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≪第76号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その8 6/3〜


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像




6/6(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

K617

K617 244
\2400→\2190
フォルテピアノで聴く
 モーツァルト:4手のための作品集

  1-3. ソナタ ハ長調 KV 521
  4. ロンド イ短調 KV 511
  5-7. ソナタ ヘ長調 KV 497
  8. アンダンテと変奏 ト長調 KV 501
アリーン・ジルベライヒ&
マルタン・ジェステル(フォルテピアノ)
 フォルテピアノで聴くモーツァルトの4 手のための作品集

 71’33

 名手ジルベライヒとマルタン・ジェステルによるモーツァルトの4 手のピアノのための作品集。のだめカンタービレでも広く親しまれることとなったハ長調KV521 のソナタも、フォルテピアノの響きで聴くとまた新しい魅力を感じ取ることができます。余裕のある息遣いのアンサンブルで、ゆったりとたのしめる1 枚となっています。
 ジルベライヒは、パリ国立高等音楽院をアナリーゼ、音楽史、そしてクラヴサンのクラスを首席で卒業後、トン・コープマンに薫陶を受けました。ミンコフスキ率いるレ・ミュジシャン・ドゥ・ルーヴル—グルノーブルなどとも共演を重ねているベテランです。




LIGIA DIGITAL


LIDI 0101266
(2CD)
\3600
鬼才マルタン・ジェステルによるパルティータの登場!
 J.S.バッハ:6つのパルティータ BWV 825-830(全6曲)
  (クラヴィーア練習曲集第1巻)
マルタン・ジェステル(チェンバロ)
 チェンバロ/マティアス・グリーヴィッシュ、1999 年(シャルロッテンブルク城、ベルリン、Michael Mietke による、二段鍵盤楽器のコピー))

 録音:2013 年7 月

 マルタン・ジェステルによるチェンバロ・ソロの登場。マルタン・ジェステルは、1990 年にル・パルルマン・ド・ムジークを設立したことをはじめ、1998 年からはポーランドのバロック・オーケストラ、アルテ・ディ・スォナトーリの音楽監督も務めています。さらに、歌手としてもアンサンブルで活動しています。そして、鍵盤楽器奏者としても、即興からソロまで幅広く活動を展開しています。このパルティータの演奏も、たっぷりとした息遣いと豊かかつ自然な装飾で、幅広い音楽体験が帰結した、非常に懐の深いバッハとなっています。
 バッハが、パルティータ(クラヴィーア練習曲集第1 巻)の作曲に着手したのは40 歳をむかえたころ。バッハが当時出版した楽譜の第1 弾(1726 年11 月に出版)という意味でも、バッハがいかにこの作品に力を入れたかがうかがわれます。各曲の充実した筆致や、各曲の様々な性格の描き分けなど、高度かつ多彩な技巧が要求される充実した6 曲です。






AN 28765
\2400→\2190
モーツァルト:ピアノ協奏曲集(室内楽版)
 ピアノ協奏曲第13番ハ長調 K.415(室内楽版)
 ピアノ協奏曲第12番イ長調 K.414(室内楽版)
カリン・ケイ・ナガノ(ピアノ)
セシリア弦楽四重奏団
 カリン・ケイ・ナガノのファースト・レコーディング!ピアノ界のニューヒロインが奏でるモーツァルト!

 ケント・ナガノと児玉麻里の娘であり、世界へと羽ばたくピアノ界のニューヒロイン、カリン・ケイ・ナガノのファースト・レコーディング!
 急成長を遂げているカナダのセシリア弦楽四重奏団との共演による、モーツァルトのピアノ協奏曲第12番&第13番の室内楽ヴァージョン!
 パリでフランスの名教師、故ジェルメーヌ・ムニエにピアノを師事し、本格的に音楽を学び始めたカリン・ケイ・ナガノは、1998年生まれの現在16歳。
 すでにパリ・スクリャービン国際ピアノ・コンクール第1位、ベルリン国際ピアノ・コンクール第1位&特別賞、アントン・ルビンシテイン国際ピアノ・コンクール第1位をはじめとした数々のコンクールでの輝かしい実績を持ち、2007−2008シーズンにはコンチェルト・デビューを果たすなど、まさに大きな飛躍を遂げている真っ最中のニューヒロインである。
 純真無垢の音色、丁寧なタッチと音楽創りから生まれたカリン・ケイ・ナガノの「モーツァルト」は、アナレクタ(ANALEKTA)のベストセラー・タイトルとして、演奏、録音の両面で大絶賛を受け続けている。
 ピアノ界のニューヒロインの美しく可憐なるピアニズムが、新たな時代の到来を歌い上げる ——!

 ※録音:2013年9月、シューリック・スクール・オヴ・ミュージック、マギル大学(モントリオール、ケベック、カナダ)



 


AN 28737
\2400→\2190
アンジェル・デュボー 〜 ブラン
 シャイマン:バイオショック/ゴリホフ:クローズ・ユア・アイズ/
 マンジー:ディスタンス・ビトウィーン/
 モゼティチ:空からの絵葉書/久石譲:ザ・レイン/
 ドンピエール:マリオ/
 モリコーネ:いいなずけ(アディオ・モンティ)/
 オコーナー:アパラチア・ワルツ/
 ブルーベック:フジヤマ、荒野と砂漠は楽しみ, 荒地は喜び/
 坂本龍一:美貌の青空、ソリテュード/フィリップス:ウーマン
アンジェル・デュボー(ヴァイオリン)
ラ・ピエタ
 カナダで20000枚以上のセールスを記録!アンジェル・デュボー&ラ・ピエタの"ブラン"!

 アナレクタ(ANALEKTA)のメイン・アーティストの1人であり、カナダを代表するヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、アンジェル・デュボー。
 久石譲、坂本龍一やエンニオ・モリコーネなど、12人の作曲家たちの14曲の作品を、アンジェル・デュボーが自身のアンサンブル、ラ・ピエタとの共演で奏でる「ブラン」は、カナダでリリースから3ヶ月を待たずに、なんと20000枚(!)を超えるセールスを記録し、同国のクラシカル・ミュージック・セールス・チャートの第1位に輝き続けた大ヒット・アルバムなのである!
 協奏曲、ソナタ、無伴奏、そしてミニマル、ライト・クラシックス、映画音楽、さらにはゲーム・ミュージックなど、ジャンルにとらわれない独創性豊かなプログラムを続々と発表してきたアンジェル・デュボーは、その長年の功績が認められ、カナダ政府からオフィサー、ケベック州政府かナイトの勲章を受けている。
 カナダの国民的ヴァイオリニストが1733年製のストラディヴァリウス"Des Rosiers"で、「ブラン(白)」の世界を奏でてゆく。

 ※録音:2013年11月、シューリック・スクール・オヴ・ミュージック、マギル大学(モントリオール、ケベック、カナダ)



 

AN 29967
\2400→\2190
愛の吟遊詩人たち
 ウィリアン:イギリス民謡編曲集
 アイアランド:3つのメイスフォールドのバラード
 クィルター:5つのシェイクスピアの歌
 ヴォーン・ウィリアムズ:命の家
 ホルスト:ヴェーダからの賛歌(抜粋)
フィリップ・スライ(バス・バリトン)
マイケル・マクマホン(ピアノ)
 フィリップ・スライは、2012年のモントリオール国際音楽コンクールでは第1位、2011年のメトロポリタン・オペラ・ナショナル・カウンシル・オーディションでは大賞に輝き、2012年からはサンフランシスコ・オペラのアドラー・フェローシップ・プログラムに選出されるなど、大きな期待を寄せられているカナダの若きバス・バリトン歌手。
 その透明感あふれる優しき歌声による19〜20世紀イギリスの歌曲、ウィリアン、アイアランド、クィルター、ヴォーン・ウィリアムズ、そしてホルストでのフィリップ・スライは、まさに「愛の吟遊詩人」。マイケル・マクマホンのピアノも絶妙。

 ※録音:2013年9月、オスカー・ピーターソン・コンサート・ホール
 

AN 29141
\2400→\2190
ルール・ローズ 〜 女流音楽家たちの歌曲集
 カルヴェンコ:月のローブ/
 オルメス:見捨てられた公園の中で、バラの時/
 ヴィアルド:哀歌、花は枯れ、祈り、夕べの歌、アイ・リュリ!/
 カナル:サーディの薔薇/ビーチ:私は鳥にたずね/
 オルメス:トリアノン、冬の夕暮/
 シャミナード:青い故郷で、不在/ボニス:アヴェ・マリア Op.68/
 ランドリー:出現、私を連れて行くとき/
 ナディア・ブーランジェ:それは6月だった/
 リリ・ブーランジェ:彼女はおそろしく快活だ/
 ボニス:ヴィオラ、私を助けて、夢、祈り
エレーヌ・ギュメット(ソプラノ)
マルタン・デュベ(ピアノ)
 2004年、ベルギーのエリザベート王妃国際音楽コンクールで第2位を受賞し、本格的に国際的なキャリアを歩み出したカナダのソプラノ、エレーヌ・ギュメット。
 バロックから古典派、近現代、フランス音楽など、広いレパートリーを持つエレーヌ・ギュメットは、ダントーネ、クイケン、ラバディ、ルセ、ケント・ナガノなど、世界的名匠たちとの共演を重ねている。19〜20世紀の女流音楽家たちが遺した歌曲集には、ブーランジェ姉妹やシャミナード、ヴィアルド、ビーチなどの作品が並ぶ。

 ※録音:2013年8月、オスカー・ピーターソン・コンサート・ホール
 

AN 28768
\2400→\2190
モントリオール・ギター・トリオ 〜 ザ・プリンス
 デュフォー:サンバ・ピポカ
 レヴェスク:ラギー・タウン、ル・ペルル・ド・ヴェール
 ラッシュ(MG3編):トム・ソーヤー
 ネイフィン(モラン&ドニス編):ル・リノー
 デュフォー:クエリード・モライト
 モリコーネ(デュフォー編):愛のテーマ(シネマ・パラダイス)
 レヴェスク:落とし穴と振り子
 ジョラーヌ(MG3編):ピモン氏
 レディオヘッド(MG3編):ウィアード・フィッシズ
モントリオール・ギター・トリオ
 〔セバスチャン・デュフォー(ギター、ドブロ)、
  グレン・レヴェスク(ギター、
  マンドリン、ヴォーカル)、
  マルク・モラン(ギター、ベース)〕
 エクレクティック、エナジェティック、そしてスペクタキュラー。「ザ・プリンス(Der Prinz)」は、CBCで「最も熱いカナダのギター・アンサンブル」と激賞されたモントリオール・ギター・トリオ(MG3)の6thアルバム。
 メンバーのオリジナルから、カナダのプログレ・ハードロック・バンド、ラッシュの「トム・ソーヤー(Tom Sawyer)」や、レディオヘッドの「ウィアード・フィッシズ(Weird Fishes)」、モリコーネの「愛のテーマ」のカバーなど、MG3のプログラミングのアイディア、センスは無尽蔵!

 ※録音:2013年10月&12月、ヴォン・スタジオ(モントリオール、カナダ)
 

AN 29848
\2400→\2190
アンサンブル・カプリース 〜 アダージョ
 ゼレンカ:アダージョ(ミゼレーレ ZWV.57より)/
 アルビノーニ:アダージョ/
 バーバー:アニュス・デイ/
 マウテ:プレリュード/
 サティ:ジムノペディ第1番/
 J.S.バッハ:アリア/
 カリッシミ:《イェフタ》より 合唱/
 ショパン:前奏曲 Op.28-4/
 アレグリ:ミゼレーレ/
 ペルト:主よ、平和を与えてください/
 ゼレンカ:主は埋められぬ/
 アイヴズ:答えのない質問
アンサンブル・カプリス
マティアス・マウテ(指揮)
 アンサンブル・カプリスは、1989年にドイツで結成され、指揮者、リコーダー&フルート奏者、作曲家のマティアス・マウテが音楽監督を務めるバロック・アンサンブル。
 アレグリやゼレンカの「ミゼレーレ」からバッハ、アルビノーニ、ショパン、そして近現代へと時代が変わり、バーバー、ペルト、アイヴズ、マウテの自作など、「アダージョ」の作品を集めたユニークなコンセプトの作品集。時代や作風を越えて「アダージョ」という共通点で繋がる12作品。アンサンブル・カプリスのオーケストラ、合唱も好演を聴かせてくれている。

 ※録音:2013年4月、サン=マチュー=ド=ブロイユ教会(ケベック、カナダ)




HYPERION

CDA 68027
\2300→\2090

HYPERION 新たなシリーズ開始!
 クラシカル・ピアノ・コンチェルト・シリーズ
  第1弾は激動の作曲家ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク(ドゥセック)

 ドゥシーク(1760-1812):ピアノ協奏曲集

   ピアノ協奏曲ト長調 Op.1-3, C.4
   ピアノ協奏曲ハ長調 Op.29, C.125
   ピアノ協奏曲変ホ長調 Op.70, C.238

ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)
アルスター管弦楽団
 ロマンティック・ピアノ・コンチェルトに続く新シリーズ!"クラシカル・ピアノ・コンチェルト" 始動!

 古典派の知られざるピアノ協奏曲の発掘、蘇演を行う "クラシカル・ピアノ・コンチェルト(CPC)" シリーズがスタート!
 名前からも分かる通り、ハイペリオンの大人気シリーズ「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト(RPC)」の姉妹シリーズであり、第1弾はRPCシリーズでもおなじみのピアニスト、ハワード・シェリーが弾く、ドゥシーク(ドゥセック)のピアノ協奏曲。
 ロシアのエカテリーナ2世、フランスのマリー・アントワネットにその才覚を愛されながらも、陰謀、革命によりイギリスへと逃れ、その後はジャン=バティスト・クルムフォルツの妻との駆け落ち、ソフィア・ジュスティーナ・コッリとの再婚、義父と共同設立した楽譜出版社の倒産、ドイツへの逃亡、晩年の凋落など、まるでドラマのような人生を送ったボヘミアの作曲家、ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク(1760−1812)。「ソナチネ・アルバム」への収録で知られ、イギリスのピアノ製作者ジョン・ブロードウッドと親交を結び「英国式アクション」の発展に関わり、コンサートではピアノを横向きに置くスタイルを確立など、ドゥシークが音楽史に刻んだ功績も非常に大きい。
 1783年以前に作曲されたト長調協奏曲。1795年に作曲されたハ長調協奏曲。1810年に作曲されたホ長調協奏曲。18世紀後期から19世紀初期にかけての変遷も伺えるドゥシークの3曲のピアノ協奏曲。古典派といっても、後のショパンやメンデルスゾーンなどロマン派ピアノ作品への先駆けとなったドゥシークの作品は古典派ピアノ作品ファンにはもちろん、ロマン派ファンやRPCファンにもお勧め。

 ※録音:2013年9月3日−5日、アルスター・ホール(ベルファスト/アイルランド)




旧譜
ピアノ・ソナタ集もどうぞ

作品77「祈り」・・・素敵です

CPO
777323-2
\2000→\1890
マルクス・ベッガー(ピアノ)
 ドゥシーク(1760-1812):ピアノ・ソナタ集

  ピアノ・ソナタ Op.9 No.1-3
  ピアノ・ソナタOp.77「祈り」
マルクス・ベッガー(ピアノ)
 すぐれたピアニスト、ピアノ教師として知られるドゥシーク。クレメンティと名声を分かちあった人として知られる。
 実はかなり波乱万丈な生涯を送ったとされ、残された作品も多くベートーヴェンを先取りするかのような劇的なものも含まれる。
 ここに収録されたのは、初期の3つの作品と晩年の大作「祈り」。
 中でも、作曲家の死の前年に書かれた「祈り」の終楽章はまるでシューマンを思わせる陰影に満ちた楽想に溢れた聴きごたえのある重厚で美しい作品。


 


CDA 68044
\2300→\2090
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト・シリーズVol.16 〜
 ブゾーニ&R・シュトラウス:ヴァイオリン協奏曲集

  ブゾーニ:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35a
  ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス Op.123より ベネディクトゥス
   (ブゾーニ編ヴァイオリンと管弦楽版/世界初録音)
  R・シュトラウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.8
ターニャ・ベッカー=ベンダー(ヴァイオリン)
ギャリー・ウォーカー(指揮)
BBCスコティッシュ交響楽団
 ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト最新作!ブゾーニ&R・シュトラウス!

 人気シリーズ「ロマンティック・コンチェルト・シリーズ」のヴァイオリン第16弾は、ドイツ・ロマン派を代表するリヒャルト・シュトラウスと、イタリア出身ドイツを中心に活躍したフェルッチョ・ブゾーニ。10代の頃に書かれたシュトラウスの若書きにして唯一のヴァイオリン協奏曲。ベートーヴェンとブラームス、2つの偉大なヴァイオリン協奏曲のカデンツァも書いたブゾーニによるヴァイオリン協奏曲は、ベートーヴェンやブラームスと同じニ長調。ブゾーニによってヴァイオリンと管弦楽のための作品へと編曲された「ベートーヴェンのベネディクトゥス(ミサ・ソレムニスより)」は、世界初録音。
 ドイツのヴァイオリン作品と言えばドイツの才女ターニャ・ベッカー=ベンダー。ロマンティック・コンチェルト・シリーズでは、International Records Reviewで特選盤(IRR Outstanding)に選ばれた「レーガー:ヴァイオリン協奏曲(CDA 67892)」以来となる二度目の録音。ハイペリオン初登場となるスコットランドの指揮者ギャリー・ウォーカー、スコットランドの名オーケストラとともに、その作品の魅力に比して演奏や録音の機会は少なかった近代ドイツの2曲の佳作を、21世紀の聴衆に提示する。

 ※録音:2013年6月27日−28日、シティ・ホール(グラスゴー)



 
CDA 68058
\2300
セント・ポール大聖堂からのカンティクル集
 アーチャー:賛美せよ
 ウォルミズリー:マニフィカトとヌンク・ディミッティス ニ短調
 ティペット:
  マニフィカトとヌンク・ディミッティス
   《コレギウム・サンクティ・ヨハンニス・カンタブリジェンセ》
 グレイ:マニフィカトとヌンク・ディミッティス ヘ短調
 ウォルトン:戴冠式テ・デウム
 スタンフォード:
  モーニング, コミュニオンとイヴニング・サーヴィス 変ロ長調 Op.10
 ロス:ユビラーテ
 ウッド:
  マニフィカトとヌンク・ディミッティス ヘ長調 《コレギウム・レガーレ》
アンドルー・カーウッド(指揮)
セント・ポール大聖堂聖歌隊
サイモン・ジョンソン(オルガン)
 セント・ポール大聖堂に響いた敬虔なる響き。新音楽監督カーウッドとセント・ポール大聖堂の第2弾!

 カージナルズ・ミュージックのディレクターとして優れた手腕を発揮し、2007年よりロンドンの名門セント・ポール大聖堂聖歌隊の音楽監督を務めるアンドルー・カーウッド。ちなみに、タリス・スコラーズやオルランド・コンソート、オックスフォード・カメラータなどのメンバーとして活躍してきたカーウッドは、12世紀から続くセント・ポール大聖堂の歴史の中で、初となる「非オルガニスト」のリーダーでもある。
 カーウッドとセント・ポール大聖堂聖歌隊の録音第2弾は、セント・ポール大聖堂で歌われたカンティクル(賛歌)集。トーマス・アトウッド・ウォルミズリーから、スタンフォードやアラン・グレイ、チャールズ・ウッドなど、19世紀の傑作「マニフィカトとヌンク・ディミッティス」。エリザベス女王の戴冠式のために書かれたウォルトンの「戴冠式テ・デウム」。現代の作曲家アレック・ロスの「ユビラーテ」や、アンドルー・カーウッドの前任としてセント・ポール大聖堂の音楽監督を努めていたマルコム・アーチャーの「賛美せよ(Benedicite, omnia opera)」まで、英国国教会の儀式の最高の栄光と偉大なる発展の歴史を歌う。

 ※録音:2013年5月11日、13日、17日&20日、セント・ポール大聖堂(ロンドン)

HELIOS


CDH 55408
【新装移行再発売】
\1500
ペルト:ベルリン・ミサ&マニフィカト
 ベルリン・ミサ曲
 八福
 アナム・パー・アナム(オルガン独奏)
 マニフィカト
 7つのマニフィカト交唱
 深き淵より
スティーヴン・レイトン (指揮)
ポリフォニー
アンドルー・ルーカス(オルガン)
 ポリフォニーのペルト第1弾がHeliosから復活!

 英国合唱界の名コンビ、スティーヴン・レイトンと、レイトンの創設した合唱団"ポリフォニー"によるアルヴォ・ペルトの録音がHeliosから復刻。レイトン&ポリフォニーのペルトといえば、「トリオディオン」を収録した作品集(CDA 67375)が世界的大ヒットしたことでも有名。これは「トリオディオン」からおよそ5年前に録音された、ポリフォニーのペルト第1弾のアルバム。ポリフォニーは、「トリオディオン」から十数年振りとなるペルト第3弾(新録音)のリリースも予定されており、嬉しいタイミングでの復刻となった。
 オルガン独奏による「Annum per Annum」は、セント・ポール大聖堂のオルガンを使用。

 ※録音:1997年1月10日−11日&1998年1月6日/CDA 66960からの新装移行再発売
 


CDH 55479
【新装移行再発売】
\1500→\1390
なぜか録音が少ない
 ベートーヴェン:初期カンタータ集

  皇帝ヨーゼフII世の葬送カンタータ WoO.87
  皇帝レオポルトII世の戴冠式カンタータ WoO.88
  カンタータ 《奉献歌》Op.121b
  カンタータ 《静かな海と楽しい航海》Op.112
マシュー・ベスト(指揮)
コリドン・シンガーズ、
 コリドン・オーケストラ、
 ジュディス・ハワース(ソプラノ)
ジャニス・ワトソン(ソプラノ)
ジーン・リグビー(コントラルト)
ジョン・マーク・エインズリー(テノール)
ジョゼ・ヴァン・ダム(バス)
 ハイペリオン録音の初期を支えた合唱団コリンドン・シンガーズが、ベートーヴェンのボン時代のカンタータを歌ったアルバム。19歳のベートーヴェンによる初の大作であり、ハイドンへの弟子入りを認められるきっかけともなった重要作であるが、録音の少なかった貴重なカンタータ。合唱のクオリティはもちろん、ジャニス・ワトソンやジョン・マーク・エインズリー、ジョゼ・ヴァン・ダムなど、ソリストも豪華。

 ※録音:1995年9月23日&1996年6月17日−19日/CDA 66880からの新装移行再発売




ONYX



ONYX 4135
\2400→\2190
チャイコフスキーの協奏曲第1番&第2番!
 チャイコフスキー:
  ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
  ピアノ協奏曲第2番ト長調 Op.44
シモン・トルプチェスキ(ピアノ)
ワシリー・ペトレンコ(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
 ペトレンコ&トルプチェスキ登場!

 ロシアの若獅子ワシリー・ペトレンコと創立175年を迎える名門ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(RLPO)がONYX初登場! 共演するのは、旧ユーゴスラビア、マケドニアが輩出したワールドクラスのピアニスト、シモン・トルプチェスキ。Avieに録音したラフマニノフ(AV 2290、AV 2291)が高い評価を得てきた同コンビの協奏曲新録音は、ロシアの大家チャイコフスキーというペトレンコ十八番のプログラム!
 オーギュスタン・デュメイ、五嶋みどり、マリア・ジョアン・ピリスなど、錚々たるアーティストが加わり充実期を迎えるイギリスのONYX(オニックス)。ペトレンコ&RLPOも今後ONYXでの録音が予定されており、この特大リリースも最盛期のONYXを形作る1枚となるだろう。



旧譜
シモン・トルプチェスキ(ピアノ)&ワシリー・ペトレンコ(指揮)
AVIEからのラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集
R. Rachmaninov-Rachmaninov: Piano Concertos 2 & 3
AVIE
AV 2192
\2400→\2190
ラフマニノフ:
 ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
 ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
シモン・トルプチェスキ(ピアノ)
ワシリー・ペトレンコ(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・
 フィルハーモニー管弦楽団
Trpceski/Petrenko-Rachmaninov: Piano Concertos Nos. 1 & 4
AVIE
AV 2191
\2400→\2190
ラフマニノフ:
 ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.1
 ピアノ協奏曲第4番ト短調Op.40
 パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
シモン・トルプチェスキ(ピアノ)
ワシリー・ペトレンコ(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・
 フィルハーモニー管弦楽団
 マケドニアの英傑とロシアの若獅子!トルプチェスキ&ペトレンコのラフマニノフ!

 ロシアの若獅子ワシリー・ペトレンコと、旧ユーゴスラビア、マケドニアが輩出したワールドクラスのピアニスト、シモン・トルプチェスキの強力タッグによるラフマニノフ!
 トルプチェスキは、ジンマンやマゼール、デュトワ、ノセダなど多くの名匠たちと共演を重ねる若き天才ピアニスト。日本でも2006年に大野和士&新日本フィルとのコンビで凄演を繰り広げており、旧ユーゴスラビア連邦崩壊の混乱を乗り越えてきたトルプチェスキの演奏はすでに風格すら漂う。




注目
ワシーリー・ペトレンコ


 最近注目の若手指揮者の中でも、とりわけ有望株の一人であるヴァシリー・ペトレンコ。チャイコフスキーの「マンフレッド交響曲」(NAXOS 8.570568)は2009 年のグラモフォン・アウォードも受賞した。
 ただ店主的にはそれほど注目してなかった。
 ロイヤル・リヴァプール・フィルは面白いオケだが、それほど個性的というワケでもない。ペトレンコも、聴いたことはないが、中庸な優等生的指揮者と思っていたので。
 でもこのオケがペトレンコを手放したがらず、ついに2015年まで契約を延長してしまった。そのあたりから気にはなっていたし、NAXOSからのショスタコーヴィチは評判も悪くない。
 そうしたらある日ショシュタコーヴィチ・マニアのお客さんが「ペトレンコのショスタコの11番がすごい!」と言ってきた。さらに追い討ちをかけるように第10番は2011年のグラモフォン・アウォーズの交響曲部門を受賞してしまった。こうなるともうホンモノである。
 NAXOSのショスタコーヴィチは正統派でしっかりした演奏だし、AVIEの2作はチャイコフスキーとラフマニノフは躍動感あふれた傑作。パワーも色彩感も兼ね備えたかなりの名演である。
 今度はAVIEが彼を放したがらないかも。(と言ってたらここへきてWarner(EMI)、DG、Sony、Ondine、そして今回ONYXからも登場することに。まさにひっぱりだこ。)


Rachmaninov - Symphonic Dances, Isle of the Dead & The Rock
avie
AV 2188
¥2400→¥2190
ラフマニノフ:管弦楽曲集
 交響的舞曲Op.45/
 交響詩《死の島》Op.29/
 幻想曲《岩》Op.7
ワシリー・ペトレンコ(指揮)、
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団

 2006年にロイヤル・リヴァプール・フィルの歴史上最年少の若さでプリンシパル・コンダクター(首席指揮者)に着任するなど輝かしいサクセス・ストーリーを歩むロシアの若きマエストロ、ワシリー・ペトレンコ。

 着任以降、瞬く間にロイヤル・リヴァプール・フィルを再び世界の第一線に押し上げたペトレンコは、2009年にチーフ・コンダクターへと昇格すると同時に2015年までの契約延長が決定。
 さらには2007年には英グラモフォン誌のヤング・アーティスト・オヴ・ザ・イヤーに選出され、英国ナショナル・ユース・オーケストラの首席指揮者に抜擢されるなど、今を輝く若手指揮者陣の中でも特に注目を集めるホットな存在なのである!

 ロシア作品に絶対の自信を持つペトレンコとロイヤル・リヴァプール・フィルの"ラフマニノフ・シリーズ"から、「ピアノ協奏曲集」&「交響的舞曲」の2タイトル。

 ラフマニノフがニューヨークで完成させた最後の作品「交響的舞曲」をメインにした管弦楽作品集は、早くも英BBCミュージック・マガジン3月号の"Disc of the Month(月間最優秀賞)"受賞が決定するなどお膝元の英国を中心に凄まじい反響を呼んでいる。
 ロシアからリヴァプールに若獅子ワシリー・ペトレンコと170年という長き歴史を持つ名門ロイヤル・リヴァプール・フィルが過ごす蜜月時代。

Tchaikovsky: The Nutcracker Ballet, Op. 71 (Excerpts), etc.
avie
AV 2139
¥2400→¥2190
チャイコフスキー:バレエ音楽集
 バレエ音楽《白鳥の湖》より(7曲)/
 バレエ音楽《眠れる森の美女》より(6曲)/
 バレエ音楽《くるみ割り人形》より(7曲)
ワシーリー・ペトレンコ(指揮)、
ロイヤル・リヴァプール・フィル
 才能に溢れ将来を有望視されている若手アーティストに贈られる2007年度グラモフォン賞ヤング・アーティスト・オブ・ザ・イヤーに輝いたワシーリー・ペトレンコ!
 名門ロイヤル・リヴァプール・フィルの主席指揮者に31歳という若さで電撃就任となったペトレンコ。
 エネルギーと野心に満ちたペトレンコがロイヤル・リヴァプール・フィルを力強く牽引。熱いチャイコフスキーを堪能できる。



NAXOS
ヴァシリー・ペトレンコ&ロイヤル・リヴァプール・フィル
ショスタコーヴィチ:交響曲チクルスから

8.572082
¥1100
ショスタコーヴィチ:交響曲 第11 番「1905 年」 ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団/
ヴァシリー・ペトレンコ(指揮)
 ペトレンコの演奏は悲惨さを直接描くというよりも、この曲に冷徹な眼差しを注ぎ、極めて客観的に演奏することで却って悲劇的な雰囲気を醸し出すことに成功したと言えるのではないでしょうか。
Shostakovich: Symphony No. 10 in E minor, Op. 93
8.572461
\1100
ショスタコーヴィチ:交響曲第 10 番ホ短調 Op.93 ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団/
ワシリー・ペトレンコ(指揮)
 1953 年にムラヴィンスキーが初演して以来、多くの指揮者たちがこの曲の本質を描きだすべくがんばっていますが、ペトレンコの演奏は、また新たな一石を投じることになるでしょう。第4 楽章、燃えます。ペトレンコは完全にショスタコーヴィチを手中に収めました!



2009 年のグラモフォン・アウォード受賞
チャイコフスキー:マンフレッド交響曲

終楽章、すごいです。

NAXOS
8.570568
\1100
チャイコフスキー(1840-1893):マンフレッド交響曲
 1-4.マンフレッド交響曲/
 5.交響的バラード「ヴォエヴォーダ」(ミツキェーヴィチのバラードによる)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団/
ヴァシリー・ペトレンコ(指揮)





 ☆ペトレンコ&ロイヤル・リヴァプール・フィル 来日公演予定
  2015年 1月22日(木)埼玉 / 23日(金)神奈川 / 27日(火)・28日(水)東京 / 29日(木)愛知
.



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


PROFIL



PH 14010
(4CD)
\6800→\6190
「パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲全集(6曲)/
 トゥルバン(ヴァイオリン)、シャンバダル(指揮)ケルンWDR放送管」

 [CD 1]
  ・ヴァイオリン協奏曲第1番変ホ長調op.6(原典版)
  ・ヴァイオリン協奏曲第3番ホ長調
 [CD 2]
  ・ヴァイオリン協奏曲第2番ロ短調op.7
  ・ヴァイオリン協奏曲第4番ニ短調MS 60
 [CD 3]
  ・ヴァイオリン協奏曲第5番イ短調MS 78
 [CD 4]
  ・ヴァイオリン協奏曲第6番ホ短調MS 75
インゴルフ・トゥルバン(ヴァイオリン)
リオル・シャンバダル(指揮)
WDR ケルン放送管弦楽団
 チェリビダッケ時代のミュンヘン・フィルでコンマスを務めたトゥルバンの代表作パガニーニのヴァイオリン協奏曲全集Profil よりカタログ復活

 収録:2000、2005 年/原盤:TELOS/ステレオ

 1964 年ミュンヘンに生まれたドイツの名手インゴルフ・トゥルバン独奏によるパガニーニのヴァイオリン協奏曲全集がProfil より再発されます。
地元で12 歳のときに、ゲアハルト・ヘッツェルの目に留まり、ヴァイオリンのクラスへの編入を許され、21 歳のときに、セルジウ・チェリビダッケのもと、ミュンヘン・フィルの第1 コンサートマスターに就任したトゥルバンは、チェリビダッケの大のお気に入りとしても知られていました。
 1988 年のミュンヘン・フィル退団後はソリストとしての活動に専念しており、2006 年からは国立ミュンヘン音楽・演劇大学の教授を務めています。
 トゥルバンの代表作であるパガニーニのヴァイオリン協奏曲全集は、以前はTELOS レーベルよりリリースされていたものですが、廃盤で入手の難しい状態が続いていたため、このたびのカタログ復活は広く歓迎されるところです。

 ただTelosのセットはアリアCDではまだ入る・・・(2014.6.6現在)
 そしてたまたまトゥルバン特集したばかり・・・こちら



<国内盤>


FONTEC



FOCD9618
¥2400+税
有森 博(ピアノ) /ラフマニノフ 24 の前奏曲
 前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2
 10 の前奏曲 Op.23
 13 の前奏曲 Op.32
 (2013/6/11-13 富士見市民文化会館 キラリふじみ REC.)
有森 博:ピアノ
 有森博は第12 回ショパン国際ピアノコンクールで最優秀演奏賞を受賞。以来精力的に演奏活動をつづけ、現在ではロシア音楽のエキスパートとして活躍しています。
 今作ではラフマニノフの24 の前奏曲を全曲収録。この曲集は協奏曲と並びラフマニノフの重要な作品群と言われています。ヨーロッパ音楽の伝統を継承した形式を採りながらも、ピアニストとして当時高名だったラフマニノフならではの独自のエッセンスが凝縮した後期ロマン派を代表するピアノ作品です。
 有森のひとつひとつの音を吟味するかのような演奏スタイルは、過度な表現とは無縁で、曲本来の姿と魅力を存分に提示してくれます。

■有森博のCD■
FOCD3468 ラフマニノフ 音の絵 定価¥2,913+税
FOCD9610 メトネルの時間 定価¥2,400+税
FOCD9539 チャイコフスキーにつつまれて 定価¥2,400+税
FOCD9447 ロシア・バレエの誘惑 定価¥2,400+税
FOCD9316 音楽の玉手箱 定価¥2,400+税
FOCD9241 展覧会の絵(SACD ハイブリッド) 定価¥2,857+税
FOCD3496 プロコフィエフ ピアノ・ソナタ第3,6&8 番 定価¥2,913+税
FOCD9315 カバレフスキー 定価¥2,400+税
FOCD9446 カバレフスキー2 定価¥2,400+税
FOCD9538 カバレフスキー3 定価¥2,400+税
  

FOCD9615
\2700+税
平井千絵(フォルテピアノ)Mozart Speaks vol.3
 モーツァルト:
  ソナタ 第4 番 変ホ長調 KV282
  ソナタ 第9 番 ニ長調 KV311
  ソナタ 第12 番 ヘ長調 KV332
  きらきら星変奏曲 ハ長調 KV265
(2013/6/3-5 杜のホールはしもとREC.)
平井千絵:フォルテピアノ
平井千絵によるモーツァルト作品集、Mozart Speaks シリーズの第3 弾です。
 第1 弾(FOCD9551)、第2 弾(FOCD9580)同様、モーツァルトが実際に使用していた楽器、ワルターのコピーモデルで収録し、作曲当時の響きに迫ります。
 モーツァルトのどこか移気で表情豊かな曲想を、平井は楽器の特徴を活かすことによって蘇らせます。楽譜や時代背景への深い洞察に加え、フォルテピアノという楽器を熟知した平井の演奏は、ともすると画一的に捉えられがちなモーツァルトのイメージを、新鮮な驚きと共に覆す、そんな自由な雰囲気で溢れています。
 大変親しみ深い「きらきら星変奏曲」が収録されていることも注目です。

■平井千絵のCD■
FOCD9551 Mozart Speaks vol.1 定価¥2,667+税
FOCD9580 Mozart Speaks vol.2 定価¥2,667+税
 


FOCD9617
¥2700+税
三宮正満(ロマンティーク・オーボエ)&平井千絵(フォルテピアノ)
19 世紀パリのオーボエ作品集

 ボクサ:ノクターン 第1番 作品50「ガルニエ氏に捧ぐ」
 ヴォーグト:変奏曲 イギリス民謡「楽しき我が家」
 ブロッドゥ:ファンタジー 「ヴィンターのテーマによる変奏曲」
 ヴェルーストゥ:ソロ・ドゥ・コンセール 第1番 作品73
 ヴェルーストゥ:ソロ・ドゥ・コンセール 第4番 作品77
 パッジ:ファンタジー 「ヴェルーストゥに捧ぐ」
  (2013/10/15-17
   所沢市民文化センター ミューズ キューブホール REC.)
三宮正満:ロマンティーク・オーボエ
平井千絵:フォルテピアノ
 三宮正満は古楽アンサンブル、「ラ・フォンテーヌ」のメンバーとして97年に山梨古楽コンクール最高位、ブリュージュ国際古楽コンクール第2位受賞、現在は「バッハ・コレギウム・ジャパン」や「クラシカル・プレイヤーズ・東京」で首席奏者を務め、他にも多くのアンサンブルで活躍しているバロック&クラシカルオーボエ奏者です。
 平井千絵は桐朋学園大学ピアノ科を卒業後、フォルテピアノを小島芳子氏に師事、その後ハーグ王立音楽院古楽科でスタンリー・ホッホランド氏に学びました。オランダを中心にヨーロッパ各地で活躍、近年は日本での演奏会も多く、フォルテピアノの専門家として、知性的かつしなやかな演奏で注目を集めています。
 本作は19世紀、特にフランスのオーボエ作品を中心に選曲。主に古典派期の楽器であるクラシカル・オーボエと現在のモダン・オーボエの間の時期に使われていたロマンティーク・オーボエを使用。このデュオならではの、当時使われていた楽器でのCD制作は資料的な意味でも非常に貴重です。何よりオリジナル楽器とその奏法を熟知した両名の演奏は伸びやかで闊達、19世紀パリの雰囲気が感じられる名演です。
 また、三宮の手によるライナーはオーボエという楽器の過渡期であった当時の様子を詳細に示しています。
 

FOCD9611
¥2800+税
三上明子(フルート)坂戸真美(オルガン)
 風のディアローグ 〜
  フルートとオルガンのためのフランス音楽〜

 ジョルジュ・ユー:ファンタジー
 ジャン・アラン(マリー=クレール・アラン 編曲):
  フルートとオルガンのための「3 つの楽章」
 フランク・マルタン:
  フルートとオルガンのための「教会ソナタ」
 武満 徹:フルートのための「エア」(フルート独奏)
 モーリス・デュリュフレ:
  アランの名による前奏曲とフーガ 作品7(オルガン独奏)
 アンリエット・ピュイグ=ロジェ(坂戸真美 編曲):
  ルシヨンの3 つのシャンソン
 ダニエル・ロート:
  「アイン・カリム」 フルートとオルガンのためのファンタジー
   (2013/8/12-14 福島市音楽堂 REC.)
三上明子:フルート 坂戸真美:オルガン
オルガニスト、坂戸真美によるフランス作品集第2 弾(前作FOCD9488)。今作ではフルートの三上明子を迎え、19 世紀から20 世紀の「フランス音楽の黄金期」ともいわれる時期の名作を採りあげました。
 和名で「風琴」と呼ばれるオルガンとフルートは共に「風」を利用した楽器ですので、非常に音色的な相性が良いのですが、思いの外聴く機会はありません。三上と坂戸の演奏はこの編成のためのオリジナル曲に加え、フルートの重要なレパートリーのオルガン伴奏版を加えることにより、この編成の魅力を如何なく発揮しています。
 三上さんの笛は、相変わらず天衣無縫。自由な息吹に満ちている。
 ピュイグ=ロジェ先生が、その美しいフレーズ作りを絶賛されていたことが思い起こされる。そして坂戸さんのオルガンもデュリュフレの光輝の表現から、マルタンの優しい音色作りまで、なんと幅広いのだろう。お二人の息もぴったり。素敵なCD ができたものだ。
野平一郎 −ライナーノートよりー

■坂戸真美のCD■
FOCD9488 20 世紀のフランスオルガン音楽 定価¥2,800+税
 

FOCD20098
¥2800+税
—fontec P&D レーベル—
 二つの夜 〜スウェーデンの心象とフランスの映像〜

  ステーンハンマル:
   3 つのピアノ小品
   即興曲 変ト長調
   晩夏の夜 作品33
   カルコフ
   バラード、間奏曲と伝説 作品152
  ラヴェル:
   夜のガスパール
  (2013/3/17・4/2 Sveriges radio,Studio2 REC.)
和田記代(ピアノ)
 和田記代は桐朋学園大学卒業後にマルセイユ音楽院、サンタ・チェチェリア国立音楽院で学ぶ。マリア・カナルス国際音楽コンクール、マリエンバートのショパン国際ピアノコンクールなどで上位入賞。帰国後はスウェーデンの作曲家に注目した演奏会を企画し、2004 年には「ステーンハンマル友の会」を立ち上げました。
 今作では19 世紀末という激動の時代に活躍した作曲家たちから「夜」というテーマで選曲。スウェーデンで生まれ、ドイツを活動の中心としたステーンハンマルと、パリを中心に活躍したラヴェル、そして20 世紀になってから生まれた、同じくスウェーデン出身のカルコフも加えました。
 北欧の作曲家に精通した和田ならではの選曲で、同時代ながら異なる個性を秘めた曲の魅力を存分に感じることができます。
 


FOCD9623
¥1500+税
〔再発売〕
伊福部 昭 ギター・リュート作品集 再発売
 伊福部 昭:
  古代日本旋法による踏歌
  ギターのためのトッカータ
  箜篌歌
  バロック・リュートのためのファンタジア※
西村 洋 ギター
デボラ・ミンキン バロック・リュート※
フォンテックより発売、長らく廃盤となっていた「伊福部 昭 ギター・リュート作品集」お客様の熱狂的な声にお応えして、待望の再発売です!
 日本作曲史にあまりに巨大な足跡を遺した、伊福部昭。その独特の作風は、多くの音楽ファンの心を捉えて離しません。映画音楽、管弦楽曲、協奏曲等は有名ですが、器楽曲は数も少なく、本作は非常に貴重な内容となっています。
 収録曲「箜篌歌(くごか)」は、本年2014 年度、第57 回東京国際ギターコンクールの本選課題曲に選出されました!
 録音:1985 年3 月26 日・4 月9 日 聖グレゴリオの家、Betty 2nd Studio




ミッテンヴァルト

MTWD 99056
\2778+税
「夢の世界/子供の領分」
 (1)安部幸明(1911-2006):やさしいこどものピアノ曲集「夢の世界」*
  (1.まりつき/2.元気な子犬/3.じゃれる子猫/
   4.仲間はずれの小鳩/5.汽車ポッポ/6.音階マーチ/
   7.凧あげ/8.さあ、歩こうよ/9.きらめく星空/
   10.古びた人形/11.ブランコ/12.あやつり人形/
   13.黒アリと赤アリのけんか/14.ボートあそび/
   15.おち葉は舞う/16.白鳥さん/17.きれいな夕焼/
   18.まねが上手/19.雪よふれふれ/20.おわかれ/
   21.人形のダンスパーティー/22.カッコーが鳴いている)
 (2)山田耕筰(1886-1965):夢の桃太郎
  (1.夢路/2.流れの桃/3.誕生の喜び/
   4.森のたわむれ/5.鬼が島/6.凱旋)
 (3)クロード・ドビュッシー(1862-1918):子供の領分
  (1.グラドゥス・アド・パルナッスム博士/2.象の子守歌/
   3.人形へのセレナード/4.雪は踊っている/
   5.小さな羊飼い/6.ゴリウォーグのケークウォーク)
澤田まゆみ(ピアノ)
(1)永井純子(朗読)
 安部幸明・山田耕筰・ドビュッシー、未来の子どもたちへ贈る夢とファンタジー、夢の世界/子供の領分〜澤田まゆみ

 録音:2014 年1 月23 日、海老名市文化会館 *印:世界初録音

 安部幸明「夢の世界」との出会い
 2013 年10 月28 日、安部幸明作曲のピアノ曲の楽譜をご紹介いただいたその瞬間から、このCD は既に生まれたのも同然なほど私をその演奏に向かわせたのでした。「夢の世界」のシンプルな書法の中にある、明快で豊かなファンタジー。各曲に添えられた分を永井(久林)純子さんに朗読いただき。とても素敵なCD となりました。
 約10 年前から弾いていた山田耕筰の「夢の桃太郎」と私のライフワークでもあるドビュッシーの「子供の領分」を組み合わせられたこと、そして日本を代表するきり絵作家である関口コオさんの作品をジャケットに私用させていただけたことも、偶然というより当然そうなったかのようなご縁とタイミングでした。
 子どもたちがCDをききながら、あるいはお母さんや大人たちが何気なくかけて楽しめるようなものとなったら・・・・・・(後略)
 (ライナー・ノートより、澤田まゆみ)




国内ユニバーサル



UCCG-1655
\2600+税
国内盤先行発売
アリス =紗良・オット × フランチェスコ・トリスターノ
 スキャンダル〜
  2台ピアノによる「春の祭典」、「ラ・ヴァルス」


  ストラヴィンスキー:
   春の祭典(作曲者による2台ピアノ版)
  リムスキー=コルサコフ:
   シェエラザードより「カランダール王子の物語」
    (作曲者による2台ピアノ版)
  ラヴェル:ラ・ヴァルス(L.ガーバンによる2台ピアノ版)
  トリスターノ:ア・ソフト・シェル・グルーヴ
アリス=紗良・オット(ピアノ)
フランチェスコ・トリスターノ(ピアノ)
2013年9月、ベルリン

 日本とドイツの血をひく正統派 アリス =紗良・オット × 新時代のハイブリッド・ピアニスト フランチェスコ・トリスターノ

★珍しい2台ピアノによるアルバム。2人のヴィルトゥオーソがピアノの限界を超えて表現する豊かなサウンド!
★旬の人気ソリスト2人による奇跡の共演!

 女性ながらダイナミックで野性的な演奏が爽快なアリスと、緻密かつ繊細な情緒が魅力のフランチェスコ。正反対のキャラクターの二人によるコラボレーションはいかに?!


 バレエ・リュスをテーマに選曲した2台ピアノのための作品に加え、トリスターノのオリジナル曲「ア・ソフト・シェル・グルーヴ」を収録。

 1913年の初演が大スキャンダルとなった《春の祭典》は、100年を経た現在でも荒々しい生命力を感じさせる傑作。この他、当時の新しい芸術をダイナミックに花開かせたディアギレフ率いる『バレエ・リュス』をテーマに選んだ2台ピアノのための作品と、トリスターノの書き下ろし新作を収録。アリスとフランチェスコという全く正反対の個性がぶつかり、寄り添い、予想外の世界を現出させています。ピアノの限界を超えて表現する豊かなサウンドは必聴です。

■20世紀近代音楽の傑作、バレエ《春の祭典》の1913年の初演は正にスキャンダル。賛成派と反対派の乱闘にまで発展した。作曲者自身による2台ピアノ版。
■カランダール王子の物語は交響組曲《シェヘラザード》の第2楽章。1888年に作曲され、バレエ・リュスでは1910年に取り上げられた。こちらも作曲者自身の2台ピアノ版。
■ラヴェルのラ・ヴァルスは、「バレエには不向き」とディアギレフに受け取りを拒否され、2人が不仲になるきっかけとなった曲。これもある意味スキャンダル。作曲者自身による2台ピアノ版。
■フランチェスコ・トリスターノが本アルバムのために書き下ろした「ア・ソフト・シェル・グル—ヴ」
.

<映像>


C-MAJOR



71 6404
(Blu-ray)
\5400→\4990
ハリウッドのストラヴィンスキー(ドキュメンタリー) 監督:マルコ・カパルボ


71 6308
(DVD)
\3400→\3090
 ストラヴィンスキー1940年代の貴重映像も満載。その創作活動に同行しているようなリアル・ドキュメンタリー

 (Blu-ray)リージョン:ALL、16:9 HD、PCM STEREO、BD : PCM 2.0、54分、字幕:英独
 (DVD)リージョン:ALL、NTSC、16:9、DTS 5.1、PCM STEREO、54分、字幕:英独

 ストラヴィンスキーといえば、ロシアの作曲家というイメージが強いですが、1939 年から1971 年の死の直前までの実に32 年間をアメリカのハリウッドのビヴァリーヒルズに暮らしました。
 ストラヴィンスキーのハリウッドの生活と仕事ぶりを記録した映像をもとに、マルコ・カパルボが新天地で新しい試み等に苦心する老大家の姿を描いています。
 生きたストラヴィンスキーの映像が貴重ながら、1940 年代に収録された未公開のフィルムを見つけ出し収録しているのも驚き。また、ローバート・クラフトによるインタビューも興味津々。ストラヴィンスキーに関心のある向き必携の1枚と申せましょう。
















6/5(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

PROFIL



PH 14020
\2400→\2190
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 フィルハーモニー・フェスティヴァ
ゲルト・シャラー(指揮)
 注目のシリーズ最新盤、シャラー指揮フィルハーモニー・フェスティヴァ、ブルックナーの交響曲第5番

 録音:2013 年7 月/エーブラハ、大修道院附属教会(ライヴ)/DDD、72’52”、ステレオ
 =シャラーによるブルックナー交響曲第5 番トラックタイム=
  I.19:41+II.16:27+III.13:01+IV.23:40= TT.72:52

 バンベルクに生まれたドイツの指揮者ゲルト・シャラーが進めるブルックナーの交響曲シリーズに第5 番が登場。2013 年7 月にエーブラハの大修道院附属教会で、手兵フィルハーモニー・フェスティヴァを指揮したコンサートの模様をライヴ収録したものです。
 ブルックナー中期の傑作第5 番は、ヴァントやチェリビダッケら名だたるブルックナー指揮者たちがよく取り上げたことでも知られ、効果的な対位法処理、崇高なコラール、圧倒的な感銘を与えるフィナーレという具合に、内容の充実ぶりと聞きごたえでは後期の作品に並ぶ人気作でもあります。
 アメリカの音楽学者でブルックナー研究の第一人者ウィリアム・キャラガン校訂譜に拠るすぐれた演奏内容で注目を集めてきた当シリーズはすでに第1 番、第2 番、第3 番、第4 番(フィナーレ異稿2 種)、第7 番、第8 番、第9 番がリリース済み。
 このたびの第5 番については、キャラガン校訂譜使用との記載はなく、原典版に拠る演奏とおもわれますが、これまでの演奏がみごとなものだっただけに、やはりブルックナー好きには聞き逃せない内容といえるでしょう。
 なお、2013 年9 月にライヴ収録された第6 番も近々リリースが予定されています。






CKD 488
\2500→\2290
フォーレ:リディアのヴォカリーズ
 フォーレ:
  リディア ヘ長調、ラ・ボーテ、アンヴィ、ラ・クール、
  慈しみ、後悔、レ・スーヴェニアーズ、リディア ト長調
 シャブリエ:オーバード、村の踊り
 サンサーンス:
  チェロ・ソナタ第2番ヘ長調よりロマンツァ・ポコ・アダージョ
 アーン:クロリスに
 ラモー:ナイス組曲より序曲、そよ風のガボット
 クープラン:修道院のためのミサ曲より Cromorne sur la Taille...
 マルシャン:グランド・ダイアローグ
 フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ
ジョナサン・フリーマン=アットウッド(トランペット)
ロイ・ホワット(ピアノ)
 トランペットによるフレンチ・プログラム!フォーレのヴォカリーズ全曲は世界初録音!
 日本先行発売!(全世界発売は8月下旬以降の予定です)
 トランペットで聴くフォーレ!金管楽器関係者必聴!

 英グラモフォン誌のレビュー執筆、Channel Classicsでレイチェル・ポッジャーなど200以上ものレコーディングをプロデュース、さらには自身の演奏活動も行い、現在は王立音楽アカデミーのプリンシパル、ジョナサン・フリーマン=アットウッド。
 世界初録音となるフォーレのヴォカリーズ全曲は、フォーレがパリ音学院のディレクターだった時に書かれたもので、100年経った今でも陽の目を見ることがなかった作品である。
 フレキシブルな吹分け、叙情的なフレージングや音色の豊かさですでに高い評価を受けている。
 今回のアルバム「リディアのヴォカリーズ」は、元々はトランペットとピアノ以外の楽器のために書かれたフレンチ・ワークスによるトランスクリプションズ。
 トランペットによるフォーレの「ヴォカリーズ全曲録音」を、フリーマン=アットウッドの表現力、フランスのピアノ・レパートリーに定評のあるホワットの伴奏、リン・レコーズの優秀録音など、理想の環境でフォーレの珍しいヴォカリーズを聴くことが出来る。
 


BKD 242
(CD-R)
【新装移行再発売】
\2400→\2190
トランペッツ・ザット・タイム・フォアゴット
 ラインベルガー:2つのトランペットとオルガンのための組曲Op.149
 R・シュトラウス:組曲《町人貴族》Op.60より3つの楽章
 エルガー:ソナタ第2番
ジョナサン・フリーマン=アットウッド
 (ピッコロ・トランペット)
ジョン・ウォーレス(E♭&B♭トランペット)
コルム・カーリー(オルガン)
 フリーマン=アットウッドとジョン・ウォーレスの共演!
 日本先行発売!(全世界発売は8月下旬以降の予定です)

 ジョナサン・フリーマン=アットウッドと英国トランペット界の重鎮、ジョン・ウォーレスの共演。まさに役者が揃ったトランペット・アルバム。広大なヘレフォード大聖堂でトランスクリプションによるトランペット作品集が高らかに響く!

 ※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 ※CKD 242より新装移行再発売。CKD 242は廃盤となります。




PAVLIK



PA 0074-2/9
(3CD/3DVD-Audio)
\6600→\5990
ニコラウス・ズメスカル(1759-1633):15の弦楽四重奏曲
  第10番ニ短調/第6番イ長調/第11番ロ短調/第9番ト長調
  第12番ト短調/第13番ハ短調/第5番変イ長調/第3番ヘ短調
  第1番ト長調/第4番ニ長調/第7番ハ長調&ヘ長調/第2番ロ長調
  第8番嬰ニ(変ホ)長調/チェンバロノタメノロンド ヘ長調(*)
  第15番ト短調/第14番ニ長調
ズメスカル弦楽四重奏団(*以外)
 ミロシュ・ヴァレント、ダグマル・ヴァレントヴァー(ヴァイオリン)
 ペテル・ヴルピンチーク(ヴィオラ) ユライ・コヴァーチ(チェロ)
リタ・パップ(チェンバロ(*))

録音:2009-2011年、ヤセノヴァーおよびブジニーの教会、スロヴァキア

 ニコラウス・ズメスカルはスロヴァキアのレシュチニに生まれた高級官僚・作曲家・チェロ奏者。ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンと個人的に交友、ウィーンの音楽界をリードしたパトロンで楽友教会創立者の一人でもありますが、作曲家としては忘れ去られてしまいました。
 ブックレットに記載された作品目録によると、当盤に収録された15の弦楽四重奏曲と1つのチェンバロ小品が現存する彼の音楽作品のすべてであることがわかります。
 CDとDVD-Audioの両面ディスク仕様。

 


PA 0114
\2300→\2090
ヤーン・レヴォスラフ・ベッラ(1843-1936):ピアノ作品全集
  ソナタ変ロ長調(第2版)(1885以後)
  ソナティナ ホ短調(1873)
  スロヴァキア民謡「ドナウ河畔のプレシュポロク」による変奏曲
   (1866/改訂:1879)
  スロヴァキア民謡「群れが飛ぶ」による変奏曲(1872)
  奇想曲(1869)/奇想曲(第2版;1877)/妖精の踊り(1873)
  小奇想曲(1876)/聖マルチンのカドリーユ(1862)
  クレムニツァ消防隊ポルカ(1869-1881)
  人形の休日(ピアノ二重奏のための;1927)(*)
ペテル・バジツキー(ピアノ)
マルチン・フダダ(ピアノ(*))

録音:データ記載なし

 ヤーン・レヴォスラフ・ベッラはウィーンで活躍したスロヴァキアの作曲家・指揮者。ロマン派的作風を貫きました。ペテル・バジツキーはブラチスラヴァ音楽アカデミーでマリアン・ラプシャンスキーに師事したスロヴァキアのピアニスト。

 

PA 0115
\2300
ウースメフ・アコーディオン・オーケストラ
 ハンス・ジマー(1957-)/サムエル・ベズナーク編曲:
  パイレーツ・オブ・カリビアン−ア・トリビュート・トゥ・ハンス・ジマー
 ハンス・ボル(1923-):バルカンの旅の画集(管弦楽組曲)
  山々の夕べ/古い職人小路/港町で
 フェリクス・リー:シャローム/メドレー
 ヘンリー・マンシーニ(1924-1994)/マリアンナ・ディンカウ編曲:
  ピンク・パンサー
 アバ/マティアス・ヘネッケ編曲:アバ−ベスト・オブ・メドレー
 レナード・バーンスタイン(1918-1990)/ハインツ・エーメ編曲:
  ウエストサイド・ストーリー(メドレー)
 アドルフ・ゲッツ(1938-):スラヴ狂詩曲
 ロッシーニ(1792-1868)/グイード・ヴァーグナー編曲:
  「セビリャの理髪師」序曲
ウースメフ・アコーディオン・オーケストラ
 ヤーン・ハルシネク(コンサートマスター)
 アンドレア・カジコヴァ(第1アコーディオン)
 ペテル・イェルグシュ・パルニツァ(第2アコーディオン)
 フィリプ・オレイニク(第3アコーディオン)
 ヤナ・チュカノヴァー(第4アコーディオン)
 ヘレナ・ゴリャノヴァ(バスアコーディオン)
 サムエル・ベズナク(ピアノ、キーボード、アコーディオン)
 モニカ・オレイニコヴァ(クラヴィーア、キーボード)
 フランチシェク・レトコ(クラリネット、アルトサクソフォン)
 ミロシュ・ミルコヴィチ(ドラムス、ティンパニ、打楽器)
マルチナ・ホラー(指揮)

録音:2012年11月16-18日、初等芸術学校コンサートホール、ノヴェイ・ドゥブニツィ、スロヴァキア

 ウースメフ・アコーディオン・オーケストラは1991年スロヴァキアのトレンチアンスケ・テプリツェ初等芸術学校内に創設されたアコーディオン主体のアンサンブル。現在は非営利団体として活動しています。

 

PA 0117
\2500
ジプシー・デヴィルズの「カルメン」
 ビゼー(1838-1875)/エルンスト・シャルケジ編曲:
  序曲(*)/カルメン組曲 から 闘牛士たち/恋は野の鳥(ハバネラ)
  ハバネラの回想/カルメン組曲/セビリャの城壁近くで
  諸君らの乾杯を喜んで受けよう(闘牛士の歌)
  鈴が打ち鳴らされれば(ジプシーの歌)
  カルメン変奏曲 から 諸君らの乾杯を喜んで受けよう
 ドヴォルジャーク(1841-1904):オペラ「ルサルカ」からのアリア
ジプシー・デヴィルズ
 シュテファン・バニャク(第1ヴァイオリン) エミル・ハサラ(第2ヴァイオリン、作詞)
 シルヴィア・シャルケジオヴァー(チェロ、歌) エルンスト・シャルケジ(ダルシマー)
 ゾルターン・グルンザ(クラリネット、タロガトー) ヨゼフ・ファルカシュ(ヴィオラ)
 アレクサンドレル・ミホク(コントラバス) ゲスト:マレク・ピロ(ギター&歌(*))

録音:データ記載なし

 ジプシー・バンドの枠に収まらず、クラシック、ジャズ、ロックのミュージシャンとのコラボレーションも盛んに行っているエスノ・ミュージック・オーケストラ、ジプシー・デヴィルズがビゼーの「カルメン」に挑戦。ブックレットは無くジャケットの裏にパウル・グルダ他の賛辞が記載されているのみ。理屈ではなく、まず聴いて楽しめということなのでしょう。ジプシー・デヴィルズの動画

 

PA 0119
\2500
エフゲニー・イルシャイ(1951-):From Nowhere with Love
  From nowhere with love(ヴァイオリンとピアノのための;2008)(*/#)
  Pimpampunchi(無伴奏ヴァイオリンのための;2010)(*)
  Soundquake(アコーディオンとピアノのための;2009)(+/#)
  Exodus(ピアノと2つのタムタムのための;1996)(#)
  Summer garden - snow is falling(ピアノのための;1997)(#)
  Bahagobu(アコーディオンのための;2011)(+)
  Sonata No.3(ヴァイオリンとピアノのための;2013)(*/#)
ミラン・パリャ(ヴァイオリン)
ペテル・カティナ(アコーディオン)
エフゲニー・イルシャイ(ピアノ、タムタム)

録音:データ記載なし

 スロヴァキアで活躍するロシア人作曲家エフゲニー・イルシャイ。「From Nowhere with Love」を直訳すると「どこでもない所より愛をこめて」。ジャケットにはイルシャイの絵画作品が使われています。

 

PA 0120
\2300
ヒスパニック・スピリット
 エンリケ・グラナドス(1867-1916):詩的ワルツ集 から
   序奏−ヴィヴァーチェ/メロディコ/遅いワルツのテンポ
   ユーモラスなアレグロ/アドリブ風/プレスト/メロディコ
 ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):
  アデラ(*)/聖なる羊飼い(*)/ベツレヘムのコピリャナ(*)
  3つの小品 から 小さなセビリャナ/恋する羊飼いのコプラ(*)
 ミゲル・リョベト(1878-1938):盗賊の歌/アメリアの遺言/聖母の御子
 アグスティン・ペレス・ソリアノ(1846-1907)/
  ミリアム・ロドリゲス・ブリュロヴァー編曲:
  サルスエラ「エル・ギタリコ」から Suena guitarrico mio(*)
 アグスティン・バリオス(1885-1944):フリア・フロリダ(子守歌)
 カルロス・グアスタビノ(1912-2000)/ダニエル・ボルショイ編曲:
  渇きの底から(*)/ばらと柳(*)/二人兄弟のミロンガ(*)
 アストル・ピアソラ(1921-1992):オブリビオン
 ローラン・ディアンス(1955-):タンゴ・アン・スカイ
 カルロス・ガルデル(1890-1935)/ミリアム・ロドリゲス・ブリュロヴァー編曲:
  想いの届く日(*)
 アルド・ロドリゲス・デルガド(1955-):歌と踊り
 フェデリコ・モレノ・トロバ(1891-1982)/
  ミリアム・ロドリゲス・ブリュロヴァー編曲:
  サルスエラ「マラビリャ」から 愛、わが命の命(*)
 ヘロニモ・ヒメネス(1854-1923)/ミリアム・ロドリゲス・ブリュロヴァー編曲:
  サルスエラ「ラ・テンプラニカ」から サパテアド(*)
パヴォル・レメナール(バリトン(*))
ミリアム・ロドリゲス・ブリュロヴァー(ギター)

録音:時期の記載なし、ローマ・カトリック教会、ヘリパ、スロヴァキア

 ミリアム・ロドリゲス・ブリュロヴァー(1979年生まれ)はブラチスラヴァ音楽院および舞台芸術アカデミー、カナダのケベック大学およびラヴァル大学で学んだスロヴァキアのギター奏者。「ポピュラー音楽でギターが当たり前のように歌の伴奏をするのと同様、クラシカル歌曲の伴奏をギターで行うのは自然なこと」と考えていた彼女は2007年にパヴォル・レメナール(1974年生まれ、スロヴァキアのバリトン)の歌唱を聴いて「これだ」と確信。二人は意気投合しデュオ活動を開始しました。

 

PA 0121
\2300
ユライ・ハトリーク(1941-):繊細な混練 室内楽作品集
  アルバムの綴り−繊細な混練(ツィンバロム、オルフ教育楽器と童声のための)
   エニケー・ギンゼリ(ツィンバロム)
   ユライ・シュシャニーク、ヴラジミール・サヴィチ(打楽器)
   スロヴァキア放送児童合唱団(第25曲のみ) ブランコ・ラディチ(指揮(同))
  小さい人と大きい人−手を取り合って
   (小さいヴィオラ奏者と大きいヴィオラ奏者のための連作二重奏曲断章)
   イヴァン・パロヴィチ、ヴェロニカ・プロケショヴァー(ヴィオラ)
  ピアノのための4つの間奏曲
   クロコダイルとナイル川/小さな蝶エリーゼ/大きな太陽の下で/蝶
    フランチシェク・ペルグレル(ピアノ)
  ヘッセへのオマージュ(アルト、ヴィオラとツィンバロムのための二部作
   心の粘り強さ/格言
   ペトラ・ノスカイオヴァー(メゾソプラノ)
   イヴァン・パロヴィチ(ヴィオラ)  エニケー・ギンゼリ(ツィンバロム)
  小さい人と大きい人−手を取り合って(断章)
   イヴァン・パロヴィチ、ヴェロニカ・プロケショヴァー(ヴィオラ)
  鳥は悲しげに歌う…(左手のための幻想曲風カンツォーナ)
   ペトラ・ノスカイオヴァー(メゾソプラノ) フランチシェク・ペルグレル(ピアノ)
  Ad matrem... [The Noon]
   ブラチスラヴァ市合唱団 マルチナ・メスチツカー(フルート)
   フランチシェク・ペルグレル(ピアノ) ラジスラフ・ホラーセク(指揮)
  ヘルマン・ヘッセの格言
   シュテファン・ブチコ(朗読)
録音:2013年11月16-23日、ドヴォラナ・コンサートホール、舞台芸術アカデミー、 ブラチスラヴァ、スロヴァキア
 

PA 0122
(2CD)
\4600
ヴァイオリン・ソロ 5
 スロヴァキアの作曲家による無伴奏ヴァイオリンのための作品集
 リュドヴィート・ライテル(1906-2000):組曲
 アンドレイ・オチェナーシュ(1911-1995):心についての詩
 イリヤ・ゼリェンカ(1932-2007):4つの小品
 ロマン・ベルゲル(1930-):収束 第1番
 エフゲニー・イルシャイ(1951-):3 Huslehubky
 ユライ・ポスピーシル(1931-2007):組曲
 トマーシュ・ボロシュ(1971-):ブロック
 ユライ・ハトリーク(1941-):遮られたシャコンヌ
 ダニエル・マテイ(1963-):嵐の [Stromy]
 ユリウス・コヴァルスキ(1912-2003):6音システムによるパルティータ
 イヴァン・フルショフスキー(1927-2001):ソナタ
マリアン・パリャ(ヴァイオリン)

録音:2013年12月7-8日、ブルク邸、ポヴァシュスケー・ポドフラディエ、スロヴァキア

スロヴァキアの無伴奏ヴァイオリン作品をすべて録音してしまいそうな勢いのマリアン・パリャ。第5弾の登場です。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


PROFIL



PH 14003
(9CD)
特別価格
\6700→\5990
「モーツァルト:ピアノ協奏曲全集(21曲)/
 ブッフビンダー(ピアノ&指揮)ウィーン響」

 [CD 1]
  ・ピアノ協奏曲第5番ニ長調K.175
  ・ピアノ協奏曲第6番変ロ長調K.238
  ・ピアノ協奏曲第8番ハ長調K.246「リュッツォウ」
 [CD 2]
  ・ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271「ジュノーム」
  ・ピアノ協奏曲第19番ヘ長調K.459
 [CD 3]
  ・ピアノ協奏曲第11番ヘ長調K.413
  ・ピアノ協奏曲第12番イ長調K.414
  ・ピアノ協奏曲第13番ハ長調K.415
 [CD 4]
  ・ピアノ協奏曲第14番変ホ長調K.449
  ・ピアノ協奏曲第15番変ロ長調K.450
  ・ピアノ協奏曲第16番ニ長調K.451
 [CD 5]
  ・ピアノ協奏曲第17番ト長調K.453
  ・ピアノ協奏曲第18番変ロ長調K.456
 [CD 6]
  ・ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466
  ・ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467
 [CD 7]
  ・ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482
  ・ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488
 [CD 8]
  ・ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491
  ・ピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503
 [CD 9]
  ・ピアノ協奏曲第26番ニ長調K.537「戴冠式」
  ・ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595
ウィーン交響楽団
ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ&指揮)
 巨匠ブッフビンダーの名盤、ウィーン響弾き振り、モーツァルトのピアノ協奏曲全集。新装丁&お求め易い価格で登場

 収録:1997 年/ウィーン、コンツェルトハウス(ライヴ)/ステレオ/原盤:CALIG

 ウィーン様式に貫かれた統一感あるすぐれた演奏内容から、幅広い支持を獲得してきたブッフビンダーのモーツァルトのピアノ協奏曲全集が、このたび各ディスクの収録内容はそのままに10 年ぶりに装丁を一新、価格も大幅にお得になって登場します。
 幼少よりウィーンに学び、ウィーンの伝統を正しく受け継ぐピアニストとして、世界的に高い評価を受けるルドルフ・ブッフビンダーが、ウィーンの名門楽団ウィーン響を弾き振りして、ライヴ収録したモーツァルトのピアノ協奏曲全集は、1998 年にドイツのCALIG CLASSICS よりリリースされ、その後CALIG CLASSICS の活動終了に伴い、Profil レーベルがライセンス発売して参りました(旧品番PH04011)。
 得意のモーツァルトでみせる、ブッフビンダーの機知に富んだピアニズム、ウィーンの流儀を心得たオーケストラのニュアンスのひとつひとつに、当セットの魅力は息づいており、いつ聴いても新鮮な感動を約束してくれるものです。
 なお、付属のブックレットはトラックリストのほか、ブッフビンダーとウィーン響の略歴の記載のみとなります。


<メジャー・レーベル>


DG



479 0670
\2200→\1990
インゴルフ・ヴンダー/
 チャイコフスキー&ショパン:ピアノ協奏曲第1番

  チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23
  ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11
インゴルフ・ヴンダー(ピアノ)
サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団
指揮:ヴラディーミル・アシュケナージ
 ヴンダー待望の初協奏曲録音!

 録音:2012年6月27日-7月1日 サンクトペテルブルク

 2010年ショパン国際ピアノ・コンクール第2位、コンチェルト賞、幻想ポロネーズ賞を受賞し、国際的に活躍するのヴンダー初の協奏曲アルバム。DG録音としては第3弾になります。
 アシュケナージ指揮するサンクトペテルブルク・フィルという最高の共演者を得て、覇気溢れる演奏を聴かせてくれます。
 レパートリーはピアノ協奏曲の中でも最も人気の高いチャイコフスキーとショパンの第1番。ピアニストとしても輝かしいキャリアを重ねたアシュケナージならではのオーケストラ・サポートがピアノ・ソロを時に優しく支え、時に刺激的に鼓舞して絶妙な競演が展開されています。


インゴルフ・ヴンダー(ピアノ)  Ingolf Wunder
 1985年、オーストリアのクラーゲンフルト生まれ。4歳からヴァイオリンを始め、14歳でピアノに転向。同じく14歳でウィーン・コンツェルトハ ウスのシューベルト・ザールにピアニストとしてデビュー。クラーゲンフルトとリンツの音楽院を経てウィーン音楽芸術大学を卒業後、アダム・ハラシェヴィチ に師事。2010年第16回ショパン国際ピアノ・コンクール第2位入賞。以降国際的に活躍している。


KARAJAN没後25周年企画 
 Karajan DG3

3枚のオリジナル・アルバムを1セットにした、お買い得価格の初回限定盤です。
7/16 カラヤン没後25年の命日に合わせ カラヤン3枚組を5タイトル!


479 3443
(3CD)
\2700→\2490
オペラ管弦楽曲集
【CD1】《オペラ間奏曲集》
 ヴェルディ:歌劇『椿姫』〜第3幕への前奏曲,
 マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』〜間奏曲,
 プッチーニ:歌劇『修道女アンジェリカ』〜間奏曲,
 レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』〜間奏曲,
 ムソルグスキー:歌劇『ホヴァンシチナ』〜第4幕間奏曲,
 プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』〜第3幕間奏曲,
 シュミット:歌劇『ノートル・ダム』〜間奏曲,
 マスネ:歌劇『タイス』〜瞑想曲,
 ジョルダーノ:歌劇『フェドーラ』〜第2幕間奏曲,
 チレア:歌劇『アドリアーナ・ルクヴルール』〜第2幕間奏曲,
 ヴォルフ=フェラーリ:歌劇『マドンナの宝石』〜第3幕間奏曲,
 マスカーニ:歌劇『友人フリッツ』〜間奏曲/
【CD2】
 オッフェンバック(ロザンタール編):『パリの喜び』〜抜粋,
 グノー:歌劇『ファウスト』〜
  バレエ音楽「ワルプルギスの夜」とワルツ「そよ風のように」/
【CD3】《ロッシーニ&スッペ:序曲集》
 ロッシーニ:
  歌劇『セビリャの理髪師』序曲,
  歌劇『どろぼうかささぎ』序曲,
  歌劇『セミラーミデ』序曲,
  歌劇『ウィリアム・テル』序曲、
 スッペ:
  喜歌劇『ウィーンの朝・昼・晩』序曲,
  喜歌劇『軽騎兵』序曲,
  喜歌劇『詩人と農夫』序曲
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 この種の曲を振らせたら他の追随を許さない、実に鮮やかな演奏が展開されるカラヤンのオペラ管弦楽作品集。『パリの喜び』と『ファウスト』のバレエ音楽では、カラヤンとベルリン・フィルによるエスプリ溢れる豪奢な演奏が満喫できます。
 カラヤンのレガート且つカンタービレなスタイルは、オペラにおいて見事にその本領を発揮しました。『序曲集』も重厚さと軽快さの双方が見事に調和した演奏で、今なお根強い人気を誇っています。小品でも大曲を指揮するときと全く同じ姿勢で真剣に取り組んだカラヤンの面目躍如たるアルバムです。
 【録音】[CD1]1967年, [CD2]1971年, [CD3]1971&1969年(ステレオ:セッション)
 


479 3444
(3CD)
\2700→\2490
シベリウス、グリーグ、ニールセン名曲集
【CD1】
 シベリウス:
  交響詩『フィンランディア』Op.26,
  『トゥオネラの白鳥』Op.22-2, 『悲しきワルツ』Op.44-1,
  交響詩『タピオラ』Op.112、
【CD2】
 グリーグ:『ペール・ギュント』第1&2組曲,
 シベリウス:組曲『ペレアスとメリザンド』Op.46、
【CD3】
 ニールセン:交響曲第4番「不滅」 
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 北欧の偉大なる作曲家の管弦楽名作集。『ペール・ギュント』『悲しきワルツ』、トゥオネラ河に浮かぶ美しい白鳥を描いた『トゥオネラの白鳥』、圧政に苦しむ国民の反抗と祖国への讃美を謳い上げた『フィンランディア』。
 重厚で高機能な弦楽を下地にしつつ、大交響曲としての風格漂うニールセンの『不滅』。カラヤンとベルリン・フィルハーモニーの豊かで彫りの深い演奏は、聴く者を抒情と感動の世界に誘います。
【録音】[CD1]1984年, [CD2]1982年, [CD3]1981年(デジタル:セッション)
 


479 3445
(3CD)
\2700→\2490
シェーンベルク、ベルク、ウェーベルン:管弦楽曲集
【CD1】
 シェーンベルク:
  浄夜Op.4(1943年弦楽合奏版),
  管弦楽のための変奏曲Op.31,
【CD2】
 ベルク:
  管弦楽のための3つの小品Op.6, 叙情組曲からの3つの楽章,
 シェーンベルク:交響詩『ペレアスとメリザンド』Op.5,
【CD3】
 ウェーベルン:
  パッサカリアOp.1, 5つの断章Op.5,
  管弦楽のための6つの小品Op.6, 交響曲Op.21
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 精緻かつスケール豊かな表現で聴く新ウィーン楽派
 カラヤン指揮による『新ウィーン楽派』の管弦楽作品集。1974年に発売され、1970年代の同コンビの絶頂期を刻印した記念碑的名盤です。
 レコードという形でこれらの作曲家の作品を幅広く知らしめることに大きく貢献することになった画期的な名録音でもあります。
 カラヤンの精緻かつスケール豊かな表現と、それに万全に応えるオーケストラの完璧な合奏力を堪能できます。録音にあたってはカラヤンが私財を投じたともいわれています。
 【録音】[CD1]1973&1974年, [CD2]1972〜1974年, [CD3]1973〜1974年(ステレオ:セッション)
  


479 3446
(3CD)
\2700→\2490
アイネ・クライネ・ナハトムジーク〜管弦楽名曲集
【CD1】
 モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークK.525,
 グリーグ:ホルベルク組曲Op.40,
 プロコフィエフ:古典交響曲Op.25,
【CD2】
 ビゼー:『アルルの女』第1&2組曲, 『カルメン』組曲,
【CD3】
 レスピーギ:
  ローマの噴水, ローマの松, リュートのための古代舞曲とアリア第3組曲,
 ボッケリーニ:マドリードの夜警隊の行進,
 ジャゾット:アルビノーニのアダージョ
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 モーツァルトとグリーグの弦楽合奏のための名曲がベルリン・フィルの磨き抜かれた弦楽アンサンブルによって輝きに満ちて刻印されています。冴え渡った木管セクションの軽妙洒脱な歌いまわしによる色彩豊かな生命力溢れるビゼーも聴きものです。レスピーギでは、オーケストラ演奏の極限を追求したカラヤンならではの超名演奏が堪能できます。しなやかさと迫力を併せ持ったレスピーギの名作が、これほどまでに表現し尽くされた演奏はカラヤン以前ではありえなかったものです。
 【録音】[CD1]1981年, [CD2]1984&1982年, [CD3]1978&1969年
 


479 3447
(3CD)
\2700→\2490
チャイコフスキー・マスターピース
【CD1】
 チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
【CD2】
 チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調Op.48,
 ドヴォルザーク:弦楽セレナード ホ長調Op.22
【CD3】
 チャイコフスキー:
  バレエ「眠れる森の美女」組曲Op.66a,
  バレエ「白鳥の湖」組曲Op.20,
  バレエ「くるみ割り人形」組曲Op.71a
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 流麗さと豊かなニュアンスがもたらす深い感動のチャイコフスキー
 カラヤンはチャイコフスキーを大変得意とし、なんと『悲愴』に関しては生涯に7度の正規録音を遺しました。
 ここに収録されているのは1976年のベルリン・フィルとの録音。ベルリン・フィルとは4度目にして最後の録音となったもので、カラヤンとベルリン・フィルの良好な関係から生み出された流麗さ、豊かなニュアンスが忘れがたい名盤です。
 3大バレエは、壮年期のカラヤンと手兵ベルリン・フィルハーモニーによる起伏の烈しいダイナミックな演奏で、現在でも眩いまでの輝かしさ失う事がありません。
 【録音】[CD1]1976年, [CD2]1980年, [CD3]1971&1966年




 

DECCA



478 6690
\2200→\1990
《ニコラ・ベネデッティ/スコットランド幻想曲〜帰郷》
 ブルッフ:スコットランド幻想曲/
 バーンズ:やさしくキスをして/
 スコットランド民謡:オールド・ラング・ザイン/
 バーンズ:我が恋人は紅き薔薇/
 スキナー:ハリケーン・セット/
 スキナー:The Dean Brig O’ Edinburgh - Banks Hornpipe/
 カニンガム:Aberlady/
 カニンガム:Mouth Music & Tunes Set/
 カニンガム:The Gentle Light That Wakes Me/
 スコットランド民謡:ともに歩もう/
 スコットランド民謡:ロッホ・ローモンド
ニコラ・ベネデッティ(ヴァイオリン、フィドル)
BBCスコティッシュ交響楽団/
指揮:ロリー・マクドナルド 他
 スコットランド出身のニコラ・ベネデッティが奏でる故郷のメロディ!
 歌心あふれるニコラ・ベネデッティが、ヴァイオリンとフィドルを弾いて美しく郷愁溢れるメロディの宝庫、スコットランドの作品を新録音!
 ブルッフのスコットランド幻想曲に加え、ニコラの地元スコットランドの民謡などを集めたアルバムで、スコットランドらしい心に残る美しいメロディが随所にちりばめられています。
 ニコラはヴァイオリンの他、ヴァイオリンに似た民族楽器フィドルも披露。曲によっては、アコーディオンやヴォーカルが加わるなど、スコットランド音楽の魅力が多彩なスタイルで展開されています。
 録音:2014年1月 スコットランド
 


4786757
(6CD)
\7000→\6390
いきなり新録音全集!ソリストもすごい!
 ビエロフラーヴェク&チェコ・フィル/
  ドヴォルザーク交響曲&協奏曲全集

   交響曲第1番〜第9番
   チェロ協奏曲 ロ短調 作品106
   ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品53
   ピアノ協奏曲 ト短調 作品33
    ◆24bit/96kHzで収録
フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn)
ギャリック・オールソン(P)
アリサ・ワイラースタイン(Vc)

チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:イルジー・ビエロ・フラーヴェク
 艶やかな弦セクションのサウンドで魅せる新録音!
 1960年代のケルテス録音以来となるDECCAのドヴォルスザーク・チクルス。今回はチェコ・フィル&首席指揮者、ビエロフラーヴェクによる演奏です。
 ビエロフラーヴェクにとってチェコ・フィルの首席指揮は1990年-1992年に引き続き2度目となりますが、両者の良好な関係は昨年の来日公演でも周知のところです。
 ビエロフラーヴェクがチェコ・フィルに生き生きとした活力を吹き込み、満を持して行われたこのチクルスでは、交響曲全曲に加え、協奏曲3曲も取り上げられています。
 チェロ協奏曲のみは単独で既に発売されていますが、その他の曲はすべて初出となります。ムターとならび賞されるドイツの中堅ヴァイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマンにるヴァイオリン協奏曲、ギャリック・オールソンによるピアノ協奏曲も全てチェコ・フィルの本拠地であるドヴォルザーク・ホールで収録されました。
 懐かしき郷愁、抒情の裏でふつふつとたぎる骨太なスラヴ魂をご堪能下さい。
 録音:2012年11月&12月、2013年11月&12月 (交響曲) 2013年6月(チェロ協奏曲)、2013年12月(Vn協奏曲) 2013年7月(ピアノ協奏曲) プラハ、ドヴォルザーク・ホール
 


4787584
(2CD)
\2400→\2190
カルロ・ベルゴンツィ/崇高なる歌声
【CD1】
 プッチーニ:歌劇『ボエーム』より
  「冷たい手」「うるわしい乙女よ」「ミミは重い病気にかかっている」
  「本当に終わったのか」「馬車の中で?」/
 プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』より
  「世界中どこでも」「変わらぬ愛を」「彼女の苦しみを」「さよなら花咲く家よ」/
 マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より
  「ああ!見たか、おまえは何で言ったんだ」/
 レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』より「衣装をつけろ」/
 ヴェルディ:歌劇『ドン・カルロ』より「ともに生き、ともに死ぬ」/
 ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より
  「あれかこれか」「彼女が誘拐された」「涙を流すのが見えるようだ」
  「力強い愛が私を呼んでいる」「女は気まぐれ」「美しい愛の娘よ」/
 ヴェルディ:歌劇『オテロ』より「主よ!あなたは私の頭上に」/
【CD2】
 ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』より
  「もう一度彼女に会える」「さあ、言ってくれ、彼女が忠実に私を待っているかを」
  「冗談かあるいは寓言か」「わたしはおまえのそばにいるぞ…わたしを愛して」
  「彼女は、やっと屋敷にたどりついて」「もしも、わたしが永遠におまえを失ったとしても」/
 プッチーニ:歌劇『トスカ』より「星は光りぬ」/
 プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』より「いままでこんな美人見たことない」/
 ヴェルディ:歌劇『アイーダ』より「清きアイーダ」「また会えたのだね、私の愛しいアイーダ」/
 ポンキエッリ:歌劇『ジョコンダ』より「空と海」/
 ヴェルディ:歌劇『椿姫』より
  「思い出の日から」「あの人のそばを離れて」「僕の燃える心の」
  「ああ、自責の念が」「愛する人よ、パリを離れよう」/
 ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』より
  「地上に独り」「ああ!そうなのだ、愛する人よ」「火あぶりの恐ろしい炎が」/
 チレア:歌劇『アドリアーナ・ルクヴルール』より
  「あなたの中に母の優しさと微笑みを」「心は疲れて」
カルロ・ベルゴンツィ(T)/
トゥリオ・セラフィン(指揮),
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮),
ゲオルク・ショルティ(指揮),
ラファエル・クーベリック(指揮),
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮),
ランベルト・ガルデルリ(指揮),
ジョン・プリッチャード(指揮), 他
 ベルゴンツィの輝かしいテノール
 「Sublime=崇高な」そんなタイトルを持つこのアルバムには、カルロ・ベルゴンツィ(1924-)の輝かしい声がぎっしり詰まっています。
 イタリアに生まれ、バリトン歌手として活動を開始しますが、歌っていくうちに自らの声の可能性に気がつき、テノール歌手に転向したというベルゴンツィ。フランコ・コレッリとは同世代であり、イタリアオペラ界の人気を二分したことでも知られています。特にヴェルディを得意とし、安定した歌唱と力強く情熱的な表現が聴衆の心を魅了しました。
 この2枚組には彼の全盛期であるデビュー間もなくの1957年から、1974年までの輝かしい歌唱を収録。この不世出の歌手の魅力をじっくり味わえるものです。
 2001年に発売された同タイトル・アルバム(467 232)の、ベルゴンツィの90歳を記念しての再発売商品です。
  【録音】1957〜1974年
 


478 7373
(17CD)
\7000→\6490
《カルロ・ベルゴンツィ〜ザ・ヴェルディ・テナー》
【CD1〜2】
 歌劇『アイーダ』(全曲)〜
  [録音:1959年9月, ウィーン、ゾフィエンザール]
カルロ・ベルゴンツィ(T:ラダメス),
レナータ・テバルディ(Sp:アイーダ),
フェルナンド・コレナ(Bs:エジプト王),
ジュリエッタ・シミオナート(Ms:アムネリス), 他
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
ウィーン楽友協会合唱団,
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
【CD3〜4】
 歌劇『仮面舞踏会』(全曲)
  [録音:1960〜1961年, ローマ聖チェチーリア音楽院]/
ビルギット・ニルソン(Sp),
カルロ・ベルゴンツィ(T),
コーネル・マックニール(Br),
ジュリエッタ・シミオナート(Ms),
シルヴィア・スタールマン(Sp),
トム・クラウゼ(Br),
フェルナンド・コレナ(Bs), 他,
ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団&合唱団,
ゲオルク・ショルティ(指揮)
【CD5〜6】
 歌劇『椿姫』(全曲)
  [録音:1962年11月, ペルゴラ劇場]/
ジョーン・サザーランド(Sp:ヴィオレッタ),
カルロ・ベルゴンツィ(T:アルフレード),
ロバート・メリル(Br:ジェルモン), 他,
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団,
ジョン・プリッチャード(指揮)
【CD7〜9】
 歌劇『ドン・カルロ』(全曲)
  [録音:1965年6〜7月, ロンドン・オペラ・センター]/
カルロ・ベルゴンツィ(T:ドン・カルロ),
レナータ・テバルディ(Sp:エリザベッタ),
ニコライ・ギャウロフ(Bs:フィリッポ2世),
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br:ロドリーゴ),
グレース・バンブリー(A:エボリ公女), 他,
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団,
ゲオルグ・ショルティ(指揮)
【CD10〜11】
 歌劇『リゴレット』(全曲)
  [録音:1964年7月, ミラノ・スカラ座]/
カルロ・ベルゴンツィ(T),
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br),
レナータ・スコット(Sp),
フィオレンツァ・コッソット(Ms),
イーヴォ・ヴィンコ(Bs), 他
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団,
ラファエル・クーベリック(指揮)
【12〜13】
 歌劇『トロヴァトーレ』(全曲)
  [録音:1962年7月, ミラノ・スカラ座]/
カルロ・ベルゴンツィ(T: マンリーコ),
アントニエッタ・ステッラ(Sp: レオノーラ),
エットーレ・バスティアニーニ(Br: ルーナ伯爵),
フィオレンツァ・コッソット(Ms: アズチェーナ),
イーヴォ・ヴィンコ(Bs:フェランド), 他
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団,
トゥリオ・セラフィン(指揮)
【CD14〜16】《オペラ・アリア集》
 歌劇『オベルト』より「Ciel che feci!... di qual sangue.」,
 歌劇『1日だけの王様』より「長い悲しみに」,
 歌劇『ロンバルディ』より「私の喜びを」,
 歌劇『エルナーニ』より「ありがとう、愛する友たちよ」,
 歌劇『二人のフォスカリ』より「夜よ!ここを支配している無窮の夜よ!」,
 歌劇『ジョヴァンナ・ダルコ』より「Nel suo bel volto」,
 歌劇『アルツィラ』より「Miserandi avanz」,
 歌劇『アッティラ』より「Qual notte!」「ここが約束の場所」,
 歌劇『マクベス』より「おおわが子よ」,
 歌劇『群盗』より
  「Quando io leggo in Plutarco」「Come splendido e grande」,
 歌劇『海賊』より「俺が捕虜とは」,
 歌劇『レニャーノの戦い』より「何よりも寛大なロンバルディアの地よ…母の看護で」,
 歌劇『ルイザ・ミラー』より「おお、私の目を否定できない」,
 歌劇『リゴレット』より「あれかこれか」「彼女が誘拐された」「女心の歌」,
 歌劇『トロヴァトーレ』より「いとしの君よ」,
 歌劇『椿姫』より「あの人のそばを離れて」,
 歌劇『シチリア島の夕べの祈り』より「モンフォルテの命令だ」,
 歌劇『シモン・ボッカネグラ』より「Oh inferno...Sento avvampa」,
 歌劇『アロルド』より「シリア国の燃えさかる太陽の下で」,
 歌劇『仮面舞踏会』より
  「さあ、言ってくれ、彼女が忠実に私を待っているかを」
  「永久に君を失えば」,
 歌劇『運命の力』より「不幸な者にとって生きていることは地獄だ」,
 歌劇『ドン・カルロ』より「フォンテンブロー!人里離れ どこまでも広い森」,
 歌劇『アイーダ』より「清きアイーダ」,
 歌劇『オテロ』より「主よ!あなたは私の頭上に」「私を恐れるな」,
 歌劇『ファルスタッフ』より「喜びの歌はいとしい人の唇から出て」〜
    [録音:1972&1974年9月、ウェンブリー・タウン・ホール]/
カルロ・ベルゴンツィ(T)
ネッロ・サンティ(指揮)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団,
ランベルト・ガルデッリ(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
【CD17】《オペラティック・リサイタル》
 ヴェルディ:
  歌劇『アイーダ』より「清きアイーダ」,
  歌劇『ルイザ・ミラー』より「おお、私の目を否定できない」,
  歌劇『運命の力』より「不幸な者にとって生きていることは地獄だ」,
  歌劇『トロヴァトーレ』より「ああ、美しい人」,
  歌劇『仮面舞踏会』より「永久に君を失えば」,
 マイヤベーア:歌劇『アフリカの女』より「おお、パラダイス」,
 ジョルダーノ:歌劇『アンドレア・シェニエ』より「五月の晴れた日のように」,
 チレア:歌劇『アドリアーナ・ルクヴルール』より
  「あなたの中に母の優しさと微笑みを」「心は疲れて」,
 プッチーニ:歌劇『トスカ』より「妙なる調和」,
 プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』より「なんとすばらしい美女」〜
   [録音:1957年7月, ローマ聖チェチーリア国立音楽院]
カルロ・ベルゴンツィ(T)
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮)
ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
偉大なるヴェルディ歌手、カルロ・ベルゴンツィの神髄
 比類なきヴェルディ歌手、カルロ・ベルゴンツィ(1924-)の神髄。彼の90歳を記念しての完全限定生産ボックスです。
 アイーダ、仮面舞踏会、椿姫、ドン・カルロ、リゴレット、トロヴァトーレは全曲、その他にヴェルディ・アリア集が2枚分、そして1枚分はヴェルディと様々な作曲家のアリアが収録されています。
 1959年のアイーダは、ベルゴンツィの歌唱はもちろんのこと、これまた情熱的なカラヤンの指揮も聞きものです。
 きびきびとしたショルティの「仮面舞踏会」ではスタイリッシュな歌唱、「パリを離れて」の絶唱で知られる「椿姫」、こちらもスピーディなショルティの指揮で丁寧な歌唱が光る「ドン・カルロ」、フィッシャー・ディースカウとの絡みが素晴らしい「リゴレット」、超名演として知られる「トロヴァトーレ」。この全曲だけでも永久保存の価値ありです。
 120ページのブックレット付。なお、歌詞・対訳は付属しません。




<国内盤>


BERLINER PHILHARMONIKER RECORDINGS


ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の自主レーベル第1弾



KKC 9083
(1Blu-ray Disc Video&
Audio+2CD
Download Code
Digital Concert Hall Voucher)
\9000+税
シューマン:交響曲全集
 CD1
  (1)-(4) 交響曲第1番 変ロ長調 作品38《春》31’07
  (5)-(8) 交響曲第4番 ニ短調 作品120(1841)24’57
 CD2
  (1)-(4) 交響曲第2番 ハ長調 作品61 38’04
  (5)-(9) 交響曲第3番 変ホ長調 作品97《ライン》 30’38
 ボーナス・ビデオ
  *サー・サイモン・ラトル、シューマンを語る
  *録音製作の舞台裏
  *ベルリン・フィルの「デジタル・コンサートホール」について
   (言語:英語・ドイツ語/35mm)
サー・サイモン・ラトル(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の自主レーベル第1弾
 ラトル指揮のシューマン交響曲全集、美麗パッケージ、高音質、豪華特典つき!

 ダウンロード・コード:交響曲第1-4 番のオリジナル・ハイレゾ音源(192kHz/24bit)

 デジタル・コンサートホール:ベルリン・フィルの映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」を7日間無料視聴できるチケット・コードが封入されています。

 Blu-ray:交響曲第1-4番
  このBlu-ray ディスクには96kHz/24bit の音声トラックとコンサート映像の両方のコンテンツが収録されています。

 ブルーレイ・ディスク・オーディオ:96kHz/24bit、2.0 PCM Stereo、5.0 DTS-HD MA、125mm
 ブルーレイ・ディスク・ビデオ:画面:Full HD 1080/60i 16:9、音声:2.0 PCM Stereo 、5.0 DTS-HD Master Audio、リージョン:All、140mm
 録音:2013 年2 月14-16 日(第3番)、2 月20-22 日(第2番)、10 月31 日-11 月2 日(第1&第4番)ベルリン・フィルハーモニーをダウンロードするためのURL とそのパスワードが封入されています。
 日本語解説付き

 2014 年、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が、自主レーベル「ベルリン・フィル・レコーディングス」をスタートいたします。
 ベルリン・フィルでは、ネット映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」で新時代のコンサート体験を提供してきましたが、「ベルリン・フィル・レコーディングス」では、本格的なレコード制作を、新しい視座で行っていくことになりました。
 それは商品仕様にも反映され、初回タイトルのサー・サイモン・ラトル指揮による「シューマン:交響曲全集」には、96kHz/24bit 高品位音声トラックが収録されたブルーレイ・ディスク・オーディオ、ハイビジョン映像を収録したブルーレイ・ディスク・ビデオの両方のコンテンツが含まれたブルーレイ・ディスクが1 枚とCD2 枚組が含まれています。さらに、全曲の192kHz/24bit ハイレゾ音源をダウンロードできるコードを封入。また、デジタル・コンサートホールの7 日間チケットも添付され、ベルリン・フィルの演奏を、多面的に体験いただける内容となっています。また、CD及びブルーレイ・オーディオ、ダウンロードの音源は、コンサート映像の音とは異なり、音のみで入念にマスタリングした音質となっています。パッケージは、ハードカバー型の美麗で豪華な装丁となっています。デザインは、KPM(プロイセン王立陶器製作所)のオリジナル創作陶器花瓶によっています。シューマンの交響曲にインスパイアされた花瓶をモチーフし、当エディションのために、KPM により特別にデザインされたものです。花瓶の形状と柄は、シューマンが生きていた19 世紀前半のオリジナルにより、形状は、ユーリウス・ヴィルヘルム・マンテル(1820-1896)の「中国風花瓶」を土台にしています。8 月には、このシューマンの交響曲全集をLP にてリリース予定。オーディオ・ファンの方々には、さらに追及した音質でお楽しみいただけます。
 この演奏は、2013 年2 月、11 月にベルリン・フィルハーモニーでライヴ録音されました。また今回の全集では、交響曲第4 番は通常の改訂版ではなく、1841 年の初稿により演奏されています。ラトルはこの版を特に評価し、「軽快さ、可憐さ、美しさに満ちている」と呼んでいます。彼はレーベルのスタートにあたり、「シューマンの交響曲は、ベストセラーではないかもしれません。しかし我々にとっては、非常に重要なレパートリーです。それゆえこれらの作品でレーベルをスタートすることは、とても素晴らしいアイディアだと思います。我々は、これらの作品に独自の考えを持っているのです」と述べています。
 「ベルリン・フィル・レコーディングス」では、今後、年に数タイトルをリリースしてゆく予定です。


















6/4(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


TOCCATA



TOCC-24
\2600→\2390
ユリウス・レントヘン:室内楽作品集 第1集 ヴァイオリンとピアノのための作品集 第1集
 1.ロマンス ト短調/2-5.ソナタ ホ長調 Op.40/
 6.独奏ヴァイオリンのための幻想曲/
 7-11.ヨトゥンヘイムから/12-14.三部作のソナタ
佐原敦子(ヴァイオリン)/
ジョン・レネハン(ピアノ)
録音 2008年3月26-28日 サセックス チャンプ・ヒル,ミュージック・ルーム
 オランダで活躍したドイツ人の作曲家、音楽教師ユリウス・レントヘン(1855-1932)。父はゲヴァントハウス管のヴァイオリニストであり、母はピアニストという音楽家の家庭で生まれ、幼い頃から父母に音楽を学び、当然のように神童として名を上げ、数多くの音楽家たちとも親交を持ち、25曲の交響曲、17曲の協奏曲、32曲の弦楽四重奏曲、14曲のピアノ三重奏曲など驚異的な数の作品を残しています。彼の作品からは同世代のシューマン、リスト、ブラームスの影響も感じられますが、基本的には穏健な作風を少しずつ発展させ、時代に即した音楽を書いた人です。この中の「ヨトゥンヘイムから」はグリーグの影響を受けた作品で、ノルウェイの民謡に基づく旋律が使われています。ヴァイオリニスト佐原敦子さんは芸大で学んだ後、ウィーンに留学し、ヨハネス・マイスル氏に師事した人。日本国内をはじめ、世界中で幅広く活躍している期待のヴァイオリニストです。東欧の音楽にも造詣が深く、その熱き情熱を秘めた歌心は高く評価されています。
 

TOCC-104
\2600
ニコライ・ペイコ:ピアノ作品全集 第1集
 1.バラード(1939)/2-5.ピアノ・ソナタ 第1番(1946-1954)/
 6.変奏曲(1957)/7-8.ソナチネ 第2番(1957)/9.ブィリーナ(1966)/
 10-12.ピアノ・ソナタ 第2番(1972-1975)/
 13-15.2台ピアノのための演奏会用三部作(1986) ※初録音
ドミトリー・コロステリョフ(ピアノ)/
マリア・ジェメシウク(ピアノ…13-15)
録音 2008年5月27日-7月7日 モスクワ グネーシン音楽大学・コンサートホール
 音楽的な家庭に生まれ、幼い頃からピアノの才能を発揮し、モスクワ音楽院でミヤスコフスキーに学び、9曲の交響曲と、多くの管弦楽曲、弦楽四重奏曲やピアノ曲などに優れた作品を残したニコライ・ペイコ。教師としても優秀で、グバイドゥーリナも彼から指導を受けたことが知られています。
 しかし、当時のソビエトの作曲家の例に漏れず、彼も政権によってその活動を制限され、その作品のほとんどは現在忘れられてしまっています。しかし彼の作品からは、当時のロシアの文化の香りが確かに感じられます。ピアノ作品はオーケストラのような厚みを持つ音で構成されていますが、それは、まるで交響曲を書く間の息抜きのように、シンプルなフォームを持っています。もちろん高い技術を要する高度な手法で書かれています。
 1979年生まれのピアニスト、コロステリョフは現代ロシアの作品を得意とするピアニスト。鋭い打鍵と高い表現力を持つ人です。
  


TOCC-193
\2600→\2390
ミェチスワフ・ヴァインベルク:交響曲 第21番 他
 1-4.交響詩「ポーランドの音」 Op.47-2/
 5-10.交響曲 第21番「カディッシュ」Op.152 ※初録音
ヴェロニカ・バルテニェワ(ソプラノ…トラック10)/
シベリア交響楽団/
ドミトリー・ヴァシリエフ(指揮)
録音 2013年4月2-3日 シベリア オムスク,オムスク・フィルハーモニック・ホール
 最近、NAXOSレーベルでも次々にその作品がリリースされ、世界的評価がぐんぐん高まっている作曲家ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996)。彼はご存知の通り、1919年にワルシャワで生まれ、1939年にポーランドに侵攻したナチスを逃れモスクワに亡命、モスクワでショスタコーヴィチの親友になったことで知られます。
 ヴァインベルクはその生涯に26曲の交響曲、7作のオペラ、17曲の弦楽四重奏をはじめとした膨大な作品を残しましたが、その作風はショスタコーヴィチに強い影響を受けていて、ヴァインベルク作品に見られる対位法の用い方や、メロディに対する鋭い感覚、そして悲痛な旋律と劇的な展開は確かにショスタコ風と言えなくもありません。
 ここでは初期の作品である交響詩「ポーランドの音」と、最後から2番目の交響曲で、ワルシャワのゲットーで犠牲になったポーランドの人々に捧げた「カディッシュ」が収録されています。この交響曲でも声楽が用いられ、深い悲しみの中にも淡い希望を感じさせるヴァインベルクらしい音楽を聴くことができます。
 

TOCC-203
\2600
フランソワ・クープラン:2台のハープシコードのための作品集 第1集
 1-14.諸国の人々- 第4組曲「ピエモンテ人」/
 15.クラブサン組曲 第2巻 第6組曲-第5番「神秘的なバリケード」/
 16.王宮のコンセール 第1番-メヌエットとトリオ/
 17.クラブサン組曲 第3巻 第16組曲-第7番「陽気な町」/
 18-34.諸国の人々- 第2組曲「スペイン人」/
 35.クラブサン組曲 第3巻 第14組曲-第6番「ジュリエ」/
 36.王宮のコンセール 第3番-ミュゼット
ヨッヒェヴェド・シュヴァルツ(ハープシコード)/
エマー・バックリー(ハープシコード)
録音 2013年10月6-7.13-14.20-24日 パリ,ナーゼル・ハープシコード・ワークショップ
 多くの音楽家を輩出したフランスの「クープラン家」。この中でも一際才能があったのは、この「フランソワ・クープラン(1668-1733)」でした。彼の作品の中でも最も知られているのが、4巻からなるクラブサン曲集で、この中には230もの小さな曲がひしめきあい、小さな組曲を形成しています。
 当時の組曲は大抵、アルマンドやクーラント、ガボットなどというよくある名前がついていましたが、クープランの作品はもっと多彩な名前を持ち、このアルバムにも収録されているような人の名前や感情を示す言葉が使われた楽しいものとなっています。
 この2台のハープシコードのための作品集は、通常1台のハープシコードで演奏するクープラン作品のうちの何曲かについて、クープラン自身が「2台で演奏するのが望ましい」と書き記していたという言葉を忠実に守ったもので、実際に聞いてみると、その迫力に驚くと同時に、この色彩感に圧倒されることは間違いありません。第2集も楽しみです。
 

TOCC-211
\2600
ハロルド・シェイペロウ:ピアノ作品集
 1-3.ピアノ・ソナタ ヘ短調(1948)/4.変奏曲 ハ短調(1947)/
 5-7.4手のソナタ(1941) ※初録音・・・1-4
シャリー・ピンカス(ピアノ)/
イヴァン・ヒルシュ(ピアノ・・・5-7)
録音 2013年6月10-11日・・・1-3.5-7, 2013年9月30日・・・4 ボストン WGBHラジオ,フラスター・パフォーマンス・スタジオ
 昨年の夏にこの世を去った作曲家シェイペロウ(1920-2013)。彼は1940年代に頭角を現したアメリカの作曲家で、いわゆる「ボストン六人組」・・・アーサー・バーガー、レナード・バーンスタイン、アーロン・コープランド、ルーカス・フォス、アーヴィング・ファイン・・・に属する人でした。なかでもバーンスタインとはしばしばピアノ・デュオを組み活躍していましたが、しばらくして辞めてしまったことでも知られています。
 彼の作品はストラヴィンスキーのように新古典派主義の言語を用いており、同時代の作曲家たちがモダニズムの波に乗るのを見ても、自らの作風を変えることはしませんでした。この初期の3つのピアノ曲は、現代的な雰囲気の中にも。ベートーヴェンやシューベルトの面影が見えるような過去を包含するもの。アメリカの現代作品の幅広さを感じさせます。
 

TOCC-236
\2600
エイミー・ウッドフォルデ=フィンデン:東洋風の歌曲集
 1-4.4つのインド風愛の詩(1902)/5-10.ダマスカスの恋人(1904)/
 11-16.「ジェラム川の上で」より6つの歌曲(1906)/
 17-21.エジプトの夢(1910)/
 22-25.砂漠の星(1911)/26-30.ダマスカスのミルテ(1918)
マイケル・ハリウェル(バリトン)/
ディヴィッド・ミラー(ピアノ)
録音 2013年12月2-5日 シドニー音楽大学,リサイタル・ホール・ウェスト
 エイミー・ウッドフォルデ=フィンデン(1860-1919)は19世紀末から20世紀初頭のイギリスでひっそりと創作活動をしていた女性です。彼女はイギリス仕官の妻であり、夫に付随してインドからエジプト、シリア、日本にも来ていたといい、その異国の風情を美しい音楽に仕上げ、静かな人気を博したのでした。
 「4つのインド風愛の詩」は、当時流行したローレンス・ホープ(これは実はペンネームであり、本当はやはりイギリス仕官を夫に持つヴァイオレット・ニコルソンという女性)の詩を用いた曲で、インドの風景に熱い恋の思いを重ね合わせた情熱的な歌詞を持つものです。中でも第3曲目の「カシミールの歌」はその甘い雰囲気のためか、ベストセラーになり、今でも歌い継がれています。ここではそんな彼女の「他の作品」も聴いていただけます。瑞々しさと柔らかな感性は、ぎこちなさもあるものの、磨かれる前の原石のような美しさと震える胸のときめきを抱いています。
 


TOCC-237
\2600→\2390
シャルル=ヴァランタン・アルカン=ヴィアナ・ダ・モッタ:編曲全集
 1-8.ピアノ・ソロのための「8つの祈り」/
 9-17.4手ピアノのための「9つの前奏曲」/
 18.2台ピアノのための「ベネディクトゥス」Op.54
ヴィンチェンツォ・マルテンポ(ピアノ)/
エマニュエル・デルッチ(第2ピアノ)
録音 2013年12月3-5日 ジェノア,マルコ・バルレッタ・ピアノフォルティ
 ポルトガルのピアノの巨匠ヴィアナ・ダ・モッタ(1868-1948)は、音楽愛好家の父のもとに生まれ、幼い頃からピアノ演奏に才能を示しました。リスボン国立音楽院で学び、ベルリンに留学、ここれはシャルヴェンカ兄弟に師事、その後はヴァイマールでフランツ・リストの最後の弟子になります。ピアニストとして名声を得て、またジュネーヴの音楽院では最上級クラスを受け持つなど大活躍をしました。
 そんなダ・モッタですが、当時名声を博していたアルカン(1813-1888)の重要性も強く理解していたようです。そのためか、アルカンのオルガンやペダルピアノのための作品を、ピアノソロと連弾、2台ピアノのために編曲することを試みました。もともと複雑に書かれたアルカンの作品ですが、これらがきちんと整理され、美しく鳴り響くのを聴くのは、アルカンマニアにとっても大いなる喜びと言えるでしょう。CDの容量の限界近い84分の音楽がぎっしり詰まった1枚です。
 
TOCC-238
\2600
マルコス・ポルトゥガル:作品集
 1-9.聖母の晩課 ハ長調 P02.31, P02.24/
 10-19.4声のミサ曲 ヘ長調 P01.13
アンサンブル・トゥリクム/
マティアス・ヴァイベル&
ルイス・アウベス・ダ・シルバ(指揮・監督)
録音 2013年9月27日 チューリヒ,聖ペーター教会
 ポルトガルの音楽と言えばファドなどの民俗音楽ばかりが頭に浮かびますが、モーツァルトやベートーヴェンの時代、南米ポルトガルではどのような音楽が聴かれていたのでしょうか?そんな疑問を解消してくれるのが、このアルバムです。ここで取り上げられている作曲家マルコス・ポルトゥガル(1762-1830)は当時最も有名なオペラ作曲家で、当時建設されたリスボンの最も先進的なオペラハウス「サン・カルルシュ国立劇場」の音楽監督を努め、自作を多く上演したのでした。
 彼は50作ほどのオペラ作品を160作以上の宗教合唱作品を書き、その多くは、音楽を学んだイタリアの様式を持っていて、この2つの作品も、保守的で荘厳な作風の中にもオペラの影響も感じさせるものです。ただ合唱の中に女声がないことと、オーケストラにヴァイオリンが用いられていないことが、作品に若干の暗さをもたらしているのはとても興味深い事象と言えそうです。




HEVHETIA


HV 0054-2
\2300
あふれるクリスタル ツィンバロムのための現代音楽
 ヴラジミール・ボケス(1946-):
  エニケーのチャールダーシュ [Csardas EnikQnek] (2004)
 イシュトヴァーン・ラーング(1933-):
  コンチェル・ドゥオタンテ [Concer duotante](2010)(*)
 テオ・ブラントミュラー(1948-2012):
  5つの夜の絵 [Bilder der Nacht] (2004/2005)
 ハンス・ヨアヒム・ヘスポス(1938-):サントゥール [Santur] (1972)
 ルイージ・マンフリン(1961-):
  あふれるクリスタル II [Overflowing Crystals II] (2009)(*)
 ユライ・ハトリーク(1941-):エニケーのために [Fur EnikQ] (2009-2011)
  瞳の涙/難しい決断/穏やかな光/ヘッセへのオマージュ
エニケー・ギンゼリ(ツィンバロム)
アンドラーシュ・フェイェール(トロンボーン(*))

録音:データ記載なし

 ハンガリーを中心とする地域の民族楽器ツィンバロムのために書かれた作品集。ボケスとハトリークはスロヴァキア、ラーングはハンガリー、ブラントミュラーとヘスポスじゃドイツ、マンフリンはイタリアの作曲家。
 エニケー・ギンゼリはスロヴァキアの首都ブラチスラヴァで生まれ(たぶんハンガリー系)、ブラチスラヴァ音楽院、フランツ・リスト音楽院(ブダペスト、ハンガリー)で学んだ後、ザール音楽大学(ザールブリュッケン、ドイツ)を2005年に卒業したツィンバロム奏者(女性)。中世から現代に至る幅広いレパートリーを持つヴィルトゥオーゾであり、特にソロおよび他の楽器とのアンサンブルに精力的に取り組む彼女は多くの作曲家を触発し、数々の新作を捧げられています。





HUDOBNE CENTRUM(MUSIC CENTER SLOVAKIA)


HC 10025
\2300
ミラン・パリャ ヴァイオリン/ヴィオラと管弦楽のための音楽
 ユライ・ベネシュ(1940-2004):
  冬の音楽 [Musica d'inverno] (ヴァイオリンと管弦楽のための;1992)(*)
 エフゲニー・イルシャイ(1951-):アシラの歌 [Ashira Songs](*)
 フランチシェク・グレゴル・エンメルト(1940-):
  ヤコブの戦い [Jacob's Fight] (ヴィオラと室内弦楽合奏のための;2009)(+)
 アリフレト・シュニトケ(1934-1998):
  モノローグ [Monologue] (ヴィオラと室内管弦楽のための;1989)(+)
ミラン・パリャ(ヴァイオリン(*)、ヴィオラ(+))
チェコ・ヴィルトゥオージ
オンドレイ・オロス(指揮)

録音:2009年10月18日、11月28日、スタディオン・ブルノ、ブルノ、チェコ 発売:2010年

 現代音楽を得意とするスロヴァキアのヴァイオン&ヴィオラ奏者ミラン・パリャ(1982年生まれ)と同じくスロヴァキアの指揮者オンドレイ・オロス(1983年生まれ)がチェコのオーケストラと共演。ベネシュはスロヴァキア、イルシャイはロシア生まれのスロヴァキア、エンメルトはチェコの作曲家。

 

HC 10035
\2300
セルゲイ・コプチャーク
 最後の言葉 バスと器楽アンサンブルのための現代スロヴァキア音楽

  イリヤ・ゼリェンカ(1932-2007):
   3つの言葉(バス、ボンゴ、フルート、マリンバとチェロのための;2006)
  ミロ・バーズリク(1931-):コラールによるカノン変奏曲
    (弦楽四重奏曲、バスバリトンとチェンバロのための;2011)
  ヴラジミール・ボケス(1946-):出発 Op.85
    (S・D・シムコの詩によるバスと室内アンサンブルのための6つの歌;2011)
    テーブルの上に残されたノート/出発/冬の音楽
    ゲオルク・トラクルへのオマージュ/一月/証言
  ロマン・ベルゲル(1930-):テネブレ(バスと室内アンサンブルのための;2011)
セルゲイ・コプチャーク(バス)
クアサルス・アンサンブル
イヴァン・ブッファ(指揮)

録音:2012年3月1-3日、4月28日、スロヴァキア放送小コンサートホール、ブラチスラヴァ、スロヴァキア
発売:2012年

 イリヤ・ゼリェンカが2006年に書いた歌曲「3つの言葉」とは「}ivot pomaly kon ci / Life slowly ends / 人生は ゆるやかに 終わる」の3語のこと。ゼリェンカはこの作品を親友であるスロヴァキアの名バス歌手セルゲイ・コプチャーク(1948年生まれ)に献呈しましたが、その初演を待たず翌2007年に亡くなりました。
 2008年にオペラのステージから引退した後も親友の遺言のようなこの作品をずっと気にかけていたコプチャークは、2011年のメロス=エトス音楽祭のプロジェクトにおいて歌うことを決意。「3つの言葉」と同様にバスと器楽アンサンブルのためにスロヴァキアの現役作曲家が書いた新作とともに録音しました。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


MEMBRAN

 最近完売になるまでの時間がどんどん早くなっているMEMBRAN。気づいたときには入手不能になっている。どうかお早めに。



MEMBRAN600158
(10CD)
\2000→\1890
ロシアの作曲家による作品集
Disc. 1
 チャイコフスキー:弦楽セレナーデよりワルツ、イタリア奇想曲、スラヴ舞曲、1812年、交響曲第2番
  シャルル・ミュンシュ指揮、ボストン交響楽団
  アンタル・ドラティ指揮、ミネアポリス交響楽団
  ユーディ・メニューイン指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
  ゲオルグ・ショルティ指揮、パリ音楽院管弦楽団
   1954年〜1994年録音

Disc. 2
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第2番
  クリフォード・カーゾン(pf)ゲオルグ・ショルティ指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  シューラ・チェルカスキー(pf)ドミトリー・カバレフスキー指揮、ロシア国立交響楽団
   1955年、1958年録音

Disc. 3
 カバレフスキー:ヴァイオリン協奏曲
 グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲
 ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲
  ダヴィッド・オイストラフ(Vln)ドミトリー・カバレフスキー指揮、ロシア国立交響楽団
  ナタン・ミルシテイン(Vln)ウィリアム・スタインバーグ指揮、RCAビクター交響楽団
  アラム・ハチャトゥリアン指揮、ロシア国立フィルハーモニー管弦楽団
   1949年〜1956年録音

Disc. 4
 チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
 ボロディン:だったん人の踊り、中央アジアの草原にて
 ムソルグスキー:はげ山の一夜
 エフゲニー・ムラヴィンスキー:レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
  イーゴリ・マルケヴィチ指揮、パリ音楽院管弦楽団
  フェレンツ・フリッチャイ指揮、RIAS交響楽団
  ゲオルグ・ショルティ指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
   1954年〜1959年録音

Disc. 5
 ムソルグスキー:展覧会の絵
  スヴャトスラフ・リヒテル(pf)
  1958年録音
 ムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵
  ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、フィルハーモニア管弦楽団
   1959年録音

Disc. 6
 ラフマニノフ:前奏曲より
  ゲザ・アンダ(pf)
   1956年録音
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
  スヴャトスラフ・リヒテル(pf)スタニスワフ・ヴィスロツキ指揮、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
  ウラディミール・ホロヴィッツ(pf)フリッツ・ライナー指揮、RCAビクター交響楽団
   1951年〜1960年録音
Disc. 7
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番
 プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
 スクリャービン:ピアノ協奏曲
  アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(pf)エットーレ・グラチス指揮、フィルハーモニア管弦楽団
  ダヴィッド・オイストラフ(Vln)ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮、ロンドン交響楽団
  ソロモン(pf)イサイ・ドブロウェン指揮、フィルハーモニア管弦楽団
   1949年〜1957年録音

Disc. 8
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
 チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲
 ラフマニノフ:パガニーニ主題による狂詩曲
  ヤッシャ・ハイフェッツ(Vln)フリッツ・ライナー指揮、シカゴ交響楽団
  ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、ソビエト国立交響楽団
  アルトゥール・ルービンシュタイン(pf)ヴァルター・ジュスキント指揮、フィルハーモニア管弦楽団
   1947年〜1960年録音

Disc. 9
 ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番、ピアノ協奏曲第2番、2台のピアノのためのコンチェルティーノ
 スクリャービン:練習曲第11番、炎に向かってOp.72
 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番
  ドミートリイ・ショスタコーヴィチ(pf)サムイル・サモスード指揮、モスクワ国立フィルハーモニー管弦楽団
  アレクサンドル・ガウク指揮、大交響楽団
  マキシム・ショスタコーヴィチ、ドミートリイ・ショスタコーヴィチ(pf)
  ヴラディミール・ソフロニツキー(pf)
  スヴャトスラフ・リヒテル(pf)スタニスワフ・ヴィスロツキ指揮、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
   1955年〜1959年録音

Disc. 10
 グリンカ:ルスランとリュドミラ序曲
 ハチャトゥリアン:ガイーヌより
 R.コルサコフ:熊蜂は飛ぶ、ボロディン:イーゴリ公序曲
 ムソルグスキー:ホヴァンシチナより
 ストラヴィンスキー:ペトルーシュカより
 プロコフィエフ:ロミオとジュリエットより
 チャイコフスキー:3大バレエより、エフゲニー・オネーギンより、他
  ショルティ指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  カーメン・ドラゴン指揮、ハリウッド・ボウル管弦楽団
  レオポルド・ストコフスキー指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  ユーリ・シモノフ指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
  エルネスト・アンセルメ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団、他
   1951年〜1993年録音
 

MEMBRAN600159
(10CD)
\2000
レオニー・リザネク(Sop)名唱集
 ワーグナー:さまよえるオランダ人、ワルキューレ、ローエングリン/
 ヴェルディ:マクベス、ナブッコ、ドンカルロ、オテロ、アイーダ/
 プッチーニ:トゥーランドット、トスカ/
 ジョルダーノ:アンドレア・シェニエ/
 ヴェルディ:運命の力、仮面舞踏会/
 マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ/チャイコフスキー:エフゲニー・オネーギン/
 ベートーヴェン:フィデリオ/ウェーバー:オベロン/ダルベール:低地/
 ワーグナー:タンホイザー/
 R.シュトラウス:
  影の無い女、エジプトのヘレナ、
  ナクソス島のアリアドネ、ばらの騎士、アラベラ、エレクトラより
    録音:1951年〜1960年
レオニー・リザネク(Sop)
 


●Membran DOCUMENTS Series


MEMBRAN600169
(4CD)
\1600
サティ:作品集
 ピアノ曲を中心に収録 
  1937年〜1995年録音
ロナン・オハラ(pf)
ヤン・カスパーセン(pf)
フランシス・プーランク(pf)、他




モスクワ音楽院



SMCCD 0051
\2800→\2590
初出ライヴ音源
 スヴャトスラフ・リヒテル バッハ・リサイタル 1951

  J・S・バッハ(1685-1750):
   平均律クラヴィーア曲集第1巻 から
    前奏曲とフーガ ヘ長調 BWV856(No.11)
    前奏曲とフーガ ヘ短調 BWV857(No.12)
   ソナタ ニ短調 BWV964(*)
   イギリス組曲第1番イ長調 BWV806(*)
    前奏曲/アルマンド/クラントI-II/サラバンド/ブレI-II/ジグ
   イギリス組曲第6番ニ短調 BWV811(*)
    前奏曲/アルマンド/クラント/サラバンド/ガヴォットI-II/ジグ
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

録音:1951年4月3日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
     モノラル、ADD

 36歳になったばかりのリヒテル(1915-1997)によるバッハ・リサイタルの初出ライヴ音源。リヒテル自身の記述によれば、前半:BWV806 - BWV964、後半:BWV856, 857 - BWV811の順で演奏され、アンコールとしてBWV811からサラバンド、ガヴォット、前奏曲が演奏されたようですが、アンコールは音源に残されていません。
 (*)はリヒテルが初めて公開演奏したレパートリーと記載されていますが、少なくとも公開された音源としては最初期のものと推測されます。ハードカバー・ブック仕様。

 


SMCCD 0110
\2800→\2590
レオニード・コーガン&キリル・コンドラシン ライヴ 1959
 ブラームス(1833-1897):ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77(*)
 ラロ(1823-1892):スペイン交響曲ニ短調 Op.21(+)
 サラサーテ(1844-1908):バスク奇想曲 Op.24(*)
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
ソヴィエト国立交響楽団
キリル・コンドラシン(指揮)

録音:1959年4月24日、10月21日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
     モノラル、ADD

 レオニード・コーガン(1924-1982)とキリル・コンドラシン(1914-1981)の共演による初出ライヴ音源。ハードカバー・ブック仕様。

 


SMCCD 0151-0152
(2CD)
\5600→\5190
ロバート・ショウ指揮バッハ「ロ短調ミサ」ライヴ・イン・モスクワ!
 J・S・バッハ(1685-1750):ミサ ロ短調 BWV232
ロバート・ショウ合唱団&管弦楽団
ロバート・ショウ(指揮)

録音:1962年11月27日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
     モノラル、ADD

 1962年、アメリカ合衆国の指揮者ロバー・ショウ(1916-1999)が手兵を率いソヴィエトを訪れ、7週間にわたり11都市で30公演を行った際にモスクワに残した貴重なライヴ音源。独唱者名の表記はありません(団員かもしれません)。
 1988年にソヴィエトにおいてLP(Melodiya, C10 26061-66)で一度だけ生産・発売されたことがありますが、CD化はこれが初めてです。ハードカバー・ブック仕様。

 


SMCCD 0077-78
(2CD)
\4000→\3690
【再発売】
セルゲイ・ディジュールの「フーガの技法」
 J・S・バッハ(1685-1750):
   フーガの技法 BWV1080
   御座の前にわれは進み出る(コラール)BWV668
ディジュール(オルガン)

録音:1993年、モスクワ音楽院小ホール、モスクワ、ロシア
使用楽器、1975年、アレクサンダー・シュンケ(ポツダム)製
前出:SMCCD 0075DIJOUR

 セルゲイ・ディジュール(1924-2000)はモスクワ音楽院でゲンリフ・ネイガウスにピアノを、アレクサンドル・ゲディケとミハイル・スタロカドムスキーに師事したロシアの鍵盤楽器奏者。
 彼はソヴィエトで最初に「フーガの技法」を全曲公開演奏し、Melodiyaレーベルに録音。当盤は二度目の全曲録音です。





PARNASSUS



PACD 96011
\1700→\1590
エルヴィン・シュルホフ 全録音復刻集
 エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):
  ピアノ・ソナタ第2番
  ジャズのスケッチ(ピアノのための)
   ブルース/チャールストン
  ピアノのための組曲第2番
  ジャズ練習曲
   ブルース/シャンソン/タンゴ
   ゼズ・コンフリーのシミー「鍵盤の上の子猫」によるトッカータ
  ピアノのためのパルティータ から
   タンゴ=ラグ(No.3)/ハワイ風ドックストロットのテンポ(No.4)
   タンゴ(No.7)/シミー=ジャズ(No.8)
 モーツァルト(1756-1791):ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調 K.452
 ルートヴィヒ・トゥイレ(1861-1907):六重奏曲変ロ長調 Op.6 から ガヴォット
エルヴィン・シュルホフ(ピアノ)
タファネル木管アンサンブル(*)

録音:1928-1929年

 ナチスの強制収容所に散ったドイツ系ユダヤ人作曲家シュルホフが演奏家として残した全録音が、マーク・オーバート=ソーンのプロデュースと復刻エンジニアリングによって蘇ります。




<国内盤>


AEON


MAECD1107
(国内盤)
\2800+税
ピアソラとベイテルマン 出会いと音楽
 〜アルゼンチンとパリ、タンゴと音楽家の出会うところ〜
   アストル・ピアソラ(1921〜1992):
    ①カモッラI〜III* ②コントラバヒシモ*
   グスタボ・ベイテルマン(1946〜):
    ③出会い* ④声はさまざま** ⑤消滅
     ※曲順は①③④⑤②
クヮチュオール・カリエンテ(カリエンテ四重奏団)
ヒルベルト・ペレイラ(バンドネオン)
ミシェル・ベリエ(vn)
セドリック・ロレル(p)
ニコラ・マルティ(cb)
ローラン・コロンバニ(g)*
ヴァンサン・マイヤール(ヴァイブラフォン) **

 夏近し——いよいよピアソラの似合う季節!ピアノが濃密なサウンドを刻んでゆくなか、「夜」と「悪」の香りも漂う艶やかなタンゴが心憎い——パリ暮らしのアルゼンチン人ベイテルマンの名品もはさみながら、クラシカルにしてエモーショナルな音世界へ...!

 暑い季節になると、人はどうしてタンゴが恋しくなるのでしょう——強い酒が似合うからでしょうか、夜の涼しさが似つかわしいからでしょうか、それともタンゴという音楽の発祥地、遠い南国・アルゼンチンにおのずと心が向かうからでしょうか...?
 パンパと呼ばれる大平原やラプラタ川の信じがたいスケール感をよそに、あくまで都会の音楽として興隆をみせてきたタンゴはしかし、欧州文化に目がないアルゼンチンの地元感覚では「不良の音楽」。ならず者たちが騒ぐときの音楽という位置づけであったところ、そのスタイリッシュな音楽美を見出し、世界的なブームのきっかけができてきたのは、ほかでもない、文化現象によろず好奇心の高い人がきわめて多い国・フランスにおいてのことでした。
 フォルクローレの大御所アタウアルパ・ユパンキを迎え入れたのもパリなら、タンゴ界の異端児、「ヌエボ(新)・タンゴ」と呼ばれる独自のジャンルを切り開いたアストル・ピアソラを門下で育て、その輝かしい未来への一歩を決心させたのも、この国の名教師ナディア・ブーランジェにほかなりません。現代音楽シーンですぐれた名盤を数多く生んできたフランスのaeon レーベルが、パリを拠点に活躍するタンゴ集団クヮチュオール・カリエンテ(カリエンテ四重奏団)の熱心な支持者でありつづけてきたのも、そうしたフランス人のタンゴにたいする独特の愛着あればこそ、のことだったのかもしれません。ここにご案内するのは、そうしたパリのタンゴの世界で活躍してきたアルゼンチン出身のもうひとりの才人、世界的なジャズ&タンゴ・ピアニストとしても知られるグスタボ・ベイテルマンのオリジナル曲を3曲交えての、大人たちの夜、悪の闇といったものの空気を漂わせた絶妙の1枚——

 基本編成はピアノとベース(コントラバス)にヴァイオリン&バンドネオンが絡む四重奏編成、そこへヴァイウラフォンが妖艶な空気を添え、ギターが夜の熱狂らしい気配を否応なしに盛り上げる——冒頭から3連続で演奏される「カモッラ」3連作で、ナポリに拠点をおくマフィア的組織を意味するカモッラという語にただよう黒い魅力が艶やかにあふれかえったあと、ピアソラ自身の傑作盤『タンゴ:ゼロ・アワー』での独特な存在感からベース奏者たちのひそかな憧れの曲のひとつとなった「コントラバヒシモ」へ、そしてベイテルマンのスタイリッシュな名品群へ。ライナーノートにはベイテルマン自身が言葉を寄せ(全訳付)、ピアソラという芸術家に対するシーン最前線のまなざしも肌で感じられる憎い仕掛けになっています。
 現代音楽レーベルが作るピアソラ盤、やはり一枚上手なのです…!




PAN CLASSICS



PC10243
(国内盤・訳詞付)
\2800+税
ポルポラ 受難節の二重唱曲集
 〜18世紀ナポリ、古典派前夜の艶やかな教会音楽〜

 ニコラ・ポルポラ(1686〜1768):
  1.「我らが救世主イエス・キリストの
   受難に寄せる、六つのラテン語二重唱曲
  2. フーガ第5番(クレメンティ編曲によるオルガン版)
  3. フーガ第5番(クレメンティ編曲によるオルガン版)
 作曲者不詳(18 世紀後半):
  4. ミゼレーレ
エマヌエーラ・ガッリ、
フランチェスカ・カッシナーリ(S)
マリーナ・デ・リーゾ(A)
フルヴィオ・ベッティーニ(Br)
ステーファノ・アレージ指揮
Ens.スティーレ・ガランテ(古楽器使用)

 本来の季節は、早春向け——しかしそれはキリスト教の暦の上での話、この濃密な音作りは否応なく、南国ナポリの夏の夜へと心をさそう...
 イタリア古楽界の押しも押されぬ実力派たちがあふれんばかりの音楽愛を傾けて刻んだ、イタリア版「ルソン・ド・テネブル」に宿る美質...!


 キリスト教の世界では、イエス・キリストが全人類の罪をあがなうべく十字架にかけられて亡くなった...ということが何よりの大事件であり、そのあとイエスが(のちに天に上げられるべく)預言どおり現世での死から復活したことを祝う早春の復活祭は、何より大きな祭典のひとつでもあります。そしてその復活祭に先立つ約40 日あまりの日々は「四旬節」「受難節」などと呼ばれ、派手なことは慎み質素に暮らしながら、イエスの現世での苦しみについて思いをはせ、自分たちの行いを反省するシーズンになっています。
 敬虔なカトリックの国々では、この季節の礼拝への強い思い入れと、歌劇場が閉鎖されるこの時期にも音楽を耳にしたいという願いから、四旬節向けの宗教曲ですばらしい傑作を書く作曲家たちが少なくありませんでしたが、それはイタリアでも同じこと——熾烈な人間ドラマを「受難曲」という宗教音楽劇に託したドイツ人たちを横目に、フランス人たちが節制ムードのなか簡素な伴奏だけを添えた声楽曲として「ルソン・ド・テネブル(暗闇の朝課)」と題した清らかな傑作を残していたとすれば、南国イタリアでもとりわけキリスト教信仰にかける思いが強い地域でもあるナポリでは、18 世紀に全欧州を熱狂させたオペラ作曲家たちが折々、四旬節のための静謐な、あるいはきわめて主情的で劇的な声楽曲を綴ってきたのでした。
 後年オーストリアで暮らしていた間、若きハイドンを教えていたことでも知られる巨匠ニコラ・ポルポラも、その例にもれません——本盤のプログラムに選ばれている、『受難節の二重唱曲集』と題された一連の声楽作品は、通奏低音パートだけが伴奏に添えられた二重唱作品を集めていながら、驚くべきメロディと和音進行のセンスで聴き手の心をあざとく抉りつづけ、濃密な南国情緒あふれるバロック的美質で、古楽ファンのみならずとも惹きつけられずにはおれない、なんともユニークな魅力にあふれています。
 ナポリ楽派の四旬節音楽はNuova Era やNaive/Opus111 にも先例があったところ、近年ますますドイツ語圏にも活躍の場を広げつつあるイタリアの才人ステーファノ・アレージ率いるイタリアの少数精鋭古楽集団スティーレ・ガランテは、稀代の対位法教師でもあったポルポラの知的側面を伝えるフーガ(なんと、ベートーヴェンやモーツァルトの同時代人でもあったピアノ芸術家クレメンティの編曲!)をはさみ、四旬節特有の神秘的な気配をいやおうなしに高める至高の名演を織り上げてみせました。
 濃密な南国の夜を思わせるその音作りは、むしろ夏に聴きたい古楽サウンドかもしれません。














6/3(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


   HUNGAROTON

新生フンガロトン・レーベル始動!
 ハンガリーの老舗レーベルのフンガロトンは、ゾルターン・コチシュ、ミクローシュ・ペレーニ、アンドラーシュ・シフなど自国出身のアーティストの名録音から、非常に珍しいレパートリーの録音などを数多くリリースしてきました。
 近年はハンガリーにおいてデジタル配信の流れが進み、新録音を含むCDリリースは消極的となっておりましたが、2014年に64周年を迎えたフンガロトン・レーベルは原点に戻り、定期的に新譜リリースをしていくことになりました。
 ロゴのデザインも一新。新たなるスタートを遂げたフンガロトン・レーベルにご期待ください!第1弾は5タイトル。7月ころの入荷を予定しております。


HCD 32731
\2300→\2090
ディッタ・ローマンによる優美なバッハ無伴奏第1弾
 J.S.バッハ(1685-1750):
  ・無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007
  ・無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009
  ・無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV1011
ディッタ・ローマン
 (チェロ;JB Salomon 1770年)
 
 すでに一部では話題になっているディッタ・ローマンによる優美なバッハ無伴奏第1弾

 ペレーニの秘蔵っ子!麗しきチェリスト、ディッタ・ローマンによる優美なバッハ無伴奏第1弾は第1、3、5 番

 録音:2013 年7 月、フンガロトン・スタジオ/DDD、67’18”

 麗しきチェリスト、ディッタ・ローマンによるバッハの無伴奏組曲第1 集(第1、3、5 番)がリリースされます。ディッタ・ローマンは7 歳よりチェロをはじめました。これまでにイヴァン・モニゲッティ、ミクローシュ・ペレーニなど世界的チェリストに師事。とりわけペレーニの秘蔵っ子として知られ、ヨーロッパ各地で演奏会を成功させています。2012 年にはライプツィヒで行われたバッハ国際コンクールのチェロ部門第2 位受賞し、一躍話題となりました。レパートリーは広く、バッハから現代まで様々な作品を演奏しています。
 ローマンのバッハは、優しく語りかけてくるような女性らしい可憐な演奏が魅力です。当演奏ではいわゆるバロック奏法を取り入れ、弓は無駄な力が抜けて柔らかな音色を奏でます。正統的で端正なスタイルの中にも内なる秘めた情熱が演奏に好印象を受けます。今後の活躍も非常に楽しみな演奏者と言えましょう。なお、第2 集(第2、4、6 番)も今秋リリース予定とのことです。



 

HCD 32735
\2300
J.S.バッハ:オルガン名曲集
 ・前奏曲とフーガ ロ短調 BWV544
 ・オルガン小曲集より「おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け」BWV622
 ・前奏曲とフーガ ト長調 BWV541
 ・トリオ・ソナタ第1番 変ホ長調 BWV525
 ・パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
ミクローシュ・テレキ(オルガン)
 ブタペスト、聖ジョン教会のオルガンを使用したバッハのオルガン名曲集

 録音:2013 年11 月15&16 日、聖ジョン教会、ブタペスト、ジャンベーク

 このアルバムは、ブタペストの聖ジョン教会のオルガンを使用したバッハのオルガン傑作集で、後期の傑作である前奏曲とフーガ ロ短調 BWV544、オルガン小曲集の中でもひと際美しい「おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け」BWV622、華やかな前奏曲とフーガ ト長調 BWV541、ペダルが大活躍するトリオ・ソナタ第1 番 変ホ長調 BWV525、そして様々な技巧が散りばめられた難曲、パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582 と充実の内容となっております。演奏に使用されたオルガンは1770 年に作られ、2 つのマニュアル、20 のストップ、そしてペダルの歴史的な楽器で、現在に至るまで幾度も修復され、今もなお当時の響きを誇ります。演奏のミクローシュ・テレキはリスト音楽院で学び、1993 年リスト記念国際音楽コンクールにおいて特別賞などコンクール歴受賞歴もあるオルガニストで、バッハから現代、そして母国ハンガリーの作曲者の委嘱作品など積極的に演奏しております。



 


HCD 32729
\2300→\2090
遂に登場!ソンバトヘイの古楽器アンサンブル
 ヴィヴァルディ:
  ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」より「四季」
   【(1)「春」RV269/(2)「夏」RV315/
    (3)「秋」RV293/(4)「冬」RV297】
  (5)ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV222
  (6)ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 RV237
ジョルト・カッロー(独奏ヴァイオリン)
カペラ・サヴァリア
 (オリジナル楽器使用 a’=415Hz)
 遂に登場!ソンバトヘイの古楽器アンサンブル、カペラ・サヴァリア、満を持して「四季」を録音、ジョルト・カッローのつややかな独奏!

 録音:2013 年5 月18-20 日、バルトーク・コンサート・ホール、ソンバトヘイ、ハンガリー/DDD、59’06”

 ハンガリーを代表するオリジナル楽器のアンサンブル、カペラ・サヴァリアによる最新アルバムは「四季」を含む、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集です。
 カペラ・サヴァリアはハンガリー最古の都市ソンバトヘイに1981 年に設立されハンガリーにおいて常設のオリジナル楽器アンサンブルとして最も歴史のある団体です。これまでにフンガロトン・レーベルを中心に数多くのレコーディングをリリースし、幾度もハンガリーの「レコード・オブ・ザ・イヤー」に選出されるなど、高水準の演奏には定評があります。
 独奏ヴァイオリンは1999 年より当団の指揮も務める名手ジョルト・カッローです。奇抜で過剰な演出は控え、アンサンブルと溶けあうような美しいソロを奏でます。当団体の代表盤がまた一枚誕生しました。
 


HCD 32733
\2300→\2090
ニコラス・マギーガン(指揮)
 ヨゼフ・マルティン・クラウス(1756-1792):
  交響曲集&ヴァイオリン協奏曲

   ・交響曲 ハ長調「ヴァイオリン・オブリガート」 VB138
   ・ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 VB151
   ・交響曲 嬰ハ短調 VB140
ジョルト・カッロー(独奏ヴァイオリン)
カペラ・サヴァリア
 (オリジナル楽器使用 a’=430Hz)
ニコラス・マギーガン(指揮)
 “スウェーデンのモーツァルト”クラウスによる交響曲とヴァイオリン協奏曲を時代楽器で!

 録音:2013 年9 月21-23 日、バルトーク・コンサート・ホール、ソンバトヘイ、ハンガリー/DDD、58’25”

 このアルバムはスウェーデンで活躍したドイツの作曲家、ヨゼフ・マルティン・クラウスによる交響曲と協奏曲です。クラウスの特徴である豊かな和音は、マンハイム楽派からの影響によるもので、とりわけ交響曲では初期ロマン派の感覚を示しており「スウェーデンのモーツァルト」の異名をもちます。ウィーンにてハイドン、グルックに会っており、両者ともその才能を高く評価したと言われております。演奏はオリジナル楽器のアンサンブル、カペラ・サヴァリアによるもので、当時のスタイルを再現したような美しい演奏です。
 

HCD 32726
\2300
ヤーノシュ・ヴェーグ(1845-1918):弦楽四重奏曲集
 ・弦楽四重奏曲 ヘ長調
 ・弦楽四重奏曲 ト短調
 ・弦楽四重奏曲 ニ長調
オーセンティック四重奏団
 【ジョルト・カッロー(1st Vn)、
  バラージュ・ボザイ(2nd Vn)、
  ガーボル・ラーツ(Va)、
  チッラ・ヴァーイ(Vc)】
  (オリジナル楽器使用 a’=430Hz)
 世界初録音!リストと親交の深かったヤーノシュ・ヴェーグによる弦楽四重奏

 録音:2013 年6 月7-10 日、フンガロトン・スタジオ/DDD、73’57”

 ハンガリーの作曲家、ヤーノシュ・ヴェーグによる弦楽四重奏曲の世界初録音です。ヴェーグはピアノを学び、指揮活動もした作曲家で、1881 年からブダペスト音楽院の学長もつとめた人物です。フランツ・リスト(1811-1886)とも親交が深く、リストの半音階的大ギャロップの4 手ピアノ版、ダンテ交響曲の2 台ピアノ版などを編曲しております。またリストはヴェーグのワルツを編曲しており、その作品についてリストは「ヴェーグのワルツは最も素晴らしく、またチャーミングな作品」と激賞したと言われております。世界初録音となったこの3 つの弦楽四重奏はロマン派らしい美しい作品です。
 演奏はオリジナル楽器を得意とするオーセンティック四重奏団で、第1 ヴァイオリンはカペラ・サヴァリアの指揮、コンサートマスターもつとめるジョルト・カッローです。これまでフンガロトン・レーベルには数多くの録音を残し、17 世紀〜 18 世紀にわたる定番の名曲はもちろん、歴史の影に埋もれてしまった作品を再発見することにも積極的に取り組んでいる演奏団体です。




ロマン派の秘曲ファンに
CAMEO CLASSICS(CD−R)

 昔一度だけ取引したことのあるCAMEO CLASSICS。珍しい作曲家の音源やストコフスキーの貴重な音源をリリースしてひそかな人気があった。
 そのCAMEO CLASSICSがNIMBUSと組んで大々的に流通再開。マルタ・フィルやカレリア国立フィルなど、マイナー・オケ・ファンも要注目のCAMEO、今回は第1弾ということで全タイトル超特価でいきましょう。

 Cameo ClassicsはレーベルオフィシャルのCD-R盤となります。



CC 9048CD
(CD-R)
\2300→\2090
ユダヤ系作曲家たちの音楽シリーズの第5集
 ブリュル:
  ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.41(マイケル・ラウス補完版)
  序曲《マクベス》
 ヤーダースゾーン:フルートと弦楽のためのセレナード Op.80
イリア・ホフマン(ヴァイオリン)
レベッカ・ホール(フルート)
マイケル・ラウス(指揮)
マルタ・フィルハーモニー管弦楽団
 マルタ・フィルの音楽監督マイケル・ラウスの手によって、校訂、補完が行われ、演奏可能となったイグナーツ・ブリュルの「ヴァイオリン協奏曲Op.41」を収録。
 神童、天才としてヨーロッパ全土にその名が広まったブリュルの幻の「ヴァイオリン協奏曲」の貴重な録音である。19世紀のドイツに縁のあるユダヤ系作曲家たちの音楽を取り上げるシリーズの第5集。

 2011年、マルタでの録音。
 


CC 9031CD
(CD-R)
\2300→\2090
ブリュルとヤーダースゾーンの「セレナード集」
 ブリュル:セレナード第2番ホ長調 Op.36
 ヤーダースゾーン:
  セレナード第1番 Op.42(4つのカノンによる)
  セレナード第2番ニ長調 Op.46
マリウス・ストラヴィンスキー(指揮)
マルタ・フィルハーモニー管弦楽団
 19世紀のドイツに縁のあるユダヤ系作曲家たちの音楽を取り上げるシリーズの第3集は、イグナツ・ブリュルとザロモン・ヤーダースゾーンの「セレナード集」。
 メンデルスゾーンとブルックナーの影響を感じさせるメヌエットを持つヤーダースゾーンの「セレナード第2番」など、19世紀、ロマン派の作風による「セレナード」の変遷が聴こえてくる。

 2010年12月13日−14日の録音。
 
CC 9037CD
(CD-R)
\2300→\2090
ブリティッシュ・コンポーザーズ・プレミア・コレクションズVol.1
 ハウエル:交響詩《ラミア》
 ブロワー:交響曲ハ長調
 ホールブルック:《棄ててきた女》による変奏曲
マリウス・ストラヴィンスキー(指揮)
カレリア国立フィルハーモニー管弦楽団
 カザフスタン、アルマトイ出身の指揮者マリウス・ストラヴィンスキーと、カレリア共和国のオーケストラのコンビによる「イギリスの秘曲集」。
 ヘンリー・ウッドにより初演されたドロシー・ハウエルの「交響詩《ラミア》」や、ブロワー、ホールブルックの3作品はいずれも非常に珍しい。

 2008年8月24日−27日の録音。
 


CC 9046CD
(CD-R)
\2300→\2090
ブリティッシュ・コンポーザーズ・プレミア・コレクションズVol.5
 レイトン:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.11
 ギップス:
  ピアノのための主題と変奏 Op.57a、ピアノ協奏曲 Op.34
アンジェラ・ブラウンリッジ(ピアノ)
マイケル・ラウス(指揮)
マルタ・フィルハーモニー管弦楽団
 「イギリスの秘曲集」の第5集では、20世紀イギリスのコンポーザー=ピアニスト、ケネス・レイトン(1929−1988)と、同じくイギリスの女流コンポーザー=ピアニスト、ルース・ギップス(1921‐1999)の「ピアノ協奏曲」をカップリング。
 ソリストは、ハイペリオン(ヘリオス)のガーシュウィン(CDH 55006)やシューマン(CDH 55039)がベストセラーとして親しまれている女流ピアニストのアンジェラ・ブラウンリッジ。

 2011年の録音。
 


CC 9024CD
(CD-R)
\2300→\2090
ラフ:ピアノ作品集
 3つの小品
 幻想ソナタ ニ短調 Op.168
 大ソナタ変ホ長調 Op.25(第2稿)
ワレンティナ・セフェリノワ(ピアノ)
 「レノーレ」に代表される11の交響曲を遺したスイス・ロマン派、ヨアヒム・ラフ(1822−1882)のピアノ作品集は、2つのソナタ(Op.168 & Op.14)が世界初録音。
 多作家としても有名なラフのピアノ作品を弾いているのは、ブルガリア出身の女流ピアニスト、ワレンティナ・セフェリノワ。ロマン派のピアノ作品の演奏を得意としており、このラフの演奏も欧米で高評価を得ている。
 
CC 9033CD
(CD-R)
\2300→\2090
ヤーダースゾーン&パブストのピアノ協奏曲!
 ヤーダースゾーン:交響曲第1番ハ長調 Op.24*
 パブスト:ピアノ協奏曲変ホ長調 Op.82**
 ヤーダースゾーン:ピアノ協奏曲第1番ハ短調 Op.89***
パナギオティス・トロコプーロス(ピアノ)**
マリウス・ストラヴィンスキー(指揮)*/**
ベラルーシ国立交響楽団*/**
ワレンティナ・セフェリノワ(ピアノ)***
デニス・ヴラセンコ(指揮)***
カレリア国立交響楽団***
 19世紀のドイツに縁のあるユダヤ系作曲家たちの音楽を取り上げるシリーズの第4集。メンデルスゾーンの流れを汲み、美しい旋律を遺したヤーダースゾーンの「交響曲第1番」&「ピアノ協奏曲第1番」と、ロシアで活躍したパブストの「ピアノ協奏曲」。
 パブストの「ピアノ協奏曲」は所在不明となっていた楽譜がパリで奇跡的に発見され、1885年の初演以来となる蘇演となったコンサートでの演奏。

 2007年−2008年の録音。全曲世界初録音。
 


CC 9041CD
(CD-R)
\2300→\2090
ブリティッシュ・コンポーザーズ・プレミア・コレクションズVol.4(+1)
 エルキントン:交響詩《霧の外で》
 ハウエル:ピアノ協奏曲ニ短調
 スコット:ハープシコード協奏曲*
 ヤーダースゾーン:セレナード第3番イ長調 Op.47*
ワレンティナ・セフェリノワ(ピアノ)
トビー・パーサー(指揮)
オリオン交響楽団
マイケル・ラウス(ハープシコード&指揮)*
マルタ・フィルハーモニー管弦楽団*
 グーセンスからは「近代イギリス音楽の父」と呼ばれ、その作風から「イギリス印象派」、「イギリスのドビュッシー」とも呼ばれるシリル・スコット(1879−1970)の「ハープシコード協奏曲(チェンバロ協奏曲)」を収録!
 この「イギリスの秘曲集」の第4集には、シリル・スコットをはじめとした英国の希少作品に加え、「+1」としてヤーダースゾーンのセレナード第3番をカップリング。

 2010年11月&2011年の録音。
 


CC 9045CD
(CD-R)
\2300→\2090
ブリュル:ピアノ作品集
 主題と変奏(Op.45)/ブルターニュの旋律(Op.45)/
 バラード(Op.45)/子守歌(Op.51)/
 スペインの踊り(Op.51)/ロマンス(Op.11)/
 即興曲(Op.11)/マズルカ(Op.11)/
 子守歌(Op.11)/歌曲(Op.72)/マズルカ(Op.72)/
 行進曲(Op.72)/まどろみの歌(Op.72)/
 ワルツ(Op.72)/スケルツォ(Op.72)/
 森の中で(Op.72)/水車小屋の中で(Op.72)
ジャネット・オルニー(ピアノ)
 19世紀のドイツに縁のあるユダヤ系作曲家たちの音楽を取り上げるシリーズの第1集は、現在のチェコ、プロスチェヨフで生まれ、ブラームスやゴルトマルクとも親交を温めたイグナツ・ブリュル(1846−1907)。
 15歳で「ピアノ協奏曲第1番」を完成させ、成功を収めた19世紀後期の神童である。ジャネット・オルニーが奏でる珍しいピアノ作品も、モラヴィア地方で生まれたロマン派の香り高き佳作揃い。

 2007年10月2日の録音。全曲世界初録音。
 


CC 9032CD
(CD-R)
\2300→\2090
ブリティッシュ・コンポーザーズ・プレミア・コレクションズVol.2
 ブロワー:ホルンと弦楽のための《エクローグ》
 ミルフォード:オーボエと弦楽オーケストラのための組曲
 ケリー:フルートのためのセレナードホ短調 Op.7
 クーパー:オーボエと弦楽のためのコンチェルティーノ Op.78
 ブロワー:ホルン協奏曲
レベッカ・ホール(フルート)
ジョン・マクドナフ(オーボエ)
ホセ・ガルシア・グティエレス(ホルン)
マイケル・ラウス(指揮)
マルタ・フィルハーモニー管弦楽団
 「イギリスの秘曲集」の第2巻には、モーリス・ブロワー(1894−1982)の「ホルン協奏曲」や、フレデリック・ケリー(1881−1916)の「フルートのためのセレナード」など、管楽器が主役を担う近代英国レアな作品が集う。
 


CC 9001CD
(CD-R)
\2300→\2090
マイケル・デイヴィスのイギリス&フランス・プログラム
 ウォルトン:
  ヴァイオリン・ソナタ、ヴァイオリンとピアノのための2つの小品
 ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
 ラヴェル:ハバネラ形式の小品
マイケル・デイヴィス(ヴァイオリン)
レイソン・ウォーリー(ピアノ)
 ハレ管弦楽団やロンドン交響楽団、BBC交響楽団などイギリスの名門オーケストラで活躍したヴァイオリニスト、マイケル・デイヴィスのイギリス&フランス・プログラム。

 1972年11月の録音。


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

 

ALTUS



ALTSA 276/7
(2SACDシングルレイヤー)
\8500→\7990
ウィーン芸術週間 1960 ベートーヴェン:交響曲全曲演奏会
 Disc 1
  ・交響曲第1番ハ長調 op.21(録音:1960 年6 月7 日)
  ・交響曲第2番ニ長調 op.36(録音:1960 年5 月29日)
  ・交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』(録音:1960年5 月29日)
  ・交響曲第4番変ロ長調 op.60(録音:1960年5 月31 日)
  ・交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』(録音:1960年5 月31 日)
  ・交響曲第6番ヘ長調 op.68『田園』(録音:1960年6 月2 日)
 Disc 2
  ・交響曲第7番イ長調 op.92(録音:1960年6 月2 日)
  ・交響曲第8番ヘ長調 op.93(録音:1960年6 月4 日)
  ・交響曲第9番二短調 op.125『合唱』(録音:1960年6 月7 日)*
  ・《コリオラン》序曲 作品62( 録音:1960年6 月4 日)
  ・《エグモント》序曲 作品84( 録音:1960年5 月31 日)
  ・《プロメテウスの創造物》序曲 作品43( 録音:1960年6 月2 日)
オットー・クレンペラー(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
ウィルマ・リップ(ソプラノ)
ウルズラ・ベーゼ(コントラルト)
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
フランツ・クラス(バス)
ウィーン楽友協会合唱団*
 ※通常のCDプレーヤーでは再生できません。

 SACDの長時間収録のメリットを生かし2SACDに!LP 制作で使用したアナログ・マスターをDSD 化野太い音質で登場!
 クレンペラーの偉大さの証明!1960 年ウィーン芸術週間ベートーヴェン・ツィクルス・ライヴ、チェトラ盤以来最高の音質で登場。
 「第九についてもこれに匹敵する演奏はない」(ハインリッヒ・クラリーク)
 「しかしなんという緊張と迫力。なんという剛健さ、なんという構造の明快さ、そして賛歌のごときエクスタシー」(エクスプレス紙)  と絶賛された伝説のツィクルスです。

 ライヴ録音:ムジークフェラインザール/ライヴ、モノラル

 クレンペラーはベートーヴェンの交響曲全曲をツィクルスで演奏することにこだわりがあり、フィルハーモニアとも3 回目のそして海外で初めての挙行となったのがこの1960 年ウィーン芸術週間でありました。この圧倒的大成功をおさめたこの演奏会を当時聴いていた外山雄三氏は「指揮はクレンペラーですばらしかった。フィルハーモニアというのも我々がレコードで聴くのと全く同じ音ですよ。非常に艶がある。ツヤツヤしている。あんな艶のあるオーケストラは聴いたことがない。それにアンサンブルが完璧です。クレンペラーは非常に偉大な人格だから、かれの人間でもって非常にすばらしい演奏になるのです」(レコード芸術S35 年8 月)と激賞されておりました。実際今きいても異常な緊張感と迫力にあらためてクレンペラーの偉大さを思い知らされました。
 肝心の音質も過去に出たものと比べてみましたが、そうとう優れております。演奏の凄さが音質の良さも手伝い感銘度のかなり高いディスクにしあがっております。




AUDITE



AU 21420
(3CD)
\4500→\4090
ピラール・ローレンガー、RIAS録音集
ピラール・ローレンガー(S)
 ベッリーニ:「ノルマ」—清き女神よ
 プッチーニ:「トゥーランドット」—ご主人様、お聞きください
   アルトゥール・ローター(指)
   ベルリン放送交響楽団,RIAS室内合唱団
    録音:1959 年3 月2 日、ジーメンス荘
 ヘンデル:「エジプトのジューリオ・チェーザレ」—私の運命に涙するでしょう
 グラナドス:「ゴイエスカス」—マハと夜鶯
   アルトゥール・ローター(指)ベルリン放送交響楽団/
    録音:1959 年3 月24日、ジーメンス荘
 プッチーニ:「蝶々夫人」—ある日見ることでしょう,「ボエーム」—私はミミと呼ばれています
 A.スカルラッティ:すみれ
   アルトゥール・ローター(指)ベルリン放送交響楽団/
    録音:1960 年2 月16 日、ジーメンス荘
 モーツァルト:「魔笛」—私には感じられる,「ドン・ジョヴァンニ」—ひどい人ですって
 ヴェルディ:「エルナーニ」—エルナーニ、私を奪い去って
 ヴェルディ:「トラヴィアータ」—不思議だわ
   フェルディナンド・リヴァ(指)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
   録音:1961 年4 月11 日、ベルリン高等音楽院
 ロドリーゴ:4 つの愛のマドリガル
   フリート・ヴァルター(指)RIAS管弦楽団/
    録音:1961 年11 月1 日、ジーメンス荘
 ニン:20 のスペイン民謡—アストゥリアスの女,ムルシアの布
 レオス:三連の歌曲(ガルシア・ロルカの詩による)
 グリーディ:カスティーリャの6 つの歌—
  お前のハシバミの実はほしくない,私にどう思ってほしいの,サン・フアンの朝
 グラナドス:昔風のスペインの歌曲集—控えめなマホ,トラララと爪弾き,マハの流し目
 トルドラ:6 つの歌—母さん、一対の目が,小唄,君を知ってから
   ヘルタ・クルースト(P)/録音:1960 年1 月27 日、RIAS放送局
 ヴェルディ:ジプシー女,星に,ストルネッロ,煙突掃除夫,私は平安を失い
 ベッリーニ:フィリデの悲しげな姿
 モーツァルト:
  満足 K.349,おいで、いとしのツィターよ K.351,子供の遊び K.598,静けさは微笑みながら K.152
   ヘルタ・クルースト(P)/
    録音:1962 年12 月28 日、ジーメンス荘
 ヘンデル:カンタータ「決して心変わりせず」 HWV140
 不詳:三人のムーアの娘たちが
 ミラルテ:私の髪の影に
 ダサ:アンティオコスは病気だった
 ベルムド:ネロはタルペイヤから
 ナルヴァエス:何を使って洗いましょう
 ヴァスケス:ポプラの林から
 ムダラ:ダビデ王は悲しんだ
 ルイス・デ・ミラーン:ドゥランダルテ
 ピサドール:ドン・サンチョ王よご用心,サン・フアンの朝
 ヴァルデラバーノ:ああ、なんてこと
   ジークフリート・ベーレント(G)、リヒャルト・クレム(VdG)/
    録音:1960 年10 月5 日、RIAS放送局
 9 つのスペイン古謡とロマンセ:
  ソロンゴ,三枚の葉,チニータスのカフェ,トランプの王様,アンダ・ハレオ,
  四人のラバひき,ドン・ボイソのロマンセ,かわいい巡礼たち,ラ・タララ
   ジークフリート・ベーレント(G)/
   録音:1959 年12 月21 日、RIAS放送局
 ベルリンで絶大な人気を誇ったスペインのソプラノ、ピラール・ローレンガーの若き日の録音!

 177' 17

 ピラール・ローレンガー(1929—1996)は、スペイン、アラゴン州サラゴサ生まれのソプラノ。1958 年、ベルリン・ドイツオペラと契約し、1960、1970 年代、この劇場の看板歌手として活躍しました。ことにロリン・マゼール時代(1965—1971)には、ローレンガーとマゼールによるオペラはたいへんな人気を博しました。
 ここに収録されているのはローレンガーがベルリンを拠点とした初期の録音です。元々美声のローレンガーですが、30 歳そこそこという若さのローレンガーの声は実に瑞々しく、しかもまだ素朴さを残していて、なんとも言えない魅力があります。
 アリアや歌曲の他、お得意のスペイン歌曲を多数収録。後年に録音があるものが大半ですが、ベッリーニ「ノルマ」の“清き女神よ” のようにこれが唯一の録音と思われるものも含みます。ちなみにこの“清き女神よ”は楽譜にはないハープが活躍する珍しい演奏です。
 名匠アルトゥール・ローターや、ドイツの偉大なギタリスト、ジークフリート・ベーレントなどが伴奏を務めているのも注目です。


<LP>


ALTUS(LP)



ALTLP 019/20
(2LP)
\9600+税
ミュンシュ・パリ管の話題盤
 ベルリオーズ:幻想交響曲
 ストラヴィンスキー:レクイエム・カンティクルス*
 ドビュッシー:『海』
シャルル・ミュンシュ(指揮)
パリ管弦楽団
エリザベート・ブラッスール合唱団
ドゥニーズ・シャーリィ(コントラルト)
ピエール・トー(バス) *
 完全数量限定LP
 アルトゥスの好評LP シリーズ。全てSACD に使用したマスターをもとにキング関口台スタジオでアナログマスターテープ(バスフ468使用)を作成しカッティングいたしております。往事のLP 制作過程を踏襲し制作いたしました。ミュンシュもあの迫力がそのままLP に!ムラヴィンスキーなどは年ごとにエンジニアが異なると思われ録音スタイルの違いが濃厚にでてレコードとして大いに楽しめます。

 壮絶デビュー公演が待望の初LP 化「幻想」「海」の爆発的迫力は云うに及ばずですがストラヴィンスキーの強烈猛烈な打楽器の炸裂はオーディオ的魅力も充分です。

 ライヴ録音:1967 年11 月14 日、シャンゼリゼ劇場/ステレオ
 


ALTLP 021/26
(6LP)
\29000+税
高音質!ムラヴィンスキーのレニングラードライヴ選集
 ベートーヴェン:交響曲第4番(録音:1973年)
 ブラームス:交響曲第4番(録音:1973年)
 チャイコフスキー:交響曲第5番(録音:1982年)
 ブルックナー:交響曲第9番(録音:1980年)
 プロコフィエフ:《ロメオとジュリエット》組曲第2番より(録音:1982年)
 ショスタコーヴィチ:交響曲第5番(録音:1973年)
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
 高音質!ムラヴィンスキーのレニングラード録音所によるライヴ録音集成もLP でついに発売
 ブラームスを除き全て初LP 化!ムラヴィンスキー晩年の味わい深いチャイコフスキー、73 年来日直前の絶頂期ともいえる緊迫の「革命」など73年から82年までの演奏を俯瞰的に収めたレニングラードライヴ選集。

 ステレオ




キング・インターナショナル(LP)


HMLP 0018/20
(3LP)
\14400+税
「J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータBWV 1001-1006(全曲)/
 イザベル・ファウスト」

  [LP 1A]無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番BWV.1001
  [LP 1B]無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番BWV.1002
  [LP 2A]無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番BWV.1003
  [LP 2B]無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番BWV.1004
  [LP 3A]無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番BWV.1005
  [LP 3B]無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番BWV.1006
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン) 
 初LP 化!初回完全限定生産品
 ファウストによるバッハの「無伴奏」全曲美しく凛とした音色、名器のゆたかな共鳴音、拡がる空気の鼓動アナログ・ディスクの真骨頂がここに!

 ヴァイオリン/使用楽器:1704 年製ストラディヴァリ “スリーピング・ビューティー”
 録音:2009 年9 月、2011 年8 月& 9 月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)/ステレオ

 イザベル・ファウストのベスト・セラー「バッハの無伴奏」全曲録音を、harmonia mundi FRANCE の監修のもと、LP 発売致します。
 本LP 製作に際しては、Altus のクレンペラー盤、TOKYO FM のチェリビダッケ盤と同じく、往時の製作過程を踏み、アナログレコーダー(STUDER A80)を使用して、アナログマスターテープ(BASF468)を製作したうえで、カッティングを行いました。
 一切手を加えずTELDEX STUDIO より提供された24 bit / 96 kHz 収録のオリジナル・デジタル・マスターを、そのままこのたびのLP のマスターに使用しています。
 ファウストの美しく凛とした音色。歴史ある銘器ならではの「鳴り」、空間に拡がりゆく倍音成分も、このうえなく自然な形で再現され、アナログ・ディスクを聴く歓びにあふれております。



<映像>


EUROARTS(映像)

20 01338
(DVD)
\2900→\2690
エーリヒ・ラインスドルフ・コンダクツ・ワーグナー&シューマン
 〜イン・リハーサル&パフォーマンス

  シューマン:交響曲第4番ニ短調(1841年初稿)
  ワーグナー:舞台神聖祝典劇「パルジファル」より前奏曲、間奏曲
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
南西ドイツ放送交響楽団
 (現・バーデン= バーデン&
  フライブルクSWR 交響楽団)
 “リハーサルの鬼”ラインスドルフのリハーサルとコンサート映像集

 収録:1989 年ブラームスザール、カールスルーエ、ライヴ/画面:NTSC 4:3、音声:PCM ステレオ、118 分、リージョン:All

 ウィーンのユダヤ人一家に生まれたエーリヒ・ラインスドルフ(1912-1993)。ヒトラー率いるナチス・ドイツ政権によるユダヤ人迫害により、ドイツ圏で活躍するユダヤ系音楽家たちは厳しい時代に突入すると、ラインスドルフもそれまでの順調なキャリアを捨てて、1937 年アメリカへ亡命します。その後アメリカに帰化し、メトロポリタン歌劇場やボストン交響楽団等で活躍、アメリカにおけるドイツ音楽のスペシャリストとして重要な役割を果たした指揮者となりました。
 この映像は、彼の得意とするワーグナー、シューマンのコンサート映像と“リハーサルの鬼” といわれたラインスドルフの厳格なる要求が飛び交うリハーサル風景を収めた映像集。
 シューマンの交響曲第4 番は1841 年の初稿を用い、通常とは異なるスコアに戸惑う団員達を堅密な指示で誘導するラインスドルフの手腕は見どころ。
 「パルジファル」では、「そのメロディーに関するあらゆる事を理解した時にはじめて正しいテンポを見つけだすことができる」というワーグナーの言葉をふまえ、オケのメンバーに「状況によってテンポは変化するので、規則にとらわれない自然な演奏をして欲しい」と助言する場面も。
 リハーサルと本番を比べ、なんとも言えない緊張感が作り出す素晴らしい演奏を観ると、ラインスドルフの厳格すぎるといわれたリハーサルも納得できます。


















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