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尾高 忠明 (指揮)&大阪フィル
ブルックナー 交響曲 第5番
2022年2月14日サントリーホール ライブ



 70分通してかけ終わった後、事務所のスタッフ女子がぽつりと言った。
 「これ、ブルックナーですよね。この演奏、なんか聴きやすい。」
 怒涛の配送が終わった後の平和な時間にかけたからそんな穏やかな感想が漏れたのか。ただその感想も決して的外れではないかもしれない。


 これは2022年2月14日サントリーホールで行われた尾高 忠明と大阪フィルによるブルックナーの交響曲第5番のライブ。

 実はこのコンサートを聴きに行かれた方から絶賛の声をいただいていた。そのときの感想をあげさせていただくと、

「結論から申し上げますと、それは大変な名演でした。
 朝比奈さんとは違うアプローチで、テンポは速く、時たま、マタチッチを思い起こさせるような、弾むようなリズムやアッチェレランドもありました。
 半世紀に渡る私のコンサート経験において、10年に一度の名演と断言できます。
 肝のホルンもびっくりするほど上手でした。
 金管群も力強い演奏でした、相当練習したのでしょう。
 朝比奈さんの代表的な名演である5番を東京のコンサートにかける意気込みを感じる気合の入った演奏でした。」


「私は50年以上ブルックナーを聴いてきましたが、マタチッチ、朝比奈隆、ヴァント、チェリビダッケが亡くなり、もうコンサートでは、ブルックナーの深淵を味わうことはできないだろうと諦めていました。
 しかし、当夜のブルックナーを聴いて、涙が出るほどうれしくなりました、大阪フィルでありながら、朝比奈さんの無骨なブルックナーとは違う名演でした。
 尾高忠明指揮・大阪フィルのブルックナーのCDは、3番、7番、8番、9番がありますが、今回の5番は、さらに深く厳しい別格の演奏だと思います。」


「半分諦めて、半分期待しながらコンサートに行ったのですが、それは、朝比奈さんが薫陶した大阪フィルで、さらに、朝比奈さんが得意とする5番だったからです。
 演奏は良い意味で裏切られる名演でした。」


 朝比奈隆が半世紀にわたって率いてきた大阪フィル。
 その両者によるブルックナーの交響曲がいかに特別な存在だったかというのはみなさんもよくご存知かと思う。
 だがそのなかでも第5番は朝比奈がシカゴ響と取り上げた演目であり、天皇皇后両陛下(現在の上皇上皇后両陛下)が臨席された際に取り上げた曲でもある。東京での公演で初めて手ごたえを感じたのもこの曲だったという。つまり第5番は特別な存在の中でもひときわ特別な曲だった。
 そんなこともあってか、2018年に大阪フィルの音楽監督に就任した尾高 忠明だったが、この曲をしばらく取り上げなかった。取り上げたのはようやく今年2022年になって。しかも2021年に群馬交響楽団で指揮をして、それからようやく機が熟したのを待ち、満を持して取り上げた感がある。


 尾高というと育ちの良さから来る品の良さと、しかしだからこそのスマートすぎる音楽運びが印象的。
 重鎮ではあるがジェントルマンすぎて永遠の音楽青年のように思われ、どこか遠いところにいた。

 ただ、今回のブルックナーは違う。豪壮な建物を遠くから見ている感じではない。その大伽藍の中に入って行く感じ。
 深く崇高なのに温かい。
 そんな、いままでありそうでなかった雰囲気が、これまでブルックナーは苦手と言っていた音楽女子の心までとらえたのかもしれない。


 そして肉感的なのに決して野卑にならず、爆発するのに散漫にならない。
 生来尾高が持っている気高さに、オーケストラがもっていた野性的な部分がみごとに融合されて、現在の日本が生み出しえる最高の演奏が誕生したように思える。



 しかし思えば尾高も70代中盤。
 おそるべき血統を引いた稀代の天才青年音楽家、ついに新たな時代に入ったのか。





 FONTEC
FOCD9873
\3080
尾高忠明(指揮)大阪フィルハーモニー交響楽団、
 ブルックナー 交響曲 第5番 変ロ長調 <ノーヴァク版>

  アントン・ブルックナー(1824-1896):
   交響曲 第5番 変ロ長調 <ノーヴァク版>
尾高 忠明 (指揮)
大阪フィルハーモニー交響楽団

 尾高忠明は、2018年に大阪フィル第3代音楽監督に就任。爾来各シーズンを通じ、ブルックナーの交響曲を必ず演奏してまいりました。
 その第4弾が、2022年2月の第555回定期、そして直後に開催された第54回東京定期で演奏された「第5交響曲」です。
 円熟とともに自在さを深める尾高の指揮は、朝比奈時代より継承するオーケストラの力感溢れる響きを更なる高みへと導きました。
 尾高=大阪フィルによる《ブルックナー 新しい伝統》― 神秘のピッツィカートから天空を仰ぐばかりの大伽藍を建立する時間です。

 2022年2月14日 第54回東京定期演奏会 サントリーホール ライブ録音






尾高忠明 指揮&大阪フィル
ブルックナー旧譜




FOCD9795/6
(2CD)
\3500+税
大阪フィル第三代音楽監督就任、尾高忠明
 4月の披露公演
  ブルックナー:交響曲 第8番 ハ短調〈ハース版〉
尾高忠明 指揮
大阪フィル

 尾高忠明が大阪フィルハーモニー交響楽団の第三代音楽監督就任し、4月に行われた披露公演での記念すべきライヴ録音です。
 就任披露にあたり、公演で選ばれた作品はブルックナーの交響曲 第8番。
 言うまでもなく、ブルックナーは大阪フィルと朝比奈隆の重要なレパートリーで、彼は「第8番」を生涯に35回指揮し、そのうち22回が大阪フィルでの演奏でした。
 朝比奈亡きあと、大阪フィルで同曲を指揮したのは大植英次、井上道義のみ。いずれも<音楽監督>、<首席指揮者>在任中で、大阪フィルにとって《シェフ》のみが演奏できる特別な作品なのです。
 尾高にとってもブルックナーは特別な存在です。早逝した父・尚忠の影響により10代前半からこの作曲家に傾倒し、大学在学中のN響指揮研究員時代に、マタチッチの代役でリハーサルを指揮して以来演奏を重ね、大阪フィルとは「7・9番」を共演しました。

 就任初定期でこの【勝負曲】を選ぶところに、第三代音楽監督としての尾高の決意と覚悟、そして意気込みの大きさがうかがえるとともに、これは必然の結果であったと申せましょう。
 多くの聴衆を湛え、4月7・8日におこなわれた大阪フィル第547回定期演奏会。重厚かつ透明感を失わない格調高い響き、冒頭から終曲までの揺るぎない流れ、そしてコーダにおける、各楽章の主要主題同時奏楽の屹立した共鳴は、万雷の拍手をもって迎えられました。CDからも聞き取れる演奏後の聴衆の熱狂に、尾高/大阪フィルの洋々たる新時代を感じずにはいられません。
 「ライヴ・レコーディング」のひとつの理想が、ここにあります。

 2018年4月7・8日 フェスティバルホール ライヴ録音



FOCD9837
\2800+税
尾高忠明&大阪フィルハーモニー交響楽団
 ブルックナー:交響曲第3番ニ短調 WAB103(第3稿)
大阪フィルハーモニー交響楽団
尾高忠明(指揮)

2020年1月16日&21日
大阪、フェスティバルホール&東京、サントリーホール
ステレオ(デジタル/ライヴ)

 2018年の音楽監督就任以来、数々の名演を世に放つ尾高=大阪フィル。
 披露公演における『ブルックナー:交響曲第8番』のライヴCDは、精緻な表現と豪放な響きを併せ持つ稀代の演奏と高く評価されました。
 若き日よりブルックナーに傾倒してきた尾高ですが、第3番は版の選択を決めかね、演奏する機会に恵まれませんでした。しかし「朝比奈隆先生ゆかりの大阪フィルに来たからには、ここで3番を始めるべき」と2020年1月の3公演に臨むことを決意します。オーケストラにとっても、2002年の朝比奈追悼公演以来となる第3番です。

 思索を深めることとなった前年の病気療養から、未踏の領域へと近づく尾高の指揮。その自然体の導きに、当意即妙な演奏で応える大阪フィルの演奏は、まさに理想的なブルックナー像の出現と申せましょう。




 FOCD9851
\3080
尾高忠明 指揮、大阪フィル/
 ブルックナー 交響曲 第9番

  アントン・ブルックナー(1824-1896):
   交響曲 第9番 二短調 <コールス校訂版>
尾高 忠明 (指揮)
大阪フィルハーモニー交響楽団

 尾高忠明 指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団。ブルックナー 交響曲 第9番 二短調 <コールス校訂版>

 2018年の音楽監督就任以来、数々の名演を響き渡らせる尾高=大阪フィル。
 ブルックナーは就任公演での「第8番」以来積極的に演奏、2021年2月定期演奏会は「第9番」で飾りました。
 尾高の父 尚忠氏はその晩年にこ作品を指揮し、終演後「ブルックナーさん良かったね。天国へ行けて」と涙を浮かべ語った伝えられいます。
 10代よりこの作品に傾倒する尾高は、 30代前半で初めて指揮して以来、演奏を重ねてきました。そして「嬉くなるよう音が出る」大阪フィルとの 共演で、初CD リースを決意します。
 「この縁ある曲に、生涯を掛けて向き合う」尾高。
 確信満ちたそ演奏は、峻厳、神秘的な響きで彩られ、聴く者を天国の門へと誘います。

 収録:2021年2月12・13日 フェスティバルホールでのライヴ録音
 





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