YS782402-2
(2CD)
\4800→\1490 |
ロジンスキの未発表ライヴ
ブラームス:交響曲第1番
(ニューヨークフィル、1945年8月2日から22日
カーネギーホール・セッション モノラル)、
1944年1月2日CBS放送でのスピーチ、
ロジンスキー先生お誕生日おめでとう、
ベートーヴェン:交響曲第7番練習風景
(1946年1月2日カーネギーホール モノラル)、
ブルックナー:交響曲第7番
(クリーヴランド管、1938年3月16日
セヴェランスホール・ライヴ モノラル) |
アルトゥール・ロジンスキ指揮 |
ポーランド出身のアメリカの巨匠アルトゥール・ロジンスキの未発表ライヴ録音です。
ロジンスキーはエキセントリックな性格で楽団、楽員と衝突を繰り返したなどと妙な伝説が独り歩きしておりますが、群雄割拠の20年代から50年代のアメリカ楽壇で重要なポジションを占めて譲らなかったことはその実力の証でありましょう。
クリーヴランド管を指揮したブルックナー第7番の1938年ライヴが注目です。
1924年のフリートによる機械録音、1928年のホーレンシュタインによる電気録音、1935年のトスカニーニのライヴ、オーマンディのスタジオ録音に次ぐ記録で、アメリカでなぜかブル7が受容されていたかも興味深く、そのストレートなアプローチも爽快そのものです。
1945年8月のブラ1は、コロンビアのテスト・プレスからの復刻です。
日本にとっては正に原爆投下、ポツダム宣言受諾という激動の時期に当たります。さらにスピーチ、リハーサルも含まれたファン垂涎のリリースです。御子息のリチャード氏のコレクションからの復刻です。
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YS78-2408/2409-2
(2CD)
\4800→\1490 |
アルトゥール・ロジンスキ指揮NBC響
チャイコフスキー:交響曲第4番、
フランク:交響曲ニ短調
(1939年1月2日、モノラル)、
ブラームス=シェーンベルク編:ピアノ四重奏曲第1番
(1938年12月24日、モノラル)、
スクリャービン:「法悦の詩」
(1939年1月1日、モノラル) |
アルトゥール・ロジンスキ指揮
NBC響 |
奇人指揮者ロジンスキの第2弾は、NBC響との凄まじいライヴで、オケとのリハーサル時にはピストルをズボンのポケットに忍ばせていたという、エキセントリックな天才らしい大爆演。
、ブラームス=シェーンベルクの「ピアノ四重奏曲」は、シェーンベルクが編曲して翌年のライヴで、同時期のクレンペラーの強烈な演奏にも匹敵する狂気の演奏です。
チャイコフスキー第4、「法悦の詩」の劣情的な盛上りも鳥肌ものです。
御子息のリチャード氏のコレクションからの復刻となります。
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YS782410
(2CD)
\4800→\1490 |
ロジンスキー/R.シュトラウス録音集
リヒャルト・シュトラウス:
交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』 |
シカゴ交響楽団
1947年11月21日(ライヴ) |
アルトゥール・ロジンスキー(指揮) |
『ばらの騎士』?ワルツ |
クリーヴランド管弦楽団
1940年12月14日
(コロンビアによるセッション録音) |
『エレクトラ』(放送用短縮版) |
ローズ・ポーリー(エレクトラ)
シャーロット・ベルナー(クリテムネストラ)
エニド・スザント(クリソテミス)
ジュリウス・ヒューエン(オレスト)
レドリック・ジャガル(エギスト)
ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
録音:1937年3月21日(放送録音) |
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モノラル
エキセントリックな巨匠として名高いロジンスキーの強烈な演奏が最高音質で甦ります。
ロジンスキの派手な芸風にぴったりなリヒャルト・シュトラウス集。
『ツァラトゥストラはかく語りき』はシカゴ響とのライヴです。大曲指向の経費の掛かり過ぎで、シカゴ響とは音楽監督に就任して1シーズンでこの職を辞しておりますので貴重そのものです。シカゴ響が昔から上手かったのがわかります。
『ばらの騎士』ワルツは、後にウェストミンスターにも録音しております愛奏曲で、クリーヴランド管の力強さも素晴らしいものです。
ニューヨークフィルと放送用に短縮ヴァージョンでライヴ録音した『エレクトラ』も凄まじい迫力です。
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YS782412
(2CD)
\4800→\1490 |
ロジンスキー/チャイコフスキー録音集
チャイコフスキー: 交響曲第5番ホ短調 op.64 |
クリーヴランド管弦楽団
1939年12月13日 |
アルトゥール・ロジンスキー(指揮) |
管弦楽組曲第4番ト長調 op.61
『モーツァルティアーナ』 |
ジョン・コリリアーノ(ヴァイオリン・ソロ)
ニューヨーク・フィル |
交響曲第6番ロ短調 op.74『悲愴』 |
ニューヨーク・フィル
1946年12月11日 |
序曲『1812年』 op.49 |
クリーヴランド管弦楽団
1941年4月14日 |
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コロンビアによるセッション録音 モノラル
エキセントリックな巨匠として名高いロジンスキーの強烈な演奏が最高音質で甦ります。
交響曲第5番はクリーヴランド管とのセッション、爽快な早いテンポで、鋭角的なドラマを聴かせます。
管弦楽組曲第4番『モーツァルティアーナ』はロシア民謡を聴くような風情たっぷり、ニューヨーク・フィルと当時のコンサートマスター、ジョン・コリリアーノ(同名の作曲家の父)と親密な演奏。
『悲愴』はニューヨーク・フィルとのセッションです。ニューヨーク・フィルの『悲愴』はミトロプーロスの深々とした名演がありますが、ロジンスキは過激路線で突っ走ります。
『1812年』もロジンスキ向きの外面的な曲で聴き手が赤面するのを楽しむかのような一味違う演奏です。
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