クラシックCD通販ショップ「アリアCD」へようこそ
トップページへ

規約などはこちら・・・

お買い物の方法  

注文方法:
 ご希望商品のチェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
 新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、一番最後にページ下の「
注文フォームへ」のボタンをクリックして、注文フォーム・ページへ進んでいただいて、そこで注文を確定してください。
 (チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ



≪アリアCD新譜紹介コーナー≫


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像




4/10(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

AUDITE



AU 92667
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
アンネ=カテリーネ・ハインツマン(Fl)
 フルート・ソナタ集

 (1)プーランク:フルート・ソナタ
 (2)ヒンデミット:フルート・ソナタ 変ロ調
 (3)デュティユー:ソナチネ
 (4)ムチンスキ:フルート・ソナタop.14
 (5)マルタン:フルートとピアノのためのバラード
アンネ=カテリーネ・ハインツマン(Fl)
トーマス・ホッペ(Pf)
 ドイツの中堅、ハインツマンによる20 世紀フルート・ソナタ集

 録音:2012 年6 月26-28 日、イエス・キリスト教会(ベルリン)/59’46”

 ドイツのフルート界の中堅を担う名手アンネ=カテリーネ・ハインツマンが、AUDITE レーベルより初となるソナタ・アルバムをリリースしました!プーランク、ヒンデミットといった20 世紀の作品を中心としたプログラムとなっています。
 ハインツマンは1999 年にフランクフルト歌劇場管弦楽団の副主席奏者に抜擢されて以来、世界的躍進を続けている女流フルート奏者。A. ニコレやP. マイゼンなど、独仏双方の匠に師事し、粋を継いだ実力派だけに期待もひとしおと言ったところでしょう。
 4 曲目には、2010 年に惜しまれながらも逝去したアメリカの現代作曲家ムチンスキのソナタを収録。ジャズの要素を取り入れた独特のリズム感が魅力的で、ピアノとフルートが息を呑むほどの勢いでリズムの応酬を繰り広げます。激しい掛け合いの中にも垣間見える、民族的なメロディも聴き所。
 ピアノ伴奏を務めるのはI. パールマンやJ. ベルらとも共演経験のあるベテラン、トーマス・ホッペ。ハインツマンとはデュオを組んで演奏活動を共にしており、アンサンブルの息もぴったりです。フルート・ピアノ双方に高い演奏技術と表現力を求められる難曲尽くしのプログラムですが、常にも増す絶妙なアンサンブルで聴かせてくれます。
 録音場所はお馴染みのイエス・キリスト教会。高音質SACD Hybrid 盤ということで、多くの名演を生んだ教会の素晴らしい音響と共に、ハインツマンの澄んだフルートの音色を存分に堪能できます。




FARAO

B 108073
\2400
アトス三重奏団
 (1)シャミナード:三重奏曲第2番 イ短調op.34
 (2)フランセ:ピアノ三重奏曲(1986)
 (3)ドビュッシー:ピアノ三重奏曲 ト長調(4 楽章)
 (4)L.ブーランジェ(1893-1913):
  ある春の朝に〜ピアノ三重奏曲のための
アトス三重奏団
 {アンネッテ・フォン・ヘーン(Vn)、
  シュテファン・ハイネマイヤー(Vc)、
  トーマス・ホッペ(Pf)}
 結成10 周年!アトス三重奏団によるフレンチ・アルバム

 66’40”

 2013 年で早くも結成10 年目を迎えるアトス三重奏団による近現代フランスのトリオ作品集。ドビュッシー、シャミナード、フランセ、ブーランジェという4 人のフランス人作曲家の作品を一挙に収録しています。
 2005 年より様々なリリースを行ってきた彼らですが、フランスものを扱ったアルバムのリリースは今回が初めて。10 年目にしてなお、この三重奏団の新たな可能性を見せてくれる意欲的なアルバムといえましょう!
 アンサンブルの安定感はさすがの一言で、何よりも好ましいのがその響きの厚み。シュテファン・ハイネマイヤーの味わい深い重みを持ったチェロの音色がアンサンブル全体の響きをぐっと落ち着かせ、アトス三重奏団の紅一点、アンネッテ・フォン・ヘーンのヴァイオリンが上品な華やかさでアンサンブルに彩りを与えています。最もベテランのトーマス・ホッペは、I. パールマンやJ. ベルら巨匠たちの伴奏を務めるピアニストとしても専ら知られておりますが、当団においてはその流麗な音運びを前面に押し出し、アンサンブルを見事にまとめあげています。
 プログラムの希少性もこのアルバムの魅力のひとつ。ドビュッシーの甘美な音の色彩から、シャミナードの情熱的な音世界、一転ジャジーな雰囲気漂うフランセの音楽まで……多彩なフレンチ・サウンドを見事に魅せきった演奏に要注目です!




SUPRAPHON


SU 3846
\2000
イトカ・チェホヴァー(Pf)
 スメタナ:ピアノ作品全集Vol.6

 (1)6つの性格的な小品op.1 (2)森の感覚と印象
 (3)カプリス ト短調 (4)つかの間の思い
 (5)6つのアルバムの綴り (6)ワイマールの思い出※
 (7)アレグロ・カプリチオーソ
 (8)ロマンツァ 変ロ長調 (9)性格的小品 変ハ長調
 (10)プラハ学生部隊の行進曲 (11)国民軍行進曲
  ※ 世界初録音
イトカ・チェホヴァー(Pf)
 チェコの女流チェホヴァーによるスメタナ:ピアノ作品集Vol.6

 録音:2012 年11 月26、27、29、30 日、12 月17-19 日、マルティネクスタジオ(プラハ)/75’45”

 チェコの女流ピアニスト、イトカ・チェホヴァーが2006 年より開始しているスメタナのピアノ作品全集シリーズ最新盤。第5 集(SU 3845)までと同様、今回も管弦楽曲や室内楽曲のイメージが先行しがちなスメタナのピアノ作品の魅力を再認識させてくれる魅力的なアルバムに仕上がっています。
 第6 集は、1840 年代後半から50 年代、研鑽期を経て躍進を遂げつつあった若きスメタナの作品に焦点を当てたプログラム。作曲家としてよりも先にピアニストとして活躍していたスメタナはこの時期に多くのピアノ作品を残しておりますが、その殆どが現在ではなかなか演奏される機会に恵まれません。
 「6つの性格的な小品」は、若きスメタナが敬愛するリストへ献呈した小品集。「6 つのアルバムの綴り」は、良く知られた作品2 の同題の小品集とは異なり(こちらは第4 集(SU 3844)で収録済です)、後に伴侶となるカテジナをはじめ、6 人へ捧げた6 つの小品をまとめた曲集になります。
 ワイマールにあるアーカイヴスで新たに発見された小品「ワイマールの思い出」は、世界初録音です!いずれもスメタナらしい、どこか儚げな繊細さを湛えた抒情性が随所にちりばめられ、その美しい旋律の節々には 若々しい純粋さも垣間見えるよう。こんな美しい作品が隠されていたのか、と瞑目してしまうものばかりです。
 チェホヴァーの演奏はほどよい揺れと芯の通った清廉な音運びが心地良く、若きスメタナの詩情を見事に聴かせています。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


GRAND SLAM



GS 2094
\2400→¥2190
ワルターのオープンリール・テープ復刻第10弾!
モーツァルト:
 (1)セレナード第13番 ト長調 K.525
  “アイネ・クライネ・ナハトムジーク”
 (2)歌劇「劇場支配人」序曲 K.486
 (3)歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」序曲 K.588
 (4)歌劇「フィガロの結婚」序曲 K.492
 (5)歌劇「魔笛」序曲 K.620
 (6)フリーメーソンのための葬送音楽 K.477
 (7)歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」序曲 K.588
 (8)歌劇「イドメネオ」序曲 K.366
ブルーノ・ワルター(指揮)
(1)-(6)コロンビア交響楽団
(7)(8)ベルリン国立歌劇場管弦楽団
 モーツァルトの管弦楽曲集、ボーナス・トラックは希少SP 復刻

 録音:(1)1958年12月17日、(2)-(5)1961年3月29、31日、(6)1961年3月8日、以上、アメリカン・リージュン・ホール、 (7)(8)1924年頃(初出:1925年3月)
 使用音源:(1)-(6)Columbia (U.S.A.) MQ 543 (オープンリール・テープ、4トラック、19センチ)、(7)Polydor (Germany) 66072 (Matrix: B 20531-646az, 78 rpm) 、(8)Polydor (Germany) 66072 (Matrix: B 20532-649az, 78 rpm)

 ■制作者より
 ワルターのオープンリール・テープ復刻第10 弾はワルターが最も敬愛したモーツァルトの、有名管弦楽曲集です。演奏内容については改めて触れるまでもないでしょう。また、ボーナス・トラックには希少なSP 盤からの序曲を加えました。これらは日本ブルーノ・ワルター協会の会員用LP が唯一のLP復刻で、「イドメネオ」のみウィング・ディスク(WCD29)でCD 化されただけで、「コシ・ファン・トゥッテ」は世界初CD 化となります。

 ■解説書の内容
 英CRQ(Classical Recordings Quartely) の2011年冬号に掲載された「ブルーノ・ワルター/オーケストラの錬金術師」を特別の許諾により全訳して掲載します。これはフリーのジャーナリスト、ジョン・トランスキーがワルターと演奏した経験を持つ音楽家へのインタビューで構成されたものです。( 以上、平林 直哉)




PRAGA DIGITALS



PRDDSD 350090
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
フャリャの名演がオリジナル・テープからSACDリマスタリング
 ファリャ:
 (1)バレエ音楽「恋は魔術師」 (1925 年版)
 (2)クラヴサン協奏曲
 (3)7つのスペイン民謡
 (4)4つのスペイン小品
 (5)ベティカ幻想曲
(1)マリーナ・デ・ガバライン(Ms)
 エルネスト・アンセルメ(指)
 スイス・ロマンド管
(2)ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(Cem)
 アタウルフォ・アルヘンタ(指)
 ナショナル・オブ・スペイン
(3)ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(Sop)
 ゴンサロ・ソリアーノ(Pf)
(4)(5)アリシア・デ・ラローチャ(Pf)
 LP で親しんだ名演がオリジナル・テープからSACDリマスタリング。驚くほど明快かつ地方もないエネルギーを秘めた新装盤に変身

 (1)1955年 (2)1957年6月 (3)1961年12月-62年1月 (4)(5)1958年/STEREO、78’53”

 SACD ハイブリッド盤。
 「恋は魔術師」といえば、いまだに決定盤の誉れ高いアンセルメ&スイス・ロマンド管によるデッカ盤。今回オリジナルのオープンリール・テープから名人カレル・ソウクレニークによるSA リマスタリング。マスターテープに起因するヒスノイズはデジタル録音に比較すれば感じられますが、各楽器の解像度が格段に向上してぐっと接近し、生々しいエネルギーまで放つようになったのが驚き。
 ファリャの凝ったオーケストレーションがすさまじい効果をあげていて、とても60 年近く前の録音とは思えません。
 ヴェイロン=ラクロワとアルヘンタによるクラヴサン協奏曲は未CD 化音源だったため大歓迎。ラクロワの草食的な演奏とアルヘンタの肉食的推進力が不思議な世界を作り上げています。各楽器の名手ぶりも光ります。
 ロス・アンヘレスとソリアーノによる「7つのスペイン民謡」はEMI 音源。スペイン情緒満点で、ロス・アンヘレスの息遣いまで生々しく蘇えりました。
 ラローチャは1958 年のイスパボックス音源。当時35 歳の若々しさはじける快演。やはりスペイン音楽はこうした熱い演奏だと格別。誰にも真似できぬ至芸と申しましょう。
 


PRDDSD 350070
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
 シューマン:
  (1)交響的練習曲 Op.13(遺作の5変奏付き)
  (2)幻奏曲ハ長調Op.17
  (3)ウィーンの謝肉祭の道化芝居Op.26
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
 奇跡の78 分。人間業とは思えぬ驚異の演奏がリアルに蘇る

 (1)録音:1956 年12 月12 日/プラハ (2)録音:1959 年11 月2 日/プラハ/MONO、78’21”

 SACD ハイブリッド盤。リヒテルの十八番のシューマン3 篇。うち2 点は1958、9 年のプラハ・ライヴで、当時のリヒテルは「鉄のカーテン」で隠され、幻のピアニストとして西側音楽界の伝説となっていましたが、この凄さは今日でも驚嘆のレベル。「交響的練習曲」も主題の深く沈んだ表情から、あたかも物語を語り紡ぐように各変奏を描いていく様、センチメンタリズムのみじんもない男のロマン、激しい部分での炎のようなエネルギーいずれも巨人な名にふさわしい芸術。「ウィーンの謝肉祭の道化芝居」は録音年月日の記載がありませんが、ライヴのノイズが感じられません。演奏は冴えに冴え、長い第1 楽章も一気に聴かせてしまうだけでなく、第2 楽章ロマンツェの情感とピアノの音色は人間業と思えぬ、まさに奇跡。リヒテルのシューマンを再認識させてくれます。


<メジャー・レーベル>

DG

479 1066
\2200
ピカソにインスパイアされた名フラメンコ歌手ディエゴ・エル・シガーラ
 《Romance de la Luna Tucumana》
 『La cancion de las simples cosas』
 『Las cuarenta』『Naranjo en flor』
 『Los mareados』『Milonga de Martin Fierro』
 『Dejame que me vaya』
 『Romance de la luna Tucumana』
 『Siempre Paris』『Por una cabeza』
 『Nieblas del riachuelo』
 『Cancion para un nino en la calle』
ディエゴ・エル・シガーラ,
Diego Garcia,
Jose Luis Quintana,
Isidro Suarez,
Yelsy Heredia
 マドリッドのエル・ラストロで育った彼は、幼少時よりカンタオールとしての道を歩みはじめます。わずか12歳でタフェのセルタメン・フラメンコ・ホベン(若手フラメンコフェスティバル)で優勝、TVEの“ヘンテ・ホベン”にても賞を受賞しています。その後バイレのために唄い始め、一流バイラオール等とともに働き、ビセンテ・アミーゴといった名ギタリスト等のレコーディングに参加。ベテランピアニストのベボとともに、2003年にはフラメンコとボレロの出会いを実現させたアルバム「ラグリマス・ネグラス」はさまざまな賞を含め、800万枚以上のセールスする世界的な大ヒットとなりました。パコ・デ・ルシアの「コシータス・ブエナス」にも参加し、現在では世界的カンタオールとして絶大なる人気を誇っています。
 ドイツ・グラモフォンへの3枚目の今回の最新アルバムでも独特な歌い廻しは健在。熱くロマンティックな歌をお聴き下さい。

DG


DUOシリーズ


479 1423
(2CD)
\2400
モラレス:ミサ&レクイエム
 『セビーリャの聖イシドロの祭礼のためのミサ』
 『フェリペ2世のためのレクイエム』 
ロボ:
 『モテクトゥム「わがハープは悲しみの音に変わり」』
ポール・マクリーシュ(指揮)
ガブリエリ・コンソート
イベリア半島最初の大作曲家モラレス作品をミサ形式で再現
【録音】 1995〜1997年, ブリンクブロン・プライオリー、ドゥエー・アビー (デジタル:セッション)
モラレスは1500年頃にセビーリャ生まれ。若くしてスペイン中部古都のアビラ大聖堂楽長に就任。30代から40代にかけてローマに渡り、教皇の聖歌隊で歌手兼作曲家として活躍しました。彼の作品は、フランスやイタリアで人気を博したほか、宗教改革の気運高まるドイツでも主義主張の違いを超えて受け入れられ、メキシコでも印刷出版されるほどの高い評価を受けていました。これらの作品は、厳格なカノンや古典的教会旋法によって作曲されており、古風ながら重厚な響きの中に、自然とにじみ出るテキストの内容の音化は感動的でもあります。このアルバムでは、当時行われたミサ形式を再現したもので、マクリーシュの研究家としての、その鬼才ぶりが最大限に発揮されたアルバムです。
 

479 1426
(2CD)
\2400
R・シュトラウス:英雄の生涯&アルプス交響曲
 交響的幻想曲「影のない女」
 交響詩「英雄の生涯」
 アルプス交響曲
 「ばらの騎士」組曲
ティーレマン(指揮)
ウィーン・フィル
ウィーン・フィルからR・シュトラウスの音楽を見事に引き出した新名盤
 【録音】 2000〜2002年, ウィーン、ムジークフェラインザール (デジタル:セッション)
豊饒かつ表現的な音楽を数多く生み出したドイツ・ロマン派最後の巨匠R.シュトラウスの管弦楽作品。ドイツの実力派指揮者ティーレマンがウィーン・フィルを指揮したもので、現在この楽団から本来のパワーを引き出すことのできる指揮者はティーレマンしかいないとさえ言われています。豊かな音楽性に満ち溢れた見事なドラマが展開された現代の名演をお楽しみください。
 

479 1429
(2CD)
\2400
チャイコフスキー:後期交響曲集
 交響曲第4番へ短調 Op.36
 交響曲第5番ホ短調 Op.64
 交響曲第6番ロ短調 Op.74 「悲愴」
ミハイル・プレトニョフ(指揮)
ロシア・ナショナル管
プレトニョフの研ぎ澄まされた感性によって紡ぎ出されたチャイコフスキーの浪漫
【録音】 1995年, モスクワ音楽院大ホール (デジタル:セッション)
1996年に発売されて好評を博したプレトニョフの「チャイコフスキー交響曲全集」から、後期の4〜6番を2枚に収録したアルバム。彼の精緻なピアニズムとも連動する、ロシアの春や夏を想わせるような淡く瑞々しい感性が見事に息づいています。
  

479 1432
(2CD)
\2400
ベートーヴェン:中期弦楽四重奏曲集
 弦楽四重奏曲第7番 ヘ長調「ラズモフスキー1番」Op.59-1
 弦楽四重奏曲第8番 ホ短調「ラズモフスキー2番」Op.59-2
 弦楽四重奏曲第9番 ハ長調「ラズモフスキー3番」Op.59-3
 弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調「ハープ」Op.74
 弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調「セリオーソ」Op.95
エマーソン弦楽四重奏団
エマーソンSQの、作曲者、演奏者ともに円熟期に残した圧倒的名演
【録音】 1994〜1995年, アメリカ芸術・文学アカデミー(デジタル:セッション)
「弦楽四重奏曲の聖書」と言っても過言ではないベートーヴェンの弦楽四重奏曲。全曲録音の中から、雄大なスケールの力強さ、深い感情と生命力にあふれた中期弦楽四重奏曲5曲を収録。一糸乱れぬ整然としたリズムとアンサンブル、均質な音色の調和など、録音当時、結成から20年目を迎える直前だった彼らの円熟を感じさせる名演です。
  

479 1435
(2CD)
\2400
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
 ① ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調 K.449
 ② ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K.453*
 ③ ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467*
 ④ ピアノ協奏曲第26番 ニ長調 K.537「戴冠式」
マリア・ジョアン・ピリス(P),
クラウディオ・アバド(指揮)
ウィーン・フィル,
ヨーロッパ室内管
ピリスの豊かな感受性に満ちた心に響くモーツァルト
【録音】 ①:1992年, ウィーン、ムジークフェライザール/②:1990年, ザルツブルク祝祭劇場/③④:1993年, フェラーラ劇場
ピリスが得意とするモーツァルトのピアノ協奏曲集。ピリスの繊細なタッチとアバドの伴奏が豊かに響きあう逸品で、特別な芸術家にのみ与えられた才能をもって、これらの名曲に輝かしい威容を与えています。穢れない透明感にあふれたピリスのソロをアバドの指揮が支え、比類ない稀有のアンサンブルを聴かせてくれます。




DECCA



478 3517
(2CD)
\4400→\3990
バルトリがまたやってくれた!
 鮮烈!バルトリ/ベッリーニ:歌劇《ノルマ》
  ハードカヴァー豪華ブックレット(限定盤)
ノルマ:チェチーリア・バルトリ(メッゾ・ソプラノ)
アダルジーザ:スミ・ジョー(ソプラノ)
オロヴェーゾ:ミケーレ・ペルトゥージ(バス)
クロティルデ:リリアーナ・ニキテアヌ(メッゾ・ソプラノ)
フラーヴィオ:レイナルド・マシアス(テノール)
ラ・シンティッラ管弦楽団(古楽器オーケストラ)
指揮:ジョヴァンニ・アントニーニ
 バルトリによるベッリーニ・オペラ録音第2弾!
録音:2011年4月-2013年1月 チューリヒ"
 現代最高のメッゾ・ソプラノ、チェチーリア・バルトリがタイトル・ロールを歌ったベッリーニのオペラ《ノルマ》全曲盤。初回のみの豪華ブックレット付限定盤です。
 2007年録音の《夢遊病の娘》(UCCD-1225/6)は、初の古楽器オーケストラによるベッリーニ録音という点やバルトリをはじめとしたキャストたちの高い歌唱力が評価され、第47回レコード・アカデミー賞大賞に輝きました。
 今回のベッリーニ録音第2弾は《ノルマ》。
 タイトルロールはソプラノのレパートリーとして知られていますが、ベッリーニが想定したのはメッゾ・ソプラノであったと考えられており、同様に現代ではメッゾによる歌唱が多いアダルジーザはソプラノ歌手を想定していたと考えられています。
 バルトリはこの研究成果にのっとり、自らタイトルロールを務め、アダルジーザ役にはスミ・ジョーを起用し、いつものようにファクシミリやいくつかの手稿譜をもとにした新しいクリティカル・エディションを使用して録音しました。
 古楽器オーケストラによる初の《ノルマ》録音であることはもちろん、近年の研究成果をもっとも反映した演奏でもあり、《夢遊病の娘》以上に注目される作品であることは間違いありません。バルトリは今年の5月と8月にザルツブルクで《ノルマ》を歌う予定です。"




旧譜/第47回レコード・アカデミー賞大賞
バルトリ/ベッリーニ:歌劇《夢遊病の女》
DECCA 478 1084(2CD)¥4600→\4190

 やはりこの人抜きには現代のオペラ界は語れない。チェチーリア・バルトリである。
 でもバルトリ、全曲オペラ録音となるといつ以来なのだろう。だからか今回はかなり気合が入っている。天下のユニバーサルも気合の入れ方が違う。まずメゾのバルトリがアミーナを歌うということ自体がすごいが、伴奏はなんとオリジナル楽器。まわりの歌手もそうそうたるもの。これだけの話題満載且つ豪華布陣のオペラ全曲録音となると、天下のユニバーサルといえどもそうそうできることではない。しかも《夢遊病の女》となるとサザーランド&パヴァロッティ以来か?となるとそりゃもう100年後まで残るような立派なものを作らないといけないわけである。さらにこの曲、EMIからは超・強力なデセイ(ドゥセ)盤が出たばかり。
 プレッシャーと自信の中、21世紀の誇る名盤が生まれた。



478 1084
(2CD)
\4600→¥4190
ハードカヴァー・ブック付
限定スペシャル・エディション
ベッリーニ:歌劇《夢遊病の女》全2幕 チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ:アミーナ)
ファン・ディエゴ・フローレス(テノール:エルヴィーノ)
イルデブランド・ダルカンジェロ(バス:ロドルフォ伯爵)
リリアーナ・ニキテアヌ(メゾ・ソプラノ:テレサ)
ゲンマ・ベルタニョーリ (ソプラノ:リーザ)
ペーター・カルマン(バス:アレッシォ)
ハビエル・カマレナ(テノール:公証人)
スキンティッラ管弦楽団
指揮:アレッサンドロ・デ・マルキ
478 1087
(2CD)
\4400→¥3990
通常盤
今日のベル・カント世界を代表する2大スーパースターの夢の共演。チェチーリア・バルトリとファン・ディエゴ・フローレス、2人の共演では初録音となるベッリーニの傑作オペラ《夢遊病の女》をお届けします。2人のファンにとってマスト・アイテムになることはもちろん、メゾ・ソプラノが主役のアミーナを歌い、ピリオド・オーケストラが伴奏を務めるという、このオペラの演奏史上初となる試み。


 


476 5084
\2200→\1990
マックス・ラーベ&パラスト・オーケストラ
 《Golden Age》

 『雨に唄えば』『ほほ寄せながら』『ただのよくある出来事』
 『Though You're Not The First One』
 『ディーズ・フーリッシュ・シングス』『Love Thy Neighbou』
 『Over My Shoulder』『Who's Afraid Of The Big Bad Wolf』
 『All God's Chillun Got Rhythm』『Youkali』
 『Love Song Of Tahiti』『Moon Of Alabama』
 『Mein kleiner gruner Kaktus』『Tout est permis』
 『Tomorrow Is Another Day』『Dream A Little Dream Of Me』
 『Cosi-Cosa』『Yacoub: Oops!...I Did It Again』『Sex Bomb』
 『One Cannot Kiss Alone』『Fur Frauen ist das kein Problem』
マックス・ラーベ&
パラスト・オーケストラ
 マックス・ラーベ、良き時代のエンターテイナーを再現
【録音】2007〜2012年 (デジタル:ライヴ&セッション)
 1920〜1930年代のドイツ・ベルリン。そこは「ヨーロッパの娯楽の首都」で、カバレット(キャバレー)、笑劇、映画、そして流行歌などの通俗的な出し物が流行っていました。この時期は経済危機による厳しい不況に見舞われると同時に、ナチスが徐々に勢力を強め、議会民主制が無力化していった年でもありました。
 マックス・ラーベは、肩の凝らない軽やかな、つまり享楽的とも言えるワイマール文化の精粋を現代に甦らせていったのです。彼はカバレットで披露された流行歌や映画の主題歌を掘り起こす作業をベルリン芸術大学在学中からスタートさせ、ナチスにより「退廃芸術」の烙印を押され、長い間,日の目を見なかった楽曲をこつこつ掘り起こす作業を続けてきたのでした。
 BMG→Warner→Deccaへと移籍してきた彼らのこのアルバムには、あっという間にSold outになった話題の2007年カーネギー・ホールでのライヴ録音なども含まれています。クルト・ワイルや同時代のユーモアたっぷりの音楽とエンターテインメントをたっぷりとお楽しみ下さい。




VIRGIN

VERITASシリーズ


VBS-9125612
(2CD)
\1400
ファン・アスペレン/ヘンデル:オルガン協奏曲作品7

ヘンデル:
CD1
 1−5 オルガン協奏曲作品7第1番HWV306
 6-9 オルガン協奏曲作品7第3番HWV308
 10-13 オルガン協奏曲作品7第4番HWV309
 14−18 オルガン協奏曲作品7第5番HWV310
 19−21 オルガン協奏曲作品7第6番HWV311
CD2
 1−4  オルガン協奏曲作品7第2番HWV307
 4−9  オルガン協奏曲作品7第13番HWV295
 10−14 オルガン協奏曲作品7第14番HWV296
 15−17 オルガン協奏曲作品7第15番HWV394
 18−25 オルガン協奏曲作品7第16番HWV305a
ボブ・ファン・アスペレン(オルガン、指揮)
ジ・エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団
録音:1996年2月16−18 ロンドン
 

VBS-9125712
(2CD)
\1400
カーティス/ロッシ、ロッティ・マドリガル集

CD1
ロッシ Michelangelo Rossi 1602-1656: マドリガル集
 1 Occhi un tempo mia vita 2 Toccata Settima
 3 Credetel voi 4 Hor che la notte
 5 Corrente decima 6 Occhi piangete e intenerite il core
 7 Langue al vostro languir 8 Ciechi desiri 9 O prodighi di fiamme
 10 Pallida gelosia 11 Per non mi dir 12 Corrente terza 13 Corrente sesta
 14 Era l'anima mia 15 Che pensi cor di tigre 16 Cosi foss'io creduto
 17 Straziami pur Amor 18 Come sian dolorose 19 O miseria d'amante
 20 Cor mio deh non languire 21 Toccata quarta 22 E cosi pur languendo
CD2
ロッティ Antonio Lotti c.1667-1740
 1 Inconstanza femminile 2 Moralita d'una perla
 3 Lontananza insopportabile 4 Lamento di tre amanti
 5 Funerale della speranza 6 Inganni dell'umanita
 7 Crudelta rimproverata 8 Giuramento amorosa
 9 Querela amorosa 10 Inconstanza della sorte 11 Scherzo d'amore
 12 La vita caduca 13 Capriccio 14 Suppica ad Amore
アラン・カーティス指揮、
オルガン、ハープシコード/
イル・コンプレッソ・バロッコ
エレナ・チェッキ・フェディ(S),
ロベルタ・インヴェルニッツィ(S)
サンティナ・トマセッロ(S),
ダニエラ・デル・モナコ(a)
ロベルト・バルコニ(A)、
ジャン・パオロ・ファゴット(T),
マリオ・チェケッティ(T),
アントニオ・アベーテ(B)
ピエール・ルイジ・チャパレッリ(テオルボ)
録音:1995年11月ー12月 Palazzo Giusti , Padua
 

VBS-9125662
(2CD)
\1400
ノリントン/ブラームス&モーツァルト:レクイエム

CD1
モーツァルト:
 1  フリーメイソンのための葬送音楽
 2−16  レクイエム K626
 17    アヴェ・ヴェルム・コルプス
  録音:1991年9月 ロンドン
ロジャー・ノリントン指揮/
ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ
ザ・シュッツ・クワイア・オブ・ロンドン
ナンシー・アージェンタ(S),
キャサリン・ロビン(Ct)
ジョン・マーク・エインズリー(T),
アリステア・マイルズ(B)
CD2
ブラームス:
 1 埋葬の歌 作品13
 2−8   ドイツ・レクイエム 作品45
  録音:1991年9月 ロンドン1992年3月ロンドン
ロジャー・ノリントン指揮/
ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ
ザ・シュッツ・クワイア・オブ・ロンドン
リン・ドーソン(S)、
オラフ・ベーア(Br)
 

VBS-9125562
(2CD)
\1400
パロット/バッハ:管弦楽組曲他

JSバッハ:
CD1
 1−7  管弦楽組曲第1番BWV1066
 8−12 管弦楽組曲第3番 BWV1068
  録音:1992年4月Massachusetts
CD2
 1−7   管弦楽組曲第2番BWV1067
 8−12  管弦楽組曲第4番BWV1069
  録音:1992年4月Massachusetts
アンドリュー・パロット指揮
ボストン・アーリー・ミュージック・フェスティヴァル・オーケストラ
 

VBS-9125762
(2CD)
\1400
ペシェク/スーク:交響詩「人生の実り」、「プラハ」他

ヨゼフ・スーク(1874-1935):
CD1
 1−8  交響詩「人生の実り」作品34
 9    交響詩「プラハ」作品26
CD2
 1−8  エピローグ 作品37
 9−12 管弦楽組曲「おとぎばなし」作品16
リボール・ペシェク指揮/
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー合唱団&管弦楽団
Luba Orgonasova(S),
Ivan Kusnjer (Br),
Peter Mikulas (B)
録音:1992年8月(CD1),1997年6月(CD2) 

<映像>


DECCA(映像)



74 3810
(Blu-ray)
\4400→\3990
ティーレマン(指揮)&シュターツカペレ・ドレスデン
 ルネ・フレミング
  R・シュトラウス:歌劇『ナクソス島のアリアドネ』(全曲)
ルネ・フレミング(Sp:アリアドネ、プリマドンナ),
ソフィー・コッシュ(Ms:作曲家),
アイケ・ヴィルム・シュルテ(Br:音楽教師),
ロバート・ディーン・スミス(T:バッカス、テノール歌手),
ジェーン・アーチボルド(Sp:ツェルビネッタ),
ルネ・コロ(T:執事長),
クリスティアン・バウムゲルテル(T:舞踏教師),
ニコライ・ボルチェフ(Br:道化),
ケネス・ロバーソン(T:スカラムッチョ),
スティーヴン・ヒュームズ(Bs:トルファルディン),
ケヴィン・コナーズ(T:ブリゲッラ),
ミヒャエル・ヴェントウ(T:士官),
ダヴィド・イェルサレム(Bs:かつら師),
ローマン・グリュブナー(Br:召使),
クリスティーナ・ランドシャーマー(Sp:ナイヤード),
レイチェル・フレンケル(Ms:ドリヤード),
レネケ・ルイテン(Sp:エコー)
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン
演出&装置&照明:フィリップ・アルロー,
衣裳:アンドレア・ウーマン,
振付:アン=マリー・グロス,
映像演出:ブライアン・ラージ
74 3809
(DVD)
\3700→\3390
 ティーレマンの才能を見せつけられた話題の舞台
【収録】2012年, バーデン・バーデン祝祭劇場でのライヴ
 21世紀を担う巨匠クリスティアン・ティーレマンがシュターツカペレ・ドレスデンを指揮し、オペラ指揮者としての才能を見せつけた話題の舞台です。
 METほか世界の歌劇場で引っ張りだこのルネ・フレミング、当代一のフランス人メゾ・ソプラノ、ソフィー・コッシュをはじめとする豪華歌手陣も垂涎もの。フランス生まれでパリ・オペラ座、バイロイトなどで活躍中の演出家、フィリップ・アルローによるスタイリッシュな演出など見どころ満載の演奏です。




NAIVE(映像)


Debussy: Pelleas et Melisande
DR 2159
(DVD)
\4200→\3790
フィリップ・ジョルダン(指)&パリ・オペラ座
 ドビュッシー:「ペレアスとメリザンド」
ステファヌ・ドゥグー(Br ペレアス)
エレナ・ツァラゴワ(S メリザンド)
ヴァンサン・ル・テクシエ(Br-Br ゴロー)
フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(Bs アルケル)
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター
 (Ms ジュヌヴィエーヴ)
ジュリー・マトヴェ(S イニョルド)
ジェローム・ヴァルニエ(医師)
フィリップ・ジョルダン(指)
パリ・オペラ座管弦楽団,合唱団
 ウィルソン演出の「ペレアス」、待望の映像化!美人ソプラノのツァラゴワ、ジュヌヴィエーヴはオッター!適材適所のバスティーユでの「ペレアス」!!

 ロバート・ウイルソン(演出)/ジュゼッペ・フリジェーニ(演出補)/フリーダ・パルメッジャーニ(衣装)/ハインリヒ・ブルンケ(照明)
 収録:2012年3 月、パリ、オペラ座(バスティーユ歌劇場)/リージョン・コード:0、NTSC、16:9、2時間49分、DOLBY DIGITAL、字幕:仏英

 2012 年3 月にバスティーユ歌劇場で上演されたドビュッシーの「ペレアスとメリザンド」の映像です。評判の高いロバート・ウィルソン演出の「ペレアス」ということで話題になりました。
 このプロダクションは1997 年に、オペラ座とザルツブルク音楽祭の共同制作のために作られたもの。ウィルソン独特の極度にスタティックで照明の妙と歌手のポージングによって美しさを醸す舞台は、「ペレアス」のような象徴性の高い物語では極めて効果的で、これまで様々な劇場で再演されてきた名舞台です。今回パリでの再演に当たって待望の映像収録がなされました。
 そうした舞台なので、演じる歌手も歌だけ良くても務まりません。今回の目玉はメリザンドのエレナ・ツァラゴワ。ロシア、北オセチア共和国の首都ウラジカフカスの生まれ。若く美人のソプラノとしてデビューしてすぐに注目され、2008 年10 月にバスティーユ歌劇場で上演されたヤナーチェク「利口な女狐の物語」のビストロウシカは大きな評判となりました(EuroArts から DVD【30 78388】とBlu-ray Disc【30 78384】がリリース)。特にパリとミュンヘンで人気の高い人です。ここではまさにウィルソンのイメージした通りのメリザンドになっています。ペレアスは、今乗りに乗っているフランスのバリトン、ステファヌ・ドゥグー。バロックオペラでの活躍が知られるドゥグーですが、ペレアスも当たり役で、既にブリュッセルのモネ劇場、アン・デア・ウィーン劇場、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場でも歌っています。のびのある美声がよく響き、しかも品と節度が感じられるペレアスです。ゴローは、フランスのベテランのバス=バリトン、ヴァンサン・ル・テクシエ、非常に存在感があります。そしてジュヌヴィエーヴにはなんとアンネ・ゾフィー・フォン・オッターが。
 アルケルのフランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ、イニョルドのジュリー・マトヴェら、いずれも適役です。フィリップ・ジョルダンの密度の濃い音楽作りも見事。
 数ある「ペレアスとメリザンド」の映像の中でも屈指のものでしょう。














4/9(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


WERGO

WER 6757
\2400→\2190
リゲティ生誕90 周年!
 大迫力のトーン・クラスター「ヴォルーミナ」ムジカ・リチェルカータのオルガン版!

リゲティ(1923-2006):
 (1)ムジカ・リチェルカータ(1951-53)/
  シュステックによるオルガン版(原曲:ピアノ)
 (2)オルガンのための2つの習作
  1.ハーモニーズ 2.クレ(流出)(1967/69)
 (3)ドミニク・シュステック(b.1977):
  話すシグナル(オルガンのための即興(2012))
 (4)リゲティ:ヴォルーミナ(1961/62, 1966 改訂)
ドミニク・シュステック(オルガン)
 録音:2012 年8 月6-9 日/聖ペテロ文化ステーション(ケルン)/77’51

 シュトックハウゼンの「星座のための12 のメロディー」オルガン版(WER 6736) で強烈な印象をあたえたドミニク・シュステックが、今度はリゲティに挑戦!
 リゲティは、オルガンのためにのこした作品は3 曲のみ(ヴォルーミナ、ハーモニーズ、クレ)ですが、リゲティの作曲の発展過程において重要な足跡となっているだけでなく、現代のオルガン作品の新しい道を切り開いたといえるでしょう。
 「ヴォルーミナ」は、トーン・クラスターの作品。メロディー、リズム、ハーモニー(方向運動を伴うもの)を排したもの。時間的な芸術というより、空間的な芸術として聴き手に届く作品で、オルガンならではの迫力と、シュステックの巧みな音色選び、そして素晴しい残響が、この大規模な作品を見事に響かせます。「2 つの習作」の「ハーモニーズ」は、たえず10 の音からなる和音が鳴り響き、その和音が少しずつ変容していくというもの。「クレ」は虫の羽音のように細かく動き続ける音型が、アメーバのように形を変えていきます。
 ムジカ・リチェルカータは、リゲティが30 歳になる前頃に書いた作品。11 曲から成り、もともとはピアノの作品ですが、オルガンで聴いてもこれがまた面白い!第1 曲はラの音のみで構成され、単音、オクターブで重ねられるラの音、そしてリズムという要素で構成されています(一番最後にレの音が現れる)。オルガンの残響や、様々な音色で次々と現れるラの音を聴いていると、精緻に織り上げられた響きにだんだんがんじがらめにされていくような気分になります。ピアノでは味わえない迫力があると申せましょう。続く楽曲も、音の素材を極限まで制限したものが続き、4 曲目は「手回しオルガン風ワルツ」ですが、大道芸人がひろばでまわしている手回しオルガンとは違い、どちらかといえば不気味さ濃厚のワルツで、これがまたオルガンで聴くと効果抜群!8曲目の有名なセリー音楽的な曲も、軽快なリズムで、様々なストップを駆使して実に効果的に響かせています。シュステックは、リゲティが織り上げた緻密な音の細密画を、オルガンによって、空間に見事に再現しています。
 シュステックの即興作品は、単なるオルガンとは思えないような、ノイズとしか思えない音や、ウィンドチャイムを思わせるような響きやマリンバ的な音色など、様々な音色を駆使したもの。楽器が壊れないかと心配になるほど、シュステックが楽器を弾きまくっています。
 今年はリゲティ生誕90 周年、彼の記念碑的オルガン作品を核とした、非常に魅力的なディスクの登場といえるでしょう!
 


WER 6756
\2400→\2190
リーム弦楽四重奏作品集
 ヴォルフガング・リーム(b.1952):作品集
  (1)弦楽四重奏曲第11番(1998/2010)
  (2)インタースクリプトゥム(弦楽四重奏とピアノのためのデュオ)
   (2000/02)
  (3)グラーヴェ(トーマス・カクシュカの思い出に)(2005)
ミンゲット・カルテット
(1)マルクス・ベルハイム(ピアノ)
 アルバン・ベルク弦楽四重奏団のトーマス・カクシュカの思い出に捧げられた悲痛な「グラーヴェ」大曲、弦楽四重奏曲第11番!

 録音:2011 年12 月11-12 日'(1)/ 2012 年1 月16-19 日(2)(3)

 リームは弦楽四重奏曲を多数書いており(番号が付されているものだけでも12 曲(2 番は欠番))、そのひとつとして同じようなスタイルで書かれているものはありません。リーム自身、弦楽四重奏は、楽器の組み合わせ方の一種で、チェロの低音域からヴァイオリンの高音域にまで亘る広い音域が、多様な対話のありかたを可能にするもの、というふうに考えており、古典派・ロマン派の伝統とは意図的に距離を置いています。
 弦楽四重奏第11 番は、第11 番とされていますが、完成は第12 番(2000/01)の後。1998 年に着手され、2010 年に完成しました。抑制と爆発、簡易な部分とヴィルトゥオーゾ的な部分と、対照的な動きを繰り返しながらピークに達します。4 楽章から成り、演奏に約35 分かかる大曲です。
 「インタースクリプトゥム」は、副題に「弦楽四重奏とピアノのためのデュオ」とあり、弦楽四重奏が一つの楽器として扱われ、弦楽四重奏とピアノによる二重奏、というかたちで書かれています。両者によるどのような対話が展開されるか、興味深い作品。
 「グラーヴェ」は、アルバン・ベルク弦楽四重奏団のヴィオラ奏者だったトーマス・カクシュカ(1940 〜 2005)の思い出に捧げられた作品。アルバン・ベルク弦楽四重奏は、リームの作品の初演を多く手掛けており、リームは、弦楽四重奏曲第4 番を彼らに捧げています。「グラーヴェ」の冒頭は、イ短調、イ長調、変ホ短調の3 つの調をさまよいます。続いてメロディックな部分があらわれ、時折聴かれる2 度下降の音型は、ため息を表します。最後は浄化と救済で終わりますが、悲痛な気分が残る作品です。
 ミンゲット・カルテットは、芸術は大衆に愛されるものであるべき、と唱えた18 世紀スペインの哲学者パブロ・ミンゲットの名を冠したカルテット。リームの弦楽四重奏作品の全曲録音プロジェクトを手掛けるほか、ルジツカの弦楽四重奏曲全集録音やイェルク・ヴィトマンの弦楽四重奏の全曲演奏プロジェクトなどを手掛ける一方、J-P. サラステやゲルハーヘルらとも多く共演を重ねている、多ジャンルにわたり活躍している団体です。




ABC CLASSICS


ABC 476 4955
\2400
ラ・コンパーニャ 〜 おお、ポルトガル
 作者不詳:漆黒の南蛮靴
 マチャド:神聖なモテット
 ゲレーロ:王は星に従う
 ミラン:第8幻想曲、他
ラ・コンパーニャ、
シボーン・スタッグ(ソプラノ)
 南半球オーストラリアの古楽系器楽アンサンブル!

 ルネサンスと初期バロックの音楽の演奏のために1997年に結成されたオーストラリアの古楽器アンサンブル、ラ・コンパーニャが繰り広げる16世紀イベリア半島の作品集。即興での装飾、巧みな技術、ダイナミックなアンサンブルはオーストラリア古楽界の高いレベルを示している。
 

ABC 476 4997
\2400
パーセル&ヘンデル:作品集
 パーセル:
  歌劇《アーサー王》Z.628より 最も美しい島よ、ホーンパイプ/
  歌劇《妖精の女王》Z.629より
   私はしっかりと錠を降ろしにきた、もし恋が甘い情熱ならば/
  歌劇《インドの女王》Z.630より 序曲、なぜ人は争うのか/
  彼女は恋をし告白するZ.413/《来れ,歓喜よ》Z.339/3より/
  《アテネのタイモン》Z.632より/《オイディプス王》Z.583より/
  おぉ,美しいチェダリアZ.402/シャコニーZ.730/
 ヘンデル:
  トリオ・ソナタ ト長調Op.5-4 HWV.399
  モテット《風よ静まれ》HWV.242
ミリアム・アラン(ソプラノ)
アイアンウッド
 2009年にグラインドボーン音楽祭でオペラ・デビューを果たしたオーストラリアのソプラノ、ミリアム・アランと2006年にオーストラリアで結成されたピリオド系弦楽四重奏団、アイアンウッドによるパーセルとヘンデルの作品集。気品ある歌声と生気に満ちた弦の響きが見事。オーストラリア発のクオリティの高いパーセル&ヘンデル作品集です。

 2009年4月−7月、ウジェーヌ・グーセンス・ホールでの録音。
 

ABC 476 4998
\2400
ダウランド:歌曲&リュート作品集
 ダウランド:
  悲しみよ留まれ/君よ、それほど私を困らせたいなら/
  行け、水晶の涙よ/私の愛しい人が泣くのを見たのです/
  言葉であの人に訴えるべきか/恋人よ、まだ帰らないで/
  あふれよ、わが涙/常にダウランド、常に嘆いている*/
  泉よ、そんなに湧き急ぐな/
  愛しい人よ、もしも君が心変わりするなら/
  蛙のガイヤード*/時は静止して/
  愛と運命に裏切られし者よ/来たれ、重苦しい夜よ/
  暗闇に住まわせておくれ/涙*/
  もう泣くのはお止め、悲しげな泉よ
ジャスティン・バーウッド(テノール)
ローズマリー・ホジソン(リュート)*
 オーストラリアのリュート奏者、ローズマリー・ホジソンとカナダ生まれのテノール歌手、ジャスティン・バーウッドの共演によるダウランドのリュート歌曲&リュート作品集。柔らかい歌声とリュートの軽やかな響きがゆったりと時を流してくれる。

 2011年1月5−7日&3月31日、聖フィールズ・カトリック大聖堂での録音。
 

ABC 476 5057
\2400
ウェストレイク:
 ミサ・ソリス 〜 《レクイエム・フォー・エリ》
リアム・クリザンティ(ボーイソプラノ)
メルボルン交響楽団&合唱団
ナイジェル・ウェストレイク(指揮)
 コンポーザー=コンダクターのナイジェル・ウェストレイク(1958−)のラテン語によるレクイエム。2008年に事件で亡くした自身の息子「エリ」に向けたレクイエムとなっている。悲しみの果てにたどり着いき完成させた音楽。太陽とエリを重ね合わせ、いつまでも輝き続ける美しくドラマティックな音楽である。2012年2月28日&3月1日&2日、メルボルン・タウン・ホール、2012年4月29−30日、ウジェーヌ・グーセンス・ホールでの録音。
 

ABC 476 5039
\2400
ストリング・ラインズ
 ウェストレイク:ハイ・テンション・ワイヤー
 エドワーズ:コラールとエクスタティック・ダンス
 スタンホープ:フォスフェリクス
 ヒンドソン:テクノロジック135
 クリヴィチ:マントラ*
エレクトラ弦楽四重奏団
クリストファー・レイサム(ヴァイオリン)
ヤン・イ・マ(ヴァイオリン)*
ロマーノ・クリヴィチ(ヴァイオリン)
ルドルフ・クリヴィチ(ヴィオラ)
サリー・マー(チェロ)
マージェリー・スミス
 (サクソフォン&バス・クラリネット)
  オーストラリアのコンテンポラリー・コンポーザー、ロマーノ・クリヴィチがアーティスティック・ディレクターを務めるエレクトラ弦楽四重奏団。その演奏は高圧の電流が通るような衝撃と突き抜けるような爽快感のある演奏を聴かせてくれる。2003年3月−11月、ボンディ・パヴィリオン・レコーディング・スタジオでの録音。




AVIE



AV 2280
\2400→\2190
ヴァイオリン&ギター!タンゴの歴史
 ピアソラ:タンゴの歴史
 ファリャ:スペイン民謡集
 パガニーニ:協奏的ソナタ、モーゼ幻想曲
 サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
オーガスティン・ハーデリッヒ(ヴァイオリン)
パブロ・サインツ・ビジェガス(ギター)
  不屈の天才ハーデリッヒのラテン・プログラム!スペイン・ギターの俊英ビジェガスとのデュオ!

 奇跡の生還を果たしたヴァイオリニスト、オーガスティン・ハーデリッヒのアヴィー(Avie)第3弾となるレコーディングは、スペインのギタリスト、パブロ・サインツ・ビジェガスとのデュオ・アルバム!
 ピアソラ、ファリャ、パガニーニ、サラサーテの高いセンスもテクニックも求められるラテン・プログラムでは、ハーデリッヒのヴァイオリンとビジェガスのギターとのコンビが、絶妙なバランスで、華麗で鮮やかなラテンのカラーを描いてくれている。
 1984年にドイツ人の両親の下、イタリアで生まれたハーデリッヒ。困難を乗り越えた不屈の天才が奏でる音楽には、豊かな生命力と喜びが息づいている。

 ※録音:2012年8月29日−9月1日、ニューヨーク(アメリカ)
 

AV 2184
\2400
天使の声 〜 イートン・クワイア・ブックからの音楽Vol.2
 ブラウン:おおマリア、救い主の御母(8声)
 コーニッシュ:アヴェ・マリア(4声)
 デイヴィ:めでたしイエス、神の独り子よ(5声)
 ラム:アヴェ・マリア、恵みに満ちた方
 ウィルキンソン:めでたし、天の女王
オックスフォード・クライスト・
 チャーチ大聖堂聖歌隊
スティーヴン・ダーリントン(指揮)
 オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊は、1520年代にウルジー枢機卿によって創設されたオックスフォードのカレッジの聖歌隊であり、初代音楽監督はジョン・タヴァナー(c.1490−1545)が務めたイギリスの由緒ある合唱団。
 500年以上という長き歴史に育まれた歌声、サイモン・プレストンやスティーヴン・ダーリントンへと受け継がれたバトン。オックスフォードの名門が歌う「イートン・クワイア・ブックからの音楽」は、15世紀イギリスの宗教音楽の栄光そのものである。

 ※録音:2012年9月11日−14日、マートン・カレッジ・チャペル(オックスフォード)




CENTAUR



CRC 3158
\2300→\2090
トゥリーナ、ロドリーゴとグラナドスの音楽
 トゥリーナ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番Op.82
 ロドリーゴ:ルーマニア
 グラナドス:《スペイン舞踊》より、アンダルシア舞曲
 ロドリーゴ:ソナタ・ピンパンテ
 グラナドス:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
ホルヘ・アビーリャ(ヴァイオリン)
アドリエンヌ・キム(ピアノ)
 ホンジュラスの名ヴァオリニスト!

 ニューヨークタイムズ誌で〝強いヴァイオリニスト"として絶賛された、ホンジュラス生まれのホルヘ・アビーリャ。
2008年にニューヨークのヤンキー・スタジアムで行われたローマ法皇ベネディクト16世による屋外ミサでコンサートマスターを務めたのが、このホンジュラス生まれの実力派ヴァイオリニストである。ジャケットデザインの荒波に立つヴァイオリニスト、インパクト大!ジャケ買いもオススメ!?
2006年10月4−6日、プルチャーズ・リサイタル・ホール(ニューヨーク)での録音。
 

CRC 3205
\2300
星の素晴らしさ
 リン・チン・チェン:
  カプチーノ・ラブリー/海/万華鏡/
  大海/フライスケープ/星の素晴らしさ
リン・チン・チェン(マリンバ)
 台湾出身で打楽器、マリンバ奏者、作曲家として活動するリン・チン・チェンの自作自演によるファーストアルバム。「カプチーノ・ラブリー」ではタイトルから想像できるようなかわいらしい曲調にマリンバの音色がとてもマッチしている。
2010年4月、アカデミーホール(ベルギー)での録音。
 

CRC 3239
\2300
シャノン・メルセル(ソプラノ)
 ベルリオーズ:歌曲集《夏の歌》Op.7
 パレイ:詩人と戦争、天の高きより水を滴らせよ
シャノン・メルセル(ソプラノ)
グループ・オブ・トゥエンティ・セヴン
エリック・パートコー(指揮)
 サンフランシスコ・オペラの有名なメローラ・オペラ・サマー・プログラムで経験を積んだシャノン・メルセルは繊細で優美な歌声の持ち主。モンペリエ国立歌劇場でのマレの「セメレ」やポーランド・バロックとのJ・S・バッハ「ヨハネ受難曲」、さらには現代オペラなど、そのレパートリーは幅広い。2011年4月1日、オン・ザ・ヒル・グレース教会(トロント)での録音。
 

CRC 3255
\2300
ブレスレス
 ハウエル:
  シルヴァー・ブラッド/時空/ブレスレス/
  フロム・ザ・ウィロウズ・キープ/帰宅/予知
デイヴィッド・コープ(電子音楽)
 アメリカの作曲家、作家、科学者デイヴィッド・コープ(1941−)が1990年に製作したコンピューター・プログラム「エミリー・ハウエル」が作曲した作品集。電子音楽独特の音色、人間が組んだコンピューター・プログラムが、ジャケット・デザインの様に宇宙空間へ迷い込んだ感覚を与えてくれる。2009年〜2012年の録音。
 

CRC 3199
\2300
キース・ゲイツの歌曲集
 ゲイツ:詩篇121番/詩篇23番/ロリカ/祈り/
 女性作家の詩による3つの歌曲/週初めの日/
 フー・イズ・ア・ゴッド・ライク・アワー・ゴッド?/
 孤児/さすらい人の夜の歌/柳の歌/1つの荒れ地/
 ホエン・ホープ・スティル・ハド・イッツ・チャンス/
 独り言
キャロル・ライン(ソプラノ)
リナ・モリタ(ピアノ)
ジュディ・ハンド(フルート)
 キース・ゲイツ(1948−2007)は、アメリカ吹奏楽界の大作曲家、ヴィンセント・パーシケッティに作曲を学び、ウインド・オーケストラやオーケストラ、合唱のために100を超える作品を遺したアメリカの作曲家。艶やかな歌声とピアノにフルートが飾りを付けた歌曲は色彩豊か。シャーマン美術芸術劇場(アメリカ)での録音。
 

CRC 3219
\2300
CDCMコンピューター・ミュージック・シリーズVol.39
 オースティン:ヴァイオリンとコンピューター音楽のための「再来」
 ビザル:ヒザリング
 トーマス・クラーク:第四天使/他
パトリシア・ストランジ(ヴァイオリン)
ジェフリー・スニダー(ナレーター)
ヨーゼフ・クレイン(指揮)
 アコースティック楽器と電子音楽の融合を目指すCDCMコンピューター・ミュージック・シリーズの第39弾。




<メジャー・レーベル>

DG



479 0838
\2200→\1990
《Heart's Delight》〜ピョートル・ベチャワ/R・タウバーを歌う
 レハール:喜歌劇『ほほえみの国』より「あなたは私の心の喜び」,
 ジーツィンスキー:『ウィーン、わが夢の街』,
 レハール:喜歌劇『メリー・ウイドゥ』より「とざした唇に」,
 カールマン: 喜歌劇『伯爵夫人マリツァ』より
   「ジプシーがやってくる」「ウィーンへ愛をこめて」,
 レハール:喜歌劇『パガニーニ』より
  「私は女たちにキスするのが好きだった」,
 R・タウバー:『Du bist die Welt fur mich』,
 シュトルツ:『歌は終わった』,
 レハール:喜歌劇『ジュディッタ』より
  「友よ 人生は生きる価値がある」,
 シュトルツ:『私の美しいナポリ』『ブロンド、黒髪、全ての女性が大好きさ』,
 アーヴィン:『奥様お手をどうぞ』,
 ロンバーグ:ミュージカル『学生王子』より
  「学生王子のセレナード」,
 シュトルツ:『私はあなたを愛す』,
 ベーム:『夜の静けさ』,
 レハール:喜歌劇『ほほえみの国』より「君はわが心のすべて」
ピョートル・ベチャワ(T)
ウカシュ・ボロヴィチ(指揮)
ロイヤル・フィル
魅力的な華のあるきらびやかなテノール、ピョートル・ベチャワ
【録音】2012年10月, ロンドン、エンジェル・スタジオ (デジタル:セッション)
世界の歌劇場で最も注目されているテノールのひとりであるピョートル・ベチャワ。南ポーランド出身のベチャワは、カトヴィツェで音楽を学び、その後リンツ州立劇場での活躍を経て、1997年よりチューリッヒ歌劇場に所属。それ以後めきめきと頭角を現し、この数年だけでもロイヤル・オペラ・ハウス、メトロポリタン歌劇場、ウィーン、チューリッヒ、ハンブルク、ドレスデンの歌劇場、マリインスキー劇場、パリ国立オペラ座などに主役級で出演。現在では観衆を始めメディアからも圧倒的な支持を受けています。今回のDGへのソロ・アルバムは、スター歌手という枠を超え、映画や放送でも活躍したリヒャルト・タウバーが得意とし愛したオペレッタからのアリア集。ベチャワの甘さと勢いを兼ね備えた声でお楽しみください。
 

479 1303
\2200
《Morgenlicht》〜ベルリン放送合唱団
 1.Morgenlicht leuchtet (Morning Has Broken, arr. Rutter),
 2.Aus meines Herzens Grunde,
 3.Pr?ludium in G-dur, J. S. Bach BWV 568**,
 4.Bewahre uns Gott,
 5.Grosser Gott, wir loben dich,
 6. Lobe den Herren, den m?chtigen K?nig der Ehre,
 7.Pr?ludium in C-dur, J.S. Bach, BWV 846*,
 8.Laudate omnes gentes (Lobsingt ihr V?lker alle),
 9.Geh aus, mein Herz, und suche Freud,
 10.Jesu meine Freude,
 11.Wie lieblich ist der Maien,
 12.Nun ruhen alle W?lder ,
 13.Ich lobe meinen Gott von ganzem Herzen,
 14.Ein feste Burg ist unser Gott**,
 15.Nun danket alle Gott,
 16.Von guten M?chten treu und still umgeben,
 17.Der Mond ist aufgegangen,
 18.Ave verum corpus,
 19.Wohl denen, die da wandeln (*,**印曲は器楽ソロ)
サイモン・ハルシー(指揮)
ベルリン放送合唱団
マリア・トッテンハウプト(Hp)*,
イェルク・ストゥロットホフ(Org)**
究極の美しさが引き出された讃美の響き
【録音】2012年11月, ベルリン、アウエン教会(デジタル:セッション)
 最近、新レパートリーと素晴らしいパフォーマンスで話題の「ベルリン放送合唱団」。彼らのDGへの初アルバムとなります。ハープとオルガン伴奏、またはアカペラ編曲によるこれらの作品を、驚くほど明快で透明感あふれる歌声で聴かせてくれます。美しい讃美の響きが聴き手に至高の感動を届けます。
 


481 0312
\2200→\1990
チョン・ミョンフン/「運命」&「皇帝」
 ベートーヴェン:
  ①ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73 《皇帝》
  ②交響曲 第5番 ハ短調 作品67 《運命》
キム・ソヌク(ピアノ①)
ソウル・フィル
指揮:チョン・ミョンフン
ソウル・フィル&チョン・ミョンフンの録音第5弾!
録音:2013年1月 ソウル
アジアから世界へ!チョン&SPOのシリーズ第5弾!今回は名門リーズ国際コンクール最年少&アジア人初の優勝者キム・ソヌクを迎えた協奏曲《皇帝》をカップリング。
チョン&SPO、①ドビュッシー&ラヴェル、②マーラー交響曲第1番、③マーラー交響曲第2番《復活》、④チャイコフスキー交響曲第6番《悲愴》に続くチョン&SPOシリーズ第5弾です。

【チョン・ミョンフン】 1953年ソウル生まれの指揮者・ピアニスト。ヴァイオリニストのチョン・キョンファの弟。1974年チャイコフスキー・コンクールのピアノ部門で第2位。フランス放送フィル音楽監督。ソウル・フィル音楽監督。
【キム・ソヌク】 2006年リーズ国際ピアノ・コンクール史上最年少、かつアジア人として初優勝し世界的注目を集める。1988年ソウル生まれ。3歳からピアノをはじめ、10歳でリサイタル・デビュー、12歳で協奏曲デビュー。リーズの他にも2004年エトリンゲン、2005年クララ・ハスキル両コンクールで優勝。

【チョン・ミョンフン来日情報】 ■フェニーチェ歌劇場日本公演〈招聘:朝日新聞社) 4/10、11、13大阪、4/14名古屋、4/17、18、19東京
■NHK交響楽団 6月14、15、19、20日東京 ■アジア・フィル 7/29東京、7/30広島 ■フランス国立放送フィル(アリス=紗良・オットと共演) 9月
【キム・ソヌク来日情報】 ■リサイタル7/11名古屋、7/12大阪、7/19東京 ■九州交響楽団 7/17福岡 ■日本センチュリー交響楽団2014年1/19京都
 


476 4902
\2200→\1990
チョン・ミョンフン/チャイコフスキー:交響曲第6番《悲愴》
 チャイコフスキー:交響曲 第6番 ロ短調 作品74 《悲愴》
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ
ソウル・フィル
指揮: チョン・ミョンフン
死に対峙した激昂と永遠の安らぎ!
録音:2011年8月 ソウル
来日記念盤。フェニーチェ歌劇場来日公演で指揮するチョン・ミョンフンがソウル・フィルを振ったチャイコフスキー。カップリングはラフマニノフのヴォカリーズ。
アジアから世界に羽ばたくチョン×ソウル・フィルのDGレーベル第4弾。
あの3.11東日本大震災の時にチェコ・フィルと来日中であったチョン・ミョンフン。その際はツアー途中でオーケストラが帰国してしまったが、同年5月にソウル・フィルと再来日し、5/10サントリーホールで東日本大震災チャリティ・コンサートを行いました。この時は東フィルやN響メンバーも参加し、《悲愴》を演奏。日韓の音楽交流も含め非常に感動的なコンサートでした。
この録音はその3カ月後にソウルで録音されたものです。


<国内盤>


フォンテック

FOCD9592
(SACD Hybrid)
\2800
伊藤 恵(ピアノ) シューベルト ピアノ作品集5
シューベルト:
 ピアノ・ソナタ 第16番 イ短調 D845, Op.42
 12のドイツ舞曲(レントラー) D790, Op.post.171
 4つの即興曲 D899,Op.90
  (2012年12月28-30日 神戸新聞松方ホール.REC)

伊藤 恵 ピアノ
作曲家の内なる声を追い求め、深化つづける伊藤 恵のシューベルト ピアノ作品集第5弾。
生前、作品が出版されることの少なかったシューベルトにとって、「第16番イ短調」は初めて出版されたピアノ・ソナタでした。このジャンルでの分水嶺となる初の4楽章作品で、シューベルトは以降一貫してこの構成を採用します。
 数あるシューベルトの舞曲のなかでも、シューマンをはじめとする後生の作曲家にも影響を与えた佳品「12のドイツ舞曲」。そして、数多く演奏されながらも決して色褪せることのない、崇高な美の極致、
「4つの即興曲 D899」
あまりにも早い晩年を迎えようとするシューベルトの作品に憧憬し、伊藤の演奏は静謐に語りかけます。
発売中 伊藤 恵 
シューベルト作品集

・シューベルト作品集1(SACD)  FOCD9368 
・シューベルト作品集2(SACD)  FOCD9428
・シューベルト作品集3(SACD)  FOCD9462
・シューベルト作品集4(SACD)  FOCD9512
各税込 \2,800

シューマン作品集

シューマニアーナ1〜11 税込 各 \2,000
シューマニアーナ12〜13 (SACD) 税込 各 \2,800


生誕100年記念!
ジャン・フルネ 指揮 東京都交響楽団 5タイトル再リリース
全5タイトル 定価 各\1,575

フランスの伝統を受け継ぎながらも、ドイツ音楽にも大変造詣が深く、世界各国で活躍したジャン・フルネ(1913/4/14−2008/11/3)。親日家でもあり、国内の多くのオーケストラを指揮しましたが、中でも東京都交響楽団との絆は強く、1978年の初客演以来、四半世紀にわたり密接な関係を続け、1989年からは名誉指揮者の称号が贈られました。引退公演も2005年12月に都響と行ない話題となりました(ジャン・フルネ/ラストコンサート FOCD9270)
今年の4月14日で生誕100年を迎えるジャン・フルネの偉業を称え、都響との選りすぐりの名演5タイトルを一挙再発売いたします。




FOCD9587
\1575
ベートーヴェン:交響曲 第3番「英雄」 フルネ指揮
東京都交響楽団
 

FOCD9588
\1575
ビゼー:交響曲 第1番
ブラームス:交響曲 第3番
フルネ指揮
東京都交響楽団
 

FOCD9589
\1575
ベルリオーズ:幻想交響曲
ラヴェル:「ダフニスとクロエ」組曲 第2番
フルネ指揮
東京都交響楽団
 

FOCD9590
\1575
ラヴェル:道化師の朝の歌
ワーグナー:ジークフリート牧歌
ドビュッシー:遊戯
デュカ:魔法使いの弟子 
フルネ指揮
東京都交響楽団
 

FOCD9591
\1575
ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
ピアノ:伊藤 恵



FONTEC フルネ旧譜

FOCD9350
\2000
モーツァルト:
 交響曲35番 ニ長調K.385「ハフナー」
 交響曲39番 変ホ長調K.543 交響曲40番 ト短調K.550
フルネ指揮
東京都響
収録 35番 1991/11/22 サントリーホール 39番 1994/12/21 サントリーホール 40番 1982/4/9 東京文化会館でのライヴ録音

FOCD9351
¥2000
ベートーヴェン:
 交響曲第2番 ニ長調Op.36
 交響曲第6番 ヘ長調 Op.68「田園」
フルネ指揮
東京都響
収録 第2番 1986/5/6 東京文化会館 第6番 1998/12/10 サントリーホールでのライヴ録音

FOCD9352
\2000
ドビュッシー:
 牧神の午後への前奏曲 夜想曲 海
フルネ指揮
東京都響
収録 牧神の午後への前奏曲、夜想曲 1999/4/16 東京芸術劇場 海 1997/11/17 サントリーホールでのライヴ録音

FOCD 9270/2
(2SACD Hybrid
+DVD-V)
\5800
ジャン・フルネ/ラスト・コンサート ジャン・フルネ指揮
伊藤 恵(P)
東京都交響楽団
-Disc1- (SACD Hybrid)
 ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」作品9
 モーツァルト:ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491
-Disc2- (SACD Hybrid)
 ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 作品73
  以上2005年12月20日 サントリーホール ライヴ
Disc3- (DVD-Video)
 ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」作品9
 モーツァルト:ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491
 ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 作品73
  2005年12月21日 東京文化会館 ライヴ
 ジャン・フルネ インタビュー(12月22日収録)
12月20日 サントリーホールでの演奏をSACDハイブリッド盤に、そして最終公演となった12月21日 東京文化会館での模様をDVD-Videoに収録。<ラストコンサート>の全容を伝える「完全版」。
フルネは最後の公演で都響を選んだ理由について、DVD収録のインタビューで以下のように述懐している。
「都響の公演のために毎年日本を訪れていますが、特にこの楽団、そしてここにいる友人たちがとても好きだったこと、そして、ここで私のキャリアの全て、ここまでやってきた事すべてを終わりにしたいという強い希望がありました。いつも、とても深い人間関係で結ばれていて、とても心地よい場所であり、私にとっては常に最高の場所でした。」

FOCD 9217
(SACD Hybrid)
\2800
フルネ&都響 フォーレ:作品集
 組曲「ペレアスとメリザンド」/
 同「シャイロック」より/
 レクイエム
ジャン・フルネ指揮
東京都交響楽団
野田ヒロ子(S)、三原剛(Br)
晋友会合唱団
それほど期待して聴いたわけではなかったのだが、その流れてくる音楽の優美さと切なさに本当に衝撃を受けた。これほど人生を達観しつつ、しかも愛していることを音楽ににじませた演奏があっただろうか。もちろんフルネのすばらしさはよく知っていたつもりだったが、この演奏を聴いて初めてその深さ・温かさに心底震えた。
2004年4月28日。東京芸術劇場でのライヴ録音。

FOCD 9257
(SACD Hybrid)
\2800
ショーソン:交響曲 変ロ長調Op.20
ラヴェル:
 組曲「マ・メール・ロワ」/スペイン狂詩曲
ジャン・フルネ指揮
東京都交響楽団
2003年4月15日、2004年4月17日、サントリーホールでのライヴ録音。
 メジャー・レーベルと組まず、世界最高の指揮者でありながら日本のオーケストラを愛し、その生涯最後のコンサートに都響を選んだジャン・フルネ。
 今回のアルバムはその両者の2003/4年の録音。フルネが長年培ってきたフランス音楽への愛情と造詣が存分にあふれた名演。大指揮者最後のコンサートのはなむけとなる新譜である。

FOCD 9293
(SACD Hybrid)
\2800
フルネ=都響「ボレロ」
 (1)デュカ:舞踏詩「ペリ」〜ファンファーレ
 (2)イベール:交響組曲「寄港地」
 (3)ビゼー:「アルルの女」第2組曲
 ラヴェル:(4)ボレロ/(5)バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲 
フルネ指揮
東京都響
ラスト・コンサートから1年。残念ながら、フルネの新しい演奏を聴くことは叶わなくなったが、フォンテックは、四半世紀以上にわたり共演してきた都響との演奏より、厳選した音源をCD化。今回収録の5作品は、いずれもフルネが繰り返し演奏したフランス音楽の名曲。録音:(1)(5)2005年1月21日、(2)2005年5月9日、東京文化会館 (3)2003年4月19日、(4)2004年4月17日、サントリーホール








ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD トップページへ



Copyright(C) 2013 ARIA−CD.All rights reserved.