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第79号
マイナー・レーベル歴史的録音新譜(1)
2014.10.28〜2014.12.30


ALTO


ALC 1257
\1400
ウラディーミル・ホロヴィッツ ラスト・オブ・ザ・ロマンティクス
 モーツァルト(1756-1791):
  ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331 から トルコ風ロンド
 ショパン(1810-1849):
  ワルツ第3番イ短調 Op.34 No.2/舟歌 Op.60
 メンデルスゾーン(1809-1847):無言歌集 から
  悲歌/春の歌/羊飼いの嘆き
 メンデルスゾーン/ホロヴィッツ(1903-1989)編曲:
  結婚行進曲とリストによる変奏曲
 シューマン(1810-1854):アラベスク Op.18
 リスト(1811-1886)/ホロヴィッツ編曲:
  ハンガリー狂詩曲第2番/同第19番
 スクリャービン(1872-1915):ピアノ・ソナタ第9番「黒ミサ」Op.66
 モシュコフスキ(1854-1925):火花 Op.36 No.6
 ドビュッシー(1862-1918):「子供の領分」から 人形のためのセレナード
 ビゼー(1838-1875)/ホロヴィッツ編曲:
  「カルメン」の主題による変奏曲
 スーザ(1854-1932)/ホロヴィッツ編曲:星条旗よ永遠なれ
ウラディーミル・ホロヴィッツ(ピアノ)
原盤:RCA
 

ALC 1270
\1400
アニュス・デイ−ミゼレーレ 合唱名曲集
 グレゴリオ・アッレーグリ(1582-1652):ミゼレーレ
 ウィリアム・バード(1540頃-1623):喜べ、喜べ [Rejoice, rejoice]
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179):
  おお、聖霊の火よ [O ignis spiritus paracliti]
 ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):高き天より [Vom Himmel hoch]
 モーツァルト(1756-1791):アヴェ・ヴェルム・コルプス
 シューベルト(1797-1828):アヴェ・マリア
 メンデルスゾーン(1809-1847):わが祈りを聴きたまえ [Hear My Prayer]
 ベルリオーズ(1803-1869):
  オラトリオ「キリストの幼時」から 羊飼いたちの別れ
 フランク(1822-1890):天使の糧
 フォーレ(1845-1924):レクイエム から イン・パラディズム
 プーランク(1899-1963):
  クリスマスのための4つのモテット から 星を見て [Videntes stellam]
 サン=サーンス(1835-1921):おお、救いのいけにえ [O salutaris hostia]
 チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852-1924):テ・デウム
 ジェフリー・バーゴン(1941-2010):ヌンク・ディミティス
 バルフォア・ガーディナー(1877-1950):夕べの賛歌
 バーバー(1910-1981):アニュス・デイ
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ聖歌隊
リチャード・マーロー(指揮)
原盤:Conifer ライセンサー:Sony Music Entertainment UK Limited
 

ALC 1271
\1400
J・S・バッハ(1685-1750):6つのモテット
 第2番「聖霊はわれらの弱きを助けたもう」BWV226
 第5番「来たれ、イエスよ、来たれ」BWV229
 第3番「イエス、わが喜び」BWV227
 第4番「恐れるな、われ汝とともにあり」BWV228
 第6番「主をたたえよ、すべての異教徒よ」BWV230
 第1番「主に向かいて新しき歌を歌え」BWV225
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ聖歌隊
リチャード・マーロー(指揮)
録音:1988年1月7-10日 原盤,初出盤:Conifer, CDCF 158
ライセンサー:Sony Music Entertainment UK Limited
 

ALC 1276
\1400
サティ(1866-1925):ベルベットの紳士のピアノ・アルバム ピアノ名曲集
 3つのジムノペディ(1888)/メドゥーサの罠(1913)
 太った木の人形のスケッチとからかい(1913)/金の粉(1901頃)
 あらゆる意味にでっち上げられた数章(1913)/星たちの息子(1891頃)
 ピカデリー(1904)/壁紙としての前奏曲(1906)
 犬のためのぶよぶよとした本当の前奏曲(1912)/ジュ・トゥ・ヴー(1901頃)
 官僚的ソナティネ(1917)/冷たい小品(逃げ出させる歌)(1897)
 スポーツと気晴らし(1914)/ヴェクサシオン(1893)

ピーター・ディッキンソン(ピアノ)

録音:1990年 原盤,初出盤:Conifer, CDCF 183
ライセンサー:Sony Music Entertainment UK Limited
 

ALC 1277
\1400
ドビュッシー(1862-1918):
 海(3つの交響的スケッチ)/
 夜想曲(*)/牧神の午後への前奏曲
ロンドン交響合唱団(*)
ロンドン交響楽団
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮)
録音:1988年6月20-21日、タウン・ホール、ウォルサムストー、ロンドン、イギリス
初出:IMP 前出:Regis, RRC 1177(廃盤)
 

ALC 1280
\1400
フォーレ(1845-1924):ピアノ作品選集
 夜想曲第1番変ホ短調 Op.33 No.1/即興曲第2番ヘ短調 Op.31
 舟歌第1番イ短調 Op.26/夜想曲第6番変ニ長調 Op.65
 舟歌第11番ト短調 Op.105/舟歌第6番変ホ長調 Op.70
 舟歌第7番ニ短調 Op.90/舟歌第2番ト短調 Op.41
 舟歌第5番嬰ヘ短調 Op.66/夜想曲第4番変ホ長調 Op.36
 舟歌第4番変イ長調 Op.44/舟歌第12番変ホ長調 Op.106
 ヴァルス=カプリス第4番変イ長調 Op.62
キャサリン・ストット(ピアノ)
録音:1986、1988年 原盤,初出盤:Conifer, CDCF 138, 161
ライセンサー:Sony Music Entertainment UK Limited
 

ALC 1290
\1400
オックスフォードのクリスマス・キャロル
 [EARLY]
 Come all you Worthy Gentlemen / Nova, nova, AVE fit ex EVA
 Goday, Sir Cristemas / Ave Maria. Hail Blessed Flower
 Nowell. Out of your Sleep Arise
 Lully, lulla, thou Little Tiny Child (The Coventry Carol)
 Remember, O thou man / Lullaby, my Sweet Little Baby
 This Day Christ was Born (A Carol for Christmas Day)
 [VICTORIAN]
 As Jacob with Travel was Weary One Day (Jacob's Ladder)
 The First Nowell / Why, most Highest? (Jesus in the Manger)
 The Virgin Stills the Crying (Cradle-song of the Blessed Virgin)
 The Moon Shines Bright / I Saw Three Ships Come Sailing in
 What Child is this? / See, Amid the Winter's Snow (Hymn for Christmas Day)
 Sleep! Holy Babe! (Words: E. Caswall; Music: John B. Dykes)
 Good Christian Men, Rejoice / Good King Wenceslas
 A Babe is Born, all of a Maid
 All this Night Bright Angels Sing (Carol for Christmas Day)
 Here we Come a-wassailing (The Wassail Song) / We Three Kings of Orient are
 [MODERN]
 A New Year Carol / I Sing of a Maiden / Lullay my Liking
 Of One that is so Fair and Bright / This have I done for my True Love
オックスフォード・モードリン・カレッジ聖歌隊
ジョン・ハーパー(指揮)
録音:1984年、ADD,1990年、DDD 原盤:Oxbridge Records (Abbey-Alpha)
前出:Regis, RRC 1190(廃盤)
 

ALC 2025
(2CD)
\2000
ドニゼッティ(1797-1848):オペラ「ランメルモールのルチア」 ジョーン・サザーランド(ソプラノ:ルチア)
レナート・チオーニ(テノール:エドガルド)
ロバート・メリル(バリトン:エンリオコ)
ケネス・マクドナルド(テノール:アルトゥーロ)
チェーザレ・シエピ(バス:ライムンド) 他
ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院合唱団&管弦楽団
ジョン・プリッチャード(指揮)
録音:1961年 原盤:Decca
 

ALC 6005
(6CD)
\4200
ラフマニノフ(1873-1943):交響曲&協奏曲全集
  交響曲第1番ニ短調 Op.13/交響詩「死の島」Op.29

  モスクワ国立交響楽団
  パーヴェル・コーガン(指揮)

録音:1990年10月、モスクワ・フィルム・シンクロ・スタジオ、ロシア 前出:ALC 1032


  交響曲第2番ホ短調 Op.27

  ロンドン交響楽団
  ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)

ライセンサー:London Symphony Orchestra 前出:Regis, RRC 1210(廃盤)


  交響曲第3番イ短調 Op.44/交響的舞曲集 Op.45

  モスクワ国立交響楽団
  パーヴェル・コーガン(指揮)

録音:1990年10月、モスクワ・フィルム・シンクロ・スタジオ、ロシア 前出:ALC 1030


  合唱交響曲「鐘」Op.35(*)
  交響曲ニ短調(1891)
  パガニーニの主題による変奏曲(+)

  マリアンナ・クリストス(ソプラノ(*))
  ウォルター・プランテ(テノール(*))
  アーノルド・ヴォケタイシス(バリトン(*))
  アビー・サイモン(ピアノ(+))
  セントルイス交響合唱団(*)
  セントルイス交響楽団
  レナード・スラトキン(指揮)

原盤:Vox ライセンサー:Vox / SPJ Music Group


  ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.1(*)
  ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30(+)
  前奏曲 Op.23 No.6/前奏曲嬰ハ短調 Op.3 No.2

  バイロン・ジャニス(ピアノ)
  モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(*)
  キリル・コンドラシン(指揮(*))
  ロンドン交響楽団(+)
  アンタル・ドラティ(指揮(+)) 

録音:1961、1962年 原盤:Mercury 前出:ALC 1239


  ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18(*)
  ピアノ協奏曲第4番ト短調 Op.40(+)

  スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ(*))
  ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団(*)
  スタニスワフ・ヴィスウォツキ(指揮(*))
  アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ(+))
  フィルハーモニア管弦楽団(+)
  エットーレ・グラチス(指揮(+))

録音:1959年 原盤:DG(*)/EMI(+) 前出:ALC 1175


AUDITE



AU 23424
(2CD)
\3400→\3090
あの有名なDG録音のわずか3日後の演奏が残っていた!
 ヨハンナ・マルツィ/ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲
 [CD-1]
  (1)ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.53
  (2)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調「雨の歌」Op.78
 [CD-2]
  (3)J.S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ト短調 BWV1001
  (4)ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 HMV361 Op.1-3
  (5)ヴィヴァルディ(レスピーギ編曲):ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 RV10
  (6)クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
  (7)フィオッコ(オニール編曲):組曲第1番 ト長調「アレグロ」
  (8)ラヴェル:フォーレの名による子守歌
  (9)ファリャ(クライスラー編曲):「はかなき人生」よりスペイン舞曲
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
(1)フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
 ベルリンRIAS 交響楽団
(2)(4)-(9)ジャン・アントニエッティ(ピアノ)
 これはすごい!あの有名なDG 録音(ドヴォルザーク1953 年6月3-5日)のわずか3日後の演奏が残っていた!!マルツィのベルリン録音(1953-1966)がアウディーテの優れたリマスタリングで蘇る!!

 録音:(1)1953 年6 月8 日/イエス・キリスト教会(ベルリン) (2)-(4)1962 年5 月4 日/ RIAS フンクハウス、スタジオ7(ベルリン) (5)1964 年2 月9 日 (6)-(9)1966 年4 月4 日/ジーメンスヴィラ(ベルリン)
 リマスタリング:ルトガー・ベッケンホーフ
 ディジパック仕様、モノラル、CD1 58’22”、CD2 46’49”

 ハンガリーの女流ヴァイオリニスト、ヨハンナ・マルツィ(1924-1979)。活動期間の短さもあり、残された貴重な録音により、今もなお屈指の人気を誇るヴァイオリニストの一人ですが、この度1953 年から1966 年にベルリンで収録された音源がドイツのアウディーテの社主ルトガー・ベッケンホーフ氏による“1st マスター・リリース” 最新盤として、非常に優れたリマスタリングで発売されます。

 【初ディスク化!ドヴォルザークの知られざる録音】
 マルツィの誉れ高き名盤の一つである、ドイツ・グラモフォンにセッション録音したドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲(フリッチャイ指揮、ベルリンRIAS 交響楽団、録音:1953 年6 月3 〜 5 日/イエス・キリスト教会)。その3 日後に、同じ顔ぶれ、同じロケーションで行われた録音が、ドイチュラントラジオ・クルトゥーアのアーカイヴに残されておりました!マルツィの最大の持ち味である驚異的な集中力とクリアで輝かしい音色は、聴き手の心を震わせる力強さをもっており、ここでもフリッチャイのタクトのもとオーケストラの反応もよく、濁りのない素晴らしい演奏を聴くことができます。もちろん、この貴重な録音は初ディスク化。

 【1960 年代の貴重なセッション録音】
 第2 次大戦後、1960 年代に入ると対独協力者として告発されたことなど、さまざまな事情によりマルツィは次第に演奏会のステージから遠ざかってしまうので、その1960 年代“空白の” 演奏時期の音源がこうして状態の良い音で、しかも最も得意としたレパートリーの数々が聴けるのは無上の喜びといえるでしょう。
高名な批評家たちの受けもよかったと言われるバッハの無伴奏は鬼気迫る熱演、20 世紀の巨匠の必須レパートリーであるヘンデル、ヴィヴァルディはマルツィの歌心がダイレクトに伝わる演奏、ブラームスの雨の歌は涙をさそう優美な音色と、どの演奏も極上・絶品です。マルツィの輝かしく鮮明な音色はいまだに色褪せることはありません。


BARTOK RECORDS



BR 1908
\2400→\2190
「指揮者・作曲家ティボール・シェルイ」
 (1)バルトーク:2つの映像 Op.10 Sz.46(満開の花/村の踊り)
 (2)シェルイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
 (3)バルトーク:ディヴェルティメント
(1)ティボール・シェルイ(指揮)
 ニュー交響楽団
(2)フランシス・マグニス(Vn)
(3)ティボール・シェルイ(指揮)
 弦楽合奏団
 バルトークのヴィオラ協奏曲を補筆完成させたティボール・シェルイの指揮と作品!

 録音:1950年8月キングズウェイ・ホール,61'41

 バルトークの息子ピーター(ペーテル)・バルトークが主宰したBartok Records の復刻CD の新譜。
 バルトークの2 つの映像とディヴェルティメントを指揮しているティボール・シェルイ(1901-1978)は、ハンガリー出身で米国で活躍した作曲家。バルトークに学んで多大な影響を受けており、遺作のヴィオラ協奏曲を補筆完成させたことでも名高い。この録音での演奏も師への敬愛に溢れている。
 そのシェルイの作曲した無伴奏ヴァイオリンのためのソナタを演奏しているフランシス・マグニス(1919-2010)は米国のヴァイオリニスト。14 歳でデビュー、1946 年にはカーネギー・ホールでリサイタルを催している。亡命していた偉大なヴァイオリニスト、アドルフ・ブッシュに認められ、彼の指揮するオーケストラでたびたび演奏した名手である。
 いずれも1950 年代初頭のモノラル録音だが、当時評判となった録音の良さはまだ実感できることだろう。

BELVEDERE
ORF放送局所蔵テープによる「モーツァルト週間」音楽祭ライヴ

 BELVEDEREレーベルは、Bel Airのプロデューサー、フランソワ・デュプラ氏が2006年に設立したレーベルです。
 劇場作品の映像作品をリリースしており、ドイツ語圏で人気があります。このたび、BELVEDEREレーベルから、国際モーツァルテウム財団との協同シリーズが始動します。
 1956 年、まさにモーツァルト生誕200 年記念となる1月27日(モーツァルトは1月27日生まれ)、第1 回が開催されたモーツァルト週間。ザルツブルクの風物詩ともいえるこの音楽祭は、現在ミンコフスキが音楽監督を務めており、さらなる展開が注目されているところです。
 この音楽祭の第1 回から収録を行ってきたORF 放送局所蔵のテープを使い、Ton Eichinger Wien がデジタル・リマスタリングを施し、初期から今日に至るまでの「モーツァルト週間」音楽祭のライヴをお届けします。
 伝説となっている過去の演奏会から、近年に行われた、モーツァルトが使っていたヴァイオリンを使用しての演奏会など、音楽的にも歴史的にも興味深いさまざまな演奏会のCD および映像が予定されています。


BELVED 10152
(2CD)
\4000→\3690
モーツァルト週間第1回の演奏会ハスキルとカラヤンの伝説の共演!
 W.A.モーツァルト:
  [CD1]
   ・交響曲第39番 変ホ長調 K543
   ・ピアノ協奏曲 ニ短調 KV 466
  [CD2]
   ・ディヴェルティメント第15番 変ロ長調
    「ロードロン・セレナードII」 KV 287[抜粋]
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
クララ・ハスキル(ピアノ)
 記念すべきモーツァルト週間第1回の演奏会ハスキルとカラヤンの伝説の共演!

 録音:1956 年1 月28 日/モーツァルト週間音楽祭(ライヴ)/ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院大ホール/MONO

 1956 年1 月27 日、モーツァルト生誕200 年を記念して幕をあけた第1 回モーツァルト週間の音楽祭。そのオープニング翌日に行われた注目の演奏会の記録。音楽の一大イベント、モーツァルト週間は、1955 年5 月15 日に、戦争などによる分割占領の時代をへて、再び独立した国家としてなったオーストリアの存在感を世界にアピールするためにも非常に力の入ったイベントとなりました。
 その中でも注目されたのが、ここに収録されている、モーツァルトの誕生日の翌1 月28 日に行われたコンサートの一夜。カラヤン、ハスキル、そしてフィルハーモニア管を招いての演奏会でした。ザルツブルク出身の指揮者カラヤンについて、地元メディアは、「待ち焦がれたひととき」「ザルツブルクに生まれたカラヤンが、何年もの不在の後にこの祖国の地に帰ってきた。その間、彼の指揮者としての名声は非常に大きなものとなり、その存在感は世界に知れ渡った」と報じました。この日がフィルハーモニア管はザルツブルク初登場でしたが、すでにフィルハーモニア管との共演を何度も重ねていたカラヤンは、交響曲第39 番の冒頭から、オーケストラの精確さと華麗さといった真価を引き出し聴衆を魅了しました。ディヴェルティメントでは、カラヤンは、第2、および第3 楽章をカットしていますが、これは、同じ日の日中に、同曲がボスコフスキーウィーン八重奏団などによって演奏されていたという理由からだといいます。この後もカラヤンはこの作品を様々な楽章構成で演奏しています。
 モーツァルトのピアノ協奏曲は、ルーマニアの女性ピアニストにして、モーツァルト演奏には特に定評のあるクララ・ハスキル(1895-1960)とカラヤンの数少ない貴重な共演の記録としても注目されるもの。第1 楽章での高潔な音色、第2 楽章でのハスキルの弱音の表情、第3 楽章の一切の無駄のない決然としたハスキルの表情はいつ聴いても見事。カラヤンとフィルハーモニア管の演奏が素晴らしいのも言うまでもありません。
 ※ パッケージに「Stereo」の表記がありますが、モノラル音源です。



 


BELVED 10147
\2500→\2290
シャーンドル・ヴェーグとウィーン・フィルの貴重な共演
 モーツァルト:
  ・交響曲第39番
  ・交響曲第40番
シャーンドル・ヴェーグ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1992 年1 月30 日/モーツァルト週間音楽祭(ライヴ)/ザルツブルク・祝祭劇場/STEREO

 ヴェーグ四重奏団を設立するなどヴァイオリン奏者として名高いシャーンドル・ヴェーグ(1912-1997)ですが、60 年代終わり頃から、指揮活動を始めました。カメラータ・アカデミカ・ザルツブルクとのハイドンやモーツァルトの演奏が多く残っています。ヴェーグがウィーン・フィルを初めて指揮したのは1991 年と晩年になってからのことでした。
 この録音は、1992 年1 月30 日にモーツァルト週間で行われた演奏会のライヴです。とりわけ弦楽器の歌わせ方など素晴らしく、記念碑的名演としてたたえられました。
 


BELVED 10148
\2500→\2290
バックハウスのモーツァルト楽器が芯まで鳴り響く音色
 モーツァルト:
  ・ロンド イ短調 KV.511*
  ・ソナタ ヘ長調 KV.332
  ・ソナタ ハ長調 KV.330*
  ・ソナタ ト長調 KV.283
  ・幻想曲 ハ短調 KV.475*
  ・ソナタ ハ短調 KV.457
ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
 鍵盤の獅子王バックハウスのモーツァルト楽器が芯まで鳴り響く音色、厳粛なモーツァルト

 録音:1956 年1 月23 日*、1967 年1 月24 日/モーツァルト週間音楽祭(ライヴ)/ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院大ホール/MONO、STEREO

 バックハウス(1884- 1969)は、1956 年と67 年の2 回にわたって、モーツァルト週間音楽祭に2 度出演しています。1956 年の時点ですでに70 歳を超えていたバックハウスですが、イ短調のロンドの清き高貴な表情は他では聞けないもの。ハ長調 KV.330 のソナタも、第2 楽章の集中、終楽章の鮮やかさも見事です。1967 年のハ短調の幻想曲、そして続くソナタなどは、「鍵盤の獅子王」とも称されたバックハウスならではの、楽器が芯までなっているような強靭な音色、ゆるぎない解釈による、説得力に満ちた演奏です。貴重な記録となっています。
 ※ パッケージに「Stereo」の表記がありますが、モノラル音源も収録されています。




BRIDGE



BCD 9436
\2300→\2090
ドラティが初演したバートンの交響曲第2番「アリエル」
 スティーヴン・ダグラス・バートン(1943-):
  交響曲第2番「アリエル」
クリストファー・キーン(指揮)
シラキュース交響楽団
ダイアン・カリー(メゾ・ソプラノ)
スティーヴン・ディクソン(バリトン)
 録音:1978年4月、51’25

 アメリカの現代音楽作曲家バートンの代表作。LPでリリースされていた音源を復刻です。
 ドラティ&ワシントン・ナショナル響により初演されたこの交響曲は、アメリカの伝説の詩人シルヴィア・プラスの詩からインスパイアされ作曲した5楽章形式の交響曲。すべての楽章のタイトルはプラスの詩のタイトルで、カリーとディクソンがその詩を歌う。栄光と苦悩、恐怖と喜び、激しく心揺さぶられる言葉に寄り添うように音楽が流れる。神秘的であり、牧歌のようにも聴こえる優しさが見える。

CAMEO CLASSICS


 ご注意ください:

  CAMEO レーベルは入荷までに半年以上かかったり、最悪の場合日本向けに製作されないことがあります。どうかご理解ください。



CC 9007CD
\2400→\2190
魔術師ストコフスキ!91歳での"チャイ5"ライヴ!
 ストコフスキ・ライヴ
  チャイコフスキー:
   交響曲第5番ホ短調 Op.64
   交響曲第5番ホ短調 Op.64の最終リハーサル
レオポルド・ストコフスキ(指揮)
インターナショナル・フェスティヴァル・オーケストラ
 1973年8月、ロイヤル・アルバート・ホールでのプロムナード・コンサートで魔術師レオポルド・ストコフスキが振ったチャイコフスキーの「交響曲第5番」のライヴ・レコーディング!
 当時91歳のストコフスキが、140人の若き音楽たちを指揮し繰り広げた、まさにストコフスキ・マジック全開の凄演。リハーサルの録音も非常に貴重。ストコフスキ・ファン必携です!

 


CC 9022CD
(CD-R)
\2400→\2190
チャイコフスキー:バレエ音楽集
 《眠りの森の美女》より オーロラ姫の結婚(ディアギレフ編)
 ユモレスク Op.10-2(ストコフスキ編)
 私はひとり Op.73-6(ストコフスキ編)
 組曲《くるみ割り人形》
レオポルド・ストコフスキ(指揮)
ヒズ・シンフォニー・オーケストラ
 ストコフスキが振るチャイコフスキーのバレエ!

 魔術師ストコフスキが振ったチャイコフスキーのバレエ音楽集と自身の手による編曲作品集!「眠りの森の美女」はディアギレフ版の「オーロラ姫の結婚」での演奏。

 1950年(くるみ割り人形)&1953年の録音。
 ※Cameo Classicsはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

CC 9017CD
(CD-R)
\2400
セント・ポール大聖堂での王室行事のための音楽
 スミス:神の知恵ぞはかりなき
 ブラームス:万軍の主よ、あなたの住まいは
 パーセル(ダーンリー編):ロンドー
 スタンフォード:ヌンク・ディミティス
 ストラザー:きみはわれのまぼろし
 ブッシュ:トランペット・マーチ
 ブリテン:ユビラーテ・デオ
 J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
 ウィットロック:喜び歌わん
 ホルスト:我は汝に誓う、我が祖国よ
 マサイアス:神よ、民らにあなたをほめたたえさせ
 クラーク(ダーンリー編):トランペット・ヴォランタリー
 ヘンデル:天使の手になる奏楽はすべからく相和し
セント・ポール大聖堂聖歌隊
バリー・ローズ(指揮)
クリストファー・ダーンリー(オルガン)
 1981年のロイヤル・ウェディングなど、セント・ポール大聖堂での王室行事で演奏された音楽集。英国、セント・ポール大聖堂ならではのプログラム。

 1981年9月5日&7日&9日の録音。
 ※Cameo Classicsはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

DANACORD



DACOCD 738
(2CD-R/特別価格)
\2600→\2390
レコード音源による
 エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへのトリビュート

  ベートーヴェン:
   チェロソナタ第3番 イ長調 Op.69、
   モーツァルトの《魔笛》からの「恋を知る男たちは」の
    主題による7つの変奏曲 WoO.46/
  ブラームス:
   チェロソナタ第2番 ヘ長調 Op.99、
   チェロソナタ第1番 ホ短調 Op.38/
  ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 ホ短調 RV.409/
  ボッケリーニ:チェロソナタ イ長調 G.13、ロンド/
  ポッパー(カサド編):妖精の踊り Op.39/
  ストラヴィンスキー(ピアティゴルスキー編):イタリア組曲/
  グリーグ(ベンクトソン/コペル 編):春に寄す/
  シベリウス(ベンクトソン 編):悲しいワルツ Op.44-1/
  ルビンシテイン:ロマンス/サン=サーンス:白鳥/
  ミヨー:エレジー/コペル:テルニオ Op.53B

エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
ヴィクト・シューラー(ピアノ)
ゲーオウ・ヴァーシャーヘリ(ピアノ)
ヘアマン・D・コペル(ピアノ)
ヘンリク・サクセンスキョル(指揮)
コペンハーゲン・プロムシカ室内管弦楽団

 コペンハーゲン生まれのチェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(1932−2013)へのトリビュート・アルバムは、1950年から1961年にHMVに録音したチェロとピアノ、チェロと室内管弦楽のための作品集。ニルス・ヴィゴ・ベンソンの作品を初演したことでも知られるピアニスト、ヴィクト・シューラなど、デンマークを代表するアーティストが終結。
 ※当タイトルは、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

DOREMI



DHR 8037
\2400→\2190
スヴャトスラフ・リヒテル Vol.23
 シマノフスキ:
  (1)ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.21
  (2)ピアノ・ソナタ第3番Op.36
  (3)神話Op.30(全3曲)
  (4)神話〜ドリアードとパン(アンコールとして再演奏)
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
オレグ・カガン(Vn) (3)(4)
 仰天。リヒテルがシマノフスキのソナタ第3番と「神話」をステレオで残していた!

 録音:1982 年11 月26 日/ワルシャワ(ライヴ)/STEREO

 近年、リヒテルの様々なお宝ライヴ録音が日の目を見ていますが、驚愕の未知録音が残されていました。なんとシマノフスキのピアノ・ソナタ2篇と、名作「神話」をオレグ・カガンと共演していました。もちろん世界初出。
 リヒテルのシマノフスキは、1954 年のピアノ・ソナタ第2 番のモスクワ・ライヴや、「メトープ」の抜粋(デッカ盤)などしかありませんでしたが、前者のすさまじい剛演、後者の異様な没入ぶりから、他の作品もさぞや素晴らしいはずと想像されていました。
 当アルバムは、シマノフスキ生誕百年を祝って1982 年11 月にワルシャワで行われたリサイタルのライヴで、何とステレオ録音による奇跡の音質。
 2 篇のピアノ・ソナタも「神話」のピアノ・パートも尋常ならざる難しさですが、リヒテルのピアノの師ゲンリヒ・ネイガウスはシマノフスキのいとこで、ピアニズムはまさに直系。さらに趣味嗜好が共通している点での共感の深さで、リヒテルほどシマノフスキ演奏の理想はないと申せましょう。
 シマノフスキのピアノ・ソナタ第2 番は、交響曲第2 番と同時期で姉妹作。シマノフスキの全ピアノ曲というより、あらゆるピアノ曲中最難曲のひとつで、作曲者自身「こんな悪魔的に難しい曲、誰が弾くのかしら」と言ったと伝えられます。両手ともにオクターヴでガンガン弾く部分の多い作品で、莫大なエネルギーと持久力が要求されますが、巨人リヒテルならでは、ピアノを完全に鳴らしきっていて興奮させられます。ピアノ・ソナタ第3 番も恐るべき難曲ですが、音楽的にはキラキラした妄想の世界を彷徨うようで、リヒテルの語り口がまさに神業。一気に聴かせてしまいます。
 「神話」も絶品。カガンの冷徹な響きの美しさに魅かれますが、リヒテルの存在感が物凄く、ピアノ・パートの精密さと美しさを再認識させれくれます。このピアノ・パートを聴くだけのためでも持っていたくなります。
 この3 作の超ど級的決定盤。シマノフスキのピアノ・ソナタを語るうえで、知らぬ訳にはいかぬ必携盤です。
 


DHR 8034
(2CD)
\4800→\4390

競演陣もすごい!
 ヨハンナ・マルツィ第3集
 1959年南アフリカ・ブロードキャスト・リサイタル
 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調RV.10
 シマノフスキ:ノクターンとタランテラ
 マルティヌー:アラベスク第1番
 ラヴェル:ハバネラ形式の小品
 バルトーク:ルーマニア民族舞曲
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
 ファリャ/クライスラー編:オペラ「はかなき人生」よりスペイン舞曲
   アドルフ・ハリス(ピアノ)/
    録音:1959年ヨハネスブルクSABCスタジオ・ブロードキャスティングハウス
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216(2ver.)
   (1)オランダ放送フィル、ウィレム・ヴァン・オッテルロー(指揮)
     録音:1961年11月25 日ライヴ
   (2)シュトゥットガルト放送響、ハンス・ミュラー=クライ(指揮)
     録音:1961年ライヴ
 J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV1042
   ニューヨーク・フィルハーモニック、アンドレ・クリュイタンス(指揮)/
    録音:1957年11月10日ライヴ
 バルトーク:ラプソディ第1番
   クリーヴランド管弦楽団、ジョージ・セル(指揮)/
    録音:1960年11月20日クリーヴランド、ライヴ
 スーク:4つの小品Op.17
   イシュトヴァーン・ハイデュ(ピアノ)/
    録音:1969年11月17日フランクフルト、ライヴ

 貴重音源!マルツィの持つ歌心が詰まった1枚

 ハンガリー出身の名女流ヴァイオリニスト、ヨハンナ・マルツィ。気高い音色と品格のある演奏で20 世紀のヴァイオリニストの中でも格段に人気を誇るマルツィ。レパートリーとしてはお馴染みのものがおおいですが、音源としては初出のものも含まれており、マルツィの魅力を伝えるには十分な内容です。
 マルツィのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3 番は、サヴァリッシュ/ フィルハーモニア管、ヨッフム/ バイエルン放響盤がありますが、ここにはオッテルロー/ オランダ放送フィルとハンス・ミュラー=クライ/ シュトゥットガルト放響との2 種類の演奏が収録されています。瑞々しさ若々しさに溢れた演奏に惹き込まれてしまいます。

DORON

DRC 2012/13
(2CD)
\4800→\4390
シェルヘンが依頼してヴュアタが編曲した室内管弦楽版!
 
バッハ:フーガの技法 BWV1080
  (ロジェ・ヴュアタ編室内管弦楽版)
ロジェ・ヴュアタ(指揮)
レ・ソリスト・ド・ブリュッセル
 バッハのフーガの技法の歴史において重要な録音の発掘!シェルヘンが依頼してヴュアタが編曲した室内管弦楽版!

 録音:1963 年4 月、ブリュッセル、(モノラル)、94'21

 バッハのフーガの技法の歴史において重要な録音の発掘である。ジュネーヴ生まれの作曲家、ロジェ・ヴュアタ(Roger Vuataz,1898-1988)がフーガの技法を室内オーケストラに編曲したもの。ヴュアタは、名指揮者ヘルマン・シェルヒェンからの依頼で1936 年から1937 年にフーガの技法を編曲。これを用いてシェルヘンは1949 年にDECCA にフーガの技法を録音し、この作品の再評価に大きく貢献した(後年の録音はシェルヘン自身の編曲)。そのヴュアタ版をヴュアタ自身が演奏したもの。木管を効果的に多用した編曲で、鍵盤楽器演奏に比べると声部の扱いが非常に分かりやすい。未完のフーガを収録した後、ヨハネ受難曲のコラール〈天の国におられる私たちの父よ〉を合奏で演奏して終曲としている。なおCD レーベル面にはステレオと表示されているが、モノラルである。

ENSEMBLE MODERN



EMCD 025
\2900→\2590
「創立時のコンセプト」
 〜アンサンブル・モデルン創立コンサート・ライヴ

  (1)ウェーベルン(1883-1945):交響曲Op.21(1927/28)
  (2)マティアス・シュパーリンガー(b.1944):木管五重奏曲(1972)
  (3)フリードリヒ・ゴルトマン(1941-2009):
   トロンボーン協奏曲(1977)〜トロンボーンと3群の器楽グループのための
  (4)シェーンベルク(1874-1951):室内交響曲Op.9(1906)
ディエゴ・マッソン(指揮)
アンサンブル・モデルン
(3)ヴィンコ・グロボカール(Trb)
 アンサンブル・モデルンの結成コンサート・ライヴCD化!
 ウェーベルンとシェーンベルクの交響曲を収録!グロボカールもソリストとして参加!

 録音: 1980 年( マスタリング:2014年)

 アンサンブル・モデルンはユンゲ・ドイチェ・フィルを母胎として現代音楽専門のオーケストラ、アンサンブルとして1980 年に結成された。
 このCDはアルバム・タイトルにもある通り、結成まもなくのコンサートの模様を伝える極めて貴重な録音。現代音楽の古典シェーンベルクとウェーベルンを両外に置き、中心を近作でまとめるプログラミングはアンサンブル・モデルンらしい。
 シュパーリンガーの木簡五重奏曲はクラシカルな編成から受ける印象を見事に裏切って奏者の語りやわめき声、テープ音響まで入る極めて前衛的な作品。

ET’CETERA(time&again)

KTC 1102
【新装再発売】
\2500
ミュージック・オヴ・マイ・ハート 〜
 ケルティック・ハープ弾き語りによるイギリス民謡集 Vol.2

  エリスケイの愛の歌/メガンの娘/私の行く先は/
  夏とはいったい何かしら/わが愛は紅いばらのように/
  おおみそか/羊のための囲いのある谷/
  空高くひばりは舞う/ある朝はやく/とねりこの林/
  はたおり歌/ダニー・ボーイ/
  飛んでゆくのか、くろつぐみ/スペインの女/海辺にて/
  影とともに踊れ/小麦を見守って/
  ラメントとホーンパイプ/ペンデリンの娘/蛍の光
レイチェル・アン・モーガン
 (メゾソプラノ、
  ケルティック・ハープ)
 澄んだ歌声とたおやかなケルティック・ハープの伴奏で紡ぐイギリス民謡集。入手困難となっていたEt'cetera初期の名盤、レイチェル・アン・モーガンが弾き語る「ミュージック・オヴ・マイ・ハート」が、装いを新たに登場!
 名曲「ダニー・ボーイ」や、クリスマス・キャロル「ひいらぎかざろう」の旋律としても知られるウェールズ民謡「おおみそか」、ロバート・バーンズが収集し詩を付けたスコットランド民謡「蛍の光」など、 イギリス各地の美しい調べを歌う。

 ※録音:1990年8月、アムステルダム/KTC 1102の新装再発売

GRAND SLAM



GS 2124
\2500→\2290
ベートーヴェンの第1番+第6番「田園」がオープンリール・テープより復刻!
 ベートーヴェン:
  (1)交響曲第1番 ハ長調 Op.36
  (2)交響曲第6番 ヘ長調 Op.68「田園」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 フルトヴェングラーとウィーン・フィル最良の疑似ステレオと言われたベートーヴェンの第1番+第6番「田園」がオープンリール・テープより復刻!!

 疑似ステレオ
 セッション録音:(1)1952 年11 月24、27、28 日/ウィーン、ムジークフェラインザール (2)1952 年11 月24、25 日/ウィーン、ムジークフェラインザール
 使用音源: (1)EMI(Japan) AXA 3059(オープンリール・テープ、4 トラック、19 センチ) (2)EMI(Japan) AXA 3061(オープンリール・テープ、4 トラック、19 センチ)

 ■制作者より
 フルトヴェングラーがEM(I HMV)に残した主要録音は1960 年代に疑似ステレオ化されましたが、その中でも最も出来が良いと言われたのがベートーヴェンの交響曲第1 番と第6 番「田園」です。この2 曲を第4 番+第5 番(GS 2119)に続いて4 トラック、19 センチのオープンリール・テープより復刻しました。このふっくらと広がりのある再生音は、ウィーン・フィルの艶やかな音色と、ムジークフェラインザールの優れた響きにぴったりで、オリジナルのモノーラルとは異なった魅力で味わえます。
 解説書にはエルヴィン・ミッターク著『ウィーン・フィルの歴史から』より、フルトヴェングラーに関する記述を訳して掲載しました。ここでは、フルトヴェングラーとウィーン・フィルとが共演し始めた頃の状況が詳しく述べられています。(平林 直哉)
 


GS 2123
\2500→¥2290
ワルターの2トラ、38センチ・シリーズ、
 フランチェスカッティとのモーツァルト!

  モーツァルト:
   (1)ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調、K.216
   (2)ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調、K.218
ジノ・フランチェスカッティ(ヴァイオリン)
ブルーノ・ワルター(指揮)
コロンビア交響楽団
 セッション録音:1958 年12 月10、12、15、17 日、カリフォルニア、アメリカン・リージョン・ホール(ステレオ)
 使用音源:Private archive (2トラック、38 センチ、オープンリール・テープ)

 ■制作者より
 ワルターの2 トラック、38 センチのオープンリール・テープ復刻に、フランチェスカッティとのモーツァルトが加わります。ワルターの大らかで慈愛に満ちた伴奏、フランチェスカッティのしたたるような美音、今なお色あせぬ名演です。その演奏をいつもどおり原音に忠実に再現しています。
 解説書にはブルーノ・ワルター自身の原稿「レコード音楽について考えること」を掲載しています。これはワルターの生涯最後の執筆と言われているもので、古い雑誌やLPのジャケットに掲載されていましたが、今回は新訳で収録しています。(平林 直哉)
 


GS 2122
\2500→¥2290
ハイフェッツのシベリウス、ブルッフ、ヴュータン
 (1)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
 (2)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op.26
 (3)ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ短調 Op.37
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
(1)ワルター・ヘンドル(指揮)
 シカゴ交響楽団
(2)(3)マルコム・サージェント(指揮)
 ロンドン新交響楽団
 別次元の音で蘇る!2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻!ハイフェッツのシベリウス、ブルッフ、ヴュータン

 録音:(1)1959 年1 月10,12 日/オーケストラ・ホール、シガゴ (2)1962 年5 月14,16 日/ウォルサムストー公会堂、ロンドン (3)1961 年5 月15,22 日/ウォルサムストー公会堂、ロンドン/ステレオ
 使用音源: Praivate archive (2 Track Reel to Reel Tape, 15 IPS)
 *おことわり:古いテープから復刻しておりますので、わずかな音揺れやノイズが含まれます。

 当シリーズにハイフェッツの2 トラック、38 センチのオープンリール・テープ復刻が登場しました。別次元の音をお約束します。また、解説には取材嫌いで有名なハイフェッツの稀少なインタビューを掲載していますが、これまたファンには興味が尽きない内容です。(平林 直哉)




GUILD HISTORICAL



GHCD 2423
\1700→\1490
マルコム・サージェント 〜 ラフマニノフ1931, 1947&1953
 ラフマニノフ:
  前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2〔サージェント編〕(1931年9月24日)
  ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18(1947年6月12日−13日)*
  交響曲第3番イ短調 Op.44(1953年5月5日)+
マルコム・サージェント(指揮)
ロンドン交響楽団
シリル・スミス(ピアノ)*
ロイヤル・リヴァプール・
 フィルハーモニー管弦楽団*
BBC交響楽団+
 マルコム・サージェントのラフマニノフ!ピアノ協奏曲第2番はシリル・スミスとの共演!

 ギルド・ヒストリカルが贈るイギリスの名指揮者マルコム・サージェントのラフマニノフ・プログラム(1931年、1947年&1953年)は、サージェント自身のオーケストレーションによる"管弦楽版"の「前奏曲嬰ハ短調」、1956年に病に倒れ、ソリストとしてのキャリアに終止符を打ったイギリスのラフマニノフ弾き、シリル・スミスがソリストを務めた1947年の「ピアノ協奏曲第2番」、そしてBBC交響楽団との「交響曲第3番」の3作品。
 サージェントの指揮者、編曲者としての姿、シリル・スミスのソロなど、"注目度高"のラフマニノフのリマスタリングは、もちろんピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリングが担当。音質の向上にも期待したい。



 


GHCD 2416/17
(2CD)
\3400→\3090
ピエール・デルヴォー 〜 オペラ序曲&管弦楽作品集1957−1961
 
エロルド:歌劇《ザンパ》序曲(1959年)
 ボイエルデュー:歌劇《バグダッドの太守》序曲(1959年)
 スッペ:喜歌劇《軽騎兵》序曲(1959年)
 グリンカ:歌劇《皇帝に捧げた命》序曲(1959年)*
 サン=サーンス:交響詩《死の舞踏》(1961年)
 ウェーバー:歌劇《オイリアンテ》序曲(1961年)+
 ブラームス:大学祝典序曲 Op.80(1961年)+
 ワーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》より 前奏曲と愛の死
  (1957年4月27日)
 ワーグナー:歌劇《さまよえるオランダ人》序曲(1959年)+
 ロッシーニ:歌劇《セビリアの理髪師》序曲(1959年)
 ニコライ:歌劇《ウィンザーの陽気な女房たち》序曲(1959年)
 ウェーバー:舞踏への勧誘/ベルリオーズ:バラの精〕**
 デュカス:交響詩《魔法使いの弟子》(1961年)
 ワーグナー:楽劇《ワルキューレ》より ワルキューレの騎行
  (1957年4月10日)
 グリンカ:歌劇《ルスランとリュドミラ》序曲(1959年)*
 シュトラウス2世:喜歌劇《こうもり》序曲(1959年)
ピエール・デルヴォー(指揮)
コンセール・コロンヌ管弦楽団
オランダ・フィルハーモニー管弦楽団*
パリ・オペラ座管弦楽団+
パリ音楽院管弦楽団**
 20世紀フランス・オペラ界の名指揮者。ピエール・デルヴォーが振るオペラ序曲集!

 パリ・オペラ=コミック座の首席指揮者、パリ・オペラ座の常任指揮者、コンセール・コロンヌ管の首席指揮者など、フランスのオーケストラ、歌劇場の要職を歴任した20世紀の名匠ピエール・デルヴォー。
 ギルド・ヒストリカル(Guild Historical)から復活するデルヴォーの演奏は、得意とするオペラの序曲を中心とした管弦楽作品の数々。20世紀フランス、パリのオペラ界で活躍し、後進に大きな影響を与えた名指揮者の至芸を、定評あるピーター・レイノルズのリマスタリングで。




GUILD LIGHT MUSIC

GLCD 5223
\2000
軽音楽の黄金時代 〜
 コントラスト:1960年代から1920年代への回帰 Vol.2

  ジョンソン:ガラ・プレミア
  ロータ:甘い生活
  ファーノン:トラヴェル・トピック
  ニューマン:西部開拓史より メイン・タイトル
  レハール:オペレッタ《パガニーニ》より
  ローズ:ノスタルジア
  エリントン:ソフィスティケイテッド・レディ
  フィッシャー:ジョリー・ジョーカー
  エリス:リトル・ボーイ・ブルース/他

シリル・オランデル(指揮)&
 スターライト・シンフォニー
ロバート・ファーノン(指揮)&
 クイーンズ・ホール・ライト・オーケストラ
アルフレッド・ニューマン(指揮)
MGMスタジオ・オーケストラ
モニア・リター(指揮)&
 ヒズ・オーケストラ
ウォルター・コリンズ(指揮)&
 ロンドン・プロムナード・オーケストラ、他

 ライト・ミュージックの黄金時代を回顧する名物シリーズ。
 多様なコレクションを擁するライト・ミュージックの名曲を、1960年代から1920年代へと年代ごとに遡って収録されるシリーズの第2弾。移り変わるライト・ミュージックの歴史、コントラストを感じることができるだろう。

 ※録音:1928年−1962年/リマスタリング:アラン・バンティング
 
GLCD 5224
\2000
軽音楽の黄金時代 〜ニュー・タウン 〜
 1950年代のプロダクション・ミュージック

  ロジャー:ニュー・タウン
  ビーヴァー:ブレイヴ・プロスペクト
  ファーノン:プロミス・オヴ・スプリング
  ストット:トレード・ウィンド
  シディ:ルナ・パーク
  ホワイト:ミッドナイト・メロディ
  ワーナー:アフタヌーン・ティー/他
ルイス・ヴォス(指揮)&
 ヒズ・オーケストラ
ロバート・ファーノン(指揮)&
 デンマーク国立放送管弦楽団
フレデリック・カーゾン(指揮)&
 ニュー・コンサート・オーケストラ、他
 "ライト・ミュージック"第124集は、1950年代にプロのエンターテイメント・ビジネスのために出版社から提供された"プロダクション・ミュージック"集。

 ※録音:1950年−1959年/リマスタリング:アラン・バンティング

HAENSSLER


98 053
【再発売】
\2200
再発売。リリングによる崇高なミサ・ソレムニス
 ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調Op.123
パメラ・コバーン(S)
フロランス・クィヴァール(A)
アルド・ボールディン(T)
アンドレアス・シュミット(Bs)
ヘルムート・リリング(指揮)
シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
 録音:1997 年、シュトゥットガルト/DDD、78’58”

 2014 年5 月に81 歳を迎えた巨匠ヘルムート・リリング。今もなお精力的に演奏活動を続けるリリングですが、当盤は往年の名演奏から、現在では入手が難しくなってしまった名盤の再発売です。1997 年に収録されたミサ・ソレムニスは、宗教曲の合唱指揮者としても名高いリリングならではの各声部まできめ細かな解釈が魅力の演奏です。

HMF

ハルモニアムンディ・カタログ付CD
今年は名盤10タイトルにカタログがついて大特価!

HMX 2902058
\1700→\1590
2011 年度第49 回レコード・アカデミー賞大賞銅賞・器楽曲部門賞受賞の名盤
 シュタイアーのゴルトベルク変奏曲

  J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV 988
アンドレアス・シュタイアー(チェンバロ)
 ハルモニアムンディ・カタログ付CD 今年は名盤10タイトルにカタログがついて大特価!

 チェンバロ/ Anthony Sidey harpsichord after Hass
 録音:2009 年7 月/2015 年カタログ付

 2011 年度第49 回レコード・アカデミー賞大賞銅賞・器楽曲部門賞受賞の名盤、シュタイアーのゴルトベルク変奏曲。演奏時間はトータル80 分超え。演奏だけでなく、録音が大変素晴らしい!まるでシュタイアーが、目の前で自分のためだけに弾いてくれているようなリアルな息遣いが感じられ、親密さと細やかさに満ち、しかしダイナミックさも併せ持つ演奏に圧倒されます。
 
HMX 2901754
\1700→\1590
タローのラモー
 ラモー:新しいクラヴサンのための組曲(1728)〜ピアノ版
 ドビュッシー:ラモーを讃えて
アレクサンドル・タロー(ピアノ)
 録音:2001 年5 月/2015 年カタログ付

 音の魔術師アレクサンドル・タロー。様々なリリースを重ねている彼ですが、やはり、タローのピアノによるバロックは格別。ラモーとドビュッシーを並べるというプログラムにもまたセンスを感じる1 枚。
 
HMX 2901833
\1700→\1590
店主お奨め!
 ファウストのドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲
 さらにケラス、メルニコフ豪華三人によるドヴォルザーク

 ドヴォルザーク:
  (1)ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53 
  (2)ピアノ三重奏曲ヘ短調Op.65
イザベル・ファウスト(Vn)
(1)イルジー・ビエロフラーヴェク(指揮)
 プラハ・フィルハーモニア
(2)ジャン=ギアン・ケラス(Vc) 
 アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)
 録音:2003 年9 月,12 月/2015 年カタログ付

 近年ますますの人気をみせるイザベル・ファウストのドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲。詩情豊かに、やわらかくしなやかな音色で美しい旋律を歌いあげています。ピアノ三重奏曲では、ファウスト、ケラス、メルニコフというトリオによる演奏で、ドヴォルザークのスラヴ的な哀愁と陰影を見事に描き出しています。


 ううむ。すごい。
 今ある意味最も昇り調子の若手ヴァイオリニスト、イザベル・ファウスト。HMの中の若手アーティスト登竜門的インナー・レーベル’未来の巨匠シリーズ’のバルトークでいきなりすさまじい評価を得て、その後もその勢いは留まるところを知らない。
 なのに店主はちょっとへそ曲がりだから最近の録音を聴いていなかった。そして今度の新譜がドヴォルザークだということで、「ふふん、どれくらい弾けるか聴いてやろうジャン」てな感じで試聴。
 そしたらドカン!すごかった。 この曲はヴァイオリンの出だしで決まる。そこでどれだけ伸びやかに天国的になまめかしくつややかにヴァイオリンを響かせるか。その30秒が駄目な演奏はまずその後回復の見込みはない。しかしファウスト、すごかった。歴代最高のスターンの超名演に並ぶとまで言っていいほど美しく、典雅な響きでもっていきなり世界を調和させた。
 この曲を異常に偏愛する店主にとっては「こいつ全然わかってない!」と憤慨する演奏がほとんどだが、どうやらこのファウスト、わかってるらしい。(大昔のコメントから)
 
HMX 2902061
\1700→\1590
ベルリン古楽アカデミー、「四大元素&四季」!
 (1)ルベル:四大元素
 (2)ヴィヴァルディ:四季
ミドリ・ザイラー(Vn ソロ)
ベルリン古楽アカデミー
 ミドリ・ザイラーのソロの凄みと迫力に圧倒

 録音:2009 年9 月(ベルリン、テルデックス・スタジオ)/2015 年カタログ付

 生々しい「感触」「手触り」に満ちたルベルとヴィヴァルディ。冒頭の「カオス」の不況和音は、耳と心にざらざらとした感触を与えますが、決して不快ではないところが、さすがベルリン古楽アカデミー。一気に世界に引き込まれます。ヴィヴァルディの「四季」も、「夏」の嵐も、弦楽器の弓が弦にひっかかる感触、ミドリ・ザイラーのソロは、まるでロックかと思うような印象。アンサンブルが刻むリズムも、単に激しいだけでなく、打ち付ける雨粒、足元からずぶぬれになるような錯覚をおぼえるようです。美しい風景画ではなく、どこまでもリアルな感触の「四季」をご堪能ください。
 
HMX 2908716
\1700→\1590
ヤーコプスの「魔笛」抜粋!
 モーツァルト:『魔笛』抜粋
ダニエル・ベーレ(T タミーノ)
マリス・ペーターゼン(S パミーナ)
ダニエル・シュムッツハルト(Br パパゲーノ)
イム・スンヘ(S パパゲーナ)
アンナ=クリスティーナ・カーッポラ
 (S 夜の女王)
マルコス・フィンク(Bs-Br ザラストロ)
クルト・アツェスベルガー(T モノスタトス)
インガ・カルナ(S 第1 の侍女)
アンナ・グレヴェリウス(Ms 第2の侍女)
イザベル・ドリュエ(Ms 第3の侍女)
コンスタンティン・ヴォルフ(Bs-Br 弁者)ほか
ルネ・ヤーコプス(指揮)
ベルリン古楽アカデミー,RIAS 室内合唱団
 録音:2009 年9,10 月,ベルリン/2015 年カタログ付

 歌、管弦楽はもちろんのこと、セリフ部分にも非常に力の入った「魔笛」。聴きどころをギュギュっとまとめた抜粋版でお楽しみいただきます。
 
HMX 2901864
\1700→\1590
ニーノ・ロータの映画音楽&クラシック音楽
 ロータ:
  「道」管弦楽組曲,「山猫」レオパルドのための舞曲,
  ピアノ協奏曲「夕べの協奏曲」
ベネデット・ルポ(ピアノ)
ジョセフ・ポンス(指揮)
グラナダ市管弦楽団
 2015 年カタログ付

 映画音楽の巨匠ニーノ・ロータ、クラシック音楽の分野での人気ももちろん高く、どちらも絶品。このCD には、映画音楽の分野の傑作「道」と「山猫」の音楽と、ピアノ協奏曲の「夕べの協奏曲」を1 枚にしています。ロータとしてはどちらの世界でも<良い音楽を書く>という点で何ら変わりはなかったでしょう、たっぷり楽しめます。
 
HMX 2907523
\1700→\1590
Mr. Corelli in London 〜ロンドンのコレッリ
 【コレッリのヴァイオリン・ソナタ集op.5 の、
  ジェミニアーニ(1687 -1762) によるオーケストラ版と
   その他の優れた巨匠たちによる装飾版】
  フルートのための協奏曲 第10番 へ長調(原曲:ヴァイオリンソナタop.5-10)、
  フルートのための協奏曲第8番 ホ短調(原曲:ヴァイオリン・ソナタop.5-8)、
  コレッリの第5番ソロのフェイヴァリット・ジーグ、
  コレッリの「ラ・フォリア」に基づくコンチェルト・グロッソ、
  フルートのための協奏曲第4番 ヘ長調(原曲:ヴァイオリン・ソナタop.5-4)、
  フルート協奏曲第7番 ニ短調(原曲:ヴァイオリン・ソナタop.5-7)、
  ソナタ第7番のサラバンダのテーマに基づくグラウンド
モーリス・シュテーガー(リコーダー)
イングリッシュ・コンサート
ローレンス・カミングス(指揮)
 まさに神業。コレッリのヴァイオリン・ソナタop.5 をリコーダーで見事に演奏!

 録音:2009 年7 月/2015 年カタログ付

 ヴァイオリンの偉大なる古典、コレッリのヴァイオリン・ソナタop.5 をジェミニアーニが管弦楽版に編曲したものを伴奏に、同時代人たちが華麗に装飾を施した超絶技巧の主旋律パートを、小さなリコーダー1 本で演奏した超絶技巧盤。
 1720 〜 30 年代のロンドンは、ヘンデルの存在のおかげで優秀な演奏者たちが集まっており、優れたプレイヤーたちは、劇場を飛び出して、居酒屋や様々な会合でもその腕前を披露、コンサート活動も非常に活発で、まさに音楽の聖地のひとつとなっていました。そんな中、特に人気があった作曲家がコレッリでした。当時の作曲家たちは、コレッリの作品を編曲・発表し、それを優れた奏者たちに演奏してもらうことにより自分の名を売っていました。コレッリ(1653 −1713) 自身はロンドンの土を踏んだことはありませんが、当時の大スターだったのです。このCD でシュテーガーは、様々な作曲家によってさらに華麗な姿へと変貌を遂げたコレッリのヴァイオリン・ソナタop.5 のうち、ロンドンで出版された楽譜を中心に採用し、イタリア趣味と、ロンドンの当時の最先端の技術が詰まったきわめつけの名演を展開しています。
 
HMX 2907419
\1700→\1590
終祷のための音楽〜 Music for Compline 〜
 (1)ジョン・シェパード(c A.1515-1558):
  われらを解き放ちたまえ(Libera nos I&II)
 (2)主よ、われらを救いたまえ(Salvanos,Domine)
 (3)バード(C.1540-1623):
  主にして日なるキリストよ(Christe,qui ux es et dies)
 (4)シェパード:平安のうちに(In pace in idipsum)
 (5)トマス・タリス(c A.1505-1585):あなたの御手に(In manus tuas)
 (6)シェパード:あなたの御手にI(In manus tuas I)
 (7)シェパード:あなたの御手にII&III(In manus tuas II&III)
 (8)主よ、われをあわれみたまえ(Miserere mihi,Domine)
 (9)タリス:主よ、われらをあわれみたまえ(Misere nostri,Domine)
 (10)バード:主よ、われをあわれみたまえ(Misere mihi,Domine)
 (11)タリス:平安のうちに
 (12)ロバート:ホワイト(C.1538-1574):主にして日なるキリストよ
 (13)主よ、来てください(Veni,Domine)
 (14)バード:今こそ去らせたまえ(Nunc,dimittis)
 (15)タリス:光の消ゆる前に(Te lucis ante terminum)
 (16)ヒュー・アストン(C.1485-1558):
  喜べ、処女なるキリストの母(Gaude,virgo mater Christi)
スティレ・アンティコ
 一日のおわりを告げる、静かな祈りのひと時・・・人の声のみによって織り上げられた、荘厳なスペクタクル

 2015 年カタログ付

 イギリスの声楽アンサンブル「スティレ・アンティコ」、ハルモニアムンディ・デビュー盤。
 終祷は、修道院で一日の最後に営まれる礼拝です。ここに集められた、16 世紀イギリスの作曲家達による終祷のための音楽は、どれも深い静けさの中に深い信仰の心が満ちています。
 第1 曲目から、聴いていると本当に人の声だけによる演奏なのだろうか、と考えてしまうくらいに圧倒的に厚い響きに驚かされます。教会で録音されており、建物内いっぱいに響きわたる声に、神の存在を感じます。
 スティレ・アンティコは、英国の若き歌い手達によって結成された声楽アンサンブル集団。ヨーロッパの古楽コンクールでの優勝を期に、各地で大活躍しています。レパートリーはチューダー朝の音楽からスペインもの、オランダものと実に幅広くこなします。
 
HMX 2907422
\1700→\1590
ヘンデル:テノールのためのアリアと場面集
 「アルチェステ」,「セメレ」,「時と悟りの勝利」,
 「タメルラーノ」,「サムソン」,「ロデリンダ」,
 「エステル」,「イェフタ」,
 「陽気な人、憂鬱な人、中庸な人」
マーク・パドモア(T)
ルーシー・クロウ(S)
ロビン・ブレイズ(CT)
アンドルー・マンゼ(指揮)
イングリッシュ・コンソート
 パドモアのヘンデル

 2015 年カタログ付

 現在ではベルリン・フィルとの受難曲の上演などでも話題のテノール、マーク・パドモア。ヘンデルのテノール・アリア集を集めた1 枚です。
 
HMX 2901724
\1700→\1590
ロッシーニの美しい小ミサ・ソレムニス
 ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス
クラシマ・ストヤノワ(S)
ビルギット・レンメルト(A)
スティーヴ・デイヴィスリム(T)
ハンノ・ミューラー=ブラッハマン(Bs)
マルクス・クリード(指揮)RIAS 室内合唱団
フィリップ・マイヤーズ(ピアノ)
フィリップ・モル(ピアノ)
モロオカ・リョウコ(ハルモニウム)
 2015 年カタログ付

 ロッシーニの小ミサ曲は、彼の晩年に書かれた大作。編成が小さいことから「小」ミサと呼ばれています。名門RIAS 室内合唱団による澄み切った歌声が素晴らしい1 枚です。

HMF

ハルモニアムンディの貴重なオペラ&声楽作品の録音が、仕様も新たに特別価格で再登場!
 スリム・クラムシェルボックス仕様、スリーブケースにCDが収められています。
ブックレットにはトラック情報、解説(英独仏語)が掲載されています(リブレットはありません)。


HMY 2921796
(3CD)
\3600→\3290
ヤーコプスによる今なお身震いしてしまうような興奮のリナルド!
 ヘンデル:「リナルド」
ヴィヴィカ・ジェノー(Ms;リナルド)
インガ・カルナ(S;アルミーダ)
 ローレンス・ザゾ(C-T;ゴッフレード)
ミア・パーション(S;アルミレーナ)
ジェイムズ・ラザフォード(Bs;アルガンテ)
クリストフ・デュモー(C-T;エウスターツィオ)
ドミニク・ヴィス(C-T;キリスト教徒の魔法使いの隠者)
ルネ・ヤーコプス(指揮)
フライブルク・バロック・オーケストラ
 録音:2002 年

 「リナルド」はヘンデルがロンドンで初めて発表したイタリア語のオペラ。イタリア時代の作品のよいところばかりを転用したため、全編徹頭徹尾充実した曲ばかりの驚異的な傑作として根強い人気があります。この録音は、ヤーコプスが2002 年に行ったもの。豪華歌唱陣、気合いの入った管弦楽と大きな話題になりました。ヴィヴィカ・ジェノーの超絶技巧はもちろん、ドミニク・ヴィスの不思議な仙人役の芝居っけたっぷり度合いなど、今聴いても身震いしてしまうような興奮の名録音です。
 


HMY 2921742
(2CD)
\3200→\2890
ヤーコプス充実の「オルフェオとエウリディーチェ」
 グルック:オルフェオとエウリディーチェ(全曲)
  〔1762年ウィーン版〕(イタリア語歌唱)
ベルナルダ・フィンク(オルフェオ)
ヴェロニカ・カンジェミ(エウリディーチェ)
マリア・クリスティーナ・キール(アモール)
ルネ・ヤーコプス(指揮)
フライブルク・バロック・オーケストラ
RIAS 室内合唱団
 録音:2001 年1 月、ベルリン、テルデックス・スタジオ

 1762 年10 月5 日、グルックのオルフェオとエウリディーチェは、ウィーンのブルク劇場で初演されました。その後、1769 年のパルマ上演、1774年のパリ上演と、改定がされており、いくつもの版が混在した状態で演奏されることも多かったこの作品ですが、ヤーコプスは1762 年の初演時の稿を採用。初演時のオルフェオ役はアルト・カストラート歌手が務めましたが、この録音で、ヤーコプスはアルトのフィンクをオルフェオ役に起用。迫真の歌唱、迫真の管弦楽で、非常に引き締まった名演です。繰り返し部での装飾も非常に凝っています。有名な「エウリディーチェを失って」のアリアでは心打たれます。
 


HMY 2921463
(2CD)
\3200→\2890
ヘレヴェッヘの名録音「エリヤ」
 メンデルスゾーン:エリヤ(全曲)
ペッテリ・サロマ(Bs /エリヤ)
ソイレ・イソコスキ(S /未亡人、天使)
モニカ・グローブ(A /女王、天使)
デルフィーネ・コロット(S /少年)
ジョン・マーク・アインシュレイ(T /アハブ)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
シャペル・ロワイヤル
コレギウム・ヴォカーレ
シャンゼリゼ・オーケストラ
 録音:1993 年2 月5,6 日

 メンデルスゾーンの代表作のひとつ、「エリヤ」。「聖パウロ」と双璧をなす傑作オラトリオです。預言者エリヤの生涯を題材にした作品で、冒頭にエリヤの厳粛な独唱が序章としておかれた後、規模の大きな管弦楽による序曲、そして厚い合唱で始まり、壮大な物語が展開されていきます。ヘレヴェッヘの指揮が、壮絶な物語を美しい音で描いてゆきます。
 


HMY 2921831
(2CD)
\3200→\2890
ラッスス(1532-1594):
 ダヴィデの懺悔の詩篇(1584年、ミュンヘン)

  [CD1]
   (1)主よ、怒りもて罰したもうなかれ
   (2)その悪行を許され
   (3)主よ、怒りもて罰したもうなかれ
  [CD2]
   (1)神よ、われを憐れみたまえ(ミゼレーレ)
   (2)主よ、わが祈りを聞きたまえ 
   (3)深き淵より、われ汝を呼ぶ
   (4)主よ、わが祈りを聞きたまえ
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
コレギウム・ヴォカーレ
 コレギウム・ヴォカーレ&ヘレヴェッヘ、<音楽の帝王>ラッススによる最高峰作品

 録音:2005年

 2005 年に創立35 周年を迎えた世界屈指の古楽合唱団コレギウム・ヴォカーレによる、満を持してのラッスス。この「ダヴィデの懺悔の詩篇」は、ミュンヘンで1584 年に出版され、400 年以上たった現在も、世の人々を驚かせる美しさに満ちたものとして愛されている作品。ヘレヴェッヘとコレギウム・ヴォカーレ声楽のみの録音となっており、あらためて彼らの絆の深さ、実力に驚かされるばかりです。ルネサンス時代の抽象的なポリフォニーの美しさと、言葉の粒立ちの美しさがえもいわれぬバランスで丁度よく融合した、実に見事な演奏です。
 


HMY 2921282
(3CD)
\3600→\3290
カヴァッリの最高傑作「ジャゾーネ」
 マイケル・チャンスの迫真の演技の歌唱
  カヴァッリ:「ジャゾーネ」
マイケル・チャンス(ジャゾーネ)
カテリーナ・ドゥボスク(ヒュプシプレ)
ゴリア・バンディテッリ(メデア)
ギ・ド・メイ(エジェウス)、
ドミニク・ヴィス(デルファ)
アニェス・メロン(アリンダ)他
ルネ・ヤーコプス(指揮)
コンチェルト・ヴォカーレ
 録音:1988 年5 月

 カヴァッリは、17 世紀にオペラ作曲家として絶大な人気を誇りました。その代表作が、「ジャゾーネ」。これは、1649 年の謝肉祭の時期に初演された後、17 世紀イタリアにおいて、もっともよく上演され、称賛も批判もされたオペラでした。1960 年代まで忘れかけられた存在でしたが、オペラの中でメデアが歌う歌の官能性や、各場面の音楽の抜群の効果(特に、メデアが海に落とされるシーンなど、音だけでも迫力満点です)など、今聴いても非常に刺激に満ちた傑作です。
 『あらすじ』
 ジャゾーネはレムノス島でヒュプシピュレとの間に双子をもうけるが、その後身分を明かさぬ女性と愛し合い、そこでも双子をもうける。この身分を明かさぬ女性は実はメデア。メデアの忠実なる乳母デルファはメデアに、ジャゾンと結婚し、何らかの戦いで父親が殺されても父親が誰であるか子供たちがわかるようにしておくようにとアドヴァイスをしする。メデアはジャゾンのもとを訪れ、身分を明かす。ジャゾンは喜び結婚する。
 ヒュプシプレはジャゾーネに、自分のところに戻るように詰め寄る。それを聞きつけたメデアは、ヒュプシプレを殺すようジャゾーネに求める。ジャゾーネはベッソに、その役を押し付ける。魔法のパスワードを伝え、それを口にした者を殺すようにと命じる。パスワードを伝えられたのはヒュプシプレ。しかしメデアが現れ、偶然にもパスワードを口にしてしまう。ベッソはメデアを海に落として殺そうとするが、メデアの元恋人エジェウスがこれを救い、エジェウスはメデアの愛を取り返す。ジャゾンは打ちひしがれる。イジーフィレはこの成り行きを見て絶望し、ジャゾンに、自分を殺せ、ただし、子供が困るから胸だけ残して子供に与えよと訴える。ジャゾンは心打たれ、再びヒュプシプレに対する思いを戻す。ジャゾーネとヒュプシプレ、メデアとエジェウス、そしてベッソとヒュプシプレの侍女(アリンダ)という3 カップルが結ばれ、喜びの幕となる。
 


HMY 2921718
(3CD)
\3600→\3290
ユングヘーネルによるやわらかくも荘厳な
 「倫理的、宗教的な森」完全版

  モンテヴェルディ:倫理的、宗教的な森(完全版)
コンラート・ユングヘーネル(指揮)
カントゥス・ケルン
コンチェルト・パラティーノ
 録音:2000 年9 月

 モンテヴェルディの「倫理的、宗教的な森」は、「聖母マリアの夕べの祈り」と並ぶモンテヴェルディの宗教作品の代表作。当時楽長の任にあったヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂の礼拝のために作曲された全40 曲のモテットとミサを収めた規模の大きな宗教曲集です。ユングヘーネル率いるカントゥス・ケルンのやわらかくも厳粛な歌声に、コンチェルト・パラティーノによる管の音色が荘厳さを与えている、稀有な名演です。

HELICON


巨匠メータ指揮イスラエル・フィルのステレオ・ライヴ3タイトル


HEL 029666
\2400→\2190
レスピーギ「ローマの松」プロコフィエフ「ロメオとジュリエット」より
 ・プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」より5曲 [24’21”]
  モンタギュー家とキャピュレット家/ロメオとジュリエット/
  百合の花を手にした娘たちの踊り/
  ジュリエットの墓の前のロメオ/タイボルトの死
 ・レスピーギ:交響詩「ローマの松」[20’44”]
 ・レスピーギ:ボッティチェッリの3 枚の絵 [20’13”]
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
ズービン・メータ(指揮)
 メータ指揮イスラエル・フィル1979 年ライヴ、レスピーギ「ローマの松」プロコフィエフ「ロメオとジュリエット」より

 収録:1979 年6 月23 日/テルアビブ、マン・オーディトリアム(ステレオ・ライヴ)/62’57”

 メータがイスラエル・フィルとの一夜のコンサートで取り上げた、プロコフィエフの「ロメジュリ」、レスピーギの「ローマの松」「ボッティチェッリの3 枚の絵」といったプログラムは、いかにもメータが得意とするところですが、意外にもこれまでカタログになかったレパートリーであり、その意味でもたいへん価値ある内容といえるもの。
 収録がおこなわれた1979 年といえばメータ43 歳。思い切りのよい音楽づくりで迫力満点のサウンドを聴かせるアルバムを次々と発表して、おおいに名を馳せていた頃。
 メータが乗りに乗っていたその時期に、抜群の相性のイスラエル・フィルを指揮して、色彩的で鳴りっぷりの良い名曲を取り上げた、三拍子揃ったステレオ・ライヴは、幸いアーカイヴの保存状態が良く音質も上々で、期待を裏切らない仕上がりとなっております。
 ※ ブックレットおよびインレイは誤表記でモノラルとなっていますが、実際はステレオ録音です。
 


HEL 029665
\2400→\2190
シェーンベルク「ペレアスとメリザンド」&管弦楽のための変奏曲
 シェーンベルク:
  ・交響詩「ペレアスとメリザンド」op.5 (41’16”)
    収録:1988年/テルアビブ、マン・オーディトリアム
     (ライヴ・ステレオ)
  ・管弦楽のための変奏曲op.31 (21’30”)
    収録:1975年/テルアビブ、マン・オーディトリアム
     (ライヴ・ステレオ)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
ズービン・メータ(指揮)
 メータ指揮イスラエル・フィルによるシェーンベルク「ペレアスとメリザンド」&管弦楽のための変奏曲

 62’45”

 メータとイスラエル・フィルにとって、両看板のマーラー演奏にも通じるシェーンベルクの代表的なオーケストラ曲2 篇を演奏した興味深いアルバム。
 交響詩「ペレアスとメリザンド」が1988 年、「管弦楽のための変奏曲」が1975 年にいずれもテルアビブのマン・オーディトリアムで行われたコンサートのライヴ音源からのCD 化で、録音状態良好なステレオ収録というのもおおきな魅力となっています。
 キャリアの初期よりメータが、実演とレコーディングの双方を通じて、シェーンベルク作品を好んで取り上げてきたのはよく知られています。ここでの2曲について、メータは「管弦楽のための変奏曲」を、1968 年にロサンジェルス・フィルを指揮してデッカにセッション録音しており、「ペレアスとメリザンド」を1989 年6 月に同じイスラエル・フィルを指揮してソニーにセッションでレコーディングしていました。
 そのルーツゆえにイスラエル・フィルもまた、シェーンベルクを主要レパートリーのひとつに位置付けていて、やはりメータが指揮した「グレの歌」(2011年)と「淨夜」(2006 年)のライヴ演奏(HEL029658)では、作品に寄せる互いの共感の深さもあって、熱気を孕んだ内容を聴かせていたことも思い起こされます。
 ※ ブックレットおよびインレイは誤表記でモノラルとなっていますが、実際はステレオ録音です。
 


HEL 029664
(2CD)
\3400→\3090
メータ指揮の「メサイア」。ハーパーら粒ぞろいのソリスト
 ヘンデル:オラトリオ「メサイア」
ヘザー・ハーパー(ソプラノ)
アルフレダ・ホジソン(メゾ・ソプラノ)
ロバート・ティアー(テノール)
ベンジャミン・ラクソン(バス)
シンギング・シティ・コア・オブ・
 フィラデルフィア
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
ズービン・メータ(指揮)
 メータ指揮の「メサイア」ハーパーら粒ぞろいのソリストを迎えた1974年のジルヴェスター公演がCD化

 収録:1974 年12 月31 日/テルアビブ、マン・オーディトリアム(ライヴ・ステレオ)/63’06” / 55’18”

 オラトリオ「メサイア」は、巨大な合唱を扱った宗教的な荘厳さもさることながら、聖書からまとめられたテキストを通じて、キリストの生誕と死、そして復活をときに親しみやすく、ときにドラマティックに迫真を込めて描いているところに、ヘンデルの天才的なセンスが冴え亘り、そうしたわかりやすくセレモニアルな内容から、ユダヤおよびキリスト教圏のクリスマス・シーズンには欠かせない人気のプログラムともなっています。
 メータがイスラエル・フィルを指揮して、ヘンデルの「メサイア」を演奏したアルバムは、1974 年のジルヴェスター公演の模様を収めたもの。楽団の演奏史上いまも語り草といわれるこのライヴは、ソリストにハーパー、ホジソン、ティアー、ラクソンとイギリスを代表する世界的な顔ぶれたちを揃えていることに加えて、合唱も、フィラデルフィア市長とアメリカ合衆国国務省の肝いりで、1948 年に結成されたシンギング・シティ・コア・オブ・フィラデルフィアの総勢100 人を迎えるという、その陣容からもたいへん力の入ったものだったことがうかがえます。
 また、メータ指揮の「メサイア」は正規リリースとしてはおそらく初登場となるレパートリーと思われるので、これはたいへん貴重な内容といえるでしょう。
 ※ ブックレットおよびインレイは誤表記でモノラルとなっていますが、実際はステレオ録音です。

HERITAGE


HTGCD283
(2CD)
\3600
イギリスの歌
 ヴォーン=ウィリアムズ:
  歌曲集「旅の歌」、リンデの草原、沈黙の正午/
 アイアランド:海ヘの情熱/
 スタンフォード:Drake's Drum、The Old Superb/
 フレデリック・キール:Trade Winds/
 ピーター・ウォーロック:ストラットン船長奇譚/
 ジョージ・バターワース:
  シュロップシャーの若者より6つの歌/
 アーネスト・ジョン・モーラン:
  ラドロー・タウンより3つの歌/
 パーセル:
  男は女のためにつくられ、つかの間の音楽、
  Twas within a furlong of Edinburgh Town、
  When night her purple veil/
 ペルハム・ハンフリー:A Hymne to God the Father/
 アイアランド:トマス・ハーディの5つの詩、聖と俗の歌
ジョン・シャーリー=カーク(Br)
マーティン・アイセップ(pf)、他
 

HTGCD285
\1800
ブライアン・ケリー:管弦楽曲集
 LEFT BANK SUITE、EPITAPH FOR PEACE for strings、
 A CHRISTMAS CELEBRATION、CONCERTANTE DANCES、
 GLOBE THEATRE SUITE for recorder and strings、
 NATIVITY SCENES、TANGO for strings
バリー・ワーズワース指揮、
ロイヤル・バレエ・シンフォニア




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