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第47号お奨め国内盤新譜(2)



オクタヴィア・レコード

EXTON

OVCL 00385
(SACD Hybrid)
¥3000
ベートーヴェン:
 交響曲第3番「英雄」
 「コリオラン」序曲
エリアフ・インバル(指揮)
東京都交響楽団
インバル&東京都交響楽団 ベートーヴェン・シリーズ第1弾!!インバルの初録音!ベートーヴェン「英雄」リリース!マーラー交響曲第8番「千人の交響曲」に継ぐインバルの最新録音は、都響とのコンビの活動の軸で、ベートーヴェン・シリーズの第1弾となる、ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」です。インバルは、マーラー・エキスパートとしてマーラー交響曲の名盤を残し、そのカリスマ性と音楽への深い解釈で多くの聴衆を虜にしてきました。マーラー以外にも膨大な名レコード・カタログを持つインバルですが、驚くべき事に、今回のベートーヴェン交響曲第3番「英雄」は、なんとインバルの初録音となるディスクです。冒頭から、バランスよく緻密に構成された和声が爽快に響き渡り、1楽章では要所要所でテンポに変化を付けアクセントを付けながらも、美しく毅然としたベートーヴェン演奏の姿を次々と展開させ、魅せてゆきます。また高い機能美を誇る都響の演奏も、インバルの圧倒的な存在感に導かれ、引き締まった演奏を繰り広げています。高い完成度と魅力溢れる新鮮なインバル像を打ち出した、満を持しての「英雄」&「コリオラン」、ぜひご期待ください!録音:2009年4月4日 東京芸術劇場にて収録
EXCL 00027
(SACD Hybrid)
¥3000
エルガー:交響曲 第1番 ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
シドニー交響楽団
アシュケナージ&シドニー響による、エルガー交響曲・管弦楽曲シリーズ第1弾!!アシュケナージが導く、英国の品位と情緒溢れる秀演。エルガーの音楽はその率直さと強さによって、深く私を感動させてくれます。まるで、直接私の心に語りかけてくるようです。偉大な作曲家の多くがそうであったように、エルガーも自分の芸術について常に不安を抱えていたと言われています。しかし、疑う余地もなく、エルガーの行った、彼にしかできない音楽への貢献は永遠に我々とともにあるのです。——2009年6月7日 ウラディーミル・アシュケナージ
2009年1月よりシドニー響の首席指揮者兼アーティスティック・アドヴァイザーに就任したウラディーミル・アシュケナージ。このコンビが取り組む最新録音は、エルガー交響曲・管弦楽曲シリーズ。交響曲第1番で聴けるのは、英国情緒たっぷりのエルガーの美しい曲に非常に相性の良い、豊潤で柔らかいシドニー響の弦楽器アンサンブルの音色。そして、桂冠指揮者としてフィルハーモニア管において見事なリーダーシップを発揮しているアシュケナージならではの英国作品の構成力は聴き応え十分です。緩やかな3楽章などの強弱の付け方ひとつにしても品があり、情緒的で、物語性をしっかりと感じさせ、感動を誘います。シドニーのシンボル、オペラ・ハウスを拠点とするシドニー響は75年以上の歴史を誇り、これまでオッテルロー、マッケラス、デ・ワールト、ジェルメッティなどが歴代首席指揮者をつとめ、ドラティ、ビーチャム、クレンペラーなどの名指揮者も愛した伝統のオーケストラです。そして最高の円熟期にあるアシュケナージとの一大プロジェクトであるこのエルガー交響曲・管弦楽曲シリーズは7月から連続発売予定!続く交響曲2番と、「威風堂々」(ペインによる第6番補筆完成版を含む全曲)、エニグマ変奏曲、「南国にて」等の珠玉の作品集も併せて乞うご期待ください。録音:2008年10月31日、11月3日 シドニー、オペラ・ハウス、コンサート・ホールにてライヴ収録
OVCL 00386
(SACD Hybrid)
¥3000
ブラームス:
 ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調作品78「雨の歌」
 ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調作品100
 ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調作品108
ゲアハルト・ヘッツェル(ヴァイオリン)
ヘルムート・ドイチュ(ピアノ)
伝説の名盤が−CD&SACD HYBRID盤−で蘇る!ウィーン・フィルの名コンサートマスターであったヘッツェルが遺した最初で最後のソロ録音。登山中の事故死という突然の悲劇にクラシック界がショックを受けたのは1992年7月でした。まぎれもなく歴代の名コンサートマスターの一人であった彼は、ソロ録音の提案がどんなにあっても、その実直で完璧主義な性格からか、頑なに拒んできました。説得に説得を重ね、漸く実現したのが1992年1月のこの録音でした。残念ながらこれが最初で最後のソロ録音となってしまいました。そんなヘッツェル氏が納得の上で実現したこのブラームス。実に骨太で独特の味わい深い、心温まる演奏です。耳に焼き付いて何度でも聴きたくなる一枚です。そんな名演が、この度、EXTONのHQハイブリッドで登場です!録音:1992年1月23-28日 ウィーン、カジノ・ツェーゲルニッツ
OVCL 00388
¥3000
エクスタシー
 ヴィエニャフスキ:
  創作主題による華麗なる変奏曲
 エルンスト:「ハンガリーの歌」による幻想曲
 ヴュータン:夢
 パガニーニ:魔女の踊り
 サラサーテ:バスク奇想曲
 イザイ:エクスタシー
木野雅之(ヴァイオリン)
江崎昌子(ピアノ)
鮮烈に響き渡る木野雅之の超絶技巧!日本フィルハーモニー交響楽団のコンサート・マスターとして活躍中の木野雅之によるソロ・アルバム。収められているレパートリーの全てがヴァイオリニストの作曲による超絶技難曲集です。持ち前の音色と確かな技術によって、緩やかな場面から技巧的な部分まで、艶やかで鮮烈なテクニックを見せており、江崎昌子のピアノの珠玉の音色で彩られています。まるで旋律の模様に様々な音色で色づけてゆくように、作品の魅力を最大限に表現しています。日本のトップ・ヴァイオリニストとして第一線で活躍中の木野の渾身のアルバム、どうぞお楽しみください。録音:1998年5月14-17日 富山・入善コスモホールにて収録
OVCL 00389
¥3000
朝比奈 Live in 名古屋
 ブルックナー:交響曲 第8番 ハ短調 (ハース版)
朝比奈 隆(指揮)
大阪フィルハーモニー交響楽団
日本を代表する巨匠=朝比奈が遺した軌跡 伝説の陰に新たな伝説あり!!巨匠朝比奈が最後に残したブル8(2001年7月サントリー)は「伝説の名演」として語り継がれています。それを遡ること5ヶ月前の2月に朝比奈は、大阪と名古屋でこの交響曲を演奏しています。ここでの朝比奈は剛直で直線的ともいうべき速めのテンポで、緊張感を一切損なわず、即興的に全曲をまとめています。まさに「一期一会のブルックナー」。あの2001年7月の伝説の陰に隠れた新たな伝説的演奏の登場でした。これは2004年に発売し、レコード芸術特選盤に選ばれています。演奏テンポもCD枚1枚に収まるテンポ設定(77分26秒)で、緊張の糸が途切れることなく一気に全曲を駆け巡ります。発売当時はCD&DVD-Audioでオーディオ・ファンにも注目の一枚でした。今回はCDのみでプライス・ダウン再発売です。録音:2001年2月12日愛知県芸術劇場コンサートホールにてライヴ収録

CRYSTON

OVCC 00070
\3000
ア・ラ・ファンタジア
 ボルヌ/ゴールウェイ編:カルメン幻想曲
 ドップラー=ザマラ:カシルダ幻想曲
 フォーレ:幻想曲 ホ短調 作品79
 フュルステナウ:幻想曲 作品67
 ドップラー:ハンガリー田園幻想曲 作品26
 サン=サーンス:幻想曲 作品124
 メンデルスゾーン/シュテックメスト編:歌の翼幻想曲
ロマン・ノヴォトニー(フルート)
ヤナ・ボウシュコヴァー(ハープ)
チェコの名手ノヴォトニーとボウシュコヴァーによる、華麗な幻想の世界!チェコ・フィルの奏者としても日本で人気の高いノヴォトニーと、世界的ハーピストであるボウシュコヴァーのアルバム第2弾。タイトル通り、「幻想曲」というテーマで珠玉の名曲をまとめました。誠実でしかもドラマチックなフルートと、柔軟で艶やかで歌心豊かなハープが織り成す世界は、聴くものを夢のような幻想の世界へ誘います。それぞれの作曲家の「幻想曲」の顔が見えて、発見の多いアルバムでもあります。内容豊かな聴き応え十分の一枚です!録音:2004年4月23,26日、12月18日 プラハ「芸術家の家」ドヴォルザーク・ホール
OVCC 00071
\3000
コンサート・ピース
 −ロシアン・ヴィルトゥオーソ・トランペット作品集−
  ブラント:コンサート・ピース第1番、第2番
  グリエール:トランペット協奏曲
        (原曲:声と管弦楽のための協奏曲)
  ベーメ:トランペット協奏曲
  ネステロフ:トランペット協奏曲
ヨウコ・ハルヤンネ(トランペット)
エリアス・セッパラ(指揮)
ザ・ガーズ・バンド
名手ハルヤンネによる、熱き情熱宿るロシアン・トランペットの響き。現代最高のトランペット奏者の一人である、北欧の至宝=ヨウコ・ハルヤンネによるロシア作品集。旧ソ連の作曲家(グリエール、ネステロフ)と、ドイツからロシアに渡って活躍したトランペット奏者=作曲家(ブラント、ベーメ)の作品を集め、ロシアン・スクールの系譜が分かる内容になっています。そしてハルヤンネは師であるチモフェイ・ドクシツェルに思いを寄せて、ロシアの熱い大地とこみ上げるメロディを高らかに歌い上げています。伴奏はブラスバンドが務め、サウンドに輝きと色彩がより一層加わっています。定番のベーメの協奏曲をはじめ、超絶技巧を求められるブラント等盛りだくさんです。ハルヤンネによる「超絶のトランペット」をぜひお楽しみ下さい。録音:2005年3月、5月 フィンランド・ヤルヴェンバー・ホールにて収録
EXCL 00026
(SACD Hybrid)
¥3000
マーラー:交響曲 第1番「巨人」 マンフレッド・ホーネック(指揮)
ピッツバーグ交響楽団
2008年9月リリースされたホーネック指揮ピッツバーグ響による「英雄の生涯」(OVCL-00338)はあのズヴェーデンの「春の祭典」とともに、2008年度レコード・アカデミー管弦楽曲部門賞を争い、初コンビによる初録音にもかかわらず、2位という好成績を残した知る人ぞ知る名盤です。そのコンビが2011年のマーラー・イヤーを先駆けて、交響曲全集シリーズを始動させました。その記念すべき第1弾がホーネックの音楽監督就任披露演奏会となった第1番「巨人」です。前回同様、ディテールへのこだわりと巨大な音楽構築とを両立させるホーネック。特に生粋のウィーン人としてマーラーへの愛着はただならず、随所にウィーンの発音でのマーラー像が聴かれます。同時に、細かいレンガを積み重ねるような重厚な、厚みのあるサウンドがこれまでにない密度の「巨人」を構築します。まさに歴史に残るマーラー・シリーズ。今後の展開にも注目です。録音:2008年9月26-28日@ピッツバーグ、ハインツ・ホールにてライヴ収録
OVCL 00384
\3000
プロコフィエフ:
 交響曲第1番「古典交響曲」
 交響曲第7番「青春」
 交響曲第7番「青春」より第4楽章(改訂版)終結部—
  96小節目〜終結部
アレクサンドル・ラザレフ(指揮)
日本フィルハーモニー交響楽団
日本フィルの新首席指揮者として今後3年間のプロコフィエフ全曲演奏会のプロジェクトをスタートしたラザレフ。その第1回目のコンサートのライヴをここにリリースします!ラザレフはロシア人ならではの研ぎ澄まされた感覚で日本フィルを導き、高い集中力と精神性で聴衆をプロコフィエフの世界に引き込んでいます。特に弦楽器には高いアンサンブル力を要求したというラザレフ。豊潤で緻密な弦の響きが印象的です。プロコフィエフのシンフォニーの中では最もポピュラーで親しみやすい「古典交響曲」にカップリングした交響曲第7番は、ハープの旋律や管楽器と弦楽器の独特な旋律の絡み合いなど、神秘的であまりに美しい秘曲です。またこの第7番の4楽章の後には、プロコフィエフ自身による改訂版で、第4楽章のもう一つの終結部の演奏が収録されている、スペシャル・バージョン!プロコフィエフを知る上では欠かせないアイテムのひとつでしょう。ラザレフの就任により、新時代へ突入したといわれる日本フィルのプロコフィエフ交響曲チクルス第1弾をぜひご期待ください。録音:2009年1月16日、17日 東京・サントリーホールにてライヴ収録
OVCL 00382
(SACD Hybrid)
¥3000
ブラームス:交響曲第1番
ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」
秋山和慶(指揮)
東京交響楽団
秋山は、23歳の年に東京交響楽団を指揮してデビューし、以来音楽監督・常任指揮者として約40年という長い期間に渡って真摯に演奏へ取り組み、同楽団との関係を保ち続けてきました。そして2004年に桂冠指揮者へ就任。これまで秋山は同楽団において積極的にオペラや、シェーンベルク、ラッヘンマン、ジョン・アダムスなどの大規模な現代作品の初演に取り組み、話題を呼んできました。まさに秋山の手によって飛躍を重ねてきた同楽団。そして、世界的にも珍しいほどの長きに渡るコンビネーションと、絶大な信頼関係ならではの抜群の機能美がこのブラームス1番の演奏によく現れています。まず、特徴的なのは豊潤で機能的な弦楽器のアンサンブル。秋山の緻密な構成力のもとに、ブラームスの重厚な和声が秀逸に奏でられています。同楽団の響きに、この往年の作品がしっかりと呼応しているかのような演奏の仕上がりです。同曲でも、カップリングの「謝肉祭」でも、決して行き過ぎた演出は見せない、どこまでも品のある艶やかな演奏を見せます。日本を代表するベスト・コンビネーションによる必聴の一枚、ぜひご期待下さい。録音:2009年2月7日 東京オペラシティ・コンサートホールにてライヴ収録
OVCX 00049
¥3000
ベートーヴェン
 ヴァイオリン・ソナタ 第5番 イ長調 Op.24「春」
 ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ニ長調 Op.12-1
 ヴァイオリン・ソナタ 第3番 変ホ長調 Op.12-3
宮崎 陽江(ヴァイオリン)
ジョルジュ・クコレッリ(ピアノ)
ニューヨーク州イタカ市生まれ。3歳よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業・研究科一年終了。その間、堀正文、山口裕之、江戸純子各氏に師事。同大学を卒業と同時に全額奨学金を得て米国タングルウッド音楽祭(小澤征爾監修)に参加。後、ジュネーブ高等音楽院に留学、名匠ジャン=ピエール・ヴァレーズ氏の薫陶をうける。同時に、室内楽をガボール・タカーチ氏に師事、また、ハンス=ハインツ・シュネーベルガー氏のもとでモダン、バロック両楽器の研鑽を積む。1997年には同大学院をプルミエ・プリ(一等賞)にて卒業、及び同音楽院教育法ディプロマ取得。2000年まで、ジュネーブ室内管弦楽団第一ヴァイオリン奏者。また、ダニエル・グロギュラン氏の設立したジュネーヴ・ソロイスツ(ソリスト・ド・ジュネーヴ)団員、同氏とのアンサンブルで好評を博す。また、スイスと日本を拠点とした、ソリスト、室内楽奏者としての活動を生かし、ヨーロッパ各地で取材・撮影されたDVDシリーズは圧巻。楽曲への深い造詣、精緻な奏法、優美な音色には、高い評価を得ている。2005年5月15-16日 STUDIO TIBOR VARGA ,Grimisuat s/Sion,Valais にて収録
EXCL 00025
(SACD Hybrid)
¥3000
シューマン:
 「幻想曲 ハ長調 作品17」
 「アラベスク ハ長調 作品18」
 「交響的練習曲 作品13」
セルゲイ・エデルマン(ピアニスト)
今春、バッハのアルバムで生還を果たしたエデルマンの第二弾はオール・シューマン・プログラムです。今回はロマン派きっての名曲を荘大なタッチで奏でられ、ピアニズムの真髄を打って出ます。珠玉のアラベスクを挟んで、幻想曲と交響的練習曲を前後に、まさに重量級のアルバムです。交響曲的練習曲には遺作の変奏曲5曲も含めた完全版でまるで大編成の管弦楽を眼前に展開するほどの彩のサウンドを、全く揺るぎのないバランス感覚で仕上げている見事な名演盤です。録音: 2009年2月24-26日 @富山北アルプス文化センターにて収録

EXTON

OVCL 00383
¥3000
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
リスト:交響詩「前奏曲」
アレクサンドル・ラザレフ(指揮)
日本フィル
首席指揮者就任披露演奏会ライヴ盤!!圧倒的な質感で轟くラザレフの「新世界より」! 2008/2009シーズンより日本フィルの首席指揮者に就任したアレクサンドル・ラザレフ。2009年1月10日、11日にサントリーホールと東京芸術劇場において行われた就任披露演奏会での演奏をリリース!両日とも超満員の大盛況で、ラザレフの首席指揮者の就任と、その徹底した指揮者としての手腕を観衆に大きく印象付けました。ラザレフは持ち前の迫力と緻密な統率力で日本フィルを見事にコントロールし、オーケストラのダイナミックな質感を十分に導き出しています。また前進力のあるテンポ感、リズムの力強さは聴き応えがあります。両者の今後の関係に期待できるラザレフ&日本フィル第1弾のCD!ぜひお楽しみください。録音:2009年1月10日 サントリーホール(ドヴォルザーク:「新世界より」)、1月11日 東京芸術劇場(リスト:前奏曲)にてライヴ収録

カメラータ・トウキョウ

CMCD 28184
\2940
迦楼羅(かるら)─オーボエ・ソロ/トーマス・インデアミューレ
 (1) 西村 朗:迦楼羅─オーボエ・ソロのための(2006)
 (2) L.ベリオ:オーボエのためのセクエンツァ VIIa(1969/2000改訂)
 G.シルヴェストリーニ:
  オーボエのための6つの絵/
  オーボエのための6つの練習曲(1984〜85)
  (3) I. トゥルーヴィルのロッシェ・ノアール・ホテル
    〈クロード・モネ/1870〉
  (4) II. 菜園と花をつけた木 ポントワーズの春
    〈カミーユ・ピサロ/1877〉
  (5) III. カプシーヌの大通り〈クロード・モネ/1873〉
  (6) IV. 森の中の小路
   〈ピエール=オーギュスト・ルノアール/1874〉
  (7) V. 海辺の情景 嵐の空〈ウジェーヌ・ブーダン/1864〉
  (8) VI. スペインの踊り〈エドゥアール・マネ/1862〉
 (9) 尹 伊桑:ピリ(1971)
 (10) N.カスティリオーニ:アレフ(1965)
トーマス・インデアミューレ(オーボエ)
世界トップ・オーボエ奏者のひとり、トーマス・インデアミューレが、ソロ・アルバムを完成させました。収録された作品はいずれも現代作品ばかり。協奏曲で披露するインデアミューレの柔らかく慈愛あふれる演奏にシャープさも加味され、いずれも聴き応えのある演奏が収められています。 西村朗の『迦楼羅』は、オーボエ協奏曲が原曲。インデアミューレによる演奏ですでにCDでもリリースされています(28CM-523)。当CDでは、この協奏曲を西村がオーボエ・ソロへと書き直し収録しています。そのほか、ベリオの『セクエンツァⅦa』、シルヴェストリーニの『オーボエのための6つの絵』など、いずれもオーボエ・ファンのみならず、現代音楽ファンにとっても嬉しい選曲となっています。オーボエ・ソロ作品集ならではの「これぞインデアミューレ」というにふさわしい演奏は、これまでの協奏曲や室内楽のCDとは異なる、あらたなインデア
ミューレの一面を提示しています。録音:2007年12月/イタリア ほか
CMCD 28183
\2940
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ─フランス・ヴァイオリン作品集/
(1) C.ドビュッシー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1916〜17)
(2) M.ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ(1923〜27)
(3) M.ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ『遺作』(1857)
(4) D.ミヨー:ヴァイオリン・ソナタ 第2番(1917)
(5) 別宮貞雄:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番(1967)
植村理葉(ヴァイオリン)
岡田博美(ピアノ)
ドイツと日本を拠点に活躍する実力派ヴァイオリニスト、植村理葉が待望のソロ・アルバムをリリース。モーツァルト、ブラームス、チャイコフスキー、シューマンなどの協奏曲を著名指揮者たちとともに共演することにより、数多くの経験を積み重ね、ヴァイオリニストとしての資質、可能性をさらに高めてきました。 さらなる飛躍をとげた植村が待望のソロ・アルバムで選曲したのは、フランスの近現代作品です。超絶技巧的見せ場のあるラヴェルの『ヴァイオリン・ソナタ』やドビュッシー最後の作品となる『ヴァイオリンとピアノのためのソナタ』、そしてフランスでの留学時にミヨーやメシアンに師事した別宮貞雄の『ヴァイオリンとピアノのためのソナタ』。フランス的色彩感を繊細に表現し、さらに高度なテクニックを要する見せ場でも、その実力を余すところなく披露しています。このアルバムで初共演となるピアニスト、岡田博美も好サポート。録音:2008年12月/ウィーン
CMCD 28186
\2940
J.ハイドン:
 (1) 交響曲 第6番 ニ長調 Hob.I:6 「朝」
 (2) 交響曲 第85番 変ロ長調 Hob.I:85 「王妃」
 (3) 交響曲 第97番 ハ長調 Hob.I:97
ミラン・トゥルコヴィッチ(指揮)
ウィーン・コンツェルト・フェライン
インゴマール・ライナー(チェンバロ)(1)
ハイドン・イヤーにふさわしく、交響曲の父と呼ばれるヨゼフ・ハイドンの交響曲作品を収めた1枚が完成しました。ウィーン交響楽団のトップ・メンバーから成る〈ウィーン・コンツェルト・フェライン〉による演奏、そしてこのアンサンブルをまとめるのは、長年〈ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス〉のメンバーとしてアーノンクールと共に歩んできたファゴット奏者、ミラン・トゥルコヴィッチです。 トゥルコヴィッチのファゴット奏者としての経歴は、多くの方々に知られていますが、近年、指揮者としての活躍も知られはじめています。 ウィーンの伝統を踏まえ、音楽の流れと自然な呼吸感を大切にし、演奏を聴いた誰もが疑うことなく楽しむことのできるゆったりとした「ハイドン」を作り上げています。録音:2008年10月/ウィーン
CMCD 20099/100(2CD)
\4200
C.P.E.バッハ:フルート・ソナタ集/シュルツ、ブリツィ
[DISC-1]
 (1) フルート・ソナタ ハ長調 Wq.149
 (2) フルート・ソナタ ト長調 Wq.86
 (3) フルート・ソナタ ニ長調 Wq.83
 (4) 無伴奏フルート・ソナタ イ短調 Wq.132
 (5) フルート・ソナタ ホ長調 Wq.84
[DISC-2]
 (6) トリオ・ソナタ Wq.145/BWV1036
 (7) フルート・ソナタ ト長調 Wq.85
 (8) ソナタ ト短調 H.542,5/BWV1020
 (9) フルート・ソナタ 変ホ長調 H.545/BWV1031
ヴォルフガング・シュルツ(フルート)
クラウディオ・ブリツィ(クラヴィオルガン)
J.S.バッハの作品としてBWV番号が付され、親しまれてはいるものの、その作品の特徴や様式などから偽作と言われている作品が存在します。今回収録されている3つのフルート・ソナタもまたJ.S.バッハの作か疑われていましたが、最終的に息子のC.P.E.バッハの作品であることが証明され、長年の疑問に終止符が打たれました。 これら3つのフルート・ソナタを含む、C.P.E.バッハのフルート・ソナタを収めたアルバムがこのたび2枚組で完成。ウィーン・フィルの首席ソロ奏者、ヴォルフガング・シュルツの安定したテクニックと暖かみあふれる音色による演奏は、まさにオーソリティとしての風格を漂わせています。その演奏をさらに引き立てているのが、奇才ブリツィのクラヴィオルガンによる装飾豊かな演奏です。さらにクラヴィオルガンの特製を活かし、さまざな音色を織り交ぜて演奏することにより、時にフルート奏者が2人に聞こえ、あるいはさらに別の楽器が伴なっているかのようにも聞こえてきます。これまでのフルート・ソナタの演奏とはひと味異なる、色彩にみちた明るく華やかな演奏は、作品に新たな息吹をもたらしています。録音:2007年10月 ほか/イタリア
CMCD 28166
\2940
作曲者不詳(伝ハイドン):
 (1) オーボエ協奏曲 ハ長調 Hob.VIIg:C1
J.ハイドン:
 (2) チェロ協奏曲 ニ長調 Hob.VIIb:2
 (3) 交響曲 第83番 ト短調 Hob.I:83「めんどり」
マルティン・ガブリエル(オーボエ)(1)
ローベルト・ノージュ(チェロ)(2)
フィルハーモニック・アンサンブル・ウィーン“モーツァルティステン”
ハンス・ペーター・オクセンホファー(指揮)
今年はハイドン没後200年です。交響曲の父とも称されるハイドンは生前より大変有名な作曲家で、その人気はモーツァルトをはるかに凌ぐものでした。そのあまりの人気の高さから、当時の出版社は、ハイドンの作品ではないにもかかわらず、数多くの作品を「ハイドン作」とし楽譜を出版していました。 冒頭の曲目「オーボエ協奏曲 ハ長調」も長年ハイドン作として演奏されていた作品のひとつです。 伝ハイドンとハイドン作品を演奏するのは、ウィーン・フィルの精鋭が集まり結成された、ウィーン弦楽四重奏団のハンス・ペーター・オクセンホファー率いるアンサンブル、フィルハーモニック・アンサンブル・ウィーン“モーツァルティステン”。ウィーンの伝統的奏法を守り品位と風格のある正統派ハイドンをお聞き下さい。録音:2008年12月/ウィーン
CMCD 20097/8
(2CD)
\4200
T.アルビノーニ:
[DISC-1]
 (1) オーボエ協奏曲 ニ短調 作品9-2
 (2) 2本のオーボエのための協奏曲 ヘ長調 作品9-3
 (3) オーボエ協奏曲 ハ長調 作品9-5
 (4) 2本のオーボエのための協奏曲 ト長調 作品9-6
 (5) オーボエ協奏曲 ト短調 作品9-8
 (6) 2本のオーボエのための協奏曲 ハ長調 作品9-9
 (7) オーボエ協奏曲 変ロ長調 作品9-11
 (8) 2本のオーボエのための協奏曲 ニ長調 作品9-12
[DISC-2]
 (9) 2本のオーボエのための協奏曲 ハ長調 作品7-2
 (10) オーボエ協奏曲 変ロ長調 作品7-3
 (11) 2本のオーボエのための協奏曲 ハ長調 作品7-5
 (12) オーボエ協奏曲 ニ長調 作品7-6
 (13) 2本のオーボエのための協奏曲 ニ長調 作品7-8
 (14) オーボエ協奏曲 ヘ長調 作品7-9
 (15) 2本のオーボエのための協奏曲 ハ長調 作品7-11
 (16) オーボエ協奏曲 ハ長調 作品7-12
トーマス・インデアミューレ(オーボエ)
クラウディオ・ブリツィ(クラヴィオルガン/指揮+オルガン)
ジャック・ティース(オーボエ)
リノ・ベルニッツィ(ファゴット)
フェデリコ・デル・ゾルド(チェンバロ)
イ・ソリスティ・ディ・ペルージャ(コンサートマスター:P.フランチェスキーニ)
ヴェネツィアに生まれ、ヴェネツィアで生涯を閉じた作曲家、トマゾ・アルビノーニ。ヴィヴァルディとほぼ同時代にヴェネツィアで活躍したアルビノーニは多くの作品を残しています。中でも、当時すでに楽譜が出版されていた12曲のトリオ・ソナタや、50曲におよぶオペラ作品は人々に愛され、作曲家としての地位を確固たるものとしていきました。裕福な家庭に生まれたアルビノーニは、教会や宮廷に属することなく最後まで自由な立場で作曲家として活動し続けました。「オーボエ協奏曲」と名づけられた本CD収録作品は、作品7と作品9それぞれに8曲あり、その8曲はオーボエ・ソロのための作品と2本のオーボエのための作品があります。 2本のオーボエ協奏曲では、「ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲全集」ですでにインデアミューレと共演しているジャック・ティースを迎え、息のあった演奏を披露。奇才ブリツィのクラヴィオルガン、さらに本場イタリアの弦楽合奏団、イ・ソリスティ・ディ・ペルージャのアンサンブルをバックに、インデアミューレによる軽やかで明るいオーボエが輝きを増し、イタリア・バロックの典雅な音楽と結びつき、当時のヴェネツィアへと聴き手を誘います。録音:2007年12月 ほか/イタリア
CMCD 28175
\2940
クラシック・クラリネット/カール・ライスター
 F.リース:ソナタ ト短調 作品29
 F.A.ホフマイスター:二重奏曲 第6番 イ長調
 F.ドヴィエンヌ:ソナタ 第1番 ハ長調
カール・ライスター(クラリネット)
フェレンツ・ボーグナ(ピアノ)
「ザ・キング・オブ・クラリネット」。このように呼ばれるにふさわしいクラリネット・トップ奏者、カール・ライスターが、ニュー・アルバムを完成させました。ライスターは以前より、クラリネットのあらたなレパートリーを発掘すべく、古典派とロマン派の作曲家を中心とした貴重な作品を精力的に収録してきました『クラシック・クラリネット』と名付けられたこのアルバムは、2004年にリリースしたCD『クラシック・ソナタ』の続編として企画されました。この度のCDに収録されたのは、リース、ホフマイスター、ドヴィエンヌの作品。今日では、ほとんど演奏される機会のない作品ですが、当時、彼らの名前は非常によく知られていました。かのベートヴェンをしのぐ人気だったリース、モーツァルトをサポートし出版業でも名の知られたホフマイスター、フルート教則本の出版で有名なドヴィエンヌ。作品は忘れ去られたかもしれませんが、三者三様、それぞれの形で次世代へと受け継がれたものもあるようです。ライスターは、燻し銀のような深みと慈愛にみちた演奏でこれらの作品に再び光をあてます。
CMCD 28178
\2940
リスト:ヴェルディのオペラによるピアノ・パラフレーズ全集/大井和郎
 歌劇『エルナーニ』より
  演奏会用パラフレーズ S432,R265
 歌劇『トロヴァトーレ』より
  トロヴァトーレのミゼレーレ S433,R266
 歌劇『イェサレム』(第1回十字軍のロンバルディア人)より 
  めでたしマリア S431,R264
 歌劇『アイーダ』より
  アイーダ・パラフレーズ
  (聖なる踊りと終幕の二重唱による)S436,R269
 歌劇『リゴレット』より
  リゴレット・パラフレーズ S434,R267,MG2 A187
 歌劇『ドン・カルロ』より
  祝典の合唱と葬送行進曲 S435,R268
 『レクィエム』より
  アニュス・デイ S437,R270
 歌劇『シモン・ボッカネグラ』より
  シモン・ボッカネグラの回想 S438,R271
大井和郎(ピアノ)
大井和郎が、現在の演奏活動で中心として最も情熱をそそいているのが、「リスト」である。2003年よりCD『リスト:超絶技巧練習曲集初版、第2版、第3版』をリリース、さらに2004年には7枚目のアルバムとなる『リスト:巡礼の年』が発売された。「ヴィルトゥオーゾ本来の意味を感じさせる演奏」と、各誌で高い評価を得た。そして、この度発売されるのは、ヴェルディのオペラ作品をリストがピアノ用に編曲した全作品を収めたアルバムである。 また、CDの発売後には、当CD収録曲目が収められている楽譜も国内で出版予定。リスト作品の魅力、大井和郎の魅力、そしてヴェルディ・オペラの魅力を堪能する必聴音源。
大井和郎(ピアノ):
東京生まれ。東京音楽大学付属高等学校を卒業後、渡米。米国シンシナティ大学音楽院にて特待生として授業料全額免除となる。修士、学士取得。 ユージン・プリドノフに師事。エリザベス・ハーパー・コンクール第1位、McElroyコンクール第1位、Krehbleコンクール第5位、イレーヌティントナーコンクール奨励賞、オスカーフィリップスティール賞受賞。現在、ソリストとして各地でコンサート活動を行っている。 CD録音は、東芝EMIより『ダンテを読んで』、徳間ジャパンより『クーラウ:ソナチネ集』『ハチャトゥリアン小品集(仮面舞踏会他)』をリリース。2001年の1月には、『パガニーニ:エチュード完全盤』をリリースし、レコード芸術誌特選盤、文化庁芸術祭ノミネート作品となった。2003年6月に、『乙女の祈り名曲集』をリリース。同年の12月21日には、『リスト:超絶技巧練習曲集 初版、第2版、第3版』をリリース。そして、2004年10月には『リスト:巡礼の年』が、7枚目のアルバムとしてリリース。 2007年アニメ盤『のだめカンタービレ』『のだめオーケストラSTORY!』(ソニー)に、リストの「メフィストワルツ」などを収録。音楽之友社発刊『ピアノ&ピアニスト 2008』に名を連ねる。また、2005年より月刊誌『レッスンの友』に、ポリフォニーについて連載中。日本演奏連盟会員。

FONTEC

FOCD9435
¥2500
ベルリオーズ:序曲「海賊」
フランク:交響曲 ニ短調
パスカル・ヴェロ 指揮
仙台フィル
各紙で絶賛された「デュカス・ドビュッシー・ラヴェル」(FOCD9296)に続くパスカル・ヴェロ指揮、仙台フィルのフランス音楽作品集第2弾。ヴェロが2006年に常任指揮者に就任して以来3年、仙台フィルによるフランス音楽は留まることなく深化を続けています。今回はヴェロが最も得意とするベルリオーズとフランクを収録。時代と環境を共にする期間もありながら、華やかさと奔放さで一世を風靡したベルリオーズ。対してドイツ・ロマン派に傾倒し、才能あるピアニストでありながら晩年を教会オルガニストとして質素に過ごしたフランク。俗と聖とでも称すべき対照的な作品を残したこのふたり。両者の軽妙-重厚といった対称的な作品を仙台フィルの機能と音楽への共感をもってヴェロは鮮やかに描ききります。繊細で心地良いといったフランス音楽への一面的イメージを軽々と超越したヴェロ/仙台フィルの明晰な演奏は、まさにフランス音楽の神髄に触れるものです。2009/3/20・21 仙台市青年文化センター・コンサートホールでのライヴ録音
FOCD20073
¥2300
長谷川景光/嵯峨天皇の雅楽
 1.平調 郎君子Hyojo Rokunshi
 2.沙陀調 最涼州 半帖Sadacho Sairyoshu
 3.大食調 散手破陣楽破 半帖Taishikicho Sanjuhajinraku
 4.平調 林歌Hyojo Ringa
 5.乞食調 蘇芳菲 Kotsushikicho Sohohi
 6.水調 感城楽 Suicho Kanzeiraku
 7.盤渉調 鳥向楽 半帖Banshikicho Chokoraku
 8.九声黄鐘調 栴檀風Nona-tonic Oshikicho Setafu
長谷川景光/龍笛、大篳篥
橋本薫明/笙 平安楽舎
長谷川景光は雅楽を海地昭三に師事、現代音楽を柴田南雄から、雅楽横笛は芝祐靖から学び、松井北斗に楽琵琶を師事しました。現在は古代、中世の雅楽譜を解読、復元し精力的に演奏活動をしています。6作目にあたる本CDでは嵯峨天皇(786〜842。在位809〜823)に注目しました。嵯峨天皇は詩人天皇として知られていますが、楽を最も愛された雅楽天皇でもありました。琴をこよなく愛されただけでなく、曲の新作や改作を奨励し、また自らも作曲されました。さらに、平安中期に成立した音楽小説『うつほ物語』では重要な登場人物として描かれています。このCDでは嵯峨天皇に因んだ曲を収載し、嵯峨天皇に捧げるアルバムとなっています。
FOCD 9430
¥2520
九響シリーズ第6弾 大町陽一郎=九州交響楽団
シュトラウス・ファミリー名曲集2
 1 J.シュトラウスII/喜歌劇「ジプシー男爵」序曲
 2 J.シュトラウスII/ポルカ「ハンガリー万歳」Op.332
 3 J.シュトラウスII/ワルツ「南国のバラ」Op.388
 4 J.シュトラウスII/アンネン・ポルカ Op.117
 5 ヨゼフ・シュトラウス/ワルツ「天体の音楽」Op.235
 6 J.シュトラウスII/喜歌劇「こうもり」より“侯爵様、あなたのようなお方は”
 7 J.シュトラウスII/ワルツ「春の声」Op.410
 8 J.シュトラウスII/ポルカ「雷鳴と稲妻」Op.324
 9 J.シュトラウスII/ポルカ「クラップフェンの森にて」Op.336
 10ヨゼフ・シュトラウス/鍛冶屋のポルカ Op.269
 11 J.シュトラウスII/ワルツ「皇帝円舞曲」Op.437
大町陽一郎 指揮
九州交響楽団/
半田美和子 ソプラノ(6.7)
2006年、一挙3タイトルのCD発売という日本のオーケストラでは異例の快挙を成し遂げ、その実力を満天下に示した九州交響楽団。昨年発売の第5弾、秋山和慶指揮による<ペトルーシュカ、ダフニスとクロエ>は、レコード芸術誌で「特選」に推挙され、進化するその演奏は最高の評価を得ました。シリーズ第6作となる本CDは、第3弾(FOCD9291)につづく、大町陽一郎指揮の「シュトラウス・ファミリー名曲集2」です。大町は1954年にウィーンへ留学、ハンス・スワロフスキーに師事し、ウィーン国立音楽大学指揮科卒。ベーム、カラヤン、フェラーラにも教えを受けています。1980年に日本人として初めてウィーン国立歌劇場にて指揮し、82年から84年までウィーン国立歌劇場専属指揮者を務めました。大町とシュトラウス一家の音楽との出会い---これは留学中の1954年に遡ります。クレメンス・クラウスの後を継ぎ、ウィーン・フィルの<ニューイヤー・コンサート>で一世を風靡したヴィリー・ボスコフスキーの指揮者デビュー・コンサートでのことです。この演奏会でウィンナ・ワルツの虜となった彼は、帰国後日本ヨハン・シュトラウス協会を設立するなど、日本でのウィーン音楽普及に大きな功績を残しています。そして、95年からは九州交響楽団と福岡で<ニューイヤー・コンサート>を開催。今や福岡のみならず、九州一円で10回に及ぶ公演を毎年おこなっています。長年に渡り培った名匠大町=九響のシュウトラウス。ウィーン音楽の様式・伝統を知り尽くした両者の集大成というべき演奏です。2008/1/13・14 末永文化センター REC.
FOCD 9429
\2800
湯浅譲二 室内楽作品集
 相即相入/弦楽四重奏のためのプロジェクション/
 マイ・ブルー・スカイ第3番/
 弦楽三重奏のためのプロジェクション/
 2台のピアノのためのプロジェクション/
 マリンバのための音楽/ぶらぶらテューバ
マリオ・カローリ(フルート)
鈴木 俊哉(リコーダー)
辺見 康孝(ヴァイオリン)
亀井 庸州(ヴァイオリン)
甲斐 史子(ヴィオラ)
多井 智紀(チェロ)
漆原 朝子(ヴァイオリン)
竹澤 恭子(ヴァイオリン)
豊嶋 泰嗣(ヴィオラ)
堤 剛(チェロ)
木村 かをり(ピアノ)
野平 一郎(ピアノ)
吉原 すみれ(マリンバ)
橋本 晋哉(テューバ)
1993年発売の「管弦楽作品集」(FOCD2508)、2004年発売の「オーケストラル・シーン」(FOCD3506)と2007年発売の「オーケストラの時の時」(FOCD9288)に続く湯浅譲二作品集の第4弾です。日本が世界に誇る作曲家、湯浅譲二(1929-)の創作は活動歴が半世紀を超える現在も全く衰えを知りません。その評価は内外で大変高く、長年に渡る活動が評価され、先頃、旭日小綬章を受章しました。前3作は湯浅のオーケストラ作品を中心に焦点を当てましたが、今回はまた異なった魅力を感じさせる室内楽曲の数々を集めました。これらは湯浅が1963年から2006年にかけて継続的に取り組んできたもので、長い創作活動の全貌を俯瞰する上で欠かすことのできない作品達であり、折々の湯浅の感性と思考の閃きをダイレクトに反映しています。
FOCD9434
\2500
尾高&札響/グリーグ&シベリウス 北欧音楽の新伝説
 シベリウス:交響詩「フィンランディア」作品26
 グリーグ:
  「ペール・ギュント」第1組曲 作品46
  「ペール・ギュント」第2組曲 作品55
 シベリウス:悲しきワルツ 作品44
 シベリウス:トゥオネラの白鳥 作品22-2「レンミンカイネン組曲」より
 シベリウス:組曲「カレリア」作品11
尾高忠明 指揮
札幌交響楽団
北の大地から発信する雄大かつ清新な北欧音楽、ここから新しい伝説が始まります。英国音楽演奏の歴史に大きな刻印を残す尾高忠明/札幌交響楽団。彼らが熱く共感するさらなるレパートリー、それは<北欧音楽>です。シベリウス、グリーグという北欧音楽史に名を残す二大作曲家の主要作品を収録・・そしてこの録音は同一プログラムを含むコンサートの翌日、満を持して本拠地である札幌でおこなわれました。2009/3/15 札幌コンサートホールKitaraでのライヴ録音
FOCD9427
\2800
高橋悠治|バルトーク 初期ピアノ作品集
 10の易しいピアノ小品 BB51 (Sz 39) 
 7つのスケッチ Op.9b BB 54 (Sz 44 )
 4つの挽歌 Op.9a BB 58 (Sz 45)
 14のバガテル Op.6 BB 50 (Sz 38)
 2つの悲歌 Op.8b BB 49 (Sz 41)
高橋悠治 ピアノ
モンポウ(FOCD9346)、ブゾーニ(FOCD9347)に続く、高橋悠治による「時代に押しやられた流れを振り返り、曲がり角で消えたヴィジョンを呼び戻す」作品群。今回はバルトークの初期ピアノ曲集です。バルトークは、ルビンシュタイン・コンクールでバックハウスと優勝を争うほどのピアノの名手であり、彼の作曲活動にとってピアノという楽器は重要な役割を果たしています。そして生涯にわたってピアノのために重要な作品を書き続けました。本CDに収録した5作品は、いずれも1908年から1913年の「基礎的実験期」に書かれたものです。高橋はこれらのピアノ曲を以下のようにとらえています。「バルトークがバルトークとなる以前の、傷ついた心と、さまよう音楽に、その後の世紀から失われた可能性、マイノリティーの芸術を聴く」
高橋悠治・・・衝撃的なデビューから半世紀。70歳を迎えた現在も<円熟>を拒否するその先進的な活動に、時代の狂気に抗する姿がみえてきます。2009/1/17・18 相模湖交流センター Rec
FOCD9432
\2800
景山誠治|ガルシア・ロルカの思い出に
 サン=サーンス:
  序奏とロンド・カプリチオーソ 作品28(ビゼー編)
 プーランク:
  ヴァイオリン・ソナタ FP.119「ガルシア・ロルカの思い出に」
 ショーソン:詩曲 作品25
 ルクレール:
  ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 作品9-3 「タンブラン」
 クライスラー:クープランの様式によるルイ13世の歌とパヴァーヌ
景山誠治 ヴァイオリン
三木香代 ピアノ
1984年ロン=ティボー国際コンクール最高位受賞をはじめ輝かしい経歴を誇り、ヨーロッパ、中南米など世界を舞台に活躍するヴァイオリニスト、景山誠治によるニュー・アルバムの登場です。ルクレール、サン=サーンス、ショーソン、プーランクという、フランス音楽の重要な系譜に連なる作曲家たちによる作品群。それを通して、景山は歌う楽器としてのヴァイオリンの魅力を最大限に引き出しています。アンコールのような形で、クライスラー作品のなかでもフランス・バロック期のルイ・クープランのスタイルで書かれた「ルイ13世の歌とパヴァーヌ」も収録。遊び心も覗かせています。
FOCD9433
\1500
王は受け継がれゆく|イギリス近代名曲選
 スパーク:ダンス・ムーヴメント、フィエスタ!
 アーノルド:
  序曲「タム・オシャンター」、
  行進曲「パドストー・ライフボート」
 フレッチャー:英雄行進曲
 ウォルトン:
  コンサート・バンドのための行進曲、
  序曲「ポーツマス・ポイント」
 グレッグスン:王は受け継がれゆく
野中図洋和 指揮
陸上自衛隊中央音楽隊 
イギリスはブラス・バンドの実質的な発祥地でもあり、さらにはウィンド・バンドの数も多く、こうしたアンサンブルのために曲をつくり続けている作曲家も多くいます。また、オーケストラ作品からの編曲も多く、独特のノーブルな音色と相まって日本やアメリカと並ぶ「吹奏楽王国」です。このアルバムでは、数多くの作品の中から厳選された全8曲、5人の作曲家の作品を収録しました。しかも単なる「英国名曲選」とは違って、ちょっとひとひねりした「こだわりの名曲選」・・・“中音”の持つ表現力豊かな演奏で、吹奏楽の面白さを存分に楽しめる1枚です。平成12年度文化庁芸術祭優秀賞受賞作品。(FOCD9135の再発売)2000/2/18〜20武蔵野音楽大学バッハザールRec

ALM/コジマ録音

ALCD 3088
\2940
華麗なるクラリネット・アンサンブルの世界 Ⅹ
[1] モーツァルト:五重奏曲 ハ短調 K.406 [516b] より
  第1楽章 [編曲:高橋徹]
O. レスピーギ:
 リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲[編曲:藤井一男]
 [2] Ⅰ. イタリアーナ
 [3] Ⅱ. 宮廷のアリア
 [4] Ⅲ. シチリアーナ
 [5] Ⅳ. パッサカリア
[6] B. バルトーク:アレグロ・バルバロ [編曲:木村健雄]
[7] I. -P. シュワルツ:カプリッチョ
G. フォーレ:組曲「ドリー」より [編曲:山本教生]
 [8] 子守歌
 [9] キティ・ワルツ
 [10] ミ・ア・ウー
[11] 戸田顕:クラリネット・バスカーズ
[12] J. S. バッハ:パッサカリア ハ短調 BWV582
  [編曲:山里佐和子]
[13] J. ヘルメスベルガー:悪魔の踊り
[14] 磯崎敦博:虫の謝肉祭
【東京クラリネット・アンサンブル】
藤井一男・加藤明久・小倉清澄・
佐川聖二・木村健雄・中村めぐみ・
稲垣征夫・新井清史・吉田記子・福島伸夫
結成30年の東京クラリネット・アンサンブルが贈る記念すべき第10弾!クラリネット・ファンには、すでに定番となったロングセラー・シリーズの記念すべき第10弾アルバム。どのパートからも自在にソロが飛び出すエキサイティングなアンサンブルは、いまだ健在。バッハのオルガンの名曲《パッサカリア》からユーモアあふれる磯崎敦博の《虫の謝肉祭》まで、今作も聴き逃せないプログラムで熟練の技に磨きのかかった見事なアンサンブルを繰り広げる。録音:2008年10月31日 和光市民文化センター サンアゼリア 2008年11月1日 彩の国さいたま芸術劇場
ALCD 80
\2940
伊藤美由紀 楽器+エレクトロニクス 作品集 「時の砂」
 [1]「古代の息吹をしのぶ。。。」
  ソプラノ、打楽器とライブエレクトロニクスの為の
   一色香織(ソプラノ)
 [2]「時の砂」バスフルートの為の
  カミラ・ホイテンガ(バスフルート)
 [3]「心の迷路」オンド・マルトノとエレクトロニクスの為の
  原田節(オンド・マルトノ)
 「生生流転」笙、薩摩琵琶、ライブエレクトロニクスの為の
  [4]「内なる炎」薩摩琵琶とライブエレクトロニクスの為の 
  [5]「2重の影」笙と薩摩琵琶の為の
  [6]「涙にくれて」笙とライブエレクトロニクスの為の
   岩佐鶴丈(薩摩琵琶)上田弘美(笙)
 [7]「風神雷神化身」チェロとライブエレクトロニクスの為の
  デイブ・エガー(チェロ)
 [8]「時の砂」: HIEIリミックス
一色香織(ソプラノ)
カミラ・ホイテンガ(バスフルート)
原田節(オンド・マルトノ)
岩佐鶴丈(薩摩琵琶)
上田弘美(笙)
デイブ・エガー(チェロ)
HIEI(リミックス)
楽器とエレクトロニクスの美しい並存 日本とアメリカで作曲を学び、フランスのIRCAMで研鑽を積んだ電子音楽の作曲家 伊藤美由紀 初のアルバム。楽器音をコンピュータでプロセスし、音の様々な要素を駆使して音色の微妙な変化を探求した作品は独自の奥行きに充ち、とりわけ、日本の風土や古来の文化をインスピレーションとする作品群には、心の深奥を射抜くような鋭さもある。波、砂、芭蕉の句をテーマとする「時の砂」(2003)をはじめ、オンド・マルトノ奏者 原田節のための「心の迷路」(2003)、アメリカのモダンダンスカンパニー「アタック・シアター」のための「風神雷神化身」(2007)など最近の5作品を収録。現代における科学と音楽の限りない融合の可能性を示す。
EBISU 13/19
(7CD+DVD)
\12600
琵琶法師の世界 平家物語TYサポート助成CD】
CD1
 [1]-[4] 鱸
 [5] 吾身栄花より「桜の中音」
CD2
 [1]-[8] 卒都婆流
CD3
 [1]-[6] 紅葉
CD4
 [1]-[6] 竹生島詣
 [7]-[11] 生食
CD5
 [1]-[5] 宇治川
 [6]-[10] 横笛
CD6
 [1]-[6] 那須与一
CD7
 [1]祇園精舎(復元)
DVD
 [1]吾身栄花より「桜の中音」
  撮影:1992年10月20日 東京藝術大学
  使用琵琶:小孔雀(東京藝術大学美術館所蔵)
【TYサポート助成CD】:
 本CDはTYサポート・プログラムの助成を受けて制作されました。
今井勉(平家琵琶)
門外不出の伝承曲全曲録音!「平家」の全容を凝縮する記念碑的プロジェクト 「平家物語」を琵琶の伴奏で語る音楽「平家」は、鎌倉時代に盲人の琵琶法師が始め、14?15世紀の最盛期を経て、以後は古典音楽として盲人組織「当道座」で伝承が守られてきた口伝えの伝統芸能である。しかし、明治期における当道座の解散以降、この流れに属した「平家」伝承者は衰微の一途を辿り、現在は名古屋の今井検校勉氏を残すのみとなってしまった。本プロジェクトでは、CD7枚に今井検校が受け継ぐ伝承曲全曲と復元曲1曲の収録を実現。「平家」の成立から伝承の実態、平家琵琶の奏法から楽曲の詳細な解説まで研究レベルにも通用する充実のブックレットには、700年の歴史の担い手 今井検校へのインタビューも収録している。貴重な記録映像を収めた付録DVDと合わせて、正統「平家」の全貌を俯瞰し、中世以来の伝承を目の当たりにすることができる。録音:2001年3月26,28,29日、5月31日 名古屋市青少年文化センター第1スタジオ 使用琵琶:武蔵野
LMCD 1878
\3045
麗しきメンデルスゾーン〜歌の翼に
【浜松市楽器博物館コレクションシリーズ20】
メンデルスゾーン:
 ロンド・カプリッチオーソ ホ長調 作品14(「無言歌集」より)
 春の歌 イ長調 作品62-6
 ヴェネツィアのゴンドラの歌 嬰ヘ短調 作品30-6
 歌の翼に 変イ長調 作品34-2
 ヴェネツィアのゴンドラの歌 ロ短調 作品57-5
 小性の歌 イ短調
 月 ホ長調 作品86-5
 新しい愛 嬰へ短調 作品19-4
 花束 イ長調 作品47-5
 17の厳格な変奏曲 ニ短調 作品54
 ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 作品49
小倉貴久子(フォルテピアノ)
桐山健志(ヴァイオリン)
花崎薫(チェロ)
畑儀文(テノール)
メンデルスゾーン生誕200年の記念すべき年に古楽器で思いを馳せる!大好評の浜松市博物館コレクションシリーズのVol.20。本作では、生誕200年を迎えたメンデルスゾーンのピアノ作品とピアノを交えた室内楽曲にスポットを当て、独奏曲・歌曲・室内楽曲から選りすぐりの作品を収録。メンデルスゾーンとピアノの奥深い関わりを再認識させてくれる。多方向から引き出されたフォルテピアノの魅力をたっぷりと堪能できるアルバム。録音:[2]-[9] 2008年5月21-23日 [1], [10]-[14] 10月6-8日 アクトシティ浜松音楽工房ホール 使用フォルテピアノ:伝コンラート・グラーフ 1819?20年? ウィーン はね上げ式 80鍵 A=422Hz
ALCD 9086
¥2625
モーツァルト ピアノ・ソナタ集 Vol.2
 ロンド ニ長調 KV485
 「ああ、ママに言うわ」による12の変奏曲
  (きらきら星変奏曲) KV265 (300e)
 ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調《トルコ行進曲付き》KV331(300i)
 ピアノ・ソナタ 第17番 変ロ長調 KV570
 ピアノ・ソナタ 第18番 ニ長調 KV576
友田恭子(ピアノ)
デュオや室内楽でも活発な活動を行なっているピアニスト友田恭子のモーツァルト・ソナタ集第2弾。後期作品に加えて、《きらきら星変奏曲》や《トルコ行進曲付き》など馴染み深い名曲を揃えた魅力の選曲。清廉なタッチから紡ぎ出される繊細な音楽は、すがすがしい空気感と響きの余韻も慈しみたくなる優しさをあわせもつ。とりわけ、媚びることのないふくよかな歌心は格別だ。《ロンド ニ長調》などモーツァルトの愛らしい小品にも多感な表現が光る。録音:2008年9月24-26日 彩の国さいたま芸術劇場
ALCD 1106
\2940
風琴事始 長崎・活水女子大学のノアック・オルガン
 J. S. バッハ:
  トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
 J. S. バッハ=デュリュフレ:
   コラール「主よ、人の望みの喜びよ」
  (カンタータ「心と口と行いと命もて」BWV147より)
 J. S. バッハ:
  トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564
 モーツァルト:
  アンダンテ ヘ長調 KV616
 フランク:コラール 第3番 イ短調
 ヴィエルヌ:24の自由な形式の小品 op.31 より
   前奏曲 子守歌 パストラール
 ラインベルガー:ソナタ 第4番 イ短調 op.98
椎名雄一郎(オルガン)
16世紀以来キリスト教の土壌があり、明治以降もキリスト教禁制の撤廃とともに洋楽教育が盛んに行われるようになった長崎の街。宣教師によって讃美歌集が出版され、1887(明治20)年には早くも活水女学校(現活水女子大学)にオルガン・ピアノ科が設置された。現在も同大には今回収録されたノアック・オルガンを含め6台のオルガンが設置されている。日本の洋楽史において重要な役割を果たした長崎のオルガンでバッハ、モーツァルト、フランク等の名曲を堪能することができる意義深いアルバム。録音:2008年9月5,6,8日 活水女子大新戸町キャンパス音楽ホール
ALCD 9085
\2940
モーツァルト:
 ピアノと管楽器のための五重奏曲 変ホ長調 KV 452
ベートーヴェン:
 ピアノと管楽器のための五重奏曲 変ホ長調 op. 16
長尾 洋史(ピアノ)
小畑 善昭(オーボエ)
鈴木 良昭(クラリネット)
山岸 博(ホルン)
前田 信吉(ファゴット)
モーツァルトが自ら「最高の曲」と呼んだ《ピアノと管楽器のための五重奏曲》は、管楽器の精緻な書法においてピアノ協奏曲にも匹敵する充実度を誇る。そしてそれと双璧をなすのが、モーツァルトの作品を意識して書いたと言われるベートーヴェンの同名作品である。前田信吉を中心に集まったメンバーはいずれも百戦錬磨のベテラン揃い。ピアニストの長尾洋史をはじめ各界で活躍するトッププレーヤーたちが、ピアノと木管アンサンブルというかつてない楽器編成による両作品の魅力を見事に引き出している。録音:2008年9月3-4日 相模湖交流センター
ALCD 7128
\2940
春のゆくへ
 井出聖子 原作/辻幹雄 作曲
  [1]春のゆくへ
   11弦ギター:辻幹雄 朗読:鯉沼廣行
 井出聖子 原作/辻幹雄 作曲
  [2]組曲「菩提樹の下」
   11弦ギター:辻幹雄 篠笛・朗読:鯉沼廣行
辻幹雄(11弦ギター)
鯉沼廣行(朗読・篠笛)
歌人・井出聖子による飛鳥時代の若狭を舞台とした「春のゆくへ」、インドの弦楽器ヴィーナに着想を得て書かれた「菩提樹の下」──2つの物語にインスピレーションを得てギタリストの辻幹雄が曲をつけ、語りと11弦ギター、篠笛によるバラードが誕生した。ギターの豊かな響きと透き通った篠笛のサウンドに彩られながら、鯉沼廣行が語る情趣あふれるバラードは、聴き手をやさしさに満ちた世界に包み込む。録音:2008年11月28-29日 相模湖交流センター

クリエイティヴ・コア

CCAD 029
(SACD Hybrid)
\3150
「シューベルト:ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 ほか」
 1.-4. ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D959
 5.-12. レントラー集(12のドイツ舞曲)D790 より
  第1、3-8、11番
 13.-15. 3つのピアノ曲 D946
スタンリー・ホッホランド(フォルテピアノ)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番を含む最新録音が、嬉しいSACD盤でリリース!!モーツァルトのピアノ作品集(CCAD 027)をはじめ、鈴木秀美氏との共演、モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番(TDKAD 022)、ピアノ三重奏曲集(CCAD 026)でいずれも絶賛されているフォルテピアノ界の孤高の巨匠、スタンリー・ホーホランド。流石、フォルテピアノを知り尽くした清潔感溢れる演奏は新たなシューベルトの世界を演出します。「凛然としたリズムと豊かな詩情、垣間見せる心の深淵が渾然一体となり聴くものを虜にする — 作曲家と同時代のオリジナル・フォルテピアノで縦横に紡ぐ名匠ホッホランド会心のシューベルト!」録音:2008年12月12-24日 スタジオ・オンデア・デ・リンデン (ファルテルモント、オランダ)にてセッション収録 日本語解説書付き

DELTA CLASSICS

DCCA 0060
\2625
ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調
 〜オリジナル・コンセプト版〜
 (オーストリア国立図書館音楽部門所蔵の唯一の完全な
  自筆稿に基づいたオリジナル・コンセプトへの復元版)
  (17,Nov,2008)
  (Tokyo Opera City Concert Hall Live rec)
内藤 彰
東京ニューシティ管弦楽団
ブルックナーの第五交響曲は、全集版では一つの形態しか出版されておらず改訂の問題はないと一般には信じられてきたが、実際にはブルックナーの執念のような自作修正の過程で第 1稿、第2稿と呼べるものが存在していたのである。第1稿は1876年、第2稿は1878年に完成されたが、他の曲と違ってこの曲には第1稿に関する資料はほとんど残されていない。しかし、オーストリア国立図書館音楽部門所蔵の唯一の完全な自筆稿Mus.Hs.19.477にはスケルツォとフィナーレにはおびただしい修正の跡が見られ完成の日付もスケルツォ:1875年4月、トリオ:1875年6月、フィナーレ:1875年11月などとなっているため、第1稿の原稿がそのまま第2稿に流用されたことが分かる。これらの修正を可能な限り元に戻すことによって第1 稿に近いものを復元できるのではないかとの試みが、このCDで演奏されるOriginal Concep-ts(原初稿)なのである。全曲を通して細かい相違点はいろいろあるが一番大きく違うのは、改訂の最終段階で追加されたバス・チューバの不在であろう。この楽器のあるなしで雰囲気ががらっと変わるほどである。演奏での顕著な違いは第2楽章での拍子とテンポの扱い方である。詳細はとても書ききれないので割愛させて頂くのをお許し頂きたい。また内藤彰の意思によるブルックナーの時代の演奏法として今風のヴィブラートをかけたものではなく、ヴィブラートをかけないピリオド奏法呼ばれる奏法で演奏されているのも興味深い。いずれにせよ賛否両論になるであろう話題盤として注目される。(デルタ)

DISC CLASSICA

DCJA 21012
\2500
ドビュッシー:
 アラベスク 第1番、沈める寺(「前奏曲集第1巻」より)、
 亜麻色の髪の乙女(「前奏曲集第1巻」より)、
 水の反映(「映像第1集」より)、
 月の光(「ベルガマスク組曲」より)/
ショパン:
 前奏曲 第15番 Op.28-15「雨だれ」、舟歌 Op.60/
ラヴェル:水の戯れ、鐘の谷(「鏡」より)/
グリーグ:鐘の音(「抒情小曲集」より)Op.54-6/
リスト:ラ・カンパネラ                                          
高橋希代子(pf)
きらめくような音の粒子や温和な響き。美しい音色とケレン味のない真摯な演奏できくロマンティック・ピアノ小品の数々。水の情景や月の光、鐘の音といったデリケートで精緻な幻想を音に写した作品の数々。いずれの演奏も、深く踏み込んだ作品理解と品位にみちた瑞々しい表現に包まれており、ひいては作曲家の創意を鮮やかに表現して見せています。きらめくような音の粒子や温和な響きなども実に印象的で、その響きの質感に、多彩なテクニックと卓抜なセンスが息づいているのを感じます。このアルバムもまた高い評価を得るに違いありません。〔横堀朱美−ライナーノートから〕

FINE NF

NF60105
(SACD)
\4000
※通常のCDプレーヤーでは再生不可
長岡京室内アンサンブル〜ブリテンとラテン
 ブリテン:シンプル・シンフォニー、
 ヒナステラ:弦楽合奏のための協奏曲、
 エルガー:弦楽セレナード
 ヴイラ=ロポス:ブラジル風バッハ第9番
長岡京室内アンサンブル
NF20105
(通常CD)
\3000
ヒナステラの<弦楽のための協突曲>は、パルトークの〈弦楽のためのディヴェルテイメント>に匹敵する20世紀の傑作。技術的にも大変難しく《身が引き裂かれるような緊張と極限の不安、民衆の魂の叫び》をどこまで表現できるか、私たちの新たなステップに向けての大いなる挑戦です。(森悠子)

フロレスタン

FLCP−21004
\2000
川口 力(サクソフォン)/夢のあとに
 1.美しき五月に (シューマン)
 2.夢のあとに (フォーレ)
 3.アヴェ・マリア (カッチーニ)
 4.アヴェ・マリア (シューベルト)
 5.さくら横丁 (中田喜直) 
 6.宵待草 (多 忠亮)
 7.アヴェ・マリア (マスカーニ)
川口 力(サクソフォン)
ピアノ:河野由貴
サックスの若き詩人、川口 力(サクソフォン)待望のデビュー・アルバム!『夢のあとに』こんなに美しいサックスの音色があっただろうか?艶やかでビロードのような音色で、歌われる名曲の数々。期待の若手サックス奏者、川口 力の天上の音世界。
<プロフィール>川口 力(サクソフォン):福岡県久留米市出身。国立音楽大学サクソフォン科を主席で卒業。国立音楽大学国内外研修奨学生として浜松国際管楽器アカデミー&フェスティバルに参加。ギュスターブ・ブンケ国際サクソフォンコンクール(ドイツ)にて特別賞受賞。その他、国内外のオーディション、コンクールに上位入賞を果たす。サクソフォンを齋藤広樹、下地啓二の両氏に師事。ソロ演奏活動のみならず、サクソフォン四重奏 ソレイユ カルテット テナー奏者として各都市の芸術祭での招待演奏などを展開している。専門課程から外国人に至るまで多くの生徒指導も精力的に行っている。参加CD:日本現代音楽展V 3月3日 秩父ミューズパーク音楽堂にて録音 
YMPR−20091
¥3000
Yoko Maria/アヴェマリア〜永遠の愛
 1.悲しみの果て〜ピアノ・ソナタ「悲愴」より(ベートーベン)
 2.ネッラ・ファンタジア〜映画「ミッション」より(E.モリコーネ)
 3.ジュピター〜組曲「惑星」より(ホルスト)
 3.愛のテーマ〜映画「ニュー・シネマ・パラダイス」より
 (E.モリコーネ)
 4.遥かな旅のはてに
  〜NHKドラマ「ハルとナツの届かなかった手紙」メイン・テーマより
  (渡辺俊幸)
 5.愛のテーマ〜映画「ニュー・シネマ・パラダイス」より
  (E.モリコーネ)
 6.心の翼(小林真人)
 7.夢の扉開いて〜「愛の挨拶」より(エルガー)
 8.マドンナたちのララバイ(スコット)
 9.人魚姫(月に寄せる歌)歌劇「ルサルカ」より(ドヴォルザーク)
 10・さくら(森山直太郎)
 11.夢のあとに(フォーレ)
 12.天城越え(弦 哲也)
 13.アヴェ・マリア(カッチーニ)
 14.アヴェ・マリア(シューベルト)
 15.フィンランディア(シベリウス)
 16.涙の星(リューの愛)〜
  歌劇「トゥーランドット」“誰も寝てはならぬ”より(プッチーニ)
Yoko-Maria
ピアノ:小林真人、針谷理恵、柳俊一
異色のソプラノ歌手“Yoko-Maria”がジャンルを超えて歌う永遠の愛の歌。貴方のために優しく歌いかけます・・・・・・
(Yoko-Mariaプロフィール):東京音楽大学声楽演奏家コース卒業。同大学院修士課程を優等で卒業。フィンランド在住時にクリスチャン名、Yoko-Maria Tsukudaに改名。これまでに数多くの国際コンクールで最高位入賞。大学院卒業後、シベリウスを含む北欧歌曲を研鑽。シューベルティアーデ国際マイスターグルセに合格し、エリザベート・シュワルツコップ女授に師事。チャイコフスキー記念ロシア国立モスクワ音楽院にて研鑽。P.スクニチェンコ氏に師事。フィンランド作曲家のレパートリーは、シベリウス、ラウタヴァーラ、A.メリカント・マデトヤ・クーラ、キルピネン、カスキ・サッリネンなど600曲以上。ドイツではカールスルーエ音楽大学に留学。フィンランドで北欧の歌曲王と呼ばれるヨルマ・ヒュンネン氏に師事。EUの中で、一番難しいと言われるフィンランド国家の永遠のKELA(永住市民権)を取得。芸術性のみで国の権利を、わずか2年間で取得した声楽家は珍しい。2007年第13回チャイコフスキー国際コンクール世界大会の声楽部門日本代表。

FM東京

TFMC 0021/22
(2CD)
\4095
CD-1
 ①シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化
 ②ショパン:ピアノ・ソナタ第2番
CD-2 
 ①ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
 ②ラヴェル:夜のガスパール
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(P)
長らく製造中止となっていた名盤が素晴らしい新ジャケとHQCD化で蘇りました。より一層透明度が増し素晴らしい音質となりました。巨匠ミケランジェリといえば大変なキャンセル魔ですが、この録音も当初予定していたリサイタルをキャンセルされ、かろうじて録音が許されたのがこの日のリサイタル。しかし録音してみるとFM 東京の録音陣を気に入った様子で当時のプロデューサー東条碩夫氏の談話によると、かなり協力的で大変満足なものであったようです。現状日本における唯一のオリジナルテープが現存するリサイタル録音がこれと申せましょう。その貴重な音源を復刻するにあたってはアナログからデジタルへの変換に通常以上に時間をかけキングスタジオに残るこれも日本で唯一の現役稼動しているテレフンケンのオープンリール再生機で丁寧にオリジナルのアナログテープをトランスファーいたしました。アルトゥス・ミュージック斉藤啓介氏の神技的マスタリングも大成功しております。録音:1973 年10 月29 日東京文化会館(ライヴ) HQCD ステレオ =日本語解説付き=

HOMA DREAM

KCCW 4004
\2500
①ジェイムズ・ムーディ(1907-1995):ジャカランダ、バレエの印象
②シューマン:3つのロマンスop.94
③マヒモ・ディエゴ・プホール(1957-):ブエノスアイレスの雲
④ボザ:子守歌とセレナーデ
⑤ナポレオン・コスト(1805-1883):愛惜op.36
⑥フレデリック・ハンド(1947-):感謝の詩篇
⑦吉松 隆:4つの小さな夢の歌
⑧クララ・シューマン:ロマンスop.22-1
鈴木真澄(ハーモニカ)
濱崎洋子(Pf)、
③④⑤⑥磯野鉄雄(Gt)
鈴木はクロマチック・ハーモニカを崎元譲に師事し、99年FIHジャパンハーモニカコンテスト クロマチック・ソロクラシック部門1位、00年にはFIHジャパンハーモニカコンテスト アンサンブル小編成部門1位と輝かしい経歴を持つ実力者。 このデビューアルバムは「ロマンス」と題し、シューマン夫妻の同名の作品を中心に、さまざまな種類の音楽を集め、ハーモニカの魅力を余すところなく伝えている。ハーモニカの特徴である、憧憬、郷愁といった面だけでなく、時には雄弁に歌い上げている。共演の濱崎、磯野も実力者らしく、ハーモニカとともに音楽を作り上げるのに、大きく貢献している。
HR 1180
\2730
タレガ:
 朝の歌、2人の幼い姉妹、マズルカ・ト長調、
 ミヌエット ホ長調、アラビア風綺想曲
アルカス:グラン・ホタ
ポンセ:南のソナチネ、カンポ(平原)、歌、フィエスタ(祭り)
田中順子:なら物語より   
ロドリーゴ:ソナタ・ジョコーサ
早川裕貴:湖想、ライジング・サン
田中順子(Gt)
…こんにちの彼女の演奏は当初の女武者ぶり(?)からはとても考えられないほど洗練されているが、やはり根底にはギターから能うかぎり豊かな、力強い響きを引き出すという、快く大切な能力があることを感じる。ただ、音楽家としてめでたく成熟した彼女は、その力強さを見事にコントロールし、音色の用い方に、旋律の歌わせかたに、ハーモニーやリズムの扱いに、絶えずこまやかな配慮をこらし、まことに納得のいく音楽的表現を聴かせてくれるのだ。… (濱田滋郎)

JVC XRCD 1CD¥3800

JMXR 24020S 『マーチ・イン・ハイ・ファイ』 フィードラー&ボストン・ポップス
 1.ヴェルディ:「アイーダ」より大行進曲
 2.ヴィクター・ハーバート:おもちゃの行進曲
 3.スーザ:忠誠
 4.チャイコフスキー:「組曲第1番」より小行進曲
 5.伝承曲:ヤンキードゥードル(アルプス一万尺/アメリカ民謡)
 6.モース:アップ・ザ・ストリート
 7.ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲
 8.ウィルソン:76トロンボーン
 9.イッポリトフ=イヴァーノフ:「コーカサスの風景」より「酋長の行進」
 10.プランケット:サンブル・エ・ムーズ連隊行進曲
 11.ベートーヴェン:トルコ行進曲
 12.アルフォード:ボギー大佐(クワイ河マーチ)
 13.エムメット:ディキシー
 14.モートン・グールド:「アメリカン・サリョート」
ボストン・ポップス・オーケストラ
アーサー・フィードラー(指揮)
「文句なしに楽しい!そしてこの名盤がxrcdで聴けることがなにより嬉しい」(諸石幸生) また解説はLP発売時のものと思われる昔なつかしい藁科雅美(わらしな まさみ)翁の味わい深い文章が掲載されています。SHM化で音になめらかさが増し、これでもかと繰り広げられる大音響と威勢のいい音響にどっぷり浸れます。録音:1958年、ボストン、シンフォニー・ホール(ステレオ) XRCD-SHM仕様
JMXR 24022S
(XRCD-SHM仕様)
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 op.83 エミール・ギレリス(ピアノ)
ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ独奏)
フリッツ・ライナー(指)
シカゴ交響楽団
ギレリス全盛期の最盛期の最美のピアニズムとライナー&シカゴの剛毅な響きを堪能できる名盤。首席奏者だったシュタルケルの独奏が美しい第3楽章も聴きもので、これ以上豪華な演奏は他にちょっと見当たりません。しかもすごい音でございます。録音:1958年 シカゴ、オーケストラ・ホール(ステレオ)
JMXR 24013S
(XRCD-SHM仕様)
チャイコフスキー:イタリア奇想曲 op.45
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 op.34
キリル・コンドラシン(指)
RCAビクター交響楽団
最新録音に勝とも劣らない驚異の音質にびっくり!多くの方々に愛されてきた名盤名録。コンドラシンの才能に仰天したRCAが全力で録音しただけのことがあります。録音:1958年 ニューヨーク、マンハッタン・センター(ステレオ)
JMXR 24018S
(XRCD-SHM仕様)
ベートーヴェン:
 ピアノ協奏曲第1番ハ長調 op.15
 ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 op.54
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
シャルル・ミュンシュ(指)
ボストン交響楽団
「伝説のピアニスト」だったリヒテルがセンセーショナルなアメリカ・デビューを果たした直後に録音された名盤が、オリジナル・カップリングでかつてない高音質で登場。SHM仕様ではピアノの美しさが尋常ではありません!録音:1960年(ステレオ)

キング・インターナショナル

KDC 5067
(輸入盤CAvi4260085 530106の
国内仕様盤)
\3000
①ブルッフ:8つの小品 作品83より
②シューマン:3つのロマンス 作品94〜クラリネットとピアノ
③同:おとぎ話 作品132
④同:5つのカノン風小品 作品56(J.ミハエルス編)
⑤同:幻想小曲集 作品73〜クラリネットとピアノ
トリオ・ディ・クラローネ
ザビーネ・マイヤー(クラリネット)、
ヴォルフガング・マイヤー(バセット・ホルン、
クラリネット)、
ライナー・ヴィーレ(バセット・ホルン、クラリネット)
カッレ・ランダウ(ピアノ)
輸入盤 (CAvi) クラリネットの新機軸を追求し続けるトリオ・ディ・クラローネ。ザビーネ・マイヤーと兄ヴォルフガングが中心となった名人アンサンブルです。待望の来日を記念して日本語解説書付発売となりました。シューマンとブルッフというドイツ・ロマン派の名作を集めています。精密なアンサンブルと技巧はもちろんながら、ほの暗く幾分渋めな音は、まさにドイツ正統派。クラリネットならではの音世界を存分にご堪能していただけます。録音:2005年9月/ケルン)日本語解説書付
KDC 23
\2800
絆の旋律〜日中友好に寄せて
 1 山田耕筰:赤とんぼ
 2 山田耕筰:この道
 3 多忠亮:宵待草
 4 瀧廉太郎:荒城の月
 5 成田為三:浜辺の歌
 6 山田耕筰:からたちの花
 7 日本民謡:通りゃんせ
 8 貴志康一:竹取物語
 9 日本古謡:桜
 10 杉山長谷夫:出船
 11 馬思聡:牧歌(漢族)
 12 許述惠編:漁舟唱晩(漢族)
 13 李耀?:一月音詩(漢族)
 14 ?宝智編:王洛賓組曲より(ウィグル族)
 15 胡慧明:新疆随想曲(ウィグル族)
 16 馬思聡:塞外舞曲(蒙古族)
 17 陳鋼:苗?的早晨(苗族)
盛中国(ヴァイオリン)、
瀬田裕子(ピアノ)
中国を代表するヴァイオリニストで同国音楽界の重鎮・盛中国 (1941-)の最新録音。曲目は日本と中国の名旋律集。日本でも有名な盛は、各地のコンサートで日本の旋律を弾き、常に好評を博してきました。CDの問い合わせも多く、そのリクエストに応えてのリリース。数ある日本の名旋律から10曲を厳選、誰もが知る名作ばかりで、非常に楽しめます。さらに盛の母国・中国各地の名旋律に基づく小品も9曲が厳選。パリで学んだヴァイオリニスト兼作曲家・馬思聡の本格的作品や、ウィグル民謡によるエキゾチックな情感、小鳥の鳴き声を巧みに模した苗族の作品まで多彩。さらに女子十二楽坊のアルバムでも知られる王洛賓組曲が入っているのも嬉しい限り。モスクワ音楽院でレオニード・コーガン門下の盛のヴァイオリンはたっぷりとした音量、とろけるように甘い音色、名歌手に負けぬ歌心、どこまでも大きな音楽性など、まさに巨匠の貫禄。愛妻・瀬田裕子の好伴奏もあいまって夢の60分を味わさせてくれます。この企画は、「音楽を通じて日中の懸橋となりたい」と明言する盛中国とキングインターナショナル社の熱意で実現したもの。両国を愛してやまない盛中国も熱い思いに応え超感動的です。[録音:2008年9月3、4、5日/キング関口台第1スタジオ(192kHz 24bit)]

コウベレックス

KRS448
\2800
「桑原康雄の音楽2」
 桑原康雄(1946-2003):火祭りの踊り(2001)/
 日本民謡による3つの幻想曲(1987)
  (木曽節、よさこい節、じょんがら節)/
 詩的序曲(1987)/シベリアの春(2000)/森の外へ(2002)/
 虹の向こうに(1991)/キラキラ星のうた(2003)
  (計7曲/ 約61分)
アンサンブル・フィルムジカ
(コンサートマスター:横田綾子)
刻々と変化する躍動感、疾走するマンドリンの生命力!日本を代表する国際的マンドリン演奏家で作曲家である桑原康雄(1946-2003)のマンドリン・アンサンブル作品集。鮮烈なリズム感をもつ独自の情景とオリエンタリズムが、国内外の演奏家や多くのファンを魅了してやまない。演奏は、桑原が創設し現在は横田綾子が率いる神戸のグループ 「アンサンブル・フィルムジカ」。マンドリン属のみ+コントラバスの編成によるクリアで明るい音と、あたたかいバランスでまとめあげている。人気作品「虹の向こうに」「森の外へ」「キラキラ星のうた」など計7曲を収録。今回の新譜は「桑原康雄の音楽 2」ですが、「1」は自主制作で2003年に出ており、演奏者の手元にわずかに残っているだけだそうです。来年に再プレスを予定しています。
※桑原康雄(1946-2003):日本を代表する国際的マンドリン演奏家・作曲家。 その演奏活動はヨーロッパ諸国を始め、アメリカ合衆国、ロシア、オーストラリアに至り、1985年スウェーデン政府委嘱の自作曲・マンドリン協奏曲「籟動」の放送初演、 1986年詩人・萩原朔太郎生誕100年祭での音楽監督、1995年ユネスコ国際会議での阪神淡路大震災レクイエムの放送などを始め、各国現代音楽祭に主要ゲストとして招待を受けた。1992〜2000年にかけて計5回開催された神戸国際音楽祭は彼のライフワークであった。世界中のトップアーチストを一堂に会したその音楽祭は、「桑原康雄」だからこそ実現しえた、まさに夢のようなフェスティバルとなった。桑原マンドリン研究所、アンサンブル・フィルムジカ及び弦楽グループGENを主宰。作曲作品の多くはドイツ・フォクト&フリッツ社、ドイツ・トレッケル社より出版されている。ドイツで行なわれている国際マンドリン独奏コンクールは、2005年以降桑原氏の功績を讃えて"桑原康雄"国際マンドリン独奏コンクールと改称された。無伴奏マンドリンのための6つの作品を含む室内楽作品はプロマンドリン奏者たちの必須曲ともなっている。近年その作曲作品はますます高く評価され、世界中で愛奏されている。録音:セッション録音2009 年3 月(西脇市アピカホール) 、第37 回定期演奏会ライブ(兵庫県立芸術センター小)、ジョイントコンサートライブ(神戸市東灘区民センター)、第38 回定期演奏会ライブ(神戸市東灘区民センター)
KRS5004
¥2100
いかに幸いな人〜「賛美歌21」の歌詞によるジュネーヴ詩編歌
 ①詩編1 いかに幸いな人 「賛美歌21」113
 ②詩編5 朝ごとに主に祈る 「賛美歌21」115
 ③詩編24 地とそこに満ちる 「賛美歌21」122※
 ④詩編25 主よ、わが魂は 「賛美歌21」124※
 ⑤詩編36 悪は罪人の 「賛美歌21」128
 ⑥詩編42 涸れたる谷間に 「賛美歌21」130
 ⑦詩編65 聖なる主の家で 「賛美歌21」137
 ⑧詩編96 全地よ、主に歌えよ 「賛美歌21」145
 ⑨詩編100 全地よ、主に向かい 「賛美歌21」148※
 ⑩詩編118 みめぐみふかき主に 「賛美歌21」152
 ⑪詩編124 いざ語れ、主の民よ 「賛美歌21」157
 ⑫詩編127 主が建てなければ 「賛美歌21」159※
 ⑬詩編138 心をつくして 「賛美歌21」165
 ⑭詩編150 ハレルヤ、うたえ 「賛美歌21」172
 ⑮詩編1 いかに幸いな人 「賛美歌21」113
 ⑯    (第2部)その氷魚とは水辺の木)
 ⑰    (第3部)神に逆らう人は
 ⑱    (第4部)いかに幸いな人
 ⑲シメオンの賛歌 去らせたまえ 「賛美歌21」180
関西学院聖歌隊
指揮:水野隆一
リコーダー:
小栗 献、藤原真由美、
安江桜子、山下 悟
宗教改革者カルヴァンが聖書に含まれている詩のみを歌うことにして始められた「ジュネーヴ詩編歌」。16〜17世紀の作曲家による原作、編曲作品のうち「賛美歌21」に収録されている15曲をすべて収録。日本語の歌詞は日本基督教団賛美歌委員会によるもの。関西学院聖歌隊のアカペラ演奏は、のびやかでいてあたたかく、詩編の深い祈りに通じるものがある。旧約聖書「詩編」の進行と祈りの深みから湧き上がる神への賛美が宗教改革の精神によって甦り、その清凛たる歌声は、現代人の魂を至高なる方へと導いていく。推薦:今橋 朗(日本基督教団賛美歌委員会委員長) 

MA RECORDINGS

M 077A
\2940
エメラルド・オーディオファイルCD
小さな街の物語(小城故事)
 ①美しき草原、我が家(モンゴル民謡 a la teng ao le)
 ②月は私の心を表している(流行歌曲)
 ③海原は笑う(映画「笑傲江湖」主題歌)
 ④モンゴル舞曲(モンゴル民謡)
 ⑤小さな町の物語(流行歌曲)
 ⑥世界でママだけが一番(映画「哀児流浪記」挿入歌)
 ⑦蝶になって(梁祝バイオリン協奏曲)
 ⑧天涯の歌い子(映画「大通りの天使」挿入歌)
 ⑨平湖秋月(広東の曲)
 ⑩漁船晩唱歌(山東省伝統民間筝曲改編)
 ⑪小川の流れ(雲南民謡)
 ⑫あの遥かな地(新疆民謡)
 ⑬台風との戦い(筝現代曲)
張凌凌[ジャン・リンリン](古筝)
任嘉薙(古筝伴奏)、
李蕗欣(古筝伴奏)、
羅晶(古筝特 出演)、
李昆麗(琵琶)、
段永純(男低音)
発祥は紀元前、秦の時代にまでさかのぼるとされており、日本の箏の租型にもなったとも言われる中国の伝統弦楽器、古筝。本作は、若手名演奏家の張凌凌による、古筝のための作品集。テレサ・テンの曲の弾き語り(2曲目)はじめ、中国の歌謡曲や民謡をとりあげ、古筝の二重奏、三重奏を中心に構成されています。タイトルから連想されるような、草原をそよぐ風、やわらかな月の光、湖 のさざなみといった、自然の繊細な美しさを描いているかのような、可憐かつダイナミックな演奏が、極上のひとときを綴ります。
ジャン・リンリン:プロフィール
若手筝演奏家、香港筝芸術団の音楽総監督。1992年極めて優秀な成績でアモイ大学芸術学院音楽科を卒業。著名な筝曲大家、演奏家、教育家の焦金海教授の門下で長く学び『焦派筝』の芸術を習得、継承と発展に努める。更に香港著名若手筝芸術家、羅昌氏の師事を受ける機会に恵まれ名高い精髄を得、着々と自己の素朴、典雅、優美で流暢な演奏風格を培ってきました。彼女の演奏は筝芸術の独特の深み、柔らかな美しい細やかさがあり、心に触れるものであります。録音エンジニア:タッド・ガーフィンクル(Ma recordings) *ワンポイント録音日本語帯解説付き

NAT

NAT08461
\2800
全速力 ウーマン
 マリンバのためのネコネコ組曲 (大塚茜)/
 行ったり来たり・・・( 岡地岳)/
 妖精のメヌエット(香月修)/
 砂山(中山晋平 )[島津健一・菅原久仁義 編]/
 Amazing Grace(不詳) [織田英子 編]/竹林(安倍圭子)/
 全速力 ウーマン(大塚茜)/
BONUS TRACK
 「プリズムラプソディー」(オーケストラ版・世界初)(安倍圭子)
大熊理津子(マリンバ)
全速力で立ち向かうマリンバ魂が一生懸命な貴方へ贈るこの一枚。全速力で立ち向かうマリンバ魂が一生懸命な貴方へ贈るこの一枚。 豪快で強靭なテクニックと、繊細でリリカルな表現力を備えたマリンビスト大熊理津子、待望の初アルバム。 等身大の彼女を表した「全速力 ウーマン」、このアルバムのための委嘱作品「行ったり来たり…」、そしてボーナストラックに「プリズムラプソディー」(オーケストラ版・世界初)を含む 全8曲
NAT09041
\2800
「Trumpet Japonesque」
 神話(マルセル・ケンツビッチ)/火の鳥より(青島広志)/
 あの向こうの波間へ(徳永洋明)/
 Junk Mood(鍋島佳緒里)/
 トランペットと打楽器のための 「阿吽」より(櫛田?之扶)/
 トランペット協奏曲イ短調(大澤壽人)
神代修(トランペット)、
徳永洋明(ピアノ&作曲)、
寺田由美(マリンバ&パーカッション)、
中村和枝(ピアノ)
忘れ去られた天才作曲家、大澤壽人の作曲した幻のトランペット協奏曲がついにベールを脱ぐ。忘れ去られた天才作曲家、大澤壽人の作曲した幻のトランペット協奏曲がついにベールを脱ぐ。重ねて、櫛田?之扶、ケンツビッチ、青島広志、徳永洋明各氏の作品を多数収録した日本人再発見の最新アルバム、神代修の手によりついに完成!

レグルス

KBYK-1007/8
(2CD)
\3675
パガニーニ:カプリース 全24曲 op.1 久保陽子(ヴァイオリン)
潜む抒情性を溢れるほどに表現、一新したカプリースの世界。豊かな響きをもつ中札内美術村の「北の大地美術館」で収録自身のライフワーク’ともいうべき「無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ」に続き、恩師シゲティより託された宿願ともいえる「パガニーニ:カプリース」の録音がついに完成しました。
久保さんの音楽の最大の特徴は、演奏の中に言葉=メッセージがあることと、音に美しい色彩があることだ。メッセージ性は演奏に陰影を与え、音色の美しさは音楽に生命を吹き込む。(中略)これは余談だが、久保さんがフランスでシゲティに教わっていたころ、恩師であるシゲティにこう言われたそうである。「陽子はパガニーニで大成するよ」と…。才は才を見抜くという。シゲティはすでにこの時、彼女の感性がパガニーニの本質に大きく迫っていたことを見抜いていたに違いない。巨匠シゲティの予言が、今まさに実現したCDである(ライナーノートより)。
久保陽子(ヴァイオリン):3歳より父の手ほどきを受け、その後J.イスナールおよび斎藤秀雄らに師事。1962年桐朋女子高等学校音楽科卒業。同年チャイコフスキー国際コンクール第3位入賞。1963年よりフランス政府給費留学生としてパリに留学しR.ベネデッティ、J.カルヴェに師事。1966年マルセイユ音楽院ディプロマコースを卒業、同時に名誉市民のメダルを授与される。1964年パガニーニ国際コンクール、1965年ロン=ティボー国際コンクールにて第2位。1967年からJ.シゲティに師事。その後クルチ国際コンクール第1位。ソリストとして世界的な演奏活動をする一方、ピアニスト弘中孝と共に桐五重奏団、久保陽子トリオまたジャパン・ストリング・クヮルテットを主宰するなど室内楽奏者としても活躍中。また、2008年から09年にはベートーヴェンのピアノ・トリオ全曲演奏会を企画。いずれも高い評価を得ている。現在、東京音楽大学教授。録音:2007年5月・7月・11月、2008年11月、北の大地美術館

STUDIO FLOHLA

B 2901
\2500
「径」Path〜アントニオ・マルティ〜ソロ・アルバム
 ①ジャン・フランセ:ソナチネ
 ②ラヴェル:ハバネラ形式による小品
 ③ジョルジュ・エネスコ:伝説
 ④ハビエル・ボリアート:3つのディベルティメント
 ⑤マックス・レーガー:ロマンツェ
 ⑥ウジェーヌ・ボザ:ロマンツェ
 ⑦武満徹:径(PATH)
 ⑧エリック・エヴァゼン:ソナタ
 ⑨ルロイ・アンダーソン:トランペット吹きの子守唄
アントニオ・マルティ(トランペット)
森川実千代(ピアノ)
1978年スペインに生まれ、数々のコンクールでの優勝経験を持つ天才トランペッター、アントニオ・マルティのソロ・アルバム。アンダーソン作品では、マルティが所属する東京交響楽団が特別にバックをつとめます。マルティの明るく歌心に溢れる音色に心くすぐられる1枚です。録音:2008年10月

スリー・シェルズ

3SCD-0007
\2800
「沖縄の響き〜金井喜久子管楽作品集」
 ①沖縄復帰祝典序曲「飛翔(はばたき)」(1972)*
 ②沖縄ラプソディ〜ピアノと吹奏楽のための(1966)*
 ③フルートとピアノのための「てぃんさぐの花変奏曲」(1973)
 ④トロンボーンによる「3つの奇想組曲」(1966)*
  【激情/哀愁/嬉遊(ましゅんこ)】
  *世界初CD化
①②福田滋(指揮)
リベラ・ウインド・シンフォニー
②③④⑤⑥高良仁美(ピアノ)
③江尻和華子(フルート)
④箱山芳樹(トロンボーン)
日本人女性で初めて交響曲を作曲した金井喜久子の管楽作品集のCD化です。金井喜久子(1906-86)は著書『ニライの歌』で沖縄音楽について「誇るべき美しい南国のメロディー」と書いています。素晴らしき沖縄音楽を世界共通語である五線譜に乗せることで、世界へ紹介しようと多くの作品を発表しました。その音楽は、沖縄の伝統・芸能・文化を基に発想され、いずれも親しみやすいメロディ・リズム・ハーモニーに溢れています。収録作品は、沖縄が祖国へ帰る姿を伝説の大鷲になぞらえた沖縄復帰祝典序曲「飛翔」、初演では3万人の聴衆を集めたというピアノと吹奏楽のための「沖縄ラプソディ」(初演は山本直純がピアノ!)、誰もが知る沖縄民謡をフルートとピアノで奏でる「てぃんさぐの花」、晩年の隠れた傑作トロンボーンとピアノの「沖縄奇想曲」。ほとんどが世界初録音で、まさに、沖縄が世界に誇る作曲家の代表的管楽作品集と言えましょう。演奏は、沖縄出身の金井作品のスペシャリスト高良仁美(ピアノ)、伸びやかで量感豊かな演奏で高い人気を誇る箱山芳樹(日フィル首席トロンボーン奏者)、別宮貞雄作品集の清らかな音色で注目された江尻和華子、そしてJapanese composers archives seriesに欠かせない福田滋率いるリベラ・ウインド・シンフォニーです。この5月15日で沖縄本土復帰から37年。

若林工房

WAKA 4134
\2400
「女王の祭壇」〜パーセル作品集
ヘンリー・パーセル (1659-1695):
 組曲第6番 ニ長調[Z.667]/
 グラウンド ニ短調 “女王の祭壇” [Z.D222]/
 Oのラウンド ニ短調“アブデルアーザー” [Z.T684]/
 組曲第7番 ニ短調[Z.668]/
 トランペットの調べ ハ長調 [Z.T698]/組曲第5番 ハ長調[Z. 666]/
 トランペットの調べ ハ長調(俗称シベル)[Z.T678]/
 新しいグラウンド ホ短調[Z.T682]/組曲第1番 ト長調[Z. 660]/
 新しいアイルランドの歌 ト長調 “リリブレロ”[Z.646]/
 組曲第2番 ト短調[Z. 660]/
 全音階のグラウンド ト長調[Z.645]
中野振一郎(チェンバロ)
作曲者生誕350年記念 見事なひらめきとセンスで英国バロック大作曲家の神髄を伝える!!日本が世界に誇るチェンバロ奏者、中野振一郎の最新録音が登場。2009年に生誕350年を迎えた英国最初の天才作曲家、ヘンリー・パーセルの作品を集めた1枚です。その代表作ともいうべき「組曲」集から5曲をセレクト、そのほかにパーセル独自の個性が開花した「グラウンド」や、ブリテンの「青少年のための管弦楽入門」の主題で知られる「Oのラウンド」などを収録。バロック・ヴァイオリンの巨匠、サイモン・スタンデイジもブックレットに特別寄稿・・・・「この録音では見事に構成されたプログラムにおいて、中野振一郎のひらめきとセンスある持ち前の才能がいかんなく発揮されている。中野振一郎は、完璧に説得力ある解釈の上にパーセル作品の神髄をみずからのものにしているのだ」。・・・・英国音楽ファン必聴の1枚です!
WAKA 4135
\2400
「すばらしい喜び」〜ヘンデル作品集
 ヘンデル (1685-1759):
  《ジュリアス・シーザー》序曲(編曲者不明)/組曲 ニ短調/
 フランス風序曲、アントレとシャコンヌ ト短調/
 アリア「すばらしい喜び」
  (〜歌劇《アグリッピーナ》より)(W.バベル編)/
 組曲 第2番 ヘ長調/組曲 第8番 ヘ短調/
 アリア「私を泣かせてください」
  (〜歌劇《リナルド》より)(W.バベル編)
中野振一郎(チェンバロ)
作曲者没後250年記念 18世紀の美学が凝縮されたこの1枚!!パーセル作品集(WAKA-4134)と同時発売となる中野振一郎の最新録音は、没後250年を迎えたG.F.ヘンデルの作品を集めた1枚。ドイツに生まれ英国で活躍したヘンデルは、オペラやオラトリオなど声楽を伴う大規模な作品が有名ですが、鍵盤楽器のためにも多数の素晴らしい作品を残しています。本CDにはヘンデルのチェンバロ作品を代表する「8つの組曲」からの2曲を中心に、オペラ序曲やアリアをチェンバロ独奏用にアレンジした作品も収録しました。18世紀を代表する天才作曲家ならではの輝きに満ち溢れた、誰の耳にも心地よい歌心に溢れたアルバムです。ウィットとユーモアに富む一方で、深みのある精神性も兼ね備えた中野振一郎の演奏は、ヘンデル音楽の魅力を改めて認識させてくれるでしょう。録音:2009年3月29日(WAKA4134)、2009年3月30〜31日(WAKA4135)、新川文化ホール(富山県魚津市) 使用楽器:French double manual harpsichord after Blanchet 1730, William Dowd - Paris 1982 Pitch: a’ = 415Hz STEREO 24bit/96kHz録音
WAKA 4133
\2400→¥2190
シューマン:
 子供の情景 op.15
 交響的練習曲 op.13
ヴァレリー・アファナシエフ(ピアノ)
現代最高の鬼才ピアニストとして注目を集めるヴァレリー・アファナシエフの2007年日本公演ライヴ録音。待望のシューマン・プログラムの登場です。アファナシエフのシューマンにはこれまで「クライスレリアーナ」と「森の情景」「クララ・ヴィークの主題による変奏曲」などがありましたが、今回のレパートリーは全て初録音となります。決して一筋縄ではいかない解釈がユニークな「子供の情景」と、聴き手を壮大な思考の迷宮に誘い込むような「交響的練習曲」。現代屈指の鬼才アーチストを導き手として聴き手はシューマンの狂気、メランコリーの世界を体験することになるでしょう。
「自身の創作活動の中に現れる精神的存在としてシューマンは、情熱的で男性的なフロレスタンと、メランコリックな想念を抱えるオイゼビウスを対峙させた。相反する存在は表裏一体であり、いずれも自分自身だと断言する。その拮抗と相克がシューマンの創作の中に一貫して表れ、聴き手を混沌とした精神の中に誘い込む。アファナシエフは、その危うさに鋭く切り込み、意識の底に沈んだ内なる存在に明々とした光を当てて、私たちの前に立ちつくしている。」 (谷口康雄/ライナーノートより)録音:2007年12月7日 東京オペラシティ コンサートホールにおけるライヴ STEREO/24bit Digital録音




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