PROFIL
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シュミットの名演によって導かれる、ロマンあふれるピアノ小品集
(1)リスト:
「フランツ・シューベルトによる歌曲集」より抜粋(5曲):
「どこへ?」、「ライムの木」、他
(2)シューマン:「クライスレリアーナ」 |
デイヴィット・セオドア・シュミット(Pf) |
録音:2011 年5 月、ベルリン/DDD、ステレオ、53'09"
「どこへ?(Wohim?)」というタイトルの通り、理性と感情の狭間に揺れる時代に生きたロマン派音楽家たちの探求がテーマとなったCD。多数作曲されているリストの「シューベルトによる歌曲集」の中から、このテーマに沿う歌曲が集められています。さらに、シューマンの最高傑作の一つと名高い「クライスレリアーナ」は、E.T.
ホフマンが著した「楽長クライスラー」のロマン的な音楽家像に対するシューマンの憧憬が込められた名曲。ロマンティックな情感溢れる名曲を演奏するのは新進気鋭のドイツのピアニスト、シュミット。2009
年にデビューして以来高い評価を受ける彼の卓越した演奏にも注目です。 |
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ショパン演奏の名手、エフゲニー・ムルスキーによる待望の新盤!
ショパン:
(1)前奏曲集:「24の前奏曲集」、他
(2)変奏曲集:
変奏曲(モーツァルト作曲「ドン・ジョヴァンニ」の
“そこで互いに手を取り合って”に基づく)、他 |
エフゲニー・ムルスキー(Pf) |
録音:2009 年11 月、2010 年12 月、シュトゥットガルト/DDD、ステレオ、76'49"
これまでショパンの作品を多数演奏・収録してきたムルスキー注目の新盤。ショパンの代表作ともいえる「24
の前奏曲集」全曲に加え、オペラを強く愛したショパンらしい、オペラ作品の変奏曲も収録されています。特に注目すべきは、モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の“そこで互いに手を取り合って”
に基づく変奏曲。本来この作品はピアノと管弦楽のための作品ですが、このCDにてムルスキーはピアノのみという興味深い編成での演奏を試みています。ショパン界を牽引してきたムルスキーの、定番かつ新鮮な演奏を堪能できるおすすめのCDです! |
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マイニンガー・トリオの演奏で楽しむ、エキゾチックな現代音楽めぐり!
ファブレガス:「ヴォイス・イン・ザ・レインフォレスト」
ウェアリング:「アラパナ」
ラーセン:「スロー・ストラクチャー」、陳怡:「夜想」 |
マイニンガー・トリオ |
録音:2010 年1 月、ニュルンベルク/DDD、ステレオ、56'39"
マイニンガー・トリオが演奏するエキゾチックな作品集。パプア・ニューギニアの熱帯雨林から始まり、インド、カナダを回って古代中国へ至る音楽の旅を堪能することができます。マイニンガー・トリオは2000
年に結成されるや否や、その美しいアンサンブルの音色と音楽に対する深い造詣で一躍高い評価を受けたグループ。意欲的なプログラムによるコンサート活動は今もなお大きな注目を集めています。現代音楽演奏に精力的に取り組んできた彼らの卓越した演奏が、各作曲家が描くエキゾチックな情景へと誘います! |
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巨匠リリングの、ミサ曲ロ短調1988 年録音版!
J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調 BMV232 |
ウルリケ・ゾンターグ(S)
マルヤナ・リボヴシェク(S/A)
ハワード・クルーク(T)
アンドレアス・シュミット(Bs)
ヘルムート・リリング(指揮)
シュトゥットガルト室内管弦楽団 |
バッハミサ曲を多く手がけてきた巨匠リリングの、ミサ曲ロ短調1988
年録音版!
録音:1988 年5 月、ルードヴィッヒスブルク/DDD、56'25"、58'04"
インターコード原盤のライセンス・リリース。J.S.
バッハの代表作品の一つであるミサ曲ロ短調。リリング自ら設立したゲッヒンゲン聖歌隊に、設立以来高い評価を受け続けている名門シュトゥットガルト室内管弦楽団の演奏が豊かな響きを加えます。指揮者のリリングはこれまでこの曲を5
回録音しており、本CDは3 度目の録音である1988
年のものを収録。どの録音もリリングの工夫が光る演奏ですが、今回の1988
年版とその他の録音と聞き比べてみるのもおすすめです。 |
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ディートハルト・ヘルマン&マインツ・バッハ合唱団
ハイドン:「ハルモニー・ミサ」 |
バルバラ・マルティヒ=テュラー(S)
リア・ボーレン(A)
アダルベルト・クラウス(T)
クルト・ヴィトマー(Bs)
ディートハルト・ヘルマン(指揮)
南西ドイツ放送SO.
マインツ・バッハ合唱団 |
ディートハルトによって生み出される、豊かなハーモニーに溢れた「ハルモニー・ミサ」の名演
録音:1981 年1 月、バーデン=バーデンスタジオ/DDD、ステレオ、49'11"
管楽器のひときわ豊かな響きから、いつしか「ハルモニー・ミサ」と呼ばれるようになったハイドンの名曲。バロック界の牽引者として活躍した、今は亡きディートハルトの指揮が光る名盤。ドイツ屈指の合唱団マインツ・バッハ合唱団と、歌手達の共演にも注目です。CALIG
音源のライセンス・リリース。 |
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ハンス・ルドルフ・ツェベレイ&ミュンヘン・モテット合唱団
ケルビーニ:「荘厳ミサ曲」第2番 ニ短調 |
モニカ・ヴィーベ(S)
ヘレナ・ユングヴィルト(A)
ロドリゴ・オレンゴ(T)
ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ(Bs)
ハンス・ルドルフ・ツェベレイ(指揮)
ミュンヘン・モテット合唱団
ミュンヘン交響楽団 |
ケルビーニの壮麗な響きに酔いしれる、「荘厳ミサ曲」の名盤!
録音:1992 年3 月、ミュンヘン、バーヴァリア・ムジークスタジオ/ステレオ、66'10"
イタリアの作曲家でありながらフランス音楽、とりわけオペラ界において多大な貢献を残したケルビーニ。彼のオペラ作品において、大きな魅力の一つである豊かな響きは、彼のミサ曲においてもいかんなく発揮されています。屈指の名歌手達とツェベレイの指揮によって生み出される壮麗な響きが魅力のおすすめ盤です。CALIG
音源のライセンス・リリース。 |