィルハーモニーザール モノラル 
レーザーレコードプレイヤーはエルプ社の特許商品でレコード針を使わずレーザー方式でレコードを読み取る画期的なもの。針では拾い上げられなかった情報も再生可能となっています。国会図書館など業務用で知られておりますが、扱いや再生が大変難しいことでも有名で、当盤復刻者の中山実氏はその第1人者。狂おしいほどの情熱で再生しております。
★制作者より「今回の2点の復刻に共通しているのはダイナミックレンジの広さです。1940年代の録音にもかかわらずフルトヴェングラーの極限のピアニッシモが体感できるうえ、運命の3楽章から終楽章への壮絶なクレシェンドも恐らく今回の復刻で初めての体験できるのではないでしょうか。御期待下さい。」中山実

ANDROMEDA

ANDRCD 5130
\1200
クレンペラー/モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(ハンガリー語:抜粋) ジョルジ・ロゾンツィ(ドン・ジョバンニ)、
ユーリア・オシュヴァート(ドンナ・アンナ)
エンドレ・レスラー(ドン・オッタヴィオ)
オットー・クレンペラー指揮
ハンガリー国立歌劇場管弦楽団、合唱団 
1948年ライヴ録音 HUNGAROTONレーベルから発売あり。アセテート盤からの復刻で音質は貧弱です。コレクターズ・アイテムです。Mozart:Don Giovanni Highlights(Sung in Hungarian)-Losonczy,Osvath,OroszBudapest Opera Live 22.10.1948
ANDRCD 5131
(2CD)
\2000
グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ) 名演奏集
 (1)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 op.104
   1958年
 (2)サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番 イ短調 op.33
   1952年
 (3)チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出」 イ短調 
   1957年
 (4)小品集:サン=サーンス:「白鳥」 他6曲
   1950年代
グレゴール・ピアティゴルスキー
(1)シャルル・ミュンシュ指揮
ボストン交響楽団
(2)フリッツ・ライナー指揮
RCAビクター交響楽団
(3)ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)、
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
(4)ラルフ・ベーコウィツ(ピアノ)
音質は、良いです。甘くまろやかな美しい音、ロマンテックで懐の深い演奏をするドイツで生まれアメリカで活躍したピアティゴルスキー(1903-1976)の名演奏集。
ANDRCD 5132
(3CD)
\2400
ゲオルグ・クーレンカンプ(ヴァイオリン)協奏曲集1935-41:ベルリン
CD.1
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
  ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮ベルリン・フィル 1936年
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
  ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮ベルリン・フィル 1935年
CD.2
 シューマン:ヴァイオリン協奏曲 二短調 
  ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮ベルリン・フィル 1937年
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 op.26
  ヨゼフ・カイルベルト指揮ベルリン・フィル 1941年
CD.3
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
  アルトゥール・ローター指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団 1939年
 ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 op.53
  オイゲン・ヨッフム指揮ベルリン・フィル 1937年
ゲオルグ・クーレンカンプ(ヴァイオリン)
第2次世界大戦前のドイツを代表する名ヴァイオリニストであったクーレンカンプ(1898-1948)によるテレフンケンへの録音を含む名演奏集。※いずれも年代的に古い録音のものばかりですが、聴きやすい音質に仕上がっています。
ANDRCD 5136
(2CD)
\2000
ワルター・ギーゼキング(ピアノ)ベートーヴェン:後期ピアノ・ソナタ
ベートーヴェン:
CD.1
 ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 op.101 (2種の録音)
  1949年11月21日ザールブリュッケン /
  1937年ロンドン(コロムビアへの録音)
 ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィア」 変ロ長調 op.106
  1949年11月22日ザールブリュッケン
CD.2
 ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 op.109
  1939年ベルリン(コロムビアへの録音)
 ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 op.110
  1949年11月23日ザールブリュッケン
 ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 op.111 (2種の録音)
  1949年11月23日ザールブリュッケン/
  1947年4月フランクフルト※
ワルター・ギーゼキング(ピアノ)
いずれも年代的に古い録音のものばかりですが、聴きやすい音質に仕上がっています。興味深い選曲です。
ANDRCD 9041
(2CD)
\2000
ワルター指揮ザルツブルク・ライヴ
 モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」 
マリアーノ・スタービレ(アルマヴィーヴァ伯爵)、
エツィオ・ピンツァ(フィガロ)
エステル・レティ(スザンナ)、
アウリッキ・ラウタラーヴァ(伯爵夫人)
ブルーノ・ワルター指揮
ウィーン・フィル、国立歌劇場合唱団
EKLIPSEレーベルから発売あり。エネルギッシュなワルターの指揮が印象的な名盤の復刻です。セッコはピアノ伴奏です。尚、音質は決して良いとは言えず一般的にお勧めできるものではありません。1937年ライヴ Salzburg live 19.08.1937
ANDRCD 9042
(2CD)
\2000
初出!リヒター指揮 バッハ:ロ短調ミサ
 1956年11月30日ライヴ
アントニア・ファーベルク(ソプラノ)、
ヘルタ・テッパー(アルト)
ゲルト・ルッツェ(テノール)、
フランツ・ケルヒ(バス)
カール・リヒター指揮
ミュンヘン・バッハ管弦楽団、合唱団 
1956年11月30日 ミュンヘンでのライヴ ※音質はとても良いとのこと。残念ながらマスターに起因する傷としてCD.2のトラック14後半に欠落及び音の揺れが聴かれます。ご了承ください。
ANDRCD 9043
\1200
初出!リヒター指揮 バッハ:カンタータ 第23,56,70番
 (1)カンタータ第23番「汝まことの神にしてダヴィデの子」 BWV.23
   1957年2月10日 ミュンヘンでのライヴ
 (2)カンタータ第70番「目覚めよ、祈れ、祈れ、目覚めよ」 BWV.70
 (3)カンタータ第56番「われ喜びて十字架をになわん」 BWV.56
   1957年10月19日 ミュンヘンでのライヴ
(1)ロッテ・シェードレ(ソプラノ)、
ベアトリス・クレブス(アルト)
カール・リヒター指揮
ミュンヘン・バッハ管弦楽団、合唱団
(2)(3)ロッテ・シェードレ(ソプラノ)、
ヘルタ・テッパー(アルト)
ヘルムート・クレッチュマー(テノール)、
キート・エンゲン(バス)
カール・リヒター指揮
ミュンヘン・バッハ管弦楽団、合唱団
音質は良いとのこと。

APR 1CD¥2100

APR 5661 20世紀中期のロシア・ピアニズム〜アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル
 チャイコフスキー:
  子供のアルバムOp.39(録音:1952年頃/モスクワ)/
 グリーグ:
  抒情小曲集第7集Op.62(録音:1953年頃/モスクワ)、
  同第8集Op.65より 青春の日々からOp.65-1、
  農民の歌Op.65-2、バラード風にOp.65-5、
  トロルドハウゲンの婚礼の日Op.65-6
   (録音:1953年頃/モスクワ)、
  抒情小曲集第9集Op.68(録音:1954年頃/モスクワ)
アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル(ピアノ)
重鎮ゴリデンヴェイゼル、1950年代の至芸。貴重な歴史的録音の復刻や、トライオンなど現在も活躍しているピアニストの録音でファンから絶大な支持を得ているAPRが掲げる最重要シリーズ『20世紀中期のロシア・ピアニズム 』のシリーズ第3弾!第1シリーズ「ネイガウス(ノイハウス)とその弟子たち」、第2シリーズ「イグムノフとその弟子たち」に続く第3弾は、「ゴリデンヴェイゼル(ゴールデンワイザー)とその弟子たち」。ラフマニノフやスクリャービン、メトネルの同世代で1875年生まれのゴリデンヴェイゼルは、1961年に他界するまでの55年という長期間にわたって母校モスクワ音楽院で教鞭を執り、1922年から24年と1939年から42年にかけて院長を2度務めている。200人以上のピアニストを育てたゴリデンヴェイゼルは、フェインベルク、タマルキーナ、ニコラーエワ、ギンズブルク、ベルマン、バシュキロフ、ヴェンゲーロフなど歴史に名を残す名手たちを輩出するなど、ネイガウス、イグムノフと並び立つロシアン・スクールの重鎮である。ゴリデンヴェイゼルの録音はキャリアの後期に放送用録音などが多く行われたが、商業録音は決して多くないだけに今回の復刻は歓迎されることだろう。
APR 5666 20世紀中期のロシア・ピアニズム〜 タチアナ・ニコラーエワ ——
  チャイコフスキー:
   ピアノ協奏曲第2番ト長調Op.44
    (録音:1951年頃/モスクワ)/
   協奏的幻想曲ト長調Op.56
    (録音:1950年頃/モスクワ)*
タチアナ・ニコラーエワ(ピアノ)、
ニコライ・アノソフ(指揮)、
キリル・コンドラシン(指揮)*、
ソヴィエト国立交響楽団
伝説の女流奏者ニコラーエワのチャイコフスキー。死の前年となる1992年にハイペリオンへ録音されたJ・S・バッハの「フーガの技法」など数々の名演を遺したロシアが生んだ伝説の女流ピアニスト、タチアナ・ニコラーエワも巨匠ゴリデンヴェイゼルの門下生の1人。1950年に開催されたライプツィヒ・バッハ・コンクールでのニコラーエワの演奏を聴いたショスタコーヴィチが「24の前奏曲とフーガ」の作曲を行い、ニコラーエワに献呈したという逸話は有名。
APRから復刻される録音は「協奏的幻想曲」が世界初録音、「ピアノ協奏曲第2番」は原典版世界初録音であり、前述のライプツィヒ・バッハ・コンクール前後のニコラーエワのパフォーマンスを聞ける貴重な音源である。
APR 5667 20世紀中期のロシア・ピアニズム〜 グリゴリー・ギンズブルク ——
  ベートーヴェン(ルビンシテイン編):
   劇音楽《アテネの廃墟》より トルコ行進曲(録音:1930年頃/モスクワ)/
  リスト:
   ハンガリー狂詩曲第10番ホ長調《前奏曲》S.244-10(録音:1940年頃/モスクワ)、
   同第11番イ短調S.244-11(録音:1942年頃/モスクワ)、
   ジュネーヴの時計台S.160-9(録音:1942年頃/モスクワ)、
   パガニーニによる超絶技巧大練習曲第3番嬰ト短調《ラ・カンパネッラ》S.140-3
    (録音:1951年/モスクワ)、
   同第4番ホ長調《アルペッジョ》S.140-4、
   同第5番ホ長調《狩り》(録音:1951年/モスクワ)、
   ゴンドラの漕ぎ手、タランテラ(録音:1948年/モスクワ)、
   ヴェルディの歌劇《リゴレット》による演奏会用パラフレーズS.434
    (録音:1951年/モスクワ)/
  リスト(ブゾーニ編):
   モーツァルトの歌劇《フィガロの結婚》からの2つの主題による幻想曲
    (録音:1948年頃/モスクワ)/
  ロッシーニ(ギンズブルク編):
   歌劇《セビリャの理髪師》より 私は町のなんでも屋(録音:1951年/モスクワ)/
  バラキレフ:東洋的幻想曲《イスラメイ》(録音:1942年頃/モスクワ)
グリゴリー・ギンズブルク(ピアノ)
ギンズブルクの初期録音集!ゴリデンヴェイゼルの高弟で20世紀を代表するピアニストの1人に数えられるギンズブルクの初期録音集が「20世紀中期のロシア・ピアニズム」から登場!19世紀ロマン派の作品を得意とし、当時のロシアのピアニストの中でも指折りの技巧派としてその名を轟かせたギンズブルク。このCDの演奏は1930年から1951年にかけて録音が行われ、78回転SPレコードとして発売されていた珍しい音源の数々が収められている。得意としていたリスト、自らのアレンジを施した重要レパートリー、ロッシーニの「私は町のなんでも屋」、そしてアルバムの最後を締め括るバラキレフのイスラメイなどファン要注目。

ARCHIPEL 1CD¥1200

ARPCD0388 チェリビダッケ/チャイコフスキー:作品集
(1)チャイコフスキー:
  交響曲第6番「悲愴」 ロ短調 op.74
   1957年10月21日ライヴ
(2)幻想序曲「ロメオとジュリエット」(初出かと思われます)
   1956年5月12日ライヴ
チェリビダッケ指揮
(1)WDR交響楽団
(2)RAIトリノ交響楽団
「悲愴」は年代の古さを感じさせる音。「ロメオとジュリエット」はとても、良い音質で美しい演奏とのこと。
ARPCD0404 初出! ショルティ指揮 バルトーク:作品集
 (1)バレエ音楽「中国の不思議な役人」
  1956年5月11日 フランクフルト
 (2)管弦楽の為の協奏曲
  1955年8月9日 ケルン
ゲオルグ・ショルティ
(1)ヘッセン州立放送交響楽団
(2)ケルン放送交響楽団
音質はとても良いとのこと。

AUDITE

=ドイチュラントラジオ・クルトゥーア=

AU 95596
\2500→¥2290
モーツァルト:
 (1)交響曲第29番イ長調KV.201
 (2)交響曲第39番変ホ長調KV.543
 (3)交響曲第40番ト短調KV.550
フェレンツ・フリッチャイ(指)
RIAS交響楽団
エディション・フェレンツ・フリッチャイ第7集。ベルリンRIAS収録によるドイチュラントラジオ・クルトゥーアの正規音源からの復刻ですべて完全初出。モーツァルトはフリッチャイにとっていくつものすぐれたオペラ録音でも知られるように、きわめて重要な作曲家。高い評価を裏付けるように、亡くなる1963年にはその功績を讃えてザルツブルク・モーツァルテウムよりメダルを授与されている。ここに聴く3曲でも正確なリズムと音程の確かさ、そして造型美と、モーツァルトに必要なものが申し分なく揃っている。フリッチャイはまた、これら3曲についてスタジオ録音をそれぞれ一度ずつしか残していないため、たいへん貴重といえます。なお、第29番の開始前に拍手が入ります。録音:(1)1955年5月31日ベルリン、ベルリン高等音楽院(ライヴ) (2)1950年5月3日ベルリン〜ダーレム、イエス・キリスト教会(スタジオ・セッション) (3)1952年3月17日ベルリン、ティタニア・パラスト(ライヴ) モノラル 79'44"
AU 23413
(2CD)
\3000→¥2690
モーツァルト:「後宮からの逃走」KV.384(全曲) シャーリ・バラバーシュ(S・コンスタンツェ)*
エヴァ・バルログ
リタ・シュトライヒ(S・ブロントヒェン)
アントン・デルモータ(T・ベルモンテ)*
ハンス・ゲオルグ・ラウベンタール
ヘルムート・クレプス(T・ペドリルロ)*
ディーター・フラウボエス
ヨゼフ・グラインドル(Bs・オスミン)
エルンスト・デルンブルク(語り・セリム・パシャ)
ハインツ・ティーティエン(セリフ演出)
フェレンツ・フリッチャイ(指)
RIAS交響楽団&
RIAS室内合唱団
*はセリフ役者
エディション・フェレンツ・フリッチャイ第8集。ベルリンRIAS収録によるドイチュラントラジオ・クルトゥーアの正規音源からの復刻。モーツァルトのスペシャリスト、フリッチャイによる「後宮」には2種の録音が存在します。ひとつはコンスタンツェをシュターダーが歌う有名な1954年盤、そしてもうひとつが1949年に収録されたこのスタジオ録音。同年RIAS響の音楽監督に就任したフリッチャイにとって、これが初めてとなるモーツァルトのオペラ全曲録音でした。フリッチャイのスタイルは、室内オケのサイズ以上にならないように編成を刈り込み、合唱も通常の3分の1にあたる32人にするなど、当時の慣習とはかけ離れていて斬新なもの。放送用のみの収録にもかかわらず、異例にも3日間もかけて細かいパッチワークが施されました。再録同様に、こちらもセリフ・パートに役者を立てる気合の入りよう。このたびようやく初CD化となります。録音:1949年12月19〜21日ベルリン〜ダーレム、イエス・キリスト教会(スタジオ・セッション)モノラル 105'57"
AU 95597 シューベルト:「冬の旅」 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
クラウス・ビリング(P)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウは、生涯に渡って「冬の旅」を歌い、録音が残された。ライヴも含めるとなんと十種類以上。その最初を飾るのが、この録音。1948年1月の録音と言われていますので、当時フィッシャー=ディースカウは22歳。戦前のドイツリートの伝統を受け継ぎつつ、自分のスタイルを模索しながら、既に後年の偉大さがあちこちから発せられている演奏。海賊盤では極めて有名な録音でしたが、AUDITEによってついに正規盤が登場。蔵出し音源で、1948年とは思えない優れた録音で、若き日のF-Dの「冬の歌」が楽しめる!録音:1948年1月19日ベルリン、クライストザール
AU 95601 ベートーヴェン:
 五月の歌 Op. 52-4
 モルモット Op. 52-7
 君を愛す WoO.123
 この暗い墓のうちに WoO.133
 追憶 WoO 136
 新しき愛、新しき人生 Op.75-2
 ゲーテのファウストから Op.75-3
 寂しさの喜び Op.83-1
 あこがれ Op.83-2
 希望に寄せて Op.94
ブラームス:
 帰郷 Op.7-6
 あるソネット Op.14-4
 夜更けて私は起き上がり Op.32-1
 便り Op.47-1
 たそがれ Op.49-5
 私は夢を見た Op.57-3
 さようなら、さようなら Op.59-6
 あなたの青い瞳は Op.59-8
 夏の夕べ Op.85-1
 月の光 Op.85-2
 セレナード Op.106-1
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
ヘルタ・クルースト(P)
大好評のAUDITEのフィッシャ=ディースカウ・シリーズ、ベートーヴェンとブラームスの歌曲集が登場!1951,52年に、ベルリンRIAS放送ニ録音したもので、両作曲家の人気歌曲が選ばれています。今回は復刻にあたり、ほとんどの録音でオリジナルのマスターテープを使用、優良な音質で楽しめることが出来ます。録音:1951,52年ベルリン、RIASフンクハウス、第7スタジオ
AU 95593
\2500→¥2290
ベートーヴェン:
 (1)交響曲第7番イ長調Op.92
 (2)交響曲第8番ヘ長調Op.93
 (3)「レオノーレ」序曲第3番Op.72a
フェレンツ・フリッチャイ(指)
RIAS交響楽団
ベルリンRIAS収録によるドイチュラントラジオ・クルトゥーアの正規音源からの復刻ですべて完全初出。フリッチャイのベートーヴェンといえば、晩年にベルリン・フィルと残したスタジオ録音が有名で、なかでも第7番(1960年)は「運命」とならんで、クレンペラーばりの悠然としたテンポ設定が導き出す巨大な演奏が特徴的だった。白血病発病を境にフリッチャイのスタイルは大きく変貌を遂げたが、ここに聴く手兵RIAS響との第7番(1953年)では違いも際立ち、前のめりの疾走感と造形の打ち出しに独自の魅力を備えている。ついでながら第8番は、ベルリン・フィル盤(1953年4月)との比較では全体で2分あまり長いというのも興味深いところ。こうした聴き比べも含めていろんな発見をもたらしてくれる当アルバムの登場はファンには福音といえるだろう。録音:(1)1953年1月19、20日(2)1954年1月11、12日(3)1952年10月27日 以上すべてベルリン〜ダーレム、イエス・キリスト教会(スタジオ)モノラル 75'22
  =フリッチャイのベートーヴェン トラック・タイム比較=
  ・ 第7番 (RIAS響・1953年)Ⅰ.11'44+Ⅱ.8'12+Ⅲ.7'34+Ⅳ.7'02=TT.34'32
        (BPO・1960年)Ⅰ.13'10+Ⅱ.9'56+Ⅲ.8'36+Ⅳ.7'25=TT.39'07
  ・ 第8番 (RIAS響・1954年)Ⅰ.10'04+Ⅱ.4'00+Ⅲ.4'44+Ⅳ.7'49=TT.26'35
        (BPO・1953年)Ⅰ. 8'40+Ⅱ.3'42+Ⅲ.4'23+Ⅳ.7'35=TT.24'20
  ・「レオノーレ」序曲第3番  (RIAS響・1952年) 14'11 (BPO・1958年) 14'13

BBC LEGENDS 1CD¥2400

BBCL 4248
¥2190
(1)モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲
(2)マーラー:交響曲第4 番ト長調
フェリシティ・ロット(S)
クルト・ザンデルリング(指)
BBC ノーザン交響楽団
第9 番(BBCL.4232)のカタログ復活につづいて、なんとザンデルリングによるマーラー第4 番がBBC LEGENDS に登場。音源そのものも完全初出、しかもザンデルリング初のレパートリーとくれば、これは絶対見逃すことの出来ない内容といえるでしょう。ザンデルリングのマーラーといえば、9 番や10 番が巨大なアプローチでとりわけ人気を集めていますが、初期の作品であるこの4 番でも巨匠スタイルによる構えの大きさが際立っています。また、フィナーレを彩るのは女王ロットというのも魅力。さらに、デモーニッシュな表現が凄みをきかせる「ドン・ジョヴァンニ」も貴重なカップリング。いずれも音質良好。録音:1978 年4 月17 日マンチェスター、BBC スタジオ ステレオ
BBCL 4244
¥2190
(1)エルガー:チェロ協奏曲ホ短調Op.85
(2)プリオー・レーニエ:チェロ協奏曲(1964)
(3)ラッブラ:チェロ・ソナタ ト短調Op.60
ジャクリーヌ・デュ・プレ(Vc)
イリス・デュ・プレ(P)
(1)サー・マルコム・サージェント(指)
BBC 交響楽団
(2)ノーマン・デル・マー(指)
BBC 交響楽団
エルガーとレーニエがBBC アーカイヴよりの復刻。デュ・プレにとってのエルガーとは、彼女の代名詞といえる魂の一曲。生涯を共にした銘器ダヴィドフより紡がれる嘆き節が胸を締め付けるプロムスでのライヴ。この曲の決定盤に数えられるバルビローリとのスタジオ盤(1965年)より半年前にあたります。ほかにカップリングも重要。南アフリカ出身の英国の作曲家レーニエ(1903−1986)のコンチェルトは演奏時間20 分ほど、デュ・プレ唯一の録音でこれが世界初演時のドキュメント。ただし、一説には彼女は技術的に困難なこの作品を嫌悪していたとも伝えられています。ラッブラのソナタはデュ・プレの師、ウィリアム・プリースに献呈されたもの。これはデュ・プレを愛するすべてのかたにとって宝物となることでしょう。録音:(1)(2) 1964 年9 月3 日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ) (3) 1962 年7 月6 日チェルトナム音楽祭(ライヴ) (3)のみモノラル
BBCL 4247
¥2190
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第16 番ニ長調KV.451
(2)同:ピアノ協奏曲第17 番ト長調KV.453
(3)バルトーク:ピアノ協奏曲第2 番Sz.95
ゲザ・アンダ(P)
(1)(2)ゲザ・アンダ(指)イギリス室内管弦楽団
(3)ピエール・ブーレーズ(指)BBC 交響楽団
完全初出。ヴィルトォーゾ、アンダのきわめつけというべきモーツァルトとバルトークの協奏曲ライヴが聴ける注目のアルバム。ハンガリー出身のアンダには音楽語法にも精通し、また同時代の音楽として身近であったバルトークですが、ここでの指揮はなんと若き日の鬼才ブーレーズ。この顔合わせに興奮を覚えない方はいないでしょう。また、モーツァルテウム管との全集があまりにも有名な“弾き振りによるモーツァルト”は、いずれもそのスタジオ録音以降におこなわれたもの。もはや説明不要、ちょっとしたニュアンスといい、この美しさはほかでは得がたいもの。録音:(1) 1968 年11 月28 日BBC スタジオ (2) 1975 年 4 月9 日(3) 1973 年12 月5 日以上ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ) ステレオ 
BBCL 4246
¥2190
ブラームス:ドイツ・レクイエムOp.45 イレアナ・コトルバス(S) 
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
エジンバラ国際音楽祭合唱団
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ジュリーニのドイツ・レクイエムといえば、現状ではこれより9 年後のウィーン・フィルとのライヴ盤を残すのみ。このたび重要性を鑑みてBBC LEGENDS がリリースに踏み切りました。1987 年のライヴが73 分を越えるのに対して、ここではおよそ68 分と演奏時間に5 分もの違いがありますが、それでも遅めのテンポによる馥郁たる美はまぎれもなくジュリーニならではのもの。ソリストにはクレンペラー盤での歌唱が知られるフィッシャー=ディースカウに、当時絶頂を迎えていたコトルバス。さらには、こうした機会にジュリーニの起用も多かったエジンバラ音楽祭合唱団が、ジョン・カーリーのもとベストを尽くしています。録音:1978 年8 月26 日エジンバラ、アッシャー・ホール(ライヴ)ステレオ
BBCL 4245
¥2190
(1)ハイドン:ピアノ・ソナタ第49(44)番変ホ長調Hob.XVI-49
(2)プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第2 番ニ短調Op.14
(3)同:ピアノ・ソナタ第8 番変ロ長調Op.84「戦争ソナタ」
(4)同:束の間の幻影Op.22 より
  第3、4、5、6、8、9、11、14、15 & 18 番
(5)同:10 の小品Op.12 より第6 曲「伝説」
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
1961 年、前年に念願のアメリカ・デビューを果たしたリヒテルは、前半は国内に留まりモスクワでの活動が中心でしたが、7 月に入るとロンドンで集中的にリサイタルをおこなっています。ちなみに、このライヴから数日後、10 日にショパンとドビュッシー(BBCL.4021)や、コンドラシンとの共演で16 日にショパンのアンダンテ・スピアナートと大ポロネーズを、18 日にはリストの協奏曲2 曲(いずれもBBCL.4031)を演奏、これらの模様はすでにBBC LEGENDS よりCD 化されています。この時期、リヒテルは英国でもまだまだ謎のヴェイルに包まれていた存在であり、リサイタルそのものが特別の事件でした。メインのプロコフィエフを目の当たりにした当時の聴衆の衝撃たるや想像に難くありません。束の間の幻影をのぞいて、すべて初出となります。録音:1961 年7 月8 日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)モノラル
BBCL 4239
¥2190
(1)ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
(2)ワーグナー:「神々のたそがれ」よりジークフリートのラインへの旅
(3)同:「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死
サー・ゲオルグ・ショルティ(指)
(3)ビルギット・ニルソン(S)
(1)ロンドン交響楽団
(2)コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
すべてBBCアーカイヴ音源からの復刻。昨年早くも歿後10年を迎えた巨匠ショルティの初出ライヴ。同じmediciグループ傘下となったEUROARTSからはCSOとのライヴ映像がリリースされるが、こちらはBBC LEGENDSということで英国のオケとの顔合わせ。まず、LSOとの「エロイカ」は、既出のチャイコフスキー第1協奏曲(チェルカスキー独奏・BBCL.4160)と同日のライヴで、ウィーン・フィル(1958年)、CSOとの2種(1973年、1989年)につづいて、ショルティでは4種目。当時55歳のマエストロのもと、すばらしい反応をみせるLSO。優美で力強く、いつもの彫琢をきわめたつくりに、ライヴのいっそう大きなスケール感を加えている。カップリングは、1961年から1971年まで音楽監督を務めた手兵ロイヤル・オペラ管を率いて登場したプロムスでのワーグナー。愛の死におけるイゾルデは、ウィーン・フィルとの全曲盤(1960年)でも同名役を歌ったニルソン。リング全曲やシュトラウスの楽劇など、実演ならびに録音でショルティとの共演機会の多かった女王が、オケを凌ぐ圧倒的存在感を聴かせている。リマスタリング担当はポール・ベイリー。録音:(1)1968年1月30日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ) (2)(3)1963年9月6日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)ステレオ
BBCL 4240
¥2190
(1)R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」Op.35
(2)ハイドン:チェロ協奏曲第2番ニ長調Hob.VIIb-2
(1)ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
ハリー・ダンクス(Va)
ヒュー・マグワイア(Vn)
サー・マルコム・サージェント(指)
BBC交響楽団
(2)ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc & 指)
ロンドン交響楽団
いずれも英国図書館サウンド・アーカイヴよりの復刻。1960年代、ロストロが脂の乗り切っていた頃のライヴが楽しめる一枚。「ドン・キホーテ」は有名なカラヤン盤(1975年)より11年前のプロムス・ライヴ。名匠サージェントの堅実な音楽運びのもと、巨大なチェロに迫る、BBC首席ダンクスとLSOのリーダーだったマグワイアのソロも聴きもの。ハイドンは同日の第1番ハ長調(BBCL.4198)と合わせてこのたび2曲が揃う。録音:(1)1964年8月25日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ) (2)1965年7月1日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ) モノラル
BBCL 4242
¥2190
(1)ショスタコーヴィチ:交響曲第12番ニ短調Op.112「1917年」
(2)同:交響曲第6番ロ短調Op.54
(3)J.シュトラウス2世:ポルカ 「まあ、つべこべ言わずに」
(4)J.シュトラウス2世 / ショスタコーヴィチ編:ポルカ「観光列車」
(5)ユーマンス / ショスタコーヴィチ編:2人でお茶を(タヒチ・トロットOp.16)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)
(1)フィルハーモニア管弦楽団
(2)-(4)BBC交響楽団
BBCアーカイヴ音源の復刻。第12番をのぞいてすべて初出。交響曲第12番は、同年同月同所における第4番(BBCL.4220)とともに、作曲者本人立会いのもとでおこなわれた西側初演のドキュメント。長らく廃盤が続いていたところへ、久々の復活となる。ロジェヴェン2種目の第6番はソ連文化省響との録音(1983年)も激烈だったが、目まぐるしく疾走するフィナーレがあざやかに決まる。でも、そんなことよりスゴイのは、この曲の世紀の名演と通の間で云われて久しい「タヒチ・トロット」がついに音で聞けること。シュトラウス作アレンジの珍品ポルカともども、天才ロジェヴェンの手腕がもっとも花開いた例といえるでしょう。録音:(1)1962年9月4日エジンバラ、アッシャー・ホール(西側初演ライヴ) (2)1980年12月10日(3)(4)(5)1981年8月14日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ) ステレオ
BBCL 4241
¥2190
ベートーヴェン:
 (1)ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調Op.106「ハンマークラヴィーア」
 (2)ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
ルドルフ・ゼルキン(P)
「ワルトシュタイン」&「テレーゼ」(1973年・BBCL.4177)や、ディアベッリ変奏曲(1969年・BBCL.4211)でも、あらためてベートーヴェン弾きとしての存在感をみせつけたルドルフ・ゼルキン。「ハンマークラヴィーア」はスタジオ盤(1969&1970年)に次いでこれで2種目、第31番もスタジオ録音2種(1960年、1971年)、1987年のライヴにつづいて4種目となるが、テクニックの絶頂期におこなわれたライヴというのがいずれもポイント。輝かしい音色はいっそうまばゆく、これはなによりファンにはうれしい内容といえるだろう。録音:(1)1968年5月13日(2)1971年6月16日 ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)ステレオ(2) モノラル(1)
BBCL 4243
¥2190
(1)マーラー:「大地の歌」
(2)ブラームス:アルト・ラプソディOp.53
(1)ジャネット・ベイカー(Ms)
ジョン・ミッチンソン(T)
レイモンド・レパード(指)
BBCノーザン交響楽団
(2)ジャネット・ベイカー(Ms)
サー・エイドリアン・ボールト(指)
BBC交響楽団&BBC男声合唱
「大地の歌」がBBCアーカイヴ音源の復刻。英国の誇りベイカーの歌う「大地の歌」といえば、BBC LEGENDSにはすでにケンペ盤(1975年・BBCL.4129)がありますが、わずか2年ほどの差といえベイカー絶頂期の記録といえるのがこのレパード盤。このたびポール・ベイリーのリマスタリングで音質改善がはかられ、カタログ復活となる。テノールはホーレンシュタイン盤(1972年・BBCL.4042)でも歌っていたミッチンソン。カップリングはおなじボールトの指揮でスタジオ録音(LPO・1970年)を残すアルト・ラプソディ。こちらはライヴということで、いずれにしてもファンにはかけがえのないものとなるだろう。録音:(1)1977年2月22日マンチェスター、自由貿易ホール(ライヴ) (2)1968年11月6日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)ステレオ(1) モノラル(2)

BLUEBELL 1CD¥2500

ABCD 109
(2CD)
ビゼー:歌劇《カルメン》(スウェーデン語歌唱) カースティン・マイヤー(メゾソプラノ)、
エリーサベト・セーデルストレム(ソプラノ)、
シーグルト・ビョルリンク(バリトン)、
アーネ・ヘンドリクセン(テノール)、
シクステン・エールリンク(指揮)、
スウェーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団、他
名メゾ・ソプラノ歌手カースティン・マイヤー(1928−)の80歳を記念してスウェーデン放送やスウェーデン王立歌劇場などの協力により製作されたスウェーデン語歌唱による「カルメン」。もちろんカルメンはカースティン・マイヤー、ドン・ホセにはアーネ・ヘンドリクセン、エスカミーリョにはシーグルト・ビョルリンク、指揮はシクステン・エールリンクなどキャストも豪華。名歌手の節目を祝うに相応しいリリースである。1954年11月12日〜13日の録音(スタジオ録音)。
ABCD 110 エミール・シェーグレン(1853−1918):作品集第5集 ——
 6つの幻想的小品《散歩道で》Op.15/4つの小品Op.41/
 今と昔の思いOp.23/
 ピアノソナタ第2番イ長調Op.44より 第2楽章*
イングリッド・リンドグレン(ピアノ)、
エミール・シェーグレン(ピアノ・ロールによる演奏)*
19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍し、特にピアノ作品や声楽作品に優れた作品を遺したスウェーデンの作曲家エミール・シェーグレン。ブルーベル(Blubell)からリリースされている作品集の第5巻は、1995年から2001年までストックホルムの王立歌劇場でピアニストを務めた女流奏者イングリッド・リンドグレンの演奏に加えて、1905年にピアノロールへ収録されたシェーングレン自身による貴重な演奏が聴ける。

BONGIOVANNI

GB 1207
\2400
ジーノ・ペンノ 録音集
 ベッリーニ:「ノルマ」,
 ヴェルディ:
  「アロルド」,「アッティラ」,「トロヴァトーレ」,
  「シモン・ボッカネグラ」,「運命の力」,「アイーダ」
   からのアリア、場面
 ジュゼッペ・カンポーラ 録音集
 ヴェルディ:「リゴレット」,「トラヴィアータ」,「アイーダ」
 プッチーニ:「ボエーム」,「蝶々夫人」
 ポンキエッリ:「ジョコンダ」
   からのアリア、場面
ジーノ・ペンノ(T)
ジュゼッペ・カンポーラ(T) 
1950年代を中心に活躍した二人のテノール、ジーノ・ペンノ(1920-1998)と、ジュゼッペ・カンポーラ(1923-2004)の録音集。ペンノの方は、一部を除きライブ録音。カンポーラの方は、スタジオ録音。録音:1951-55年

CHERRY RED 1CD¥2200

ACMEM105CD
\2200
Andres Segovia/ The Fabulous
 ヴィラ・ロボス/トルロバ/スカルラッティ/ポンセ/バッハ/ファリャ
  Sonatina in A Major (Allegretto) 、Fandanguillo Op 36
  Campo (Allegretto)、Copla (Andante) 、
  Fiesta (Allegro Non Troppo)
  Etude No.8 In C Sharp Minor (Modere)
  UpdateEtude No.1 In E Minor (Allegro Non Troppo)
  Andante
  Andante
  Allemande
  Le Tombeau De Claude Debussy (Mesto e Calmo) -
  Theme, Variations and Finale
  Sonata In C Minor (Moderato)、Sarabande、Bouree
  Menuet、Fugue BMV1000、Prelude No.1 In E Minor
  Prelude No.3 In A Minor
  Madronos 、Aria E Corrente、Nortena
  Cancion Del Emperador
  Variations On "Guardame Las Vacas"
  Prelude
アンドレ・セゴヴィア(ギター)
ACMEM78CD
\2200
Erik Satie-Francis Poulenc/
 Plays The Piano Music of Satie and Poulenc
 船について/A Ship - Erik Satie
 ランタンについて/A Lantern - Erik Satie
 兜について/A Helmet - Erik Satie
 ジムノペディ第3番- Erik Satie
 サラバンド第2番 - Erik Satie
 グノシェンヌ第3番 - Erik Satie
 牧歌 - Erik Satie
 Audabe - Erik Satie
 瞑想 - Erik Satie
 トルコ風のチロル舞曲 - Erik Satie
 やせた踊り - Erik Satie
 エスパニャーニャ
 One - Francis Poulenc
 Two
 Three - Francis Poulenc
 夜想曲第1番 - Francis Poulenc
 Branslede Bourgogne - Francis Poulenc
 パヴァーヌ
 小さな軍隊行進曲 - Francis Poulenc
 Complainte - Francis Poulenc
 Branslede Champagne - Francis Poulenc
 シシリアンヌ - Francis Poulenc
 カリロン
フランシス・プーランク(ピアノ)
サティとプーランクのピアノ作品をプーランクが演奏。
ACMEM130CD
\2200
Eric Saties/ Symphonic Drama
 天国の英雄的な門の前奏曲 ?
 ジムノペディ第1番
 サラバンド第2番
 グノシェンヌ第3番
 牧歌
 Aubade
 瞑想
 船について/A Ship
 兜について/A Helmet
 やせた踊り
 Prelude posthume
 キリエ「主よあわれみたまえ」
 Commune qui mundi nefas
 聖職者の歌
 Piere pour les voyageurs et les marins en
 ダンジェ
 愚かなるわが魂の救済のための祈り
 ソクラテスのポートレイト
 The Banks of the Ilissus (the Banquet)
 ソクラテスの死
 ソクラテス; サーヴァント
パリ交響楽団
サティの作品をパリ交響楽団が演奏。詳細不明。
ACMEM153CD
\2200
Igor Stravinsky/ Octet to Orpheus..The Neo ClassicalStravinsky
全曲ストラヴィンスキー(指揮)
 1-10. 管楽八重奏曲(1922-23)
 11-13. 頌歌(1943)
  ニューヨーク・フィルハーモニア交響楽団
 14-16. (1945)
 エボニー・コンチェルト
 ウディハーマン・オーケストラ
 17. 11の楽器の為のラグタイム
 18-21. 小オーケストラのための組曲1番
  スイス・イタリア放送管弦楽団
 22. 11の楽器の為のラグタイム
  スイス・イタリア放送管弦楽団
 23-33. バレエ音楽「オルフェウス」
  RCA 交響楽団
ストラヴィンスキー(指揮)
フランク・ザッパや多くのプログレッシブ・グループに多大な影響を与えたストラヴィンスキー作品集。

DAL SEGNO 1CD¥2400

DSPRCD 022 偉大なるピアニストVol.6〜オイゲン・ダルベール ——
 シューベルト:即興曲変ト長調Op.90-3(1905年)/
 ショパン:
  バラード ヘ長調Op.3-2(1913年)、
  夜想曲第3番ロ長調Op.9-3(1905年)/
 バッハ:パッサカリア ハ短調(1913年)/
 ダルベール:アリア(1931年)/
 ドビュッシー:ラヴィーヌ将軍(1931年)/
 ベートーヴェン:
  バガテル 変ロ長調Op.126-4(1927年)、
  ピアノ・ソナタ第27番より 第1楽章&第2楽章(1927年)/
 サン・サーンス:ワルツ形式による練習曲Op.52-6(1913年)/
 リスト:即興ワルツ イ長調(1913年)、ポロネーズ第2番ホ長調(1925年)
オイゲン・ダルベール(ピアノ・ロールによる演奏)
オーストラリアの音楽学者デニス・コンドンが収集した20世紀初頭の作曲家や偉大なピアニストのピアノ・ロールを再生&デジタル録音で収録し、リリースするダル・セーニョ(Dal Segno)。
「偉大なるピアニスト」シリーズからスコットランドで生まれドイツに帰化したダルベールの演奏が登場。自らの作品「アリア」や、師であるリストの作品が聴ける。
DSPRCD 021 偉大なるピアニストVol.5〜ヨゼフ・ホフマン ——
 リスト:
  タランテラ(1920年)、ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調(1919年)/
 ショパン:
  ワルツ変イ長調Op.42(1921年)、
  同嬰ハ短調Op.64-2(1919年)、
  ポロネーズ変イ長調(1912年)/
 シューマン:飛翔Op.12-2(1923年)/
 シュテルンベルク:演奏会用練習曲Op.103-3(1922年)/
 ホフマン:万華鏡Op.40-4(1925年)/
 メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14(1919年)/
 ベートーヴェン:
  トルコ行進曲(1920年)、ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2-3(1919年)
ヨゼフ・ホフマン(ピアノ・ロールによる演奏)
「偉大なるピアニスト」シリーズの第5巻は、20世紀前半の名手でありながらレコーディングに積極的ではなかったため演奏に触れる機会が限られていたヨゼフ・ホフマン。その名声に違わぬ驚異的な演奏が鮮明な録音で蘇る。
DSPRCD 034 シューマン〜オリジナル・ピアノ・ロール・レコーディングス ——
 献呈Op.25-1(バックハウス/1923年)/
 夕べにOp.12-1(フリードマン/1923年)/
 飛翔Op.12-2(ホフマン/1919年)/
 なぜにOp.12-3(フリードマン/
 ノヴェレッテOp.99-9(ガブリロヴィチ/1919年)/
 春の夜Op.39-12(チェルカスキー/1917年)/
 交響的練習曲Op.13(レヴィーン/1925年)/
 予言の鳥Op.82-7(パデレフスキ/1922年)/
 トッカータOp.7(レヴィーン/1926年)/
 トロイメライOp.15-7(ゴドフスキー/1906年)
様々なアーティスト(作品名の後ろの( )内が演奏者)
デニス・コンドンが収集した18000にも及ぶピアノ・ロールの中から、バックハウス、チェルカスキー、レヴィーン、ゴドフスキーといった巨匠たちの演奏によるシューマンをカップリング。

DOCUMENTS

232552-311
(2CD)
\1800
グールド・プレイズ・バッハ
CD.1
 JS バッハ: ゴールドベルグ変奏曲 BWV 988
  (1954 録音)
 JS バッハ: 3声のシンフォニア BWV 787-801
  (1955 録音)
CD.2
 JS バッハ: 平均律第2巻(ハイライト集)
  (1954. 1952 録音)
 JS バッハ: ハープシコード協奏曲 BWV 1052
  サー・アーネスト・マクミラン(指揮)
  トロント交響楽団
 JS バッハ: イタリア協奏曲 BWV 971
   (1955 録音)
グレン・グールド(ピアノ)
232559-370
(3CD)
\2400
グールド・プレイズ・ベートーヴェン
CD.1
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 op.15
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 op.15
  サー・アーネスト・マクミラン指揮
  トロント交響楽団
 CD.2
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番 op.37
  ハインツ・ウンガー指揮
  CBC交響楽団 1955年
 ベートーヴェン:6つのバガテル op.126
 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番「幽霊」 op.70-1
  アレクサンダー・シュナイダー(vn)、
  ザラ・ネルソヴァ(vc)
   1954 録音
CD.3
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第19番 op.49-1
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番 op.101
 ベートーヴェン:創作主題による6つの変奏曲 op 34
 ベートーヴェン:エロイカ変奏曲 op 35
  1952年
グレン・グールド(ピアノ)
232560-207
\1400
グールド・プレイズ・ベルク、ウェーベルン、シェーンベルク
 ベルク:ピアノ・ソナタ op.1
 シェーンベルク:3つのピアノ小品
 シェーンベルク:ピアノ組曲 op. 25
 シェーンベルク:ピアノ協奏曲 op. 42
 ジャン=マリー・ボーデ(指揮)CBC 交響楽団
 ウエーベルン:ピアノのための変奏曲 op. 27
グレン・グールド(ピアノ)
231743-311
(2CD)
\1800
ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」
 (1956年)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
ティト・ゴッビ
エリーザベト・シュワルツコップ
ルイジ・アルヴァ
231732-311
(2CD)
\1800
サリヴァン: ミカド Isidore Godfrey(con)
The New Promenade Orchestra
32482-311
(2CD)
\1800
ヘルベルト・フォン・カラヤン/イン・ベルリン
CD.1
 ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
CD.2
 ブルックナー:交響曲第8番
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
1944 録音

DOREMI

DHR 7940/1
(2CD)
\4600→¥4190
「リヒテル第15集 / 1965年4月15日カーネギー・ホール・リサイタル」
 (1)シューベルト:ピアノ・ソナタ第9番ロ長調D.575
 (2)ブラームス:バラード集Op.10より
  第1番ニ短調、第2番ニ長調
 (3)同:6つのピアノ小品Op.118より
   間奏曲イ短調、バラードト短調、間奏曲変ホ短調
 (4)ショパン:
  スケルツォ第1番ロ短調Op.20、第2番変ロ短調Op.31、
  第3番嬰ハ短調Op.39、第4番ホ長調Op.54
 (5)ラヴェル:「鏡」より、悲しい鳥
 (6)ラフマニノフ:前奏曲嬰ト短調Op.32-12
 (7)同:練習曲集「音の絵」Op.39より嬰へ短調、ニ長調
 (8)シューベルト:ピアノ・ソナタ第3番ホ長調D.459
 (9)同:即興曲集D.899より第3番変ト長調、第4番変イ長調
 (10)同:楽興の時第1番ハ長調D.780-1
 (11)同:行進曲ホ長調D.606
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
巨人リヒテルが行った1965年4月15日の「クラシックの殿堂」カーネギー・ホールにおけるリサイタルの模様を完全収録。これは1960年10月の歴史的デビュー(DHR.7864)以来となるもの。DOREMIより既出のショパンのスケルツォ(DHR.7724)をのぞくすべてが初出。このたびショパンもより状態の良い音源からリマスタリングされ音質改善が施されているとのこと。余白には複数のリサイタルからシューベルトばかりを選曲。すべて完全初出ですが、なかでもシューベルティアーデで知られるホーエネムスでのソナタ3番と、同じくモスクワでの行進曲はこれが現状リヒテルの弾いた唯一の録音。録音:(1)-(7)1965年4月15日ニューヨーク、カーネギー・ホール(ライヴ) (8)1980年6月18日ホーエネムス(ライヴ) (9)1967年8月27日 (10)1958年2月11日ブダペスト(ライヴ) (11)1978年5月3日モスクワ(ライヴ)

EINSATZ

EZCD 018
¥2500→¥2290
ハイドン:弦楽四重奏曲第82番 Op.77-2
モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番K.458「狩」         
ドロルツ四重奏団
ドイツ屈指のカルテットであるドロルツ四重奏団は、主にカラヤン時代を支えたベルリン・フィルの主要メンバーから成っており、この録音におけるチェリストのリーバウ以外の3人は同オケの初来日公演にも同行、その後もカラヤンと共に数回来日を果たしている。ドイツのカルテット特有の重厚さ、そして耽美的といえる深みを感じさせるこの演奏は、ドイツ古典派音楽の理想的な音楽造りとなっており、多くのマエストロたちを支えた彼らならではの世界を繰り広げている。原盤:独COLUMBIA 33WSX503からの復刻。録音:1950年初頭 ◎国内盤仕様…日本語帯付、裏面の曲目トラックリストも日本語併記 簡単な解説も封入しております

GOLDEN MELODRAM

GM5.0073
(2CD)
\3600
グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(オルフェオ)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(エウリディーチェ)
ルチア・ポップ(アモール)
ヨネル・ペルレア指揮
1967年 カーネギー・ホール★フィッシャー=ディースカウ、シュヴァルツコップの共演が聴きもの。アモール役は若き日のルチア・ポップが演じる。
GM1.0083
(3CD)
\5400→¥4990
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」 ラモン・ヴィナイ(タンホイザー)
マーガレット・ハーショウ(エリーザベト)
アストリッド・ヴァルナイ(ヴェーヌス)
ジョージ・ロンドン(ヴォルフラム)
ジェローム・ハインズ(領主ヘルマン)
ジョージ・セル指揮
1954年 ニューヨーク このCDの重要なポイントは2つ。オペラ作品の少ないセルの指揮であること。エリーザベト役を演じたマーガレット・ハーショウはメトロポリタン歌劇場所属の歌手のため活動がアメリカ国内に限られていたことで海外では知名度が低いが、メトで22シーズンにわたり演じてきた実力派のワーグナー歌手であること。

GRAND SLAM

GS 2030
\2400
(1)ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第2番 (2)同:「フィデリオ」序曲
(3)ウェーバー:「魔弾の射手」序曲 (4)同:「オイリアンテ」序曲
(5)シューベルト:劇音楽「ロザムンデ」序曲
(6)シューマン:劇音楽「マンフレッド」序曲
(7)スメタナ:交響詩「モルダウ」
フルトヴェングラー(指)
(1)ベルリン・フィル
(2)-(7)ウィーン・フィル
「平林 直哉様
 私の夫が指揮したCDを18枚送っていただき、喜びで一杯です。本当にありがとうございました。これらは非常に素晴らしく、私は何時間も聴き入りました。聴き終えて私は筆をとりました。フルトヴェングラーの愛好家にこのCDのことを話せば、彼らは我が家に聴きに来るでしょう。あなたのお仕事は立派であり、私はあなたがフルトヴェングラーのことを理解なさっていると感じます。私は本当にこれらのCDを気に入りました。もう一度感謝の言葉を捧げます。

 敬具 エリザベート・フルトヴェングラー 2008年7月4日、クララン」(※原文は英文)」

■制作者より
 今回はテープ録音期の中でも、演奏、録音ともに優れた序曲、管弦楽曲を1枚にまとめました。たとえば、「レオノーレ」序曲第2番はすでに市販されているCDの中にはマスター・テープの劣化によりゴースト(テープの転写により、あとの音がかすかに聴こえる現象)が生じています。特にこの「レオノーレ」第2番は序奏部にフルトヴェングラー独特の長い間があり、そのような箇所でのゴーストはかなり気になります。さすがに録音されて日が浅いうちにカッティングされた初期LPにはこのような瑕疵はなく、それから復刻したCDですと演奏を心ゆくまで堪能出来ます。その他の曲目も、初期LP独特の目の覚めるような新鮮な音質で蘇ります。なお、HMV(EMI)のシリーズは従来通りイギリスの初出盤を音源として使用しています。(平林 直哉)
■解説書の内容
 制作者による、たいへん興味深い詳細な制作手記を掲載します。また、珍しいプログラム、写真も併せて掲載します。毎回、音だけではなく、充実した解説がこのシリーズの特色でもあります。
録音:(1)1954年4月4、5日、ベルリン高等音楽院 (2)1953年10月13-17日、(3)1954年3月5、6日、(4)1954年3月6日、(5)1951年1月17日、(6)(7)1951年1月24日、以上、ウィーン、ムジークフェラインザール 使用音源:(1)英HMV ALP 1324、(2)英HMV ALP 1130、(3)(4)英EMI XLP 30090、(5)英EMI XLP 30097、(6)(7)英HMV BLP 1009*おことわり:LPからの復刻ですので、LP特有のノイズが混入します。制作:平林 直哉 モノラル
GS 2031
\2400
(1)ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73
(2)シューベルト:交響曲第8番ロ短調D.759「未完成」
フルトヴェングラー(指)
(1)ロンドン・フィル
(2)ウィーン・フィル
録音:(1)1948年3月22、23、25日ロンドン、キングズウェイ・ホール  (2)1950年1月19〜21日ウィーン、ムジークフェラインザール 使用音源:(1)Decca(U.K.)AK1875/9 (AR12079-2/12080-2/12081-1/12082-3/12083-2/12084-1/12085-1/12086-2/12087-3/120881-) (2)HMV(U.K.)DB21131/3(2VH7190-1A/7191-1A/7192-1A/7193-1A/7194-1A/7194-1A/7195-1A) 制作:平林 直哉 * おことわり:このCDはSP(78回転)盤より復刻しており、SP特有のノイズが混入します。
■制作者より
 1948年3月、フルトヴェングラーが戦後初めて単身で訪英した際、英デッカによってロンドン・フィルとのブラームスの交響曲第2番が収録されました。このセッションでは、フルトヴェングラーが視界に入る複数のマイクロフォンを撤去するように要求したため、英デッカとしては決して満足のゆく結果を得られなかったと言われています。そうした経緯があったからでしょうか、1952年に英デッカによって制作されたLP復刻盤は音像が甘いだけではなく、SP盤の面と面とのつなぎもうまくいっていないという、何とも愛情に欠けたものでした。以来、この不十分な原盤は世界中に流布し、演奏の評価を不当に低くしていました。
 しかし、状態の良い英デッカ盤SPで聴くと、印象は大きく異なります。この復刻盤を制作するにあたり4組のSPを用意し、その中でも最もノイズの少ない1組を選択、素晴らしい結果を得ました。録音以来60年以上も経過し、ようやく理想的な復刻盤が誕生したと言っても過言ではありません。
 一方の「未完成」はHMVのSP盤からの復刻です。このHMV盤はカートリッジで再生すると高域にきついノイズが生じますが、幸運なことに用意したSP盤は例外的にノイズが少ないものでした。また、復刻にあたってはドイツ、フランスの初期LP復刻盤(この曲のイギリス初期LPの復刻盤はありません)も比較試聴しました。しかし、これらの初期LP復刻盤もその当時SPから転写されたものなので、情報量の点では元のSP盤には及びません。この「未完成」もブラームスと同様、従来の復刻盤とは音質はまったく異なり、演奏の印象も大きく変わっています。(平林 直哉) モノラル
■解説書の内容
 前に触れたように、このディスクのブラームスの交響曲第2番はフルトヴェングラーの戦後初の訪英時に収録されましたが、その直前のフルトヴェングラーのロンドン公演をレポートした『Musical America』誌の記事の翻訳を掲載します。フルトヴェングラーのロンドン復帰を熱烈に歓迎した当時のイギリス音楽界の空気が伝わってきます。

GUILD HISTORICAL 1CD¥1500

GHCD 2345/46
(2CD)¥2690
フルトヴェングラー〜レコーディングス1933〜1950 ——
ベートーヴェン:
 交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱》
 (録音:1942年3月、ベルリン/ライヴ)*/
 《レオノーレ》序曲第3番のリハーサル
  (録音:1948年11月12日、ストックホルム)+/
 《レオノーレ》序曲第3番
  (録音:1950年7月13日、アムステルダム/ライヴ)++/
 《エグモント》序曲(録音:1933年、ベルリン)/
 序曲《コリオラン》Op.62
  (録音:1943年6月30日、ベルリン/ライヴ)/
ヘンデル:
 ヘンデル:合奏協奏曲第10番二短調Op.6-10
  (録音:1950年4月23日、ブエノスアイレス/ライヴ)**/
シューベルト:ロザムンデの付随音楽
 (録音:1950年5月5日、ブエノスアイレス/ライヴ)**
フルトヴェングラー(指揮)、
ベルリン・フィル、
ティラ・ブリーム(ソプラノ)*、
エリーザベト・ヘンゲン(アルト)*、
ペーター・アンデルス(テノール)*、
ルドルフ・ヴァツケ(バス)*、
ブルーノ・キッテル合唱団*、
ストックホルム・フィルハーモニック管+、
アムステルダム・コンセルトヘボウ管++、
コロン劇場管弦楽団**
歴史的録音の素晴らしい復刻を送り出してきた「ギルド・ヒストリカル(Guild Historical)」からなんと"フルトヴェングラー"、"トスカーニーニ"、"ブッシュ"の『第九』3タイトルが一挙に登場!20世紀を代表する3人の巨匠たちの『第九』に共通しているのは、ベートーヴェンの「交響曲第9番」と「レオノーレ序曲第3番」のカップリング。「ギルド・ヒストリカル」を支える名エンジニア、ピーター・レイノルズ(レイノルズ・マスタリング)のリマスターが実現させる音質向上も見逃せない。「ギルド・ヒストリカル」初登場となるフルトヴェングラーの音源はベルリン・フィルを振った1942年3月の『第九』。戦時中のライヴ録音となる1942年3月の『第九』は、数あるフルトヴェングラーの『第九』の中でも1951年のバイロイトなどと並ぶ最高峰の演奏に数えられる名盤として名高いもの。またディスクⅡにはコロン劇場管弦楽団を指揮するため渡ったブエノスアイレスでの1950年ライヴ、ストックホルムでの「レオノーレ序曲第3番」のリハーサルなどが新たなリマスターで収められるなど、カップリングの充実にも余念がない。フルトヴェングラー・ファン要注目!※リマスター:ピーター・レイノルズ(レイノルズ・マスタリング)。
GHCD 2344
¥1390
トスカニーニ〜レコーディングス1936〜1941 ——
 ベートーヴェン:
  交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱》
   (録音:1941年7月24日、ブエノスアイレス・コロン劇場/ライヴ)/
  《レオノーレ》序曲第3番ハ長調Op.72a
  (録音:1936年4月26日、ニューヨーク/ライヴ)*
トスカニーニ(指揮)、
コロン劇場管弦楽団&合唱団、
ユディト・ヘドヴィヒ(ソプラノ)、
リディヤ・キンダーマン(アルト)、
ルネ・メゾン(テノール)、
アレクサンダー・キプニス(バス)、
ニューヨーク・フィル ハーモニック*
これまでもトスカニーニの録音を積極的にリリースしてきたギルド・ヒストリカルが今回の復刻に選んだ『第九』は手兵NBC響との演奏ではなく、トスカニーニの『第九』の中で最も熱く激しい演奏と言われているコロン劇場管弦楽団&合唱団との1941年ブエノスアイレス・ライヴ!凄まじいテンションで突き進むコロン劇場でのトスカニーニの『第九』は数えるほどしかCD化されていないだけに、定評あるピーター・レイノルズのリマスターが施されたギルド・ヒストリカル盤の登場は話題必至!※リマスター:ピーター・レイノルズ(レイノルズ・マスタリング)。
GHCD 2343
¥1390
フリッツ・ブッシュ〜レコーディングス1949〜1950 ——
 ベートーヴェン:
  交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱》(録音:1950年9月7日)/
 《レオノーレ》序曲第3番ハ長調Op.72a(録音:1949年10月24日)
フリッツ・ブッシュ(指揮)、
デンマーク放送交響楽団&合唱団、
シェシュティン・リンドベリ=トルリンド (ソプラノ) 、
エリセ・イェーナ(メゾ・ソプラノ)、
エリク・ショーベリ(テノール)、
ホルガー ビルディン(バス)
フルトヴェングラー"、"トスカニーニ"の『第九』と並び立つドイツの名匠フリッツ・ブッシュの『第九』は、「ハイドン&モーツァルトの作品集」(GHCD 2339)と同じくデンマーク放送響とのコンビによる演奏。デンマーク放送響はナチスから逃れるために祖国ドイツを離れたブッシュが1937年からこの世を去る1951年まで首席指揮者を務めたオーケストラであり、『第九』はブッシュの死の約1年前に収録された最晩年の演奏となる。またブッシュの遺した録音は少なく、このベートーヴェンの音源も非常に貴重。ジャケットのインパクトもかなり凄い!※リマスター:ピーター・レイノルズ(レイノルズ・マスタリング)。
GHCD 2342
\1500→¥1390
ピエール・モントゥー〜
 ライヴ・レコーディングス1943−1957 ——
  リムスキー=コルサコフ:
  序曲《ロシアの復活祭》Op.36(録音:1952年4月13日)、
  歌劇《クリスマス・イヴ》より クリスマスの夜(録音:1943年12月19日)、
  スペイン奇想曲Op.34(録音:1952年3月2日)/
 ボロディン:歌劇《イーゴリ公》より
  だったん人の踊り(録音:1951年12月23日)/
 ストラヴィンスキー:バレエ音楽《春の祭典》(録音:1957年4月12日)*
ピエール・モントゥー(指揮)、
サンフランシスコ交響楽団、ボストン交響楽団*
激しく荒れ狂う"春の祭典" !ピエール・モントゥーのライヴ録音が登場!20世紀を代表する最も偉大なフランス人指揮者の1人ピエール・モントゥーが率いたアメリカの2つのオーケストラ、サンフランシスコ響&ボストン響とのロシアン・プログラムが登場!1913年にパリのシャンゼリゼ劇場でディアギレフ&ロシア・バレエ団により初演が行われ、かの有名な大騒動を巻き起こしたストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」で指揮を担当したモントゥー。モントゥーがトップクラスのオーケストラへと育て上げたボストン響とサンフランシスコ響を振り、1943年から1957年にかけて放送用音源として収録されたユニークなロシアン・プログラムの中で特筆すべきは、やはり「春の祭典」だろう。初演者モントゥーの魔法のようなタクト捌きによってボストン響が表現する荒れ狂う強烈なバーバリズムや、戦慄すら覚える不気味な雰囲気は「春の祭典」が描く異教徒の儀式そのもの。また厳粛な雰囲気や豊かな色彩感、躍動するリズムが巧みに生み出されているリムスキー=コルサコフとボロディンもモントゥーの豊富な経験の賜物である。ちなみにリマスターは、ギルド・ヒストリカルでお馴染みのピーター・レイノルズによるもの。
GHCD 2339
\1500→¥1390
フリッツ・ブッシュ&デンマーク放送交響楽団 ——
 ハイドン:
  交響曲第88番ト長調《V字》Hob.I-88
   (録音:1949年11月4日&7日)、
  協奏交響曲変ロ長調Hob.I-105(録音:1951年1月26日&27日)/
 モーツァルト:
  セレナード第13番ト長調K.525《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》
  (録音:1948年10月10日)、
  交響曲第36番ハ長調K.425《リンツ》(録音:1949年11月7日)
フリッツ・ブッシュ(指揮)、
デンマーク放送交響楽団
フリッツ・ブッシュのハイドン&モーツァルトが復刻!グラインドボーン音楽祭やドレスデン国立歌劇場の音楽監督などを歴任したドイツの名匠フリッツ・ブッシュがデンマーク放送響と録音したハイドン&モーツァルトの4作品がギルド・ヒストリカルから復刻!1951年に早すぎる死を迎えたブッシュがナチスの台頭を嫌い祖国ドイツを離れ、1937年から没するまで首席指揮者を務めたデンマーク放送響。ブッシュ&デンマーク放送響のコンビによって1948年から1951年にかけて録音が行われたハイドン&モーツァルトは、当時78回転のSPレコードでそれぞれ別々にリリースされたブッシュ晩年の代表的演奏であり、世界中のコレクターから注目を集めてきた音源なのである。このハイドン&モーツァルトも、名エンジニア、ピーター・レイノルズが率いるレイノルズ・マスタリングのリマスターによって音質も改善されており、ブッシュの晩年、そしてデンマーク放送響時代の功績を世に伝える大きな役割を果たすことになるだろう。



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