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第71号
マイナー・レーベル歴史的録音新譜(1)
2013.6.18〜2013.8.16


ABC CLASSICS



ABC 461 900-2
(3CD)
\5100→\4590
ノエル・ミュートン=ウッド 〜ザ・レジェンダリー・レコーディングス
 ベートーヴェン:
  ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58(録音:1952年) 、
  ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第8番ト長調 Op.30-3(録音:1941年)
  アルベニス(クライスラー編):マラゲーニャ Op.71-6(録音:1941年)
  ショパン:タランテラ変イ長調 Op.43(録音:1941年)
  ウェーバー:ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 Op.24(録音:1941年)
  リスト:
   巡礼の年第2年《イタリア》より ペトラルカのソネット第47番、104番
    (録音:1953年頃)
  チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第2番ト長調 Op.44(録音:1952年)
  ショスタコーヴィチ:
   ピアノ、トランペットと弦楽のための協奏曲第1番 Op.35(録音:1953年)
  シューマン:子供の情景 Op.15(録音:1950年頃)
  ブゾーニ:
   ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番ホ短調 Op.36a(録音:1952年)
  ティペット:少年時代の終わり、心のよりどころ(録音:1952年)
ノエル・ミュートン=ウッド(ピアノ)
ユトレヒト交響楽団
イダ・ヘンデル(ヴァイオリン)
ヴィンタートゥーア交響楽団
ヴァルター・ゲール(指揮)、他
 1922年オーストラリアのメルボルンに生まれ、14歳でイギリスに渡り、18歳にしてビーチャムと共演デビューを果たし、批評家と聴衆から絶賛を受けたミュートン・ウッド。軽やかなタッチとエレガントな音と知的で抑制されたロマン的資質でもって難解きわまりない技巧的な作品を好んで演奏した。
 しかし恋人の突然の死のショックから抜け出せず自らの命を絶ったのは、彼がわずか31歳のときだった。
 これはそんな彼が残した貴重な録音集。ベートーヴェンやチャイコフスキーの大作、シューマンの有名曲、そしてイダ・ヘンデルとの共演も聴かれる。

ALTUS

ワルター絶頂期のライヴが真正オリジナル音源より過去最高の音質で蘇る!パリのブルーノ・ワルター完全版。「ドン・ファン」も欠落なしで登場。フランス国立視聴覚研究所音源提供!

 「ワルター/フランス国立放送管の一連のライヴは、ワルターの遺産の中でも特に傑出した演奏が揃っているが、それらが過去に発売されたすべてのディスクを一蹴してしまうほどの鮮明な音質で蘇った。
 従って、改めて聴き直すこの喜びと興奮は筆舌に尽くしがたい。
 しかも、今回は演奏会ごとに組み合わせてあり、資料的な価値をいっそう高めている。
 ワルター・ファンはむろんのこと、すべてのクラシック・ファンは必携である!
   〜平成の盤鬼.平林直哉」


ALT 263
\2600→\2290
ワルター/フランス国立放送管
 (1)モーツァルト:交響曲第38番ニ長調「プラハ」K.504
 (2)ワーグナー:ジークフリート牧歌
 (3)ブラームス:交響曲第2番ニ長調 op.73
ブルーノ・ワルター(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
 『ことにこのディスクのブラームスはその燃え方が尋常ではなく、これを私はフルトヴェングラー、ミンシュのそれぞれのライヴと並んで、“炎の3大ブラームス”と呼びたい』——平林直哉

 録音:1955 年5 月5 日、シャンゼリゼ劇場、ライヴ録音/モノラル、32bit Digitally、Remastered
 


ALT 264
\2600→\2290
ワルター/フランス国立放送管
 モーツァルト:
  (1)セレナード第13番ト長調『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』K.525
  (2)『フリーメイソンのための葬送音楽』K.477
  (3)交響曲第36番ハ長調『リンツ』K.425
  (4)交響曲第39番変ホ長調K.543
ブルーノ・ワルター(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
 『最良の結果のひとつがこのディスクに刻まれたライヴで、ここにはモーツァルトを、音楽を聴く喜びに満ちあふれている。』——平林直哉

 録音:1956 年6 月14 日、シャンゼリゼ劇場、ライヴ録音/モノラル、32bit Digitally、Remastered
 


ALT 265/6
(2CD)
\3400→\2990
ワルター/フランス国立放送管
 (1)ハイドン:交響曲第96番ニ長調『奇蹟』Hob.I:96
 (2)R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』op.20 Trv 156
 (3)マーラー:交響曲第4番ト長調
ブルーノ・ワルター(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
(3)マリア・シュターダー
 『何しろワルターの気力は充実しており、音質も非常に鮮明で、指揮者の解釈が手に取るようにわかる』———平林直哉

 録音1955 年5 月12 日、シャンゼリゼ劇場、ライヴ録音/モノラル、32bit Digitally、Remastered

 心臓発作(1957)発病前の元気なワルターの熱く濃厚な音楽が堪能できるフランス国立放送管との全記録。オリジナルの音源を使っての復刻は案外少なく、久々の3 公演揃っての完全版です。もちろん音の欠落もなく鮮度の高い大変良好な音質です。何より発作前のワルターの力強く、かつ味わいの深い音楽が堪能できます。

ANDROMEDA



ANDRCD5160
(3CD)
\2400→\2190
ヨッフム指揮&バイロイト祝祭管
 ワーグナー:歌劇「ローエングリン」
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ローエングリン) 
ビルギット・ニルソン(エルザ)
アストリッド・ヴァルナイ(オルトルート) 
ヘルマン・ウーデ(フリードリヒ・フォン・テルラムント) 
テオ・アダム(国王ハインリヒ・デア・フォーグラー)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(軍令使) 
オイゲン・ヨッフム指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1954年バイロイトでのライヴ録音
※ヨッフムによる豊かな音楽作りのもと強力な歌手陣による名盤の復刻です。
ARCHIPELレーベル(ARPCD0281廃盤)として、同演奏の取扱いがありました。音質は、とても良いです。
  


ANDRCD5161
(4CD)
\3000→\2690
クナッパーツブッシュ指揮&バイロイト祝祭管
 ワーグナー:楽劇「パルジファル」
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(パルジファル)  
マルタ・メードル(クンドリー)
ジョージ・ロンドン(アンフォルタス) 
クルト・ベーメ(ティトゥレル) 
ルートヴィヒ・ウェーバー(グルネマンツ) 
ヘルマン・ウーデ(クリングゾール) 
カール・デルカル(第1の聖杯騎士) 
ヴェルナー・ファウルハーバー(第2の聖杯騎士) 
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1952年バイロイトでのライヴ録音
※クナッパーツブッシュによる名演奏の1つ。凄まじい緊張感と音楽のうねりを持って、聴く者を感動を与える巨大な演奏です。ARCHIPELレーベル(ARPCD0112廃盤)として、同演奏の取扱がありました。音質はとても良いです。
  


ANDRCD5162
(3CD)
\2400→\2190
カイルベルト指揮&バイロイト祝祭管
 ワーグナー:歌劇「タンホイザー」
ラモン・ヴィナイ(タンホイザー) 
ヨーゼフ・グラインドル(領主ヘルマン)
グレ・ブロウェンスティーン(エリーザベト)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(ヴォルフラム)
ヨーゼフ・トラクセル(ワルター) 
ゲルハルト・シュトルツェ(ハインリッヒ)
トニ・ブランケンハイム(ビテロルフ)
テオ・アダム(ラインマル) 
ヘルタ・ヴィルヘルト(ヴェーヌス)
フォルカー・ホルン(牧童)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1954年バイロイトでのライヴ録音
※パリ版での演奏。カイルベルトによる骨太の音楽作りのもとフィッシャー=ディースカウを筆頭に強力な歌手陣による名演奏の復刻です。ARCHIPELレーベル(ARPCD0280廃盤)として、同演奏の取扱がありました。
音質はとても良いです。
 


ANDRCD9120
(2CD)
\2000→\1890
ここからクラシックの歴史は変わった
 カラヤン&ベルリン・フィル/1955年2月27日、ワシントンでのライヴ
モーツァルト:
    交響曲第35番「ハフナー」 ニ長調 KV.385
R.シュトラウス:
    交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」op.28
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィル
 1955年2月27日
  ワシントン、コンスティチューション・ホールでのライヴ録音
ボーナス・トラック
 ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 op.93    
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィル
 1961年4月17日
  ロンドン、ロイヤル・フェスティバル・ホールでのライヴ録音
 ベルリン・フィル初のアメリカ・ツアー。フルトヴェングラー亡き後、誰にこのツアーで指揮をしてもらうか。「フルトヴェングラーと同じ地位をくれるならアメリカ・ツアーを引き受けましょう」と言ったカラヤン。かくしてこのツアーをきっかけにカラヤンはベルリン・フィルの首席指揮者となる。これはその初日の演奏。ここからクラシックの歴史は変わったのである。

※冒頭に演奏者を紹介するナレーション(放送用)に続いて、カラヤン指揮ベルリン・フィルによるアメリカ国歌並びにドイツ国歌が収録されています。
※ベルリン・フィル戦後初のアメリカ公演からワシントンでのライヴ演奏集。
※音質は良好です。

APR



APR 6011
(2CD/特別価格)
\2800→\2590
バイアス・マッセイ・スクールVol.5 〜 モーラ・リンパニー
 コンプリートHMVレコーディングス1947−1952

  ショパン:幻想即興曲 Op.66(1952年11月3日)
  シューマン:交響的練習曲 Op.13(1950年3月21日)
  シューマン:予言の鳥 Op.82-7(1950年11月28日)
  ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35〔第2巻〕
   (1947年12月19日)
  ブラームス:間奏曲変ロ短調 Op.117-2(1952年11月3日)
  リスト:鬼火 S.139-5(1949年4月26日)
  リスト:エステ荘の噴水 S.163-4(1947年12月22日)
  リスト:ポロネーズ第2番ホ長調 S.223-2(1949年4月26日)
  リスト:メフィスト・ワルツ第1番 S.514(1952年6月16日)
  ドビュッシー:月の光(1952年11月3日)
  ラヴェル:トッカータ〔クープランの墓より〕(1949年4月26日)
  グラナドス:少女とナイチンゲール(1952年11月3日)
  アルベニス(ゴドフスキー編):タンゴ ニ長調 Op.165-2
   (1952年11月3日)
  プロコフィエフ:トッカータ Op.11(1950年12月12日)
  ショスタコーヴィチ:3つの幻想的な舞曲 Op.5(1950年12月12日)
  メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番ト短調 Op.25
   〔ラファエル・クーベリック(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団〕
    (1948年10月3日)
  メンデルスゾーン:ロンド・ブリランテ変ホ長調 Op.29
   〔ハーバート・メンゲス(指揮)、ロンドン交響楽団〕
    (1952年6月3日)
  フランク:交響的変奏曲
   〔ワルター・ジュスキント(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団〕
    (1949年6月20日)
  トゥリーナ:交響的狂詩曲
   〔ワルター・ジュスキント(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団〕
    (1949年6月20日)
  リトルフ:スケルツォ
   〔ワルター・ジュスキント(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団〕
    (1948年4月20日)
モーラ・リンパニー(ピアノ)
ラファエル・クーベリック(指揮)
ワルター・ジュスキント(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
ハーバート・メンゲス(指揮)
ロンドン交響楽団
 モーラ・リンパニーHMV録音全集!トバイアス・マッセイ・スクールVol.5!

 19世紀後期〜20世紀前期の英国ピアノ界における名教師、トバイアス・マッセイ(1858−1945)の弟子たちの名演を復刻する「APR」の大好評シリーズ「トバイアス・マッセイ・スクール」。
 アイリーン・ジョイス、ハリエット・コーエン、アイリーン・シャーラー、マイラ・ヘスに続くシリーズの第5弾は、マッセイ晩年の高弟モーラ・リンパニー(1916−2005)のHMV録音全集!
 1937年に79歳を迎えていたマッセイにピアノを学び、翌年の1938年にはイザイ国際コンクール(現在のエリザベート王妃国際音楽コンクール)でギレリスに次ぐ第2位に輝いたリンパニー。
 1940年代にはハチャトゥリアンのピアノ協奏曲のイギリス初演、デッカにラフマニノフの前奏曲全集を収録するなど、ロマン派、ロシアン・レパートリーのスペシャリストとしても知られている。
 今回APRから復刻となるHMV音源は、1950年台に再びデッカに録音を行う間の貴重な記録であり、音質面の向上にも大いに期待したい。

 ※リマスタリング:Seth B. Winner Sound Studios, Inc

ARCHIPEL



ARPCD0543
\1200
初出! チェリビダッケ/ベネズエラでのライヴ
 1. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 op.37
    フディス・ハイメス(ピアノ)
     1956年7月11日カラカスでのライヴ録音
 2. ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 op.18
    アルベール・フェルベール(ピアノ)
     1956年7月16日カラカスでのライヴ録音
チェリビダッケ指揮
ベネズエラ交響楽団
※ベネズエラ出身で南米を中心に活躍したハイメス。
ルツェルンで生まれラフマニノフにも教えを受けたフェルベール。
共に初出であると思われる2曲を含むこのアルバムはモノラルではありますがとても良い音質で収録されています。
※特に、ラフマニノフに教えを受けたフェルベールを迎えてのラフマニノフの協奏曲は、素晴らしい演奏です。
  

ARPCD0555
(2CD)
\1800→\1690
マタチッチ指揮&シュトゥットガルト歌劇場
 ワーグナー:歌劇「リエンツィ」
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(リエンツィ) 
パウラ・ブリフカルネ(イレーネ) 
ヨゼフ・トラクセル(アドリアーノ)
グスタフ・ナイトリンガー(ステファーノ・コロンナ)
ハンス・ギュンター・ネッカー(パオロ・オルシーニ)
オットー・フォン・ロール(ライモンド)
アルフレート・プファイフレ(バロンチェリ)
フリッツ・リンケ(チェッコ・デル・ヴェッキオ)
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮 
シュトゥットガルト歌劇場管弦楽団、合唱団
1957年11月3日シュトゥットガルトでのライヴ録音
※マタチッチによる伝説の演奏が復活。
強力な歌手陣をまとめ上げ、巨大な音楽を作り上げています。
※LIVING STAGEレーベル(LS1018廃盤)として同演奏の取扱がありました。マスターに起因する傷が聴かれますが、音質は総じて良いです。
  


ARPCD0556
(2CD)
\1800→\1690
カラヤン指揮ニューヨーク・フィルへの客演時ライヴ
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 二短調 op.125
ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 op.21
 1958年11月22日、ニューヨークでのライヴ録音
レオンタイン・プライス(ソプラノ) 
モーリン・フォレスター(アルト) 
レオポルド・シモノー(テノール)
ノーマン・スコット(バス) 
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック
ウェストミンスター合唱団
ボーナス・トラック
 ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」 ハ短調 op.67
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ウィーン・フィル
 1948年8月18日、ザルツブルグでのライヴ録音
 早めのテンポで颯爽と進められる「合唱」。煽る指揮にニューヨーク・フィルが必死についていく様が聴かれる交響曲第1番。カラヤンのドライブに一丸となって一糸乱れぬウィーン・フィルとの「運命」。待望のニューヨーク・フィルとの2曲の復刻を含む、歴史的価値あるアルバムです。


先日こんなアルバムも出てます

URANIA
WS121.264
(3CD)
\2400→\2190
カラヤン&ニューヨーク・フィル一期一会
  NOVEMBER1958 CARNAGIE HALL

 1.モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
 2.ベートーヴェン:交響曲第1番、
 3.         交響曲第9番「合唱」
 4.R.シュトラウス:英雄の生涯 Op. 40
 5.ウェーベルン:5つの断章 Op. 5
カラヤン指揮
NYP
   Leontyne Price, soprano -
   Maureen Forrester, contralto
   Leopold Simoneau, tenor -
   Norman Scott, bass
 1958年、バーンスタインが音楽監督を務めるニューヨーク・フィルにカラヤンがやってきた。
 信じられないかもしれないが、事実である。そしてこれが最初であり最後となった。
 カラヤンとバーンスタインはそのときまで決して仲が悪かったわけではなかったのである。・・・このときまでは。
 バーンスタインはせっかくカラヤンが来るということで、そのリハーサルと本番を映像収録しておいてあげようと撮影班を準備していた(こっそり撮っていたという説もある)。
 ・・・しかしバーンスタインは、カラヤンがオーケストラ団員以外(とエリエッテ夫人)以外がリハーサルに立ち会うことを堅く禁じていることを知らなかった。そしてまたカラヤンも、バーンスタインがそのような準備していることを聞いていなかった。
 カラヤンはリハーサルに見知らぬ撮影班がいることに気づいて激怒した。バーンスタインは楽屋にあいさつに行ったが、カラヤンは会おうとしなかった。

 これはそんな20世紀クラシックにおける奇跡的なコンサートを収録したアルバム。これまでMEMORIES, WMEなどから一部発売されていた。音質や欠落があるかどうかは不明。
 URANIAはすぐに完売するので、どうかお早めに。

 1958年11月15日(1,4,5)、22日(2,3)


AUDITE



AU 95625
\2000→\1890

ジョージ・セル(指揮)&ルツェルン祝祭管弦楽団
 (1)ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調 op.88
 (2)ブラームス:交響曲第1番ハ短調 op.68

ジョージ・セル(指揮)
ルツェルン祝祭管弦楽団
 [旧ルツェルン祝祭管弦楽団
  (スイス祝祭管弦楽団]
 ルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ第3 弾はジョージ・セルによるドヴォ8とブラ1の歴史的名ライヴ。セルが亡くなる前年1969 年のドヴォ8は円熟の極み!1962 年のブラ1もセルらしい楷書的な名演!

 録音:(1)1969 年8 月30 日 I.10’50+II.10’33+III.6’36+IV.9’58 = 37’57、(2)1962 年8 月29 日 I.13’28+II.9’07+ III.4’25+IV.16’04= 43’04/ルツェルン、ライヴ

 定評あるAudite レーベルの1st マスター・リリースによる注目シリーズのルツェルン・フェスティヴァル。
 第1 弾のハスキル&カサドシュ(AU95623)、第2 弾のスターン(AU 95624)に続き、第3 弾はジョージ・セルによるドヴォルザークの交響曲第8 番とブラームスの交響曲第1 番というベスト・カップリングです!
 1897 年、ブダペストに生まれたセルはウィーンに移住し、ウィーン音楽院で学びました。16 歳の時にはウィーン響を指揮し、1924 年にはベルリン国立歌劇場でエーリヒ・クライバーの指揮の下で第1 指揮者になったほどの逸材で、若くして指揮者として成功していました。1939 年、ニューヨーク滞在中に第二次世界大戦の影響によりそのままアメリカに留まることになりました。その後、セルが世界有数のオーケストラに育て上げたクリーヴランド管弦楽団とともに世界各国で積極的な演奏活動を行ってきました。
 このアルバムに収められたドヴォルザークの交響曲第8 番とブラームスの交響曲第1 番はともにセルが得意とした楽曲で、特にドヴォルザークはセル晩年の1970 年4 月、生涯最後のレコーディングとなった演奏が名演として知られています。当フェスティヴァルでの録音はその前年にあたる1969 年となります。このルツェルン祝祭管弦楽団との演奏もセルの集大成とも言える円熟の極みの演奏ですが、緻密で明晰な演奏を作りあげるためには一切の妥協も許さない、極めて厳しいリハーサルがあったと想像できるほど完璧な演奏を聴かせてくれます。とりわけ、第3 楽章では温かさの感じられるふくよかな演奏をしています。ドヴォルザークを生涯演奏し、第8 交響曲を大事に温め、翌年のあの名ライヴにつながる演奏となったと考えると感慨深いものがあります。
 カップリングのブラームスの交響曲第1 番は1962 年の録音。セルのブラ1 と言えば1957 年、1967 年にクリーヴランド管弦楽団と録音したものが有名ですが、当ライヴはちょうどその間にあたる録音です。いかにもセルのブラームスらしい構築のしっかりとした楷書的なスタイルで、ライヴならではの情熱も加わった聴き手に心地よい演奏です。クリーヴランド管弦楽団以外でもこれだけの名ライヴが聴けるのは非常に喜ばしいことでしょう。



 


AU 95624
\2000→\1890
ルツェルン・フェスティヴァル第2弾
 アイザック・スターン(Vn)

  (1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
  (2)バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番 Sz.112
アイザック・スターン(Vn)
(1)ロリン・マゼール(指揮)
 ルツェルン祝祭管弦楽団
 [旧ルツェルン祝祭管弦楽団(スイス祝祭管弦楽団)]
(2)エルネスト・アンセルメ(指揮)
 ルツェルン祝祭管弦楽団
 [旧ルツェルン祝祭管弦楽団(スイス祝祭管弦楽団)]
 初出!AUDITEレーベルからのルツェルン・フェスティヴァルの第2弾はアイザック・スターンによるチャイコフスキー(1958 年)とバルトーク第2 番(1956 年)ヨーロッパ・デビューの思い出の地、ルツェルンでの白熱ライヴ!

 (1)録音:1958 年8 月23 日、ルツェルン、ライヴ (2)録音:1956 年8 月18 日、ルツェルン、ライヴ/モノラル

 定評あるAudite レーベルの1st マスター・リリース注目シリーズ、ルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ。第1 弾のハスキル&カサドシュ(AU95623)に続き注目の第2 弾はアイザック・スターンによるチャイコフスキーとバルトーク第2 番のヴァイオリン協奏曲です!ドイツでは決して演奏することはなかったスターンですが、ヨーロッパ・デビューは1948 年に行われたこのルツェルン・フェスティヴァルで、初登場から1988 年までの40 年もの間に常連とも入れるほど積極的に参加しておりました。このフェスティヴァルにはここに収録された協奏曲をはじめ、1960 年代以降はユージン・イストミン(pf)、レナード・ローズ(vc)とのトリオで数多くの名演を残しました。
 このチャイコフスキーとバルトーク第2 番の音源はスターン30 代後半のテクニックがバリバリの超絶的な演奏です。使用楽器はスターンが1960 年代半ばまで最愛の楽器となったグァルネリ・デル・ジェス「パネット」でG 線は野太く、E 線は最後部の席まで鮮明に聴こえる発音のよい音色が魅力です。
 スターンらしい聴衆に語りかけるアプローチは格別でモノラルながら臨場感が伝わるすさまじい演奏です。なお、オーケストラはルツェルン祝祭管弦楽団の前身で1938 年に当音楽祭のレジデント・オーケストラとして組織された旧ルツェルン祝祭管弦楽団(スイス祝祭管弦楽団)で1990 年代に中断されましたが、ルツェルン祝祭管弦楽団に至る現在まで世界で最も有名な音楽祭のオーケストラです。
 チャイコフスキーの指揮は当時28 歳であったロリン・マゼール。まさに新進気鋭の指揮者で当オーケストラの演奏を盛り上げました。マゼールは若くしてトスカニーニに認められ、もともとヴァイオリニストであったことからヴァイオリン協奏曲の指揮は格別なものでスターンとの息もぴったりの演奏です。
 一方、バルトーク第2 番の指揮は演奏当時73 歳のアンセルメで、大巨匠と30 代後半のスターンの世代を超えた名演を聴くことができます。「作曲家の精神にしたがうべき」と主張したアンセルメらしくバルトークの真髄に迫る解釈で演奏しております。




BARTOK RECORDS



BR 1914
\2300→\2090
「コダーイとバルトークによって
 採集・編曲されたハンガリーの民謡集」

  20のハンガリー民謡集(バルトーク/コダーイ)より2曲
  8つのハンガリー民謡集(バルトーク)
  20のハンガリー民謡集(バルトーク)より
   「刑務所のなかで」「逃亡者の歌」ほか2曲
  ハンガリーの民族音楽(コダーイ)より「兵士の歌」
  歌劇「ハリー・ヤーノシュ」より「求職の歌」(コダーイ)
  20のハンガリー民謡集(バルトーク/コダーイ)より2曲
  20のハンガリー民謡集(バルトーク)より「古い追悼の歌」「飲酒の歌」
  「セーケイのゆっくりした踊り」「豚飼いの歌」「告訴」「カップルの歌」
  ハンガリーの民族音楽(コダーイ)より
   「悪妻」「ドベルドの歌」「ユサールの歌」ほか7曲
レスリー・チャバイ(T)
ティボール・コズマ(Pf)
 BARTOKレコーズ久々の新譜!

 録音:1950年代(2013年復刻)

 バルトークとコダーイが祖国ハンガリーを旅して民謡の録音、採譜を行ったことは有名である(バルトークは周辺諸国、中東、アフリカ近くまで出向いている)。このディスクは彼らが収集しまとめた楽譜をテノールとピアノで再現したもの。バルトークは同じ民謡でピアノ曲も書いているが、民謡の旋律はなんといっても言葉と密接に関わっているため、歌曲の形で聴くことはハンガリー民謡とは何か、またバルトークとコダーイの音楽を考える上で大変貴重な内容。ピアノ伴奏すなわち、前奏、間奏、和声つけはもちろん、リズムや全体的な曲のムードは彼らの創意によるものなので、ただ民謡を採譜しただけの編曲集ではなく、独立した作品の域に達しているといってよい。
 なおこの音源は1950 年代に制作された2 枚の12 インチLP のレコードによる。トラック1 から16 まではニューヨークのアパートの5 階の一室で録られ、トラック17 から37 までは4 年後にコンサート・ホールで録られた。音質は決して悪くなく、資料的価値以上に充分鑑賞に耐えうる。

BERLIN CLASSICS


BC0300534
(2CD)
\2400
Precious Baroque/バロック音楽集
 ヴィヴァルディ:四季
  エンリコ・カサッツァ(Vln)ラ・マニフィカ・コムニタ
 J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲全曲
  ピーター=ヤン・ベルダー指揮、ムジカ・アムフィオン
 

BC0300535
(2CD)
\2400
From Vienna with love/ウィーンのピアノ協奏曲集
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番、第21番
  クララ・ヴュルツ(pf)
  ディルク・フェルミューレン指揮、プリマ・ラ・ムジカ/
 ハイドン:ピアノ協奏曲ニ長調Hob.XVIII:11
  ヨランダ・ヴィオランテ(pf)
  フェデリコ・グリエルモ指揮、ラルテ・デラルコ/
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番
  杉谷昭子(pf)ジェラルド・オスカンプ指揮、ベルリン交響楽団/
 フンメル:ピアノと管弦楽のためのコンチェルティーノ Op.73
  アレッサンドロ・コンメラート(pf)
  ディディア・タルパイン指揮、ソラメンテ・ナチュラリ
 

BC0300536
(2CD)
\2400
ブラームス:愛の歌 
 ワルツ集「愛の歌」Op.52、新・愛の歌、
 ワルツOp.65、3つの四重唱曲Op.31、
 3つの歌Op.42、3つの四重唱曲Op.64、4つの四重唱曲Op.92、
 6つの四重唱曲Op.112、13のカノンOp.113より、ジプシーの歌Op.103
ニコル・マット指揮、
ヨーロッパ室内合唱団、他
 

BC0300537
(2CD)
\2400
Piano Music grand-mondain/フランスの作曲家によるピアノ曲集
 ドビュッシー:2つのアラベスク、版画、喜びの島 
  マリアンジェラ・ヴァカテッロ(pf)/
 ラヴェル:水の戯れ、ソナチネ、鏡、ハイドンの名によるメヌエット
  ミケランジェロ・カルボナーラ(pf)/
 デュカス:
  魔法使いの弟子(2台ピアノ版)、
  ピアノソナタ変ホ短調、
  ハイドンの名による悲歌的前奏曲
   マルコ・ラペッティ、リッカルド・リサリティ(pf)/
 サティ:
  ジムノペディ
   ホーカン・アウストボ(pf)
  風変わりな美女
   サンドラ&イェローン・ファン・フェーン(pf)
 

BC0300538
(2CD)
\2400
ロシアの作曲家によるピアノ曲集
 ムソルグスキー:展覧会の絵/
 チャイコフスキー:四季Op.37a
  アレクサンダーヴァレンベルグ(pf)/
 プロコフィエフ:ピアノソナタ第7番/
 スクリャービン:ピアノソナタ第1番
  ヴァネッサ・ベネリ・モーゼル(pf)/
 リャードフ:
  バラードOp.21、スピリキンスOp.2、24の変奏曲とフィナーレ、
  マリオネットOp.29、音楽の玉手箱Op.32、舟歌Op.44
    マルコ・ラペッティ(pf)
 

BC0300539
(2CD)
\2400
チェコの作曲家による作品集
 スメタナ:わが祖国/
 ドヴォルザーク:
  チェコ組曲Op.39、序曲「自然の中で」Op.91、
  「謝肉祭」Op.92、「オセロ」Op.93、交響的変奏曲Op.78
テオドレ・クチャル指揮、
ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団
 

BC0300540
(2CD)
\2400
リスト:作品集
 ピアノ協奏曲第1番、第2番、死の舞踏
  ネルソン・フレイレ(pf)
  ミシェル・プラッソン指揮、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団/
 ハンガリー狂詩曲より
  アルトゥール・ピサロ(pf)
 

BC0300541
(2CD)
\2400
モーツァルト:コンサートアリア集
 アリア「行け、怒りにかられて」K.21、
 アリア「誠実に身を守れ」K.23、
 アリア「ジギスムントの功績は」K.36、
 アリア「いとしい人よ、もし私の苦しみが」K.deest、
 レチタティーヴォとアリア
  「ああ、私はそれを知っていた。ああ、私の眼の前から去って」K.272、
 アリア「ああ、私を見捨てないで」K.486a、
 アリア「この胸に、ああ、いとしい人よ来て。天が私にあなたを返して下さるとき」K.374、
 アリア「わが感謝を受けたまえ、やさしい保護者よ」K.383、
 アリア「いいえ、あなたにはできません」K.419、
 アリア「願わくは問いたもうな」K.420、
 アリア「激しく堪えがたき苛責」K.432、
 四重唱「せめて言っておくれ、どんな過ちをしたのか」K.479、
 三重唱「いとしのマンディーナ」K.480、
 ロンド「もういいの、私は全てを聞いた。恐れないで、愛する人よ」K.490、
 ロンド「どうしてあなたを忘れられようか。恐れないで、愛する人よ」K.505、
 アリア「わが美しき恋人よ、さようなら。とどまって下さい、いとしい人よ」K.528、
 アリア「ああ、情け深い星たちよ、もし天にいて」K.538、
 ドイツ軍歌「われはカイザーたらん」K.539、
 アリエッタ「御手に口づけ」K.541、
 ロンド「君を愛する人の願いに」K.577、
 アリア「誰が知るでしょう、いとしい人の苦しみを」K.582、
 アリア「私は行きます、でもどこへ」K.583、
 アリア「この美しい御手と瞳に」K.612、
 アリア「お前に別れを告げる、いとしい人、さようなら」K.Anh.245  
フランシーヌ・ファン・デル・ヘイデン(Sop)
ミランダ・ヴァン・クラリンゲン(Sop)
マルセル・レイヤン(Ten)
エツィオ・マリア・ティシ(Bs)
アントニア・ブルヴェ(Sop)
アンナ・ハッセ(MSop)
マレイレ・リヒディ(Sop)
ユカ・マツオカ・ライマッヒャー(Sop)
エト・スパンヤールト指揮、
ヨーロピアン・シンフォニエッタ/
ウィルヘルム・カイテル指揮、
ヨーロッパ室内管弦楽団/
ニコル・マット指揮、
ヨーロッパ室内ソロイスツ
 

BC0300542
(2CD)
\2400
Essential Guitar/ギター曲集
 ジュリアーニ:ギター協奏曲第1番 
  クラウディオ・マッカーリ(Guitar)アンドレア・ロニョーニ指揮、アンサンブル・オットチェント/
 D.スカルラッティ:ソナタK.32、K.213、K.292 ルイジ・アッタデモ(Guitar)/
 ソル:幻想曲第13番「悲しみのファンタジア」Op.59
  ステファノ・パラミデッシ(Guitar)/
 ボッケリーニ:ギター五重奏曲第4番G.448「ファンダンゴ」
  エロス・ロゼッリ(Guitar)ラ・マニフィカ・コムニタ/
 アルベニス:
  スペイン組曲Op.47(ギター編曲版)、スペインの歌Op.232より(ギター編曲版) 
   ジュゼッペ・フェオラ(Guitar)/
 ヴィラ=ロボス:ショーロ第1番、ブラジル民謡組曲より
  フレデリック・ジガンテ(Guitar)/
 バリオス:みつばち、大聖堂、最後のトレモロ 
  クリスティアーノ・ポルケッドゥ(Guitar)/
 プホール:ソナチネ、カラー・セピア
  ジョルジオ・ミルト、ビクトル・ビジャダンゴス(Guitar)
 

BC0300543
(2CD)
\2400
Sacred baroque music/バロック宗教曲集
 ペルゴレージ:スターバト・マーテル、サルヴェ・レジナ 
  ティモシー・ブラウン指揮、ケンブリッジ・ソロイスツ、他/
 モンテヴェルディ:小品集 
  マウリツィオ・クロチ指揮、イル・ペガソ、他/
 フレスコバルディ:モニカの歌によるミサ、フィレンツェの歌によるミサ
  セルジオ・バレストラッチ指揮、ラ・スタジオーネ・アルモニカ/
 フレスコバルディ:小品集
  マウリツィオ・クロチ指揮、イル・ペガソ、他

CARUS

CARUS CLASSICS シリーズ(ミドル・プライス)


83.326
\1700
Vol. 11 レーガー:合唱作品集
 1. 8つの宗教合唱曲 op.138
 2. 3つのモテット op.110
ハンス・クリストフ・ラーデマン指揮
ハンブルグNDR合唱団
2003年2月ハンブルグNDRでの録音
※83.154の再発売。つきましては83.154(#4009350 831544)は廃盤と成ります。
 

83.327
\1700
Vol. 12 シューマン:世俗合唱曲集
 スペインの歌遊び op.74から2曲
  1. 第5曲「裏切られた」、2. 第9曲「私は愛されて」
 3つの詩 op.29
  3. 「田園風の歌」、
  4. 「我が庭でなでしこは」、5. 「流浪の民」
 5つの歌 op.55
  6. 「ハイランドの乙女」、
  7. 「歯の痛み」、8. 「私の心は村へ引き寄せられる」
  9. 「古き良き時代」、10. 「ハイランドの若者」
 4つの二重合唱曲 op.141
  11. 「星に寄す」、
  12. 「おぼろげな光」、13. 「信頼」、14. 「お守り」
 4つの歌 op.59
  15. 「北か南か」、16. 「ボーデン湖畔に」、
  17. 「狩人の歌」、18. 「お休み」
  19. Bei Schenkung eines Flugels an Clara
  20. 別れに寄せて歌う op.84
ゲイリー・グラーデン指揮
オルフェウス・ヴォーカル・アンサンブル
コンラート・エルサー(ピアノ)
2006年5月21-24日 オフセンハウゼン図書館ホールでの録音
※83.173の再発売。つきましては83.173(#4009350 831735)は廃盤と成ります。
 

83.328
\1700
Vol. 13 マウエルスベルガー:ドレスデン・レクイエム
 1. 葬送モテット「町はなんと荒れ果ててしまったことか」 RMWV4/1
 2. ドレスデン教会の深い鐘の音
 3. ドレスデン・レクイエム RMWV.10
マティアス・ユング指揮
ドレスデン・フィルの楽団員
ドレスデン聖十字架合唱団
1994年10月13-16日 ドレスデン、聖ルカ教会での録音
※83.116の再発売。つきましては83.116(#4009350 831162)は廃盤と成ります。
 

83.329
\1700
Vol. 14 ラインベルガー:宗教的合唱作品集
 1. 3つのイタリアの讃歌 op.96
 2. あなたの住まいのなんと愛らしきことか op.35
 3. ミサ曲 変ホ長調 op.155
 4. 6つの2声の讃歌 op.118
ローレン・ラインハード(ソプラノ)
モーナ・エドムンドソン指揮
「エレクトラ」女性合唱団、バンクーバー
1998年5月、1999年6月、バンクーバーでの録音
※83.145の再発売。つきましては83.145(#4009350 831452)は廃盤と成ります。
 

83.330
\1700
Vol. 15 十字架にかけられ/受難と復活の典礼
 1. グレゴリオ聖歌:ダヴィドの子にホザンナ
  トマス・ウィールクス:ダヴィドの息子にホザンナ
 2. トマス・タリス:エレミヤの悲歌 I
 3. カルロ・ジュズアルド:オリヴ山で
 4. オルランド・ディ・ラッスス(ラッソ):わが心は悲しむ
 5. トマスヴィクトリア:極悪商人ユダは
 6. ルドヴィコ・ダ・ヴィットリア:わが弟子の1人が
 7. ルドヴィコ・ダ・ヴィットリア:ひとときも
 8. ルドヴィコ・ダ・ヴィットリア:まるで強盗に立ち向かうように
 9. トマス・タリス:サンクテ・デウス
 10. カルロ・ジュズアルド:地上は暗闇と成った
 11. アントニオ・ロッティ:十字架にかけられ
 12. ジョヴァンニ・ダ・パレストリーナ:スターバト・マーテル
 13.. ウィリアム・バード:この日こそ
 14. ジョアン・セレロールス:レジナ・チェリ(天の女王)
ヨハネス・ラーエ指揮
オスナブルック青年合唱団
フランツ=ヨゼフ・ラーエ(オルガン)
1986年8月 オスナブルックでの録音
※83.109の再発売。つきましては83.109(#4009350 831094)は廃盤と成ります。

DOREMI

DHR 7752
\2300→\2090
ミルシテイン・コレクション第2集〜1957−1969年録音
 (1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
 (2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K219「トルコ風」
 (3)J.S. バッハ:無伴奏パルティータ第2番よりシャコンヌ BWV1004
 (4)パガニーニ:24のカプリースより第11番&第5番
ナタン・ミルシテイン(Vn)
(1)フランス国立管弦楽団
 ジャン・マルティノン(指揮)
(2)スイス・イタリアーナ管弦楽団
 カール・シューリヒト(指揮)

 名手ミルシテインの至芸チャイコ、モーツァルト、バッハ、パガニーニ格調高い名演が集結

 (1)録音:1969 年6 月4 日シャンゼリゼ劇場、ライヴ (2)1961 年11 月6 日シャモニー、スイス、ライヴ (3)(4)1957 年11 月シャモニー、スイス、ライヴ

 卓越したヴィルトゥオーゾでありながらも、その技巧をみせつけるのではなく、美音を駆使した輝きに満ちた演奏は唯一無二。このチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、ロマンティックな詩情溢れる名作を美しい音と端正な表現とで魅力的に聴かせます。またモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5 番「トルコ風」は、自由で生命力に満ち、自在に繰り広げられる演奏が印象的。そしてバッハのシャコンヌとパガニーニは円熟期の演奏。シャコンヌはミルシテインが幾度となく取り上げた作品で、格調高く凛とした音、そして張り詰める緊張感は円熟の極み。


FIRST HAND



FHR 19
\2000→\1890
チェルカスキー1971年コンサート・ライヴ
 (1)モーツァルト:ピアノソナタ第8番イ短調K310
 (2)リスト:ピアノソナタ ロ短調
 (3)グリーグ:ピアノソナタ ホ短調Op.7
 (4)マナ=ズッカ:ブルレスクOp.261
 (5)パブスト:
  チャイコフスキーの「エフゲニー・オネーギン」による演奏会用パラフレーズOp.81
 (6)スクリャービン:練習曲嬰ハ短調Op.1の2
 (7)ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカからの三章」〜ロシア舞曲
シューラ・チェルカスキー(Pf)
 チェルカスキー最盛期の名演がクリアな音で残っていた! ピアノ芸術の極み。ここまで興奮させられるピアノ演奏は滅多にありません!

 1971年6 月2 日(ライヴ)/STEREO、82’ 00”

 超絶技巧を武器に19 世紀風の名人芸を聴かせ、根強いファンを持つシューラ・チェルカスキー。彼の魅力はテクニックだけでなく、独特のねっとりと濃厚な美音と歌い回しにもあります。チェルカスキーの録音は多く存在しますが、古いものは音色の魔味が捉えきれておらず、新しいものはテクニックの衰えがみられ、意外と真価を発揮しているものがありません。
 その不満を一掃できる音源が出現しました。1971 年6 月2 日のコンサート・ライヴ。ブリティッシュ・ライブラリー所蔵のチェルカスキー個人コレクションから最近発見されましたが、どこにもコンサートのホール名が記されていないという不可思議なものでした。関係者たちが各種資料にあたったそうですが、わずか40 年前であるにもかかわらず特定できなかったというミステリアスなライヴです。
 しかし内容は当時62 歳のチェルカスキー絶頂期の演奏なうえ、録音もクリアの極み。演目も魅力的で、とくにモーツァルトの「ピアノソナタ第8 番イ短調K310」はチェルカスキー唯一の録音。元来あまりモーツァルトを弾かなかったこともあり、貴重な資料にもなっています。また、チェルカスキーと仲良しだったアメリカの女性作曲家マナ=ズッカの「ブルレスク」も初めて。ピアニスティックな面白さに満ち、彼の名人芸を満喫するのにピッタリ。
 とは言え、メインはリストのピアノソナタ。技術的な切れ味も圧倒的ながら、長く続く難物を、ここまでに聴かせてしまう語り口に脱帽。またド派手なパブストのエフゲニー・オネーギンのパラフレーズも興奮の極み。
 ここまで興奮させられるピアノ演奏はまさに稀。ピアノを愛するすべての方々必聴の至宝の出現です。

GRAND SLAM



GS 2099
¥2400→¥2190

ピエール・フルニエの弟ジャン・フルニエによる優美なモーツァルト
 モーツァルト:
  (1)ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216
  (2)ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219「トルコ風」
 (3)ドビュッシー:レントよりおそく
 (4)ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
 (5)フォーレ:子守唄op.16
 (6)ラヴェル:一寸法師(組曲「マ・メール・ロワ」より)

ジャン・フルニエ(ヴァイオリン)
(1)(2)ミラン・ホルヴァート指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
(3)-(6)ジネット・ドワイヤン(ピアノ)
 全曲世界初CD 化!チェリスト、ピエール・フルニエの弟ジャン・フルニエによる優美なモーツァルトのヴァイオリン協奏曲、第3 番、第5 番「トルコ風」
 ボーナス・トラックは超稀少な日本録音!!

  録音:(1)(2)1952 年6 月、ウィーン、コンツェルトハウス、セッション録音 (3)-(6)1958 年2 月19 日、東京、赤坂、ラジオセンター・第1スタジオ)、セッション録音/モノラル
 使用音源:(1)(2)Westminster (U.S.A.) XWN 18549(33 rpm)、(3)-(6)Westminster (Japan) WF 9001(45 rpm)

 ■制作者より
 チェリスト、ピエール・フルニエの弟でヴァイオリニストのジャン・フルニエ(1911-2003)。彼は非常に柔らかく、粋な演奏することでも知られていますが、このモーツァルトの2 つの協奏曲はその代表的遺産です。こんなに優雅でしゃれた演奏は、もはや今日では聴くことが出来ません。
 ■超稀少な日本録音
 フルニエは妻でありピアニストのジネット・ドワイヤン(1921-2002)と世界各地を回っていましたが、1958 年初頭、夫妻は日本を訪れ、その際日本のレコード会社によって小品が収録されました。この録音は45 回転盤のみの発売だったせいか、その存在はほとんど忘れ去られており、中古市場でも極めて入手が難しいものです。さらに、解説には当時、ウエストミンスターの文芸部長だった今堀淳一氏による録音現場の貴重な証言を、ご遺族の特別の許諾により転載しています。(以上、平林直哉)
 


GS 2098
\2400→¥2190
ミュンシュの初期ステレオ録音
 (1)シューベルト:交響曲第8番ロ短調 D.759「未完成」
 (2)ブラームス:交響曲第2番ニ長調 op.73
シャルル・ミュンシュ(指揮)
ボストン交響楽団
 ミュンシュの初期ステレオ録音、オープンリール・テープより蘇る!

 録音:(1)1955 年5 月2 日、ボストン、シンフォニー・ホール(セッション録音) (2)1955 年12 月5 日、ボストン、シンフォニー・ホール(セッション録音)
 使用音源:(1)RCA (U.S.A.) CCS-13 (オープンリール・テープ、2トラック、19 センチ)  (2)RCA (U.S.A.) FCS-14 (オープンリール・テープ、2トラック、19 センチ)/ステレオ

 ■制作者より
 ステレオ初期のカタログではセミ・プロ仕様の2 トラック、19 センチのオープンリール・テープは数が限られていましたが、その中でもミュンシュ/ボストンのものは比較的多く存在していました。ある日、試しにと思って手に入れて聴いてみたところ、あまりの情報量の多さに仰天、早速CD 化に踏み切りました。むろん、音に対する判断や好き嫌いは個々の聴き手にゆだねられますが、ご要望が多ければ第2 弾以降も検討させていただきます(平林 直哉)
 


GS 2097
\2400→¥2190
待望の世界初CD 化、
 カザルス指揮のブラームスの交響曲第1 番!

ブラームス:
 (1)交響曲第1番ハ短調Op.68
 (2)ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
パブロ・カザルス(指揮)
(1)プエルト・リコ・カザルス音楽祭管弦楽団
(2)ロンドン交響楽団
  録音:(1)1963 年5 月31 日、プエルト・リコ大学劇場(モノラル、ライヴ) (2)1927 年12 月6 日、ロンドン、クイーンズ・ホール(モノラル、セッション)
 使用音源: (1)Private archive (オープンリール・テープ、2トラック、19 センチ) (2)Victor (U.S.A.) 36326/8 (マトリクス:CR 1612-2/1613-1A/1614-1/1615-1A/1616-1A/1671-1A)

 ■制作者より
 カザルス指揮、プエルト・リコ・カザルス音楽祭管弦楽団によるブラームスの交響曲第1 番は1980 年代にカナダ・バトンより初めてLP 化(1004)されましたが、その際は録音データ不詳として発売されました。しかし、今回は録音データを明らかにし、オリジナル・マスターからコピーしたオープンリール・テープを使用、世界初CD 化にこぎつけました。余白にはカザルスがSP 時代に録音した「ハイドンの主題による変奏曲」を加えました。

 ■豪華メンバーによるオーケストラ
 プエルト・リコ・カザルス音楽祭管弦楽団の弦楽器の人数は高弦から25 人、8 人、6 人、4 人と編成としてはそれほど大きくはありませんが、メンバーは全米からの精鋭が集められています。コンサート・マスターはシドニー・ハース(シカゴ響首席)、第2 ヴァイオリン首席はイシドア・コーエン(ジュリアード弦楽四重奏団)、ヴィオラのミルトン・トーマス(今井信子の先生)とサミュエル・ローズ(ジュリアード弦楽四重奏団)、チェロのフランク・ミラー(元NBC 響首席)、フルートのドナルド・ペック(シカゴ響首席)、クラリネットのロバート・マーセラス(クリーヴランド管首席)、ホルンのメイソン・ジョーンズとトランペットのギルバート・ジョンソン(以上、フィラデルフィア管首席)など(ブックレットには当日のメンバー表、プログラムが掲載されています)。

 ■解説書の内容
 戦前からBBC 交響楽団の首席ヴィオラ奏者を務めていたバーナード・ショアが、カザルスの指揮ぶりについて記した文献の一部を翻訳して掲載しています(以上、平林 直哉)

GUILD HISTORICAL



GHCD 2402
\1600→\1490
ストコフスキ 〜 ブラームス&ワーグナー1960
 ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
 ワーグナー(ストコフスキ編):
  楽劇《トリスタンとイゾルデ》より 第2幕と第3幕の愛の音楽
レオポルド・ストコフスキ(指揮)
フィラデルフィア管弦楽団
 魔術師ストコフスキ&フィラデルフィア管弦楽団の1960ライヴ!

 レオポルド・ストコフスキがフィラデルフィア管弦楽団を振った1960年のライヴ・レコーディング集はブラームス&ワーグナー!
 戦前の1912年から1940年までの25年以上に渡り常任指揮者を務め、ブランクを経て1960年にフィラデルフィア管の指揮台に復帰したストコフスキ。
 音の魔術師ならではのカップリング、ファンの間では有名なエンノ・リエケーナ(Enno Riekena)氏のコレクションからの復刻など、ストコフスキ・ファン要注目のリリースです。

 ※録音(ライヴ):1960年2月23日(stereo)、アカデミー・オヴ・ミュージック(フィラデルフィア)
 ※リマスタリング:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・リマスタリング
 ※マスター・ソース:エンノ・リエケーナ・コレクション
 


GHCD 2396
\1600→\1490

ディミトリ・ミトロプーロス 〜 チャイコフスキー1954−57
 チャイコフスキー:
  交響曲第5番ホ短調 Op.64/
  イタリア奇想曲 Op.45

ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニック
 ミトロプーロス&NYPのチャイコフスキーが新リマスタリングで復刻!

 ギリシャが生んだ20世紀の巨匠ディミトリ・ミトロプーロスとニューヨーク・フィルハーモニックの「チャイコフスキー」が、新たにリマスタリングを施されてギルド・ヒストリカル(Guild Historical)から復刻!
 「交響曲第5番」で繰り広げられる音楽監督ミトロプーロスの高度な要求と、それに応えるニューヨーク・フィルの一進一退の攻防。
 演奏はもちろんのこと、音質面の向上に大いに期待したいところ。

 ※録音:1954年3月27日(Columbia ML5075/mono)&1957年4月22日(CBS S 73143/stereo)、コロンビア30thストリート・スタジオ(ニューヨーク)
 ※リマスタリング:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・リマスタリング
 ※マスター・ソース:ポール・ブルックス・コレクション

GUILD LIGHT MUSIC

GLCD 5207
\1800

軽音楽の黄金時代 〜 サ・セ・パリ
 ボイヤー:サ・セ・パリ
 デューク:エイプリル・イン・パリ
 トレネ:エン・アヴリル・ア・パリ
 ロジャー:トゥールビヨン・デ・パリ
 ラファ−ジュ:ラ・セーヌ
 デュラン:マドモアゼル・デ・パリ
 モレッティ:巴里の屋根の下
 ブルン:パリの空の下
 スコット:パリの橋の下、他

ジョス・クレバー(指揮)
ジョス・クレバー管弦楽団
ロバート・ファーノン(指揮)
ロバート・ファーノン管弦楽団
フランク・パーセル(指揮)
フランク・パーセル管弦楽団
モード交響楽団
ハル・ムーニー(指揮)
ハル・ムーニー管弦楽団
アート・ワイナー(指揮)
カルチェラタン管弦楽団、他
 ライト・ミュージックの黄金時代を良質なリマスターで蘇らせるギルド・ライト・ミュージック・シリーズ(Guild Light Music)。第107集はパリが「テーマ」。芸術の都、パリの昔から愛されてきた音楽が、ライト・ミュージック・シリーズにさわやかな色を加える。

 1948年−1962年の録音。
 
GLCD 5208
\1800
軽音楽の黄金時代 〜 ロスト・トランスクリプションズVol.4
 ブロドスキー:ティナ・リナ
 ローズ:
  オン・ア・ミスティ・デイ、
  ア・ストリップ・サンセット、おお!ユー・ホーシーズ
 ヘンダーソン:
  《ジョージ・ホワイトのスキャンダルズ》より
   バース・オブ・ザ・ブルース
 デッサン:ブラス・ハッツ
 クライスラー:カプリース・ヴィエノワ
 フィリップス:キューバン・ホリデイ、他
デイヴィッド・ローズ(指揮)
デイヴィッド・ローズ管弦楽団
アヌンツィオ・パオロ・マントヴァーニ(指揮)
マントヴァーニ管弦楽団
カール・チャンドラー(指揮)
カール・チャンドラー管弦楽団、他
 ラジオ、映画音楽、テレビなど世界中の様々なニーズを満たしてきたライトミュージックのロスト・トランスクリプション第4集。編曲という枠の中で様々な可能性をさぐり、完成された作品となっている。

 1942年−1952年の録音。

HAENSSLER


98 022
(2CD)
\3600
リリングの名演、モーツァルト編による「メサイア」が復活!!
 ヘンデル(モーツァルト編):
  オラトリオ「メサイア」K.572
ドンナ・ブラウン(S)
コルネリア・カリッシュ(S)
ロベルト・サッカ(T)
アラステア・マイルズ(Bs)
ヘルムート・リリング(指)
シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
 録音:1991年

 リリングの録音の中でも誉れ高き名演、モーツァルト編曲によるヘンデルの「メサイア」が嬉しい復活となります。ウィーンの音楽愛好家の男爵から私的上映用に編曲を依頼されたモーツァルト編曲版はトランペットの大胆なアレンジなど聴きどころがたくさんあります。
 


94 224
¥1700→\1590
マゼール20代、シュトゥットガルト放響との気迫の演奏!
 ベートーヴェン:コリオラン序曲ハ短調 op.62
 ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 op.36
 バルトーク:管弦楽のための協奏曲 Sz.116
ロリン・マゼール(指揮)
シュトゥットガルト放送交響楽団
 ベートーヴェンの交響曲第2番と当時の現代曲であったバルトークの管弦楽のための協奏曲を熱演まさに歴史的価値の高い録音!

 録音:1958 年12 月3 日、シュトゥットガルト、リーダーハレ、(SWR 収録)/ADD、モノラル

 巨匠ロリン・マゼールの若かりし演奏が当シリーズで初登場しました。マゼールは1930 年生まれとのことですから、1958 年はマゼール28 歳となります。マゼールは同年9 月にルツェルン・フェスティヴァルにも登場し、アイザック・スターン独奏のチャイコンでも好サポートをした名演(Auidite レーベル AU 95624)を残しております。
 1958 年12 月、まさに新進気鋭の指揮者が演奏したのは、ベートーヴェンの交響曲第2 番、コリオラン序曲、そして、バルトークの管弦楽のための協奏曲でした。レパートリーが広く“苦手分野” がないと思わせる程、様々な演奏形態の作品を演奏しているマゼールですが、20 代にしてベートーヴェンと当時の現代曲とも言えるバルトークを取り上げていたのは、やはりただものではなかったことがわかります。バルトークの管弦楽のための協奏曲Sz.116 は1943 年作曲、翌44 年にボストン市にてセルゲイ・クーセヴィツキー指揮のボストン交響楽団によって初演された作品です。マゼールはこのバルトーク晩年の傑作に挑む知識と情熱により演奏しました。当録音は非常に歴史的価値の高い演奏と言えましょう。
 


94 223
¥1700→\1590
「ゲザ・アンダSWR 録音集Vol.4」
 (1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 op.15
 (2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調「皇帝」 op.73
ゲザ・アンダ(ピアノ)
(1)カメラータ・アカデミカ・ザルツブルク
(2)南西ドイツ放送交響楽団
  (現:バーデン=バーデン&フライブルクSWR 交響楽団)
 ハンス・ロスバウト(指揮)
 気品の極み!ゲザ・アンダの名演集の第4弾はロスバウト指揮のベートーヴェンの「皇帝」と弾きぶりの第1番!

 録音:(1)1960 年2 月9日、SDR シュトゥットガルト  (2)1956 年4月18日、SWRバーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ(SWR収録)/ADD、モノラル

 ゲザ・アンダのSWR 放送録音シリーズ第4 集は、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1 番と第5 番「皇帝」です。当シリーズの前作「ゲザ・アンダSWR 録音集Vol.3 / モーツァルト& ラヴェル」(94 216)でも気品と音楽に対する敬愛を感じさせる演奏を聴かせてくれましたが、今回もアンダの持ち味であるこのスタイルで演奏されております。
 アンダと言えばモーツァルトのピアノ協奏曲全曲をカメラータ・アカデミカ・ザルツブルクとの弾きぶりした演奏が名盤として知られておりますが、当盤ではベートーヴェンの初期の作品、ピアノ協奏曲第1 番を当団とやはり弾きぶりで演奏しております。気品の極みの演奏で丁寧な音楽作りの中から美しい音楽を紡ぎ出しております。
 「皇帝」では信頼関係の厚い、ハンス・ロスバウトを指揮に迎え、堂々たる演奏を披露しております。技巧的な箇所も音楽的に自然な流れを大切に演奏をしており、単に丁寧なだけではない、確固たる実力と表現力に圧倒されます。ゲザ・アンダ・ファンにはたまらない、新たな名演が当シリーズに加わりました。なお、アーカイヴのマスター・テープは状態も良く、モノラルながら聴きやすい音質でございます。

HMF

HMA 1951750
\1500→\1390
フランク・ブラレイ(ピアノ)
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集

  ピアノ・ソナタ
   第14番「月光」,第23番「熱情」,第31番
フランク・ブラレイ(ピアノ)

 それは大人のベートーヴェンだった。
 フランク・ブラレイの3作目のアルバム。
 妙に哲学的になることも、精神論をぶちあげることもない。
 情熱的なのだが青臭いそれではなく、過去に何かあったのかな、と思わせるようなユラユラと少しアンニュイな情熱。
 即興的なところを多分に含むのに、それがどこまで計算されたものなのかも分からない。1882年製スタインウェイの色と香りを伝えるために、さまざまな演奏上の工夫が施されているのだろうが、それもどこまで計算されているのか分からない。
 まるでバーの片隅のピアノで、憎いほど男前の外国人がタバコを吸いながらダララランと気ままに弾いている感じ。
 手練手管にたけたドン・ファンのようにも思えるが、実は恐ろしくシャイだったりするのかもしれない。
 「月光」の1楽章も、「熱情」の3楽章も、31番の終楽章も、とんでもないエネルギーと痛いほどの感性に満ちているのに、本人はいたってクール・・・。
 そして演奏が終わってふうっと息をついた後に、静かにこちらを振り返って寂しげに微笑む。
 ・・・誠に心憎いベートーヴェン。

 フランク・ブラレイ。1968年生まれ。
 フランス生まれなのだが、もはや誰も彼をフランス限定のピアニストとして考えてない。
 スケールがでかいのである。
 しかしそれを正面切ってアピールするような無様なことはしない。
 すべてが洒落ている。そして決まっている。
 また2003年のアルゲリッチ音楽祭で急遽アルゲリッチの申し出で代役として来日。ラクリン、マイスキーとベートーヴェンの三重協奏曲を披露した。「爽やかな好演」と評した人がいたが、突然アルゲリッチの代役として3日間だけ来日し、ラクリン、マイスキーという怪物と組んでベートーヴェンの三重協奏曲を爽やかに演奏して帰る、などという芸当ができる若手ピアニストが果たしてどれだけいるか??

 吉田秀和氏絶賛!透明感と辛味のあるブラレイのベートーヴェン

 録音:2001 年4 月

 吉田秀和氏も大絶賛した、ブラレイのベートーヴェン。
 「このあたりのブラレイのひき方は細かな心遣いが行き届いているだけでなく、いかに彼が楽譜の中に深く喰い入って、そこからベートーヴェンの「真意」を音に移すのにまじめに取り組んでいるかを示すものとして、私には快く感じられたものである。」(レコード芸術2002 年5 月号より)



 
HMA 1951996
\1500→\1390
ベルリン古楽アカデミー
 ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ(1697 − 1763):

 (1)コレッリに基づく合奏協奏曲第10番ヘ長調(544)
 (2)チェロ・オブリガートをともなう合奏曲(VIII)ニ長調
 (3)コレッリに基づく合奏協奏曲第4番ヘ長調(540)
 (4)「オーボエのための」協奏曲ト短調(644)
 (5)コレッリに基づく合奏協奏曲第5番ト短調(541)
ベルリン古楽アカデミー
シェニア・レッフラー(Ob)
セバスティアン・ヘス(Vc)
ゲオルク・カルヴァイト
 (コンサートマスター、独奏Vn)
 陽性の魅力。バロック時代のオーボエの名手、プラッティによる作品集

 録音:2007年11 月

 プラッティは、イタリアに生まれ、ドイツのヴュルツブルクの宮廷に仕えた作曲家。自身、オーボエのとてつもない名手であったため、最初はオーボエ奏者として雇われたそうですが、ほどなくして作曲家としても才覚を発揮した人物です。オススメはトラック6 から始まる②のチェロ・オブリガートを伴う協奏曲。痛快なテンポで刻まれる弦楽器による前奏を経て、チェロが上下にめまぐるしく動く旋律を奏でてゆきます。ベルリン古楽アカデミーの面々の一糸乱れぬアンサンブルは見事。そしてオーボエ協奏曲は、多感様式を思わせるような雰囲気を漂わせる豊かな表情が印象的です。
 
HMA 1951881
\1500→\1390
エカテリーナ・セメンチュク(Ms)
 ロシア・ロマンス集

 (1)ラフマニノフ:
  昔から恋には慰めは Op.14の3 /リラの花 Op.21の5 /
  夜は悲しい Op.26の12 /わが子よ、お前は花のよう Op.8の2 /
  夢 Op.8の5 /花はしぼんだ
 (2)チャイコフスキー:
  夜 Op.73の2 /わが守護神、わが天使/ミニヨンの歌 Op.6の6 /
  眠る前の夢 Op.27の1 /地上に闇はたれこめ Op.47の3 /
  眠れ、悲しむ友よ Op.47の4 /カッコウ Op.54の8 /
  眠れ Op.57の4 /死 Op.57の5 /君だけ Op.57の6
 (3)グラズノフ:
  東方のロマンス Op.27の2 /スペインのメロディ Op.4 の4
 (4)タネーエフ:人は眠る Op.17の10 /鍾乳石 Op.26の6 /泉 Op.26 の7
 (5)グリエール:
  人間の涙 Op.6の2 /おお、もし私の悲しみが Op.28の3 /
  夜が訪れる Op.50の1 /恋焦がれ Op.46の3
 (6)グレチャニノフ:東洋の歌/夜 Op.47の7/雪つぶ Op.47の9
エカテリーナ・セメンチュク(Ms)
ラリーサ・ゲルギエワ(Pf)
 美貌のメゾ・ソプラノ、エカテリーナ・セメンチュクのデビュー盤!

 2013 年ザルツブルク音楽祭ではエボリ公女役で登場が予定されているなど、今、実力・人気ともに注目株のセメンチュクのデビュー盤。オペラもロシアものからフランスもの、宗教作品から歌曲リサイタルまで、幅広いレパートリーをもつ彼女の表現の幅広さは、既にこのデビュー盤でも発揮されていました。



 
HMA 1951780
\1500→\1390
ディートリヒ・ヘンシェル(Br)
 コルンゴルト:歌曲集(未出版曲多数含む)

 12の歌曲「神様とパパはこう望んだ」,
 6つのやさしい歌曲集Op.9 より(3曲),
 4つの別れの歌Op.14,3つの歌曲Op.18,
 5つの歌曲Op.38,他全36曲
ディートリヒ・ヘンシェル(Br)
ヘルムート・ドイチュ(P)
 クリムト的世紀末甘美の世界

 コルンゴルトの歌曲は、クリムト的な世紀末の甘美な世界のものが多いですが、未出版曲も多数あり、なかなかまとまった録音がありませんでした。このCD は、米国から自筆譜を多く取り寄せ、ドイッチュが書き起した楽譜をもとに録音したものも収められています。またコルンゴルトの最高傑作に挙げる人も多い作品14 の歌曲集は、陶酔の音楽。ドイツ・ロマン派の最後の最後の偉大な傑作です。ヘンシェルの知性と抑えの効いた表現が、曲の甘美な世界に溺れてしまうことなく、コルンゴルトの旋律を聴かせます。ドイチュの伴奏もピタリと見事。
 
HMA 1951961
\1500→\1390
トリオ・ヴァンダラー
 メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲

 (1)第1番 ニ短調 Op.49
 (2)第2番 ハ短調 Op.66
トリオ・ヴァンダラー
 高貴にして官能的!メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲集

 録音:2006 年9 月

 高貴な薫りに満ちた美音の弦楽器が展開する、官能的で時にむせび泣くような表現に引き込まれます。ピアノがまた素晴らしい!たとえば第2 番のスケルツォ楽章で、真珠の粒のように美しく転がる音が、弦とたわむれ、時に熱いうねりとなって盛り上がる様子は、神がかりともいえる美しさです。トリオ・ワンダラーが誘う、たまらなく官能的でディープなメンデルスゾーンです。
 
HMA 1951722
\1500→\1390
アレッサンドロ・カルボナーレ(Cl)
 「オペラ座のクラリネット」

 マスカーニ(カルロ・デッラ・ジャコマ編):
  「カヴァレリア・ルスティカーナ」幻想曲
 ロッシーニ(ジローラモ・サリエーリ編):
  「エドァルドとクリスティーナ」導入、主題と変奏曲
 プッチーニ(デッラ・ジャコマ編):「トスカ」幻想曲
 ベッリーニ(ルイージ・バッシ編):「夢遊病の女」
 ヴェルディ(バッシ編):「リゴレット」協奏幻想曲
アレッサンドロ・カルボナーレ(Cl)
アンドレア・ディンド(P)
 ベルカント・クラリネット

 2000 年3,4 月

 カルボナーレは、1967 年イタリア、デゼンツァーノ( ヴェネツィア近郊) 生まれ。アバドとのバセット・クラリネットを使用したモーツァルトの協奏曲録音でも知られ、リヨン歌劇場管弦楽団、イタリア人としては異例のフランス国立管弦楽団首席を経て、2003 年より、ローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団の首席奏者を務め、現在に至ります。この録音はフランス国立管時代のもの。恐るべき超絶技巧と豊かな歌心が要求されますが、カルボナーレは誰にも真似できぬ余裕の名演を繰り広げています。
 
HMA 1951952
\1500→\1390
マリア・クリスティーナ・キール(S)
 聖週間のための哀歌〜

 [聖水曜日]
  (1)カリッシミ(1605-1674):エレミアの哀歌、ここに始まる
  (2)カリッシミ:「おとめシオンより、栄光はことごとく去り」
  (3)ロッシ(C.1601-1656):トッカータ・クヮルタ
  (4)フレスコバルディ(1583-1643):「敵はその手を下し」
  (5)パレストリーナ(C.1525-1594):「主よ、救いたまえ」
 [聖木曜日]
  (6)作曲者不明:エレミアの哀歌
  (7)作曲者不明:彼らが傷ついた者のように
  (8)カプスベルガー(C.1580-1651):トッカータ・クィント
 [聖金曜日]
  (9)作曲者不明:エレミアの哀歌
  (10)作曲者不明:トッカータ・アルペッジャータ
  (11)マルコレッリ(C.1615-C.1675):なにゆえ黄金は光を失い
  (12)作曲者不明:預言者エレミアの祈り
マリア・クリスティーナ・キール(S)
ジャン=マルク・エメ(指、Org.)
コンチェルト・ソアーヴェ
 これだけの人が日本ではまだそれほど認知されていないということがなんとも信じられない。
 初めて彼女の歌声に接した人は、その清楚で伸びやかで透明な歌声に心しびれる思いがするに違いない。
キールはアルゼンチンで生まれ、早いうちからヨーロッパでバロックの声楽曲を習うためにルネ・ヤーコプスに師事した。その後たちまち頭角をあらわし、サヴァール、ヘレヴェッヘ、ブリュッヘン、レオンハルト、アーノンクールたち、まさにそうそうたる巨匠たちと共演、HMのいくつかのアルバムにも参加するようになった。
 マリア・クリスティーナ・キール&コンチェルト・ソアーヴェ、音楽による至高の慰めキールの純度の高い結晶のような歌声

 キールによる最高純度の結晶のような歌声。受難を前にしたキリストを悼む哀歌が、澄み切った空気の中に響きます。器楽のみの楽曲も、リュートをつまびく音一つ一つが真珠の涙の粒のような美しさです。至高の慰めがここにあります。
 キリスト教では、枝の主日(キリストが、十字架につけられる前にロバに乗ってエルサレムに入城した日。人々は棕櫚の枝を掲げてイエスを迎えたことから「枝の主日」と呼ばれる)から、復活の主日までを聖週間といいます。この期間の夕刻からロウソクの火が消えて教会が暗闇と化す時まで朗唱された音楽が、「ルソン・ド・テネブル」の原型。声楽の場合、エレミアの哀歌の聖句が、歌詞の大部分を占めます。ルネッサンス時代にこのジャンルは誕生し、ルイ14 世下のフランスで発展を遂げました。イタリアでは、17 世紀の前半にこのジャンルは流行し、ボローニャにある音楽博物館には、当時ローマで活躍していたあらゆる音楽家たちによる哀歌の23 種類の曲集の譜が残されていますが、この盤は、マリア・クリスティーナ・キールとコンチェルト・ソアーヴェが、これらの資料から、聖週間のための哀歌を再構築したもの。歌詞にも現れるdolor(悲しみ)、lamentatio(哀れみ)といった言葉を、他に類を見ない純度の高い美しい結晶にして蘇らせ、聴く者の心に溶け入るように聴かせます。
 
HMA 1957333
\1500→\1390
オルランド・コンソート
 アントワーヌ・ビュノワ:

  モテ「喜べ、天のような女性よ」
  シャンソン「私はある女性に御辞儀をした」
  シャンソン「愛は私たちを名誉を持って扱う」
  シャンソン=モテ「喜べ、フランスの大地よ」
  賛歌「星々の優しき創造主よ」
  ミサ「おお木の十字架」
  シャンソン「もう彼にそれを当てにさせないよう」
  シャンソン「君はつま先だって歩いている」
  シャンソン「終わりのある慈悲はあるのだろうか」
  モテ「限りなきこと」
オルランド・コンソート
 〔ロバート・ハリー=ジョーンズ(CT)
  マーク・ドウベル(T)
  アンガス・スミス(T)
  ドナルド・グレイグ(Br)〕
 オケゲムの影にかくれてしまった作曲家ビュノワの真価がここに!

 録音:2003 年11 月2-5 日

 アントワーヌ・ビュノワ(1430 頃-1492)は、15 世紀後半の、いわゆるフランドル楽派の作曲家。ブルゴーニュのシャルル勇胆公と、その後継ぎのマリーに仕え、ベルギーのブリュージュで亡くなっています。大先輩であるオケゲム(1410 頃-1497) の圧倒的な名声の前にビュノワは隠れがちでしたが、しかし残された彼の作品はどれも高度なものばかり。ビュノワは多数のシャンソン(現存するのは60 曲ほど)と、いくつかの宗教曲を残しています。このCDには、それらの中から10 曲が選ばれています。御存知オルランド・コンソートが、いつもながらの練り上げたカルテットを聞かせてくれます。ビュノワの再評価を促す演奏です。
 
HMA 1951727
\1500→\1390
ネーヴェル&フエルガス・アンサンブル
 パドヴァーノ(1527-1575):24声のミサ
パウル・ヴァン・
 オルガンの大家、パドヴァーノによる24 の声のためのミサ

 ヴェネツィア楽派の作曲家にしてオルガン奏者、パドヴァーノの声楽作品。パドヴァーノはオルガン作品などで知られていますが、声楽作品も貴重。
 
HMA 1951519
\1500→\1390
ペレス&アンサンブル・オルガヌム
 モサラベ聖歌〜スペイン中世キリスト教聖歌集
マルセル・ペレス(指)
アンサンブル・オルガヌム
 ペレス&アンサンブル・オルガヌムが紡ぐ中世スペインの宗教音楽のタペストリー

 モサラベ聖歌はイベリア半島特有のもの。モサラベとは、アラブ支配下の、スペインのキリスト教徒をさす言葉。今もモサラベ典礼を行うところはありますが、その歌唱はまれだと言われています。ペレス率いるアンサンブル・オルガヌムが、モサラベ聖歌の独特の世界を濃密に織り上げています。



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