BRIDGE
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BCD 9307
(3CD 2枚価格)
\4400→¥3990
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リスト:「巡礼の年」(全曲)、「クリスマス・ツリー」(第2・3巻)
フランツ・リスト(1811-1886):
CD1)
ジュネーヴの鐘(「旅人のアルバム」より)/
「巡礼の年」第1年スイス
(ウィリアム・テルの聖堂、ワレンシュタット湖畔で、
田園曲、泉のほとりで、嵐、オーベルマンの谷、牧歌、
郷愁、ジュネーヴの鐘)
CD2)
「巡礼の年」第2年イタリア
(婚礼、物思いに沈む人、サルヴァトル・ローザのカンツォネッタ、
ペトラルカのソネット第47番、ペトラルカのソネット第104番、
ペトラルカのソネット第123番、ダンテを読んで)/
「巡礼の年」第2年補遺ヴェネツィアとナポリ
(ゴンドラを漕ぐ女、カンツォーネ、タランテラ)
CD3)
「巡礼の年」第3年
(アンジェルス!守護天使への祈り、エステ荘の糸杉にI、
エステ荘の糸杉にII、エステ荘の噴水、ものみな涙あり、
葬送行進曲、心を高めよ)
「クリスマス・ツリー」より第2、第3巻
(スケルツォーソ、カリヨン、子守歌、
古いプロヴァンスのクリスマスの歌、夕べの鐘、昔々、
ハンガリー風、ポーランド風) |
ジェローム・ローウェンタール(Pf)
カーメル・ローウェンタール
(「クリスマス・ツリー」の2nd Pf) |
リスト生誕200年記念!!当代最高のリスト弾きローウェンタールの《巡礼の年》全曲!最新録音!
録音:2010年3月、4月
ローウェンタールは1932年生まれ。カペルやシュトイアマン、コルトーなどに学んだ、19世紀〜20世紀前半のヴィルトゥオーゾ・ピアノの伝統を今に受け継ぐ数少ないピアニスト。既に巨匠の地位を不動のものにしているにもかかわらず、さらにチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を原典版で録音したり、メシアンの「アーメンの幻影」を新録音したりと年齢を感じさせない活躍ぶりには驚かされる。このCDも録音当時78歳(!)にもかかわらず技術の衰えは全く感じさせず音色は益々冴え渡っている。ベルマン、ボレットに次ぐこの曲の定番CDとなるに違いない。《クリスマス・ツリー》は娘のカーメル・ローウェンタールとの共演による連弾。 |
BCD 9322
\2200
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「プリマコフ・イン・コンサートVol.1」
(1)ブラームス(ブゾーニ編):2つのコラール前奏曲Op.122-9&10
(2)シューベルト:《さすらい人》幻想曲Op.15
(3)チャイフコスキー:こどものためのアルバムOp.39
(4)ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番Op.36 |
ヴァシリー・プリマコフ(Pf) |
アメリカで大人気イケメン・ロシア人プリマコフのライヴ集
録音:2002-2007年(ライヴ)
プリマコフにとってBridgeレーベル7枚目となる当アルバムは様々な2002年より2007年までコンサートで特に高い評価を得た演奏をまとめたもの。若い力が前のめりに突き進むようなみずみずしい演奏が印象的。ブラームスの2つのコラール前奏曲はもともとオルガン曲ですがブゾーニがピアノ用に編曲したものでその迫力は圧巻。 |
BCD 9274
(2CD 1枚価格)
\2200→¥1990
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ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集第9集
CD1)
第5番ハ短調Op.10-No.1/第6番ヘ長調Op.10-No.2/
第7番ニ長調Op.10-No.3/第22番へ長調Op.54
CD2)
第17番ニ短調Op.31-No.2/第18番変ホ長調Op.31-No.3/
第19番ト短調Op.49-No.1/第20番ト長調Op.49-No.2 |
ギャリック・オールソン(Pf)
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オールソンのベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集完結編!
録音:2008年パフォーミング・アーツセンター,ニューヨーク州立大学パーチェイス校
使用楽器:ハンブルク・スタインウェイD(Op:10)、メイソン&ハムリン(Op.10以外)
好評のギャリック・オールソンのベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全集録音シリーズ完結編。ARABESQUEレーベルで始まったものの頓挫していた全集をBRIDGEレーベルで引き継いでようやく完結に至りました。初期と中期〜後期のソナタを適宜織り交ぜてカップリングするのはアルバムを単品で売るための戦略としても、幅広い様式の変化を自在に澱みなく弾ききるオールソンの力量には改めて驚かされる。音色はどこまでも澄み渡り、音楽の流れは無理なく自然、どんな小さなパッセージにもピアニストの意志が明瞭に行き渡っている。オールソンは現代の知性派ピアニストの筆頭的存在である。 |
BCD 9337
\2200→¥1990
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フランツ・リスト(1811-1886):
(1)コラール《私達へ、魂の救いを求める人々へ》
による幻想曲とフーガS.259(ブゾーニ編)
(2)ピアノ・ソナタ ロ短調S.178 |
ギャリック・オールソン(Pf) |
オールソンのリスト生誕200年記念盤!ブゾーニ編超絶技巧「幻想曲とフーガ」とピアノ・ソナタ
録音:2009年4月ニューヨーク
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集録音が完結したオールソンが今年生誕200年を迎えるフランツ・リストに挑む。名曲ピアノ・ソナタと、元はオルガン曲だがブゾーニによって編曲された超絶技巧の幻想曲とフーガを収録。ベートーヴェンのソナタでは理知的な側面を見せているが、こちらは一転、燃え立つような熱いパッションとロマンティシズムを爆発させている。完全燃焼系の熱演にも関わらず、音は一糸乱れず、音はどこまでも透明という驚嘆の連続。 |
BCD 9293
\2200
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「ウルスラ・マムロック(b.1923)作品集Vol.2」
シントラ(アルトfl&Vc,1969)/ポリフォニー(Cl,1968)/
野生の花(Vn,1987)/アンドレアスの庭(MS、fl&Hrp,1987)/
彫刻I(Pf,1965)/二羽の鳩のラブ・ソング(Pf,1991/1993)/
5つの間奏曲(G,1984-1990)/
2つのバガテル(弦楽四重奏,1961)/
私の庭から(Vn,1983)/組曲(Vn&Pf,1960)/
ソナー・トラジェクトリー(テープ音楽,1966) |
C.チェイス(アルトFl)
A.ブラスティン(Cl)
D.ボーリン(Vn)、J.トンプソン(Va)
D.エッガー(Vc)、D.リッペル(Gtr)
ダイダロス四重奏団
ギャリック・オールソン(Pf)ほか |
録音:2007-2009年
ウルスラ・マムロックは1923年ベルリン出身で1939年にナチを逃れてエクアドル、次いでアメリカに移住、現在は生まれ故郷のベルリンに帰郷している。ロジャー・セッションズ、ステファン・ウォルペに師事した彼女の作品は典型的なセリー、無調音楽。切り詰められた音、一曲一曲が短いことなどからウェーベルンの影響が伺われる。1966年のテープ音楽「ソナー・トラジェクトリー」のようなミュージック・コンクレート作品(ピー・ポポという音響が今では懐かしささえ感じられる)も手がけている。 |
BCD 9299
(2CD)
\4400
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「2つのコミック・オペラ」
CD1)ジョン・マスト(b.1954):《バスティアネッロ》(2008)
CD2)ウィリアム・ボルコム(b.1938):《ルクレツィア》(2007) |
P.アップルバイ、M.ベーラー、
P.メイソン、L.ブロマンほか(以上Vo)、
ニューヨーク・フェスティバル・オブ・ソング(アンサンブル)、
ジョン・マスト(Pf) |
録音:2008年
アメリカの現代作曲家の2つのコミック・オペラを収録。ジョン・ムストはピアニスト兼作曲家で主に室内楽と声楽曲の分野で精力的に作品を発表している。ムスト作品はほどよくモダンでほどよくポップなアメリカ版こんにゃく座のような室内オペラ。ベテランのウィリアム・ボルコムはショスタコーヴィチやバーンスタインを思わせる、これまたユーモラスな室内オペラ。 |
BCD 9332
\2200
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「昆虫と紙飛行機」〜ローレンス・ディロンの室内楽
ローレンス・ディロン(b.1959):
(1)弦楽四重奏曲第4番《無限の空間》
(2)弦楽四重奏曲第3番《エア》
(3)弦楽四重奏曲第2番《飛行》
(4)《なにが起こった?》〜弦楽三重奏とピアノのための |
ダイダロス四重奏団
(4)ベンジャミン・ホックマン(Pf) |
録音:2010年
ローレンス・ディロンはジュリアード音楽院でパーシケッティ、エリオット・カーター、ミルトン・バビット、ロジャー・セッションズに学んだ経歴からほぼ想像できるように彼の音楽は20世紀の音楽語法をまんべんなく消化吸収した大変堅実で聴か所を押さえた優等生的な完成度を持っている。ひとつの作品からベルク、バルトーク、バーバー、はてはミニマルまで幅広い様式を楽しむことができる。 |
BCD 9333
\2200
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「ユーディ・ワイナー(b.1929) の音楽Vol.3〜宗教音楽集」
(1)シル・ハシリム(歌の中の歌)〜女声合唱版(2001)
(2)律法の儀式
(3)シル・ハシリム(歌の中の歌)〜混成合唱版(2001)
(4)金曜の夕べの儀式(1963) |
(1)スーザン・D.ワイナー(指揮)
ウェレスレー・カレッジ合唱団
(2)〜(4)ユーディ・ワイナー(指揮)
ニューヨーク・ヴィルトゥオーゾ・シンガーズ
(4)管弦楽団
他、独唱者 |
録音:(1)1996年、(2)〜(4)2010年
ユーディ・ワイナーは2006年ピューリッツァー賞受賞の作曲家でこれまでに管弦楽曲、室内楽、オペラなど80曲以上の作品を発表している。第1集(室内楽作品集,BCD9134)、第2集(管弦楽作品集,BCD9282)が既発。この第3集はユダヤ教の儀式に基づく音楽でロマン派の語法や無調、ユダヤの宗教音楽が渾然一体に折衷されている。 |
BCD 9334
\2200
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「お静かに願います」
〜ダリウス・デ・ハース、ジャズ・スタンダードを歌う
みんな笑った/それが魔法なら/
アイヴ・ガット・クラッシュ・オン・ユー/誰かが私を見ている/
ペーパー・ムーン/センティメンタルな気分/
ソフィスティケーテッド・レディ/ラヴ・フォー・セール/ほか全17曲 |
ダリウス・デ・ハース(Vo)
スティーヴン・ブライアー(Pf) |
デ・ハースはブロードウェイ・ミュージカル《蜘蛛女のキス》でデビュー、ジャズ、ミュージカルの分野で活躍する一方、ジョン・アダムズのオペラにも出演するなど、ジャンルを越えて活動している。本CDではガーシュイン、デューク・エリントンらの有名なナンバーをピアノ伴奏だけでご機嫌に歌いまくる。 |
BCD 9335
\2200
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「ジョージ・クラム・エディションVol.15」
ジョージ・クラム(b.1929):
(1)《アルハンブラの亡霊》-スペイン歌曲集第1巻(2009)
〜テキスト:ガルシア・ロルカ
(2)《忘れられた世界からの声》-アメリカ歌曲集第5巻(2006)
〜女声、男声と電気増幅されたピアノと打楽器四重奏のための |
(1)パトリック・メイソン(Br)
デイヴィッド・スタロビン(Gtr)
ダニエル・ドラックマン(Perc)
(2)ジェイミー・ヴァン・エイク(MS)
パトリック・メイソン(Br)
打楽器四重奏、M.バローン(Pf)
ジェームズ・フリーマン指揮
オーケストラ2001 |
録音:(1)2010年1月、(2)2008年10月
好評のクラム・エディション第15集。ここ数年に作曲された声楽のための大作を2曲収録。「アルハンブラの亡霊」は全7曲19分弱、「忘れられた世界からの声」は全10曲48分。電気増幅されたピアノと打楽器のミステリアスな響きに平易な旋律が絡むお馴染みのクラム・ワールドが全開。彼の代表作《マクロコスモス》と《古えの子供の声》の世界がさらに深化。 |