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第80号
マイナー・レーベル新譜(1)
2015.1.6〜3.6


2L

2L 105SABD
(Blu-ray Disc Audio
+ SACD HYBRID)
\4300

2L のチームが捉えた新旧の弦楽四重奏曲
 シューベルト: 弦楽四重奏曲第13番 イ短調 D.804(Op.29)《ロザムンデ》
 マヤ・ソールヴェイ・シェルストルプ・ラトシェ(1973-):
  弦楽四重奏曲第1 番《鉛と光の物語》(2011)
 ブリテン: 弦楽四重奏曲第2 番ハ長調 Op.36(1945)
 ハイドン: 弦楽四重奏曲 ハ長調 Hob.III/77(Op.76-3)《皇帝》 *

エンゲゴール四重奏団
 【アルヴィド・エンゲゴール(第1ヴァイオリン)
  アレックス・ロブソン(第2ヴァイオリン)
  ジュリエット・ジョプリング(ヴィオラ)
  ヤン・クレメンス・カールセン(チェロ)】
 ノルウェーを代表するエンゲゴール四重奏団、音楽に対する確かな耳をもつ 2L のチームが捉えた新旧の弦楽四重奏曲

 * Blu-ray のみ収録
 録音:2013 年11 月、2014 年2 月 ヤール教会(ベールム、ノルウェー)/制作・バランスエンジニアリング: モッテン・リンドベルグ
 録音: ビアトリス・ヨハンネセン/録音方式:ステレオ(DXD(24bit352.8kHz/)セッション)
 【Blu-ray Disc Audio】5.1 DTS-HD MA(192kHz/24bit), 2.0 LPCM (192kHz/24bit), mShuttle: FLAC 96kHz + MP3 Region ABC]/97' 41"
 【SACD Hybrid】SACD DXD (5.0 surround 2.8224 Mbit/s/ch, 2.0 stereo 2.8224 Mbit/s/ch) / CD 2.0 stereo (16 bit/44.1 kHz)/74' 04"

 「真夜中の太陽」の地、ノルウェー北極圏のロフォーテンにエンゲゴール四重奏団が創設されたのは2006 年。アルヴィド・エンゲゴールを中心とする四重奏団は、最初のシーズンからベルゲン国際フェスティヴァルとオスロの室内楽フェスティヴァルに出演、2 年後の2008 年に制作されたハイドン、ライフ・ソールベルグ、グリーグの弦楽四重奏曲のデビューアルバム(2L53SACD)で国内と海外で高い評価を獲得しました。2010 年にはベートーヴェン、ヌールハイム、バルトークの弦楽四重奏曲(2L071SACD)とエリングの弦楽四重奏曲とピアノ四重奏曲(Simax PSC1304)をリリース。エンゲゴール四重奏団はノルウェーを代表するアンサンブルのひとつに数えられる存在になりました。
 2013 年と2014 年に録音された第4 作目となる本アルバムも、シューベルトの《ロザムンデ》に始まり、ノルウェーのラトシェ新曲とブリテンの作品、最後にハイドンの《皇帝》という、弦楽四重奏奏のスタンダード・レパートリー曲と「今日」の作品によるプログラムが組まれました。
 本アルバムよりメンバー変更があり、第2 ヴァイオリン奏者はアレックス・ロブソン、チェロがヤン・クレメンス・カールセンが新しく加入しました。録音セッションは、デビューアルバムと同じベールムのヤール教会でDXD(24bit/352.8kHz)録音されました。Blu-ray Disc Audio と SACD hybrid盤をセットしたアルバム。Blu-ray Disc Audio には、5.1 DTS-HD MA(192kHz/24bit)と 2.0 LPCM (192kHz/24bit)で収録され、音楽に対する確かな耳をもつ 2L のチームが捉えた、シューベルトたちの作品を思索するエンゲゴール四重奏団の音楽が、直接性と真実性をもって聴き手に伝えられます。Blu-ray Disc Audio には、ハイドンの《皇帝》が特別収録されています。
 ラトシェは、作曲家、歌手、キーボード奏者、ヴァイオリニストとしてノルウェーの音楽シーンで活躍する音楽家です。エンゲゴール四重奏団とは弦楽四重奏とアコーディオンのための《雅楽変奏曲》をはじめとする室内楽作品を通じて出会い、新作を委嘱されることになりました。《鉛と光の物語》は彼女の第1 番の弦楽四重奏曲にあたる作品です。「偉大なベートーヴェンの音楽への賛辞」を背景に作曲され、「自由な芸術家」ベートーヴェンの《ラズモフスキー第1 番》(Op.59-1)が創作のための素材に選ばれました。曲名の「鉛」は「恐怖」、「光」は「希望」。ラトシェが作曲にかかっていた2011年7 月22 日、オスロと郊外のウトヤ島で77 人が殺害される、いわゆる「ノルウェー連続テロ事件」が発生、「鉛色の空を見るたびにあの光景が浮かぶ」という彼女の「想い」が曲名に反映しているといいます。
 ブリテンの弦楽四重奏曲は、第二次世界大戦が終わった1945 年7 月、彼がヴァイオリニストのメニューインと一緒にドイツの強制収容所の生存者のために演奏した後、作曲されました。「21 の変奏によるパッサカリア」に書かれた最後の楽章〈シャコンヌ〉に感情的なクライマックスが置かれ、エンゲゴール四重奏団のヴィオラ奏者ジュリエット・ジョプリングはライナーノートに「感動の四重奏曲」と記しています。弦楽四重奏曲第2 番は、パーセルの没後250 年の1945 年11 月21 日に初演されました。シューベルトが戯曲『キプロスの女王ロザムンデ』のために書いた付随音楽の〈第3 幕間奏曲〉と同じメロディが変奏の主題に使われることから《ロザムンデ》の副題で呼ばれるイ短調の四重奏曲。ハイドンのハ長調の四重奏曲は、「ハイドンのもっとも偉大な弦楽四重奏曲集」(ジョプリング)の Op.59 から、デビューアルバムのニ長調《ラルゴ》につづく選曲です。




ACCENT


ACC 24295
\2600
私の一番好きな楽器
 ヘンデル:オーボエのための協奏曲、ソナタそしてアリア集
  オーボエ協奏曲ト短調HWV287
  オペラ《アルミーラ》HWV1〜
   アリア「嫉妬の苦しみGeloso Tormento」、
   「Vedrai s’a tuo dispetto」、オペラ《アルミーラ》組曲
  オーボエ・ソナタ ハ短調HWV366
  セレナータ《アチ、ガラテアとポリフェーモ》〜
   アリア「Qui l’augel da pinata in pianta」
  オーボエとファゴットのための二重協奏曲HWV deest
  トリオ・ソナタ 変ロ長調HWV388
  オペラ《テゼオ》HWV9(ドレスデン版)〜
   序曲、アリア「Moriro, ma vendicata」
クセニア・レフラー(オーボエ)
マリー・フリーデリケ・シュレーダー(ソプラノ)
バッツドルファー・ホーフカペレ
 ヘンデルのスペシャリスト、クセニア・レフラーによるオーボエ作品集

 録音:2013 年12 月5-7 日ニュルンベルク、ゲルマン国立博物館、アウフゼスザール/75’22

 いまヨーロッパでひっぱりだこの古楽系オーボエ奏者クセニア・レフラー。彼女は、2001 年からベルリンの首席オーボエ奏者として活躍し、ソリストとしても多くのコンサートをこなしています。
 今回のアルバムは、ヘンデルのオーボエのための協奏曲、ソナタそしてアリア集。ヘンデル自身もオーボエが好きだったようで、様々な楽曲で登場させ、多彩な音色を駆使した魅力的な作品を多く作曲しています。
 ヘンデルらしい愉悦に満ちた旋律、輝かしい技巧を十分に感じさせる選曲となっています。最初のオペラ《アルミーラ》、初期の結婚祝賀用セレナータ《アチ、ガラテアとポリフェーモ》、若き日の傑作《テゼオ》のアリアを聴かせてくれるのは、若手のコロラトゥーラ・ソプラノのマリー・フリーデリケ・シュレーダー。透き通る凛とした歌声で好演しています。
 


ACC 24298
\2600→\2390
ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764):
 2つのヴァイオリンのためのソナタOp.12

  第1番 ロ短調 Op.12-1/第2番 ホ長調 Op.12-2/
  第3番 ニ長調 Op.12-3/第4番 イ長調 Op.12-4/
  第5番 ト短調 Op.12-5/第6番 変ロ長調 Op.12-6
アルモニー・ウニベルセル
フロリアン・ドイター(ヴァイオリン)
モニカ・ヴァイスマン(ヴァイオリン)
 “フランスのコレッリ”ルクレールをアルモニー・ウニベルセルが弾く!

 録音:2014 年

 フランス・バロック音楽の大家ジャン= マリー・ルクレール。「フランスのコレッリ」と呼ばれ、またフランス=ベルギー・ヴァイオリン楽派の創始者ともされており、情感豊かな素晴らしい作品を残しています。しかし不幸な晩年を送ったとされ、さらに往年のヴァイオリニストたちが好んで演奏した時期もありましたが、現在は演奏される機会も多くはありません。
 フロリアン・ドイターとモニカ・ヴァイスマンのヴァイオリン・デュオ、アルモニー・ウニベルセルは、ルクレールの音楽に惚れ込み演奏活動をしています。以前Eloquentia レーベルより「2 つのヴァイオリンのための6 つのソナタOp.3」をリリースしており、その演奏は折り紙つき。今回収録されている「2 つのヴァイオリンのためのソナタOp.12」は、優美な旋律を情感たっぷりに聴かせ、ヴァイオリン2 本が織りなす響きはまるで綾絹を紡ぐよう。

ACCENTUS MUSC


PHILHARMONIA ● REC



PHR 0102
(2CD)
\3600→\3290
ワーグナー:前奏曲と間奏曲集
CD1
 1. パルジファル:前奏曲(12’15)
 2. 神々の黄昏:夜明けとジークフリートのラインへの旅(12’ 11)
 3. 神々の黄昏:ジークフリートの葬送行進曲(8’12)
 4. ワルキューレ:ワルキューレの騎行(4’54)
 5. ニュルンベルクのマイスタージンガー:前奏曲(10’42)
 6.トリスタンとイゾルデ:前奏曲(11’06)
 7.トリスタンとイゾルデ:愛の死(6’22)
CD2
 1. ローエングリン:前奏曲(9’00)
 2. タンホイザー:序曲(15’37)
 3. リエンツィ:序曲(12’27)
 4. 恋愛禁制:序曲(8’21)
 5. 妖精:序曲(11’28)
フィルハーモニア・チューリッヒ(チューリッヒ歌劇場管)
ファビオ・ルイージ(指揮)
 フィルハーモニア・レコード第2 弾!じっくりと録音されたセッション録音盤!ルイージの審美眼が光るワーグナー選集!

 録音:2014 年秋、チューリッヒ歌劇場(セッション/ デジタル)/123’26’’

 フィルハーモニア・チューリッヒ(チューリッヒ歌劇場管弦楽団)の話題の新レーベル、フィルハーモニア・レコード(philharmonia ● rec)の第2 弾は、ルイージによるワーグナーの管弦楽曲集。
 チューリッヒ歌劇場とワーグナーは密接な関係があります。チューリッヒ歌劇場の前身アクツィエン劇場は、当時ドイツを離れスイスに亡命していたワーグナーの活躍の場でもありました。その劇場が火災で焼失したのちに1891 年に現在のチューリッヒ歌劇場が建設。またフルトヴェングラーもそのキャリアをここでスタートさせ、バイロイト以外でワーグナーの「パルジファル」を初めて上演するなどの歴史が刻まれている劇場です。
 本アルバムは、スタジオでじっくりとセッション録音されただけに、ルイージの的確で情熱的な指揮が見事功を奏し、ライヴのような熱気を維持しつつ、音楽性がより練られた内容となっています。
 選曲はルイージ自身が練りに練って行っており、チューリッヒ歌劇場と縁の深い「パルジファル」の前奏曲を冒頭に収録。「神々の黄昏」「ワルキューレ」「トリスタンとイゾルデ」など傑作群が続き、最後には、ベルリオーズからの影響が感じられるワーグナー初期の作品である、最初のオペラ「妖精」と第2 作目のオペラ「恋愛禁制」の序曲が収録されています。
 ルイージは、神話性さらに音楽で官能性を極めたワーグナーの作品を、独特のうねり、芳醇な響きをオケから上手く引き出し、オペラ指揮者としての構築力を見せつけています。




フィルハーモニア・レコード第1弾!

PHR 0101
\2400→\2190
ルイージの巧みな描写力が光る「幻想」
 ベルリオーズ:幻想交響曲作品14
ファビオ・ルイージ(指揮)
チューリッヒ歌劇場管弦楽団
 録音:2013 年9 月チューリッヒ歌劇場/55’27

 CD 第1 弾は2012/2013 シーズンより音楽総監督に就任したファビオ・ルイージ指揮によるベルリオーズの幻想交響曲です。
 ここ数年メトロポリタン歌劇場、チューリッヒ歌劇場と、オペラに巧みな手腕を発揮してきたルイージならではの力量が十分に感じられ、スリリングで求心力にあふれる音c楽が展開されていきます。チューリッヒ歌劇場管弦楽団の「音」も非常に魅力的で、色彩的なオーケストレーションを、瑞々しい音色で最大限に引き出しています。



.

ACTES SUD



ASM 23
\2800→\2590
装丁も美しい
 この人、ひょっとすると化けるかも
  ポール・ダニエル&ボルドー・アキテーヌ管のマーラー

   マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
ポール・ダニエル(指揮)
フランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団
 録音:2015 年1 月/ヴェローナ(イタリア)/DDD、68’ 38”、A5 デジブック

 NAXOS や CHANDOS のイギリス音楽専門の重鎮として一部の人にのみ知られていたポール・ダニエル。
 そのダニエル、2013年にフランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団の音楽監督となり、フランスの瀟洒なレーベルACTES SUDから意外なワーグナーをリリースして注目された。
 ただ、昔からオペラにも強さを発揮していた人だけに、元々のファンはようやくその真価が知られるようになって溜飲が下がる思いをしたことだろう。

 さてそのダニエルが今度はマーラーの交響曲、しかも第5番を披露して来た。

 前回のワーグナー同様、縦長の豪華装丁アルバム。
 ロトの録音で一気に知られるようになったACTES SUDレーベルだが、もともとはこうした不思議な装丁の豪華CDで人気の高いレーベル。そしてその演奏水準は常に高い。ロト同様じわじわとこのダニエルの人気が高まっていくだろう。
 
 ・・・ただ、その豪華装丁ゆえ、完売するとなかなか再プレスはない。今回のアルバムはベストセラーになりそうな予感がするので、気になる方はどうかお早めに。


 あ、ダニエルが、スペイン、ガリシアのオケを指揮した「田園」の映像があったのでどうぞ。

https://www.youtube.com/watch?v=R45iZMqv2_0&feature=player_detailpage


 指揮台も指揮棒もない、どこかの「グル」のような指揮ぶり。この演奏、なかなかすごい。
 この人、ひょっとすると化けるかも。



 2008 年のフォルジュルネ音楽祭でも来日したフランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団。南フランスの地方オーケストラらしい明るい響きが特徴で、豊かな響きを産み出す実力派。イギリス出身のオペラ指揮者ポール・ダニエルの指揮で前アルバムのワーグナーに次いでマーラーの交響曲第5 番に挑戦。
 美しさの極みの5 番で、早めにテンポによる第2 楽章、遅めの第5 楽章ともに新鮮。第4 楽章のつややかな弦の響きと歌いまわしは極上のBGM のようです。
 メンバーにはデボラ& サラ・ネムタヌ姉妹の実父ウラジーミル・ネムタヌがコンサートマスターであるほか、チューバに水中豊太郎さんの名が見られるのも注目です。マーラーの絵素材を多く掲載した豪華デジブックも魅力。



ダニエルが注目されたのは今から15年前のこのアルバム。

NAXOS
8.554719
\1100
エルガー:交響曲第3番
 (エルガーのスケッチをもとにアンソニー・ペインが完成)
ポール・ダニエル指揮
 ボーンマス交響楽団
 イギリスで大ヒットとなった1枚。2000 Gramophone awardsにもノミネートされました。

 作曲家の死によってスケッチ程度しか残されなかったこの作品を、音楽学者で作曲家のアンソニー・ペインが完成させて98年に発表・初演した時、エルガーをとりわけ敬愛する英国では、複雑な反応がありました。たった2曲しか無かった交響曲がもう1つ増えた喜びとともに、未完成のままにしておいて欲しかったという、愛するが故の気持ち。しかし早速ナクソスが目を付け、この価格で提供させていただくからには、是非多くの愛好家の方に聴いていただきたいのです。英国近代音楽をこよなく愛する貴方なら、感涙にむせぶこと間違いなし。高品質録音にもご注目ください。

そしてACTUS SUDの前作、ワーグナー
無事に入ってくることを願いします。

ASM 22
\2800→\2590
魅力的なフランス風のワーグナー
 ワーグナー:
  (1)「タンホイザー」〜序曲とバッカナール(パリ版)
  (2)「タンホイザー」〜アリア「おごそかなこの広間よ」
  (3)「トリスタンとイゾルデ」前奏曲
  (4)「トリスタンとイゾルデ」〜イゾルデの愛の死
  (5)「神々のたそがれ」〜葬送行進曲
  (6)「神々のたそがれ」〜ブリュンヒルデの告別の歌
ハイディ・メルトン(Sop)
ポール・ダニエル(指揮)
フランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団
写真:ニコラ・ジュバール
 録音:2014 年5 月/ヴェローナ(イタリア)/DDD、76’ 52”、A5 デジブック

 2008 年のフォルジュルネ音楽祭でも来日したフランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団。南フランスの地方オーケストラらしい明るい響きが特徴で、豊かな響きを産み出す実力派。イギリス出身のオペラ指揮者ポール・ダニエルとワーグナーに挑戦しました。アメリカのソプラノ、ハイディ・メルトンの歌唱を聴くことができるのも注目。「イゾルデの愛の死」でも官能的な歌を味わえます。



AD VITAM



AV 141115
\2600→\2390
14世紀のポリフォニー宗教曲
 ユリとライオン〜
  14世紀フランスとイギリスの王のポリフォニー宗教曲
ジャン=ポール・リゴー(指)
アンサンブル・ベアトゥス
 中世の敬虔な祈りが蘇る

 録音:2013 年12 月16-19 日/ベヴェル・ロザリオ教会(ベルギー)/52’ 24”

  14世紀のフランスとイギリスのポリフォニー宗教曲を集めた興味深いアルバム。アンサンブル・ベアトゥスはテノール、バリトン2、バスの4 名から成る声楽アンサンブル。
 シンプルながら深い祈りの歌が感動的。中世音楽に興味のある向きは見逃せない一枚と申せましょう。
 


AV 140315
\2600→\2390
左手のための作品集 VOL.4
 ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲 ニ長調
 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第4番 変ロ長調 op.53
 ブリテン:ディヴァーションズ(左手のピアノと管弦楽のための協奏曲)
マキシム・ゼッキーニ(ピアノ)
ヤン・モリッツ・オンケン(指揮)
ケープ・フィルハーモニー管弦楽団
 ゼッキーニによる注目の左手シリーズ第4 弾遂に協奏曲の登場!

 録音:2013 年10 月

 マキシム・ゼッキーニによる注目の左手シリーズ第4 弾、ついに協奏曲の登場です。
 これらはすべて、第一次世界大戦で負傷し右腕を失ったピアニスト、パウル・ヴィトゲンシュタインのために書かれたもの。ヴィトゲンシュタインが作品を理解不能とし、演奏することはありませんでしたが、これはあまりに高度な技術を要するため、彼が演奏できなかったのでは、とする説もあります。
 この作品はプロコフィエフの死後、やはり戦争で右手を失ったジークフリート・ラップによって初演されました。トッカータ風の第1 楽章などプロコフィエフらしさが随所にみられる作品です。ブリテン作品は、ラヴェルやプロコフィエフの超絶技巧作品に比べると平易な書法ですが、旋律が様々に美しく転換(divertson)されていく作品です。
 

AV 141215
\2600
L’echo du silence〜chants chretiens du Liban
 沈黙のエコー〜中東のキリスト教徒の聖歌

  1. Ya rabba al Kouwa(t 聖週間)/
  2. Haloumma ayouha al mou’minoun(クリスマス)/
  3. Al yaoum oulika(聖週間)/4. Irhamna ya rabbou irhamna(聖週間)/
  5. Inna Gibrae(l 聖母マリア)/6. Halouma nouchahed(クリスマス)/
  7. Iyaki nouazem(聖母マリア)/ 8. Azra’ou ya ouma al Ilah(聖母マリア)/
  9. Inna al gheira al moutajassed(聖週間)/10. Jamiou al Ajya(l 聖母マリア)/
  11. Lakad na mtou(聖母マリア)/12. Al yaouma a batoule(クリスマス)/
  13. Inna al roussoula(聖母マリア)/14. Lamma rakadta(平和)/
  15. Ya lahou Ajabane(聖母マリア)/16. Limaza taajabira(クリスマス)/
  17. Ifrahi ya aroussatan(聖母マリア)/18. Litataazam(聖母マリア)/
  19. Wala in kounta nazalta(平和)/20. Anti al firdaws(聖母マリア)
ラビア・ムトラン修道女(声)
 神聖なるエキゾチシズム、レバノン生まれの修道女が歌う聖歌

 レバノン生まれの修道女、ラビア・ムトラン。音楽一家に生まれ、キーロウズ修道女にも教えを受けた歌手で、レバノンの教会の聖歌隊の指揮者も務めています。

AGOGIQUE


AGO 019
\2600
シャルパンティエとパーセルの魅惑芸術
 パーセル:
  バラの花よりかぐわしく/聞け、とどろく大気よ/
  シャコンヌ ト短調/おお、私を泣かせておくれ/
  グラウンド ニ短調/おお、孤独よ
 シャルパンティエ:
  火のそばで愛し合う/春の楽しみ/わびしい孤独/
  ああ、なんと不幸なことか/
  いいえ、私はあの人をもう愛していません/
  この森に恐怖はなく/ああ、夢想に浸らせておいてくれ
 ルイ・クープラン:アルマンド ニ短調
 サント=コロンブ:パサカイユによるサラバンド
 ブロウ:狂乱歌
 シャンボニエール:シャコンヌ第3番ヘ長調
 ドマシー氏:ロンドーによるガヴォット
シャンタル・サントン=ジェフリー(Sop)
ヴィオレーヌ・コシャール(Cem)
フランソワ・ジュベール=カイエ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
トーマス・ダンフォード(アーチリュート)
ステファニー=マリー・デュギャン(Vn)
 シャンタル・サントン=ジェフリーの美声が光る、パーセルとシャルパンティエ

 録音:2014 年5 月28-31 日/聖ジュヌヴィエーヴ教会(クルトメ、フランス)/59’ 44”

 イギリスのヘンリー・パーセル(1659-1695) とフランスのマルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704) という同時代作曲家を軸に「オルフェリーク芸術(目に見えない神秘的芸術)」を追求したアルバム。
 しばしば来日公演を行っているフランスのソプラノ、シャンタル・サントン=ジェフリーのピュアな歌唱が、ひとときいにしえの世界へと誘ってくれます。
 


AGO 018
\2600→\2390
音楽学者も狂喜の貴重な録音登場
 17 世紀初頭のイタリアの歌曲作曲家

  ジュリオ・サント・ピエトロ・デ・ネグリ:

  恋する不死鳥/私が誓うなら/
  恋人よ、知らぬなら(ギッツォロ)/
  フィッリ、どうして私を殺すのか/愛は笑いか涙か/
  愛の犠牲者(ヴァレーラ)/ああ、あなたは残酷すぎる/
  私のオーロラ/かわいいゼフィーロが甘く吹いた/
  お前は行くのか/美しい私の金髪/その母斑/
  おお、私はかくも辛く/彼女は歌いに行った/
  ああ、あなたがそんなに愛しているなら(ギッツォロ)/
  ティルシ、クロリス、アミンタの対話/
  汝芸術は美し(ロニョーニ)/恋する後家さん/
  春は丘を彩り(ロニョーニ)/わが心は弱り/
  クロリスとアミンタの対話
マルコ・オルヴァ
 (指揮、歌、テオルボ、ギター、リローネ)
オルガ・ピタルチ(Sop)
ブリジット・ヴァンソン(Ms)
ジェフリー・トンプソン(Ten)
エマニュエル・ヴィストルキー(Bs)
マガリ・アンベール
 (Fl、タンブラン・ア・サンバレット)
クリスチーヌ・プリュボー
 (ソプラノ&バス・ヴィオール)
シャルル=エドゥアール・ファンタン
 (テオルボ、バロック・ギター)
マチュー・ブティノー
 (チェンバロ、クラヴィシテリウム、
  ラウテンヴェルク)
 録音:2013 年9 月23-26 日/聖ジュヌヴィエーヴ教会(クルトメ、フランス)/69’ 15”

 ジュリオ・サント・ピエトロ・デ・ネグリ(1570 頃-1630 頃) は17 世紀初頭のイタリアの歌曲作曲家。今日ほとんど忘れられていますが、当時はかなり人気があり、少なくとも11 巻の楽譜集が出版されていました。
 それを忠実に演奏したのが当アルバム。研究家必携の貴重な資料の登場ですが、音楽そのものも典雅で流麗、リュートの弾き語りで知られるマルコ・オルヴァが絶美の世界を堪能させてくれます。

ALBA


NCD 50
(SACD HYBRID)
\2300
波 − ヴォクス・アウレア、世界の歌を歌う
 [フィンランド]
  マリ・カーシネン(1971-): カッペー
   伝承曲(サンナ・サルミネン 編曲): 空の星を見つめた
   テッル・トゥルッカ(1969-): 波(海で)
   伝承曲(サンナ・サルミネン 編曲): 山のアーンダ・ニーラス*
 [エストニア]
  ヴェルヨ・トルミス(1930-): 歌の橋
 [ノルウェー]
  ニルス・ヘンリク・アスハイム(1960-): メーメー、黒い子羊(バッハ風フーガ)
 [ブルガリア]
  伝承曲:トドラの白日夢
  伝承曲(フィリップ・コウテフ 編曲): ドラガナとナイチンゲール
 [スペイン]
  伝承曲: 刈り入れをする少女
  アルフォンソ十世(エル・サビオ)(1221-1284)(サンナ・サルミネン 編曲):
   カンティガ166番
 [ギリシャ]
  伝承曲(カリ・アラ=ポッラネン 編曲): イェラキナ
 [日本]
  伝承曲(平田裕一 編曲): さくら
 [タイ]
  伝承曲/ ナガ・ボリプット(サンナ・サルミネン 編曲): 静かな時 - 喜びの歌**
 [アメリカ]
  スピリチュアル(カリ・アラ=ポッラネン 編曲): レット・イット・シャイン
  スピリチュアル(スティーヴン・ハトフィールド 編曲):
   エイント・ザット・ニューズ
 [南アフリカ]
  ムカレ・コアペング(1963-): 平和の賛歌 - アニュス・デイ***
  伝承曲: アフリカの響き「前へ進め - 拳銃」†
  伝承曲(サンナ・サルミネン 編曲): 天国の門††
ヴォクス・アウレア
サンナ・サルミネン(指揮)
イロナ・シストネン(フレームドラム)*
ヴィルマ・エスケリネン(チン)**
ネッリュ・ヨルマッカ(クラップ)**
ピルッタ・ヤルヴィネン(太鼓)**
アンニーナ・パルタネン(チャープ)**
マリッタ・マンネル(ピアノ)***
イルッカ・マキタロ(ソプラノサックス)***
オッリ・モイラネン(ジャンベ)†/††
イェミナ・ホルマ(シェイカー)†
 黄金の声で世界伝承曲を歌う「さくら」も収録!

 録音:2014 年5 月2 日-4 日、9 日 トイヴァッカ教会(トイヴァッカ、フィンランド)/録音: マッティ・ヘイノネン/5.0 multichannel/stereo、64’57
 制作: クラウス・ヒルデーン

 「海を走り始めた、青い海を疾走した。私が行くのは、この広い海。舟の帆を木で作り、舳先には金と銀の飾り。ある朝早く、舟を波に乗せた。風よ帆を満たしてくれ、櫂を漕ぐ手を添えてくれ……」(テッル・トゥルッカ《波》)。
 ペッカ・コスティアイネンの作品集『ロルライレー』(NCD7)と『1000× 1000 年』(NCD36)、キャロル集『クリスマスへの旅』(NCD41)を録音したフィンランドの少女合唱団、1968 年にユヴァスキュラに創設されたヴォクス・アウレア(黄金の声)が世界の歌を歌ったアルバムが制作されました。
 「ヴァルッティナ」の創設以来のメンバー、マリ・カーシネンの曲、アルバムのタイトルに採られたフォークミュージシャンのテッル・トゥルッカ(テッル・ヴィルッカラ)の曲、伝承曲の「フィンランド」に始まり、エストニアのトルミスとノルウェーのアスハイムの曲、ブルガリア、スペイン、ギリシャの伝承曲がつづき、日本から平田裕一編曲の《さくら》、タイの伝承曲、アメリカのスピリチュアル、最後に南アフリカのムカレ・コアペングの曲と伝承曲が、それぞれの国の歌唱のスタイルに倣って歌われます。
 11 歳から18 歳の少女たち、40 人から50 人で構成されたアンサンブル。ユヴァスキュラ大学教育学部で音楽を教え、2009 年からヴォクス・アウレアの指揮者を務めるサンナ・サルミネンが指揮と一部の曲の編曲を担当しました。

ALIA VOX



AVSA 9908
(2SACD HYBRID)
\5200→\4790

ジョルディ・サヴァール
 戦争と平和 1614-1714

 [disc 1]
 ≪序≫
  1. 小さな「戦争」のためのパヴァーヌ(作曲者不詳)
  2-3. [1613年 オスマン帝国のハンガリー侵略]
   オスマン・マーチ(作曲者不詳)「タクシム」、「トルコ行進曲」
 ≪30年戦争からナイメーヘンの和約まで〜1614 - 1689≫
  4. [1614年-フランクフルト ゲットー略奪]〜
   Ha lahma ‘anya - アルメニアのラメント
  5. [1618年-プラハ 30年戦争のはじまり]〜
   ザミュエル・シャイト作(1587-1654)
    戦いのガイヤルド(5声) カントゥスXXI、
  6. [1624/25年 -スペイン軍によるブレダ包囲]
   ロマンス:Ya es tiempo de recoger/Lope de Vega / 作曲者不詳
  7. [1635年-プラハの平和]
   J.H.シャイン(1586-1630):シオンは語る、主は私を見捨てられた
  8-9. [1636 年-リシュリューのスペインへの宣戦布告]
   ( 作曲者不詳)オーボエによる喧騒、(作曲者不詳)それに続くガヴォット
   [1640 -収穫者戦争 《 El Corpus de Sang( 血の身体)》]
  10-11. [1641 年1月. ポー・クラリスがカタルーニャ共和国設立を提案]
   Catalunya comptat gran ( 伝統曲/ サヴァール編) 、
   カタルーニャ国歌( 伝統曲/ サヴァール編)
  12. [1652 年カタルーニャがルイ13世の統治を受け入れる]
   ギョーム・ドゥマノワール(1615-1697):オーケストラ組曲
  13. [1645年-オスマン帝国とヴェネチアの戦い]
   デルヴィス・メーメド:タクシム&マカーム《 Uzzal usules Darb-I feth 》
  14. [1648年-ウェストファリア条約、30年戦争の終わり]
   ローゼンミュラー(1617-1684):神の御業を見よ
  15. [1649年-英国での市民戦争]
   ジョン・ジェンキンス(1592-1678):ニューアーク包囲網
  16. [1652年-カタロルーニャはスペインのフェリペ4世を君主として認める]
   サヴァール:スペインの王フェリペ(器楽と声によるファンファーレ)
  17. [1659年-ピレネー条約]
   ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687):ユビラーテ・デオ
    (平和へのモテット LWV 77/16, 1660)
  18. [1669年-ヴェネチアの最後の領土クレタ島がオスマン帝国に支配される]
   マカーム・ラスト《ムラッサ》
  19-21. [1678 年- ニメーグ条約]
   リュリ:『アルセステ』より戦いの行進曲、メヌエット(LWV 50)、
   [1689 年-ウィリアム3世が英国の王に即位]
    ジョン・ブロウ(1649-1708):主をたたえよ、おおわが魂よ
 [disc 2]
 ≪1696-1714年/トリノ条約からスペイン王位継承戦争の終わりまで≫
 ≪1696年-トリノ条約≫
  1-4 シャルパンティエ(1643-1704):テ・デウム
   [1701/1702 年-スペイン継承戦争]
   ビーバー(1644-1704):
    10声のバタッリャ〔5. ソナタ、6. Die Schlacht〕
  7. [1705年-ジェノヴァ協定〜カール3世、バルセロナへ]
   作曲者不詳:Cant dels Aucells quant arribaren los Vaixells
  8-10. [1708 年-カール3世、バルセロナにて婚礼]
   カルダーラ(1670-1736):
    美しき名〔シンフォニア、Coro di Seguaci della virtu、アリア〕
  11. [1710 年-ヨーゼフ1世の死]
   サヴァール:葬送行進曲(ビーバーのレクイエムに基づく)
  12. [神聖ローマ皇帝の即位]
   ビーバー:キリエ(ブリュッセル・ミサより)
  13. [即位の祝典]
   ゲオルク・ムッファト(1653-1704):
    Florilegium II, Chaconne de la Suite IV 《 Impatientia 》
  14-15. [1711年-オスマン帝国、ロシア侵攻]
   マカーム《 Tuna 》、ヴァシリー・ティトフ(ca.1650-1715):
    Beznevestnaya Devo (O Virgo)
  16. [1714年- バルセロナ包囲]
   ヨハン・カスパール・ケルル(1627-1693):王の戦い
  17. [1714年9月11日-バルセロナ降伏]
   ビーバー:10声のバタッリャよりラメント
  18. [バルセロナ包囲の犠牲者への祈り]
   ジョアン・セレロールス(1644-1712):
    ミサ・プロ・デフンクティスより第7曲Hei mihi
  19. [嘆きの音楽]
   カタルーニャ伝承の旋律に基づくサヴァールの創作
 ≪結末≫
 スペイン王位継承戦争終結のお祝い
  20-26.ヘンデル(1685-1759):ユビラーテ・デオ (HWV 279)
ジョルディ・サヴァール
エスペリオンXXI
ル・コンセール・デ・ナシォン
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
 サヴァール歴史譚シリーズ最新巻ヨーロッパ17-18世紀の戦争の時代、音楽による歴史物語絵巻

 disc1: 74’57’’ disc2: 75’26’’

 サヴァールの歴史譚シリーズ最新巻は、バロック期のヨーロッパの戦争と平和にまつわる音楽を集めた2 枚組。バロック期、1613 年のオスマン帝国のハンガリー攻撃から、スペイン王位継承戦争が終わる1714 年までという、ヨーロッパの歴史を語る上で欠かせない時代の、歴史的な深い考察に基づいた、音楽による歴史物語絵巻のようなプログラムです。
 ここでサヴァールが選らんだ音楽は、リュリ、ヘンデル、シャルパンティエ、シャイトら、17 〜 18 世紀ヨーロッパを代表する音楽家による、三十年戦争やスペイン王位継承戦争の影響も少なからぬ作品群。サヴァール自身による創作も含み、さらにいつものとおり充実のブックレット(英・仏・独・伊のほか、カスティリャ語、カタルーニャ語)が、音楽の世界をさらにふくらませます。
 ‘戦争’ は、文化、宗教、政治、領土が違うことによって生じる問題を解決するための第一の手段でした。ここではヨーロッパの歴史のある期間を切り取っていますが、対立、戦争、侵略、攻撃、虐殺、侵略、謀略、民族間の紛争・・・歴史上繰り返されてきたこのスパイラルは、これからの我々にとって、行動、言語、考え方の違う他者、世界と関わってゆくには、戦争以外の新しい方法を見つけることが必要不可欠かつ急務である、というメッセージも込められています。

AMBROISIE



AM 213
(3CD)
\6000→\5490
猛者集団/カンビーニ=パリ弦楽四重奏団
 モーツァルト:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)

  [CD1]
   第14番 ト長調「春」K.387、第15番 ニ短調 K.421
  [CD2]
   第17番 変ロ長調「狩り」K.458、第16番 変ホ長調 K.428
  [CD3]
   第18番 イ長調 K.464、第19番 ハ長調「不協和音」K.465
カンビーニ=パリ弦楽四重奏団
 〔ジュリアン・ショヴァン(Vn)、
  カリーヌ・クロケノワ(Vn)、
  ピエール=エリック・ニミロヴィチ(Vla)、
  酒井敦(Vc)〕
 俊英が集ったカンビーニ=パリ弦楽四重奏団、ガット弦、作曲時期にあった弓を用いてのモーツァルトのハイドン・セット

 録音:2013 年1,12 月&2014 年1 月

 カンビーニ=パリ弦楽四重奏団は、2007 年に結成された、シャンゼリゼ管、アンサンブル・バロック・ド・リモージュ、レ・タラン・リリクなど、世界の名だたる時代楽器団体でも演奏を重ねているメンバーが集った猛者集団。ヴァイオリン奏者・作曲家で、弦楽四重奏の発展に欠かせない存在のジュゼッペ・マリア・カンビーニ(1746-1825)の名を冠し、これまでにジャダンやフェリシアン・ダヴィドの作品などを手掛けてきた彼らですが、ここで、モーツァルトの重要曲集に挑戦しました。
 彼らはこのハイドン・セットに対しては特別な思い入れがあり、演奏会のプログラムには必ずハイドン・セットの楽曲を組み込んでいるほど。
 収録順は、作曲年代順ではなく、それぞれの楽曲の初版が出版された順序によっています。ガット弦と、作曲時期にあわせた弓を用い、鋭い感性の光る演奏を展開しています。レコーディングを手掛けているのはニコラス・バルトロメー。うるおいをたたえた美音に思わず息をのむ仕上がりです。

AMBRONAY


AMY 040
\2700
カルロス・ガルデル:ブエノスアイレスのカンシオネロ
 たそがれの時/緑の薬草/わが人生のすべて/
 チェ・バンドネオン/バンドネオンの嘆き/
 下町のロマンス/マッチの炎/クリスタル/ひとりゆく/
 居酒屋/長屋/南/やくざ者/恨みを抱いて/
 エル・モティーヴォ「哀れな女」/凧の夢/情熱
ディエゴ・フローレス(歌)
ウィリアム・サバティエ(バンドネオン)
シロ・ペレス(ギター)
 伝説のタンゴ歌手ガルデルの世界にクラシック演奏家が挑戦

 録音:2013 年10 月22-25 日/文化ホール、ジュジュリュー礼拝堂(フランス)/71’ 46”

 カルロス・ガルデル(1890-1935) は伝説のタンゴ歌手。飛行機事故で夭折しましたが、その甘い美声は現在も不動の地位を占めています。彼の作曲したタンゴはピアソラのような現代的なものでなくオトナの色気に満ち、クラシックの世界にも波及しそうな気配です。
 アルゼンチンのバリトン、ディエゴ・フローレスは1972 年生まれ。テアトル・コロンで「ジャンニ・スキッキ」のマルコ、「カルメン」のモラレス役で評判になりました。ミュージカルの世界でも活躍。ピアソラのスペシャリストとして知られるバンドネオン奏者ウィリアム・サバティエと絶妙なアンサンブルを聴かせてくれます。

ANIMA

ANM1 41200001
\2600
人々の善意で実現したアルバム
 (1)ハイドン:ピアノ・ソナタ第50番ハ長調
 (2)シマノフスキ:「仮面劇」〜シェエラザード
 (3)リスト:メフィスト・ワルツ第1番
 (4)ショパン:ポロネーズ変ホ短調Op.26の2
 (5)同:スケルツォ第1番ロ短調Op.20
 (6)同:ノクターン ハ短調Op.48の1
 (7)同:ポロネーズ変イ長調Op.53「英雄」
ミコワイ・ヴァルシンスキ(Pf)
 録音:2014 年1 月27 - 28 日/ダンリン・スタジオ(アルバータ、カナダ)/65’ 53”

 ミコワイ・ヴァルシンスキはポーランド出身。4 歳の時家族でカナダへ移住し、アルバータ音楽大学でピアノを学びました。
 彼は全く無名なものの自分のアルバムを作りたいと思い、インターネットでその経費出資者を募い、人々の善意で当CD の発売が実現しました。21 世紀演奏家のひとつの道を示唆した例と申せましょう。
 

ANM1 30700001
\2600
フルートのチョン・キョンファ、キム・ミヒの至芸
 (1)ギーゼキング:フルートとピアノのためのソナチネ
 (2)ピエルネ:フルート・ソナタ ニ短調Op.36
 (3)ミヨー:フルートとピアノのためのソナチネ
 (4)タクタキシヴィリ:フルート・ソナタ ハ長調
キム・ミヒ(Fl)
ベルトラン・ジロー(Pf)
 録音:2012 年1 月/ラ・ショー・ド・フォン/62’ 40”

 キム・ミヒは韓国出身。10 歳の時にアラン・マリオンに認められ、彼をはじめアンドラーシュ・アドリヤーン、ピエール=イヴ・アルトーに師事。1988年に行われた第5 回ジャン=ピエール・ランパル国際フルート・コンクールで入賞。現在、パリのエコール・ノルマル音楽院の教授を務めるほか「フルーティング・アップ」という独自のメソードを開発し、世界的にも注目されています。
 当アルバムには近代フルートの名ソナタが集められています。大ピアニスト、ギーゼキングのソナチネはフランス風の極めて美しい作品で、ピアノ・パートの効果も光ります。グルジアのタクタキシヴィリのソナタも美しいメロディに満ちた旧ソ連の名フルート曲。ミヤザワ・フルート使用。
 
ANM1 40100003
\2600
ラヴェル:歌曲集
 博物誌/草の上/暗く果てない眠り/大風は海から/
 おもちゃのクリスマス/聖女/夢/5つのギリシャ民謡/
 花のマント/クレマン・マロの2つの風刺詩/
 ロンサールここに眠る/何と打ち沈んだ/
 ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ
フィリップ・カントール(Br)
ソフィー・リヴ(Pf)
 クレマン・ジャヌカン・アンサンブルの名バリトンによる魅力のラヴェル

 録音:2013 年7 月27 - 29 日/ブノワト・マドレーヌ・シャペル(シャトー・ティエリ)/58’ 40”

 クレマン・ジャヌカン・アンサンブルのバリトンを担当していたカントールが、ドビュッシー (ANM90900001)に次ぎラヴェルに挑戦しました。
 最初期の「暗く果てない眠り」から最後の作となった「ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ」まで、ラヴェルの全創作期をやわらなか歌唱でじっくり俯瞰できます。さらに「博物誌」での動物表現の巧さはクレマン・ジャヌカン・アンサンブルの至芸を彷彿させます。

APARTE



AP 102
\2600→\2390
世紀末
 (1)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
 (2)ショーソン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲
 (3)同:間奏曲〜「愛と海の歌」より
レイチェル・コリー・ダルバ(Vn)
クリスチャン・シャモレル(Pf)
シカゴ・スペクトラムQ
 人気のスイス人ヴァイオリニストがフランクに挑戦

 録音:2014 年5 月30 日- 6 月1 日/ルール・ブルー(ラ・ショー=ド=フォン)/68’ 51”

 2012 年に初来日公演を行い話題となったスイスの女流ヴァイオリニスト、レイチェル・コリー・ダルバ。かつてワーナーからイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集をはじめ3 枚のアルバムをリリースしていましたが、今回アパルテ・レーベルに初登場。「世紀末」と銘打ち、フランクとその弟子ショーソンの名作に挑戦していますが、どちらも彼女が敬愛してやまないイザイのために書かれたもの。
 さらにフランクのソナタはプルーストの「失われし時を求めて」に登場する架空の「ヴァントゥイユのソナタ」として解釈しているのも興味津々。ダルバ本人書き下ろしの解説も読みごたえ満点です。
 赤く染めた長髪と真っ赤なルージュ、シースルー衣裳に皮ジャンを羽織った姿はロック歌手のようなカッコ良さ。独特のフレージングで両作品を解釈し、ショーソンの痛切なまでの表現が感動的です。ダルバの好パートナー、ピアノのクリスチャン・シャモレルも輝かしい技巧を披露しています。


コリー・ダルバ、WARNER旧譜から

Warner Classics
256-4683855
¥2600→\2390
レイチェル・コリー・ダルバ
 イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲
レイチェル・コリー・ダルバ(Vn)
 レイチェル・コリー・ダルバのメジャー・デビュー盤。この録音では、1727製ストラディバリを使用。
 NHK交響楽団との共演、という恵まれた日本デビューを飾ったレイチェル・コリー・ダルバ。まだ見知らぬ新人の登場に、シニカルに見ていた観客たちを驚愕させたのが、アンコールに演奏した 「イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」 の5番だった。もちろん、その演奏はリサイタル (武蔵野市民会館小ホール) に来場した観客たちを魅了。2010年の輸入盤リリースやヨーロッパ各地での評価により、クラシック音楽業界で静かにその名を広めていた演奏家の鮮烈な日本デビューの瞬間だった。
 繊細ながらも、堂々と、説得力あふれる演奏・・・。これがレイチェル・コリー・ダルバの演奏の魅力だ。録音やコンサートにあたり、「自分が納得し、噛み砕くことができた楽曲」 を選び、またそのために多くの時間を費やしているという。まさにここに聴くヴァイリンのレパートリーの中でも難曲中の難曲と言われるイザイの無伴奏は、逸材の登場に慣れている日本のクラシック・ファンの度肝を抜くに値する演奏だ。(ワーナー)

2564 671814
\2600→\2390
レイチェル・コリー・ダルバ
 フランスの作曲家による名曲集

  サンサーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番/
  イザイ:子守歌Op.20/
  ショーソン:詩曲Op.25/
  ラヴェル:ツィガ−ヌ/イザイ(ダルバ編):管弦楽のための子どもの夢Op.14
レイチェル・コリー・ダルバ(Vln)
ジャン=ジャック・カントロフ指揮、
ビエンヌ交響楽団/
ジョン・アクセルロッド指揮、
ロワール・フィルハーモニー管弦楽団
サン=サーンス、ショーソン、ラヴェルというフランスにおけるロマン派から印象派にいたる時代を駆け抜けた作曲家に加え、レイチェル・コリー・ダルバがデビュー・アルバムにも選んだイザイ (パリへの留学経験あり) が書いたヴァイオリンとオーケストラのための作品を集めた、セカンド・アルバム。
7月の来日時、N響の指揮をとったジョン・アクセルロッド、そしてフランスのヴァイオリン界第一人者でもあるジャン=ジャック・カントロフ指揮によるオーケストラとの臨場感あふれる対話も聴きもの。

 


AP 100
\2600→\2390
ベアトリス・ベリュ
 ルクス・エテルナ〜バッハの幻影

 (1)J.S.バッハ(ケンプ編):
  シチリアーノ〜フルート・ソナタ第2番BWV1031より
 (2)同(ジロティ編):アリア〜管弦楽組曲第3番BWV1068より
 (3)同(ブゾーニ編):シャコンヌBWV1004
 (4)同(ブゾーニ編):
  コラール前奏曲〜来たれ、創り主にして聖霊なる神よBWV667/
  目覚めよと呼ぶ声ありBWV645/
  いざ来たれ、異教徒の救い主よBWV659/
  今ぞ喜べ、愛するキリスト者よBWV734/
  主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶBWV639/
  主なる神よ、いざ天の扉を開きたまえBWV617/
  アダムの罪によりすべては失われぬBWV637/
  アダムの罪によりすべては失われぬBWV705/
  汝のうちに喜びありBWV615/
  われらが救い主イエス・キリストBWV665
 (5)ティエリー・エスケシュ:3つのバロック・エチュード
 (6)同:二重の遊び
ベアトリス・ベリュ(Pf)
 【ベーゼンドルファー・コンサートグランド】
 美貌のピアニスト、ベアトリス・ベリュが聴かせる超感動的バッハ編曲

 録音:2014 年7 月24-26 日/フラジェ(ベルギー)/73’ 00”

 女優のように美しい容姿のスイスのピアニスト、ベアトリス・ベリュ。これまでフーガ・リベラ・レーベル等から数枚のアルバムをリリースしていましたが、アパルテ・レーベルに初登場。
1985 年ローザンヌ生まれ。ガリーナ・イヴァンツォヴァ、ブリジット・エンゲラー、ジョン・オコーナーに師事し、クレーメルやパールマンに認められてアンサンブルに参加するなど活躍しています。
 当アルバムはバッハ作品をピアノ用に編曲したものを中心に構成。特に嬉しいのはブゾーニが編曲したコラール前奏曲が10 曲すべて収められていること。ブゾーニの真摯な編曲は聴感以上にひどく難しいものですが、ベリュは余裕の技巧に快適なテンポで聴き惚れさせられます。ことにタルコフスキーが「惑星ソラリス」で使用した曲「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶBWV639」に基づく編曲は涙なしには聴けない深さに満ちています。
またジロティ編曲の「G 線上のアリア」の歌いまわし、ブゾーニ編曲の「シャコンヌ」の技巧と集中力いずれも驚き。ベーゼンドルファー・コンサートグランドが、「銀のタッチ」と称される彼女の響きをあますところなく発揮、ブゾーニやケンプがピアノでバッハを聴かせた意味を納得させてくれます。
 フィル・アップは、以前ル・ゲと来日公演を行ったオルガニスト兼作曲家ティエリー・エスケシュのピアノ曲。バッハが現代に再現されます。


今回のアルバムのプロモーション映像。映画風になってて結構凝ってます。
https://www.youtube.com/watch?v=7iLUyvHJFNY&feature=player_detailpage

これはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の映像。
https://www.youtube.com/watch?v=x59uF4oiPJk&feature=player_detailpage




ベアトリス・ベリュ〜DORONの旧譜

DORON
DRC 3068
\2400→\2190
ベリュのシューマン:ソナタ集
 シューマン:
  ピアノ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調 Op.11
  ピアノ・ソナタ第2番 ト短調 Op.22
  ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.14
ベアトリス・ベリュ(ピアノ)

 クレーメルも賞賛する若手ピアニスト、ベリュのシューマン:ソナタ集

 録音:2010年9月23,24,25日 スイス、ラ・ショー=ド=フォン、72'30(デジパック仕様)

 ベアトリス・ベリュによるシューマンのピアノ・ソナタ集。ギドン・クレーメルからも「素晴らしい才能」と賞賛されているベアトリス・ベリュは、1985 年、スイスのヴァレー州出身のピアニスト。録音時まだ20 代半ばという若いピアニストだが、ここでのシューマンは真正面から作品に踏み込んだ立派なもので、十分な手応えを感じさせてくれる。

 
AP 092
\2600→\2390
イブラギモヴァ率いるキアーロスクーロ弦楽四重奏団、
 第3弾はモーツァルト&メンデルスゾーン!

  モーツァルト:弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 KV 421
  メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番 イ短調 op.13
キアーロスクーロ弦楽四重奏団
 〔アリーナ・イブラギモヴァ(1st Vn)、
  パブロ・エルナン・ベネディ(2ndVn)、
  エミリー・ヘルンルンド(Vla)、
  クレア・ティリオン(Vc)〕
 イブラギモヴァ率いるキアーロスクーロ弦楽四重奏団、第3弾はモーツァルト&メンデルスゾーン!

 録音:2014 年3、10 月/ポール=ロワイヤル・デ・シャン

 イブラギモヴァ率いるキアーロスクーロ弦楽四重奏団の第3 弾。第1 弾、第2 弾につづき、今回もモーツァルトを含んだかたちのプログラムです。
 レコーディングの場所でもあるポール=ロワイヤル・デ・シャンでは、モーツァルトの弦楽四重奏のシリーズを展開しています。
 ここに収録されているハイドン・セットの中で唯一の短調である15 番は、素朴でエレガントな表情が印象的。
 一転メンデルスゾーンが18 歳のときに書いた弦楽四重奏第2 番では、切迫した緊張感に満ちています。二人の天才の作品を、2005 年の結成から10 年を迎え、4 人の音楽づくりもますます息がそろってきたキアーロスクーロの自然で素直な感性で味わうことのできる1 枚です。


旧譜
「キアロスキュロ・カルテット」第1・2弾
Mozart & Schubert: String Quartets
AP 022
\2600→\2390
キアロスキュロ・カルテット第1弾
 (1)モーツァルト:弦楽四重奏曲第19番 ハ長調「不協和音」K 465
 (2)シューベルト:弦楽四重奏曲第13番 イ短調「ロザムンデ」D 804 op.29
キアロスキュロ・カルテット
 (1stVn:アリーナ・イブラギモヴァ、
  2ndVn:パブロ・エルナン・ベネディ、
  Va:エミリー・ヘルンルンド、
  Vc:クレア・ティリオン)
今注目のヴァイオリニスト、イブラギモヴァ率いる新進気鋭の弦楽四重奏団「キアロスキュロ・カルテット」による四重奏!

録音:2010 年12 月

2005 年にイギリスのロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックの卒業生で結成された古楽演奏団体、キアロスキュロ・カルテット。1750 年から1830 年までの時代を中心とした曲をレパートリーとし、現在はヨーロッパを中心に幅広い活動を展開しています。若手演奏家らしい、活気あふれる卓越したアンサンブルがこの団体の魅力。1stVn を担当するイブラギモヴァはソリストとしても活動し、今注目される若手ヴァイオリニストの一人です。
本年に来日を予定しており、今後ますますの活躍が期待されます!
リブレットに掲載されたインタビューの中で、彼らは今回の選曲について次のように述べています。
「『不協和音』は欠かせない傑作であると同時に、私たちがコンサートで最初に演奏した曲でもあります。『ロザムンデ』も非常に重要な作品であり、モーツァルトの数々の弦楽作品とつながるものがあります。モーツァルトとシューベルトは多くの共通点で結ばれており、私たちは必然的に、この2 つの作品を連続して録音することにしたのです」
 ずっと封を開けてなかった新譜・・・こんなCD買ったっけ・・・見たところカワイコちゃんが3人写ってるからジャケ買いしたのかな・・・
 あ、いや、ちがう、演奏がキアロスキュロ・カルテット・・・。これ、あのイブラギモヴァ率いる新進気鋭の弦楽四重奏団!忘れてた!
 かけたら、おっとまるで古楽器のようなとんがった演奏!
 あ、いや、ちがう、ほんとに古楽器なんだ(ガット弦とバロック弓使用)・・・この人たち・・・。え・・・じゃあ、イブラギノヴァ、ここでは古楽器弾いてるの?ひえー。イブラギモヴァってほんとに多才。おそれいりました。

AP 051
\2600→\2390
キアロスキュロ・カルテット第2弾
 ベートーヴェン:
  弦楽四重奏曲代第11番 ヘ短調 op.95「セリオーソ」
 モーツァルト:
  アダージョとフーガ ハ短調 KV 546
  弦楽四重奏曲第16番 変ホ長調 KV 428
キアロスキュロ・カルテット
 (1stVn:アリーナ・イブラギモヴァ、
  2ndVn:パブロ・エルナン・ベネディ、
  Va:エミリー・ヘルンルンド、
  Vc:クレア・ティリオン)
 イブラギモヴァ率いるキアロスキュロ・カルテット待望の新録音登場!気魄十分の「セリオーソ」

 録音:2012 年5 月7-9 日(ベートーヴェン)、10 月4-6 日(モーツァルト)/ポール・ロワイヤル・デ・シャン/57’25

 今をときめくイブラギモヴァが第1ヴァイオリンを務める、2005 年結成のキアロスキュロ・カルテット待望の第2 弾の登場。キアロスキュロ・カルテットは、2009 年からポール・ロワイヤル・デ・シャンのレジデント・アーティストとして、モーツァルトの弦楽四重奏全曲演奏プロジェクトを手掛け、また、ウィグモアホールなどにも登場するなど、充実の活動を見せています。2011 年にリリースしたデビューCD(AP 022 /モーツァルトの「不協和音」とシューベルトの「ロザムンデ」のカップリング)も話題となりましたが、今回は、ベートーヴェンの大曲「セリオーソ」と、デビューCD と同様モーツァルトを収録。
 「セリオーソ」は圧倒の集中で、冒頭から気魄十分。一切の飾りを排した語り口のアンサンブルで、これが却って作品自体の世界をこれ以上ないかたちで提示してくれているよう。ピリオド・アプローチにもさらに磨きがかかっており、ノン・ヴィブラートのゾクっとするような美しい音色が、作品自体のもつ凄味を十二分に引き出します。終楽章も壮絶の極みです。モーツァルトは和音の着地が非常に柔らかでエレガントな雰囲気。変幻自在のカルテットの魅力を堪能できる1 枚です。

旧譜
しつこいようですがイブラギモヴァのメンデルスゾーン
Mendelssohn: Violin Concertos
HYPERION
CDA 67795
\2400
イブラギモヴァのメンデルスゾーン!ピリオド・アプローチでユロフスキと共演!
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲集
  ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64
  序曲《フィンガルの洞窟》Op.26
  ヴァイオリン協奏曲ニ短調
アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)
ウラディミール・ユロフスキ(指揮)
エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団

 2年前にHYEPRIONの社長と話しているときに「出る」らしいとは聞いていた超ド級の新録音。
 今人気絶頂の妖精と、ようやくその真価が世間に知られ始めた天才指揮者の夢の共演。店主にとっては今年最大の期待作。


 ロシアに舞い降りたヴァイオリンの可憐なる妖精アリーナ・イブラギモヴァ。
 2011年来日時のインタビューで予告され、早くから大きな期待が寄せられてきた超強力新譜、メンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲集」がいよいよ登場!
 "モダン・アプローチ"と"ピリオド・アプローチ"の両方に精通するイブラギモヴァが、"ピリオド・アプローチ"のメンデルスゾーンで共演するのは、ロシア指揮界の雄ウラディミール・ユロフスキとエイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団!
 イブラギモヴァ、ユロフスキ、OAE、ピリオド・アプローチ、437Hzのピッチが織り成すドイツ・ロマン派の傑作中の傑作「ホ短調Op.64」とメンデルスゾーン若き日の秀作「ニ短調(1822)」。
 新世代の天才たちの愉悦感に満ちたメンデルスゾーンに期待せずにはいられない。大ブレイク間違い無し!

※録音:2011年9月2日−4日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)


ATMA CLASSIQUE



ACD2 2689
(2CD)
\4000→\3690
ソ連の伝統からキテレツな猟奇作風まで
 グバイドゥーリナの七変化の世界

  グバイドゥーリナ:
  CD1
   (1)弦楽四重奏曲第1番 (1971)
   (2)弦楽四重奏曲第2番 (1987)
   (3)弦楽四重奏曲第3番 (1987)
   (4)弦楽四重奏曲第4番 (1993)
   (5)BACH 主題による反映 (2002)
  CD2
   (6)ピアノ五重奏曲 (1957)
   (7)弦楽三重奏曲 (1987)
   (8)リジョイス(ヴァイオリンとチェロのためのソナタ)(1981)
モリナーリ四重奏団
ルイーズ・ベセット(ピアノ)
 録音:2013 年9 月/聖オーギュスタン教会(ミラベル、ケベック)、10 月/サル・ピエール・メルキュール(モントリオール、ケベック)/24bit 96kHz、68’ 06”、76’ 42”

 日本でもおなじみの旧ソ連出身作曲家ソフィヤ・グバイドゥーリナ。彼女の全弦楽四重奏曲作品をはじめ、弦楽器のための重要作品を集めた好企画。
 グバイドゥーリナは今日までに弦楽四重奏のための作品を5 篇残していますが、いずれも単一楽章形式で、それぞれに奇抜なアイディアが盛り込まれています。
 第1 番はソ連時代の作ながら、奏者が演奏中に椅子を持って舞台を移動することが指示され、さらに最後の6 ページは演奏者が即興するというキテレツな作。第2 番はシベリウスSQ、第3 番はアルディッティSQ の委嘱作ですが、後者はピチカートに偏執した猟奇的作風に驚かされます。
 クロノスSQ の委嘱による第4 番は十二音技法、テープ付きの前衛作。そして第5 番にあたる『BACH 主題による反映』は『フーガの技法』の主題をグバイドゥーリナ風に処理しています。グバイドゥーリナ学生時代の作「ピアノ五重奏曲」は、ショスタコーヴィチかワインベルクを思わす典型的なソヴィエト音楽。後年の作風はほとんど感じさせませんが、精力的なアレグロ楽章など魅力的です。
 1997 年に結成されたモリナーリSQ。カナダを代表する団体で、現代音楽をレパートリーの中心としています。完璧な技術と鋭敏な感性で、やはり現代音楽を得意とするカナダのピアニスト、ルイーズ・ベセットとともに輝くような演奏を繰り広げています。
 

ACD2 2709
\2100
三色で
  (1)イヴ・レヴェイエ:パントマイム
  (2)ヒナステラ:長五音階の第1旋法で
  (3)フランソワ・ブラッサ:遊び・反映
  (4)シマール&レヴェイエ&ブラッサ:ケイコ
  (5)レヴェイエ:先住民居住区
  (6)シマール&レヴェイエ&ブラッサ:音叉
  (7)マイニエリ:自画像
  (8)シマール&レヴェイエ&ブラッサ:三色で
マリー=ジョゼ・シマール(Perc)
フランソワ・ブラッサ(Pf)
イヴ・レヴェイエ(Pf)
 ジャズ、ワールドミュージック、クラシックの混合音楽

 録音:2014 年9 月/サル・オスカー・ピーターソン(モントリオール、ケベック)/24bit 96kHz、49’ 55”

 35 年の芸歴を誇るカナダのマリンバ奏者マリー=ジョゼ・シマール。彼女がカナダのモダン・ジャズ・ピアニスト、フランソワ・ブラッサとイヴ・レヴェイエと異色のトリオを披露。クラシックとジャズが魅力的に混ざり合っています。
 ジャズではヴィブラフォンのソロがありますが、マリンバは独特。ワールドミュージック風でもあります。ほとんどが彼らのオリジナル作品ですが、「ケイコ」という作品はマリンバの女王、安倍圭子のことで、シマールが2007 年に東京で師事した際の印象を音楽にしています。オーディオ的にも興味津々のアルバムです。
 


ACD2 2492
(3CD)
\5300→\4890
アルカン四重奏団によるベートーヴェン中期の傑作群を収録した第2弾!
 ベートーヴェン:
 CD-1
  ・弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 op.59-1「ラズモフスキー第1番」
 CD-2
  ・弦楽四重奏曲第8番ホ短調 op.59-2「ラズモフスキー第2番」
  ・弦楽四重奏曲第9番ハ長調 op.59-3「ラズモフスキー第3番」
 CD-3
  ・弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 op.74「ハープ」
  ・弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 op.95「セリオーソ」
アルカン四重奏団
ローラ・アンディラーニ(ヴァイオリン)
ナタリー・カミュ(ヴァイオリン)
リュク・ベアシュマン(ヴィオラ)
デイヴィッド・エリス(チェロ)
 録音:2008-2011 年カナダ、ケベック

 カナダのアルカン四重奏団によるベートーヴェン弦楽四重奏曲全集第2 弾。
 アルカン四重奏団は2014 年に結成25 年の節目を迎え、音楽史上に燦然と輝くベートーヴェンの傑作を全曲録音するに至りました。
 録音は2007 年から開始されすでに全曲録音されています。初期作品を収録した第1 弾(ACD22491)、そして今回の中期作品を収録した第2 弾がリリースされます。中期の作品群はベートーヴェンの四重奏曲の中でも最も充実しており、「ラズモフスキー」や「ハープ」、「セリオーソ」といったベートーヴェンの立体的な構築美が存分に表現されています。


 アルカン四重奏団のプロモーション映像。ほのぼのとしてていいです。

https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=Kgnq8oimN9s



 
アルカン四重奏団によるベートーヴェン第1弾

ACD2 2491
(2CD)
\4000→\3690
ベートーヴェン:初期弦楽四重奏曲集
 弦楽四重奏曲
  第1番ヘ長調 作品18-1
  第2番ト長調 作品18-2
  第3番ニ長調 作品18-3
  第4番ハ短調 作品18-4
  第5番イ長調 作品18-5
  第6番変ロ長調 作品18-6
アルカン四重奏団
 【ローラ・アンディラーニ(ヴァイオリン)
  ナタリー・カミュ(ヴァイオリン)
  リュク・ベアシュマン(ヴィオラ)
  デイヴィッド・エリス(チェロ)】
 結成25 周年の成果が結実したベートーヴェン

 録音:2007-2009年

 1989 年にケベックで結成されたアルカン四重奏団によるベートーヴェン。本盤には、初期の弦楽四重奏曲6 曲が収録されています。アルカン四重奏団は2014 年に結成25 周年を迎えさらに円熟味が増し、このベートーヴェンの弦楽四重奏曲に取り組みました。16 曲はすでに録音されており本盤が第1 弾。自然体の音楽で奏でられる初期の作品は、4 人の見事なハーモニーで美しく描き出されています。

 


ACD2 2384
\2100→\1890
フランス近代室内楽の至宝ピエルネ&ヴィエルヌのピアノ五重奏
 ピエルネ:ピアノ五重奏曲Op.41
 ヴィエルヌ:ピアノ五重奏曲Op.42
アルトゥール・ルブラン弦楽四重奏団
 【小林響(ヴァイオリン)
  ブレット・モルザン(ヴァイオリン)
  ジャン=ルック・プロード(ヴィオラ)
  ライアン・モルザン(チェロ)】
ステファン・ルムラン(ピアノ)
 録音:2006 年3 月

 ピアニストのステファン・ルムランが取り組んでいるフランスの作曲家の作品を積極的に録音していくシリーズ「フランス音楽発見(ムジーク・フランス・デクヴェルト)」。
 今回はピアノ五重奏曲を取り上げています。まずガブリエル・ピエルネの代表作ピアノ五重奏曲。ピエルネはマスネに作曲を、フランクにオルガンを学ぶなどフランス近代音楽の真髄を極めた作曲家。抒情豊かな洗練された旋律が魅力的なこの作品は、フォーレに捧げられています。そして名オルガニストとして名を馳せた同時代のルイ・ヴィエルヌ。長男が亡くなった直後に作曲されたピアノ五重奏曲は、フランス近代を代表するフランク、フォーレの作品に劣らない傑作。
 演奏は、カナダで活躍するアルトゥール・ルブラン四重奏団。1988 年に創設され、カナダの偉大なヴァイオリニスト、アルトゥール・ルブランの名を冠しています。小林響が第1 ヴァイオリニストを務めています。

AUDITE

AU 92683
(SACD HYBRID)
\2600
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 Vol.4
 (1)弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調 0p.18-1
 (2)弦楽四重奏曲第14番 嬰ハ短調 Op.131
クレモナ四重奏団
 【クリスティアーノ・グアルコ
   (第1 ヴァイオリン;ニコロ・アマティ(1640)、
  パオロ・アンドレオーニ
   (第2 ヴァイオリン;アントニオ・テストーレ(1750)、
  シモーネ・グラマーリャ
   (ヴィオラ;アンサルド ・ ポッジ(1952)、
  ジョヴァンニ・スカリオーネ
   (チェロ;マリノ・カピッチオーニ(1974))】
 優秀録音。美音!イタリアの新生クレモナ四重奏団によるベートーヴェン第4 弾は第1 番と第14番!

 セッション録音:2014 年3 月12-15 日/ポイリーノ(イタリア)/78’39”、ディジパック仕様

 今やイタリアを代表するクァルテット、クレモナ四重奏団。当団がaudite レーベルからリリースを続けているベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集の第4 集が早くも登場!今回は弦楽四重奏曲第1 番そして、名曲の弦楽四重奏曲第14 番が収録されました。
 イタリア四重奏団のファルーリ、アルバン・ベルク四重奏団のバイエルレの両氏に師事した2000 年結成のクレモナ四重奏団は、イタリアの伝統受け継ぐ若手実力派で世界が注目しています。イタリアらしい明るく非常にクリアな発音が魅力の一つで、個々の音色が見事に溶け合った驚くべきアンサンブルを聴かせてくれます。
 パッセージによっては若手らしい気迫に溢れ、また非常にスタイリッシュにまとめあげますが、なんといっても抜群の音程感と優美な音色は現代最高の呼び声高い四重奏団と言えましょう。
 なお、当全集では曲に合わせて使用楽器を変えているところにも注目で、音色の違いを楽しむこともでき、現代の楽器も歴史的な楽器と同様に素晴らしいことを証明するかのような魂のこもった演奏を聴くことができます。
 今後のリリースにも注目です!




AURORA


ACD 5068
(2CD)
\4000
銀河 − ギターのための現代音楽
 [CD1]
  ビョルン・フォンゴール(1919-1980):Inventions Op.32(1964)(四分音ギターのための)
  ブライアン・ファーニホウ(1943-):
   Renvoi/Shards(2010)(四分音ギターと四分音ヴィブラフォーンのための)*
  ビョルン・フォンゴール(1919-1980):
   3つのコンチェルティーノOp.36(1964)(四分音ギターと打楽器のための)**,
   Reflections Op.33(1964)(四分音ギターと声のための)
  オーレ=ヘンリク・モー(1966-):
   KRAV(2007)(エレクトリックギターと微分音打楽器のための) *
  ビョルン・フォンゴール(1919-1980):
   ソナタ第1番 Op.48(1971)(微分音ギターのための),
   ソナタ第2番 Op.58(1975)(微分音ギターのための)
 [CD2]
  ビョルン・フォンゴール(1919-1980):
   銀河(Galaxe/Galaxy) Op.46(1966),
   Aphorisms Op.61(1967)(微分音ギターのための),
   Novations Op.62(1967)(微分音ギターのための),
   Apho-risms Op.63(1967)(微分音ギター、声と打楽器のための)†,
   Improvisations Op.81(1968)(微分音ギターのための)
  オイヴィン・トルヴン(1976-):
   ぬかるみの中のギター(Guitars in the Mud)(2014)
    (録音スキッフルベース、エレクトリックギターと
     リングモジュレーターのための)
  ビョルン・フォンゴール(1919-1980):Sinfonia Microtonalis No.1(1970)
アンデシュ・フォリスダール
 (四分音エレクトリックギター、
  声、打楽器 †)
アイリク・ラウデ(打楽器)**
ホーコン・ステーネ(打楽器)*/**
 珍しいギターを使用した現代ギター作品集

 131' 41"

 「ギタリストのアンデシュ・フォリスダール(1977-)は、ノルウェー、フレドリクスタ生まれ。ノルウェー音楽アカデミーで学び、アルド・クレメンティの音楽をテーマに修士号を取得。。2010 年から2013 年まで音楽アカデミーの作曲・音楽理論・音楽テクノロジー学部の博士課程に所属し、現代の演c奏様式を研究しました。
 フォリスダールはソリストとしての活動とともにさまざまなアンサンブルと共演。2002 年には、前衛音楽に興味をもつノルウェーの音楽家たち、ピアニストのエレン・ウゲルヴィーク、クラリネット奏者クリスティーネ・チョーゲシェン、チェリストのターニャ・オルニング、打楽器奏者ホーコン・ステーネとアンサンブル「asamisimasa」を結成しました。多弦ギター、微分音ギター(可動フレットギター)といった珍しい楽器を演奏。ブライアン・ファーニホウ、ロジャー・レッドゲイト、マイケル・フィニシー、クリス・デンチ、ブリン・ハリソン、クラウス・ラング、オーレ=ヘンリク・モーが彼のために作曲しています。アルバム『銀河』のメインプログラムの曲を作曲したビョルン・フォンゴールはノルウェーの作曲家でギタリストです。微分音や四分音といった音階システムを探求し、20 世紀の音楽シーンでもユニークな位置にあるとされています。
 2 曲のソナタ、《Improvisations(即興)》《SinfoniaMicrotonalis No.1(微分音シンフォニア)》《Reflections(反射)》《Reflections(警句)》《Inventions(創造)》《3 つのコンチェルティーノ》《Novations(更改)》。
 彼の作品は作曲者自身による録音も残されており、フォリスダールは、長年、彼の音楽に関心を寄せていたと言います。フォンゴールの曲と合わせて収録された3 曲は、このアルバムのプロジェクトのため、個人的、芸術的につながりをもつ作曲家たちにフォリスダールが委嘱した作品です。
 フォンゴールの初期の四分音作品に関連させ、フランス語の「renvoi(反致)」と英語の「shards(破片)」を曲名に採ったファーニホウの作品。「音の微小な変質」を紡いだというノルウェーのオーレ=ヘンリク・モーの《KRAV》。演奏様式、楽器構造、テクノロジーを探求し独自の音世界を求めている、同じノルウェーのオイヴィン・トルヴンの《ぬかるみの中のギター》。
 このプロジェクトの録音には、ノルウェーの打楽器奏者ふたり、シェルブレードの作品を演奏した『波動と中断』(2L103 PABD)のアイリク・ラウデ(1973-)と、asamisimasa のメンバーでもあるステーネ(1977-)が参加しています。

BELVEDERE



BELVED 10156
\2500→\2290
「モーツァルト週間」音楽祭のライヴシリーズ第4弾
 バーバラ・ボニー/アンドレ・プレヴィン/フランツ・バルトロメイ

 W.A.モーツァルト:
  ・ドイツ語の小カンタータ「無限なる宇宙の創り主を崇敬する汝らが」 K.619
  ・歌曲「夢のなかの面影」 K.530
  ・歌曲「春への憧れ」K.596
  ・アリエット「寂しい森の中で」K.308
  ・アリエット「鳥よ、年ごとに」K.307
  ・歌曲「ラウラに寄せる夕べの思い」K.523
 アンドレ・プレヴィン(b.1929):
  ・サリー・チザムのビリー・ザ・キッド追想曲
  ・ソプラノ、チェロとピアノのための4つの歌
  ・ソプラノ、チェロとピアノのためのヴォカリーズ
 R.シュトラウス:
  ・4つの歌op.27 より「憩え、わが心」、「あすの朝」
  ・4つの歌op.36 より「ばらの花環」
  ・5つの歌 op.41 より「子守歌」
  ・4つの最後の歌より「9月」
  ・8つの歌op.10 より「献呈」
バーバラ・ボニー(ソプラノ)
アンドレ・プレヴィン(ピアノ)
フランツ・バルトロメイ(チェロ)
 ボニー、プレヴィン、バルトロメイ、豪華顔ぶれによる夢の共演

 録音:2000 年1 月23 日/モーツァルト週間音楽祭(ライヴ)/ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院大ホール

 BELVEDERE レーベルの、「モーツァルト週間」音楽祭のライヴシリーズ第4 弾は、2000 年に行われた演奏会のライヴです。
 ソプラノのバーバラ・ボニーが、プレヴィンのピアノ伴奏を得て、モーツァルト、プレヴィン、R. シュトラウスというプログラムを展開した豪華な一夜。ボニーの美しいリリック・ソプラノと、プレヴィンの変幻自在にして一貫してやわらかなタッチのピアノは絶品。ウィーン・フィルの首席チェロ奏者、フランツ・バルトロメイをチェロに迎えたプレヴィン作品にも注目です。
 冒頭のモーツァルトのドイツ語の小カンタータは、現代の国際政治状況への警鐘のように響きます。願望が3 つの作曲家による作品の共通テーマ。モーツァルト作品では、夢、春への憧れ、愛されたいという願望などが歌われます。
 プレヴィンは、差別をなくしたいという願いを描きます。R. シュトラウス作品は、この世を超越する存在としての愛への憧れを歌いあげています。バーバラ・ボニー、プレヴィン、フランツ・バルトロメイという顔ぶれが、これらの作曲家たちが作品に託した思いを、見事に再現しています。聴く喜びに満ちた1 枚です。




BIS



BIS SA 2030
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
今をときめく若手ヴィオラ奏者、リサノフがマルチヌー作品に挑む!
 マルチヌー(1890-1959):
  (1)ラプソディ・コンチェルト〜
   ヴィオラとオーケストラのための協奏曲 H.337(1952)
  (2)3つのマドリガル(二重奏曲第1番)〜
   ヴァイオリンとヴィオラのための H313(1947)
  (3)二重奏曲第2番〜ヴァイオリンとヴィオラのための H.331(1950)
  (4)ヴィオラ・ソナタ H.355(1955)
マクシム・リサノフ[マキシム・リザノフ]
 (ヴィオラ;1780年製グァダニーニ)
(1)イルジー・ビエロフラーヴェク(指揮)
 BBC 交響楽団
(2)(3)アレクサンドル・シトコヴェツキー
 (ヴァイオリン;1753年製グァダニーニ)
(4)カーチャ・アペキシェワ
 (ピアノ;Steinway D)
 バシュメントも激賞!!今をときめく若手ヴィオラ奏者、リサノフがマルチヌー作品に挑む!!

 録音:(1)2011 年11 月10 日/バービカン・センター、ロンドン(コンサートのライヴ録音)、(2)-(4)2012 年12 月/ポットン・ホール、サフォーク州(セッション録音)/5.0 Surround sound、68’ 00”

 SACD ハイブリッド盤。
 世界が注目する若手ヴィオラ奏者、マクシム・リサノフ[マキシム・リザノフ]。期待の最新録音はマルチヌーのヴィオラ作品集で、名曲と知られる“ラプソディ・コンチェルト”、ヴァイオリンとの二重奏曲、そしてヴィオラ・ソナタが収録されました。当録音では共演陣にも注目で、協奏曲はイルジー・ビエロフラーヴェク指揮BBC 響と、二重奏曲はクラシック界のサラブレッド、アレクサンドル・シトコヴェツキーと、ヴィオラ・ソナタでは2014 年5 月の来日リサイタルも話題となったカーチャ・アペキシェワとで、それぞれ豪華な顔ぶれとなっております。なお、リサノフは2015 年2月に来日予定で、ピアニストのコンスタンチン・リフシッツとのリサイタルを行います。
 チェコ出身のマルチヌー(1890-1959)は、プラハ音楽院、プラハ・オルガン学校に在籍経験はあるものの卒業はせずに、1923 年にパリに出て現代音楽や新古典主義に傾倒し独自の作風を作り出しました。その後、ナチス・ドイツの支配を避け、1941 年にアメリカに移住。この時代よりマルチヌーの音楽が確立し、民族性と抒情性に裏付けられた作品を残しました。第2 次大戦後にはプラハ音楽院の教授に招かれるも、左翼政権の成立に拒まれ祖国に復帰することはできず1952 年にアメリカの市民権を取得。しかし、望郷の念はやまず、この年の夏から数度ヨーロッパを訪問する機会があり、1953年にヨーロッパに移ることにしました。1959 年8 月28 日スイスのバーゼル近郊で没。
 マルチヌーはあらゆる分野に多数の作品を残しましたが、このディスクには彼の晩年に近い1947 年から1955 年までに作曲されたヴィオラを伴う作品が収録されました。いずれの作品も現在ではヴィオラの重要なレパートリーと言え、中でもラプソディ・コンチェルトは数少ないヴィオラ協奏曲の代表曲の一つです。

 <演奏会情報>
 マクシム・リサノフ&コンスタンチン・リフシッツ デュオ・リサイタル
  ■日時:2015年2月8日(日)15時開演 武蔵野市民文化会館(小ホール)
  ■演目:ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタ、シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番(ヴィオラ版)、
       ブラームス:スケルツォ、ヒンデミット:ヴィオラ・ソナタ、他



 


BIS SA 2075
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
小川典子、3年ぶりの新録音は菅野由弘作曲によるピアノ作品集
 菅野由弘(1953-):
  (1)光の残像III「天使の梯子」〜ピアノとコンピュータのための(2006)
  (2)「光の粒子」〜ピアノと南部鈴のための(2009)
  (3)「水の粒子」〜ピアノと明珍火箸のための(2010)
  (4)「虹の粒子」〜ピアノと歌舞伎オルゴールのための(2011)
  (5)「月夜の虹」〜ピアノ、トイ・ピアノとコンピュータのための(2012)
  (6)天使のための前奏曲〜ピアノのための(1985)
小川典子(ピアノ;Steinway D)
(1)(5)菅野由弘(コンピュータ)
 世界初演も絶賛された「粒子三部作」も収録!

 セッション録音:2014 年6 月18-20 日/ギルドホール音楽演劇学校(ロンドン)/5.0 Surround sound、72’ 09”

 SACD ハイブリッド盤。
 イギリスを本拠に世界各国で演奏活動を続けている小川典子。モーツァルトのピアノ・ソナタ集(BIS SA 1985 / KKC5255)以来、約3 年ぶりの新録音は日本の現代音楽作曲家、菅野由弘によるピアノ作品集です。
 菅野由弘は1953 年10 月東京生まれ。1979 年にモナコ・プランス・ピエール国際作曲賞に入賞した弦楽四重奏曲(1976)が話題となり、その名が世界に知られるようになりました。多作家でオーケストラ、舞台作品、室内楽、器楽、合唱、歌曲と多岐に渡ります。また伝統楽器を用いた作品や電子音楽、コンピュータ音楽にも積極的に作曲し、実験的、挑戦的なこれらの作品は国内外で高い評価を得ています。このディスクにはピアノとその他楽器を伴う作品が収録されております。
 光の残像III「天使の梯子」は武満徹歿後10 周年となる2006 年に武満作品のスペシャリスト、大竹紀子の委嘱により作曲されました。ピアノとコンピュータという菅野の独自の世界を堪能できます。「粒子三部作」は菅野由弘がミューザ川崎シンフォニーホールと小川典子に共同で委嘱された作品集で2009-2011 年にかけて作曲されました。
 「日本的な何かを持った作品を弾きたい」という小川の挑戦でもあるこの三部作は、イギリスをはじめノルウェー、ニュージーランド、フランスでも演奏され、既に高い評価を得ております。南部鈴、明珍火箸、歌舞伎オルゴールの響きが非常に独創的です。



 


BIS SA 2128
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
サカリ・オラモ&ロイヤル・ストックホルム・フィル
 ニールセン交響曲全集第3弾は第2番と第6番!

 ニールセン:
  (1)交響曲第2番 ロ短調「4つの気質」
  (5)交響曲第6番「素朴な交響曲」
サカリ・オラモ(指揮)
ロイヤル・ストックホルム・フィル
 全曲録音完結!オラモ&ロイヤル・ストックホルム・フィルによるニールセン交響曲全集第3弾は第2番と第6番!

 セッション録音:2014 年6 月/ストックホルム・コンサートホール(スウェーデン)/5.0 Surround sound、64’ 34”

 SACD ハイブリッド盤。
 スウェーデンを代表するオーケストラ、ロイヤル・ストックホルム・フィルと2008 年より首席指揮者をつとめるサカリ・オラモとのニールセンの交響曲全曲録音の最終となる第3 弾は、交響曲第2 番「4 つの気質」と、交響曲第6 番「素朴な交響曲」です。近年、ますます躍進を続けるオラモですが、このニールセンの交響曲全集シリーズも期待以上と言え、美しい響きを追求した熱演を聴かせてくれます。これまでに発売された交響曲第1 番& 第3 番「ひろがりの交響曲」(BIS SA 2048)、第4 番「不滅」& 第5 番(BIS SA 2028)とあわせてお楽しみください。
 交響曲第2 番「4 つの気質」は各楽章の速度記号のほかに、それぞれ〈怒りやすく〉〈鈍く、重く〉〈憂鬱に〉〈血気をもって〉という発想記号がついています。これは、ニールセンが村の居酒屋の壁にかかっていた、4 つの気質をテーマにしたコミカルな絵を目撃したことでインスピレーションを得て作曲されたと言われています。
 ニールセンの最後の交響曲となった第6 番「素朴な交響曲」は、新古典主義的な雰囲気を持ちますが、様々な打楽器を必要とし第4 楽章には打楽器のみによる変奏もあるのが特徴です。
 


BIS SA 2124
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
リットン&ベルゲン・フィルによるプロコフィエフの第5交響曲!
 プロコフィエフ:
  (1)交響曲第5番 変ロ長調 Op.100(1944)
  (2)スキタイ組曲「アラとロリー」 Op.20(1914-15)
アンドルー・リットン(指揮)
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団
 色彩豊かなオーケストラ・サウンドを満喫、リットン&ベルゲン・フィルによるプロコフィエフの第5交響曲!

 セッション録音:(1)2014 年1 月、(2)2014 年6 月/グリーグ・ホール、ベルゲン、(ノルウェー)/5.0 Surround sound、67’ 00”

 SACD ハイブリッド盤。
 アンドルー・リットン指揮、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団による好評シリーズ、プロコフィエフ作品集。『ロメオとジュリエット』(BIS SA 1301)、フレディ・ケンプとのピアノ協奏曲集(BIS SA 1820)、交響曲第6 番(BIS SA 1994)に続く第4 弾は、交響曲第5 番とスキタイ組曲「アラとロリー」 です。
 交響曲第5 番は1944 年に作曲され、初演は翌1945 年モスクワ国立音楽院の大奏楽堂でプロコフィエフの指揮のもと行われました。
 20 発の祝砲が鳴り終わった瞬間から演奏が開始されたこの演奏会はソ連全国に中継放送されて一つの国家的行事のような盛り上がりをみせました。一方、スキタイ組曲「アラとロリー」はディアギレフの依頼で作曲したバレエ音楽「アラとロリー」を演奏会用の管弦楽組曲「スキタイ組曲」に書き直した作品です。リットンの指揮はゴージャスで、当録音もプロコフィエフの色彩豊かなオーケストラ・サウンドを満喫できます。
 

BIS 2179
(2CD)
\5200
J.G.ミューテル作曲の鍵盤協奏曲集
 ミューテル(1728-1788):鍵盤協奏曲
  Disc 1
   (1)第1番 ハ短調 (2)曲第2番 ニ短調
  Disc 2
   (3)第4番 ニ長調 (4)第3番 ト長調
   (5)第5番 変ロ長調
マルチン・シフョントキェーヴィチ(チェンバロ)
アルテ・デイ・スオナトーリ
 高度な技巧、名人芸的妙技が魅力!J.S.バッハ最後の弟子、J.G. ミューテル作曲の鍵盤協奏曲集

 セッション録音:2013 年5 月/ポーランド放送、ルトスワフスキ・スタジオ(ワルシャワ)/DDD、Disc 1 54’58”、Disc 2 72’12”

 1993 年設立のポーランドのピリオド楽器団体アルテ・デイ・スオナトーリ。最新盤は同団の通奏低音としても活躍するマルチン・シフョントキェーヴィチをソリストに迎え、J.S. バッハ最後の弟子J.G. ミューテル(1728-1788)の鍵盤協奏曲集を収録しました。
 ミューテルはニコライ教会でオルガニストを務めていた父よりオルガンの手ほどきを受け、その後リューベックでクンツェンに師事。作曲家としての転機は1750 年にライプツィヒにJ.S. バッハ(1685-1750)を訪れバッハの音楽に直に触れたことです。バッハの最後の弟子として、主に鍵盤楽曲を中心に作曲、またオルガニストとしても成功をおさめました。
 作風はバッハの影響を呈しますが、高度な技巧、名人芸的妙技、そして奔放なパッセージ・ワークはミューテルの独創性を表わしております。
 シフョントキェーヴィチはポーランド期待の若手鍵盤奏者で、チェンバロ、フォルテピアノ、オルガンを演奏します。ソリストとして活躍する一方、アルテ・デイ・スオナトーリのメンバーとして古楽界の女王レイチェル・ポッジャーとも共演し多くの録音に参加しています。



 


BIS SA 1850
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ネゼ=セガン&ロッテルダム・フィル
 歌心、色彩感に富んだ極上のラヴェル!

  ラヴェル:
   (1)ダフニスとクロエ(全3部)
   (2)亡き王女のためのパヴァーヌ
ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
 ネゼ=セガン&ロッテルダム・フィル第3弾は歌心、色彩感に富んだ極上のラヴェル!!

 セッション録音:(1)2012 年6 月、(2)2014 年3 月/デーレン・ホール(ロッテルダム)/5.0 Surround sound、63’ 27”

 近年、目覚ましい活躍の指揮者ネゼ=セガン。BISレーベルからリリースを続けているロッテルダム・フィルとの第3 弾は待ちに待ったラヴェルで、収録曲は「ダフニスとクロエ」と「亡き王女のためのパヴァーヌ」です。
 精妙な音色をオーケストラから引き出す天才ネゼ=セガンのラヴェルは天下一品!極めて自然なテンポで活気と躍動感に満ちているネゼ=セガンのダフニスとクロエは、流石!!とうならせるタクトと言え、ロッテルダム・フィルの音楽監督としての実力を存分に発揮した名演です。
 一方、カップリングの亡き王女はこの上なく美しい響きを追求し、ネゼ=セガンの繊細な一面を垣間見ることができます。
 


BIS SA 2102
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
「花々〜キャロリン・サンプソン」
 【“バラ” にまつわる作品】
  (1)パーセル:ばらの花よりも甘く/
  シューマン:(2)私のばら Op.90-2、(3)ばらよ、ばらよ! Op.89-6 /
  (4)クィルター:ダマスクのばら/
  (5)ブリテン:ナイチンゲールとばら/(6)グノー:ばらの咲くころ/
  (7)フォーレ:イスパハーンのばら Op.39-4
 【R.シュトラウスの“花” にまつわる作品】
  R.シュトラウス:(8)ばらの花環 Op.36-1、(9)乙女の花 Op.22
 【“植物” にまつわる作品】
  シューベルト:
   (10)花の言葉 Op.173-5 D.519、(11)森で Op.56-3 D.738 /
  シューマン:
   (12)ジャスミンの木、(13)献身の花 Op.83-2、(14)松雪草 Op.79-26
 【フランス人作曲家による“花” にまつわる作品】
  (15)プーランク:花 FP.101-6 /
  フォーレ:(16)蝶と花、(17)捨てられた花 Op.39-2 /
  (18)アーン:贈り物/(19)ドビュッシー:花 L.90-3/
  (20)ブーランジェ:去年咲いていたリラ の花は/
  (21)シャブリエ:ありったけの花
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
ジョセフ・ミドルトン(ピアノ;Steinway&Sons D)
 香り高きサンプソンの美声バラ、花、植物にまつわる美しき歌曲集!

 セッション録音:2014 年2 月/ポットン・ホール、サフォーク州(イギリス)/5.0 Surround sound、68’ 50”

 バッハ・コレギウム・ジャパンのソリストとしてもおなじみの「名花」サンプソンが、バラ、花、植物にまつわる美しき歌曲を収録しました。著名な作曲家の多くはこれらの作品を残しておりますが、当ディスクでは“バラ” にまつわる作品を筆頭に“植物” にまつわる作品、そして、フランス人作曲家による“花” にまつわる作品で構成しました。美しい世界をサンプソンが歌い上げます。
 キャロリン・サンプソンは「完璧なコロラトゥーラ技術と豊かにのびる輝かしい声」と評され、世界の聴衆を魅了し続けています。バロック・古典派の歌曲からオペラまで幅広いレパートリーを持っており、特にバッハ・コレギウム・ジャパンの結婚カンタータ&コーヒーカンタータ集はサンプソンの代表盤のひとつで、澄み切ったその歌唱は官能的で、聴くものを魅了してやまないと評価されています。サンプソンの美声をご堪能ください。




何度でもご紹介します
パーセル歌曲集
キャロリン・サンプソン
BIS SA 1536 (SACD Hybrid)\2700→\2490


 パーセルの歌曲集なんて珍しいな、と思って聴き始めたこのアルバム・・・。そうしたらソプラノのキャロリン・サンプソンにハートを射抜かれた。
 もともと店主はバトルやコトルバシュといった「小鳥系(勝手に名づけてる)」ソプラノが好き。いつもは爽やかな青空を健やかに朗らかに飛びまわっているんだけど、雨雲や大きい鳥が出てきたらすぐに木の葉の間に隠れてしまうような。
 このキャロリン・サンプソン。その二人とはちょっと違うかもしれないが、その声の美しさは二人に勝る。
 鈴木雅明&BCJのシリーズでおなじみの人だったのだが、これまで情けない話だがあまり注目していなかった。それがここでこんなパーセルを聴かせてくれるとは・・・。
 歌になんというか、優しさとか真心とか、そういったものを感じるのである。しかも朗らかで素直で優雅な透明感!・・・安心してずっとその世界に浸りたくなる。
 まわりをかためる古楽器演奏陣もうまい。でしゃばりすぎてサンプソンの歌を殺すようなことをせず、しかしところどころで自由に歌って場を盛り上げる。
 心温まる素敵なアルバムだった。

Victorious Love - Songs by Henry Purcell
BIS SA 1536
(SACD Hybrid)
\2700→\2490
パーセル歌曲集
 薔薇より甘く/運命の時が/アミンタスが初めて唇を求めてきた時
 悲嘆/彼らはあなたの偉大な力を語ってくれた
 男は女のために作られ/静寂な闇より/束の間の音楽
 今や闇は払われ/音楽が愛の糧であるならば
 この上なく幸せな恋人たち/内気なテムズ河
 恋の病から自由になろうと/おお、美しいチェダリアよ
 こよなく美しい島/おお孤独よ
 もし恋が甘い情熱なら/聖処女の戒め/夕べの賛歌
キャロリン・サンプソン(Sop)、
ローレンス・カミングス (Cem, Spinet)、
エリザベス・ケニー (アーチリュート、テオルボ)、
アンヌ=マリー・ラスラ(バスヴィオール)、
サラ・セクストン、アンドレア・モリス (Vn)、
ジェーン・ロジャース (Va)
SACDハイブリッド盤。BCJのカンタータ・シリーズでもおなじみのイギリスのソプラノ、キャロリン・サンプソン。彼女の最新盤はお国物のパーセル。それも「薔薇より甘く」など名作をはじめとする歌曲を19曲も収録した嬉しいアルバム。サンプソンの極めて軽やかで天使のような声質はパーセルのピュアな世界にピッタリ。世にも美しい音空間が実現した。



 


BIS SA 2064
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ブラウティハムによるモーツァルトピアノ協奏曲全曲シリーズ第8集
 モーツァルト:
  (1)ピアノ協奏曲第16番ニ長調KV.451(カデンツァ;モーツァルト)
  (2)ピアノ協奏曲第15番変ロ長調KV.450(カデンツァ;モーツァルト)
  (3)ピアノと管弦楽のためのロンド ニ長調 KV.382
   (カデンツァ;モーツァルト)
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指揮)
ケルン・アカデミー
 フォルテピアノ界の鬼才ブラウティハムによるモーツァルト第8 弾は「大協奏曲」第15、16番を収録!

 セッション録音:2013 年12 月/ドイッチュラントフンク・カンマームジークザール(ケルン)/5.0 Surround sound、53’ 43”

 好評を博している世界的フォルテピアノ奏者、ロナルド・ブラウティハムによるモーツァルトのピアノ協奏曲全曲録音シリーズの第8 弾はピアノ協奏曲第16 番ニ長調KV.451、ピアノ協奏曲第15 番変ロ長調KV.450 そして、ピアノと管弦楽のためのロンド ニ長調 KV.382 です。今回もブラウティハムらしい快活で明瞭なタッチで明るいモーツァルトを聴かせてくれます。
 楽器はアントン・ワルター(1752-1826)製作のレプリカで2011 年ポール・マクナルティ製作によるフォルテピアノを使用しております。
 マクナルティ製作の楽器を使用して演奏・録音していることについてブラウティハムは「マクナルティは古い楽器を研究して、それを新しく作り出してくれるという点だけでなく、彼の製作したレプリカを演奏していると、演奏解釈の面でもなんか新しいインスピレーションを得ることができる」と語っており、ブラウティハムがイメージする最善の状態の楽器を使用することで、ごく自然な雰囲気を作り出していることがわかります。
 

BIS SA 2093
(SACD HYBRID)
\2700
色彩的で洗練された音楽
 フィンランドが生んだファーゲルルンドによる美しい世界

  セバスチャン・ファーゲルルンド(1972-):
   (1)ヴァイオリン協奏曲《光の中の闇》(2012)
   (2)「点火する」(2010)
ハンヌ・リントゥ(指揮)
フィンランド放送交響楽団
(1)ペッカ・クーシスト(ヴァイオリン)
 セッション録音:(2)2013 年8 月、(1)2013 年12 月/ヘルシンキ・ミュージックセンター(フィンランド)/5.0 Surround sound、56’ 56”

 1972 年フィンランド生まれのセバスチャン・ファーゲルルンドは、21 世紀の世界にどう『存在』するかを管弦楽作品によって探る、精神的ポスト=モダニズム作曲家のひとりです。豊かな音と速い動き、多面的でありながらもモダニズムの激烈さは嫌い、よく響く、色彩的で洗練された音と、明快でエネルギッシュなリズムといったことが、彼の音楽の主要な要素として挙げられています。BIS レーベルによるファーゲルルンドの作品集は、クラリネット協奏曲、パルティータ、管弦楽のための《島》を収めた(BIS SA 1707)、オペラ《デーベルン》(BIS SA 1780)に続く第3 作目となります。
 2012 年のヴァイオリン協奏曲《光の中の闇》は、ペッカ・クーシストのためにタンペレ・フィルハーモニック管弦楽団がファーゲルルンドに委嘱した作品です。
 テューバ、バスクラリネット、ティンパニの「鼓動」を使った管弦楽の「漆黒の動き」に始まり、ソリストが「情熱的に」即興することを許されるカデンツァで閉じる第1 楽章〈エネルジコ(エネルギッシュに)〉。タルコフスキーの映画『惑星ソラリス』をイメージ、「潜在意識下の存在(未知なる理性的存在)」を探る第2 楽章〈レント・インテンソ(激しくゆるやかに)〉。「研磨するように耳障りな」主題を弾くソリストとオーケストラの楽器群を幅広い配置に対比させた第3 楽章〈ブルスカメンテ(荒々しく)〉。《光の中の闇》の副題は、村上春樹の「とらえにくい叙述スタイル」を指してつけられたといいます。
 2010 年作曲の《点火する》は管弦楽のための作品です。「らせん状に進む」構造がとられ、外側の〈プレスト、フリオーソ(きわめて速く、熱狂的に)と〈エネルジコ、モルト・リトミコ(エネルギッシュ、きわめてリズミカルに)の2 つの楽章から始まり、中央の〈レント・ミステリオーソ、モルト・カルモ(神秘的にゆるやか、きわめて穏やかに)を通り、〈エサルタート(意気揚々と)〉でふたたび外に出る。バッカナーレのリズムも現れる「旋回」……「『ブレードランナー』牧歌」とでも言えそうなフィルム・ノワールのスタイルをもつSF 的印象主義……ダウランドの《悲しみよ、来れ》を想わせるメランコリー……渦は広がり、音の聞こえない領域へ。4 つの楽章は「エスプレッシーヴォ」(2 曲)と「インテンソ」の3 つの〈間奏曲〉により結ばれ、ヴァイオリン協奏曲と同様、切れ目なく演奏されます。《点火する》はフィンランド放送の委嘱により作曲され、サカリ・オラモに献呈されました。
 


BIS SA 2120
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
チェロの貴公子・ブランテリド、情熱のグリーグ!!
 グリーグ:
  (1)チェロ・ソナタ イ短調 Op.36
  (2)間奏曲 イ短調 EG.115
  (3)アレグレット
   (ヴァイオリン・ソナタ第3番Op.45 より第2楽章。
    グリーグ自身による編曲)
  (4)アンダンテ・コン・モート EG.116
 (5)グレインジャー:スカンジナヴィア組曲(1902)
 (6)ニールセン:「頭を垂れよ、汝、花よ」 Op.21-4
アンドレアス・ブランテリド
 (チェロ;
  ストラディヴァリウス1707年製
   「ボニ・へーガル」)
クリスチャン・イーレ・ハドラン
 (ピアノ;Steinway&Sons D)
(4)ラース・ビャアンケーア(ヴァイオリン)
 セッション録音:2014 年3 月/ポットン・ホール、サフォーク州(イギリス)/5.0 Surround sound、66’ 33”

 チェロの貴公子ブランテリド、期待の新譜はハドランとの共演で、グリーグ、グレインジャー、ニールセンを収録しました。ブランテリドは1987 年スウェーデン人とデンマーク人の両親のもとに生まれ。父より手ほどきを受け14 歳のときコペンハーゲンでエルガーのチェロ協奏曲を王立デンマーク管弦楽団と演奏し協奏曲デビューし、この演奏会を機に演奏家としてのキャリアがはじまりました。
 室内楽にも力を入れ、若手ヴァイオリニストのヴィルデ・フラングとも度々共演し、アルバムもリリースしています。新時代を担う、情熱的なブランテリドの演奏に今後も注目と言えましょう。



 

BISCOITO FINO



BC 2962
\2400→\2190
ブラトキによるヴィラ=ロボスのきらめくピアノ作品集
 ヴィラ=ロボス(1887-1959):
  (1)赤ちゃんの一族第1組曲
   【I. 色白の娘/II. 小麦色の娘/III. カボクロの娘/IV.ムラートの娘/
     V.黒人の娘/VI.貧乏な娘/VII. 道化人形/VIII. 魔法使いの女】
  (2)子供の組曲第1番
  (3)子供の組曲第2番
  (4)フランセットとピア
  (5)3つの星
  (6)ブラジルの子供の謝肉祭
   【I. ピエロの子馬/II. 小さな悪魔の鞭/III. ピエロの朝/
    IV.かわいいお坊さんの鈴/V .小さな乞食の大事件/
    VI.かわいい仮装のいたずらっ子/VII.おませな子の幻想的な笛/
    VIII. 子供たちのフォリア】
マルセロ・ブラトキ
 (ピアノ;Steinway & Sons D)
 まるで万華鏡、名手ブラトキによるヴィラ=ロボスのきらめくピアノ作品集

 セッション録音:2012 年4 月/ポットン・ホール・スタジオ/DDD、73’00”

 2008 年の来日公演が話題となったマルセロ・ブラトキによるヴィラ=ロボスのピアノ作品集。
 まるで万華鏡のように変幻自在の色を呈するヴィラ=ロボスの作品をブラトキのきらめくタッチでお楽しみいただけます。
 ブラジルを代表する作曲家ヴィラ=ロボスは民族的音楽の様式を用いた独特な音楽が特徴で、ピアノの小品集にもその特徴が随所に現れ、そのどれもが非常に可愛らしく、おしゃれな作品ばかりです。

BONGIOVANNI


GB 2475
\2500
クアリャーティの力作「調和のとれた天球」世界初録音!
 クアリャーティ:「調和のとれた天球」
ローマ・バロッカ・アンサンブル
ベアトリーチェ・パルンボ(S)
ミョン・ジュ(S)
モニカ・サルティ(S)
サブリナ・コルテーゼ(S)
マルコ・ヴァレーリオ(Bs)
エウ・アウグスティノウィチ(Vn)
マルゲリータ・ガラッソ(V.d.G)
ファブリーツィオ・カルタ(Trb)
ロレンツォ・トッツィ(指揮,Cemb)
 17世紀始めに活躍したクアリャーティの力作「調和のとれた天球」世界初録音!

 録音:2014 年5 月10 日、キオッジャ/68’ 30”

 パオロ・クアリャーティ(1555 頃―1628) は、16 世紀末から17 世紀始めにかけて活躍したイタリアの作曲家。クラウディオ・モンテヴェルディより一つ前の世代に当り、やはりマドリガーレで高い評価を受けていました。
「調和のとれた天球」は、1622 年、ローマで催された、ニッコロ・ルドヴィージ(教皇グレゴリウス15 世の甥、後にピオンビーノ公国の君主)とイザベッラ・ジェズアルドの結婚式を祝うための音楽で、22 曲からなる1 時間を越す大作です。 音楽的にはこの時代のマドリガーレの様式で、派手さはないもののじっくりと美しさを堪能できます。
2014 年、クアリャーティの生地キオッジャでの復活蘇演のライヴ録音、もちろんこれが世界初録音です。ローマ・バロッカ・アンサンブルは、1994 年、音楽学者、指揮者のロレンツォ・トッツィによって結成されたバロック・アンサンブル。
 

GB 5184
\2500
ファゴット室内楽曲集モリネッリのアマデリミックス
 ドヴィエンヌ:
  ファゴット四重奏曲 ハ長調 Op.73-1
  ファゴット四重奏曲 ト短調 Op.73-3
 ダンツィ:ファゴット四重奏曲 Op.40-3
 フランセ:ディヴェルティスマン
 モリネッリ:アマデリミックス
 アンサンブル・ドヴィエンヌ
マッシモ・マルトゥシェッロ(Fg)
アントーニオ・スコルレッタ(Vn)
ロレンツァ・マッゾネット(Vn)
ルイージ・ガリャーノ(Va)
ジュリアーノ・デ・アンジェリス(Vc)
マウーロ・ヴァッカレッリ(Cb)
 イタリアの名手マルトゥシェッロによる古今のファゴット室内楽曲集モリネッリのアマデリミックスが愉快!

 録音:2014 年,ラクイラ/73’ 45”

 ファゴットと弦楽四重奏もしくは弦楽五重奏による作品を集めたCD。フランソワ・ドヴィエンヌ(1759―1803)はフルートのための作品で有名なフランスの作曲家で、モーツァルトと同時代人らしい優美な音楽が魅力。フランツ・ダンツィ(1763―1826)はシュヴェツィンゲン生まれのドイツの作曲家。ちょうどモーツァルトとベートーヴェンの間の世代で、音楽にもそうした印象があります。
 ジャン・フランセ(1912―1997)は20 世紀フランスの保守派の作曲家として高名で、近年再評価が高まっています。ディヴェルティスマンはファゴットと弦楽五重奏のための作品で、プーランクやストラヴィンスキーの新古典主義期を思わせる素敵な作品。ロベルト・モリネッリ(1963―)のアマデリミックス Amaderemix は、文字通りアマデウスつまりモーツァルトの作品をリミックスした曲。お馴染みの旋律がいろいろ出てきて愉快です。
 マッシモ・マルトゥシェッロはローマ生まれのファゴット奏者。様々なオーケストラのファゴット奏者を務める一方、独奏者としても活躍しています。
 

GB 5185
\2500
フォンタネージ:フルート室内楽作品集
 フルート・ソナタ
 ディヴェルティメント
 フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための組曲
 2つのフルートのためのソナティーナ
 フルート、チェロ、ピアノのための3 声のソナタ
 ボヘミアの碧玉の連辞
アンサンブル・シェラザーデ
ジネーヴラ・ペトルッチ(Fl)
ジャン=ルカ・ペトルッチ(Fl,ソナティーナ)
ロレンツォ・ファビアーニ(Vn)
ファビオ・カターニャ(Va)
パオロ・アンドリオッティ(Vc)
ミケランジェロ・カルボナーラ(P)
 注目のフルーティスト、ジネーヴラ・ペトルッチによる現代イタリアのフルート音楽

 録音:2014 年5 月27-29 日、ローマ/62’ 08”

 ダヴィド・フォンタネージは1969 年生まれの作曲家。1990 年代以降精力的に活動しており、ミラノのソンツォーニョ社から多くの作品が出版されています。憂いを帯びた透明で静かな美しさを湛えた作風です。
 ジネーヴラ・ペトルッチは1989 年、ローマ生まれのフルート奏者。父親のジャン・ルカ・ペトルッチ(ソナティーナで共演)は高名なイタリアのフルート奏者。彼女はフランスで修業した後、米国に活動拠点を移し、2013 年にはカーネギーホールに初出演するなど、世界的に活躍しています。

C AVI MUSIC



4260085534395
(3CD)
\5900→\5490
ルール・ピアノ・フェスティヴァル・エディションVol.33(2014)
 左手のための作品集&ジャズ
CD1(56’58)
 【ベンヤミン・モーザー】
  スクリャービン:2つの左手のための小品Op.9
  ゴドフスキ:左手のためのショパンのエチュードによる練習曲Op.10〜
   第13番変ホ短調、第5番変ホ長調
  アムラン:練習曲第7番「チャイコフスキーによる左手のための練習曲」
  ブラームス/モーザー:左手のための「子守唄」
    録音:2014 年5月18日(ライヴ)
 【ヨーゼフ・モーグ】
  パウル・ウィトゲンシュタイン(1887-1961): 左手のためのピアノ編曲集
  グリーグ:抒情小品集〜メランコリー
  シューベルト/リスト:君は安らぎ
  メンデルスゾーン:無言歌集Op.67-3、《真夏の夜の夢》〜第7曲「夜想曲」
    録音:2014 年7月5日(ライヴ)
  モーグ:練習曲第4番「チェロキー」(トリビュート・トゥ・アート・テイタム)
    録音:2011 年ロンドン、キングス・プレイス
 【マルク=アンドレ・アムラン】
  ゴドフスキ:左手のためのショパンのエチュードによる練習曲Op.10〜
   第2番変ニ長調、第12 番変ト長調、第44 番ヘ短調、第22 番嬰ハ短調
    (hyperion 音源より収録)
CD2(70’28)
 コルンゴルト:2 つのヴァイオリンとチェロ、左手ピアノのための組曲Op.23
   ヘルベルト・シュフ(ピアノ) ミリヤム・コンツェン(ヴァイオリン)
   ジョヴァンニ・グッツォ(ヴァイオリン)
   ベアーテ・アルテンブルク(チェロ)
    録音:2014 年6月4日ライヴ
 【講演】左手のためのピアノ作品について/ロバート・レヴィン
   収録:2014 年7月5日
CD3(77’46)
 ジャズ
  Deep Impressions
   1.Little Red Ribbon (Ludwig Nuss, Posaune)
   2. Ruby My Dear (John Marshall, Flugelhorn)
   3.My Church (Johan Horlen, Altsaxophon)
   4.Happiness (Johan Horlen, Altsaxophon)
   5.Smile (Andy Hunter, Posaune | Paul Heller, Tenorsaxophon)
   6.Baby Plum (Paul Heller, Tenorsaxophon)
   7.Mother (Andy Haderer, Flugelhorn)
   8.Gouache (Shannon Barnett, Posaune | Rob Bruynen, Trompete | Hans Dekker, Drums)
    ジャッキー・テラソン(ピアノ)
    ケルンWDRビッグバンド マイケル・アベン(編曲)
     録音:2014 年6月24日
 ルール・ピアノ・フェスティヴァル2014アムラン、モーグ、モーザーら技巧派ピアニストによる左手のための作品集。現代ジャズを代表するピアニスト、ジャッキー・テラソンも参加!

 ドイツ屈指の工業地帯として知られている、ルール地方で毎年行われるこのピアノ・フェスティバル。世界のピアニストが定期的に集まり、豊かな才能を持った若手の登竜門にもなっています。
 2014 年の音楽祭を収録した本アルバムは、「左手のための作品」を集めた内容。超絶技巧で知られるマルク=アンドレ・アムラン。高い技術と繊細なタッチを持つドイツ期待のピアニスト、ヨーゼフ・モーグ。2007 年のチャイコフスキー国際コンクール入賞を果たすなど目覚しい活躍を見せるベンヤミン・モーザー。さらに現代ジャズを代表するピアニスト、ジャッキー・テラソンも参加し、卓越した技術をもつピアニストたちが難曲揃いの「左手のための作品」を聴かせてくれます。
 「左手のための作品」というのは、左手強化のための練習曲や、様々な理由で両手での演奏が出来なくなったピアニストたちのために作曲されたものがあります。
 スクリャービンの2 つの左手のための小品は、スクリャービンが同級生と難曲演奏を競い合って右手を壊してしまい、その時左手の訓練のために書かれた作品。モーザーが叙情的で美しい旋律を見事に描き出しています。
 ヨーゼフ・モーグが弾く、パウル・ウィトゲンシュタインは、第一次世界大戦で右腕を失ったピアニスト。ラヴェル、ブリテン、R. シュトラウス、ヒンデミット、プロコフィエフら20 世紀の錚錚たる 面々が彼のために作曲しています。ここではウィトゲンシュタインが、ショパン、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、リストらの作品を編曲した練習曲集から選曲され収録しています。そしてアムランといえばゴドフスキ(既存の音源からの収録)。ショパンのエチュードを左手だけで弾かせるという何とも高度なピアノ技巧が展開されていますが、アムランは難なく弾いています。
 ディスク2 に収められているのは、コルンゴルトの「2 つのヴァイオリンとチェロと左手ピアノのための組曲」。この作品もあのウィトゲンシュタインの委嘱作品。コルンゴルトはこの組曲の前に「左手のためのピアノ協奏曲」もウィトゲンシュタインのために作曲しています。そのあとに収録されているのが、ロバート・レヴィンによる「左手のための作品」についての講演。様々な角度から作品を分析した内容が30 分間収められています。
 最後にディスク3 には、ジャズ・ピアニスト、ジャッキー・テラソンとWDR ビッグバンド、そして作曲/ 編曲を務めるマイケル・アベンのタッグによる演奏が収録されています。


    

 
4260085533114
\2700
ハイドン:ピアノ三重奏曲集
 第43番ハ長調Hob.XV:27、第23番ニ短調Hob.XV:23、
 第25番ホ短調Hob.XV:12、第26番嬰ヘ短調Hob.XV:26
トリオ・ジャン・パウル
 【エックハルト・ハイリガース(ピアノ)
  ウルフ・シュナイダー(ヴァイオリン)
  マルティン・レール(チェロ)】
 トリオ・ジャン・パウルによるハイドン!

 録音:2013 年3 月WDR ケルン、クラウス・フォン・ビスマルク・ホール/65’44

 1991 年に結成されたトリオ・ジャン・パウル。1993 年の第1回大阪国際室内楽コンクール、1995 年のメルボルン室内楽コンクールで優勝した実力派です。
 これまでCAvi レーベルでメンデルスゾーン、シューベルトのアルバムをリリースしていますが、深みのあるハーモニーで円熟したアンサンブルを聴かせてくれました。
 今回はハイドンのピアノ三重奏曲、第43、23、25、26 番を収録しています。チェロを担当するマルティン・レールは、ハイドンの作品を以下のように分析しています。
  「ここに収録されている4 つのピアノ三重奏曲には、中世音楽史において” 悪魔の音程” と言われていた増4 度が使われています。18 世紀の教養のある聴衆たちを驚かせるハイドンらしい工夫です。」
 トリオ・ジャン・パウルは、ハイドンの機知と独創性を見事に表現しています。

CHALLENGE CLASSICS



CC 72647
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
クイケン・ファミリーによるシューベルト弦楽五重奏曲
 シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956
クイケン四重奏団
 〔ヴェロニカ・クイケン(1st Vn)、
  シギスヴァルト・クイケン(2nd Vn)、
  サラ・クイケン(Vla)、
  ヴィーラント・クイケン(2nd Vc)〕
ミシェル・ブーランジェ(1st Vc)
 クイケン・ファミリーによるシューベルト弦楽五重奏曲、モダン楽器での演奏

 録音:2013 年2 月3-7 日

 シギスヴァルト&ヴィーラント・クイケン兄弟、そしてその子供たち、また、ゲストのミシェル・ブーランジェという5 名によるシューベルトの弦楽五重奏曲の登場。なんと、モダン楽器での演奏です。
 クイケン・ファミリーはもちろん、ゲスト・チェロ奏者のミシェル・ブーランジェもピリオド楽器を中心に活躍しておりますが、シューベルトの音楽の強烈な力と深さが、クイケンたちにモダン楽器を手に取らせたということです。「聴き手の方々はこの録音に、‘ピリオド的’な傾向をご期待されたり、お探しになったりなさらぬよう」とはシギスヴァルトの言葉。
 また、演奏を深めてゆくにつれ、「血縁のある者同士でこのようなアンサンブルを組めるということは天からの贈り物だとあらためて感じ、さらに、楽器は楽器であり、それ以上のものではない、ということも感じた」、とも述べています。シューベルトの弦楽五重奏曲の素晴らしさをあらためてかみしめることのできる1 枚です。
 

CC 72656
(SACD HYBRID)
\2600
EXTEMPORE(即興の)〜シークレット・キー・マスターズ
 1. ミヒャエル・ゲース:Extempore I
 2. マリオン・フォン・ティルツァー:星をかぞえて
 3. フランス・エールハルト:チキン・ダンス
 4. マリオン・フォン・ティルツァー:アポロ14
 5. ミヒャエル・ゲース:Extempore II
 6. フランス・エールハルト:フローティング・ストリーム
 7. マリオン・フォン・ティルツァー:失望にまつわるバラード
 8. ミヒャエル・ゲース:Extempore II
 9. フランス・エールハルト:イン・ミー・ミリアム
 10. マリオン・フォン・ティルツァー:恋にまつわる小さなお話
 11. フランス・エールハルト:物事の仕切り直し
 12. ミヒャエル・ゲース:Extempore IV
 13. フランス・エールハルト:秋の朝
 14. マリオン・フォン・ティルツァー:隣人の喜び
ミヒャエル・ゲース
フランス・エールハルト
マリオン・フォン・ティルツァー
 (ピアノ)
 プレガルディエンの共演ピアニストとしてもおなじみのゲースの即興

 録音:2014 年3 月

 チャレンジやジグ=ザグ・テリトワールのプロデューサーなども務めるクラシック界屈指のプロデューサー、ファン・デア・ヴォルフの呼びかけに集まった三人のピアニストによる即興演奏。
 プレガルディエンとの共演でもおなじみのミヒャエル・ゲースによる即興は静謐の不思議な世界。ゲースだけでなく、作曲家、そしてジャズ=ポップのピアニストとしても活躍するマリオン・フォン・ティルツァー、演劇などジャンルを問わずに舞台で活躍するフランス・エールハルトという3 人の演奏が収録された、魅力の1 枚です。
 


CC 72659
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
マナコルダ指揮&歌姫リサ・ラーション/マーラー交響曲第4番
 マーラー(1860-1911):
  ・交響曲第4番 ト長調
  『子供の不思議な角笛』より
   ・この世の暮らし
   ・無駄な努力
   ・高い知性への讃美
リサ・ラーション(ソプラノ)
アントネッロ・マナコルダ(指揮)
アーネム・フィルハーモニー管弦楽団
 (ヘルダーラント交響楽団)
 優秀録音。マーラー・チェンバー・オーケストラ、元コンマスのマナコルダと歌姫リサ・ラーションによるマーラー交響曲第4番

 録音:2014 年6 月17-20 日

 指揮者のアントネッロ・マナコルダはマーラー・チェンバー・オーケストラの創立メンバーの一人で、8 年間にわたりコンサートマスターを務めた元ヴァイオリン奏者。アバドをはじめ様々な指揮者のもとで、マーラーの音楽をまさに究めた存在といえるでしょう。カンマーアカデミー・ポツダムとのシューベルト・ツィクルスも話題となっていましたが、このたび、マーラー作品を指揮しました。非常に推進力に満ちた演奏で、新時代のマーラーといえるでしょう。
 ソプラノに迎えたのは、ガーディナーとの共演も多い、バロックを中心に活躍するリサ・ラーション。彼女のマーラー演奏という点でも注目ですが、期待に違わず、透き通った声はマーラーの4 番の世界にぴったり。子供の魔法の角笛でも、すがすがしい歌声を響かせています。
 


CC 72654
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
LSOコンサートマスターのニコリッチが
 ショスタコーヴィチの交響曲に挑戦

  ショスタコーヴィチ:交響曲第14番「死者の歌」Op.135
   【ロシア語歌唱】
ガル・ジェイムズ(Sop)
トーマス・オリーマンス(Br)
ゴルダン・ニコリッチ(指揮)
オランダ室内管弦楽団
 録音:2013 年1 月18、19 日/ tlJ コンセルトヘボウ(アムステルダム)/55’ 13”

 SACD ハイブリッド盤。
 LSO のコンサートマスターとしてカリスマ的存在感を示していたニコリッチ。イブラギモヴァの師としても知られる名ヴァイオリニストの彼が、2004 年以来音楽監督を務めるオランダ室内管弦楽団とショスタコーヴィチの交響曲第14 番「死者の歌」に挑戦。
 まず驚かされるのはテンポの遅さ。ことにゆっくりとした第1、4、9、10 楽章は既存のどの演奏よりも遅く、全体のテーマになっている「死」のイメージを重く伝えてきます。
 独唱を務めるイスラエルのソプラノ、ガル・ジェイムズはペトレンコのnaxos 盤にも出演していますが、こちらはその4 カ月前の録音。今日の若手でこの作品を最も完璧にこなせる歌手で、ローレライの乙女から第6 楽章の険のあるマダムまで見事に演じています。
 1968 年生まれのニコリッチが45 歳の2013 年の演奏となりますが、この曲を1969 年にルドルフ・バルシャイが世界初演したのも45 歳。この不思議な数字の一致と、弦楽と打楽器の編成によるオーケストレーションを、名弦楽器奏者でもある両者が弦の秘技を駆使して絶妙に紡ぎ出しています。
 SACD ハイブリッド盤による高音質録音も注目。ジェイムズとオリーマンスの生々しい息遣い、息詰まる程の緊張感など金縛りにあうような55 分を体験できます。
 

CC 72263
\2500
シュメッリ歌曲集より
 ・われここ汝の飼葉桶の側に立ち BWV 469
 ・すべての善きものの泉 BWV 445
 ・汝に、ヤハウェよ、われ向かいて歌わん BWV 452(バッハ作)
 ・わがイエスのみがわが生命 BWV 490
 ・イエス、わが信仰の誉れ BWV 472
 ・雄々しかれ、わが弱き心よ BWV 454
 ・われ汝のうちにて喜べり BWV 465
 ・われらをイエスとともに引き行け BWV 481
 ・おのが平安に帰り BWV 460
 ・祝福を受けたまえ、優しきイエスよ BWV 499
 ・さほど悲しくはなし BWV 489
 ・忠実な魂の祝福された持ち場 BWV 442
 ・イエスよ、わが心の喜び BWV 473
 ・御身がともにあるならば BWV 508
 その他の作品
  ・J.S.バッハ:天にまします我らの父よ BWV 683(クラヴィーア練習曲集第3巻より)
  ・J.S.バッハ:パストラーレ ヘ長調 BWV 590
  ・J.S.バッハ:尊き御神の統べしらすままにまつろい BWV 691
  ・ブクステフーデ:フーガ ハ長調 BuxWV 174
  ・D. スカルラッティ:ソナタ ト長調 K 328
  ・ブクステフーデ:パルティータ ホ短調 BuxWV 179
  ・ロカテッリ:メヌエットと変奏(フルートソナタop.2-10 より)
コンスタンティン・エマヌエル(ボーイ・ソプラノ)
トン・コープマン(オルガン)
 ボーイ・ソプラノによるバッハ

 録音:2014 年9 月

 シュメッリ歌曲集(BWV 439~537)は、ゲオルク・クリスティアン・シュメッリが、バッハの協力を得て編んだ宗教的歌曲集。954 曲が含まれていますが、歌詞と旋律名(楽譜なし)のみを掲げたものがほとんどで、歌詞と楽譜が掲載されているのは69 曲のみ、さらに、バッハが確実に作曲したとされているのはそのうちの3 曲(BWV 452, 478, 505)、というものです。バッハの作品の中では比較的録音機会の少ないものです。
 ボーイ・ソプラノを起用したバッハ指揮者といえばアーノンクール以来あまりいないのが実情。ここで起用されたコンスタンティン・エマヌエルは、録音当時15 歳。チューリヒ歌劇場の合唱指揮者のエルンスト・ラッフェルスベルガーらに師事しており、様々なコンクールで受賞歴があります。メンデルスゾーンの宗教作品などで演奏会にも登場、また、チューリヒ歌劇場でもボルトン指揮の「ウリッセの帰郷」アモール役で登場しています。男性アルトの見事な技巧になれた耳には、ボーイ・ソプラノの声はやはり新鮮。
 シュメッリ歌曲集からは14 曲が収録されていますが、うちバッハの作品は1 曲。しかしながらバッハ作品もバッハ以外による旋律も、清らかな歌声で聴かせます。コープマンのオルガンが、清冽な空気を引き締めています。
 

CC 72668
(2CD)
\2500
C.P.E.バッハ(1714-1788):作品集
[CD1]
 6つのオルガン・ソナタ集
  ソナタ イ短調 Wq70-4、ヘ長調 Wq.70-3、ト短調 Wq.70-6、
  ニ長調 Wq.70-5、変ロ長調 Wq.70-2、ニ短調 Wq.69
   トン・コープマン(オルガン/ Amalia, ベルリン)
[CD2]
 ・ファンタジア 嬰ヘ短調 H300, Wq67
 ・ロンド ト長調 H271, Wq57/3
 ・スペインのフォリアに基づく12の変奏曲 H263, Wq118/9
 ・ファンタジア ハ長調 H284, Wq59/6
 ・ロンド ホ長調 H265, Wq57/1
 ・ファンタジア 変ロ長調 H289, Wq61/3
 ・ソナタ ヘ短調 H173, Wq57/6
 ・ロンド ニ長調 H261, Wq56/3
ティニ・マトー
 (ハンマーフリューゲル
  〔アントン・ヴァルター製〕)
 トン・コープマン&ティニ・マトー夫妻によるC.P.E. バッハ作品集

 録音:2014 年1 月

 トン・コープマンとティニ・マトー夫妻による、C.P.E. バッハ作品集。
 [CD1] のコープマンが演奏するオルガン・ソナタ集は、以前にリリースされたもの。[CD2] はティニ・マトーによる新録音です。
 ティニ・マトーはアムステルダム生まれ。アムステルダムのスヴェーリンク音楽院でトン・コープマンに師事しました。コープマンの妻でもあり、共演を多く重ねています。
 このディスクでは、C.P.E. バッハのファンタジアを中心としたプログラムを披露。これらの作品は、すべてC.P.E. バッハ本人が「専門家と愛好者のための」作品として出版したものから選ばれています。
 ソナタ以外はすべて晩年の10 年の間に書かれたものですが、ひらめきと新しさに満ちています。
 


CC 72645
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
ファザー&サン〜クリストフ&ジュリアン・プレガルディエン
 プレガルディエン親子、「魔王」で共演!

 ・フリードリヒ・シルヒャー(1789-1860):
  「Frisch gesungen」***、「Annchen con Tharau」***、
  「O wie herbe ist das Scheiden」***、「ローレライ」***
 ・シューベルト:
  「魔王 D328」*、「旅人の夜の歌 D768」***、「夜 D983-4」***、
  「夕映えに D799」*、「漁師の恋の幸せ D933」**、
  「水の上で歌う D774」*、「小人 D771」*、「海の静けさ D216」*、
  「言い返し D865」*、「光と恋 D352」***、「夜と夢 D827」*
 ・ヘルマン・ツィルヒャー(1881-1949):
  2声とふたつのハーモニカのための5つのデュエット集 ハ長調 op.109
 ・ブラームス/ツィルヒャー編による2声のための編曲歌曲:
  「太陽はもう輝かない」、「静かな夜に」、
  「許しておくれ、美しいお嬢さん」、「あの下の谷では」
 ・シューマン:夜の歌 op.96-1*
 ・作曲者不詳(ドイツ民謡):お星様いくつ?***
 ・セザール・ブレスゲン(1913-1988):おお汝静かな時よ***
   * =ジュリアン・プレガルディエン編曲による2声とピアノのためのヴァージョン
   ** =ミヒャエル・ゲース編曲による2声とピアノのためのヴァージョン
   *** =ジュリアン・プレガルディエンとミヒャエル・ゲース両名による
    2声とピアノのためのヴァージョン
クリストフ・プレガルディエン(T)
ジュリアン・プレガルディエン(T)
ミヒャエル・ゲース(P)
 プレガルディエン、父子共演による「魔王」!

 録音:2014 年3 月21-24 日/ハーレム、ルター福音教会/74:06

 1956 年生まれ、知性派テノールとして幅広いレパートリーで世界を魅了、2002 年にはレコード・アカデミー賞を受賞したクリストフ・プレガルディエン。来日公演も多く、日本にも熱烈なファンがいます。彼の新譜は、「ファザー&サン」(父と子)と題し、息子ジュリアン・プレガルディエンと共演したディスク。みずみずしくも抑えの効いた二人の声、そしてゲースの理想的なピアノで名曲が聴ける注目盤です。声質は似ていますが、やはり父の方がより深みのある声。「魔王」ではまさに息子役をジュリアン、魔王をクリストフが歌っていて、歌曲の世界がリアルに再現されています。

CLAVES

50 1303
\2500→\2290
リサ・シャツマン/ワーグナー、リスト、R.シュトラウスを弾く!
 ワーグナー:
  (1)ミニョン WWV 57 (2)夢 WWV 91
  (3)アルバムブラット WWV 64
  (4)黒鳥館への到着 WWV 95 (5)優勝の歌WWV 96
 リスト:
  (6)エレジー第1番 S 130 (7)忘れられたロマンス S 132
  (8)リヒャルト・ワーグナーの墓に S 135
 R.シュトラウス:
  (9)さびしい泉のほとり Op.9-2 (10)チェチーリエ
  (11)ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18
リサ・シャツマン(ヴァイオリン)
ベンヤミン・エンゲリ(ピアノ)
 ドイツ期待のヴァイオリニスト、リサ・シャツマンがワーグナー、リスト、R.シュトラウスを弾く!

 2013 年3 月5-7 日、ボスヴィール、スイス/DDD、66’43”

 1981 年リヨン生まれのヴァイオリニスト、リサ・シャツマンがワーグナー、リスト、R. シュトラウスに挑戦です。
 シャツマンは2010 年からルツェルン交響楽団の第1 ソロ・ヴァイオリン奏者をつとめる一方、ミランダー四重奏団のメンバーとしても活躍し、当団としてブラームスとベートーヴェンのディスクをリリースしています。丁寧な音楽づくりと美音が魅力の期待のヴァイオリニストです。3 作曲家の珍しい作品も収録されております。
 リストの3 篇はロマンティシズムをたたえた美しい作品です。「忘れられたロマンス」は歌曲として1843 年に作曲され、1880 年にリスト自身によりヴィオラまたはヴァイオリンとピアノ用に編曲されました。エレジー第1 番はムハノフ伯爵夫人マリーの追悼のために作曲されたこの上なく美しい旋律が魅力です。「リヒャルト・ワーグナーの墓に」の原曲は弦楽四重奏とハープのための作品で、合唱曲「シュトラスブルク大聖堂の鐘」の第1 曲「より高く」と、ワーグナーの「パルジファル」を主題に用いたリストの隠れた名曲です。このほか、ワーグナーの小品、そしてR. シュトラウスのヴァイオリン・ソナタものびやかに歌い上げます。

 この目つきがいいです。

CLAVESのプロモーション映像。

https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=_b2cCo-UjRo
 
50 1403
\2500→\2290
モーツァルト国際コンクールの覇者ホッペの典雅な世界
 (1)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調K.454
 (2)ストラヴィンスキー(ドゥシュキン編):ディヴェルティメント
 (3)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ハ長調K.296
エスター・ホッペ(Vn)
アリスター・ビートソン(Pf)
 録音:2012 年12 月17、18 日/チューリヒ放送スタジオ/DDD、62’ 32”

 エスター・ホッペは1978 年生まれのスイスの女流ヴァイオリン奏者。バーゼル音楽アカデミー、フィラデルフィアのカーチス音楽学校、ロンドンのギルドホール音楽学校に学び、2002 年にザルツブルクで行われた第8 回モーツァルト国際コンクールで優勝。2009 年から2013 年までミュンヘン室内管弦楽団のコンサートミストレスを務めました。CD ではパユやカピュソンと共演したサン=サーンスの「動物の謝肉祭」(EMI) が知られますが、今回Claves レーベル初登場、得意のモーツァルトを披露しています。
 カップリングはストラヴィンスキーのディヴェルティメント。ストラヴィンスキーが1928年にチャイコフスキーのピアノ曲や歌曲をオーケストレーションしたバレエ音楽「妖精の口づけ」を、1934 年にヴァイオリニストのドゥシュキンの協力でヴァイオリンとピアノ用に再編曲したもの。プレスラーの愛弟子ビートソンの柔らかなピアノも聴きものです。



CLAVESのプロモーション映像。伸びやかで美しいモーツァルトが聴ける。

https://www.youtube.com/watch?v=5RQveLPmjo0&feature=player_detailpage&list=PLy5IRCYvmbSxReiOiclIP48ZTU2WJ1oHz
.
 
50 1504
\2500→\2290
ベルリン・フィル・メンバー、マッティア・ザッパ、ロシア作品に挑戦
 (1)プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調Op.119 (1949)
 (2)ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調Op.40 (1934)
 (3)シュニトケ:チェロ・ソナタ第1番 (1978)
マッティア・ザッパ(Vc)
マッシミリアーノ・マイノルフィ(Pf)
 録音:2014 年6 月15 - 17 日/バイエルン放送スタジオ2/DDD、73’ 35”

 1973 年スイス、ロカルノ出身のチェロ奏者マティア・ザッパ。ジュリアード音楽院に学び、2000 年からチューリヒ・トーンハレ管弦楽団、2007 年からはベルリン・フィルのメンバーを務めています。
 パートナーのマイノルフィとともに様々なレーベルから多くのCD をリリースしていますが、最新盤はロシアのチェロ・ソナタ集。
 プロコフィエフ最晩年の清明さ、ショスタコーヴィチ初期の才気煥発、シュニトケ充実期の猟奇といずれも聴き応え満点。豊かな歌心に注目です。


こちらもCLAVESのプロモーション映像。ショスタコーヴィチ。

https://www.youtube.com/watch?v=qzn2hBjb1_o&feature=player_detailpage




ザッパ&マイノルフィによる北欧の大家二人のアルバム

CLAVES
50 1011
\2500→\2290
(1)グリーグ:チェロ・ソナタ イ短調 作品 36
(2)シベリウス:4 つの小品 作品 78
(3)グリーグ:間奏曲
(4)シベリウス:2 つの小品 作品 77
(5)シベリウス:メランコリー
マッティア・ザッパ
 (チェロ;使用楽器 Giovanni Baptista Gabbrielli)
マッシミリアーノ・マイノルフィ
 (ピアノ;Steinway & Sons D-274)
名手デュオ、ザッパ & マイノルフィによるシベリウス & グリーグ作品集

録音:2010 年 5 月 5-7 日、ベルリン、ドイツ/DDD



そしてザッパ参加の隠れた名盤と言えば・・・
ゴルトベルク・トリオ・ルツェルン
"弦楽三重奏版"ゴルトベルク変奏曲ニューアレンジの新録音!

 近年、コンサートでの演奏や録音機会が増えているドミトリー・シトコヴェツキー編曲の"弦楽三重奏版"「ゴルトベルク変奏曲」。
 しかしここで演奏されている「ゴルトベルク変奏曲」はシトコヴェツキー版ではなく、バッハ・トランスクリプションの演奏、バロック時代から現代作品までの作品を再発見するために結成されたスイス、ルツェルンの弦楽トリオ、ゴルトベルク・トリオ・ルツェルンによるニューアレンジ!
 ゴルトベルク・トリオ・ルツェルンのニューアレンジは、ピアノ譜、シトコヴェツキー版を参考に、より"弦楽三重奏"のために適した姿へと再創造したのだという。


GUILD
GMCD 7350
\2500→¥2290
J.S.バッハ:
 ゴルトベルク変奏曲BWV.988
  (ゴルトベルク・トリオ・ルツェルン編/弦楽三重奏版)
シュニトケ:弦楽三重奏曲
ゴルトベルク・トリオ・ルツェルン
 〔イーナ・ディミトロワ(ヴァイオリン)
  アンネッテ・バルトルディ(ヴィオラ)
  マッティア・ザッパ(チェロ)〕
※2009年3月30日−31日&4月1日、チューリッヒ放送スタジオ


 
50 1416
\2500
グリーグ国際ピアノ・コンクールの覇者、
 ヨアキム・カール衝撃のデビュー盤!

  シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6(1837)
  ブラームス:創作主題による変奏曲 Op.21-1
  ベルク:ピアノ・ソナタ Op.1
  シューマン(リスト編曲):献呈 S.566
ヨアキム・カール(ピアノ;Steinway&Sons)
 グリーグ国際ピアノ・コンクールの覇者、俊英ピアニスト、ヨアキム・カール衝撃のデビュー盤!

 セッション録音:2014 年9 月21-24 日/テルデックス・スタジオ(ベルリン)/DDD、69’10”

 若き才能を発掘し優秀録音でリリースを続けているスイスClaves レーベルの“デビュー” シリーズの最新盤は、俊英ピアニストのヨアキム・カールです。カールは1988 年ノルウェーのベルゲン生まれ。レイフ・オヴェ・アンスネスと言った世界的ピアニストに師事し、その後ヨーロッパを中心に演奏活動をはじめ、ウィグモア・ホール、グリーグ・ホール、コンツェルトハウス・ベルリン、ベルリン・フィルハーモニーなど、名だたるホールでの演奏歴がございます。
 また、華やかなコンクール歴の持ち主のカールですが、そのなかでも2014 年10 月に行われた第14 回グリーグ国際ピアノ・コンクールの優勝は世界的にも話題となりました。
 当録音はコンクール直前の2014 年9 月にベルリンのテルデックス・スタジオにて収録されました。
 選曲はシューマンのダヴィッド同盟舞曲集と献呈、ブラームスの創作主題による変奏曲、そして、ベルクのピアノ・ソナタです。デビュー盤としては地味とも言える内容ですが、技術はもちろんこと表現力がとわれる作品ばかりでアルバムを構成しており、ピアニストとしての相当な自信がうかがえます。この若さにして大家を予感させる演奏は、一音一音の粒立ちの良さ、きらめくようなタッチ、温度を感じる音色など、非常に表現力豊かです。今後の活躍に期待せずにはいられません。




EVIDENCE


EVCD 007
\2600
マクサンス・シラン〜nocturnes
 A tale from the past/ Arc de triomphe/
 Dream over the bridge/ Velours poussiere/
 China club/ La Bellevilloise/ In the grey of the sky/
 The frozen palace/ Paris spleen/ Itwas a very good night
マクサンス・シラン(作曲、ピアノ)
 マクサンス・シランはクラシック・ピアノを学んだあと、テクノの名曲をピアノのみでカヴァー、さらに、シャネルなどのブランドのイヴェントでもピアノやチェンバロを演奏するなど、マルチに活躍するピアニスト=コンポーザーです。このnocturnes は、シラン自らが作曲した作品集。ショパンやサティを思わせる瞬間もある、非常に聴きやすい1 枚です。

HAENSSLER



93 330
\2500→\2290
もうガランチャの旦那とは言わせない!
 カレル・マーク・チチョン本格発進!

ドヴォルザーク:交響曲全集 Vo.1

 (1)交響曲第1番 ハ短調「ズロニツェの鐘」 Op.3(47’07”)
  【I.11’57”+II.12’38”+III.9’00”+IV.13’14”】
 (2)ラプソディ Op.14(17’34”)
ザールブリュッケン=カイザースラウテルン・ドイツ放送フィル管
カレル・マーク・チチョン(指揮)
 今、世界が注目するカレル・マーク・チチョンが手兵、ザールブリュッケン=カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルとドヴォルザークの交響曲全曲録音を始動!

 セッション録音:(1)2014 年2 月4-6 日、(2)2014 年4 月17&18 日/ザールブリュッケン、コングレスハレ/DDD、64’53”

 ニューヨーク・タイムズ紙に「天才的な指揮者」と絶賛され、世界から注目を集めているカレル・マーク・チチョンが、2011 年9 月に首席指揮者に就任したザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団とドヴォルザークの交響曲全曲録音を開始しました!
 記念すべき第1 弾には交響曲第1 番とラプソディを収録しました。非常に情熱的で豊かな音楽性が魅力のチチョンですが、当演奏も彼の持ち味が存分にあらわれており、全体的に歯切れがよくボルテージの高い演奏は聴き手に高揚感をあたえます。期待大のシリーズ開始と言えましょう!
 1865 年に作曲された交響曲第1 番はドヴォルザークの20 代半ばの作品で、「ズロニツェの鐘」と題されています。このズロニツェは、プラハから西に80 キロほどのところにある町で、ドヴォルザークが4 年間程暮らし、そこで音楽理論などはじめて音楽を学んだ場所です。記念すべき交響曲第1 番にこうした懐かしさや思い出からドヴォルザーク自らがその題名を与えました。すでにドヴォルザークの個性と民族性をうかがえる躍動感あふれる作品です。


 カレル・マーク・チチョン(指揮):
  1971 年ロンドンで生まれ、ジブラルタルで育つ。ロンドン王立音楽院で学び、ジュゼッペ・シノーポリ、ワレリー・ゲルギエフのアシスタントを務めた。2003 年から定期的にイギリス室内管弦楽団へ客演。2004 年にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に招かれてザルツブルクの国際オーケストラ協会でのコンサートを指揮、その公演の大成功により、2005 年、2006 年にも再び同演奏会を指揮している。2006 〜 2009 年グラーツ交響楽団の首席指揮者、2009 〜 2012 年ラトヴィア国立交響楽団の首席指揮者と芸術監督を歴任した。
 2011 年9 月にザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者に就任。ザールブリュッケンでのポストに加え、オペラ指揮者としても活躍。ウィーン国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、バイエルン国立歌劇場、ローマ歌劇場、ボローニャ市立歌劇場、マドリード王立歌劇場、バルセロナのリセウ大劇場に定期的に登場し、モンセラート・カバリエ、ホセ・カレーラス、ホセ・クーラ、エディタ・グルベローヴァ、ヨナス・カウフマン、ラモン・ヴァルガスといった一流アーティスト達と共演している。【情報提:パシフィック・コンサート・マネジメント】





エリーナ・ガランチャの伴奏指揮者としてのチチョン
まあ、これはこれで。

DG
477 8776
\2300→\2090
ガランチャ/ハバネラ(ジプシー歌曲集)
 1.バルビエリ:パロマの歌
 2.ビゼー:セビリャの城壁の近くに
 3.レハール:ツィンバロンの響きを聞けば
 4.バルフ:私が夢見たこと
 5.モンサルバーチェ:黒人の子守歌
 6.ファリャ:愛の悩みの歌
 7.同:ナナ(子守歌)
 8.ラヴェル:ハバネラ形式のヴォカリーズ
 9.チャピ・イ・ロレンテ:Cunado est? tan honda
 10.バーンスタイン:影響されやすいの
 11.ガジャルド・デル・レイ:愛の歌
 12.ファリャ:ホタ
 13.ルーナ:スペインからやって来た娘
 14.ビゼー:振鈴の棒が
 15.オブラドルス:エル・ヴィート
 16.セラーノ:ギターの歌
 17.ビゼー:恋は野の鳥(ハバネラ)
エリーナ・ガランチャ(メゾ・ソプラノ)
ロベルト・アラーニャ(2:テノール)
クリスティナ・アントアネッタ・パサリオウ、
ジュゼッピーナ・ブリデッリ(14:ソプラノ)
ホセ・マリア・ガジャルド・デル・レイ(11〜12、15:ギター)
トリノ王立歌劇場合唱団(クラウディオ・フェネグリオ)
RAI国立交響楽団
指揮:カレル・マーク・チチョン(1〜10、13〜17)他
現代最高のカルメンの歌い手の一人ガランチャが、古今のジプシー歌曲を集めた魅惑の1枚。アラーニャ、ガジャルド・デル・レイら多彩で豪華なゲストや、ニューヨーク・タイムズでも「天才的な指揮者」と讃えられた注目の若手指揮者チチョンの手堅く弾力性のある好サポートに支えられて、のびやかで艶やかな名歌唱を繰り広げます。録音:2010年5月14〜18日 RAIオーディトリアム・アルトゥーロ・トスカニーニ、トリノ <デジタル録音>

DG
479 2071
\2300→\2090
《エリーナ・ガランチャ〜メディテーション》
 グノー:聖ツェツィーリアのための荘厳ミサ〜サンクトゥス /
 グノー:悔悟 /
 ユージス・プラウリニュシュ:御招霊 /
 マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ〜
  レジーナ・チェリ(復活祭の合唱) とアヴェ・マリア /
 ウィリアム・ゴメス:アヴェ・マリア /
 モーツァルト:証聖者の荘厳晩課K.339〜ラウダーテ /
 ビゼー:アニュス・デイ /
 プッチーニ:サルヴェ・レジナ /
 アダン:オー・ホーリー・ナイト(さやかに星はきらめき) /
 ヴァスクス:静寂の歌〜Dusi dusi, Paldies tev vela saule /
 アレグリ:ミゼレーレ /
 カッチーニ:アヴェ・マリア
エリーナ・ガランチャ(Sp)/
カレル・マーク・チチョン(指揮)
ザールブリュッケン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団,
シグヴァルズ・クラーヴァ(指揮)
ラトヴィア放送合唱団,

 彼女のルーツでもある極めて個人的なアルバム
 ラトヴィア出身のメゾ・ソプラノ歌手エリーナ・ガランチャ。彼女の父は合唱団の指揮者で、母は声楽歌手&教師という音楽的に恵まれた環境で育ちました。
 このアルバムは彼女が幼いころから耳にしていた懐かしい音楽を集めたもの。心の平穏、永遠の憧れ、そして彼女のルーツでもある極めて個人的なアルバムでもあるのです。
 ラトヴィアの音楽アカデミーで学び、若き音楽家として合唱団でも歌っていたという彼女は、オペラのアリアだけでなく、宗教作品や合唱曲も得意としていて、このアルバムで共演したラトヴィア放送合唱団の高い技術は、彼女の美質を存分に引き出すことに成功しました。
 ここではよく知られたモーツァルトやアダンの「オー・ホーリー・ナイト」などを始め、アレグリの「ミゼレーレ」の新しいアレンジなど絶妙の曲が選ばれ、ラトヴィアの作曲家による作品も2曲収録しています。
 指揮は彼女の夫であるチチョン。DGレーベルにおける2枚目の共演となります。

 

93 331
\2400
ドイツの若手実力派チェリスト、
 ファレンティン・ラドゥティウがジャズに挑戦!

  (1)ビル・エヴァンス:INTERPLAY
  (2)エネスコ:
   クレマン・マロの7つのシャンソン Op.15より
    「お前は私をやつれさせている」
  (3)ジェローム・カーン:SMOKE GETS IN YOUR EYES
  (4)アーサー・ ハミルトン:CRY ME A RIVER
  (5)ファレンティン・ラドゥティウ〜マルクス・レイク:INTERLUDE
  (6)ベンジャミン・シェーファー:ALMERIA
  (7)ビル・エヴァンス:TURN OUT THE STARS
  バルトーク:ルーマニア民俗舞曲より
   (8)踏み踊り (9)角笛の踊り
  (10)ジョン・ルイス:DJANGO
  (11)ビル・エヴァンス:REMEMBERING THE RAIN
  (12)ピーター・ドロウズ〜ジョン・コルトレーン:AUTUMN SERENADE
  (13)ビル・エヴァンス:LAURIE
ファレンティン・ラドゥティウ(チェロ)
ベンジャミン・シェーファー(ピアノ)
マルクス・レイク(ドラム)
 セッション録音:2014 年5 月19-22 日/カイザースラウテルンSWR スタジオ/DDD、77’07”、ディジパック仕様

 ドイツの若手世代の中でも屈指の実力で注目を集めるチェリスト、ファレンティン・ラドゥティウの最新アルバムはなんとジャズに挑戦です。
 ビル・エヴァンス、アーサー・ハミルトン、ジョン・コルトレーンといったジャズ界の巨匠のナンバーを主軸に自身が得意とするルーマニアのエネスコ、バルトークの作品を交え、さらには共演のマルクス・レイク共作の小品を収録しており、どの楽曲もラドゥティウのウィットに富んだ語り口の演奏で楽しむことができます。
 ドイツの若手ジャズ奏者として注目を集めているベンジャミン・シェーファー、マルクス・レイクとともに新境地を拓きました。
 ファレンティン・ラドゥティウは1986 年ミュンヘン生まれの若手チェリスト。6 歳よりチェロを始め、これまでにクレメンス・ハーゲン、ハインリヒ・シフ、ダヴィド・ゲリンガスら名手に師事。2008 年にはカール・ダヴィドフ国際コンクールで第1 位と特別賞を同時受賞したほか、国内外問わず数々のコンクールで輝かしい受賞歴を誇り、名実ともにドイツ屈指の若手実力派として注目を集めています。
 これまでにエネスコのチェロとピアノのための作品全集(98 021)をはじめ意欲的なプログラムに挑戦しています。

HAENSSLER The Choir Project

94 704
\2200
MUSICAL MOveMENTS
 (1)Tota pulchra es (2)Ave Maria (3)Cantante Domino
 (4)Bow down thine ear, O Lord (5)Fred hviler over land og by
 (6)Swinging in the rain (7)Singing sand (8)Lyse naetter
 (9)Yndigt dufter Danmark (10)Den danske sang er en ung, blond pige
 (11)Sa tag mit hjerte (12)How very great my grief
 (13)I am the rose of Sharon (14)Let my beloved come into his garden
 (15)The Moon-Dance (16)Nenne Negro no (17)Kuka nukkuu tuutussasi
オルフス少女合唱団
 合唱ファン狂喜のシリーズ「ザ・コラール・プロジェクト」の最新版リリース!デンマークが生んだオルフス少女合唱団が熱唱!!

 DDD、61’18”

 ドイツ、ヘンスラー社のサブ・レーベル「ザ・コラール・プロジェクト」の最新版が登場!
 このプロジェクトは毎年開催される世界最難関の合唱コンクール「ワールド・コラール・ゲームズ」にて優秀な成績をおさめた団体のディスクをリリースしていきます。
 合唱の形態も4 人のから60 人まで、扱われるジャンルもクラシックにとどまらずポップまであらゆる「合唱」を楽しむことができます。2014 年にリリースされた、合唱グループ「Dekoor Close Harmony」(94701)とオーストリアのヴォーカル・アンサンブル「LALA」(94 702)のディスクはドイツを中心にベスト・セラーとなり、合唱団ファンだけでなく、幅広い層に支持されました。
 期待の第3 弾はデンマークが生んだオルフス少女合唱団によるアルバムで、デンマークの現代音楽作曲家ペア・ノアゴーの作品を中心に伝統音楽から現代作品まで幅広く手がけました。
 
98 050
\2400→\2190
シューマン・ピアノ曲全集Vol.8
 (1)謝肉祭Op.9(全21曲)

 「謝肉祭」から削除された6つの小品
  (2)アルバムの綴りOp.99の6
  (3)ロマンツェOp.124の11
  (4)ワルツOp.124の4
  (5)妖精Op.124の17
  (6)Asch カプリッチョ (1835?)*
  (7)4つの音符による幻想曲 (1835?)*

 (8)舞曲ト短調〜ダヴィッド同盟舞曲集のために作曲 (1837)*
 (9)ダヴィッド同盟舞曲集Op.6(全18曲)
フローリアン・ウーリヒ(Pf)
 「謝肉祭」の未知の楽曲??? こんな作品があったとは!ウーリヒこだわりの集大成

 * 世界初録音
 録音:2014 年5 月26 -28 日/メニューイン・ホール(サリー、イギリス)/75’ 14”

 ウーリヒによるシューマンのピアノ独奏曲完全全曲シリーズの第8 弾。
 今回は「ダヴィッド同盟」をキーワードに「謝肉祭」と「ダヴィッド同盟舞曲集」の2 大名作に挑戦。
 注目は「謝肉祭」用に作曲しながら削除した6 作品を収録していること。うち4 篇は「色とりどりの作品Op.99」や「音楽帳Op.124」に使い回されているので容易に聴くことができるものの、「Asch カプリッチョ」と「4 つの音符による幻想曲」は世界初録音。
 シューマンは「謝肉祭」をガールフレンドのエルネスティーネの故郷と、自分の名を並べ替えたASCH の4 文字を音名化した動機に基づいて作っています。
 世界初録音の2 篇も同じ動機によるため、同じ雰囲気を持ち、「謝肉祭」の中にあったとしても違和感のないもので、シューマン・ファン感涙の魅力に満ちています。
 また、「ダヴィッド同盟舞曲集」用に作り、1984 年に発見された「舞曲ト短調」も驚き。シューマンのピアノ音楽研究を塗り替えるアルバムと申せましょう。
 


98 048
\2400→\2190
2012年に発見されたブラームス未知のピアノ曲、世界初録音!
 ブラームス:
  (1)ピアノ曲 ロ長調 (1862)
  (2)アルブムブラット イ短調 (1853)
  (3)4つの小品Op.119 (1894)
  (4)6つの小品Op.118 (1893)
  (5)3つの間奏曲Op.117 (1892)
  (6)カノン ヘ短調 (1864)
  (7)サラバンド第1番イ短調 (1854)
  (8)2つのガヴォット (1855)
ソフィー・マユコ・フェッター(Pf)
 録音:2012 年10 月23-25 日/テオドール・エーゲル・ザール(フライブルク)/76’ 32”

 日独ハーフの実力派美人ピアニスト、ソフィー・マユコ・フェッターがヘンスラー・レーベル登場。
 シュトックハウゼンなどの現代作品に鋭い解釈を見せていた彼女が一転、純ドイツ的な伝統芸によるブラームスをじっくり味わせてくれます。
 最晩年のOp.117 から119 までの孤独な日記的小品を、驚くほど内省的に表現。
 ドイツ的なピアノの深い音色も魅力です。一方、作品番号もない初期の小品がフィル・アップされているのも注目。2012 年に発見され話題となった「アルブムブラット イ短調」が世界初録音。ブラームスが20 歳の1853 年の作曲ですが、このメロディが12 年後の「ホルン三重奏曲」第2 楽章中間部に再生しているのも興味津々。ブラームス・ファン必聴のアルバムと申せましょう。
 


93 327
\2500→\2290
ノリントンが満を持して
 手兵シュトゥットガルト放響とドイツ・レクイエムを収録!

  ブラームス:ドイツ・レクイエム Op.45
サー・ロジャー・ノリントン(指揮)
クリスティーナ・ランツハーマー(ソプラノ)
フローリアン・ベッシュ(バス)
SWR シュトゥットガルト放送交響楽団
SWR シュトゥットガルト声楽アンサンブル
北ドイツ放送合唱団
 神々しい美しさ!ノリントンが満を持して手兵シュトゥットガルト放響とドイツ・レクイエムを収録!

 セッション録音:2014 年2 月20、21 日/シュトゥットガルト、リーダーハレ、ベートーヴェンザール/DDD、64’24”

 2014 年に傘寿を迎えた巨匠ノリントンが、手兵SWR シュトゥットガルト放送交響楽団とドイツ・レクイエムを収録しました。
 ノリントンと言えば「ピリオド・アプローチの雄」として知られ、モダン楽器のオーケストラで斬新な解釈を披露し聴衆を驚かせてきましたが、今ではその音楽は定着し、日本でもNHK 交響楽団をはじめ度重なる来日公演を経て、名実ともに人気の指揮者の一人となりました。
 ノリントンにとって、ドイツ・レクイエムは重要な作品の一つといえ録音では1992 年にロンドン・クラシカル・プレイヤーズ、ロンドン・シュッツ合唱団が残されておりますが、2014 年2 月に満を持してのセッション録音となりました。曲の持つ美しさは言わずもがなですが、ノリントンのブラームスは「ピュア・トーン」の透き通った響きにより傑出した美しさを呈し、合唱とオーケストラが溶け合った崇高な世界へと導きます。
 また、ソプラノのクリスティーナ・ランツハーマーとバスのフローリアン・ベッシュの美しき歌声も注目です。



 

93 329
\2500
イタリア
 ヴェルディ:(1)アヴェ・マリア、
         (2)聖母マリアへの讃歌
 (3)シェルシ:Yliam 〜女声合唱のための
 (4)ヴェルディ:主の祈り
 (5)ノーノ:それはやさしい沈黙
 (6)ピツェッティ:
  3つの合唱曲【夕暮れに、泣き叫べ、主よ、思い出したまえ】
 (7)シェルシ:
  TKRDG 〜男声6部と3人の打楽器奏者、エレクトリックギターのための
 (8)ペトラッシ:ナンセンス
マルクス・クリード(指揮)
シュトゥットガルト声楽アンサンブル
(6)モリス・ミュラー
マルティン・ホーマン、
アダム・ヴァイスマン(以上、打楽器)
フーベルト・シュタイナー(エレクトリックギター)
 シュトゥットガルト声楽アンサンブルによる国別合唱曲集、第3 弾はヴェルディ、シェルシなどのイタリア人作曲家!

 セッション録音:(1)-(4)(7)(8)2012 年12 月17-19日/ SWR フンク・スタジオ(シュトゥットガルト)、(5)2004 年10 月27-29 日/ヴィラ・ベルク(シュトゥットガルト)、(6)2013 年3 月13,15 日/シュトゥットガルト・キリスト教会(シュトゥットガルト)/DDD、71’54”

 シュトゥットガルト声楽アンサンブルによる国別の合唱曲集はこれまでに「アメリカ」(93 306)、「ロシア」(93 317)とリリースしてきましたが、最新盤は「イタリア」です。
 イタリアといえばオペラの明るく華やかな作品をイメージしますが、当ディスクではヴェルディの崇高で美しい作品やコンクールの課題曲として歌われることなどから日本でも馴染み深いピツェッティの「3 つの合唱曲」、前衛的なシェルシの現代作品など、イタリアの合唱曲を語る上で重要な作品が集められました。シュトゥットガルト声楽アンサンブルの抜群の歌唱により作品の美しさが一層際立ちます。



.

HMF



HMC 902200
(2CD)
\4000→\3590
ヤーコプスの最新盤は、現存する最古の音楽劇「魂と肉体の劇」
 エミリオ・デ・カヴァリエーリ(c.1550-1602):
  音楽劇「魂と肉体の劇」(1600)
魂:マリー=クリード・シャピュイ/
肉体:ヨハネス・ヴァイサー/
時/ 忠告:ギューラ・オレント/
知/ 喜び:マーク・ミルホーファー/
喜びの第1の使者:キュンフォ・キム/
世界/ 喜びの第2 の使者/ 地獄に落ちた魂:
 マルコス・フィンク/
現世の生活:ルチアーナ・マンチーニ/
守護天使:クリスティーナ・ローターベルク/
幸多き魂たち/ 天使たち:
 クリスティーナ・ローターベルク、
 エリザベス・フレミング、
 ベンノ・シャフトナー、
 フローリアン・フェット、
 フーゴー・オリヴェイラ/
賢人/ 分別:
 セレーナ・マルカンジ、
 ロレダナ・ジントーリ/
ベルリン国立歌劇場合唱/
フランク・マルコヴィッチ(合唱指揮)/
コンチェルト・ヴォカーレ、
ベルリン古楽アカデミー/
ルネ・ヤーコプス(指揮)
〔基本の楽器群〕
マラ・ガラッシ、ロレダナ・ジントーリ、
マサコ・アート、キアラ・グラナタ(ハープ)/
野入志津子(リュート)/
ドロレス・コストヤス(リュート、ギター)/
ニコラス・アハテン(リュート、チェテローネ)/
ヴィープケ・ヴァイダンツ(オルガン、チェンバロ)/
アンドレアス・キュッパース(オルガン、レガール)/
ヤン・フライハイト(ヴィオラ・ダ・ガンバ(バス))/
ダヴィド・ヤクス(トロンボーン(バス))/
バーバラ・ケルニヒ(チェロ)/
ワルター・ルマー(ヴィオローネ)/
クリスティアン・ブーゼ(ドルシアン)/
〔装飾的な楽器群〕
 ヴァイオリン、ヴィオラ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、
 小型リラ、リコーダー、コルネット、
 トロンボーン、打楽器

 知られざる傑作に魂を吹き込み、たんなる「歴史的重要作品」という存在から、聴いて心躍る「芸術的娯楽作品」に仕立て上げる天才ヤーコプス。
 そのヤーコプスが新たに挑んだのは・・・まさかのカヴァリエーリの音楽劇「魂と肉体の劇」!そう、現存する最古の音楽劇と呼ばれるものである。
 その名前は有名だがこれまでCDは数えるくらいしか出ていなかったので(でもそれなり楽しめる録音ではあったが)、この「歴史的重要作品」にヤーコプスの録音が出るというのは録音史を塗り替える偉業と言っていい。ヤーコプス、教科書的な演奏で終わるはずがない。おそらく痛快で衝撃的な音楽になっているはずである。
 ある意味今年前半を代表するアルバムになるのではないか。

 仏HMはこれだけの傑作アルバムでも2,3年ですぐに完売になって入手不能になる。このレーベルに関してはいつか買おうと思うのはやめておいたほうがいい。



 心を揺り動かす美しい通奏低音

 録音:2014 年5 月、テルデックス・スタジオ・ベルリン

 ヤーコプスの最新録音は、カヴァリエーリによる、現存する最古の音楽劇「魂と肉体の劇」。様々な記述などにあたり、充実した通奏低音楽器群を従えた、カヴァリエーリの世界を生き生きと再現した見事な演奏です。
 カヴァリエーリは、芸術家を輩出したローマの貴族の生まれ。父はミケランジェロの親しい友人で、ヴァチカンにも影響力のあった、非常なる有力者だったと言われています。
 カヴァリエーリ自身は作曲家、オルガン奏者、声楽教師など音楽の分野で活躍したほか、行政官、外交官としても手腕を発揮したようです。現存する最古の音楽劇(全体に音楽がつけられた劇作品)である本作「魂と肉体の劇」の作曲者として名を残しています。また、数字付き低音を用いた印刷譜が遺されていますが、こちらも最初期の例となっています。
 この音楽劇「魂と肉体の劇」は、プロローグの語りを除いては、音楽のみで構成されていること、さらに、舞曲も含まれていることから、ヤーコプスは、この作品をオペラといっても間違いではないだろう、としています。様々な編成のアンサンブル、合唱、さらに器楽の楽章を含んだ多彩な音楽がちりばめられ、変化に富む構成。レチタティーヴォは完全に韻を踏んだかたちで書かれており、歌手が歌うテキストの世界を、充実した通奏低音楽器群がさらにイメージを広げ盛り上げます。
 ヤーコプスは当時の記述などから、数字付きの通奏低音を担当する基本の楽器群として、ハープやリュートなど、さらには管楽器も採用。非常に豊かな音色のパレットを得ることに成功しています。全体を通して通奏低音パートが美しく響き、ストーリー展開にも重要な役割を果たすかたちの演奏となっています。なお、カヴァリエーリの指示には、器楽奏者は舞台には上がらず、袖などで、歌い手の息遣いに合わせて演奏するように、とあることから、ヤーコプスも、この作品を劇場で実際に上演した際には、可能な限り器楽奏者を袖に配置するようにしたといいます。
 
HMU 907635
\2700
MONTAGE〜グレート・フィルム・コンポーザーズ・アンド・ザ・ピアノ
 ブルース・ブロートン:ピアノのための5つの小品(2010)
 マイケル・ジアッキーノ:コンポジション430(2013)
 ドン・デイヴィス:サーフェス・テンション(2013)
 アレクサンドル・デスプラ:抱擁(3つのエチュードより)(2012)
 ジョン・ウィリアムズ:会話(2012-13)
 ランディ・ニューマン:ファミリー・アルバム
  ‘アルフレード、エミール、ライオネル・ニューマンへのオマージュ’(2013)

グローリア・チェン(ピアノ)

 「E. T. 」「マトリックス」「ミッション・インポッシブル3」「トイ・ストーリー3」・・・売れっ子映画音楽作曲家達が書いたピアノ・ソロ音楽集

 録音:2014 年4 月20-21 日

 現在活躍中の6 名の映画音楽作曲家たちによる作品を集めたCD。映画音楽作曲家たちがスクリーンを離れたとき、彼らが見る夢の中ではどんなメロディやハーモニーが鳴り響いているのだろうか?気鋭のピアニスト、グローリア・チェンが、彼らのピアノ・ソロ新曲を録音し、この問いに対する答えを導いています。
 ブルース・ブロートン(b.1945) は、ケビン・コスナー主演の西部劇「シルバラード」音楽などでアカデミー賞音楽賞にノミネートされるなど、多くの映画音楽およびTV などの音楽を手掛けています。
 マイケル・ジアッキーノ(b.1967) は、「レミーのおいしいレストラン」や「カールじいさんの空飛ぶ家」などのピクサー映画の音楽など、さらに「ミッション・インポッシブル3」の音楽なども担当し、2008 年のアカデミー賞授賞式では音楽監督を務めたという大物。バロック風の組曲的でもあり、ジャズ風でもあり、「ミッション・インポッシブル」を彷彿とさせる瞬間もあるなど、様々なイメージを喚起する作品です。
 ドン・デイヴィス(b.1957) は、「マトリックス」で一躍有名になった作曲家。有名作品のオーケストレーションも手掛けています。この「サーフェス・テンション」は、ミニマルミュージックのような無機的感と、爆発するようなエネルギーをあわせもつ作品です。
 アレクサンドル・デスプラ(b.1961)は、「英国王のスピーチ」などの音楽を手がけた人物。収録曲は、デスプラの妻にささげられたもので、リリカルで即興的な美しい作品です。
 ジョン・ウィリアムズは、ジャズ・ピアニストとして活躍、さらに「E.T.」などの音楽のほか、「屋根の上のヴァイオリン弾き」の編曲などを手掛けた作曲家で、ボストン・ポップス・オーケストラの指揮者を長年務めた人物。「会話」は、星が降るような美しい瞬間など、様々な魅惑の瞬間がちりばめられた作品です。
 ランディ・ニューマンは、「トイ・ストーリー3」などの音楽を手掛けた作曲家。この「ファミリー・アルバム」は、ノスタルジックなジャズ風のハーモニーが魅力です。
 
HMC 905273
\2700
Dawar〜LA LANGUE INVISIBLE/ THE UNIVERSAL RHYTHM
 (見えざる言葉/ユニヴァーサル・リズム)

  1. Dawar/2. Attar/3. To Bandegui/4. Mochaere/
  5. Kam Kam/6. Shekaste/7. Sahar/8. Dar e Omid
  9. Yade Saman/10. Adjab/11. Haft Rang/12. Arezoust
  13. Reng e Kyan/14. Reng e Elijah/15. Raqse Dastan part 1
  16. Ba namak part 2/17. Rodadad Kodjast part 3/18. Dawar
ジャムシド・シェミラーニ(ザルブ、声)
 ケイヴァン・シェミラーニ
 (ダフ、サントゥール)
ビヤン・シェミラーニ(ザルブ、ダフ、サズ)
 ケラスの音楽観に影響を与えたシェミラーニ一族による恍惚のリズム

 録音:2014 年7 月

 テヘラン出身のジャムシド・シェミラーニ(b.1942) は、harmoniamundi のLP 時代からのアーティスト。40 年ほど前に初のアルバムを録音以降、独自の芸術を究めておりましたが、このたび、息子であるケイヴァン&ビヤン・シェミラーニ兄弟とのコラボレーションによる新録音の登場となりました。
 シェミラーニ兄弟といえば、チェロ奏者ジャン=ギアン・ケラスと幼少のころから交流があり、ケラスの音楽観にも影響をあたえた人物。クラシック音楽とは異なるリズム・サイクルはタイトルにもあるように、見えざる言葉のように、世界共通の言語のように響きます。サントゥールなどのリュート属の楽器の音色も実に美しい、イラン色満載の魅惑の1 枚です。
 
HMC 902199
\2700→\2490
ベルトラン&アモワイヤル
 ショパン(1810-1849)〜 1846 年、ノアンでの最後の年

 ・舟歌 op.60
 ・3つのマズルカ op.63〔第1番 ロ長調、第2番 ヘ短調、第3番 嬰ハ短調〕
 ・チェロ・ソナタ ト短調 op.65
 ・ワルツ op.64〔第1番 変ニ長調、第2番 嬰ハ短調、第3番 変イ長調〕
 ・マズルカ op.67-4 イ短調
 ・2つのノクターン op.62〔第1番 ロ長調、第2番 ホ長調〕
エマニュエル・ベルトラン(チェロ)
パスカル・アモワイヤル(ピアノ)
 充実のショパン作品集、涙なしには聴けないチェロ・ソナタ

 録音:2014 年6 月/72’31

 ジョルジュ・サンドと別れることとなる1847 年の前年の夏、ショパンはノアンでの最後の夏を過ごしました。数あるショパンの名曲でも中核を成す作品がこの時期に書かれています。それらを集めたのがこの1 枚。
 ピアノのアモワイヤルはシフラの直系の名手で、ここでも珠玉の音色でショパンの傑作の数々を奏でています。
 チェロ・ソナタはショパンの生前に出版された最後の作品。チェロ奏者を務めるのは、アモワイヤルの公私にわたるパートナー、ベルトラン。非常に繊細で、涙なしには聴けない名演となっています。
 
HMC 905271
\2700→\2490
ますます充実、メルニコフ、
 イザベル・ファウストら豪華共演ゲストを迎えてのヒンデミットのソナタ集!!
Sonatas for…
 パウル・ヒンデミット(1895-1963):様々な楽器とピアノのためのソナタ集

  ・アルトホルンとピアノのためのソナタ(1943)
  ・チェロとピアノのためのソナタ(1948)
  ・トロンボーンとピアノのためのソナタ(1941)
  ・ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ホ調(1935)
  ・トランペットとピアノのためのソナタ(1939)
アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)
トゥーニス・ファン・デア・ズヴァ−ルト(アルトホルン)
アレクサンデル・ルーディン(チェロ)
ジェラール・コスト(トロンボーン)
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
イェルン・ベルヴァルツ(トランペット)
 
 録音:2013 年9、12 月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)/71’09
 ジャケット絵画:カジミール・マレーヴィチ「新しい人物のプロトタイプ」

 充実著しいメルニコフが、ヒンデミットの室内ソナタ作品を録音しました。
 自身楽器演奏に長けていたヒンデミットは、管弦楽を構成する様々な楽器とピアノのために30 のソナタを書きました。どの作品も、メロディと伴奏、というかたちではなく、対等な対位法で書かれた、両者に高度な技術と集中が要求されるものばかり。近年ますます雄弁になり、闊達さも冴えてきているメルニコフのピアノに全篇を通して耳が釘付けです。
 各楽器奏者に迎えたゲストも、イザベル・ファウストを始めとする豪華な顔ぶれ。注目の1 枚です。
 ヒンデミットを積極的に取り上げ録音したピアニストには、グレン・グールドがいます。対位法の父ともいえるバッハの作品をあれだけ弾き込み、録音も数多く残したグールドは、ヒンデミットのことを現代のすぐれたフーガ作曲家と賞賛していました。そんなグールドのヒンデミット演奏は、まるでバッハ作品を聴いているような感覚になることもあるものでした。
 このメルニコフの演奏は、線的で流れるような美しさに満ちています。特にヴァイオリン・ソナタ ホ調では、終始柔らかな表情。一方で、空威張りする軍人を模したトロンボーンとピアノのためのソナタは、迫力の和音が連続するピアノとソロ楽器が織りなす緊迫の世界を見事に構築ヒンデミットの魅力を様々に引き出しています。
 メルニコフは、ショスタコーヴィチの難物「24 のプレリュードとフーガ」op.87 の名録音をものしています。この作品は、ニコラーエワが演奏するバッハに強烈な印象を受けたショスタコーヴィチが作曲したもの。
 ショスタコーヴィチは、若いころから、バッハやベートーヴェン、ブラームスを熱心に研究しただけでなく、ヒンデミット作品も熱心に勉強していました。旧ソ連の音楽家にとって、ヒンデミットは西側の重要な作曲家の一人でした。ショスタコーヴィチや指揮者ムラヴィンスキー、さらにはピアニストのリヒテルら、ソ連の音楽家はヒンデミットを尊敬していました。
 ヒンデミットもショスタコーヴィチも、当時の社会状況による創作活動への大きな影響があったこと、また、ショスタコーヴィチの最後の作品(亡くなる五日前に完成)がヴィオラ・ソナタであり、ヴィオラはヒンデミットにとっても特別な楽器であり、彼の作品は現代のヴィオラ必須レパートリーとなっているなど、この二人の作曲家には不思議な共通点があります。
 グールドが現代の究極の対位法作品として我々に投げかけたのがヒンデミットであり、ショスタコーヴィチを究めたメルニコフもヒンデミットにたどりついた、というのはなんとも興味深いといえるでしょう。2013 年はヒンデミット没後50 年でF.P. ツィンマーマンや五嶋みどりらもヒンデミットを録音、話題となりました。ショスタコーヴィチ作品で、ニコラーエワをも超える気魄の演奏を聴かせたメルニコフ。グールドとはまた違ったアプローチの新時代のヒンデミットの登場です!



 
HMU 807633
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
優秀録音。
 シトコヴェツキー編ゴルトベルク変奏曲の弦楽オーケストラ版!

  J.S.バッハ/ドミトリー・シトコヴェツキー編:
   ゴルトベルク変奏曲(弦楽オーケストラ版)
ブリテン・シンフォニア
 〔トーマス・グールド
  (音楽監督&ヴァイオリン)〕
 録音:2014 年4 月(オール・ハロウズ教会、ロンドン)

 バッハ作品の中でも特別な人気を誇るゴルトベルク変奏曲。ヴァイオリン奏者にして指揮者としても活躍しているドミトリー・シトコヴェツキーは、バッハのゴルトベルク変奏曲を、1985 年、バッハ生誕300 年の記念年にあわせて弦楽三重奏に編曲、その後弦楽オーケウストラ版も生み出しました。弦楽三重奏版は、シトコヴェツキー本人のヴァイオリン、コセ(ヴィオラ)、マイスキー(チェロ)いう豪華な顔ぶれによる演奏も知られているところです(ORFEO.138851)。
 このたび新録音の登場となる弦楽オーケストラ版は、イギリスが誇る名門、ブリテン・シンフォニアによる演奏。ブリテン・シンフォニアは1992年に設立され、ブリテンの美学を受け継ぎ、新旧を問わず様々なプログラムで、グラモフォン・アワード受賞やグラミー賞にノミネートされたアンサンブル。
 このゴルトベルクでも、音を自在に伸ばせ、ヴィブラートなどで様々に表情をつけることができるという弦楽器の特性を生かしながらも、バッハの原曲がもつ、主題のシンプルな美しさをひしひしと感じさせる演奏を展開しています。




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