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第73号
マイナー・レーベル歴史的録音新譜(2)
2013.10.22〜2013.12.13

 

ICA CLASSICS



ICAC-5116
\2000→\1790
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー
 1.チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 Op.64/
 2.ヤナーチェク(1854-1928):狂詩曲「タラス・ブーリバ」
BBC交響楽団/
ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー(指揮)
録音 1978年9月29日 フランダース音楽祭,メッヘレン 聖ロンバウツ教会…1/1981年8月21日 ロンドン ロイヤル・アルバート・ホール…2 STEREO
 ロシア生まれの世界的名指揮者、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(1931-)。モスクワ音楽院で父に指揮を学び、ピアノは有名なレフ・オボーリンに学びました。20歳の時にボリショイ劇場で「くるみわり人形」を指揮、その素晴らしい演奏のおかげで1954年には劇場のアシスタント指揮者に任命されます。その2年後にはボリショイ・バレエ団とともに初のイギリス訪問を行い、更に人気を高めました。1961年からはモスクワ放送交響楽団の芸術監督に就任。1974年までこの地位を務め、64年からはボリショイ劇場の首席指揮者(最年少)としても活躍を始めます。
 彼は当時のロシアの音楽家としては異例の「大規模な外国ツアー」を行う権利を与えられており、イギリスを始め様々な国に演奏旅行に出かけ、またロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニーの首席指揮者を務めたりと八面六尾の活躍をするのです。
 そんな彼にとってチャイコフスキーの演奏は、まさに十八番であり、このフランダースでの音楽祭の記録も、例えようもないくらいの興奮度を持っています。ヤナーチェクの「タラス・ブーリバ」は1981年のプロムスで演奏されたもので、大規模なオーケストラを自由自在に操る彼の姿が目に浮かぶ熱演となっています。
 


ICAC-5117
\2000→\1790
ルドルフ・ケンペ
 1.マーラー(1860-1911):交響曲 第4番 ト長調/
 2.ワーグナー(:楽劇「パルジファル」第1幕への前奏曲/
 3.メンデルスゾーン(:歌劇「ルイ・ブラス」序曲
ジョアン・アレクサンダー(ソプラノ)…1/
BBC交響楽団
録音 1957年5月14日…1, 1965年5月26日…2, 1967年2月12日…3 ロンドン,BBC メイダ・ヴェイル・スタジオ…1.2, ロンドン,ロイヤル・フェスティヴァル・ホール…3 MONO
 ドイツの偉大な指揮者ルドルフ・ケンペ(1910-1976)。彼は1952年から1954年までバイエルン国立歌劇場の音楽監督を務め、1954年にはメトロポリタン歌劇場を振ります。バイロイト音楽祭でも1960年から1963年まで4回の「指環」ツィクルスを指揮するなど素晴らしい活躍を続けました。1961年にはビーチャムの後継者としてロイヤル・フィルハーモニー管の首席指揮者として任命され、一時中断するも、再任となってからは1975年までこの地位にあったのです。その翌年早すぎる死を迎えたケンペですが、この1957年のマーラーの4番の録音はとても珍しいものと言えるでしょう。これは当時体調不良を訴えていたブルーノ・ワルターが用意していたプログラムを、結局ケンペが引き継いだものであり、この演奏は高く評価されたのですが、今まで世にでることはありませんでした。
 ドイツ系のレパートリーに並々ならぬ意欲を持ち、とりわけリヒャルト・シュトラウスの作品に素晴らしい名演を残した彼ですが、どうもマーラーは意に添わなかったのか、録音も極めて少なく、他には1番、2番、5番と「子どもの不思議な角笛」がある程度でしょうか。
 この録音でケンペのマーラーを評価することは難しいでしょうが、何よりマーラーファンには、一つの素晴らしい録音が贈られたということを喜びたい1枚です。

IDIS



IDIS 6673
\1800→\1690
ジュリーニ、40代末のシューマン&ブラームス
 シューマン:交響曲第3番 変ホ長調 Op.97「ライン」
 ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)
RAI トリノ交響楽団(シューマン)
フィルハーモニア管弦楽団(ブラームス)
 ジュリーニ、40代末のシューマン&ブラームス

 録音:1961 年3 月24 日(シューマン),1962 年10 月(ブラームス)/73’21

 カルロ・マリア・ジュリーニ(1914 − 2005)の1960 年代初頭のシューマンの第3 番とブラームスの第2 番を収録。ジュリーニはもっぱら1970年代以降に人気が上がったので、1960 年代初頭というと若い頃のように思われがちですが、実は既に50 歳目前、気力溢れる頃でした。
 シューマンは1961 年3 月24 日のトリノでの録音。以前イタリアの小レーベルから発売されことがありますが、比較的珍しい音源です。一貫してマーラー版を使っていたジュリーニは、ここでも同様のようです。ブラームスはEMI 録音、ステレオです。

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店主より

 まるでアリア・レーベルの第17弾を見たかのようなリリース。
 1958年6月のフィルハーモニアとの演奏と、1961年3月のRAI トリノとの演奏の比較も面白い。
 また同時期1962年のフィルハーモニアとのブラームス交響曲第2番も比較してほしい。
 


IDIS 6671
\1800→\1690
ジャン=ピエール・ランパル(Fl)1950 年代の録音集
 シューベルト:「しぼめる花」による序奏と変奏曲 D802
 シューマン:3つのロマンス Op.94(第1番 イ短調、第2番 イ長調、第3番 イ短調)
 ドビュッシー:フルート、ヴィオラ、ハープのためのソナタ
 ラヴェル:ハープ、フルート、クラリネットのための序奏とアレグロ
ジャン=ピエール・ランパル(Fl)
ロベール・ヴェイロン=ラクロワ
 (P シューベルト,シューマン)
ピエール・パスキエ(Va)
オデット・ル・ダンチュ(Hp ドビュッシー)
リリー・ラスキーヌ(Hp ラヴェル)
ユリス・ドレクリューズ(Cl)
パスカル四重奏団
 驚くべき気品と美しさ!ランパル、1950 年代の録音集

 録音:1958 年(シューベルト,シューマン),1951 年(ドビュッシー),1955 年(ラヴェル)/59’49

 20 世紀後半を代表する偉大なフルーティスト、ジャン=ピエール・ランパル(1922 − 2000)の1950 年代の録音。ランパルが国際的名声を確立しつつある時期の録音で、いずれも驚異的な気品と美しさ。ドビュッシーのフルート、ヴィオラ、ハープのためのソナタは、後にハープがラスキーヌに替わったERATO のステレオ録音が有名ですが、これはそれよりずっと前のDucretet-Thomson 社の録音。濃厚なパリ趣味が楽しめます。
 ラヴェルはLa Voixde son Maitre(= EMI)録音。シューベルトとシューマンはERATO 録音。

INA



IMV092
(2CD)
\3600→\3290
Francis Poulenc/ Creations Mondiales Et Inedits/
 プーランク未発表作品集

CD.1
Sonate pour flute et piano FP.164(11'35)
(1957.6.18 Strasbourg)
 1. Allegro malincolico
 2. Cantilena
 3. Presto glocoso
 Jean Pierre Rampal(fl)
 Francis Poulenc(p)
  Ladome de Monte-Carlo FP.180(Jean Cocteau)
 4. Annonce speaker(1'19)
 5. La Dame de Monte - Carlo(premiere audition)(7'38)
Les Mamelles de Tiresias FP.125(Guillaume Apollinaire)
 6. Non, Monsleur mon mari(extrait)(6'34)
 7. Entretien(3'22)
  (1954.4.21)
La courte Paille FP.178(extraits.Maurice Careme)(3'30)
 8. Entretien
 9. Les Anges musiciens(n.5)(auditlon en avant premiere)
 10. Quelle Aventure 1(n.2)(audition en avant premiere
  Denise Duval(sop)
  Francis Poulenc(p)
  (1961.2.26)
 11 A sa Guitare FP.79(pierre de Ronsard)(2'45)
 12. Hier(extrait des trois poemes de Louise Lalanne FP.57)(1'50)
 13. Air champetre(extrait des Airs chantes FP.46)(1'39)
  (1960.3.26)
Poulenc et la melodie(7'32)
 14. Entreflen(avec Georges Charbonnier)
 (1954.2.24)
 15. La Carpe( extrait du Bestioire FP.15a)
  Pierre Bertin(bar)
  Jean Wiener(p)
   (1960.3.30)
Le Bestiaire FP.15a
 16. Poulenc et Le Bestiaire(1'53)
 17-22. Le Dromadaire,la Chevre du Thibet, la Sauterelle
  le Dauphin, l'Ecrevissse la Carpe(4'52)
 Le Gendarme Incompris FP.20(Jean Cocteau, Raymond
  Radiguet,Stephane Mallarme,Paul Verlaine(13'16)
 23-24 Entretien avec Francis Piulenc et extraits
  Pierre Bertin, Jacques Hilling, Robert Chandeau,
  Francis Poulenc(p)
   (1952.7.6)
 25. Air vif(extrait des Airs chanles FP.46(1'33)
 26. Air 'Oh I Mon Pere, cessons ce jeu,par pitie l"
CD.2
L'avant-garde, le Stabat Mater(10'50)
 1. Entretien avec Bemard Gavoty et Daniel-Lesur
 (1954.4.21)
Stabat Mater FP.148(creation mondiale)(31'00)
 2. Stabat mater doloroso(Tres calme)
 3. Cujus aninan genentem
 4. 0 Quam tristis
 5. Quae moderebat
 6. Quis est homo
 7. Vidit suum
 8. Eja mater
 9. Fac ut ardeat
 10. Sancta mater
 11. Fac ut partem
 12. Inflammatus et accensus
 13. Quando corpus
  Geneviene Moizan(sop)
  Orchestral municipal de Strasbourg
   (1951.6.13)
L'histoire de Babar, le petit elephant FP.129
 14-15. Creation mondiale de la version orchestree par
Jean Francaix(27'45)
 (1963.3.4)
Bonus:
 16-17. Creation mondiale de la version avec piano
         (2 extraits)(8'29)
  Pierre Bernac(recitant)
  Francis Poulenc(p)
   (1946.6.14)

JAN KUBELIK SOCIETY

SJK 009
(1CD)
\3500→\3190
ヤン・クベリーク 稀少録音集
 ヤン・クベリーク(1880-1940):ヴァイオリン協奏曲第4番変ロ長調 から 第1楽章
  オット・ハシャ(ピアノ) 録音:1929年 ※初出音源
 ヤン・クベリーク:
  ヴァイオリン協奏曲第4番変ロ長調 から 第2楽章「バラード」の一部
  エミル・ハーイェク(ピアノ) 録音:1926年 原盤:GC-Bb 8175
 エミール・ソーレ(1852-1920):
  パガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.6のためのカデンツァ
  録音:1903年 原盤:G and T London 4604 ※初出音源
 ヤン・クベリーク:
  パガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.6のためのカデンツァ
  録音:1911年 原盤:Phonotipia XXPh 4556
 パガニーニ(1782-1840):
  パイジェッロの「もはや私の心には感じない」による序奏と変奏曲
  録音:1903年 原盤:G and T London 4605
 パガニーニ:イギリス国家「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による変奏曲
  録音:1905年 原盤:Phonotipia XXPh 275
 パガニーニ:奇想曲ト短調 Op.1 No.6
  録音:1911年 原盤:Phonotipia XXPh 4558
 パガニーニ:無窮動 Op.11 録音:1905年 原盤:Phonotipia XPh 276/2
ヤン・クベリーク(ヴァイオリン)
ヤン・クベリークの作品の新録音
 ヤン・クベリーク:ヴァイオリン協奏曲第1番ハ長調
 パガニーニ/ヤン・クベリーク編曲:奇想曲変長調 Op.1 No.17
 ヤン・クベリーク:夕べの歌
  録音:2010年、ライヴ、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ
ミロスラフ・ヴィリーメツ(ヴァイオリン)
ヴラディスラフ・ヴィリーメツ(ピアノ)
ヤン・クベリーク(クーベリック)の偉業を後世に伝えるヤン・クベリーク協会から発売された最新CD。
ヴァイオリンの魔術師、ヤン・クベリーク 伝説のヴァイオリニストにして作曲家。

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 ヤン・クーベリック。
 1880年プラハ近くのミヒレで生まれた大ヴァイオリニスト。
 ただ、現在、彼の栄光は息子ラファエルの父親ということに負っているところが大きい。ヤンが大ヴァイオリニストであったことは、現在の音楽ファンには「知識」としては認識されているが、実体験として認識されるには至っていない。実際彼と同世代のクライスラー(1875)、ティボー(1880)、エネスコ(1881)、フーベルマン(1882)と比べても、現在における彼の名声はかなり低い。
 しかしそんなふうに彼の人気・評価が現在凋落してしまったのには大きな原因がある。
 ・・・彼の演奏生命はかなり短かったのである。
 1920年代が彼の全盛期だという説もあるが、それは彼の人気の絶頂期であって、彼の音楽的全盛期は1900年代であったという。であれば、先ほどの4人のヴァイオリニストの絶頂期が1920年代から40年代であったことを考えると、彼らがヤンの比較の対象でないことに気づく。つまり彼は、もう一つ前の世代の、ブルメスターやフレッシュ、イザイ、アウアーといった伝説的ヴァイオリニストと同世代の芸術家であったわけである。だからCDもほとんどなかった。あったとしても最近の人が気軽に聴けるような音質ではなかった。

 だがこの人、全盛期の頃の人気は普通ではなかった。その人気は我々が考えているような「大ヴァイオリニスト」の域を超えていた。
 先日観たヤンのドキュメンタリーによると、彼のヨーロッパでの人気はパガニーニ以来最高のものであったという。彼の持つ特殊なオーラが客席のすべての人々を魅了し、その伝説は瞬く間にヨーロッパ中を駆け巡った。そして迎えた最初のアメリカ公演。彼の船が港に着くや、300人以上の人々が「ばんざい!」と言いながら海に飛び込んで彼の乗っている船に泳ぎ出したという。そして彼のサンフランシスコの広場での公演にはなんと10万人の人が駆けつけた。
 ・・・普通ではない。
 おそらくヨアヒムやサラサーテなどの時代が終わり、間違いなく彼は当時の最高の実力と人気をもったヴァイオリニストだったのである。アメリカ公演だけでも莫大な資産を手にし、彼が持つヴァイオリン、ストラディヴァリウス「皇帝」、と同様に彼もまた音楽界の「皇帝」となった。
 
 しかし1920年代に入って彼の妻がお城を購入したことをきっかけに、彼はとんでもない負債を抱え莫大な資産はすべて借金へと変貌した。1930年代に入り経済恐慌でさらに実入りも少なくなり、ヤンとは別の道を歩み始めたラファエルのほうがだんだん収入がよくなってきた。
 1939年には自身の集大成とも言える引退公演を行い、その翌年人生からも引退した。・・・潔すぎる散り際であった。


キング・インターナショナル


NHK名演奏家幻のライヴ・シリーズ第3弾

 大好評の「NHK名演奏家幻のライヴ・シリーズ」、第3 弾はリヒテルとオボーリン。
 ともに同世代で旧ソ連を代表するピアニストながら、20 世紀後半を代表する大ピアニストとなったリヒテルと、教師として名声を得たオボーリンという、まったく対照的な後半生を送りました。
 その両者が東京で残した貴重な音源が日の目をみます。どちらも神業ですが、霊感あふれるリヒテルと、どこも曖昧なところのない完璧なオボーリン、ロシア・ピアニズムの粋をお楽しみください。

KKC 2083
\2400
リヒテル幻の東京リサイタル
 (1)ハイドン:ピアノ・ソナタ第24番ニ長調 Hob.XIV.52
 (2)同:ピアノ・ソナタ第32番ロ短調 Hob.XIV.32
 (3)ドビュッシー:「前奏曲集第1巻」〜
  デルフィの舞姫たち/帆/野を渡る風/
  音とかおりは夕暮れの大気に漂う/アナカプリの丘/
  雪の上の足跡/西風の見たもの/とだえたセレナード/
  沈める寺/パックの踊り
 (4)同:「映像第1集」〜水に映る影
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 すべて初出! NHK名演奏家幻のライヴ・シリーズ第3 弾

 リヒテルが日本家屋で行なった幻のコンサートが日の目をみる

 1984 年3 月27 日/蕉雨園(東京都文京区)ライヴ/DDD、STEREO

 録音嫌いだったリヒテルの芸術は、ライヴで味わうしか術がありませんが、最高の演奏が高音質で残されていました。1984 年3 月27 日に、東京都文京区にある蕉雨園で行われた「幻の東京リサイタル」。当時69 歳のリヒテル円熟芸を味わえます。
 蕉雨園は明治30 年(1897) 建造の宮内大臣田中光顕伯の邸宅だった純日本家屋。ここを気に入ったリヒテルたっての希望でピアノが運ばれ、コンサートが催されました。このコンサートは一般公開ではなく、招待客のみのごく小さなものでしたが、NHK が収録してテレビ放映され、非常な話題となりました。
 ドビュッシーの前奏曲集第1 巻から10 曲も披露。全曲でないのが残念ではありますが、これだけまとめて、しかも高音質で聴くことができるのは、まさに奇跡と申せましょう。いずれも絶品なうえ、「西風の見たもの」などでは往年の凄まじいテクニックを披露してくれます。
 ハイドンの2 篇のソナタも神業。あまりの凄さに曲の終りまで身動きもとれないほど。リヒテル最良の魅力と凄さをあますところなく収めた、ピアノ音楽録音の宝の出現です。



 

KKC 2084
\2400
レフ・オボーリン1963年2月東京録音
 (1)J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガBWV903
 (2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
 (3)ショパン:
  マズルカ第25番ロ短調Op.33の4/マズルカ第51番イ短調(遺作)
 (4)ラフマニノフ:
  前奏曲集Op.32〜第10番ロ短調/第5番ト長調/第12番嬰ト短調
 (5)ショスタコーヴィチ:
  24の前奏曲Op.34〜第10番嬰ハ短調/第22番ト短調/第12番嬰ト短調
 (6)ハチャトゥリヤン:トッカータ
レフ・オボーリン(ピアノ)
 オボーリンの凄さ再認識。ロシア・ピアニズム最良の記録がここに

 録音:1963 年2 月1 日/ NHK/ADD、MONO

 レフ・オボーリン(1907-1974) は旧ソ連を代表するピアニストのひとり。同世代のリヒテルとギレリスの強烈な個性に隠れてしまったものの、1927 に行なわれた記念すべき第1 回ショパン国際コンクールで優勝した超実力派。オイストラフとの共演や、モスクワ音楽院教授(アシュケナージの師)として有名で、ソロ演奏に接することが難しいためその凄さを正当に認識されていない感があります。
 そのオボーリンが1963 年2 月に作曲家ハチャトゥリヤンらと来日した際、NHK がセッション収録した貴重なソロ音源が残っていました。アシュケナージそっくりの美音と、バッハやベートーヴェンの大作で見せる曖昧さの全くない巨大な構成力と技巧、同世代のショスタコーヴィチやハチャトゥリヤン作品での驚くべき説得力など、ただただ唖然とする凄さ。真のロシア・ピアニズムを堪能できます。
 当時のプログラム、批評も収録。史料としても価値があります。



 

チョン・キョンファ
1998 年衝撃の東京ライヴが
遂にSACDシングルレイヤーで発売!

 ただならぬ集中力と緊迫感さえ伝わってくる、1998 年4 月のチョン・キョンファの東京ライヴが遂に非圧縮シングルレイヤーSACD で発売!情熱的で自由な表現でありながら、ピアニストのイタマール・ゴランと一糸乱れぬ演奏をしております。アンコールを含む1 夜のライヴが再現された、チョン・キョンファのライヴ史上最高の演奏がSACDの高音質で堪能できます。
 ライナーノートには当日の公演に足を運んでいた許光俊氏、平林直哉氏が当日の演奏について、またチョン・キョンファの来日公演の仕掛け人である泉征郎氏がチョン・キョンファとの出会いからこれまでの来日公演について熱く語っております。

KKC 4009SA
(SACD シングルレイヤー)
\4300
チョン・キョンファ 衝撃の東京ライヴ第1夜(1998年4月26日)
 (1)シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調「二重奏曲」 D.574 Op.162
 (2)シューベルト:幻想曲 ハ長調 D.934 Op.159
 (3)シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調 Op.121
 (4)J.S.バッハ:G線上のアリア BWV1068-2
 (5)クライスラー:愛の悲しみ
 (6)ポルディーニ(クライスラー編):踊る人形
 (7)ドヴォルザーク:ユモレスク
 (8)ドビュッシー(ハイフェッツ編):美しい夕暮れ
チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
イタマール・ゴラン( ピアノ)
  「音楽が持つ根源的な力にじかに触れるような衝撃性」 許光俊

 ライヴ録音:1998 年4 月26 日、サントリーホール、東京/非圧縮、ライヴ録音

 「人々を驚かせたのは彼女の演奏の比類なき燃焼度の高さだった。小柄な東洋の女性が強烈な存在感で舞台を支配する姿に世界が息をのんだのだった。
 細かいことをあれこれ言うのも愚かしいと思われるほどの、音楽が持つ根源的な力にじかに触れるような衝撃性があったのである。」(ライナーノーツより 許光俊)

 ※ これらのディスクはSACD 対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCD プレーヤーでは再生することができません。
 

KKC 4011SA
(SACD シングルレイヤー)
\4300
チョン・キョンファ 衝撃の東京ライヴ第2夜(1998 年4月28日)
 (1)J.S.バッハ:G線上のアリア BWV1068-2
 (2)ストラヴィンスキー:協奏的ニ重奏曲
 (3)J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
 (4)バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第2番
 (5)ラヴェル:ツィガーヌ
 (6)ラフマニノフ:ヴォカリーズ
 (7)クライスラー:美しきロスマリン
 (8)クライスラー:中国の太鼓
 (9)ドビュッシー(ハイフェッツ編):美しい夕暮れ
チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
イタマール・ゴラン( ピアノ)
 聴衆を金縛りしたシャコンヌ、あのポリーニも激賞した衝撃のライヴ!

 ライヴ録音:1998 年4 月28 日、サントリーホール、東京/非圧縮、ライヴ録音

 チョン・キョンファ、衝撃の東京ライヴ第2 夜(1998 年4 月28 日)。当初、プログラムの予定にはなかったG 線上のアリアを冒頭に演奏!キョンファが愛奏するバッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2 番とバルトーク、そしてラヴェルの作品を披露しました。当日演奏会に足を運んでいたポリーニも激賞したと言われている衝撃のリサイタルがSACD の高音質で堪能できます。
 (中略)「極めつけはバッハのパルティータ第2 番である。彼女は1983 年に同じ曲を弾き、聴衆を金縛りにしたが、この第2 夜はそれを上回ったのである。
 その時の様子が、このディスクではかなり忠実に再現されているのが何よりも嬉しい。バルトークの切れ味、ラヴェルの自在な表情と蠱惑的な音色も最高である。」  ( ライナーノーツより 平林直哉)

 ※ これらのディスクはSACD 対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCD プレーヤーでは再生することができません。

LA DOLCE VOLTA



LDV 147
(6CD)
\6000→\5190
フランス・オルガン音楽の至宝 アンドレ・イゾワール(Org)
 CD1 (75’45”)
  【 サンジェルマン・デ・プレ教会、ヘルパー=エルマン・オルガン(1)(2)(3)、
   アンジェ、ボン・パストゥール教会、ジャン=ジョルジュ・ケーニグ・オルガン(4)】
    (1)フランソワ・クープラン:司教区のためのミサ曲
    (2)ジル・ジュリアン:5 部の前奏曲/テノール声部のクルムホルン/ディアローグ
    (3)ダングルベール:キリエに基づく3 つの主題によるクヮルテット
    (4)ルイ・クープラン:シャコンヌ ニ短調/バスク風ブランル/幻想曲/パッサカリア
 CD2 (74’21”)
  【サール=ユニオン、サン=ジョルジュ・ド・ブケノム、ジャン=ジョルジュ・ケーニグ・オルガン】
    (1)フランソワ・クープラン:修道院のためのミサ曲
    (2)ジャン・ティトルーズ:
     来たれ創り主なる聖霊/パンジェ・リングヮ/アヴェ・マリス・ステラ/天よ喜び歌え
 CD3 (75’29”)
  【ポワチエ、サンピエール教会、フランソワ=アンリ=クリコ・オルガン】
    (1)ニコラ・ド・グリニー:ミサ曲
    (2)ニコラ・ルベーグ:エレヴェーション/サンフォニー
 CD4 (53’19”)
  【サン=マクシマン=ラ=サント=ボーム、ジャン=エスプリ=イスナール・オルガン】
    ニコラ・ド・グリニー:賛歌
 CD5 (75’36”)
  【サンジャック・サンクリストフ・ウーダン、ルイ=アレクサンドル・クリコ・オルガン(1)、
   サン=マクシマン=ラ=サント=ボーム、ジャン=エスプリ=イスナール・オルガン(2)】
    (1)ジャン=アダム・ギラン:
     第一旋法による組曲/第四旋法による組曲/第二旋法による組曲/第三旋法による組曲
    (2)ルイ・マルシャン:
     プラン・ジュ/フーガ/トランペット管のバス/四重奏/フォン・ドルグ/グラン・ディアローグ
 CD6 (77’20”)
  【シャトー・ド・フォンテンブロー、フランソワ=アンリ=クリコ・オルガン(1)(2)、
   パリ、サン=セヴラン教会、アルフレッド・ケルン・オルガン(3)(4)】
    (1)クレランボー:第一旋法による組曲/第二旋法による組曲
    (2)ガスパール・コレット:人声によるディアローグ/2つの合唱のためのディアローグ
    (3)ピエール・デュマージュ:オルガン曲集第1巻
    (4)ジャン=フランソワ・ダンドリュー:
     第一旋法によるプラン・ジュ/アヴェ・マリス・ステラによるフーガ/
     トランペット管のバスとソプラノ/ミュゼット/オッフェルトリウム/狩のホルンによるデュオ
 初CD 化を含むあのイゾワールの名盤が復活。美麗BOX 入り超お買い得価格で登場!

 録音:1972 - 1976 年/日本語解説書付

 かつてカリオペ・レーベルからリリースされていたイゾワールの名盤が、装いも新たに再刊されました。1972 年から76 年にかけて録音され、数々の賞に輝いた大規模なアンソロジーで、フランスのオルガン音楽の歴史が俯瞰できます。今回、そのなかから17・8 世紀フランス・オルガン音楽の黄金時代部分のLP20 枚分をBOX 化。CD1 以外は初CD 化。
 フランスのオルガン音楽が、他国のものと明確な違いを見せるようになるのは17 世紀初頭のこと。グレゴリオ聖歌との強い結びつきのもと、カトリック教会のために発展する一方、こうしたレパートリー向きの楽器が制作され、色彩優位の酔いしれるような音色を誇りました。それはルイ13、14 世治世下で、その時期に作られた逸品が、フランス各地の名オルガンで味わえます。イゾワールの洒脱な演奏も魅力で、オルガンに興味のある方々必携。日本語解説付なのも嬉しい限りです。

LEBHAFT

アインザッツレコードが企画・制作のCD-Rをフォーマットとしたレーベルです。
ザンデンオーディオシステム社製「LCR型フォノイコライザ」を使用し、各レーベルに適応したイコライザカーブで再生しています。


LBCDR 1007
(CD−R)
\2300→\2090
ドヴィ・エルリー(Vln)
 ハチャトゥリアン:
  ヴァイオリン協奏曲ニ短調、
  バレエ「ガイーヌ」より剣の舞
ドヴィ・エルリー(Vln)
セルジュ・ボド指揮、
チェント・ソリ管弦楽団
原盤:仏Club Francois du Disque CFD64 録音:1956年3月 
 フランスのヴァイオ リニスト、ドヴィ・エルリー(1928-2012)はパリ音楽院でジュール・ブシューリに学び、1955年にロン=ティボー国際音楽コンクールで優勝、1982年にはパリ音楽院の教授に就任するが、そのキャリアについてはほとんど知られていない。
 マイナーレーベルでの録音がほとんどで、プレス数も少なく入手も難しい事から市場価格は高騰を極めており、ファンは血眼になって探し求めるほど聴く機会が滅多とない真の「幻のヴァイオリニスト」である。


先日発売となったエルリのサラサーテ
ARDMORE盤

ARDMORE
ASS-099
1CD-R\1700
ドゥヴィ・エルリ (ヴァイオリン) 
サラサーテ:
 ツィゴイネルワイゼン Op.20
 ホタ・アラゴネーサ Op.27
 ホタ・ナヴァーラ Op.22-2
 アンダルシアのロマンス Op.22-1
 プライェーラ Op.23-1
 サパテアード Op.23-2
  (全6曲)
  10inch Ducrete-Thomson 250C037 -
  1950年代中期録音MONO
ドゥヴィ・エルリ (ヴァイオリン) 
モーリス・ビュロー &
アンドレ・コラール (ピアノ)

 1928年生まれのフランスの名匠ドヴィ・エルリ。パリ音楽院を1等で卒業し、パスキエ、カザルス、エネスコに師事、1955年のロン・ティボー・コンクールで優勝した伝説のヴァイオリニスト。1950年代から60年代にかけてバッハから現代までのさまざまな作品を録音してディスク大賞を4度受賞している。伝説とはいえ1990年代になお現役として活躍していて、その名はときおりマニアの間でささやかれていた。惜しくもパリ10区で交通事故に遭って亡くなったが、それも授業でエコール・ノルマルに向かう途中だったという。
 そのエルリ、50年代のサラサーテ録音。Ducrete-Thomsonからの復刻である。



MARSTON



54004-2
(4CD 3枚価格)
\7200→\6790
「フェルナンド・デ・ルチア
 Gramophone Company全録音集」
フェルナンド・デ・ルチア(テノール)
サルヴァトーレ・カットーネ(ピアノ)
カルロ・サヴァイーノ(ピアノ)
フランチェスコ・チレーア(ピアノ)
カルロ・サヴァイーノ(指揮)管弦楽団
サルヴァトーレ・サッサーノ(指揮)
管弦楽団、ほか
 トスティ:理想の女/マスネ:「ウェルテル」−私を目覚めさせないでくれ(イタリア語)/
 ヴェルディ:「リゴレット」−女心の歌/
 ロッシーニ:「セビリアの理髪師」−もし私の名前を/
 ジョルダーノ:「フェドーラ」−愛はあなたに禁ずる/トスティ:マレキアーレ/コスタ:ナプリタナータ/
 プッチーニ:「トスカ」−妙なる調和/コットラウ:光差す窓/
 マスネ:「マノン」−目を閉じて
   1902年11月30日

 マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」−ああ、ローラよ/バルデッリ:口づけの音に/
 ビゼー:「カルメン」−花の歌(イタリア語)/コスタ:君は僕の人生において死んだ/
 ワーグナー:「ローエングリン」−ありがとう、親切な白鳥よ(イタリア語)  1902年12月3日

 ジョルダーノ:「フェドーラ」−年老いた母が,ご覧ください、私は泣いています/ダンツァ:妖精の目/
 ヴェルディ:「トラヴィアータ」−ある幸せな日/ドニゼッティ:「ファヴォリータ」−神の乙女、天使が/
 トスティ:セレナータ/チレーア:遠く離れ/チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」−心は疲れ果て/
 グノー:「ファウスト」−もう遅いわ(イタリア語)/ロッシーニ:「セビリアの理髪師」−空は微笑み
  共演(グノーのみ):チェレスティーナ・ボニンセーニャ(ソプラノ)   1904年10月6日

 ワーグナー:「ローエングリン」−
  香りが感じられないのですか?,あの方は戻ってきますが(イタリア語)
 ビゼー:「真珠採り」−私の友の(イタリア語)
 トマ:「ミニョン」−
  さようなら、ミニョン!,彼女は信じなかった,ああ!あなたの心は(イタリア語)   1905年9−10月

 (1)グノー:「ファウスト」−この清らかな住まい(イタリア語)
 (2)ビゼー:「真珠採り」−まだ聞こえるように思われる,あなたの心は私の心を理解していない(イタリア語)
 (3)ロッシーニ:「セビリアの理髪師」−この金属を思うと,ああ、何という衝撃
 (4)ヴェルディ:「トラヴィアータ」−燃える心に,パリを離れて
 (5)ヴェルディ:「リゴレット」−愛は心の太陽
  共演:(2)-(5)ジョゼフィーナ・ウゲット(ソプラノ)、(3)アントーニオ・ピーニ=コルシ(バリトン)   1906年5月1日

 (1)フェティス(伝ストラデッラ):主よ、憐れみを/(2)ドニゼッティ:「愛の妙薬」−これが魔法の液体さ/
 (3)マスネ:「マノン」−目を閉じれば(イタリア語)
 (4)ワーグナー:「ローエングリン」−ありがとう、愛する白鳥よ,決して問うてはならない,甘美な歌も止み(イタリア語)
 (5)ビゼー:「カルメン」−母にまた会える,お前の投げたこの花は(イタリア語)
 (6グノー:「ファウスト−「遅すぎるわ」
  共演:(2)エルネスト・バディーニ(バリトン)、(4)-(6)共演:ジョゼフィーナ・ウゲット(ソプラノ)  1907年7−9月

 (1)モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」−彼女の安らぎは,私の宝のあの方を
 (2)ロッシーニ:「セビリアの理髪師」−空は微笑み,もし私の名前を,ああ!何という衝撃
 (3)グノー:「ロメオとジュリエット」−ああ、太陽よ、昇れ(イタリア語)
 (4)ベッリーニ:「夢遊病の女」−取っておくれ、君に贈るこの指環は,微風に嫉妬する,ああ、どうして君を憎めないのか,
 (5)ヴェルディ:「ルイーザ・ミラー」−穏やかな晩に
  共演:(2)マリア・ガルヴァニ(ソプラノ)(4マリア・ガルヴァニ(ソプラノ)   1908年5月

 バルテレミ:恋慕う口に,悲しい帰還,晴れ晴れと/コスタ:それは五月の,オイリ・オイラ/
 ディ・カプア:オ・ソーレ・ミオ/デ・クルティス:カルメラ/ガンバルデッラ:もう僕を見ないで/
 E.デ・クルティス:帰れソレントへ/リッチャルディ:ルーナ、ル!  1909年5月21日

 ドニゼッティ:「愛の妙薬」−人知れぬ涙  1917年6月24日

 ドニゼッティ:「愛の妙薬」−一言、ああ、アディーナ
  共演:アンヘラ・デ・アンヘリス(ソプラノ)   1919年11月23日

 ドニゼッティ:「ルチア」−祖先の墓/マイヤベーア:「ユグノ」−白テンより白く(イタリア語)/
 ヴェルディ:「エルナーニ」−ありがとう、愛する友たちよ  1917年9月2日

 ドニゼッティ:「ファヴォリータ」−やさしい魂よ/マスネ:「マノン」−ああ!消え去れ、甘美な面影よ  1917年8月5日

 ボーイト:「メフィストーフェレ」−野から、牧場から  1917年5月24日

 ボーイト:「メフィストーフェレ」−あなたの心を鼓動で満たしてください,純粋な理想的な姿  1920年4月18日

 ボーイト:「メフィストーフェレ」−地の果てに近づいた  1917年5月31日

 マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」−母さん、この酒は強いね  1917年7月1日

 マスカーニ:「友人フリッツ」−スゼル、こんにちは(サクランボの二重唱)
  共演:アンヘラ・デ・アンヘリス(ソプラノ)   1919年10月5日

 マスカーニ:「友人フリッツ」−ベッペも恋をしている/
 レオンカヴァッロ:「道化師」−そのような冗談は  1917年11月11日

 レオンカヴァッロ:「道化師」−衣装を着けろ,ああ、コロンビーナ  1921年4月17日

 レオンカヴァッロ:「道化師」−いや!もうパリアッチョではない  1917年8月19日

 プッチーニ:
  「マノン・レスコー」−かつて見たことのない美女,あなたがた美女たちの中で/
  「ボエーム」−冷たい手
   1920年1月18日

 プッチーニ:「ボエーム」−こちらがミミ  1920年8月15日

 ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」−ある日、青い空を眺めて  1921年2月6日

 マスカーニ:「イリス」−窓を開けてごらん  1920年11月7日

 プッチーニ:「トスカ」−星は光ぬ  1920年1月18日

 ジョルダーノ:「フェドーラ」−愛はあなたに禁ずる  1917年7月29日

 ジョルダーノ:「フェドーラ」−年老いた母が  1917年11月11日

 トスティ:マレキアーレ  1922年9月24日
 19世紀末〜20 世紀初頭に活躍した名テノール、デ・ルチア

 録音:1902-1909年(グラモフォン・カンパニー録音)、1917-22年(フォノタイプ録音)、ADD、316'50

 フェルナンド・デ・ルチア(1860−1925)は、19 世紀末から20 世紀初頭にかけて活躍した大テノール。マスカーニの「友人フリッツ」初演のタイトルロールとして知られる。デ・ルチアは19 世紀半ばの様式を色濃く残したテノールで、ことにソットヴォーチェで優美に陶酔的に歌う技は、野太い声のテノールが主流のこの時代にあって天下一品だった。しかも情熱と力強さにも不足はなく、歌い口の巧さは一世を風靡した大歌手だけのものがある。この4CD には、Gramophone Company への全録音と、Phonotype 社への録音の多くが収録されている。40 歳を超えたデ・ルチアは、まだまだ立派な声を誇っているにもかかわらず、アリアの多くで音を下げるなどして最高音を避けているが、その分、感情を音楽としっかりと絡めて歌っており、実に聞き応えがある。今日の耳にはかなり自由過ぎる歌い回しはなくもないが、100 年前の録音からもそのカリスマはしっかり伝わってくる。また「アドリアーナ・ルクヴルール」で知られるフランチェスコ・チレーアが自作「フェドーラ」のアリアの伴奏ピアノを受け持っているのも貴重だ。時系列で収録されていることで、1902 年11 月30 日の初録音では「最新技術」を前にして緊張が見られたデ・ルチアが、3 日後には固さが抜けて本領を発揮していることまで分かる。貴重な資料にして素晴らしい芸術の集大成である。

MELODIYA



MELCD 1002146
(5CD/特別価格)
\4200→\3790
アラム・ハチャトゥリアン・アニヴァーサリー・エディション
 CD1 〜
  バレエ音楽《ガイーヌ》より
   〔アラム・ハチャトゥリアン(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団、1954年録音〕
  バレエ音楽《スパルタクス》より
   〔アレクサンドル・ガウク(指揮)、モスクワ放送交響楽団、1957年録音〕
 CD2 〜
  組曲《仮面舞踏会》 Op.48a
   〔ヴェロニカ・ドゥダロワ(指揮)、モスクワ国立交響楽団、1987年録音〕
  組曲《バレンシアの寡婦》
   〔ヴェロニカ・ドゥダロワ(指揮)、モスクワ国立交響楽団、1987年録音〕、
  映画音楽《オテロ》
   〔グリゴリー・ガンブルグ(指揮)、ソビエト国立映画交響楽団、
    ゲンナジー・カッツ(指揮)、モスクワ放送交響楽団、1956年録音〕
 CD3 〜
  歓迎序曲 Op.91
   〔アラム・ハチャトゥリアン(指揮)、モスクワ放送交響楽団、1959年録音〕
  祝典詩曲 Op.75
   〔エミン・ハチャトゥリアン(指揮)、ソビエト国立文化省交響楽団、1985年録音〕
  組曲《スターリングラードの戦い》Op.74a
   〔アラム・ハチャトゥリアン(指揮)、モスクワ放送交響楽団、1959年録音〕
 CD4 〜
  交響曲第2番ホ短調 Op.56《鐘》
   〔アラム・ハチャトゥリアン(指揮)、ソヴィエト国立交響楽団、1977年録音〕
  ロシアの主題による幻想曲 Op.59
   〔セルゲイ・ゴルチャコフ(指揮)、モスクワ放送交響楽団、1946年録音〕
 CD5 〜
  コンチェルト・ラプソディ変ロ短調 Op.96
   〔レオニード・コーガン(ヴァイオリン)、キリル・コンドラシン(指揮)、
    モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、録音年月日不詳〕、
  コンチェルト・ラプソディニ短調 Op.88
   〔ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)、エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)、
    ソヴィエト国立交響楽団、1964年録音〕
  シャヒディ:アラム・ハチャトゥリアンの主題によるラプソディ=ダイアローグ
   〔ワスゲン・ヴァルタニアン(ピアノ)、ジヴァン・ガスパリアン(ドゥドゥク)、
    セルゲイ・スクリプカ(指揮)、ロシア国立映画交響楽団、2013年録音〕
 アラム・ハチャトゥリアン生誕110周年記念!Melodiyaが贈るアニヴァーサリー・エディション!

 2013年で"生誕110周年"を迎えたアルメニア、ロシア、旧ソ連の大作曲家アラム・ハチャトゥリアン(1903−1978)。
 メロディア(Melodiya)が送り出す「アニヴァーサリー・エディション」には、「ガイーヌ」や「スパルタクス」はもちろんのこと、「仮面舞踏会」や「バレンシアの寡婦」など、ロシアの名指揮者たちの指揮による名演が満載!
 強烈なリズム感やアルメニアの民族的要素を特徴としたハチャトゥリアンの傑作群を、メロディア音源で!そして師であるハチャトゥリアンに献呈されたシャヒディの「ラプソディ=ダイアローグ」にも要注目。
 
MELCD 1002123
\2100
イリーナ・アルヒーポワの芸術
 チャイコフスキー:
  フランス語の歌詞による6つの歌 Op.65、6つのロマンス Op.73
 ラフマニノフ:
  森の静けさに Op.4-3、私はあなたを待っている Op.14-1、
  露によみがえる花のように Op.8-2、ミュッセからの断片 Op.21-6、
  リラの花 Op.21-5、夢 Op.8-5、歌うな美しい女よ私の前で Op.4-4
 ムソルグスキー:死の歌と踊り
イリーナ・アルヒーポワ(メゾ・ソプラノ)
ジョン・ワストマン(ピアノ)
オレグ・グセルニコフ(ピアノ)
 2010年に85歳でこの世を去った旧ソ連、ロシアのメゾ、イリーナ・アルヒーポワが70年代に歌ったロシアン・プログラム。
 アルヒーポワは、1973年にフランスのアカデミー・ドゥ・ディスク・リリックの"Orphee d'Or"を獲得している。

 1970年&1978年の録音。ディジパック仕様。
 

MELCD 1002164
(5CD/特別価格)
\4200
ボリショイ 〜 ベスト・オヴ・メロディア
 グリンカ、ダルゴムイシスキー、
 リムスキー=コルサコフ、グラズノフ、
 アサフィエフ、ムソルグスキー、
 ボロディン、チャイコフスキー、他
B.ルデンコ
B.モロゾフ
G.ボリソワ
A.ピロゴフ
T.シニャフスカヤ
A.ヴェデルニコフ
E.オブラスツォワ
Y.マズロク、他
 長き歴史を誇り、数多くの名演の舞台となってきたロシアのボリショイ劇場。メロディアが保有するボリショイ劇場での演奏を集めた20世紀の名演集。ネステレンコやヴェデルニコフ、マズロク、オブラスツォワなど、歌手たちも錚々たる顔触れ。

 1911年−1987年の録音。
 


MELCD 1002128
(3CD)
\5100→\4590
ばらばらのピアニスト、指揮者による
 ラフマニノフ(1873-1943):ピアノと管弦楽のための作品集

  ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.1(*)
  ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18(+)
  ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30(#)
  ピアノ協奏曲第4番ト短調 Op.40(**)
  パガニーニの主題による狂詩曲イ短調 Op.43(++)

ヴィクトル・エレシコ(ピアノ(*))
ソヴィエト国立交響楽団(*)
ゲンナジー・プロヴァトロフ(指揮(*))
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ(+))
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団(+)
クルト・ザンデルリング(指揮(+))
ピーター・ドノホー(ピアノ(#))
モスクワ放送交響楽団(#/**)
ヴラディーミル・フェドセーエフ(指揮(#))
ニコライ・ペトロフ(ピアノ(**))
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮(**))
セルゲイ・ドレンスキー(ピアノ(++))
ソヴィエト国立文化省交響楽団(++)
アレクサンドル・ドミトリエフ(指揮(++))

録音:1985年、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール(*)/1959年(+) 1982年7月8日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール(#)/1965年(**)/1982年(++)
 5曲すべてピアニスト・指揮者とも異なる組み合わせによるラフマニノフ・コンチェルト・アルバム。録音年代にこだわらずメロディアが持てる音源の中からベストを選んだものと思われます。


MEMBRAN


●Membran DOCUMENTS Series



600127
(4CD)
\1600→\1490
第2幕に豪華キャストを迎えたガラ・パフォーマンス付き
 Die Gala der Superstars/
  J・シュトラウス:「こうもり」
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、他
ヒルデ・ギューデン(Sop)
エリカ・ケート(Sop)
ヴァルテマール・クメント(Ten)
ジュゼッペ・ザンピエリ(Ten)
ワルター・ベリー(Br)
レジーナ・レズニック(MSop)
エーベルハルト・ヴェヒター(Br)
Disc.2では「ガラ・パフォーマンス」と題して、オルロフスキー公爵の友人のフランツ・ヨーゼフ皇帝が宮廷オペラの歌手を貸出した設定で、有名なオペラ歌手たちがゲスト登場し、通常では歌わない歌を披露するという豪華な演出つき。
 演奏するゲスト
  レナータ・テバルディ、ビルギット・ニルソン、レオンタイン・プライス、ジョーン・サザーランド、
  リューバ・ヴェリッチェ(Sop)テレサ・ベルガンサ、ジュリエッタ・シミオナート(MSop)
  マリオ・デル・モナコ、ユッシ・ビョルリンク(Ten)
  エットレ・バスティアニーニ(Br)フェルナンド・コレナ(Bs)
   1960年録音"

Metronome Magdalen


METCD8019
\1200
色々な歌手によるヴェルディの歌劇「オテロ」ハイライト
 オテロ(Ten)
  カルーソー、デル・モナコ、マルティネッリ、ヴィッカーズ、ヴィナイ、ゼナテッロ
 イャーゴ(Ten)
  ゴッビ、プロッティ、ルッフォ、ティベット
 デスデモーナ(Sop)
  ネッリ、ポンセル、レートベルク、リザネク、スティーバー、テバルディ
 ロドヴィーコ(Bs)
  コレナ、モスコーナ
 エミリア(MSop)
  ピラツィーニ、サトレ
 カッシオ(Ten)
  パオリス、マシュー、ロマナート
 指揮
  ロザリオ・ブールドン、ファウスト・クレヴァ、エットーレ・パニッツァ、
  ウィルフレッド・ペルティエ、ブルーノ・レイボルド、
  ジェイムズ・ロバートソン、トゥリオ・セラフィン、
  アルトゥーロ・トスカニーニ、ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1914年〜1961年
 


METCD8020
\1200
フリッツ・レーマン指揮&ベルリン・フィル
 シューベルト:交響曲第8番「未完成」D.759
 ベートーヴェン:交響曲第2番、レオノーレ序曲第3番 
フリッツ・レーマン指揮、
ベルリン・フィル
録音:1952年〜1954年 モノラル録音

 まだ大レーベルになる前のグラモフォンを支えていた指揮者、フリッツ・レーマン。
 お姉さんのロッテ・レーマンのほうが有名かもしれない。無難で端正な演奏で、幅広いレパートリーをこなしていた。
 ちょっと渋すぎるという向きもあるが、その渋さがたまらないという人もいる。何も足さず何も引かず。

 バッハがとくに評価が高いが、1956年、そのバッハの「マタイ受難曲」演奏会の途中に急死した。
 現在ではほとんどCD化される動きがないので今回のアルバムは嬉しい。
 

METCD8023
(2CD)
\2000
色々な指揮者によるワーグナーの管弦楽曲集
リエンツィ序曲
 フリッツ・レーマン
タンホイザーより 序曲とヴェーヌスベルクの音楽
 ハンス・クナッパーツブッシュ
ローエングリンより 第1幕への前奏曲
 オットー・クレンペラー
ローエングリンより 第3幕への前奏曲
 アルトゥーロ・トスカニーニ
ワルキューレより 第1幕への前奏曲
 ハンス・クナッパーツブッシュ
神々の黄昏より 夜明けとジークフリートのラインの旅
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
トリスタンとイゾルデより 第1幕の前奏曲と愛の死
 アルトゥーロ・トスカニーニ
さまよえるオランダ人序曲
 ハンス・クナッパーツブッシュ
ワルキューレより ワルキューレの騎行
 ハンス・クナッパーツブッシュ
パルジファルより 第1幕への前奏曲
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
パルジファルより 聖金曜日の音楽
 アルトゥーロ・トスカニーニ
ジークフリート牧歌
 アルトゥーロ・トスカニーニ
神々の黄昏より ジークフリートの葬送行進曲
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
ニュルンベルクのマイスタージンガー序曲
 フェルディナント・ライトナー
録音:1938年〜1960年
 


METCD8024
(2CD)
\2000→\1890
シベリウス歴史的録音集
 交響曲第2番、第5番
  タウノ・ハンニカイネン指揮、シンフォニア・オブ・ロンドン
 ヴァイオリン協奏曲
  トッシー・スピヴァコフスキー(Vln)
  タウノ・ハンニカイネン指揮、ロンドン交響楽団、
 ロマンスOp.42 *
  アンソニー・コリンズ指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、
 カレリア組曲Op.11
  タウノ・ハンニカイネン指揮、シンフォニア・オブ・ロンドン、
 トゥオネラの白鳥 *
  レナード・ブレイン(Obe)
  アンソニー・コリンズ指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、
 レンミンカイネンの帰郷 *
  シクステン・エールリンク指揮、ストックホルム放送交響楽団、
 交響詩「タピオラ」Op.112 
  タウノ・ハンニカイネン指揮、ロンドン交響楽団

       
録音:1952年〜1959年 *はモノラル録音

 さりげなくシベリウス・ファンには嬉しい歴史的録音アイテム。

 タウノ・ハンニカイネン(1896年 - 1968年)は、フィンランドの指揮者。
 シカゴ交響楽団の副指揮者を1947年から1950年まで務めた後、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団で1951年から1963年まで主席指揮者として活躍した。
 シベリウスとも親交があったと伝えられている。

 トッシー・スピヴァコフスキー(1906年 - 1998年)は、ロシア出身の、アメリカで活躍したヴァイオリニスト。
 オデッサの出身。10歳でデビューを果たし、13歳でヨーロッパ・ツアーを敢行して名声を高めた。
 18歳の時には、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーに認められてベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに抜擢されている。
 1940年に渡米してニューヨークに住み、アルトゥール・ロジンスキの率いるクリーヴランド管弦楽団のコンサートマスターを務め、1943年にはベーラ・バルトークのヴァイオリン協奏曲第2番のアメリカ初演で独奏を担当し、ソリストとしての名声を確立した。

MYTO


331
(2CD)
\2000
初出!
 エゴン・ヴェレス:歌劇「バッカスの信女」

 (Egon Wellesz 1885-1974 オーストリア)
パウル・シェフラー:バリトン(ディオニソス)
ルートヴィヒ・ヴェルター:バス(テイレシアス)
クルト・ベーメ:バス(カドモス)
クリステル・ゴルツ:ソプラノ(アガベ) 
クリスティーネ・ゾレル:ソプラノ(イーノ)
ミルティアディス・カリディス指揮
ORF管弦楽団、合唱団
1960年6月15,21日ウィーンでのスタジオ録音
※現代音楽の大家シェーンベルクに学びながらも、聴き易い作品を書きそれらは名指揮者ゲルト・アルブレヒトに多く取り上げられ、注目されますが残念ながら現在では滅多に聴く事の出来ないヴァレスの歌劇です。
※推進力溢れるカリディスは明確な指揮で、名歌手達を引っ張り巨大な音楽を作り上げていきます。
 

332
(2CD)
\2000
初出!
 ユリウス・ビットナー:歌劇「楽士」

 (Julius Bittner 1874-1939 オーストリア)
カール・シュミット=ワルター:バリトン 
ギュンター・トレプトウ:テノール
フリーデル・リーグラー:メゾ・ソプラノ
エステル・レーティ:ソプラノ 
フランツ・ビールバッハ:バス 
ヨーゼフ・シュミディンガー:バス
フェリックス・プロハスカ指揮 
ウィーン大放送管弦楽団
ウィーン放送合唱団
1949年ウィーンでのスタジオ録音
※1909年ウィーン宮廷歌劇場でブルーノ・ワルターによって初演された作品。
※法務の世界から作曲家へ転進し、自然や山々に題材を求め、多くの人々に愛される作品を残したビットナーの現在では滅多に聴く事の出来ない歌劇です。
豪華な演奏人による豊かな音楽性に溢れる名演奏です。
 

333
\1200
初出!
 ロルツィング:歌劇「オペラのおけいこ」
レオ・ペッペ(伯爵) 
バルバラ・ウィス(伯爵夫人) 
エディス・ケルメール(ルイーゼ)
ドロテア・シーベルト(ヘンヒェン)
ルドルフ・クリスト(若き男爵) 
クルト・リヒター指揮 
ウィーン大放送管弦楽団
ウィーン放送合唱団
1953年10月8日ウィーンでのスタジオ録音
※ロルツィング最後のオペラ。喜歌劇的な要素満載の楽しい一幕の歌劇です。
最初は下手なオーケストラが徐々に上手になる過程に次々にあらわれる楽しいメロディと歌の数々は、聴く者を飽きさせません。
コケテッシュな雰囲気を醸し出すルイーゼとヘンヒェン役の2人のソプラノが華を添えています。
 

NEWTON CLASSICS


8802171
\2000
ヴァン・ダイクの音楽 〜16世紀から20世紀のシャンソンとマドリガル
 1.クレマン・ジャヌカン(1485頃-1558):ヒバリの歌/
 2-3.エンニオ・モリコーネ(1928-):フラッシュ Ⅰ,Ⅱ/
 4.ジョスカン・デ・プレ(1440頃-1521):私の愛よ、さようなら/
 5.オルランド・ディ・ラッソ(1532頃-1594):Gallans qui par terre (Villon)/
 6.マッテオ・ダミコ(1955-):アクロバータ(Sanguineti)/
 7.ピエール・デ・ラ・リュー(1460頃-1518):アヴェ・レジーナ・チェロールム/
 8.レーモン・シュロイェン(1933-):最後のもの(Aafjes)/
 9.オルランド・ディ・ラッソ:涙の瞳(Petrarca)/
 10.リッカルド・デペロ(1962-):ささやかな不具合(Sanguineti)/
 11.エイドリアン・ウィラールト(1490頃-1562):Madonn’io non lo so/
 12.ラオル・デ・スメト(1936-):マドリガル 第5番(Claes)/
 13.ギョーム・デュファイ(1400頃-1474):私の気高くも美しい人よ/
 14.フェデリコ・エルミリオ(1950-):Cosi mi ruoto e salto(Sanguineti)/
 15.クレマン・ジャヌカン:鳥の歌/
 16.アンドレア・バセヴィ・ガンバラーナ(1957-):歌を歌え(Sanguineti)
リング・アラウンド・クァルテット
<メンバー:
ヴェラ・マレンコ(ソプラノ)/
テレサ・ゲイ(コントラルト)/
ウンベルト・バルトリーニ(テノール)/
アルベルト・ロンギ(バス)>
録音 1997年3月10-16日 イタリア ジェノヴァ,アウテスゥオーノ・スタジオ Rivoalto 原盤
 フランダースで生まれたバロック時代の大芸術家アンソニー・ヴァン・ダイク。彼は上流階級の人物たちの肖像画で知られる他、数多くの歴史画や宗教画を描き、またその革新的な画法は後世に大きな影響を与えたことでも知られています。
 このアルバムはそんな彼に対するオマージュを中心に、彼が活躍した時代に流行したマドリガルやモテットを集めた1枚です。この中で最も知られているのがクレマン・ジャヌカンの「鳥の歌」でしょうが、他にも興味深い歌が多数含まれています。
 


8802204
\2000→\1890
「3台のストラディヴァリ」
 ストラディバリウスの音色 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集

  1-3.ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ニ長調 Op.12-1/
  4-6.ヴァイオリン・ソナタ 第3番 変ホ長調 Op.12-3/
  7-9.ヴァイオリン・ソナタ 第6番 イ長調 Op.30-1
ジュリアーノ・フォンタネッラ(ヴァイオリン)/
タニア・サーリナロ(ピアノ)
録音 1999年5月2-6日 イタリア トレヴィソ、イン・スタジオ Rivoalto 原盤
 ベートーヴェン(1770-1827)のヴァイオリン・ソナタと言えば、良く演奏されるのが第5番と第9番。この2つの作品に比べると他の番号は単独で演奏される機会がぐっと少なくなっているのはご存知の通りです。しかし、改めて聴いてみると、これらも素晴らしい作品であることに気がつくのではないでしょうか?
 このアルバムはそんな3つの作品を「3台のストラディヴァリ」で演奏するという企画盤です。使われた楽器は「“Silvestre”1666年製」「“Hembert-Milanollo” 1703年製」「“King of Prussia”1703年製」の3種類。時を超えて蘇る各々の楽器の音色の違いが明瞭に聞き取ることが可能です。
 

8802207
\2000
ゲーナ・ディミトローヴァ(ソプラノ)
 チャイコフスキー:アリア集

 1.歌劇「スペードの女王」-リーザのアリア「もうすぐ真夜中に」/
 2.歌劇「オルレアンの少女」-ジャンヌのアリア「さようなら、友たちよ」/
 3.歌劇「親衛隊員」-ナタリアのアリア「ナイチンゲールは樫の木で歌う」/
 4.歌劇「イオランタ」-イオランタのアリア「私たちの目は涙を流すの?」/
 5.歌劇「チャロデイカ」-カーマのアリア「偉大なるヴォルガを見に行こう」/
 6.歌劇「エフゲニー・オネーギン」-タチヤーナの手紙の場面/
 7.歌劇「マゼッパ」-マリアの子守歌「眠れ、私の小さい子」/
 8.歌劇「スペードの女王」-リーザのアリオーソ「なぜ涙が?」/
 9.歌劇「オルレアンの少女」-アグネスのアリア「もしあなたに力がないのなら」
ゲーナ・ディミトローヴァ(ソプラノ)/
ハンガリー国立管弦楽団/
ゾルターン・ペシュコ(指揮)
録音 1986年 ブダペスト イタリア文化研究所 Sony Music Entertainment Inc.原盤
 ブルガリア出身のソプラノ、ゲーナ・ディミトローヴァ(1941-2005)。彼女はその力強い声と表現力で、40年以上もオペラの舞台に君臨し、トゥーランドットを始めとするイタリア・オペラにおける「強い女」を歌い続けていました。そんな彼女のチャイコフスキーです。
 どうしてもチャイコフスキーのオペラ作品は地味な存在であり、一部の作品を除いては、彼の交響曲やピアノ協奏曲ほどの人気を誇っているとは言えない状況です。しかし、これらのオペラの底辺に流れる情熱と艶やかさを知ってしまえば、彼のオペラにもワーグナーやR.シュトラウス、あるいはマスネなどのような妖艶さが散りばめられていることに気がつくはずです。
 そんな側面を存分に引き出しているのがディミトローヴァの歌唱です。彼女の最盛期に録音された一連のアリア、見事と言うほかありません。
 

8802210
\2000
アンドレア・ベットレッティ(ギター)
 ギター・ソナタ集

 1-3.ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):3つのソナタ
  <ソナタ K322 イ長調/ソナタ K208 イ長調/ソナタ K380 ホ長調>/
 4-6.マウロ・ジュリアーニ(1781-1829):ソナタ Op.15/
 7-9.マニュエル・ポンセ(1882-1948):ソナタ 第3番
アンドレア・ベットレッティ(ギター)
録音 2000年4月9-14日 イタリア トレヴィソ、イン・スタジオ Rivoalto 原盤
 スカルラッティ、ジュリアーニ、ポンセの3人の作曲家の作品をギターで聴くというアルバム。スカルラッティの作品は本来ギターのためのものではありませんが、多くのギタリストが思い思いにギターへと移し替え、見事な演奏を披露することで知られています。
 ジュリアーニのソナタは古典派の端正さを備えた快活な曲。ポンセのギター作品の中で最も知られている「ソナタ第3番」はフランス風味が隠し味となったメキシコ音楽。ギターという楽器の奥深さを堪能できる1枚です。トラヴィソ生まれのギタリスト、ベットレッティの演奏で。
 


8802211
\2000→\1890
ナタリー・シュトゥッツマン(アルト)/
 ドビュッシー&ラヴェル:歌曲集

 1-6.ドビュッシー(1862-1918):
  忘れられた小歌<やるせない夢ごこち/巷に雨の降るごとく/
  木々の影は/木馬/グリーン/憂鬱>/
 7-11.ドビュッシー:ボードレールの5つの詩
  <バルコニー/夕べの調べ/噴水/黙想/恋人たちの死>/
 12-14.ドビュッシー:ビリティスの3つの歌<パンの笛/髪/ナイアスの墓>/
 15-19.ラヴェル(1875-1937):博物誌
  <くじゃく/こおろぎ/白鳥/かわせみ/ほろほろ鳥>
ナタリー・シュトゥッツマン(アルト)/
カトリーヌ・コラール(ピアノ)
録音 1991年9月9-14日 ドイツ ノイマルクト、ライツターデル BMG Music 原盤
 世界有数のコントラルト歌手ナタリー・シュトゥッツマン。オペラよりはリートの世界での活躍が多く、バッハの「マタイ受難曲」や一連の歌曲、歌付きの管弦楽作品で、深く艶やかな歌唱を聴かせます。最近では指揮者としても頭角を現し、2009年には自らのオーケストラ「Orfeo55」を創設。バロックからロマン派までを真摯な姿勢で演奏することで注目を浴びています。このフランス歌曲集は彼女の20代半ばの録音であり、この表現力豊かな歌で世界的名声を勝ち取ったという記念碑的なアルバムです。
 伴奏しているのは名手カトリーヌ・コラール。41歳という最盛期の演奏で、これからシュトゥッツマンと素晴らしい世界を構築していくだろう、と期待されていましたが、その2年後に病死し、その短い生涯に多くの人が涙したのです。
 


8802212
(2枚組)
\2600→\2390
ルドルフ・フィルクスニー(ピアノ)
 ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲&ピアノ五重奏曲集 他

<CD1>
 1-3.ドヴォルザーク(1841-1904):ピアノ協奏曲 ト短調 Op.33/
 4-7.ヤナーチェク(1854-1928):
  ピアノと室内アンサンブルのためのコンチェルティーノ/
 8-11.ヤナーチェク:左手ピアノと室内アンサンブルのためのカプリッチョ/
<CD2>
 1-4.ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.81/
 5-7.ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.5
ルドルフ・フィルクスニー(ピアノ)/
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団…CD1/
ヴァーツラフ・ノイマン(指揮)…CD1/
リッジ弦楽四重奏団…CD2
録音 1990年12月19-20日 プラハ スパニッシュ・ホール…CD1:1-3/1991年6月8-10日 プラハ スプラフォン、ドモヴィナ・スタジオ…CD1:4-11/1990年3月1-3.6-8日 ニューヨーク,アメリカン・アカデミー・アンド・インスティチュート アーツ・アンド・レターズ…CD2 BMG Music 原盤
 チェコが生んだ名ピアニスト、ルドルフ・フィルクスニー(1912-1994)。彼はドヴォルザークやヤナーチェク、マルティヌーなどの「チェコ音楽」の第1人者として今でも高い評価を受けています。ここで演奏されているドヴォルザークのピアノ協奏曲は、彼が遺した3曲の協奏曲の中では、残念ながら最も人気が低い曲ではありますが、このフィルクスニーの手にかかると、素晴らしい名曲に聞こえてくるのは、彼が放つ共感力の強さによるものでしょうか?
 また2つのピアノ五重奏曲での伸びやかな音造りも聴きものです。とりわけあまり演奏されることのない第1番の美しさは特筆ものと言えるでしょう。
 

8802214
\2000
エレジー 〜コントラバスとピアノのための小品集
 1.マスネ(1842-1912):エレジー/
 2.フォーレ(1845-1924):エレジー/
 3.フォーレ:夢のあとに/
 4.フォーレ:ゆりかご/
 5.プーランク(1899-1963):愛の小径/
 6.ロッシーニ(1792-1868):コントラバスのための「涙」/
 7.オズワルド・シュヴァーベ(1846-1909):ロマンツァ/
 8.グラズノフ(1865-1936):エレジー/
 9.ブロッホ(1890-1959):哀願/
 10.ブロッホ:ユダヤの歌/
 11.ブロッホ:祈り/
 12.ドビュッシー(1862-1918):ロマンツァ/
 13.レーガー(1873-1916):ロマンツァ/
 14.ファリャ(1876-1946):ナナ
ステファノ・シャシャ(コントラバス)/
デヴィッド・ジョヴァンニ・レオナルディ(ピアノ)
録音 2000年9月20-24日 イタリア トレヴィソ、イン・スタジオ Rivoalto 原盤
 「エレジー=悲歌」も「ロマンス」も作曲家の心を反映した作品であり、曲の形式が自由になったロマン派以降に数多く生まれた心の歌です。古典派の時代のような整った形式よりも心情を優先し、どれもが美しく深い旋律を有しています。
 ここでは名コントラバス奏者シャシャがこれらの作品に心を込めて歌い上げています。通常チェロで演奏されるフォーレの作品などは、また違った味わいを持って迫ってくるかのようです。小回りが利かなそうなイメージのあるコントラバスですが、ここまで見事に演奏されるともう何もいうことがありません!
 

8802217
(4枚組)
\4000
ヴィヴァルディ:協奏曲集
<CD1.タイトル付きの協奏曲集>
 1-3.ヴァイオリンと弦楽、ハープシコードのための協奏曲「ムガール大帝」/
 4-6.ヴァイオリンと弦楽、ハープシコードのための協奏曲「恋人」/
 7-9.ヴァイオリンと弦楽、ハープシコードのための協奏曲「お気に入り」/
 10-12.ヴァイオリンと弦楽、ハープシコードのための協奏曲「喜び」/
 13-15.ヴァイオリンと弦楽、ハープシコードのための協奏曲「疑惑」/
 16-18.ヴァイオリンと弦楽、ハープシコードのための協奏曲「海の嵐」/
<CD2.弦楽のための協奏曲集>
 1-3.2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 Op.3-8/
 4-7.2つのヴァイオリンのための協奏曲 ホ短調 Op.3-4/
 8-10.ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調 FIII-26/
 11-13.2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ長調 Op.3-5/
 14-16.4つのヴァイオリンのための協奏曲 ロ短調 Op.3-10/
<CD3.速く、情熱的に>
 1-3.ヴァイオリン協奏曲 ニ長調「パドヴァの聖アントニオの舌の祝日のために」RV212/
 4-6.2つのチェロのための協奏曲 ト短調 RV531/
 7-9.ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV230/
 10-12.ファゴット協奏曲 ホ短調 RV484/
 13-15.ヴァイオリン協奏曲 イ短調 RV356/
 16-18.2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 RV523/
<CD4.6つの協奏曲集 Op.12>
 1-3.ヴァイオリン協奏曲 ト短調 Op.12-1 RV317/
 4-6.ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調 Op.12-2 RV244/
 7-9.ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.12-3 RV124/
 10-12.ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 Op.12-4 RV173/
 13-16.ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 Op.12-5 RV379/
 17-19.ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 Op.12-6 RV361
フランコ・ファンティーニ(ヴァイオリン・ソロ)/
アンジェロ・エフリキアン(指揮)/
インテルプレティ・ヴェネツィアーニ…CD1-3/
イ・ソリスティ・ディ・ミラノ…CD4
録音 1996年6月16-21日 イタリア ヴェネツィア アテネオ・サン・バッソ…CD1/1996年10月6-11日 イタリア ヴェネツィア アテネオ・サン・バッソ…CD2/2010年10月6-11日 イタリア ヴェネツィア ドン・オリオーネ・アルティギアネッリ…CD3/1971年6月16-21日…ミラノ Rivoalto 原盤
 作曲家としてだけではなく、巨匠ヴァイオリニスト、教育者、カトリックの司祭でもあったヴィヴァルディ(1678-1741)。彼はヴェネツィアのピエタ慈善院付属音楽学院で少女たちにヴァイオリンと音楽を教えるために、数多くの器楽曲や協奏曲、宗教曲を提供し、リハーサルも行いました。
 彼女たちの中には当然のようにヴァイオリンの演奏に秀でた者がいて、これらの協奏曲は次々と演奏され、この評判が広がっていくことで、ヴィヴァルディの名声も広まっていったのです。
 このアルバムにはそんなヴィヴァルディの数多い協奏曲の中から比較的有名な作品をチョイス。フランコ・ファンティーニの独奏で当時の雰囲気を再現しています。
 

8802218
\2000
ブリテン:キャロルの祭典
 1.祝祭カンタータ「キリストによりて喜べ」 Op.30/
 2.カンティクルII「アブラハムとイサク」Op.51/
 3-14.キャロルの祭典 Op.28
  <入堂/うれしい主の降誕よ!/そのようなバラはない/
   生まれたての赤ん坊が/子守歌/四月の朝露のように/
   この小さなみどり子は/間奏曲/凍てつく冬の夜に/
   春のキャロル/神に感謝/退堂>/
 15.聖母礼賛/16.婚礼のアンセム Op.46/
 17.アンティフォナ Op.56b
ティモシー・ディキンソン(ボーイソプラノ)…1/
リチャード・フランスワース(ボーイソプラノ)…16/
マイケル・チャンス(カウンターテナー)…1.2/
イアン・ボストリッジ(テノール)…1.2.16/
サイモン・バーチャル(バス)…1/
マーティン・ベーカー(オルガン)…1/
アーリン・ブローワー(ハープ)…3-14/
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)…2 他/
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊/
マルティン・ニアリー(指揮)
録音 1996年2月7-12日 ロンドン ウェストミンスター寺院/1996年5月9-10日 ロンドン トゥーティング 全聖人教会 Sony Music Entertainment Inc. 原盤
 20世紀最大のイギリスの作曲家ブリテン(1913-1976)。渋いオペラから管弦楽作品、室内楽作品と数多くの曲が知られていますが、その中でも異彩を放つのが一連の教会音楽でしょう。彼の作品は英国国教会のレパートリーを著しく発展させたことは間違いありません。
 この「キャロルの祭典」は1942年にウェストミンスター大聖堂少年合唱団のために作曲されたもので、ハープの伴奏に伴われた少年たちの清冽な合唱が耳に残ります。全てがキリストの誕生を祝うテキストであり、素朴な旋律と美しいハープの音色が喜ばしさを盛り上げます。
 


8802219
\2000→\1890
ハノーヴァー・バンド/ロイ・グッドマン
 ロッシーニ:序曲集

 1.歌劇「絹のはしご」序曲/2.歌劇「アルジェのイタリア人」序曲/
 3.歌劇「セヴィーリャの理髪師」序曲/4.歌劇「泥棒かささぎ」序曲/
 5.歌劇「セミラーミデ」序曲/
 6.歌劇「コリントの包囲」序曲/7.歌劇「ウィリアム・テル」序曲
ハノーヴァー・バンド/
ロイ・グッドマン(指揮)
録音 1994年11月6-8日 ロンドン アビーロード・スタジオ BMG Music 原盤
 19世紀始めのイタリア・オペラ界で最も人気を博していたのがロッシーニ(1792-1868)であったのは間違いありません。彼が37歳の時「ウィリアム・テル」を発表してから、それ以降オペラの作曲をやめてしまった時はどれほど多くの人が困惑したことでしょう…。そんなロッシーニ。オペラ作曲家として活動していた時は本当に精力的に曲を書き、ある時はアリアや序曲の使い回しを行いつつも、数多くの傑作を物にしてきました。「泥棒かささぎ」などは3か月で全曲を完成させるも、序曲が間に合わず、困ったプロデューサーによって部屋に缶詰にされたロッシーニ、出来上がったスコアを外で待っていた写譜屋に投げつけ、ようやく完成させたのだとか。そんな壮絶さは微塵も感じさせないグッドマンの優雅な演奏がgoodです。

NIMBUS(CD−R)



NI 7031
(CD-R)
\1800→\1690
〔旧譜〕
オスカー・シュムスキー
 J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集

  ヴァイオリン協奏曲第2番イ短調BWV.1041
  オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ短調BWV.1060
  ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV.1042
  2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043
オスカー・シュムスキー(ヴァイオリン)
ロビン・ミラー(オーボエ)
ジョン・タンネル(ヴァイオリン)
スコットランド室内管弦楽団
 シュムスキーのバッハ!

 1917年、アメリカ、フィラデルフィアで亡命ロシア人の両親の下に生まれたオスカー・シュムスキー(1917−2000)。3歳からヴァイオリンを学び、7歳でフィラデルフィア管のソリストに招かれデビュー。ストコフスキからは「いまだかつてない神童」と激賞され、後にオイストラフからは「世界で最も偉大なヴァイオリニストの1人」と讃えられた20世紀の巨匠シュムスキーによる1984年録音のバッハ協奏曲集。
 シュムスキーのバッハといえば、伝説的名演「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」(NI 2557/8)の復活が話題となったが、この協奏曲集も伝説を刻み込んだ名演の1つとして風格を保っている。

 ※録音:1984年1月、クイーンズ・ホール(エジンバラ)
 ※Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R 盤となります。
 


NI 7041/2
(2CD-R/特別価格)
\3000→\2690
〔旧譜〕
アダム・フィッシャー(指揮)
 「グレート・ハイドン・シンフォニーズ」 〜 ハイドン:交響曲集

 交響曲第6番ニ長調 《朝》 Hob.I-6
 交響曲第45番嬰ヘ短調 《告別》 Hob.I-45
 交響曲第48番ハ長調 《マリア・テレジア》 Hob.I-48
 交響曲第82番ハ長調 《熊》 Hob.I-82
 交響曲第92番ト長調 《オックスフォード》 Hob.I-92
 交響曲第94番ト長調 《驚愕》 Hob.I-94
アダム・フィッシャー(指揮)
オーストリア・ハンガリー・ハイドン・
 フィルハーモニー
 "グレート・ハイドン・シンフォニーズ"と題されたこの2枚組セットは、フィッシャー兄弟の兄、アダム・フィッシャーとオーストリア・ハンガリー・ハイドン・フィルハーモニーの偉業、「ハイドンの交響曲全集(NI 1722)」から、ハイドンの偉大なる6つの交響曲を収録したコンピレーション盤。6番、45番、92番、9番では、2013年現在はウィーン・フィルのコンサート・マスターを務めるライナー・キュッヒルがコンサート・マスターを担っている。
 ※録音:1988年−1995年、ハイドンザール(オーストリア)
 
NI 7032
(CD-R)
\1800
〔旧譜〕
ジェーン・オースティン・コンパニオン
 メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲第4番より
 M.ハイドン:交響曲ヘ長調より
 ファッシュ:協奏曲ホ長調より
 J.C.バッハ:序曲第5番より
 ハイドン:
  ヴァイオリン協奏曲ハ長調より、チェロ協奏曲より、
  交響曲第94番より、トランペット協奏曲より
 ボイス:交響曲第6番より、交響曲第1番より、交響曲第2番より
 メユール:交響曲第3番より
 シューベルト:交響曲第5番より、交響曲第1番より
ウィリアム・ボートン(指揮)&
 イギリス弦楽オーケストラ
アダム・フィッシャー(指揮)&
 オーストリア・ハンガリー・
  ハイドン・フィルハーモニー
ミシェル・スヴィエルシェヴスキ(指揮)&
 グルベンキアン管弦楽団
ロイ・グッドマン(指揮)&
 ハノーヴァー・バンド
クリストファー・ウォーレン=グリーン(指揮)&
 フィルハーモニア管弦楽団
 「近代イギリス長編小説の頂点」と言われるイギリスの女流小説家ジェーン・オースティン(1775−1817)。熱心な音楽コレクターだった彼女にまつわる曲を、Nimbusが保有する膨大な音源から抜粋したコンピレーション・アルバム。

NIMBUS ALLIANCE(CD−R)



NI 6231
(7CD-R/特別価格)
\7200→\6590
エリック・コーツ自作自演7枚組BOX!
 コーツ・コンダクツ・コーツ 〜
  オール・オブ・ヒズ・コマーシャル・レコーディングス 1923−1957

  コーツ:
   メリーメイカーズ序曲、シンデレラ、サクソ・ラプソディー、
   サマー・デイズ組曲、スプリングタイム組曲、フットライツ、
   ラスト・ラヴ、7つの海、ファンファーレ第1番、同第2番、
   4つの世紀組曲、ロンドン・コーリング、ロンドン組曲、
   テレヴィジョン・マーチ、ロンドン・アゲイン組曲、
   3人の男組曲、3人のエリザベス組曲、結婚式の道化師より、
   ミニチュア組曲、アンダー・ザ・スターズ、
   オーヴァー・トゥ・ユー、ホルボーン、スウィート・セヴンティーン、
   ダム・バスターズ、ウッド・ニンフ、セルフィッシュ・ジャイアント、
   フォー・ウェイ組曲、ミラージュ、レイジー・ナイト、
   フロム・ザ・カウンターサイド組曲、ジョイアス・ユース組曲、
   3頭の熊、ロンドン・ブリッジ、他
エリック・コーツ(指揮)
ロンドン交響楽団
ライト・シンフォニー・オーケストラ
ナショナル交響楽団
ニュー・シンフォニー・オーケストラ
クイーンズ・ホール・ライト・オーケストラ
 他
 
 英国で絶大な人気を誇ったライト・ミュージックの作曲家、指揮者エリック・コーツ(1886−1957)。市販されているコーツが遺した自作の録音のすべてを網羅した驚愕の6枚組+ボーナス・ディスクBOX。
 録音すべてが収録されているため、人気曲であったロンドン組曲など、複数の録音が収録されている曲も多く、イギリスのライト・ミュージックを語る上で欠かせないエリック・コーツのすべてが味わえる。
 エリック・コーツの生涯を記した28ページにわたるブックレット(英語)+20ページのトラック・リスト付き。
 ※ADD

OPERA D’ORO


OPD 1493
(2CD)
\2800
ヴェルディ:「アイーダ」 メアリー・カーティス=ヴァーナ(ソプラノ アイーダ)
フランコ・コレッリ(テノール ラダメス)
ミリアム・ピラッツィーニ(メッゾソプラノ アムネリス)
ジャン・ジャコモ・グエルフィ(バリトン アモナズロ)
ジューリオ・ネーリ(バス ランフィス)
アントニオ・ゼルビーニ(バス エジプト王)
アトス・チェザリーニ(テノール 使者)
アンジェロ・クエスタ(指揮)
RAIトリノ交響楽団,合唱団
 録音:1956 年12 月18 日、トリノ

 名テノール、フランコ・コレッリの若き日のラダメスが聞ける録音。コレッリは後にラダメスを得意にし、メトで40 回以上も歌っているが、 ここではひたむきな歌が楽しめる。メアリー・カーティス=ヴァーナは米国人ソプラノ。イタリアではマリア・クルティス=ヴェルナと名乗って活躍し、またメトでも頻繁に出演した。
 

OPD 1494
(2CD)
\2800
ドニゼッティ:「ファヴォリータ」 フェドーラ・バルビエーリ(メッゾソプラノ レオノーラ)
ジャンニ・ライモンディ(テノール フェルナンド)
カルロ・タリアブーエ(バリトン アルフォンソ)
ジューリオ・ネーリ(バス バルダッサーレ)
マリアーノ・カルーゾ(テノール ドン・ガスパーロ)
ロレッタ・ディ・レリオ(ソプラノ イネス)
アンジェロ・クエスタ(指揮)
RAIトリノ交響楽団,合唱団
 録音:1955 年11 月23 日、トリノ

 ジャンニ・ライモンディ(1923-2008)は、絶大な人気を誇ったテノールだったにもかかわらず録音が少なく、この30 代半ばのフェルナンドは貴重な録音。メトロポリタン歌劇場で大活躍したフェドーラ・バルビエーリ(1920—2003)も、改めて素晴らしいメッゾソプラノだったことが分かる。

OPERA ESPRESSO(NEW YORK)


LCD166
\2000
ホセ・カレラス(テノール)/ First American Recital
 1. Il Fervido Desiderio(Bellini)(2'34)
 2. Dolente imagine de Fille mia(Bellini)(3'26)
 3. Vaga Luna che inargente(Bellini)(2'37)
 4. Ecco la tomba..Deh tu, bel anima(Bellini)(4'27)
 5. Oh, come il fosco…Quel alme pupille(Rossini)(6'39)
 6. Je vals encore entendre ta voix(Verdi)(2'40)
 7. Apres un reve(Faure)(2'39)
 8. Lydia(de Falla)(2'53)
 9. Jota(de Falla)(3'06)
 10. Seguidilla murciana(de Falla)(1'33)
 11. La Partida(Alvarez)(5'17)
 12. Ideale(Tosti)(3'28)
 13. Malia(Tosti)(3'37)
 14. L'alba separa della luce lombra(Tosti)(2'50)
 15. Nessun dorma(Puccini)(3'28)
 16. Amor ti vieta(Puccini)(2'29)
ホセ・カレラス(テノール)
1975/10/14 Carnel, California Live Recording 録音 53分30秒
 

SRO 800
\2000
ルチアノ・パヴァロッティ(テノール)/イン・リサイタル
 Bononcini: Griselda
  1. Per la gloria d'adorarvi(3'35)
  2. Pergolesi: Tre giorni son che Nina(3'09)
 Scarlatti: L'honesta Neglia Amore
  3. Gia il sole dal gange(2'22)
 Bellini:Five Songs
  4. Dolente immagine di Fille mia(3'31)
  5. Malinconia, ninfa gentile(1'55)
  6. Vanne, o rosa fortunata(2'38)
  7. Bella nice, che d'amore(2'58)
  8. Ma rendi pur contento(2'18)
 Verdi: La Traviata
  9. Dei mici bollonti spiriti//O mio rimorso(6'17)
 Respighi: Three Songs
  10. Nevicata(2'28)
  11. Pioggia(2'22)
  12. Nebble(3'08)
 Verdi: I Lombardi
  13. La mia letizia infondere..Come poteva un angelo(5'46)
 Tosti: Four Songs
  14. La Serenata(3'29)
  15. Non I'amo piu(5'33)
  16. Luna d'estate(2'29)
  17. Malia(3'04)
 ENCORE
  18. Rossini: La danza(3'21)
  19. Tosti: Torna a Surriento(3'16)
  20. Verdi: Rigoletto - La donna e mobile(2'40)
  21. Puccini: La Fanciulla Del West - Ch'ella mi creda(2'11)
  22. Gioidano: Fedora - Amor ti vieta(1'44)
ルチアノ・パヴァロッティ(テノール)
1973/10/28 録音 25th Anniversary of hisNew York debut 70分14秒
 

LCD118
(2CD)
\4000
ヴェルディ:歌劇「運命の力」 Zinka Milanov(レオノーラ)
Mario Del Monaco(ドン・アルヴァ-ロ)
Leonard Warren(ドン・カルロ)
Williama Wilderman(グァルディアーノ神父)
Gerhard Pechner(メリトーネ)
Claramae Turner(プレツイオジッラ)
Norman Treigle(カラトラーヴァ侯爵)
ワルター・ヘルベルト)(指揮)
Chorus and Orchestra of the New Orleans Opera House
1953/3/12 ライブ録音
 

LCD190
(2CD)
\4000
ドニゼッティ: 歌劇「ポルトガルのドン・セバスティアン」 Klara Takaca
Lajos Miller
Sergej Koptchak
Eve Queler(con)
New York Opera Orchestra
1984/3/23 New York カーネギー・ホール

OPUS蔵

OPK 7069
\2400→\2190
デニス・ブレイン(ホルン)
 モーツァルト:
 (1)ホルン協奏曲第2番変ホ長調 K.417(1946年録音)
 (2)セレナード第11番変ホ長調 K.375(1952年録音)
 (3)ディヴェルティメント第15番変ロ長調 K.287(1952年録音)
デニス・ブレイン(ホルン)
(1)ワルター・ジュスキント(指揮)
 フィルハーモニア管弦楽団
(2)カール・ハース(指揮)
 ロンドン・バロック・アンサンブル
(3)ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 フィルハーモニア管弦楽団
 ブレインの吹く美しきモーツァルト!!〜ソリストとして、アンサンブルのメンバーとして、オーケストラの一員として〜

 原盤:US-Columbia, UK-Parlophon, UK-Columbia LP

 オーケストラのコンサートで弦楽器以外のお気に入りの楽器に耳がついていく人は案外多いのではと思います。中でもホルンは前面に出ることはフルート、オーボエ、クラリネットに比べれば少ないのですが、コンサートの印象を左右するほど耳に残ります。このディスクはホルンが曲をしっかり締めているモーツァルトの曲を集めました。ブレインのホルンによるスパイスの味をお楽しみください。もちろんブレインが前面で活躍するホルン協奏曲も含んでおります。ホルン・ファン、ホルニストに捧げます。(相原了)
 「《デニス・ブレイン(1921. 5.17 〜 1957. 9. 1)は、ホルンという楽器を、ヴァイオリンやピアノと同様の「独奏楽器」としての位置づけをした、おそらく最初の人と言ってよいだろう》。ところが、そんなカラヤン共演盤よりも7 年前の1946 年、ブレインはモーツァルトの「ホルン協奏曲第2 番」をEMI(旧コロムビア)との専属契約第1号作品として録音していたのである。しかも1946 年録音ということは、熱心なブレイン・ファンならハッと気が付くにちがいない、ブレインが「柔らかな音色と滑らかなレガートの美しさ」で終生の愛器として「ねんごろに扱っていた」伝説のフレンチ・ホルン「ラウー」の銘器での演奏なのである。」(小林利之〜ライナーノーツより)
 
OPK 7070
\2400→\2190
ドラティ(指揮)&ミネアポリス交響
 チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」(全曲)
アンタル・ドラティ(指揮)
ミネアポリス交響楽団
 バレエ指揮者であったドラティの本領を示す最初の「くるみ割り人形」!

 録音:1953 年/原盤:US-Mercury LP

 2013 年はじめに最高の演奏といわれるドラティとミネアポリス響の「眠りの森の美女」をオーパス蔵で出しましたが(OPK7067/8)、それに続くタイトルとして「くるみ割り人形」をリリースすることになりました。マーキュリーのモノラル盤LP は米マーキュリー盤とライセンスによる英PYE 盤があり、まさにCD と同じ黄色の背景に線画でクリスマスパーティの様子が描かれています。クーベリックや「美女」(ドラティ)のアルバムでは米盤より落着いた音の英盤(EMI)を使ったのですが、PYE 盤は音が落ちます。そこで今回は米マーキュリー盤を採用しました。(相原了)
 「ドラティはバレエ・リュス時代の1937 年にロンドン・フィルを指揮して《白鳥の湖》組曲やリムスキー=コルサコフの《シェエラザード》などをHMV に録音、アメリカでは戦後のSP からLP への移行期にビクターへダラス響などと録音した経歴を持っているが、レコードでの本格的な活動は、1952 年からミネアポリス響と録音を開始したこのマーキュリー時代からである。ドラティによるチャイコフスキーの三大バレエの第1 作で、翌年に《白鳥の湖》、翌々年に《眠りの森の美女》が録音されている。この演奏には、バレエならではの肉体の躍動と、音楽性とのきわどい両立があると感じられる。
 後年のステレオ録音では、よりシンフォニックになったぶん、失われてしまうバレエの弾力が、ここにはまだあるのだ。モノラル録音ということで忘れられがちだが、ドラティの前半生の活動を記念する録音のひとつである。」(山崎孝太郎〜ライナーノーツより)

ORPHEE 58


ORP 58001/2
(2CD)
\3600
オッフェンバック(1819-1880):オペレッタ「ジェロルシュタイン大公妃殿下」 シュザンヌ・ラファイ(ソプラノ:大公妃殿下)
リナ・ダシャリー(ソプラノ:ヴァンダ)
ニコル・ブロワサン(ソプラノ:オルガ)
ユゲット・エヌティエ(メゾソプラノ:イーザ)
ジェルメーヌ・パラ(ソプラノ:アメリー)
ミシェリーヌ・トモフ(シャルロット)
ジャン・ジロードー(テノール:フリッツ)
ルネ・ルノティ(テノール:ピュック男爵)
ジョゼフ・ペイロン(テノール:ポール殿下)
ルイ・ミュジー(バリトン:ブン大将)
アンドレ・バルボン(バス:グロッグ男爵)
ジェニオ(ネオポミュック)
フランス放送合唱団
マルセル・ブリクロ(合唱指揮)
フランス放送リリック管弦楽団
マルセル・キャリヴァン(指揮)

録音:1957年9月21日、モノラル、ADD 初放送:1958年7月13日 発売:2009年

オペレッタの名優たちを揃えたラジオ放送用録音。

 


ORP 58002/1
\2600→\2390
ロジェロジェ・グランド・オーケストラ Vol.1
 ロジェロジェ(1911-1995):
  Hapiness day (*) / En carriole (*) / Haute-couture (*) / Vive le sport
  Grands travaux / Paysage / Romany girl / Clowneries / Menuet
  Holiday party / Feux-follets (*) / Traffic boom
  Interlude dramatique / Tension No.1 / La vitrine aux jouets (*)
  Pres des flots / Music all / Concerto jazz pour harpe et orchestre
  Le dernier metro / Danses des oiseaux / El Muletero / Le grand derby
  Suite tropicale / Marche royale / Tour de France / Tourbillon de Paris
ロジェロジェ・グランド・オーケストラ
ロジェロジェ(指揮)

録音:データ記載なし、ステレオ(*)、モノラル(無印) 発売:2011年

映画音楽や電子音楽の分野でも活躍したフランスの作曲家・指揮者ロジェロジェ(ロジェ・ロジェ)のオーケストラ小品集。「フランスのルロイ・アンダーソン」と呼びたくなるような、粋で楽しい音楽がたっぷり詰まったアルバムです。


OTAKEN RECORDS



TKC-355
(2CD)
\4600→\4390
エネスコのバッハ無伴奏全曲、米コンチネンタル・オリジナル盤より復刻!
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ(全曲)
 CD1)
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV.1001
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV.1002
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV.1003
 CD2)
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV.1005
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006
ジョルジュ・エネスコ(ヴァイオリン)
 
 原盤:米コンチネンタルCLP104-106(最初期赤ラベル厚盤)

 このCDの音源となったレコードは、米コンチネンタル・オリジナル盤です。当盤は国内にせいぜい数セットしか存在しない超貴重盤です。針を落としてみると、この時代のレコード相応のプチプチ・ノイズはありますが、幸いなことに重針圧のSP針によって音溝が潰れておらず、しっかり音をゲット出来ました。
 エネスコの無伴奏と言えばこれまで音程の狂い、演奏技術の劣化等が言われてきましたが、オリジナル盤の正確な復刻によって、全く狂いのない音程、晩年になっても衰えを知らぬエネスコの見事な演奏技術が明らかにされました。これは晩年のエネスコの評価を一変させる復刻と言っても過言ではないでしょう。
 エネスコのヴァイオリンには官能性と精神性が奇跡的に共存しておりますが、今回それが見事に捉えられております。少し大げさですが、仮に人に苦しみや悲しみを乗り越えさせる力を持つ音楽があるとすれば、今回復刻したエネスコのバッハこそまさにそれにあたるのではないか?などと言うことを考えさせられた次第です。
 尚、プチノイズ取りを含む一切のデジタルリマスタリングは当社の方針により行っていませんので、悪しからずご了承下さいませ。(オタケン・レコード太田憲志)
 


TKC-351
\2400→\2190
フルトヴェングラー、ウィーン・フィルの第九
 1953 年5 月31 日

  ベートーヴェン:
   交響曲第9番ニ短調「合唱付」Op.125
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン・ジング・アカデミー
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
ロゼッテ・アンダイ(アルト)
アントン・デルモータ(テノール)
パウル・シェフラー(バス)
 フルトヴェングラー、ウィーン・フィルの第九、蔵出し未通針独協会盤より復刻!

 録音:1953 年5 月31 日ウィーン原盤:F669.056〜7(モノラル)

 今回 '53/5/31 の第九のためにN氏より提供されたレコードは、蔵出し未通針独協会盤です。ヘッドホン試聴でも、レコードに起因するプチノイズはほとんど検知されず、音の方も元音のごくわずかな不備以外、明瞭に録れております。当録音は、レコードでは以前ワルター協会盤が出ておりましたが、それは、放送のダビング録音らしく、その後出たCD 諸盤も、リマスターが過度になされたものが多く、満足出来る音質とまではいきませんでした。
 この度の独協会盤は、マスター音源から採られたもので、この演奏が、初めて鮮明な音で鳴ったと言って良いのではないでしょうか? 演奏の方もこの盤で聴きますと、まことに満足のいくような出来ばえで、バイロイトの第九と最晩年のルツェルンの第九の良さを併せ持ったものとなっているのではないかと存じます。
 さらに共演者がウィーン・フィル及びウィーンのソリストたちということで、フルトヴェングラーの何かしら共演者に対する敬意のようなものも感じられます。その意味でこれは、ワインガルトナー的な要素も加味されたフルトヴェングラーの第九としては、きわめてユニークな立ち位置にある演奏と言うことが出来ましょう。
 (オタケン・レコード太田憲志)
 


TKC-342
\2400→\2190
フルトヴェングラー
 ワーグナー:神々の黄昏(ハイライト)

 (1)夜明け〜ジークフリートのラインへの旅
 (2)ホイホー!ホイヘー!〜ジークフリートの死
 (3)ジークフリートの葬送行進曲
 (4)ブリュンヒルデの自己犠牲
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ミラノ・スカラ座管弦楽団および合唱団
キルステン・フラグスタート(ブリュンヒルデ)
マックス・ロレンツ(ジーククリート)
ルートヴィヒ・ウェーバー(ハーゲン)
ヨーゼフ・ヘルマン(グンター)
 「神々の黄昏」ハイライト ’50スカラ座 極上音質盤より復刻!フラグスタート&フルトヴェングラー

 録音:1950 年4 月2 .4. 6 日, ミラノ・スカラ座、原盤:ミラノ放送局テストプレス盤

 この演奏は、ドイツより持ち込まれたテレフンケンのレコーダーとBASF のテープを用い、ミラノ 放送局によって収録されたことが判明しております。かつてワルター協会から出たものは、テープから音盤に転写されたものからの復刻で、ノイズの多さには辟易したものでした。その後、チェトラ から元テープ起こしと銘打ったレコードが出ましたが、確かにノイズは少ないが、テープの劣化は覆うべくもありませんでした。
 その後CD 時代になって、このテープ音源から様々なCD が製作されましたが、 強烈なデジタルリマスタリングによって、音が改変されたものがほとんどでした。この度、在阪某所より当社に持ち込まれたテスト盤は、テープより転写された音盤を復刻したものですが、この音盤の保存状態が余程良かったらしく、声もオケも極めて明瞭に鳴っております。又、周波数レンジ、ダイナミックレンジとも広く、元盤に起因する僅かなノイズを忍べば、通常の鑑賞 に十分耐え得るものと存じます。勿論今回もノイズ取りを含めた一切のデジタルリマスタリングは排し ておりますので、よりオリジナルに近い音でのご鑑賞が可能かと思われます。演奏につきましては、もう皆様よくご存知の通りのものでございますが、今回の復刻で特に思い至ったことは、フラグスタート を当代随一のブリュンヒルデ歌いにしたのは、指揮者はあまたおれどフルトヴェングラーをおいて他にはいないのではないか?ということです。(オタケン・レコード太田憲志)
 


TKC-352
\2400→\2190
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル
 (1)シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944「グレート」
 (2)ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 フルトヴェングラーのグレート(1953.9.15)独協会ステレオ盤より復刻!

 録音:(1)1953 年 9 月15 日、(2)1952 年 12 月8 日原盤:F670.027〜8M(疑似ステレオ)

 今回53/9/15 の「ザ・グレート」のレコードは、未通針と思われる蔵出し独協会盤です。
 レコードに起因するプチノイズはごくわずかで、音も、きわめてしっかり入っております。しかし、このたび驚いたのは、復刻しようと当レコードの封を開け、レーベルをチェックする と、そこに小さくSTの2文字が。もしかしてと思い、ステレオ・カートリッジで再生すると、予想した 通り、ステレオで再生されるではありませんか!もちろんオリジナルがステレオであるとは考えにくく、 疑似ステレオには違いありませんが、しかしそれにしてもしっかり分離し、細部がほぐれて聞こえるのには驚かされます。当盤は独エレクトローラ社のプレスで、おそらくエンジニアが独協会の指示か その了承のもとに、ブライトクランクの技術を使ったものと推測されます。
 さて、当演奏の既出CDは、リマスターが強烈で、小生には音も冷たく演奏も死んだように聞こえておりましたが、当盤で聴くと、音、演奏の総合点で同曲中、51 年のグラモフォン盤をわずかに凌駕するか、少なくともベストを競うものになったのではないかと思われ、長く座右に置いていただけるものと、存じ上げる次第です。(オタケン・レコード太田憲志)

PIERRE VERANY


PV 713061
\2400
「フレスコバルディ:チェンバロ作品集」
 トッカータ第1番/カンツォーナ第1番/ラモニカに基づくパルティーテ/
 トッカータ第7番/トッカータ第9番/
 ラ・フレスコバルディアと呼ばれるアリア/トッカータ第8番/
 ロマネスカのアリアに基づくパルティーテ/トッカータ第2番/
 バッレート第3番 コレンテ・デル・バッレート、パッサカーリ/
 ジャック・アルカデルトの「私を殺してください」によるパッサッジャート
ロラン・ステワール(チェンバロ)
 PIERRE VERANYの名盤3タイトルが復活

 録音:1993年9月8/11日、60'34、DDD

 旧PV794032。フランスの名クラヴサニスト、ロラン・ステワールによるフレスコバルディ。エミール・ジョバンによる17世紀の楽器のコピーを使用。
 

PV 713071
\2400
「ダウランド:歌曲集第1巻(1597,全21曲)」
 穏やかならざる思い/愛を思い望む者は/
 私の思いは希望に翼を得て/もし私の嘆きが情熱を動かせるなら/
 彼女は私の過ちを許せるだろうか?/
 今、ああ今こそ、私は別れねばならない/
 いとしい人よ、もしあなたが心変わりするなら/
 迸り流れよ、わが涙/行け、水晶の涙/
 あなたは眠ったふりをしていますね?/おいで、さあかわいい恋人/
 しばらく休んでおくれ、無情のわずらいよ/
 眠れ、御しがたい思いよ/愛と運命にそむかれたあなた方/
 意地の悪いことにあなたは私からこんなにも奪い/私の自惚れが/
 またおいで、甘美な愛が今呼んでいる/彼の金髪は/
 目覚めよ、甘美な愛よ、おまえは蘇った/訪れよ、深い眠りよ/
 失せよ、自分しか愛さない者どもよ
ジョン・エルウィス(テノール)
マティアス・シュペーター(リュート)
 録音:1994年3月9/10日、DDD、79'12

 旧PV 794091。英国の名テノール、ジョン・エルウィスによるダウランドの歌曲集第1巻全21曲。エルウィスは特にバロックを得意としたテノールで、このダウランド集は初発売時にはかなり話題になったもの。ダウランドの瑞々しい美感を堪能できる。
 
PV 713091
\2400
ダンドリュー:復活祭のためのミサとヴェプレ パリ・グレゴリオ合唱団
ジャン=パトリス・ブロス(オルガン)
 録音:1993年9月10/13日、58'37、DDD

 旧PV794034。ジャン=フランソワ・ダンドリュー(1682−1738)の復活祭のためのミサ(全10曲)とヴェプレ(晩課 全5曲)を収録。スペイン国境に近いサン・ベルトラン・ド・コマンジュの大聖堂のオルガンの素晴らしい響きに息を飲む。ところどころに聞こえる大聖堂の鐘の音も趣深い。

POLSKIE NAGRANIA(MUZA)


PNCD 1508
\2500
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):オペラ「シーロのテティデ」からのアリア集
   Vorrebbe dal tuo cor / Vi lascio tranquille / Sento l'aura
   Lasciami crudo amor / Credimi o core / Per credere
   Amando tacendo / Se da un empio / Quando in eotte
   Lasciami piangere / Cessino i vostri gemiti
アンナ・ゲルマン(歌)
コン・モート・マ・カンタービレ
 マレク・シュヴァルツ(ヴァイオリン)
 エルジビェタ・ダスティフ(フルート) 他
タデウシュ・オフレフスキ(指揮)

録音:データ記載なし、ステレオ 初出:1971年、XL 0743(LP)

流行歌からクラシックまで幅広いレパートリーを歌い、1960年代から70年代にかけポーランドとソヴィエトで絶大な人気を得ていた歌手アンナ・ゲルマン(1936-1982)が録音したLPをCD復刻するシリーズ中の一枚。声質はソプラノとメゾソプラノの間という印象です。


PRAGA DIGITALS



PRDDSD 350079
(SACD HYBRID)
\2800→\2590

リヒテル絶頂期のベートーヴェン
 ベートーヴェン:
  (1)ピアノソナタ第3番ハ長調 Op.2の3
  (2)同第7番ニ長調Op.10の3
  (3)同第12番変イ長調Op.26「葬送」
  (4)同第22番ヘ長調Op.54

スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
 いずれも神業、リヒテル絶頂期のベートーヴェン

 (1)1975年6月2日/プラハ(ステレオ) (2)1959年11月1日/プラハ(Eステレオ) (3)1959年11月1日/プラハ(Eステレオ) (4)1960年11月25日/MONO、Bi-channel Stereo、77’ 22”

 SACDハイブリッド盤。限定盤。かつて通常盤が国内盤発売され「レコード芸術」特選に輝いたリヒテルによるベートーヴェンのプラハ・ライヴ。オリジナル・テープからSACD リマスタリングを施されて蘇りました。
 リヒテルのベートーヴェンといえば、中期のエネルギー溢れるものや、後期の深淵な作品で神業を見せる印象がありますが、初期作品での溌剌とした演奏も非常に魅力的です。
 「第3 番」は意外と落着いた調子で始まりますが、すぐリヒテルならではの推進力に満ちた音楽となり、聴き手をぐいぐい引き込みます。音質も良好。
 「第7 番」と「第12 番」は録音の古さが目立ちはしますが、リヒテルのピアノの音は明瞭に聴こえ、「第12 番」第1 楽章の透明な叙情の味わい深さは絶品。
 さらに、つまらない作品とみなされる「第22 番」もリヒテルの手にかかると、その深さを再認識させてくれる驚きに満ちています。

REGIS


RRC1413
\1100
ハンス・ホッター(Br)/ワーグナー、ヴェルディ名唱集
 ワーグナー:マイスタージンガーより、ワルキューレより
  ハインリヒ・ホルライザー指揮、バイエルン国立歌劇場管弦楽団、
 ワーグナー:さまよえるオランダ人より
  クレメンス・クラウス指揮、バイエルン国立歌劇場管弦楽団/
 ヴェルディ:ファルスタッ
フより
  ハンス・ヴァイスバッハ指揮、ライプツィヒ放送交響楽団
1939年〜1944年録音
 

RRC1414
\1100
ジャン=ピエール・ランパル(Flu)
 J.S.バッハ:フルートソナタ集

  フルートソナタBWV.130〜BWV.135
ジャン=ピエール・ランパル(Flu)
ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(Harpsichord)
ジャン・フショ(Vc)
1962年録音
 

RRC1415
\1100
アルトゥル・シュナーベル(pf)
 シューベルト:ピアノソナタD.959、D.960
アルトゥル・シュナーベル(pf)
1937年、1939年録音
 


RRC7011
(8CD)
\4000→\3690
ハンガリー弦楽四重奏団
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
ハンガリー弦楽四重奏団
1953年録音
 ハンガリー弦楽四重奏団のベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集、久々の復活。
 「虚飾を排した率直で一途な表現を第一とした彼らの活動のすべてが集約されたものとみて過言ではあるまい。」幸松肇氏

ROMEO RECORDS



RON 7295/6
(2CD 1枚価格)
\2200→\1990
エリック・フリードマン(ヴァイオリン)
「イン・パフォーマンス&カンヴァセーション」
 (1)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108
 (2)R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18
 (3)チェレプニン:エレジー Op.43
 (4)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調Op.47「クロイツェル」
 (以下ラジオ番組「リスニング・ルーム」より)
 (5)R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ Op.18〜第1,2楽章
 (6)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 Op.108〜第4楽章
  ※(5)(6)は前後にフリードマン、ライゼンバーグと司会者のトークも収録
エリック・フリードマン(ヴァイオリン)
ナディア・ライゼンバーグ(ピアノ)
(5)(6)ロバート・シャーマン(番組司会)
 ハイフェッツの高弟ながら録音の少なかったエリック・フリードマンの貴重なライヴ録音!

 録音:(1)-(4)1977年10月11日、ニューヨーク,カウフマン・オーディトリアム、ライヴ (5)(6)1977年9月27日、ニューヨークWQXRラジオ、ステレオ、133'04

 エリック・フリードマン(1939-2004)が、ナディア・ライゼンバーグ(1904-1983)の伴奏で行ったニューヨークでのリサイタルを完全収録。名ヴァイオリニストとして知られたフリードマンだが、録音は少なく、このライヴ録音は貴重である。名ピアノ教師として知られるライゼンバーグの伴奏も珍しい。
 チェレプニンは、この演奏会の直前の1977 年9 月29 日に亡くなっており、エレジーはその追悼のための演奏である。余白に演奏会の数日前のニューヨークの放送局WQXRでのトークと演奏を収録。


SPECTRUM SOUND



CDSMBA 001
\2600→\2390
スペクトラム・サウンドより新シリーズ開始!!
 ''Belle ame (ベルアーム) ''第1 弾
   フランス国立視聴覚研究所音源提供

 モーツァルト:交響曲第29番イ長調K.201
 R. シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』Op.20
 ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73
カール・ベーム(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
 大注目!!スペクトラム・サウンドより新シリーズ開始!!
 コンサート・ライヴ・シリーズ、''Belle ame (ベルアーム) ''第1 弾はカール・ベーム&フランス国立放送管弦楽団の73 年パリ・ライヴ。フランス国立視聴覚研究所音源提供。解説は平林直哉氏が担当!

 録音:1973 年5 月25 日、サル・プレイエル(パリ)、ライヴ/ステレオ、日本語解説付、24bit/192kHz、Digital Restoration & 24bit Remastering

 丁寧な復刻で定評のあるスペクトラム・サウンド・レーベルより新シリーズ開始!!それはフランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリーズ''Belle ame ( ベルアーム) '' で、その第1 弾はカール・ベーム指揮、フランス国立放送管弦楽団1973 年5 月のライヴでモーツァルトの交響曲第29 番、R. シュトラウスの交響詩『ドン・ファン』、そしてブラームスの交響曲第2 番という充実のプログラムです!今後も続々とリリースとのことですので非常に注目のシリーズと言えましょう!

 「ベーム人気に火が付いたのは1975 年3 月、ウィーン・フィルとの来日公演だった。このディスクに収められた演奏は、日本中にベーム騒動が沸き上がった直後のものである。演奏は日本公演の熱狂がそのまま伝染したような、ベーム絶好調の姿がうかがえる。まず、モーツァルト。きりりと引き締まった構成と、細部にまで徹底して磨きをかけた美しさはベームならではである。(中略)「ドン・ファン」は言うならば作曲者直伝であろう。R. シュトラウスと直接の親交を持ったベームにとっては、まさにお家芸と言える。(中略)ブラームスも素晴らしい。(中略)ベームはワルターの魂をも復活させたのだ。」(ライナー・ノーツより平林直哉)

TAHRA



TAH 752
\2500→\2290
初出!
 伝説のクーベリック1959年コペンハーゲン第九

クーベリック&デンマーク放送響
 ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱」
エルシー・モリソン(Sop)
エルゼ・ブレムス(A)
エルンスト・ヘフリガー(Ten)
フォーブス・ロビンソン(Bs)
ラファエル・クーベリック(指)
デンマーク放送交響楽団、同合唱団
 録音:1959 年2 月26 日(ライヴ)/DDD、MONO、62’29”

 これまでウワサにはのぼっていたものの、聴く機会のなかったクーベリックとデンマーク放響1959 年の第9 がついに正規発売となりました。
 クーベリックは1958 年のイスラエル・フィルとのライヴを皮切りに、59 年のロイヤル・フィルとのセッション、70、75、82 年のバイエルン放響、74年のニュー・フィルハーモニア(いずれもライヴ)と、今日6 種の第9 録音が世に出ていますが、このデンマーク放響とのライヴはクーベリック45 歳の若さ漲る熱演で、トスカニーニを思わす推進力にぐいぐい引き込まれます。もともとクーベリックはライヴで燃えるタイプですが、まさにエネルギー炸裂、彼のどの録音より演奏時間が早いのも注目ですが、音楽が走らないのがさすがと申せましょう。
 クーベリックといえば、マーラー、ブルックナー指揮者として名高いですが、このベートーヴェンも、時にブラームスやブルックナーのように響き興味津々。ことに聴きどころは終楽章で、「歓喜の歌」のメロディが最初に弦楽器で提示されるところの絶妙なテンポと歌い回しはクーベリックならでは。歌手陣も素晴らしく、ことに若き日のヘフリガーの美声に酔わされます。CD には合唱団の表記がありませんが、デンマーク放送合唱団で、北欧合唱団ならではの透明な響きも魅力です。
 経年による音の古さはあるものの、素晴らしい音とダイナミックスが再現されていて、この伝説の演奏の凄さを満喫できます。
 


TAH 763/4
(2CD)
\5000→\4590
狂気、いや、狂喜
 アーベントロートのベト7とモーツァルト40番が残っていた!
  ワルシャワのアーベントロート

 CD1
  ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
 CD2
  (1)モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550
  (2)ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92
ヘルマン・アーベントロート(指)
ワルシャワ・フィル
 ADD、MONO、46’52”、54’25”/CD1 録音:1953年9 月22 日(ワルシャワ。ライヴ) CD2 (1)録音:1954年5 月16 日(ワルシャワ。ライヴ)(2)録音:1954年5 月16 日(ワルシャワ。ライヴ) 

 ポーランド放送秘蔵の音源から、1953 年とその翌年にアーベントロートが行なった貴重なライヴが日の目を見ました。
 ことにモーツァルトの交響曲第40 番とベートーヴェンの7 番はこれまで彼の録音がなかったので大歓迎の出現と申せましょう。
 アーベントロートは1954 年5 月1 日から23 日までポーランドに滞在し、各地で指揮活動を行ないましたが、その間の日記(未出版)がフランス語と英語でブックレットに掲載されているのが興味津々です。それによれば、16 日のコンサートはマチネで、モーツァルトとベートーヴェン以外にルトスワフスキも振りましたが、残念ながら音が残っていません。演奏は期待通りのアーベントロート節炸裂で、モーツァルトの感情移入、7 番の推進力いずれも物凄く、さらに60 年を経ているとは思えぬエネルギーが伝わってきます。録音も想像以上に良好で、ワルシャワ・フィルの明るい音色が再現されています。1954 年といえばフルトヴェングラーが没した年。この演奏にも古いドイツの伝統が色濃く残っているのが嬉しい限りです。
 「英雄」もアーベントロートならではの爆演。オーケストラの音は鮮明ながら終始電気的ノイズが鳴っています。これは除去不可能なため、録音資料の価値を鑑みてそのままCD 化致しました。予めご了承下さい。

TOKYO FM
SACDシングルレイヤー


TFMCSA 1010
(SACDシングルレイヤー)
\4200
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全6曲 BWV1007-1012
 (1)組曲第1番ト長調 BWV1007
 (2)組曲第5番ハ短調 BWV1011
 (3)組曲第3番ハ長調 BWV1009
 (4)組曲第4番変ホ長調 BWV1010
 (5)組曲第2番ニ短調 BWV1008
 (6)組曲第6番ニ長調 BWV1012
ピエール・フルニエ(チェロ)
 フルニエの真摯な気迫と品格、名演の誉れ高いバッハ無伴奏の東京ライヴが遂にシングルレイヤーSACD 化で復活、全6曲が1枚に収録されたお買得盤!フルニエのリアルな音が真摯な気迫と品格でせまる!

 録音:(1)-(3)1972 年3 月2 日[第1夜]、(4)-(6)1972 年3 月4 日[第2夜] /虎ノ門ホール、東京、ライヴ

 演奏も最高でいつもの気品を保ちながらライヴならではの迫力が大いに感動的。さすがフルニエの最高の無伴奏と語り継がれてきただけのことはございます。音質も万全でFM 東京の録音陣の技術力に驚くばかり。リマスタリングも万全でライヴの復刻に定評あるALTUS が担当。フルニエ円熟期の名演をSACD の高音質で堪能することができます。
 「音楽を愛する、とりわけ私の父のことを知らない世代の皆さん。当ライヴ録音は、クラシックの美と、沸き起こる興奮を結び合わせ、情感、力感、構成力の真髄がつまっています。そして日本の皆様はこの素晴らしい演奏家を記憶にとどめることでしょう。父、ピエール・フルニエを。彼は1954 年に初めて日本を訪れ、その後も日本のファンをいつも身近に感じていたのでした。父の誠実さ、気高さ、勇気は好評を博したこの東京公演で永遠となりました。
 激しさと美しさをあわせもつ父のサウンドを、見事に復元したこのディスクに喜びを感じます」〜(ジャン・フォンダ・フルニエ)

 =ピエール・フルニエ=
 1906年6月24日、パリ生まれ。父は軍人、コルシカ島総督、母はピアニスト。母の手ほどきによりピアニストを志したが、小児マヒのため右足が不自由になったことから、9 歳でチェロに転向。パリ音楽院に学び、1924 年、18 歳でデビュー。1930 年代には独奏者として名声を確立、ドイツでも高く評価された。
 第2 次世界大戦中にはパリにとどまって、母校で指導にあたる。戦後は演奏会だけでなく、各社のレコードにおいても人気を獲得、アメリカ、ロシアなど、国境を越えて活躍した。1970 年にはパリからジュネーヴに居を移し、以後はここを本拠とした。1986 年1 月8 日同地で死去。最後の来日は1981 年。

 ※ このディスクはSACD 対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCD プレーヤーでは再生することができません。

VOCACION

放送音源以外は初期LP盤からの「板起こし」と推測され、スクラッチ・ノイズや強音部の歪みなどがございます。
ブックレットは付いておりません。また、少量生産品につき、お早目にどうぞ。


VMZ 57038
(2CD)
\2000→\1890
ルペルト・チャピ(1851-1909):サルスエラ「魔女」 テレサ・ベルガンサ(メゾソプラノ:ブランカ、魔女)
ドロレス・カバ(ソプラノ:ロサリア)
アルフレド・クラウス(テノール:レオナルド)
カルロス・ムングイア(テノール:トミリョ)
ホセ・マリア・マイサ(バス:異端審問官、司祭)
マリア・デル・カルメン・ロペス・パラル(マグダレナ、女子修道院長)
オルフェオン・ドノスティアラ室内合唱団&ロンディリャ
フアン・ゴロスティディ(合唱指揮)
交響楽団
フリアン・ペレラ(コンサートマスター)
ベニト・ラウレト(指揮)
録音:1960年頃、ステレオ、ADD 原盤:Alhambra (Columbia Spain)

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店主より

 誰がなんと言おうとチャピが好きなのである。


チャピ:サルスエラ「クラシック音楽」
1幕のハチャメチャ音楽劇

UNIVERSAL SPAIN
0028947632580
\4800→¥4390
絵本付き
ハードカバー・ブック仕様
あらすじ漫画絵本つき!!
 ルペルト・チャピ(1851-1909):サルスエラ「クラシック音楽」(1880)
クリスティナ・ファウス(メゾソプラノ:パカ)
フランシスコ・サンチェス(テノール:ククファテ)
アウグスト・バル(バリトン:タデオ)
マドリード自治州立管弦楽団
クリストバル・ソレル(指揮)
録音:2008年11月4日、マドリード自治州立管弦楽団本部 

 サルスエラなんてあんまり聴かないけど、この人は好き。サルスエラの大家チャピ。そのサービス満点の精神がいい。
 さて今回スペイン・ユニバーサルから登場したのは、チャピのサルスエラ、その名も「クラシック音楽」!しかも「1幕のハチャメチャ音楽劇(Disparate comico-lirico)」という副題が付けられてる・・・。おそらくパロディたっぷりの愉快な作品と思われる。
 おまけに劇のあらすじを漫画風に描いた絵本付きハードカバー・ブック仕様で、サイズは217mm×217mm。

 限定盤だと思うので入らなかったらごめん!!

チャピ:交響曲
NAXOS 8.572195 1CD¥1100
NAXOS
8.572195
\1100
チャピ(1851-1909):
 ファンタジア・モリスカ
 交響曲 ニ短調
マドリッド・コミュニティ管弦楽団/
ホセ・ラモン・エンシナール(指揮)
 ルペルト・チャピ(1851-1909)と言えばサルスエラの作曲家だと思っていたが、まさかこのような素晴らしい管弦楽曲を書いていたとは驚き。ファンタジア・モリスカ(ムーア風幻想曲)は彼が率いていた軍楽隊のために作曲されたが、6 年後に管弦楽ヴァージョンに改訂されたもので、とことん明るい曲調が魅力。ウィ−ン古典派の香りも漂う交響曲も聴きもの。豊かなメロディと極彩色の音が踊る素晴らしい作品。

 サルスエラの大家チャピの交響曲。
 ・・・と言われて、ヨハン・シュトラウスの交響曲、と言われたのと同じくらい驚いた。実は交響曲はちょっと前にCOLUMNA MUSICAからも出たが手を出さないでいると、今回晴れてNAXOSからも出たのでゲット。
 ルペルト・チャピはスペインの地場オペラ「サルスエラ」の大家で、その生涯に155曲のサルスエラを作曲したというからとんでもない人気作家。また軍楽隊長も務めていたというから当時はかなりの名誉にも浴していただろう。今はそれほど名前を聞く機会はないが、「スペインのなんとかかんとか」とか、「サルスエラのなんとかかんとか」というアルバムが出ると、たいていこの人の曲がちょこんと入っている。
 さて、そんなチャピの管弦楽曲集。・・・店主好みのちょっとお馬鹿系の本格クラシック。
 曲はまず「ファンタジア・モリスカ」。軍楽隊のために作曲されたと言うのがうなずける、よく言えばハリウッド的(もちろん能天気アクション・コメディー)、悪く言えばチンドン屋か田舎の見世物小屋的な、実に頭の悪そうな音楽。何のこだわりも偏見も知性も捨てて楽しみましょう。
 そんでもって続くのが本命のシンフォニー。これは面白い。
 スペイン・クラシックは戦後になっても前衛に走らない作曲家が多いお国柄。だからチャピが活躍した19世紀後半なんてスペイン・クラシックにとっては古典派のようなもの。実際彼はハイドンやモーツァルトやベートーヴェンをお手本に作曲を学んだというから、当然、その作品は超・超・保守的。笑っちゃうくらい保守的。しかしチャピ、一生懸命本格派の伝統的クラシック作品を書こうとするのに、そうすればするほど生来のサービス精神が顔を覗かせて、いかに面白くするか、という方向へ行ってしまう。で、結局全編ヴェルディのオペラ序曲になってしまう。まあ、さすがにそこまでは言わないとしても、そうやって出来上がった曲はなかなか楽しませてくれる。
 店主はパロディ系の音楽はあまり好きではないが、過去の作曲家・作品を愛するあまりそれらの作品に似てしまったのは許せる。この作品も明らかにベートーヴェン意識しまくり。終楽章に至っては「運命」交響曲の異形的分身。正直またまた笑えてくるが、おそらく本人は大真面目で書いたのだろうから受け容れてあげたい。
 稀代のエンターテイナーが全精力を注いで作り上げた本格派シンフォニー。笑いあり聴きごたえあり。(店主試聴記より)

 

VMZ 57039
(2CD)
\2000
エミリオ・アリエタ(1821-1894):サルスエラ「マリナ」

メルセデス・カプシル(ソプラノ:マリナ)
イポリト・ラサロ(テノール:ホルヘ)
ホセ・マルドネス(バス:パスクアル)
マルコス・レドンド(バリトン:ロケ)
合唱団&交響楽団
ダニエル・モントリオ(指揮)

録音:1930年、モノラル、ADD 原盤:Columbia Spain(SP盤)
 

VMZ 57040
(2CD)
\2000
マヌエル・パネリャ(1890-1939):オペラ「ドン・ヒル・デ・アルカラ」 リナ・ウアルテ(ソプラノ:ニニャ・エストレリャ)
テレサ・ベルガンサ(メゾソプラノ:マヤ)
ヒネス・トラノ(テノール:ドン・ヒル・デ・アルカラ)
マヌエル・アウセンシ(バリトン:ドン・ディエゴ)
アントニオ・カンポ(バス:カラスキリャ)
カルロス・ムングイーア(テノール:チャマコ)
カルロス・S・ルケ(バリトン:主人)
ラファエル・カンポス(知事)
アナ・マリア・フェルナンデス(女子修道院長)
アルトゥロ・ディアス・マルトス(総督)
マドリード・カントレス合唱団
交響楽団
フリアン・ペレラ(コンサートマスター)
アタウルフォ・アルヘンタ(指揮)
録音:1956年、ステレオ、ADD 原盤:Alhambra (Columbia Spain)
 

VMZ 57041
\1400
アナ・マリア・イリアルテ サルスエラ・アリア集
 トマス・ブレトン(1850-1923):「ラ・ドロレス」から コプラ(*)
 フェデリコ・チュエカ(1846-1908)&ホアキン・バルベルデ(1846-1910):
  「大通り」から Pobre chica la que tiene
 ルペルト・チャピ(1851-1909):サルスエラ「田舎娘」から Te quiero
 パブロ・ルナ(1880-1942):「ユダヤの子」から De Espana vengo
 マヌエル・フェルナンデス・カバリェロ(1835-1906):
  「老婦人」から 老婦人のカンシオン/「巨人と大頭の小人」から Echegaray
 ルペルト・チャピ:「クラシック音楽」から Yo no quiero
 ファリャ(1876-1946):バレエ「恋は魔術師」から 鬼火の歌, 愛の戯れの踊り
 ビセンテ・リェオ(1870-1920):「ファラオの宮廷」から Ay ba; ay ba
 ルペルト・チャピ:「小娘」から ジプシー女の歌(*)
 フランシスコ・アセンホ・バルビエリ(1823-1894):
  「パンと闘牛」から Este santo escapulario(*)
 ホセ・セラノ(1873-1941):「大隊の喜び」から A una gitana preciosa(*)
 フェデリコ・チュエカ&ホアキン・バルベルデ:
  「その年は水のごとく去り」から ハバネラ
 ホセ・セラノ:「カーネーション:から Que te importa que no venga?(+)

アナ・マリア・イリアルテ(ソプラノ)
交響楽団
アタウルフォ・アルヘンタ(指揮(無印))
ニカシオ・デハダ(指揮(*))
インダレシオ・シスネロス(指揮(+))

録音:モノラル、ADD
 

VMZ 57042
(2CD)
\2000
パブロ・ソロサバル(1897-1988):サルスエラ「港の酒場女」 レダ・バルクライ(ソプラノ:マリオラ)
エンリケタ・セラノ(メゾソプラノ:アベル)
ルイサ・エスピノサ(アンティグア)
アルフレド・クラウス(テノール:レアンドロ)
レナート・チェーザリ(バリトン:フアン・デ・エギア)
ホルヘ・アルゴルタ(バス:シンプソン)
エンリケ・フエンテス(テノール:リパルダ)
ホセ・ラモン・エンチェ(バリトン:ベルディエル)
マドリード・コンサート合唱団&管弦楽団
パブロ・ソロサバル(指揮)
録音:モノラル、ADD 原盤:Hispavox
 

VMZ 57043
(2CD)
\2000
モンセラト・カバリエ
 ヴェルディ:オペラ・アリア集

 ヴェルディ(1813-1901):
  「運命の力」第4幕 から Pace, pace, mio Dio
  「運命の力」第2幕 から La Vergine degli angeli(#)
  「アロルド」第2幕 から Oh, cielo! dove son io - Ah! dagli scanni etere!
  「海賊」第1幕 から Egli non riede ancora - Non so ler tetre immagini
  「ドン・カルロ」第5幕 から E dessa(情景と二重唱)(*)
  「二人のフォスカリ」第1幕 から
   No, mi lasciate - Tu al qui sguardo onniposente
  「アイーダ」第1幕 から Ritorna vincitor
  「アルツィラ」第1幕 から
   Riposa tutte, in suo dolor vegliante da gusmano, su fragil barca
  「ロンバルディア人」第4幕 から Qual prodigio! Non fu sogno!
  「アイーダ」第3幕 から Qui Radame:s verra.. O patria mia
  「マクベス」第4幕 から
   Vegliammi invan.. Una macchia e qui tutt'ora(夢遊病の場面)(+)
  「アッティラ」第1幕 から Liberamente or piangi - Oh! nel fuggente nuvolo
  「王国の一日」第1幕 から Ah! non m'hanno ingannatal
  「オテロ」第4幕 から Era piu calma(柳の歌とアヴェ・マリア)
モンセラト・カバリエ(ソプラノ)
ベルナベ・マルティ(テノール(*))
エリザベス・ベインブリッジ(メゾソプラノ(+))
トマス・アレン(バリトン(+))
アンブロジアン・オペラ合唱団
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
アントン・グアダーニョ(指揮)
録音:ステレオ、ADD 原盤:RCA
 

VMZ 57044
(2CD)
\2000
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス
 オペラ・アリア集&スペイン・ルネサンス歌曲集

オペラ・アリア集
 モーツァルト(1756-1791):「フィガロの結婚」第3幕 から Porgi amor
 ワーグナー(1813-1883):「タンホイザー」第2幕 から Dich, treue Halle
 ワーグナー:「ローエングリン」第1幕 から Einsam in truben Tagen
 ヴェルディ(1813-1901):「エルナーニ」第1幕 から Surta e la notte.. Ernami!
 ヴェルディ:「オテロ」第4幕 から
   Era piu calmo / Piangea cantando / Ave Maria piena di grazia
 マスネ(1842-1912):「マノン」第2幕 から Allons, il le faut
 グノー(1818-1893):「ファウスト」第3幕 から O Dieu! Que de bijoux
 プッチーニ(1858-1924):「ラ・ボエーム」第1幕 から Si, mi chiamano Mimi
 プッチーニ:「ラ・ボエーム」第3幕 から Donde lieta usci
 ボーイト(1842-1918):
  「メフィストフェーレ」第3幕 から L'arta notte in fondo al mare
 カタラーニ(1854-1893):「ラ・ワリー」第1幕 から Ebben? Ne andro lontana
 ロッシーニ(1792-1868):「ラ・チェネレントラ」第2幕 から Nacqui all'affano
 マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」から Voi lp sapete o mamma

ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
ローマ・オペラ管弦楽団
ジュゼッペ・モレッリ(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
ヴァルター・ジュスキント(指揮)
パリ国立オペラ管弦楽団
ピエール・モントゥー(指揮)

録音:モノラル、ADD 原盤:EMI


スペイン・ルネサンス歌曲集
 ルイス・デ・ミラン(1500以前-1561以後):Angel, caballero, madre
 ミゲル・デ・フエンリャナ(1500頃-1579):
  Duelte de mi, Senora / De antequera salio el moro
  De los alamos vengo, madre
 エステバン・ダサ(1537頃-1591/1596):
  Enfermo estaba antioco / Dame acogida en tu hato
 フアン・バスケス(1500頃-1560頃):Morenica, dame un bezo
 エンリケス・デ・バルデラバノ(1500頃-1557以後):
  Senora, si te olvidare / De donde venis, amore
 フアン・コルナゴ(1400頃-1475以後):Gentil dama, non se gana
 不詳:
  Mi querer tanto vos quiere / Una hija tiene el rey / Una matica de ruda
  Si la noche se hace oscura / Pastorcico non te adueramas
  Ay triste que vengo / No soy yo quien la descubra / Pase el aqua, Julieta

ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
アルス・ムジケ
ホセ・マリア・ラマニャ(指揮)

録音:モノラル、ADD 原盤:Hispavox? EMI?

 

VMZ 57045
(2CD)
\2000
モンセラト・カバリエ
 オペラ・アリア&デュエット集

オペラ・アリア集
 ドニゼッティ(1797-1848):
  「ルクレツィア・ボルジア」序幕 から Come bello! Quale incanto
  「ロベルト・デヴリュー」第3幕 から Vivi, ingrato, a lei d'accanto
  「マリア・ディ・ロアン」第3幕 から Havvi un Dio
  「パリジーナ」第3幕 から Ciel, sei tu in tal momento
 ベッリーニ(1801-1835):
  「海賊」第2幕 から Col sorriso d'innocenza(狂乱の場)

モンセラト・カバリエ(ソプラノ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
カルロ・フェリーチェ・チッラーリオ(指揮)

録音:ステレオ、ADD 原盤:RCA


オペラ・デュエット集
 ジョルダーノ(1867-1948):
   「アンドレア・シェニエ」第4幕 から Vicino a te(フィナーレのデュエット)
 プッチーニ(1858-1924):「ラ・ボエーム」第1幕 から フィナーレのデュエット
 プッチーニ:「マノン・レスコー」第2幕 から デュエット
 プッチーニ:「蝶々夫人:第1幕 から フィナーレのデュエット
 ドニゼッティ:「ベリサリオ」第1幕 から Sin la tomba e a me negata!

モンセラト・カバリエ(ソプラノ)
ベルナベ・マルティ(テノール)
交響楽団
マンノ・ヴォルフ・フェッラーリ(指揮)

録音:ステレオ、ADD 原盤:RCA

 

VMZ 57046
(2CD)
\2000
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス&ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ
 歌曲&二重唱曲集

 ドヴォルジャーク(1841-1904):わが母の教えたまいし歌 Op.55 No.4(+)
 パーセル(1659-1695):歩き回ろう
 ベートーヴェン(1770-1827):
  12のアイルランドの歌 WoO.154 から 別れるとき彼は約束した(No.12)(*)
 パーセル:わが安らぎは失われ
 ドヴォルジャーク:モラヴィア二重唱曲集 Op.38 から 可能性(No.1)
 サン=サーンス(1935-1921):牧歌
 ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):ああ、嘆く、おお、美しいイレーネ
 アーン(1874-1947):恋する乙女(+)
 メンデルスゾーン(1809-1847):歌の翼に(+)
 ベートーヴェン:
  25のアイルランドの歌 WoO.152 から
   ダーモットなんか相手の相手にするなと皆は言う(No.18)(*)
  26のウェールズの歌 WoO.155 から 夢(No.14)(*)
 ドヴォルジャーク:モラヴィア二重唱曲集 Op.38 から りんごの実(No.2)
 フォーレ(1845-1924):金の涙 Op.72
 ハイドン(1732-1809):スコットランド民謡集 から
 ベートーヴェン:12のアイルランドの歌 WoO.154 から
   おお、私があの優しいむねあかひわ(胸赤鶸)だったら(No.9)(*)
 シューベルト(1797-1828):ミニョンと竪琴弾き D.877
 チャイコフスキー(1840-1893):スコットランドのバラード Op.46 No.2
 グリーグ(1843-1907):君を愛す Op.5 No.3(+)
 ベルリオーズ(1803-1869):ランド地方の花 Op.13 から 罠(No.3)
 アイルランド民謡:アイルランドの子守歌(+)
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ジェラルド・ムーア(ピアノ(+以外))
エドゥアルト・ドロルツ(ヴァイオリン(*))
イルムガルト・ポッペン(チェロ(*))
ロンドン交響楽団(+)
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮(+))
録音:ステレオ、ADD 原盤:EMI
 

VMZ 57047
(2CD)
\2000
アルベニス(1860-1909):
  オペラ「ペピタ・ヒメネス」(1896/パブロ・ソロサバル校訂版;1964)

テレサ・ベルガンサ(メゾソプラノ:ペピタ)
イネス・リバデネリア(メゾソプラノ:アントニョナ)
フリアン・モリナ(テノール:ルイス)
アントニオ・ブランカス(:ドン・ペドロ)
ビクトル・デ・ナルケ(バリトン:ビカリオ)
ルベン・ガルシマルティン(バリトン:ヘネサアル伯爵)
ラモン・レヒドル(テノール:第1の役人)
ルイス・フルトス(第2の役人)
マドリード・カントレス合唱団
交響楽団
フリアン・ペレラ(コンサートマスター)
パブロ・ソロサバル(指揮)

録音:1967年、ステレオ、ADD 原盤:Alhambra (Columbia Spain)
 

VMZ 57048
(2CD)
\2000
ドニゼッティ(1797-1848):オペラ「ルクレツィア・ボルジア」 モンセラト・カバリエ(ソプラノ:ルクレツィア・ボルジア)
アルフレド・クラウス(テノール:ジェンナロ)
エツィオ・フラジェッロ(バス:ドン・アルフォンソ)
フランコ・ロマーノ(バス:ドン・アポストロ・カゼッラ)
フェルナンド・イアコプッチ(テノール:オロフェルノ・ヴィテッロッツォ)
フェルッチョ・マッツォーリ(バス:アスカニオ・ペトルッチ)
ヴィート・マリア・ブルネッティ(バス・グベッタ)
シャーリー・ヴァーレット(メゾソプラノ:マッフィオ・オルシーニ)
フランコ・リッチャルディ(テノール:ジェッポ・リヴェロット)
ジュゼッペ・バラッティ(テノール:ルスティゲッロ)
ロバート・アミス・エル・ハーゲ(バス:アストルフォ)
イタリア・オペラ管弦楽団
イオネル・ペルレア(指揮)
録音:1966年、ステレオ、ADD 原盤:RCA
 

VMZ 57049
(2CD)
\2000
テレサ・ベルガンサ
 アラゴンの7つの鍵、8つのバスクの歌、オペラ・アリア集

アラゴンの7つの鍵、8つのバスクの歌
 ヘラルド・ゴンバウ(1906-1971):連作歌曲「アラゴンの7つの鍵」
 ヘスス・アランバリ(1902-1960):8つのバスクの歌

テレサ・ベルガンサ(メゾソプラノ)
交響楽団
ヘラルド・ゴンバウ(指揮)

録音:ステレオ、ADD 原盤:Alhambra (Columbia Spain)


オペラ・アリア集
 グルック(1714-1787):
  「パリーデとエレーナ」から O del mio dolce amor
  「オルフェオとエウリディーチェ」から Che faro senza Euridice?
  「アルチェステ」から Divintes du Styx
  「オルフェオとエウリディーチェ」から Che puro ciel!
 ケルビーニ(1760-1842):「メデア」から Medea! o Medea!
 ペルゴレージ(1710-1736):「奥様女中」から Stizosso, mio stizosso
 パイジェッロ(1740-1816):
  「ニーナ、または 恋に狂った娘」から Il mio ben quando verra
 ヘンデル(1685-1759):「ジュリオ・チェーザレ」から Piangero la sorte mia
 ロッシーニ(1792-1868):
  「セビリャの理髪師」から Una voce poco fa
  「セミラーミデ」から Bel raggio lusinghier
  「チェネレントラ」から Nacqui all'affano.. non piu mesta
  スターバト・マーテル から Fac ut portem
  「アルジェのイタリア女」から Cruda sorte! amor tiranno!
  「セビリャの理髪師」から Contro un cor
  「アルジェのイタリア女」から Per lui che adoro

テレサ・ベルガンサ(メゾソプラノ)
コヴェント・ガーデン王立オペラ管弦楽団
アレグザンダー・ギブソン(指揮)

録音:1960年、ステレオ、ADD 原盤:Decca

 

VMZ 57050
\1400
パブロ・ソロサバル(1897-1988):サルスエラ「カイン家の姉妹」 テレサ・トウルネ(ソプラノ:ロサリア)
アナ・イゲラス(ソプラノ:マルチャ)
カリダッド・カサオ(アマリア)
アリシア・デ・ラ・ビクトリア(ソプラノ:エストレリャ)
レナート・チェーザリ(バリトン:アルフレド)
フリオ・カタニア(バス:ティオ・カイェタノ)
マドリード・コンサート管弦楽団
パブロ・ソロサバル(指揮)
録音:1965年、ステレオ、ADD 原盤:Hispavox
 

VMZ 57051
(2CD)
\2000
ルチアーノ・パヴァロッティ オペラ・アリア集
 ベッリーニ(1801-1835):「清教徒」から A te, o cara
 ヴェルディ(1813-1901):「トロヴァトーレ」から
   Ah si, ben mio.. L'onda de' suoni mistici.. Di quella pira
 ドニゼッティ(1797-1848):「愛の妙薬」から Una furtiva lacrima
 ヴェルディ:「リゴレット」から Questa o quella per mi pari sono
 ヴェルディ:「ロンバルディア人」から La mia letizia infondere come poteva
 プッチーニ(1858-1924):「トゥーランドット」から Nessun dorma
 プッチーニ:「ラ・ボエーム」から O soave fanciulla
 ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」から Tombe, desgli avi miet
 ドニゼッティ:「ドン・パスクアーレ」から Tu che a Dio spargesti l'ali
 ポンキエッリ:「ラ・ジョコンダ」から Com'e gentik
 モーツァルト(1756-1791):「イドメネオ」から Padre mio cara padre
 ベッリーニ:「清教徒」から Crediasi misera / E serbata a questo acciado
 ベッリーニ:「カプレーティとモンテッキ」から La mia canzon d'amor
 ヴェルディ:「椿姫」から
  Libiamo, libiamo ne liete calici / Lunge da lei.. De miei bollenti
 ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」から Lucia perdona
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
不詳(管弦楽、指揮)
録音:ステレオ、ADD 詳細記載なし
 

VMZ 57052
(2CD)
\2000
ヴェルディ(1813-1901):オペラ「椿姫」 ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ:ヴィオレッタ・ヴァレリー)
サンタ・キッサリ(メゾソプラノ:フローラ・ベルヴォワ)
アルヴィア・ベルトーラ(ソプラノ:アンニーナ)
カルロ・デル・モンテ(テノール:アルフレード・ジェルモン)
マリオ・セレーニ(バリトン:ジョルジョ・ジェルモン)
セルジオ・テデスコ(テノール:ガストーネ)
ヴィーコ・ポロット(バリトン:ドゥフォール男爵)
シルヴィオ・マイオニカ(バス:ドビニー侯爵)
ロナルド・ジャイオッティ(バス:グランヴィル医師)
レナート・エルコラーニ(バリトン:ジュゼッペ)
ローマ・オペラ合唱団&管弦楽団
トゥッリオ・セラフィン(指揮)

録音:1959年、ステレオ、ADD 原盤:EMI

 

VMZ 57053
(2CD)
\2000
サルスエラ合唱曲集
  「はすっぱ娘」、「ドニャ・フランシスキタ」、「その年は水のごとく去り」、
  「ルイサ・フェルナンダ」、「巨人と大頭の小人」、「葡萄畑の女」、
  「ばか騒ぎ」、「水、カラメルと焼酎」、「ラ・カレセラ」、「ラ・テンプラニカ」、
  「ラス・レアンドラス」、「田舎者の聖者」、「ラ・モンテリア」、「サフランの花」、
  「御者の評判」、「いちごのバスケット」、「ポンテベドラのいかした女」、
  「黒玉」から
合唱団 管弦楽団
アタウルフォ・アルヘンタ、他(指揮)
録音:モノラル&ステレオ、ADD

WALHALL


WLCD0379
(2CD)
\2000
初出!
 ヘルマン・ヴァルタースハウゼン:歌劇「シャベール大佐」

 (Heermann Wolfgang von Waltershausen 1882-1954 ドイツ)
オットー・ヴィーナー:バリトン 
ユリウス・パツァーク:テノール
ゲルトラウト・ホップフ:
フランツ・フックス:テノール 
フランツ・ビールバッハ:バス 
クルト・エクヴィルツ:テノール 
チャールズ・アドラー指揮 
ニーダーエースターライヒ州立トーンキュンストラー管弦楽団
(ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団)
1956年3月14日ウィーンでのスタジオ録音
※1912年にドイツで初演された3幕のオペラ
※マーラーの弟子の1人でドイツで活躍したアドラーの指揮のもと豪華な歌手陣が、丁寧に音楽を作り上げています。
現在では滅多に聴く事の出来ない歌劇です。
 

WLCD0380
(2CD)
\2000
初出!
 ヴェルディ:歌劇「マクベス」(ドイツ語)
ハンス・ブラウン(マクベス) 
ヴァルター・クレッペル(バンクォー) 
クリステル・ゴルツ(マクベス夫人) 
アントン・デルモータ(マクダフ)
エーリヒ・マイクート(マルコム)
アニー・フェルバーマイヤー(侍女)
フランツ・フックス(医師)
アルジェオ・クアドリ指揮 
ウィーン大放送管弦楽団
ウィーン放送合唱団
1960年ウィーンでのスタジオ録音
※イタリア・オペラで多くの名演奏を残すクアドリによる刺激的で強烈なマクベス。ドイツ語での上演は1920年代後半から続く歴史があり
音楽的にも違和感無く、素晴らしい演奏です。
 


WLCD0381
\1200
初CD化!
 ジョヴァンニ・ボノンチーニ:歌劇「ポリフェーモ」

 (Giovanni Battista Bononcini 1670-1747 イタリア)
ヘルベルト・アルゼン:バス 
ジェティ・トピッツ=フェイラー:ソプラノ
アントン・デルモータ:テノール
アルフレート・ペル:バリトン 
エミー・フンク:ソプラノ 
マリア・キトカ 
マックス・シェーンヘル指揮 
ラヴァッジ管弦楽団 
1944年ウィーンでのスタジオ録音
※父も弟も音楽家であったボノンチーニ。出身地のイタリア各地のほかベルリン、ウィーン、ロンドンでも作品を上演しましたが、現在では滅多に聴く事の出来ないイタリア・バロック歌劇です。
※アントン・デルモータの美しい歌声が堪能できるアルバムです。

WEITBLICK


遂に登場!チェリビダッケ&スウェーデン放送響のベートーヴェン・ライヴ!!

 1960 年代から1970 年代のチェリビダッケ+スウェーデン放送響のベートーヴェンが遂に正規リリース。海賊盤でも聴けなかった初出演奏がほとんどというファン垂涎のシリーズです。
 ブルックナー、ブラームスについてはシュトゥットガルト放送響との1960 年代から1970 年代の演奏が既出ですが、どういう訳かベートーヴェンは今まで一切リリースされることはありませんでした。この時期の巨匠の特徴は何よりも常識的なテンポ設定。そして類まれなカリスマ性、統率による推進力、前進力です。
 いずれも隅々まで見通しが良く、細部が手に取るように理解できる演奏であるにも関わらず、単なる部品、要素の羅列ではなく「一つの有機体としての音楽」を嫌と言うほど堪能できます。
 もちろん透通るようなスウェーデン放送響の美音も魅力的です。スウェーデン放送協会音源提供の良好なステレオ録音(第2 番のみモノラル)。当然のことながらセルジュ・イオアン・チェレビダーキ氏認可。
 ※イタリア語・英語・日本語・ドイツ語によるライナーノート付。
SSS0151/52
(2CD)
\4400→\3990
チェリビダッケ&スウェーデン放送響
 (1)ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
 (2)ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番
 (3)ベートーヴェン:交響曲第4番
 (4)ベートーヴェン:交響曲第2番
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
  録音:(1)1970年3月22日ストックホルム・コンサートホール・ステレオ・ライヴ、演奏タイミング:[13:53][16:08][6:10][12:53] (2)1968年11月16日スタルフォルスコラン・ステレオ・ライヴ、演奏タイミング:[14:40] (3)1970年9月20日ストックホルム・コンサートホール・ステレオ・ライヴ、演奏タイミング:[9:29][11:12][6:10][5:40] (4)1965年4月11日ストックホルム・コンサートホール・モノラル・ライヴ、演奏タイミング:[10:42][12:27][4:13][6:23]
 
SSS0153/54
(2CD)
\4400→\3990
チェリビダッケ&スウェーデン放送響
 (1)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
 (2)ベートーヴェン:交響曲第7番
 (3)ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
 録音:(1)1967年9月6日ナッカ・アウラ・ステレオ・ライヴ、演奏タイミング:[7:24][10:36][5:24][9:03] (2)1970年3月5日アプサラ大学ホール・ステレオ・ライヴ、演奏タイミング:[14:17][9:38][7:54][7:38] (3)1971年3月6日スタルフォルスコラン・ステレオ・ライヴ、演奏タイミング:[10:12][13:35][5:42][3:46][8:58]



<LP>


SUPRAPHON(LP)


SU 4120
(LP)
\2900
ターリヒ&チェコ・フィル
 ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調op.104
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァーツラフ・ターリヒ(指揮)
 ロストロポーヴィチ、ターリヒ、チェコ・フィル、ドヴォルザークのチェロ協奏曲、ソリスト・指揮・オケ・作品のすべてが揃った名門スプラフォンの記念碑的録音が180g重量盤アナログ・リリース、オリジナル・アナログ・マスターテープよりダイレクト・カッティング!

 収録:1952 年6 月16-18 日/プラハ、ルドルフィヌム、スタジオ (セッション・モノラル)、2013年オリジナル・マスターテープからのダイレクト・カッティング/AAA、39’14”

 創立より80 年以上の歴史を数えるチェコを代表する世界的な名門レーベル、スプラフォンが、このたびオリジナル・アナログ・マスターテープよりダイレクト・カッティング、180g 重量盤仕様のアナログ盤を特別リリースします。
 数ある名録音の中から選ばれたのは、ロストロポーヴィチ独奏、ターリヒ指揮チェコ・フィルによるドヴォルザークのチェロ協奏曲。ソリスト・指揮者・オケ・作品のすべてが揃い、伝説の顔ぶれがまたあらたな伝説を呼んだ一枚は、名門スプラフォンのレーベルカラーにふさわしい記念碑的録音として知られるもので、ちなみに、交響詩「真昼の魔女」とのカップリングであった、オリジナルの10 インチ盤2 枚組はレアで、現在も中古相場では最低でも1 万円近くはする代物。新装リリースでは、巨匠ふたりによるアー写をあしらったジャケットも魅力のひとつといえるでしょう。
 レコーディングは1952 年。25 歳の若きロストロポーヴィチが「プラハの春音楽祭」でカレル・アンチェル指揮チェコ・フィルとの顔合わせで同曲を演奏した2 週間後におこなわれ、指揮は、当時まだ共産主義者によってボヘミア国内での公開演奏を禁止されていたものの、それでも録音活動は許されていたヴァーツラフ・ターリヒが務めました。
 自らも明かしているように、ここでのロストロポーヴィチの演奏は、ターリヒの作品解釈に強く影響を受けていて、つまり、ターリヒのそれと一体となって、「ドヴォルザーク直系の遺産」でもあり、さらに、ロストロポーヴィチはこの録音がどれほど特別なものであるかを、次のように指摘しています。
 「このレコードがリリースされてしばらくして、わたしのもとに友人のスヴャトスラフ・リヒテルから電話がかかってきた。リヒテルは、『ちょうど今、ターリヒとの録音を聴いたところで、まさにこれが天才の作品だと分かったよ!』と言った。リヒテルは熱狂していた。私は、このドヴォルザークのチェロ協奏曲の録音がわたしのベストだと思っている。たとえ後でほかに何度も録音したとしても、私にとっての最高を意味するのはひとつだということだ。生涯を通じて私はヴァーツラフ・ターリヒが教えてくれたことに対して忠実であり続けている。」






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