IDIS
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トリエステ三重奏団初期録音集Vol2
シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番Op.100(D929)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第3番Op.1-3 |
トリエステ三重奏団
レナート・ザネットヴィチ(Vn)
リベロ・ラナ(Vc)
ダリオ・デ・ローザ(P) |
録音:1962 年1957 年
イタリアの伝説的常設トリオ、トリエステ三重奏団。メンバーの故郷の町、アドリア海を望むイタリア北東部のトリエステの名を冠したピアノ三重奏団は1933
年に結成。初期メンバーはヴァイオリンのレナート・ザネットヴィチ、ピアノのダリオ・デ・ローザ、チェロのリベロ・ラナで、当時3
人は12 歳の若さでありました。チェロのリベロ・ラナは1962
年に30 年間の活動に終止符を打ち、その後アメデオ・バルドヴィーノが加入、1995
年にシエナで最後のコンサートを行うまで、彼らは世界中でコンサートを行っていました。この録音は初期メンバーでの収録。シューベルトが晩年に作曲したピアノ三重奏曲第2
番は、シューベルトらしい歌心溢れる美しさ溢れる作品。ベートーヴェン初期の作品ピアノ三重奏曲第3
番。トリエステ三重奏団の息のあったアンサンブルで聴後感清々しい演奏です。
トリエステ三重奏団、IDIS旧譜 |
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トリエステ三重奏団
ベートーヴェン:
ピアノ三重奏曲 第7番 作品97「大公」
シューベルト:
ピアノ三重奏曲 第1番 変ロ長調 作品99
D.898 |
トリエステ三重奏団
レナート・ザネットヴィチ(Vn)
リベロ・ラナ(Vc)
ダリオ・デ・ローザ(P) |
伝説のトリオ、トリエステ三重奏団の名演「大公」
録音:1959 年9 月23 日ケルン(ベートーヴェン)、1958
年3 月12 日ケルン(シューベルト)、ラジオ・レコーディング/リマスタリング:2013
年11 月Philip & Cyril Studio
イタリアの伝説的常設トリオ、トリエステ三重奏団。故郷の町、アドリア海を望むイタリア北東部のトリエステの名を冠したピアノ三重奏団を1933
年に結成。初期メンバーはヴァイオリンのレナート・ザネットヴィチ、ピアノのダリオ・デ・ローザ、チェロのリベロ・ラナで、当時3
人は12 歳の若さでありました。チェロのリベロ・ラナは1962
年に30 年間の活動に終止符を打ち、その後アメデオ・バルドヴィーノが加入しました。1995
年にシエナで最後のコンサートを行うまで、彼らは世界中でコンサートを行い、ドイツ・グラモフォンに名録音を残し、イタリアだけではなく、世界的なトリオとして世界中の音楽ファンに愛されていました。その後故郷トリエステで音楽学校、国際室内楽コンクールを設立し後進の指導に力を注ぎ、1998
年5 月にアメデオ・バルドヴィーノが、2013
年4 月16 日にダリオ・デ・ローザがこの世を去りました。
このアルバム、そんな彼らに敬意を表しリマスタリングされ発売されます。1958
& 59 年の録音でまだリベロ・ラナが演奏していたので、初期メンバーでの録音。曲目は名演・名盤として誉れ高いベートーヴェンの「大公」とシューベルトの第1
番。常設トリオならではのバランスの取れたアンサンブルと、豊かな音楽性で聴かせてくれます。 |
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ラーザリ・ベルマン・レア音源集Vol.2
(1)リスト:ダンテを読んで(ソナタ風幻想曲)
(2)スクリャービン:ピアノ・ソナタ第4 番Op.30
(3)プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8 番変ロ長調Op.84
(4)ラフマニノフ:前奏曲ト短調Op.23の5
(5)スクリャービン:練習曲変ロ短調Op.12の11
(6)プロコフィエフ(作曲者編):「3つのオレンジへの恋」〜行進曲
(7)スクリャービン:練習曲嬰ニ短調Op.12の12 |
ラーザリ・ベルマン(Pf) |
今聴いても凄い、ベルマン伝説の演奏の登場。
録音:1972 年11 月25 日/ミラノ(ライヴ)/MONO、69’
15”
ラーザリ・ベルマンは1970 年代前半に突然世界的に注目され、スターとなりました。このアルバムはまさにその頃にミラノで行ったライヴで、得意の難曲を集めたプログラムとなっています。当時のベルマンのテクニックは超絶的で難曲でも格闘しなくて良いため、作品の素晴らしさをじっくり味わえます。
また音色が明るく、たっぷりとした音も魅力。今聴いても凄い、ベルマン伝説の演奏の登場です。
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MARSTON
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53012-2
(3CD)
\7500
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「マイヤベーア・オン・レコード 第2集」 |
○「北極星」から
「ウクライナの子供たち」 エクトル・デュフランヌ(バリトン)1907年
「彼らを見守ってください(祈りとバルカロール)」
リズ・ランドゥジ(ソプラノ)1911年
「ああ、幸せな日々」 ポール・パヤン(バス)
1910年頃
「ラ、ラ、ラ、大好きなアリア!(イタリア語)」
ルイーザ・テトラッツィーニ(ソプラノ) 1913年9月26日
「ラ、ラ、ラ、大好きなアリア!」〜カデンツァ
エレン・ビーチ・ヨー 1899年3月18日
○「ディノラ」から
「眠れ、かわいい子、静かに眠りなさい」
ジュゼッピーナ(ジョセフィーナ)・ウゲット(ソプラノ)
1906年
「神は私たち各々に分け前を与えてくれる」(イタリア語)
ガエターノ・ピーニ=コルシ(テノール)1906年
「ああ、力強い魔力よ」 ガブリエル・スラクロワ(バリトン)
1900年7月
「ああ、力強い魔力よ … ついに時が来た」
アンリ・アルベール(バリトン) 1912年
「その時から、夜が来ると」(イタリア語)
カロリーナ・ラッザーリ(メッゾソプラノ)
1917年
「軽やかな影」 ジャヌ・メレイ(ソプラノ)
1904年12月
「軽やかな影」 セシル・メルギリエ(ソプラノ)
1905年
「軽やかな影」 ガブリエル・リッテ=シャンピ(ソプラノ)
1924年
「ああ!なんと寒い!なんと恐ろしい!」(イタリア語)
ガエターノ・ピーニ=コルシ(テノール)1906年
「狩りへ、狩りへ」 イポリート・ベロム(バス)
1908年
「小麦は刈り取り時」 セザール・ヴェッツァーニ(テノール)
1912-13年ころ
「ああ!私の後悔はあなたの復讐だ」 マックス・ブヴェ(バリトン)
1903年3月
「ああ!私の後悔があなたの報復になればいい」
ダニエル・ヴィノー(バス) 1907年
○「アフリカの女」から
「さようなら、私の優しい海岸よ」 ベルト・オギュエ・ドゥ・モンタラン(ソプラノ)
1909年3月24日
「神よ、この世が崇めるお方」
ポール・パヤン(バス)、ウジェーヌ・フレヴィーユ(バス)、ベルナール・ブサゴル(バス)
1910年12月23日
「私は見たのだ、高貴な方々よ」(イタリア語)
アントーニオ・アランブーロ(テノール) 1901年
「不信人者と反逆者に」
アギュスタレッロ・アフル(テノール)、ウジェーヌ・フレヴィーユ(バス)、
リュシアン・リゴ(バス)、アンリ・ルキアン(バス)、アルマン・ナルソン(バス)
1908年
「私の膝の上に」 フェリア・リトヴァンヌ(ソプラノ)
1912年
「私の膝の上に … ああ!私は死ぬ、ああ!」(ドイツ語)
ザビーネ・カルター(ソプラノ) 1923年4月13日
「王の娘 … 愛が私を捉えた時」 ルイ・レステリ(バリトン)
1914年1月14日
「彼らの無力な怒りは無駄だ … 私にとってあなたがどれほど愛しいか」
マリー・ラファルグ(ソプラノ)、レオン・ベイル(テノール)
1912年12月5日
「枝の嘆く音の中で」(七重唱)
リズ・ランドゥジ(ソプラノ)、アメリ・タレクシス(ソプラノ)、ガストン・デュボワ(テノール)、
ティナ・デュボワ=ロジェ(メッゾソプラノ)、ジョルジュ・レジス(テノール)、
リュシアン・リゴ(バス)、エティエンヌ・ビロ(バス)、1907年
「起きろ、水夫たち!」
ガストン・ドゥ・プメラク(テノール)、ルイ・ナンセン(テノール)、
アンリ・ダンジェ(バリトン)、イポリート・ベロム(バス)
1909年
「ああ、偉大な聖ドミニク」 ベルト・オギュエ・ドゥ・モンタラン(ソプラノ)、合唱
1908年12月2日
「おい、水夫たち」 ピエール・ゲラール(バス)
1904年
「アダマストル、深い波の王は」 レオン・メルシセデク(バリトン)
1907年
「アダマストル、深い波の王は」 エクトル・デュフランヌ(バリトン)、合唱
1907年
「憎んでいるが、あなたの元へ行こう」(イタリア語)
ジーノ・マルティネス=パッティ(テノール)、チェーザレ・プレーヴェ(バス)
1905年
「素晴らしい土地 … ああ、楽園よ!」
レオン・エスカライス(エスカレ)(テノール)
1905年
「私を船の方に連れて行ってください」
アギュスタレッロ・アフル(テノール) 1906年
「彼女を愛していた … 私を打ち砕け、雷よ!」
ルイ・レステリ(バリトン) 1916年4月18日
「ブラマ!ウィシュヌ!シヴァ!」 ピエール・ダシ(バス)、合唱
1909年
「ああ、大きな喜び!」 マリー・ラファルグ(ソプラノ)、レオン・ベイル(テノール)
1912年12月18日
「薄布の覆いよ」 アントワネット・ロト=ブリュン(ソプラノ)、合唱
1905年
「ここから海が見える … ああ、壮麗な寺院よ」
オデット・カーリル(ソプラノ) 1911年7月3日
○「北極星」から
「彼らを見守ってください」(祈りとバルカロール)(イタリア語)
ロサリア・カリア(ソプラノ) 1900年
「ああ、幸せな日々」 ポル・プランソン(バス)
1908年4月14日
「ラ、ラ、ラ、大好きなアリア!」(イタリア語)
イヴォンヌ・ドゥ・トレヴィーユ(ソプラノ)
1916年
○「ディノラ」から
「軽やかな影」(イタリア語) エルヴィーラ・デ・イダルゴ(ソプラノ)
1924年3月20、22日
「軽やかな影」(ドイツ語) マルガレーテ・ジームス(ソプラノ)
1903年
「狩りへ、狩りへ」 ジュスト・ニヴェット(バス)
1908年
「ああ!私の後悔があなたの報復になればいい」(イタリア語)
マリオ・アンコーナ(バリトン) 1908年3月20日
○「アフリカの女」から
「私の膝の上に … ああ!私は死ぬ、ああ!」
ローザ・ポンセル(ソプラノ) 1925年1月14日
「王の娘」 ガブリエル・スラクロワ(バリトン)
1904年
「私にとってあなたがどれほど愛しいか」
アメリ・タレクシス(ソプラノ)、ガストン・デュボワ(テノール)1907年
「ああ、偉大な聖ドミニク」 アントワネット・ロト=ブリュン(ソプラノ)
1905年
「おい、水夫たち … アダマストル、深い波の王は」(イタリア語)
リカルド・ストラッチャーリ(バリトン) 1925年3月23日
「素晴らしい土地 … ああ、楽園よ!」
ポール・ダンジェリ(テノール) 1910年
「素晴らしい土地 … ああ、楽園よ!」
レオン・ベイル(テノール) 1905年
「ああ、楽園よ!(断片)」 ジャン・ド・レスケ(テノール)
1901年3月15日
「セリカとヴァスコの二重唱の断片」
リュシエンヌ・ブレヴァル(ソプラノ)、ジャン・ド・レスケ(テノー
ル) 1901年3月15日
「ああ、大きな喜び!」 アメリ・タレクシス(ソプラノ)、ガストン・デュボワ(テノール)
1907年
「ここから海が見える … ああ、壮麗な寺院よ」
バルバラ・ケンプ(ソプラノ) 1917年
「ああ、素敵な色 … 何と言う天の調べ!」(イタリア語)
チェレスティーナ・ボニンセーニャ(ソプラノ)
1905年
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1899〜1925 年の録音!マイヤベーア・オン・レコード第2集!
録音:1899-1925年、ADD、229'13
マイヤベーア・オン・レコード、第1 集(53009-2
3CD)に続き、マイヤベーア没後150 周年記念の2014
年に第2 集が発売。今回は第1 集に収録された主要3
作、「悪魔ロベール」、「ユグノー」、「預言者」を除いた諸作からのアリアなどが収録されている。マイヤベーアの遺作「アフリカの女」からの録音が多く収録されているが、「北極星」や「ディノーラ」など、今日ではあまり取り上げられない作品の録音も多く、20
世紀初頭にはマイヤベーアのオペラがまだ高い人気を誇っていたことが伺える。
最古の録音は1899 年、まだ19 世紀のもの。新しくても1925
年という、Marston らしい発掘精神に溢れた内容である。歌手は、今でこそ歴史に名が埋もれてしまった人が多いが、いずれも当時のスター歌手ばかりで、スタイルの違いや録音の古さを超えて訴えかけてくるものがある。 |
MELODIYA
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ピエール・ブーレーズ・イン・モスクワ
ストラヴィンスキー:バレエ音楽《ペトルーシュカ》
ウェーベルン:6つの小品 Op.6
ドビュッシー:管弦楽のための3つの交響的素描《海》 |
ピエール・ブーレーズ(指揮)
モスクワ音楽院交響楽団 |
ピエール・ブーレーズ・イン・モスクワ!鉄のカーテン崩壊の象徴がメロディアから登場!
ブーレーズが振る、ストラヴィンスキー!ウェーベルン!ドビュッッシー!
1990年、ピエール・ブーレーズ、モスクワ音楽院大ホールの指揮台に立つ!
1990年5月、ロシア、モスクワを訪れたブーレーズ。
ロシア音楽界の総本山であるモスクワ音楽院大ホールを舞台としたコンサートでは、ストラヴィンスキー、ウェーベルン、ドビュッシーを演奏。
冷戦直後のロシアで、西側から来たブーレーズとロシアの演奏家たちによるオーケストラとの共演は、鉄のカーテン崩壊の象徴の1つとなった画期的な出来事である。
ピエール・ブーレーズ・イン・モスクワ。それは、冷戦直後のモスクワ音楽院大ホールに鳴り響いたロシア、新ウィーン楽派、フランス印象派の20世紀作品の貴重な記録である。
※録音:1990年3月5日、モスクワ音楽院大ホール/ディジパック仕様 |
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MELCD 1002269
(3CD/特別価格)
\4400 →\3990
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ニコラーエワ/
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ
Op.87 |
タチアナ・ニコラーエワ(ピアノ) |
その存在自体が幻だったタチアナ・ニコラーエワが弾くショスタコーヴィチの「24の前奏曲とフーガ」。
初演者ニコラーエワによる1987年の録音は、後のハイペリオン盤(Hyperion/CDA
66441/3)へと続く2回目のレコーディング。約168分に及ぶニコラーエワの演奏は、同曲屈指の名盤として高く評価され続けてきたもの。
1987年の録音。ディジパック仕様。 |
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MELCD 1002157
(5CD/特別価格)
\5600 →\5190
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スヴェトラーノフ/
チャイコフスキー:交響曲全集
交響曲第1番ト短調 Op.13《冬の日の幻想》
交響曲第2番ハ短調 Op.17《小ロシア》
交響曲第3番ニ長調 Op.29《ポーランド》
交響曲第4番ヘ短調 Op.36
交響曲第5番ホ短調 Op.64
交響曲第6番ロ短調 Op.74《悲愴》 |
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団 |
エフゲニー・スヴェトラーノフがロシア国立交響楽団の音楽監督就任直後、1967年にレコーディングを行った1度目のチャイコフスキーの交響曲全集。
金管&打楽器セクションの強烈なパワー、オーケストラの疾走感と圧倒的存在感は、このコンビならではの特別なもの。
1967年の録音。 |
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バシュメット/ヴィオラとピアノのためのソナタ集
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調
D.821
ブラームス:
ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1
ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2 |
ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)
ミハイル・ムンチャン(ピアノ) |
バシュメットの"メロディア音源"のブラームス&シューベルト!
ロシア楽壇のカリスマであり、ソロ・ヴィオラの第一人者でもあるユーリ・バシュメットが、メロディア(Melodiya)にレコーディングを行ったブラームス&シューベルトが復刻!
1976年のミュンヘン国際音楽コンクールで第1位に輝き、西側でも一気にその名声を高めたバシュメット。若き日の情熱が宿るメロディア音源のブラームスとシューベルトは、現在も高い評価を受けている名演です。
1977年(シューベルト)&1984年3月23日(ブラームス)の録音。ディジパック仕様。 |
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木管楽器のためのロシアの室内楽作品集Vol.2
グリンカ:
クラリネット、ファゴットとピアノのための《悲愴三重奏曲》ニ短調
バラキレフ:
ピアノ、フルート、オーボエ、ホルンと弦楽四重奏のための
《八重奏曲》 Op.3
イッポリトフ=イワノフ:
フルート、オーボエ、クラリネット、
ファゴットとハープのための《グルジアの夕べ》ト短調
Op.71
グラズノフ:サクソフォン四重奏曲変ロ長調
Op.109
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○グリンカ
ウラディーミル・ソコロフ(クラリネット)
セルゲイ・クラサヴィン(ファゴット)
リューボフ・チモフェーエワ(ピアノ)
○バラキレフ
ワレンチン・ズヴェレフ(フルート)
アナトーリ・リュビモフ(オーボエ)
ボリス・アファナシエフ(ホルン)
アンドレイ・コルサコフ(ヴァイオリン)
ミハイル・トルピーゴ(ヴィオラ)
フョードル・ルザノフ(チェロ)
リファト・コマチュコフ(コントラバス)
アレクセイ・ナセトキン(ピアノ)
○イッポリトフ=イワノフ
ワレンチン・ズヴェレフ(フルート)
アナトーリ・リュビモフ(オーボエ)
ウラディーミル・ソコロフ(クラリネット)
セルゲイ・クラサヴィン(ファゴット)
エミリア・モスクヴィチナ(ハープ)
○グラズノフ
レフ・ミハイロフ(ソプラノ・サクソフォン)
アレクサンドル・オセイチュク
(アルト・サクソフォン)
ユーリ・ヴォロンツォフ
(テナー・サクソフォン)
ウラディーミル・エリョーミン
(バリトン・サクソフォン) |
旧ソ連の木管!グラズノフのサクソフォン四重奏曲を収録!
旧ソ連時代のオーケストラの木管セクションを支えた猛者たちによる"木管楽器"のためのロシアの室内楽作品集第2集は、1832年のグリンカからバラキレフ、イッポリトフ=イワノフを経て、1932年のグラズノフまで、100年の間に作曲された4作品。
ソヴィエト国立響首席のウラディミール・ソコロフ、モスクワ放送響の首席ボリス・アファナシエフ、プラハの春国際音楽コンクールの覇者ワレンチン・ズヴェレフの活躍に加え、レフ・ミハイロフやウラディーミル・エミョーリンらによるサクソフォン・クヮルテットなど、今回の第2集も聴きどころ満載!
1981年(グリンカ)&1976年(バラキレフ、グラズノフ)&1975年(イッポリト=イワノフ)の録音。ディジパック仕様。 |
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バロック音楽Vol.1
アルビノーニ:
オーボエ協奏曲第3番変ロ長調 Op.7-3、協奏曲第3番ニ長調
Op.5-3
ヴィヴァルディ:
フルート、オーボエ、ファゴットと通奏低音のための協奏曲
Op.44-3, RV.103
テレマン:管弦楽組曲《水の音楽》ハ長調
TWV55:C3
ヘンデル:合奏協奏曲ロ短調 Op.6-12, HWV.330 |
ルドルフ・バルシャイ(指揮)
モスクワ室内管弦楽団 |
その名も「バロック音楽(Baroque Music)」シリーズの第1集は、ルドルフ・バルシャイ&モスクワ室内管弦楽団による、アルビノーニ、ヴィヴァルディ、テレマン、そしてヘンデル。
1950年代後半から1970年代前半の旧ソ連で、しかもバルシャイとモスクワ室内管のコンビで演奏された「バロック音楽」には、アラ・ヴァシリエワやミハイル・ムンチャン、エフゲニー・ネパロ、ウラディーミル・ボゴラードなど、ロシアの名手たちが名を連ねている。旧ソ連時代の「バロック音楽」。その演奏、解釈が非常に楽しみ。
1958年−1971年の録音。ディジパック仕様。 |
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メトネル・プレイズ・メトネル Vol.1
メトネル:
《おとぎ話》より
Op.8-1, Op.20-1, Op.20-2, Op.34-2,
Op.34-3,
Op.51-1, Op.51-2, Op.51-3
3つのノヴェレッテ Op.17より 第1番、第2番
3つの小品 Op.31より 第1番
忘れられた調べ第1集 Op.38より 第3番
忘れられた調べ第2集 Op.39より 第3番、第4番、第5番
忘れられた調べ第3集 Op.40より 第4番 |
ニコライ・メトネル(ピアノ) |
ロシア・ロマン派のコンポーザー=ピアニスト、ニコライ・メトネル(1879−1951)が遺した自作自演がメロディアから復刻。
シリーズ第1集は、「おとぎ話」や「忘れられた調べ」などからの小品を集めたプログラム。作曲者自らの演奏で作品の解釈を知ることのできる意義深いメトネルのアンソロジーです。
1930年−1947年、ロンドン、パリでの録音。ディジパック仕様。 |
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MELCD 1002261
【新装移行再発売】
\2200 →\1990
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オイストラフ代表的名演/チャイコフスキーとグラズノフの協奏曲
チャイコフスキー:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35、憂鬱なセレナード変ロ短調
Op.26
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.82 |
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
キリル・コンドラシン(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団 |
20世紀ロシアのヴァイオリンの帝王、ダヴィド・オイストラフ(1908−1974)の代表的名演であるチャイコフスキーとグラズノフの協奏曲。共演は両作品ともコンドラシン&ソヴィエト国立響。
オイストラフ生誕100周年記念盤(MELCD 1000239)からの新装移行再発売。1957年、1945年(憂鬱なセレナード)、1948年(グラズノフ)の録音。ディジパック仕様。
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MELCD 1002262
【新装移行再発売】
\2200 →\1990
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ヴィヴァルディ:協奏曲集
オーボエ協奏曲イ短調 RV.461*
ヴァイオリンとチェロのための協奏曲イ長調
RV.546
ヴァイオリン協奏曲ホ短調 RV.278
チェロ協奏曲ロ短調 RV.424
ヴァイオリンとチェロのための協奏曲変ロ長調
RV.547
フルート協奏曲ト短調 RV.439《夜》**
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オレグ・カガン(ヴァイオリン)
ナターリヤ・グートマン(チェロ)
レフ・マルキス(指揮)
モスクワ・フィルハーモニー交響楽団
エフゲニー・ネパロ(オーボエ)*
ルドルフ・バルシャイ(指揮)*
モスクワ室内管弦楽団*
アルベルト・ゴフマン(フルート)**
ダヴィド・オイストラフ(指揮)**
モスクワ・フィルハーモニー交響楽団
ソロイスツ・アンサンブル** |
43歳という若さでこの世を去ったオイストラフ門下の名ヴァイオリニスト、オレグ・カガンの録音を含む、ヴィヴァルディの協奏曲集。妻であるナターリャ・グートマンとの共演での「協奏曲
RV.547」も収録。今もなお高い人気を誇るオレグ・カガンが1974年に、旧ソ連で奏でたヴィヴァルディが新装復刻です。
MELCD 1001229からの新装移行再発売。1974年、1968年*/**の録音。ディジパック仕様。 |
MEMBRAN
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600176
(10CD)
\2100→\1890 |
ポール・トルトゥリエ(Vc)名演奏集
エルガー:チェロ協奏曲
マルコム・サージェント指揮、BBC交響楽団 1953年録音
トルトゥリエ:2つのチェロのための二重奏曲「Duos
Chameau-Loutres」
モード・トルトゥリエ(Vc)1958年録音
R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」Op.35
ルドルフ・ケンペ指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1958年録音
ヒンデミット:チェロ協奏曲
カレル・アンチェル指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1955年録音
オネゲル:チェロ協奏曲
ジョルジュ・ツィピーヌ指揮、フランス国立放送管弦楽団 1957年録音
ベートーヴェン:チェロソナタ第1番〜第4番
カール・エンゲル(pf)1950年〜1953年録音
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番
パブロ・カザルス指揮、プラド祝祭管弦楽団 1950年録音
J.S.バッハ(T.de Harte編):前奏曲変ホ短調
タッソ・ヤノプーロ(pf)1946年録音
ハイドン:チェロ協奏曲第2番Hob.VIIb/2
ジャン・フルネ指揮、コンセール・コロンヌ芸術協会 1947年録音
ブラームス:ピアノ四重奏曲第3番
マイラ・ヘス(pf)ヨーゼフ・シゲティ(Vln)ミルトン・ケイティムス(Vla)1958年録音
シューマン:子供の情景より「トロイメライ」
ジョン・ニューマーク(pf)1958年録音
ブラームス:チェロソナタ第1番、第2番
カール・エンゲル(pf)1953年録音
シューベルト:弦楽五重奏曲D.956
アイザック・スターン(Vln)アレクサンダー・シュナイダー(Vln)
ミルトン・ケイティムス(Vla)パブロ・カザルス(Vc)1952年録音
ラヴェル:ハバネラ形式の小品/
キュイ:オリエンタル/
ショパン:前奏曲OP28-4/
クープラン:エアーとシャコンヌ/
パガニーニ:無窮道/
ジャルディーニ:2台のチェロの為のタンブーラン/
ドヴォルザーク:ロンド/
プロコフィエフ:子供の為の音楽より「行進曲」/
ニン:グラナディーナ/
サラサーテ:サパテアード/
ポッパー:ガヴォット 1958年録音 |
モード・トルトゥリエ(Vc)
ジョン・ニューマーク(pf) |
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フルトヴェングラー〜オペラ・ライブ |
600168
(41CD)
\8000→\7490 |
クラムシェル・ボックス仕様。
MEMBRANはすぐに完売しますのでご注意ください。(2014.8.4) |
ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」全曲
楽劇「ラインの黄金」
フェルディナント・フランツ
エリーザベト・ヘンゲン
1950年3月4日、ミラノ・スカラ座
楽劇「ワルキューレ」
ギュンター・トレプトウ
ヒルデ・コネツニ
1950年3月9日、ミラノ・スカラ座
楽劇「ジークフリート」
セット・スヴァンホルム
キルステン・フラグスタート
1950年3月22日、ミラノ・スカラ座
楽劇「神々の黄昏」
キルステン・フラグスタート
マックス・ローレンツ
1950年4月4日、ミラノ・スカラ座
ミラノ・スカラ座合唱団
ミラノ・スカラ座管 |
ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」第2幕より
フリーダ・ライダー
ラウリッツ・メルヒオール
1936年、コヴェントガーデン王立歌劇場
ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」第3幕より
キルステン・フラグスタート
ルートヴィヒ・ウェーバー
ロンドン・フィル
1937年6月1日、コヴェント・ガーデン王立歌劇場 他 |
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より
ルートヴィヒ・ズートハウス
エルナ・シュルター
ゴットロープ・フリック
1947年10月3日、ベルリン |
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より
アニー・コネツニ
マックス・ローレンツ
ウィーン国立歌劇場
1941年12月25日、1943年1月2日、ウィーン国立歌劇場 |
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」全曲
ヤーロ・プロハスカ
マリア・ミューラー
マックス・ローレンツ
1943年7月、バイロイト祝祭劇場 |
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」より
マックス・ローレンツ
マリア・ライニング
ウィーン国立歌劇場
1936年1月、ウィーン 他 |
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」全曲
キルステン・フラグスタート
ユリウス・パツァーク
ウィーン国立歌劇場
1950年8月5日、ザルツブルク祝祭劇場 |
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」全曲
ハンス・ホップ
エリーザベト・グリュンマー
ウィーン国立歌劇場
1954年7月、ザルツブルク祝祭劇場 |
モーツァルト:歌劇『魔笛」全曲
ヨゼフ・グラインドル
ヴィルマ・リップ
ウィーン国立歌劇場
1951年8月6日、フェルゼンライトシューレ |
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」全曲
エーリヒ・クンツ
イルムガルト・ゼーフリート
パウル・シェフラー
エリーザベト・シュヴァルツコップ
ウィーン国立歌劇場
1953年8月7日、ザルツブルク祝祭劇場 |
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」全曲
ティト・ゴッビ
エリーザベト・シュヴァルツコップ
リューバ・ヴェリッチュ
ウィーン国立歌劇場
1950年7月27日、ザルツブルク祝祭劇場 |
グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」全曲
フェドーラ・バルビエーリ
ヒルデ・ギューデン
マグダ・ガボリー
ミラノ・スカラ座
1951年4月7日、ミラノ |
ヴェルディ:歌劇「オテロ」全曲
ラモン・ヴィナイ
ドラジカ・マルティニス
パウル・シェフラー
ウィーン国立歌劇場
1951年8月7日、ザルツブルク祝祭劇場 |
OPUS蔵
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フィルハーモニア管弦楽団、初期の指揮者第3弾はオットー・アッカーマン!
R.シュトラウス:
歌劇「カプリッチョ」最後の場面“明日のお昼の11時ですって?”、
4つの最後の歌
エリザベート・シュワルツコップ(ソプラノ)
録音:1953年
ワーグナー:
歌劇『さまよえるオランダ人』〜
第2幕、ダーラントのアリア「わが子よ」
歌劇『タンホイザー』〜
第2幕、領主ヘルマンのアリア「この殿堂に」
楽劇『パルジファル』〜
第3幕、聖金曜日の音楽、「これこそ聖金曜日の奇蹟」
楽劇『ローエングリン』〜
第1幕、王の挨拶「親愛なるブラバントの方々よ」、
第1幕、王の祈り「主なる神よ、この試合を」
楽劇『ワルキューレ』〜
第3幕、ヴォータンの告別と魔の火の音楽
オットー・エーデルマン(バス・バリトン)
録音:1957年 |
オットー・アッカーマン(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団 |
原盤:UK-Columbia LP
アッカーマンは日本ではオペレッタ指揮者として知られていますが、ケルン、チューリッヒ、ウィーンと歌劇場で活躍していた指揮者です。当時のヨーロッパでは歌劇場の音楽家は多かったのですが、日本に彼らの活躍は伝わりませんでした。特にアッカーマンは50
歳という若さで亡くなったことで埋もれてしまいました。
また、エーデルマンは1950、60 年代のワーグナー歌手として一流でしたが、日本ではホッターの陰に隠れてしまいました。シュワルツコップと共演したフルトヴェングラーのバイロイトの「第9」、映像となったカラヤンとの「ばらの騎士」がありながらです。EMI
がワーグナーの全曲を録音するようになったのはエーデルマンがピークを過ぎてからのことです。実際ライブCD
が出るようになって、初めてエーデルマンのオペラでの活躍を知ることになりました。ここではアッカーマンの指揮をバックにした、シュワルツコップとエーデルマンの歌声をお聴きください。(OPUS
蔵)
「アッカーマン指揮による《メリー・ウィドウ》全曲は、前述のフランスACC
ディスク大賞「オペレッタ部門賞」に輝く成功作だったのだが、当事者のレッグ/シュワルツコップ/アッカーマンのトリオとしては、自分たちが本当に聴いて欲しい真実の芸術的自信作は、そんなオペレッタではなくて、同じ1953年の
9 月25 日と26 日、ロンドンでもいつものキングズウェイ・ホールとは別のワトフォード・タウンホールで録音したR・シュトラウスの《4
つの最後の歌》と歌劇《カプリッチョ》最後の場が、秘められた珠玉の1枚だったのである。
《メリー・ウィドウ》の「ヴィリアの歌」をあでやかに歌うシュワルツコップの円熟の名唱を伴奏しながら、いま38
歳、声と表現と魅力が絶頂期にあるこのソプラノには、もっと深い真実の芸術を歌う作品を…とアッカーマンは切望していた。スイス在住という身軽さ、一流歌劇場の主宰者でもある職業柄、アッカーマンは昨年(1952
年) 1 月のミラノ・スカラ座での《バラの騎士》公演ではじめて元帥夫人を歌い、同じくはじめてオックス男爵を歌うオットー・エーデルマンに侵すべからざる凛とした威厳の美しさを示したシュワルツコップの歌唱のすばらしさを思うと、若き元帥夫人とも想像される《カプリッチョ》の伯爵令嬢マドレーヌの独り舞台となるラスト・シーンこそ、いまの彼女のソプラノで聴きたいと考えたという。偶然だがレッグもシュワルツコップのオペラでの持ち役を決めるべき時期が来ていることを痛感していたから、かねて考えていたR・シュトラウスの《4
つの最後の歌》《カプリッチョ》最後の場をアッカーマン/フィルハーモニア管の伴奏で録るべきと確信したのだろう。
(中略)1951 年に戦後初めて再開されたバイロイト音楽祭で、あの世紀に残るフルトヴェングラーのベートーヴェン《第9》にシュワルツコップとエーデルマンの素晴らしいソロを聴いた人のすべてにこのワーグナー・プログラムを捧げたい。1916
年 2 月 5 日、ウィーンでうまれたバス・バリトンのエーデルマンは1951
年のバイロイトでは《マイスタージンガー》の主役ハンス・ザックスで、シュワルツコップのエーファと共演してデビューするが、アッカーマン/フィルハーモニア管弦楽団の伴奏での6
曲の録音が残されていたことはよろこばしい。大袈裟なハッタリや面白がらせる誇張を排したアッカーマンのワーグナー演奏、細部の自然な流れとともにアッカーマンの人間味を感じさせて爽やかな気分に誘うプログラムをを聴いていただけることと筆者は思います。」(小林利之) |
ORFEO
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ORFEOR 726143
(3CD)
\7100 →\6490
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「クーベリック/ケルン放送響ライヴ集1960-1963」
[CD 1]79’25”
・シューマン:チェロ協奏曲イ短調op. 129 24’37”
ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ) 録音:1961年4月10日
・ハイドン:交響曲第101番ニ長調Hob. I:101「時計」 29’34”
録音:1963年5月31日
・ハイドン:交響曲第102番変ロ長調Hob.
I:102 25’12”
録音:1961年4月10日
[CD 2]65’28”
・シューマン:ピアノ協奏曲イ短調op. 54 32’50”
クラウディオ・アラウ(ピアノ) 録音:1963年5月31日
・シューマン:交響曲第3番変ホ長調op.
97「ライン」 32’36”
録音:1962年9月20日
[CD 3]77'21”
・メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」op.
26 10’17”
録音:1962年1月25日
・ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲ト短調op.
33 36’01”
ルドルフ・フィルクシュニー(ピアノ) 録音:1960年2月22日
・メンデルスゾーン:交響曲第5番ニ長調op.
107「宗教改革」 31’01”
録音:1963年10月18日 |
ケルン放送交響楽団
(現ケルンWDR 交響楽団)
ラファエル・クーベリック(指揮) |
クーベリック生誕100 周年記念ケルン放送響ライヴ1960−63、フィルクシュニーとのドヴォルザーク、シュタルケルとのシューマンなど豪華共演の協奏曲
収録場所:すべてケルン、フンクハウス、ザール1/製作:ケルンWDR/ADD、モノラル、222’14”
2014 年6 月29 日に生誕100 周年を迎えたチェコ出身の名指揮者ラファエル・クーベリック。ライヴを中心にクーベリックの名演奏の数々をリリースしてきたORFEO
からまたひとつアニヴァーサリー・イヤーを飾る最高の一組が登場します。
ケルンWDR のアーカイヴ音源を使用したCD3
枚組のボックス・セットは、1960 年代初めにクーベリックがケルン放送響を指揮した複数のコンサートから編まれたもので、おそらくすべて正規盤としては初出の内容とおもわれます。
演奏の特徴として、作品の本質を的確に掴み、カチッと端正でありながら、ここぞというところでは熱のこもった部分にも事欠かないという、実演におけるクーベリックの持ち味がよく表われており、しかもメンデルスゾーンの「宗教改革」やハイドンの「時計」&
102 番などセッション録音の存在しないレパートリーが含まれるプログラム構成がおおいに興味をかきたてます。
そのうえ、3 曲収録されている協奏曲がまた聴きもの。フィルクシュニー、シュタルケル、アラウと、ソリストがみな大物ばかりというのがなんとも嬉しい限りで、ここでしか聴けない特別な内容となっています。
チェコ出身のクーベリックにとって、ドヴォルザークはキャリアを通じて特別な作曲家であり、すべての作品も特別な作品であり続けましたが、ドヴォルザークのピアノ協奏曲におけるソリストは、同じくチェコの名手フィルクシュニーが務めています。1948
年の政変でクーベリックが祖国を離れる以前、1946年に第1
回プラハの春音楽祭がクーベリックのもとで催された際にも、クーベリックの指揮でフィルクシュニーは同曲を演奏しており、ここで同じ顔合わせが実現したことになります。
シューマンのチェロ協奏曲はシュタルケルが好んで取り上げていた得意曲で、すでに1957
年のジュリーニ指揮フィルハーモニア管とのセッション録音、1962
年のスクロヴァチェフスキ指揮ロンドン響とのセッション録音、1994
年のデニス・ラッセル・デイヴィス指揮バンベルク響との共演盤と3
種の異演をかぞえるほど。交響曲第3 番と同年の作で濃厚なロマン薫る内容に、ここでも36
歳の若きシュタルケルが熱い思いのたけをぶつけて圧巻。
シューマンの協奏曲を弾くアラウといえば、この1
年後の1964 年に同じクーベリックとの顔合わせでおこなったブラームスの第1
協奏曲ライヴ盤(ORFEOR.500991)があり、そこでの美しく、スケールおおきなピアノがたまらなく印象深いものでした。パワフルなクーベリックの音楽運びも特筆もので、相性の良さからくる熱演ぶりが思い起こされるので、ここでの内容にもおおいに期待が持てそうです。 |
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ORFEOR 886142
(2CD)
\4800 →\4390
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ベーム、ウィーン国立歌劇場、伝説の「エレクトラ」!!!
R.シュトラウス:「エレクトラ」 |
ビルギット・ニルソン(S エレクトラ)
レオニー・リザネク(S クリソテミス)
レジーナ・レズニク(Ms クリテムネストラ)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(T エギスト)
エーベルハルト・ヴェヒター(Br オレスト)
フレデリック・ガトリー(Bs オレストの侍者)
マルガレータ・シェーステット(S クリテムネストラの側近の侍女)
マルガリータ・リロヴァ(S クリテムネストラの裾持ち)
ゲルハルト・ウンガー(T 若い従者)
ヘルベルト・ラックナー(Bs 老いた従者)
ダニカ・マスティロヴィッチ(S 監視の女)
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S 女中)ほか
カール・ベーム(指揮)ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団 |
ニルソン、リザネク、ヴィントガッセン、レズニク、ヴェヒター、脇役にヤノヴィッツ!超豪華キャストの1965
年ライヴ、蔵出し音源にて登場!!
ライブ録音:1965 年12 月16 日、ウィーン/98'
40、モノラル
シュトラウス・イヤーにORFEO が素晴らしい音源を発掘!伝説的な1965
年、カール・ベーム指揮ウィーン国立歌劇場での「エレクトラ」がORF
所蔵の蔵出し音源から全曲CD 化!
1965 年12 月16 日、ウィーン国立歌劇場ではリヒャルト・シュトラウスの「エレクトラ」が新制作上演されました。ヴィーラント・ワーグナーによる新演出(1980
年の来日公演の際の演出)、偉大なカール・ベームの指揮というだけでも、極めて力の入った上演だとわかるもの。
こうした特別な時のウィーン歌劇場の豪華さは半端なものではなく、それは歌手の名前だけでも分かります。
エレクトラは当時最全盛期、圧巻としか言いようのないビルギット・ニルソン。クリソテミスはベームが長年重用した大ソプラノ、レオニー・リザネク。クリテムネストラは性格的な役を得意としたレジーナ・レズニク。これだけでも豪華なのに、さらにオレストにはウィーンの名バリトン、エーベルハルト・ヴェヒター、エギストに偉大なヘルデン・テノール、ヴォルフガング・ヴィントガッセン、若い従者にゲルハルト・ウンガー、そして四人の女中の一人には、既に人気が出ていたグンドゥラ・ヤノヴィッツ!こんな豪華なキャストはまさに空前絶後!!
もちろんベームの指揮は素晴らしいことこの上なし!「エレクトラ」に格別の愛着をもつこの大指揮者としてもなお一世一代の気合の入った演奏で、ほぼ完全にウィーン・フィルであろうオーケストラが終始一貫激しい緊張感を持って唸りを上げています。しかもどんな時でも音が情感を湛えているところがさすがベーム、さすがウィーン。オレストとの再会の場面ではウィーンの弦もむせび泣いています。
モノラルながらORF の蔵出し音源で、十分音楽を楽しむことのできる音質です。約半世紀前の豪華な一夜を、シュトラウス・イヤーにお楽しみください!!
なお、CD リブレットのトラックリストで、第1
幕のトラック11 が欠けております。訂正表示にての対応とさせていただきます。予めご了承くださいませ。
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PHAIA MUSIC
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PHU037
\1200 |
18世紀のナポリのマンドリンのための作品集
ヴェルドーネ:ソナタ ヘ長調/
リジェーリ:ソナタ第6番/
不詳:ソナタ ト長調/
デニス:ソナタ第1番/
ファルゲーレ:ソナタ第1番/
コレット:ソナタ ハ長調/
ジェルヴァシオ:ソナタ第2番Op.1 |
クリスチャン・シュナイダー(マンドリン)
シルヴィー・ピコ=デュアット(Harpsichord) |
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PHU039
\1200 |
ラモー:6つのコンセール
ボワモルティエ:クラヴサン組曲Op.59-1 |
ミレイユ・ラガセ(Harpsichord)
ジャン=ピエール・ドテール指揮、
カーン室内管弦楽団 |
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PHU040
\1200 |
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番、室内交響曲Op.110a
シュニトケ:ピアノ協奏曲 |
ヤコフ・カスマン(pf)
エマニュエル・ルデュク=バローム指揮、
カリーニングラード室内フィルハーモニー管弦楽団 |
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PHU041
\1200 |
オネゲル:交響曲第2番「弦楽のための交響曲」
R.シュトラウス:メタモルフォーゼン |
エマニュエル・ルデュク=バローム指揮、
バルト室内管弦楽団 |
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PHU042
\1200 |
オネゲル:
オラトリオ「死の踊り」
ミシェル・ピクマル(Br)
クロディーヌ・コラール(Sop)
ジャン・バケ指揮、
ドゥエ青年交響楽団、他
夜想曲、交響詩「夏の牧歌」
アンリ・ヴァシェイ指揮、ドゥエ青年交響楽団 |
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PHU044
\1200 |
プロコフィエフ:
ピアノ協奏曲第3番
束の間の幻影Op.22、年老いた祖母の話Op.31 |
ヤコフ・カスマン(pf)
エマニュエル・ルデュク=バローム指揮、
モスクワ国立交響楽団 |
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PHU045
\1200 |
フランク:
ヴァイオリンソナタ
前奏曲 アリアと終曲、前奏曲 コラールとフーガ |
アニー・ジョドリー(Vln)
インガー・セデルグレン(pf) |
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PHU046
\1200 |
シューベルト:弦楽四重奏曲第10番、第14番「死と乙女」 |
ターリヒ四重奏団 |
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PHU047
(2CD)
\1700 |
フランク:オルガン曲集
交響的大曲Op.17、前奏曲 フーガと変奏曲Op.18、
パストラールOp.19、祈りOp.20、フィナーレOp.21、
幻想曲イ長調、カンタービレ ロ長調、
英雄的小品ロ短調、3つのコラール |
スーザン・ランデール(Org) |
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PHU049
\1200 |
サン=サーンス:弦楽四重奏曲第1番、第2番 |
ヨアヒム四重奏団 |
PRAGA DIGITALS
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PRDDSD 350109
(SACD HYBRID)
\2900
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キャスリーン・フェリアーのブラームス
(1)ブラームス:アルト・ラプソディOp.53
(2)同:アルトのための2 つの歌Op.91
(3)同:4 つの厳粛な歌Op.121
(4)マーラー:亡き子をしのぶ歌
(5)グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」〜何と青い空 |
(1)クレメンス・クラウス(指)
ロンドン・フィル、合唱団
(2)フィリス・スパー(Pf)
マックス・ギルバート(Va)
(3)ジョン・ニューマーク(Pf)
(4)ブルーノ・ワルター(指)
ウィーン・フィル
(5)シャルル・ブリュック(指)
オランダ歌劇場管 |
真の凄さを実感させてくれる新マスタリングで登場
(1)1947 年12月18日(ロンドン) (2)1949
年2月15日(ロンドン) (3)1950 年7月12-14日(ロンドン) (4)1949
年10月4日(ウィーン、ライヴ) (5)1951 年1月9日(アムステルダム、ライヴ)/Mono、Stereo-Bi-Channel、74’
15”
SACD ハイブリッド盤。限定盤。メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をオリジナル音源からリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目されるシリーズの新作はキャスリーン・フェリアー。
キャスリーン・フェリアーは1953 年に41 歳で夭折しました。ここに収められた録音は、彼女の晩年とはいえ、30
代後半という若さにもかかわらず、老大家のような深みと円熟に驚かされます。いずれも他で入手できる音源ですが、ブラームスの3
篇は音質がめざましく向上し、フェリアーの微妙なニュアンスや息遣いまでリアルに伝わってきます。それゆえ、これまでも名演とされてきましたが、そんなレベルではない神業であったことを実感させてくれる凄さ。
さらにワルターと共演したマーラーの「亡き子をしのぶ歌」も音色が鮮明になっただけでなく、驚異的なエネルギーを放つ攻撃的な演奏であったことに気付かされます。 |
PREISER
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ジョン・ヴィッカーズ初期録音集
〜RCAリサイタル1961&厳選録音集1959-1962
ポンキエッリ:歌劇「ラ・ジョコンダ」〜空と海
フォン・フロトー:歌劇「マルタ」〜夢のように
ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」〜私は彼女を失った
チレア:歌劇「アルルの女」〜いつもの羊飼いの話を
レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」〜
衣装を着けろ/ いや、俺はもう道化師ではない!
ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」〜
ある日青空を眺めて/ 五月の晴れた日のように
プッチーニ:歌劇「トスカ」〜妙なる調和
ヴェルディ:歌劇「椿姫」〜ああ、いとしの私の恋人
ヴェルディ:歌劇「オテロ」〜私を恐れるな
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」〜慰めよ、」私の民を慰めよ
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」〜神よここは暗い...人生の春の日に
サン=サーンス:
歌劇「サムソンとデリラ」〜わたしの不幸を見てください、ああ
ヴェルディ:
歌劇「アイーダ」〜もしその戦士が私であったら…清きアイーダ
ワーグナー:「ワルキューレ」〜父は私に剣をくれると約束した |
ジョン・ヴィッカーズ(テノール)
ローマ歌劇場管弦楽団
指揮者;
ビーチャム、
クレンペラー、
ラインスドルフ、
プレートル、
セラフィン、
ショルティ
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カナダの英雄ジョン・ヴィッカーズ初期録音集
最高のヘルデン・テノールと言われていたカナダ人ジョン・ヴィッカーズの初期録音集。
カラヤンが好んで起用した歌手の一人。迫真の演技と歌唱力、抜群の安定感、そして独自の境地をしめす高い音楽性で数々の舞台を魅せてきたジョン・ヴィッカーズの貴重な録音集です。 |
SPECTRUM SOUND
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CDSMBA 006
(2CD)
\4800 →\4390
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スヴェトラーノフ指揮、クレーメル
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
コンサート・ライヴ・シリーズ、“Belle ame(
ベルアーム)”第6弾!
リムスキー=コルサコフ:プスコフの娘 序曲
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77*
イザイ:無伴奏ソナタ第3番「バラード」*
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 Op.47 |
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)*
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
フランス国立管弦楽団 |
好評、スペクトラム・サウンドのコンサート・ライヴ・シリーズ、“Belle
ame(ベルアーム)”第6弾!
スヴェトラーノフ&フランス国立管によるライヴ十八番のショスタコ5クレーメルによる圧巻のブラームス、アンコール、イザイのバラードは鳥肌もの!
フランス国立視聴覚研究所音源提供 解説は平林直哉氏が担当!
ライヴ録音:1978 年4 月12 日、サル・プレイエル、パリ、(ステレオ)
初CD 化、日本語解説付、24bit/192kHz、Digital
Restoration&24bit Remastering
スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリーズ“Belle
ame(ベルアーム)” の第6 弾は、エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮、フランス国立管弦楽団による1978
年4 月のライヴよりリムスキー=コルサコフの「プスコフの娘」序曲、ギドン・クレーメルをソリストに迎えたブラームスのヴァイオリン協奏曲、そしてショスタコーヴィチの交響曲第5
番です。今回も平林直哉氏による日本語解説付です。
『クレーメルによるブラームスは全く模範的である。(中略)楽譜に書かれた音そのものが、くっきりと鮮やかに浮かび上がっているのだ。音程の取り方も、実に正攻法である。ソリストの多くは独特の音程の取り方をして、それが時に個性的な味わいを醸し出す。(中略)忘れてはならないのはスヴェトラーノフの伴奏だ。これだけの厚みのある響きと、豊かな雰囲気は第一級だろう。アンコールはイザイのソナタ第3
番「バラード」だが、この曲がこれだけ流麗に、色彩豊かに鳴り響いた例は希有である。(中略)最後はショスタコーヴィチの交響曲第5
番。スヴェトラーノフとて、この曲は手垢にまみれるほど何度も取り上げていた作品に違いない。(中略)しかしながら、いかにフランスのオーケストラといえども惰性的な、あるいは一種のよそよそしさなどは皆無である。いつものように細部まできっちりと詰められた、力強く折り目の正しい演奏である。』(ライナー・ノーツより平林直哉) |
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CDSMAC 021
(2CD)
\2500 →\2290
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カンポーリによるサン=サーンス、パガニーニ、チャイコフスキー!
CD-1
パガニーニ(クライスラー編):ヴァイオリン協奏曲第1番の第1楽章
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3
番 ロ短調 Op.61
アルフレード・カンポーリ(ヴァイオリン) ピエロ・ガンバ(指揮)、ロンドン交響楽団
録音:1957年、ロンドン(ステレオ)/
使用音源:
Original U.K Press London-Decca
FFSS Wide-Band Grooved Blue-Back CS 6084,
ED 1 STEREO LP
(1K/4K Stampers)
ボーナストラック
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
イ短調 Op.28
ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン) ピエロ・ガンバ(指揮)、ロンドン交響楽団
録音:1959年9月、ロンドン(ステレオ)
使用音源:U.K Decca SXL 2197 FFSS
Wide-Band ED 3 STEREO LP
CD-2
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
ニ長調 Op.35
アルフレード・カンポーリ(ヴァイオリン)
アタウルフォ・アルヘンタ(指揮)、ロンドン交響楽団
録音:1956年12月27-28日、ロンドン(ステレオ)
使用音源:
Original U.K Press London-Decca
FFSS Wide-Band Grooved Blue-Back
CS 6011 ED 0 Pancake STEREO LP(1E/2E
Stampers)
ボーナストラック
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調
Op.26
ミシェル・オークレール(ヴァイオリン) ヴィルヘルム・ロイブナー(指揮)、オーストリア交響楽団
録音:1952年(モノラル)/使用音源:
U.S.A Remington R-199-127 ED 1 LP
バルトーク:ラプソディ第1番
ミシェル・オークレール(ヴァイオリン) ジャン=クロード・アンブロシーニ(ピアノ)
録音:1960年9月23日、パリ(モノラル)/使用音源:Private
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定評あるスペクトラム・サウンドの驚くべき復刻!人気のアナログ・コレクター・シリーズ最新2タイトルが登場
表情豊かに歌い上げるアルフレード・カンポーリによるサン=サーンス、パガニーニ、チャイコフスキー!!
ADD
表情豊かに歌い上げるアルフレード・カンポーリによるサン=サーンス、パガニーニ、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲集。
カンポーリは父がヴァイオリニスト、母が歌手という音楽一家に生まれ、その類い稀な音楽的表現は生まれもったものと言えます。サロン・オーケストラの分野に進出したことのある異色の経歴をもつカンポーリならではの自由に歌い上げる、余人に真似のできない唯一無二の演奏表現です。甘さと優雅さに浸れるカンポーリ節を堪能できる1
枚と言えましょう。ボーナストラックのルッジェーロ・リッチによる序奏とロンド・カプリチオーソ、またミシェル・オークレールによるブルッフの協奏曲も大注目です。 |
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オネゲルの名録音からバッハの第5、6組曲を復刻!
J.S.バッハ:
無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV1011
無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV1012
アンリ・オネゲル(チェロ)
録音:1959年、コペンハーゲン、デンマーク(ステレオ)
使用音源:French Valois MB 724 blue
& silver stereo ED 1 LP
ボーナストラック
バッハ:アリア BWV1068-2
シューベルト:楽興の時第3番 ヘ短調
シューマン:トロイメライ
アンドレ・ナヴァラ(チェロ)、ジャクリーヌ・デュッソル(ピアノ)
録音:1950年代(モノラル)
使用音源:French ODEON OC 1013 Grooved
ED 2 LP |
ADD
ジュネーブ生まれのスイスを代表するチェリスト、アンリ・オネゲルによるバッハの名演から組曲第5
番第6 番を復刻しました。長年スイス・ロマンド管の首席奏者として活躍後、ソリストとして演奏活動を成功させました。オネゲルの確かな技術に裏付けられた正統的演奏には定評があります。当録音はまさにその代表的録音のひとつとされているもの。
ボーナストラックにはナヴァラによるバッハ、シューベルト、シューマンの小品がまるでアンコールとして収録されているのもうれしい限りです。 |
TAFELMUSIK
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TMK-1026
\2100→\1890
《限定盤》 |
ターフェルムジーク・バロック・オーケストラ
THE BAROQUE VIRTUOSO
1-3. J.S.バッハ(1685-1750):
2台のヴァイオリンのための協奏曲 BWV1043/
4-7. F.ジェミニアーニ(1687-1762):合奏協奏曲
ハ長調
(コレッリのトリオ・ソナタ Op.5-3による)/
8. J.H.シュメルツァー(1623-1680):3声のソナタ/
9-13. H.I.F.ビーバー(1644-1704):技巧的で楽しい合奏音楽より
<イントラーダ/アリア/パレット/ギーグ/パッサカリア>/
14-16.ジェミニアーニ:合奏協奏曲 ニ短調
Op.2-3/
17-19.ヴィヴァルディ(1678-1741):ヴァイオリン協奏曲
ト短調「夏」Op.8-2/
20-26. J.S.バッハ:ヴァイオリンと弦楽のための組曲
BWV1067より
<オーヴァチュア/ロンド/サラバンド/ブーレ
I&Ⅱ/
ポロネーズとドゥブレ/メヌエット/バディネリ> |
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ターフェルムジーク・バロック・オーケストラ/
ジーン・ラモン(指揮&ヴァイオリン・ソロ) |
Sony Music Entertainment.ANALEKTA 原盤
1981年からターフェルムジーク・バロック・オーケストラの音楽監督を務めていたジーン・ラモン。彼女の華麗なヴァイオリンは全ての聴衆に愛されており、また楽団員たちからは強く慕われています。(2012年10月で、彼女はオーケストラの「フルタイム音楽監督」を辞したのですが、次の音楽監督が決まるまでは引き続き芸術的プラン構築に携わるということです。)
このアルバムは、彼女とオーケストラのこれまでの80作以上あるアルバムのなかから、彼女自身がお気に入りを選んでまとめたコンピレーションです。
彼女が大好きというヴィヴァルディの“夏”や「無人島に行くときに持って行きたい」とまで語るバッハの協奏曲など、どれもが「超」が付くほどの名演であることは間違いありません。 |
VENEZIA
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CDVE00532
(8CD)
\4400→\3990 |
マリア・ユーディナ(ピアノ)の芸術 Vol.2
CD. 1
ストラヴィンスキー
1. 2台のピアノのためのソナタ(1944)
マリーナ・ドルズドヴァ(ピアノ)
1962年録音
2. 七重奏曲(1954)
メリク=ムラディアン(ヴァイオリン)
A. Esipov(チェロ)
イーゴリ・マルキン(ヴィオラ)
ワレリー・ベズルチェンコ(クラリネット)
ヴィタリー・ブヤノフスキー(ホルン)
セルゲイ・クラサヴィン(ファゴット)
1962年10月9日録音
3. セレナード イ長調
1962年2月3日録音
4. ソナタ(1924)
1962年2月3日録音
5. ピアノと管楽器のための協奏曲
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮
ソビエトRTV交響楽団
1962年録音 |
CD. 2
1. プロコフィエフ:バレエ音楽「ロメオとジュリエット」から抜粋
1954年10月20日モスクワ労働組合ホールでのライヴ録音
2. プロコフィエフ:つかの間の幻影(全20曲) op.22
1953年12月録音
3. ショスタコービチ:ピアノ・ソナタ第2番 ロ短調 op.61
1960年録音 |
CD. 3
1. シャポーリン:ピアノ・ソナタ第2番 ロ短調 op.7
1959年録音
2. ベルク:ピアノ・ソナタ op.1
1964年録音
3. クジェーネク:ピアノ・ソナタ第2番
1961年録音 |
CD. 4
1. ヒンデミット:ピアノ・ソナタ第3番
1960年録音
2. ヒンデミット:ヴィオラ・ソナタ ヘ長調 op.11-4
フョードル・ドルジーニン(ヴィオラ) Feodor
Druzhinin
1960年6月6日モスクワ音楽院小ホールでのライヴ録音
3. オネゲル:ヴィオラ・ソナタ H.28
フョードル・ドルジーニン(ヴィオラ) Feodor
Druzhinin
1960年6月6日モスクワ音楽院小ホールでのライヴ録音 |
CD. 5
1. ベートーヴェン:「エロイカ変奏曲」 op.35
1961年4月モスクワでの録音
2. ベートーヴェン:「ディアベッリ変奏曲」 op.120
1961年6月モスクワでの録音 |
CD. 6
1. ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6番 イ長調 op.30-1
マリーナ・コゾルポーヴァ(ヴァイオリン) Marina
Kosolupova
1950年録音
2. シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」 イ長調 op.114,
D.667
ベートーヴェン弦楽四重奏団のメンバー
ウラディーミル・コメンコ(コントラバス) Vladimir
Khomenko
1960年11月 モスクワ音楽院小ホールでのライヴ録音 |
CD. 7
1. タネーエフ:ピアノ五重奏曲 ト長調 op.30
ベートーヴェン弦楽四重奏団
1957年録音
2. シューベルト:「白鳥の歌」D.957から第12曲「海辺で」
1964年モスクワでの録音
3. モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626から「涙の日」
1954年4月4日キエフでのライヴ録音 |
CD. 8
1. ムソルグスキー:スケルツォ 嬰ハ短調
1950年録音
2. ムソルグスキー:「夢」
3. ムソルグスキー:「瞑想曲」(アルバムの綴り)
4. ムソルグスキー:「涙」
1949年録音
5. グラズノフ:前奏曲とフーガ ニ短調
1951年録音
6. リスト:バッハの主題による変奏曲
1950年3月27日録音
7. バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971から第2楽章「アンダンテ」
1953年モスクワでのライヴ録音 |
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※既発売のCDVE00515 ユーディナの芸術に続くアルバムです。
上記に収められてなかった主にロシアの作曲家、現代曲、室内楽及び伴奏演奏が収められています。
※現在の鑑賞に堪えうる音質の良いものを選んだとの事ですが、音源はマスター・テープ、オリジナルLP、放送用音源など多岐に及び非常に古い音源も含まれております。
つきましては、マスターに起因する聞き苦しい箇所が聴かれます事ご了承ください。
※また、ライヴ音源が多数含まれている関係で、年代に関わらずモノラル録音が多数含まれております。
尚、録音年代などの表記は一般的に良く知られたものある事ご了承ください。
※装丁は紙ジャケットと紙ボックスです。限定BOX。
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WEITBLICK
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スヴェトラーノフ 巨大で深淵なモーツァルト!!
(1)モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550
(2)モーツァルト:交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」 |
エフゲニ・スヴェトラーノフ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団 |
交響曲第40番、第41番「ジュピター」ライヴ
録音:(1)1988 年9 月10 日ライヴ・ステレオ (2)1993
年9 月18 日ライヴ・デジタル *ベルワルド・ホール
演奏タイミング:(1)[9:19][12:11][5:06][10:36] (2)[11:24][9:03][4:12][9:26]
巨匠スヴェトラーノフのモーツァルト!演奏スタイルがミニマムなことがトレンドの昨今、それに真っ向から逆らうような演奏と言えます。芸術家、音楽家としてモーツァルトを嫌いという人はいないでしょうが、スヴェトラーノフもまた類希なモーツァルティアンであったことは、NHK交響楽団との共演でも第34
番を大編成で演奏し、聴衆の度肝を抜いたことからも明らかでしょう。
しかし録音には恵まれておらず、第40 番の貧弱なモノラル録音が聴けるだけでした。そこに登場するのが美しい音色、高い技術で知られるスウェーデン放送響とのライヴです。
この豊饒な歌と恰幅の良さは巨匠の古典レパートリーに共通するものですが、モーツァルトの奥の院ともいえる後期交響曲ともなると、その思想や内容も広大無比であり、ロマンチスト、スヴェトラーノフにピッタリな作品と申せましょう。
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付 |