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≪アリアCD新譜紹介コーナー≫


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像




4/12(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ALBA



ABCD 351
(SACD HYBRID)
\2200→\1990
初録音!メリカントの交響曲第2 番
メリカント:
 交響曲第2番 イ長調 Op.19「戦争の交響曲」(1918)
 ソプラノと管弦楽のための「エコー」(1922)
アヌ・コムシ(S)
トゥルク・フィルハーモニック管弦楽団
ペトリ・サカリ (指揮)
 5.1 multichannel/stereo

 メリカントは、1920 年代フィンランドのモダニズムを代表する作曲家のひとり。モダニズムへの無理解に苦しめられた挫折の時期を経て、民俗音楽的要素と色彩をモダニズムと巧みに結びつけた独自の作風を開拓していきました。1951 年にはシベリウス・アカデミー作曲家の教授に就任。コッコネン、サッリネン、パーヴォ・ヘイニネンといった20 世紀のフィンランド音楽を代表する作曲家を育てています。アーレ・メリカントは、3 つの作品を「交響曲」として発表しました。2010 年に録音された第1 番と第3 番 (ABCD336) につづき、第2 番を収めたディスクがリリースされます。演奏は、同じペトリ・サカリ指揮のトゥルク・フィルハーモニック管弦楽団です。交響曲第2 番は、1918 年、メリカントの後期ロマンティシズム期に作曲されました。第一次世界大戦 (1914-1918) の時代と重なり、「戦争の交響曲」の副題でも知られます。
 作曲家のヨウニ・カイパイネンは、メリカントのオーケストレーションとテクスチュアが第1 番よりも自信を深めていることを指摘し、音楽学者のキンモ・コルホネンは、トロンボーンのグリッサンドが繰り返される第2 楽章の音楽を印象的な楽章に挙げています。交響曲第2 番は、これが初録音です。「エコー」は、1922 年、メリカントのモダニズム期初期の作品です。シベリウスの「フィンランディア讃歌」で名が知られるV・A・コスケンニエミの詩がソプラノ独唱で歌われ、「独唱の移りゆく気分に寄り添いながら、超自然的かつ具象的な風景を確かな感性で彩色する」 ( カイパイネン) オーケストラが共演します。ソプラノ独唱は、アヌ・コムシ。ダイナミックなコロラトゥーラと知的な解釈の歌により国際的な評価が高まってきています。




LIMEN

不良が発生し、発売中止となっていたタイトルにつきまして、このたび良品の生産が完了しましたため、ご案内させて頂きます。
CDE11 C012
\2300
杉山洋一指揮によるイタリアの現代音楽作品集
(1)フランコ・ドナトーニ:ASAR(10の弦楽器のための)(1964)
(2)イヴァン・フェデーレ:
 NOTHAR(弦楽オーケストラのための)(2009)
(3)フランコ・ドナトーニ:SOLO(10の弦楽器のための)(1969)
(4)アレッサンドロ・ソルビアーティ:
 SETTE PEZZI(弦楽オーケストラ版)(1999)
杉山洋一(指揮)
リメン・アンサンブル
 録音:2010 年

 イタリア在住の指揮者・作曲家、杉山洋一指揮によるイタリアの現代音楽作品集。2012 年のサントリーサマーフェスティバルで生誕85 年の作曲家としてとりあげられた、イタリアの重要作曲家ドナトーニ(1927-2000) の作品も収録されており、注目です。

 【杉山洋一(指揮者、作曲家)】
 1969 年生まれ。桐朋学園大学作曲科卒業。95 年イタリアに留学。指揮をエミリオ・ポマリコ、岡部守弘に、作曲を三善晃、フランコ・ドナトーニ、サンドロ・ゴルリに師事。指揮者としては世界各地の現代音楽フェスティバルに出演しています。2012 年1 月には東京都交響楽団の定期演奏会でブーレーズの難曲「エクラ/ミュルティプル」を指揮して話題となりました。また、8 月22 日にはサントリー芸術財団サマーフェスティバル MUSIC TODAY21 < 25 周年/生誕85 年記念>公演でも指揮をする予定となっています。作曲家としては、イタリアの音楽祭や日本の演奏団体からの委嘱作品を含めた作品があります。ドナトーニが東京でマスタークラスを開催した際にはアシスタントも務めました。現在ミラノ在住、ミラノ市立学校で教鞭をとっています。




PREISER


PRCD 91233
\2300
クレメンス・ザンダー(Br)
シューベルト:
 白鳥の歌D957/965a
 ザイドルの詩による歌曲集Op.105
  (矛盾/ 子守歌/ 窓辺で/ あこがれ)
クレメンス・ザンダー(Br)
ユストゥス・ツァイエン(P)
 クレメンス・ザンダーの低音にしびれる「白鳥の歌」

 ウィーンで活躍中のバリトン、クレメンス・ザンダーによるシューベルト「白鳥の歌」。クレメンス・ザンダーは、オーストリアで生まれ、ウィーンの名門聖フロリアン少年合唱団に在籍し、ウィーン音楽演劇大学でヘレナ・ラザルスカ、ロベルト・ホルそしてデイヴィッド・ラッツらの下で学びました。その後2001 年に「ペンザンスの海賊」でフォルクスオーパー・デビューを飾り着々とキャリアを積んできました。2011/2012 シーズンは、アンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮ウィーン・トーンキュンストラー管とシューベルトのミサ曲第5 番、ブラジルでトーマス・ダウスゴー指揮によるベートーヴェンのミサ・ソレムニスに参加しています。また2012 年フォルクスオーパーでは、パパゲーノ(魔笛)、マルコ(ジャンニ・スキッキ)などに出演し好評を得ています。
 シューベルト最後の歌曲集「白鳥の歌」。シューベルトの死後友人たちによってまとめられたこの歌曲集は、第1 〜 7 曲をレルシュタープの詩、続く第8 〜 13 曲までがハイネの詩による作品で、最後の14 曲目がザイドルの詩によるもの。同じくシューベルトの代表的な歌曲集「美しき水車小屋の娘」や「冬の旅」のような歌曲集としての統一感はありませんが、シューベルト晩年の集大成とするような曲がおさめられています。またこのアルバムでは、ザイドル誌による14 曲目「鳩の便り」に結びつける形で、同じくザイドルの詩による作品105 の歌曲4曲を収録しています。クレメンス・ザンダーの静かに染み入る名唱が、聴く者の心を深く揺さぶります。ピアノはトーマス・クヴァストフとの録音など、シューベルトの歌曲の伴奏に定評のあるユストゥス・ツァイエン。
 安定した完成度の高い演奏で、ザンダーを引き立てています。





CHANNEL CLASSICS



CCSSA 32713
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
イヴァン・フィッシャー(指揮)&ブダペスト祝祭管
 ワーグナー:
  楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》第1幕への前奏曲
  ジークフリート牧歌
  楽劇《神々の黄昏》より
   夜明けとジークフリートのラインへの旅、
   ジークフリートの葬送行進曲、ブリュンヒルデの自己犠牲
イヴァン・フィッシャー(指揮)
ブダペスト祝祭管弦楽団
ペトラ・ラング(ソプラノ)
 イヴァン・フィッシャーとワーグナー!?奇跡のコンビが創造するワーグナー神話!

 イヴァン・フィッシャーとリヒャルト・ワーグナー!?
 フィリップス(Philips)時代にはバルトークやコダーイ、ドヴォルザーク、チャンネル・クラシックス(Channel Classics)移籍後は、マーラー、ベートーヴェン、ラフマニノフ、シューベルトなど、自信が納得した作品のレコーディングを行い、レパートリー、ディスコグラフィーを充実させてきたイヴァン・フィッシャー。
 "イヴァン・フィッシャー"と"ブダペスト祝祭管弦楽団"、"ワーグナー"という期待が高まる、そして意外性に富んだ組み合わせが、作曲者の生誕200周年にアニヴァーサリー・イヤーに実現!
 イヴァン・フィッシャーがセレクトしたワーグナーは、「マイスタージンガー」の第1幕への前奏曲、「ジークフリート牧歌」、世界有数のワーグナー歌い、ペトラ・ラングを迎えての「神々の黄昏」からの音楽。
 作曲家としての功績はもちろんのこと、歌劇、楽劇の台本執筆、ルートヴィヒ2世という後ろ盾を得て実現したバイロイト祝祭劇場の建築など、神話を題材とした楽劇だけでなく、後世に残る自分自身の神話を創造したワーグナー。
 イヴァン・フィッシャーとブダペスト祝祭管弦楽団の奇跡のコンビが創造するワーグナー神話、ここに誕生!




CORO



COR 16110
\2400→\2190
ザ・シックスティーン
 ペンキェル:ミサ曲《ロンバルデスカ》

  アウディーテ・モルタレス/甘き愛、イエス/
  賛美の歌を鳴り響かせ/主の大いなる御名を/
  アヴェ・マリア/マリアは天に昇らされたまいぬ/
  オー・アドランダ・トリニタス/
  汝、神の子ぞ生まれる/ミサ曲《ロンバルデスカ》/
  14声のミサ(キリエ&グローリア)
ザ・シックスティーン
イーモン・ドゥーガン(指揮)
 ザ・シックスティーンが歌うポーランドの合唱作品!"指揮者"イーモン・ドゥーガンが"CORO"で本格始動!

 ザ・シックスティーンのレギュラー・メンバーでありアソシエイト・コンダクター、イーモン・ドゥーガンの指揮による新シリーズがスタート!
 イーモン・ドゥーガンのザ・シックスティーンの指揮者として本格的なデビュー・タイトルとなる「ポーランドの合唱作品集」の第1巻は、バルトウォミェイ・ペンキエル(fl.1633−1670)!
 1633年頃にマルコ・スカッキの副楽長としてワルシャワ宮廷礼拝堂に仕え、宗教音楽を担当したペンキェル。
 カペルマイスターに昇格後、スウェーデンによるワルシャワ占領を受け、クラクフのヴァヴェル大聖堂の音楽監督に就任。
 作曲家としても、バロックの形式を継承したポリフォニーによる秀作を残しており、17世紀、中期バロックのポーランドを代表する音楽家として歴史にその名を刻んでいる。
 ソプラノのサリー・ダンクリーと共に、時代考証、楽曲研究を担当し、ザ・シックスティーンの演奏のベースを構築するという重要な役割を担ってきたイーモン・ドゥーガン。
 イギリス・ナショナル・ユース合唱団、ヴロツワフ・フィルハーモニー合唱団の首席客演指揮者、ブリテン・シンフォニア・ヴォイセズのコーラス・ディレクターなど、すでに合唱指揮者として豊富なキャリアを持つイーモン・ドゥーガンとザ・シックスティーンのコンビには大きな注目が集まること必至!







LINN 


CKD 432S
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
加藤訓子のLINN第2弾
 カントゥス

  ペルト:アリーナのために
  ライヒ:ニューヨーク・カウンターポイント
  ペルト:カントゥス〜
   ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌)、フラトレス
  ハイウェル・デイヴィス:パール・グラウンド
  ペルト:鏡の中の鏡
加藤訓子(パーカッション)
 加藤訓子のLINN第2弾は"カントゥス"!"クニコ・プレイズ・ライヒ"を超える衝撃がここに!

 日本語書下ろし解説が封入されます。ご期待下さい!

 スティーヴ・ライヒからも絶賛を受け、世界的大ヒットとなった「クニコ・プレイズ・ライヒ(kuniko plays reich)」(CKD 385S)、2012年3月18日に行われた「kuniko plays reich in Kyoto」の第12回佐治敬三賞(サントリー芸術財団)受賞(http://www.suntory.co.jp/news/2013/11719.html)など、ジャンルの枠を超えたパフォーマンスで、絶大な評価を受けているパーカッショニスト、加藤訓子。
 リン・レコーズのBest of 2011にも選出された「クニコ・プレイズ・ライヒ」に続く待望のセカンド・アルバムは『カントゥス(Cantus)』!!!
 ライヒの「カウンターポイント三部作」のパーカッション・アレンジで大反響を巻き起こした加藤訓子が、2012年に初演を行った"4番目のカウンターポイント"「ニューヨーク・カウンターポイント」のパーカッション・ヴァージョンをレコーディング!
 そして、加藤訓子自らのパーカッション・アレンジによるアルヴォ・ペルトの「アリーナのために」、「カントゥス」、「フラトレス」、「鏡の中の鏡」、ハイウェル・デイヴィスの「パール・グラウンド」で構成されるこの『カントゥス』では、アレンジ、パフォーマンス、独創的な音響空間の全てで、さらにグレードアップを果たしたクニコ・ワールドを繰り広げてくれることだろう!
 「クニコ・プレイズ・ライヒ」を超える驚異的なパフォーマンスが、再び世界を驚かせる時が来た!大注目!




旧譜
加藤訓子、LINN第1弾
Kuniko plays Reich
CKD 385S
(SACD HYBRID)
\2700→¥2290
クニコ・プレイズ・ライヒ
 ライヒ(加藤訓子編):
  エレクトリック・カウンターポイント(パーカッション・ヴァージョン)
  シックスマリンバ・カウンターポイント(ソロ・ヴァージョン)
  ヴァーモント・カウンターポイント(ヴィブラフォン・ヴァージョン)
加藤訓子(パーカッション)
ライヒが絶賛する日本人パーカッショニスト!加藤訓子の"打楽器版"カウンターポイント三部作!

「クニコは最高のパーカッショニストだ。彼女は素晴らしいアレンジを創り上げた。」 〜 スティーヴ・ライヒ(2011)
スティーヴ・ライヒが全幅の信頼を寄せる日本人パーカッショニスト加藤訓子が、ライヒの傑作「カウンターポイント三部作」を世界初となるパーカッション・アレンジでレコーディング!
スティールパン、ヴィブラフォン、マリンバ(&テープ)が奏でる「エレクトリック・カウンターポイント」から広がる独創的で神秘的な音響空間。
規則的な反復を繰り返しながら徐々に変化を遂げてゆくライヒの音楽とパーカッションのサウンド、そして加藤訓子のアレンジが、喧騒や混沌とは無縁の異空間へと誘う。
米国を拠点に活躍中の加藤訓子は、アメリカのパーカッシヴ・アーツ・ソサイエティ(打楽器協会)から"世界の35人のマリンビスト"の1人に選出された打楽器界のトップ・プレーヤー。
常に打楽器の新境地開拓に挑み続けるその姿勢には全世界から注目が集まっている。

※録音:2010年3月28日−29日、名古屋芸術大学





PALADINO



PMR-39
\2000→\1890
フルートとチェロによるバッハ(再)創造 第1集
 〜bach (re)inventions vol.1

J.S.バッハ(1685-1750):
 1.メヌエット 第2番 ト長調/2.フーガ ホ短調 BWV855/
 3.インヴェンション 第6番 ホ長調 BWV777/
 4.フランス組曲 第5番-ブーレ BWV816/
 5.インヴェンション 第11番 ト短調 BWV782/
 6.インヴェンション 第10番 ト長調 BWV781/
 7.ミュゼット/8.イギリス組曲 第4番-メヌエット/
 9.インヴェンション 第13番 ホ短調 BWV784/
 10.インヴェンション 第1番 ハ長調 BWV772a/
 11.インヴェンション 第7番 ホ短調 BWV778/
 12.メヌエット 第6番 ホ短調 /
 13.インヴェンション 第3番 ニ長調 BWV774/
 14.フランス組曲 第6番-アルマンド BWV817/
 15.インヴェンション 第15番 ロ短調 BWV786/
 16.メヌエット 第7番 ハ短調/
 17.インヴェンション 第2番 ハ短調 BWV773/
 18.メヌエット 第3番 ト短調/
 19.インヴェンション 第8番 ヘ長調 BWV779/
 20.フランス組曲 第2番-エア BWV813/
 21.インヴェンション 第5番 変ホ長調 BWV776/
 22.インヴェンション 第9番 ヘ短調 BWV780/
 23.アリア/24.インヴェンション 第14番 変ロ長調 BWV785/
 25.インヴェンション 第4番 ニ短調 BWV775/
 26.イギリス組曲 第2番-ジグ BWV807/
 27.メヌエット 第4番 ト長調/28.前奏曲 ト長調 BWV860/
 29.イギリス組曲 第3番-ガヴォット BWV808/
 30.パルティータ 第3番-ファンタジア BWV827/
 31.インヴェンション 第12番 イ長調 BWV783
  ※全てエリック・ラムとマルティン・ルンメルによる
    フルートとチェロのための編曲版
エリック・ラム(フルート)/
マルティン・ルンメル(チェロ)
録音 2013年1月24.25日 オーストリア ケフェルマルクト,シュロス・ヴァインベルク
 これらの曲は、本来バッハの鍵盤曲ですが、このアルバムではどれもがフルートとチェロというユニークな編成で演奏されています。
 中心となるのは「2声のインヴェンション」ですが、時にはアンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帖や、組曲、パルティータなどから多彩な曲が選ばれています。
 バッハの作品の特徴とも言える「対位法」をこの2つの楽器で演奏することは、極めてエキサイティングであり、また新しい響きの創造として、素晴らしい効果を上げるものです。
 このアルバムのためにpaladinoレーベルの主宰者マルティン・ルンメルは才能溢れる若きフルーティスト、エリック・ラムとアンサンブルを結成し、この魅力的なプロジェクトを完成させました。
 2つの楽器が織りなす妥協のない厳しさに支えられた優雅な音楽をお楽しみください。




PAVLIK


PA 0070-2/9
(CD/DVD-Audio)
\2300
クリスマス・メニュー
 ウォード・スウィングル(1927-):It was a lover and his lass
 ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937)/スティーヴ・ゼグリー編曲:
  Embraceable you
 ウィリアム・リーヴァイ・ドーソン(1899-1990):Ain't that a good news!
 ジョージ・ガーシュウィン:Love is here to stay
 レナード・バーンスタイン(1918-1990):「ウエストサイド・ストーリー」より Maria
 ジョン・レノン(1940-1980)&ポール・マッカートニー(1942-)/
  カール=フレドリク・イェールランデル(1934-):Michelle
 ロンダ・ポレイ:Come in stay a while
 ヴィンセント・ユーマンズ(1898-1946)/ローベルト・スンド(1942-)編曲:
  Hallelujah!
 J・S・バッハ(1685-1750):管弦楽組曲第3番 より Air
 ジョン・レノン&ポール・マッカートニー/ポール・ハート編曲:Honey Pie
 伝承曲:Angelus Pastoribus
 アーヴィング・バーリン(1888-1989)/カービー・ショー編曲:White Christmas
 ジェイムズ・ピアポント(1785-1866):Jingle bells
 伝承曲:The first Noel
 キスツェ(スロヴァキア)伝承曲/イヴァン・フルショフスキー(1927-2001)編曲:
  Zdrave scasce [Health luck]
 伝承曲/ズデンコ・ミクラ(1916-2012)編曲:
  Daj Boh st'astia [God give the luck]
 フランツ・グルーバー(1787-1863)/ミゲル・アストル編曲:
  Ticha noc [Silent night]
オット・ヴォーチェ
録音:時期の記載なし、ローマ・カトリック教会、モシュテニツァ、スロヴァキア

オット・ヴォーチェは2008年にスロヴァキアのバンスカ・ビストリツァで創設された混声八重唱団。CDとDVD-Audioの二面ディスク。

 

PA 0107-2
\2300
ショパン・リサイタル
 ショパン(1810-1849):
  バラード第1番ト短調 Op.23/バラード第2番ヘ長調 Op.38
  バラード第3番変イ長調 Op.47/バラード第4番ヘ短調 Op.52
  夜想曲嬰ハ短調 Op.posth./ソナタ第3番ロ短調 Op.58
  練習曲ハ短調「革命」Op.10 No.12
ミキ・スクタ(ピアノ)
録音:時期の記載なし、ニトラ・ギャラリー・コンサートホール、ニトラ、スロヴァキア
 

PA 0108-2
(2CD)
\2300
ヴァイオリン・ソロ 4
 スロヴァキアの作曲家による無伴奏ヴァイオリンのための作品集
 タアーデシュ・サルヴァ(1937-1995):ブルレスク
 ユライ・タンドレル(1934-):組曲
 ヨゼフ・シクスタ(1940-2007):レチタティーヴォ
 ヨゼフ・マロヴェツ(1933-1998):詩
 ドゥシャン・マルチンチェク(1936-2006):時の接触
 パヴォル・シマイ(1930-):ピラミッド
 ミルコ・クライチ(1968-):復活の静けさ
 タアーデシュ・サルヴァ:バラード
 ユライ・タンドレル:前奏曲と舞曲
 イヴァン・パリーク(1936-2005):ソナタ
 ペテル・マハイジーク(1961-):いんこ
 ユライ・ベネシュ(1940-2004):ソナタ/ラメント
ミラン・パリャ(ヴァイオリン)
録音:2012年10月8-10日、ヤブウォンカ・オラフスカ教会、ポーランド
 

PA 0109-2
\2300
エルネー・ドホナーニ(1877-1960):ピアノ作品集
  4つの小品 Op.2(1896-1897)
   スケルツォ嬰ハ短調,間奏曲イ短調,間奏曲ヘ短調,奇想曲ロ短調
  4つの狂詩曲 Op.11(1902-1903); ト短調,嬰ヘ短調,ハ長調,変ホ短調
  6つの演奏会用練習曲 Op.28(1916)
   イ短調,変ニ長調,変ホ長調,変ロ短調,ホ長調,ヘ短調「奇想曲」
ラジスラフ・ファンゾヴィツ(ピアノ)
録音:2009年6月26-27日、2010年1月22-23日、ファトラ・ホール、ジリナ、スロヴァキア
 ドイツ語名エルンスト・フォン・ドホナーニとしても知られる、ブラチスラヴァ(現スロヴァキア首都)生まれのハンガリー人作曲家ドホナーニのピアノ作品集。アルバム・タイトルの原題は「エルネー・ドホナーニ 1」となっておりますが、ピアノ作品集の第1巻であるのか、ピアノ以外の作品も含むシリーズの第1巻なのかは今のところ不明です。
 

PA 0094-2
\2300
【旧譜 再案内】
レオポルド・ゴドフスキー(1870-1938):ピアノ・ソナタホ短調 ラジスラフ・ファンゾヴィツ(ピアノ)
録音:2009年6月26-27日、ファトラ・ホール、ジリナ、スロヴァキア
 

PA 0113-2
\2300
ベートーヴェン(1770-1827):ディアベッリ変奏曲 Op.120 ミキ・スクタ(ピアノ)
録音:2012年7月、ニトラ・ギャラリー・コンサートホール、ニトラ、スロヴァキア




Ediciones Singulares

 ヴェネツィアに本拠を置いている意欲あふれるロマン派フランス音楽の振興団体「パラッツェット・ブルー・ザーネ Palazzetto Bru Zane 」が、このレーベルの企画を一手に引き受けています。
 「1780 〜 1920 年頃の、広義のフランス・ロマン派音楽」に光をあて、高い評価に値するにもかかわらず知られていない天才作曲家たちの作品、あるいはすでに有名な大作曲家たちの見過ごされてきた傑作、そうしたものをていねいに掘り起こすべく、楽譜出版や演奏会企画を続けているこの団体が、Glossa レーベルのディレクターでもあるカルロス・セステル氏との連携で昨年独自のレーベルとして発足させたのが、このEdiciones Singulares 。


ES1008
(2CD+書籍)
\4200→\3790
ロドルフ・クロイツェル(1766〜1831):
 歌劇『アベルの死』全2幕

  (1810年パリ初演/1825改訂再演)
ギィ・ヴァン・ワース指揮
アンサンブル・レザグレマン(古楽器使用)
コンサートマスター:フランソワ・フェルナンデス(vn)
ナミュール室内合唱団
セバスティアン・ドロワ(T/アベル)
ジャン=セバスティアン・ブー(Br/カイン)
ピエール=イヴ・プリュヴォ(Br/アダン)
ジェニファー・ボルギ(Ms/エーヴ)
カティア・ヴェレタズ(S/メアラ)
谷村由美子(S/ティルサ)
アラン・ビュエ(Bs/アナレク)
「フランスのロマン派」は、18世紀末からの伝統があった!?
 フランス派のヴァイオリンの名匠クロイツェルは、稀代の作曲家でもあった——痛快な古楽器サウンドにも感動。「フランスのロマン派音楽の秘曲を紹介する」という、同レーベルのバックボーンである研究振興団体パラツェット・ブルー・ザーネの趣旨をなにより的確に表しているのが、このアルバム。古楽大国ベルギーで今や最も多忙な活躍をみせている古楽器バンド系指揮者のひとり、ギィ・ヴァン・ワース率いる凄腕集団レザグレマン(コンサートマスターは「あの」超実力派)があざやかに描き上げてゆく初期ロマン派の傑作です。ちょうどベートーヴェンと同時期に活躍し、フランス派のヴァイオリン演奏法の達人としても知られているクロイツェルが「ヴァイオリン音楽以外」でこれほどの傑作を書いていたとは!!
 旧約聖書「創世記」にある有名な弟殺しの物語を題材に、ナポレオン治世下の帝政フランスで初演され(少し前にはメユールの「ジョゼフ」、少し後にはロッシーニの「モイーズ」など、19世紀初頭のフランスでは旧約聖書系オペラが折々人気をとっていました)、王政復古後1825年に改訂再演もなされたこの大作、オーケストレーションはまさにロッシーニやメンデルスゾーンの同時代らしさが感じられる充実ぶり。そして何より歌手陣が素晴しい...この種の企画でエルヴェ・ニケやマルゴワールらとも共演している名歌手プリュヴォやヴェレタズ、ル・ポエム・アルモニークともしばしば仕事をしてきたアラン・ビュエなど、15年ほどするとドミニク・ヴィスやサンドリーヌ・ピオーのような存在になっていること間違いなしの今をときめく名歌手が勢ぞろい。そうした名演ぶりもさることながら、作品成立状況、作曲家の生涯、帝政フランスの世情などを図版入りで多角的に解き明かす「本文」の情報量にも驚かされます(仏語・英語のみ)。ぜひ解説翻訳付でお届けしたくなる内容ですが、まずは輸入盤で
 


ES1007
(2CD+書籍)
\4200→\3790
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735〜1781):
 歌劇『ゴールのアマディス』全3幕

  (1778年パリ初演・台本フランス語)
ディディエ・タルパン指揮
アンサンブル・ムジカ・フロレア・プラハ&
ソーラメンテ・ナトゥラーリ・ブラティスラヴァ(古楽器使用)
ムジカ・フロレア声楽アンサンブル
フィリップ・ドー(T/アマディス)
カティア・ヴェレタズ(S/オリアーヌ)
ヒェルディス・テボー(S/アルカドンヌ)
ピエール=イヴ・プリュヴォ(Br/アルカライス)
リリアナ・ファラオン(S/ユルガンド/独唱)
マルティン・ミクシュ(Br/憎悪の権化、
アルダン・カニルの声、独唱4)
ルツィエ・スレパーンコヴァー(Ms/不和の権化、独唱2)
アンドレア・ブロジャーコヴァー(S/独唱1)
ドゥシャン・ルージチカ(T/独唱3)
モーツァルトが強烈に影響を受けた、大バッハの末子クリスティアン。
 晩年、グルックその他が活躍するパリで発表したこの傑作がついに フランス語台本&痛快そのものの古楽器演奏で味わえる日が。こちらは古典派全盛期...否、フランス音楽史的には「グルックの時代」ともいうべき18世紀後半に、かの大バッハの末子クリスティアンがロンドンからパリへ出、新機軸のブレイクスルーをはかった意欲作。単なるレチタティーヴォとアリアの交錯にとどまらない(それだって、ミラノとロンドンを制したこの作曲家がやると桁外れに良い音楽ばかりになるのですが...)
 エキサイティングな音作り、一貫したドラマ性はまさにグルック以降のフランス歌劇界ならでは、という傑作ですが、これまでドイツ語歌唱&現代楽器の録音しかなかった不遇の1編。それがついに、ル・ポエム・アルモニークのDVD(Alpha)でも合奏参加している気鋭集団ムジカ・フロレアらの絶妙古楽器オーケストラ、上記クロイツェル作品でも活躍している欧州最前線の名歌手たちによって、完全フランス語台本どおりに録音されたとは、古楽器演奏ファンにとって感激するしかない事態ではないでしょうか?
 価値観の変動する1770年代のフランス(マリー・アントワネットの時代)について多角的に解説した「本文」の充実度も注目です(英語・仏語のみ)。一刻も早く訳付紹介したい傑作企画なのです。
 


ES1010
(2CD+書籍)
\4200→\3790
オローヌ:ローマ大賞カンタータ
マックス・オローヌ(1875〜1959):
 1. カンタータ「フレデゴンド」(1897)
 2. 木蔭にて
  〜合唱と管弦楽のための習作(1897)
 3. 夏〜合唱と管弦楽のための習作(1894)
 4. カンタータ「メリュジーヌ」(1896)
 5. 嵐のあいだ
  〜合唱と管弦楽のための習作(1896)
 6. カンタータ「クラリス・ハーロウ」(1895)
 7. カンタータ「呪われた町々」(1899)
 8. 讃歌(1895)
 9. スポーザリツィオ
        (1895/管弦楽版1939)
エルヴェ・ニケ指揮 ブラッセルズ・フィルハーモニック
フランデレン放送合唱団
シャンタル・サントン、ヴィルジニ・ポション、
ガブリエル・フィリポネ(S)
ジェニファー・ボルギ、
マリー・カリニン、
ノエル・スヘーペンス(Ms)
フレデリク・アントゥーン、
ジュリアン・ドラン、
マティアス・ヴィダル(T)
アンドルー・フォスター=ウィリアムズ(Br)
ジャン・テイチェン、
ヨーリス・デルデル(Bs)
ラヴェルと同じ年に生まれ、ラヴェルが落選しつづけた「ローマ大賞」で好成績に輝いた、時代に愛された天才。
 ベルリオーズを彷彿させる作風を、ニケが痛快に料理。「フランス近代」を語るうえで外せない、若手作曲家の登竜門である作曲コンクール、ローマ大賞。ベルリオーズ、フローラン・シュミット、デュティユー...とこの賞で世に出た大作曲家も多い一方、意外と見過ごされがちな知られざる大家が「最も意欲的だった若手時代に書いた傑作」も、数多くこの作曲コンクールで賞をとっているのです。
 ここにまとめて紹介されるのは、指揮者としての活躍でも辛うじて名を残しているマックス・ドローヌという思いがけぬ天才。マスネ門下で研鑽を積み、世紀末的退廃に流されてしまわない充実しきった音作りの意気揚々とした迫力、艶やかな和声の流れなどには、どこかベルリオーズ中後期の作風にも相通じるところが感じられるのでは。同い年のラヴェルよりも、むしろ歳の近いところではベルギーのジョンゲン、ロシアのラフマニノフあたりに近い感性かもしれません。そうした美質が引き立つのも、やはり演奏の良さあればこそ。なにしろ指揮は古楽界を震撼させてきた異才エルヴェ・ニケ——昨今もサン=サーンスの同種作品で成功をおさめている彼が、ベルギー随一の気鋭団体ブラッセルズ・フィルハーモニックの精緻さと機能性とをフルに引き出し、実力派歌手たちと織り上げる音楽世界は、1900年前後のフランス音楽に目がない玄人リスナーにもお勧めしたい内容。作曲家自身の文章、ローマ大賞165年の歴史を省察する長大な論考など、「本文」の充実度も感激(仏語・英語のみ)。じっくり付き合いたい“1冊”です。
 


ES1011
\3000→\2790
ジュール・マスネ(1842〜1912):
 歌劇『テレーズ』全2幕

        (1907年パリ初演)
アラン・アルティノグリュ指揮
フランス国立モンペリエ歌劇場管弦楽団&合唱団
ノラ・ギュビシュ(Ms/テレーズ)
シャルル・カストロノーヴォ(T/アルマン・ド・クレルヴァル)
エティエンヌ・デュピュイ(Br/アンドレ・トレル)
フランソワ・リス(Bs/モレル)
イヴ・サーレンス(T/将校)
パトリック・ボレール(Br/将校、巡査)
ガスパール・フェレ(BoyS/声
 ラヴェルの「スペインの時」と同じ日に初演された「大御所の短編」をCD1枚で。企画内容の充実度、 歌劇界の寵児と注目歌劇場の活躍にただ、感激。 ご存知のとおり、マスネー(このご案内で一番有名な作曲家?)は19世紀後半のフランスで最も人気の高かったオペラ作曲家のひとりで、門弟も数多く(上記オローヌの師匠でもあります)、19世紀歌劇界を見直すならこの作曲家はどうしても折々に注目することになるに違いない...という大御所(器楽の世界におけるサン=サーンス、半世紀前のマイヤベーアのような存在?)。『テレーズ』はメジャーの録音も多いとはいえ、パラツェット・ブルー・ザーネの企画で新たな演奏がCD1枚に収まって登場するうえ、豪華な読み物(仏語&英語のみ)のついたハードカバー仕様でのリリースはやはり見過ごせません。
 ラヴェルの『スペインの時』と同じ日にペアで初演されたこの佳作に、ここ20年来なにかと意欲的な企画を数多く成功させてきているフランス歌劇界の注目劇場、モンペリエ歌劇場の実力派たちが正面から向き合ってくれました。アルティノグリュはアルメニア系フランス人の俊英で、この劇場とも充実した活動を続けている現代歌劇界の寵児ぱこれまで国内仕様の録音媒体ではほとんど登場したことはないかもしれませんが、ここ10年ほどのフランス音楽メディアでは何かと露出の多い話題の人物でもあります。その作品解釈をじっくり聴き極めるもよし、歌手ひとりひとりの妙技に酔いながら「話題の歌劇場」をたっぷり味わうもよし——「本文」の充実度(仏語・英語のみ)にとどまらない演奏企画の頼もしさも、このEdiciones Singularesというレーベルのまたとない魅力なのです(なお、このアルバムが最新リリースとなります...どうぞご注目を)




PIANO CLASSICS


PCL0051
\1300
アルカン:
 片手ずつと両手のための3つの大練習曲Op.76
 ソナチネOp.61、2つピアノのための小品Op.60
  「私の大切な自由」「私の大切な束縛」
アレッサンドロ・デリャヴァン(pf)
 

PCL0052
\1300
フランク:
 ヴァイオリンソナタ(コルトー編曲によるピアノ独奏版)
 前奏曲 フーガと変奏曲Op.18、
 前奏曲 コラールとフーガ
ドメニコ・コディスポティ(pf)


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


OPUS


910101-2
(2CD)
\3000
レナールト(指揮)&スロヴァキア放送響
 エウゲン・スホニュ(1908-1993):オペラ「渦」(1941-1949)
オンドレイ・マラホフスキー(バス:シュテリンカ)
ペテル・ドヴォルスキー(テノール:オンドレイ)
ガブリエラ・ベニャチコヴァー=チャーポヴァー(ソプラノ:カトレナ)
ヴラジミール・クボフチーク(バス:ジモニュ)
アルジベタ・ミハルコヴァー(メゾソプラノ:ジモニュカ)
ヤロスラヴァ・セドラージョヴァー(メゾソプラノ:ザルチーチカ) 他
スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団
パヴォル・プロハースカ(合唱指揮)
スロヴァキア放送交響楽団
アンドレイ・レナールト(指揮)

録音:データ記載なし (P)1989 (P)+(C)2009

 

910111-2
(2CD)
\3000

ペテル・ドヴォルスキー



オペラ・アリア集 '77
 ヴェルディ(1813-1901):
  「リゴレット」から あれかこれか,あの娘の涙が見えるようだ
  「椿姫」から 燃える心を
 フロトー(1812-1883):「マルタ」から 夢のように
 ドニゼッティ(1797-1848):「ランメルモールのルチア」から わが祖先の墓よ
 マスネ(1842-1912):「ウェルテル」から なぜ私を目覚めさせるのか
 グノー(1818-1893):「ファウスト」から この清らかな住まい
 プッチーニ(1858-1924):
  「ボエーム」から 冷たい手を/「トスカ」から 星は光りぬ
 チレーア(1866-1950):「アルルの女」から ありふれた話

ペテル・ドヴォルスキー(テノール)
スロヴァキア放送交響楽団
オンドレイ・レナールト(指揮)


スロヴァキア民謡集
 ステファン・ネーメト=シャモリーンスキー(1896-1975):
  テノールと管弦楽のためのザーホリエ地方の10の歌
 パヴォル・バギン(1933-2013):テノールと管弦楽のための5つの歌
 ヴィチェスラフ・ノヴァーク(1870-1949)/ズデンコ・ミクラ(1916-1912)編曲:
  独唱と管弦楽のための2つのスロヴァキアの歌
 ミクラーシュ・シュナイダー=トルナフスキー(1881-1958)/
  ズデンコ・ミクラ編曲:2つのスロヴァキア民謡

ペテル・ドヴォルスキー(テノール)
スロヴァキア国立劇場管弦楽団
パヴォル・バギン(指揮)

録音:データ記載なし (P)1977, 1980 (P)+(C)2009
 

910115-2
(2CD)
\3000

ヨゼフ・ジャプカ



ギター・ドリーム
 パブロ・デ・サラサーテ(1844-1908):アンダルシアのロマンス
 エルヴィス・プレスリー(1935-1977)&ヴェラ・マトソン(1909-1994):
  ラヴ・ミー・テンダー
 フランシス・レイ(1932-):男と女
 ジョン・レノン(1940-1980)&ポール・マッカートニー(1942-):イエスタデイ
 レナード・バーンスタイン(1918-1990):「ウェストサイド・ストーリー」から マリア
 ジョゼフ・コズマ(1905-1969):枯葉
 フランシス・レイ:ある愛の詩
 エルネスト・レクオナ(1896-1963):マラゲニャ
 ポール・ド・センヌヴィル:渚のアデリーヌ
 エクトル・アングロ&ホセ・マルティ:グアンタナメラ
 ジョン・レノン&ポール・マッカートニー:ミッシェル
 ミシェル・ルグラン(1932-):風のささやき
 ルイ・グリェルミ(1916-1991):ばら色の人生
 ニーノ・ロータ(1911-1979):ゴッドファーザー
 アントニオ・カルロス・ジョビン(1927-1994):イパネマの娘
 ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):アランフエス協奏曲 から アダージョ
クラシック&ポピュラー・エヴァーグリーンズ
 J・S・バッハ(1685-1750):
  管弦楽組曲第3番 より アリア/管弦楽組曲第2番 より バディヌリー
 スタンリー・マイヤーズ(1930-1993):カヴァティーナ
 ベネデット・マルチェッロ(1686-1739):オーボエ協奏曲ニ短調 より アダージョ
 ディミトリー・ティオムキン(1895-1979):映画音楽「アラモ」より 夏の青葉
 ハロルド・アーレン(1905-1986):映画音楽「オズの魔法使い」より 虹の彼方に
 ジョニー・マンデル(1925-):映画音楽「いそしぎ」より テーマ
 バーデン・パウエル(1937-2000):名前のないワルツ
 ミロスラフ・ジュビルカ(1952-):アトランティーダ
 ジョン・レノン&ポール・マッカートニー:ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア
 アントニオ・カルロス・ジョビン:コルコヴァード
 ルイス・ボンファ(1922-2001):映画音楽「黒いオルフェ」より テーマ
 ハインツ・プロヴォスト(1891-):間奏曲
 ヴィエロスラフ・マトゥシーク(1927-1995):母
 リチャード・ロジャース(1902-1979):ブルー・ムーン
 ロバート・マクスウェル(1921-2012):引き潮
 サルバドル・バカリッセ(1898-1963):ロマンス
 ジュゼッペ・ファラウト(1915-):ブラジルのモレニタ
ヨゼフ・ジャプカ[ズサプカ/スサプカ](ギター)
録音:データ記載なし (P)1982, 1984 (P)+(C)2010
 

910119-2
(2CD)
\3000

セルゲイ・コプチャーク


オペラ・アリア集 '81
 チャイコフスキー(1840-1893):「イオランタ」から レネのアリア
 ヴェルディ(1813-1901):「マクベス」第1幕 から バンコのアリア
 グノー(1818-1893):「ファウスト」第2幕 から メフィストのアリア
 チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」第3幕 から ゲルマンのアリア
 ビゼー(1838-1875):「美しいパースの娘」から ラルフのアリア
 ヴェルディ:「ドン・カルロ」第4幕 から フェリペのアリア
 ラフマニノフ(1873-1943):「アレコ」から アレコのカヴァティーナ」
 ボーイト(1842-1918):「メフィストフェレ」から メフィストフェレのアリア
 プッチーニ(1858-1924):「ボエーム」第4幕 から コッリーナのアリア
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908):「サトコ」から ヴァリャーグの商人のアリア

セルゲイ・コプチャーク(バス)
スロヴァキア放送交響楽団
オンドレイ・レナールト(指揮)


オペラ・アリア集 '88
 ムソルグスキー(1839-1881):
  「ボリス・ゴドゥノフ」第4幕 から ボリス・ゴドゥノフのアリア
 チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」第3幕 から ゲルマンのアリア
 ボロディン(1833-1887):「イーゴリ公」第2幕 から
 ヴェルディ(1813-1901):
  「マクベス」第2幕 から バンコのアリア
  「ルイザ・ミラー」第1幕 から ヴァルターのアリア
  「ドン・カルロ」第4幕 から フェリペのアリア

セルゲイ・コプチャーク(バス)
イトカ・ゼルハウオヴァー(メゾソプラノ(*))
ブルノ・ヤナーチェク・オペラ合唱団(*)
ヨセフ・パンチーク(合唱指揮)
ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団
ペトル・ヴロンスキー(指揮)

録音:データ記載なし (P)1981, 1988 (P)+(C)2010
 

910140-2
(2CD)
\3000

フェルディナント・クリンダ&イヴァン・ソコル


J・S・バッハ、レーガー、フランク、デュプレ:オルガン作品集
 J・S・バッハ(1685-1750):トッカータとフーガ ヘ長調 BWV540
 レーガー(1873-1916):トッカータとフーガ ニ短調 Op.59
 フランク(1822-1890):英雄的作品
 デュプレ(1886-1971):古いノエルによる変奏曲 Op.20

フェルディナント・クリンダ(オルガン)


J・S・バッハ(1685-1750):オルガン作品集
  前奏曲ト長調 BWV568/前奏曲ハ長調 BWV567
  パルティータ「ああ、罪人であるわれは何をなすべきか」BWV770
  トッカータ ニ短調 BWV565/アリア ヘ長調 BWV587
  カンツォーナ ニ短調 BWV588
  トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564

イヴァン・ソコル(オルガン)

録音:データ記載なし (P)1979, 1990 (P)+(C)2011
 

910141-2
(2CD)
\3000

ボフダン・ヴァルハル
 
ヴィヴァルディ(1678-1941):6つのリコーダー協奏曲 Op.10(*)

イジー・スティヴィーン(リコーダー)
スロヴァキア室内管弦楽団
ヴォフダン・ヴァルハル(指揮)


楽興の時
 シューベルト(1797-1828):アヴェ・マリア D.839
 チャイコフスキー(1840-1893):ロマンス ヘ短調 Op.5
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908):オペラ「サトコ」から インドの商人の歌
 ショパン(1810-1849):ワルツ イ短調 Op.34 No.2
 シューベルト:楽興の時 Op.94 No.3 D.780
 ブラームス(1833-1897):子守歌 Op.49 No.4
 ドヴォルジャーク(1841-1904):わが母の教えたまいし歌 Op.55 No.4
 フィビフ(1850-1900):詩曲 Op.41 No.9
 シューベルト:セレナード D.957 No.4
 チャイコフスキー:舟歌(六月) Op.37bis No.6
 J・S・バッハ(1685-1750)/グノー(1818-1893):アヴェ・マリア
 シューマン(1810-1856):トロイメライ Op.15 No.7
 メンデルスゾーン(1809-1847):ヴェネツィアの舟歌 Op.30 No.6
 ショパン:前奏曲ホ短調 Op.28 No.4
 マスネ(1842-1912):タイスの瞑想曲

スロヴァキア室内管弦楽団
ヴォフダン・ヴァルハル(指揮)

録音:データ記載なし (P)1983, 1990 (P)+(C)2011
 


910146-2
(2CD)
\3000→\2790
マリアーン・ラプシャンスキー&ペテル・トペルチェル
 ラフマニノフ(1873-1943):パガニーニの主題による変奏曲(*)
 プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ協奏曲第3番 Op.26(*)
 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73(+)

マリアーン・ラプシャンスキー(ピアノ(*))
ペテル・トペルチェル(ピアノ(+))
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団
ラジスラフ・スロヴァーク(指揮)

録音:データ記載なし (P)1975, 1983 (P)+(C)2012
 

910147-2
(2CD)
\3000

20世紀スロヴァキアの音楽

 
管弦楽
 ヤーン・ツィッケル(1911-1989):スロヴァキア民謡による変奏曲(*)
 ヤーン・ジンメル(1936-1993):ピアノ協奏曲第6番 Op.71(**)
 ヨゼフ・グレシャーク(1907-1987):序曲「アメーバ」(+)
 デジデル・カルドシュ(1914-1991):
  交響的序曲「レス・フィルハルモニカ」Op.41(*)
 ミロスラフ・コジーネク(1925-1998):クラリネット協奏曲 から 第2楽章(++)
 シモン・ユロフスキー(1912-1963):
  交響曲第2番「英雄的」(オルガンと管弦楽のための)から 第3楽章(#)

フェルディナント・クリンダ(オルガン(#))
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団(*/+/#)
ラジスラフ・スロヴァーク(指揮(*))
ビストリーク・レジュハ(指揮(+))
リュドヴィート・ライテル(指揮(#))
ヤーン・ジンメル(ピアノ(**))
ヨゼフ・ルプターチク(クラリネット(++))
スロヴァキア放送交響楽団(**/++)
オンドレイ・レナールト(指揮(**/++))


室内楽
 デジデル・カルドシュ:
  12の弦楽器のためのパルティータ Op.43 から 第3楽章(*)
 オト・フェレンチ(1921-2000):4つの弦楽器のための音楽 から 第2&3楽章(+)
 アレクサンデル・モイゼス(1906-1984):ソナティナ・ジョコーザ から 第3楽章(*)
 アンドレイ・オチェアナーシュ(1911-1995):
  ピアノ・ソナタ「鐘」Op.44 から 第1楽章(#)
 イヴァン・パリーク(1936-2005):無伴奏チェロ・ソナタ(**)
 ヨゼフ・シクスタ(1940-2007):ピアノ独奏曲(++)
 ドゥシャン・マルチンチェク(1936-2006):ピアノ・ソナタ第2番「詩」(##)

スロヴァキア室内管弦楽団(*)
ヴォフダン・ヴァルハル(指揮(*))
スロヴァキア弦楽四重奏団(+)
タチアナ・フラニョヴァー(ピアノ(#))
ヨゼフ・シコラ(チェロ(**))
アレクサンデル・カッタリーノ(ピアノ(++))
不明(ピアノ(##))

録音:データ記載なし (P)1975 (P)+(C)2012




URANIA

WS 121.167
(2CD)
\1600
チャイコフスキー:
 序曲「1812年」
 イタリア奇想曲
 ロメオとジュリエット
 「くるみ割り人形」組曲
 ピアノ協奏曲第1番
 交響曲第5番
NYP
フィリップ・アントルモン
バーンスタイン指揮
1957-1962
 
WS 121.216
(2CD)
\1600
ヴェルディ:歌劇「椿姫」
 Extra Toscanini rehearsals La traviata - Act II
Licia Albanese
Jan Peerce, Robert Merrill
NBC SYMPHONY ORCHESTRA & CHORUS
トスカニーニ指揮
1946
 
LDV14014
\1600
WEBER - MULLER - BARMANN - STADLER
 GRAND DUO CLARINET
 GRAND DUO CONCERTANT OP 48 -
 4 DUETTS FOR CLARINETS
 GRAND DUO BRILLANT - DUO CONCERTANT OP 33
DARIO ZINGALES
FAUSTO QUINTABA -
HARALD FLEIsNER


<メジャー・レーベル>

WARNER


2564 651447
(3CD)
\1800
ラヴェル:管弦楽曲集 
 ボレロ、道化師の朝の歌、ラ・ヴァルス、マ・メール・ロア、
 左手のためのピアノ協奏曲、ピアノ協奏曲ト長調 
 歌曲集「シェエラザード」 
  ラシェル・ヤカール(Sop)
 バレエ「ダフニスとクロエ」第1組曲、第2組曲、
 スペイン狂詩曲、組曲「クープランの墓」
アルミン・ジョルダン指揮、
スイス・ロマンド管弦楽団、他
フランソワ=ルネ・デュシャーブル(pf)
ツィガーヌ ピエール・アモイヤル(Vln) 
 

2564 651479
(3CD)
\1800
ショパン:ピアノ曲集

Disc. 1
 ワルツ第1番Op.18「華麗なる大円舞曲」
 夜想曲第2番Op.9-2
 ワルツ第3番Op.34-2「華麗なる円舞曲」
 前奏曲第15番Op.28-15「雨だれ」
 幻想即興曲Op.66
 スケルツォ第2番Op.31
 ワルツ第9番Op.69-1「別れ」
 夜想曲第5番Op.15-2
 ワルツ第10番Op.69-2
 バラード第1番Op.23
 夜想曲第9番Op.32-1
 ワルツ第11番Op.70-1
 前奏曲第7番Op.28-7
 バラード第2番Op.38
 ポロネーズ第3番Op.40-1「軍隊」
マリア・ジョアン・ピリス、
エリザベート・レオンスカヤ、
ジャン=ベルナール・ポミエ、
ニコライ・ルガンスキー、
フランソワ=ルネ・デュシャーブル、
アレクセイ・スルタノフ、
シプリアン・カツァリス、
アレクセイ・リュビモフ、
ジェルジ・シェベーク、
ボリス・ベレゾフスキー、
ネルソン・フレイレ(pf)
Disc. 2
 ワルツ第6番Op.64-1「小犬」
 前奏曲第13番Op.28-13
 練習曲第3番Op.10-3「別れの曲」
 ワルツ第7番Op.64-2
 バラード第3番Op.47
 練習曲第12番Op.10-12「革命」
 夜想曲第15番Op.55-1
 ポロネーズ第4番Op.40-2
 練習曲第5番Op.10-5「黒鍵」
 スケルツォ第3番Op.39
 ワルツ第3番Op.34-2「華麗なる円舞曲」
 夜想曲第13番Op.48-1
 練習曲第8番Op.10-8
 ポロネーズ第6番Op.53「英雄」
 バラード第4番Op.52
Disc. 3
 ピアノ協奏曲第1番、第2番
エリザベート・レオンスカヤ(pf)
ウラディーミル・アシュケナージ指揮、
チェコフィルハーモニー管弦楽団
 

2564 651683
(3CD)
\1800
ヘンデル:名曲集

Disc. 1
 戴冠式アンセム「祭司ザドク」
  ジョン・エリオット・ガーディナー指揮、モンテヴェルディ管弦楽団、他
 水上の音楽(抜粋)
  ジャン=フランソワ・パイヤール指揮、パイヤール室内管弦楽団
 組曲第5番より「調子の良い鍛冶屋」
  スコット・ロス(Cemb)
 主は言われたHWV.232
  ジョン・エリオット・ガーディナー指揮、モンテヴェルディ管弦楽団、他
 オラトリオ「サムソン」HWV.57より「群をなす輝けるセラフィムたちを」
  フェリシティ・ロット(Sop)レイモンド・レッパード指揮、イギリス室内管弦楽団
 合奏協奏曲第6番Op.6-6より第3楽章ミュゼット
  ジャン=フランソワ・パイヤール指揮、パイヤール室内管弦楽団
 歌劇「リナルド」より「私を泣かせてください」
  スミ・ジョー(Sop)コンセルトヘボウ室内管弦楽団
 もろびとこぞりて(パサティエリ編)
  トーマス・ハンプソン(Br)ヒュー・ウルフ指揮、セント・ポール室内管弦楽団
 組曲第4番よりサラバンドと変奏第1 第2
  オリヴィエ・ボーモン(Cemb)
 オルガン協奏曲第13番
  トン・コープマン(Org)アムステルダム・バロック・オーケストラ
 オラトリオ「サウル」より「あのような高慢な美人は」
  ポール・エスウッド(C-T)ニコラウス・アーノンクール指揮、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
 歌劇「セルセ」よりラルゴ
  ジャン=フランソワ・パイヤール指揮、パイヤール室内管弦楽団
Disc. 2
 オラトリオ「サムソン」よりシバの女王の入城
  ジョヴァンニ・アントニーニ指揮、イル・ジャルディーノ・アルモニコ
 王宮の花火の音楽
  ジャン=フランソワ・パイヤール指揮、パイヤール室内管弦楽団
 オラトリオ「セメレ」より「そなたの赴くところ、何処にも」
  スミ・ジョー(Sop)コンセルトヘボウ室内管弦楽団
 ハープ協奏曲Op.4-6
  リリー・ラスキーヌ(Harp)
  ジャン=フランソワ・パイヤール指揮、パイヤール室内管弦楽団
 リコーダーソナタOp.1-11 HWV.369
  フランス・ブリュッヘン(リコーダー)
  アンナー・ビルスマ(Vc)グスタフ・レオンハルト(Harpsichord)
 オラトリオ「メサイア」(抜粋)
  レイモンド・レッパード指揮、イギリス室内管弦楽団
 合奏協奏曲第9番Op.6-9よりラルゲット
  ジャン=フランソワ・パイヤール指揮、パイヤール室内管弦楽団
 オルガン協奏曲第14番よりラルゴ
  トン・コープマン(Org)アムステルダム・バロック・オーケストラ
 歌劇「アルチーナ」より「また私を喜ばせにきて」
  ナタリー・デセイ(Sop)ウィリアム・クリスティ指揮、レザール・フロリサン
 合奏協奏曲第2番Op.3-2よりラルゴ
  マルク・ミンコフスキ指揮、ルーヴル宮音楽隊
 オンブラマイフ
  マリリン・ホーン(MSop)
  クラウディオ・シモーネ指揮、イ・ソリスティ・ヴェネティ
Disc. 3
 合奏協奏曲集Op.3 
ニコラウス・アーノンクール指揮、
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス




EMI



CDSW-4167422
(2CD)
\3000→\2790
パッパーノ/ロッシーニ:小荘厳ミサ曲 アントニオ・パッパーノ指揮/
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団及び合唱団
マリナ・レベカ(S)、
サラ・ミンガルド(Ct)、
フランチェスコ・メーリ(T),
アレックス・エスポジト(B)
ロッシーニ晩年の最高傑作のひとつといわれる小荘厳ミサ曲。


<国内盤>


STUDIO FROHLA

Y1249 A02
\2500
2012年サントリーホール・ニューイヤーコンサート
 (1)ロッシーニ:「どろぼうかささぎ」序曲
 (2)レハール:
  オペレッタ『ジュディッタ』から「君こそわが太陽」
   (メルツァード・モンタゼーリ)
 (3)レハール:
  オペレッタ『メリー・ウィドウ』から「ヴィリアの歌」
   (アンドレア・ロスト)
 (4)J.シュトラウスII:ワルツ『ウィーンの森の物語』
 (5)クライスラー:
  美しきロスマリン
   (ヴァイオリン:アニー・ハーヴィー・ナーグル)
 (6)ヨハネス・ホリク:
  一月一日(いちがついちじつ)〜ヨハン・シュトラウス風〜
   〈サントリーホール25周年記念ワルツ〉(世界初演)
 (7)J.シュトラウスII:
  オペレッタ『こうもり』から「チャールダーシュ」
   (アンドレア・ロスト)
 (8)レハール:
  オペレッタ『ジュディッタ』から「友よ、人生は生きる価値がある」
   (メルツァード・モンタゼーリ)
 (9)ヨゼフ・ベドナリック:ライオンズクラブワルツ
 (10)レハール:
  オペレッタ『パガニーニ』から
   デュエット「誰も私ほどおまえを愛した者はいない」
    (モンタゼーリ/ロスト)
 (11)J.シュトラウスII:ポルカ『ハンガリー万歳』
指揮&ヴァイオリン:
 オラ・ルードナー
管弦楽:
 ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団
映像(Blu-ray)も同時発売!(収録曲は多少異なります) 

アンドレア・ロスト、モンタゼーリ出演2012 年サントリーホール、ニューイヤーライヴ登場!

 録音:2011 年12 月31 日‐2012 年1 月1 日(サントリーホール( 東京) /ライヴ)

 サントリーホール2012 年ニューイヤーコンサートのライヴ録音の登場!ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団は、最高のウィンナ・ワルツ、ポルカを聴かせてくれると評判の団体。ウィーン・フォルクスオーパーのオーケストラ・メンバーにより構成され、毎年、年末年始の日本にウィーンの香りを届けてくれます。オラ・ルードナーは、カメラータ・ザルツブルク、ウィーン・フォルクスオーパー、ウィーン交響楽団など世界有数のオーケストラのコンサートマスターとして活躍したあと、1995 年フィルハーモニア・ウィーンを設立しました。アンドレア・ロストは新国立劇場やスカラ座来日公演でもおなじみの人気ソプラノ。モンタゼーリも来日経験もある魅惑の甘いテノールです。




最後の貴重在庫!各2枚限定!
ウィーン・フォルクスオーパー
サントリーホール・ニューイヤーコンサート・ライヴ・アルバム旧譜
指揮は名匠
ユリウス・ルーデル

 このシリーズ、サントリー・ホールでの演奏会があまりにすばらしかったのでオケ側がCD製作を思いついたという。
 が、それは一も二もなく指揮者ルーデルによるところが大きかった。オケの団員は、ルーデルの醸し出す「本場」の香りに酔いしれたという。自分自身が最も自慢にしていた「ウィーンの香り」を、この老巨匠は彼ら以上にもっていたのである。
 これまではどちらかというと一流半の外国指揮者が多かったらしいが、ルーデルは間違いなく「ホンモノ」だった。事実ルーデルはレハールとも親しく、「ホンモノ」とは何かを知っていた。日本でのニューイヤー・コンサートでは、新鮮でありながら伝統的なウィーンの音楽を、オーケストラの団員全員で感じることができた。それはこれまで100回も日本で公演していて初めてだったのではないか。そしてそれはまさに稀有なライヴだった。
 聴いてみれば、あまりの能天気さ、平和的な美しさにびっくりするかもしれない。しかし巷で良く言われる「ウィーンの伝統的な音楽」を生み出す難しさというのを逆に知ったような気がした。

 在庫は各2枚。おそらく二度と入らないと思われる。

VSO 1206
¥2500
2006年ユリウス・ルーデル&ウィーン・フォルクスオーパー
 サントリーホール・ニューイヤーコンサート・ライヴ
   「ヨハン・シュトラウスの音楽 Vol.2」

J・シュトラウス2世:オペレッタ「くるまば草」序曲、トリッチ・トラッチ・ポルカ
            オペレッタ「こうもり」から「この上品なマナー」、チャールダッシュ
            クラプフェンの森にて、皇帝円舞曲
カールマン:「伯爵夫人マリツァ」より「ウィーンによろしく」
ヨーゼフ・シュトラウス:天体の音楽
レハール:オペレッタ「ウィーンの女たち」序曲
      オペレッタ「ジュディッタ」より「友よ、人生は生きる価値がある」
      オペレッタ「メリーウィドウ」より「あずま屋に一緒に行きましょう」
ユリウス・ルーデル指揮
ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団
カテリーナ・ベラノヴァ(S)
ヘルベルト・リッパート(T)
2006年サントリー・ホール・ライヴ。
 ユリウス・ルーデル。1921年ウィーン生まれ。しかしウィーンを17歳で離れ、それからはアメリカでの生活が続く。ニューヨーク・シティ・オペラの音楽監督、バッファロー・フィルの音楽監督、その後はメトなどでも活躍した(日本公演も来た)。もちろんそれ以外でも世界各地の歌劇場で客演してきた。これまで彼の録音は7回グラミー賞にノミネートされ(一度受賞)、ヘンデルの「ジュリアス・シーザー」は最高のオペラ・レコーディングに贈られるシュヴァン・アワードを受賞。ルーデルはオーストリア、ドイツ、イスラエル各国から文化勲章を受けている知るひとぞ知る巨匠であった。
VSO 1007
¥2500
ユリウス・ルーデル&ウィーン・フォルクスオーパー
 2007年 サントリーホール・ニューイヤーコンサート・ライヴ
   「ヨハン・シュトラウスの音楽 Vol.3」

ヘルメスベルガー:悪魔の踊り、
レハール:「パガニーニ」より、「微笑みの国」より、「メリー・ウィドウ」より
スッペ:「ボッカチオ」序曲、
J・シュトラウス2世:ワルツ「もろびと手を取り」、ハンガリー万歳、酒・女・歌、ポルカ「取り壊し」
ミレッカー:「乞食学生」より
カールマン:「伯爵夫人マリツァ」より
サルモホッファー:ミラマーレの海
フチーク:フロレンティーナ行進曲
ユリウス・ルーデル指揮
ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団
ソプラノ: メルバ・ラモス
テノール: ヘルベルト・リッパード
 2007/1/1〜1/3収録 スタジオ・フローラ山崎 サントリーホール・ニューイヤーコンサート・ライヴ
 90歳となる名匠ルーデルが指揮した2007年のウィーン・フォルクスオーパー、サントリーホール・ニューイヤーコンサート・ライヴ。
 楽しく華麗でおしゃれで優雅。ウィーンの香りをそのまま持ち込んだような粋なコンサート。





<映像>


EURO ARTS(映像)


20 55484
(Blu-ray)
\4700
アバド&マーラー・ユーゲント管
 マーラー:交響曲第4番ト長調
 シェーンベルク:交響詩『ペレアスとメリザンド』作品5
ユリアーネ・バンゼ(S )
グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラ
クラウディオ・アバド(指揮)
 アバド&マーラー・ユーゲント管のマーラー第4 番ムジークフェラインの最良の音響をブルーレイで楽しむ!

 収録:2006 年4月24-25日ウィーン、ムジークフェラインザール/画面:1080i Full HD、音声:PCM ステレオ、DTS-HD Master Audio、リージョン:All、字幕:英仏独、113mm

 2006 年4 月にウィーン、ムジークフェライン大ホールで行われた演奏会を収録したもので、2009 年にDVD(20 55488)発売され話題となったタイトルが遂にブルーレイで登場します。
 アバドはマーラーの第4 交響曲を1977 年にウィーン・フィルとセッション録音、ベルリン・フィルとは2005 年にライヴ録音していますが、このたびは当映像シリーズでは第9 番以来となるマーラー・ユーゲント管との顔合わせ。ほかならぬアバド自らによって1986 年に結成されたオーケストラのマエストロに寄せる共感には相当なものがあり、また、作品本来の持つ若々しいムードにもふさわしいように思われます。
 さらに、第4 楽章のソリストに迎えられたバンゼは、すでにブーレーズの録音やシノーポリとのライヴでも知られるように、ここでも魅力的な歌唱を聴かせてくれるものと期待されます。
 カップリングの交響詩「ペレアスとメリザンド」は、「浄夜」とならんで濃厚なロマンチシシズムが充満するシェーンベルクの初期作品。新ウィーン楽派の作品を得意とするアバドだけに、こちらも大いに期待の持てる内容といえるでしょう。




STUDIO FROHLA(映像)



BB 1230
(Blu-Ray)
\3500
2012年サントリーホール・ニューイヤーコンサート
 〜ウィーンの森の物語〜

  J.シュトラウスII:
   オペレッタ『こうもり』序曲&「チャールダーシュ」
    (アンドレア・ロスト)
  レハール:
   オペレッタ『ジュディッタ』から「君こそわが太陽」
    (メルツァード・モンタゼーリ)
  J.シュトラウスII:ワルツ『ウィーンの森の物語』
  クライスラー:美しきロスマリン
   (ヴァイオリン:アニー・ハーヴィー・ナーグル)
  J.シュトラウスII:
   オペレッタ『ジプシー男爵』から「魅惑の昨夜に」
    (ロスト&モンタナリ)
  ヨハネス・ホリク:
   一月一日(いちがついちじつ)〜ヨハン・シュトラウス風〜
    〈サントリーホール25周年記念ワルツ〉(世界初演)
  レハール:
   オペレッタ『メリー・ウィドウ』から「ヴィリアの歌」
    (アンドレア・ロスト)
  レハール:
   オペレッタ『ジュディッタ』から
    「友よ、人生は生きる価値がある」
     (メルツァード・モンタゼーリ)
  J.シュトラウスII:すみれポルカ、ワルツ『美しき青きドナウ』
   (ウィーンの風景入り)
  レハール:
   オペレッタ『メリー・ウィドウ』から
    「ときめく心に唇は黙し」(ロスト&モンタゼーリ)
  J.シュトラウスII:ポルカ『ハンガリー万歳』
  J.シュトラウスI:ラデツキー行進曲
  ボーナストラック
   すみれポルカ〔名古屋公演〕、長野公演、岡崎の模様を収録
指揮&ヴァイオリン:
 オラ・ルードナー
管弦楽:
 ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団
 ウィーン国立バレエ団メンバー(舞踊)
CDも同時発売!(収録曲は多少異なります) 
 Region All、90’、PCM STEREO

 サントリーホール2012 年ニューイヤーコンサートのライヴ映像の登場!CD よりもより多彩な内容が盛り込まれています。バレエも、ロストやモンタゼーリの雄姿も美しい映像で堪能することができます。







WERGO

WER 2062
(DVD-PAL)
\3400
Spectral Strands(縒られた恐怖) 〜ヴィオラとヴィジュアルのための
 (1)シェルシ:マントI(1966)〜ソロ・ヴィオラのための
 (2)シャッリーノ:
  ノットゥルノ・ブリリアンテI〜ソロ・ヴィオラのための
 (3)ジェラール・グリゼイ(1946-1998):
  プロローグ(1976/2001)〜
   ソロ・ヴィオラと電子楽器のための(電子楽器:ゲーツ・ディッパー)
 (4)シャッリーノ:
  ノットゥルノ・ブリリアンテII(1974)〜ソロ・ヴィオラのための
 (5)マイケル・エドワーズ(b.1968):
  24/7: freedom fried (2006) 〜
   ヴィオラ・ダ・モーレと電子楽器のための
    (電子楽器:マイケル・エドワーズ)
 (6)シャッリーノ:
  ノットゥルノ・ブリリアンテIII(1974)〜ソロ・ヴィオラのための
 (7)サーリアホ(b.1952):
  ノクターンの風(2006)〜ソロ・ヴィオラと電子楽器のための
(電子楽器:ヨアヒム・ゴスマン)
ガース・ノックス(ヴィオラ)
ブライアン・オライリー(映像)
 現代音楽ヴィオラ奏者、ガース・ノックスが奏でる恐怖のヴィオラ音楽

 現代音楽を代表する作曲家達が書いたヴィオラ作品を集めたもので、電子楽器を伴うもの、伴わないものが収録されています。アンサンブル・アンテルコンタンポランで活躍し、その後アルディッティ弦楽四重奏団のヴィオラ奏者も務めたことのある、現代を弾かせたらピカ一のヴィオラ奏者であるガース・ノックスによる演奏というのが注目ポイント。収録されている楽曲もかなりキワモノですが、その演奏につけられた映像は、シンガポール在住の、映像とサウンドを融合させた作品や、インスタレーションを得意とするブライアン・オライリーによる、恐怖のイメージをあおるもの。ですが、よく見てみると、演奏している映像を特殊加工したもの。音楽と映像のコラボに興味のある方には是非お手に取って頂きたい1枚です。
※こちらのタイトルはPAL 方式で記録されており、DVD 再生が可能なWindows PC やMac のほか、マルチシステム対応AV 機器などで再生することが可能です。通常のNTSC 方式のDVD プレーヤーやTV では再生することができません。ご了承のうえお求めくださるようお願いいたします。
 

MV 0852
(DVD-PAL)
\3400
カール・オルフ:
 『アストゥトゥリ』(バイエルン地方のコメディ)
マルク・マスト(指揮)
 バイエルン訛りのドイツ語による力強い音楽劇

 舞台監督:ヘルムート・マティアセク ミヒャエル・シャンツェ(狂言回し)

 バイエルン地方のコメディで、鼻もちならない高飛車のアストゥトゥリ人たちが、ある日やってきた詐欺師によっていとも簡単にだまされてしまう物語。
 詐欺師はあることないこと魅惑的な言葉を並べたて、最後は皆をだまして「コカーニエン」という豊穣の地から取り寄せられた目に見えぬ高価な洋服を身に付けさせ、彼らをまる裸にし、隙をみてすべてのものを持って逃げ去る、という、「裸の王様」的な要素のあるお話。強烈なバイエルン訛りのドイツ語で、楽器は打楽器と管楽器だけ、物語も語り(詐欺師一人に対し大勢のアストゥトゥリ人の群衆の語り)で進みます。印象的なメロディなどはありませんが、非常に力強い作品です。

 ※こちらのタイトルはPAL 方式で記録されており、DVD 再生が可能なWindows PC やMac のほか、マルチシステム対応AV 機器などで再生することが可能です。通常のNTSC 方式のDVD プレーヤーやTV では再生することができません。ご了承のうえお求めくださるようお願いいたします。














4/11(木)紹介新譜

マイナー・レーベル新譜

HYPERION



CDA 67870
\2300→\1990
スティーヴン・オズボーンのストラヴィンスキー!
 イラン・ヴォルコフ&BBCスコティッシュ響
 ストラヴィンスキー:ピアノと管弦楽のための作品全集
 ヴォルガの舟歌(管楽器と打楽器のための)
 ピアノと管楽器のための協奏曲
 ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ
 ピアノと管弦楽のための楽章(ムーヴメンツ)
 弦楽のための協奏曲ニ長調
 ロシア民謡によるカノン
スティーヴン・オズボーン(ピアノ)
イラン・ヴォルコフ(指揮)
BBCスコティッシュ交響楽団
 スティーヴン・オズボーンのストラヴィンスキー!イラン・ヴォルコフ&BBCスコティッシュ響と再共演!

 アムラン、ヒューイットと並び立つピアノ王国ハイペリオン(Hyperion)の世界的ピアニスト、"スコットランドの風雲児"スティーヴン・オズボーン。
 ラフマニノフの「前奏曲全集」(CDA 67700)、ムソルグスキーの「展覧会の絵」&プロコフィエフの「サルカズム」(CDA 67896)に加わるオズボーンの新たなるロシアン・プログラムは、イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882−1971)!
 オズボーンはこのストラヴィンスキーで、2009年の英グラモフォン賞協奏曲部門賞に輝いたブリテンの「ピアノ協奏曲」(CDA 67625)でコンビを組んだイラン・ヴォルコフ&BBCスコティッシュ交響楽団と再共演!
 ストラヴィンスキーの新古典主義時代の代表作である「ピアノと管楽器のための協奏曲」、「ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ」は、オズボーンの独創的なセンス、高度なテクニック、ベートーヴェンからラヴェル、メシアン、ティペット、カプースチンなど膨大なレパートリーに取り組むことにより培われた柔軟性と色彩感が、最も発揮されるフィールドであると言っても過言ではないだろう!
 イラン・ヴォルコフ&BBCスコティッシュ交響楽団は、ハイペリオンからリリースされているストラヴィンスキーの5つのバレエ音楽集(CDA 67697&CDA 67698)で高評価を獲得した実績があり、まさにオズボーンが弾く「ピアノと管弦楽のための作品全集」の理想的なパートナー。
 ストラヴィンスキーの音楽で、スコットランドの名ピアニストとイスラエルのマエストロの輝かしき才能が迸る!

 ※録音:2012年5月19日−20日、シティ・ホール(グラスゴー)
 

CDA 67955
(2CD/特別価格)
\2300
ロンドン・ハイドン弦楽四重奏団
 ハイドン:弦楽四重奏曲集 Op.33《ロシア四重奏曲集》
 弦楽四重奏曲第38番変ホ長調 Op.33-2, Hob.III-38《冗談》
 弦楽四重奏曲第40番変ロ長調 Op.33-4, Hob.III-40
 弦楽四重奏曲第37番ロ短調 Op.33-1, Hob.III-37
 弦楽四重奏曲第42番ニ長調 Op.33-6, Hob.III-42
 弦楽四重奏曲第41番ト長調 Op.33-5, Hob.III-41《ご機嫌いかが?》
 弦楽四重奏曲第39番ハ長調 Op.33-3, Hob.III-41《鳥》
ロンドン・ハイドン弦楽四重奏団
 〔キャサリン・マンソン(ヴァイオリン)、
  マイケル・グレヴィチ(ヴァイオリン)、
  ジェームズ・ボイド(ヴィオラ)、
  リチャード・レスター(チェロ)〕
 ロンドン・ハイドン弦楽四重奏団の"ロシア四重奏曲集"!使用楽譜は1782年出版のシュミット・エディション!

 クラシカル・ボウ&ガット弦というピリオド・スタイルでの高度なアンサンブル、、演奏に使用する楽譜のエディションにも徹底的にこだわり、ハイドンのスペシャリストとして高評価を確立したロンドン・ハイドン弦楽四重奏団。
 アムステルダム・バロック管弦楽団のコンサート・ミストレス、キャサリン・マンソン、ヨーロッパ室内管弦楽団、エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団の首席チェリスト、リチャード・レスターなど、英国古楽界の名手たちのアンサンブルによるハイドン・シリーズの第4弾は「ロシア四重奏曲集」。
 ハイドンの作曲活動における1つの頂点であり、後の時代にも影響を与えた「Op.33」。今回の仕様楽譜である1782年にアムステルダムで出版されたシュミット・エディションでの解釈にも期待したい。

 ※録音:2012年6月25日−30日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール(モンマス)
 

CDA 67970
\2300
マクミラン:テネブレ・レスポンソリウム
 汝はペテロなり/テネブレ・レスポンソリウム/
 いと高き三位一体へ/我らは主をたたえ/
 めでたし、海の星/すべてが美しく/
 美徳なき時代/セレニティ/
 エジンバラ・テ・デウム/見よ、偉大なる司祭よ/
 《汝はペテロなり》のプロセッショナル
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
ロンドン・ブラス
マーティン・ベイカー(指揮)
 2000年2月のマーティン・ベイカーの音楽監督就任以来、ロマン派から近現代までレパートリーを広げるなど、新境地を開拓している英国の名門ウェストミンスター大聖堂聖歌隊。
 英グラモフォン誌のエディターズ・チョイス、英BBCミュージック・マガジン誌の年間最優秀CDに選出された2000年7月録音の「ミサ曲」(CDA 67219)から10年以上という時を経て、英国を中心としてヨーロッパで圧倒的な人気を誇るスコットランドのリーディング・コンポーザー、ジェームズ・マクミランの2000年代の作品を中心とした宗教合唱作品を歌う。

 ※録音:2012年3月12日−13日、7月9日−11日、ウェストミンスター大聖堂(ロンドン)


HELIOS


CDH 55426
\1500
ラファエル・アンサンブル
 チャイコフスキー:
  弦楽六重奏曲ニ短調 Op.70《フィレンツェの思い出》
 アレンスキー:
  弦楽四重奏曲第2番イ短調 Op.35
ラファエル・アンサンブル
 〔アンソニー・マーウッド(ヴァイオリン)、
  クリシア・オソストヴィッツ(ヴァイオリン)、
  ティモシー・ボールトン(ヴィオラ)、
  ジェームズ・ボイド(ヴィオラ)、
  アンドレア・ヘス(チェロ)、
  マイケル・スターリング(チェロ)〕
  アンソニー・マーウッドやクリシア・オソストヴィッツが参加したハイペリオン(Hyperion)初期の名盤、チャイコフスキー最後の室内楽作品であり弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」が復刻!
 ラファエル・アンサンブルの「弦楽六重奏版」は同曲の定番として親しまれてきた演奏であり、復活は嬉しいところ。チャイコフスキーの追悼のために書かれたタネーエフの「弦楽四重奏曲第2番」も魅力的。

 ※録音:1993年2月21日−23日、セント・ジョージ教会(ブランドン・ヒル、ブリストル)/CDA 66648からの新装移行再発売
 

CDH 55414
\1500
タヴナー:宗教作品集
 アンクリエイテッド・エロス/
 マニフィカトとヌンク・ディミティス《コレギウム・レガーレ》/
 仔羊/2つの聖母賛歌/今日聖母が《クリスマス・キャロル》/
 神は私たちと《クリスマス・プロクラメーション》/
 クリトのアンドレイへの頌歌/愛は私にようこそと言い/
 虎/エオニア
ウィンザー城セント・ジョージ・
 チャペル聖歌隊
クリストファー・ロビンソン(指揮)
 神秘主義を掲げる現代イギリスの大作曲家ジョン・タヴナー(1944−)の宗教作品集。
 タヴナーの宗教合唱を代表する「仔羊」と、対となる「虎」など、ロンドンのウィンザー城セント・ジョージ・チャペル聖歌隊の少年合唱と男声合唱が、作品の神秘性を高めている。

 ※録音:1990年7月11日−13日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)/CDA 66464からの新装移行再発売




のすたるぢあ



Nostalgia 1201
\2400→\2190
2.4.3 〜 3台のリュートのためのデュエット
 作者不詳:
  女王のメロディー、2つのレッスン、
  グリーンスリーヴズ、さあ, 狩りだ!、夜鳴き鶯
 ダ・ミラノ:カノン、バスダンス(スパーニャ)
 ガリレイ:対旋律 第1番、対旋律 第2番
 ロビンソン:
  鐘の20の響き、易しい旋律、あそび、眠りに就く女王
 ジョンソン:フラット・パヴァーン、フラット・ガリアード
 作者不詳(佐藤豊彦編):死神の踊り
 ダウランド:さあ, もう一度、ウィローヴィ卿の帰還
 J.S.バッハ(佐藤豊彦編):
  インヴェンション第1番、ブーレ、メヌエット
佐藤豊彦(リュート)
櫻田亨(リュート)
佐藤美紀(リュート)
 日本が世界に誇るリューティスト佐藤豊彦が、愛弟子の櫻田亨、娘の佐藤美紀とのトリオで創り上げた「3台のリュートのためにデュエット集」!
 二重奏曲(デュエット)における「3人のリュート奏者による3通りの組み合わせ」、「3世代による異なる音楽表現」、「響きが移動するステレオ効果」など、「どうすればより楽しい二重奏になるか」ということを追求した佐藤豊彦から連なる3世代、3台の8コース・リュートの共演。
 佐藤豊彦自身が「肩の凝らない、楽しく易しい作品」と述べるプログラムには、ピッケリングのリュート手稿&シェイクスピア図書館のダウランド手稿からの音楽、イタリア音楽、イギリス音楽、そしてJ.S.バッハの音楽で構成されており、3台のリュートで聴く「グリーンスリーヴズ」や「インヴェンション第1番」もシンプルな響きが味わい深い。
 師匠と弟子、父と娘。日本の3人の素晴らしきリュート奏者たちの個性が、愉しく、美しく響きあう ——。

 ※録音:2012年3月8日−10日、霧島国際音楽ホール「みやまコンセール」(鹿児島県)







CD ACCORD


ACD-188
\2000
クシシュトフ・ヴォレク:エレメンツ
 1.Eppur si muove-そして、まだそれが動く/
 2.Bend-ベンド/
 3-10.エレメンツ
  <イントロダクション/Ⅰ.エア・パーティクルス/間奏 Ⅰ/
   Ⅱ.重力/間奏 Ⅱ/Ⅲ.儀式/間奏 Ⅲ/Ⅳ.今>
クシシュトフ・ヴォレク(電子楽器)/
アガタ・ズベル(ソプラノ…1)/
新音楽管弦楽団/
シモン・ビヴァレツ(指揮)
録音 2010年9月 ポーランド カトヴィツェ,カロル・シマノフスキ・アカデミー・オブ・ミュージック,コンサート・ホール
 1970年代に生まれたポーランドの作曲家たちの中でも傑出した才能を誇るクシシュトフ・ヴォレク(1976-)の3つの作品を収録した1枚です。彼は国際的な研究機構、エラスムス計画(1987年に設立された研究機関、ポーランドの学生のためには1998年に門戸が開かれた)の研究生として、各国の研究者たちと交流を持ち、その才能に更なる磨きをかけました。
 彼はポーランドの有数な電子音楽の権威であり、常に新たな音響を追求し、またライヴでの即興やパフォーマーとして優れた演奏をこなしていることでも知られています。ここで聴けるその作品群は、浮遊感のなかにもある一定の規則性を感じさせる不思議な肌触り。ぜひ一度体験してみてください。
 
Bridge: LutosBawski Quartet
ACD-172
\2000
ルトスワフスキ弦楽四重奏団
 1-5.ショスタコーヴィチ(1906-1975):
  弦楽四重奏曲 第3番 ヘ長調 Op.73/
 6.マルシン・マルコヴィチ:弦楽四重奏曲 第3番/
 7-9.シマノフスキ(1882-1937)/
 10.マルコヴィチ:ショスタコ=ヴィッツ
ルトスワフスキ弦楽四重奏団
<メンバー:
ヤコブ・ヤコビッツ(第1ヴァイオリン)/
マルシン・マルコヴィチ(第2ヴァイオリン)/
アルトゥール・ロスミスロヴィッツ(ヴィオラ)/
マチェイ・ムオダウスキ(チェロ)>
2013年、来日公演で見事な音楽性を披露したルトスワフスキ弦楽四重奏団。彼らの演奏は緊張感と遊び心を合わせ持つ、なかなかオシャレで素晴らしいものです。アンサンブルは2007年に結成され、数多くのフェスティヴァルやコンサートに出演、ここではポーランドの作品を積極的に演奏しています。またジャズのプレーヤーとも共演し、更には現代音楽作曲家に作品を委嘱、初演するなどユニークな活動を続けています。第2ヴァイオリンを担当するマルシン・マルコヴィチは優れた作曲家でもあり、このアルバムにも「シリアス」な作品と「遊び心を含んだ」作品が収録されていて、彼らの方向性を示唆させる興味深い1枚となっています。録音 2010年2月20-23.28日 ポーランド カトヴィツェ,カロル・シマノフスキ・アカデミー・オブ・ミュージック,コンサート・ホール




DIVINE ART

DDA 21372
(3CD)
\6600→\5990
「ロナルド・スティーヴンソン(b.1928):ピアノ作品集」
 CD1)
  来たれ甘き死よBWV478(原曲:バッハ)/前奏曲とコラール/
  ピアノのための新しい歌の技法Vol.1(5曲)&Vol.2(4曲)/
  スコットランドのバラード「君主ランドール」/
  ショパンの断片によるフーガ/ショパンの前奏曲による「感想」/
  ショパンのワルツによる「3つの対位法的習作」
 CD2)
  管弦楽なしの協奏曲「アルカンの饗宴」/
  ソナタ第1番ト短調(原曲:イザイ)/ソナタ第2番(原曲:イザイ)
  古代スカンジナヴィアのエレジー/「こうもり」によるカノン風奇想曲
 CD3)
  機械オルガンのための幻想曲K.608(原曲:モーツァルト)/
  ピアノ協奏曲第20番K.466〜ロマンツェ(原曲:モーツァルト)/
  グラズノフを下敷きとする旋律/サン・ロメリオのリコルダンツァ/
  3つの大地(原曲:パーセル)/トッカータ(原曲:パーセル)/
  パーセルの「新しいスコットランドの調べ」による小さなジャズ変奏曲/
  ホーンパイプ/女王の悲しみ/2つの肖像/
  ジョン・ブルによる3つのエリザベス朝風の小品
マレイ・マクラクラン(Pf)
 21世紀のリストかゴドフスキーか?!ヴィルトゥオーゾ・ピアノ・ファン必聴!スティーヴンソン作品集

 録音:2009-2010年ハーデン=フリーマン・コンサート・ホール,マンチェスター

 マーラーの交響曲第10 番クック版のピアノ版編曲やソラブジの楽譜の校訂と演奏、知る人ぞ知る名作《アルカンの饗宴》で知られる作曲家・ピアニストのロナルド・スティーヴンソン初のまとまった形での作編曲集。ロナルド・スティーヴンソンはイギリスの作曲家・ピアニスト。ピアニストとしてはブゾーニの流れを汲むヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして活躍してきた。リスト以来、ブゾーニ/ゴドフスキー/グレインジャー/ラフマニノフと続く、この作曲家兼ピアニストの系譜には他人の作品を超絶的なピアノ曲にアレンジしたりその主題に基づいた超絶的な技巧の変奏曲を書いたり、という伝統がある。
 スティーヴンソンも例外でなく、収録曲のほとんどが他人の曲の編曲か他人の主題による変奏曲であるが、その主題の処理方法は独創的で編曲の域をはるかに超え、スティーヴンソン独自の作品といえる。スティーヴンソンの作品ではとりわけ有名な「DSCH によるパッサカリア」は残念ながら当セットには含まれていないが、いずれも作品もピアノの機能とピアノ技術を総動員した華麗で超絶技巧を要する秀作である。現代音楽臭さは皆無でリストやブゾーニ、ゴドフスキーなど19 世紀型超絶技巧ピアノ曲が好きな人に自信を持ってお勧めできるセット。
 

DDA 21220
(2CD)
\4400
「ヘンデル:ハープシコードのための組曲集Vol.2」
 CD1)
  組曲ト短調HWV.432/組曲ニ短調HWV.437/
  組曲へ長調HWV.427/組曲嬰ヘ短調HWV.431/
  組曲変ロ長調HWV.434
 CD2)
  組曲ト長調HWV.450/組曲ト短調HWV.444/
  組曲へ短調HWV.433/組曲ニ短調HWV.436/
  シャコンヌ ト長調HWV.435
ギルバート・ローランド(Cemb)
 NAXOSのラモーやソレルでお馴染!ローランドのヘンデル第2集!

 録音:2012年7月

 第1集(DDA21219)に続くローランドのヘンデル:ハープシコード作品全集シリーズ最新盤。
 ギルバート・ローランドはスカルラッティ、ラモー、ソレールなどを得意とし、NAXOS レーベルでは13枚組による「ソレール:チェンバロ・ソナタ全集」を完成している。緻密な研究、分析の成果と瑞々しい音楽性の融合により、ヘンデル在世時の姿が今、鮮やかによみがえる。
 
DDA 21221
(2CD)
\4400→\3990
「ヨゼフ・ハイドン:ノットゥルノ&スケルツァンド全集」
 CD1)
  ノットゥルノ
   第1番ハ長調Hob.II:25/第2番ヘ長調Hob.II:26/
   第3番ト長調Hob.II:27/第4番ヘ長調Hob.II:28/
   第5番ハ長調Hob.II:29/第6番ト長調Hob.II:30
 CD2)
  ノットゥルノ
   第7番ハ長調Hob.II:31/第8番ハ長調Hob.II:32/
  スケルツァンド
   第1番へ長調Hob.II:33/第2番ハ長調Hob.II:34/
   第3番ニ長調Hob.II:35/第4番ト長調Hob.II:36/
   第5番ホ長調Hob.II:37/第6番イ長調Hob.II:38/

デニス・マッカルディン(指揮)
CD1)
 ジェソップ・ハイドン・アンサンブル
CD2)
 トリニティ・ハイドン・アンサンブル

 珍しい!ハイドンのノットゥルノ&スケルツァンド全集

 録音:CD1)2012年2月11-13日シェフィールド高校 CD2)2009年1月7-8日,ロンドン

 ノットゥルノ(夜想曲)、スケルツァンド(舞曲)ともに3〜4 楽章からなる組曲でセレナードと同様に宮廷での演奏を目的とした貴族の楽しみのために書かれている。ハイドンはこうした機会音楽の作曲を通して交響曲の様式を推敲・実験・完成させていったと思われる。指揮者のデニス・マッカルディンは音楽学者でもあり、イギリス・ハイドン協会のディレクターを務めている。ハイドン研究の成果を演奏に反映させ、鑑賞はもちろんのこと、学術的、資料的にも意義深いディスク。ディスク1と2で似た名前の異なるアンサンブルが演奏している。「ジェソップ」のほうはイギリス・ハイドン協会とシェフィールド大学によって設立された若手奏者によるアンサンブル。「トリニティ」のほうはイギリス・ハイドン協会とトリニティ音楽大学によって設立され、「トリニティ」のほうが若干大きいアンサンブルとなっています。
 

DDA 21224
(2CD)
\4400
「チオニストラの音」〜
 シリア・ペトリドゥー(Cilia Petridou,b.1945)の歌と室内楽曲

  シリア・ペトリドゥー:
   CD1)「歌曲集」
    (食料雑貨商、セイレーン、キレニア、愛とは、
     鏡、楽天主義、包囲)
   CD2)「室内楽曲集」
    (1)ピアノ四重奏曲「記憶」/(2)弦楽四重奏曲「襟」/
    (3)ピアノ三重奏曲「黒い7月1974」/
    (4)チオニストラのクロッカス/
    (5)初めての喝采/(6)私を捕まえてごらん/(7)追放へ
CD1)
 アリソン・スマート(Sop)
 レスリー=ジェーン・ロジャース(S)
 L.カーグル(Br)
 J.H.モストン(Pf)、ほか
CD2)
 (1)-(3)エラー・デール・ピアノ三重奏団
 (2)(4)-(12)スーザン・コリアー(Vn)
 (1)(2)スティーヴン・バーナード(Va)
 キプロスの女流作曲家ペトリドゥー作品集

 録音:2011年

 シリア・ペトリドゥー(b.1945)はキプロス島出身の女流作曲家。作品は基本的に調性に基づくロマンティックなもので時にジャズ風な要素も聴かれるが、室内楽に至ってはシューマン、ブラームスの影響すら感じさせる。ギリシャの女流作曲家といえば映画音楽でも知られるエレニー・カラインドルーが有名であるが、ペトリドゥーも時代のトレンドに全く左右されずひたすら自己に忠実な創作を行っている作曲家のようである。ちなみに「チオニストラ」とはキプロスの最高峰オリンポス山のこと。
 

DDA 25072
\2200
ジョヴァンニ・アントニオ・グイード(1675-1728):
 スケルツォ・アルモニコ集「四季」
 協奏曲第1番「春」/協奏曲第2番「夏」/
 協奏曲第3番「秋」/協奏曲第4番「冬」
キャロライン・ボルディング(Vn)
ザ・バンド・オヴ・インストゥルメンツ
 ヴィヴァルディと同時代のもうひとつの「四季」

 録音:2004年4月ニュー・カレッジ,オックスフォード

 ジョヴァンニ・アントニオ・グイード(1675-1728)はヴィヴァルディ(1678-1741)と同じ時代のイタリアで活動したが、謎の多い人生を送ったらしく、詳しいことはあまりわかっていない。ジェノヴァ出身で1702 年にナポリへ出てヴァイオリンの修行をし、後にフランスのオルレアン公の宮廷ヴァイオリニストとなったと伝えられる。収録の協奏曲集「四季」はヴィヴァルディの名作と楽想、雰囲気ともに共通する面も多く、軽やかで華やかな音楽。演奏のザ・バンド・オヴ・インストゥルメンツはオックスフォードを拠点に活動するバロック音楽アンサンブル。




METIER

MSV 28529
\2000
「オーボエのための新しい音楽Vol.1」
 (1)エドウィン・ロクスバラ(b.1937):「平均律オーボエ」
  (エオリアン・プレリュード/悲劇的アリオーソ/
  半音階的幻想曲/マルチフォニック・トッカータ)
 (2)マイケル・フィニシー(b.1946) :
  「神秘的な必然の歌(Awaz-e Niyaz)」
(1)(2)クリストファー・レッドゲイト(Ob)
(1)ステファン・ロビンス(Pf)
(2)マイケル・フィニシー(Pf)
 録音:2011年6月

 現代イギリスの作曲家二人によるオーボエのための新作でオーボエの可能性を探る一枚。オーボエのクリストファー・レッドゲイトは現代音楽のスペシャリストとしてイギリス、アメリカ、アジアなどで活動、多くのオーボエのための新しい作品を委嘱、初演してきた。このディスクでは重音奏法など、楽器の機能を縦横無尽に駆使した音響的に多彩な作品が選ばれている。フィニシー作品は元々ペルシャ語のタイトル。
 

MSV 28536
\2000
マイケル・フィニシー(b.1946):室内楽作品集
 (1)評決の批判
  (フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノ)
 (2)未踏の大地(バリトン、ヴァイオリン、チェロ、ピアノ)
 (3)ニースの約束(フルート、チェロ、ピアノ)
ニュー・ミュージック・プレイヤーズ
(2)リチャード・ジャクソン(Br)
 録音:2003-2004年

 ブライアン・ファーニホーと並んで現代音楽における「新しい複雑性」の作曲家として知られるフィニシーの10年程前の室内楽作品を収録。フィニシーは90年代以降、それまでの複雑性から一転、麗な旋律を取り入れるようになり、より柔軟な姿勢に変化してきている。ここの収められた作品はいずれも静謐で瞑想的な雰囲気にあふれており、過去の音楽様式の引用も見られ、独自の抒情性が感じられる音楽となっている。




HUDOBNE CENTRUM(MUSIC CENTER SLOVAKIA)


HC 10034
\2300
ヤーン・ツィッケル(1911-1989):ピアノ作品集
  子守歌/ソナティナ Op.12 No.1/年少者のための2つの作品 Op.27
  スロヴァキア民謡によるピアノ変奏曲/7つのフーガ から 4曲
  主題と変奏曲 Op.14 No.1/子供たちが私に語ること(ピアノの水彩画)
  タトラの小川(3つの練習曲)
ヨルダナ・パロヴィチョヴァー(ピアノ)
録音:2011年7月23日、10月31日、11月1日、ファトラ芸術館、ジリナ、スロヴァキア




PAVIAN


PM 0060-2
\2300
アレクサンデル・アルブレフト(1885-1958):伝記 歌曲集
  さようなら(1903?)/春の喜び(190??)/太古の夜(1904)/結婚(1904)
  求めるな(1904)/私の心をよぎるかすかな思い(190??)
  菩提樹の下で(ピアノ四手連弾伴奏1904)(*)/幼い少女に(1905)
  あなたは消えた(1905)/あなたに(1905)
  皆は笑いながら彼らをピアノに向かわせた(1908)/子守歌(1908)
  ばらの時(1909)/窓辺のばら(1910)/帰郷(1909)/呪われた者(1909)
  鳩の墓の所にいる少女(1910)/伝記(1910)/私の心(1910)/夜(1922)
  スピシュの歌(1934)
   少年が遠い国々を旅する,パセリ,小柄な男と大柄な妻,
   私が何の宝も持たなくなってしまえば,召使い
トマーシュ・シェルツ(バリトン)
ダナ・ハヨーシ(ピアノ)
タマス・オラーフ(ピアノ(*))
録音:2011年9月6日、11月21日、帝国劇場、フロホヴェツ、スロヴァキア




スロヴァキア音楽財団

未案内旧譜


SF 0054-2
\2300
 ペテル・マハイジーク(1961-):
  She will be picked by herself(2006)
   木田真優子(ピアノ) 録音:2008年5月、ブラチスラヴァ国立音楽院、スロヴァキア
  Namah(2000)
   ヤーン・ペシュル青年弦楽合奏団 アニタ・ミロッサヨヴァー(指揮)
   録音:2007年10月、ヤーン・ペシュル芸術学校、プレショフ、スロヴァキア
  Nell'autunno del suo abbraccio insonne(2003)
   フロラレーダ・サッキ(ハープ)
   録音:2008年1月、エクスクレイム・スタジオ、オルジアーテ・コマスコ、コモ県、イタリア
  Sadness of flowing(2003/2007)(*)
   ジョン・アンダーソン(歌) ドミニク・メリハーレク(オーボエ)
   ズザナ・ウシュコヴィチョヴァー(ヴァイオリン) 木田真優子(ピアノ)
   録音:2003年3月、スロヴァキア放送、ブラチスラヴァ
       2007年11月、オピオ・スタジオ、サンルイスオビスポ、アメリカ合衆国
  To the rainbow so close again(2004)
   イカルス弦楽四重奏団 録音:2008年1月、スロヴァキア放送、ブラチスラヴァ
  Painting(1999/2000)
   グイード・アルボネッリ(バスクラリネット)
   録音:1999年10月、ピーラ・ベルージャ、イタリア
  Obscured Temptations(2003)
   ダニエル・ガレル(ピアノ) 録音:2003年3月、スロヴァキア放送、ブラチスラヴァ
  Water forgives(2007)
   エニケー・ギンゼリ(ツィンバロン)
   録音:2008年1月、スロヴァキア放送、ブラチスラヴァ
  Lullaby(1999)
   ヨゼフ・ルプターク(ピアノ) 録音:2001年2月、スロヴァキア放送、ブラチスラヴァ
  05.12.07.(2008)
   ジュリー・ハンソン・ガイスト(ソプラノ)
   デイヴィッド・モス(声、ドラムス、エレクトロニクス)
   グイード・アルボネッリ(バスクラリネット) ダリー・ドレザル(チェロ)
   ペテル・マハイジーク(エレクトロニック・サウンド&テープ)   
録音:2001年10月、セントキャサリン音楽カレッジ、ペンシルヴァニア州、アメリカ合衆国  1999年10月、ピーラ・ベルージャ、イタリア  1994年5月、ウルリヒスベルガー・カレイドフォン、オーストリア  2007年6月、ブライト・ムーン・スタジオ、ブラチスラヴァ、スロヴァキア
 (*)はイギリスのプログレッシヴ・ロック・バンドの元ヴォーカリスト、ジョン・アンダーソン(1944-)が歌詞とメロディーを書いた共同作品。
 

SF 0059-2
\2300
ヴラジミール・ボケス(1946-):室内楽作品集
  9つの楽器のためのセクエンツァ(1965)(*)
   メロス・エトス・アンサンブル ダニエル・ガゾン(指揮) 録音:2007年11月
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ Op.27(1978)(+)
   マレク・ズヴィエベル(ヴァイオリン) ディアナ・ツィブロヴァー(ピアノ)
   録音:2006年1月
  ピアノ五重奏のためのコラージュ[Coll'Age]Op.28(1979)(*)
   クアサルス・アンサンブル 録音:2004年
  ...nur eine weile...(ヴァイオリン、チェロとアコーディオンのための;2005)
   ドウニア三重奏団 録音:2005年
  厳格な音楽[Musica stricta]
   (フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための)Op.70(1999)
   メロス・エトス・アンサンブル マリアーン・レヤヴァ(指揮) 録音:2006年
  ピアノ・ソナタ第5番 Op.79(2005)
   イヴァン・ブッファ(ピアノ) 録音:2008年2月
  エウゲン・スホニュ生誕百年を記念する10の楽器のための前奏曲 Op.84(2008)
   クアサルス・アンサンブル イヴァン・ブッファ(指揮)
   録音:2009年5月、カッセル
音源:スロヴァキア放送(*)/スロヴァキア音楽センター(+)/私蔵(無印)
 


SF 0060-2
\2300→\2090
チェコの演奏家によるスロヴァキア音楽 ヴァイオリンとピアノのための作品集
 アレクサンデル・モイゼス(1906-1984):詩的組曲 Op.35
 アンドレイ・オチェナーシュ(1911-1995):心の詩 Op.38
 エウゲン・スホニュ(1908-1993):死の詩 Op.17 ESD83
 タデアーシュ・サルヴァ(1937-1995):無伴奏ヴァイオリンのためのバラード(*)
 デジデル・カルドシュ(1914-1991):3つの作品 Op.15
インドジフ・パズデラ(ヴァイオリン)
ヴァーツラフ・マーハ(ピアノ(*以外))
録音:レコーディング・スタジオ、プラハ音楽アカデミー、チェコ、時期の記載なし
 

SF 0067-2
\2300
ルカーシュ・ボルジーク(1979-):被造物賛歌
  日食(混声四重唱、混声合唱と室内アンサンブルのための;
   2005-2006、改訂:2011)(*)
  愛の賛歌(ソプラノ、オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための;
   2004、改訂:2011)(+)
  格言(8つの楽器のための;2009)
  スターバト・マーテル(バス、クラリネット、ピアノと弦楽四重奏のための;
   2006、改訂:2011)(#)
  被造物賛歌(混声四重唱、混声合唱と室内アンサンブルのための;2011)(*)
エヴァ・シュシュコヴァー(ソプラノ(*/+))
アンゲリカ・ザイーツォヴァー(アルト(*))
マロシュ・クラーティク(テノール(*))
マトゥーシュ・トラーヴニチェク(バス(*/#))
クアサルス・アンサンブル
イヴァン・ブッファ(指揮)
録音:2011年10月28-30日、ドヴォラナ HTF VSMU コンサートホール、ブラチスラヴァ、 スロヴァキア


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>




WEITBLILCK

SSS 0144
\2200→\1990
ヨッフム気力体力充実のスウェーデン・ライヴ
 ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
オイゲン・ヨッフム(指揮)
スウェーデン放送交響楽団

 録音:1975 年2 月23 日ストックホルム・コンサートホール,ライヴ
 演奏タイミング:[17:56][16:08][10:24][20:01]

 ヨッフム+スウェーデン放送響の初ディスクです。1975 年というと、座って指揮するようになった最晩年の枯淡と壮年期の馬力に満ちた動的アプローチの丁度中間期に当たります。しっとりとした味わいに加え、若き日の劇性をも兼ね備えた非の打ちどころのない演奏と申せましょう。ブルックナーの名作の中でも穏当に過ぎるとも見られるこの曲にはピッタリな表現方法とも言えましょう。勿論「ロマンティック」は巨匠の愛奏曲でしたが、ライヴとなるとコンセルトヘボウとの同年のものだけです。澄み切ったスウェーデン放送響の音色は、フランスともロシアともイギリスとも違いますが、どちらかというと機能美を誇るドイツの放送オーケストラに近い、明快さと機敏さに溢れた近代的なものと言えましょう。
 英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。


<国内盤>


ALPHA


Alpha534
(国内盤)
\2940
ゴールウェイで、素敵なこと
 〜魔女たちのアイルランド音楽〜

  ①彼女は起き上がり、わたしを招き入れた
  ②とある紳士がまとめたラグ(アイルランドのラグ)
  ③ギャラウェイ公の嘆き ④アリック・バーク卿
  ⑤メアリ・オニール ⑥冷たい大地の上に
  ⑦ベッラミラ ⑧モリーは貧乏人(モリー・オヘイルピン)
  ⑨リメリックの嘆き⑩お前を愛したことがある
  ⑪リメリックは包囲された ⑫顧問官マクダノーの嘆き
  ⑬ジェニーの気まぐれ、しわくちゃ小僧をもみくちゃに
  ⑭ライトの少年たち
  ⑮ジョニー・コック、お前のビーバー:グラウンドによるスコットランドの調べ
  ⑯王様のホーンパイプ、ニューカッスル
  ⑰ハミルトンのお嬢様
  ⑱吾輩の手で(おまえの手を貸してくれ)
アンサンブル・レ・ウィッチズ(古楽器使用)
クレール・ミション(各種笛&太鼓)
オディール・エドゥアール(バロックvn)
フレディ・エシェルベルジェ(チェンバロ、竪型チェンバロ、シターン)
ショバン・アームストロング(中世式アイリッシュ・ハープ)
パスカル・ボケ(リュート&バロックg)
シルヴィ・モケ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 民俗音楽と古楽の融合、Alphaの白シリーズの快進撃の初動を支えた「このジグは誰のもの?」の感動ふたたび——バロック・ヴァイオリン奏法が、古楽器ハープの音色が、数百年を超え「いま」に伝わるアイリッシュ・ミュージックの粋を、鮮明に。小説家ナンシー・ヒューストンの寄稿も!
 周到に作り込まれた古楽アイテムばかりを連発、それでメジャー真っ青のセールスを続々記録してきたAlpha レーベルのリリースは、古楽その他の「クラシック」の範疇で語れる録音を扱う黒ジャケット・シリーズのほか、民俗音楽や即興演奏など、楽譜に残っていない「口伝え・即興」が重要な役割を演じるタイプの音楽を扱う「レ・シャン・ド・テル(大地の歌)」(ジャケットが白いシリーズ)でも痛快なリリースが相次いでいます。
 そんな“白シリーズ”の初期のセールスを支えたのが、かの異才古楽歌手マルコ・ビズリーと精鋭集団ラルペッジャータによる『ラ・タランテッラ』と、英国17 世紀のカントリー・ダンスを集めた『このジグは誰のもの?』(Alpha502)というアルバム——後者の演奏団体であるフランスの古楽集団レ・ウィッチズは、その後のリリースも概して好調、とくに2009 年リリースの『フランダースのすてきな古楽』(Alpha526)は「いつの間にか在庫が切れる」静かな定番アイテムにもなってくれています(それは上記『このジグは誰のもの?』も同様…リリースから10 年が経過したいまも、というのが驚きです)。
 そんな彼女たちがいま改めて、当人たちにとっての「海の向こう」、英国諸島に立ち返ってくれました。ワールド棚でもとくに人気ジャンルのひとつであるアイルランド伝統音楽を、古楽器で...
 これ、Alpha 白シリーズの新たな定番になること必至——充実解説(全訳付)にはフランス語と英語で創作する現代屈指の小説家ナンシー・ヒューストンも寄稿、ドキドキするような本格アイリッシュ・サウンドの魅力を幾倍にも引き立ててくれています。




PAN CLASSICS



PC10267
(国内盤)
\2940
ハーゲン、最後のリュート作曲家
 〜18世紀中盤、古典派前夜の傑作リュート・ソナタ6編〜
 リュートはNAXOSヴァイス・シリーズのロバート・バルト!

ベルンハルト・ヨアヒム・ハーゲン(1720〜1787):
 1. ソナタ ヘ短調
 2. ソナタ ニ長調
 3. ソナタ ト短調
 4. ソナタ 変ロ長調
 5. ソナタ ハ短調
 6. ソナタ ヘ長調
  ※使用楽譜:アウクスブルク市立図書館の手稿譜
ロバート・バルト(リュート)
使用楽器:アンドレアス・ヤウフのモデルに基づき
アンドリュー・ラトバーフォード1988年製作
 日本で最も人気のあるリュート音楽は、バッハとヴァイスの作品——しかし、彼ら巨匠たちのスタイルに近い、とてつもなく美しいリュート音楽を綴る人がさらにいたのです...!
 艶やかで繊細なリュートの響きに、古典派前夜の優しい音楽が息づく。俊才バルトの面目躍如。
 リュート——さまざまな西欧名画にも描かれ、貴族たちの楽器としてとくに人気の高い古楽器のひとつ。
 その音楽の最盛期はまず間違いなく16〜17 世紀の初期・中期バロック時代だったはずで、そもそもドイツ語圏をはじめヨーロッパでは18 世紀にはもうほとんど独奏楽器としての存在感が薄れ、チェンバロやヴァイオリンなどにその「高貴なる楽器」としての座を奪われるに甘んじるしかなくなっていった...というのが、大筋の音楽史に語られるリュートという楽器ですが、しかし実情はもう少し複雑でした。なんとドイツ中部では、他の多くの地域ではすでに存在さえ廃れてしまっていたはずのリュートという楽器が、どうやら18世紀半ばまで根強く支持されていたらしいのです...
 とくに、欧州随一の精鋭音楽家が集うドレスデンの宮廷では、バッハの友人でもあったとされる名手S.L.ヴァイスが非常に旺盛な活躍をみせていたほか、かの大バッハもリュートでの演奏を想定しながらいくつかの作品を書いていて、不思議なことに?日本ではそうしたドイツ18 世紀のリュート作品こそが(全リュート音楽の流れからすれば圧倒的な少数派、まるで王道に属していないにもかかわらず)たいへん高く評価され、最も売れるジャンルとなっているのが実情(近年もNaxos で久々にシリーズ最新刊が出た、ロバート・バルトによる全曲録音シリーズの存在感はとくに際立っています)。
 しかし、いつもヴァイスばかり、ないしはバッハのリュート作品ばかり...となってくると、もっとほかに同時代の、彼らに近い感性でリュート曲を書いていた人がいてもよいのでは...と思いはじめてしまうところですが、大変うれしいことに、実は他にも数人、古典派前夜まで活躍したバロック最末期のリュート芸術家は確かに存在したのです
 のちにワーグナー楽劇の聖地となる、18 世紀当時も宮廷文化の華やかさで知られたバイロイトで、宮廷ヴァイオリン奏者として活躍していたハーゲンは、同じ宮廷に仕えていたデュランやファルケンハーゲンといったリュートの名手たちを意識してか、数々のリュート作品を残しているのですが、それらはどれもロココ風の繊細さに貫かれた、流し聴きにしても聴き深めても味わい深い名作ばかり——オーガニックな倍音を感じさせてやまない、かそけき美しき羊腸弦の響きで綴られるその音楽は、どんな心にも癒しと潤いを与えてくれるに違いありません。なにしろ本盤、弾き手はNaxos でヴァイス録音にいそしんできた名手ロバート・バルト
 作曲家の人生や作品分析が満載された解説の日本語訳付で、この周辺のリュート音楽をよく知りたい方にも自信を持ってお勧めできる逸品なのです!




RICERCAR



MRIC326
(国内盤)
\2940
“ヴィターリのシャコンヌ”の正体
 〜T.A.ヴィターリとG.B.ヴィターリ、ボローニャ楽派の弦楽芸術〜

トマゾ・アントニオ・ヴィターリ(1663〜1745):TAV
ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリ(1632〜92)GBV
 ①トマゾ・ヴィタリーノの楽譜(TAV)
 ②ヴァイオリン独奏のための「喇叭のカプリッチョ」(GBV)
 ③フルラーナ(フォルラーヌ)(GBV)
 ④バラバーノ(GBV)
 ⑤ヴァイオリンが時を告げる(GBV)
 ⑥ルッジェーロ(GBV)
 ⑦パッサメッツォ イ短調(TAV)
 ⑧第1ソナタ イ短調(TAV)
 ⑨第12ソナタ:チャコーナ(シャコンヌ)(TAV)
 ⑩ソナタ ニ長調(TAV)
 ⑪ヴィオローネのためのベルガマスカ(GBV)
 ⑫ヴァイオリンのためのベルガマスカ(GBV)
 ⑬パッサメッツォ(GBV)
 ⑭ヴァイオリン独奏のためのトッカータ(GBV)
 ⑮第2ソナタ イ短調(GBV)
ステファニー・ド・ファイー(バロック・ヴァイオリン)
使用楽器:ジョヴァンニ・パオロ・マッジーニ1620年製作オリジナル
アンサンブル・クレマチス(古楽器使用)
 まさか、この曲が実は「18世紀のオリジナル作品」だったとは——音楽史上の発見の興奮をさますどころか、ますます興奮に油を注ぐかの凄腕名演に酔わずにおれない...
 古楽大国ベルギー発、欧州古楽勢の俊才たちが解き明かす「ヴィターリのシャコンヌ」とその周辺。

 古楽大国ベルギーを過去30年以上にわたり音盤面から支えてきたRicercar レーベルは、主宰者自身がエンジニアであり、同時に音楽学者でもあるという筋金入りの古楽レーベルなのですが、その良さが最上のかたちで結晶したアルバムがまたもや登場ぱ近年のピリオド・アプローチ全盛の流れのなか、19世紀〜20世紀初頭にひところ流行した「偽作なんちゃってバロック」の傑作(たとえば、ヴァイオリンの名手クライスラーが「作曲」していたコレッリ、プニャーニ、タルティーニ、フランクール...「風の」作品など)はますます録音されにくくなっていますが、その煽りを最も大きく受けているのが、おそらく「ヴィターリのシャコンヌ」ではないでしょうか——
 コレッリの「ラ・フォリア」と並ぶ、超絶技巧も少なからず駆使しなくては極上の演奏には仕上がらない難曲でありながら、どうにもバロック期の作にしてはやたらと情感表現が濃密すぎ、加えて楽譜資料をきちんと突き止めた学者があまりおらず、ごく何となく「19世紀に作られた偽作」という風評が立ちはじめ、いつのまにかとんと新録音を見かけない(メジャーや国内盤など、ここ数十年皆無に近い状態??)レパートリーになってしまいました。
 ところが...近年、実はこの曲の確かな18世紀史料が発見されたとのことで(そのあたりは本盤の解説(長大ですが全訳つきます)に詳述されています)、驚くべきことに、この異形の変奏曲が実は18世紀オリジナル、間違いなくT.A.ヴィターリの真作だったことが判明したというのです
 うかつな遊びはやりにくい、古楽専門家の猛者が揃うベルギーでこのようなアルバムが出てきたということは、これはどうやら信頼に足る事実のよう——解説を読み解きながら、実は父子2代にわたって一族の名を高めた「ヴィターリ家」の2名匠の音楽世界は、彼らの活躍地であり、かつコレッリやトレッリが若い頃に修行を積んだ場所でもあるボローニャのヴァイオリン芸術がどういうものだったのか、バロック中期から後期へと移る時代がどういう時期だったのか、さまざまなかたちで彷彿とさせてくれます。
 羊腸弦の魅力そのまま、「シャコンヌ」の世界が新たに立ち現れる…古楽ファン向けというより、ヴァイオリン・ファン向けのアイテムとして注目されそうな…何はともあれ、本当に見逃せない1枚なのです



<映像>


ARTHAUS(映像)


101683
(DVD)
\3900→\3590
マリス・ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団
 ベートーヴェン&R.シュトラウス

 1.ベートーヴェン(1770-1827):
  ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op.37/
 2.R.シュトラウス(1864-1949):
  交響詩「英雄の生涯」Op.40
内田光子(ピアノ)…1/
アントン・ヴァラショフスキー(ヴァイオリン)…2/
バイエルン放送交響楽団/
マリス・ヤンソンス(指揮)


108079
(Blu-ray)
\6300→\5690
 2003年にバイエルン放送交響楽団の首席指揮者に就任したマリス・ヤンソンス。日本来日時のコンサートも高く評価されるなど、彼の卓越した音楽性はますます冴えを見せています。
 この演奏は2011年に収録された映像で、彼が得意とする2人の作曲家の作品を、この上ない情熱を持って演奏している姿を見ることができます。現代最高の名手、内田光子をソリストに迎えたベートーヴェンの協奏曲では、青く美しいドレスを身に纏った彼女の説得力あるピアノと、それを支えるヤンソンスの柔軟な指揮が楽しめます。「英雄の生涯」は、彼にとっても大切なレパートリーであり、コンセルトヘボウ管との演奏と比べてみるのも楽しいかもしれません。気合の入ったオーケストラの面々にも注目です。これ以上何を望むというのでしょうか?

2011年 ミュンヘン フィルハーモニー・ガスタイク ライヴ収録/収録時間:95分/音声:〈DVD〉ステレオ2.0/DD 5.0 〈BD〉ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.0/字幕:なし/画面:16:9/REGION All(Code:0)/〈DVD〉片面2層ディスク/〈BD〉単層 25GB 1080i FULL HD
 

101652
(DVD 2枚組)
\7000→\6490
ファビオ・ビオンディ(指揮)&エウロパ・ガランテ
 ペルゴレージ:歌劇「恋に陥った兄と妹」

 3幕 ジェンナーロ・A・フェデリーコ 台本
マルカニエッロ…ニコラ・アライモ(バリトン)/
ネーナ…パトリツィア・ビッキーレ(ソプラノ)/
ニーナ…ユルギッタ・アダモニーテ(メゾ・ソプラノ)/
ルグレツィア…バルバラ・ディ・カストリ(メゾ・ソプラノ)/
ヴェンネッラ…ラウラ・ケリーチ(ソプラノ)/
アスカーニオ…エレーナ・ベルフィオーレ(メゾ・ソプラノ)/
カルロ…デイヴィット・アレグレット(テノール)/
カルデッラ…ローザ・ボーヴェ(メゾ・ソプラノ)/
ドン・ピエトロ…フィリッポ・モラーチェ(バス・バリトン) 他/
エウロパ・ガランテ(ピリオド楽器使用)/
ファビオ・ビオンディ(指揮)/
ウィリー・ランディン(演出)/
エレナ・チコレッラ(衣装)/
ファブリツィオ・ゴッビ(照明)


108066
(Blu-ray)
\6300→\5690
※日本語字幕あり
2010年はペルゴレージ(1710-1736)生誕300周年を記念して、彼の生地であるイエージに設立されているペルゴレージ=スポンティーニ財団による数多くの記念行事が開催されました。もちろん知られざるオペラも数多く公演され、それらは斬新な演出と質の高い歌手を得て、それまで「スターバト・マーテルを書いて夭逝した作曲家」とのイメージが先行していた、このナポリの天才の真の姿をまざまざと見せつけたのです。舞台設定は1730年のカーポ・ディ・モンテ。老人マルカニエッロにはルグレツィアという娘がいて、彼女は一緒に育った孤児アスカーニオを愛しています。しかし、マルカニエッロは友人カルロの姪であるニーナと結婚したいために、政略結婚の材料としてルグレツィアをカルロに嫁がせることにします。そして、アスカーニオはニーナの姉ネーナと結婚させようと決めました。ネーナはアスカーニオが好きなので問題ありませんが、アスカーニオはルグレツィアに愛の告白をしてしまいます。
 しかし、ルグレツィアは様々な思いからそれを受け入れることはできません。実はネーナもアスカーニオに思いを寄せていました。さて、この入り乱れた人間関係。しかし、アスカーニオは実は・・・。1732年に作曲されたこの「恋に陥った兄と妹」はペルゴレージの2作目のブッファであり、当時のナポリ方言を使った台本で書かれた珍しい作品です。
 お話自体は他愛のないものですが、付けられた音楽は精妙でとても楽しいものであり、登場人物の性格付けも素晴らしいコントラストが付けられています。アルゼンチンの若い演出家、ウィリー・ダンディンによる舞台は衣装も装置も現代的で、この作品の持つ普遍性を全面に打ち出した演出となっていて、観る者に極めて爽やかな印象を与えます。古楽のスペシャリストであるビオンディと、歌手たちが完璧なアンサンブルを醸し出しています。

2011年 イタリア,イエージ ジョヴァンニ・バティスタ・ペルゴレージ劇場 ライブ収録/収録時間:160分/音声:〈DVD〉ステレオ2.0/DD 5.1, 〈BD〉ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1/字幕:伊(オリジナル),英,独,仏,西,日,韓/画面:16:9/REGION All(Code:0)/〈DVD〉片面2層ディスク+片面単層ディスク(2枚組)/〈BD〉2層50GB 1080i FULL HD
 
100143
(DVD)
\6300
クラウド・ゲイト・ダンス・シアター 〜
 ソングス・オブ・ザ・ワンダラー(流浪者之歌)
<ダンサー>
瞑想する人…WANG RONG-YU/
米をかきだす人…WU CHUN-HSIEN/
女性ソロ…LEE CHING-CHUN/
男性ソロ…WANG WEI-MING/
クラウド・ゲイト・ダンス・シアター(雲門舞集)/
<音楽>
グルジア民族音楽/
ルスタヴィ合唱団/
バドリ・トイツェ(指揮)/
コレオグラファー&芸術監督…LIN HWAI-MIN(林懐民)/
装置&マネージャー…Austin Wang
約5000 年も前の中国の伝説的な儀式で踊られたクラウド・ゲート(雲門)。1973 年に振付家 Lin Hwai-Min(林懐民)が中国初のコンテンポラリー・ダンス・カンパニーを設立した際に、この名前を付けたのです。1947 年生まれのLin Hwai-Min は世界でも名だたる振付家であり、京劇の伝統と、ニューヨーク仕込みのモダンダンスを融合させた「新しい舞踊」を造り上げることで知られ、その作品はどれも大変高く評価されています。この「クラウド・ゲイト・ダンス・シアター」は多くのダンサーが在団していますが、全員がダンスだけでなく、気功や書道の達人であり、身体と精神のバランスを視覚的に魅せてくれる素晴らしい踊り手たちです。「ソングス・オブ・ザ・ワンダラー」は強烈な世界観を現すために、アジアを遠く越えて、グルジアにその音楽を求めます。神秘的で舞台では3.5 トンもの煌めく黄金の粒(稲)を用いるなど刺激的な演出も施されていますが、基本はあくまでも静かな世界。見れば見るほどに惹きつけられる不思議な映像です。
 収録時間:58 分+22 分(ボーナス映像…ドキュメンタリー)/音声:ステレオ2.0/字幕:英(ボーナス部分)画面:16:9/REGION All(Code:0)/片面単層ディスク ※100142(PAL) 再発売盤
 
101666
(DVD)
\3900
序曲「1912 年」 〜ベルリン・ドイツ・オペラ
 エンリケ・サンチェス・ランシュ映像
出演:
カラン・アームストロング/
ゲッツ・フリードリヒ/
ヨーゼフ・グラインドル/
ルネ・コロ/
ヘスス・ロペス・コボス/
クリスタ・ルートヴィヒ/
バリー・マクダウェル/
ハンス・ノイエンフェルス/
アリベルト・ライマン/
ドナルド・ラニクルズ/
ディトマー・シュヴァルツ/
ユリア・ヴァラディ
1907 年に市民団体「大ベルリンオペラ協会」が元となり、まずはワーグナーの楽劇を上演するために構想されたオペラ劇場。
1911 年には話が具体的になり、ピスマスク通りにオペラハウス建設の認可が下ります。旧西ベルリンで唯一の歌劇場として1912(1919 年の説もあり)年に設立されたベルリン・ドイツ・オペラ(当時の名称はシャルロッテンブルク-ドイツ歌劇場)ですが、財政面の問題などで、名称がたびたび変わり、その上第二次世界大戦では建物が壊滅的に破壊されてしまい、一時期は運営が困難になりました。しかし1961 年9 月24 日に当時の西ベルリンに再オープン、その後は東西ベルリンの統一を経て、現在ではドイツ国内で2 番目に大きな歌劇場としての地位を誇っています。この映像では、歌劇場の歴史を紐解きながら、歌手や演出家などの証言を交え、様々な観点からこの劇場の存在価値を探っていくものです。
 昨年鬼籍に入られた名歌手フィッシャー=ディースカウの最後のインタヴューも収録されていて、ドイツにおける歌劇の重要性を知るための格好の映像です。
2012 年、フィッシャー・ディースカウの最後のインタヴューを含む/収録時間:89 分/音声:ステレオ2.0…ドイツ語/字幕:
英,仏/画面:16:9/REGION All(Code:0)/片面ニ層ディスク 
 
102303
(DVD)
\6300
ベンジャミン・ブリテン:歌劇「ねじの回転」 演奏: 家庭教師…ヘレン・フィールド(ソプラノ)/
グロース夫人:家政婦頭…メナイ・デイヴィス(ソプラノ)/
クイント:以前の従僕/
プロローグ…リチャード・グリーガー(テノール)/
フローラ:子ども…尾畑真知子(ソプラノ)/
マイルズ:子ども…サミュエル・ライネイ(ボーイソプラノ)/
ミス・ジェセル:以前の家庭教師…フィリス・キャナン(ソプラノ)/
シュトゥットガルト放送交響楽団/
スチュアート・ベッドフォード(指揮)/

ミヒャエル・ハンペ(演出)/
ジョン・グンター(装置)/
キアラ・ドナート(衣装)/
ハンス・テールステーデ&
ユルゲン・ハイジス(照明)
 2 人の孤児フローラとマイルズの家庭教師として雇われた主人公(名前はない)。…彼女がここに来るまでの経緯は、プロローグとしてテノールのソロで歌われます…。新しい家になじもうとする彼女は、少しずつ子どもたちとも馴染んでいきますが、彼女の邪魔をするのが以前の使用人クイントと先任の家庭教師ジェッセル。どうもこの2 人はこの世の者ではないようです。
 子どもたちを守ろうとする家庭教師。しかし行く先々に亡霊たちが姿を現し、ついには・・・。イギリスの作家、ヘンリー・ジェームスの小説「ねじの回転」をオペラ化した作品です。
 19 世紀のエセックス州を舞台に繰り広げられる奇怪な物語は観た者に強烈な印象を残します。基本は十二音を用いた音楽で埋め尽くされていますが、子どもたちの歌や、平常風景で奏される音楽は平易な民謡であり、そのギャップも素晴らしく耳に残るのです。またマイルズ少年役はポーイ・ソプラノが担当。無垢な声でこの難しい作品を歌いこなしているのは見事という他ありません。またミヒャエル・ハンペの演出もこの作品の雰囲気を見事に伝えています。ブリテン(1913-1976)の最高傑作をぜひお楽しみください。
1990 年 シュヴェツィンゲン音楽祭 SWR ライヴ収録/収録時間:108 分+5 分(ボーナス…オペラの紹介)/音声:ステレオ 2.0/字幕:英(オリジナル),独,仏,西/画面:4:3/REGION All(Code:0)/片面2 層ディスク ※GNBC4176.100198(PAL)の再発売盤
 
102311
(DVD)
\3900
モーツァルト:歌劇「魔笛」K.620
 2幕 エマヌエル・シカネーダー…台本
パミーナ…フェリシティ・ロット(ソプラノ)/
タミーノ…レオ・ゲーク(テノール)/
パパゲーノ…ベンジャミン・ラクソン(バリトン)/
ザラストロ…トーマス・トマシェク(バス)/
夜の女王…メイ・サントス(ソプラノ) 他/
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/
グラインドボーン合唱団/
ベルナルド・ハイティンク(指揮)
ジョン・コックス(演出)/
デヴィッド・ホックニー(装置)/
ロバート・ブライアン&ビル・ブルゲス(照明)
グライインドボーン音楽祭とは、イギリスのイースト・サセックス州、ルイス近郊のカントリー・ハウス(農村において貴族およびジェントリの住居として建設された邸宅)であるグラインドボーンで開かれるオペラの祭典です。1934年に資産家のジョン・クリスティによって創設され、ほぼ毎年(改装工事が行われた1993年を除く)開催されるこの音楽祭は、クリスティ家の代表者が主催となり、現在ではジョンの孫であるガスがその任に当たっています。この音楽祭の特色の一つに「モーツァルトのオペラを上演すること」があり、これは例年遵守され、大指揮者たちが挙って見事なモーツァルト(1756-1791)を演奏するのが常なのです。
 この1978年の「魔笛」はデヴィッド・ホックニーの革新的で美しい演出に人気が集まりました。彼はこの作品の神秘性と煌めく魔術的魅力を強調し、見るもの全てに大いなる夢を与えることに成功したのです。パミーナを歌っているのは若き日のフェリシティ・ロット。今でこそ貴婦人の役が似合う彼女ですが、この当時はこんなに純真な娘役を歌っていたのでした。指揮はハイティンク。全くムダのないきびきびとしたモーツァルトを造り上げています。
1978年 グラインドボーン音楽祭 ライヴ収録/収録時間:163分/音声:ステレオ2.0/字幕:独(オリジナル),英,伊,仏,西/画面:4:3/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク
 
102315
(DVD)
\3900
ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」全曲
 3幕 アッリーゴ・ボーイト 台本,
 ウィリアム・シェークスピア「ウィンザーの陽気な女房たち」原作
ジョン・ファルスタッフ卿…ドナルド・グラム(バリトン)/
フォード…ベンジャミン・ラクソン(バリトン)/
フェントン…マックス=ルネ・コソッティ(テノール)/
カイウス先生…ジョン・フルヤット(テノール)/
ピストーラ…ウーゴ・トラーマ(バス)/
アリーチェ・フォード夫人…ケイ・グリフェル(ソプラノ)/
ナンネッタ…エリザベス・ゲール(ソプラノ)/
クリックリー夫人…ヌッチ・コンドー(メゾ・ソプラノ)/
メグ・ペイジ夫人…レニ・ペンコヴァ(メゾ・ソプラノ) 他/
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/
グラインドボーン合唱団/
ジョン・プリッチャード(指揮)/
ジャン=ピエール・ポネル(演出・装置)/
ロバート・ブライアン&ビル・ブルゲス(照明)
グライインドボーン音楽祭とは、イギリスのイースト・サセックス州、ルイス近郊のカントリー・ハウス(農村において貴族およびジェントリの住居として建設された邸宅)であるグラインドボーンで開かれるオペラの祭典です。1934年に資産家のジョン・クリスティによって創設され、ほぼ毎年(改装工事が行われた1993年を除く)開催されるこの音楽祭は、クリスティ家の代表者が主催となり、現在ではジョンの孫であるガスがその任に当たっています。ここでは1976年に演奏された「ファルスタッフ」の映像をご覧ください。ここで主役を歌い、輝くばかりの存在価値を占めるドナルド・グラムは、もともと米国出身のバリトンですが、その活動はほとんどイギリスに限られ、豊かな声と、流暢なベルカントが愛されていた歌手です。他にも当時のイギリスで最も人気を誇っていたバリトンのベンジャミン・ラクソン、美しいケイ・グリフェル、表情豊かなエリザベス・ゲールなど配役も万全。安心してご覧いただける映像です。
1976年 グラインドボーン音楽祭 ライヴ収録/収録時間:123分/音声:ステレオ2.0/字幕:伊(オリジナル),独,英,仏,西/画面:4:3/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク
 
107279
(DVD 2枚組)
\7000
ヘンデル:歌劇「ジュリオ・チェーザレ」全曲
 3幕 ニコラ・フランチェスコ・ハイム 台本,
 ジャコモ・フランチェスコ・ブッサーニ 原作
ジュリオ・チェーザレ…フラーヴィオ・オリヴァー(メールソプラノ)/
クーリオ…デイヴィッド・メネンデス(バス)/
コルネリア…エヴァ・ポドレス(コントラルト)/
セスト…マイト・ボーモン(ソプラノ)/
クレオパトラ…エレナ・デ・ラ・メルセド(ソプラノ)/
トロメーオ…ホルディ・ドメネク(カウンターテナー)/
アキッラ…オリヴァー・ツヴァルク(バス)/
ニレーノ…イトクサート・メントクサーカ(メゾ・ソプラノ) 他/
バルセロナ・リセウ大劇場管弦楽団&合唱団/
ミヒャエル・ホフステッター(指揮)/

ヘルベルト・ヴェルニケ(演出・装置・衣装)/
ヘルマン・ミュンツァー(照明)
紀元前48年のサレクサンドリア。エジプトに遠征していたローマの将軍カエサル(ジュリオ・チェーザレ)とクレオパトラは愛し合っていますが、彼女の弟プトレマイオス(トロメーオ)は邪魔な二人を倒そうとします。しかしプトレマイオスに夫を殺害されたコルネリアと彼女の息子セクストゥス(セスト)が仇を打つことで、ようやく二人は結ばれます。
 ヘンデルはこの有名な物語を素晴らしく壮麗なオペラとして作り上げました。また各々の配役にも素晴らしいアリアがつけられており、中でもホルンを伴ったチェーザレのアリア「物音を立てずにこっそりと」や、技巧的なクレオパトラのアリア「わが運命に涙あふれるでしょう」などは見事さで群を抜いています。この演奏では題名役を、演奏当時数少なかった「男性ソプラノ」フラーヴィオ・オリヴァーが担当。それまではコントラルトなど女声が歌っていたこの役柄に、新たな膨らみを持たせたことでも注目されました。スペインの歌手たちの健闘もすばらしく、また、最近活躍著しい指揮者ホフステッターによる流麗な音創りも聴きどころの一つです。
2004年 バルセロナ・リセウ大劇場 ライヴ収録/収録時間:216分/音声:ステレオ2.0/DD 5.1/DTS5.1/字幕:伊(オリジナル),英,独,仏,西,カタロニア/画面:16:9/REGION All(Code:0)/DVD…片面2層ディスク×2 ※DVWWOPGCES 再発盤
 
107528
(DVD 5枚組)
\5500

ベルリン・ドイツ・オペラ 100年 センテナル・エディション

 <DVD1…101658>
  ボリス・ブラッハー(1903-1975):歌劇「プロイセンのメルヘン」
   ハインツ・フォン・クレーメルによる5場のバレエ=オペラ
ファーデンクロイツ家の父…リサ・オットー(S)/
ファーデンクロイツ家の母…イワン・サルディ(B)/
ヴィルヘルム(息子)…マンフレッド・レール(B)/
アウグステ(娘)…ゲルティ・ツォイマー(S)/
黒ライチョウの観察者(役人)…ドナルド・グローベ(T)/
市長…ヴィクトル・フォン・ハレム(B) 他/
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団/
カスパール・リヒター(指揮)/
ヴィンフリート・バウエルンファイント(演出)/
エルンスト・ビュルツァー(装置)/
ヴェルナー・ユールケ(衣装)/
アルベルト・リンバッハ(合唱指揮)/
ヘルムート・バウマン(コレオグラフィー)/
 <DVD2…101629>
  カール・ハインリヒ・グラウン(1704-1759):
   歌劇「モンテズマ」全曲(ドイツ語歌唱)3幕
   プロイセン王国フリードリヒ2世台本
    (ジャンピエトロ・タリアズッキのイタリア語訳による)/
    ドイツ語訳…ゲオルク・クヴァンダー/
    管弦楽編曲…ハンス・ヒルスドルフ
モンテズマ…アレキサンドラ・ パパジャク(Ms)/
オイパフォリチェ…ソフィー・ブーリン(S)/
エリッセナ…グートルーン・シーバー(S)/
テゼウコ…キャサリン・ゲイヤー(アルト)/
ピルパトーエ…バルバラ・フォーゲル(S)/
フェルディナンド・コルテス…ウォルトン・グレンルース(Br)/
ナルヴェス…カール・エルンスト・メルッカー(T)/
ケヴィン・マッカッチェオン(ハープシコード)/
ベルリン・ドイツ・オペラ/
ハンス・ヒルスドルフ(指揮)/
ヘルベルト・ヴェルニッケ(舞台演出、装置、衣装)/
<DVD3…101656>
  コルンゴルト(1897-1957):歌劇「死の都」全曲 3幕
   パウル・ショット 台本
   ジョルジュ・ロダンバックの「死都ブルージュ」原作
パウル…ジェームス・キング(T)/
マリエッタ/パウルの妻マリーの幻影…カラン・アームストロング(S)/
パウルの友人フランク…ウィリアム・マレイ(Br)/
ブリギッタ…マルギット・ノイバウアー(Ms)/
ヴィクトリン…ドナルド・グローブ(T) 他/
ベルリン・ドイツ・オペラ/
ハインリッヒ・ホルライザー(指揮)/
ゲッツ・フリードリヒ(舞台演出)/
アンドレアス・ラインハルト(装置)/
<DVD4…101657>
  アリベルト・ライマン(1936-):
   室内オペラ「幽霊ソナタ」
    ヨハン・アウグスト・ストリンドベリ原作,
    アリベルト・ライマン&ウーヴェ・シェンデル編(ドイツ語歌唱)
老人…ハンス・ギュンター・ネッカー(B)/
ミイラ…マルタ・メードル(S)/
大佐…ホルスト・ヒースターマン(T)/
学生アルケンホルツ…ダヴィッド・クヌートソン(T)/
令嬢…グドルン・ジーバー(S)/
ヨハンソン…ドナルド・グレーベ(T)/
ベントソン…ウィリアム・ドゥーリー(Br)/
ユンゲ・ドイツ・フィルハーモニー/
アンサンブル・モデルン/
フリーデマン・ライアー(指揮)/
ハインツ・ルーカス=キンダーマン(演出)/
ディートリッヒ・スコラーズ(装置&衣装)/
<DVD5…101667>
  ウォルフガンク・リーム(1952-)歌劇「オイディプス」
   2部からなる歌劇 ソフォクレスの「オイディプス王」…
   原作(フリードリヒ・ヘルダーリン翻訳)/
   フリードリヒ・ニーチェ&ハイナー・ミュラーのテキスト
オイディプス…アンドレアス・シュミット(Br)/
クレオン…ウィリアム・ペル(T)/
ティレジアス…ウィリアム・ドゥーリー(B-Br)/
使者…レヌス・カールソン(B)/
ヒルテ…ウィリアム・マレイ(Br)/
ヨカスタ…エミリー・ゴールデン(Ms)/
ベルリン・ドイツ・オペラ/クリストフ・プリック(指揮)/
ゲッツ・フリードリヒ(演出)/
アンドレアス・ラインハルト(装置&衣装)/
ブライアン・ラージ(映像監督)
ベルリン・ドイツ・オペラの創立100周年を記念して制作されたスペシャルBOXです。
 1960年代にテレビ放送が始まってから記録されてきた、数々の名演を集めたこのBOXは、前作「ベルリン・ドイツ・オペラBOX-100年の記録」(107522)に続く貴重な映像の宝庫です。
 ここでは現代オペラ3作と、バロック・オペラ1作、そして近代オペラ1作というレアな作品を楽しめます。意欲的、かつ耽美的な映像をお楽しみください。
<DVD1…101658>1974年 ベルリン・ドイツ・オペラ ライブ収録 世界初収録/
<DVD2…101629>1982年 バイロイト、辺境伯歌劇場 ライブ収録/
<DVD3…101656>1983年 ベルリン・ドイツ・オペラ ライブ収録/
<DVD4…101657>1984年 ベルリン・ドイツ・オペラ、ヘッベル劇場 ライブ収録 世界初収録/
<DVD5…101667>1987年 ベルリン・ドイツ・オペラ ライヴ収録 世界初映像/
収録時間:103分…1,140分…2,130分…3,80分…4,105分…5/音声:PCMモノラル…1.2/音声:ステレオ2.0…3.4.5/字幕:独(オリジナル),英,仏,西,伊/画面:4:3/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク





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