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第70号
マイナー・レーベル歴史的録音新譜(2)
2013.4.9〜2013.6.14


IDIS



IDIS 6666
\1800→\1690
30歳のマゼール
 マーラー:「大地の歌」
リチャード・ルイス(T)
シャスティン・マイヤー(A)
ロリン・マゼール(指)
フェニーチェ劇場管弦楽団
 30歳のマゼールのキレのよい「大地の歌」

 録音:1960 年9 月11 日、ヴェネツィア/60'10

 若き日のマゼールが指揮したマーラーの「大地の歌」がCD になりました。1960 年9 月11 日、ヴェネツィアでフェニーチェ劇場のオーケストラを指揮したもの。1960 年と言えば、マゼールがバイロイト音楽祭に史上最年少の30 歳で指揮者を務めた直後のこと。若き日のマゼールらしい切れ味鋭い音楽が楽しめます。テノール独唱はウェールズの名テノール、リチャード・ルイス。フリッツ・ライナーのRCA 録音やユージン・オーマンディのCBS 録音でも歌っていますし、この5 ヶ月前にニューヨークでブルーノ・ワルターの指揮で歌ったライヴ録音も有名、まさに「大地の歌」のテノールの第一人者です。アルト独唱は、スウェーデンの名メッゾソプラノ、シャスティン(ケルスティン)・マイヤー。1960 年代にバイロイト音楽祭でも活躍した人です。
 おそらく30 年ほど前にイタリア製LP が出回っただけの珍しい音源です。音質は決して良好ではありませんが、この時代のイタリアのライヴ録音としては比較的瑕は少ない方です。
 

IDIS 6667
(2CD)
\3600
ブルーノ・ワルター/ワーグナー集
 「さまよえるオランダ人」序曲
 「タンホイザー」序曲とバッカナーレ
 「ローエングリーン」第1幕への前奏曲
 「マイスタージンガー」第1幕への前奏曲
 「パルジファル」第1幕への前奏曲,聖金曜日の音楽
 ジークフリート牧歌
   コロンビア交響楽団、オクシデンタル大学コンサート合唱団
   録音:1959、1961 年
 「ローエングリーン」第3幕への前奏曲
 「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
 ファウスト序曲
   ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
   録音:1944 年5 月14 日、ニューヨーク(ライヴ録音)
 「パルジファル」−クリングゾルの魔法の庭園
   ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
   録音:1925 年
 「神々の黄昏」−ジークフリートのラインへの旅
   ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
   録音:1927 年
 36年にわたるワルターのワーグナー

 146'07

 ブルーノ・ワルターの様々な時期のワーグナー録音を集めています。半数以上は米COLUMBIA 社へのステレオ録音。1944 年5 月14 日の3 曲は、「トリスタン」の前奏曲と愛の死は様々に発売されてきましたが、他は珍しいもの。ファウスト序曲はこのデータが正しければ初出ということになります(ワルターには1923、4 年頃のベルリンでのSP 録音と、1939 年4 月のNBC 交響楽団の録音があったのみ)。1925 年の「パルジファル」のクリングゾルの魔法の庭園の音楽は、ワルター・マニアには有名な録音で、まだワーグナーは細切れ録音が一般的だった時期に13 分もまとまった一場面を録音しており、ワーグナー指揮者としても高名だった時期のワルターの姿を伝えるものとして貴重なものです。歌が省かれている分、ワルターの音楽作りがよく分かります。

キング・インターナショナル



KKC 4009/10
(2CD)
\4400→\3990
チョン・キョンファ
 衝撃の東京ライヴ第1夜(1998年4月26日)

 Disc 1
  1.-4.シューベルト:
   ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ長調「二重奏曲」 D.574 Op.162
  5.シューベルト:幻想曲 ハ長調 D.934 Op.159
 Disc 2
  1.-4.シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調 Op.121
  5.J.S.バッハ:G線上のアリア BWV1068-2
 以下、アンコール
  6.クライスラー:愛の哀しみ
  7.ポルディーニ(クライスラー編):踊る人形
  8.ドヴォルザーク:ユモレスク
  9.ドビュッシー(ハイフェッツ編):美しい夕暮れ
チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
イタマール・ゴラン(ピアノ)
 超強力盤!ついに正規盤で登場!「音楽が持つ根源的な力にじかに触れるような衝撃性」 許光俊

 ライヴ録音:1998 年4 月26 日、サントリーホール、東京/ライヴ録音

 語り草となっている、1998 年4 月、チョン・キョンファの東京ライヴがついに正規盤で登場!ただならぬ集中力と緊迫感さえ伝わってくる衝撃のライヴです。情熱的で自由に演奏しているようでいて、ピアニストのイタマール・ゴランと一糸乱れぬ演奏をしております。ライヴでありながらこの完成度に驚きを隠せません。アンコールを含む1 夜のライヴが再現された、チョン・キョンファのライヴ史上最高の演奏です。ブックレットも充実で当日の公演に足を運んでいた許光俊氏、平林直哉氏が当日の演奏について、またチョン・キョンファの来日公演の仕掛け人である泉 征郎氏がチョン・キョンファとの出会いからこれまでの来日公演についてそれぞれ熱く語っております。

 「人々を驚かせたのは彼女の演奏の比類なき燃焼度の高さだった。小柄な東洋の女性が強烈な存在感で舞台を支配する姿に世界が息をのんだのだった。細かいことをあれこれ言うのも愚かしいと思われるほどの、音楽が持つ根源的な力にじかに触れるような衝撃性があったのである。」(ライナーノーツより 許光俊)
 


KKC 4011/2
(2CD)
\4400→\3990
チョン・キョンファ
 衝撃の東京ライヴ第2夜(1998年4月28日)

 Disc 1
  1.J.S.バッハ:G 線上のアリア BWV1068-2
  2.-6.ストラヴィンスキー:協奏的ニ重奏曲
  7.-11.J.S.バッハ:
   無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
 Disc 2
  1.-2.バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第2番
  3.ラヴェル:ツィガーヌ
  4.ラフマニノフ:ヴォカリーズ
 以下、アンコール
  5.クライスラー:美しきロスマリン
  6.クライスラー:中国の太鼓
  7.ドビュッシー(ハイフェッツ編):美しい夕暮れ
チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
イタマール・ゴラン(ピアノ)
 聴衆を金縛りしたシャコンヌあのポリーニも激賞した衝撃のライヴ!

 ライヴ録音:1998 年4 月28 日、サントリーホール、東京/ライヴ録音

 チョン・キョンファ、衝撃の東京ライヴ第2 夜(1998 年4 月28 日)。当初、プログラムの予定にはなかったG 線上のアリアを冒頭に演奏!キョンファが愛奏したバッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2 番とバルトーク、そしてラヴェルの作品を披露しました。当日演奏会に足を運んでいたポリーニも激賞したと言われている衝撃のリサイタルです。

 (中略)「極めつけはバッハのパルティータ第2 番である。彼女は1983 年に同じ曲を弾き、聴衆を金縛りにしたが、この第2 夜はそれを上回ったのである。その時の様子が、このディスクではかなり忠実に再現されているのが何よりも嬉しい。バルトークの切れ味、ラヴェルの自在な表情と蠱惑的な音色も最高である。」(ライナーノーツより 平林直哉)

 

LEBHAFT

アインザッツレコードが企画・制作のCD-Rをフォーマットとしたレーベルです。ザンデンオーディオシステム社製「LCR型フォノイコライザ」を使用し、各レーベルに適応したイコライザカーブで再生しています。

LBCDR 1003
(CD−R)
\2300
ルイ・ド・フロマン指揮、オワゾリール・アンサンブル
 モーツァルト:
  クラリネット協奏曲K.622、
  管楽器のための協奏交響曲K.297b
ルイ・ド・フロマン指揮、
オワゾリール・アンサンブル
ピエール・ピエルロ(Obe)
ジャック・ランスロ(Cla)
ジルベール・クールシェ(Hrn)
ポール・オンニュ(Fgt)
 

LBCDR 1004
(CD−R)
\2300
パウル・クレツキ指揮&イスラエル・フィル
 メンデルスゾーン:
  交響曲第3番「スコットランド」、
  序曲「静かな海と楽しい航海」
   原盤:仏Columbia FCX381(ジャケット写真は英国盤) 
   録音:1954年5月
パウル・クレツキ指揮、
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団

LYRITA



SRCD201HJ
\2500→\2290
アーノルドの自作自演
 アーノルド:
  イギリス舞曲集第1巻 Op.27*
  イギリス舞曲集第2巻 Op.33*
  バレエ音楽《孤独》より サラバンド、ポルカ
  4つのアイルランド舞曲 Op.126
  4つのスコットランド舞曲 Op.59*
  4つのコーンウォール舞曲 Op.91*
マルコム・アーノルド(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 アーノルドの自作自演による"舞曲集"!ドイツ・プレス&リマスタリングで進化!

 9曲の「交響曲」や「ピータールー」や「タモ・シャンター」などの「序曲」、「戦場にかける橋」などの「映画音楽」の作曲家として、近現代イギリス音楽の魅力を伝えてくれたマルコム・アーノルド(1921−2006)。
 アーノルド自身がロンドン・フィルを振り、イギリス音楽の宝庫リリタ(Lyrita)に遺した名盤「舞曲集」が、"ドイツ・プレス&リマスタリング"で復刻!
 代表作である「4つのスコットランド舞曲」や「イギリス舞曲集」のアーノルド自身の解釈を知ることのできる貴重な演奏が、ドイツのパウラー・アコースティックス(Pauler Acoustics)のリマスタリングでより鮮明に!

 ※リマスタリング:パウラー・アコースティックス(Pauler Acoustics / Germany)
 ※プレス:パラス・グループ(Pallas Group / Germany)
 ※DDD / ADD*

MD+G



301 3652
\2300→\2090
ディーター・クレッカー(Cl)
 モーツァルト:
  『クラリネットとファゴットのためのコンチェルトーネ 変ロ長調K.190(186E)』
 C・P・E・バッハ:
  『クラリネットとファゴットと通奏低音のためのデュオ』
 ダンツィ:
  『クラリネットとファゴットのための協奏交響曲 変ロ長調』
ディーター・クレッカー(Cl),
カール=オットー・ハルトマン(Fg),
ペトル・シュクヴォル(指揮)
スーク室内管弦楽団
クラリネットとファゴットの絶妙な独創性が発揮
【録音】1989年5月, プラハ [デジタル:セッション]
 管楽アンサンブル作品の発掘に生涯力を注いだ偉大なるクラリネット奏者、音楽学者でもあったディーター・クレッカー(1936-2011)。長年クレッカーと共にコンソルティウム・クラシクムのメンバーをつとめドイツ・ファゴット界を代表するカール=オットー・ハルトマンとの二重協奏曲を収録したアルバム。
 モーツァルトの「コンチェルトーネK.190」は、2つのヴァイオリンと管弦楽の作品とも現在ではいわれていますが、クレッカーはホフマイスターの作品研究をしている時に「クラリネットとファゴットのためのではないか?」という仮説をたて演奏に臨んでいます。そうして仕上がった音は特別なものではなく、ごく自然で絶妙な2つの管楽器の独創性が発揮されたものになっています。ダンツィの作品はよりロマンティックで、友人であったウェーバーのオペラの影響がうかがえる作品です。

MELODIYA



MELCD 1002095
(2CD)
\4200→\3390
ワーグナーの生誕200周年に捧げる 〜 ワーグナー:管弦楽作品集
 ◆歌劇《リエンツィ》序曲(録音:1991年)
   アンドレイ・チスチャコフ(指揮)、ソヴィエト国立文化省交響楽団
 ◆ファウスト序曲(録音:1984年)
   ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)、ソヴィエト国立文化省交響楽団
 ◆歌劇《さまよえるオランダ人》序曲(録音:1991年)
   アンドレイ・チスチャコフ(指揮)、ソヴィエト国立文化省交響楽団
 ◆歌劇《タンホイザー》序曲(録音:1980年)
   エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)、ソヴィエト国立交響楽団
 ◆楽劇《ワルキューレ》より ワルキューレの騎行(録音:1958年)
   エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団
 ◆楽劇《ジークフリート》より 森のささやき(録音:1980年)
   エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)、ソヴィエト国立交響楽団
 ◆楽劇《神々のたそがれ》より 葬送行進曲(録音:1958年)
   エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団
 ◆歌劇《ローエングリン》より 前奏曲(録音:1991年)
   アンドレイ・チスチャコフ(指揮)、ソヴィエト国立文化省交響楽団
 ◆歌劇《ローエングリン》より 第3幕への前奏曲(録音:1968年)
   ダヴィド・オイストラフ(指揮)、モスクワ・フィルハーモニー交響楽団
 ◆楽劇《神々のたそがれ》より ジークフリートのラインへの旅(録音:1990年)
   アレクサンドル・ドミトリエフ(指揮)、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団
 ◆楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》より 前奏曲(録音:1982年)
   エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団
 ◆楽劇《トリスタンとイゾルデ》より 前奏曲とイゾルデの愛の死(録音:1980年)
   エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)、ソヴィエト国立交響楽団
 ◆舞台神聖祝典劇《パルジファル》より 前奏曲(録音:1991年)
   アンドレイ・チスチャコフ(指揮)、ソヴィエト国立文化省交響楽団
 ロシア(旧ソ連)色濃厚のワーグナー!

 ロシアのメロディアが贈るリヒャルト・ワーグナーの生誕200周年アニヴァーサリー・アルバムは、6人の指揮者たちによる管弦楽作品集!
 ムラヴィンスキー、スヴェトラーノフ、ロジェストヴェンスキー、チスチャコフ、ドミトリエフ、オイストラフ。
 1958年から1991年にかけてレコーディングが行われたロシアの指揮者とオーケストラによる、ロシア風に色付けされたワーグナー。
 咆哮する金管セクション、圧巻の技巧の木管セクション、分厚いサウンドを創る弦楽セクション。
 聴き手も心の準備が必要(?)な異色のワーグナー、これは楽しみ!1958年−1991年の録音。ディジパック仕様。
 


MELCD 1002090
(5CD/特別価格)
\6500→\5990
ラフマニノフ:管弦楽&合唱作品集
 
スヴェトラーノフ指揮「交響曲第2番」は1985年1月25日ソヴィエト国立交響楽団とのライヴ
 交響曲第1番ニ短調 Op.13(録音:1966年)
 交響曲第2番ホ短調 Op.27(録音〔ライヴ〕:1985年1月25日)
 交響曲第3番イ短調 Op.44(録音:1968年)
 交響的舞曲 Op.45(録音:1973年)
 幻想曲《岩》ホ長調 Op.7(録音:1973年)
 ボヘミア奇想曲ホ短調 Op.12(録音:1973年)
 交響詩《死の島》イ短調 Op.29(録音:1966年)
 カンタータ《春》 Op.20(録音:1989年)*
 合唱交響曲《鐘》 Op.35(録音:1978年)**
 3つのロシアの歌 Op.41(録音:1965年)+
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
ボリショイ劇場管弦楽団+
ユルロフ記念国立アカデミー合唱団*/**
ガリーナ・ピサレンコ(ソプラノ)**
アレクセイ・マスレンニコフ(テノール)**
セルゲイ・ヤコヴェンコ(バリトン)**
ユーリ・マズロク(バリトン)*
ドミトリー・キタエンコ(指揮)*
モスクワ・フィルハーモニー交響楽団*
 中でもスヴェトラーノフにとっても特別な作品「交響曲第2番」は、復刻されることの多かったボリショイ劇場管弦楽団との1964年の演奏ではなく、1985年1月25日にモスクワ音楽院大ホールでの手兵ソヴィエト国立交響楽団との演奏というところがポイント。
 キタエンコ&モスクワ・フィルの「春」は、1989年のデジタル録音。音質面も要注目。
 
MELCD 1002088
(3CD/特別価格)
\4500
ボリス・ハイキン(指揮)
 チャイコフスキー:歌劇《スペードの女王》 Op.68
ボリス・ハイキン(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団
ボリショイ劇場合唱団&少年少女合唱団
イリーナ・アルヒーポワ(メゾ・ソプラノ)
ユーリ・マズロク(バリトン)
ズラブ・アンジャパリーゼ(テノール)、他
 ボリショイ劇場など、旧ソ連のオペラハウスを主な活躍の場とし、ソ連人民芸術家の称号を与えられた名指揮者ボリス・ハイキン。
 1970年頃のボリショイ劇場を支えたキャストたちによるチャイコフスキーの「スペードの女王」全曲録音は、LPでのリリース以来の久々の復刻。1967年の録音。ディジパック仕様。
 

MELCD 1002109
(2CD)
\4200→\3390
レオニード・ロイズマン(オルガン)
 J.S.バッハ:オルガン作品集

 トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
 コラール《われら悩みの極みにありて》 BWV.641
 コラール《いと尊きイエスよ、われらはここに集いて》 BWV.633
 コラール《ただ神の御旨に従う者は》 BWV.691a
 コラール《いと高きところにいます神にのみ栄光あれ》 BWV.711
 コラール《わが心からの望み》BWV.727
 コラール《いざ喜べ、尊きキリストのともがらよ》 BWV.734
 コラール《われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ》 BWV.639
 コラール《古き年は過ぎ去りぬ》 BWV.614
 コラール《キリスト者よ、汝ら神を讃えよ》 BWV.732
 コラール《イエスよ、わが喜び》 BWV.610
 コラール《主なる神は讃えられん》 BWV.601
 コラール《来たれ、創り主にして聖霊なる神よ》 BWV.631
 コラール《栄光の日は現われたり》 BWV.629
 パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV.582
 コラール・パルティータ《おお神、汝義なる神よ》 BWV.767
 フーガ ト短調 BWV.578(小フーガ)
 前奏曲とフーガ変ホ長調 BWV.552《聖アン》
 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV.549
 前奏曲とフーガ ホ短調 BWV.533
 小さな和声の迷路 BWV.591
 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV.546
レオニード・ロイズマン(オルガン)
 ロシアン・オルガン・スクールの始祖、アレクサンドル・ゲディケ(1877−1957)の弟子であり、その系譜を受け継いだ20世紀ロシアの名オルガニスト、レオニード・ロイズマンが弾くJ.S.バッハのオルガン作品集。
 モスクワ音楽院大ホールの空間、J.S.バッハの音楽、オルガンのサウンドが三位一体となった、モスクワにおけるバッハの記録である。1962年−1967年の録音。MELCD 1001230&MELCD 1001253の新装移行再発売。ディジパック仕様。

MEMBRAN



600057
(4CD)
\1600→\1490

ジネット・ヌヴー(Vln)スタジオ録音全集


 ブラームス、シベリウス、スーク、
 ショーソン、ドビュッシー、ラヴェルの作品より

DISC1 クライスラー:バッハの様式によるグラーヴェ ハ短調
スーク:4つの小品 op.17〜第3曲, 第2曲「アパッショナータ」
ショパン/ロディオノフ編:夜想曲第20番嬰ハ短調
グルック:メロディー
パラディス/ドゥシキン編:シチリア舞曲
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調 op.18
タルティーニ/クライスラー編:コレッリの主題による変奏曲
 ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)
 ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(ピアノ)
 グスタフ・ベック(ピアノ)
 録音1938年、1939年
DISC2 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
ショパン/ロディオノフ編:夜想曲第20番嬰ハ短調
ディニーク/ハイフェッツ編:ホラ・スタッカート
 ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)
 ジャン・ヌヴー(ピアノ)
 フィルハーモニア管弦楽団
 ワルター・ジュスキント指揮
 録音1945年、1946年
DISC3 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.77
スカルラテスク:バガテル
ファリャ/クライスラー編:スペイン舞曲
 ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)
 ジャン・ヌヴー(ピアノ)
 フィルハーモニア管弦楽団
 イサイ・ドヴローウェン指揮
 録音1946年
DISC4 ラヴェル:ツィガーヌ
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
スーク:4つの小品op.17
ショーソン:詩曲op.25
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
 ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)
 ジャン・ヌヴー(ピアノ)
 フィルハーモニア管弦楽団
 イサイ・ドヴローウェン指揮
 録音1946年、1948年
ジネット・ヌヴー(Vn)

MUSIC&ARTS



M&ACD 4049
(4CD 3枚価格)
\6600→\5990
〔再プレス〕
「ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ベートーヴェンを指揮する」
 (1)交響曲第3番「英雄」 
   ウィーン・フィル(録音:1944年12月19/20日)
 (2)交響曲第4番 変ロ長調 
   ベルリン・フィル(録音:1943年6月27/30日)
 (3)交響曲第5番 ハ短調
   ベルリン・フィル(録音:1943年6月27/30日)
 (4)交響曲第6番「田園」
   ベルリン・フィル(録音:1944年3月20/22日)
 (5)交響曲第7番 イ長調
   ベルリン・フィル(録音:1943年10月31日/11月3日)
 (6)交響曲第9番 ニ短調 Op.125 「合唱」
  ティラ・ブリーム(ソプラノ)、
  エリーザベト・ヘンゲン(アルト)、
  ペーター・アンデルス(テノール)、
  ルドルフ・ヴァツケ(バス)、
  ベルリン・フィル、
  ブルーノ・キッテル合唱団(録音:1942年3月22/24日)
 (7)序曲「コリオラン」 Op.62
   ベルリン・フィル(録音:1943年6月27/30日)
 (8)「レオノーレ」序曲第3番 Op.72b
   ウィーン・フィル(録音:1944年6月2日)
 再プレス、フルトヴェングラーのベートーヴェン。第9のみ新リマスター

 第二次世界大戦中、フルトヴェングラーがベートーヴェンを指揮した録音を集めたもの。いずれも過去何度も発売されてきたもので、このセットも同じ品番で出ていましたが、第9のみ新リマスター、ジャケ写も変更になったリニューアル発売です。演奏がいずれも緊迫した状況下での凄まじい名演であることは言うまでもない。第4番はライヴ録音のもの。第9番のみアーロン・Z.スナイダーによる2012年の新たなリマスター、それ以外は1999年のマジ・ペインによるリマスター。

MYTO



328
(3CD)
\3000→\2790
ベーム指揮 トリスタンとイゾルデ 1962年
 ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」

  1962年バイロイトでのライヴ録音
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(トリスタン)
ヨゼフ・グラインドル(マルケ王)
ビルギット・ニルソン(イゾルデ)
エバーハルト・ヴェヒター(クルヴェナール)
ケルスティン・マイヤー(ブランゲーネ)
ニールス・メーラー(メロート)
ゲルハルト・シュトルツェ(牧童)
ハンス=ハンノ・ダウム(舵手)
ゲオルグ・パスクーダ(水夫)
カール・ベーム指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
※バイロイトへのカール・ベームのデビュー演目として、注目の録音。
早めできびきびとしたテンポの中、ヴィントガッセン、ニルソンほかの素晴らしく強力な歌手陣が充実した演奏を繰り広げています。
1966年の演奏に匹敵する名演奏として待望の復刻です。
※音質は、とても良いです。
※以前、MELODRAMから発売あり。
 


325
(3CD)
\3000→\2790
初出! ケンペ指揮1962年ワーグナー:楽劇「ジークフリート」
 1962年7月30日バイロイトでのライヴ録音
ハンス・ホップ(ジークフリート)
エーリヒ・クラウス(ミーメ) 
オットー・ヴィーナー(さすらい人)
オタカール・クラウス(アルベリヒ)
ペーター・ロート=エーランク(ファフナー)
ビルギット・ニルソン(ブリュンヒルデ)
マルガ・ヘフゲン(エルダ)
インゲボルク・フェルデラー(森の小鳥)
ルドルフ・ケンペ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
  


326
(4CD)
\4000→\3690
初出! ケンペ指揮1962年ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」
 1962年8月1日バイロイトでのライヴ録音
ハンス・ホップ(ジークフリート)
マルセル・コルデス(グンター)
ゴットローブ・フリック(ハーゲン)
オタカール・クラウス(アルベリヒ)
ビルギット・ニルソン(ブリュンヒルデ)
ユッタ・マイファールト(グートルーネ)
マルガレーテ・ベンス(ワルトラウテ)
エリーザベト・シュルテル(第一のノルン)
グレイス・ホフマン(第二のノルン)
マルガレーテ・ベンス(第三のノルン)
グンドラ・ヤノヴィッツ(ヴォークリンデ) 
エリーザベト・シュヴァルツェンベルク(ヴェルグンデ)
ジークリンデ・ワーグナー(フロースヒルデ)
ルドルフ・ケンペ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
上記、初出と成るバイロイト音楽祭1962年のケンペ指揮による「ニーベルングの指輪」の音質は「良い」です。
ライヴならではのマスター上の傷は聴かれますが十分この素晴らしい演奏を堪能できます。音源は歌手で出演もしているGrace Hoffmanによるコレクションから。

ライン」と「ワルキューレ」
初出!バイロイト音楽祭1962年
ケンペ指揮「ニーベルングの指輪」


323
(2CD)
\2000→\1890
初出! ケンペ指揮1962年
 ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」
オットー・ヴィーナー(ヴォータン)
マルセル・コルデス(ドンナー)
ホルスト・ヴィルヘルム(フロー)
ゲルハルト・シュトルツェ(ローゲ)
グレース・ホフマン(フリッカ) 
ユッタ・マイファールト(フレイア) 
マルガ・ヘフゲン(エルダ) 
オタカール・クラウス(アルベリヒ) 
エーリヒ・クラウス(ミーメ) 
ヴァルター・クレッペル(ファゾルト)
ペーター・ロート=エーランク(ファフナー) 
グンドラ・ヤノヴィッツ(ヴォークリンデ)
エリーザベト・シュヴァルツェンベルク(ヴェルグンデ)
ジークリンデ・ワーグナー(フロースヒルデ) 
ルドルフ・ケンペ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1962年7月28日バイロイトでのライヴ録音 
 


324
(3CD)
\3000→\2790
初出! ケンペ指揮1962年
 ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」
フリッツ・ウール(ジークムント) 
ゴットローブ・フリック(フンディング)
オットー・ヴィーナー(ヴォータン) 
ユッタ・マイファールト(ジークリンデ)
アストリッド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ)
グレース・ホフマン(フリッカ) 
ルドルフ・ケンペ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1962年7月29日バイロイトでのライヴ録音
 上記、初出と成るバイロイト音楽祭1962年のケンペ指揮による「ニーベルングの指輪」の音質は「良い」です。
 ライヴならではのマスター上の傷は聴かれますが十分この素晴らしい演奏を堪能できます。音源は歌手で出演もしている Grace Hoffmanによるコレクションから。以降「ジークフリート」「神々の黄昏」と順次発売と成ります。(代理店)

NEWTON CLASSICS

Organ Music from the Venetian School
8802148
\2000
ヴェネツィア音楽学校のオルガン音楽集
 《16世紀の作曲家不詳の作品》
  1.Pass'e mezzo/2.Fusi pavana piana/
  3.Da che l’e morta la mia signora/
  4.Le forze d’Hercole/
 《マルコ・ファコーリ(1560頃-1590)》
  5.シンシア夫人のためのアリア/
  6.Salterello del re-Tedesca dita'La Proficia/
 《ジョヴァンニ・ガブリエリ(1554/7-1612):》
  7.第9旋法によるフーガ/8.リチェルカーレ II/
  9.第10旋法によるリチェルカーレ/
 《アンドレア・ガブリエリ(1532/3-1585)》
  10.第12旋法によるリチェルカーレ/11.陽気な幻想曲/
  12.Canzon francese deta ‘Martin menoit’/
 《クラウディオ・メルーロ(1533-1604)》
  13.ラ・ロダンダーラ (Canzona a 4)/14.トッカータ I (XI tono detto I)/
 《アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741)によるオルガン編曲》
  ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター(1684-1748):協奏曲より/
  15.アダージョ(協奏曲 ロ短調より)/
  16.アレグロ Ⅱ(協奏曲 ロ短調より)/
 《トマソ・アルビノーニ(1671-1751)によるオルガン編曲》
  ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター(1684-1748):協奏曲より/
   17.アダージョ(協奏曲 ヘ長調より)/
   18.アレグロ Ⅱ(協奏曲 ヘ長調より)
セルジオ・デ・ピエリ(オルガン)
録音 1993年10月15-20日 Chiesa di San Giovanni Evangelista, Venice Rivoalto 原盤
 16世紀、驚くべきほど進化を遂げたヴェネツィアの器楽音楽。その理由の一つに「サン・マルコ寺院」の存在があることは間違いありません。当時はローマと並び、イタリア・バロックの中心地のひとつであったサン・マルコ寺院は、著名な音楽家が楽長とオルガニストを務め、日々の祈りの実践を担っていました。また当時の印刷技術の発展に伴い、フランドルやフランスなどからたくさんの作曲家たちが、この新技術の恩恵にあずかるためにヴェネツィアを訪れたことでも知られています。この時代に発展したオルガン音楽は、ガブリエリらの手によって頂点を迎え、そのまま北ドイツ・オルガン楽派へと受け継がれていくことになります。その多彩な作品を聴いてみてください。
 
Toti dal Monte: A tribute
8802170
(3CD)
\3000
トティ・ダル・モンテ:トリビュート
<CD1.アリアと二重唱集>
 1.モーツァルト(1756-1791):フィガロの結婚-ひどいぞ、長いことじらせて/
 2.モーツァルト:フィガロの結婚-とうとうその時が来たわ/
 3.モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ-奥様、お手をどうぞ/
 4.ロッシーニ(1792-1868):セビリャの理髪師-今の歌声は/
 5.ロッシーニ:セビリャの理髪師-まあ、それじゃ、私じゃないの/
 6.ロッシーニ:ウィリアム・テル-暗い森、さびしい荒野/
 7.ベッリーニ(1801-1835):夢遊病の女-これを取っておくれ、君に贈るこの指環/
 8.ベッリーニ:夢遊病の女-Ah! Non credea mirarti/
 9.ベッリーニ:ノルマ-清き女神よ/
 10.ドニゼッティ(1797-1848):ドン・パスクワーレ-もう一度愛の言葉を/
 11.ドニゼッティ:ランメルムーアのルチア-あたりは静けさに包まれ/
 12.ドニゼッティ:ランメルムーアのルチア-狂乱の場:香炉はくゆり/
 13.ドニゼッティ:連隊の娘-さようなら/
 14.ドニゼッティ:連隊の娘-富も栄華の家柄も/
 15.ドニゼッティ:連隊の娘-連隊の歌/
 16.ドニゼッティ:シャモニーのリンダ-私の心の光/
<CD2.アリアと二重唱集>
 1.ヴェルディ(1813-1901):リゴレット-慕わしき人の名は/
 2.ヴェルディ:リゴレット-今こそ戦う時が来た/
 3.ヴェルディ:椿姫-ああ、そはかの人か/
 4.ヴェルディ:ファルスタッフ-柔らかな夏風に乗って/
 5.ビゼー(1838-1875):真珠採り-Brahma! Gran Dio/
 6.ビゼー:真珠採り-Siccome un di/
 7.トマ(1811-1896):ミニヨン-私はティタニア/
 8.マスカーニ(1863-1945):ロドレッタ-Flammen, perdonami!/
 9.プッチーニ(1853-1924):蝶々夫人-愛の二重唱/
 10.プッチーニ:蝶々夫人-ある晴れた日に/
 11.プッチーニ:蝶々夫人-Gettiamo a mani piene/
 12.プッチーニ:蝶々夫人-かわいい坊や/
<CD3.イタリア&イギリス歌曲集>/
 1.ファブリス(1861-1935):A Rosina/
 2.フィリッピ(1830-1887):Magari/
 3.ポンセ(1882-1948):エストレリータ/
 4.ブローギ(1873-1924):Le lucciole/
 5.ウィリアムズ(1862-1952):ヴィダリタ/
 6.ジェームズ(1892-1977):マオリの子守歌/
 7.ビショップ(1786-1855):Lo, here the gentle lark/
 8.ベネディクト(1804-1885):Il carnevale di Venezia/
 9.ビアンキーニ(1885-1971):ニンナ・ナンナ/
 10.ビアンキーニ:Redentor in famegia/
 11.ボナグラ(1900-1980):Si dondola/
 12.サデーロ(1886-1961):Fa la nana, bambin/
 13.サデーロ:Barcarola de la Marangona/
 14.サデーロ:アムリ、アムリ
トティ・ダル・モンテ(ソプラノ)
録音 1924-1941年 Rivoalto 原盤
 トティ・ダル・モンテ(本名アントニエッタ・メネゲール:1893-1975)は、イタリアのモリアーノ・ヴェネトに生まれたソプラノ歌手です。彼女はヴェネツィアのマルチェッロ音楽院で学び、1916年にスカラ座で、サンドナイの「フランチェスカ・ダ・リミニ」でデビューしました。
 彼女は幼い頃から「トティ」と呼ばれており、そこに貴族の血をひく祖母の名「ダル・モンテ」を加えて芸名とし、すぐさま世界中で人気者になったのです。彼女の声は極めて美しいリリコであり、とりわけベッリーニやドニゼッティのヒロインを歌わせたら右に出る者はいないほどの、見事なヒロイン像を見せつけてくれたのです。彼女は1940年代の後半まで舞台に立ち、その広いレパートリーと歌唱で多くの人々に感銘を与えました。この3枚組では独唱、重唱、歌曲と、彼女の様々な表情を伺い知ることができるでしょう。
 

Mozart: The Last String Quartets
8802188
(2CD)
\2300→\2090
ジュリアード弦楽四重奏団
 モーツァルト:後期弦楽四重奏曲集

<CD1>
 1-4.弦楽四重奏曲 第20番 ニ短調 K499/
 5-8.弦楽四重奏曲 第21番 ニ長調 K575/
<CD2>
 1-4.弦楽四重奏曲 第22番 変ロ長調 K589/
 5-8.弦楽四重奏曲 第23番 ヘ長調 K590
ジュリアード弦楽四重奏団
<メンバー:
ロバート・マン(ヴァイオリン)/
アール・カーリス(ヴァイオリン)/
サミュエル・ローズ(ヴィオラ)/
ジョエル・クロスニック(チェロ)>
録音 1974年11月21日 USA ニューヨーク・シティ コロンビア・30番ストリート・スタジオ Sony Music Entertainment 原盤
 日本でも大人気の作曲家モーツァルト(1756-1791)ですが、その「愛されかた」については作品によってばらつきがあるように思えませんか?例えばこれらの弦楽四重奏曲。素晴らしく充実した内容と流麗な楽想に満ちているのに、あまり聞かれることがないのは、まことに残念という他ありません。
 第20番はホフマイスターのために作曲されたため「ホフマイスター」と呼ばれることもある緻密な作品。
 21番から23番までは、当時のプロシャ王フリードリヒ・ヴィルヘルム2世からの依頼により作曲されたもので、「プロシャ王セット」と呼ばれます(結局、王に献呈することはありませんでしたが…)。
 チェロをたしなむ王のために、チェロ・パートに重点が置かれた、晩年のモーツァルトによる傑作をジュリアード弦楽四重奏団の名演で。
 
D. Scarlatti: Harpsichord Sonatas
8802191
\2000
ドメニコ・スカルラッティ:ハープシコード・ソナタ集
 1.ソナタ K144 ト長調/2.ソナタ K146 ト長調/
 3.ソナタ K208 イ長調/4.ソナタ K209 イ長調/
 5.ソナタ K134 ホ長調/6.ソナタ K135 ホ長調/
 7.ソナタ K490 ニ長調/8.ソナタ K492 ニ長調/
 9.ソナタ K424 ト長調/10.ソナタ K425 ト長調/
 11.ソナタ K435 ニ長調/12.ソナタ K436 ニ長調
マリア・ヴィッテリア・グィディ(ハープシコード)
録音 1986年5月10-15日 イアリア ヴェニス,スタジオ・ホーム Rivoalto 原盤
 イタリアのナポリに生まれ、スペインのマドリードで没した作曲家ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)。彼は作曲家アレッサンドロの息子として生まれ(10人兄弟の6番目)、16歳の時にナポリの教会付き作曲家、兼オルガン奏者となります。1720年頃、リスボンに行き王女マリア・バルバラの音楽教師となります。
 1729年に彼女がスペイン王室に嫁いだため、彼もマドリードに行き、そのままその地に骨を埋めたのでした。彼は王女(王妃)のために555曲のソナタを書きましたが、そのほとんどは単一楽章であり、ほぼ「練習曲」と言ってもよいものでした。しかしながら、どれもが変化に富み、また指の練習にしておくにはもったいないほどの技巧が凝らされ、聴いているだけでも存分に楽しめるものとして、偉大なる世界を構築しているのです。
 グイディの華麗な演奏でお楽しみください。
 
The Renaissance of Venetian Baroque
8802192
(4CD)
\4000
ヴェネチアン・バロックのルネサンス
<CD1.イタリアのバロック作曲家たちの作品>
 1.M.ウッチェリーニ(1603/10頃-1680):Aria sopra‘La Bergamasca’/
 2-4.G.V.フォンタナ(1571頃-1630):ソナタ 第15番 ハ長調/
 5-9.G.V.ヴィターリ(1632-1692):ソナタ・ダ・チエサ ニ長調 Op.9/
 10-14.A.コレッリ(1653-1713):ソナタ 第3番 ヘ長調/
 15-19.A.ヴィヴァルディ(1678-1741):ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 RV19/
 20-23.T.アルビノーニ(1671-1751):ソナタ・ダ・チエサ ホ短調 Op.1-11/
 24-27.F.マンシーニ(1672-1737):ソナタ ニ短調/
<CD2.ヴェネツィアの頂点>
 1.D.カステッロ(1590頃-1658頃):ソナタ 第9番/
 2.G.ガブリエリ(1554頃-1612):カンツォーナ 第2番/
 3-5.A.ロッティ(1667頃-1740):トリオ・ソナタ イ長調/
 6-8.A.ヴィヴァルディ:コンチェルト ト短調 RV103/
 9-11.B.ガルッピ(1706-1785):室内ソナタ ト長調/
 12-15.G.B.プラッティ(1692頃-1763):トリオ・ソナタ ト長調/
 16-19.B.マルチェッロ(1686-1739):フルート・ソナタ Op.2-12/
<CD3.ヴェネツィアのバロック>
 1.O.ヴェッキ(1550頃-1605):ファンタジア/
 2.G.レグレンツィ(1626頃-1690):ソナタ「ラ・ポルチア」/
 3.D.カステッロ:ソナタ 第11番/
 4.A.ガブリエリ(1532/3頃-1585):リチェルカーレ 第7番/
 5-8.A.ヴィヴァルディ:ソナタ イ短調 RV86/
 9.A.ヴィヴァルディ:ソナタ ニ短調 「ラ・フォリア」RV63/
 10-12.A.ヴィヴァルディ:コンチェルト ニ長調 RV100/
<CD4.チャコーナ、ソナタとファンタジア>
 1.T.メルーラ(1594頃-1665):チャコーナ ハ短調/
 2.B.マリーニ(1594-1663):「ラ・モニカ」によるソナタ ニ短調/
 3-4.A.ファルコニエーリ(1585頃-1656):幻想的ソナタ「ラロイカ」/
 5-6.G.B.バッサーニ(1647頃-1716):ソナタ イ短調/
 7-10.D.ビガーリア(1676頃-1745頃):ソナタ イ短調/
 11-13.A.ヴィヴァルディ:ソナタ ハ短調
アカデミア・ヴィヴァルディアーナ・ディ・ヴェネツィア
<メンバー:
アッリゴ・ピエトロボン(リコーダー,オーボエ)/
パオラ・ファソーロ(ヴァイオリン)/
イゴール・デライティ(ファゴット)/
ステファノ・メノーニ(ファゴット)/
レンツォ・スビリッサ(チェロ)/
アルヴィセ・スティッフォーニ(チェロ)/
ミケーレ・リウッツィ(ハープシコード,スピネット)>
録音 2010年8月2-19日 ヴェニス スタジオ・ファルネア Accademia Vivaldiana-Rivoalto 原盤
 ガルッピのトリオ・ソナタ集(8802121)でその素晴らしいアンサンブルを披露した、アカデミア・ヴィヴァルディアーナ・ディ・ヴェネツィアによる納得の作品集です。16世紀から17世紀にかけてのヴェネツィアでの音楽的発展については、もう語り尽くされています。数多くの音楽家たちが競って素晴らしい音楽を作り上げ、まさに湯水の如く人民に供給されていた幸福な時代であり、まさにヨーロッパの文化的中心地としての役割を果たしていたのです。
 また当時大流行していたのが「チャコーナ(シャコンヌ)」であり、これは、決まった低音部の音型とリズムによる一種の変奏曲で、発祥の地スペインの舞曲の形式を継承したものとしても知られています。


 注意:
ブックレットに記載されたものより、実際にディスクに収録されているトラック数が少なかったり、収録順も違っている等の不良が発生したそうです。
ただNEWTON側は再作成をするつもりはないということで、このような状態でもかまわない、ということでしたらメールでご注文お待ちしております。
 

Chopin: Piano Sonata No. 3
8802193
\2000→\1890
エマニュエル・アックス(ピアノ)
 ショパン&リスト作品集

 1-4.ショパン(1810-1849):ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op.58/
 5-8.リスト(1811-1886):シューベルトの作品によるトランスクリプション集
  <さすらい S565/1
   (原曲:美しき水車屋の娘 D795/1)/
  水車屋と小川 S565/2
   (原曲:美しき水車屋の娘 D795/19)/
  愛の便り S560/10(原曲:白鳥の歌 D957/1)/
  セレナーデ「聞け聞けひばり」 S558/9(原曲:D889)>/
 9.リスト:2つの演奏会用練習曲より「小人の踊り」S145/
 10.リスト:パガニーニ練習曲より イ短調 S140/6
エマニュエル・アックス(ピアノ)
録音 1975年2月13-14日 ニューヨーク・シティ Sony Music Entertainment 原盤
 ユダヤ系ポーランド人として、アメリカ合衆国で幅広い活躍を誇るピアニスト、エマニュエル・アックス(1949-)。彼は1972年のエリーザベト王妃音楽コンクールと1974年テルアヴィヴ国際アルトゥール・ルービンシュタインコンクールでの入賞経験を足掛かりに、その幅広いレパートリーと豊かな音楽性で、ソリスト、室内楽の両面で高く評価されています。
 この演奏は、彼がデビューした当時の若々しい記録であり、ショパンとリストという2人の作曲家の相反する側面を見事に映し出した稀有の名演と言えるものです。
 驚くほど緻密な構造を持つ、ショパンのソナタ第3番。シューベルトの歌曲を極彩色の絵の具で色付けしたかのようなリストの編曲集。そして、さらりと技巧を見せつける2つの練習曲。これは確かに見事です。
 

Mendelssohn: String Quintets Nos. 1 & 2
8802194
\2000→\1890
ラルキブデッリ
 メンデルスゾーン:弦楽五重奏曲 第1番&第2番

  1-4.弦楽五重奏曲 第1番 イ長調 Op.18/
  5-8.弦楽五重奏曲 第2番 変ロ長調 Op.87
ラルキブデッリ
<メンバー:
ヴェラ・ベス(ヴァイオリン)/
ルーシー・ファン・ダール(ヴァイオリン)/
ユルゲン・クスマウル(ヴィオラ)/
Guus Jeukendrup(ヴィオラ)/
アンナー・ビルスマ(チェロ)>
録音 1999年2月25-27日 オランダ ハールレム,ルーザース・ケルク Sony Music Entertainment 原盤
 その生涯のほとんどに渡って「弦楽四重奏曲」を書いていたメンデルスゾーン(1809-1847)ですが、弦楽五重奏曲は2曲しか残しませんでした。
 第1番は1826年に最初の稿が書かれましたが、楽章の配置に疑問を抱いた彼はこれを出版せず、その6年後に、彼の友人の死に際して曲を改訂(楽章を入れ替えたり、補筆したり)、こちらが最終稿として出版されました。
 第2番はそのほぼ18年後の1845年頃の短期間に作曲されています。こちらは彼の友人ノヴァイオリニスト、フェルディナンド・ダヴィッドに触発されたもので、当時超多忙であったメンデルスゾーンの心情を反映させたかのような躍動感に満ちた輝かしい音楽となっています。演奏しているラルキブレデッリ(アルキ=弓、ブデッリ=ガット弦の複数形)の溌剌たる名演です。
 

Yefim Bronfman plays Tchaikovsky & Balakirev
8802195
\2000→\1890
イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)
 チャイコフスキー:四季 Op.37b 他

 1-12.チャイコフスキー:四季 Op.37b
  <1月:炉端にて/2月:謝肉祭/3月:ひばりの歌/4月:松雪草/
   5月:白夜/6月:舟歌/7月:草刈り人の歌/8月:収穫/
   9月:狩/10月:秋の歌/11月:トロイカで/12月:クリスマス>/
 13.バラキレフ(1837-1910):イスラメイ「東洋風幻想曲」
イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)
録音 1998年5月21-22日 トロイ・セイヴィング・バンク・ミュージック・ホール Sony Music Entertainment 原盤
 ロシア系イスラエル人ピアニストであるイェフィム・ブロンフマン(1958-)。彼はウズベク・ソビエト社会主義共和国の首都タシュケントに生まれ、1973年にイスラエルに移住、現在は米国籍を取得している名手です。骨太で豪快なベートーヴェンなどの演奏で知られますが、このチャイコフスキー(1840-1893)は何とも抒情的であり、また郷愁に満ちた演奏。曲の一つ一つに宿る歌心がたまらなくチャーミングです。メランコリックな「舟歌」、可愛らしい「松雪草」、音の粒が煌めく「クリスマス」など、まさに美しい絵を見るような表現力です。彼の爆演を聴きたい方には、もちろん「イスラメイ」も用意されています。
 

Sibelius: Violin Concerto
8802196
\2000→\1890
ジュリアン・ラクリン(ヴァイオリン)/
 ピッツバーグ交響楽団&ロリン・マゼール(指揮)
  シベリウス:作品集

 1-3.ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47/
 4.ヴァイオリンと管弦楽のためのセレナード ト短調 Op.69-2/
 5.エン・サガ Op.9
ジュリアン・ラクリン(ヴァイオリン)/
ピッツバーグ交響楽団/
ロリン・マゼール(指揮)
録音 1992年9月26-27日 USA ペンシルヴァニア,ピッツバーグ,ハインツ・ホール Sony Music Entertainment 原盤

 初めて聴いたときは、ついに天才が現れたと驚嘆した。

 北欧の巨人、シベリウス(1865-1957)のヴァイオリン協奏曲を中心とした素晴らしい1枚です。青年期にヴァイオリニストを志し、ウィーンフィルのオーディションを受けたこともあるというシベリウス。当然そのヴァイオリン作品には高い技巧と音楽性が求められていることは間違いありません。
 彼は生涯に、協奏曲と名付けられた作品は、この「ヴァイオリン協奏曲」1曲だけしか書いていませんが、他にもヴァイオリンと管弦楽のための作品は数多くあり、その代表的な1曲が、ここで聴けるセレナード第2番です。暗く悲しい曲想ですが、中間部で熱を帯びて来るとても印象的な作品です。どちらもリトアニア出身の名手ラクリンが情熱的に演奏しています。「エン・サガ」はシベリウスの最初の交響詩であり、フィンランドの情緒がたっぷり込められた濃厚な作品です。マゼールにこういう曲を振らせたら、凄いの一言です。
 

Ives: String Quartets Nos. 1 & 2
8802197
\2000→\1890
ジュリアード弦楽四重奏団
 チャールズ・アイブズ:弦楽四重奏曲 第1番&第2番

 1-4.弦楽四重奏曲 第1番「信仰復興殿堂会(救世軍から)」(1896)/
 5-7.弦楽四重奏曲 第2番(1913)
ジュリアード弦楽四重奏団
<メンバー:
ロバート・マン(ヴァイオリン)/
アール・カーリス(ヴァイオリン)/
ラファエル・ヒリヤー(ヴィオラ)/
クラウス・アダム(チェロ)>
録音 1966年11月28-29日,1967年12月1日…1-4, 1967年3月20日…5-7 USA ニューヨーク・シティ コロンビア・30番ストリート・スタジオ Sony Music Entertainment 原盤
 アメリカ現代音楽のパイオニアとされるチャールズ・アイブズ(1874-1954)。彼は自らの音楽を追求しながら保険業を営み、こちらで目覚ましい成功を収めたことでも知られています。
 彼の作品のどれもが、少年時代に親しんだ賛美歌や愛国歌、民謡などをベースにしたものですが、時代の波に乗って、かなり前衛的な作品にも手を染めています。その作品のほとんどは生前に演奏されることもなかったのですが、最近は評価が高くなってきています。この2曲の弦楽四重奏曲はどちらも個性的であり、第1番は副題通り、賛美歌的なフレーズが数多く散りばめられた作曲家21歳の時の作品。
 第2番は「4人の男」をモティーフにしたと言われる表現的な作品。こちらはかなり前衛的であるものの、やはり民謡が顔を出す面白い曲
 
8802169
\2000
アントニオ・ブッツォッ
 ラ:ゴンドラ/
  ヴェネツィア歌謡とアリア、バルカローレとアリエッタ集

 1.El regalo/2.L'invido in gondola/
 3.El mario a la moda/4.L'amor discreto/
 5.L'amante timido/6.La discrezion/7.La gondola/
 8.Marieta e Checo/9.L'ingenua/10.Zanze/
 11.La dichiarazion/12.El proponimento/13.Mi e ti/
 14.La discesa de Amor/15.El tropo e.l tropo poco
ロレンツォ・レガッツォ(バス・バリトン)/
ディミトリ・ロマーノ(ピアノ)
録音 1999 年8 .20-24 ./イタリア トレヴィソ,イン・スタジオ/Rivoalto 原盤
 ヴェネツィア近郊のアドリアに.まれ、ドニゼッティ、メルカダンテに師事した作曲家ブッツォッラ(1815-1871)。彼はサン・マルコ寺院の楽.を務め、また.涯に5 つのオペラを含む多くの曲を遺しました。1868 年、かのロッシーニが亡くなった時にヴェルディの提案による「ロッシーニ追悼レクイエム」演奏会が計画された際、その呼びかけに応じた12人の作曲家の中の..であり、その時に書いたレクイエムの.部は録.もされていますので、ご存知の.も多いことでしょう。とはいえ、ブッツォッラの本領はこのアルバムに収録されているようなヴェネツィア方言で書かれた歌曲です。幻想的でロマンティックな歌曲を名バリトン、レガッツォが 甘く高らかに歌い上げています。

8802178
\2000→\1890
アルメイダ&バンベルク交響楽団
 ホアキン・トゥリーナ:幻想舞曲集 他/交響詩「幻想舞曲集」Op.22
 1.熱狂/2.夢想/3.饗宴/交響詩「ローシオの.列」Op.9/
 4.トリアーナの祭り/5..列/セビーリャ交響曲 Op.23/
 6.パノラマ/7.グアダルキビル川によって/
 8.サン・ファン・デ・アスナルファラチェの祭り/リズム Op.43「舞踊幻想曲」/
 9.前奏曲/10.ダンツァ・レンタ/11.バルス・トラジーコ/
 12.ガロンタン/13.間奏曲/14.ダンツァ・エキソツィカ
バンベルク交響楽団/
アントニオ・デ・アルメイダ
録音:1991 年5 .4-7 ./バンベルク Dominikanerbau/BMG Music 原盤
 セビーリャに生まれるも、パリのスコラ・カントルムに留学、そこでヴァンサン・ダンディに作曲、モーリッツ・モシュコフスキーにピアノを学んだトゥリーナ(1882-1949)。そんな彼の音楽には、フランスの印象主義の影響も感じられますが、やはり彼における「スペインの.」は強烈であり、根底にはアンダルシア民族の誇りがひしひしと伝わるものです。
 このアルバムには、そんな彼の極めて特徴的な管弦楽曲作品が集められています。たとえば「セビーリャ交響曲」はスペイン情緒を湛えながらも、すっきりとした味わいであり、各々の楽章にタイトルが付けられているところなどは、師であるダンディの影響も感じられます。色彩的な響きをよく.かしたアルメイダの演奏です
 

8802189
\2000→\1890
エマニュエル・アックス(ピアノ)
 フレデリック・ショパン:バラード&ピアノ・ソナタ 第2 番

  1.バラード 第1 番 ト短調 Op.23/
  2.バラード 第2 番 ヘ.調 Op.38/
  3.バラード 第3 番 変イ.調 Op.47/
  4.バラード第4 番 ヘ短調 Op.52/
  5-8.ピアノ・ソナタ 第2 番変ロ短調Op.35
エマニュエル・アックス(ピアノ)
録音:1985 年7 .10-12 .…1-4/1985 年…5-8/Walthamstow Assembly Hall, London/BMG Music 原盤
 ショパン(1810-1849)の第2 番のソナタと4 つのバラードは、彼の最高傑作であり、完成度の高さで知られています。
 ソナタ第2 番は、第3 楽章に有名な「葬送行進曲」を含みますが、何より終楽章の異様な雰囲気、ほとんど無調に近く、まさに墓場に吹きすさぶ風のような虚無感は、誰もが知る優雅なショパンのイメージを覆すものでもあります。
 またバラードとは、もともと「物語、寓意」の意味を持つ.葉であり、ショパンはこれら4 つの曲に明確なストーリー性は持たせなかったものの、起承転結がきっちりとした素晴らしい世界を表出しています。エマニュエル・アックスによる柔軟な解釈が聴きどころです。
 
8802190
(2 CD)
\2600
メータ&ニューヨーク・フィル
 アルノルト・シェーンベルク:グレの歌
ヴァルデマール王…ギャリー・レイクス(テノール)/
トーヴェ…エヴァ・マルトン(ソプラノ)/.
鳩…フローレンス・クイヴァール(メゾ・ソプラノ)/
農夫…ジョン・チーク(バス)/
道化師クラウス…ジョン・ガッリソン(テノール)/
語り…ハンス・ホッター/
ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団/
ズービン・メータ(指揮)
録音:1991 年5 .23-28 ./ニューヨーク,リンカーン・センター,エヴリー・フィッシャー・ホール Sony Music Entertainment Inc 原盤
 デンマークの詩人、イェンス・ペーター・ヤコブセンの未完の小説「サボテンの花開く」の中の詩のドイツ語訳に基く大規模な声楽曲である「グレの歌」。
 この曲は、まず1900 年から1901 年に着想され、あらましが書かれるも、その後10 年の時を経て最終的に完成されたのは1911 年。
 当時すでに、シェーンベルク(1874-1951)の作品が後期ロマン派から近代的なものへと移り変わっていましたが、極めてロマンティックな雰囲気を持つ第1 部はそのまま美しい和声も保っています。しかし第3 部にはシュプレヒ・シュティンメの手法が用いられるなど、興味深い点も多々あります。メータ、ニューヨーク・フィルの整然とした演奏に当時のスター歌手を揃えた文句なしの名演です。

OPUS



912852-2
\2000→\1890
ズデニェク・コシュラー(指揮)
スロヴァキア・フィルハーモニー・トレジャーズ

 ドヴォルジャーク(1841-1904):
  交響曲第5番ヘ長調 Op.76(*)/交響曲第7番ニ短調 Op.70(+)
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団
ズデニェク・コシュラー(指揮)
録音:時期の記載なし、スロヴァキア・フィルハーモニー・コンサートホール、ブラチスラヴァ、スロヴァキア
初出(LP):1974年(*)/1978年(+)
 


912853-2
\2000→\1890

スロヴァキア・フィルハーモニー・トレジャーズ

 ハイドン(1732-1809):
  交響曲第82番ハ長調「熊」Hob.I:82
  交響曲第83番ト短調「雌鶏」Hob.I:83
  交響曲第84番変ホ長調 Hob.I:84
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団
リヴォル・ペシェク(指揮)
録音:時期の記載なし、スロヴァキア・フィルハーモニー・コンサートホール、ブラチスラヴァ、スロヴァキア
初出:1982、1983年
 


912854-3
\2000→\1890

スロヴァキア・フィルハーモニー・トレジャーズ

 ハイドン(1732-1809):
  交響曲第85番変ロ長調「王妃」Hob.I:85
  交響曲第86番ニ長調 Hob.I:86
  交響曲第87番イ長調 Hob.I:87
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団
リヴォル・ペシェク(指揮)
録音:時期の記載なし、スロヴァキア・フィルハーモニー・コンサートホール、ブラチスラヴァ、スロヴァキア
初出:1983、1985年
 

910101-2
(2CD)
\3000
レナールト(指揮)&スロヴァキア放送響
 エウゲン・スホニュ(1908-1993):オペラ「渦」(1941-1949)
オンドレイ・マラホフスキー(バス:シュテリンカ)
ペテル・ドヴォルスキー(テノール:オンドレイ)
ガブリエラ・ベニャチコヴァー=チャーポヴァー(ソプラノ:カトレナ)
ヴラジミール・クボフチーク(バス:ジモニュ)
アルジベタ・ミハルコヴァー(メゾソプラノ:ジモニュカ)
ヤロスラヴァ・セドラージョヴァー(メゾソプラノ:ザルチーチカ) 他
スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団
パヴォル・プロハースカ(合唱指揮)
スロヴァキア放送交響楽団
アンドレイ・レナールト(指揮)

録音:データ記載なし (P)1989 (P)+(C)2009

 

910111-2
(2CD)
\3000

ペテル・ドヴォルスキー



オペラ・アリア集 '77
 ヴェルディ(1813-1901):
  「リゴレット」から あれかこれか,あの娘の涙が見えるようだ
  「椿姫」から 燃える心を
 フロトー(1812-1883):「マルタ」から 夢のように
 ドニゼッティ(1797-1848):「ランメルモールのルチア」から わが祖先の墓よ
 マスネ(1842-1912):「ウェルテル」から なぜ私を目覚めさせるのか
 グノー(1818-1893):「ファウスト」から この清らかな住まい
 プッチーニ(1858-1924):
  「ボエーム」から 冷たい手を/「トスカ」から 星は光りぬ
 チレーア(1866-1950):「アルルの女」から ありふれた話

ペテル・ドヴォルスキー(テノール)
スロヴァキア放送交響楽団
オンドレイ・レナールト(指揮)


スロヴァキア民謡集
 ステファン・ネーメト=シャモリーンスキー(1896-1975):
  テノールと管弦楽のためのザーホリエ地方の10の歌
 パヴォル・バギン(1933-2013):テノールと管弦楽のための5つの歌
 ヴィチェスラフ・ノヴァーク(1870-1949)/ズデンコ・ミクラ(1916-1912)編曲:
  独唱と管弦楽のための2つのスロヴァキアの歌
 ミクラーシュ・シュナイダー=トルナフスキー(1881-1958)/
  ズデンコ・ミクラ編曲:2つのスロヴァキア民謡

ペテル・ドヴォルスキー(テノール)
スロヴァキア国立劇場管弦楽団
パヴォル・バギン(指揮)

録音:データ記載なし (P)1977, 1980 (P)+(C)2009
 

910115-2
(2CD)
\3000

ヨゼフ・ジャプカ



ギター・ドリーム
 パブロ・デ・サラサーテ(1844-1908):アンダルシアのロマンス
 エルヴィス・プレスリー(1935-1977)&ヴェラ・マトソン(1909-1994):
  ラヴ・ミー・テンダー
 フランシス・レイ(1932-):男と女
 ジョン・レノン(1940-1980)&ポール・マッカートニー(1942-):イエスタデイ
 レナード・バーンスタイン(1918-1990):「ウェストサイド・ストーリー」から マリア
 ジョゼフ・コズマ(1905-1969):枯葉
 フランシス・レイ:ある愛の詩
 エルネスト・レクオナ(1896-1963):マラゲニャ
 ポール・ド・センヌヴィル:渚のアデリーヌ
 エクトル・アングロ&ホセ・マルティ:グアンタナメラ
 ジョン・レノン&ポール・マッカートニー:ミッシェル
 ミシェル・ルグラン(1932-):風のささやき
 ルイ・グリェルミ(1916-1991):ばら色の人生
 ニーノ・ロータ(1911-1979):ゴッドファーザー
 アントニオ・カルロス・ジョビン(1927-1994):イパネマの娘
 ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):アランフエス協奏曲 から アダージョ
クラシック&ポピュラー・エヴァーグリーンズ
 J・S・バッハ(1685-1750):
  管弦楽組曲第3番 より アリア/管弦楽組曲第2番 より バディヌリー
 スタンリー・マイヤーズ(1930-1993):カヴァティーナ
 ベネデット・マルチェッロ(1686-1739):オーボエ協奏曲ニ短調 より アダージョ
 ディミトリー・ティオムキン(1895-1979):映画音楽「アラモ」より 夏の青葉
 ハロルド・アーレン(1905-1986):映画音楽「オズの魔法使い」より 虹の彼方に
 ジョニー・マンデル(1925-):映画音楽「いそしぎ」より テーマ
 バーデン・パウエル(1937-2000):名前のないワルツ
 ミロスラフ・ジュビルカ(1952-):アトランティーダ
 ジョン・レノン&ポール・マッカートニー:ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア
 アントニオ・カルロス・ジョビン:コルコヴァード
 ルイス・ボンファ(1922-2001):映画音楽「黒いオルフェ」より テーマ
 ハインツ・プロヴォスト(1891-):間奏曲
 ヴィエロスラフ・マトゥシーク(1927-1995):母
 リチャード・ロジャース(1902-1979):ブルー・ムーン
 ロバート・マクスウェル(1921-2012):引き潮
 サルバドル・バカリッセ(1898-1963):ロマンス
 ジュゼッペ・ファラウト(1915-):ブラジルのモレニタ
ヨゼフ・ジャプカ[ズサプカ/スサプカ](ギター)
録音:データ記載なし (P)1982, 1984 (P)+(C)2010
 

910119-2
(2CD)
\3000

セルゲイ・コプチャーク


オペラ・アリア集 '81
 チャイコフスキー(1840-1893):「イオランタ」から レネのアリア
 ヴェルディ(1813-1901):「マクベス」第1幕 から バンコのアリア
 グノー(1818-1893):「ファウスト」第2幕 から メフィストのアリア
 チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」第3幕 から ゲルマンのアリア
 ビゼー(1838-1875):「美しいパースの娘」から ラルフのアリア
 ヴェルディ:「ドン・カルロ」第4幕 から フェリペのアリア
 ラフマニノフ(1873-1943):「アレコ」から アレコのカヴァティーナ」
 ボーイト(1842-1918):「メフィストフェレ」から メフィストフェレのアリア
 プッチーニ(1858-1924):「ボエーム」第4幕 から コッリーナのアリア
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908):「サトコ」から ヴァリャーグの商人のアリア

セルゲイ・コプチャーク(バス)
スロヴァキア放送交響楽団
オンドレイ・レナールト(指揮)


オペラ・アリア集 '88
 ムソルグスキー(1839-1881):
  「ボリス・ゴドゥノフ」第4幕 から ボリス・ゴドゥノフのアリア
 チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」第3幕 から ゲルマンのアリア
 ボロディン(1833-1887):「イーゴリ公」第2幕 から
 ヴェルディ(1813-1901):
  「マクベス」第2幕 から バンコのアリア
  「ルイザ・ミラー」第1幕 から ヴァルターのアリア
  「ドン・カルロ」第4幕 から フェリペのアリア

セルゲイ・コプチャーク(バス)
イトカ・ゼルハウオヴァー(メゾソプラノ(*))
ブルノ・ヤナーチェク・オペラ合唱団(*)
ヨセフ・パンチーク(合唱指揮)
ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団
ペトル・ヴロンスキー(指揮)

録音:データ記載なし (P)1981, 1988 (P)+(C)2010
 

910140-2
(2CD)
\3000

フェルディナント・クリンダ&イヴァン・ソコル


J・S・バッハ、レーガー、フランク、デュプレ:オルガン作品集
 J・S・バッハ(1685-1750):トッカータとフーガ ヘ長調 BWV540
 レーガー(1873-1916):トッカータとフーガ ニ短調 Op.59
 フランク(1822-1890):英雄的作品
 デュプレ(1886-1971):古いノエルによる変奏曲 Op.20

フェルディナント・クリンダ(オルガン)


J・S・バッハ(1685-1750):オルガン作品集
  前奏曲ト長調 BWV568/前奏曲ハ長調 BWV567
  パルティータ「ああ、罪人であるわれは何をなすべきか」BWV770
  トッカータ ニ短調 BWV565/アリア ヘ長調 BWV587
  カンツォーナ ニ短調 BWV588
  トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564

イヴァン・ソコル(オルガン)

録音:データ記載なし (P)1979, 1990 (P)+(C)2011
 

910141-2
(2CD)
\3000

ボフダン・ヴァルハル
 
ヴィヴァルディ(1678-1941):6つのリコーダー協奏曲 Op.10(*)

イジー・スティヴィーン(リコーダー)
スロヴァキア室内管弦楽団
ヴォフダン・ヴァルハル(指揮)


楽興の時
 シューベルト(1797-1828):アヴェ・マリア D.839
 チャイコフスキー(1840-1893):ロマンス ヘ短調 Op.5
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908):オペラ「サトコ」から インドの商人の歌
 ショパン(1810-1849):ワルツ イ短調 Op.34 No.2
 シューベルト:楽興の時 Op.94 No.3 D.780
 ブラームス(1833-1897):子守歌 Op.49 No.4
 ドヴォルジャーク(1841-1904):わが母の教えたまいし歌 Op.55 No.4
 フィビフ(1850-1900):詩曲 Op.41 No.9
 シューベルト:セレナード D.957 No.4
 チャイコフスキー:舟歌(六月) Op.37bis No.6
 J・S・バッハ(1685-1750)/グノー(1818-1893):アヴェ・マリア
 シューマン(1810-1856):トロイメライ Op.15 No.7
 メンデルスゾーン(1809-1847):ヴェネツィアの舟歌 Op.30 No.6
 ショパン:前奏曲ホ短調 Op.28 No.4
 マスネ(1842-1912):タイスの瞑想曲

スロヴァキア室内管弦楽団
ヴォフダン・ヴァルハル(指揮)

録音:データ記載なし (P)1983, 1990 (P)+(C)2011
 


910146-2
(2CD)
\3000→\2790
マリアーン・ラプシャンスキー&ペテル・トペルチェル
 ラフマニノフ(1873-1943):パガニーニの主題による変奏曲(*)
 プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ協奏曲第3番 Op.26(*)
 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73(+)

マリアーン・ラプシャンスキー(ピアノ(*))
ペテル・トペルチェル(ピアノ(+))
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団
ラジスラフ・スロヴァーク(指揮)

録音:データ記載なし (P)1975, 1983 (P)+(C)2012
 

910147-2
(2CD)
\3000

20世紀スロヴァキアの音楽

 
管弦楽
 ヤーン・ツィッケル(1911-1989):スロヴァキア民謡による変奏曲(*)
 ヤーン・ジンメル(1936-1993):ピアノ協奏曲第6番 Op.71(**)
 ヨゼフ・グレシャーク(1907-1987):序曲「アメーバ」(+)
 デジデル・カルドシュ(1914-1991):
  交響的序曲「レス・フィルハルモニカ」Op.41(*)
 ミロスラフ・コジーネク(1925-1998):クラリネット協奏曲 から 第2楽章(++)
 シモン・ユロフスキー(1912-1963):
  交響曲第2番「英雄的」(オルガンと管弦楽のための)から 第3楽章(#)

フェルディナント・クリンダ(オルガン(#))
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団(*/+/#)
ラジスラフ・スロヴァーク(指揮(*))
ビストリーク・レジュハ(指揮(+))
リュドヴィート・ライテル(指揮(#))
ヤーン・ジンメル(ピアノ(**))
ヨゼフ・ルプターチク(クラリネット(++))
スロヴァキア放送交響楽団(**/++)
オンドレイ・レナールト(指揮(**/++))


室内楽
 デジデル・カルドシュ:
  12の弦楽器のためのパルティータ Op.43 から 第3楽章(*)
 オト・フェレンチ(1921-2000):4つの弦楽器のための音楽 から 第2&3楽章(+)
 アレクサンデル・モイゼス(1906-1984):ソナティナ・ジョコーザ から 第3楽章(*)
 アンドレイ・オチェアナーシュ(1911-1995):
  ピアノ・ソナタ「鐘」Op.44 から 第1楽章(#)
 イヴァン・パリーク(1936-2005):無伴奏チェロ・ソナタ(**)
 ヨゼフ・シクスタ(1940-2007):ピアノ独奏曲(++)
 ドゥシャン・マルチンチェク(1936-2006):ピアノ・ソナタ第2番「詩」(##)

スロヴァキア室内管弦楽団(*)
ヴォフダン・ヴァルハル(指揮(*))
スロヴァキア弦楽四重奏団(+)
タチアナ・フラニョヴァー(ピアノ(#))
ヨゼフ・シコラ(チェロ(**))
アレクサンデル・カッタリーノ(ピアノ(++))
不明(ピアノ(##))

録音:データ記載なし (P)1975 (P)+(C)2012

ORFEO D’OR



ORFEOR 688139
(9CD)
(C 688 139 Y)
特別価格\14000→\12990
サヴァリッシュ追悼!
 ワーグナー初期3 作がお得なセットに!!!

ワーグナー:「妖精」
  クルト・モル(Bs 妖精の王) リンダ・エスサー・グレイ(S アーダ) カリ・レヴァース(S ファルツァーナ)
  クリスツィナ・ラキ(S ツェミーナ) ジョン・アレクサンダー(T アリンダル) ジューン・アンダーソン(S ローラ)
  ローラント・ヘルマン(Br モラルト) ヤン=ヘンドリック・ロータリンク(Bs ゲルノート)
  シェリル・ステューダー(S ドロラ) ノルベルト・オルト(T グンター) カール・ヘルム(Bs ハラルト) 
  フリードリヒ・レンツ(T 使者) ローラント・ブラハト(グロマの声)
  ヴォルフガンク・サヴァリッシュ(指) バイエルン放送交響楽団、合唱団
   録音:1983 年7 月、ミュンヘン(ライヴ)
ワーグナー:「恋愛禁制」
  ヘルマン・プライ(Br フリードリヒ) ヴォルフガング・ファスラー(T ルツィオ)
  ローベルト・シュンク(T クラウディオ) フリードリヒ・レンツ(T アントーニオ)
  キース・エンゲン(Bs アンジェロ) ザビーネ・ハス(S イザベラ) パメラ・コバーン(S マリアーナ)
  アルフレート・クーン(Bs ブリゲッラ) ライムント・グルンバッハ(Br ダニエリ)
  マリアンネ・ザイベル(S ドレッラ) ヘルマン・シャペル(Br ポンティオ・ピラト)
  ウォルフガング・サヴァリッシュ(指)バイエルン国立管弦楽団、バイエルン国立歌劇場合唱団
   録音:1983 年7 月、ミュンヘン(ライヴ)
ワーグナー:「リエンツィ」
  ルネ・コロ(T リエンツィ) シェリル・ステューダー(S イレーネ)
  ヤン=ヘンドリク・ロータリング(Bs シュテファノ・コロンナ) ヨーン・ヤンセン(Br アドリアーノ)
  ボド・ブリンクマン(Br パオロ・オルシーニ) カール・ヘルム(Bs 枢機卿) ノーベルト・オルト(T バロンチェリ)
  キース・エンゲン(Bs チェッコ・デル・ヴェッキオ) カルメン・アンホルン(S 和平の使者)
  ライムント・グルムバッハ(Br ミラノ公使) ハンス・ヴィルブリンク(Br ロンバルディア公使)
  フリードリヒ・レンツ(T ナポリ公使) アルフレート・クーン(Bs バイエルン公使) ヘルマン・ザペル(T 伝令)
  ウォルフガング・サヴァリッシュ(指) バイエルン国立管弦楽団、バイエルン国立歌劇場合唱団
   録音:1983 年7 月6 日、ミュンヘン(ライヴ)
 
 2013 年2 月22 日に亡くなったドイツの名指揮者、ヴォルフガング・サヴァリッシュによるワーグナー初期三作の録音がセットになりました!
 ワーグナー指揮者として高名だったサヴァリッシュは、ワーグナーの没後100 年に当たる1983 年にバイエルン国立歌劇場でワーグナーの全オペラを演奏、この時、珍しい「妖精」、「恋愛禁制」、「リエンツィ」の3 作を取り上げ話題となりました。これら3 作はライヴ録音され、まず「妖精」が、しばらくして「恋愛禁制」と「リエンツィ」がORFEO から発売されました。いずれもサヴァリッシュとバイエルン国立歌劇場の優秀なオーケストラと合唱団による優秀な演奏というのが嬉しいものです。
 歌手も大物が投入されています。「妖精」にはクルト・モルの他、若き日のシェリル・ステューダー、ジューン・アンダーソン、ヤン=ヘンドリック・ロータリンクらが加わっています。「恋愛禁制」はなんと言ってもヘルマン・プライが目玉、そしてローベルト・シュンクとザビーネ・ハスが加わっています。「リエンツィ」は、極め付けのルネ・コロのタイトルロールを筆頭に、ステューダー、ロータリングも参加。本来男装メッゾソプラノ役のアドリアーノを、オランダ出身のハイバリトンのヨーン・ヤンセンに歌わせているのが特徴です。いずれにおいても、準主役、脇役にはバイエルン国立歌劇場の優秀なアンサンブル歌手たちが支えており、ローラント・ヘルマン、ノルベルト・オルト、カール・ヘルム、フリードリヒ・レンツ、ローラント・ブラハト、キース・エンゲンなど、実力派の名前が並んでいます。
 BOX の仕様は30 ミリ厚の紙製クラムシェルタイプ、9CD がお得な価格での発売となります。

ORFEO



ORFEOR 862133
(3CD)
(C 862 133 D)
\6600→\5990
ベーム&ウィーン国立歌劇場ライヴ
 「ローエングリーン」、ORFEO から正規盤発売!!
  ワーグナー:「ローエングリーン」
ジェス・トーマス(T ローエングーリン)
クレア・ワトソン(S エルザ)
ワルター・ベリー(Br フリードリヒ・フォン・テルラムント)
クリスタ・ルードヴィヒ(Ms オルトルート)
マルッティ・タルヴェラ(Bs 国王ハインリヒ)
エーベルハルト・ヴェヒター(Br 伝令)
クルト・エクヴィルツ(T ブラバントの貴族)
フリッツ・シュペルバウアー(T ブラバントの貴族)
ヘルベルト・ラックナー(Bs ブラバントの貴族)
リュボミール・パントチェフ(Bs ブラバントの貴族)
カール・ベーム(指)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
 

 録音:1965年5月16日、ウィーン/ADD、194分32秒、MONO

 ワーグナー・イヤーにORFEO が素晴らしい音源を発掘してくれました!1965 年5 月16 日にウィーン国立歌劇場で上演された「ローエングリーン」、なんと大指揮者カール・ベームの指揮に、ジェス・トーマス、クレア・ワトソン、ワルター・ベリー、クリスタ・ルードヴィヒ、マルッティ・タルヴェラと名歌手がズラリと並んだ超豪華上演。脇役の伝令がウィーンの名バリトン、エーベルハルト・ヴェヒター、チョイ役のブラバントの貴族の一人がクルト・エクヴィルツだなんて、ウィーン国立歌劇場ならではの贅沢です。ベームの指揮はいつもながらの剛直で逞しいもので、しかもライヴとあってかなり燃えています。しばしば神秘的に演奏されがちな「ローエングリーン」を、劇的な人間ドラマに鍛え直しています。
 モノラルながら聞きやすい音です。
 


ORFEO 042831
(C 042 831 A)
\2600→\2390
クルト・モル(Bs)
 シューベルト:「冬の旅」 D911(全24曲)
クルト・モル(Bs)
コルト・ガーベン(P)
 男声低音のズシリとした感動!!モルの「冬の旅」、1CD で復活

 録音:1982 年5 月18、19 日、6 月21-25 日、ハンブルク/DDD、81分59秒

 以前ORFEO 042832(2CD) で発売されていたクルト・モルが歌う「冬の旅」が1CD になって再登場です。初発売時はまだモルのような低いバスがリートを歌い録音すること自体が珍しく、かなり話題になりました。深く柔らかな美声と豊かな音楽性で知られるモルだけに、重心の低さを活用した重厚かつ感動的な「冬の旅」です。伴奏のコルト・ガルベンは、英語風のコード・ガーベンのカナ表記で知られる元DG 社のプロデューサー。伴奏ピアニストとしても一流の腕の持ち主です。
 80 分超の長時間収録盤です。

PIERRE VERANY



PV713011
¥2400→\2190
「ヴェネチアの協奏曲」
 アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
  協奏曲へ長調Op.10-1「海の嵐」
  協奏曲ト短調Op.10-2「夜」
  協奏曲ヘ長調Op.10-5
 サンマルティーニ(1700-75):シンフォニア イ長調
 ロカテッリ(1690-1764):序奏第4番ト短調
 ヴィヴァルディ:
  ヴァイオリンとクラヴサンのための協奏曲ロ短調
クリスティアン・メンドーゼ(リコーダー)
コンチェルト・ケルン
 コンチェルト・ケルンの名盤が復活!

 録音:1987年4月21/22日

 旧PV730003の再発。ドイツの名門古楽アンサンブル、コンチェルト・ケルンの1980年代後半の名演の再発売。クリスティアン・メンドーゼの伸びやかなリコーダーとコンチェルト・ケルンの柔らかな弦楽の音が絶妙なハーモニーを作り出す、イタリア・バロックの精髄。
 

PV713021
¥2400
アンドレ=エルネスト=モデスト・グレトリ(1741-1813):
 6つの弦楽四重奏曲Op.3

  (第2番変ホ長調、第3番へ長調、第1番ト長調、
   第4番ニ長調、第6番ハ短調、第5番ト長調)
ヴィア・ノヴァ四重奏団
 録音:1998年3月

 旧PV798102の再発。古典派の作曲家グレトリはベルギー出身で主にフランスで活躍した。歌劇が彼の主な業績だが、室内楽も多く残している。在世中、フランス革命を経験し、彼の人生観、思想に大きな影響を与えたと言われるが、ここに収められた弦楽四重奏曲からはオペラで鳴らした典雅なメロディがあふれている。
 

PV713022
¥2400
「タンゴとミロンガ」〜アルゼンチン・タンゴの心
 近所のロマンス、めまい、エレジー、
 小川の霧、ラ・クンパルシータ ほか全11曲
ティエリー・カンス(Trp)
グスターヴォ・ベイテルマン(Pf)
パトリス・カラティーニ(Cb)
ホアン・ホセ・モサリーニ(バンドネオン)
 録音:1991年6月

 旧PV795052の再発。トランペットをメインにしたアルゼンチン・タンゴのオムニバス・アルバム。トランペットのティエリー・カンスはフランスのトランペット奏者でパリ・オペラ座管弦楽団に長く在籍。現在はフリーとなってソロ活動のほか、音楽祭の企画、作編曲なども行っている。佐渡裕指揮ともたびたび共演している。当PIRRE VERANYではバッハ作品集(PV730100)、近代フランス音楽集(PV730105)がある。たびたび来日し日本でも人気が高く、今年も来日公演が予定されている。

PRAGA DIGITALS



PRDDSD 350066
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
 ベートーヴェン:

  (1)ピアノソナタ第23番ヘ短調 Op.57「熱情」
  (2)同第17番ニ短調Op.31の2「テンペスト」
  (3)同第18番変ホ長調Op.31の3
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
 絶品の「テンペスト」。鬼神のような「熱情」のフィナーレ、凄すぎるリヒテルのプラハ・ライヴ

 (1)1959 年11 月1 日/プラハ (2)1965 年6 月2 日/プラハ (3)1965 年6 月2 日/プラハ/MONO、B-channel Stereo、69’ 21”

 SACDハイブリッド盤。限定盤。かつて通常盤が国内盤発売され「レコード芸術」特選に輝いたリヒテルによるベートーヴェンのプラハ・ライヴ。オリジナル・テープからSACD リマスタリングを施されて蘇りました。
 驚きなのは壮年期のリヒテルの物凄さで、想像を絶するテクニック、「熱情」の終楽章での鬼神のような迫力に満ちた追込み、「テンペスト」の緊張感の持続など、誰にも真似のできぬ凄さ。ことに「テンペスト」は数ある録音のなかでも屈指の名演で、この作品を聴こうと思ったら、まず手に取るべきアルバムと申せましょう。轟く強音も柔らかな弱音もすべてが明瞭な音に生まれ変わりました。
 


PRDDSD 350080
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
 ブラームス:

  (1)ピアノソナタ第2番嬰ヘ短調 Op.2
  (2)ハンガリーの歌による変奏曲Op.21の2
  (3)ピアノソナタ第1番ハ長調Op.1
  (4)バラードOp.118の3
  (5)間奏曲Op.118 の6
  (6)間奏曲Op.119の3
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
 リヒテルが残していてくれた若きブラームス。高音質SACD に衣替え

 (1)1984 年6 月13 日/プルゼン(モノラル) (2)1988 年7 月20 日/プラハ(ステレオ) (3)1984 年6 月2 日/プラハ(ステレオ) (4)1963 年11 月28 日/ライプツィヒ(ステレオ) (5)1963 年11 月28 日/ライプツィヒ(ステレオ) (6)1963 年11 月28 日/ライプツィヒ(ステレオ)
 MONO、B-channel Stereo、77’29”

 SACDハイブリッド盤。リヒテル円熟期1980 年代半ばから後半にチェコで行った円熟のブラームス演奏が高音質に蘇りました。
 チェコ・ライヴは、ブラームス最初期の若々しいエネルギーに満ちた3 篇が収められていますが、これらの作をリヒテルの演奏で聴くことができるのは非常に貴重。ことにピアノソナタ第2 番でのひとつひとつの音から発散される強烈な熱気と艶やかに底光りする音色、旋律の粘りなど絶品中の絶品で、この1 曲だけでも必携ディスクと申せましょう。晩年の小品3 篇はライプツィヒでのライヴ。物凄い集中力と深みで、大作を聴くような充実感を味わえます。
 


PRDDSD 350069
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
リヒテル&ムラヴィンスキー
 チャイコフスキー:

 (1)ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
 (2)交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラード・フィル
 チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番はこのディスクだけで十分!世にも貴きリヒテルとムラヴィンスキーの神業がSACDで蘇る

 (1)録音:1959 年7 月24 日/レニングラード・スタジオ (2)録音:1956年6 月/ウィーン・コンツェルトハウスザール・スタジオ/MONO、B-channel Stereo、78’ 37”

 SACD ハイブリッド盤。名盤の誉れ高いリヒテルとムラヴィンスキーによるチャイコフスキーのピアノ協奏曲が、放送用オリジナル・マスターからSACD 化されました。
 これが言葉にできない出来。マスター音源に起因する経年劣化はあるものの、エネルギーとオーラが50 年の時を経て、少しも弱まることなく圧倒します。
 40 代半ばだったリヒテルは、若々しいスピード感と情熱あふれ、まさに神業。後のカラヤンとの名盤以上の真摯さとストイックさが凄絶に伝わります。
 しかし、それ以上に目を見張らされるのがムラヴィンスキーのバック。リヒテルが相手ながら、全体を完全にムラヴィンスキー節にしてしまう強烈さ。冒頭からこの名作のイメージを一新させられる解釈と雄弁さで、その個性と存在感、大きく筋肉質な音楽作りは今日のどの指揮者も真似できぬレベル。全く甘くない男性的解釈に目から鱗が落ちます。これぞソ連時代の最高水準演奏と言えましょう。
 とにかくその凄さは聴けばわかります。この世のチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1 番の録音をすべて葬っても良いとさえ思ってしまう、神棚に置くべき音楽史上の宝です。
 「悲愴」はユニバーサル音源の名盤中の名盤。B-channel ステレオ化で音像も広がり、ますます音楽作りの大きさが映えます。全体をおおう緊張感と異様な雰囲気が増し、センチメンタリズムのかけらもない冷徹さながら、ムラヴィンスキーの人柄あふれる、こちらも音楽史上の至宝。一番の宝物にしたいアルバムです。
 


PRDDSD 350090
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
フャリャの名演がオリジナル・テープからSACDリマスタリング
 ファリャ:
 (1)バレエ音楽「恋は魔術師」 (1925 年版)
 (2)クラヴサン協奏曲
 (3)7つのスペイン民謡
 (4)4つのスペイン小品
 (5)ベティカ幻想曲
(1)マリーナ・デ・ガバライン(Ms)
 エルネスト・アンセルメ(指)
 スイス・ロマンド管
(2)ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(Cem)
 アタウルフォ・アルヘンタ(指)
 ナショナル・オブ・スペイン
(3)ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(Sop)
 ゴンサロ・ソリアーノ(Pf)
(4)(5)アリシア・デ・ラローチャ(Pf)
 LP で親しんだ名演がオリジナル・テープからSACDリマスタリング。驚くほど明快かつ地方もないエネルギーを秘めた新装盤に変身

 (1)1955年 (2)1957年6月 (3)1961年12月-62年1月 (4)(5)1958年/STEREO、78’53”

 SACD ハイブリッド盤。
 「恋は魔術師」といえば、いまだに決定盤の誉れ高いアンセルメ&スイス・ロマンド管によるデッカ盤。今回オリジナルのオープンリール・テープから名人カレル・ソウクレニークによるSA リマスタリング。マスターテープに起因するヒスノイズはデジタル録音に比較すれば感じられますが、各楽器の解像度が格段に向上してぐっと接近し、生々しいエネルギーまで放つようになったのが驚き。
 ファリャの凝ったオーケストレーションがすさまじい効果をあげていて、とても60 年近く前の録音とは思えません。
 ヴェイロン=ラクロワとアルヘンタによるクラヴサン協奏曲は未CD 化音源だったため大歓迎。ラクロワの草食的な演奏とアルヘンタの肉食的推進力が不思議な世界を作り上げています。各楽器の名手ぶりも光ります。
 ロス・アンヘレスとソリアーノによる「7つのスペイン民謡」はEMI 音源。スペイン情緒満点で、ロス・アンヘレスの息遣いまで生々しく蘇えりました。
 ラローチャは1958 年のイスパボックス音源。当時35 歳の若々しさはじける快演。やはりスペイン音楽はこうした熱い演奏だと格別。誰にも真似できぬ至芸と申しましょう。
 


PRDDSD 350070
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
 シューマン:
  (1)交響的練習曲 Op.13(遺作の5変奏付き)
  (2)幻奏曲ハ長調Op.17
  (3)ウィーンの謝肉祭の道化芝居Op.26
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
 奇跡の78 分。人間業とは思えぬ驚異の演奏がリアルに蘇る

 (1)録音:1956 年12 月12 日/プラハ (2)録音:1959 年11 月2 日/プラハ/MONO、78’21”

 SACD ハイブリッド盤。リヒテルの十八番のシューマン3 篇。うち2 点は1958、9 年のプラハ・ライヴで、当時のリヒテルは「鉄のカーテン」で隠され、幻のピアニストとして西側音楽界の伝説となっていましたが、この凄さは今日でも驚嘆のレベル。「交響的練習曲」も主題の深く沈んだ表情から、あたかも物語を語り紡ぐように各変奏を描いていく様、センチメンタリズムのみじんもない男のロマン、激しい部分での炎のようなエネルギーいずれも巨人な名にふさわしい芸術。「ウィーンの謝肉祭の道化芝居」は録音年月日の記載がありませんが、ライヴのノイズが感じられません。演奏は冴えに冴え、長い第1 楽章も一気に聴かせてしまうだけでなく、第2 楽章ロマンツェの情感とピアノの音色は人間業と思えぬ、まさに奇跡。リヒテルのシューマンを再認識させてくれます。

PREISER



PRCD 90814
(4CD→ 3CD 価格)
\6900→\6290
ハインツ・ワルベルク(指)&ウィーン国立歌劇場
 ヴィーナー、ホッター、デンヒ、ヴィントガッセン、デラ・カーザ、マデイラ!!
  ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
オットー・ヴィーナー(Br ザックス)
ハンス・ホッター(Bs-Br ポーグナー)
カール・デンヒ(Br ベックメッサー)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(T ヴァルター)
リーザ・デラ・カーザ(S エファ)
マレー・ディッキー(T ダーフィト)
ジーン・マデイラ(Ms マグダレーナ)
ハインツ・イムダール(Br コートナー)
カール・フリードリヒ(フォーゲルゲザンク)
ハンス・シュトローバウアー(ナハティガル)
アルフレート・ヘーバルト(ツォルン)
フリッツ・シュペルバウアー(アイスリンガー)
クルト・エクヴィルツ(モーザー)
ハンス・シュヴァイガー(オルテル)
フランツ・ビーアバッハ(シュヴァルツ)
リュボミール・パンチェフ(Bs フォルツ)
ルートヴィヒ・ウェルター(Bs 夜警)
ハインツ・ワルベルク(指)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
 完全初出!!!1961年ウィーン国立歌劇場での「マイスタージンガー」ヴィーナー、ホッター、デンヒ、ヴィントガッセン、デラ・カーザ、マデイラ、etc 名匠ワルベルクの貴重なワーグナー全曲!!

 録音:1961 年5 月27 日、ウィーン/4 時間10 分

 ワーグナー・イヤーに貴重な音源が発掘されました。1961 年5 月27 日にウィーン国立歌劇場で上演された「マイスタージンガー」のライヴ録音です。
 これまで一度たりともLP、CD になったことがなく、テープやCD-R での海賊流通の形跡も見られない、完全な初出音源です。第3 幕のザックスとエファのやり取りだけORFEO から発売されたデラ・カーザのウィーン国立歌劇場録音集に収録されていただけです(ORFEOR 685091)。ウィーン芸術週間の一環としての上演だったので、キャストは豪華。ヴァルターは天下の名ヘルデンテノール、ヴォルフガング・ヴィントガッセン。エファはこの役が当たり役の一つだったリーザ・デラ・カーザ。ザックスには、1958、1959 年とバイロイトでザックスを歌い、またバイエルン国立歌劇場再開記念公演の録音も有名なオットー・ヴィーナー。贅沢なことに、ポーグナーはハンス・ホッター。ベックメッサーは、ウィーンの演技達者なバリトン、カール・デンヒ。ダーフィトは、モーツァルト・テノールとしても活躍したマレー・ディッキー。マグダレーナは、米国の美形メッゾソプラノ、ジーン・マデイラ。さらに親方衆にはハインツ・イムダール、クルト・エクヴィルツ、フランツ・ビーアバッハなどの名前が見られます。
 日本人にはNHK 交響楽団との度重なる共演で知られるハインツ・ワルベルク(1923 − 2004)は、40 代頃まではオペラ指揮者としてかなりの活躍をしており、ことにワーグナーは頻繁に指揮していました。彼は「マイスタージンガー」のニュージーランド初演の指揮者でもあります。しかし残された全曲録音は僅かで、しかも音の状態が悪いものばかりでした。このウィーンでの豪華キャストによる「マイスタージンガー」は、ワーグナー指揮者としてのワルベルクの真価を知るためにも貴重です。
 なお第3 幕に多少の欠落があります。ご了承願います。

PROFIL



PH 13032
(6CD - BOX)
特別価格
\7000→\6590
「サー・コリン・デイヴィス&シュターツカペレ・ドレスデン・ライヴBOX」 シュターツカペレ・ドレスデン
サー・コリン・デイヴィス(指揮)
 [CD 1] (PH05040)
  ・エルガー:交響曲第1番変イ長調op. 55
    収録:1998 年/ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
  ・ベルリオーズ:序曲「リア王」op. 4
  ・ベルリオーズ:「ベアトリスとベネディクト」序曲op. 9
    収録:1997 年/ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
 [CD 2] (PH05048)
  ・メンデルスゾーン:交響曲第3番イ短調op. 56「スコットランド」
    収録:1997 年8 月31日−9 月2 日/ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
  ・メンデルスゾーン:交響曲第5 番ニ長調op. 107「宗教改革」
    収録:1997 年10 月28 日/ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
 [CD 3] (PH05049)
  ・シベリウス:交響曲第2番ニ長調op. 43
    収録:1988年9 月22日/ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
  ・シベリウス:交響詩「エン・サガ」op. 9
    収録:2003年7 月7 − 8 日/ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
  ・シベリウス:交響詩「ルオンノタール」op. 70
    ウテ・ゼルビク(ソプラノ)
    収録:2003年7 月7 − 8 日/ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
 [CD 4] (PH08043)
  ・シューベルト:交響曲第8番ロ短調D759「未完成」
  ・ブラームス:交響曲第3番ヘ長調op. 90
    収録:1992 年10 月22 日/ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
 [CD 5 & CD 6] (PH07014)
  ・ベルリオーズ:レクィエム(死者のための大ミサ曲)op. 5
    キース・イカイア=パーディ(テノール)、ドレスデン国立歌劇場合唱団、
    ドレスデン・シンフォニー合唱団、ドレスデン・ジングアカデミー
    収録:1994 年2 月14日/ドレスデン、聖十字架教会(ライヴ)
 サー・コリン・デイヴィス追悼緊急企画シュターツカペレ・ドレスデン・ライヴBOX

 ステレオ

 英国の名指揮者サー・コリン・デイヴィス(1927 − 2013)追悼企画盤。Profil の人気シリーズ「エディション・シュターツカペレ・ドレスデン」のうち、名誉指揮者デイヴィスが指揮したライヴ演奏の中でも、特に評判の高かった5 点分の内容をまとめたもので、すでに廃盤のメンデルスゾーンとシベリウスが含まれるのもありがたいところです。
 エキスパートとして知られたシベリウス作品を筆頭に、当楽団とは交響曲全集録音も完成させているシューベルトなど、収録内容はすべて巨匠の得意としたレパートリーが並びますが、ここでやはりデイヴィスの業績を語るうえで外せないものがエルガーとベルリオーズでしょう。
 デイヴィスが指揮したエルガーの第1 交響曲の録音はいくつか存在しますが、これは破格の内容。デイヴィスの尋常ではないテンションの高さと、ドレスデンの深く濃い音色が重厚な音楽にみごとなまでにはまり、意を決して取り組んだエルガーの思いのたけを語り尽くして間然とするところがありません。
 そして、ベルリオーズのレクィエムは、1994 年に聖十字架教会で行われたドレスデン爆撃戦没者追悼演奏会のドキュメント。
 「自作でただ一曲だけを残すことが許されるなら迷わずこれを残してもらうように」というほど、ベルリオーズ自身強く惚れ込んでいたと伝えられるレクィエムですが、デイヴィスもまた真に特別な作品として位置づけ、ここでの演奏内容に大満足していただけに、その思いは同じなのかもしれません。
 装丁は、通常4 枚まで収納可能なサイズの厚手ジュエル・タイプのケース(W143×H126×D25)に、スリム・ケースで使用するトレイを組み合わせて、6 枚のCD を収めています。なお、付属のブックレットにレクィエムの歌詞は掲載されておりません。
 


PH 12006
(2CD)
¥4800→\4390

マルタ・メードルの芸術

ワーグナー:「リエンツィ」−正義の神よ
  マルタ・メードル(Ms アドリアーノ)、ハインリヒ・ホルライザー(指)RIAS 交響楽団
  録音:1951 年、ベルリン

ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」
 −さあ、ではトリスタンについて  −お望みをなんなりと
 −モロルトがあなたにとって大切ならば  −優しくかすかに(愛の死)
  マルタ・メードル(S イゾルデ)、ルートヴィヒ・ズートハウス(T トリスタン)
  ヘルタ・テッパー(Ms ブランゲーネ)、ヨーゼフ・カイルベルト(指)バイエルン国立管弦楽団
  録音:1958 年8 月10 日、ミュンヘン

ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」
 −角笛の音はこんなに優しく響かない
 −あなたのせいですって?  −だから離れずに死のう
  マルタ・メードル(S イゾルデ)、ヴォルフガング・ヴィントガッセン(T トリスタン)
  グレース・ホフマン(Ms ブランゲーネ)、グスタフ・ナイトリンガー(Bs クルヴェナール)
  フェルディナント・ライトナー(指)、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
  録音:1955 年9 月14 日、ロンドン

ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集
  マルタ・メードル(S)、ヨーゼフ・カイルベルト(指)バンベルク交響楽団
  録音:1959 年5 月、バンベルク

ワーグナー:「ワルキューレ」
 −一族の男たちが −あなたが春
  マルタ・メードル(S ジークリンデ)、ヨーゼフ・カイルベルト(指)バイロイト祝祭管弦楽団
  録音:1954 年7 月25 日、バイロイト

ワーグナー:「神々の黄昏」−ブリュンヒルデの自己犠牲
  マルタ・メードル(S ブリュンヒルデ)、ジョルジュ・セバスチャン(指)ヴィシー交響楽団
  録音:1957 年7 月1 日、ヴィシー

R.シュトラウス:「エレクトラ」−何をする気?
  イングリット・シュテーガー(S エレクトラ)、マルタ・メードル(Ms クリテムネストラ)
  オトマール・スウィトナー(指)、シュターツカペレ・ベルリン
  録音:1967 年2 月25 日、ベルリン

フォルトナー:「血の婚礼」−近所の女性たちが!
  マルタ・メードル(Ms 母)、フェルディナント・ライトナー(指) ヴュルテンベルク国立歌劇場管弦楽団
  録音:1961 年5 月30 日、シュトゥットガルト

ライマン:「メルジーネ」—今日、ここで今すぐ
  マルタ・メードル(Ms ピティア)、ヨゼフ・グラインドル(Bs オガー)
  ラインハルト・ペータース(指)南ドイツ放送管弦楽団
  録音:1971 年4 月29 日、シュヴェツィンゲン

チャイコフスキー:「スペードの女王」−ようやく黙った!(ドイツ語)
  マルタ・メードル(Ms 伯爵夫人)、ニクシャ・バレザ(指)グラーツ歌劇場管弦楽団,合唱団
  録音:1982 年9 月18 日

ベートーヴェン:ゲレルトによる6 つの歌 Op.48
 (願い,隣人の愛,死について,自然における神の栄光,神の力と摂理,懺悔の歌)
  マルタ・メードル(Ms)、ミヒャエル・ラウハウゼン(P)
  録音:1950 年、ベルリン
 スウィトナーの「エレクトラ」に、カイルベルトの「トリスタン」も!ドイツの偉大なソプラノ/メッゾソプラノ、メードルの貴重な録音集

 158' 17

 Profil からマルタ・メードル(1912 − 2001)の貴重な録音集が2CD で発売です。メードルは1950 年代にはフルトヴェングラーも重用するワーグナーソプラノとして活躍、バイロイト音楽祭でもメインの歌手の一人でした。1960 年代にメッゾソプラノに戻ると、存在感のある脇役として実に1990 年代まで舞台に立ち続けました。丸く温かみのある声は大変魅力的で、しかも様々な役に対応できる舞台魂の持ち主でした。
 この2 枚組は1950 年代の録音が中心になっています。ワーグナー・ソプラノとしてのメードルがブリュンヒルデと並んで得意としたイゾルデが、ヨーゼフ・カイルベルトとフェルディナント・ライトナーという両名匠の指揮で聞けるのは嬉しいもの、しかもどちらもおそらく初出音源ですの。メッゾソプラノで得意にした「エレクトラ」のクリテムネストラは、オトマール・スウィトナーの指揮。スウィトナーのベルリン国立歌劇場でのライヴ録音そのものが余りありませんので、これは大変貴重です。ライマンの珍しい「メルジーネ」や、1982 年の「スペードの女王」の伯爵夫人なども、舞台人メードルの高い能力を伝えています。

RUSSIAN DISC

 いつまた入らなくなるか分からない RUSSIAN DISC の再発ものを中心に。



RDCD 00343
\2000→\1890
【新装再発売】
【再案内】
グリゴリー・ギンズブルク 協奏曲集1
 チャイコフスキー(1840-1893):ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23(*)
 アレンスキー(1861-1906):ピアノ協奏曲ヘ短調 Op.2(+)
グリゴリー・ギンズブルク(ピアノ)
ソヴィエト国立交響楽団(*)
コンスタンチン・イヴァーノフ(指揮(*))
モスクワ放送交響楽団(+)
セルゲイ・ゴンチャロフ(指揮(+))
録音:1950年(*)/1948年(+)
 


RDCD 00404
\2000→\1890
【新装再発売】
【再案内】
グリゴリー・ギンズブルク 協奏曲集2
 リスト(1811-1886):
  ピアノ協奏曲第1番変ホ長調
  ピアノ協奏曲第2番イ長調
 リスト/ブゾーニ(1866-1924)編曲:スペイン狂詩曲(ピアノと管弦楽のための版)
 リスト:死の舞踏(「ディエス・イレ」によるピアノと管弦楽のためのパラフレーズ)(*)
グリゴリー・ギンズブルク(ピアノ)
ソヴィエト国立交響楽団
ニコライ・アノーソフ(指揮)
録音:1947年(*)、1949年(*以外)、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、ソヴィエト
 


RDCD 00405
\2000→\1890
【新装再発売】
【再案内】
グリゴリー・ギンズブルク 協奏曲集3
 モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K.503(*)
 ルビンシテイン(1829-1894):ピアノ協奏曲ニ短調 Op.70(+)
グリゴリー・ギンズブルク(ピアノ)
モスクワ放送交響楽団
キリル・コンドラシン(指揮(*))
ボリス・ハイキン(指揮(+))
録音:1950年代、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、ソヴィエト
 


RDCD 00378
\2000→\1890
【新装再発売】
チャイコフスキー国際コンクール入賞者たち(1962-1990) チェロ部門 Vol.1
 ジャン=バティスト・ブレヴァル(1753-1823):チェロ・ソナタ から 第1楽章
  ナタリア・スアホフスカヤ[第2回(1962):第1位、ソヴィエト]
 ショスタコーヴィチ(1906-1975):チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40 から 第1楽章
  レスリー・パーナス[第2回(1962):第2位、アメリカ合衆国]
 ミハイル・ブキニク(1872-1947):演奏会用練習曲
  ミハイル・ホミツェル[第2回(1962):第3位、ソヴィエト]
 ダヴィート・ポッパー(1842-1913):練習曲ト短調
  アルト・ノラス(チェロ))[第3回(1966):第2位、フィンランド]
 プロコフィエフ(1891-1953):バレエ「石の花」Op.118 から ワルツ
  ミッシャ・マイスキー[第3回(1966):第6位、ソヴィエト]
 ピエトロ・アントニオ・ロカテッリ(1695-1764):チェロ・ソナタ
  カリーネ・ゲオルギアン[第3回(1966):第1位、ソヴィエト]
 チャイコフスキー(1840-1893):夜想曲 Op.19 No.4
  ナタリア・グートマン[第2回(1962):第3位、ソヴィエト]
 プロコフィエフ:バレエ「シンデレラ」Op.87 から アダージョ
  ダヴィート・ゲリンガス[第4回(1970):第1位、ソヴィエト]
 ウラジミール・ウラーソフ(1903-1986):バラッド
  ヴィクトリア・ヤグリング[第4回(1970):第2位、ソヴィエト]
 ウラジミール・ウラーソフ:演奏会用小品
  イワン・モニゲッティ[第5回(1974):第2位、ソヴィエト]
録音:1962-1974年、ライヴ、モスクワ、ソヴィエト
 


RDCD 00379
\2000→\1890
【新装再発売】
【再案内】
チャイコフスキー国際コンクール入賞者たち(1966-1990) 声楽部門 Vol.1
 ヴェルディ(1813-1901):
  オペラ「オテロ」第1幕 から デズデーモナとイテロのデュエット
  ジェーン・マーシュ(ソプラノ)[第3回(1966):女声第1位、アメリカ合衆国]
  ヴラディーミル・アトラントフ(テノール)[第3回(1966):男声第1位、ソヴィエト]
 モーツァルト(1756-1791):
  オペラ「ドン・ジョヴァンニ」第1幕 から レポレッロのアリア
  サイモン・エステス(バス)[第3回(1966):男声第3位、アメリカ合衆国]
 プッチーニ(1858-1924):オペラ「トスカ」第2幕 から トスカのアリア
  マリア・ビエシュ(ソプラノ)[第3回(1966):女声第3位、ソヴィエト]
 チャイコフスキー(1840-1893):
  オペラ「スペードの女王」第1幕 から ゲルマンのアリア
  コンスタンチン・リソフスキー(テノール)[第3回(1966):男声第3位、ソヴィエト]
 チャイコフスキー:祝福あれ、森よ
  ヴァツロヴァス・ダウノラス(バス)[第3回(1966):男声第4位、ソヴィエト]
 ユーリー・シャポーリン(1887-1966):呪文
  エレーナ・オブラスツォヴァ(メゾソプラノ)[第4回(1970):女声第1位、ソヴィエト]
 ビゼー(1838-1875):オペラ「カルメン」第2幕 から ホセのアリア
  ズラブ・ソトキラヴァ(テノール)[第4回(1970):男声第2位、ソヴィエト]
 スヴィリドフ(1915-1998):別れの時に情熱的に誓った
  タマーラ・シニャフスカヤ(メゾソプラノ)[第4回(1970):女声第1位、ソヴィエト]
 スヴィリドフ:兵士の帰還
  エフゲニー・ネステレンコ(バス)[第4回(1970):男声第1位、ソヴィエト]
 プッチーニ:オペラ「ボエーム」第1幕 から ミミのアリア
  ナジェジダ・クラスナヤ(ソプラノ)[第4回(1970):女声第4位、ソヴィエト]
 スヴィリドフ:イジョラに来ると
  ヴラディスラフ・ピヤフコ(テノール)[第4回(1970):男声第2位、ソヴィエト]
 ヴェルディ:オペラ「アイーダ」第1幕 から アイーダのアリア
  シルヴィア・シャシュ(ソプラノ)[第5回(1974):女声第2位、ハンガリー]
 ドビュッシー(1862-1918):ロマンス
  ガリーナ・カリーニナ(ソプラノ)[第5回(1974):女声第3位、ソヴィエト]
 ドヴォルジャーク(1841-1904):それはすばらしい夢だったことか
  ペテル・ドヴォルスキー(テノール)
   [第5回(1974):男声第5位、チェコスロヴァキア]
 ハンガリー民謡:私は美しい故郷から遠く離れて行った
  コロシュ・コヴァーチ(バス)[第5回(1974):男声第2位、ハンガリー]
録音:1966-1974年、ライヴ、モスクワ、ソヴィエト
 


RDCD 00380
\2000→\1890
【新装再発売】
チャイコフスキー国際コンクール入賞者たち(1966-1990) 声楽部門 Vol.2
 タリヴェルディエフ(1931-1966):葉
  ラリーサ・シェムチュク(メゾソプラノ)[第6回(1978):女声第1位、ソヴィエト]
 チャイコフスキー(1840-1893):オペラ「イオランタ」から イオランタのアリオーソ
  イレーネ・ミリキャヴィチュテ(ソプラノ)[第6回(1978):女声入賞外、ソヴィエト]
 ヴェルディ(1813-1901):オペラ「アッティラ」第1幕 から アッティラのアリア
  パータ・ブルチュラーゼ(バス)[第7回(1982):男声第1位、ソヴィエト]
 チャイコフスキー:偉業 Op.60 No.11
  ヴラディーミル・チェルノフ(バリトン)[第7回(1982):男声第3位、ソヴィエト]
 スロニムスキー(1932-): 蒸し暑いホップ
  ニーナ・ラウチオ(ソプラノ)[第8回(1986):女声第4位、ソヴィエト]
 プッチーニ(1858-1924):オペラ「ボエーム」第1幕 から ロドルフォのアリア
  ゲガム・グリゴリアン(テノール)[第7回(1982):男声第2位、ソヴィエト]
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
  オペラ「皇帝の花嫁」から リュバーシャの場面
  ナターリア・エラーソヴァ(メゾソプラノ)[第8回(1986):女声第1位、ソヴィエト]
 ロッシーニ:オペラ「コリントの包囲」から マホメットのアリア
  バルセク・トゥマニアン(バス)[第8回(1986):男声第2位、ソヴィエト]
 マスカーニ(1863-1945):
  オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」から サントゥッツァのアリア
  ドローラ・ザジック(メゾソプラノ)[第7回(1982):女声第3位、アメリカ合衆国]
 チャイコフスキー:教えて、木陰で起ったことを Op.57 No.1
  バーバラ・キルダフ(ソプラノ)[第8回(1986):女声第2位、アメリカ合衆国]
 チャイコフスキー:騒がしい舞踏会の中で Op.38 No.3
  グリゴリー・グリチューク(バリトン)[第8回(1986):男声第1位、ソヴィエト]
 モーツァルト(1756-1791):
  オペラ「後宮からの逃走」第1幕 から コンスタンツェのアリア
  アーナ=フェリチア・フィリプ(ソプラノ)[第8回(1986):女声第2位、ルーマニア]
 グリンカ(1804-1857):旅の歌
  アレクサンドル・モロゾフ(バス)[第8回(1986):男声第1位、ソヴィエト]
 ヴェルディ:オペラ「仮面舞踏会」第2幕 から アメーリアのアリア
  デボラ・ヴォイト(ソプラノ)[第9回(1990):女声第1位、アメリカ合衆国]
 チャイコフスキー:ただ憧れを知る人だけが Op.6 No.6
  ハンス・チョイ(バリトン)[第9回(1990):男声第1位、アメリカ合衆国]
録音:1978-1990年、ライヴ、モスクワ、ソヴィエト
 

RDCD 00399
\2000→\1890
【新装再発売】
【再案内】
チャイコフスキー国際コンクール入賞者たち(1962-1990) チェロ部門 Vol.2
 カバレフスキー(1904-1987):S・プロコフィエフの記念に(ロンド)
  ボリス・ペルガメンシチコフ[第5回(1974):第1位、ソヴィエト]
 ショスタコーヴィチ(1906-1975)/シャフラン(1923-1997)編曲:ヴィオラ・ソナタ(チェロ版)
  ナサニエル・ローゼン[第6回(1978):第1位、アメリカ合衆国]
 J・S・バッハ(1685-1750):無伴奏チェロ組曲第6番 から クラント
  ダニエル・ヴェイス[第6回(1978):第2位、チェコスロヴァキア]
 ベートーヴェン(1770-1827):チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69 から 第3楽章
  藤原真理[第6回(1978):第2位、日本]
 ヴィクトリア・ヤグリング(1946-2011):無伴奏チェロ組曲 から 第4楽章
  アントニオ・メネセス[第7回(1982):第1位、ブラジル]
 チャイコフスキー(1840-1893):奇想的小品 Op.62
  アレクサンドル・クニャーゼフ[第9回(1990):第2位、ソヴィエト]
 ヒンデミット(1895-1963):無伴奏チェロ・ソナタ
  アルヴィン・マッコール[第7回(1982):入賞外、アメリカ合衆国]
 エフレム・ジンバリスト(1889-1985)/レフ・エフフラーフォフ編曲:
  リムスキー=コルサコフのオペラ「金鶏」の主題による幻想曲
  アレクサンドル・ルーディン[第7回(1982):第2位、ソヴィエト]
 ブラームス(1833-1897):チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99 から 第4楽章
  グスタフ・リヴィニウス[第9回(1990):第1位、ドイツ]
録音:1974-1990年、ライヴ、モスクワ、ソヴィエト
 


RDCD 00896
\2000→\1890
スヴェトラーノフ&ソヴィエト国立交響楽団
 リャプノフ、ナプラーヴニーク、リムスキー=コルサコフ:管弦楽作品集
  リャプノフ(1859-1924):
   交響詩ロ短調「ジェラソヴァ・ボラ」Op.37(#)
   ポロネース ニ短調 Op.16(*)/バラード嬰ハ短調 Op.2(++)
  ナプラーヴニーク(1839-1916):
   オペラ「ドゥブロフスキー」第4幕 から 夜の間奏曲(**)
   メランコリー Op.48 No.3(**)
  リムスキー=コルサコフ(1844-1908):おとぎ話 Op.29(+)
ソヴィエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1982年(*)/1985年(+)/1986年(#)/1990年(**)
    1990年5月28日、モスクワ音楽院大ホール、ソヴィエト(++)
 

RDCD 00898-900
(3CD)
\6000
スヴェトラーノフ&ボリショイ劇場
 
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
  オペラ「見えざる町キーテジと聖女フェヴローニャの物語」
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(バス:ユーリー・フセーヴォロドヴィチ公)
エフゲニー・ライコフ(テノール:フセーヴォロド・ユーリエヴィチ公子)
ガリーナ・カリーニナ(ソプラノ:フェヴローニャ)
ヴラディスラフ・ピアフコ(テノール:グリーシュカ・クテリマ)
ミハイル・マスロフ(バリトン:フョードル・ポヤーロク) 他
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1983年12月25日、ライヴ、ボリショイ劇場、モスクワ、ソヴィエト
 

RDCD 00903-905
(3CD)
\6000
スヴェトラーノフ&ボリショイ劇場
 
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):オペラ「サトコ」
ヴラディーミル・ペトロフ(テノール:サトコ)
ラリーサ・アヴデーエヴァ(メゾソプラノ:リュバーヴァ)
ヴァレンティーナ・レフコ(アルト:ネジャータ)
ヴィクトル・ゴルブノフ(バリトン:ドゥーダ)
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(バス:ヴァリャーグの商人)
アレクセイ・マスレンニコフ(テノール:インドの商人)
ユーリー・マズロク(バリトン:ヴェネツィアの商人) 他
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)

録音:1964年11月12日、ライヴ、ミラノ、イタリア

 

RDCD 00912
\2000
オリガ・エルデリ稀少録音
 ヴァレリー・キクタ(1941-):ハープのための作品集
  オシアン(ハープのための組曲;1973)(*)
  母の歌(テノール、ハープ、フルート、児童合唱、オルガンと鐘のための
   カンタータ;1973)(+)
  二部作(ブールデルの彫刻による、ハープのための;1972)(#)
  暗闇の境界を超えて(器楽伴奏連作歌曲;1968)(**)
  キエフの聖ソフィア大聖堂のフレスコ画
   (ハープと管弦楽のための協奏交響曲;1973)(++)
オリガ・エルデリ(ハープ)
イヴァン・コズロフスキー(テノール(+/**))
スプートニク合唱スタジオ(+)
ミハイル・カリーカ(合唱指揮(+))
G・マイ(小フルート(+))
E・プロチャーコヴァ(オルガン(+))
A・マムイコ(鐘(+))
モスクワ国立フィルハーモニー・ソロイスト・アンサンブル(**/++)
アレクサンドル・コルネーエフ(指揮(**/++))
録音:1972年(*/**)、1973年(+/#)、1979年(++),場所の記載なし

SILKROAD



HCD 0863
(2CD)
¥3000→\2690
名ピアニスト顧聖嬰(ク・シャンイン)の貴重なショパン
CD-1
 ショパン:
  (1)ポロネーズ第7番 変イ長調「幻想」op.61
  (2)練習曲ヘ長調op.10-8
  (3)練習曲嬰ハ短調op.25-7
  (4)ドビュッシー:喜びの島
  (5)シューマン:献呈
  (6)リスト:ハンガリー狂詩曲第12番
  (7)?星海:三首哈薩克舞曲
CD-2
 ショパン:
  (1)前奏曲第2番イ短調op.28-2
  (2)前奏曲第8番op.28-8. 嬰ヘ短調
  (3)前奏曲第24番ニ短調op.28-24
  (4)練習曲変ト長調『蝶々』op.25-9
  (5)練習曲嬰ト短調op.25-6
  (6)練習曲変イ長調op.10-10
  (7)練習曲嬰ハ短調op.10-4
  (8)ピアノ・ソナタ第3番ロ短調op.58
顧聖嬰
 [ク・シャンイン]
  (ピアノ)
 これは非常に珍しい録音!名ピアニスト顧聖嬰の貴重なショパン

 録音:1960-1962 年

 今は亡き中国人名ピアニスト、顧聖嬰(ク・シャンイン)の貴重なレコーディング集。顧聖嬰は1937 年上海生まれ。5 歳でピアノをはじめ幼少時よりその才能を開花させました。1954 には上海交響楽団にソリストとして入団し、以後は国内外で活躍、スイス、ポーランド、ブルガリア、フィンランド、ハンガリーではリサイタルも開き好評を博しました。
 ここに収録された録音は彼女が得意としていたショパンを中心とした1960-1962 年の貴重な録音です!

SOLSTICE

SOCD 289
\2000
ピエール・ラブリック(オルガン)
 ユジェーヌ・ルーシュセル (1900-1988):
  プロヴァンスの散歩道(全13曲)
ピエール・ラブリック(オルガン)
 録音: 1974年4月、10月 ルーアン、サントゥアン大修道院のカヴァイユ=コル・オルガン
 ユジェーヌ・ルーシュセルは1900年リオンで生まれ、作曲とオルガンの名門家系で育った。
 「プロヴァンスの散歩道」は3巻に分かれて作曲され、1938年(第1巻、2巻)、1973年(第3巻)に出版された。13曲の其々がプロヴァンスの風景、自然の音を写し取った「音楽のポストカード」ともいうべき作品である。
 オルガンのレパートリーが豊富なSOLSTICEらしいCDです。デジパック仕様
 ※1曲目の録音状態があまり良くなく、音飛び、音ユレが若干発生してます。2曲目以降は良好です。1974年録音ということで、ご承知おき願います。(代理店)

SPECTRUM SOUND

定評あるスペクトラム・サウンドの驚くべき復刻!!
人気のアナログ・コレクター・シリーズ最新6タイトルが登場



CDSMAC 009
(2CD)
\2600→\2390
イダ・ヘンデル(ヴァイオリン)
Disc-1 (For the Vintage audio)
 J.S.バッハ:シャコンヌ BWV1004-5 /
 ヘンデル:アヴェ・マリア/コレッリ:ラ・フォリア/
 シューベルト:アヴェ・マリア/バルトーク:ルーマニア民族舞曲/
 ストラヴィンスキー:ペトルーシュカよりロシアの踊り
Disc-2 (For the High end audio)
 収録曲は Disc-1 と同内容
イダ・ヘンデル(ヴァイオリン)
ヴラディーミル・ヤンポリスキー(ピアノ)
 イダ・ヘンデルの輝かしい1960 年代の音色!!スペクトラム・サウンドらしい生々しい復刻!ボーナスディスクは再生機を変えた復刻版を収録

 録音:1960 年、モスクワ/LP to DSD Direct、Transfer & DSD、Remastering
 使用音源:Russian Melodiya ED 2 LP (D-07268 GOST 5289-68, Blue Label)  Disc 1 (for Vintage audio user) / Disc 2 (for High-end audio user)

 ヴァイオリン・ファン注目!イダ・ヘンデル絶頂期の1960 年にモスクワで収録したアルバムをヴィンテージ・オーディオ・ユーザー用、ハイ- エンド・ユーザー用としてそれぞれディスクを分けた2 枚組で登場!それぞれの復刻音の違いを楽しめます。収録曲はヘンデルが愛奏しているバッハのシャコンヌを筆頭に、オイストラフとの共演でもなじみ深い名ピアニスト、ヴラディーミル・ヤンポリスキーとのデュオでコレッリのラ・フォリアをはじめとした珠玉の名曲が収録されております。
 


CDSMAC 007
(2CD)
\2600→\2390
ジャック・ゲステム/ヴァイオリン小品集
CD-1
 シューベルト:セレナーデ/リュリ:メヌエット〜町人貴族より/
 マルティーニ:愛の喜び/シューマン:夢想/
 ドヴォルザーク:ユモレスク/イラディエル:鳩/
 ブラームス:ハンガリー舞曲第6 番/
 リムスキー=コルサコフ:インドの歌/ブラームス:子守唄/
 ボッケリーニ:メヌエット/メンデルスゾーン:春の歌/
 シューベルト:アヴェ・マリア/ブラームス:ワルツ 変イ長調/
 グノー:アヴェ・マリア/ショパン:夜想曲第2 番/
 ルービンシュタイン:メロディ/モーツァルト:メヌエット/
 ブラームス:ハンガリー舞曲第5番/ショパン:別れの曲/
 マスネ:タイスの瞑想曲/ポンセ:エストレリータ/
 グリーグ:ソルヴェーグの歌/ゴダール:ジョスランの子守唄/
 アルベニス:タンゴ



ボーナスCD
 グノー:アヴェ・マリア/クライスラー:愛の喜び/
 同:愛の悲しみ/マスネ:タイスの瞑想曲/
 リムスキー=コルサコフ:太陽への讃歌/
 クライスラー:ウィーン奇想曲/同:中国の太鼓/
 ファリャ:スペイン舞曲/アルベニス:タンゴ/
 サラサーテ:マラゲーニャop.21-1 /
 グラナドス:スペイン舞曲第5番/ニン:イベリカ・ラプソディ
CD-1
 ジャック・ゲステム(ヴァイオリン)
 ラオール・ゴラ(ピアノ)
ボーナスCD
 トーマス・マジャール(ヴァイオリン)
 ウィレム・ヒールケマ(ピアノ)
 美音が魅力!ジャック・ゲステムが奏でる珠玉のヴァイオリン小品集、ボーナスCDはトーマス・マジャールのヴァイオリン・リサイタルを収録!

 (CD-1)録音:1950年代、パリ/ 使用音源:French Philips P 77280 L, P 77281 L ED 2 LPs/DSD & 24bit/192kHz、Digital Remastering
 (ボーナスCD)録音:1952年/ 使用音源:French Philips 06.123R ED 1 MONO LP & French Philips 06.049R ED 1 MONO LP

 男性的でありながら細部までのニュアンスが絶妙!美音が魅力のフランスのヴァイオリン奏者ジャック・ゲステムが1950 年代に録音した珠玉のヴァイオリン小品をおさめたアルバム。非常に心地よい絶妙なテンポ設定で、ティボーなどの巨匠が生きた時代の趣を持ち、それでいて現代的な雰囲気も兼ね備えております。またヴァイオリンでありながらチェロの高音域を思わせる野太く、しかしボーイングは柔らかい絶妙な演奏です。ショパンの別れの曲では泣かせるほどの歌い回しと表現力に驚かされます。
 ボーナスCD はやはりフランスのフィリップスで活躍したトーマス・マジャールのクライスラー、サラサーテなどの小品集です。スペクトラム・サウンドならではのリアルな復刻を楽しめます。
 


CDSMAC010
(2CD)
\2600→\2390
アンリ・オネゲル/ブラームス&バッハ
Disc-1 
 ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調op.38 /
 同:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 op.99 /
 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番
Disc-2
 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番/
 同:第3番/同:第4番
アンリ・オネゲル(チェロ)
ノエル・リー(ピアノ)
 眼前に迫る驚愕の復刻!アンリ・オネゲルの弾くブラームスとバッハ無伴奏チェロ組曲の名演ぶりには目からうろこ!

 録音:1962 年(ブラームス)、1959 年(J.S. バッハ)/LP to DSD Direct、Transfer &DSD Remastering
 使用音源:French Valois MB 772 STEREO ED 1 LP (ブラームス) 、French Valois MB 722 & 723 STEREO ED 1 LP (J.S.バッハ)

 スイス、ジュネーヴ生まれのチェリスト、アンリ・オネゲルによるブラームスのチェロ・ソナタ第1 番、第2 番とJ.S. バッハの無伴奏チェロ組曲から第2-4 番を収録した2 枚組。とろけるような美音と安定したテクニックで聴衆を魅了しましたが、当録音では絶頂期の堂々たる演奏を聴くことができます。
 スペクトラム・サウンドらしい生々しい復刻技術には脱帽です。
 


CDSMAC008
(3CD)
\4800→\4390
ウェストミンスター・ナチュラル・バランス 第1集
 CD-1
  ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調op.38 /同:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 op.99
    アントニオ・ヤニグロ(チェロ)、パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)
    録音:1955 年/使用音源:U.S.A Westminster XWN 18234 Blue label ED 1 LP
  グラナドス- カサド編:間奏曲/ラヴェル:ハバネラ/ポッパー:村人の踊り
  ショパン:夜想曲 嬰ハ短調/ファリャ:ムルシア地方のセギディーリア/
  アレクサニアン:oror /同:アルメニアン民謡/リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
    アントニオ・ヤニグロ(チェロ)、エウジェニオ・バニョーリ(ピアノ)
    録音:1954 年/使用音源:U.S.A Westminster XWN 18004 Blue label ED 1 LP

 CD-2
  フォーレ:夢のあとに/ニン:グラナダの女/ブロッホ:祈り/ポッパー:蝶々/
  ブレロ:オリエンターレ/クンツ:夜想曲/タルティーニ:コレッリの主題による変奏曲
    アントニオ・ヤニグロ(チェロ)、エウジェニオ・バニョーリ(ピアノ)
    録音:1954 年/使用音源:U.S.A Westminster XWN 18004 Blue label ED 1 LP
  ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
    アントニオ・ヤニグロ(チェロ)、ジャン・フルニエ(ヴァイオリン)、
    ヘルマン・シェルヘン(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団
    録音:1952 年/使用音源:U.S.A Westminster XWN 18268 Blue label ED 2 LP

 CD-3
  ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11 /同:第2番 へ短調 op.21
    パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)、アルトゥール・ロジンスキ(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団
    録音:1954 年/使用音源:U.S.A Westminster WL 5308 Red label ED 1 LP
 ウェストミンスターの不朽の名盤をリマスタリング!第1集はヤニグロそしてスコダの名盤

 LP to DSD Direct、Transfer &DSD Remastering

 LP 復刻に定評があるスペクトラム・サウンドからまたも興味深いシリーズ始動!それはウェストミンスターの名盤のDSD リマスタリング盤です。第1集はチェロのアントニオ・ヤニグロが弾いたブラームスのチェロ・ソナタを中心とした作品集、そしてピアノのパウル・バドゥラ=スコダのショパンのピアノ協奏曲です。見事な復刻技術です。
 


CDSMAC012
(4CD)
\6000→\5490
ウェストミンスター・ナチュラル・バランス 第2集
 CD-1
  シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ/シューマン:5つの民謡風の小品集 op.102 /
  同:幻想小曲集 op.73 /同:アダージョとアレグロ op.70
    アントニオ・ヤニグロ(チェロ)、エウジェニオ・バニョーリ(ピアノ)
    録音:1955 年/使用音源:WN 18016 ED 1 LP

 CD-2
  シューベルト:アヴェ・マリア/クライスラー:ウィーン奇想曲/同:美しきロスマリン/
  ホイベルガー(クライスラー編):真夜中の鐘/チャイコフスキー:ナポリ人の歌/
  グルック:メロディ/グノー(サラサーテ編):ファウストからのワルツ/
  パラディス:シチリエンヌ/チャイコフスキー:ハープサルの思い出より無言歌/
  ゴダール:カンツォネッタ op.35 /クライスラー:愛の悲しみ/
  シャミナード(クライスラー編):スペイン舞曲/モーツァルト:メヌエット No.1
    エリカ・モリーニ(ヴァイオリン)、レオン・ポーマース(ピアノ)
    録音:1956 年/使用音源:XWN 18087 ED 1 LP

 CD-3
  ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7 番 変ロ長調「大公」Op.97
    アントニオ・ヤニグロ(チェロ)、パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)、ジャン・フルニエ(ヴァイオリン)
    録音:1952 年/使用音源:WL 5131 ED 1 LP

 CD-4
  タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調/ナルディーニ:ヴァイオリン ホ短調/
  ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲第22番 イ短調
    ペーター・リバール(ヴァイオリン)、クレメンス・ダヒンデン(指揮)、ヴェンタートゥール交響楽団
    録音:1954 年/使用音源:XWN 18192 ED 1 LP
 ウェストミンスターの不朽の名盤をリマスタリング!第2 集はヤニグロ、モリーニ、リバールの各名盤からの復刻!

 LP to DSD Direct、Transfer &DSD Remastering

 ウェストミンスターの名盤でも特に人気のある女流ヴァイオリニスト、エリカ・モリーニが弾くヴァイオリン小品集を中心に、その他はヤニグロのアルペジョーネ・ソナタ、大公トリオ、そしてリバールが演奏するイタリアの作曲家の協奏曲が収録されております。弦楽器ファンにはたまらないふくよかなサウンドが楽しめる名盤集です。
 


CDSMAC011
(4CD)
\6000→\5490
ルートヴィヒ・ヘルシャー/テレフンケン& DG 録音 第1集
 CD-1
  ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調op.38 /同:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 op.99
  ベートーヴェン:ヘンデル「ユダ・マカベウス」の「見よ勇者は帰る」の 主題による12の変奏曲 ト長調 WoO 45の楽曲

 CD-2
  ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1番/同:第2番/
  モーツァルトの『魔笛』の「娘か女か」の主題による12の変奏曲 ヘ長調 Op.66

 CD-3
  ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番/同:第4番/同:第5番

 CD-4
  ベートーヴェン:魔笛の主題による7つの変奏曲 WoO. 46/
  ブラームス:チェロ・ソナタ第1番/R.シュトラウス:チェロ・ソナタ
    ルートヴィヒ・ヘルシャー(チェロ)
    イエルク・デームス(ピアノ) 録音:1958 年6 月、ハノーヴァー(CD1 ブラームス)
    エリー・ナイ(ピアノ) 録音:1957 年、ベルリン
    ハンス・リヒター=ハーザー(ピアノ) 録音:1954 年、ベルリン(CD4 ブラームス、R.シュトラウス)

 美音が魅力のチェリスト、ヘルシャーの集大成!

 使用音源:German Telefunken SMB 25048-T ED 3 LP(CD1ブラームス)、German DGG SLPM 138 012 Alle Hersteller STEREO Promo ED 1 LP(ベートーヴェン)、German DGG LPM 18 178 Alle Hersteller MONO ED 1 LP(CD4ブラームス&R. シュトラウス)/LP to DSD Direct、Transfer &DSD Remastering

 ドイツのチェリスト、ルートヴィヒ・ヘルシャーの名演を集めた4 枚組!1953 年に初来日したこともあるチェリストで、とにかく美音が魅力です!エリー・ナイとのベートーヴェンの名盤を含むお買い得なセットです。

SUPRAPHON



SU 4101
(2CD)
\4000→\3690
ロストロポーヴィチ・プレイズ・ショスタコーヴィチ
 CD1
  (1)チェロ協奏曲第1番変ホ長調Op.107
  (2)チェロ協奏曲第2番Op.126
 CD2
  (3)チェロソナタ ニ短調Op.40
  (4)チェロ協奏曲第1番変ホ長調Op.107
ムスチスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
(1)キリル・コンドラシン(指)
 チェコ・フィル
(2)エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)
 プラハ交響楽団
(3)ドミートリー・ショスタコーヴィチ(Pf)
(4)アレクサンドル・ガウク(指)
 モスクワ・フィル
 ショスタコ・ファン驚愕。物凄いお宝がチェコに眠っていた。ショスタコーヴィチのディスゴグラフィを塗り替える衝撃の事実

 (1)1960年5月29日/プラハの春音楽祭、スメタナホール(ライヴ)初出、(2)1967年12月11日/スメタナホール、プラハ(ライヴ)初出、(3)1959年/モスクワ放送スタジオ、(4)1959年10 月6日/モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)初出/ADD、MONO、1h 52’ 39”

 ショスタコーヴィチ・ファン驚愕の衝撃音源が出現しました。いずれもロストロポーヴィチによるショスタコーヴィチですが、大半が世界初出。
 「チェロ協奏曲第1 番」はロストロポーヴィチの独奏、ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルにより1959 年10 月4 日にレニングラードで初演されました。その約1 カ月後の11 月8 日にロストロポーヴィチの独奏、オーマンディ指揮フィラデルフィア管によりアメリカで録音され、それが世界初とされていますが、それより早い世界初演の2 日後のモスクワ初演の音源が残っていました。ムラヴィンスキーの師匠ガウクの指揮というのも興味津々です。
 このアルバムには、同曲をコンドラシン& チェコ・フィルと1960 年の「プラハの春」音楽祭で共演した初出音源も収録されていますが、ガウクとコンドラシンの個性の違いが聴き所。気迫にあふれ、噛みつくようなコンドラシンと、抒情的で大人然としたガウク、どちらも甲乙つけがたい名演です。ロストロポーヴィチの巧さはどれも神業で、誰にも真似できぬ巧さに加え、若さあふれる快刀乱麻ぶり。
 「チェロ協奏曲第2 番」は初演指揮者スヴェトラーノフですが、オーケストラがプラハ響という点に注目。スヴェトラーノフならではの爆演で、オケの音色が明るく軽いのに驚かされます。珍品中の珍品と申せましょう。
 チェロソナタは、これまでもリリースされたことのあるショスタコーヴィチ自身の伴奏による名演中の名演。何よりもショスタコーヴィチのピアノの巧さが光ります。彼はいくつか自作自演を残していますが、このロストロポーヴィチとのチェロソナタは空前の出来で、物凄い説得力。テンポ、解釈、強弱いずれもこれ以外あり得ない決定的なもので、あまりの素晴らしさに聴き終わると茫然自失状態になること間違い無し。
 録音はモノラルながら、当時のチェコとしては非常な良さ。ロストロポーヴィチの輝くようなチェロが目前で物凄いエネルギーを放ちます。


 


SU 4135
(2CD)
\4000→\3690
アンチェル(指揮)&チェコ・フィル
[CD1]
 ブリテン:戦争レクイエムop.66
[CD2]
 (1)ブリテン:青少年のための管弦楽入門op.34(初版)
 (2)春の交響曲(チェコ語歌唱)op.44
[CD1]
 ナジェジダ・クニプロヴァー(S)
 ジェラルド・イングリッシュ(T)
 ジョン・キャメロン(Br)
[CD2]
 (2)ミラダ・シュブルトヴァー(S)
  ヴェラ・スクポヴァー(A)
  ベノ・ブラフト(T)
プラハフィルハーモニー合唱団
キューン児童合唱団
カレル・アンチェル(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 ブリテン・イヤーに欠かせぬ注目盤!初出の「戦争レクイエム」「春の交響曲」を含むアンチェル& チェコ・フィル黄金期のライヴ録音

 録音:[CD1]1966 年1 月13 日/79’ 27”  [CD2](1)1958 年5 月3 日 (2)1964 年1 月17 日/60’ 08” いずれも録音場所はルドルフィヌム・ドヴォルザーク・ホールでのライヴ録音(プラハ)/モノラル、ADD

 2003 年から2008 年にかけて『アンチェル・ゴールド・エディション』シリーズを遂行し、アンチェルが残した多くの名録音を発信してきたチェコのレーベル「SUPRAPHON」が、再び注目必至のアルバムをリリースしてくれました!何よりも特筆すべきは、今年生誕100 周年を迎えたブリテンに焦点を当てたプログラム。現在陽の目を見ているアンチェルの録音の中でもブリテンは数少ないうえ、1966 年1 月13 日にドヴォルザーク・ホールで録音された「戦争レクイエム」と1958 年に同ホールで収録された「春の交響曲」(いずれもライヴ録音)は今回が初出となります!オーケストラはいずれも、彼が1950 年より常任指揮者として立て直しに心血を注いでいた名門チェコ・フィル。1950 年代後半から60 年代にかけてのライヴ録音ということで、アンチェル& チェコ・フィル共演晩期にして黄金時代の希少なライヴの模様をたっぷりと堪能できる内容に仕上がっています。
 戦前から指揮者としてプラハの中核で活躍するも、第二次世界大戦中にナチス非協力者としてアウシュビッツに連行され、妻と息子を失うという大きな悲劇に見舞われたアンチェル。「戦争レクイエム」は第ニ次世界大戦の爆撃から再建されたコヴェントリ—の大聖堂の献堂式のための委嘱作であるものの、第ニ次世界大戦の戦歿者への追悼に限定される内容ではなく、ブリテンの反戦への普遍的なメッセージが込められているとも言われています。ほかでもないアンチェルによる迫真の演奏には、自らの悲惨極まりない実体験が反映しているからこそでしょうか、ひときわ感じ入るものがあります。「青少年のための管弦楽入門」は解説朗読のない初版による演奏。「パーセルの主題による変奏曲とフーガ」という副題の通り、厳かなユニゾンで提示される印象的な主題が鮮やかに展開されていきます。厚みのある弦楽器隊だけでなく、管楽器隊の瑞々しい演奏も聴き所。「春の交響曲」はチェコ語歌唱によるところも、アンチェル& チェコ・フィル盤ならではの魅力と申せましょう!



 

SU 4137
\2000
ドヴォジャーコヴァー/アリア集
ワーグナー:
 (1)『タンホイザー』第3幕より エリーザベトの祈り「全能のマリアよ」
 (2)『トリスタンとイゾルデ』第1幕より 
  「あの人たちはさんざん私を笑い物にする歌を歌ったけれど」(イゾルデ)
 (3)同劇第3幕より イゾルデの愛の死 「優しいかすかな彼のほほえみ」
 (4)『パルジファル』第2幕より
  「いいえ、パルジファル、愚かにして清らかな人よ!」(クンドリー)
 (5)『ワルキューレ』第1幕より 
  「一族の男たちがすべて、この部屋に集まっていました」(ジークリンデ)
 (6)『ジークフリート』第3幕より 
  「甘い憧れを永遠に感じて」(ブリュンヒルデ)
 (7)『神々の黄昏』第3幕より 
  ブリュンヒルデの自己犠牲「ライン川の岸辺に大きな薪を」
スメタナ:
 (8)『ダリボル』第2幕より 「私はどうすればよいのか?」(ミラダ)
 (9)『リブシェ』第2幕より 「お父さん」(クラサヴァ)
 (10)『二人のやもめ』第2幕より 「彼らは共に去り」(アネシュカ)
ルドミラ・ドヴォジャーコヴァー(S)
ルドルフ・ヴァサータ(指揮)
プラハ国民劇場管弦楽団
 20 世紀チェコが生んだ世界的ソプラノ、ドヴォジャーコヴァーのアリア集

 録音:(1)-(3)、(5)-(7)1966 年5月31日&6 月1-2日、スプラフォン・ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)(8)1972年6月7日、(4)(9)(10)1976 年11月18日、いずれもチェコ放送局でのスタジオ録音(プラハ)/75’03”

 1960 年代、ヨーロッパ・オペラ界の第一線で脚光を浴びたチェコの名ソプラノ、ルドミラ・ドヴォジャーコヴァー(ドヴォルジャコヴァーとも)。日本では突出した知名度には恵まれていませんが、メッゾとしても十分なほどの厚みのある艶やかな歌声と、息の長いフレーズでも声の張りを失わない安定した歌唱力、さらにドラマティックな役作りで高い評価を得ていたドヴォジャーコヴァーは、これまでにチェコ地域から輩出された多くの歌手たちに先んじる最初の世界的ソプラノであったと言っても過言ではありません!
 ドヴォジャーコヴァーの生誕90 周年となる2013 年、「SUPRAPHON」レーベルから、このレーベルが持つドモヴィナ・スタジオと、当時のチェコ=スロヴァキア放送局のスタジオで収録された録音から編まれた、初のアリア集がリリースされる運びとなりました!
 1960 年代から1970 年代の録音ということで、ドヴォジャーコヴァー黄金期の歌声を余すところなく収録したアルバムとなっております。さらに嬉しいのは、彼女が十八番としたワーグナーとスメタナのアリアという選曲の素晴らしさ。ワーグナーのアリアの多くは1966 年の録音ということで、翌年1967 年にバイロイト音楽祭で行われたベーム指揮『神々の黄昏』のグートルーネ役で魅せた熱演ぶりも予期させる、艶やかな歌声が収録されています。スメタナのアリアでは、張りのある高音域を中心に、ドヴォジャーコヴァーの卓越した歌唱力を存分に知ることが出来ることでしょう。

 【ルドミラ・ドヴォジャーコヴァー】
 1923 年生まれ。エマ・デスティノヴァーやマリア・イェリッツァらの流れを汲む、チェコ出身の20 世紀を代表する世界的ソプラノ歌手。チェコ(当時はチェコ=スロヴァキア)のオストラバでデビューして間もなくプラハのオペラ界から注目され、1954 年にプラハ国民劇場と専属契約を交わす。それから60 年代にかけて、ウィーンやベルリンの歌劇場をはじめ、ヨーロッパの大劇場にも次々とデビュー。その歌声に魅入られたヴィーラント・ワーグナーの招きを受けてバイロイト音楽祭にも出演し、1966 年にはメト・デビューを果たすことで名実ともに世界的ソプラノ歌手の仲間入りを果たした。

TAHRA

TAH 735
\2500→\2290
ミュンシュ& ボストン響、1961年ボストン・ライヴ
 ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
 チャイコフスキー: 交響曲第6番「悲愴」op.74
シャルル・ミュンシュ(指揮)
ボストン交響楽団
 ファン必見!巨匠ミュンシュ& ボストン響、1961年ボストン・ライヴがついに陽の目をみる!重々しくも洗練されたチャイコフスキーの「悲愴」

 録音:1961 年9 月29 日、ボストン(ライヴ録音)/ADD、モノラル、70’20”

 TAHRA レーベルの「巨匠の芸術シリーズ」、最新盤はミュンシュ& ボストン響の1961 年9 月29 日ライヴ録音。ミュンシュ&BSO の「悲愴」といえば、RCA が録音した1962 年3 月12 日のライヴ演奏をLP ないしCD で堪能した方も多いのではないでしょうか。今回はその半年前にボストンで行われたライヴ録音であり、前プロで行われたブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」と共に初出音源と思われ、まさにファン注目必至の新譜です!録音状態も良好。1960 年初来日の名演も語り草のミュンシュ&BSO の名タッグによる、知られざる名演の模様をじっくりと堪能できます。
 ミュンシュが録音した「悲愴」のうち、現在陽の目を見ているのはパリ管と1948 年5 月に行ったライヴ録音と、前述のBSOとの1962 年ライヴ録音のみ。
 今回の1961 年録音はそれに次ぐ3 つ目の登場となるわけですが、全体的に重量感のあるテンポ感と、随所で魅せる独特のテンポの揺らし方などはやはりミュンシュ&BSO のタッグならではの魅力といえるのかもしれません。悠然とした構えの中に随所に絶妙な緩急のメリハリをつけるところはまさに巨匠の技といったところでしょうか。特に最終楽章は白眉の出来栄えで、そのタクトによってオーケストラ全体の鳴り方が突如としてガラリと変わる瞬間が感じられ、彼独特のテンポの変動による素晴らしい表情付けは見事の一言。思わず彼の激しいタクトの振りが目に浮かぶような、哀しくも熱い音運びに圧倒されます。前プロのブラームスでは涼やかな音運びを見せ、「悲愴」では一転重量級の響きを聴かせる…巨匠の芸術に魅入られる充実の内容といえましょう。
 1962 年にはBSO の常任指揮者ミュンシュは去りますが、10 年以上にわたって蜜月を築き上げてきたBSO との円熟したアンサンブルは聞き逃せません!

TALENT/SILKROAD



SRM 030CD
(CD)
¥1800→\1690
ローラ・ボベスコ〜コレクションシリーズ Vol.4
 ヴィオッティ:
  (1)ヴァイオリン協奏曲第22番イ短調
   [カデンツァ:イザイ(第1、2楽章)]
  (2)ヴァイオリン協奏曲第23番ト長調
   [カデンツァ:ボベスコ(第3楽章)]
ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)
ライン・パラティナ国立管弦楽団
クルト・レーデル(指揮)
SRM 030LP
(LP)
¥3700→\3490
 女流ヴァイオリニスト、ローラ・ボベスコのコレクションシリーズ第4 弾が登場、名盤ヴィオッティの協奏曲が復活!

 かつて、宇野功芳氏が「ボベスコの舞台を一度でも見た者なら、あの美貌、あの魅力的な金髪、そして少女のように楚々とした物腰を一生忘れること類まれの表現力で聴き手を魅了します。温かみがありふくよかな音色はボベスコでしか聴けません!類まれの表現力で聴き手を魅了します。温かみがありふくよかな音色はボベスコでしか聴けません!
 イタリア生まれのヴィオッティ(1755-1824)は多くのヴァイオリン協奏曲を作曲しましたが、ここに収録された第22 番イ短調、第23 番ト長調は最もよく親しまれております。ヴィヴァルディを思わせるイタリアの作曲家らしい曲調と自身がヴァイオリニストであったことから非常に効果的な技巧が散りばめられた作品となっています。19 世紀のフランス・ヴァイオリン楽派の創設の父と呼ばれ、現代使用されている弓を完成させるのに一役かったとも言われています。後のパガニーニが多くのヴァイオリン作品を残しましたが、その原型とも言える程、豊かなメロディが魅力の作曲者です。

 ローラ・ボベスコ・コレクション好評発売中です。
 第1集 J.S. バッハ:ヴァイオリン協奏曲集 / セニア・トゥルバシニク(Ob) ウジェーヌ・イザイ弦楽アンサンブル[CD:SRM 012CD、LP:SRM012LP]
 第2集 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 / エドガルト・ドヌー(指揮)、RTBF 新交響楽団[CD:SRM 015CD、LP:SRM 015LP]
 第3集 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4&5 番 / エドガルト・ドヌー(指揮)、ウジェーヌ・イザイ弦楽アンサンブル[CD:SRM 026CD、LP:SRM 026LP]



ローラ・ボベスコ(Vn)旧譜3作

SRM 012CD
\1800→\1690
ローラ・ボベスコ(Vn)
 J.S.バッハ:
  ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 BWV.1041
  ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調 BWV.1042
  ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ニ短調 BWV.1060 
ローラ・ボベスコ(Vn)
セニア・トゥルバシニク(Ob)
ウジェーヌ・イザイ弦楽アンサンブル
SRM 012LP
(LP)
\3700→\3490
ローラ・ボベスコ ベートーヴェン、バッハ Vn 協奏曲 独逸プレス アナログLP!!!!
中古盤市場では4 〜5 万円で取り引きされているボベスコの新品LP の登場です。
 

SRM 015CD
\1800→\1690
ローラ・ボベスコ(Vn)
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.61
 CDのみ以下の2曲収録:
  ロマンス第1番 ト長調Op.40
  ロマンス第2番 ヘ長調 Op.50
ローラ・ボベスコ(Vn)
エドガルト・ドヌー(指)
RTBF 新交響楽団
SRM 015LP
(LP)
\3700→\3490
 

SRM 026CD
\1800→\1690
ローラ・ボベスコ(Vn)
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲

  (1)第4番 ニ長調「軍隊」 K.211
  (2)第5番 イ長調「トルコ風」 K.219
ローラ・ボベスコ(Vn)
エドガルト・ドヌー(指揮)
ウジェーヌ・イザイ弦楽アンサンブル
SRM 026LP
(LP)
\3700→\3490
ローラ・ボベスコ、独逸プレスのアナログLPシリーズ最新盤!瑞々しく輝かしいモーツァルトVn 協奏曲第4 番& 第5 番

録音:1976 年

 talent レーベルからリリースされる話題のボベスコ新譜シリーズ最新盤!ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲(SRM 015 LP/ SRM 015 CD)、J.S. バッハのヴァイオリン協奏曲集(SRM 012 LP/ SRM 012 CD)に引き続き、第3 弾となる今回リリースされたのはモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第4 番& 第5 番!
 今や語り草ともなっている1980 年の初来日リサイタルを4 年後に控えた、1976 年の録音です。気品と活気にあふれるモーツァルトの協奏曲は、まさにボベスコの真骨頂ともいえる優美かつウィットに富んだ可憐な演奏を堪能できるプログラム!第4 番の冒頭から、輝かしいボベスコのソロの音色にぐぐっと引き込まれます。ドヌー率いるウジェーヌ・イザイ・弦楽アンサンブルの演奏も素晴らしく、ボベスコのソロを控えめながらも見事に惹きたてています。LP はドイツプレス。30 年以上前に収録された音源ですが、録音状態は良好。2003 年に惜しまれながらもこの世を去り、間もなく没後10 年を迎えようとしている今もなお色褪せぬ、彼女の瑞々しいヴァイオリンの響きに想いを馳せるファン必聴の名盤です。


TIMA CLUB

1971年にマウリツィオ・ティベリが創設したイタリアの声楽録音復刻専門レーベル、TIMA Clubの扱いを開始いたします。

CLAMACD 10
\2400
アウグスト・フェラウト(テノール;1903-1986)
 アリア、歌曲&カンツォーネ録音集
 

CLAMACD 22
\2400
ルチアーノ・ネローニ(バス;1909-1951)
 アリア&ロマンス録音集
 

CLAMACD 24
(2CD)\4800
ジャコモ・ラウリ=ヴォルピ(テノール;1892-1979)
 ラ・ボエーム・セレクション
 

CLAMACD 27
\2400
アロルド・リンディ(テノール;1888-1944)
 オペラ・アリア&歌曲録音集
 

CLAMACD 28
\2400
イリス・アダーミ・コラデッティ(ソプラノ;1904-1998)
 オペラ・アリア&歌曲録音集
 

CLAMACD 37
(3CD)
\7200
ガリアーノ・マジーニ(テノール;1896-1986)
 コロムビア、グラモフォノ、チェトラへの全録音&ライヴ録音集
 

CLAMACD 32
\2400
アドリア市立劇場 名オペラに聴く名歌手の声
 

CLAMACD 33
\2400
キオッジャの歌 劇場、オペラ、声
 

CLAMACD 34
\2400
ルチアーノ・アンジョーネ カンツォーネ名曲録音集
 

CLAMACD 35
(4CD)
\9600
ロゼッタ・パンパニーニ(ソプラノ;1896-1973) 声と芸術
 

CLAMACD 37
(2CD)
\4800
ヴェルディ:オペラ「オテロ」(準全曲)
 

CLAMACD 38
\2400
ルチアーノ・ネローニ(バス;1909-1951)
 アリア&ロマンス録音集 Vol.2
 

CLAMACD 39
\2400
アリーチェ・ガッバイ(メゾソプラノ) 歌曲録音集
 

CLAMACD 40
\2400
エレーナ・リッツィエーリ(ソプラノ;1922-1985) アリア&歌曲録音集
 

CLAMACD 43
\2400
ルチアーノ・アンジョーネ ロマンティック・メロディー
 

CLAMACD 45
\2400
ルチアーノ・アンジョーネ イン・コンサート
 

CLAMACD 49
(2CD)
\4800
フランチェスコ・アルバネーゼ(テノール;1912-2005)
 音楽に捧げた人生
 

CLAMACD 50
\2400
エミリオ・レンツィ(別名アルド・ヴィスコンティ、テノール;1908-1990)
 音楽に捧げた人生
※外装の一部に「CLAMA ML-14」と表示されておりますが、弊社では「CLAMACD 50」として管理いたします。(代理店)

CLAMACD 51
\2400
アゴスティーノ・フェリン(バス;1928-1989)
 音楽に捧げた人生
 

CLAMACD 52
\2400
ルチア・ダニエリ(1927-2005)
 音楽に捧げた人生
 

CLAMACD 54
\2400
ニーロ・オッサーニ(別名ジュゼッペ・ダル・パーネ、テノール;1912-1997)
 音楽に捧げた人生
 

CLAMACD 55
\2400
リーナ・カヴァリエーリ(ソプラノ;1874-1944)
 音楽に捧げた人生

TOKYO FM

全てSACD 用 新マスタリング!


TFMCSA 0005
(SACD シングルレイヤー)
\4200
朝比奈隆(指揮)&大阪フィル
 ブルックナー:交響曲第5番
朝比奈隆(指揮)
大阪フィルハーモニー管弦楽団
 朝比奈 隆 伝説中の名盤ついにSACD 化、1973 年伝説の東京ライヴ。ブルックナー交響曲第5番

 朝比奈と大フィルが「討死に覚悟」で東京に乗り込んできた、あの名演がついにディスク化された。豪快で骨太。あの時のことを思い出し、久々にわくわくさせられた。=宇野功芳=

 録音:1973 年7月24日、東京文化会館、ライヴ/新DSD マスター非圧縮

 朝比奈のブルックナー演奏の中でももっとも有名な演奏の一つ。この演奏を生で聴いた人々すべて人々が仰天し今日まで語りぐさとなったもの。宇野功芳氏も著書の中で幻の大演奏と激賞したもので、ついにFM 東京のオリジナルテープからこの伝説的演奏が日の目を見ました。ともかく壮年期の朝比奈(60代)の乗りに乗った演奏、晩年には若干失われた緊張感の持続もバツグンで異常なボルテージ。しかも大団円での金管大爆発、いやほんとに圧倒されます。
 朝比奈のファンでなくともこの演奏には間違いなく打たれるはずと確信いたします。SACD 用にマスターテープさかのぼり新マスタリング。
 

TFMCSA 0038
(SACD シングルレイヤー)
\4200
バルシャイ(指揮)&モスクワ室内管
 ショスタコーヴィチ:
  交響曲第14番ト短調op.135「死者の歌」
ルドルフ・バルシャイ(指揮)
モスクワ室内管弦楽団
マクワラ・カスラシヴィリ(ソプラノ)
エフゲニー・ネステレンコ(バス)
 バルシャイ未亡人激賞の大演奏! バルシャイ モスクワ室内管 日本初演ライヴ、ショスタコーヴィチ交響曲第14番、1975年5月16日東京文化会館

 バルシャイ モスクワ室内管の音こそが作曲家の思い描いた響きそのものであった。工藤庸介(ショスタコーヴィチ研究家)

 録音:1975 年5 月16 日、東京文化会館、ライヴ/新DSD マスター非圧縮

 同曲世界初演者バルシャイの日本初演壮絶ライヴ!録音もTOKYO FM シリーズ中最高と云っていいほどで、スタジオレコーディング顔負けの素晴らしい音質、うなる低弦や炸裂する打楽器のなまなましさは無類、そのうえ名人ネステレンコのバスの歌声が背筋が寒くなるほどのリアルさでとらえられています。曲の内容と相まって忘れられぬ印象を残す一枚です。
 

TFMCSA 0039
(SACD シングルレイヤー)
\4200
ノイマン(指揮)&チェコ・フィル
 スメタナ:「わが祖国」全曲
ヴァーツラフ・ノイマン(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 この公開録音に11 万5 千通の応募!伝説中の伝説ライヴ「わが祖国」本家チェコ・フィルによる日本初演!1974 年6 月30 日東京文化会館

 録音:1974 年6 月30 日、東京文化会館、ライヴ/新DSD マスター非圧縮

 クラシックの公開録音の応募に11 万通を超えるハガキと云う空前の反応のあった当公演は、当日も抽選にもれたファンが会場に押し掛け押し問答があったという、いわくつきの公演でもありました。ノイマンたっての希望でおこなわれたチェコ陣営での日本初演だけあり大変な迫力で終演後には爆発的喝采が収録されています。チェコ人ならずとも熱いなにかがこみあげてくる、まさに大演奏で、この時代の熱気に打たれました。

URANIA


WS121.200
(2CD)
\1800
プッチーニ:修道女アンジェリカ
 Lamberto Gardelli 1962
Suor Angelica : Renata Tebaldi
La Zia Principessa : Giulietta Simionato
La Badessa : Lucia Danieli
Orchestra e Coro del M. M. F.
マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ
 Alberto Erede 1957
Santuzza : Renata Tebaldi
Turiddu : Jussi Bjoerling
Alfio : Ettore Bastianini
Orchestra e Coro del M. M. F.
 


WS121.264
(3CD)
\2400→\2190
カラヤン&ニューヨーク・フィル一期一会
  NOVEMBER1958 CARNAGIE HALL

 モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
 ベートーヴェン:交響曲第1番、交響曲第9番「合唱」
 R.シュトラウス:英雄の生涯 Op. 40
 ウェーベルン:5つの断章 Op. 5
カラヤン指揮
NYP
   Leontyne Price, soprano -
   Maureen Forrester, contralto
   Leopold Simoneau, tenor -
   Norman Scott, bass
 1958年、バーンスタインが音楽監督を務めるニューヨーク・フィルにカラヤンがやってきた。
 信じられないかもしれないが、事実である。そしてこれが最初であり最後となった。
 カラヤンとバーンスタインはそのときまで決して仲が悪かったわけではなかったのである。・・・このときまでは。
 バーンスタインはせっかくカラヤンが来るということで、そのリハーサルと本番を映像収録しておいてあげようと撮影班を準備していた(こっそり撮っていたという説もある)。
 ・・・しかしバーンスタインは、カラヤンがオーケストラ団員以外(とエリエッテ夫人)以外がリハーサルに立ち会うことを堅く禁じていることを知らなかった。そしてまたカラヤンも、バーンスタインがそのような準備していることを聞いていなかった。
 カラヤンはリハーサルに見知らぬ撮影班がいることに気づいて激怒した。バーンスタインは楽屋にあいさつに行ったが、カラヤンは会おうとしなかった。

 これはそんな20世紀クラシックにおける奇跡的なコンサートを収録したアルバム。これまでMEMORIES, WMEなどから一部発売されていた。音質や欠落があるかどうかは不明。
 URANIAはすぐに完売するので、どうかお早めに。


カラヤン&ニューヨーク・フィル
これまでの音盤

MEMORIES
MR2103/2104
(2CD)
\3,800→¥1980
ウェーベルン:弦楽合奏のための五楽章作品5、
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」、
シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」
 (Vn: ジョン・コリリアーノ)
 (1958年11月15日カーネギーホール)
カラヤン指揮
ニューヨークフィル
58年に単身アメリカに渡り、ニューヨークフィルに客演した巨匠カラヤン。当時はニューヨークフィルも客演指揮者陣に戦前からの大物が群雄割拠していた時代です。物凄いのは、ウェーベルンの弦楽合奏のための五楽章で、一見晦渋な曲目を抜群の運動神経を持って一気に聴かせてしまい、聴衆から溜息が漏れるほどです。「ジュピター」は後年批判されることも多かった分厚いハーモニーで重みのある演奏で早くも晩年の完成型が姿を見せています。「英雄の生涯」は生涯を通じて愛奏した得意曲ゆえに危なげありません。ヴァイオリン・ソロは当時のNYPコンマスで同名の子息は現代アメリカを代表する作曲家です。音質も年代に比して良好。モノラル。
WME-M-1013
1CD-R¥1590
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 カラヤン指揮
NYP
L.プライス(S)
M.フォレスター(A)
L.シモノー(T)
N.スコット(Bs)
ウェストミンスター合唱団
1958年11月22日、ニューヨークでのライヴ。モノラル 世界初出 4楽章の冒頭10秒間が欠落しています。

 
WS 121.167
(2CD)
\1600
チャイコフスキー:
 序曲「1812年」
 イタリア奇想曲
 ロメオとジュリエット
 「くるみ割り人形」組曲
 ピアノ協奏曲第1番
 交響曲第5番
NYP
フィリップ・アントルモン
バーンスタイン指揮
1957-1962
 
WS 121.216
(2CD)
\1600
ヴェルディ:歌劇「椿姫」
 Extra Toscanini rehearsals La traviata - Act II
Licia Albanese
Jan Peerce, Robert Merrill
NBC SYMPHONY ORCHESTRA & CHORUS
トスカニーニ指揮
1946
 
LDV14014
\1600
WEBER - MULLER - BARMANN - STADLER
 GRAND DUO CLARINET
 GRAND DUO CONCERTANT OP 48 -
 4 DUETTS FOR CLARINETS
 GRAND DUO BRILLANT - DUO CONCERTANT OP 33
DARIO ZINGALES
FAUSTO QUINTABA -
HARALD FLEIsNER

VISTA VERA


VVCD 00241
\1700
ヴラディーミル・ソフロニツキー Vol.19
 スクリャービン(1872-1915):前奏曲集
  24の前奏曲 Op.11/6つの前奏曲 Op.13 から Nos.1,3,4,6
  4つの前奏曲 Op.22/2つの前奏曲 Op.27/4つの前奏曲 Op.33 から Nos.1,2
  4つの前奏曲 Op.31 から Nos.1,2/4つの前奏曲 Op.37
  3つの小品 Op.49 から 前奏曲(No.3)/5つの前奏曲 Op.16 から No.2,4,5
  4つの前奏曲 Op.31 から No.3/4つの前奏曲 Op.39 から No.4
  4つの前奏曲 Op.31 から No.4/4つの前奏曲 Op.33 から No.3
  5つの前奏曲 Op.74 から No.2,4

ヴラディーミル・ソフロニツキー(ピアノ)

録音:1957、1959年
 

VVCD 00247
\1700
パウエル、グバイドゥーリナ、カスパロフ:ファゴット協奏曲集
 イジー・パウエル(1919-2007):ファゴット協奏曲(*)
 ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-):ファゴットと低弦のための協奏曲(+)
 ユーリー・カスパロフ(1955-):ファゴット協奏曲(#)
ヴァレリー・ポポフ(ファゴット)
ソヴィエト国立交響楽団(*)
ヴラディーミル・エシポフ(指揮(*))
ソイエト国立交響楽団ソリスト・アンサンブル(+)
ピョートル・メシチャニノフ(指揮(+))
スタヴァンゲル交響楽団(#)
アレクサンドル・ドミトリエフ(指揮(#))
録音:1964年(*)/1992年(+)/1995年(#)

WEITBLILCK

SSS 0144
\2200→\1990
ヨッフム気力体力充実のスウェーデン・ライヴ
 ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
オイゲン・ヨッフム(指揮)
スウェーデン放送交響楽団

 録音:1975 年2 月23 日ストックホルム・コンサートホール,ライヴ
 演奏タイミング:[17:56][16:08][10:24][20:01]

 ヨッフム+スウェーデン放送響の初ディスクです。1975 年というと、座って指揮するようになった最晩年の枯淡と壮年期の馬力に満ちた動的アプローチの丁度中間期に当たります。しっとりとした味わいに加え、若き日の劇性をも兼ね備えた非の打ちどころのない演奏と申せましょう。ブルックナーの名作の中でも穏当に過ぎるとも見られるこの曲にはピッタリな表現方法とも言えましょう。勿論「ロマンティック」は巨匠の愛奏曲でしたが、ライヴとなるとコンセルトヘボウとの同年のものだけです。澄み切ったスウェーデン放送響の音色は、フランスともロシアともイギリスとも違いますが、どちらかというと機能美を誇るドイツの放送オーケストラに近い、明快さと機敏さに溢れた近代的なものと言えましょう。
 英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。

WEST HILL RADIO ARCHIVES



WHRA 6049
(2CD)
\4400→\3990
「クーセヴィツキー、ニューヨーク・フィルを振る〜
 1942年の2つの演奏会」

 (CD1)
  コレッリ(ピネッリ編):弦楽のための組曲
  ラヴェル:「ダフニスとクロエ」組曲第2番
  ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 Op.47
 (CD2)
  ドビュッシー:海
  チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op.64
セルゲイ・クーセヴィツキー(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
 クーセヴィツキーの初出音源2枚組!

 録音:(CD1)1942年2月22日、(CD2)1942年3月1日、何れもニューヨーク、カーネギー・ホール、141'10

 ボストン交響楽団の音楽監督を四半世紀近く務めたことで知られるセルゲイ・クーセヴィツキー(1874-1951)。近年は指揮者としての功績よりも、数々の20世紀の名作を委嘱したことや、バーンスタインを始めとする後進の育成が話題になることが多いが、しかし彼はやはりまず第一に大指揮者である。今回WHRAが発売するCD2枚組は、クーセヴィツキーが1942年にニューヨーク・フィルに客演した際のライヴ録音。すべて今回が初出音源だという。2月22日の演奏会は、前半にラヴェルの「ダフニスとクロエ」組曲第2番、後半にショスタコーヴィチの交響曲第5番という非常にヘヴィなプログラムに驚かされる。「ダフニスとクロエ」はクーセヴィツキーのお得意だけに非常に盛り上がる熱い演奏。一方しばしばショスタコーヴィチを指揮し録音していたクーセヴィツキーだが、第5番はこれが唯一の録音かもしれない。神経質なところのない剛健なショスタコーヴィチである。3月1日の演奏会では、クーセヴィツキーの得意中の得意、チャイコフスキーの交響曲第5番が濃厚なロシア・ロマンティシズムを大胆な緩急でこの上なく高めた名演である。多少の乱れを構わず力強く突き進む豪快さは、まさにクーセヴィツキーの魅力全開だ。前半のドビュッシーの海も味付けの濃厚なものである。
 1942年のライヴということからするとだいぶ聞きやすい音である。ラニ・スパーの修復。なお英文解説には、クーセヴィツキーがニューヨーク・フィルの指揮台に上がるに際しての、米国音楽家連盟総裁ジェームズ・シーザー・ペトリロとの確執や、公演直前の愛するナタリー夫人の突然の死など、興味深い内容が含まれている。






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