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≪第86号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その6 2016/3/23〜






3/25(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜




ANIMA REC0RDS

ANM1 50900001
\2600
マルティン・ミュンヒ:変容
 (1)ピアノ・ソナタ第1番Op.6の1 (1976 / 2009)
 (2)ピアノ・ソナタd第2番Op.6の2 (1978)
 (3)ピアノ・ソナタ第3番Op.6の3 (1979)
ライナー・マリア・クラース(ピアノ)
 ピアニストとしても知られるマルティン・ミュンヒ煌めきの世界

 DDD、71’ 42”

 マルティン・ミュンヒは1961 年生まれ。ピアニストとして活躍するかたわらヴォルフガング・リームに作曲を学び、ピアノ曲を中心に発表もしています。1994 年以来バンベルク大学でピアノを教え、ハイデルベルク国際ピアノ協会会長、ネッカー音楽祭委員長などを務めています。
 彼のピアノ・ソナタはいずれも十代の頃の作ですが、第1 番と2 番はフランス近代音楽風な美しい音響が広がるピアニスティックな曲。第3 番は現代的な手法となり、ミュンヒの多様な作風を披露します。




APARTE


AP 119
\2600
南米の香り豊かなバンドネオンとギターの世界
 (1)ベーゲホルツ:
  エル・プジュジュイ/デルタと海/プエルトバラス
 (2)フアンホ・モサッリーニ:タンゴ・インサイド/エル・ティグレ
 (3)ロドリゲス(モサッリーニ編):ラ・クンパルシータ
 (4)バルチ:流れ/ラメント/力の戯れ
 (5)ブレーマー:3つの発見
 (6)フアン・ホセ・モサッリーニ:大地のミロンガ
ビセンテ・ベーゲホルツ(ギター)
フアンホ・モサッリーニ(バンドネオン)
 録音:2015年9月/聖ピエール教会(パリ)/63’ 56”

 アルゼンチンのバンドネオン奏者で作曲家のフアンホ・モサッリーニと、チリ出身のギタリスト、ビセンテ・ベーゲホルツによる両国の香りをブレンドしたアルバム。
 有名な「ラ・クンパルシータ」以外は創作で、南米の風物を描いています。「大地のミロンガ」の作曲者はフアンホ・モサッリーニの実父。




HMF

HMC 902225
\2700→\2490
合唱の極限に挑戦。シュニトケの「失楽園」
 シュニトケ:
  (1)12の回心のための詩篇 (1988)
  (2)3つの聖歌 (1984)
ハンス=クリストフ・ラーデマン(指揮)
RIAS室内合唱団
 録音:2015年2月/イエス・キリスト教会(ベルリン)/54’ 49”

 「12 の回心のための詩篇」は1988 年、ロシアのキリスト教受洗千年祭を記念して書かれました。旧約聖書のアダムが楽園を追われてから回心するまでのいきさつを描いています。
 古いロシア聖歌を基本にしながらも、シュニトケならではの不協和音や対位法を駆使して斬新。人声の表現力の豊かさに驚かされます。
 興味深いのは、この作品に取り組んでいる際にいくつか疑問が生じ、作曲家デニーソフの先妻が所有していた自筆譜を見ることができ、出版の際にヴィクトル・ススリンが行った変更を元に戻しての原典版初録音となりました。

 「3 つの聖歌」は1984 年に、当時国立シンフォニー・カペレ合唱団の指揮者だったヴァレリー・ポリャンスキーの依頼で作曲したもので、ソ連時代ながらロシア聖歌の様式にのっとっているのが斬新。

 どちらも教会スラヴ語による歌唱。現在ドイツ合唱界を牽引するハンス=クリストフ・ラーデマンの見事なバランス感覚が光ります。



まさかと思われるかもしれないがアリアCDではスマッシュ・ヒットとなった
ラーデマン(指揮)&RIAS室内合唱団のリーム作品集
アストラリス、7つの受難、受難の断片 ラーデマン&RIAS室内合唱団
HMC 902129
\2700
ヴォルフガング・リーム生誕60周年記念!
 ヴォルフガング・リーム(1952-):
  (1)7つの受難(2001-2006)
  (2)「ラインの上で」より「アストラリス」(2001)
  (3)受難の断片(1968)
ハンス=クリストフ・ラーデマン(指揮)
RIAS 室内合唱団
ヴォルフガング・リーム生誕60周年記念!ラーデマン率いるRIAS室内合唱団が魅せるリームの壮大な音響世界

録音:2011 年9-11 月、イエス・キリスト教会(ベルリン)/68’07”

 今年で生誕60 周年を迎える現代作曲家、ヴォルフガング・リーム。非常に多作な作曲家としても有名で、これまでに作曲した数は500 を優に超えています。近年は体調不良で活動が危ぶまれた時期もありましたが、2010 年には新作オペラを発表するなど、その創作意欲はまだまだ衰えを見せない様子。今後ますますの活躍が期待される現代作曲家の一人です。

 アニバーサリーを記念した本CD に収録されているのは、受難曲2 作と小品「アストラリス」。

 「アストラリス」は「ラインの上で」という作品から抜粋した小品。音量を最大にしても聞こえないほどの小さな音量から静かに始まり、夜明けの空に光が満ちていくように、壮大な音の世界がゆっくりと広がっていきます。「出来うる限り長く、そして柔らかく」というリームの指示通り、切れ目なく展開されていく様々な音のハーモニーは、我々を瞑想の世界へと誘ってくれます。

 「7 つの受難」は近年の作品で、中世の瞑想の祈りの音楽も思わせる柔らかくも神秘的なハーモニーに満ちた作品。

 一方の「受難の断片」では、息の長いハーモニーの合間に囁き合うような話し声や叫ぶ声が用いられており、「7 つの受難」とはまた違った雰囲気に浸ることができます。

 それぞれ異なる時期に作曲された2 曲の受難曲から、リームの作曲様式の変化も垣間見ることが出来るプログラムといえましょう。
 ベルリン・フィルの録音会場としても馴染み深いイエス・キリスト教会に、リームの独創的な音響世界が広がります!

 
HMU 907599
\2700→\2490
フィリップ・グラス、ニコ・マーリー:作品集
 ニコ・マーリー:
  4 つの練習曲、オネスト・ミュージック
 フィリップ・グラス:
  マッド・ラッシュ
   (2台ヴァイオリン版編曲:アレクサンドラ・ドゥ・ボワ)
  イン・ザ・サマーハウス
   (2台ヴァイオリン版編曲:アレクサンドラ・ドゥ・ボワ)
アンジェラ・チュン(ヴァイオリン)
ジェニファー・チュン(ヴァイオリン)
ニコ・マーリー(ピアノ、キーボード)
 現代音楽シーンで注目を集める姉妹ヴァイオリンデュオ、アンジェラ&ジェニファー・チュンによる、フィリップ・グラスと彼に影響を受けたニコ・マーリーの作品集

 録音:2014年7月

 最小限の素材の反復により音楽を作る「ミニマルミュージック」の作曲家フィリップ・グラス(1931 〜)と、彼に影響を受け、深い親交を持ったニコ・マーリー(1981 〜)の作品集。
 マーリーの「4 つの練習曲」は、本CD の演奏を手掛けるアンジェラ&ジェニファー・チュンのために書かれた曲です。2 台のヴァイオリンが絡み合う中で、鍵盤楽器による保続音が単調に響きます。このCD では2 台ヴァイオリンと、作曲者本人によるピアノとオルガンで演奏されます。
 グラスの「イン・ザ・サマーハウス」は劇作家ジェイン・ボウルズの脚本を93 年にニューヨークで再演する際に書かれました。
 全17 曲(2 台ヴァイオリン版では9、10 曲目は無し)からなるこれらの曲は、元々はヴァイオリンとチェロのために書かれましたが、アンジェラ&ジェニファー・チュンのために近年ヴァイオリン2 台用に編曲され、このCD では2 台ヴァイオリン版での演奏が収録されています。シューベルトを思わせるような旋律や、バルトークのような激しさ、バロック音楽のような優雅さなど、様々な音楽様式の素材が短い時間内に凝縮された作品です。「マッド・ラッシュ」は1981 年ニューヨークで行われたダライ・ラマの演説に際して作曲され、グラス本人がオルガンで初演した曲。このCD では2 台のヴァイオリン版で演奏されます。
 1960 年代にアメリカでおこったミニマルミュージック。西洋音楽史に根をおろしつつも、ジャンルを問わず様々な芸術、メディアと結びつき、クラシック音楽に新たな風を入れたミニマルミュージックの世界を、現代音楽の演奏に定評のある姉妹デュオ、アンジェラ&ジェニファー・チュンの演奏でお楽しみ下さい。
  
HMU 907655
\2700
15世紀〜20世紀に作られた、イースターのための聖歌 ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団
グラハム・ロス(指揮)
マシュー・ヨリス (オルガン)
 (1)オルランド・ディ・ラッスス(1530/2-94):暁の光は赤く染まり
 (2)ジョン・タヴァナー(c.1490-1545):安息日が過ぎて
 (3)グレゴリオ聖歌:復活
 (4)ザムエル・シャイト(1587-1654):ほろぶるものを
 (5)ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):「5つの神秘的な歌」より イースター
 (6)グレゴリオ聖歌:この日こそ
 (7)ウィリアム・バード(1539/40-1623):この日こそ
 (8)マシュー・マーティン(b.1976):この日こそ(世界初録音)
 (9)グレゴリオ聖歌:復活のいけにえに
 (10)ジョヴァンニ・バッサーノ(c.1561-1617):マリアよ、私たちに告げよ
 (11)グレゴリオ聖歌:大地は震え
 (12)ジョヴァンニ・ダ・パレストリーナ(c.1525-94):大地は震え
 (13)ラッスス:よき牧者は蘇えりぬ
 (14)マイケル・ハラー(1840-1915):よき牧者は蘇えりぬ
 (15)バード:われらが過越の羊
 (16)ジャン・レリティエール(c.1480-c.1551):よき牧者は蘇えりぬ
 (17)セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):徹夜祷
 (18)サミュエル・セバスチャン・ウェスレー(1810-76):神とその御父が祝福されんことを
 (19)パトリック・ハドリー(1899 − 1973):わが愛する者はわたしに語って言う
 (20)チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852-1924):新しきエルサレムの聖歌隊
 (21)ラッスス:第8旋法によるマニフィカト「暁の光は赤く染まり」
 15 世紀〜20世紀に作られた、イースターのための聖歌、イギリス合唱の伝統が薫るケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団の清らかな歌声

 録音:2015 年7 月1 日、2 日

 キリストの復活を祈るイースターは、古くからヨーロッパで盛大に祝われてきた大事な祝日です。
 このCD には、イースターを祝うために書かれた聖歌が21 曲おさめられています。書かれた時代は15 世紀から20 世紀に渡り、作曲家の出身もイギリス、ロシア、イタリア、ベルギーなど様々。
 ヨーロッパ中で今も昔も、イースターが人々にとって大事な行事であることが伺えます。
 興味深いのは「この日こそ」や「よき牧者は蘇えりぬ」のように、同じ題材を用いて時代も国も異なる作曲家が書いた作品が並べて収録されていること。それぞれの時代の音楽様式の違いや曲想の違いを楽しむことができます。
本CD の中で1 番新しい曲は、演奏を手掛けるケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団と指揮者グラハム・ロスの委嘱によって書かれ、彼らに献呈されたマシュー・マーティン(b.1976)の「この日こそ」。オルガンの大胆で斬新なファンファーレで幕を開けるこの曲はカラリと明るい祝祭的な雰囲気が魅力的です。
 ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団は世界で最も注目を集める大学の合唱団の1 つ。指揮者グラハム・ロスのもと、古い宗教曲から新作初演まで幅広いレパートリーを持ち、「イギリス合唱の伝統を最も引き継ぐ合唱団」と称されています。
 国も時代も様々なイースターの喜びと祈りが詰まったCD です。




RCO LIVE



RCO 16003
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
 ホライゾン7

 ジョージ・ベンジャミン(1960-):Dream of the Song
   ベジュン・メータ(カウンターテナー) オランダ室内合唱団 
   ジョージ・ベンジャミン(指揮)/
    録音:2015年9月25-26日
 マグヌス・リンドベルイ(1958-):Era
   デヴィッド・ロバートソン(指揮)/
    録音:2013年1月17-18日
 リシャルト・ラインフォス(1964-):fuoco e fumo
   ダニエル・ハーディング(指揮)/
    録音:2015年6月12 日
 タン・ドゥン(1957-):The Wolf
   タン・ドゥン(指揮) ドミニク・セルディス(コントラバス)
    録音:2015年1月29-30日
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
 世界初演&作曲者自身の指揮を含む、コンセルトヘボウ管の意欲的シリーズ第7弾。ベンジャミン、リンドベルイ、ラインフォス、タン・ドゥン

 収録場所:アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)/DSD5.0 マルチチャンネル、ステレオ

 名門ロイヤル・コンセルトヘボウ管が同時代音楽を取り上げるシリーズ、ホライズンの第7 集。
 ジョージ・ベンジャミンの新作を人気カウンターテナーのベジュン・メータ歌い、オーケストラ専属の作曲家リシャルト・ラインフォスをハーディングが振り、タン・ドゥンのコントラバス協奏曲をコンセルトヘボウ管の首席コントラバス奏者ドミニク・セルディスが弾くなど注目の内容です。
 アルバム冒頭に収録されたのは、ジョージ・ベンジャミンの新作「Dream of the Song」を作曲者自身が指揮したもの。ベジュン・メータの美声が楽曲の美しさを一層際立たせます。
 マグヌス・リンドベルイの「Era」は、2012/2013 シーズンに発表され、ちょうど創立125 周年を迎えたコンセルトヘボウ管への特別な誕生日プレゼントとなりました。
 そしてタン・ドゥンのコントバス協奏曲「The Wolf」とラインフォスの「fuoco e fumo」は、1996年に2 度目の火災に見舞われたヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場をテーマに書かれた作品。




GLOSSA



GCD 920940
\2500→\2290
ラ・ヴェネクシアーナ待望の新録音!
フランチェスコ・カヴァッリ(1602−1676):愛のため息 〜
 オペラの二重唱とアリア(ヴェネツィア、1644−1666年)

  ああ、麗しき目 (二重唱《エリトレーア》1652年)
  ここであなたの足元に膝を屈し (二重唱《オリモンテ》1650年)
  もはや悲しみもなく (二重唱《ヴェレモンダ》1652年)
  哀れな女、私は何をしているのか (ソプラノ《スタティーラ》1656年)
  王冠と栄誉を (アルト《チーロ[キュロス]》1653年)
  行け、勇猛なわが心よ (ソプラノ《スタティーラ》1656年)
  残忍な顔つき
   (二重唱《ムツィオ・シェーヴォラ[ムキウス・スカエウォラ]》1665年)
  愛に不平を抱かず (二重唱《オルミンド》1644年)
  惨めな私が王だと (アルト《アフリカのシピオーネ[スキピオ]》1664年)
  いま暁が (対話《エジスト》1643年)
  私は胸に閉ざす (二重唱《エーレナ》1659年)
  凍り付くアルプスは
   (ソプラノ《ポンペーオ・マーニョ[大ポンペイウス]》1666)
  ええ、ええ、今夜 (二重唱《オルミンド》1644年)
ジューリア・セメンツァート(ソプラノ)
ラッファエーレ・ペ(カウンターテナー)
ラ・ヴェネクシアーナ
クラウディオ・カヴィーナ(指揮)
 ラ・ヴェネクシアーナ待望の新録音!イタリアの巨匠カヴァッリの二重唱とアリア集!

 2014年10月の来日公演では、モンテヴェルディの歌劇「ポッペアの戴冠」の名演を披露してくれた地中海とイタリアの情熱が育んだ精鋭古楽アンサンブル「ラ・ヴェネクシアーナ」。
 当代屈指のモンテヴェルディの伝承者としての地位を不動のものとしているラテン系古楽アンサンブルの最高峰が久々の新録音、イタリア・バロックの巨匠、フランチェスコ・カヴァッリ(1602−1676)の「二重唱とアリア集」を携えてここに帰還!
 17世紀、バロック時代のヴェネツィアの大作曲家の1人であり、当時のイタリアを代表するオペラ作曲家としてその名を残すカヴァッリ。
 ヴェネツィア、そしてイタリアにおけるオペラの発展に絶大な影響を与えたカヴァッリの美しきアリアとデュエットを、イタリア古楽界のニュースター、ソプラノのジューリア・セメンツァートとカウンターテナーのラッファエーレ・ペの極上の歌声と、イタリア・バロックの旗手クラウディオ・カヴィーナとラ・ヴェネクシアーナの見事なアンサンブルが、情感豊かに、そして感動的に奏でてゆく。
 歳月と共に進化を遂げたラ・ヴェネクシアーナの演奏とスタイルに乞うご期待!

 ※録音:2015年12月、ローディ、ヴィーニェ劇場(イタリア)
 .


GCD 923801
\2500→\2290
ジョヴァンニ・ソッリマ(チェロ)
 ジョヴァンニ・バッティスタ・コスタンツィ:チェロ・ソナタ集(世界初録音)

  チェロ・ソナタ ト長調/チェロ・ソナタ ハ短調/
  2本のチェロのためのソナタ ヘ長調*/
  チェロ・ソナタ 変ロ長調/
  チェロ・ソナタ ヘ長調/チェロ・ソナタ ト短調/
  2本のチェロのためのソナタ ハ長調*/
  ソッリマ:イル・マンダタロ
ジョヴァンニ・ソッリマ(チェロ)
モニカ・レスコヴァル(チェロ)*
アリアンナ・アート・アンサンブル
 〔アンドレア・リガーノ(チェロ)、
  パオラ・リガーノ(アーチリュート)、
  シンツィア・グアリーノ(チェンバロ)〕
 イタリアの鬼才ジョヴァンニ・ソッリマ登場!圧巻の技巧!コスタンツィのチェロ・ソナタ集!

 圧巻の「ナポリのチェロ協奏曲集」(PGCD922604)で聴き手を沸かせてくれた現代イタリアの鬼才ジョヴァンニ・ソッリマが、18世紀イタリアの知られざるチェロ・ソナタ集で再びグロッサ(Glossa)に登場!
 18世紀のローマで活躍し、ピエトロ・オットボーニ枢機卿に仕え、コレッリから楽士長を引き継いだジョヴァンニ・バッティスタ・コスタンツィ(1704−1778)。
 オットボーニ枢機卿という強力なパトロンを得たコスタンツィは、サン・ピエトロ大聖堂のジュリア礼拝堂など、ローマの代表的な教会の要職を歴任。
 また多くの作品を遺した多作家でもあり、中でも高度な技巧を必要とする「チェロ・ソナタ集」は、コンポーザー=チェリストとしての優れた才能が存分に発揮されたイタリアの知られざる傑作である。
 現代イタリアのコンポーザー・チェリスト、ジョヴァンニ・ソッリマの鬼気迫る驚異的なパフォーマンスが、イタリアにおける「チェロ・ソナタ」の歴史の1ページを解き明かす。
 コスタンツィの「マニフィカト」のバス・パートなど題材としたソッリマ自作の「イル・マンダタロ」も圧巻!

 ※録音:2015年10月、テアトロ・デッレ・ヴォーチ・ストゥーディオ(トレヴィーゾ、イタリア)




ジョヴァンニ・ソッリマ、ちょっと怖いけどかっこいいです。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=HCH_3d8BABA



旧譜
ジョヴァンニ・ソッリマ(チェロ)
ナポリのチェロ協奏曲集


爽やかだったりアンニュイだったり、さまざまな表情を見せる素敵なアルバム・・・
ソッリマの自作も美しい曲です。
Neapolitan Cello Concertos
GCD 922604
\2500
フローリオ&イ・トゥルキーニ第4弾!
 イタリア、ナポリのチェロ協奏曲集!
ナポリのチェロ協奏曲集
 レオ:チェロとヴァイオリンのための協奏曲/
 フィオレンツァ:チェロ協奏曲/
 ソッリマ:チェロ、弦楽と通奏低音のための《Fecit Neap.17..》/
 フィオレンツァ:シンフォニア
 マーヨ:チェロ協奏曲
ジョヴァンニ・ソッリマ(チェロ)
アントニオ・フローリオ(指揮)
イ・トゥルキーニ
 ソリストはイタリアのコンポーザー=チェリスト、ジョヴァンニ・ソッリマ!
 ナポリ・バロックの伝承者たち、アントニオ・フローリオとイ・トゥルキーニが、パレルモ生まれのコンポーザー・チェリスト、ジョヴァンニ・ソッリマ(1962−)とチームを結成!
 レオナルド・レオ(1694−1744)、ニコラ・フィオレンツァ(1700−c.1764)、ジュゼッペ・デ・マーヨ(1697−1777)の音楽にソッリマの自作自演を加えた「ナポリのチェロ協奏曲集」!
 バロック時代のナポリの作曲家たちが書き上げた高度な技巧を要する「チェロ協奏曲」と、ソッリマの18世紀のチェロ協奏曲への感情移入が、バロック時代から現代へと続く"ナポリのチェロ協奏曲の歴史"を紡いでゆく。

※録音:2011年9月、ナポリ(イタリア)


 

GCD 921808
(2CD/特別価格)
\3800
ジョン・ジョーンズ:
 ハープシコードのための曲集《8つのレッスン集》
  (ロンドン、1754年)

   レッスン第1番/レッスン第2番/レッスン第3番/
   レッスン第4番/レッスン第5番/レッスン第6番/
   レッスン第7番/レッスン第8番/
   ブリランテ
    (ハープシコードのためのレッスン、1761年より)
ミッツィ・メイヤーソン(ハープシコード)
 華麗なるミッツィ・メイヤーソン!18世紀イギリス、ジョン・ジョーンズの至芸!

 1982年に結成されたトリオ・ソネリーのオリジナル・メンバーであり、ベルリン芸術大学のチェンバロ科の教授としても活躍する華麗なるチェンバリスト、ミッツィ・メイヤーソン。
 リチャード・ジョーンズ、ゴットリーブ・ムファット、ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミスなどの歴史に埋もれた鍵盤作品、室内楽作品を続々と発掘してきたメイヤーソンが、イギリス・バロック、ジョン・ジョーンズ(1728−1796)の「8つのレッスン集」をレコーディング!
 18世紀イギリスのオルガニスト、チェンバリストであり、セント・ポール大聖堂のオルガン奏者としても活躍するなど、イギリスの音楽史に確かな足跡を残したジョン・ジョーンズ。
 1754年に出版された「8つのレッスン集」は、シチリアーナ、アルマンド、ガヴォット、メヌエットなど舞曲の楽章を持ち、またヘンデルからの影響を感じさせるイギリス・バロックの知られざる秀作。
 メイヤーソンが奏でるイギリスの名工マイケル・ジョンソンが2011年に製作したハープシコードを通じて、18世紀イギリス、ジョン・ジョーンズの音楽が華麗に、多彩に、そして溌剌と躍動します。

 ※録音:2014年12月、ドルムキルヒェ・ラーンスドルフ(ベルリン、ドイツ)







<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ALTO


ALC 1309 
\1100
サミュエル・バーバー(1910-1981):
  ヴァイオリン協奏曲 Op.14(1939-1940)(*)
  弦楽のためのアダージョ Op.11(1936)(#)
  柵を開け、おお、死よ [Let down the bars, O death] Op.8 No.2
  天の避難所 [Heaven-haven] (Op.13 No.1)
  殉教の処女たち [The virgin martyrs] Op.8 No.1
  神の威厳 [God's grandeur]
  ピアノ協奏曲 Op.38(1962)(+)
イッタイ・シャピラ(ヴァイオリン(*))
テッド・ジョセルソン(ピアノ(+))
ロンドン交響楽団(*/+)
アンドルー・シェンク(指揮(*/+))
ロシア・フィルハーモニー管弦楽団(#)
トーマス・ザンデルリング(指揮(#))
ジョイフル・カンパニー・オブ・シンガーズ(無印)
ピーター・ブロードベント(指揮(無印))
録音:1995-2001年 原盤:ASV 前出:PLT 8501
 .


ALC 1317
\1100
あまりの過剰なロマンにびっくりする人も多いと思う。
 スヴィリドフ「吹雪」

ゲオルギー・スヴィリドフ(1915-1998):

  吹雪(プーシキンの物語への音楽の挿絵;全9曲)(*)
  プーシキンの花輪(合唱のための協奏曲)(+)
  ロシア詩人の詩による5つの合唱曲 から(#)
   失くした青春/青い夕べ/馬の群れ
モスクワ放送交響楽団(*)
ヴラディーミル・フェドセーエフ(指揮(*))
ノオヴォシビルスク室内合唱団(+)
ボリス・ペヴズネル(指揮(+))
モスクワ室内合唱団(+)
ヴラディーミル・ミーニン(指揮(+))
レニングラード・ミハイル・グリンカ合唱団(#)
ヴラディスラフ・チェルヌシェンコ(指揮(#))
 どういうわけか何度発売されてもすぐに廃盤の憂き目に遭うフェドセーエフのスヴィリドフ「吹雪」。
 今回は廉価盤レーベルALTOから登場。
 ここで手に入れておきましょう。
 
録音:1975年(*)/1980年(+) 原盤:Melodiya 前出:MELCD 1002202(*/+)
(C)1986, 1987 Gramzapis / 2002 CDK


 スヴィリドフの《吹雪》!

 旧ソ連時代の大作曲家の1人、ゲオルギー・スヴィリドフ(1915−1998)。
 スヴィリドフの音楽を振らせれば右に出る者はいないと言っても過言ではないフェドセーエフの「吹雪」(1975年録音)の復活。
 名匠ミーニンとモスクワ室内合唱団が歌う「プーシキンの花輪」もスヴィリドフ・ファン、近代ロシア音楽ファンならば聴き逃せない。
 演奏者、プログラムともに鉄板です。


<店主のたわごと>

 ソチのオリンピック開会式で「ソビエト時代」を代表する作曲家として登場したのがスヴィリドフ。
 今から20年前、スヴィリドフといっても日本でその名を知る人はあまりいなかった。
 ところがそのコテコテでイケイケのプロパガンダ音楽は、20代の店主のハートをぶち抜いた。

 曲のタイトルは「吹雪」。


 どういう事情で、どういう過程でその曲が生まれたか当時は知る由もなかったが、クラシック売り場で売るには恥ずかしいほどのドロドロ・ロマンティック音楽。部下が「これ映画音楽じゃないですかー」と言ってきたほど(実は元は映画音楽なのでそれは正しい)。
 しかし調べてみるとスヴィリドフの作品はソ連時代の体制派音楽ということで、新体制ロシアになってからはかえって疎まれ、聴かれることはほとんどないという(スヴィリドフは体制派の首領として「悪質な独裁者」だった)。
 しかしあれから時代が変わった。スヴィリドフの作品を純粋に「音楽」として聴いてもいい時代が来たのだ。
 ということでフェドセーエフの1回目の録音で聴きましょう。2回目の録音は廃盤なので。


 ゲオルギー・ワシリエヴィチ・スヴィリドフ。1915年ロシア生まれ。
 クールスの農村で育ち、やがてレニングラード音楽院で音楽を学ぶ。そしてそこで若き音楽教師ショスタコーヴィチと出会う。彼の人間離れした記憶力と卓越した作曲能力はショスタコーヴィチにも賞賛された。
 その後スヴィリドフは多くの作曲家が失脚する中、ソビエトの体制にしっかりと食い込み、1963年にロシア人民芸術家、1970年にはソビエト人民芸術家の称号を贈られている。まさしく体制側の象徴のような存在となったわけである。実際デニソフはロシア作曲家同盟を指導していた頃のスヴィリドフのことを、「悪質な独裁者で、利己的で、自分の宣伝だけしていた」、と語っている。そういうお国お抱え作曲家だったのである。そんな訳で彼の作品は、国威発揚的題材のため、国外ではほとんど知られなかった。
 しかしその音楽はロシア新ロマン派!
 国家のために、国民の労働のために作られたそれらの作品は、ロシアの民族的・愛国的旋律をもとにし、人々の心を発揚するためにのみ存在する。
 だから聴いていて恥ずかしいくらいに爽快。そして美しい。

 とくに「吹雪」のあまりの過剰なロマンにはびっくりする人も多いと思う。クラシック作品でここまでロマン丸出しの作品は本当に珍しい。頭を空っぽにして聴けば、こんなに爽快で美しく、悲しく切なく、元気になる


 

ALC 1318
\1100
プロコフィエフ(1891-1953):
  ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.19(1915-1917)(*)
  ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調 Op.63(1935)(+)
  「シンデレラ」からの5つの小品(1910-1944)(#)
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(*)
キリル・コンドラシン(指揮(*))
フィルハーモニア管弦楽団(+)
アルチェオ・ガリエラ(指揮(+))
ヴラディーミル・ヤンポリスキー(ピアノ(#))
録音:1963年9月7日、モスクワ、ロシア、ソヴィエト(*)
    1958年5月14、19日、アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン、イギリス(+)
    1953-1954年、パリ、フランス、モノラル(#)
原盤:Melodiya(*)/Columbia(+)/Vanguard(#) イギリス初出:Saga, XID 5190(*/#)
 

ALC 1321
\1100
エルガー(1857-1394):
  弦楽セレナード ホ短調 Op.20(1892)(*)
  気まぐれな女 Op.17(ヴァイオリンとピアノのための;1891)
  ピアノ五重奏曲イ短調 Op.84(1918-1919)(#)
  弦楽のための悲歌 Op.58
  オペラ「スペインの貴婦人」Op.89(未完)からの組曲(パーシー・ヤング編曲)
アカデミー室内管弦楽団(*)
ネヴィル・マリナー(指揮(*))
シェ・ウェイ(ヴァイオリン(+))
パメラ・ニコルソン(ピアノ(+))
シューベルト・アンサンブル(#)
ロイヤル・バレエ・シンフォニア(無印)
ギャヴィン・サザーランド(指揮(無印))
録音:1989-2001年 原盤:ASV 前出:PLT 8508
 

ALC 1327
\1100
チャイコフスキー(1840-1893):
  聖金口イオアン聖体礼儀(聖ヨハネス・クリソストムスの典礼)Op.41(*)
ドミトリー・ボルトニャンスキー(1751-1825):
  合唱協奏曲第32番「主よ、われにわが終わりを知らしめよ」(+)
イリーナ・アルヒーポヴァ(メゾソプラノ(+))
セルゲイ・バベシュコ(バリトン(+))
ソヴィエト文化省室内合唱団
ヴァレリー・ポリャンスキー(指揮)
録音:1988年、被昇天大聖堂、スモレンスク、ロシア、ソヴィエト(*)
原盤:Melodiya 前出:MELCD 1001872(*) (C)1990 Gramzapis / 2003 CDK
 

ALC 1334
\1100
ニールセン(1865-1931):
  フューンの春(独唱、合唱と管弦楽のための)Op.42 FS.96(*)
  劇付随音楽「アラジン」Op.34 FS.89 からの組曲(+)
  3つのモテット Op.55 FS.139(#)
インガ・ニルセン(ソプラノ(*))
キム・ヴォン・ビンセア(バリトン(*))
ヨーアン・クリント(バス(*))
コペンハーゲン大学合唱団リレ・ムコ(*/#)
ヘンリク・メツ(合唱指揮(*))
モーエンス・ヴェルディケ(指揮(#))
聖クレメンス学校児童合唱団(*)
キアステン・モラー・イェンセン(合唱指揮(*))
モーエンス・ヴェルディケ(指揮(#))
オーデンセ交響楽団(*/+)
タマーシュ・ヴェトー(指揮(*/+))
録音:1983-1986年 ライセンサー:Odense Symfoniorkester 前出:Regis, RRC 1134(廃盤)
 

ALC 2028
(2CD)
\2100
プッチーニ(1858-1924):オペラ「西部の娘」 レナータ・テバルディ(ソプラノ:ミニー)
コーネル・マクニール(バリトン:ジャック・ランス)
マリオ・デル・モナコ(テノール:ディック・ジョンソン)
ジョルジョ・トッツィ(バス:ジェイク・ウォーレス) 他
ローマ聖チェチーリア音楽院合唱団&管弦楽団
フランコ・カプアーナ(指揮)
録音:1958年7、8月、聖チェチーリア音楽院、ローマ、イタリア 原盤:Decca





<国内盤> 


ALPHA



Alpha234
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
キルケニーへ続く道
 〜古楽器とアイルランド音楽〜

 作曲者不詳:
  ①オロ・モー・ア・モイリン〜ゴローム
  ②太鼓手 ③サガース・シェイマス・オフィン
  ④わたしは赤子を横たえ、ねかしつける
  ⑤バロウの海岸
  ⑥オニールはバラックの丘へと馬を走らせる〜
    ペットリー第94番〜アイルランドのエアー
     (『ヒベルニア[=アイルランド]の諸芸神』第72曲)
  ⑦目のみえない者たちの王⑧抜け目ない若者
  ⑨キルケニーへと続く道〜羽毛飛ばし〜
    水車のある川〜マニー・ムスク
 オカロラン:
  ⑩アリック・バーク卿 ⑪エドワード・コーコラン
  ⑫アーサー・シェーン卿〜アーウィン大佐〜
    ラッシーズ大佐〜妻はご機嫌ななめ
  ⑬ジェイムズ・ビター〜リクスンの奥方
 ピーコック:⑭寝取られ男が出てきたのは
 T.コネラン:⑮セリア・コナロン
 W.コネラン:⑯モリー・ニック・アルパン(モリー・マカルパン)
 マーフィ:⑰郷士マヨウ
 オズワルド:
   ⑱客間に来るなり、彼女は夢中で〜子猫の願い
    ※曲順は①⑩②⑭⑪⑮⑫⑰③⑱④⑤⑬⑥⑦⑯⑧⑨
レ・ミュジシャン・デュ・サン・ジュリアン
             (古楽器使用)
フランソワ・ラザレヴィチ
     (各種フルート&バグパイプ)
ロバート・ゲチェル(テノール)
リュシル・ブーランジェ(vg)
ビル・テイラー、
マリー・ブルジニアン(hrp)他
 異才バグパイプ奏者=トラヴェルソ吹き、躍進す!

 その感性、アイルランドに向かないわけがない。絶品古楽というジャンルが、その曲の短さと自然派な音作り、旋法的なものとの親和性、そもそものルーツ…などさまざまな理由から、かつてワールドミュージックと呼ばれた世界の伝統音楽との距離がそう遠くないのは皆様ご存知のとおり。
 その点をひときわ深く追求してきたのがAlphaレーベルの白いジャケットのシリーズだったわけですが、そうした意識はレーベルディレクターが2度変わった今も失われてはいません!
 バグパイプを抱えてレーベル創業者を訪れ、目の前で連綿と演奏を続けて魅了しつくし、デビューアルバム制作を勝ち取ったというフランソワ・ラザレヴィチは、さすがバグパイプと横笛のプロだけあって、アイルランド音楽でも抜群の適性を示します。
 アイリッシュ好きにはおなじみの「アリック・バーク卿」「羽毛飛ばし」「モリー・ニック・アルパン」など、独特のノリやすさと不思議な響きはアイリッシュならでは!
 18世紀の伝説的詩人ハープ奏者オカロランの作品を軸に、当時の復元ハープ、18世紀英国諸島でなお人気だったヴィオラ・ダ・ガンバなど古楽器使用の要素もがっつり盛り込んで、彼らにしか出せないアイリッシュ・サウンドで私たちを魅了してやみません。



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ANIMA E CORPO



AeC003
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税

ラケル・アンドゥエサ(S)
 アントニオ・チェスティ、17世紀歌劇界の天才児
  オペラとカンタータからのアリアさまざま

  ①私の魂よ(アルジア) 
  ②シンフォニア(ドーリ)
  ③私の悲しみよ(オロンテーア)
  ④来て、アリドーロ(オロンテーア)
  ⑤シンフォニア(ドーリ)
  ⑥愛は私に何を勧めるのか(ドーリ) 
  ⑦もう愛を語るな(カンタータ)
  ⑧ベレニーチェ(ティート)
  ⑨私の熱愛する人のまわりで(オロンテーア)
  ⑩陽気に戯れよう(アルジア)
  ⑪シンフォニア(アルジア)
  ⑫おお、どれほど集まり競り合うのか(カンタータ)
  ⑬愛よ、残忍な勝利を求めるならば(ドーリ)
  ⑭シンフォニア(アルジア)
  ⑮地獄の門を開け(アルジア)
  ⑯眠れ、愛する人よ(オロンテーア)
アンサンブル・ラ・ガラニア
 (古楽器使用)
ラケル・アンドゥエサ(S)
AEC 003
\2600→\2490
輸入盤(日本語解説なし)
 ベルカントの始まりは、彼女の歌声で聴きたい…〜ラケル・アンドゥエサ、待望の新録音!

 “今が上げ潮”という言葉は、彼女にこそふさわしい…先日、NHK-FM「ベストオブクラシック」でそのライヴが放送されて以来やおら注目度を増し、Twitterまとめサイトができるほどの注目度!
 正統古楽歌手の基本をしっかりおさえた上で、その一度聴いたら忘れられない魅惑の声とともに、古楽という枠にとらわれない闊達な活動ぶりに、本年6月に予定されている来日が待ちどおしくてたまらない!という本邦ファンがますます急増中—−彼女の自主レーベルから、17世紀イタリアの作曲家、チェスティに着目したアルバムが!モンテヴェルディの次世代を担ったカヴァッリと並び称されるオペラの大家であるにもかかわらず、入手可能な音源はライヴァルに較べ圧倒的に少ないのが現状。
 しかし彼の紡ぎ出すメロディはいずれも親しみやすく甘美、いわば後期バロックオペラ群の魅力を何十年も前に先取りしていた…と言っても過言ではない大天才。
 その比類ない音楽世界を、ほかでもないラケル・アンドゥエサの歌で聴ける悦びに、おもわず何度も震えてしまうことは冒頭曲から明らか!
 もちろん日本語解説付でのお届けです。史料的価値&アルバムの完成度に、長く手元で愛でたくなること間違いなしの1枚…どうぞお見逃しなく!




 歌声を聴いた瞬間に涙があふれる人もいるかもしれない。
 リュリにこんな美しい曲があったとは。そしてこんなにも真摯で素朴な歌声の人がいたとは。

 ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687):「知っている、私は死にかけていると(Se que me muero)」
https://www.youtube.com/watch?v=oquFoorE_u8&feature=player_detailpage


 ANIMA E CORPO の特集はこちらからどうぞ。
 このリュリの曲はAEC 001に収録されてます。





NCA



NCA234092
(国内仕様盤)
\2900+税
ロシアの室内楽曲集/リムスキー=コルサコフ&デニソフ
 リムスキー=コルサコフ:ピアノ三重奏曲ハ短調(1897)
 エディソン・デニソフ:ピアノ三重奏曲 Op.5 二長調  世界初録音
マルク・ルボツキー(ヴァイオリン)
オリガ・ドヴブシュ=ルボツキー(チェロ)
アミール・テベニヒン(ピアノ)
 1897年に作曲されたにもかかわらず、1955年まで出版が待たれたリムスキー=コルサコフのピアノ三重奏曲。
 オペラ作曲家としての自負があった作曲家自身は、室内楽は私の領域ではないと言ったとか。そんな言葉とは裏腹に人気の高いこの曲をロシアを代表する演奏家のトリオがロシア色たっぷりに演奏します。
 シュスタコーヴィッチに学び、ロシアを代表する現代作曲家のデニソフ作品の初録音。作曲家と親交深く、作品を献呈されたこともあるヴァイオリンのルボツキー。作曲家の人柄を知る演奏家が、その作品の魅力を色彩豊かに描き出します。
 本邦初録音です。
 

NCA234002
(国内仕様盤)
\2900+税
ギターとチェロのための作品集/
 シューベルト/グバイドゥーリナ

 フランツ・シューベルト(1797-1828):
  アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
  (ギターとチェロ編)
 ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-):
  チェロと、3本のギターとコントラバスのための“悔恨”(2008)
オリガ・ドヴブシュ=ルボツキー(チェロ)
ピーター・コンスタント(ギター)
マリオン・スカープ(ギター)
アンネッタ・クラウスブリンク(ギター)
アレクサンドル・ススリン(コントラバス)
 シューベルトの時代に発明されたアルペッジョーネという楽器。チェロに似たその楽器自体は姿を消し、この「アルペッジョーネ・ソナタ」はチェロで演奏されるのが通例となりました。
 シューベルトの歌曲において伴奏を担う機会も多いギターが、この曲でも味わいを深める効果を担っています。
 モスクワ音楽院ではショスタコーヴィッチの助手をつとめたペイコに学び、ロシアを代表する現代作曲家であるグバイドゥーリナ。その作風は変わった楽器の組み合わせ方が特徴です。
 この作品ではギターがグリッサンド、ハーモニクス、スライド奏法等、様々な奏法を用い、チェロとコントラバスとともにその効果を高めます。聴き手は奏法の異なる弦楽器の妙なる響きに引き込まれていくでしょう。



 

RAMEE



RAM1403
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
「獅子の耳」〜レオ10世と音楽〜
 マントヴァのロッシーノ:①リルム・ビリリルム
 ダ・ピアチェンツァ:②ロスティボッリ・ジョイオーゾ
 ブリュイエ:③幸せにお生きなさい
 ダ・ミラノ:
  ④リチェルカール#4
  ⑤わたしの悲しき絶望について
  ⑥「わたしの悲しき絶望について」によるファンタジア
  ⑦リチェルカーレ#10
 ぺセンティ:⑧彼女はどうするだろうか、何というだろう
 ピサーノ:⑨道ゆく者たちよ、みな聞きたまえ
 クラーン:⑩そこでわたしは見た、天が裂け
 カルパントラス:⑪イェルサレムよ、思いなおしなさい
 カヴァッツォーニ:
  ⑫レチェルカーダ ⑬ある日、その朝 ⑭おお、海の導き星よ
 イザーク:
  ⑮望みなきこの運気/聖ペトロが
  ⑯どのように報いればよいのでしょう、獅子なるかたよ
 ムートン:⑰あらゆる苦難と絶望を越えて
 ジョスカン⑱ごきげんよう、天の皇后(サルヴェ・レジーナ)
 不詳:
   ⑲わたしは、いかなる希望もあなたにかけたことはない(伝レオ10世)
   ⑳驚きとともに天を仰いだことがないなら
   (21)望みなきこの運気
 レオ10世:
  (22)それは、何はなくとも (23)教皇レオ10世のカノン 
 ※曲順は①②③④⑤⑥⑧⑲⑳⑨⑩⑪⑫⑬(21)⑮⑯(22)⑰⑦⑭(23)⑱
Ens.ラ・モルラ(古楽器使用)
コリーナ・マルティ(各種bfl/cmb)、
ミハウ・ゴントコ(リュート他)…音楽監督
 15世紀が熱い!
 古楽集団ラ・モルラならではの企画性あふれる録音は、絵画鑑賞にもピッタリの内容古楽の音盤に手を伸ばされるお客様の特徴として、企画性の高いものをじっくり楽しむ…という傾向が最近ますます高まっているように思われます。
 解説もさほどついていない単なる音源であれば、今やYoutubeに駆逐されてしまう時代——1枚分のCDのストーリーを考えぬき、各作品についてよく分析しながら、楽究性を追い過ぎず、あくまで音楽に軸足を置いた音作りをしつづけているラ・モルラの企画は、これまでも一貫して好評を賜ってきました。
 5月にはリーダーのひとりで笛と鍵盤をどちらも弾きこなすコリーナ・マルティが来日予定、ますます目がはなせないグループです(ラ・モルラ名義での来日も待たれるところ)。
 数年前にはスペイン古楽界の名花アリアンナ・サヴァールをゲストに『夜明けの星』と題したスペイン音楽アルバムで好評を得ましたが、今度はその少し前、15世紀末のイタリアがテーマ!フィレンツェの豪商メディチ家に生まれ、教皇となったレオ10世を中心に、その頃まさに花ひらきつつあった器楽芸術と「イタリアのネーデルラント楽派」たちの傑作を、さまざまなかたちで「いま」に息づかせてくれます。
 例によってジャケットも美麗、解説日本語訳・訳詞付。深く読み解くことなく、ただ中世楽器の心安らぐ響きに身を任せているだけで好きになってしまいそう、そんんな1枚。お見逃しなく!



 

RICERCAR



MRIC367
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ベルターリ:聖墓のオラトリオ
  『ラ・マッダレーナ(マグダラのマリア)』
  〜マントヴァからウィーンへ、
      17世紀イタリア音楽の至芸〜

 モンテヴェルディ&エフレム&
   グイヴィッツァーニ&S.ロッシ:
    『ラ・マッダレーナ』(1617年、マントヴァにて上演)
 ベルターリ:聖墓のオラトリオ『ラ・マッダレーナ』
            (1669年ウィーンにて上演)
 ベルターリ:3声の第3ソナタ(1672年ライプツィヒ刊の曲集より)
ニコラ・アクテン(指揮、バリトン独唱、
 バロックハープ、テオルボ、チェンバロ)
Ens.スケルツィ・ムジカーリ
          (古楽器使用)
デボラ・カシェ、アリス・フォクルール(S)
レイナウト・ファン・メヘレン(T)他

 ヴァイオリン音楽で17世紀半ばを支えたベルターリの声楽がこれまた面白い。
 超実力派勢、技芸炸裂!

 揺籃の17世紀中盤…それはオペラなどの声楽ばかりではなく、ヴァイオリン音楽も大きく発展した頃。声楽におけるチェスティと同じように、ヴァイオリン芸術の世界でもイタリア人たちはドイツ語圏に大きく食い込みました。
 とくに世紀中盤の人士として、ベルターリの存在感は非常に大きかったと言わなくてはなりません。すでに1620年代からウィーンにおり、1649年には皇室の宮廷楽長にまで上りつめた彼はしかし、ヴァイオリンのための音楽にのみ技芸を花開かせていたわけではなかったのです——
 ここにご紹介する最新新譜は、なんとベルターリの声楽作品を集めた貴重な1枚!
 ウィーン特有のジャンル「聖墓のオラトリオ」の先駆的作例たる「マッダレーナ」はイエスを愛慕して反省のなかで生きた娼婦、マグダラのマリアを描いた内容。もうストラデッラなど後代の作曲家たちも活躍をはじめていた頃というのに、レチタティーヴォを生かした古風な作風はまるでモンテヴェルディのオペラのよう!
 こうした作品は演奏陣の腕ひとつで大きく印象が変わるところですが、撥弦多めの通奏低音をはじめ凄腕続々の器楽陣営とともに、自ら複数の楽器を奏でながら歌う音楽監督アクテンにも驚かされますが、他の歌手陣も見れば見るほど「今が旬」の多忙な実力派ばかり。
 参考作として併録された初期バロック共作も含め、イタリア音楽史を知る上で見過ごせません!




器楽作曲家としてのベルターリ

ACCENT
ACC 24260
\2600
アントニオ・ベルターリ(1605-1669):ソナタ集
 4声のソナタ第7番/ヴァイオリンとガンバのデュオ・ソナタ第2番/
 ヴァイオリンと通奏低音のためのチャコーナ/
 ヴァイオリンとガンバのデュオ・ソナタ第3番/4声のソナタ第2番/
 ヴァイオリン・デュオのためのソナタ/
 ヴァイオリンとファゴットのデュオ・ソナタ第4番/
 ソナタ第1番/4声のソナタ ニ短調
ル・コンセール・ブリゼ
 【アンヌ・シューマン(Vn)
  ステファン・ルゲ(サックバット)
  モニカ・フィシャレック(ドゥルシアン)
  アドリアン・ジュルダン(Cem,Org)
  カーステン・ローフ(Cem)
  マティアス・シュペーター(アーチリュート)】
ウィリアム・ドンゴワ(コルネットと指揮)
 ベルターリのチャコーナ収録!ドンゴワ率いるル・コンセール・ブリゼ、コルネット、サックバット、ドゥルシアンによるカラフルな演奏

 録音:2012 年7 月5-8 日/65’02

 アントニオ・ベルターリはイタリア、ヴェローナ出身で10 代の頃からオーストリア、ウィーンのハプスブルク宮廷で活躍した作曲家。17 歳の時にウィーン大公カール・ヨーゼフに仕え、44 歳の時にフェルナンド3 世のもと、宮廷楽長に就任。ウィーンにイタリアのオペラ、宗教音楽を普及させた功績は大きく評価されています。作品の多くは紛失してしまっていますが、今回録音されたソナタを含む器楽曲集は彼の死後出版され、再評価されました。
 演奏は、コルネットの名手ウィリアム・ドンゴワ率いるル・コンセール・ブリゼ。当時のコルネットは現代の金管楽器とは異なり、構造はフルートのようなで高速な動きも可能であったため、ヴィルトゥオーゾの楽器として、名人芸を持つ奏者がいました。ドンゴワは言わずと知れた当代随一のコルネット奏者です。そしてル・コンセール・ブリゼも、サックバット(トロンボーン)、ドゥルシアン(ファゴット)の時代楽器を巧みに操る凄腕アンサンブル。
 ベルターリの音楽はイタリア様式とオーストリア様式を融合させた幻想様式の伝統的な手法で作曲されています。特に彼の作品の中でも有名でバロック・ヴァイオリンの重要なレパートリーの一つである、「ヴァイオリンと通奏低音のためのチャコーナ」は、様式は標準的ですが、特徴的な変奏が展開されるユニークな作品。ソロ・ヴァイオリンが雄弁に語りかけてきて、表情豊かに聴かせます。





フォンテック



FOCD9707
(SACD Hybird)
\2778+税
黄昏に ブラームス、リスト、ベルク作品集/北村朋幹(ピアノ)
 ブラームス:ピアノ・ソナタ 第3 番 ヘ短調 Op.5
 リスト:
  灰色の雲 S.199
  悲しみのゴンドラ 第2 S.200/2
  R.W.—ヴェネツィア S.201
  リヒャルト・ワーグナーの墓に S.202
  悲しみのゴンドラ 第1 S.200/1
 ベルク:ピアノ・ソナタ Op.1
北村朋幹(ピアノ)

 春日井の星、北村クン、順調に活動中。


 ロマン派音楽の黄昏に——
 若き作曲家が形式に託した夢・大家の晩年が予言する欧州の興亡
 導かれたコンセプトを超克する北村朋幹第3 弾
 古典的美学とロマン主義的精神が見事なまでに融合し、ブラームスにとってこのジャンルの終着点となった「ピアノ・ソナタ第3 番」、“調性への挑戦”により新しい音楽を予言したリスト晩年の作品、そしてリストが予言した時代に生きたベルクによる、作品番号がついた唯一のピアノ・ソナタ。気鋭のピアニストがロマン派音楽の黄昏を紐解きます。

 収録:2015 年 12 月 14−16 日 五反田文化センター

北村朋幹:
 1991 年愛知県生まれ。
 3 歳よりピアノを始め、浜松国際ピアノコンクール、シドニー国際ピアノコンクール(オーストラリア)、リーズ国際ピアノコンクール(イギリス)などで入賞。2005 年第3 回東京音楽コンクールにおいて第1 位ならびに審査員大賞(全部門共通)を受賞。05 年6 月に茨城県水戸市佐川文庫多目的ホールにて初めてのリサイタルを開催、以後国内各地をはじめドイツ、フランス、スペイン、イギリス、ポーランドなどで定期的に演奏を行うほか、「東京の夏音楽祭」「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン<熱狂の日>音楽祭」「武生国際音楽祭」などに招待される。
 国内外の主要オーケストラと度々共演し、室内楽にも積極的に取り組んでおり、また近年は古楽器での演奏会にも多数出演している。11 年にデビューCD「遙かなる恋人に寄す—シューマン「幻想曲」からの展望—」が、14 年には「夜の肖像」(レコード芸術特選盤)がfontec より発売され、好評を得ている。
 愛知県立明和高等学校音楽科を経て東京藝術大学に入学、11 年よりベルリン芸術大学に在学し、現在ピアノ科及び古楽科に在籍し研鑽を積んでいる。ライナー・ベッカー、伊藤恵、エヴァ・ポブウォッカの各氏にピアノを、ミッツィ・メイヤーソン氏にチェンバロ及びフォルテピアノを師事。
 


FOCD9710
¥2700+税
蘇るソナタ J.S.バッハ/江崎浩司 BWV1039,1028,1029,1032
 J.S.バッハ:
  2 本のフルートと通奏低音のためのトリオソナタ ト長調 BWV1039
   (ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ 第1 番 ト長調 BWV1027 に改作)
  フルート・ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオソナタ ニ長調※
   (原曲:ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ 第2 番 ニ長調 BWV1028)
  リコーダー・ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオソナタ ト短調※
   (原曲:ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ 第3 番 ト短調 BWV1029)
  リコーダー・ソナタ ハ長調※
   (原曲:フルート・ソナタ イ長調 BWV1032)
    ※江崎浩司 編
江崎浩司:ヴォイス・フルート(BWV1039,1028)、アルト・リコーダー(BWV1029,1032)
小谷智子:ヴォイス・フルート(BWV1039)
宮崎蓉子:ヴァイオリン(BWV1028,1029)
福沢 宏:ヴィオラ・ダ・ガンバ(BWV1039,1028,1029)
伊藤一人:チェンバロ

 2014 年度レコード・アカデミー賞《音楽史部門》を受賞した「テレマン:12 のメトーディッシェ・ゾナーテンvol.1&2」(FOCD9614、9617)に続く、江崎浩司待望のニュー・アルバムの登場です!
 J.S.バッハ(1685-1750)の室内楽曲で現在に残されているものは少なく、特に管楽器はフルート曲が現存するのみです。江崎はその数少ない室内楽曲の中から、のちにバッハ本人の手によってヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ第1 番(BWV1027)に改作された、2 本のフルートと通奏低音のためのトリオソナタ(BWV1039)を収録。
 さらに江崎によってヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ第2 番・第3 番(BWV1028,1029)をトリオソナタ形式に、またフルート・ソナタ(BWV1032)を、散逸部分を補完しリコーダー・ソナタに編曲しました。類まれなる才能により現代に蘇るバッハのソナタ。名盤の誕生です。

 収録:2015 年9 月2-4 日 所沢市民文化センター ミューズ キューブホール




マイスター・ミュージック


MM-3075
\3000+税
福田進一(G) バッハ・チクルス第5弾!
 目覚めよと呼ぶ声あり」〜J.S.バッハ作品集5
  J.S.バッハ/福田進一 編:
   前奏曲 ニ短調
    (原曲:リュートのためのプレリュード ハ短調 BWV999)
   フーガ イ短調
    (原曲:リュートのためのフーガ ト短調 BWV1000)
   パルティータ ロ短調
    (原曲:リュートのためのパルティータ ハ短調 BWV997 )
   ソナタ ハ長調
    (原曲:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005
   コラール前奏曲「目覚めよと呼ぶ声あり」BWV645
福田進一(G)
 バッハ・チクルス第5弾!
 今回は、リュートのための作品がアルバムの半分を占めるが、声部の多いこれらをギターで演奏するには、非常に高いテクニックが要求されます。
 その多声部を彩り豊かに重厚に響かせ、さらに深い解釈で緻密に練り上げて、優美なバッハの世界に昇華させる様は圧巻!


<映像>


OPUS ARTE(映像)


限定盤
SHAKESPEARE 400
シェイクスピア没後400 周年記念 演劇映像作品
 ザ・グローブ・コレクション
OA1209BD(21DVD)\20000→\18990

 

 OPUS ARTEのDVDボックスはいつも太っ腹。

 NAXOS JAPAN より、英国オーパス・アルテ・レーベルの制作によるシェイクスピア没後400 周年を記念するシェイクスピア演劇映像・音声収録作品をご案内いたします。
 ともにシェイクスピアゆかりの英国を代表する二つの演劇カンパニー、「グローブ座」と「ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー」による、シェイクスピア演劇作品の優れた最新舞台ライブ収録映像(DVD/ ブルーレイ)をお届けします。
 今までに、グローブ座より19 作品、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーより8 作品を数え、両カンパニーともに今後の舞台映像のリリース予定がアナウンスされています。
 とりわけ、2016 年4 月発売のグローブ座による「SHAKESPEARE 400」はシェイクスピア没後400周年を記念した浩瀚なセット・リリースとして、また、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーのヒストリカル音声収録「RSC エッセンシャル・シェイクスピア・ライブ」は、大英図書館に所蔵された貴重な音源のセレクションとして、広くシェイクスピア演劇愛好家、研究家の皆様のご期待に応える内容と存じます。



OA1209BD(21DVD)\20000
→\18990


1)ロミオとジュリエット(Romeo and Juliet)
  ジュリエット:エリー・ケンドリック
  ロミオ:アデトミヴァ・エドゥン
  演出:ドミニク・ドロムグール
   【OA1029D(DVD)】

2)お気に召すまま (As You Like It)
  ロザリンド:ナオミ・フレデリック
  オーランドー:ジャック・ラスキー
  タッチストーン:ドミニク・ローワン
  演出:テア・シャーロック
   【OA1032D(DVD)】

3)恋の骨折り損 (Love's Labour's Lost)
  ナヴァール王:フィリップ・カンバス
  ベロウン:トリスタン・グラヴェル
  演出:ドミニク・ドロムグール
   【OA1035D(DVD)】

4)ウィンザーの陽気な女房たち
  (The Merry Wives of windsor)
  サー・ジョン・ファルスタッフ:
   クリストファー・ベンジャミン
  メグ・ペイジ:セレナ・エヴァンス
  アリス・フォード:サラ・ウッドワード
  演出:クリストファー・ラスコーム
   【OA1079D(DVD)】

5)ヘンリー八世 (Henry VIII)
  ヘンリー八世:ドミニク・ローワン
  アン・ブーリン:ミランダ・レイソン
  演出:マーク・ローゼンブラット
   【OA1078D(DVD)】

6)ヘンリー四世第一部 (Henry IV, Part1)
  サー・ジョン・ファルスタッフ:ロジャー・アラム
  ハル王子:ジェイミー・パーカー
  演出:ドミニク・ドロムグール
   【OA1076D(DVD)】

7)ヘンリー四世第二部 (Henry IV, Part2)
  サー・ジョン・ファルスタッフ:ロジャー・アラム
  ハル王子:ジェイミー・パーカー
  演出:ドミニク・ドロムグール
   【OA1077D(DVD)】

8)終わりよければ全てよし
  (All's Well That Ends Well)
  ロシリオン伯爵夫人:ジェイニー・ディー
  バートラム:サム・クレーン
  ヘレナ:エリー・ピアシー
  演出:ジョン・ダヴ
   【OA1082D(DVD)】

9) から騒ぎ (Much Ado About Nothing)
  ベアトリス:イヴ・ベスト
  ベネディック:チャールズ・エドワーズ
  演出:ジェレミー・ヘーリン
   【OA1084D(DVD)】

10) ヘンリー五世 (Henry V)
  ピストル:サム・コックス
  ヘンリー五世:ジェイミー・パーカー
  演出:ドミニク・ドロムグール
   【OA1112D(DVD)】

11) 十二夜 (Twelfth Night)
 オリヴィア:マーク・ライランス
 サー・アンドリュー・エイギュチーク:
 ロジャー・ロイド・パック
 マルヴォーリオ:スティーヴン・フライ
 演出:ティム・キャロル
   【OA1111D(DVD)】

12) じゃじゃ馬馴らし
  (The Taming of the Shrew)
 ケイト:サマンサ・スピロ
 ペトルーキオ:サイモン・ペイズリー・デイ
 演出:トビー・フロウ
   【OA1113D(DVD)】

13)テンペスト (The Tempest)
 プロスペロー:ロジャー・アラム
 演出:ジェレミー・ヘーリン
   【OA1138D(DVD)】
14)マクベス (Macbeth)
 マクベス:ジョゼフ・ミルソン
 マクベス夫人:サマンサ・スピロ
 演出:イヴ・ベスト
  【OA1137D(DVD)】

15)夏の夜の夢 (A Midsummer Night's Dream)
 タイタニア:ミシェル・テリー
 ボトム:ピアース・クイグリー
 演出:ドミニク・ドロムグール
   【OA1136D(DVD)】

16)タイタス・アンドロニカス (Titus Andronicus)
 タイタス・アンドロニカス:ウィリアム・ヒューストン
 演出:ルーシー・ベイリー
   【OA1175D(DVD)】

17)ジュリアス・シーザー (Julius Caesar)
 ジュリアス・シーザー:ジョージ・アーヴィング
 演出:ドミニク・ドロムグール
   【OA1174D(DVD)】

18)アントニーとクレオパトラ
   (Antony and Cleopatra)
  アントニー:クライブ・ウッド
  クレオパトラ:イヴ・ベスト
  演出:ジョナサン・マンビィ
   【OA1176D(DVD)】

19)間違いの喜劇 (The Comedy of Errors)
  エフェソスのアンティフォラス:マシュー・ニーダム
  シラクサのアンティフォラス:サイモン・ハリソン
  エイドリアーナ:ハッティー・ラドベリー
  演出:ブランシュ・マッキンタイヤー
  【OA1199D(DVD)】

※特典ディスク
20)フォースタス博士 (Doctor Faustus)
 フォースタス:ポール・ヒルトン
 メフィストフィリース:アーサー・ダーヴィル
 演出:マシュー・ダンスター
【OA1083D(DVD)】
・ シェイクスピアゆかりのロンドン、グローブ座の祝祭的演劇空間で繰り広げられるシェイクスピア演劇(19演目)の最新映像集
・ グローブ座 芸術監督ドミニク・ドロムグール制作
 優れた演出家、新鋭、人気俳優を結集
・ 映像収録:2009年-2014年
・ 映像:HD収録
・ 音声:ステレオ&サラウンド(DTS 5.0)
・ 字幕:全編に原語(英語)字幕付
・ 特典ディスク:シェイクスピアと同時代の劇作家
クリストファー・マーロウによる「フォースタス博士」
・ 総収録時間:53時間42分

音声仕様: 2.0LPCM + DTS5.0
字幕:
1, 2, 3, 16, 17, 18, 19... 英語(原語)
4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 20... 英語(原語)/ドイツ語
13, 14, 15... 英語(原語)/ドイツ語/フランス語
※日本語字幕はついておりません。

●今後のグローブ座シリーズ リリース予定(2016 年)
リチャード二世
尺には尺を















3/24(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



NIFC


NIFCCD 623
\2500
シモン・ネーリング 〜
 第17回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ

  ショパン:
   12の練習曲 Op.25
   夜想曲第12番ト長調Op.37-2
   4つのマズルカ Op.33
   舟歌嬰ヘ長調 Op.60
   ポロネーズ第5番嬰ヘ短調 Op.44
シモン・ネーリング(ピアノ)
 第17回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ「聴衆賞」シモン・ネーリング!

 ショパン国際ピアノ・コンクールを主宰する「ショパン・インスティテュート」の自主レーベル"NIFC"から発売するショパン国際ピアノ・コンクールのライヴ・シリーズ。
 1995年ポーランドのクラクフ生まれのシモン・ネーリングは、5歳からピアノを学び、現在はブィドゴシュチュ音楽アカデミーで研鑽中。イェレニャ・グラ、ブィドゴシュチュ、ポズナンなどポーランド国内のコンクールを始め、ブダペスト、ローマ、ナルヴァ(エストニア)など各地のコンクールで入賞歴を誇る。第17回ショパン国際ピアノ・コンクールではポーランド人唯一のファイナリスト(入選)となり、その魅力的なパフォーマンスによって、インターネット投票による「聴衆賞」を見事受賞しています。

 ※録音:2015年10月1日−23日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ワルシャワ、ポーランド)



 

NIFCCD 624
\2500
ゲオルギス・オソーキンス 〜
 第17回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ

  ショパン:
   マズルカ変イ長調 Op.41-4/夜想曲第17番ロ長調 Op.62-1/
   練習曲第22番ロ短調 Op.25-10/
   舟歌嬰ヘ長調 Op.60/マズルカ風ロンド ヘ長調 Op.5/
   変奏曲イ長調 《パガニーニの思い出》(WN 16)/
   子守歌変ニ長調 Op.57/3つのマズルカ Op.59/
   ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58/
   ワルツ第5番変イ長調 Op.42 《大円舞曲》
ゲオルギス・オソーキンス(ピアノ)
 第17回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ、ファイナリスト ゲオルギス・オソーキンス!

 ショパン国際ピアノ・コンクールを主宰する「ショパン・インスティテュート」の自主レーベル"NIFC"から発売するショパン国際ピアノ・コンクールのライヴ・シリーズ。
 ゲオルギス・オソーキンスは1995年ラトビアのラガ生まれ。ピアニストの父の下、5歳でピアノを始め、10歳でラトビア国立交響楽団との協奏曲でコンサート・デビュー。2009年スクリャービン国際コンクール(パリ)や2014年若いピアニストのための国際ショパン・コンクール(モスクワ)で優勝。
 第17回ショパン国際ピアノ・コンクールでは個性的な演奏で賛否を集めながらもファイナル・ステージへ登りつめ、多くのファンを作り、2015年12月には早くも日本デビューを果たしている。

 ※録音:2015年10月1日−23日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ワルシャワ、ポーランド)







ESTONIAN RECORD PRODUCTIONS

レア盤!

ERP 8916
\2600→\2390
グレート・マエストロ/ネーメ・ヤルヴィ&エストニア国立響
 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15(*)
 R・シュトラウス(1864-1949):
  交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」Op.28
  祝典前奏曲 Op.61
カレ・ランダル(ピアノ(*))
エストニア国立交響楽団
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
録音:2015年3月13日(*)、2014年6月26日(無印)、ライヴ、エストニア・コンサートホール、タリン、エストニア
  
レア盤!

ERP 9016
\2600→\2390
グレート・マエストロ/ネーメ・ヤルヴィ&エストニア国立響
 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19(*)
 ブラームス(1833-1897):交響曲第4番ホ短調 Op.98
カレ・ランダル(ピアノ(*))
エストニア国立交響楽団
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
録音:2014年10月3日(*)、2012年5月4日(無印)、ライヴ、エストニア・コンサートホール、タリン、エストニア
 スイス・ロマンド管弦楽団に続き、ネーメヤルヴィ(1937-)がエストニア国立交響楽団を指揮したライヴ録音が登場。
 エストニア国立交響楽団(旧エストニア国立放送交響楽団)は1926年創設。ヤルヴィはタリン音楽院大学中に同楽団の打楽器奏者として活躍、1963年から1979年まで首席指揮者として演奏技術の向上とレパートリーの拡大に大きく貢献、そして2010年に芸術監督兼首席指揮者にカムバックしました。
 2002年以来息子のパーヴォ・ヤルヴィがアーティスティック・アドヴァイザーを務めており、父子揃ってこの楽団を支えています。
 カレ・ランダル(1956-)はエストニアのタリンに生まれたピアニスト。モスクワ音楽院でレフ・ヴラセンコに師事し、1981年ローベルト・シューマン国際ピアノ・コンテスト(ツヴィッカウ)第3位、1982年チャイコフスキー国際コンクール第4位、1985年ミュンヘン国際音楽コンクール第1位。1988年ドイツに移住し、2016年現在カールスルーエ音楽大学教授を務めています。




第1弾はスイス・ロマンド管弦楽団2013年ライヴ!

発売延期未定
ERP 8615
(2CD)
\4600→\4190

超レア
 ネーメ・ヤルヴィ!
  スイス・ロマンド管弦楽団2013年ライヴ!


  [CD 1]
 ベルリオーズ(1803-1869):幻想交響曲 Op.14
  録音:2013年5月14日
 ラフマニノフ(1873-1943):交響詩「死の島」Op.29
  録音:2013年5月31日
  [CD 2]
 モーツァルト(1756-1791):
  セレナード第10番変ロ長調「グラン・パルティータ」(管楽のための)K 361(370a)
   録音:2013年4月19日(*)
  ドヴォルジャーク(1841-1904):管楽のためのセレナード ニ短調 Op.44
   録音:2013年4月17日(*)
  ラヴェル(1875-1937):ボレロ 録音:2013年7月4日
スイス・ロマンド管弦楽団
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
 録音:時期(上記)、ライヴ、ヴィクトリア・ホール(無印)およびバティモン デ フォルス モトリス(*)、ジュネーヴ、スイス


 2012年から2015年までスイス・ロマンド管弦楽団の首席指揮者を務めたマエストロ、ネーメ・ヤルヴィ。
 注目すべきライヴ録音の登場。


  
レア盤!

ERP 8215
\2600
テファニディス、フンメル、モーツァルト:ファゴット協奏曲集
 クリストファー・テファニディス(1967-):ファゴット協奏曲(1997-2002)(*)
 ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837):
  ファゴット協奏曲ヘ長調 S.63 WoO.23(1805)(+)
 モーツァルト(1756-1791):ファゴット協奏曲変ロ長調 K.191(1774)(+)
 トヌ・コルヴィツ(1969-):タッチ(アンコール曲)(#)

マルティン・クークスマン(ファゴット)
ノースウェスト・シンフォニア(*)
バリー・ジェコウスキー(指揮(*))
タリン室内管弦楽団(+)
リスト・ヨースト(指揮(+))

録音:2014年10月5日、ライヴ、エストニア・コンサートホール、タリン、エストニア(+/#) 
 マルティン・クークスマンはアメリカ合衆国のシアトルを本拠に活躍するエストニアのファゴット奏者。
 クリストファー・テファニディス(セオファニディス)はアメリカ合衆国の作曲家で、収録の協奏曲はクークスマンのために書かれた作品。
 
レア盤!

ERP 8515
\2600
ザルツブルクからレヴァルへ モーツァルト、ガブラー、マギ:ピアノ作品集
 モーツァルト(1756-1791):
  ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調 K.281(*)/メヌエット ニ長調 K.344(*)
 クリストフ・アウグスト・ガブラー(1767-1839):
  10の変奏曲ハ長調 Op.24 No.2(+)
  パイジェッロのアリア「もはや私の心には感じない」による9つの変奏曲ヘ長調 Op.25 No.3(#)
 エステル・マギ(1922-):古いツィター(1985)(+)
アンドレ・ヒン(ピアノ)
録音:2011年10月(*)、2014年5月(+)、2014年11月(#)、エストニア放送第1スタジオ、タリン、エストニア
 クリストフ・アウグスト・ガブラーはドイツのミュールドルフに生まれライプツィヒで学んだ作曲家。1800年にエストニアのレヴァル(タリンの旧称)に移り作曲家・音楽教師として名声を得、レヴァル劇場の音楽監督も務めました。1836年以降はロシアのサンクトペテルブルクで過ごしました。
 エステル・マギはエストニア楽壇最長老の女性作曲家。エストニア国立音楽院でマルト・サール(1882-1963)に、モスクワ音楽院でヴィッサリオン・シェバリーン(1902-1963)に師事。アンドレ・ヒンはエストニア音楽アカデミー、ケルン音楽大学等で学んだエストニアのピアニスト。




REGENT


REGCD 472
\2500
セントルイス・ファースツ セントルイス室内合唱団の委嘱による合唱作品集
 トレヴァー・ジョーンズ(1949-;南アフリカ共和国):Psalm 23
 クレア・マクリーン(1958-;ニュージーランド):Slow gold
 ボブ・チルコット(1955-;イギリス):Before the ice(*)
 フランシス・ポット(1957-;イギリス):Good day, Sir Christemas!
 ハワード・ヘルヴィー(1968-アメリカ合衆国):An evening song
 サーシャ・ジョンソン・マニング(1963-;イギリス):Ode to love
 ジュディス・ビンガム(1952-;アメリカ合衆国):Solomon and love
 リチャード・ロドニー・ベネット(1936-2012;イギリス):
  A contemplation upon flowers(*)
 ユージス・プラウリニュシュ(1957-;ラトヴィア):Iam ver egelidos
 ジュディス・ビンガム:Aquileia
 シドニー・ギヨーム(1982-;ハイチ):Le dernier voyage

セントルイス室内合唱団
フィリップ・バーンズ(指揮)

録音:2015年2月22-25日、第二長老教会、セントルイス、ミズーリ州、アメリカ合衆国
 1956年創設、2016年に60周年を迎えたアメリカ合衆国有数の合唱団のひとつであるセントルイス室内合唱団。
 1989年以来2016年現在、イギリスの合唱指揮者・作曲家フィリップ・バーンズが芸術監督を務めています。(*)以外世界初録音。
 

REGCD 484
\2500
ブラームス:オルガン作品全集
 ブラームス(1833-1897):
  前奏曲とフーガ ト短調 WoO.10/11のコラール前奏曲 Op.122
  前奏曲とフーガ イ短調 WoO.9
  コラール前奏曲とフーガ「おお、悲しみ、おお、心の痛み」WoO.7
  フーガ変イ短調 WoO.8
 シェーンベルク(1874-1951):レチタティーヴォによる変奏曲 Op.40

トム・ベル(オルガン)

録音:2015年10月28-30日、聖バーソロミュー教会、アームリー、リーズ、イギリス
使用楽器:1869年、J. F. Schulze & Sons製(2004年、Harrison & Harrison修復)
 トム・ベルは英国王立ノーザン音楽大学でケヴィン・ボーヤーに師事したイギリスのオルガン奏者。2016年現在「London Organ Day」芸術監督。

<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ESTONIAN CLASSICS

レア盤!

EC 001
\2600→\2390
エドゥアルド・オヤ(1905-1950):静かな気分 室内楽作品集
  静かな気分(ピアノのための;1930)
  思いつくことども(ピアノのための;1929-1931)
   憧れ/ため息/憂鬱/冥界の影/死
  アエリータ組曲(ヴァイオリンとピアノのための;1932)(*)
   昔の歌/マグリの墓/マガツィトレの踊り
  チェロとピアノのための「時の三部作」(1934)(+)
   生/永遠/現在
  3つの歌曲(テノールとピアノのための)(T)
   夜の詩(1933)/私にはもう見えない(1933)/秋の嵐(1934)
  冬の夜に(ソプラノとピアノ三重奏のための;1930)(S/*/+)
  ピアノ五重奏曲(1935)(*/#/+)
ヴァルド・ルメセン(ピアノ)
マーヤ・ルメセン(ソプラノ(S))
イヴォ・クースク(テノール(T))
ウルマス・ヴルプ(ヴァイオリン(*))
テート・ヤルヴィ(チェロ(+))
トーマス・ネストル(第2ヴァイオリン(#))
アンドルス・ヤルヴィ(ヴィオラ(#))
録音:1984-2006年、エストニア国営放送
 エドゥアルド・オヤはエストニアの作曲家。ヘイノ・エッレルに作曲を学び、エドゥアルド・トゥビンと交友、タルトゥで音楽理論の教師、音楽批評家、合唱指揮者を務めました。
 作品数は少なく、哲学的な曲名をもった重々しい気分の管弦楽曲、室内楽曲、歌曲と合唱曲の他、代表作とされながら作曲者自身が破棄したオペラとソ連軍の空爆により焼失したカンタータを書いています。
 1930年のピアノ曲「静かな気分」はユハ・カンガスとオストロボスニア室内管弦楽団が録音した弦楽オーケストラ曲(Albaレーベル、ABCD 380)の原曲です。



そのAlbaレーベル、ABCD 380
大ヒットしました!
alba
ABCD 380
(SACD HYBRID)
\2300→\2090
ユハ・カンガス&オストロボスニア室内管弦楽団
 
静かな気分(Silent Moods)〜ラーションの「小セレナード」も収録!

 ヴィレム・カップ(1913-1964): エレジー(1940)
 ラーシュ=エーリク・ラーション(1908-1986): 小セレナード Op.12(1934)
 エーリク・フォルデル(1852-1981): 民謡の調子で(1952)
 カール=ビリエル・ブルムダール(1916-1968):
  アダージョ(劇付随音楽《ヴァルプルギスの夜》から)
 エイナル・エングルンド(1916-1999): 弦楽のためのセレナード(1983)
 エドゥアルド・オヤ(1905-1950): 静かな気分(1930)
 イェーカブス・メディンシュ(1885-1971): 伝説曲(1909)
 アーレ・メリカント(1893-1958):
  セレナード イ短調(1914)(チェロ独奏と弦楽オーケストラのための)*
 チャイコフスキー(1840-1893): エレジー(1884)
オストロボスニア室内管弦楽団
ユハ・カンガス(指揮)
マルコ・ユロネン(チェロ)*
 バルト海をめぐる国々の音楽

 録音:2014年6月2日-5日 スネルマンホール(コッコラ、フィンランド)/5.1 multichannel/stereo、72’09
 制作・録音:シモン・フォクス=ガール

 オストロボスニア室内管弦楽団は、1972 年、ユハ・カンガス(1945-)がポホヤンマー(オストロボスニア)のコッコラに創設。1989 年からプロオーケストラとして活動し、1993 年に北欧音楽委員会(NOMUS)賞を受賞。2013 年には名誉指揮者となったカンガスの後を継いでサカリ・オラモが首席指揮者に就任。フィンランドと北欧を代表する弦楽オーケストラとして、さらに広いレパートリーによる活動を行っています。

 アルバム『静かな気分』は2014 年の録音。

 バルト海をめぐる国々の音楽、エストニアのヴィレム・カップとエドゥアルド・オヤ、ラトビアのイェーカブス・メディンシュ、スウェーデンのラーションとブルムダール、フィンランドのエーリク・フォルデル、エングルンドとアーレ・メリカント にチャイコフスキーの作品を加え、名誉指揮者に就任したカンガスの指揮で演奏しています。

 エングルンドの《セレナード》は、〈アレグレット〉〈アンダンテ〉〈メヌエット〉〈終曲:アレグロ・コン・ブリオ〉の4 楽章の作品。1976 年の《ペリマンニの肖像》(ABCD205)をきっかけにオストロボスニア室内管弦楽団と親しくなった作曲家のノルドグレンに献呈するためカウスティネンの文化委員会がエングルンドに委嘱し、1984 年2 月、カウスティネンで初演されました。

 アーレ・メリカントの《セレナード》は「ゆったりと美しく、それでいて燃え立つような、親しみやすいメロディをもった」(メリカント)単一楽章の曲。ユロネン(1966-)がチェロ独奏を担当しています。


 
レア盤!

EC 011
\2600
マルト・サール(1882-1963):黒い鳥 歌曲集
  雲は流れ(S)/やって来て…(S)/葉のささやき(S)
  氾濫原の小さな花のように(S)/風に抱かれ、詩に包まれ(S)
  何だったのか?(M)/牧場のさざめき(M)/森は月明かりに(M)
  おお、エリカ、可愛い花よ(M)/今ひとたび(M)/太陽と影(M)
  私の最後の歌(M)/子供の思い(M)
  失われた天使(T)/黒い鳥(T)/病が癒え(T)/最後ではなく(T)/予感(T)
  歌うたいの冬の孤独(T)/少女(T)/針(T)/ただひとり(T)
  静けさ(B)/秋の想い(B)/果てなき道(B)/わが心(B)/秋の花(B)
  秋(T/B)
カイエ・コンラード(ソプラノ(S))
ウルヴェ・タウツ(メゾソプラノ(M))
イヴォ・クースク(テノール(T))
マティ・パルム(バスバリトン(B))
ヴァルド・ルメセン(ピアノ)
録音:1979-1982年、「作曲家の家」、メロディア・タリン録音スタジオ、タリン、エストニア
 20世紀の初め、「若きエストニア」の精神で、より新しい、より現代的な表現法を模索したエストニア芸術音楽の改革者の一人、マルト・サール。
 テキストはユハン・リーヴやエルンスト・エンノたちエストニア詩人の詩、エストニア語訳によるハイネの詩、そしてマルト・サール自身の詩。




WEITBLICK

SSS 0184
\2300→\1990
チェリビダッケ初出!スウェーデン時代の蜜月の記録
 (1)モーツァルト:交響曲第36番「リンツ」
 (2)モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」
 (3)モーツァルト:六つのレンドラー風舞曲
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
 チェリビダッケの初出レパートリーが続々!!スウェーデン時代の蜜月の記録

 録音:(1)1971 年3 月21 日ライヴ、(2)(3)1970年2月8日ライヴ

 CDで聴けるチェリビダッケのモーツァルトの交響曲と言うのは極めて少ない。
 交響曲第36 番「リンツ」は、初の公式発売のレパートリーである。この曲をチェリビダッケはミュンヘン時代にも演奏しているからレパートリーから外していた訳ではない。音の出だしが何時もながら独特だ。ラヴェルやドビュッシーのようだ。
 第38 番「プラハ」はモーツァルトが古典様式の交響曲に回帰したと言われる三楽章性の交響曲だが、この演奏は晩年のチェリビダッケが獲得した荘重な演奏様式を早くも獲得している。実にロマンティックな演奏と呼ぶほかない。
 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付
 
SSS 0185
\2300→\1990
チェリビダッケ、シューベルト「ザ・グレート」
 (1)シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレート」
 (2)シューベルト:交響曲第3番
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
 録音:(1)1969年1月26日ライヴ、(2)1967年12月1日ライヴ

 音の始まりが柔らかで美しい故に、テンポはミュンヘン時代に比べて常識的(46 分)ながら、全体にゆったりした印象を受ける。ティンパニのアタックも鋭角的ではない。これは意図的である。第2 楽章が、まるでラヴェルのように鳴り響く。第3 楽章ではメロディの繰返しの執拗さをさらに強調している感がある。
 第4 楽章では、熱血漢チェリビダッケの顔が飛び出す。柔らかに美しくを目標にしていても、どうしても血の気が騒ぐのだろう。怒鳴り声、足音とともに音色のエッジが立ってくる。こういう箇所がチェリビダッケは面白い。血の通った芸術家なのである。
 第3 番について、チェリビダッケは第1 楽章から目いっぱい遅いテンポを採用し、「ザ・グレート」同様のエッジの柔らかい演奏を繰り広げている。こんな演奏は聴いたことがない。第4 楽章フィナーレのディミヌエンドなど、全く「ザ・グレート」のフィナーレと同様の解釈をしている。相似を意識していたのではないか?

 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付



<メジャー・レーベル>

イタリアDG

限定盤

482 5534
(4CD)
\3600→\3290
アレクシス・ワイセンベルク・DGレコーディングズ(4CD)
CD1
J.S. バッハ:
 パルティータ第6番BWV 830
 イタリア協奏曲 BWV 971
 パルティータ第4番 BWV 828
  録音:1987年8月
CD2
D. スカルラッティ:
 ソナタト短調K450
 ソナタホ長調K 531
 ソナタ嬰ハ短調K 247
 ソナタイ短調K 109
 ソナタヘ長調K 107
 ソナタハ長調K 132
 ソナタ変ホ長調K193
 ソナタへ短調K 481
 ソナタへ短調K 184
 ソナタロ短調K 87
 ソナタホ短調K 233
 ソナタ変ロ長調K 544
 ソナタト長調K 13
 ソナタホ長調K 20
 ソナタト短調K 8
  録音:1985年3月
CD3
ドビュッシー:
 版画
 練習曲第11番
 ベルガマスク組曲
 子供の領分
 亜麻色の髪の乙女
 喜びの島
 レントより遅く
  録音:1985年1-2月
CD4
ラフマニノフ:
 ピアノ・ソナタ第1番 ニ短調op.28
 ピアノ・ソナタ第2番 変編ロ短調op.36(*)
  録音:1987年5月,1988年9月(*)
アレクシス・ワイセンベルク(ピアノ)
*クラムシェル・ボックス仕様




韓国WARNER

限定盤

PWC13D0041
(13CD)
\10000→\9590
ヘルムート・ヴァルヒャ〜バッハ:鍵盤楽器作品集
CD 1
 インヴェンションとシンフォニア BWV 772~801
CD 2 & 3
 イギリス組曲 BWV 806~811
CD 4 & 5
 フランス組曲 BWV 812~817
CD 6 & 7
 パルティータ集 BWV 825~830
CD 8 & 9
 平均律クラヴィーア第1集 BWV 846~869
CD 10 & 11
 平均律クラヴィーア第2集 BWV 870~893
CD 12
 イタリア協奏曲 BWV 971
 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV 903
 フランス風序曲 ロ短調 BWV 831
CD 13
 ゴールドベルク変奏曲 BWV 988
ヘルムート・ヴァルヒャ(チェンバロ)
録音:1959-1963年 *オリジナル・ジャケット仕様
 
限定盤

PWC24D0040
(24CD)
\16000→\14990

スヴャトスラフ・リヒテル〜HMV & TELDEC録音全集


CD 1
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 Op.31 No.2 「テンペスト」
シューマン:幻想曲 ハ長調 C Op.17
 録音:1961年
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

CD 2
シューマン:蝶々 Op.2_14.40
シューマン:ピアノ・ソナタ第2 番 ト短調 Op.22
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
 録音:1962年
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

CD 3
シューベルト:幻想曲 ハ長調D760 「さすらい人」(スコダ編)
シューベルト:ピアノ・ソナタ イ長調 D664
 録音1963年
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

CD 4
ベートーヴェン:三重協奏曲 ハ長調 Op.56
 ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)
 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 ヘルベルト・フォン・カラヤン
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1969年

CD 5
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 ロリン・マゼール(指揮)
 パリ管弦楽団
 録音:1969年

CD 6
バルトーク:ピアノ協奏曲第2番 Sz83
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 ロリン・マゼール(指揮)
 パリ管弦楽団
 録音:1969年

プイコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番 ト長調 Op.55
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 ロリン・マゼール(指揮)
 ロンドン交響楽団
 録音:1970年

CD 7
ブラームス:マゲローネのロマンス Op.33(全15曲)
 ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 録音:1970年

CD 8
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K378
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K379
 オレグ・カガン(ヴァイオリン)
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 録音:1974年

CD 9
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 K306
モーツァルト:アンダンテとアレグレット ハ長調 K404/385d
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K372 「未完成」
 オレグ・カガン(ヴァイオリン)
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 録音:1974年

CD 10
グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16
シューマン:ピアノ協奏曲第 イ短調 Op.54
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)
 モンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団
 録音:1974年

CD 11
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 Op.24 「春」
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ短調 Op.23
 オレグ・カガン(ヴァイオリン)
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 録音:1976年

CD 12
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第1番 へ短調 Op.2 No.1
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 Op.10 No.3
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 録音:1976年

CD 13
ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲 ト短調 Op.33
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 カルロス・クライバー(指揮)
 バイエルン国立歌劇場管弦楽団
 録音:1976年

CD 14
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 リッカルド・ムーティ(指揮)
 フィルハーモニア管弦楽団
 録音:1977年

ベートーヴェン:アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO.57
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 録音:1977年

CD 15
ベルク:室内協奏曲
 オレグ・カガン(ヴァイオリン)
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 ユーリ・ニコライエフスキー(指揮)
 モスクワ音楽院器楽アンサンブル
 録音:1977年

CD 16
モーツァルト:
 ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K482
 交響曲第24番 変ロ長調 K182*
  リッカルド・ムーティ(指揮)
  フィルハーモニア管弦楽団
  録音:1979年
CD 17
ヘンデル:クラヴィーア組曲第1番 イ長調*
ヘンデル:クラヴィーア組曲第10番 ニ短調*
ヘンデル:クラヴィーア組曲第2番 ヘ長調
ヘンデル:クラヴィーア組曲第14番 ト長調
 アンドレイ・ガヴリーロフ(ピアノ)*
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 録音:1979年

CD 18
ヘンデル:クラヴィーア組曲第3番 ニ短調
ヘンデル:クラヴィーア組曲第4番 ホ短調*
ヘンデル:クラヴィーア組曲第5番 ホ長調
 アンドレイ・ガヴリーロフ(ピアノ)*
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 録音:1979年

CD 19
ヘンデル:クラヴィーア組曲第6 番 嬰へ短調*
ヘンデル:クラヴィーア組曲第12番 ホ短調
ヘンデル:クラヴィーア組曲第13番 ロ短調*
ヘンデル:クラヴィーア組曲第7番 ト短調*
 アンドレイ・ガヴリーロフ(ピアノ)*
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 録音:1979年

CD 20
ヘンデル:クラヴィーア組曲第8番 へ短調
ヘンデル:クラヴィーア組曲第9番 ト短調
ヘンデル:クラヴィーア組曲第11番 ニ短調*
ヘンデル:クラヴィーア組曲第15 in ニ短調*
ヘンデル:クラヴィーア組曲第16番 ト短調
 アンドレイ・ガヴリーロフ(ピアノ)*
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 録音:1979年

CD 21
シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調A D667 「ます」
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 ボロディン四重奏団
 録音:1980年
CD 22
モーツァルト(グリーグ編):ピアノ・ソナタ第16番 ハ長調 K545(2台のピアノ版)
モーツァルト(グリーグ編):幻想曲 ハ短調 K475(2台のピアノ版)
モーツァルト(グリーグ編):ピアノ・ソナタ第18番 ヘ長調 K533+494(2台のピアノ版)
 エリーザベト・レオンスカヤ(ピアノ)
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 録音:1993年

CD 23
J.S バッハ:チェンバロ協奏曲 ニ長調 BWV1054
J.S バッハ:チェンバロ協奏曲 ト短調 BWV1058
モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 K503*
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 ユーリ・バシュメット(指揮)*
 パドヴァ・ヴェネト管弦楽団*
 録音:1993年

CD 24
シューベルト:弦楽四重奏曲第14番 ニ短調 D810 「死と乙女」
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44*
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)*
 ボロディン弦楽四重奏団
 録音:1995年&1994年*
*オリジナル・ジャケット仕様
 
限定盤

WKCD0053
\2400→\2190
ピエール・フルニエ& ズザナ・ルジコヴァー〜
 バッハ:チェロとチェンバロのためのソナタ集

  バッハ:チェロ・ソナタ第1番 ト長調 BWV 1027
  バッハ:チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 BWV 1028
  バッハ:チェロ・ソナタ第3番 ト短調 BWV 1029
ピエール・フルニエ(チェロ)
ズザナ・ルージチコヴァー(チェンバロ)
録音:21-23 May 1973 *オリジナル・ジャケット仕様
 
限定盤

PWCD0019
\2400→\2190
ピエール・フルニエ& ジェラルド・ムーア〜チェリスツ・アワー
 1J.S バッハ(ヴィヴァルディより:オルガン協奏曲第3番〜
  レチタティーヴォ(編:フルニエ)
 2 ハイドン:ソナタ(チェロとバスのための)〜メヌエット
 3シューマン:夕べの歌 Op.85 No.12
 4 ウェーバー:ヴァイオリン・ソナタ第3番 Op.10 No.3〜
  ラルゲット・ロンド
 5 メデルスゾーン:無言歌 ニ長調Op.109
 6 ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ Op.3
 7 リムスキー=コルサコフ:「金鶏」〜
  太陽への賛歌 (編:クライスラー)
 8 リムスキー=コルサコフ:「皇帝サルタンの物語」〜熊蜂の飛行
 9 サン=サーンス:「動物の謝肉祭」〜白鳥
 10 フォーレ:子守唄 Op.16
 11 グラナドス:「昔風のスペイんの歌曲集」〜
  悲しむマハ第3番 (編:フルニエ)
 12 グラナドス:「ゴイェスカス」間奏曲 (編:カサド)
 13 クライスラー:ジプシーの女(編:フルニエ)
ピエール・フルニエ(チェロ)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
録音:1957年 *オリジナル・ジャケット仕様
 
限定盤

PWCD0020
\2400→\2190
ピエール・フルニエ& ジェラルド・ムーア 〜 チェロ・アンコールズ
 1.ボッケリーニ:ソナタ第6番〜
   アダージョとアレグロ
 2 バッハ:コラール「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」BWV599
 3 バッハ:コラール「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」 BWV639 
 4バッハ:コラール「わが心の切なる願い」 BWV727
 5 バッハ:コラール「おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け」 BWV622
 6 ラヴェル:カディッシュ(ヘブライの歌第1番) (編:ガルバン)
 7 ラヴェル:ハバネラ形式の小品(編:バゼレール)
 8 ドビュッシー:「放蕩息子」前奏曲 (編:ロゲ)
 9 フォーレ:シシリエンヌ Op.78
 10 フォーレ:蝶々 Op.77
 11 エレジー Op.24
ピエール・フルニエ(チェロ)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
録音:1957年 *オリジナル・ジャケット仕様




<国内盤> 


マイスター・ミュージック



MM-3071
¥3000+税
安田 謙一郎(チェロ)
 コダーイ&カサド:無伴奏チェロ作品集

 Z. コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ 作品8
 G. カサド:無伴奏チェロ組曲
 カタロニア民謡 :鳥の歌(安田 謙一郎 編)
安田 謙一郎(チェロ)
 巨匠達の衣鉢を継ぐ、究極の「無伴奏」
 高い精神性に裏打ちされた、冴えたテクニックとエネルギーに満ちた音楽が、我々聴き手を、芸術という壮大な伽藍の中心に導きます。奏者自身の筆による充実のライナーノーツからは、師事した巨匠たちの横顔も伺える。
「究極の芸術に接することのできる、数少ない機会」と言っても過言ではない、無伴奏作品集の登場です。
 

MM-3072
¥3000+税
ベルトミュー:猫、他
 M. ベルトミュー:猫
 E. ボザ:4本のフルートのための3つの小品
 ドビュッシー:小舟にて(小組曲より)
 サン=サーンス:アダージョ(交響曲 第3番より)
 リムスキー=コルサコフ:若い王子と王女(シェエラザードより)
 ドヴォルジャーク:アレグレット・グラツィオーソ(交響曲 第8番 第3楽章)
 グリーグ:前奏曲 (組曲『ホルベアの時代から』より)
 ドヴォルジャーク:スラブ舞曲 第1集 第7番
 ワーグナー:ローエングリン 第三幕への前奏曲
ザ・フルート・カルテット
 相澤 政宏
 大村 友樹
 神田 寛明
 柴田 勲
 フルート四重奏の草分け的アルバム、待望のリマスタリング
 収録されたアレンジ物は、すべて管弦楽曲がオリジナル。編曲者を含め、全員がオーケストラで活躍しているフルーティストによって、それが吹かれるということの意味は(当事者が感じる以上に?)大きい。
 彼らが日常接している響きの世界を、つまり原曲ではどの楽器がどのパッセージを受け持っていたかを意識下で踏まえていればこそ、ただ楽譜をフルートでなぞっただけの演奏に陥らず、作品の本質的な魅力があやまたず再現されていくのだ。(木幡 一誠)
 

MM-3073-74
(2CD)
¥3900+税
茂木 大輔 オーボエ
 パリのアメリカ人〜オーボエ・ジャズ室内楽〜

[Disc 1] < オーボエ + 弦楽アンサンブル >
 ガーシュウィン:「パリのアメリカ人」〜「ブルース・テーマ」
 ガーシュウィン:ヘ調のコンチェルト
 ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ソングブック*
 高瀬 アキ:タランテラ*(委嘱作品)
 高瀬 アキ:ハンペルマン*(委嘱作品)
 D. エリントン:イン・ア・センチメンタル・ムード
 D. エリントン:サテン・ドール
 B. ストレイホーン:A列車で行こう
 D. エリントン&パリッシュ:ソフィスティケーテッド・レディ
 B. ストレイホーン&D. エリントン:レッド・シューズ
 筒井 康隆:活動寫真 小説「美藝公」より
[Disc 2] < 木管三重奏 >
 C. ミンガス:愛鳥輪廻
 A. シュリッペンバッハ:エリック・ドルフィーの「アウト・ゼア」による木管三重奏
 T. モンク:ブルー・モンク
 T. モンク:モンク・メドレー
 筒井 康隆:ジャズ大名
 山下洋輔組曲
 H. ウォレン:ルルズ・バック・イン・タウン
茂木 大輔 オーボエ
荒井 英治 ヴァイオリン
馬渕 昌子 ヴィオラ
安藤 裕子 ヴィオラ
柳瀬 省太 ヴィオラ*
木越 洋 チェロ
加藤 明久 クラリネット
吉田 将 ファゴット
「多才」で「多彩」なオーボエを堪能する
N響首席奏者としてはもとより、ジャズの山下洋輔、作家・筒井康隆、漫画家・二ノ宮知子(「のだめカンタービレ」)を始め、各方面のアーティストとのコラボも数多く、指揮者、執筆家としても名を馳せる茂木大輔。その彼が、豪華なメンバーと共にオーボエの可能性を追求すべく、1999年にリリースしたCD2Wがコンプリートでリニューアル。変化に富むオーボエの繊細な音色と表現が一度に楽しめる、貴重な作品集です。












3/23(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



CORO



COR 16141
\2500→\2290
ザ・シックスティーン
 ポーランドのイタリアの巨匠たち

 マレンツィオ:
  わたしの心の分かれている者を憎んだ(8声)、
  ミサ曲《わたしの心の分かれている者を憎んだ》(全曲版世界初録音)、
  神に向かいて喜びの声をあげよ
 パチェッリ:
  汝らは幸なり、天において喜び、真夜中に、キリストはよみがえり
 ベルトルージ:
  アヴェ・ヴェルム・コルプス、わたしは日々罪を犯します、
  神を畏れることは、聖なるマリア
ザ・シックスティーン
イーモン・ドゥーガン(指揮)
 ザ・シックスティーンのポーランド・シリーズ第4巻!世界初録音となるマレンツィオの"ミサ曲"全曲版に要注目!

 ザ・シックスティーンとアソシエイト・コンダクター、イーモン・ドゥーガンのコンビによる"バロック時代のポーランド"における宗教合唱作品の探究の旅。
 ペンキエルの「ミサ曲《ロンバルデスカ》」(COR 16110)、「ポーランドのイタリアの巨匠たち」(COR 16123)に、ゴルチツキの「ミサ・ロラーテ」(COR 16130)続くシリーズ第4弾は「ポーランドの巨匠たちVol.2」!
 権勢を誇った時のポーランド王ジグムント3世(1566−1632)の宮廷音楽家として活躍したイタリア人音楽家たち、マレンツィオ、パチェリとベルトルージ。
 当時を代表するマドリガーレ作曲家マレンツィオの宗教曲を代表作の1つであり、ベルリンの壁崩壊後に再発見された「ミサ曲《わたしの心の分かれている者を憎んだ》」の全曲録音は今回が初!
 ポーランドで活躍したイタリアの偉才たちが遺した芸術の真髄を、ザ・シックスティーンの至上のハーモニーで。







DANACORD


DACOCD 772
\2600
エミール・グリューステン、セカンド・アルバム
 「ロ短調ソナタ」「ラ・カンパネッラ」

  リスト:
   ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178、
   巡礼の年第1年《スイス》より
  ワーグナー(リスト編):イゾルデでの愛の死 S.447
  リスト:
   パガニーニによる大練習曲 S.141より
    第6番《ラ・カンパネッラ》
エミール・グリューステン(ピアノ)
 15歳でソロ・リサイタル、16歳でオーフス響との共演でコンチェルト・デビューを果たしたデンマークのピアニスト、エミール・グリューステン(1985−)のセカンド・アルバムは、「ロ短調ソナタ」や「ラ・カンパネッラ」を収録したリスト・アルバム!

 録音:2015年6月17日ー18日、デンマーク


エミール・グリューステン
ファースト・アルバム

DACOCD 769
\2600
エミール・グリューステンのデビュー・ディスク、
 シューベルト・プログラム

  シューベルト:
   ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
   楽興の時 D.780
エミール・グリューステン(ピアノ)
 15歳でソロ・リサイタル、16歳でオーフス響との共演でコンチェルト・デビューを果たしたデンマークのピアニスト、エミール・グリューステン(1985−)のデビュー・ディスクは、シューベルト・プログラム!
 オーフス王立音楽アカデミー(ユラン音楽院)、コペンハーゲンの王立音楽アカデミー、ヘルシンキのシベリウス・アカデミーなどで研鑽を積み、デンマーク、フィンランド、ドイツでのコンクール入賞実績を持つ期待の実力派である。

 2015年5月6日−7日の録音。




 

CANTALOUPE


CA21116
\2100
グレン・コッチェ:ドラムキット・カルテット集
 1.ドラムキット・カルテット 第51番/
 2.ドラムキット・カルテット 第1番/
 3-5.ドラムキット・カルテット 第3番/
 6.ドラムキット・カルテット 第6番/
 7.ドラムキット・カルテット 第50番/
 8.ドラムキット・カルテット 第54番/
 9.ドラムキット・カルテット 第51番:シカゴ・リアライゼーション
ソー・パーカッション
録音 シカゴ、パット・バーンズ・アット・ザ・ロフト
 アメリカのオルタナティヴ・ロック・バンド「ウィルコ」のメンバー、グレン・コッチェ(1970-)のオリジナル作品「ドラムキット・カルテット」。
 2014年、8年ぶりにリリースされたコッチェのアルバム「Adventureland(CA21098)は、クロノス・カルテットとエイト・ブラックバードが共演したことでも話題になりました。
 今回のコッチェはまるでライヒやアダムスのようなミニマル色と、独創的なサウンドをふんだんに用い、「ポスト・クラシカル」風な静寂と騒音の世界を行き来します。
 ソー・パーカッションは即興的な音と、電子音を組み合わせ、見事な音のタペストリーを織り上げています。
  

CA21115
\2100
The stone people
 1.ジョン・ルーサー・アダムズ:Tukiliit/
 2.マーテイン・ブレスニック:イシの歌/
 3.ジュリア・ウォルフ:コンパッション/
 4.ジョン・ルーサー・アダムズ:アモング・レッド・マウンテンズ/
 5.ミッシー・マッツォーリ:オリゾンテ/
 6.ケイト・ムーア:Sliabh beagh/
 7.ジョン・ルーサー・アダムズ:ヌナタクス/
 8.ジュリア・ウォルフ:Earring
ライザ・ムーア(ピアノ&ヴォーカル)
録音 ニューヘヴン,ファイアハウス12
 アルバム・タイトルの「The stone people」は、ジョン・ルーサー・アダムスの「Tukiliit」の副題である「風に住む石の人々」から取られた言葉です。
 「人間の根源は自然に繋がる」というルーサー・アダムズの概念が反映されたこの曲は、控えめな素材で組み立てられたピアノと声のための作品。冒頭こそ叩きつけるような大音量ですが、この叫びのような表現には、失われていくものへの悲哀が込められています。
 ネイティヴ・アメリカンのある部族の生き残りの人々の歌をモティーフにしたブレスニックの「イシの歌」はその言葉の意味すらも不明ですが、やはり何かを強く訴えかけてきます。
 他の曲も全て、現代アメリカを代表する作曲家たちが描いた美しいエレジーのようなもの。静かに聴きたい1枚です。




CD ACCORD

ACD-220
\2100
アガタ・ズベル:エレットロヴォーチェ
 1.bezkawie (coffeelessness)-コーヒーレスネス/
 2.Jezioro much (lake of the flies)-ハエの湖/
 3.Traba slona (elephant's trunk)-ゾウの胴体/
 4.Rebekah-レベカー/
 5.Zyrandolia (chandelier land)-シャンデリアの土地/
 6.Chmury w glowie-頭の中の雲/
 7.Niebo dzisiaj nieczynne-今日は天国は閉店してます/
 8.Gigue−ジグ/9.Tatarak (sweet flag)-甘い霧
アガタ・ズベル(ヴォーカル)/
チェザリィ・ドゥフノフスキ(電子楽器・ピアノ)
録音 2014年8月7日 ポーランド スタジオ・ズトトヴェク
 ポーランド、ヴロツワフ生まれの声楽家アガタ・ズベル。もともと現代作品を得意とし、ソプラノ歌手として一連のルトスワフスキ作品や、コープランド、ベルクの歌曲を歌っていました。
 そんな彼女、最近は作曲家としても活躍していて、このアルバムでも共演しているチェザリィ・ドゥフノフスキと「エレットロ・ノヴォ」というユニットを結成、コンピュータを駆使した不思議な音色の探求に邁進しています。
 以前リリースされた「Derwid」(ルトスワフスキがペンネームで書いていたというポピュラー・ソングアルバム)でも、その片鱗を示す音がありましたが、今回は全編がシャウト系です。




CEDILLE


CDR90000161
\2100
スティーヴ・ライヒ:マレット・クァルテット 他
 1-3.マレット・クァルテット/4-8.セクステット/
 9.ナゴヤ・マリンバ/10.木片のための音楽
デイヴィッド・フレンド(ピアノ)…4-8/
オリヴァー・ハーゲン(ピアノ)…4-8/
シーン・コナーズ(マリンバ)…9/
ピーター・マーティン(マリンバ)…9/
マシュー・デュヴァル(パーカッション)…10/
サード・コースト・パーカッション
録音 2014年12月15-19日 US ノートルダム大学,デヴァルトロ・パフォーミング・アーツ・センター
 20世紀が終わる頃、スティーヴ・ライヒ(1936-)の音楽は爆発的な人気を誇っていました。
 ミニマル・ミュージックの先駆者として、当時のニューヨーカー誌では「現代における最も独創的な音楽思想家」とまで讃えられるほど、その音楽とスタイルは独特なものであり、ジャンルを越えた芸術家たちにも強い影響を与えたのです。
 このアルバムで一連のライヒ作品を演奏している「サード・コースト・パーカッション」は、そんな時代を知らない「若い世代」のプレイヤーによって結成されているアンサンブルです。
 彼らがこの世に生を受けたときには、ライヒの音楽は当たり前のように身近にあり、すでに過去の偉大なる存在となっていたのです。
 2016年に80歳の誕生日を迎えるライヒを祝してのこのアルバムには、当時のクロノス・カルテットのような熱さとは違う、客観的な感情が見てとれます。




DYNAMIC


CDS-7737
(2枚組)
\3100
ニコラ・デ・ジョーザ:歌劇「ドン・チェッコ」2幕のオペラ・ブッファ
 アルメリンド・スパデッタ台本 ※世界初録音  
マルトラッチオ…カルミネ・モナコ(バリトン)/
フィオリーナ…カロリーナ・リッポ(ソプラノ)/
カルレット…フランチェスコ・カストーロ(テノール)/
ドン・チェッコ…ドメニコ・コライアンニ(バリトン)/
ローベルト…ロッコ・カヴァルッツィ(バス) 他/
イタリア国際管弦楽団/
トランシルヴァニア・フィルハーモニア合唱団 /
クルージュ=ナポカ・フィルハーモニー管弦楽団
録音 2015年7月 イタリア マルティナ・フランカ パラッツォ・ドゥカーレ 第41回イトリア谷音楽祭
 1850年にナポリのヌェーヴォ劇場で初演された歌劇「ドン・チェッコ」は、それまでのナポリの歌劇に見られる抒情的な作品とはまた違う楽しさで大成功を収めました。
 ナポリ方言を駆使した、この作品はしばしばヴェルディの「椿姫」と一緒に上演されたといい、確かにこの滑らかで心地よい音楽は、悲劇の筆頭ともいえる「椿姫」の悲しい気分を和らげるのに一役買ったことでしょう。
 今回の世界初録音となるこの演奏は、マルティナ・フランカ音楽祭の常連たちによる手馴れた歌唱です。
  


CDS-7748
\2100→\1890
リヒャルト・シュトラウス・プロジェクト
 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):ピアノ独奏作品全集 第2集

  1.幻想曲 Trv29/2.2つの小品 Trv30/
  3.ピアノ・ソナタ Trv47/4.昔風の(小さなガヴォット) Trv72/
  5.アンダンテ Trv73/6.4つの情緒ある風景 Op.9 Trv127/
  7.アルバムの小品 Trv111
   ※1.2.3.7…世界初録音
ダリオ・ボヌッチェッリ(ピアノ)
録音 2015年10月 イタリア ジェノア,ツェロディエチ・スタジオ
 第1集(CDS7695)に続く、リヒャルト・シュトラウスのピアノ作品全集第2集です。
 少年期から青年期にかけて書かれた一連のピアノ曲は、まさに彼の進歩的な才能を示すものとしてもっと広く聞かれてもよいのではないでしょうか?
 例えば1882年から84年に書かれた「4つの情緒ある風景」はシューマン風の優しい響きを持つ美しい曲集。ところどころに、後年の作品のような妖艶さが現れているのが何ともシュトラウスらしいところでしょうか。
 終曲で、突風のような情景の変化も面白い部分といえるでしょう。イタリアのピアニスト、ボヌッチッリの繊細な演奏は曲の魅力を最大に引き出しています。また、4つの作品は世界初録音となります。


リヒャルト・シュトラウス:ピアノ作品全集 第2集

CDS-7695
\2100
リヒャルト・シュトラウス:ピアノ作品全集 第1集
 1.仕立て屋ポルカ Trv1/2.パンツェンブルク・ポルカ TrV11/
 3.緩徐楽章 TrV12/4-8.5つの小品 TrV18/
 9.ピアノ・ソナチネ 第2番 ホ長調 TrV20/
 10-11.6つのソナチネ-第1番 ハ長調 TrV22/
 12-14.6つのソナチネ-第2番 ヘ長調 Trv23/
 15-18.6つのソナチネ-第3番 変ロ長調 Trv24/
 19-22.6つのソナチネ-第5番 変ホ長調 Trv26/
 23-17.5つのピアノ小品 Op.3 TrV105
ダリオ・ボヌッチェッリ(ピアノ)
録音 2013年9月 ジェノヴァ
 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)というと、どうしてもあの壮大な管弦楽曲や狂おしいオペラなどが頭に浮かびますが、どんな天才といえども、少年時代には作曲技法を習得する必要があったわけであり、とりわけ彼の父(高名なホルン奏者フランツ)は、モーツァルトなどの古典派至上主義であったため、最初はモーツァルト作品と見間違うばかりの「古典派風」の作品をいくつも作曲していたのでした。
 最初の作品といわれているのが、「仕立て屋ポルカ」であり、これは彼の6歳の時の作品で、母が採譜した、とても軽やかな舞曲です。
 ソナチネは10歳頃に書かれたもので、こちらも習作の域を出ないものです。「5つのピアノ小品」は17歳頃の作品で、こちらには既に完成された「シュトラウス節」が感じられる興味深い音楽です。
 イタリアの若手ピアニスト、ボヌッチェッリによる演奏です。

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CDS-7749
\2100→\1890
ルカ・ファンフォーニ(ヴァイオリン)
 魔女と悪魔

 1.タルティーニ(1692-1770):ヴァイオリン・ソナタ ト短調「悪魔のソナタ」/
 2.パガニーニ(1782-1840):「うつろな心による変奏曲」M.S.44/
 3.パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲 第3番 ホ長調‐アダージョ M.S.50/
 4.パガニーニ:祈りのソナタ M.S.23(通常版)/
 5.パガニーニ:祈りのソナタ M.S.23(省略なしの完全版…初録音)/
 6.パガニーニ:フランツ・ジュスマイアの主題による変奏曲「魔女たちの踊り」M.S.19/
 7.ロカテッリ(1695-1764):ヴァイオリンの技巧 Op.3-カプリース「音楽の迷宮」
ルカ・ファンフォーニ(ヴァイオリン)/
ルカ・バッレリーニ(ピアノ)
録音 2012年11月 イタリア ベルナレッジョ、バルトークスタジオ

 18世紀の終わりから19世紀にかけて、ヴァイオリンの演奏技法は格段に進歩しました。
 もちろんタルティーニ、ロカテッリ、そしてパガニーニといった巨匠たちの存在なしには、この進歩はなかったでしょう。
 このアルバムではそんな彼らの技巧的な作品をチョイスして収録しました。夢の中で演奏法を悪魔から示唆されたというタルティーニの「悪魔のトリル」、パガニーニの「魔女たちの踊り」といったタイトルからもわかる通り、「これらの作品は人間には到底演奏できない」と思わせるだけの技巧が全編に駆使されています。
 もちろんファンフォーニの演奏は「悪魔を凌駕するほどの」完成度を持っています。
 また、パガニーニの「祈りのソナタ」は通常演奏される版ではなく、一切の省略なしの完全版での演奏です。
 そしてこの曲をパガニーニ自身が使用した楽器で演奏するという夢のような企画。もちろんこの版での演奏は世界初録音となります。


 なんちゅう貫禄。
 ルカ・ファンフォーニ、「ラ・カンパネッラ」。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=O8WhcBY6aNs






<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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DANACORD



DACOCD 763-768
(6CD/特別価格)
\8100→\7490
エンドレ・ヴォルフ Vol.2 〜
 スタジオ&プライベート・レコーディングス1944−78


 バッハ無伴奏、ベートーヴェン、シベリウスのヴァイオリン協奏曲、フランクのソナタ、など・・・


  J.S.バッハ:
   無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 BWV.1002(録音:1973年)、
   ヴァイオリン協奏曲イ短調 BWV.1041(録音:1961年)、
   無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV.1006(録音:1978年)、
   ヴァイオリン協奏曲ホ長調 BWV.1042(録音:1949年)
  ウェーベルン:4つの小品 Op.7(録音:1972年)
  ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100(録音:1971年)
  ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96(録音:1968年)
  モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.378(録音:1969年)
  ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102(録音:1959年)
  ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61(録音:1973年)
  バルトーク:
   ヴァイオリン・ソナタ第2番(録音:1969年)、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(録音:1973年)
  コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 Op.7(録音:1966年)
  コック:ヴァイオリンと管弦楽のための 《トリプティック》 Op.43(録音:1951年)
  ベック:ヴァイオリン協奏曲(録音:1961年)
  ルーセンベリ:ヴァイオリン協奏曲第2番(録音:1961年)
  フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(録音:1952年)
  シベリウス:大洋の女神 Op.73、
         ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op47(録音:1944年)
   エンドレ・ヴォルフ(ヴァイオリン、指揮)、ミヒャエル・ギーレン(指揮)、ヨーテボリ交響楽団、
   コペンハーゲン室内管弦楽団、ハンス・ライグラフ(ピアノ)、
   エアリング・ブロンダル・ベンクトソン(チェロ)、スティーグ・ヴェステルベリ(指揮)、
   ストックホルム・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、セルジュ・コミッショーナ(指揮)、
   ステーン・フリュクベリ(指揮)、スウェーデン放送管弦楽団、シクステン・エケルベリ(ピアノ、指揮)

 スウェーデンで活躍したハンガリー出身の偉大なるヴァイオリニストの記録。

 2011年3月にスウェーデンでこの世を去ったハンガリー、ブダペスト出身のヴァイオリニスト、エンドレ・ヴォルフ(1913−2011)の録音集第2弾。ヨーテボリ交響楽団のコンサート・マスターやスウェーデン王立アカデミーの会員として活躍した偉大なヴァイオリニストの歴史を、放送音源やプライベート録音を含む貴重な録音で振り返る。



エンドレ・ヴォルフ Vol.1

DACOCD 714-715
(2CD-Rs)
\5000

エンドレ・ヴォルフ 〜 デンマークTONO録音全集

 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35*(録音:1949年)
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲イ長調K.219+(録音:1949年)
 パガニーニ:カプリース第5番(録音:1947年)
 アウリン:ユーモレスク(録音:1947年)
 バルトーク:ハンガリー民謡(録音:1950年)
 J.S.バッハ:サラバンド(録音:1947年)
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲ト短調Op.26#(録音:1949年)
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調Op.24《春》(録音:1949年)、
  ヴァイオリン・ソナタ イ長調Op.47《クロイツェル》(録音:1951年)
 リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行(録音:1950年)
エンドレ・ヴォルフ(ヴァイオリン)
アントワネット・ヴォルフ(ピアノ)
トマス・イェンセン(指揮)*
エーリク・トゥクセン(指揮)#
デンマーク国立放送交響楽団*/#
コペンハーゲン室内管弦楽団+
 こんな名手がまだいたのか・・・知らなかった。
 丹精で優雅、どこまでも紳士的で温かなヴァイオリン。エンドレ・ヴォルフ、素晴らしい。
 
デンマークのTONOに1949年から1951年にかけて録音された演奏は初CD化となる。
※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




<国内盤> 

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東武レコーディングズ

限定盤

TBRCD 0041
(3CD)
\3300+税
長らく廃盤だった名盤、新リマスタリングで復活!!
 ペーター・マーク(指揮)&マドリード交響楽団
 「メンデルスゾーン:交響曲全集」

 Disc1)
  交響曲第1番ハ短調 Op.11
  交響曲第5番ニ短調「宗教改革」 Op.107
 Disc2)
  交響曲第2番変ロ長調 「賛歌」Op.52
 Disc3)
  交響曲第3番イ短調「スコットランド」 Op.56
  交響曲第4番イ長調「イタリア」 Op.90
ペーター・マーク(指揮)
マドリード交響楽団
Disc2)
 ホセ・アントニオ・サインズ・アルファロ
  (合唱指揮)
 オルフェオン・ドナスティアッラ(合唱)
 ヴァレンティナ・ヴァレンテ(ソプラノ1)
 マリア・ホセ・スアレス(ソプラノ2)
 サンチャゴ・カルデロン(テノール)
 長らく廃盤だったペーター・マークのメンデルスゾーン全集、音に迫力を増し、新リマスタリングで復活!!

 録音:Disc1)2000 年6 月、Disc2)1997 年2 月27 日、Disc3)1997 年7 月

 鬼才ペーター・マークの不滅の名盤。メンデルスゾーン:交響曲全集が復活。
 この全集でまず感銘を受ける点は、とにかくマークという芸術家は水捌けの良い音楽を作るということに尽きる。
 マークは、非常に細かい独自の指示をする指揮者であるが、その目的は淀みのない進行、濁りのない音色、雑然とした部分の排除に特化している。例えば、交響曲第2 番は、合唱を伴う大きな規模の曲でマーラーの一千人の交響曲の先駆け的な存在とも尊敬されると同時に、捉えどころのない抽象的な交響曲とも批判される楽曲である。
 しかし、マークの優れた手腕に掛かると、この曲は宗教曲のスタイルを借りた起承転結のはっきりした交響曲として聴き手に届くから不思議である。これこそマークの指揮法の魔術と言えよう。(ライナーノートより)
 ※完全限定発売です。日本語解説付。


ベートーヴェン&モーツァルト交響曲ボックス
限定盤

TBRCD 0039
(5CD)
\3300+税
ペーター・マークのベートーヴェン全集
 ベートーヴェン:交響曲全集

 (1)交響曲第2番、第4番
 (2)交響曲第7番、第8番
 (3)交響曲第3番「英雄」、第1番
 (4)交響曲第5番「運命」,第6番「田園」
 (5)交響曲第9番「合唱」
ペーター・マーク指揮
パドヴァ・ヴェネト管弦楽団
(5)アマンダ・ハルムグリンソン(ソプラノ)
 ルートヒルド・エンゲスト(メゾ・ソプラノ)
 ツェーガー・ヴァンデルステーネ(テノール)
 フリードマン・クンダー(バス)
 フィリッポ・マリア・ブレッサン指揮
 アテスティ合唱団

 長らく廃盤だったペーター・マークのベートーヴェン全集が新リマスタリングで復活!!

 録音:(1)1994 年2 月ロニーゴ・ヴィセンツィア (2)1994 年6 月パドヴァ・モディリアニ音楽堂 (3)1994 年7 月パドヴァ・モディリアニ音楽堂 (4)1995 年2 月パドヴァ・ポリーニ音楽堂 (5)1994 年12 月20 日パドヴァ聖アントニオ・バジリカ教会

 鬼才ペーター・マークの不滅の名盤。ARTS レーベルで出ていたベートーヴェン全集が新マスタリングで復活!
 1990 年代後半に、ポツポツと1 枚ずつ単売され、ついに全集に至った名演。当時久々のマークの新譜として大好評でした。都響との名コンビを知る日本の聴衆はマークの真価を世界中で最も知っていたとも言えるでしょう。
 パドヴァ・ヴェネト管は編成も小さく、マークのベートーヴェン解釈も壮大なスケールや英雄的な妄想からは無縁のものです。スイスイと軽やかに進んで、時にはドキッとするような悪魔的表現も散見されます。
 スタイルはキリリと結晶化した独自にして、見事なものです。録音会場もマチマチであり、ライヴ・スタジオも混ざっており、CD初期の編集センスも未だに色濃かった90 年代故に音量の小ささや前に出る迫力に欠けることの多かった音質をこの度マスターに遡って改めてマスタリングしました。完全限定発売です。
限定盤

TBRCD 0040
(4CD)
\3300+税
ペーター・マーク指揮&パドヴァ・ヴェネト管弦楽団
 「モーツァルト:10大交響曲 + ミサ曲ハ短調」

 (1)交響曲第31番 ニ長調 K.297「パリ」
 (2)交響曲第32番 ト長調 K.318
 (3)交響曲第33番 変ロ長調 K.319
 (4)交響曲第34番 ハ長調 K.338
 (5)交響曲第35番 ニ長調 K.385「ハフナー」
 (6)交響曲第36番 ハ長調 K.425「リンツ」
 (7)交響曲第38番 ニ長調 K.504「プラハ」
 (8)交響曲第39番 変ホ長調 K.543
 (9)交響曲第40番 ト短調 K.550
 (10)交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」
 (11)大ミサハ短調K.427
ペーター・マーク指揮
パドヴァ・ヴェネト管弦楽団
(11)リンダ・ラッセル(ソプラノ)
 ミラ・ヴィォティエヴィッチ(ソプラノ)
 ジェイムズ・マックリーン(テノール)
 エルダー・アリエフ(バス)
 フィリッポ・マリア・ブレッサン(指揮)
 アテスティ合唱団
 長らく廃盤だったペーター・マークのモーツァルト名演集、音に迫力を増し、新リマスタリングで復活!!

 録音:(1)(3)(4)1997 年2 月パドヴァ・ポリーニ音楽堂、(2)(5)(8)1996 年3 月、パドヴァ・モディリアニ音楽堂、(6)(7)(9)(10)1996 年2 月パドヴァ・モディリアニ音楽堂、(11)1997 年4 月27 日、パドヴァ・ポリーニ音楽堂

 鬼才ペーター・マークの不滅の名盤。モーツァルト名演集が新マスタリングで復活!
 ベートーヴェン全集の好評に続いて放たれた不朽の名盤。都響との名コンビを知る日本の聴衆はマークの真価を世界中で最も知っていたとも言えるでしょう。
 誤解を承知で言えばマークのモーツァルトは自然体などという単純な言葉で片付けられない、フルトヴェングラー以来最もデモーニッシュな演奏と言えるでしょう。随所にクセのある表現が散見されます。
 パドヴァ・ヴェネト管は編成こそ小さいものの、楽曲によってはマークの指示によって分厚い響きも聴かせます。
 録音条件はベートーヴェンよりもこなれており、元来が良好なものではありますが、この度マスターに遡って改めてマスタリングしました。音色に輝きと迫力を増しております。
 かつてCD5 枚に渡ったシリーズが4 枚に収録されました。完全限定発売です。日本語解説付。







ナクソス・ジャパン


NYCC-27302
\2000+税
BACH BEAT II
 J.S.バッハ(1685-1750)
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
   (ヴィブラフォンのための)
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005
   (マリンバのための)
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006
   (マリンバのための)
  主よ、人の望みの喜びよ BWV147
   (マリンバのための)
名倉誠人(ヴィブラフォン&マリンバ、編曲)
 世界的なソロ・マリンバ奏者、名倉誠人によるバッハ・アルバム第2弾登場!
 名倉誠人は、彼の世代を代表するソロ・マリンバ奏者として、アメリカを拠点に国際的な活動を繰り広げています。
 常にアグレッシブな彼の姿勢に応え、世界中の作曲家たちから多くの作品が捧げられてきましたが、それらはマリンバ演奏の全く新しい地平を拓く独創的なものでした。
 名倉はこれらの作品の演奏会で、彼自身の編曲によるクラシック音楽作品も頻繁に披露してきました。先鋭的な現代音楽の演奏で追究された多彩な音色感と、究極まで磨き上げられたテクニック、それはクラシック音楽の演奏におけるマリンバという楽器の可能性を飛躍的に拡げるものでした。
今回リリースする「BACH BEAT Ⅱ」は、2008年にリリースされた第一作に続くもので、より進化した名倉のアプローチが随所に光る作品に仕上がっています。録音は2014年5月と7月、バッハ・コレギウム・ジャパンが録音の本拠地としている神戸松蔭女子学院大学チャペルで行われ、鬼才エンジニア・入交英雄の絶妙なマイク・アレンジは、豊かな残響と透明な空気感を活かした清冽な音場を再現しています。
 《プロフィール》
 世界的なソロ・マリンバ奏者として、四半世紀にわたり国際的な演奏活動を展開してきた。各国の優れた作曲家達から、数多くの新作が彼に献呈されている。
 リサイタル、音楽祭への出演、オーケストラとの共演等で訪れた国々は、南北アメリカ・ヨーロッパ・アジアの15カ国に及んでいる。特に米国では、カーネギー・ワイル・ホールやケネディー・センター等でのリサイタル活動に加え、NY室内管弦楽団、シカゴ・シンフォニエッタ、ロサンゼルス室内管弦楽団等とも協奏曲を共演し、全米41州で演奏。カナダやメキシコでも国際音楽祭やオーケストラにしばしば招かれ、演奏を重ねている。
 録音: 2004年5月17.18日,7月5日、神戸松蔭女子学院大学チャペル 
 プロデューサー:名倉誠人、入交英雄
 エンジニア:入交英雄

 使用楽器:Marimba・Saito MSK-5500N, Vibraphone・Saito VS-4300




<映像>


ARTHAUS


100103
(DVD)
\6600
ラヴェル:「子供と魔法」/プロコフィエフ:ピーターとおおかみ
 ラヴェル:「子供と魔法」2部の抒情ファンタジー/
 イリ・キリアンによるイントロダクション/
 プロコフィエフ:ピーターとおおかみ
「子供と魔法」
 子供…マーリン・ノーベン/
 母親…ロスリン・アンダーソン/
 安楽椅子…ステファン・シェリフ/
 肘掛け椅子…レイ・マシューズ/
 おじいさんの時計…ジェームズ・ヴィンセント/
 クロックワーク…グレン・エディ/
 ネザーランド・ダンス・シアター/
 音楽:モーリス・ラヴェル/
 振付・演出:イリ・キリアン/
 台本:シドニー=ガブリエル・コレット/
 演奏:
  ロリン・マゼール(指揮)
  フランス国立管弦楽団/
 衣装:ジョン・マックファーレン/
 照明:ジェニファー・ティプトン/
「ピーターとおおかみ」
 ピーター…デヴィッド・ジョンソン/
 小鳥…レイラ・ハリソン/
 アヒル…カラン・リングハム/
 猫…エリザベス・ホリデイ/
 おおかみ…マーティン・ハーヴェイ 他
 ロイヤル・バレエ・スクール/
 音楽・台本:セルゲイ・プロコフィエフ/
 振付:マシュー・ハート/
 演奏:ポール・マーフィー(指揮)
 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団/
 デザイン:イアン・スパーリング/
 語り手:アンソニー・ダウエル/
 ヴィデオ・ディレクター:ロス・マックギボン
108133
(BD)
\6600
「子供と魔法」収録:1986年/
「ピーターとおおかみ」収録:1997年/
 収録時間:52分(子供と魔法)・30分(ピーターとおおかみ)/音声:英語 ステレオ2.0/字幕:仏,蘭,独(子供と魔法)/画面:4:3(子供と魔法)・16:9(ピーターとおおかみ)/<DVD>片面二層ディスク <BD>単層25GB 1080i High Definition
 ラヴェル(1875-1937)とプロコフィエフ(1891-1953)の2つの「子供のための作品」をバレエで楽しむ映像です。
 お子様のバレエ入門としても、またバレエを愛する大人にもオススメしたい貴重な1枚です。
 ラヴェルの歌劇「子供と魔法」はやんちゃな少年と、家具や動物たちが巻き起こすファンタジー。この作品を名振付家キリアンがバレエ化したもので、原曲同様、様々な登場人物が入り乱れ、特色ある踊りを披露します。
 作品に付されたイントロダクションでは、キリアンが「子供時代に失ってしまった絵本を見つけたような気分になれる」と語っています。
 プロコフィエフの「ピーターとおおかみ」も子供たちに愛される物語。こちらをロイヤル・バレエ・スクールの生徒たちが初々しい踊りで見せてくれます。アンソニー・ダウエルの表現力たっぷりの語りも魅力的です。
 ※Blu-ray…初発売
 
109168
(DVD)
\4100
KEN RUSSELL‘S VIEW OF THE PLANETS ケン・ラッセルの見た惑星
 グスタフ・ホルスト(1874-1934):惑星/
 スペシャル・フューチャー…
  メルヴィン・ブラッグによるイントロダクション
フィラデルフィア管弦楽団/
ユージン・オーマンディ(指揮)/
ケン・ラッセル(監督)

109169
(BD)
\4100
収録時間:50分/音声:ステレオ2.0/字幕:なし/画面:4:3/REGION All(Code:0)/<DVD>片面単層ディスク <BD>二層25GB 1080i High Definition(Upscale)
 イギリス出身の映画監督ケン・ラッセル。クラシック音楽好きなら1974年の映画「マーラー」で冒頭の作曲小屋が燃え落ちる場面に心震わせなかった人はいないのではないでしょうか。
 彼は他にも数多くの偉人の伝記映画を製作していますが、どれもが独断と偏見、そして不必要なほどの猥褻さを持ち、そして魅力的で他に類を見ないほどに個性的な作品として知られています。
 この「惑星」は1983年に製作されたムーヴィー・ドキュメンタリーで、イギリスのデイリー・メール紙でも大絶賛された映像です。ホルストの壮大な音楽に載せて、彼自身における「惑星」のキャラクターを視覚化していく行動的で力強い「火星」、全ての愛と美の象徴「金星」、雄弁な「水星」、明るく希望に満ちた「木星」、持続的な「土星」、風変わり、そして予測不能な「天王星」、はかなく神秘的な「海王星」という7つの性格を挑発的に描いていくケン・ラッセルの世界をぜひお楽しみください。
 使用音源は、ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団による決定的名演です。
 
109174
(DVD)
\4100
フリードリヒ・グルダ‐モーツァルト・フォー・ザ・ピープル
 1981年2月 ミュンヘン,アメリカハウスでのライブ収録
  1.モーツァルト(1756-1791):ソナタ 第4番 変ホ長調 K282/
  2.モーツァルト:ソナタ 第9番 ニ長調 K311/
  3.モーツァルト:ソナタ 第12番 ヘ長調 K332/
  4.モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K475/
  5.モーツァルト:ソナタ 第14番 ハ短調 K457/
  6.モーツァルト:歌劇「魔笛」より
   「この神聖な殿堂には」(F.グルダによるピアノ編)
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)/
ヤーノシュ・ダルヴァス…ヴィデオ・ディレクター
109189
(BD)
\4100
収録時間:96分/音声:ステレオ2.0/字幕:なし/画面:4:3/REGION All(Code:0)/DVD…片面二層ディスク
 クラシックを深く愛しながらも、伝統に従うことを嫌い、新しい音楽の可能性を探るためにはジャズ奏者に転向することまでも考えたという鬼才フリードリヒ・グルダ。
 この映像は1981年、アメリカハウスのコンサートを収録したもので、黒いスウェットシャツを着た彼が、モーツァルトを楽しそうに演奏する姿を見ることができます。
 卓越した技術と明快で独特な解釈に支えられたこのモーツァルトは、全く他に類を見ないものであり、グルダのモーツァルトに対する愛情をひしひしと感じることができるでしょう。
  注…以前発売されていた映像では1981年2月13日収録とありましたがこちらのクレジットでは2月27日となっています。
 
109175
(DVD)
\4100
ハインリヒ・シュッツ-ドイツ音楽の父 脚本…イェルク・コーベル/
映像…コニー・バイスラー/
編集…シュテファン・ウルラス/
デヴィッド・ダグラス・ブライアント(音楽学者)/
ビャルケ・モエ(音楽学者)/
マティアス・ヘルマン/
クリスティーナ・ジークフリート(音楽学者)/
ハンス・クリストフ・ラーデマン(指揮)/
収録時間:66分/音声:ドイツ語 ステレオ2.0/字幕:英,独/画面:16:9/REGION All(Code:0)/DVD…片面単層ディスク
 ハインリヒ・シュッツはドイツ初期バロック時代を代表する作曲家で、J.S.バッハ生誕のちょうど100年前の1585年に生まれた人です。
 14歳の時にヘッセン=カッセル方伯モーリッツに音楽の才能を見い出され、カッセルの教会学校の歌手となりギウナジウムに入ります。そしてマールブルクで法律を学びながらオルガン演奏と作曲の勉強をはじめます。
 そんなシュッツ、1609年に奨学金を得てイタリアに赴くことになります。
 ここで彼はジョヴァンニ・ガブリエリの弟子となり、最初のマドリガル集を完成することとなります。彼が生涯に渡ってガブリエリを「師匠」と呼んでいたことでも、受けた影響は大きさが伺われます。
 映像の冒頭にイタリアの美しい風景が現れるのも、彼にとってのイタリアはとても大切な場所であるからなのです。
 シュッツの作品といえば、やはり深遠なドイツ語による宗教作品が思い起こされますが、最近では、イタリア時代に作曲したマドリガルも重要な作品と見做されるようになっています。
 この映像ではシュッツの音楽とともに、ドイツ、ヴェネツィア、コペンハーゲンの各都市で活躍する音楽家、研究者たちがシュッツについて詳しく語っています。
 

109176
(DVD 4枚組)
\6600
「幸せをあなたに!」 〜チェチーリア・バルトリ
 1.ロッシーニ(1792-1868):「セヴィリアの理髪師」
  1988年 シュヴェツィンゲン音楽祭 ライヴ収録
 2.ロッシーニ:「イタリアのトルコ人」
  2002年 スイス,チューリヒ歌劇場 ライヴ収録
 3.モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
  2001年 スイス,チューリヒ歌劇場 ライヴ収録
1.ロッシーニ(1792-1868):「セヴィリアの理髪師」
 ロジーナ…チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ)/
 アルマヴィーア伯爵…デイヴィッド・クーブラー(テノール)/
 フィガロ…ジーノ・キリコ(バリトン)/
 バルトロ…カルロス・フェッラー(バス)/
 バジリオ…ロベルト・ロイド(バス)/
 フィオレッロ…・クラウス・ブルフ(バリトン) 他/
 ケルン歌劇場合唱団/
 シュトゥットガルト放送管弦楽団/
 ガブリエーレ・フェッロ(指揮)/
 ミヒャエル・ハンペ(演出)
2.ロッシーニ:「イタリアのトルコ人」
 太守セリム…ルッジェーロ・ライモンディ(バス)/
 フィオリッラ…チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ)/
 ドン・ジェローニオ…パオロ・ルメツ(バス)/
 ドン・ナルチーゾ…レイナルド・マシアス(テノール)/
 詩人…オリヴァー・ウィドマー(バリトン)/
 ザイーダ…ユーディト・シュミット(メゾ・ソプラノ)/
 アルバザール…ワレリー・ツァリョーフ(テノール)/
 チューリヒ歌劇場合唱団
 チューリヒ歌劇場管弦楽団/
 フランツ・ヴェルザー=メスト(指揮)/
 チェーザレ・リエヴィ(演出)
3.モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
 ドン・ジョヴァンニ…ロドニー・ギルフリー(バリトン)/
 レポレッロ…ラースロー・ポルガール(バス)/
 ドンナ・アンナ…イザベル・レイ(ソプラノ)/
 ドンナ・エルヴィーラ…チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ)/
 オッターヴィオ…ロベルト・サッカ(テノール)/
 ツェルリーナ…リリアナ・ニキテアヌ(ソプラノ)/
 マゼット…オリヴァー・ウィドマー(バス)/
 騎士長…マッティ・サルミネン(バス)/
 チューリヒ歌劇場合唱団&管弦楽団/
 ニコラウス・アーノンクール(指揮)/
 ユルゲン・フリム(演出)
109177
(BD 3枚組)
\6600
収録時間:485分/音声:イタリア語歌唱 ステレオ2.0(セヴィリアの理髪師) ステレオ2.0/DD5.1/DTS5.1(イタリアのトルコ人) ステレオ2.0/DD5.1(ドン・ジョヴァンニ)/字幕:英,仏,独,西/画面:16:9(イタリアのトルコ人,ドン・ジョヴァンニ) 4:3(セヴィリアの理髪師)/REGION All(Code:0)/<DVD>片面二層ディスク×3,片面単層ディスク×1 <BD>二層50GB×2,単層25GB×1 1080i High Definition(Upscale)
 その超絶技巧と独特の声を駆使し、古楽界を中心に活躍するメゾ・ソプラノ歌手チェチーリア・バルトリ。
 現代の古楽界におけるリーディング・アーティストである彼女のキャリアの始まりは、ロッシーニとモーツァルトの各役でした。このBOXにはそんな彼女の初々しい歌唱による3つの作品が収録されています。
 聴き手を唖然とさせる完璧なコロラトゥーラと演技をお確かめください。
 
109208
(DVD)
\4100
カルロ・ジェズアルド:デス・フォー・ファイヴ・ヴォイシズ-5声の死
 カルロ・ジェズアルド(1566頃-1613)
  ヴェルナー・ヘルツォークによるドキュメンタリー映像
イル・コンプレッソ・バロッコ/
ジェズアルド・コンソート・オブ・ロンドン/
<出演>
 ミルヴァ/
 パスクァーレ・ドノフリオ/
 サルヴァトーレ・カタラーノ 他

109209
(BD)
\4100
収録時間:60分/音声:英,独,伊 ステレオ2.0/字幕:仏,西/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面二層ディスク <BD>単層25GB 1080i High Definition(Upscale) DVD…102055の再発売, Blu-ray…初発売
 ドイツの映画監督・脚本家・オペラ演出家であるヴェルナー・ヘルツォークの問題作です。
 題材となっているジェズアルドは16世紀イタリアの作曲家で、不貞を働いた妻と、その愛人を殺害したという強烈なエピソードで知られる人です。
 彼が書いた多くのマドリガーレは、和声や旋律などが当時としてはかなり奇妙なもので、長い間「理解不能」とされるなど不遇をかこっていましたが、20世紀になって、リゲティやフランツ・フンメル、シャリーノらがジェズアルドの生涯を題材としたオペラを書き、その生涯と共に作品もようやく理解され始めてきたのです。
 このヘルツォークの映像は、そんな脚色不要とも言えるジェズアルドの生涯を淡々と映像に綴っていきます。
109212
(DVD)
\4100
A TRIBUTE TO HANS KNAPPERTSBUSCH‐
 ハンス・クナッパーツブッシュを讃えて

  1962年と1963年ウィーン芸術週間におけるアン・デア・ウィーン劇場でのライヴ映像
   1.リヒャルト・ワーグナー(1813-1883):
    楽劇「トリスタンとイゾルデ」から前奏曲とイゾルデの愛の死/
   2.ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」から第1幕/
   3.ベートーヴェン(1770-1827):レオノーレ序曲 第3番 Op.72a/
   4.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 Op.58
イゾルデ…ビルギット・ニルソン(ソプラノ)…1/
ジークリンデ…クレア・ワトソン(ソプラノ)…2/
ジークムント…フリッツ・ウール(テノール)…2/
フンディング…ヨーゼフ・グラインドル(バス)…2/
ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)…4/
ウィーン・フィルハーモニー/
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)

109213
(BD)
\4100
収録: 1962-1963年/収録時間:152分/音声:ドイツ語歌唱 モノーラル2.0/字幕:英,仏,独,西,伊/画面:4:3/REGION All(Code:0)/<DVD>片面二層ディスク <BD>単層25GB 1080i High Definition(Upscale)
 20世紀を代表する大指揮者クナッパーツブッシュの伝説の映像です。1922年にバイエルン州立歌劇場の音楽監督に就任、1929年のザルツブルク音楽祭でウィーン・フィルと初共演を飾った彼、その後は様々な変遷を経て、第二次世界大戦後にはバイロイト音楽祭を支えるなど、戦後の音楽界に大きな足跡を残しました。
 この映像は、彼とウィーン・フィルが行ったアン・デア・ウィーン劇場での特別コンサートの2年分を併せたもので、独特の解釈に支えられたワーグナーとベートーヴェンを堪能することができます。
 バックハウスをソリストに迎えたベートーヴェンの異様な雰囲気はとりわけ有名ですが、観客席には当時の新進気鋭の指揮者として、ヨーロッパにデビューしたばかりの岩城宏之が座っているのも注目すべき点でしょう。
 クナッパーツブッシュの演奏については、もう何の説明も不要。ほんの瞬間の動きですら、見逃すわけにはいかないほどの凝縮された彼の指揮から生み出される熱い音楽は、永遠に人々の心を捉えていくに違いありません。
 
109214
(DVD)
\2700
ブロッド・オン・ザ・フィールズ
 ウィンドン・マルサリス/
  スーザン・ショウによるドキュメンタリー映像
ウィンドン・マルサリス

109215
(BD)
\2700
収録時間:54分/音声:英,仏,独 ステレオ2.0/字幕:なし/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面単層ディスク <BD>単層25GB 1080i High Definition(Upscale) DVD & Blu-ray…初リリース
 アメリカの音楽一家に生まれたトランペッター、ウィントン・マルサリス。最も著名はジャズ・ミュージシャンであり、またクラシックにも造詣が深いことで知られています。
 18歳でアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズに加入し、プロとしての活動を開始以降、ジャズとクラシックの両部門で9つのグラミー賞を獲得し、1997年にはピューリッツァー賞の音楽部門も獲得するなど世界中で高く評価されている人です。
 これまでにも、ウィリー・ネルソンやエリック・クラプトン、キャスリーン・バトルなどジャンルを越えたアーティストとコラボレーションを行い、数多くのアルバムをリリースし、これらも圧倒的な人気を誇っています。
 1996年にスーザン・ショウによって収録されたこの映像は、そんな彼の軌跡を丹念に追っていくというもので、故郷ニューオリンズでの彼や、ニューヨークへの旅の風景、リハーサルスタジオでの「ブロッド・オン・ザ・フィールズ」の録音風景などが克明に記録されています。
 一人の偉人の足跡を辿る貴重なドキュメンタリーです。
 
109216
(DVD)
\2700
バードランドの子守唄‐シアリング・タッチ
 ジル・マーシャルによるジョージ・シアリングのドキュメンタリー映像
ジョージ・シアリング

109217
(BD)
\2700
収録時間:50分/音声:英,仏,独 ステレオ2.0/字幕:なし/画面:4:3/REGION All(Code:0)/<DVD>片面単層ディスク <BD>単層25GB 1080i High Definition(Upscale) DVD & Blu-ray…初リリース
 ロンドン生まれのジャズ・ピアニスト、ジョージ・シアリング(1919-2011)のドキュメンタリー映像です。
 2016年は彼がこの世を去って5年目の年。この伝説の巨人の偉業を改めてご紹介いたします。
 彼は生後間もなく「光を失う」というハンディを持ちながらも、3歳でピアノを始めます。音楽評論家レナード・フェザーに認められ18歳頃からプロとして活躍を始めます。
 1947年に渡米し、MGMレコードと契約。ピアノ・トリオにヴィヴラホンとギターを加えるというユニークな編成で一世を風靡し、映画音楽の挿入歌「九月の雨」で大ヒットを飛ばします。
 その後、1952年に代表作「バードランドの子守唄」を作曲。こちらは歌詞が付けられ、多くの歌手たちが愛唱していることでも知られています。
 この映像は、貴重な映像とともに、彼の独特のサウンド・・・モダンジャズとイージーリスニングの融合を楽しみつつ、偉大なシアリングの足跡を辿るという興味深いものです。
 
109218
(DVD 3枚組)
\7400
J.S.バッハ:マタイ受難曲 全曲
 ジョン・ノイマイヤーによるバレエ版
ハンブルク・バレエ/
コレオグラフィ、ステージング、
舞台効果…ジョン・ノイマイヤー/
エヴァンゲリスト&アリア…ペーター・シュライヤー(テノール)/
イエズス…ベルント・ヴァイクル(バス)/
白井光子(ソプラノ)/
マルガ・シュキームル(アルト)/
フランツ・グルントヘーバー(バス)/
聖ミヒャエリス教会管弦楽団&合唱団/
ギュンター・イェーナ(指揮)

109219
(BD 3枚組)
\7400
使用音源…1980年3月29日 ライヴ録音
 2005年バーデン-バーデン祝祭劇場ライヴ/収録時間:211分/音声:ドイツ語歌唱 ステレオ2.0/字幕:なし/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面二層ディスク×2 単層ディスク×1 <BD>二層50GB×1 単層25GB×1 1080i High Definition(Upscale) DVD…101511の再発売 Blu-ray…初発売
 偉大なるダンサー&振付師、ジョン・ノイマイヤー。
 彼の作品の中でも特に有名な「マタイ受難曲」の登場です。この作品は1980年11月に今作と同じ聖ミヒャエリス教会で初演され大好評を博しました。
 「私はダンサーでもあり、キリスト教徒でもあります」と語るノイマイヤーの心象風景と神への静かなる告解。
 これはバッハ(1685-1750)の音楽に寄り添いつつも、独自の世界を表出しているのです。
 舞台には黒いベンチがいくつか置かれ、41人のダンサーたちは全て白いシンプルな衣装に身を包み、舞台の前方で踊るか、後方で待機します。
 彼らは全て一人一人意思を持ち、その踊りは個性的(振付のほとんどは個人の自由に任されています)。黒と白のコントラストの美しさ、群舞での肉体の美しさ。ノイマイヤー自身が演じるキリストの神々しさ。
 ここでは単なる白いシャツも「聖なる衣」になるのです。カメラアングルの切り替えによって、2通り(俯瞰とクローズアップ)の視点でご覧いただけます。
 
109220
(DVD)
\4100
ゲイ&ペープシュ:バラッド・オペラ「ベガーズ・オペラ」
 ジェレミー・バーロウ&エリオット・ガーディナー編曲
マクヒース…ロジャー・ダルトリー/
ピーチャム…スタンフォード・ジョンズ/
ミセス・ピーチャム…パトリシア・ルートリッジ/
ポリー・ピーチャム…キャロル・ホール/
ルーシー・ロキット…ローズマリー・エイシュ/
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ/
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)/
サリー・ギルピン(振付)/
デイヴィッド・マイヤースコウ=ジョーンズ(デザイナー)/
アルン・ハウエス(衣装)/
デニス・シャンノン(照明)/
ジョナサン・ミラー(プロデュース・演出)
109221
(BD)
\4100
収録:1983年/収録時間:135分/音声:英語歌唱 ステレオ2.0/字幕:英,仏,独,西,蘭,ギリシャ/画面:4:3/REGION All(Code:0)/<DVD>片面二層ディスク <BD>単層25GB 1080i High Definition(Upscale)
 ジョン・ゲイ (1685〜1732)の台本、ヨハン・クリストフ・ペープシュ(1667-1752)の音楽編纂による「ベガーズ・オペラ」です。
 1728年に作曲されたこの作品、タイトルのベガーズとは「物乞い」の意味です。登場人物は全て悪人という異色の内容。手配中の極悪人マクヒースとその恋人ポリーを巡る騒動は当時大反響を巻き起こし、最初の上演は何と62夜も続いたとされています。
 また、この題材を元にブレヒトとワイルが書いたのが「三文オペラ」というわけです。この演奏、何と言っても、人気ロック・バンド『ザ・フー』のヴォーカリストであるロジャー・ダルトリーの主演が話題となりました。
 また音楽は古楽の第一人者ガーディナー。演出はシェイクスピア時代の民衆歌の研究者として名高いバーロウ。
 まさにジャンルを超えたスペシャリストが結集した名作です。
 
109223
(DVD)
\4100
アーノンクール追悼映像
 ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」2幕
フロレスタン…ヨナス・カウフマン(テノール)/
レオノーレ…カミラ・ニールンド(ソプラノ)/
ロッコ…ラースロー・ポルガール(バス)/
マルツェリーネ…
 エリーザベト・ラエ・マグナソン(ソプラノ)/
ヤキーノ…クリストフ・シュトレール(テノール)/
ドン・ピツァロ…アルフレード・ムフ(バリトン)/
ドン・フェルナンド…ギュンター・グロイスベック(バス) 他/
チューリヒ歌劇場管弦楽団&合唱団
 (エルンスト・ラフェルスベルガー)/
ニコラウス・アーノンクール(指揮)/
ユルゲン・フリム(演出)/
ロルフ・グリッテンベルク(装置)/
マリアンネ・グリッテンベルク(衣装)/
ヤコブ・シュロスタイン(照明)/
フェリックス・ブライザッハ
 (テレビ&ヴィデオ・ディレクター)/
フランソワ・デュプラ(プロデューサー)
109224
(BD)
\4100
2004年 チューリヒ歌劇場 ライヴ収録/収録時間:128分/音声:ドイツ語歌唱 <DVD>ステレオ2.0/DD5.1/DTS5.1 <BD>ステレオ2.0/dts-HD Master Audio 5.1/字幕:英,独,仏,西,伊/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面二層ディスク <BD>単層25GB 1080i High Definition(Upscale)
 2016年3月5日、この世を去った大指揮者ニコラウス・アーノンクールを追悼する映像です。
 この映像は、2004年チューリヒ歌劇場における公演を収録したもので、アーノンクールにとっては1990年代にCDとして発売された演奏に続く2回目のフィデリオのリリースとなったものです。
 「アーノンクールはもともとはチェロ奏者として頭角を現し、平行して古楽器奏法を探求、1953年に立ち上げたウィーン・コンツェントゥス・ムジクス」は古楽オーケストラの草分けとして、当時の聴衆に大きな刺激を与えました。
 バッハやヘンデル作品を次々と演奏しながら、オペラの分野にも進出。1970年代からチューリッヒ歌劇場をホーム・グラウンドとして、ジャン=ピエール・ポネルの演出によるバロック・オペラとモーツァルトを皮切りに、数々のオペラを上演し、その都度、聴衆を混乱と興奮の渦に引き込んだことでも知られています。」
 この「フィデリオ」は、長らくザルツブルク音楽祭の演劇監督を務めていたユルゲン・フリムによる演出は、簡素な舞台装置の中で繰り広げられる濃密な人間ドラマが話題となったもので、その斬新な手法は、今見ても全く色褪せることのないものです。
 またアーノンクールは「フィデリオ役」に当時新進気鋭のテノール(まだそれほど知名度はなかった)ヨナス・カウフマンを起用し、若き才能を見出す目の確かさも見せ付けたのです。
 カウフマンの歌唱は「おそらくこの半世紀にドイツが生んだ最高のテノール」と評されるなど大絶賛。もちろん現在の彼の活躍については語る必要もないでしょう。




DYNAMIC(映像)

DYNDVD37740
(DVD)
\2700
ガルッピ:奴隷送達のためのミサ/モーツァルト:戴冠式ミサ
 1.バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1791):
   「奴隷送達のためのミサ」…世界初録音/
 2.モーツァルト(1756-1791):戴冠式ミサ ハ長調 K317
ロベルタ・カンツィアン(ソプラノ)/
ラウラ・ポルヴェレッリ(メゾ・ソプラノ)/
アルド・カプート(テノール)/マルコ・ブッシ(バス)/
イ・ソリスティ・ヴェネティ/
クラウディオ・シモーネ(指揮)/
サンクトペテルスブルク・レジェ・アルティス合唱団
 (合唱指揮…ボリス・アバリャン)
収録 2014年5月23日 イタリア パドゥダ,エテルミターニ教会/収録時間:69分/音声:ステレオ2.0/DD5.1/字幕:なし/画面:16:9 カラー/REGION All(Code:0)/DVD…片面2層ディスク
 1765年に作曲されたガルッピの「奴隷送達のためのミサ」は、彼が当時音楽監督を務めていたヴェネツィアの聖マルコ大寺院の合唱団のために書かれたものです。
 ソリストと合唱、オーケストラの響きが完全に一体となった響きと、優れた対位法の高い技術は、オペラ作曲家としての彼の能力とは違ったものが発揮されているようです。この作品は世界初録音となります。
 かたやモーツァルトの「戴冠式ミサ」は1779年の作品。華やかな楽想で広く愛されています。
 バロック期の演奏について定評あるイ・ソリスティ・ヴェネティとシモーネによる壮麗な演奏でお楽しみください。エテルミターニ教会内部の美しい装飾も見どころの一つです。


















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