≪第89号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その4 2016/9/27〜
9/30(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ECM
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481 2322
\2500→\2290 |
カシュカシャン&レーラ・アウエルバッハ
《ショスタコーヴィチ:24の前奏曲(ヴィオラとピアノのための編曲版)》
1) ショスタコーヴィチ(レーラ・アウエルバッハ編曲):
24の前奏曲(全曲),
2) レーラ・アウエルバッハ:
ヴィオラとピアノのためのソナタ「Arcanum」 |
キム・カシュカシャン(ヴィオラ),
レーラ・アウエルバッハ(ピアノ) |
2016年3月の来日公演の興味深いプログラムが再び!
2002年、ギドン・クレーメルとクレメラータ・バルティカのために作曲した《ヴァイオリンとピアノ、管弦楽のための組曲》の自演でカーネギー・ホールでのセンセーショナルなデビューを果たしたロシアの女性作曲家、ピアニスト、レーラ・アウエルバッハと、世界的なヴィオラ奏者キム・カシュカシアンによる初のコラボレーション・アルバムです。
アウエルバッハは、2010年のヴァルビエ音楽祭でカシュカシュアンと出会う以前から、彼女の録音を知っており、その素晴らしいパフォーマンスに注目していたといい、このアルバムに収録された「Arcanum〜秘薬、神秘」と題された瞑想的なソナタもカシュカシュアンのために書かれた作品です。
アウエルバッハはこのソナタについて「我々は必ずしも言語化や合理化されない可能性があります。私たちは真実を見るために答えを模索することができます。」と語っています。
「ショスタコーヴィチ:24の前奏曲」も、カシュカシュアンが演奏することを前提にヴィオラへと移し替えられたものです。
この作品は、もともとはピアノ独奏曲ですが、ドミトリー・ツィガノフによるヴァイオリンとピアノのための編曲も広く人気を博しています(ただしツィガノフが編曲したのは19曲のみ。残りの5曲は2000年にアウエルバッハが編曲しました)。
様々な性格の小品が集められたユニークな曲集の2人の会心のこの演奏は、2016年3月に来日公演にて行われましたが、この録音は2013年にチューリヒでスタジオ録音されたものです。
【録音】2013年10月, チューリヒ放送スタジオ
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実力派カシュカシュアンはこれまでもアウエルバッハと共演してきたが、アウエルバッハの才能を目の当たりにし、あまりの才能に衝撃を受け、文字通り震撼したという(あまり書けないが、そのショックはちょっとやそっとじゃなかったらしい)。
アウエルバッハ、日本では「ちょっと変わった女性作曲家」という程度のイメージしかないが、ものすごい人らしい・・・
レーラ・アウエルバッハ キム・カシュカシャン
レーラ・アウエルバッハの話題盤 |
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トルストイのワルツ〜ロシア文豪の作品集
(1)トルストイ(作家):ワルツ ヘ長調(ピアノ)
(2)パステルナーク(作家):ピアノソナタ/2つの前奏曲(ピアノ)
(3)グリボエードフ(作家):2つのワルツ(ピアノ)
(4)オドエフスキー(作家):
ワルツ/子守歌/カノン/センチメンタルなワルツ(ピアノ)
(5)バランシン(バレエ):ヴァルス・レント(ピアノ)
(6)ポレーノフ(画家):
別れの歌(ピアノ)/海へ/わが心は暗い(歌曲)
(7)フェドートフ(画家):可愛い女/カッコウ(歌曲)
(8)ディアギレフ(バレエ):憶えているかい、マリア(歌曲) |
レーラ・アウエルバッハ(ピアノ)
浦野智行(バリトン) |
音楽に憧れたロシアの偉人達の夢
録音:2004年1月27-30日/キング関口台第1スタジオ/DDD、192kHz,
24bit、日本語帯・解説・歌詞対訳付
キングインターナショナル「たまゆらレーベル」から2004
年に発売され話題となった「トルストイのワルツ」。長らく入手困難な状態が続いていましたが、演奏者レーラ・アウエルバッハがピアニストとして久々の来日公演を行うため、値下げ再発となります。
「戦争と平和」のトルストイ、「ドクトル・ジバゴ」のパステルナーク、バレエのディアギレフやバランシンら、音楽以外のロシア芸術に名を残す偉人たちが作曲を残していました。自身が詩人としても注目される天才レーラ・アウエルバッハがピアニストとして神業で再現。バッハ・コレギウム・ジャパンでおなじみのバス、浦野智行はロシア歌曲のエキスパートとしても知られていますが、ここでも美声を発揮。ロシア文化の奥深さを再認識させてくれます。
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479 1607
\2500 |
《ジョフィア・ボロス 〜 ローカル・オブジェクト》
1) マティアス・デュプレッシー:ノクターン,
2) エグベルト・ジスモンチ:Celebracao de
Nupcias,
3) カルロ・ドメニコーニ:コユンババ Op.19,
4) ホルヘ・カルドーソ:ミロンガ,
5) アル・ディ・メオラ:ヴァーティゴ・シャドウ,
6) フランギス・アリ=ザデー:ファンタジー,
7) ガロート(アニバル・アウグスト・サルヂーニャ):インスピラサォン,
8) アレックス ピンター:ヨーテボリ |
ジョフィア・ボロス(ギター) |
抒情的、情熱的な曲が、変幻自在な表情へ変わるとき
ウィーンを拠点に活躍するハンガリーのギタリスト、ジョフィア・ボロスはブラチスラヴァ音楽院およびバルトーク音楽院で研鑽を積み、その後ウィーン国立音楽大学、タレガ・ギター・アカデミーでも学び、数々のコンクールを制覇した実力派。際立つテクニックと哀愁漂う音色は聴き手を強く魅了します。
デビュー盤「どこか別の場所で」はブローウェルを中心としたクールな選曲でしたが、今作ではジスモンチやカルドーゾなど南米の作品から、イタリアのドメニコーニ、アゼルバイジャンのアリ・ザデー、オーストリアのピンターなど、様々な国の作品が選ばれています。
抒情的な曲、情熱的な曲が、彼女の多彩で愛情に満ちた表現力によって変幻自在な表情をみせる魅力的な一枚です。
【録音】2015年11月, ルガーノ、Auditorio
Stelio Molo RSI |
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4812866
(3CD)
\4800→\4390 |
ライヒ生誕80年記念リリース!
《スティーヴ・ライヒ:ECM録音集》
スティーヴ・ライヒ:
《CD1》
18人の音楽家のための音楽/
《CD2》
1) 大アンサンブルのための音楽,
2) ヴァイオリン・フェイズ, 3) オクテット,
/
《CD3》
テヒリーム |
スティーヴ・ライヒ&ミュージシャンズ |
厳密には歴史的録音なのだろうけど、ミニマル音楽の歴史的録音というのもなんか変な感じなのでこちらでご紹介。
ライヒ生誕80年記念リリース!
ミニマル・ミュージックを代表するライヒ作品のECM名録音盤3枚をセット化
最小限の音の動きをパターン化し、反復させていく《ミニマル・ミュージック》。1960年代のアメリカで生まれたこの手法は、様々なヴァリエーションを作り上げながら、現代でも頻繁に耳にすることができるものです。
スティーヴ・ライヒはその《ミニマル・ミュージック》の代表的な作曲家の一人であり、この3枚のアルバムは彼の多くの作品の中でも、とりわけ注目されるものです。
1976年に初演された「18人の音楽家のための音楽」は当時このスティーヴ・ライヒ・アンド・ミュージシャンのみが演奏可能(スコアがなかった)という記念碑的な録音。
CD2は初期の代表作である「ヴァイオリン・フェイズ」をはじめとした、やはりライヒの名前を高めた3つの作品が収録されています。
CD3の「テヒリーム」はヘブライ語で詩篇の意味を持つ4人の女性ヴォーカルと打楽器を含む4つのパートからなる室内楽作品で、ミニマルだけでなく複雑な構成を持っています。
2016年、ライヒ生誕80年を記念してのこのセットは、20世紀の一つの奇跡を目の当たりにできるものです。
【録音】1976, 1980, 1981年 |
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MD+G
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937 19666
(SACD Hybrid)
\3100→\2890 |
ブルーニエ(指揮)&ボン・ベートーヴェン管
ベートーヴェン交響曲チクルス第4集
ベートーヴェン:
1) 交響曲第3番Op.55「英雄」,
2) 「献堂式」序曲Op.124,
3) 「シュテファン王」序曲Op.117 |
ステファン・ブルーニエ(指揮)
ボン・ベートーヴェン管弦楽団 |
ピリオド奏法を取り入れながらも、考え抜かれたロマン的で濃厚なアプローチ
創立100年以上、伝統あるボン・ベートーヴェン管弦楽団は、これまでにも錚々たる指揮者たちと共演し、熟成した響きを醸し出しています。
好評のベートーヴェン・シリーズではピリオド奏法を取り入れながらも、考え抜かれたロマン的で濃厚なアプローチで申し分ないベートーヴェンを再現、好評を博しています。
この第4集では“英雄”交響曲と、あまり耳にすることのない「献堂式」序曲と「シュテファン王」序曲の組み合わせ。「献堂式」序曲はヨーゼフシュタット劇場のこけら落としのために書かれたもの、「シュテファン王」序曲は中期から後期の過渡期の作品で、こちらも地味ながら味わい深い作品です。
もちろんメインの交響曲第3番も含め、素晴らしい躍動感に満ちた輝かしい音色をSACDの高音質でお楽しみください。
【録音】2016年
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903 19726
(SACD Hybrid)
\3100→\2890 |
ピアノ伴奏による
《マーラー:歌曲集》
マーラー:
1) リュッケルトの詩による5つの歌,
2) さすらう若者の歌,
3) 亡き子をしのぶ歌 |
ゲルヒルト・ロンベルガー(メゾ・ソプラノ)
アルフレッド・パール(ピアノ) |
1901年製のスタインウェイと、ロンベルガーの陰影ある声の融合
マーラーの歌曲はロマン派の時代を象徴的に表すものとして評価されています。この中には抑えきれない憧れ、切ない悲しみ、熱烈な欲望…これらが嫋々たる響きと共に吐露されていくのです。
「さすらう若人の歌」は交響曲第1番と密接な関連を持ち、マーラー自身の悲恋に触発されて書かれたとされる4曲の連作歌曲。
かたや1901年以降に書かれた「リュッケルト歌曲集」と「亡き子をしのぶ歌」はどちらもフリードリヒ・リュッケルトの詩に基づいて書かれた曲。「亡き子」を書いてすぐに自身の次女を失ったマーラーにとっては皮肉な作品となってしまったことでも知られています。
オーケストラ伴奏で歌われることの多い歌曲ですが、このアルバムでは、ピアノ伴奏を選択。1901年製のスタインウェイ“Manfred
Burki”を用いた美しい音色と、ロンベルガーの陰影ある声が融合し、素晴らしいマーラーを堪能できます。
【録音】2016年 |
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307 19752
\2400→\2190 |
ライプツィヒ弦楽四重奏団
《モーツァルト:初期弦楽四重奏曲集 Vol.1》
モーツァルト:
1) 弦楽四重奏曲第2番ニ長調K.155,
2) 同第1番ト長調K.80, 3) 同第6番変ロ長調K.159,
4) 同第10番ハ長調K.170, 5) 同第9番イ長調K.169 |
ライプツィヒ弦楽四重奏団
[コンラート・ムック(ヴァイオリン),
ティルマン・ビュニング(ヴァイオリン),
イーヴォ・バウアー(ヴィオラ),
マティアス・モースドルフ(チェロ)] |
新メンバーによるモーツァルトの続編
1988年、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の首席奏者たちによって結成された「ライプツィヒ弦楽四重奏団」は、何年も前にモーツァルトの良く知られた10曲の弦楽四重奏曲を録音し、数多くの賞を獲得しています。
そんな彼らによる新しいモーツァルトのシリーズは、あまり顧みられることのない初期の作品集です。
14歳から17歳の少年期から青年期にかけて書かれたこれらの作品は、どれも創意工夫がみられ、時には意表をつくようなメロディが現われたりと、独自の個性が存分に発揮された曲ばかり。
父と訪れたミラノで受けた影響もブレンドされた面白い作品です。一切の妥協ない鋭い演奏が、若いモーツァルトの熱意を存分に伝えています。
2015年、第1ヴァイオリン奏者がアルツベルガーから元ペーターゼン四重奏団のコンラート・ムックにメンバー変更となった、新しいメンバーによるモーツァルトをお聴きください。
【録音】2016年 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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PROFIL
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PH 16010
(31CD)
特別価格\8000 →\7290
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カール・リヒター・エディション |
カール・リヒター(指揮、チェンバロ、オルガン) |
【CD 1】
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲
第1番 ヘ長調 BWV1046/第2番 ヘ長調 BWV1047/第5番
ニ長調 BWV1050
カール・リヒター室内管弦楽団
録音:1956 年、1957 年(セッション・ステレオ/テルデック原盤)
【CD 2】
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲
第3番 ト長調 BWV1048/第4番 ト長調 BWV1049/第6番
変ロ長調 BWV1051
カール・リヒター室内管弦楽団
録音:1956 年、1957 年(セッション・ステレオ/テルデック原盤)
【CD 3】
J.S.バッハ:管弦楽組曲
第1番 ハ長調 BWV1066/第2番 ロ短調 BWV1067/第4番
ニ長調 BWV1069
オーレル・ニコレ(フルート)、ミュンヘン・バッハ管弦楽団
録音:1960 年6月、1961 年6月/ミュンヘン(セッション・ステレオ/DG
原盤)
【CD 4】
J.S.バッハ:
・管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068
ミュンヘン・バッハ管弦楽団
録音:1960 年6月、1961 年6月/ミュンヘン(セッション・ステレオ/DG
原盤)
・音楽の捧げ物 BWV1079
オーレル・ニコレ(フルート)、オットー・ビュヒナー、クルト・グントナー(ヴァイオリン)、
ジークフリート・マイネッケ(ヴィオラ)、フリッツ・キスカルト(チェロ)、
ヘトヴィヒ・ビルグラム(チェンバロ)、カール・リヒター(指揮とチェンバロ)
録音:1963 年1月、ミュンヘン(セッション・ステレオ/DG
原盤)
【CD 5】
J.S.バッハ:
・チェンバロ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052
・2台のチェンバロのための協奏曲第2番
ハ長調 BWV1061
・3台のチェンバロのための協奏曲第2番
ハ長調 BWV1064
・4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調
BWV1065
エドゥアルト・ミュラー(チェンバロ)、ゲルハルト・エッシュバッハー(チェンバロ)、
ハインリヒ・グルトナー(チェンバロ)、アンスバッハ・バッハ週間のソリストたち、
カール・リヒター(チェンバロ&指揮)
録音:1955 年/アンスバッハ(セッション・モノラル/テルデック原盤)
【CD 6】
J.S.バッハ:「オルガン・リサイタル」
・トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
・コラール前奏曲『主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる』
BWV639
・パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
・コラール前奏曲『目覚めよ、と呼ぶ声が聞こえ』
BWV645
・幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
・コラール前奏曲『イエスよ、いまぞ汝御空より降り来たりて』
BWV650
・コラール前奏曲『高き御空よりわれは来れり』
BWV606
・前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548
カール・リヒター(オルガン/ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール)
録音:1954 年10月、11月、ジュネーヴ(セッション・ステレオ/Decca
原盤)
【CD 7】
ヘンデル:オルガン協奏曲
第1番 ト短調 Op.4-1, HWV.289/第7番 変ロ長調
Op.7-1, HWV.306/
第2番 変ロ長調 Op.4-2, HWV.290/第8番
イ長調 Op.7-2, HWV.307
【CD 8】
ヘンデル:オルガン協奏曲
第3番 ト短調 Op.4-3, HWV.291/第9番 変ロ長調
Op.7-3, HWV.308/
第4番 ヘ長調 Op.4-4, HWV.292/第10番
ニ短調 Op.7-4, HWV.309
【CD 9】
ヘンデル:オルガン協奏曲
第5番ヘ長調 Op.4-5, HWV.293/第6番変ロ長調
Op.4-6, HWV.294/
第11番ト短調 Op.7-5, HWV.310/第12番変ロ長調
Op.7-6, HWV.311
【CD 7-9】カール・リヒター(オルガン&指揮)、カール・リヒター室内管弦楽団
録音:1959 年/(マスター・テープのコピーよりトランスファー/テレフンケン原盤)
【CD 10】
モーツァルト:
フルート協奏曲第1番ト長調K313/フルート協奏曲第2番ニ長調K314/
アンダンテ ハ長調K315
【CD 11】
・モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲ハ長調K299
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・ハイドン:フルート協奏曲ニ長調Hob.VII
f-D1
・グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」〜精霊の踊り
【CD 10&11】オーレル・ニコレ(フルート)、ローゼ・シュタイン(ハープ:K.299)、
ミュンヘン・バッハ管弦楽団、カール・リヒター(指揮)
録音:1960-62 年/ステレオ(セッション/テルデック原盤)
【CD 12】
J.S.バッハ:フルートとオブリガード・チェンバロのためのソナタ
・第1番 ロ短調 BWV1030/第2番 変ホ長調
BWV1031
C.P.E.バッハ:フルート・ソナタ ト短調
オーレル・ニコレ(フルート)、カール・リヒター(チェンバロ)
録音:1973 年4月/ミュンヘン
【CD 13】
ハイドン:交響曲
第94番 ト長調 Hob.I:94「驚愕」/第101番
ニ長調 Hob.I:101「時計」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1961 年3月17-20日/ベルリン、イエス・キリスト教会
【CD 14】
ヘンデル:オルガン協奏曲第5番 ホ長調 HMV430/シャコンヌ
ト長調 HMV435
J.S.バッハ:トッカータとフーガ BWV538
【CD 15】
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988/パルティータ第6番
ホ短調 BWV830
【CD 16】
J.S.バッハ:パルティータ第1~5番
【CD 17】
ヘンデル:アリア集
・「セルセ」より「オンブラ・マイ・フ」
・「セルセ」より「裏切った男を愛する女など」
・「ジュリオ・チェーザレ」より「Svegliatevi
Nel Core」
・「サムソン」より「皆既日食」
・「サムソン」より「Thus when the sun
from's wat'ry bed」
エルンスト・ヘフリガー(テノール)、ミュンヘン・バッハ管弦楽団
録音:1961 年8月
・スカルラッティ:カンタータ「Su le sponde
del tebro」
・ヘンデル:「メサイア」より「Er weidet
seine Herde」
・ヘンデル:「メサイア」より「Ich weiB
daB mein Erloser lebet」
・ヘンデル:「ヨシュア」より「O hatt’ich
jubals Harf’」
マリア・シュターダー(ソプラノ)、ミュンヘン・バッハ管弦楽団
録音:1961 年5月/ミュンヘン、ホッホシュール・ザール
【CD 18】
・ハイドン:「天地創造」より「Nun beut
die Flur das frische Grun」
・ハイドン:「天地創造」より「Auf starkem
Fittiche schwinget sich der Ader stolz」
・ハイドン:「四季」より「Welche Labung
fur die Sinne!」
・メンデルスゾーン:「エリア」より「Hore,
Israel, hore des Herrn Stimme!」
マリア・シュターダー(ソプラノ)、ミュンヘン・バッハ管弦楽団
録音:1961 年5月/ミュンヘン、ホッホシュール・ザール
・シュッツ:音楽による葬送 SWV.279-281
ミュンヘン・ハインリヒ・シュッツ協会合唱団、他/録音:1953
年11月
【CD 19】
モーツァルト:レクイエム ニ短調KV.626(ジュスマイヤー版)
マリア・シュターダー(ソプラノ)、ヘルタ・テッパー(アルト)、
ヨーン・ヴァン・ケステレン(テノール)、カール・クリスティアン・コーン(バス)、
ミュンヘン・バッハ合唱団、ミュンヘン・バッハ管弦楽団
録音:1960 年(セッション・ステレオ/テルデック(テレフンケン)原盤)
【CD 20-22】
J.S.バッハ:マタイ受難曲BWV 244
エルンスト・ヘフリガー(テノール/福音史家)、キート・エンゲン(バス/イエス)、
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)、アントニー・ファーベルク(ソプラノ)、
ヘルタ・テッパー(アルト)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、
マックス・プレープストル(バス)、エッケハルト・ティーツェ、ヘトヴィヒ・ビルグラム(オルガン)
ミュンヘン少年合唱団、ミュンヘン・バッハ合唱団、ミュンヘン・バッハ管弦楽団、
カール・リヒター(指揮)
録音:1958 年6 月、8 月/ミュンヘン、ヘルクレスザール(セッション・ステレオ/DGG
原盤)
【CD 23&24】
・J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232
マリア・シュターダー(ソプラノ)、ヘルタ・テッパー(アルト)、
エルンスト・ヘフリガー(テノール)、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、キート・エンゲン(バス)、
ミュンヘン・バッハ合唱団、ミュンヘン・バッハ管弦楽団
録音時期:1961 年2月、4月/ミュンヘン
【CD 25-27】
【収録情報】
・J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ
BWV.248
ゲルト・ルッツェ(テノール:福音史家)、クロエ・オーエン(ソプラノ)、ヘルタ・テッパー(アルト)、ホルスト・ギュンター(バス)、キート・エンゲン(バス)、ミュンヘン・バッハ合唱団、ミュンヘン・バッハ管弦楽団、カール・リヒター(指揮)
録音:1955年(セッション・モノラル/テルデック原盤)
【CD 28】
J.S.バッハ:
・カンタータ「イエスよ、あなたはわが魂を」BWV
78
ウルズラ・ブッケル(ソプラノ)、ヘルタ・テッパー(アルト)、
ヨーン・ヴァン・ケステレン(テノール)、キート・エンゲン(バス)、
アンスバッハ・バッハ週間管弦楽団
録音:1961年7月/ハイルスブロン・ミュンスター(セッション・ステレオ/アルヒーフ原盤)
・カンタータ「イエス・キリストを脳裡にとどめよ」BWV
67
アントニア・ファーベルク(ソプラノ)、リリアン・ベニングセン(アルト)、
ピーター・ピアーズ(テノール)、キート・エンゲン(バス)、
ゲオルク・ドンデラー(トランペット)、ヘドヴィヒ・ビルグラム(オルガン)、
ミュンヘン・バッハ合唱団,ミュンヘン国立歌劇場管弦楽団のメンバー
録音:1959 年(セッション・ステレオ/テルデック原盤)
・カンタータ「私が去り行くのは、あなたがたの益となる」BWV
108
アントニア・ファーベルク(ソプラノ)、リリアン・ベニングセン(アルト)、
ピーター・ピアーズ(テノール)、キート・エンゲン(バス)、
ゲオルク・ドンデラー(トランペット)、ヘドヴィヒ・ビルグラム(オルガン)、
エドガー・シャン(オーボエ・ダモーレ)、フリッツ・ゾンライトナー(ヴァイオリン)、
ミュンヘン・バッハ合唱団、ミュンヘン国立歌劇場管弦楽団のメンバー
録音:1959 年(セッション・ステレオ/テルデック原盤)
【CD29】
・カンタータ「主イエス・キリスト、真の人にして神」BWV
127
アントニア・ファーベルク(ソプラノ)、リリアン・ベニングセン(アルト)、
ピーター・ピアーズ(テノール)、キート・エンゲン(バス)、
ゲオルク・ドンデラー(トランペット)、ヘドヴィヒ・ビルグラム(オルガン)、
エドガー・シャン(オーボエ・ダモーレ)、フリッツ・ゾンライトナー(ヴァイオリン)、
ミュンヘン・バッハ合唱団,ミュンヘン国立歌劇場管弦楽団のメンバー
録音:1959 年(セッション・ステレオ/テルデック原盤)
・カンタータ「主なる神は太陽にして盾なり」BWV
79
ベアトリス・クレープス(アルト)、キート・エンゲン(バス)、エドガー・シャン(オーボエ)、
ヘルマン・ウール(チェロ)、フランツ・オルトナー(コントラバス)、
へドヴィヒ・ビルグラム(チェンバロ&オルガン)、ミュンヘン・バッハ管弦楽団、
ミュンヘン・バッハ合唱団
録音:1959 年(セッション・ステレオ/テルデック原盤)
・カンタータ「キリストは死の縄目につながれた」BWV
4
キート・エンゲン(バス)、へドヴィヒ・ビルグラム(オルガン)、
ミュンヘン国立歌劇場管弦楽団のメンバー、ミュンヘン・バッハ合唱団
録音:1963 年(セッション・ステレオ/テルデック原盤)
【CD30】
・カンタータ「人よ、良きことの何たるかはすでに汝に告げられたり」BWV
45
ヘルタ・テッパー(アルト)、エルンスト・ヘフリガー(テノール)、
キート・エンゲン(バス)、オーレル・ニコレ(フルート)、
ミュンヘン・バッハ合唱団、アンスバッハ・バッハ週間管弦楽団
録音:1959 年7月、8月/アンスバッハ、アウグスタナザール
(セッション・ステレオ/アルヒーフ原盤)
・カンタータ「すべての国よ、神を誉め讃えよ」BWV
51
マリア・シュターダー(ソプラノ)、ヴィリー・バウアー(トランペット)、
ミュンヘン・バッハ管弦楽団
録音:1959 年8 月/ミュンヘン、ヘルクレスザール(セッション・ステレオ/アルヒーフ原盤)
・カンタータ「愛する御神よ、いつ我は死なん」BWV
8
ウルズラ・ブッケル(ソプラノ)、ヘルタ・テッパー(アルト)、
エルンスト・ヘフリガー(テノール)、キート・エンゲン(バス)、
オーレル・ニコレ(フルート)、ミュンヘン・バッハ合唱団、アンスバッハ・バッハ週間管弦楽団
録音:1959 年7月、8月/アンスバッハ、アウグスタナザール
(セッション・ステレオ/アルヒーフ原盤)
・カンタータ「私は、哀れな人、罪のしもべ」BWV
55
エルンスト・ヘフリガー(テノール)、オーレル・ニコレ(フルート)、
エドガー・シャン(オーボエ)、ミュンヘン・バッハ合唱団、ミュンヘン・バッハ管弦楽団
録音:1959 年2月、3月/ライプツィヒ、トーマス教会
(セッション・ステレオ/アルヒーフ原盤)
【CD 31】
J.S.バッハ:
・カンタータ「心と口と行いと生活で」
BWV147
ウルズラ・ブッケル(ソプラノ)、ヘルタ・テッパー(アルト)、
ヨーン・ヴァン・ケステレン(テノール)、キート・エンゲン(バス)、
ミュンヘン・バッハ合唱団、アンスバッハ・バッハ週間管弦楽団
録音:1961 年7月/ハイルスブロン(ステレオ・セッション/DGG音源)
・マニフィカト ニ長調BWV 243
マリア・シュターダー(ソプラノ)、ヘルタ・テッパー(アルト)、
エルンスト・ヘフリガー(テノール)、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バス=バリトン)、
ミュンヘン・バッハ合唱団、ミュンヘン・バッハ管弦楽団
録音:1961 年6月/ミュンヘン(セッション・ステレオ/アルヒーフ原盤) |
カール・リヒターの名盤中の名盤が超お買い得の31枚組のボックスで登場!!
リマスタリング&サウンド・デザイン:ホルガー・ジードラー(THS-Studio)
Profil の好企画、カール・リヒターが遺した名録音のリマスタリング・シリーズ。当セットはこれまでにリリースされたタイトルを中心とした31
枚組の超お買い得ボックスです。収録作品はリヒターの代名詞であるバッハの主要作品集からヘンデル、モーツァルト、ハイドンなど、どれをとっても名録音がおさめられております。
Profil のライヴ復刻でおなじみの名人ホルガー・ジードラーが入念なリマスタリングを施しております。
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PH 16060
(8CD)
\5600 →\4990
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超特価8枚組
ギュンター・ヴァント〜ミュンヘン・レコーディングス |
ギュンター・ヴァント(指揮)
ミュンヘン・フィル |
Disc 1
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)〜第1、2、3楽章
2000 年9 月15 日ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)
Disc 2
(1)ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)〜第4
楽章
(2)シューベルト:交響曲第8番ロ短調「未完成」
2000 年9 月15 日(1)、1999 年9 月28
日(2)ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)
Disc 3
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調(原典版)
録音:1995 年11 月29 日& 12 月1
日ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)
Disc 4
シューベルト:交響曲第9番ハ長調「ザ・グレイト」
1993 年5 月28 日ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)
Disc 5
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(原典版)
2001 年9 月13、14 & 15 日ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)
Disc 6
(1)ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
(2)ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調Op.21
1997 年2 月19、21 & 23 日(1)、1994
年2 月4 日(2)ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)
Disc 7
ブルックナー:交響曲第6番イ長調(原典版)
1999 年6 月24 日ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)
Disc 8
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調(原典版)
1998 年4 月21 日ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ) |
あのヴァント&ミュンヘン・フィル伝説のBOX
が驚きの価格で再登場
Stereo
2008 年にリリースされ話題となったギュンター・ヴァントのミュンヘン・フィルとのライヴBOX
がコンパクトなケースと驚きの大幅値下げで再登場。
きわめつけの独墺系レパートリーがならぶなかで、ヴァントが一年に一曲のペースで取り上げたブルックナー。第1楽章冒頭、ピシッと徹底した弦のきざみにこれから起こるドラマの全てが凝縮したかのように、ヴァントの芸風の真髄、厳しく引き締まった造形美に打ち抜かれた第6
番。そして「この世からの離脱と内なる真理の表現として、彼岸の輝きと恍惚にみち」、建築にたとえて第5
番に次いで重きを置いていた第9 番。ブルックナーについて、ヴァントは自身の評伝のなかで「ずいぶんと多くの時間を要した」と述懐していますが、じっさいにこうしたものすごい演奏を聴くとこの言葉の重みが実感されます。
巨匠ヴァントが最晩年に残したミュンヘン・フィルとのきわめつけのライヴ。演奏内容は折り紙つき、録音もきわめて優秀な当セットが超お手頃価格で楽しめます。お買い逃しなく!
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<メジャー・レーベル>
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SONY
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8898534445-2
(8CD)
\3800→\3490 |
マレイ・ペライア/バッハ・コンプリート・レコーディングス
【CD1】
J.S.バッハ:
『ピアノ協奏曲第1番ニ短調BWV.1052』
『ピアノ協奏曲第2番ホ長調BWV.1053』
『ピアノ協奏曲第4番イ長調BWV.1055』 〜
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
〔録音〕2000年
【CD2】
J.S.バッハ:
『ピアノ協奏曲第3番ニ長調BWV.1054』
『ピアノ協奏曲第5番ヘ短調BWV.1056』
『協奏曲第6番ヘ長調BWV.1057』
『ピアノ協奏曲第7番ト短調BWV.1058』 〜
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
〔録音〕2001年
【CD3】
J.S.バッハ:
『フルート、ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲イ短調BWV.1044』
『ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV.1050』
〜
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
J.S.バッハ:
『イタリア協奏曲ヘ長調BWV.971』〔録音〕2003年
J.S.バッハ(ブゾーニ編):
『コラール「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」BWV.645』
『コラール「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」BWV.659』
『コラール「今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ」BWV.734』
『コラール「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV.639』
〔録音〕1998年
【CD4】
J.S.バッハ:『ゴルトベルク変奏曲ト長調BWV.988』〔録音〕2000年
【CD5】
J.S.バッハ:
『イギリス組曲第1番イ長調BWV.806』
『イギリス組曲第3番ト短調BWV.808』
『イギリス組曲第6番ニ短調BWV.811』〔録音〕1997年
【CD6】
J.S.バッハ:
『イギリス組曲第2番イ短調BWV.807』
『イギリス組曲第4番ヘ長調BWV.809』
『イギリス組曲第5番ホ短調BWV.810』〔録音〕1998年
【CD7】
J.S.バッハ:
『パルティータ第2番ハ短調BWV.826』
『パルティータ第3番イ短調BWV.827』
『パルティータ第4番ニ長調BWV.828』〔録音〕2007年
【CD8】
J.S.バッハ:
『パルティータ第1番変ロ長調BWV.825』
『パルティータ第5番ト長調BWV.829』
『パルティータ第6番ホ短調BWV.830』
〔録音〕2008〜2009年 |
マレイ・ペライア(P) |
ここ数年の来日公演で、その類まれなピアニズムを日本の聴衆に披露しているマレイ・ペライア(1947年生まれ)。今年の秋の来日も迫る中で、ペライアがソニー・クラシカルに録音したCD8枚分の全バッハ録音を1セットにまとめたボックス・セットが登場します。
1990年代後半、指の故障から復活し、イギリス組曲を皮切りに、ゴールドベルク変奏曲、ピアノ協奏曲、パルティータなどバッハのピアノ作品を立て続けに録音し、新境地を開きました。
彼は演奏活動から遠ざかっていた間に、バッハの音楽を深く研究し自らの心の支えとしていました。
チェンバロで演奏されることが当たり前となった現在、チェンバロでは味わえないモダン・ピアノの華麗かつ深みのあるタッチによって、バッハの真髄にせまっています。
自然で生き生きとした麗なフレージングと、洗練された推進力は説得力十分。音楽史に現れた最も深遠にして創造的な天才であったバッハの世界を、ペライアが円熟のピアニズムと繊細なリリシズムで美しく描いています。協奏曲では、ペライアが2000年以来首席客演指揮者を務めるアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ。
マリナーとの伝説的なパートナーシップの蓄積の上に、ピアニスト兼指揮者として新たな歴史を開き、今でも密接な関係を保つ名室内オケとの音楽の喜びに満ちた演奏をご堪能いただけます。
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8898534447-2
\1600 |
マレイ・ペライア/ザ・バッハ・アルバム
1. 『ピアノ協奏曲第3番ニ長調BWV.1054〜第1楽章』
〜
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ〔録音〕2001年
2-4. 『イギリス組曲第3番ト短調BWV.808〜
第1曲:前奏曲、第2曲:アルマンド、第5曲:ガヴォット1』〔録音〕1997年
5. 『ピアノ協奏曲第5番ヘ短調BWV.1056〜第2楽章』
〜
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
〔録音〕2001年
6. 『イタリア協奏曲ヘ長調BWV.971〜第1楽章』
〔録音〕2003年
7-11.『ゴルトベルク変奏曲ト長調BWV.988〜アリア、第1〜第4変奏』〔録音〕2000年
12. 『ピアノ協奏曲第2番ホ長調BWV.1053〜第2楽章シチリアーノ』
〜
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
〔録音〕2000年
13. 『コラール「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV.639』
〔録音〕1998年
14. 『ピアノ協奏曲第4番イ長調BWV.1055〜第3楽章』
〜
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
〔録音〕2000年
15-17. 『パルティータ第1番変ロ長調BWV.825〜
第1曲:前奏曲、第3曲コレンテ、第5曲メヌエット1&2』
〔録音〕2009年
18. 『ピアノ協奏曲第2番ホ長調BWV.1053〜第1楽章』
〜
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
〔録音〕2000年
19. 『パルティータ第2番ハ短調BWV.826〜第4曲カプリッチョ』 〔録音〕2007年
20. 『ピアノ協奏曲第3番ニ長調BWV.1054〜第3楽章』〜
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ〔録音〕2001年
21-23.『ゴルトベルク変奏曲ト長調BWV.988〜
第7変奏、第30変奏(ウオドリベット)、アリア・ダ・カーポ』〔録音〕2000年
24.『コラール「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」BWV.645』
25. 『ピアノ協奏曲第7番ト短調BWV.1058〜第3楽章』
〜
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
〔録音〕2001年 |
マレイ・ペライア(P) |
同日発売の8枚組ボックス『マレイ・ペライア/バッハ・コンプリート・レコーディングス』(8898534445-
2)から、ハイライトとなる音源を1枚にまとめたアルバムです。
ペライアのバッハ・サンプラーとも言うべきアルバムで、その演奏のエッセンスを手軽に楽しめる構成になっています。 |
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8898533201-2
(2CD)
\3200 |
ホセ・カレーラス/音楽、我が人生
【CD1】
1) コスタ:五月だった,
2) グリーグ:君を愛す,
3) シューベルト:アヴェ・マリア,
4) サティ:ジュ・トゥ・ヴ,
5) リー:『ラ・マンチャの男』より「見果てぬ夢」,
6) ヴァレンテ:パッショーネ,
7) カバリェーロ:アフリカーナの二重唱,
8) ディ・ラッツァロ:ローマのギター,
9) アカンポーラ:冬,
10) カルディッロ:カタリ・カタリ,
11) ガスタルドン:禁じられた音楽,
12) ヴェルディ:乾杯の歌,
13) レオンカヴァッロ:ナポリのセレナーデ,
14) セザリーニ:夢みるフィレンツェ,
15) ロジャース:ミュージカル『南太平洋』より「魅惑の宵」,
16) ブラームス:子守歌/
【CD2】
1) プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」,
2) モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス,
3) プッチーニ:歌劇『トスカ』より「妙なる調和」,
4) プッチーニ:歌劇『トスカ』より「星は輝いていた」,
5) プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より「泣くなリュー」,
6) ジョルダーノ:歌劇『アンドレア・シェニエ』より「感情のときめきを」,
7) ジョルダーノ:歌劇『アンドレア・シェニエ』より「五月の晴れた日のように」,
8) シューベルト:子守歌,
9) マスネ:歌劇『ウェルテル』より「あなたは私のことを知らない」,
10) マスネ:歌劇『ウェルテル』より「現実なのか夢なのかわからない」,
11) マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より
「ここにいたのか、サントゥッツァ」,
12) マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より「あなたのサントゥッツァが」,
13) ビゼー:歌劇『カルメン』より「あんたね!おれだ!」,
14) ビゼー:歌劇『カルメン』より「だけどカルメン、俺はまだお前を愛してるんだ」 |
ホセ・カレーラス(テノール)/ |
世界最高のテノール、ホセ・カレーラス。ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴと共に「三大テノール」の一人として有名な世界的テノール歌手、ホセ・カレーラス。スペイン・バルセロナに生まれ、1970年のデビュー以来ヴェルディやプッチーニなどの作品で数々の名門オペラ劇場に出演し称賛を浴びながら、白血病に倒れるも奇跡的に復帰。世界各地でコンサートやリサイタル活動を積極的に行い、2014年には新作オペラにも出演し、活発な活動を続けています。
カレーラスは70歳の今シーズン、最後のワールド・ツアーを行ないますが、【CD1】では、ミュージカルや「カタリ」などナポリ民謡など、ワールド・ツアーで取り上げられるレパートリーを、【CD2】では、オペラ・アリアを中心とした曲を収録。
この2枚で幅広く多彩な芸術家カレーラスの全貌を見渡せるベスト・アルバムとなっています。
秋には来日予定もあります(11/30愛知県芸術劇場、12/4サントリーホール)。 |
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8887514014-2
\2500 |
イゴール・レヴィット/ゴールドベルク変奏曲BWV988
J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲BWV988 |
イゴール・レヴィット(P) |
完璧なテクニックと芸術的成熟を合わせ持つロシアの若き天才ピアニスト、イゴール・レヴィット。ソニー・クラシカルと専属アーティスト契約を結び、2013年秋にデビュー盤 『ベートーヴェン後期ソナタ集』を、いきなりの2枚組で発表して絶賛された。
2014年発表のセカンドはまたも大作で、J.S.バッハの6曲からなる「パルティータ」集全曲、これもデビュー作に続くCD2枚組の大作となり音楽専門誌からは絶賛が寄せられました。
当アルバムは、2015年に発売した変奏曲3曲を収めた3枚組からの分売です。J.S.バッハの「ゴールドベルク変奏曲」は言うまでもない名曲中の名曲。グレン・グールドの時代から、名盤は数多く存在する作品ですが、このレヴィットの解釈は、ゴールドベルクの演奏史で新たなマイルストーンとなるものといえるでしょう。2015年にヨーロッパ屈指の音響効果で知られるベルリンのフンクハウス・ナレーパシュトラッセの大ホール(旧称スコアリング・ステージ)でセッション収録されたものです。
[録音]2015年8月 ベルリン、フンクハウス・ナレーパシュトラッセ、大ホール
※2015年10月発売『Bach, Beethoven,
Rzewski』(3CD:8887506096- 2)からのバラ売りです。 |
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8887514015-2
\2500 |
イゴール・レヴィット/ディアベリの主題による33の変奏曲作品120
ベートーヴェン:ディアベリの主題による33の変奏曲作品120 |
イゴール・レヴィット(P) |
完璧なテクニックと芸術的成熟を合わせ持つロシアの若き天才ピアニスト、イゴール・レヴィット。ソニー・クラシカルと専属アーティスト契約を結び、2013年秋にデビュー盤 『ベートーヴェン後期ソナタ集』を、いきなりの2枚組で発表して絶賛された。2014年発表のセカンドはまたも大作で、J.S.バッハの6曲からなる「パルティータ」集全曲、これもデビュー作に続くCD2枚組の大作となり音楽専門誌からは絶賛が寄せられました。
当アルバムは、2015年に発売した変奏曲3曲を収めた3枚組からの分売です。ベートーヴェンの「ディアベリ変奏曲」は、バッハの「ゴールドベルク」と並ぶ変奏曲の名作として知られるベートーヴェン晩年の傑作。2015年にヨーロッパ屈指の音響効果で知られるベルリンのフンクハウス・ナレーパシュトラッセの大ホール(旧称スコアリング・ステージ)でセッション収録されたものです。
[録音]2015年2月 ベルリン、フンクハウス・ナレーパシュトラッセ、大ホール
※2015年10月発売『Bach, Beethoven, Rzewski』(3CD:8887506096-
2)からのバラ売りです。 |
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8887514016-2
\2500 |
イゴール・レヴィット/「不屈の民」変奏曲
ジェフスキ:「不屈の民」変奏曲 |
イゴール・レヴィット(P) |
当アルバムは、2015年に発売した変奏曲3曲を収めた3枚組からの分売です。
ポーランド系アメリカの現代作曲家ジェフスキの「不屈の民」変奏曲は、チリの作曲家が作曲した革命歌「不屈の民」をもとに作曲された36の変奏からなる変奏曲で、現代音楽作品の中では異例の人気を誇る楽曲の一つ。
この変奏曲は、2014年6月、急病となったポリーニの代役として、ウィーン・ムジークフェラインザールのリサイタルでレヴィットが弾いて聴衆の度肝を抜いたことでも話題になりました。2015年にヨーロッパ屈指の音響効果で知られるベルリンのフンクハウス・ナレーパシュトラッセの大ホール(旧称スコアリング・ステージ)でセッション収録されたものです。
※2015年10月発売『Bach, Beethoven, Rzewski』(3CD:8887506096-
2)からのバラ売りです。
[録音]2015年3月 ベルリン、フンクハウス・ナレーパシュトラッセ、大ホール
※2015年10月発売『Bach, Beethoven, Rzewski』(3CD:8887506096-
2)からのバラ売りです。 |
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RCA
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8898530150-2
(7CD)
\3800→\3490 |
アレクシス・ワイセンベルク/RCA アルバム・コレクション全集
【CD1】
プロコフィエフ:
1) ピアノ・ソナタ第3番イ短調Op.28,
2) 悪魔的暗示Op.4-4,
スクリャービン:
3) 練習曲第11番変ロ短調Op.8-11,
4) 左手のための2つの小品Op9-2,
ラフマニノフ:
5) 前奏曲嬰ハ短調Op.3-3, 6) 前奏曲変ホ長調Op.23-6,
7) 前奏曲ト短調Op.32-12
[録音]1949年1月, 1950年5月, ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
[原盤]ML-2099/
【CD2】
ショパン:
1) ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58,
2) スケルツォ第1番ロ短調Op.20,
3) スケルツォ第2番変ロ短調Op.31
[録音]1967年8月,ニューヨーク、ウェブスター・ホール[原盤]LSC-2984/
【CD3】
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30〜
ジョルジュ・プレートル(指揮)シカゴ交響楽団
[録音]1967年11月, シカゴ、シンフォニー・ホール[原盤]LSC-3040/
【CD4】
ドビュッシー:
1) 子供の領分, 2) 亜麻色の髪の乙女, 3)
喜びの島,
4) 組み合わされたアルペッジョのための練習曲,
5) ベルガマスク組曲,6) レントより遅く
[録音]1968年3月, パリ[原盤]LSC-3090/
【CD5】
ハイドン:
1) ピアノ・ソナタ第62番変ホ長調, 2) ピアノ・ソナタ第33番ハ短調,
3) ピアノ・ソナタ第50番ニ短調
[録音]1968年7月, ハリウッド、RCAスタジオ[原盤]LSC-3111/
【CD6】
バルトーク:1) ピアノ協奏曲第2番Sz.95,
2) 4つの管弦楽曲Sz.51 〜
ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1969年11月, フィラデルフィア、タウン・ホール[原盤]LSC-3159/
【CD7】
ラフマニノフ:
1) 前奏曲 嬰ハ短調Op.3-2, 2) 前奏曲集Op.23,
3) 前奏曲集Op.32
[録音]1968-1969年, ハリウッド、RCAスタジオ
[原盤]LSC-7069 |
アレクシス・ワイセンベルク(ピアノ) |
2012年になくなったブルガリアの名ピアニスト、アレクシス・ワイセンベルク(1929-2012)。その彼が1967〜1969年にRCAに残したLP7枚分の録音をオリジナル・カップリングで初めてボックス化。それに加えて、1950年コロンビアから10インチ盤で発売された「シギ・ワイセンベルク」名義のデビュー盤が含まれています。
協奏曲はラフマニノフの3番(プレートル指揮シカゴ響)とバルトークの2番(オーマンディ指揮フィラデルフィア管)という何曲が選ばれているのもワイセンベルクならでは。
ソロ・アルバムでは、名盤として知られているドビュッシーのピアノ作品集が、フランス的甘さではなく硬質な肌触りで、端正さの中に豊かな色彩感を描写していきます。
また「クリスタル・クリア」と称された音色を縦横無尽に駆使したワイセンベルクのラフマニノフの前奏曲集全曲は、ロシアのメランコリーとは無縁であり、ペダルを過度に用いずに、強靱な打鍵を行ないながら分厚い和音を濁らすことなく澄明に響かせて、至難なパッセージをも淀みなく弾き進むという絶品の名演です。
今回の発売のために、新たにオリジナル・アナログ・マスターテープよりリミックスおよびリマスターをおこなっての発売です。
各ディスクは米国初出時のデザインによる紙ジャケに封入され、クラムシェルボックスに収納、詳細な録音データと未発表写真を含むオールカラー・ブックレットが添付されます。 |
<国内盤>
<映像>
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9/29(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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RICCARDO MUTI MUSIC
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2014/2009年録音
ルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレ管と
ムーティが聴かせる瑞々しいモーツァルト
モーツァルト:
交響曲35番ニ長調K.385「ハフナー」
交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」 |
リッカルド・ムーティ(指揮)
ルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレ管 |
録音:2014年(ハフナー)、2009年(ジュピター)/55’40
現代の巨匠リッカルド・ムーティ。2004 年に自らが創立したオーケストラ、ルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレ管弦楽団とのモーツァルトの2
つの交響曲が発売されます。
ヨーロッパ全土で活躍したイタリアの作曲家ルイージ・ケルビーニにちなんで命名され、イタリアのアイデンティティとヨーロッパの音楽・文化観へと向けられた自然な傾向を結びつけるという、この楽団の趣旨がはっきりと示されています。
この楽団は、ミラノの南東70 キロ程の街ピアチェンツァに本拠地を構え、毎夏ムーティが総監督を務めるラヴェンナ音楽祭に出演しています。奏者はすべて30
歳以下のイタリア全土から集まった若者。名門オーケストラを指揮するような緊張感ではなく、演奏をすることを楽しむように、生き生きと音楽を若い演奏家たちと作り上げています。
ムーティは、このモーツァルトの交響曲「ハフナー」「ジュピター」ともに、ウィーン・フィルと録音しています。その演奏は、ウィーン・フィルの美しい伝統的な響きとムーティの上品かつ丁寧な音楽作りで名盤としてあげられています。この録音でも、響きこそ異なりますが、オーケストラの力量を存分に引き出し、たっぷり語らせ自然な音楽の流れを作り出し、瑞々しい演奏を聴かせてくれます。
=「ウィーン国立歌劇場」2016年日本公演=
モーツァルト歌劇「フォガロの結婚」/指揮:リッカルド・ムーティ
神奈川県民ホール
11月10日(木) 17:00/11月13日(日) 15:00/11月15日(火)
15:00

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AVIE/SFS MEDIA
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SFS 0069
(SACD HYBRID)
\4000 →\3590
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マイケル・ティルソン・トーマス新譜!
ドビュッシー:管弦楽作品集
管弦楽のための《映像》
遊戯
レントより遅く |
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)
サンフランシスコ交響楽団 |
【11月来日記念】 MTT&SFSの新録音!ドビュッシーの「映像」登場!
11月に4年ぶりとなる来日公演を予定しているアメリカ西海岸の名門、サンフランシスコ交響楽団(SFS)とマイケル・ティルソン・トーマス(MTT)。マーラーの一大プロジェクトが完結し、近年はベートーヴェンとアメリカン・プログラムの録音でも圧倒的な存在感を見せてきたMTT&SFSの新録音は、ドビュッシーの「映像」、「遊戯」、「レントより遅く」を収録した管弦楽作品集が登場!
ティルソン・トーマスの鮮やかな棒とサンフランシスコ響の完成された音色で聴く鮮明なるドビュッシーの世界。幾度のグラミー賞にも輝いたアメリカ屈指のオーケストラ・サウンドと、それを余すところなく収めた高音質録音にもご期待ください!
※録音(ライヴ):2014年5月22日−25日(映像)、2013年1月10日−13日(遊戯)、2013年9月26日−28日(レントより遅く)、デイヴィス・シンフォニー・ホール(サンフランシスコ)
マイケル・ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団
2016年来日公演情報!
2016年11月20日(日) フェスティバルホール
マーラー:交響曲1番、他
2016年11月21日(月) サントリーホール マーラー:交響曲1番、他
2016年11月22日(火) NHKホール ブルックナー:交響曲第7番、他

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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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PROFIL
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PH 16030
(12CD)
\5700 →\5290
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ファンの方はきっちり押さえておいたほうがよいと思う
ドイツの放送局所蔵マスターから初復刻 初出音源多数
スヴャトスラフ・リヒテル・プレイズ・ベートーヴェン1947-1963
ピアノ・ソナタ
第3番、第7番、第8番「悲愴」2種、
第9番2種、第10番2種、第11番2種、第12番「葬送」
第17番「テンペスト」2種、第18番、
第19番、第20番、第22番、第23番「熱情」2種
第27番、第28番
第30番、第31番、第32番
ピアノ協奏曲第1番(ザンデルリンク)・第3番(アーベントロート)
チェロ・ソナタ全集(ロストロポーヴィチ)
ディアベリ変奏曲Op.120、エロイカ変奏曲Op.35、ほか小品
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リヒテルはご存知のようにまとまった録音を出さなかった。
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集だとか、協奏曲全集だとか、そういう録音レパートリーをそろえることにまったく興味がなかった。
そのためさまざまな録音やライヴ音源は種々様々となり、とりとめがない。バッハの平均律全集のような奇跡的な例を除き、ファンは特定の作曲家の作品が聞きたければ、ポツポツと彼の音源を揃えてつなぎ合わせて聴くしかなかった。
それはたとえばリヒテルの偉大さを物語るいくつかの大型ボックスを手に入れてもそう。どれもすばらしい金字塔的録音集成なのだが、収録曲にまとまりはない。
リヒテルというのはそういう人なのである。
《スヴャトスラフ・リヒテル〜デッカ、フィリップス、DG録音全集51枚組》 コチラ
《スヴィヤトスラフ・リヒテル〜オイロディスク・レコーディングス・ボックス14枚組》 コチラ
《スヴィヤトスラフ・リヒテル〜モスクワ音楽院ライヴ・ボックス27枚組 1951-1965》 コチラ
そうしたなかで、日本の代理店の要請によって製作されたのが今回のPROFILのベートーヴェン・ボックス。
日本人のベートーヴェン好きに向けた、そして「まとまって聴きたい」欲を満たしてくれるボックス。
そして出来上がってみると、ザンデルリンク&モスクワ放送響とのピアノ協奏曲第1
番という存在の知られなかった音源だったり、アーベントロート&ソヴィエト国立交響楽団とのピアノ協奏曲第3番という珍しい録音だったり、さらにロストロポーヴィチとのチェロ・ソナタ全5
曲をセッションとライヴを混ぜ合わせた録音だったり、ライヴとセッションを2種類ずつ入れている「悲愴」、「テンペスト、「熱情」だったり、貴重極まりない録音を詰め込んだセットになっていた。
最近ロシアもののピアノ・ボックスが相次いで少し食傷気味だったかもしれない。しかしCD業界ではよくあるのだが、すばらしいアルバムやすばらしいボックスはどういうわけか連続して現れることが多い。
このPROFILというレーベルはロシア系のレーベルと違ってすぐに完売・廃盤になるというタイプのレーベルではないので決して大慌てする必要はないと思うが、ファンの方はきっちり押さえておいたほうがよいと思う。
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ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ
Disc 1
(1)第3番ハ長調Op.2 の3 (2)第7番ニ長調Op.10
の3
(3)第8番ハ短調Op.13「悲愴」 (4)第8番ハ短調Op.13「悲愴」
1960年5月31日(1)、6月7日(2)レニングラード・ライヴ、
1947年6月5日モスクワ・ライヴ(3)、
1959年6月4日モスクワ・セッション(4)
Disc 2
(1)第9番ホ長調Op.14の1 (2)第10番ト長調Op.14
の2
(3)第9番ホ長調Op.14の1 (4)第10番ト長調Op.14
の2
1947年6月5日モスクワ・ライヴ(1)(2)、
1963年7月6日パリ・セッション(3)(4)
Disc 3
(1)第11番変ロ長調Op.22 (2)第12番変イ長調Op.26「葬送」
(3)第11番変ロ長調Op.22
1951年1月8日モスクワ・ライヴ(1)、
1947年6月5日モスクワ・ライヴ(2)、
1963年7月6日パリ・セッション(3)
Disc 4
(1)第17番ニ短調Op.31の2「テンペスト」
(2)第18番変ホ長調Op.31の3
(3)第17番ニ短調Op.31の2「テンペスト」
1951年1月8日モスクワ・ライヴ(1)、
1960年4月1日モスクワ・ライヴ(2)、
1961年8月5日ロンドン・セッション(3)
Disc 5
(1)第19番ト短調Op.49の1 (2)第20番ト長調Op.49の2
(3)第22番ヘ長調Op.54 (4)第23番ヘ短調Op.57「熱情」
1963年7月6日パリ・セッション(1)(2)、
1960年5月31日レニングラード・ライヴ(3)(4)
Disc 6
(1)第27番ホ短調Op.90 (2)第28番イ長調Op.101
(3)第23番ヘ短調Op.57「熱情」
1951年1月29日モスクワ・ライヴ(1)、
1963年7月24日キエフ・ライヴ(2)、
1960年11月29-30日ニューヨーク・セッション(3)
Disc 7
(1)第30番ホ長調Op.109 (2)第31番変イ長調Op.110
(3)第32番ハ短調Op.111
1963年11月28日ライプツィヒ・ゲヴァントハウス・ライヴ
Disc 8
(1)ディアベリ変奏曲Op.120
(2)エロイカ変奏曲Op.35
1951年1月29日モスクワ・ライヴ
Disc 9
(1)創作主題による6つの変奏曲Op.34
(2)「トルコ行進曲」による変奏曲Op.76
(3)2つのロンドOp.51
(4)バガテル
【Op.33の3,5;Op.119の2,7,9;Op.Op.126の1,4,6】
1950年6月23日モスクワ・ライヴ(1)(2)、
1951年1月29日モスクワ・ライヴ(3)、
1958年11月16日キエフ・ライヴ(4)
Disc 10
(1)ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15
(2)ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
(3)ロンド変ロ長調WoO6
1952年3月22日モスクワ・ライヴ(1)、
1954年10月25日モスクワ・ライヴ(2)、
1962年5月8日モスクワ・ライヴ(3)
Disc 11
(1)チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5 の1
(2)同第2番ト短調Op.5の2
(3)同第3番イ長調Op.69
1963年3月(1)、1962 年6月(2)ウィーン・セッション、
1950年3月1日モスクワ・ライヴ(3)
Disc 12
(1)チェロ・ソナタ第4番ヘ長調Op.102の1
(2)同第5番ニ長調Op.102の2
1950年3月1日モスクワ・ライヴ(1)、
1963年3月ウィーン・セッション(2)
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スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)Disc11&12
クルト・ザンデルリンク(指揮)
モスクワ放送交響楽団
(ピアノ協奏曲第1番)
ヘルマン・アーベントロート(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
(ピアノ協奏曲第3番)
キリル・コンドラシン(指揮)
モスクワ・フィル(ロンド) |
Profile レーベルが、ドイツの放送局に眠るリヒテルの音源を調査し、当時ソ連の放送局から提供された驚愕のマスターテープを多数発掘しました。
1947 年から1963 年までのライヴ中心で、大半がディスコグラフィにない初出物。
やはりリヒテルといえばベートーヴェンを聴きたいもの。
そこで今回はベートーヴェン作品に限定し、ピアノ・ソナタ18
篇のほか、ロストロポーヴィチとのチェロ・ソナタ全曲、協奏作品を3
篇という大盤振舞い。それもリヒテルがまだ西側で知られる以前の壮年期の演奏が多く、言葉を失うすさまじさ。
大半は入手困難なうえ、新音源を用いているため大歓迎。さらに驚きの価格で、新たなリヒテルの名盤の登場となります。
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<メジャー・レーベル>
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SONY
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8898531603-2
(3CD)
\3200→\2890 |
ついに登場!
このタイプのCDは完全限定、どうかお早めに
テオドール・クルレンツィス/
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 K.527 (全曲)
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527(全曲) |
テオドール・クルレンツィス指揮
ムジカエテルナディミトリス・ティリアコス(バリトン/ドン・ジョヴァンニ)
ヴィート・プリアンテ(バリトン/レポレッロ)
ミカ・カレス(バス/騎士長)
ミルト・パパタナシュ(ソプラノ/ドンナ・アンナ)
ケネス・ターヴァー(テノール/ドン・オッターヴィオ)
カリーナ・ガウヴィン(ソプラノ/ドンナ・エルヴィーラ)
グイード・ロコンソロ(バリトン/マゼット)
クリスティーナ・ガンシュ(ソプラノ/ツェルリーナ) |
8898531605-1
(4LP)
\6500 |
もういまさらくどくどクルレンツィスのすごさについて語っても釈迦に説法。みなさんのほうが彼のことは判っていると思います。
アリアCDからあえて言うとしたら、このオペラ・シリーズ、どうせ持っておくなら初回限定の豪華パッケージ仕様ブックタイプのものがいいとおもいます・・・ということでしょうか。
けっこう早く完売しますので。
もちろん普及盤がすぐに出ますので録音だけを楽しめればという方は急がなくても大丈夫だと思いますが。
でもどうぞお気をつけて。
せっかくなのでクルレンツィス特集、どうぞコチラへ。

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ギリシャの鬼才クルレンツィスが放つ、モーツァルトのオペラシリーズ第3弾
昨年から今年にかけてストラヴィンスキー「春の祭典」、コパチンスカヤをソリストに迎えた「チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲/ストラヴィンスキー:結婚」でクラシック界に大きな話題を提供してきたギリシャからのNew
Wave鬼才指揮者クルレンツィス。
その個性的なパーソナリティは、「レコード芸術」誌2016年3月号の巻頭インタビューでも披歴されました。
彼が2013年から続けてきたモーツァルト/ダ・ポンテ・オペラ・レコーディングですが、その第一弾「フィガロの結婚」(2014年)、第二弾「コジ・ファン・トゥッテ」(2014年)に続く第三弾にして完結編となる「ドン・ジョヴァンニ」がついに登場します。
ダ・ポンテ三部作の中でももっとも劇的な構成をもつ(例えばオーケストラには他のダ・ポンテ・オペラにはないトロンボーンが加わっています)この全2幕の長大な作品を、クルレンツィスの斬新な解釈で楽しめます。
CDはブックタイプの豪華パッケージ仕様。
LPは、全2幕をLP4枚8面に贅沢にカッティングし、ベルリン・フィル・レーベルのLP制作などを手掛けるドイツ有数の製造会社「オプティマル・メディア」による180グラム重量プレス盤をクラムシェル・ボックスに収容。
いずれも完全生産限定盤です。
録音:2015年11月23日〜12月7日 ペルミ(セッション録音)
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8898533849-2
\2500→\2290 |
マウロ・ペーター/シューマン:詩人の恋
シューマン:
1) 詩人の恋 Op.48, 2) 5つのリート Op.40,
3) 哀れなペーター Op.53-3,
4) 海辺の夕暮れ Op.45-3, 5) あなたの顔は
Op.127-2,
6) 君の頬を寄せて Op.142-2, 7) ぼくの愛はかがやき渡る
Op.127-3,
8) ぼくの馬車はゆっくりと行く Op.142-4,
9) ベルシャザル Op.57,
10) 悲劇Op.64-3
(1: 私と一緒に逃げて, 2:春の夜に霜が下りて,
3:彼女の墓の上に*) |
マウロ・ペーター(テノール),
ヘルムート・ドイチュ(ピアノ),
ニコラ・ヒルデブラント(ソプラノ*) |
ソニー・クラシカル へのデビュー・アルバムとなった『シューベルト:ゲーテ歌曲集』続く、スイスのテノール、マウロ・ペーターによる第2弾は、シューマンの最もポピュラーな歌曲集「詩人の恋」を核にした、シューマン・アルバムです。
「詩の内容を完全に読み込み、喜びや悲しみなど見事に表現」と絶賛を浴び第1弾を継承しこのアルバムでも、リリックでエレガントな美声、完璧な発音とアーティキュレーションで、シューマンが音楽として語る、愛の喜び、失恋の痛手、過ぎ去った青春の想い出を見事に表出しています。
マウロ・ペーター1987年ルツェルン生まれ。2012年「シューベルティアーデ」での「美しき水車小屋の娘」を歌い絶賛をあび、その高い評価によって、2013年にはザルツブルク復活祭音楽祭で、ティーレマン指揮の『パルジファル』、リヨン国立歌劇場で『魔笛』のタミーノ役に抜擢されています。2014年にはアーノンクール指揮によるアン・デア・ウィーン劇場における『コジ・ファン・トゥッテ』『ドン・ジョヴァンニ』に出演するなど、ヨーロッパの主要な音楽祭、歌劇場で引っ張りだこ。2013年にはラ・フォルジュルネで来日。2014年のウィグモア・ホールのライヴ盤でも、ヴンダーリヒの再来とも言われるほど、海外では高評価を得ました。2016年8月にはスペイン・ビアベルタンにおけるシューベルティアーデ音楽祭に出演し、さらに2017年夏のザルツブルク音楽祭では、『ヴォツェック』のアンドレスを手掛けることになっています。
前作シューベルト・アルバムのプロモーション・ビデオです。
https://vimeo.com/133587349
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8898535500-2
\2500→\2290 |
オラツィオ・ショルティーノ/セルフ・ポートレイト・ピアノ・ワークス
オラツィオ・ショルティーノ:
1) Lives Through a Glass, 2) An Actor
on the Stage - quasi una sonata,
3) Sur le tombeau de Pergolesi, epigrammaquasi
una fantasia,
4) (Self) Portrait, 5) Due valzer per
aspettare la mezzanotte,
ラヴェル(オラツィオ・ショルティーノ編):『子供と魔法』より
6) 2本の蛇口から1つの桶に水が流れる,
7) トンボの踊り,
8) 雨蛙の踊り, 9) 5時のフォックス・トロット,
9) スクリャービン(オラツィオ・ショルティーノ編):法悦の詩【演奏】 |
オラツィオ・ショルティーノ(ピアノ) |
現代イタリアの俊英オラツィオ・ショルティーノによるソニー・クラシカル第2弾は、自作やスクリャービン『法悦の詩』も含むソロ・アルバムです。
オラツィオ・ショルティーノは1984年生まれ。シラクサ(シチリア島)でピアノを学び、ボリス・ペトルシャンスキー、ミシェル・ダルベルト、ルイ・ロルティなど錚々たる名手に教えを受け、ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院でも作曲を学びます。
2011年にはミラノ・スカラ座でピアノ協奏曲を自作自演し、同じ年にはロマン派の作曲家フマガッリの超絶技巧作品などを録音、またソニー・クラシカルに2013年に録音した「ヴェルディ&ワーグナー」のピアノ・トランスクリプション・アルバムでも批評家から大絶賛されています。
世界各地で音楽祭に出演、またリサイタルを行い、2014年にはボローニャ音楽祭で「聴衆賞」を受賞しています。作曲家としても数多くの作品を発表、なかでも2015/16年シーズンにノヴァーラ劇場から委嘱された第一次世界大戦についての歌劇「La・Paura(恐怖)」は批評家、聴衆から満場一致の賞賛を受けました。
このアルバムは彼の自作と編曲作品がバランス良く収録されているもので、彼自身の言葉によると、「これまでのピアノ独奏のための作品には何となく気恥ずかしさを覚えます。それはどれも既に聞いたことがある何かに繋がるからです」とのことで、今作での彼は、まさに「自分自身と向き合い、個人的な経験と自身の分析を交えながら、自分だけの世界を表出」することに成功していると言えるでしょう。
ラヴェルの歌劇「子供と魔法」からの多彩な曲、そして全く違った衣を纏ったスクリャービンの「法悦の詩」と5曲のオリジナル作品。これは才能溢れるピアニスト、作曲家の今の姿を余すことなく映し出したものです。
【録音】2016年6月, イタリア、サチーレ
ラヴェル「水の戯れ」。繊細で知的です。
https://youtu.be/hbuXkxnblws
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DHM
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8887519467-2
\2500→\2290 |
バッハのカンタータのアリアなどを協奏曲風にアレンジ
ラウテン・カンパニー/バッハ・ウィズアウト・ワーズ(管弦楽編曲版によるカンタータ)
J.S.バッハ(ヴォルフガング・カチュナーによる器楽アンサンブルのための編曲版):
1) 序曲(カンタータ第97番より第1曲合唱),
2) ガヴォット(カンタータ第202番より第9曲アリア),
3) アリア(カンタータ第166番より第1曲アリア),
4) アリア(カンタータ第166番より第2曲アリア),
5) グローリア(カンタータ第191番より第1曲合唱),
6) コンチェルト(カンタータ第120番より第4曲アリア),
7) アリア(カンタータ第26番より第2曲アリア),
8) コンチェルト(カンタータ第133番より第1曲合唱),
9) シンフォニア(カンタータ第4番より第1曲シンフォニア),
10) アリア(カンタータ第4番より第3曲二重唱),
11) フーガ(カンタータ第4番より第5曲合唱),
12) アリア(カンタータ第146番より第2曲合唱),
13) アリア(カンタータ第105番より第3曲アリア),
14) アリア(カンタータ第163番より第3曲アリア),
15) アリア(カンタータ第76番より第10曲アリア),
16) アリア(カンタータ第26番より第4曲アリア),
17) アリア(カンタータ第127番より第3曲アリア),
18) チャコーナ(カンタータ第150番より第7曲合唱),
19) シンフォニア(カンタータ第131番より第1曲シンフォニア),
20) アリア(カンタータ第17番より第3曲アリア),
21) アリア(カンタータ第42番より第4曲コラール),
22) アリア(カンタータ第68番より第2曲アリア),
23) サラバンド(カンタータ第20番より第7曲アリア),
24) アリア(カンタータ第62番より第2曲アリア),
25) アリア(カンタータ第40番より第4曲アリア),
26) アリア(カンタータ第140番より第4曲コラール) |
ヴォルフガング・カチュナー(指揮)
ラウテン・カンパニー |
ヴォルフガング・カチュナー&ラウテン・カンパニーによる「ヘンデル:管弦楽編曲版オペラとオラトリオ・アリア集」の続編となるバッハ版の演奏です。
ヘンデルやテレマンなど当時大変人気のあった作品は、家庭などで器楽や室内楽のために編曲されて演奏されたと言われていますが、神に捧げたカンタータは、あまり当時編曲され演奏されませんでした。20世紀になってバッハの音楽の美しさに気づいた作曲家や演奏家は、ピアノやヴァイオリン独奏のために編曲、ストコフスキーは管弦楽に編曲し、現在に引き継がれていきます。
このアルバムでは、W.カチュナーが当時のバロック書法を守りながら、バッハのカンタータからのアリアやコラール合唱を、合奏または器楽のための協奏曲風にアレンジしたもので、バッハのアリアの美しさだけでなく、バロック音楽様式の歴史的音色や情熱を味わっていだきたいという意図で制作されています。もちろんピリオド楽器による演奏です。
【録音】2015年10月, ニュルンベルク、ゲルマン国立博物館
ラウテン・カンパニー/創立30年記念ベスト |

8887501631-2
\2700→\2490 |
ラウテン・カンパニー/創立30年記念ベスト
1) ジョアン・アンブロジオ・ダルツァ:『フェッラーラ風のピーヴァ』,
2) タルクィニオ・メールラ:『センティーレ=カンツォネッタ』,
3) ニコラ・マテイス:『チャコネッタ』,
4) ニコラ・マテイス:『ラ・ディア・スパニョーラ』、
5) イギリス舞曲:『カプリッチョ・デット・スヴェリアトーイオ』,
6) J.S.バッハ:『ヴァージン・クイーン』,
7) J.S.バッハ:『Bobbing Joe』,
8) J.S.バッハ:『モテット「主に向かって新しき歌をうたえ」BWV.225〜第1曲』,
9) J.S.バッハ:『コラール「はかなく むなしき」』,
10) J.S.バッハ:『カンタータ「はかなく
むなしき」〜コラール』,
11) ブクステフーデ:『強めたまえ』,
12) ブクステフーデ:『主よ、あなたさえこの世にあれば』,
13) ヘンデル:『オラトリオ「メサイア」〜ハレルヤ』(ドイツ語版),
14) パーセル:『歌劇「アセンスのターモン」〜グラウンドによるカーテンチューン』,
15) パーセル:『歌劇「妖精の女王」〜One
Charming Night』,
16) ヘンデル:『歌劇「リチャード1世」〜死よ、来てください』,
17) ヘンデル:『歌劇「リナルド」〜私を泣かせてください』,
18) フィリップ・グラス:『The Windcatcher
Part I』,
19) モンテヴェルディ:『歌劇「オルフェオ」〜ViRicorda
Boschi Ombrosio』,
20) パーセル:『グラウンド ハ長調』,
21) ヨハン・フィリップ・クリーガー:『暗がりは悪事に好都合』,
22) トマス・ロビンソン:『プレインソング』,
23) ダウランド:『わが過ちを許してくれようか』,
24) ウィリアム・バード:『深い緑の森よ』,
25) パーセル:『Bedlam Boys』,
26) ヨハン・タイレ:『Nun ich singe, Gott
ich knie』 |
ウォルフガング・カチュナー(指揮&リュート)、
ラウテン・カンパニー |
ヴォルフガング・カチュナー指揮するベルリンの古楽器アンサンブル「ラウテン・カンパニー」。1984年設立当初はカチュナーとハンス=ヴェルナー・アペルとのリュート・デュオから始まりました。10月18日にはベルリンで30周年を祝う記念コンサートが行われますが、それに合わせて発売されたのが当アルバムです。ラウテン・カンパニーは、いわゆるピリオド楽器演奏とは一味違い、当時の音楽を現代に蘇えらせることに主眼を置いていて、様々なソリストたちを取り込み、多様な編成で演奏活動を行なうのが特徴。例えば演奏会では、管弦楽だけによる歌無し版オペラ・アリアや、フィリップ・グラスなどの現代音楽やポピュラーを古楽器で演奏するような取り組みにも積極的です。このアルバムはそうした彼らの演奏活動の30年の積み重ねをバロック音楽の分野の録音で辿ってゆくもの。
DHMの音源だけでなく彼らが録音してきた様々な音源から選曲されています。
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8898536030-2
\2500 |
カペラ・デ・ラ・トーレ/炎の音楽〜地獄と天空の炎
1) プレトリウス:Bransle de la torche,
2) バード:Memento homo,
3) 作者不詳:Ciaconna del paradiso e inferno,
4) ホルボーン:Infernum,
5) ビクトリア:Veni creator spiritus,
6) オルティス:La folia,
7) マレンツィオ:Qual vive salamandra in
fiamma ardente,
8) ギッツォーロ:Io mi vivea,
9) ダ・ノーラ:Amor m'ha fatto deventar
fenice,
10) ラッスス:In un boschetto novo,
11) 作者不詳:Ardente sole,
12) プレトリウス:Ballet des feus,
13) フレーチャ:El fuego,
14) 作者不詳:Mundi renovation,
15) 作者不詳:Chi vuol seguir la Guerra,
16) ファーナビー:Sometimes She Would,
17) 作者不詳:Ardente sole,
18) ピエトロ・ヴィンチ:Sappi signor,
19) 作者不詳:Pour faire l'arlkymie d'amours,
20) トロンボンチーノ:Non va l'acqua al
miogran fuoco,
21) ラ・リュー:Au feu d'amours【演奏】 |
カペラ・デ・ラ・トーレ |
『カペラ・デ・ラ・トーレ』は、ドイツを中心に今、宗教音楽から世俗的作品まで「最も優れた解釈」と高い評価を受けているルネッサンス・アンサンブル。
メンバーそれぞれが、その時代の演奏のスペシャリスト、独奏者でもあります。ドイツ・ハルモニア・ムンディへ続々と新しいコンセプトによるアルバムを発売し、高い評価を得ています。
前作は「水の音楽〜妖精とセイレーンの物語」と題したものでしたが、今回はその逆のコンセプトとなる「炎」に関したものです。「炎」といっても様々な意味があり、例えば「火」であり、「地獄」であり、そして「熱き愛情」の意味もあるでしょう。
そうした「熱き炎」に関連したルネサンス時代の作品が収録されています。
【録音】2015年11月, ベルリン、ドイツ公共放送連盟ホール |
<国内盤>
<映像>
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9/28(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ARTE DELL’ARCO JAPAN
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鈴木秀美(指揮)
OLCと合唱(CLC)、新しく建造されたオルガン
最上のブレンドで送る、ハイドンの作品群!
ハイドン:
(1)ミサ曲変ロ長調 Hob.XXII-7「小オルガン・ミサ」
(2)「あなたこそ栄光と誉れにふさわしく」
(神への感謝の歌) 変ホ長調 Hob.XXV:C8(合唱)
(3)交響曲第2番 ハ長調 Hob.I:2
(4)交響曲第57番 ニ長調 Hob.I:57 |
鈴木秀美(指揮)
望月万里亜(ソプラノ・ソロ)
今井奈緒子(オルガン)
オーケストラ・リベラ・クラシカ
高田あずみ(コンサートマスター)
コーロ・リベロ・クラシコ
【鈴木美登里、望月万里亜、星川美保子
(ソプラノ)
上杉清仁、布施奈緒子、高橋ちはる
(アルト)
谷口洋介、中嶋克彦、鏡貴之(テノール)
小笠原美敬、渡辺祐介、小藤洋平(バス)】 |
オーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)第35回定期演奏会、OLC
と合唱(CLC)、新しく建造されたオルガン。最上のブレンドで送る、ハイドンの作品群!
ライヴ録音:2015年6月20日/上野学園石橋メモリアルホール/ライヴ、61’
44”
当ディスクはオーケストラ・リベラ・クラシカの第35
回定期演奏会ライヴ録音からハイドンの小オルガン・ミサ、「あなたこそ栄光と誉れにふさわしく」(神への感謝の歌)、交響曲第2
番そして、交響曲第57 番が収録されております。
2015 年に結成されたコーロ・リベロ・クラシコ(CLC)は、声楽アンサンブル「ラ・フォンテ・ヴェルデ」のメンバーを中心にバロックから古典派を演奏するプロによって構成されております。
小オルガン・ミサはアイゼンシュタットの慈悲の友教会のために作曲されました。曲はハイドンがこの後ミサに好んで使うことになる変ロ長調で、最初と最後が静かに終わる形式美を持っています。OLC、CLC、そして新しく建造されたオルガンで、最上のブレンドで送るハイドンの作品群をお楽しみください。

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AEOLUS
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AE-11091
(2SACD HYBRID)
\5600
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ギィ・ヴァイツ:オルガン作品全集&
ジョンゲン:オルガン作品集 |
ペーター・ファン・デ・ヴェルデ
(オルガン) |
ヴァイツ:
ファンファーレとゴシック・マーチ/
オルガンのための2つの小品(交唱 《アヴェ・レジナ》、
入祭唱 《ベネディチテ・ドミヌム》/
サルヴェ・レジナによる前奏曲 《祈り》/
クリスマス・ラプソディー/深淵からの呼び声/
イン・パラディズム/
汝の恵みによりてわが欲を絶ち(J.S.バッハのカンタータ第22番より)/
シシリエンヌ/グラン=クール(第5旋法によるヴォランタリー)/
オルガンのための交響曲/
オルガンのための交響曲第2番/
レジナ・チェリ・レターレによるパラフレーズ/
ジョンゲン:4つの小品 Op.37/トッカータ
Op.104/英雄的ソナタ Op.94 |
オルガン・シンフォニー愛好家注目!ギィ・ヴァイツのオルガン作品全集!
多くの優れたオルガン作品でも定評の高いドイツの高音質レーベル、Aeolus(エオルス)。
アントワープ大聖堂のオルガニスト、ペーター・ファン・デ・ヴェルデが弾くのは、ベルギー後期ロマン派のオルガニスト&作曲家、ギィ・ヴァイツ(Guy
Weitz 1883−1970)の2つのオルガン交響曲を含む、オルガン作品全集!
ヴァイツは、地元ベルギーでピアノとオルガンを学んだ後、パリ・スコラ・カントルムでウィドールとギルマンに師事。1914年以降は第一次世界大戦のためイギリスへ亡命し、1917年から晩年までロンドンのファーム・ストリート教会のオルガニストを務め、1926年にはフランクの「オルガンのためのコラール」の世界初録音も残しています。色彩豊かなオルガン小品に加え、荘厳な2つのオルガン交響曲やジョンゲンの勇壮なる「英雄的ソナタ」の収録、そしてマルチチャンネルの優秀録音もポイント。オルガン・シンフォニー愛好家は要注目の新譜です!
使用楽器:Pierre Schyven Organ (1891) of
Our Lady's Cathedral, Antwerp/ B.Pels &
Zoom organ (1935) of Sint-Laurentiuskerk,
Antwerp
録音:2014年4月&2015年11月、ベルギー |
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AE-11121
(SACD HYBRID)
\2800
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メルヒオール・シルト:オルガン作品全集 |
レオン・ベルベン(オルガン) |
シルト:前奏曲ト長調/作曲者不詳:前奏曲ト長調、「心よりわれ汝を愛す,
おお主よ」/
シルト:
「心よりわれ汝を愛す, おお主よ」、
「涙のパヴァーヌ(ジョン・ダウランドによる)」、「炎のように」/
デルフィン・シュトルンク:第9旋法によるマニフィカト
ニ短調/
シルト:「主キリスト, 神の独り子」、「ああ神よ,
天より見そなわし」/作曲者不詳:前奏曲ヘ長調/
シルト:
「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」、
第1旋法によるマニフィカト ニ短調、前奏曲ト短調 |
スヴェーリンクに学んだ北ドイツ・オルガン楽派の音楽家の一人であり、祖父の代から受け継いでハノーファーの教会オルガニストを務めた、メルヒオール・シルト(1592−1667)のオルガン作品全集。演奏はレオンハルトの最後の弟子であり、スヴェーリンクの鍵盤作品全集(AE-11021/6CD+Bonus
CD)でディアパゾン・ドール賞を受賞したオランダの名手、レオン・ベルベン。
録音:2015年10月、聖シュテファン教会(タンガーミュンデ、ドイツ) |
DREYER GAIDO
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DGGF 005
(2CD/特別価格)
【旧譜】
\3800 →\3490
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ガブリエル・フェルツ(指揮)
マーラー:交響曲第6番 《悲劇的》 |
ガブリエル・フェルツ(指揮)
シュトゥットガルト・
フィルハーモニー管弦楽団 |
日本語解説付き!
鬼才ガブリエル・フェルツとシュトゥットガルト・フィルの名タッグによるマーラー・ライヴ録音第2弾は、交響曲第6番「悲劇的」。
ガブリエル・フェルツによる譜例付きの詳細な解説の日本語ヴァージョン付き。録音:2008年2月15日、リーダーハレ・ベートーヴェンザール、シュトゥットガルト、ライヴ録音
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CD 21005
【旧譜】
\2500
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ダブル・トーク 〜 日本の現代音楽
松永通温:風の時、糸の間
石井眞木:ブラック・インテンション I
大前哲:フェイズ − ダブル・トーク第21番
細川俊夫:夜
菅野由弘:水鏡
篠原眞:断片 デュオ |
グドゥーラ・ローザ(リコーダー)
後藤真起子(筝) |
録音:2001年11月、ベルリン |
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CD 21003
【旧譜】
\2500
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ブロニウス・クタヴィチウス:エルサレムの門 |
ドナタス・カトクス(指揮)
聖クリストファー室内管弦楽団
アイディア室内合唱団 |
録音:2001年4月、リトアニア |
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CD 21006
【旧譜】
\2500
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ラ・ベッリーナ 〜 リコーダー・ソナタ集
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ・メアリ
フランソワ・クープラン
アン・ダンシャン・フィリドル
ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ
ルイ・クープラン
アンジェロ・ベラルディの作品 |
ジルケ・マイア(リコーダー)
クラウディア・クラヴィーツ(チェンバロ) |
録音:2001年10月、ドイツ |
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CD 21007
【旧譜】
\2500 →\2290
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小松英典&イェルク・デームス
ブラームス&シューベルト:歌曲集
シューベルト:
さすらい人、さすらい人の月に寄せる歌、
さすらい人の夜の歌、憩いなき愛、
シルヴィアは誰か告げよう、リュートに寄せて、
ミューズの子、夕映えの中で、墓堀人の郷愁、魔王
ブラームス:
エオリアン・ハープに寄せて、5月の月、
おまえの青い瞳よ、セレナード、便り、日曜日、
野の寂しさ、墓地にて、4つの厳粛な歌 |
小松英典(バリトン)、
イェルク・デームス(ピアノ) |
録音:2002年2月、ハンブルク、ライヴ録音 |
<LP>
ベルリン・フィル自主制作盤
(BERLINER PHINHARMONIKER RECORDINGS)(LP)
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KKC 1062
(6LP)
\89000+税
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ブラームス:交響曲全集
交響曲第1番ハ短調作品68
LP1
A:第1楽章(録音:2014年9月18日)
B:第2楽章(録音:2014年9月23日)
LP2
A:第3楽章、第4楽章(録音:2014年9月23日)
交響曲第2番ニ長調作品73
LP2
B:第1楽章(録音:2014年9月19日)
LP3
A:第2楽章(録音:2014年9月24日)
B:第3楽章、第4楽章(録音:2014年9月19日)
交響曲第3番ヘ長調作品90
LP4
A:第1楽章(録音:2014年9月25日)
B:第2楽章(録音:2014年9月25日)
LP5
A:第3楽章、第4楽章(録音:2014年9月25日)
交響曲第4番ホ短調作品98
LP5
B:第1楽章(録音:2014年9月26日)
LP6
A:第2楽章(録音:2014年9月26日)
B:第3楽章、第4楽章(録音:2014年9月26日) |
サー・サイモン・ラトル(指揮)
ベルリン・フィル |
ラトル&ベルリン・フィルの最新ブラームス交響曲全集。ダイレクトカッティングによるLP正真正銘の「生音」究極のアナログ。完全限定プレス
録音場所:ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ)/180g
重量盤、布張りケース、布張りハードカバー・ブック、シリアルナンバー入り(手書き)、日本盤のみの3大特典、完全限定生産(Total:1833,International;1,200,Japanese;500,BPO;128,Rattle;5)
ベルリン・フィル・レコーディングスから、サー・サイモン・ラトル指揮による「ブラームス交響曲全集」が発売されます。当盤は、2014
年9 月にベルリンのフィルハーモニーで行われたライヴ・コンサートを、ダイレクトカット方式により収録したLP
レコードです。LP のみの発売で、CD 化の予定はありません。通常レコード制作では、マスター作成にあたり、複数のテイクをつなぎ合わせる編集とマスタリングを行います。今回のダイレクトカット録音では、そうした工程は一切行わず、ひと組のステレオ・マイク(ゼンバイザーMKH800Twin)で拾った音(波動)を、直接カッティング・マシーンにつなぎ、ラッカー盤に刻み込んでいます。シンプルな方法ながら、正真正銘の「生音」を録った究極のアナログ録音です。
今日では、ダイレクトカットで録音が行われることはほとんどありません。ベルリン・フィルも、最後にこの方式で収録を行ったのは、70
年前。その際最大の難関となるのは、編集ができないため、演奏上のミスがそのまま盤に刻まれてしまうことです。特に大編成のオーケストラ作品ではリスクが高く、今回の録音が実現したのは、まさに世界最高峰のベルリン・フィルだからこそと言えるでしょう。
機材にも注目が集まります。収録で使用されたのは、LPレコード制作の金字塔と呼ばれるノイマンのカッティングレースVMS-80。制作を担当したのは、ドイツを代表するトーンマイスター、ライナー・マイヤール氏(ドイツ・グラモフォンの黄金時代の録音技師として有名)が主宰するエミール・ベルリナー・スタジオです。重さ400
キロのカッティング・マシーンを500 メートル先のフィルハーモニーに運び込み、音声スタジオ「第4スタジオ」で収録が行われました。当LP
は、ベルリン・フィルのメンバーのただならぬ緊張感、そして録音チームの強い意気込みが刻み込まれた一大企画です。
そしてベルリン・フィルの思いが詰まったこのLP
は完全限定プレス。全世界で1833 セット(ブラームスの生年と同じ数)、そのうち日本盤が500
セット。日本盤には豪華三大特典が付きます。さらにお買い上げ頂きました方の応募特典(内容未定)もご用意しております。
日本盤のみの3大特典
1.日本のためにベルリン・フィル・レコーディングスにより特別に作成された日独版布張りハードカバー・ブック (注:日本盤にはインターナショナル版のハードカバー・ブック(独英)と日本語版とが両方封入されています。)
2.トーンマイスター(録音技師)、ライナー・マイヤール氏のサイン入り品質保証書
3.生写真2枚
・ラトルとベルリン・フィル( フィルハーモニーの第4スタジオから収録中に撮影したもの)
・収録に使用されたノイマンのカッティング・マシーンVMS-80

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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
GRAND SLAM
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ムラヴィンスキー・モスクワ・ライヴ1965!
バルトーク、ドビュッシー、オネゲル
(1)バルトーク:
弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
BB.114(Sz106)
(2)ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
(3)オネゲル:交響曲第3番「典礼風」 |
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィル |
当シリーズ始まって以来の最高音質!
ムラヴィンスキー・モスクワ・ライヴ1965!バルトーク、ドビュッシー、オネゲル。2
トラック、38 センチ、オープンリール・テープ復刻
ライヴ録音:1965年2月28日/モスクワ音楽院大ホール/使用音源:
Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)/ライヴ、ステレオ
■制作者より
ムラヴィンスキーとレニングラード・フィルが1965
年2 月、モスクワに出向いて行った数々のライヴ録音は、珍しいレパートリーと優秀な音質(ステレオ)で知られています。今回、2
月28 日の全演目を2 トラック、38 センチのオープンリール・テープを使用して復刻しましたが、以下の点にご留意下さい。まず、音質は過去に出たどのディスクよりも“はるかに”
生々しく、その凄まじい音響は背筋が凍るようです。当シリーズ始まって以来の、最大の衝撃と言っても過言ではありません。また、演奏開始の拍手はありませんが、インターバルや終わりの拍手など、その場に居合わせた雰囲気を伝えるものはカットしていません。
さらに、今回のCD 化に際し、誤った情報を訂正しています。まず、演奏会当日の曲順は、このディスクのようにバルトーク→ドビュッシー→オネゲル、が正しいです。また、一部のディスクにはドビュッシーのフルート奏者はアレクサンドラ・ヴァヴィリナ、つまりムラヴィンスキー夫人と表記されていますが、これも誤りです。これらについては天羽健三氏(元日本ムラヴィンスキー協会事務局長)の制作によるディスコグラフィや演奏会リストを参照するとともに、当日出演したムラヴィンスキー夫人にも確認をとっています。つまり、このディスクは正確な曲順と正しいフルート奏者が明記された最初のものとなります。
解説は沼辺信一氏(編集者/ 20 世紀芸術史)による力作です。沼辺氏は国内外の文献を読破し、旧ソ連の政治体制の中でムラヴィンスキーがどのようにして20
世紀の音楽と関わりを持ったか、その周辺を可能な限り詳述しています。この点について、これだけ掘り下げた文章は、過去に存在しないと思います。
優れた音質、正確な情報、そして充実した解説と、持っていて良かったと思ってもらえるCD
が完成したと自負しています。(平林直哉) |
<国内盤>
<映像>
ACCENTUS MUSIC(映像)
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ACC 20407DVD
(DVD)
\3600 →\3290
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レオン・フライシャー指揮
一番弟子ヘーエンリーダー、ピアノによる
ベートーヴェンのピアノ協奏曲
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調、第3番ハ短調
ボーナス:
レオン・フライシャー
&マルガリータ・ヘーエンリーダーのリハーサル
&インタビュー |
マルガリータ・ヘーエンリーダー・ピアノ)
レオン・フライシャー(指揮)
アマデ室内管(第2番)
ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管(第3番) |
収録:2014年9月9日ツォルフェアアイン炭鉱業遺産群、エッセン(第2番)、2015
年10月14日マックス・リットマン・ザール、バート・キッシンゲン(第3番)
画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ,DD5.1,DTS5.1、リージョン:All、字幕:英仏西韓日、言語:独、74’
02(本編)、13’ 23(ボーナス)
ベートーヴェンは5 曲のコンチェルトを遺していますが、どれも異なる性格をもった魅力的な作品であり、ピアニストにとっても実力を試される大事な楽曲です。
このDVD には、ピアニスト、指揮者、そして指導者として著名なレオン・フライシャーと、彼の一番弟子のマルガリータ・ヘーエンリーダーによるベートーヴェンのピアノ協奏曲第2
番と3 番が収録されています。
フライシャーは右手を故障する前に主要ピアノ協奏曲をジョージ・セルとクリーヴランド管弦楽団と次々に録音していました。もちろんベートーヴェンも全曲録音しており、彼の繊細かつ緻密な解釈で豊かなベートーヴェン演奏を聴かせる名盤として知られています。その後もフライシャーは、右手の故障という逆境に立ち向かい、左手のピアニスト、指揮者として活動し、現在では右手の機能も回復し、指導者としても才能を発揮し優れた若手を輩出しています。
この映像で観られるのは、彼のベートーヴェンへの優れた理解、ピアニストとしての功績、そして指導者としての才能が見事に結ばれた結果が記録されています。
今回ピアノを演奏するマルガリータ・ヘーエンリーダーは、1981
年ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで優勝を果たし、世界の著名な指揮者らと共演を続け、現在はミュンヘン音楽大学で教鞭をとっています。彼女はフライシャーの並外れた才能と共に演奏する喜びをボーナス映像のなかで熱く語っています。
第2 番の協奏曲は、ベートーヴェン最初に取り組んだピアノ協奏曲。第1
番よりも先に作曲されましたが出版順が逆になったため2
番とされています。古典的な形式をとり、軽快なオーケストラと爽やかなピアノが印象的で、ピアノの繊細で優しい音色を存分に引き出した曲。そして第3
番は5 曲の協奏曲の中で唯一短調の作品。前の2
作品とはとはやや間隔が空き、交響曲第3 番「英雄」と同時期に作曲され、ベートーヴェンならではのシンフォニックでスケールの大きいオケ部分と、きめ細かい豊かなニュアンスのピアノ・パートという充実した作品。フライシャーは、この第3
番の協奏曲を「第3 番の協奏曲は私にとって、とても大切な作品です。ベートーヴェンはこの作品で新たな道を切り開きました。とても敬虔な作品です。」と評しています。
収録されたのは、第2 番はかつて重工業地帯としてドイツの産業を牽引したルール地方にあるツォルフェアアイン炭鉱業遺産群の建物内、そして第3
番はドイツの保養都市バート・キッシンゲンにある建築家マックス・リットマンによって設計されたホールで演奏され、趣のある映像とともに楽しむことができます。

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9/27(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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CYBELE RECORDS
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CYBELE 030802S
(SACD HYBRID)
\2500
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ドイツ・レコード批評家賞、エコー賞クラシック部門最優秀器楽奏者賞受賞
ジルバーマン・オルガンで聴くゴルトベルク変奏曲
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988(オルガン版) |
マルティン・シュメーディング
(オルガン;
ジルバーマン1755年製作) |
エコー賞受賞の名盤。ドレスデン、カトリック宮廷教会の名器ジルバーマン・オルガンで聴くゴルトベルク変奏曲!
セッション録音:2009年3月31日-4月3日/カトリック宮廷教会(ドレスデン)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、74’44”
SACD ハイブリッド盤。
録音の良さで定評のある独Cybele Records
レーベルからパイプオルガンによるゴルトベルク変奏曲がリリース。
演奏は当レーベルの看板アーティスト、マルティン・シュメーディングです。
当録音で使用したオルガンは、ドレスデンのカトリック宮廷教会に据え付けられたジルバーマン製作の名器です。オルガン音楽の黄金期を支え、バッハの同時代を生き、バッハのオルガン作品に大きな影響を与えたオルガン・ビルダー、ゴットフリート・ジルバーマン(1683-1753)。ジルバーマンは兄アンドレアスとともに生涯50
基のオルガンを製作。聖ゲオルク教会(レータ)、聖ヤコブ教会(フライベルク)など、現在も現役で演奏され続けている名器をのこしました。なお、ジルバーマンは1753
年8 月4 日にドレスデンで亡くなっており、当オルガンは兄アンドレアスの息子でオルガン職人のヨハネス・ダニエルにより完成されました。ジルバーマン・オルガンの特徴である壮麗な響きと美しいたたずまいは、圧倒的な存在感です。
演奏のマルティン・シュメーディングは1975
年ミンデン生まれ。教会音楽、音楽教育、合唱、指揮、ハープシコードを学ぶ一方、リコーダー、オルガンでディプロマを取得。これまでに、ヘルムート・ヴァルヒャ、ジャン・ボワイエ、ジャック・ヴァン・オールトメルセンなど世界的なオルガニストに師事し、独自の演奏スタイルを確立しました。
当録音では、各変奏にてストップをかえ、また繰り返しのパートでは品のよい装飾を加え、音楽・音響の両面から立体的な演奏を楽しむことができます。ゴルトベルク変奏曲ファンならずともお聴きいただきたいディスクです。
なお、当盤は2009 年にドイツ・レコード批評家賞を、また2010
年にエコー賞クラシック部門の最優秀器楽奏者賞を受賞した名盤です。
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CYBELE 261602S
(SACD HYBRID)
\2500
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カリオペ・ツパキ(1963-):トリプトコン
I. Mercurius(弦楽四重奏)
II. Lychnos tis posi mou(弦楽四重奏とクラリネット)
III. Eothinon(弦楽四重奏) |
ドーレン・カルテット
アルヤン・ワウデンベルフ(クラリネット) |
控えめな素材で作り上げる神秘的な祈りの世界
録音:2015年9月2-5日/ロッテルダム/DSD、5.1
Surround sound、3D バイノーラル・ステレオ、55’40’’
カリオペ・ツパキは1963 年ギリシャ、ピレウス生まれの女流作曲家。アテネのエレニコン音楽院で学んだ後、オランダでルイ・アンドリーセンに師事。ソロからオーケストラまでの器楽作品、オペラ、バレエなど、70
以上の作品を発表しています。
弦楽器によるきれぎれのグリッサンド、変化音を伴いつつ順次進行する音階、ゆるやかに響きを変える和音などを素材とし、なだらかな感触を持った「トリプトコン」。クラリネットの歌を伴う第2
曲では中心に向かって大きな高揚が見られますが、全体としては控えめな素材を無駄なく使い、中世の祈りのような神秘的で宗教的な世界を作り上げています。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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FIRST HAND RECORDS
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タチヤナ・ニコラーエワ1989年ギリシャ・ライヴ
(1)J.S.バッハ:「音楽の捧げ物」BWV1079〜3声のリチェルカーレ
(2)同:フランス組曲第4番変ホ長調BWV815
(3)シューマン:交響的練習曲Op.13(1852年版)
(4)ラヴェル:「鏡」〜「悲しい鳥たち」「洋上の小舟」
(5)スクリャービン:左手のための前奏曲と夜想曲Op.9
(6)同:悲劇的な詩Op.34
(7)ボロディン:小組曲〜僧院にて
(8)ムソルグスキー:「展覧会の絵」〜殻をつけたヒヨコのバレエ
(9)プロコフィエフ:前奏曲Op.12の7 |
タチヤナ・ニコラーエワ(ピアノ) |
ピアノ好き興奮、ニコラーエワ晩年の巨匠芸が日の目を見た!
録音:1989年4月3日/ヘロディス・アッティコス音楽堂(ギリシャ。ライヴ)/STEREO
タチヤナ・ニコラーエワ(1924-1993) が晩年の1989
年にギリシャで行ったライヴが残っていました。彼女は急逝する直前まで旺盛な演奏活動を繰り広げており、この65
歳時のものも見事のひとことに尽きる至芸を披露しています。
ニコラーエワのピアニズムは正確な技巧による曖昧な所の全くない楷書風のものですが、人間的な大きさと温かみもあふれ、今日でも熱烈なファンを持っています。
十八番であるバッハの「音楽の捧げもの」、冒頭の「3
声のリチェルカーレ」で誰にも真似できぬ壮大な宇宙に圧倒されます。シューマンの「交響的練習曲」はこれまでニコラーエワによる録音のなかった作品ですが、まさに巨匠芸で説得力満点。同曲屈指の名演のひとつと申せましょう。同様にニコラーエワのディスコグラフィになかったラヴェルの「鏡」とスクリャービン、さらに「展覧会の絵」の「殻をつけたヒヨコのバレエ」も興味津々。いずれも目から鱗の落ちる解釈で、さすがニコラーエワと唸らされます。ニコラーエワの骨太な男性的ともいえるタッチと、繊細なスクリャービンの組み合わせが意外なものの、むしろスクリャービンがロシア音楽であることを再認識させてくれる素晴らしさ。ムソルグスキーも軽快でなくどす黒い闇を感じさせます。ピアノ関係者必聴の貴重な遺産です。
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<メジャー・レーベル>
DECCA
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483 0930
(2CD + 1BD-Audio)
\4000 |
《カラヤン/プッチーニ:歌劇「ボエーム」》
プッチーニ:歌劇『ボエーム』全曲 |
ミレッラ・フレーニ(ミミ),
ルチアーノ・パヴァロッティ(ロドルフォ),
ロランド・パネライ(マルチェッロ),
ニコライ・ギャウロフ(コルリーネ), 他,
ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団,
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) |
新リマスター、ブルーレイ・オーディオ付ハード・ブック仕様で再発売
美しいニュアンスと精妙極まりないアンサンブルという、カラヤンの絶妙なコントロールが行き届いた名演です。
フレーニ、パヴァロッティの瑞々しい美声と叙情的表現も非常に素晴らしいもの。ギャウロフやパネライなどヴェテラン勢も、各々のキャラクターを鮮明にし、ドラマの盛り上がりに大きく貢献しています。
この名盤が、アビイロード・スタジオで長年デッカのバランス・エンジニアを務めるフィリップ・サイニー氏によって24bit/96KHzにてリマスターされました。2枚のCDに加えて、ブルーレイ・オーディオ・ディスクにその24bit音源を収録。
パッケージは、オリジナル・デザインを使用したハード・ブック仕様。リブレット、あらすじ、オリジナル・ライナーノーツ、レア・イメージが収録されています(英・独・仏語のみ)。
【録音】1972年10月, ベルリン、イエス=キリスト教会 |
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483 0938
(2CD + 1BD-Audio)
\4000 |
《パヴァロッティ/ヴェルディ:歌劇「リゴレット」》
ヴェルディ:歌劇『リゴレット』全曲 |
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール),
シェリル・ミルンズ(バリトン),
ジョーン・サザーランド(ソプラノ), 他,
アンブロジアン・オペラ・コーラス,
ロンドン交響楽団,
リチャード・ボニング(指揮) |
新リマスター、ブルーレイ・オーディオ付ハード・ブック仕様で再発売
救いようのない悲惨な話と美しい音楽が、不思議な調和を保っている、ヴェルディ中期の傑作オペラ「リゴレット」。若きパヴァロッティとサザーランドの技巧、ミルンズのタンシャン的な表現などが聴きものの名盤です。
この名盤が、アビイロード・スタジオで長年デッカのバランス・エンジニアを務めるフィリップ・サイニー氏によって24bit/96KHzにてリマスターされました。
2枚のCDに加えて、ブルーレイ・オーディオ・ディスクにその24bit音源を収録。パッケージは、オリジナル・デザインを使用したハード・ブック仕様。リブレット、あらすじ、オリジナル・ライナーノーツ、レア・イメージが収録されています(英・独・仏語のみ)。
【録音】1971年6月, ロンドン、キングズウェイ・ホール |
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483 0934
(2CD + 1BD-Audio)
\4000 |
《サザーランド/ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」》
ドニゼッティ:歌劇『ランメルモールのルチア』全曲 |
ジョーン・サザーランド(ソプラノ),
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール),
シェリル・ミルンズ(バリトン),
ニコライ・ギャウロフ(バス), 他,
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団,
リチャード・ボニング(指揮) |
新リマスター、ブルーレイ・オーディオ付ハード・ブック仕様で再発売
1959年、コヴェント・ガーデンでの『ルチア』のセンセーショナルな成功により、一夜にして大スターとなったサザーランド。その大成功から12年を経てさらに深化したサザーランドを中心に、パヴァロッティ、ミルンズ、ギャウロフが全盛期の見事なノドを披露する名盤です。アナログ完成期のデッカによるセッション録音だけあって、細部の質感までリアルに再現された優秀録音盤でもあります。
この名盤が、アビイロード・スタジオで長年デッカのバランス・エンジニアを務めるフィリップ・サイニー氏によって24bit/96KHzにてリマスターされました。
2枚のCDに加えて、ブルーレイ・オーディオ・ディスクにその24bit音源を収録。
パッケージは、オリジナル・デザインを使用したハード・ブック仕様。リブレット、あらすじ、オリジナル・ライナーノーツ、レア・イメージが収録されています(英・独・仏語のみ)。
【録音】1971年6〜7月, ロンドン、キングズウェイ・ホール |
<映像>
C MAJOR(映像)
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75 0904
(Blu-ray)
【再発売】
\5800
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クシェイ演出の斬新なドヴォルザーク「ルサルカ」
装丁を一新して再発売
ドヴォルザーク:「ルサルカ」
ボーナス:メイキング |
クリスティーネ・オポライス(S ルサルカ)
クラウス・フローリアン・フォークト(T 王子)
ギュンター・グロイスベック(Bs 水の精)
ナディア・クラステヴァ(S 外国の王女)
ヤニナ・ベヒレ(Ms 魔法使い) ほか
トマーシュ・ハヌス(指揮)
バイエルン国立管弦楽団
バイエルン国立歌劇場管弦楽団 |
75 0808
(2DVD)
【再発売】
\5600
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演出:マルティン・クシェイ/装置:マルティン・ゼートグルーバー/衣装:ハイディ・ハックル/照明ラインハルト・タウプ
収録:2010 年10 月、ミュンヘン
(Blu-ray)画面:16:9 HD、音声:DTS-HD MA5.0、PCM2.0、字幕:英独仏西中韓、192分
(2DVD)画面:16:9 NTSC、音声:DTS5.0、PCM2.0、字幕:英独仏西中韓、192分
2010 年10 月にバイエルン国立歌劇場で上演されたドヴォルザーク『ルサルカ』。鬼才マルティン・クシェイの斬新な舞台を巡って賛否両論あったものの、大きな話題となりました。
『ルサルカ』は、人間界に夢を抱いた水の精ルサルカが、犠牲を払って王子と恋に落ちるも、王子が心変わりし、しかし最後には呪いに苦しむ王子とルサルカが愛の死を迎えるという物語で、民話ならでは悲惨さをワーグナー張りのロマンティシズムに昇華したもの。クシェイはそれをさらに現代的に描き、金持ちの青年に恋をした娘の悲しみを前面に出した上で、第3幕はあっと驚く展開に仕立てます。御伽噺の世界を期待していると驚かされるものの、民話が持っていた残酷性を伴った悲恋を現代的に表現した舞台としては成功しています。
ルサルカのクリスティーネ・オポライスは、1979
年、ラトヴィア生まれのソプラノ。近年ドイツ語圏を中心に大活躍しており、大ソプラノとしてのブレイクも間近と期待されている人。王子には、ローエングリンで大人気になったクラウス・フローリアン・フォークト。1970
年生まれのこのドイツのテノールは、今こうした王子役を歌わせたら抜群です。出番は少ないながら存在感の求められる水の精には、1976
年生まれのオーストリアのバリトン、ギュンター・グロイスベック。彼は今年バイロイト音楽祭への初出演が決まっています。外国の王女のナディア・クラステヴァは、1976
年ブルガリア生まれのメッゾ・ソプラノ。ウィーン国立歌劇場を中心に活躍しており、メッゾの新星として大きな期待がかかっています。そして魔法使いには、1968
年、ハンブルク生まれのメッゾ、ヤニナ・ベヒレと、勢いのある充実したキャストが組まれています。
指揮は、2007 年から2009 年までブルノ国立歌劇場の音楽監督を務めたトマーシュ・ハヌス。新鮮で瑞々しい音楽で『ルサルカ』の魅力を存分に引き出しています。
【旧品番:70 6504(BD) と70 6408(DVD) は廃盤となります】 |
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75 1304
(Blu-ray)
【再発売】
\5800
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ヘルマン・プライのシューベルト三大歌曲集が
ブルーレイで再登場
シューベルト:
美しき水車小屋の娘 D.795、
冬の旅 D.911、白鳥の歌 D.957
ボーナス:
ヘルマン・プライによる各歌曲集への
イントロダクション
+ドキュメンタリー(50分、字幕:英語) |
ヘルマン・プライ(バリトン)
レナード・ホカンソン
(ピアノ:水車小屋の娘、白鳥の歌)
ヘルムート・ドイチュ
(ピアノ:冬の旅) |
制作年:1984 年(冬の旅)、1986 年(水車小屋の娘、白鳥の歌)
画面:4:3 HD、音声:DTS-HD MA5.1、PCM2.0、字幕:英仏西、
(ボーナス:英)言語:独
オペラ、オペレッタ等で素晴らしい美声を聴かせてくれたヘルマン・プライ。1998
年に亡くなりましたが、20 世紀後半を代表するバリトン歌手として今もなお聴き継がれています。
この映像は、プライが最も得意にしていたシューベルトの三大歌曲。すでにDVD(70-0208)で発売されていますが、今回ブルーレイで再登場。
ボーナスにはシューベルトの三大歌曲をプライ自身の解説付きで観ることができます。 |
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