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≪第114号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その8 2022/1/5~




1/7(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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BIS



BIS SA 2620
(SACD HYBRID)
¥2800→\2590
BIS レーベル社主バール氏大推薦
「ここ10 年の間でもっとも素晴らしいヴァイオリニストのデビュー作のひとつ」(「BBC MusicMagazine」)

ニールセン国際音楽コンクールの覇者
 ユーハン・ダーレネ/ニールセン&シベリウス

 (1)ニールセン:ヴァイオリン協奏曲 Op.33 FS 61
 (2)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
ユーハン・ダーレネ(ヴァイオリン)
ヨーン・ストルゴーズ(指揮)
ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団

 なんと輝かしい演奏!!カール・ニールセン国際音楽コンクールの覇者ユーハン・ダーレネがニールセンとシベリウスの協奏曲を録音!

 セッション録音:2021年6月7-10日/ストックホルム・コンサートホール(スウェーデン)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、73'22
 プロデゥーサー:インゴー・ペトリ(Take5 Music Production)

 SACD ハイブリッド盤。
 スウェーデンのBIS レーベルの社主ロベルト・フォン・バール氏大推薦のヴァイオリニスト、ユーハン・ダーレネ。
 バール氏はダーレネが9歳の時からその才能を見出し、高く評価してきました。
 また「ここ10 年の間でもっとも素晴らしいヴァイオリニストのデビュー作のひとつ」(「BBC MusicMagazine」)、「ダーレネの演奏には、彼が特別な感受性をもった音楽家だとわかる『存在』が感じられる」(「Gramophone」)など、各国のメディアからも高く評価されています。

 BISレーベルからはチャイコフスキーとバーバーのヴァイオリン協奏曲(BIS SA-2440)と北欧の19世紀から20世紀を代表する作曲家のヴァイオリンとピアノのための作品を集めた『北欧ラプソディ』(BIS SA-2560)をリリースしております。

 期待の高まる第3弾では北欧を代表するニールセンとシベリウスのヴァイオリン協奏曲を録音しました!
 ダーレネは2019年に開かれたカール・ニールセン国際音楽コンクールで優勝。
 同年11月には初来日を果たし、ニコライ・スナイダー指揮、日本フィルハーモニー交響楽団との共演で、ニールセンを披露。その圧倒的な演奏で聴衆を沸かせており、日本のファンも待望の録音といえます。
 カップリングのシベリウスも圧巻。
 こちらもダーレネお得意の作品で、天性の音程感とブリリアントな音色で驚くべき演奏を聴かせてくれます。

 ダーレネは2000年スウェーデンのノルショーピング生まれ。4歳からヴァイオリンを習い、3年後、初めてプロの交響楽団と共演しました。
 王立ストックホルム音楽大学でペール・エーノクソンに学び、ドラ・シュヴァルツベルク、パメラ・フランク、ゲルハルト・シュルツ、デトレフ・ハーン、ヘンニング・クラッゲルードのマスタークラスに参加しています。
 ヨーロッパ、中国、南アフリカのオーケストラにソリストとして客演、ローランド・ペンティネン、イングリ・アンスネスたちの共演でリサイタルに出演。
 また、2018年には「ノルウェー・クレッシェンド」プログラムでジャニーヌ・ヤンセン、レイフ・オヴェ・アンスネス、ギドン・クレーメルに教わりました。新時代、クラシック界を牽引する逸材、要注目です!

 彼の弾くヴァイオリンは、1736年製のアントニオ・ストラディヴァリウス。オスロの「アンデシュ・スヴェオース公益基金」から貸与された楽器です。

 
 



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HARMONIAMUNDI



HMM 905351
¥2800→\2590
名手ズヴァールトとピアノのメルニコフ
HORN & PIANO

 ベートーヴェン(1770-1827):
  ホルン・ソナタ ヘ長調 op.17
 フェルディナンド・リース(1784-1838):
  ホルン・ソナタ ヘ長調 op.34
 ジョヴァンニ・プント(1746-1803):
  ホルン協奏曲第1番(ピアノ編曲版)
 フランツ・ダンツィ(1763-1826):
  ホルン・ソナタ 変ホ長調 op.28
トゥーニス・ファン・デア・ズヴァールト
 (ホルン(cor solo by Couesnon, 1900))
アレクサンドル・メルニコフ(フォルテピアノ)
KKC 6460
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 ベートーヴェンに筆を執らせた18世紀のホルン大奏者、ジョヴァンニ・プントゆかりのプログラム

 (フォルテピアノ)使用楽器:(2)クリストフ・ケルン制作/1796年製アントン・ヴァルター・モデル、(1)(3)(4)1830年頃のアロイス・グラフ・モデル/エドウィン・ボインク修復
 録音:2020年1月、テルデックス・スタジオ・ベルリン

 ナチュラルホルンの奏者として世界に名をはせる名手ズヴァールトと、ピアノのメルニコフによるデュオ・アルバムの登場。
 18世紀のホルンの名手で、ベートーヴェンにもホルン・ソナタの筆を執らせた、ジョヴァンニ・プント( 本名ヤン・ヴァーツラフ・スティフ)ゆかりの作品をプログラムしています。
 ズヴァールトのプントについての博士研究が下地となったアルバムです。

 ズヴァールトが使用している楽器は、19世紀頃に主にフランスで制作されていた、コール・ソロ、つまりオーケストラではなく、ソロのホルン奏者のための楽器。
 その中でも、低音域も出る楽器、コール・バッスを使用。
 マウスピースは通常使い慣れたものより2ミリ広いコルバスのためのものを使っています。
 これのおかげで、ホルンの音色がよりベルベットのようになり、つんざくような音色がでなくなり、さらに音域の跳躍もこなせるとのこと。
 プント自身、16曲のホルン協奏曲をのこし、さらにプントが亡くなった後も同時代の作曲家たちが名手プントに触発されてホルンのための作品を書きました。
 その中からの選りすぐりを、名手ズヴァールトと、メルニコフによるフォルテピアノというこれ以上ない理想的な組み合わせで聴くことができる、貴重なアルバムです。

 
 
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HMM 902342
¥2800→\2590
タメスティが、テレマンを録音
 テレマン:ヴィオラ協奏曲集

 ・弦と通奏低音のためのブルレスケ 変ロ長調 TWV55:B8
 ・ヴィオラ、弦と通奏低音のための協奏曲 ト長調 TWV 51:G9
 ・2つのヴィオラのためのカノン風ソナタ TWV40:121*
 ・独奏ヴィオラのためのファンタジア ハ長調 TWV 40:15( 原曲:ト長調)
  (低音を伴わないヴァイオリンのための12のファンタジア TWV 40:14-25より)
 ・序曲- 組曲「風変わり」 TWV 55:g2
 ・独奏ヴィオラのためのファンタジア 変ホ長調 TWV 40:14( 原曲:変ロ長調)
  (低音を伴わないヴァイオリンのための12のファンタジア TWV 40:14-25より)
 ・2つのヴィオラ、弦と通奏低音のための協奏曲 ト長調 TWV 52:G3*
 アントワン・タメスティ
  (ヴィオラ/1672年製ストラディヴァリウス、バロック弓:アルトゥール・ドゥブロカ2010 年製)、
 ベルリン古楽アカデミー、ベルンハルト・フォルク(コンサートマスター)、
 ザビーネ・フェーラント(ヴィオラ)*
KKC 6461
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 圧倒的な音楽性、タメスティ、ベルリン古楽アカデミーとの共演によるテレマン!無伴奏作品も収録、気品に満ちた緩徐楽章

 録音:2020年7月、テルデックス・スタジオ・ベルリン(ドイツ)

 2021年度レコード・アカデミー賞(音楽之友社)大賞銅賞受賞アーティスト、アントワン・タメスティ。
 ヴィオラや弦楽器といった楽器というフレームにはもはやおさまらない、超越的な音楽で空間を満たす稀代の名手。
 そんなタメスティが、テレマンを録音しました!
 協奏曲はベルリン古楽アカデミーとの共演で、つい最近もブランデンブルク協奏曲(KKC-6418, HMM-902686)で圧倒的な名演を放った顔合わせ。
 テレマンは、ヴィオラを主役にした作品を書いた先駆者ともいえる存在だけあって、注目の内容です。

 テレマンの無伴奏作品は、原曲は独奏ヴァイオリンのための作品ですが、バッハの無伴奏作品と曲の規模は多少異なりますが、内容世界的にはそれと比肩しうる深い内容で、今日のヴィオラ奏者にとっても重要なレパートリーとなっているもの。
 内省的な緩徐楽章、軽やかで気品に満ちたアレグロ楽章と、タメスティの音楽と、美しい音色を満喫できます。
 2 つのヴィオラのための協奏曲も、しっとりと落ち着いた風合いの演奏。組曲でも、非常に気品に満ちた演奏で展開されております。
 名手たちによる余裕たっぷりなテレマン。
 冒頭のブルレスケ組曲は、実にぜいたくなアルバムです!
 



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HYPERION



PCDA68322
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
アリーナ・イブラギモヴァ新録音
メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ集

 ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 MWV Q26(1838)
 ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 Op.4 / MWV Q12(1823)
 ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 MWV Q7(1820)
 ヴァイオリン・ソナタ ニ調 MWV Q18
  (断片、恐らく1820年代後半)
アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)
セドリック・ティベルギアン(ピアノ)
CDA68322
¥2500→\2290

 アリーナ・イブラギモヴァ新録音!メンデルスゾーンのソナタ集!

 ☆3つのヴァイオリン・ソナタ+ソナタ断章を網羅したメンデルスゾーン!

 バロックから新作委嘱作品までをモダン楽器とピリオド楽器の双方で演奏するロシアのヴァイオリンのミューズ、アリーナ・イブラギモヴァ。
 ロックダウン中に鋭く磨き上げ、レコード芸術「特選盤」他、BBCミュージック・マガジン「Instrumental Choice」、ICMA(国際クラシック音楽賞)ノミネート、Presto「レコーディング・オヴ・ザ・イヤー2021」ノミネートなど世界中で絶賛を浴びたパガニーニ(PCDA68366/CDA68366)に続く大注目の新録音は、メンデルスゾーンのヴァイオリン・ソナタ集!

 2012年にリリースされたメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲集(PCDA67795/CDA67795)でも、有名なホ短調の協奏曲に加え、演奏される機会の少ないニ短調の協奏曲も収録して大成功を収めたイブラギモヴァ。
 今回のソナタ集でも、唯一生前に出版されたOp.4のヘ短調ソナタに加え、メニューインが発掘・校訂・出版した1838年作曲のヘ長調ソナタ(ここではメニューインが大幅に手を加えていない、オリジナル版を収録)、1820年(メンデルスゾーンが11歳頃)に書かれたヘ長調ソナタ、そして1820年代後半に着手され第1楽章の断片だけが残されたニ長調/ニ短調のソナタ、計4曲を収録。
 これまで、モーツァルト、シューベルト、ラヴェル、ブラームス、フランクなど多くのアルバムで共に素晴らしい芸術を作り上げてきたセドリック・ティベルギアンの繊細で豊かなピアノとともに、メンデルスゾーンの多彩なヴァイオリン作品の真髄に迫ります。

 ※録音:2021年1月19日-21日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)

 




Mendelssohn: Violin Concertos
 CDA 67795
\2500→\2290
イブラギモヴァのメンデルスゾーン!ピリオド・アプローチでユロフスキと共演!
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲集
 ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64
 序曲《フィンガルの洞窟》Op.26
 ヴァイオリン協奏曲ニ短調
アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)
ウラディミール・ユロフスキ(指揮)
エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団
 ついに出た。
 2年前にHYEPRIONの社長と話しているときに「出る」らしいとは聞いていた超ド級の新録音。
 今人気絶頂の妖精と、ようやくその真価が世間に知られ始めた天才指揮者の夢の共演。



 久しぶりに神経ビリビリ来るような演奏に出会った。
 このニ短調はすごい。
 終わった後天才二人が顔を見合わせてニヤリとしてる風が目に浮かぶ。
 やりやがった。


 とんがった二人の異端的天才が、このニ短調で演奏史を変えたかもしれない。なぜ二人が有名なホ短調ではなく、若書きの無名の作品ニ短調をわざわざ後半のメインに据えたのか。
 演奏している途中、この曲が好きで好きでたまらないという感情が、そしてこの曲のすごさ素敵さを世間に知らしめたくてうずうずしている様子が、もう、手に取るようにわかる・・・。
 正直ホ短調を聴いているときはイブラギモヴァのブログを読んでいるような感じで、「これが彼女の最近の気持ちね」という軽い思いしか湧かなかった(それでもすごいですが)。ユロフスキは終始おとなしめだし、その分「フィンガル」で爆発してくれてうれしかったが、まさかそのあとにこんなサプライズが待っているとは。

※録音:2011年9月2日?4日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)

 
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PCDA68355
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
バッカウアー国際コンクール優勝、シドニー国際コンクール優勝
 アンドレイ・ググニン

 スクリャービン:マズルカ集

 10のマズルカ Op.3
 9つのマズルカ Op.25
 2つのマズルカ Op.40
 マズルカ ヘ長調 WoO 16
 マズルカ ロ短調 WoO15
アンドレイ・ググニン(ピアノ)
CDA68355
¥2500→\2290

 アンドレイ・ググニン、Hyperion第3弾!スクリャービンのマズルカ集!

 ☆2019年チャイコフスキー国際コンクール特別賞獲得!アンドレイ・ググニン新録音!
 ☆母国ロシアのスクリャービン作品がいよいよ登場!

 1987年ロシア生まれの新鋭ピアニスト、アンドレイ・ググニンのHyperionレコーディング第3弾!
 ググニンは2013年ウィーンのベートーヴェン国際コンクール第2位、2014年ジーナ・バッカウアー国際コンクール優勝、2016年シドニー国際コンクール優勝という輝かしい経歴を誇り、ゲルギエフ&マリインスキー劇場などと共演。
 2019年に行われたチャイコフスキー国際コンクールでは特別賞も受賞し、その年の5月と9月に二度の来日公演を成功させました。

 そして今回アンドレイ・ググニン、母国ロシアの作曲家スクリャービンのマズルカ集が登場です。マズルカはポーランドの民族舞踊ですが、それを芸術の域まで発展させたのは言わずと知れたショパンでした。
 幼少期からショパンの音楽が大好きだったスクリャービンは、その影響もありロシアの作曲家の中でも多数のマズルカを作曲したことでも知られています。
 他にもバラキレフ、グリンカ、チャイコフスキー、ボロディンといったロシアの作曲家がマズルカを作曲しており、それらのいわゆるロシアのマズルカの影響も受けていると思われます。
 そのように母国の音楽にも根付いている作品をググニンが、持ち前の硬派なピアニズムで奏でます。

 ショスタコーヴィチ・アルバム(PCDA68267)でロシア音楽に対する高い評価を得たググニンの腕が冴えわたる、スクリャービンのマズルカ集にご期待ください!

 ※録音:2020年10月27日-29日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)

 



レコード芸術「特選盤」やBBCミュージック・マガジン「レコーディング・オヴ・ザ・マンス」に選ばれたショスタコーヴィチ・アルバム


 PCDA 68267
【国内仕様盤】
\3143
アンドレイ・ググニン(ピアノ)
ショスタコーヴィチ:前奏曲&ピアノ・ソナタ集

 ピアノ・ソナタ第1番 Op.12
 24の前奏曲 Op.34
 ピアノ・ソナタ第2番 Op.61
 夜想曲(バレエ音楽《明るい小川》Op.39 より)
アンドレイ・ググニン(ピアノ)
 CDA 68267
\2500→\2290

 シドニー国際コンクール2016優勝者!ロシアの新星アンドレイ・ググニン来日記念盤!

 ☆シドニー国際コンクール2016優勝者、ロシアのアンドレイ・ググニンがピアノ王国Hyperionに登場!
 ☆Hyperion一押しピアニストが、強靭なタッチで贈る壮観なショスタコーヴィチ!

 1987年ロシア生まれのピアニスト、アンドレイ・ググニンがピアノ王国Hyperionに初登場!
 ググニンは2013年ウィーンのベートーヴェン国際コンクール第2位、2014年ジーナ・バッカウアー国際コンクール優勝、2016年シドニー国際コンクール優勝という輝かしい経歴を誇り、ゲルギエフ&マリインスキー劇場などと共演。
 2019年5月には渋谷と広島で公演を行い、9月には名古屋でも来日公演を予定。名門レーベルHyperionが大推薦する注目の若手ピアニストです。
 チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院で磨いた強靭なタッチと揺るぎない音楽性で、2つのピアノ・ソナタと24の前奏曲による壮観なオール・ショスタコーヴィチ・プログラムを披露します。

 ※録音:2018年9月3日-5日、殉教者聖サイラス教会

 
 


PCDA68348
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
ジェズアルド:テネブレ・レスポンソリア
 トマス・タリス(c.1505-1585):
  エレミアの哀歌Ⅰ、エレミアの哀歌Ⅱ
 ジュディス・ビンガム(b.1952):ウォッチ・ウィズ・ミー
 カルロ・ジェズアルド(c.1561-1613):
  聖木曜日のためのテネブレ・レスポンソリア
 ジョアンナ・ウォード(b.1998):キリストは我らのために
ジェズアルド・シックス
 〔ガイ・ジェームズ(カウンターテナー)、
  アンドルー・レスリー・クーパー
   (カウンターテナー)、
  ジョゼフ・ウィックス(テノール)、
  ジョシュ・クーター(テノール)、
  マイケル・クラドック(バリトン)、
  サミュエル・ミッチェル(バス)〕
オワイン・パーク(指揮、バス)
CDA68348
¥2500

 若き男声アンサンブル ジェズアルド・シックス、いよいよジェズアルドの大作を録音!

 ☆Hyperionレーベル2022年3月新譜の「レコード・オヴ・ザ・マンス」!
 ☆ジェズアルドの《聖木曜日のためのテネブレ・レスポンソリア》とタリスの《エレミアの哀歌集》!

 2014年に設立されたルネサンス・ポリフォニーを専門とするイギリスの若き男声ア・カペラ・アンサンブル、「ジェズアルド・シックス」。
 ディレクターを務めるオワイン・パークは、1993年生まれ、若くして作曲家、指揮者、歌手、オルガニストなど多彩に活動を拡げる天才ミュージシャン。
 ケンブリッジ・トリニティ・カレッジとウェルズ大聖堂のシニア・オルガン・スカラーを務め、その作品は既にテネブレやケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団、ウェルズ大聖堂合唱団によって録音されており、歌手としてはテネブレのアソシエイト・アーティストとして活動、ポリフォニーやダニーデン・コンソートの演奏にも参加しています。

 今作ではいよいよアンサンブルの名にもなっているカルロ・ジェズアルドの大作《聖木曜日のためのテネブレ・レスポンソリア》を中心に据え、トマス・タリスの傑作「エレミアの哀歌」、そして2人の現代作曲家による21世紀の短いモテットを並行して演奏するという、ジェズアルド・シックスならではの緻密なリサイタルを敢行。
 Hyperionレーベル2022年3月新譜の「レコード・オヴ・ザ・マンス」にも選定されています。
 「テネブレ・レスポンソリア」は、ジェズアルドが作曲した宗教音楽の中では最も知られた作品のひとつで、「テネブレ」とは復活祭前週の最後の3日間に行う、キリストの受難を記念した朝課(真夜中または夜明けの祈り)と賛歌を意味します。

 前作の「ジョスカンの遺産」(PCDA68379)では、レコード芸術「特選盤」、グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」に選ばれるなど大好評を博したジェズアルド・シックス。今作も大注目盤です!

 ※録音:2020年8月11日-13日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)

 
 




PIANO CLASSICS



PCL 10230
¥2100
BRILLIANTでおなじみクララ・ヴュルツ
 J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲
クララ・ヴュルツ(pf)

 ハンガリーのピアニスト クララ・ヴュルツは、ブリリアント・クラシックスより既に多くの素晴らしい録音をリリースしています。
 今回の新録音は、特に演奏者のテクニックが試される名曲。
 創意工夫を凝らした崇高な傑作として、多くのピアニストが録音を残していますが、ヴュルツの落ち着いた雰囲気から奏でる音色は、バッハを愛し、尊敬の念を感じ取ることができます。
 変奏曲という作品に対し、テクニックを駆使したアプローチが見事な演奏です。
 
 


PCL 10247
¥2100
サン=サーンス(ビゼー編):ピアノ協奏曲第2番(ピアノ独奏版)
サン=サーンスの歌劇「サムソンとデリラ」より
 「あなたの声に私の心は花開く」
  (ボリス・ボロディンによるピアノ独奏版)
チャイコフスキーの歌劇「エフゲニー・オネーギン」より
 ポロネーズ(パウル・パプストによるピアノ独奏版)
リスト:コンサート・パラフレーズ「エフゲニー・オネーギン」
マリア・ステンボルスカヤ(pf)

 鍵盤上での清らかなタッチと力強い知性を持つピアニスト マリア・ステンボルスカヤ。
 サン=サーンスのピアノ協奏曲第2番をビゼーがピアノ独奏用に編曲した作品を演奏しています。さまざまな仕掛けのある第2番は、5曲ある協奏曲の中で最も人気のある作品です。
 ビゼーはこの作品に強く興味を持って編曲したと言われており、サン=サーンスもその出来具合を熱狂的に歓迎しています。
 オーケストラにも負けず劣らずのピアノが持つ力強さを感じさせてくれます。
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


BIDDULPH RECORDINGS



BIDD85011
¥2200
1942年結成アメリカン・アート四重奏団
 ハイドン/ベートーヴェン: 弦楽四重奏曲
 モーツァルト: クラリネット五重奏曲


 フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):弦楽四重奏曲 ニ長調 「ひばり」Op. 64 No. 5
  1. I. Allegro moderato/2. II. Adagio cantabile/3. III. Menuetto: Allegretto/4. IV. Finale: Vivace
 
 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):クラリネット五重奏曲 イ長調 K. 581
  5. I. Allegro/6. II. Larghetto/7. III. Menuetto/8. IV. Allegretto con variazioni
 
 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):弦楽四重奏曲 変ホ長調 Op. 74
  9. I. Poco Adagio – Allegro/10. II. Adagio ma non troppo/
  11. III. Scherzo: Presto/12. IV. Allegretto con variazioni
 アメリカン・アート四重奏団
 【メンバー】
  ユーディス・シャピロ(第1ヴァイオリン)、ロバート・スーシェル(第2ヴァイオリン)、
  ヴァージニア・マジェフスキ(ヴィオラ)、ヴィクター・ゴットリープ(チェロ)、
  
 ベニー・グッドマン(クラリネット)‛&5-8

 20世紀半ばに米国西海岸を拠点に活動したアメリカン・アート四重奏団、その古典派作品レパートリーの全て!

 録音/初出レコード番号 1953年/RCA Victor LBC 1073...1-4 1951年1月4日/Columbia ML 4483...5-8 1953年/RCA Victor LBC 1073...9-12

 アメリカン・アート四重奏団はユーディス・シャピロとヴィクター・ゴットリープの夫妻を軸に1942年にロスアンジェルスで結成され、1963年にヴィクターが亡くなるまで活動を続けました。
 夫妻はカーティス音楽院の同窓生で、ユーディスはエフレム・ジンバリストに、ヴィクターはフェリックス・サモンドに学びました。当時のアメリカ西海岸では映画会社が高額の予算でオーケストラを雇い、サウンドトラックの録音を活発に行っていましたが、音楽家の中にはそれに飽き足らず「シリアスな新作」に取り組むグループも出て来ました。
 アメリカン・アート四重奏団もその一つで、同時代のアメリカ音楽への取り組みで評価される一方、古典のレパートリーはここに録音された3曲がすべて。
 快速テンポを基調にした明晰な演奏で、ハリウッドやジュリアードといったアメリカ最高峰の弦楽四重奏団に匹敵すると評価された演奏の一端を知ることが出来ます。
 
 モーツァルトのクラリネット五重奏曲では「キング・オヴ・スウィング」ベニー・グッドマンが参加。
 グッドマンは1938年にブダペスト四重奏団と同曲を録音していましたが、英国の名手レジナルド・ケルが欧州の戦禍を逃れて渡米してくると、頼み込んで1948年からクラシック音楽の演奏を学び直しました。この再録音はその成果を披露するものです。

 
 


<メジャー・レーベル>
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SONY



19439962512
(2CD)
\3200→\2990
※LP、DVD、Blu-ray同時発売

ニューイヤー・コンサート2022

【第1部】
 1.フェニックス行進曲 Op.105(ヨーゼフ・シュトラウス)
 2.ワルツ「フェニックスの羽ばたき」 Op.125(ヨハン・シュトラウス2世)
 3.ポルカ・マズルカ「海の精セイレーン」 Op.248(ヨーゼフ・シュトラウス)
 4.ギャロップ「小さな広告」 Op.4(ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世)
 5.ワルツ「朝刊」 Op.279(ヨハン・シュトラウス2世)
 6.ポルカ・シュネル「ちょっとした記録」 Op.128(エドゥアルト・シュトラウス)

【第2部】
 7.オペレッタ「こうもり」 序曲(ヨハン・シュトラウス2世)
 8.音楽の冗談「シャンパン・ポルカ」 Op.211(ヨハン・シュトラウス2世)
 9. ワルツ「夜遊び」 Op.466(カール・ミヒャエル・ツィーラー)
 10.ペルシャ行進曲 Op.289(ヨハン・シュトラウス2世)
 11.ワルツ「千一夜物語」 Op.346(ヨハン・シュトラウス2世)
 12.ポルカ・フランセーズ「プラハへご挨拶」 Op.144(エドゥアルト・シュトラウス)
 13.性格的小品「家の精霊」(ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世)
 14.ポルカ・フランセーズ「ニンフのポルカ」 Op.50(ヨーゼフ・シュトラウス)
 15.ワルツ「天体の音楽」 Op.235(ヨーゼフ・シュトラウス) アンコール

【アンコール】
 16. ポルカ・シュネル「狩り」 Op.373(ヨハン・シュトラウス2世)
 17. 新年の挨拶
 18. ワルツ「美しく青きドナウ」 Op.314(ヨハン・シュトラウス2世)
 19. ラデツキー行進曲 Op.228(ヨハン・シュトラウス1世)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ダニエル・バレンボイム(指揮)
 録音:2022年1月1日、ウィーン、ムジークフェラインザール

 毎年1月1日に行なわれるウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート。
 ウィーンの誇る黄金のムジークフェラインザールからTVとラジオを通じて世界90カ国以上に放送され、5千万人が視聴するというビッグ・イベント。
 1939年に始まる75年以上の歴史を誇るこのコンサートでは、音楽の都ウィーンを象徴するシュトラウス一家のワルツやポルカが演奏され、その高額のチケットは世界一入手困難と言われています。

 さてそのニューイヤー・コンサート、2022年は、今ウィーン・フィルと最も密接な関係にあるダニエル・バレンボイムが2009年、2014年以来、8年ぶりに登場。
 バレンボイムはコロナ禍で演奏休止を余儀なくなくされたウィーン・フィルが最初に迎えた指揮者でもあります。これは2022年に80歳をむかえる巨匠へのウィーン・フィルからのプレゼントでもありましょう。

 演奏曲目は、定番の『美しく青きドナウ』『ラデツキー行進曲』などに加えて、2021年のさまざまなアニヴァーサリーなどテーマ性を織り込んだ多彩な作品で構成され、新鮮味十分です。




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WARNER



9029641651
\2700→\2490
ヨシフ・イヴァノフ(ヴァイオリン)
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
 ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 W.61-64
ヨシフ・イヴァノフ(ヴァイオリン)
ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団
ダミアン・イオリオ(指揮:1)
アレクセイ・オグリンチュク(指揮:2)
 録音:2021年9月、ブリュッセル、Flagey Studio 4


 1986年ベルギー生まれのヨシフ・イヴァノフは、5歳の頃からフランダース・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターだった父親にヴァイオリンの手解きを受け、ヴァイオリンを始めて6か月で父親の務めるオーケストラと共演して初舞台。8歳からリューベックでザハール・ブロンに師事。さらに、ブリュッセルでイーゴリ・オイストラフ、ヴァレリー・オイストラフ、オーギュスタン・デュメイの各氏から薫陶を受けました。
 2000年のイェフディ・メニューイン国際ヴァイオリン・コンクールのジュニア部門で4位入賞。2003年モントリオール国際コンクールで1位、2005年エリザベート王妃コンクール2位と、オーディエンス賞を若くして受賞。「印象的な権威と存在感を持ったヴァイオリニスト」(ストラッド)として称賛され、2008年からブリュッセル音楽院で教鞭を執っています。

 このアルバムを録音するにあたってヨシフ・イヴァノフは、「チャイコフスキーとストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲をアルバムでペアリングするのは少し奇妙な選択のようですが、私にはそれは明白な選択でした。このロシアの協奏曲は両方ともニ長調で作曲されており、おそらくベートーヴェンの協奏曲という卓越したヴァイオリン協奏曲に触発されています。それらは、楽器的にも構成的にも、レパートリー内のステートメントであり、古いものと新しいものの間の明確な移行であり、この間ずっと清々しいくらい素晴らしさを保った作品です」と、語っています。

 チャイコフスキーでは重厚かつ軽快さ両方を特徴的に表現させるソリストの感性を練りこみ、ストラヴィンスキーでは理知的な官能を体感する感動的な祈りに満ちており、ヴァイオリンの特徴を引き出した2つの名曲を作品に込められていた音楽性を、正面から弾いているのが感じられる演奏です。




2008年にリリースされてスマッシュヒットとなったこのアルバムのヴァイオリンがイヴァノフだった
確かにこの時点ですでに天才

AMBROISIE
AM 136
\2600
「コン・パッシオーネ」
 チャイコフスキー(Rok Klopic編):
  ワルツ・スケルツォop.34 、感傷的なワルツop.51-6/
 ラヴェル:ツィガーヌ/
 ショーソン:詩曲/
 クライスラー:愛の喜び、ウィーン奇想曲/
 サラサーテ:バスク奇想曲/
 シチェドリン:アルベニス風に/
 ワックスマン:カルメン幻想曲
ヨッシフ・イヴァノフ
使用楽器:ストラディヴァリウス(Piatti、1717)
イタマール・ゴラン(P)

 なんとも有名曲ばかりを集めた、楽しめるプログラム。
 演奏するはヨッシフ・イヴァノフ。彼は17歳でエリザベート国際コンクール第2位、さらに聴衆賞も獲得したというツワモノ。あのジェラール・プーレにも認められたというから、実力は間違いなし。きわめて熱い音楽だが、フェロモンで押しまくるのではなく、太さと細さの絶妙なバランスの音色で聴かせ、時に繊細さを漂わせた色気をふっと薫らせ、私たちをクラッとさせる。フランスの繊細でおしゃれな伊達男風の魅力に溢れたヴァイオリニスト。
 もちろんテクニックはばっちり。ツィガーヌも乱れることなくラヴェルのスペイン趣味を歌いきる。彼が奏でるこれらの有名曲はとてつもなく芳しさと瑞々しさを得て、さらなる魅力を放つ。
 リトアニア出身のゴランのひとくせ効いたサポートも見事。


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9029503707
\2700→\2490
ボストリッジがイタリア・バロックのオペラ・アリアを歌う!
 愛の苦しみ~バロック・オペラ・アリア集


 アントニオ・サルトリオ:歌劇「オルフェオ」~シンフォニア
 フランチェスコ・カヴァッリ:歌劇「エリオガバロ」~Io resto solo?...Misero, cosi va’
 アレッサンドロ・ストラデッラ:歌劇「コリスペロ」~Soffrira, sperera
 アントニオ・チェスティ:歌劇「イル・ティート」~Berenice, ove sei?
 アントニオ・チェスティ:歌劇「アルジア」~シンフォニア
 クリストフォロ・カレザーナ:歌劇「信仰の冒険」~Tien ferma Fortuna
 フランチェスコ・プロヴァンツァーレ:歌劇「復讐のステッリダウラ」~Deh rendetemi ombre care
 フランチェスコ・プロヴァンツァーレ:歌劇「妻の奴隷」~シンフォニア
 フランチェスコ・プロヴァンツァーレ:歌劇「妻の奴隷」~Che speri o mio core
 ジョヴァンニ・レグレンツィ:歌劇「トーティラ」~シンフォニア
 レオナルド・ヴィンチ:歌劇「ペルシア王シローエ」~Se il mio paterno amore
 レオナルド・ヴィンチ:歌劇「ペルシア王シローエ」~Gelido in ogni vena
 ニコラ・ファーゴ:オラトリオ「水に沈んだファラオーネ」~シンフォニア
 ニコラ・ファーゴ:オラトリオ「水に沈んだファラオーネ」~Nuove straggi e spaventi
 アントニオ・ヴィヴァルディ:歌劇「ファルナーチェ」~Gelido in ogni vena
 作者不詳(ナポリ民謡):ル・カルディロ
イアン・ボストリッジ(テノール)
カペラ・ナポリターナ(ピリオド楽器アンサンブル)
アントニオ・フローリオ(指揮)
 録音:2020年9月、ナポリ、カリタ

 オペラはルネサンス末期にフィレンツェで生まれ、バロック期にヴェネツィアで発展し、ナポリへと移って行きました。
 悲劇的オペラも多いにせよ、バロック後期にはオペラ・セリアというジャンルが確立、ここに収録された作品は、ナポリでのそれ以前の悲劇的なオペラからのものを中心としています。
 数多くのロマン派のリートなどで、その歌詞の裏の内容まで突き詰めた表現を表すボストリッジですが、かなり前よりモンテヴェルディの『オルフェオ』や、ヘンデルやバッハの作品、18世紀のテノール歌手たちのためのアルバムなど、時代をさかのぼった作品へも興味を抱き挑戦しています。

 「イタリアのテノール」の現代的な認識は、19世紀から20世紀初頭のオペラと演奏の実践によって形成されていますが、ボストリッジは、このアルバムに収録されているアリアのような、17世紀半ばから18世紀半ばにかけてのイタリアのオペラもまた、テノールにとって重要な位置であると示しています。
 これは、カストラートの時代とよく似た関係にあると考えられています。イタリア・オペラの「重心」が、そのジャンルの起源であるヴェネツィアからナポリに移ったのはこの時でした。またナポリ楽派のオペラは、その基礎がシチリア生まれのアレッサンドロ・スカルラッティ[1660-1725]にあるとされていることが多く、18世紀の間に非常に影響力を持つようになりました。ナポリで多くを学んだ指揮者リッカルド・ムーティは「モーツァルトは確かに天才ですが、ナポリ楽派がなければ、それは無かった。まったく異なる才人です」と述べています。

 ボストリッジは、約10年ぶりのバロック作品のソロ・アルバムということで、歌詞の内容や、当時の歌唱法や表現法、楽譜の研究をおこなうにあたって、歴史に埋もれた知られざるイタリア、ナポリのバロック音楽を追い求め続けるアントニオ・フローリオと長い時間をかけてリハーサルを行っています。フローリオ率いるピリオド楽器アンサンブル「カペラ・ナポリターナ」をバックに、新たなナポリ・バロック探求そして発展をたどったアルバムとなっています。
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9029645782
(6CD)
\5300→\4890
ずっと待っていたのだ
 エリーザベト・レオンスカヤ
  封印していたモーツァルトのソナタを一挙全録音
 
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集

CD1
 ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 K.279 (18:18)
 ピアノ・ソナタ第2番ヘ長調 K.280 (19:43)
 ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調 K.281 (19:59)
CD2
 ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 K.282 (15:44)
 ピアノ・ソナタ第5番ト長調 K.283 (19:29)
 ピアノ・ソナタ第6番ニ長調 K.284 (28:39)
CD3
 ピアノ・ソナタ第7番ハ長調 K.309 (21:08)
 ピアノ・ソナタ第9番ニ長調 K.311 (19:10)
 ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310 (21:41)
CD4
 ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330 (23:00)
 ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」 (24:06)
 ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K.332 (22:27)
CD5
 ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333 (29:37)
 幻想曲 ハ短調 K.475 (13:04)
 ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457 (23:35)
CD6
 ピアノ・ソナタ第15番ヘ長調 K.533/494 (27:34)
 ピアノ・ソナタ第16番ハ長調 K.545 (13:10)
 ピアノ・ソナタ第17番変ロ長調 K.570 (18:33)
 ピアノ・ソナタ第18番ニ長調 K.576 (14:19)
エリーザベト・レオンスカヤ(ピアノ)
 録音:2021年1月2-6日、3月31日、4月1-3日、ドイツ、ブレーメン放送ザール

 うむう。
 ワーナー・クラシックスとの契約を更新したレオンスカヤが70代後半になって初めて世に問うたモーツァルト。
 このひとのモーツァルトがないことをずっと不思議に思っていたのだが、そう、ずっと、ずっと待っていたのだ。その時が訪れるのを。モーツァルトが弾けるようになる時を。



https://youtu.be/HHUtbFtSttk

 この明晰で純粋で愛らしいモーツァルト。

 モーツァルトの演奏が可能なのは5歳の子供か80歳の老人だけだ、と誰かが言っていたが、その両方を兼ね備えたような演奏。

 この全集は偉業になると思う。


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 エリーザベト・レオンスカヤは1945年ジョージア(グルジア)のトビリシ生まれ。モスクワ音楽院在学中にロン=ティボー国際コンクール、エリーザベト王妃国際音楽コンクール等で入賞。スヴィヤトスラフ・リヒテルに非凡な才能を認められ、多くの共演を通して多大な影響を受けました。1978年にソ連からオーストリアのウィーンに亡命。ソリストとして、ロンドン響、ベルリン・フィル、バイエルン放送響ほかと共演。ウィーン・コンツェルトハウスの名誉会員であり、2006年にはオーストリア文化への貢献に対し最高位の勲章である科学・芸術名誉十字章勲一等が贈られ、。2015年には、ジョージアのトビリシから芸術家に対して贈られる最高の栄誉である「芸術の司祭」賞が授与されています。

 彼女は自分自身と音楽に対して誠実であろうとし、またそうすることによって、オイストラフ、リヒテル、ギレリス等、ソビエト時代の偉大なロシア音楽家の志を継いでおり、彼らは困難な政治状況にもかかわらず、音楽の真髄から決して外れることがなかったように、つねに自分を高め、自分自身の欲求に、情熱に、さらに知性に駆り立てられ、彼女は偉大な巨匠のみが到達し得た高みへと目指しています。
 これまでレオンスカヤは、1993年にリヒテルと共演録音したグリーグによる2台ピアノ版『モーツァルト:ピアノ・ソナタ』以外に、モーツァルトの録音は行っていません。これは師であるリヒテルのモーツァルト演奏の厳しい教えによりあえて避けていたようで、壮大なロマンチックなレパートリー、ベートーベン、シューベルト、ブラームス、チャイコフスキー、ショスタコーヴィチの演奏を中心としていました。

 しかし、2018~2019年に、さらに高次元の演奏を目指したレオンスカヤが取り上げたのがモーツァルトでした。
 ウィグモア・ホールでのコンサートの演奏は「その背後にある生涯の知恵と経験を持つ万華鏡のようなモーツァルト」「聴衆の想像力を、ファンタジーの渦巻きで想起させる魅力的な空間」と絶賛されています。
 初期のフォルテピアノのために書かれた曲を、現代ピアノで演奏することほど難しいことはありませんが、レオンスカヤの絶妙なる繊細で糸のようなタッチ、そしてディテールを失うことなく完璧に純粋な音を保つためのペダリングは、驚異的な明快さでそのメロディを奏でていきます。
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9029646771
(35CD)
\12200→\10990

没10年、グスタフ・レオンハルトの業績をたたえた新たなる記念ボックス
 ニュー・グスタフ・レオンハルト・エディション


CD1
J.S.バッハ:
1. チェンバロ協奏曲第2番ホ長調 BWV.1053
2. チェンバロ協奏曲第3番ニ長調 BWV.1054
3. チェンバロ協奏曲第4番イ長調 BWV.1055
4. フルート、ヴァイオリン、チェンバロのための三重協奏曲イ短調 BWV.1044

グスタフ・レオンハルト(チェンバロ&指揮)
フランス・ブリュッヘン(フラウト・トラヴェルソ:4)
マリー・レオンハルト(ヴァイオリン:4)
レオンハルト・コンソート
録音:1962年(2)、1967年(1,3-4)

CD2
J.S.バッハ:
1. チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調 BWV.1056
2. チェンバロ協奏曲第6番ヘ長調 BWV.1057
3. チェンバロ協奏曲第7番ト短調 BWV.1058
4. チェンバロ協奏曲第8番ニ短調 BWV.1059
5. 2台のチェンバロのための協奏曲第1番ハ短調 BWV.1060

グスタフ・レオンハルト(チェンバロ&指揮)
エドゥアルト・ミュラー(チェンバロ:5)
レオンハルト・コンソート
録音:1962年(2,3,5)、1963年(4)、1967年(1)

CD3
J.S.バッハ:
1. 2台のチェンバロのための協奏曲第2番ハ長調 BWV.1061
2. 2台のチェンバロのための協奏曲第3番ハ短調 BWV.1062
3. 3台のチェンバロのための協奏曲第1番ニ短調 BWV.1063
4. 3台のチェンバロのための協奏曲第2番ハ長調 BWV.1064
5. 4台のチェンバロのための協奏曲イ短調 BWV.1065

グスタフ・レオンハルト(チェンバロ&指揮)
アンネッケ・ウィッテンボッシュ(チェンバロ:1,3,4,5)
アラン・カーティス(チェンバロ:3,4)
エドゥアルト・ミュラー(チェンバロ:2,5)
ヤニー・ファン・ウェリング(チェンバロ:5)
レオンハルト・コンソート

録音:1962年(2,5)、1963年(3-4)、1967年(1)

CD4
J.S.バッハ:
1. 2台のチェンバロのための協奏曲第1番ハ短調 BWV.1060
2. 2台のチェンバロのための協奏曲第2番ハ長調 BWV.1061
3. 2台のチェンバロのための協奏曲第3番ハ短調 BWV.1062

グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
ボブ・ヴァン・アスペレン(チェンバロ&指揮)
メランテ・アムステルダム
録音:1993年12月14-17日 アムステルダム、Waalsche Kerk

CD5
 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988

グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)

録音:1965年4月28-30日 オランダ、Hervormde Kerk, Bennebroek

CD6
J.S.バッハ:
1. 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903
2. ソナタ ニ短調 BWV.964(原曲:BWV.1003)
3. トッカータ ト長調 BWV.916
4. 組曲 ホ短調 BWV.996
5. ソナタ ト長調(原曲:BWV.968&1005)

グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)

録音:1968-1970年

CD7-8
J.S.バッハ:
1. ヴァイオリン・ソナタ第1番ロ短調 BWV.1014
2. ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 BWV.1015
3. ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ長調 BWV.1016
4. ヴァイオリン・ソナタ第4番ハ短調 BWV.1017
5. ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ短調 BWV.1018
6. ヴァイオリン・ソナタ第6番ト長調 BWV.1019

ラールス・フリデン(ヴァイオリン)
グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)

録音:1962年10月1,2日 ハンブルク

CD9
J.S.バッハ:
1. 前奏曲とフーガ イ短調 BWV.895
2. 組曲ヘ短調 BWV.823
3. 前奏曲とフゲッタ ニ短調 BWV.899
4. 9つの小前奏曲~第4番ヘ長調 BWV927
5. クオドリベットBWV.524
6. 6つの小前奏曲~第5番ホ長調 BWV.937
7. 9つの小前奏曲~第6番ト短調 BWV.929
8. 私はしばしばパイプによいタバコをつめて BWV.515a
9. 5つの小前奏曲~第2番ニ短調 BWV.940
10. 2声のカノン BWV.1075
11. 7声のカノン BWV.1078
12. 9つの小前奏曲第2番ニ長調 BWV.925
13. 汝に満足と平安あれ BWV.511
14. 4声のカノン BWV.1073
15. 3声のカノン BWV.1077
16. 4声のコラール「おお心の痛み、おお恐れたじろぎ」 BWV.400
17. 4声のコラール「嘆くなかれ、さほどには」 BWV.384
18. エホバよ、汝に向かってわれ歌わん BWV.452
19. 5つの小前奏曲~第1番ハ長調 BWV.939
20. フーガ ハ長調 BWV.952
21. 4声のコラール「何ゆえに悲しむや、わが心よ」 BWV.423
22. アリア「われを忘れたもうな」 BWV.505
23. キルンベルガー・コラール「ただ神の摂理にまかす者」 BWV.691
24. 4声のコラール「ただ神の摂理にまかす者」 BWV.434
25. キルンベルガー・コラール「ただ神の摂理にまかす者」 BWV.690
26. カプリッチョ変ロ長調「最愛の兄の旅立ちにあたって」 BWV.992

アグネス・ギーベル(ソプラノ)
マリー・ルイーズ・ジル(アルト)
ベルト・ヴァン・トホフ(テノール)
ペーター・クリストフ・ルンゲ(バス)
アンナー・ビルスマ(チェロ)
レオンハルト・コンソート
グスタフ・レオンハルト(オルガン、チェンバロ、指揮)

録音:1964年、1967年、1970年 オランダ

CD10-11
J.S.バッハ:
1. イギリス組曲第1番イ長調 BWV.806
2. イギリス組曲第2番イ短調 BWV.807
3. イギリス組曲第3番ト短調 BWV.808
4. イギリス組曲第4番ヘ長調 BWV.809
5. イギリス組曲第5番ホ短調 BWV.810
6. イギリス組曲第6番ニ短調 BWV.811

グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)

録音:1984年5月2,3日、10月3,4日
 オランダ、ハールレム、 Doopsgezinde Gemeente Kerk

CD12-13
J.S.バッハ:
1. パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825
2. パルティータ第2番ハ短調 BWV.826
3. パルティータ第3番イ短調 BWV.827
4. パルティータ第4番ニ長調 BWV.828
5. パルティータ第5番ト長調 BWV.829
6. パルティータ第6番ホ短調 BWV.830

グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)

録音:1986年2月13日、4月2日
 オランダ、ハールレム、Doopsgezinde Gemeente Kerk

CD14
J.S.バッハ:
1. カンタータ第182番「天の王よ、よくぞ来ませり」 BWV.182~第1曲:ソナタ

グスタフ・レオンハルト(指揮、オルガン)
レオンハルト・コンソート
録音:1963年5月22-30日 オランダ、Hervormde Kerk, Bennebroek

2. カンタータ第152番「信仰の道を歩め」 BWV.152

アグネス・ギーベル(ソプラノ)
ジャック・ヴィリゼク(バス)
フランス・ブリュッヘン(フラウト・トラヴェルソ)
ヤープ・シュレーダー(ヴァイオリン)
グスタフ・レオンハルト(オルガン)
ハンブルク・モンテヴェルディ合唱団
器楽アンサンブル
ユルゲン・ユルゲンス(指揮)

録音:1964年2月10,11日 オランダ、Queekhoven, Breukelen

3. カンタータ第56番「われは喜びて十字架を負わん」 BWV.56
4. カンタータ第55番「われ貧しき者、われは罪のしもべ」 BWV.55
5. カンタータ第114番「ああ、愛しきキリストのともがらよ、心安んぜよ」 BWV.114

セバスティアン・ヘニッヒ(ボーイ・ソプラノ)
ルネ・ヤーコプス(カウンターテナー)
クルト・エクウィルツ(テノール)
ミヒャエル・ショッパー、マックス・ヴァン・エグモント(バス)
ハノーファー少年合唱団
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
レオンハルト・コンソート
グスタフ・レオンハルト(指揮、オルガン)

録音:
1975年 オランダ、ハールレム、Doopsgezinde Gemeente Kerk(3,4)
1980年 ウィーン、Casino Zogernitz(5)

CD15
J.S.バッハ:
1. カンタータ第7番「われらの主キリスト、ヨルダン川に来たれり」 BWV.7
2. カンタータ第8番「最愛の神よ、われいつの日に死なん」 BWV.8
3. カンタータ第106番「神の時こそいと良き時」 BWV.106

ポール・エスウッド(カウンターテナー)
マリウス・ファン・アルテナ、クルト・エクウィルツ(テノール)
マックス・ファン・エグモント(バス)、他
レオンハルト・コンソート
グスタフ・レオンハルト(指揮、オルガン)

録音:
1971年 アムステルダム(1,2)
1963年5月 オランダ、Hervormde Kerk, Bennebroek(3)

CD16
1. J.S.バッハ:カンタータ第198番「侯妃よ、願わくばなお一条の光を」 BWV.198

ヤン・パトリック・オファレル(ボーイ・ソプラノ)
ルネ・ヤーコプス(カウンターテナー)
ジョン・エルウィス(テノール)
ハリー・ファン・デル・カンプ(バス)
ハノーファー少年合唱団
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
グスタフ・レオンハルト(指揮)

録音:1988年1月 オランダ、ハールレム、Lutherse Kerk

2. アダム・クリーガー:乙女はいとも移ろい易く
3. アダム・クリーガー:愛の力は日夜を統べる
4. アダム・クリーガー:ラインワインはいとも巧みに踊り廻りて
5. ハインリヒ・アルベルト:森の歌
6. ハインリヒ・アルベルト:友を讃えて
7. ハインリヒ・アルベルト:去年の秋
8. ハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー:夜廻りのためのセレナード
9. ニコラウス・ハッセ:我が魂よやすらぎを望むなら
10. ニコラウス・ハッセ:永遠よ
11. ニコラウス・ハッセ:我は地上をここかしこさまよいて
12. ハインリヒ・シュッツ:主なる神よ、あわれみたまえ
13. ヘンリー・パーセル:飛び去れ、時よ!
14. ヘンリー・パーセル:雄々しき父よ
15. ヘンリー・パーセル:帰れ、むほんの徒輩よ

マックス・ファン・エグモント(バリトン)
レオンハルト・コンソート
グスタフ・レオンハルト(オルガン、チェンバロ、指揮)

録音:1967年12月6-9日 オランダ、Hervormde Kerk, Bennebroek

CD17
パーセル:
1. 主において常に喜びなさい
2. シオンで角笛を吹き
3. 神よ、あなたはわたしの神
4. シャコニー(シャンコンヌ. ト短調
5. 神よ、あなたは我らを突き放し
6. 心に湧き出る美しい言葉
7. 主よ、我らの躓きを思い出さないでください

ジェイムズ・ボウマン(カウンターテナー)
ナイジェル・ロジャース(テノール)
マックス・ファン・エグモント(バリトン)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
レオンハルト・コンソート
グスタフ・レオンハルト(オルガン、チェンバロ、指揮)

録音:1967年12月、1969年6-7月 オランダ、Hervormde Kerk, Bennebroek

CD18
パーセル:
1. 序曲 ニ短調 Z.771
2. パヴァーヌ 変ロ長調 Z.750
3. グラウンド ニ短調 Z.222
4. 序曲(組曲 ト長調 Z.770)
5. パヴァーヌ イ短調 Z.749
6. ファンタジア(シャンコンヌ)「グラウンド上の3声」 Z.731
7. 序曲 ト短調 Z.772
8. 組曲 ニ長調 Z.667
9. パヴァーヌ ト短調 Z.752
10. シフォーチの別れ ニ短調 Z.656
11. 新しいグランド ホ短調 Z.682
12. ソナタ イ短調 Z.804
13. 4声のファンタジア第7番

グスタフ・レオンハルト指揮、レオンハルト・コンソート(1-12)
フランス・ブリュッヘン指揮、ブリュッヘン・コンソート(13)

録音:1967年4月(1-12)、1967年3月(13) オランダ、Hervormde Kerk, Bennebroek

CD19
パーセル:メアリー女王の誕生日のためのオード集
1. オード「今や輝かしき日は来たりぬ」 Z.332
2. オード「愛の女神はたしかに盲目だった」 Z.331
3. オード「来たれ、汝ら芸術の子」 Z.323

ジュリア・グッディング (ソプラノ)
ジェイムズ・ボウマン(カウンターテナー)
クリストファー・ロブソン(カウンターテナー)
ハワード・クルック(テノール)
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン (バス)
マイケル・ジョージ(バス)
エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団
グスタフ・レオンハルト(指揮)

録音:1991年9月、ロンドン、Bishopgate Institute

CD20:フランス・バロックの鍵盤音楽集
1. F.クープラン:グラン・ジュのオッフェルトリウム
2. F.クープラン:8つのプレリュード
3. アレッサンドロ・ポリエッティ?:第1旋法のリチェルカーレ
4. ニコラ・ド・グリニー:2声の高声のクロモルヌ・アン・ターユ
5. ラモー:クラヴサン曲集~凱旋/ミューズたちの対話/メヌエット ト長調&ト短調/
 つむじ風/サラバンド イ長調/田舎風
6. 作者不詳:ダフネ
7. 作者不詳:賛美の歌を響かせよ

グスタフ・レオンハルト(チェンバロ、オルガン)

録音:1962年、1964年、1967年、1969年、オランダ

CD21
フローベルガー:
1. カプリッチョ第2番
2. ファンタジア第3番、
3. トッカータ第11番「聖体奉挙のために」
4. リチェルカーレ第2番
5. カンツォーナ第2番
6. トッカータ第9番
7. 組曲第18番
8. トッカータ第18番
9. 組曲第12番

グスタフ・レオンハルト(チェンバロ、オルガン)

録音:1970年2月、オランダ、Hervormde Kerk, Bennebroek

CD22-23
 クーナウ:聖書ソナタ(全6曲)

グスタフ・レオンハルト(チェンバロ、オルガン、語り)

録音:1970年2月 オランダ、Hervormde Kerk,Bennebroek
CD24:ドイツ・バロックの鍵盤音楽集
1. ラインケン:バビロンの流れのほとりにて
2. シャイデマン:前奏曲 ニ短調
3. J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ニ短調 BWV.539
4. G.ベーム:組曲第6,8,9番
5. ヘンデル:組曲第8番 ヘ短調 HWV.433
6. J.C.バッハ:ソナタ ニ長調 Op.5-2

グスタフ・レオンハルト(チェンバロ、オルガン)

録音:1962年、1964年、1967年 オランダ、グロンニンゲン、Hervormde Kerk

CD25:イタリア・バロックの鍵盤音楽集
1. フレスコバルティ:
  トッカータ第7番/トッカータ第11番ハ長調/カンツォーナ第3番/
  トッカータ ト長調/2つの主題によるファンタジア第6番/5つのガリアルダ
2. トゥリーニ:ソナタ イ短調
3. カッチーニ:美しいアマリッリ
4. マリーニ:3声と4声のバレット第2番
5. D.スカルラッティ:ソナタ イ短調 K.3/ソナタ ニ短調 K.52/
 ソナタ ホ長調 K.215/ソナタ ホ長調 K.216

グスタフ・レオンハルト(チェンバロ、オルガン)
レオンハルト・コンソート

録音:1962年、1964年、1967年

CD26
1. モンテヴェルディ:タンクレーディとクロリンダの戦い
2. モンテヴェルディ:マドリガーレ集第7巻より
断ち切られた希望、永遠の信頼
さあ私は口づけを待つばかり
チェトラの調べに合わせて
眠っているの、ああむごき心
3. モンテヴェルディ:マドリガーレ集第8巻より「ニンフの嘆き」

ネリー・ファン・デル・スペク(ソプラノ)
ナイジェル・ロジャース(テノール)
マリウス・ファン・アルテナ(テノール)
ドミトリー・ナボコフ(バス)
レオンハルト・コンソート
グスタフ・レオンハルト(指揮)

録音:1970年11月2-11日 オランダ、Westzaan 初CD化

4. J.Sバッハ:カンタータ第209番「悲しみを知らぬ者」 BWV.209

アグネス・ギーベル(ソプラノ)
レオンハルト・コンソート
グスタフ・レオンハルト(指揮)

録音:1964年2月8,9日 オランダ、Queekhoven, Breukelen

CD27
モンドンヴィル:
1. ソナタ第1番ト短調
2. ソナタ第2番ヘ長調
3. ソナタ第3番変ロ長調
4. ソナタ第4番ハ長調
5. ソナタ第5番ト長調
6. ソナタ第6番イ長調

ラールス・フリデン(ヴァイオリン)
グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)

録音:1966年

CD28
 ラモー:コンセール用クラヴサン曲集(第1~5番)

フランス・ブリュッヘン(フラウト・トラヴェルソ)
シギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン)
ヴィーラント・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)

録音:1971年1月 アムステルダム

CD29-30:イギリスの合奏&鍵盤音楽集
1. ダウランド:パヴァーヌ ハ長調
2. ロウズ:組曲第1番ハ短調/組曲第2番ヘ長調/ソナタ第7番ニ短調/
 組曲第3番変ロ長調~第2曲「イン・ノミネ」
3. クーパー:ファンタジア/組曲
4. バード:パヴァーヌ/ガイヤルド/ファンタジア第2番/ファンタジア第3番
5. シンプソン:リチェルカーレ「いとしいロビン」
6. ルポ:ファンタジア
7. バード:6声のパヴァーヌ/6声のガイヤルド/ミゼレーレ
8. モーリー:ナンシー/ファンタジア
9. ブル:へクサコードによるファンタジア
10. ブル:ブランズウィック公爵夫人のトイ
11. ダウランド/ランドル編:ダウランドのラクリメ/あの女は私の受けた苦しみを
12. トムキンズ:パヴァーヌ/ガイヤルド/この乱れた時代を憂う悲しみのパヴァーヌ
13. ギボンズ:パヴァーヌ
14. ファーナビー:ファンタジア ニ長調/スパニョレッタ
15. ティスデール:キャスリン・トリージャ夫人のパヴァーヌ~パヴァーナ・クロマティカ
16. 作者不詳(17世紀):トイ

ヴェロニカ・ハンペ(アルト・ヴィオール)
レオンハルト・コンソート
グスタフ・レオンハルト(チェンバロ、オルガン、ヴァージナル、バス・ヴィオール、指揮)

録音:1964年、1965年、1966年、1967年、1970年

CD31
1. ビーバー:技巧的な合奏曲集~第3部/食卓の音楽~第3部/
 宗教的・世俗的弦楽曲集~ソナタ第3,4,5,6番
2. ムファット:調和の捧げもの~ソナタ第2番ト短調
3. ローゼンミュラー:4声のソナタ第7番
4. シャイト:4声のパドゥアン(パヴァーヌ)
5. シュメルツァー:宗教的・世俗的合奏曲集~ソナタ第7番(5声)/ソナタ第9番(5声)

レオンハルト・コンソート
グスタフ・レオンハルト(チェンバロ、オルガン、指揮)

録音:1964年、1969年4月 オランダ、Hervormde Kerk,Bennebroek

CD32
ヘンデル:
1. ソナタ イ短調 Op.1-4, HWV.362
2. ソナタ ハ長調 Op.1-7, HWV.365
3. ソナタ 変ロ長調 HWV.377
4. ソナタ ト短調 Op.1-2, HWV.360
5. ソナタ ニ短調 HWV.367a
6. ソナタ ヘ長調 Op.1-11, HWV.369

フランス・ブリュッヘン(リコーダー)
アンナー・ビルスマ(チェロ)
グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)

録音:1962年9月22-24日 アムステルダム、Bavohaus

7. トリオ・ソナタ ヘ長調 Op.2-4, HWV.389

フランス・ブリュッヘン(リコーダー)
アリス・アーノンクール(ヴァイオリン)
ニコラウス・アーノンクール(チェロ)
ヘルベルト・タヘツィ(チェンバロ)

録音:1969年9月 ウィーン

CD33
C.P.E.バッハ:
1. チェロ協奏曲第3番イ長調 Wq.172
2. チェロ協奏曲第1番イ短調 Wq.170
3. チェロ協奏曲第2番変ロ長調 Wq.171

アンナー・ビルスマ(チェロ)
エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団
グスタフ・レオンハルト(指揮)

録音:1988年11月18-20日 ピーターズハム、All Saint’s Church

CD34
1. C.P.E.バッハ:チェンバロとピアノのための協奏曲 変ホ長調 Wq.47, H.479
2. J.C.バッハ:協奏交響曲ヘ長調 T.VIII/6
3. W.F.バッハ:2台のチェンバロのための協奏曲変ホ長調 F.46

グスタフ・レオンハルト(チェンバロ、指揮)
レオンハルト・コンソート&ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス

録音:1966年6月 オランダ、Hervormde Kerk, Bennebroek

CD35
C.P.E.バッハ:
1. シンフォニア第1番ニ長調 Wq.183-1
2. シンフォニア第2番変ホ長調 Wq.183-2
3. シンフォニア第3番ヘ長調 Wq.183-3
4. シンフォニア第4番ト長調 Wq.183-4
5. シンフォニア第5番ロ短調 Wq.182

エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団
グスタフ・レオンハルト(指揮)

録音:1988年10月 ロンドン、アビー・ロード・スタジオ

 グスタフ・レオンハルト(1928-2012)の「Telefunken - Das Alte Werk」シリーズへの録音は、古楽奏法の研究がまだ本格的に確立されていなかった1960年代初頭からはじまり、その後の彼の軌跡をたどることができます。
 レオンハルトの多様性、革新的な音楽観は、常に多くの聴衆を驚かせ、新しい楽しみを与えました。

 今回のボックスは2008年に「Teldec」より発売された『レオンハルト・エディション』(21CD 廃盤)に、アーノンクールとの共同録音『バッハ:カンタータ全集』からの特に名演奏と言われた曲と、それ以前に参加も含む録音したカンタータ演奏も追加。さらに「Virgin Classics」への録音も追加されています。また、ディスク26に収録されたモンテヴェルディのマドリガーレ集は初CD化となり、オリジナルマスターテープよりリマスタリングして収録されています。

 レオンハルトの古楽の指導者としての録音、鍵盤楽器演奏の権威者としての録音・・・、レオンハルトの多才と表現力の多彩さを十分堪能できるボックスセット。

 各ディスクは、オリジナル・ジャケットを使用したデザインの紙ジャケ仕様となっております。



<映像>

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SONY(映像)



19439962539
(DVD)
\4800→\4390
※CD、LP同時発売
ニューイヤー・コンサート2022
【第1部】
 1.フェニックス行進曲 Op.105(ヨーゼフ・シュトラウス)
 2.ワルツ「フェニックスの羽ばたき」 Op.125(ヨハン・シュトラウス2世)
 3.ポルカ・マズルカ「海の精セイレーン」 Op.248(ヨーゼフ・シュトラウス)
 4.ギャロップ「小さな広告」 Op.4(ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世)
 5.ワルツ「朝刊」 Op.279(ヨハン・シュトラウス2世)
 6.ポルカ・シュネル「ちょっとした記録」 Op.128(エドゥアルト・シュトラウス)

【第2部】
 7.オペレッタ「こうもり」 序曲(ヨハン・シュトラウス2世)
 8.音楽の冗談「シャンパン・ポルカ」 Op.211(ヨハン・シュトラウス2世)
 9. ワルツ「夜遊び」 Op.466(カール・ミヒャエル・ツィーラー)
 10.ペルシャ行進曲 Op.289(ヨハン・シュトラウス2世)
 11.ワルツ「千一夜物語」 Op.346(ヨハン・シュトラウス2世)
 12.ポルカ・フランセーズ「プラハへご挨拶」 Op.144(エドゥアルト・シュトラウス)
 13.性格的小品「家の精霊」(ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世)
 14.ポルカ・フランセーズ「ニンフのポルカ」 Op.50(ヨーゼフ・シュトラウス)
 15.ワルツ「天体の音楽」 Op.235(ヨーゼフ・シュトラウス) アンコール

【アンコール】
 16. ポルカ・シュネル「狩り」 Op.373(ヨハン・シュトラウス2世)
 17. 新年の挨拶
 18. ワルツ「美しく青きドナウ」 Op.314(ヨハン・シュトラウス2世)
 19. ラデツキー行進曲 Op.228(ヨハン・シュトラウス1世)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ダニエル・バレンボイム(指揮)
19439962549
(Blu-ray)
\5300→\4890
※CD、LP同時発売
 録音:2022年1月1日、ウィーン、ムジークフェラインザール

<LP>


SONY(LP)


19439962551
(3LP)
\6100
※CD、DVD、Blu-ray同時発売
ニューイヤー・コンサート2022
【第1部】
 1.フェニックス行進曲 Op.105(ヨーゼフ・シュトラウス)
 2.ワルツ「フェニックスの羽ばたき」 Op.125(ヨハン・シュトラウス2世)
 3.ポルカ・マズルカ「海の精セイレーン」 Op.248(ヨーゼフ・シュトラウス)
 4.ギャロップ「小さな広告」 Op.4(ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世)
 5.ワルツ「朝刊」 Op.279(ヨハン・シュトラウス2世)
 6.ポルカ・シュネル「ちょっとした記録」 Op.128(エドゥアルト・シュトラウス)

【第2部】
 7.オペレッタ「こうもり」 序曲(ヨハン・シュトラウス2世)
 8.音楽の冗談「シャンパン・ポルカ」 Op.211(ヨハン・シュトラウス2世)
 9. ワルツ「夜遊び」 Op.466(カール・ミヒャエル・ツィーラー)
 10.ペルシャ行進曲 Op.289(ヨハン・シュトラウス2世)
 11.ワルツ「千一夜物語」 Op.346(ヨハン・シュトラウス2世)
 12.ポルカ・フランセーズ「プラハへご挨拶」 Op.144(エドゥアルト・シュトラウス)
 13.性格的小品「家の精霊」(ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世)
 14.ポルカ・フランセーズ「ニンフのポルカ」 Op.50(ヨーゼフ・シュトラウス)
 15.ワルツ「天体の音楽」 Op.235(ヨーゼフ・シュトラウス) アンコール

【アンコール】
 16. ポルカ・シュネル「狩り」 Op.373(ヨハン・シュトラウス2世)
 17. 新年の挨拶
 18. ワルツ「美しく青きドナウ」 Op.314(ヨハン・シュトラウス2世)
 19. ラデツキー行進曲 Op.228(ヨハン・シュトラウス1世)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ダニエル・バレンボイム(指揮)
 録音:2022年1月1日、ウィーン、ムジークフェラインザール














1/6(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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ALTUS



ALTL 015
¥2900→\2690
坂入健司郎×ユヴェントス、コロナ禍での無観客ライヴ、
 14奏者と指揮者による室内楽版マーラー4番

  マーラー:交響曲第4番 ト長調(エルヴィン・シュタインによる室内楽版)
中山美紀 (ソプラノ)、
青木尚佳 (コンサートマスター)、
坂入健司郎 (指揮)、
東京ユヴェントス・フィルハーモニー
 【演奏者】
  第1ヴァイオリン:青木尚佳/
  第2ヴァイオリン:山本 弦/
  ヴィオラ:石倉匠人/
  チェロ: 川村 弥/コントラバス:猪股佑介/
  フルート:占部智美/オーボエ:後藤研太/
  クラリネット:神農智子/
  第1打楽器:伊藤貴章/第2打楽器:甘田一成/
  ハーモニウム:樋口三貴/
  第1ピアノ:小田島常芳/第2ピアノ:谷本喜基/
  ソプラノ:中山美紀/指揮:坂入健司郎  

 坂入×ユヴェントス、コロナ禍での無観客ライヴ、この時にしか出来ない特別な演奏をCD化、14奏者と指揮者による室内楽版マーラー4番

 録音:2020年8月23日/宮地楽器ホール(小金井市文化センター)【東京ユヴェントス・フィルハーモニー特別演奏会】/国内プレス、日本語帯・解説付

 東京ユヴェントス・フィルハーモニーは2008 年に慶應義塾の高校生・大学生を中心として結成されたオーケストラ。
 指揮者・坂入健司郎のもと、マーラーやブルックナーなど大編成の作品の演奏・録音が高く評価されてきました。今では慶応出身者以外の社会人などもメンバーに名を連ね、年齢層も幅広く、演奏会のたびに充実した音楽を聴かせる名団体として広く知られています。

 コロナ禍で演奏会の開催がままならず、音楽家にとっていかに音楽を届ければ良いのかを突きつけられた2020年。特別演奏会という形で演奏されたこのマーラーは、無観客で室内楽編成の演奏を録音し、ライヴ盤CD で発売するという試みであり、一斉自粛を抜けて安全に行える演奏会のあり方を少しずつ模索しだした時のもの。
 同年ミュンヘン・フィルのコンマスに選ばれたヴァイオリニスト青木尚佳と、マーラー「千人」(ALTL-012/3)にも参加したソプラノ中山美紀を迎えた、この時にしか出来ない特別な演奏会。新鮮な音楽の喜びを伝えてくれる1枚です。

 《演奏する曲目は、マーラーの交響曲第4番――コロナ禍の100年前、スペイン風邪が猛威をふるっていた頃にアルノルト・シェーンベルクが主宰する「私的演奏協会」が演奏者の規模を縮小しプロ・アマ問わず集まった好楽家が"密"な音楽を提供できるようエルヴィン・シュタインが編曲したもので、まさにコロナ禍の今だからこそ我々が取り上げるべき作品でした》(坂入健司郎)/
 《音楽を心から愛し、信頼するマエストロのもとユヴェントスにしか出せないエネルギーが解き放たれる本番は、いつ聴いても心を動かされます》(青木尚佳)/
 《自宅から飛び出して約半年ぶりに聴いた楽器の音は、身震いするほどの美しさでした。相手の目を見、耳を澄ませ、音の香りや色彩を感じ、そんな風に息遣いまで分かち合えるアンサンブルができて、ようやく私の中の音楽が息を吹き返したような体験をしました》(中山美紀) ~解説書より抜粋
 




APARTE


AP 283
(2CD)
¥3100
スカルラッティ:ソナタ集   ジュリオ・ビッダウ(ピアノ)
 Disc1
  クリティカル・エディションより
   (1)ト長調K.13/(2)ト長調K.523/(3)ト短調K.8/(4)ト短調K.450/(5)ト長調K.259/
   (6)ニ長調K.29/(7)ニ長調K.96/(8)ロ短調K.173/(9)ロ短調K.377/(10)ヘ短調K.69/
   (11)ヘ短調K.387/(12)ト短調K.31/(13)ニ短調K.434/(14)ニ短調K.444/
   (15)ヘ長調K.446/(16)ヘ長調K.525
 Disc2
  ハンス・フォン・ビューロー編纂版
   (1)組曲ト長調
    【前奏曲(アレッサンドロ・スカルラッティ作)/トッカータK.13/
     サラバンドK.8/ブルレスカK.450/メヌエットK.259/ジグK.523】
   (2)組曲ヘ短調
    【ソナタK.31/フーガ(アレッサンドロ・スカルラッティ作)/
     クーラントK.69/カプリッチョK.446/シチリアーノK.446/スケルツォK.525】
   (3)組曲ニ長調
    【ソナタK.29/クーラントK.434/カプリッチョK.444/ブーレK.377/ガヴォットK.173/ジグK.96】

 これは面白い!スカルラッティをオリジナルとロマン派解釈両面から

 録音:2020年6月、11月/サル・コロンヌ/CD1:72'00、CD2:79'00

 evidenceレーベルからレスピーギ自身の4手編曲による「ローマの噴水」や「ローマの松」をリリースして注目されたジュリオ・ビッダウ。
 1985年イタリアのサルディニア島出身で、パリのエコール・ノルマルでルイサダに師事、その後もチッコリーニから個人レッスンを受けました。

 学究的な一面も持つビッダウは、スカルラッティのソナタを題材に興味深い試みをしています。
 2枚組の最初の1枚目にはエミリア・ファディーニの校訂によるクリティカル・エディションから選んだ16曲を極めて厳格に再現。
 とはいっても堅苦しいものではなく、イタリア的な歌ごころとリズムが心地よい名演となっています。

 一方2 枚目はハンス・フォン・ビューローが19 世紀に編纂したロマン派的解釈による同じ曲を対比。ビューローは聴きやすく調性をあわせて組曲に仕立てていますが、編纂というよりも明らかな編曲で、リストやワーグナーの美学が反映されたような内容となっています。
 ビッダウは解釈や奏法をがらりと変え、濃厚な感情を聴かせます。ロマン派と現代の古楽解釈の違いを耳で学べます。
 




BIS



BIS SA 2571
(SACD HYBRID)
¥2800
エストニア・フィルハーモニー室内合唱団
 ラフマニノフ:聖ヨハネス・クリソストムスの典礼Op.31
カスパルス・プトニンシュ(指揮)
エストニア・フィルハーモニー室内合唱団

 オーケストラのような迫力の無伴奏合唱

 録音:2021年1月11-15/ニコライ教会(タリン)/DSD Multi-ch/59'26

 大ピアニストだったラフマニノフとしては珍しい、一切ピアノを用いない作品。もともとロシア正教の礼拝音楽には家元制度があり、自由な創作が許されませんでした。
 それを打ち破ったのがチャイコフスキーで、ラフマニノフも1910年に挑戦しました。ラフマニノフならではのメロディにあふれながらも、その新しい感覚ゆえ当時の教会からは使用を拒絶されました。

 1981年創立のエストニア・フィルハーモニー室内合唱団はトリ・カリユステとの録音で知られますが、注目のラトヴィア人合唱指揮者カスパルス・プトニンシュに率いられての登場です。
 重さのないクリアな声の響きを堪能できます。
 




LA DOLCE VOLTA


LDV 89
¥2800
シャンソン・ボエーム   アドリアン・ラ・マルカ(ヴィオラ)
ダナエ・デルケン(ピアノ)
 (1)ユベール・ジロー:巴里の空の下/
 (2)ブラームス:ワルツ「愛の歌」Op.52の6/
 (3)チャイコフスキー:感傷的なワルツOp.51の6/
 (4)ドヴォルザーク:母の教えたまいし歌/
 (5)フランク・ブリッジ:セレナード/
 (6)ハンス・ジット:アルブムブラッターOp.39(全6曲)/
 (7)サティ:あなたが好き/
 (8)プーランク:愛の小径/
 (9)マスネ:スペインの夜/
 (10)カントルーブ:「オーヴェルニュの歌」~かわいい羊飼い / 向こうの谷間に/
 (11)ナディア・ブーランジェ:ルクス・エテルナ/
 (12)フィリップ・グラス:ミシマ(弦楽四重奏曲第3番より)/
 (13)ピアソラ:オブリビオン(忘却)/
 (14)ヤン・ティルセン:テンペルホーフ/
 (15)ブリュノ・クレ:凧/
 (16)アズナヴール:ラ・ボエーム

 ヴィオラのシックな音色が歌うフランスのシャンソン

 録音:2021年5月5-7日/アンドレアス教会(ベルリン=ヴァンゼー)/57'59"

 1989年生まれのフランス・ヴィオラ界の期待の星ラ・マルカと1991年ドイツ生まれのダナエ・デルケンによる新時代のヴィオラ・アルバム。

 ラ・マルカのla dolce volta レーベルのディスクはイギリス作品のイメージがありますが、今回は母国フランスの、それもシャンソンや民謡などメロディをたっぷり歌う作品が中心に集められています。

 冒頭いきなりエディット・ピアフやジュリエット・グレコでおなじみのシャンソン「巴里の空の下」が歌われますが、明らかにヴァイオリンではないシックな秋色の音色にしびれます。
 サティの「あなたが好き」もプーランクの「愛の小径」もオシャレの極み。フランス作品ではありませんが、チャイコフスキーの「感傷的なワルツ」やドヴォルザークの「母の教えたまいし歌」も泣けます。

 ヴィオラの魅力と表現力を最大に生かしながら親しみやすい作品ばかり集めた、まさに21世紀的ヴィオラ・ワールドです。
 

LDV 86
¥2800
バブル~ダナ・チョカルリエと友人たち ダナ・チョカルリエ(ピアノ)
Fazioli使用
 (1)プーランク:3 人の貴婦人(「パリの風物」より)【フィリップ・カトリーヌ(歌)】
 (2)リュシアン・ブラガ:踊りたい【ジュリー・ドパルデュー(語り)】
 (3)コンスタンティネスク:トッカータ「ジョク・ドブロジェン」
 (4)アルチュニアン:即興曲【アストリグ・シラノシアン(チェロ)】
 (5)ドビュッシー:ゴリウォーグのケークウォーク
 (6)ピアソラ:フラカナーパ【パスカル・コンテ(アコーディオン)】
 (7)スタネスク:シャンソン【ジュリー・ドパルデュー(語り)】
 (8)サティ:あなたが好き
 (9)ワイル:あなたを愛していないわ【ジュリー・ドパルデュー(語り)】
 (10)シューベルト:軍隊行進曲ニ長調【アンヌ・ケフェレック(ピアノ・デュオ)】
 (11)アイヴァジアン:アルメニア舞曲【アストリグ・シラノシアン(チェロ)】
 (12)パスカル・コンテ(フレッド・ハリンガー編):スパークリング・ガール【パスカル・コンテ(アコーディオン)】
 (13)モーツァルト:ロンド ニ長調K.485
 (14)プーランク:モンパルナス【フィリップ・カトリーヌ(歌)】
 (15)コミタス:私は踊れない【アストリグ・シラノシアン(チェロ)】
 (16)カナダ伝承曲:ハングマンのリール【ジル・アパップ(ヴァイオリン)】
 (17)フィリップ・グラス:モダン・ラヴ・ワルツ
 (18)ジャン=ピエール・アルマネ:これがアメリカだ
 (19)ジルベール・ベコー(シリル・レーン編):ワルシャワのピアニスト【イザベル・ジョルジュ(歌)】
 (20)ショパン:華麗なワルツOp.34の3
 (21)リュシアン・ブラガ:3 つの顔【ジュリー・ドパルデュー(語り)

 エスニックな香りも心地よい、チョカルリエの交友アルバム

 録音:2020年2、6、9月/バニュー音楽・舞踊館/59'57"

 1968年ルーマニア生まれのピアニスト、ダナ・チョカルリエ。la dolce voltaレーベルからシューマンのピアノ独奏曲全集(13枚組)をリリースして注目されました。
 陽気でオープンな人柄の彼女は交友も多く、このアルバムではその友人たちが彼女のもとを訪れ、さらりと小品を楽しむさまが収録されています。

 とにかく豪華な面々。奇才フィリップ・カトリーヌ、名優ジェラール・ドパルデューの愛娘ジュリー、チェロのシラノシアン、アコーディオンのパスカル・コンテらとさまざまな地域のさまざまなジャンルの曲を楽しみ、人気ピアニスト、アンヌ・ケフェレックとシューベルトの名曲「軍隊行進曲」を連弾します。

 演奏はいずれも超一級。余興のようでありながらさずが一流芸術家たちの天才芸を味わえます。
 
 


LDV 90
¥2800
フロリアン・ノアック(ピアノ)
 リャプノフの最高傑作にして最重要作品
  「12の超絶技巧練習曲」
フロリアン・ノアック(ピアノ)

 リャプノフの魅力再発見、若き技巧派ノアック満を持しての挑戦

 録音:2020年6月2-5日/ドイツ放送室内楽ザール(ケルン)/70'02"、輸入盤・日本語帯・解説付

 1990年生まれのベルギーのピアニスト、フロリアン・ノアックは超絶技巧作品に積極的で2018年の初来日以来日本でもファンを増やしています。
 ノアックはリャプノフのピアノ曲に特別な興味と愛着を感じていて、これまでもArs Productionレーベルから2枚のアルバムをリリースしていました。

 今回はla dolce volta レーベルからリャプノフの最高傑作にして最重要作品「12の超絶技巧練習曲」のリリースとなります。リストの同名作で使わなかった12のシャープ系調性を用い、リストの華麗さにバラキレフのボルテージの髙さを加味した難易度の異常な高さで恐れられています。

 ノアックは14歳の時にこの作品を知り、これほど緻密に書かれた傑作が不当に無視されていることに驚きと怒りを感じたと記しています。
 これまで数枚のディスクはありますが、リャプノフの音楽を知り尽くしたノアックの理解の深さで圧倒されます。

 ノアック自身による解説(日本語訳)付です。




ARS PRODUKTIONからリリースされている
フロリアン・ノアックのリャプノフ:ピアノ作品集Vol.1&2


ARS 38132
(SACD Hybrid)
\2390
リャプノフ(1859-1924):ピアノ作品集 Vol.1
  沈痛なワルツ Op.20/タランテッラ Op.25/マズルカ Op.9 No.1
  マズルカ Op.9 No.2/即興ワルツ Op.23/マズルカ Op.24 No.6
  マズルカ Op.19 No.4/即興ワルツ Op.29 No.2/マズルカ Op.17 No.3
  マズルカ Op.21 No.5/即興ワルツ Op.70 No.3/マズルカ Op.31 No.7
  マズルカ Op.36 No.8
フロリアン・ノアック(ピアノ)

録音:2012年9月4-6日、場所未詳

 リャードフとともにチャイコフスキーや五人組の次世代を代表するロシアの作曲家リャプノフは師であるバラキレフ同様たいへん優れたピアニストでもありましたが、「12の超絶技巧練習曲」以外は演奏される機会が少ないので、この録音プロジェクトは大いに歓迎されることでしょう。フロリアン・ノアックは1990年に生まれ、4歳のときから井筒ゆか[Yuka Izutsu]に師事したというベルギーの若きピアニスト。



 ARS38209
(1SACD HYBRID)
\2700
リャプノフ:ピアノ作品集Vol.2
 セルゲイ・リャプノフ(1859-1924):
  ノヴェレッテ Op.18/舟歌 Op.46/
  ユモレスク Op.34/3つ小品 Op.1/
  7つの前奏曲 Op.6/夕暮れの歌 Op.22/
  ロシアの主題による変奏曲とフーガ Op.49/
  降誕祭 Op.41
フロリアン・ノアック(ピアノ)

 1990年ベルギー・ブリュッセル出身の天才ピアニスト、フロリアン・ノアックが奏でるリャプノフのピアノ作品集第2巻。ノアックは12歳でベルギーのエリザベート王妃音楽院のスペシャル・コース(天才児養成コースとも)で学び、ブリジット・エンゲラーからも激賞された才能の持ち主です。ケルン音楽大学でワシーリー・ロバノフに師事した影響もあり、ロシア音楽を自らの重要レパートリーとしています。
 小品の職人としても、大規模作品のマスターとしても、また独立したヨーロッパ人としても、ロシアの最も正統的な作曲家としても、リャプノフの音楽は大胆かつヴィルトゥオジックなスタイルで印象的ですが、まだまだ演奏機会は多くありません。Op.18、Op.22、Op.34の3曲は世界初録音とのことです。

 ※録音:2015年12月、インマヌエル教会(ドイツ、ヴッパータール)

 




BR KLASSIK


900528
¥2600
SCHUBERTIADE シューベルティアーデ
 フランツ・シューベルト(1797-1828): 合唱曲集

  1. ゴンドラの乗り手 D. 809 - 男声合唱とピアノのために
  2. セレナード D. 920 - アルト独唱と男声合唱、ピアノのために
  3つの歌曲 D. 825 – 無伴奏男声合唱のために
   3. 1. Wehmut 憂い/4. 2. Ewige Liebe 永遠の愛/5. 3. Flucht 逃避
  6. 自然の中の神 D.757 - 女声合唱とピアノのために
  7. 夜の明かり D. 892 - テノール独唱と男声合唱、ピアノのために
  8. 詩篇 第23篇「神は私の羊飼い」 D. 706 - 女声合唱とピアノのために
  9. あこがれ D. 656 - 無伴奏男声合唱のために
  10. ミリアムの勝利の歌 D. 942 - ソプラノ独唱と混声合唱、ピアノのために
 クリスティーナ・ランツハーマー(ソプラノ)、メリット・オスターマン(メゾ・ソプラノ)、
 アンドルー・リプリ・マイアー(テノール)、ユストゥス・ゼイエン(ピアノ...1870年代製造エラール)、
 バイエルン放送合唱団、ハワード・アーマン(指揮)

 録音 2021年7月20-23日 Munchen, Herkulessaal der Residenz(ドイツ)

 1800年初頭、ブルジョアの音楽文化ではポリフォニックな声楽作品がもてはやされました。
 その多くはサロンで奏される各パート一人で歌う四重唱や二重唱でしたが、当時すでにウィーンにはアマチュア合唱団が存在し、定期的なコンサートも開催されていました。
 そしてシューベルトの声楽曲はこれらの合唱団でしばしば演奏され、一般の人々の注目を集めていました。
 また、シューベルトの作品が初めてウィーン楽友協会で演奏されたのは1821年1月25日のことで、この時にはピアノを伴う男声、女声合唱団が「ゴンドラの乗り手」や「セレナード」などを演奏しました。
 最後に置かれた「ミリアムの勝利の歌」は宗教的な内容を持つ合唱曲。モーセの姉ミリアムがシンバルを打ち鳴らしながらイスラエルの民を鼓舞しエジプトを脱出する物語で、ソプラノ独唱が先導する混声合唱団が壮大な物語を歌いあげるという大作。
 曲の終わりは圧巻のフーガで締めくくられます。ハワード・アーマン率いるバイエルン放送合唱団とソリストたちの素晴らしい歌唱をお楽しみください。
 



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DB PRODUCTIONS



DBCD202
¥2700→\2490
セシリア・シリアクスによるブラームスのヴァイオリン協奏曲
 ブラームス/レントヘン/アマンダ・レントヘン=マイエル:ヴァイオリン協奏曲集

  1. アマンダ・レントヘン=マイエル(1853-1894):ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
  ヨハネス・ブラームス(1833-1897):ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 77
   2. I. Allegro non troppo/3. II. Adagio/
   4. III. Allegro giocoso, ma non troppo vivace
  ユリウス・レントヘン(1855-1932):ヴァイオリン協奏曲 嬰ヘ短調
   5. I. Moderato/6. II. Andante tranquillo/7. III. Allegro capriccioso
セシリア・シリアクス(ヴァイオリン)
ヴェステロース・シンフォニエッタ...1
マルメ交響楽団...2-7
クリスティーナ・ポスカ(指揮)

 録音 2018年8月14-17日 Malmo Liveコンサートホール...2-7 2021年9月30日、10月1日 Vasteras Konserthus...1

 スウェーデン出身のヴァイオリニスト・作曲家アマンダ・レントヘン=マイエルは、グリーグやブラームスと親交を結び、ロマンティックな美しい作品を生み出しました。
 このアルバムには、彼女とその夫となったユリウス・レントヘン、そして2人の友人ブラームスのヴァイオリン協奏曲が収録されています。
 演奏はこれまでにもdB Productionsのアルバムでアマンダ・レントヘン=マイエル作品を演奏しているセシリア・シリアクス。ブラームスの協奏曲ではスウェーデンの現代作曲家マッツ・ラーション・ゴーテ(1965-)のカデンツァを採用するなどアイデアも満載。
 レーベルによれば、ブラームスのヴァイオリン協奏曲がスウェーデンでセッション録音されたのはこれが初とのことです。






DB PRODUCTIONS
美しき女流天才作曲家
アマンダ・レントヘン=マイエル(1853-1894)特集


セシリア・シリアクスを中心としたDB PRODUCTIONSの人気シリーズ
 ブラームスとの関係についても少しだけ触れておきました。






日本ではまったく紹介されなかったシリアクスの超初期の録音
アリアCDも初紹介
存在を知らなかった人も多いと思う

Intim
IMCD093
\2500
セシリア・シリアクス (ヴァイオリン)
 北欧のヴァイオリン作品集


 ジャン・シベリウス
  ユモレスク第1番 ニ短調
  ユモレスク第2番 ニ長調
  ユモレスク第3番 ト短調
  ユモレスク第4番 ト短調
  ユモレスク第5番 変ホ長調
  ユモレスク第6番 ト短調

ヴィルヘルム・ステンハンマル
 2つの感傷的なロマンス Op. 28

カール・ニールセン
 2つの幻想的小品 Op. 2, FS 8 - 第1曲 ロマンス(ヴァイオリンと管弦楽編)

ヨハン・スヴェンセン
 ロマンス Op. 26

ダニエル・ネルソン - Daniel Nelson (1965-)
 Dances and Air
セシリア・シリアクス (ヴァイオリン)
ヴェステロース・シンフォニエッタ
ハンヌ・コイヴラ (指揮)

2004年1月-5月録音。
1965年生まれのダニエル・ネルソンはアメリカ生まれでスウェーデンで活動している。
今回のアルバムで、「え、この曲なに、かっこいー」と思ったらダニエル・ネルソンの曲だった。3楽章10分ほどの小協奏曲。




<シリアクスの旧譜から>


PHONO SUECIA
PSCD 705
\2800→\2590
スウェーデンのヴァイオリン・ソナタ集
  シーグルド・フォン・コック:ヴァイオリン・ソナタ
  ルーセンベリ:ヴァイオリン・ソナタ第2番
  メルケルス:ヴァイオリン・ソナタ
セシリア・シリアクス(Vn)
ベント=オーケ・ルンディン(P)

 シリアクスの10年前のアルバム。
 2000年度スウェーデン・グラミー賞でクラシックとしては初のアウォーズを受賞した。
 しかし内容はかなりの本格派でかなり聴きごたえあるアルバム。
 シーグルドの作品は熱く激情的。最近注目されてきたルーセンベリの曲は、北欧ロマンを脱却しようとした彼にしては珍しく抒情的
な作品。メルケルス の作品はフランス的。・・・といずれもなかなかの傑作。


CAPRICE
CAP 21695
(SACD Hybrid)
\2800→\2590
シリアクスの代表作
 スウェーデン・グラミー賞受賞

  J.S.バッハ/ドミトリー・シトコヴェツキー編:
   ゴルトベルク変奏曲(弦楽三重奏版)
トリオ・シリアクス=ペーション=ライティネン
〔セシリア・シリアクス(Vn)、
ヨハンナ・ペーション(Va)、
カティ・ライティネン(Vc)
2002年2月17日-19日、スウェーデン放送第3スタジオ(ストックホルム)での収録。

 北欧の3人の女神が弦で奏でる優美なる《ゴルトベルク》。
 演奏する「トリオ・シリアクス=ペーション=ライティネン」は、“スウェーデンのヴァイオリン・ソナタ”(Phono Suecia PSCD-705) によりスウェーデン・グラミー賞を受けたセシリア・シリアクスが、ヨハンナ・ペーション、カティ・ライティネンと結成したトリオ。彼女たちは各地の室内楽フェスティヴァルに参加して人気を集めているが、2001年6月、スウェーデンのボースタード室内音楽祭でシトコヴェツキー編曲版《ゴルトベルク変奏曲》を演奏、それが大きな話題となり今回のCDが実現したという。
 3年前に初めて聴いたシリアクスの演奏は印象的だった。それはスウェーデンの未知の作曲家のヴァイオリン・ソナタを集めたアルバムで、そこでのシリアクスのヴァイオリンは繊細でありながら優美、そして一種言いがたい崇高さを帯びていた。そのアルバムが、その年のスウェーデン・グラミー賞でクラシックとしては初のアウォーズを受賞したと聴いて驚き、そして納得した。
 そしてその後彼女が実は可憐な美女だったことを知ってさらに驚いた。
 彼女は1972年生まれ。7歳からヴァイオリンをはじめ、ロイヤル・ユニヴァーシティ・カレッジ・オヴ・ミュージック(スウェーデン)に入学し、音楽の研鑚を積んだという。




  DB PRODUCTIONS
DBCD195
¥2700→\2490
ピセシリア・シリアクス(ヴァイオリン)
 スウェーデン・ヴァイオリン音楽の至宝
  知られざる名品集
ピセシリア・シリアクス(ヴァイオリン)
ベンクト・フォシュベリ(ピアノ)
 ヘレナ・ムンクテル(1852-1919): ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調
  1. 第1楽章: Allegro non tant,vigoroso/
  2. 第2楽章: Scherzo brusco.Moderato energico(オリジナル・ヴァージョン)/
  3. 第3楽章: Andante quasi Adagio/
  4. 第4楽章: Finale.Allegro con brio
 
 アルゴート・ハクヴィニウス(1886-1966): ヴァイオリンとピアノのための組曲
  5. 第1楽章: Andante moderato/
  6. 第2楽章: Andante espressivo/7. 第3楽章: Allegro moderato
 
 ハラルド・フリュクレフ(1882-1919): ソナタ・ア・ラ・レジェンダ
  8. Allegro moderato/9. Andante/
  10. Scherzo ma discrezione/11. Allegro commodo e giocoso
 
 イカ・ペイロン(1845-1922): 2つのキャラクター・ピースOp.19
  12. ロマンス: Andante cantabile/13. ユーモレスク: Allegro con spirito
 
 トラック8-11以外は世界初録音

 録音 2020年1月2-4日 Ingesund School of Music(Grand Concert Hall)、Arvika,Sweeden

 スウェーデンの数多くの賞を受賞した音楽家、ヴァイオリンのシリアクスとピアノのフォシュベリがデュオとして再びタッグを組み、スウェーデンの至宝であるヴァイオリン作品を紹介するアルバムをリリース。
 シリアクスは1972年生まれで1997年にスウェーデン王立音楽アカデミーのコンクールで成功を収め、国際的なキャリアを開始。フォシュベリは1952年生まれで、教会オルガニストやカントルを務めた後、リサイタルの伴奏ピアニストとして、声楽のフォン・オッターなどと舞台や録音で共演するなど、認められた存在です。
 ここではスウェーデンの知られざる才能あふれる作曲家たちに焦点をあてています。とりあげた4人のうち、ムンクテル(1852-1919)とペイロン(1845-1922)の二人は女性作曲家で、女性がキャリアをもつのに困難な時代の中でも、優れた作品を残しています。
 ここに収録されているフリュクレフ(1882-1919)のソナタ・ア・ラ・レジェンダは上演の機会も多い人気作品ですが、それ以外は今回が世界初録音。アルバム・タイトルの通り貴重な知られざる作品です。



 




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


GRAND SLAM



GS 2257
¥2700
"フルトヴェングラー・ステレオ・トランスクリプション 2"
 (1)シューマン:交響曲第4番 ニ短調 Op.120
 (2)ハイドン:交響曲第88番 ト長調 Hob.I:88
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 フルトヴェングラー・ステレオ・トランスクリプション第2弾。
 シューマンの交響曲第4番+ハイドンの同第88番、幻の未刊行テスト・プレスより復刻!

 録音:(1)1953年5月14日、(2)1951年12月4&5日/イエス・キリスト教会(ベルリン)/日本語帯・解説付
 使用音源:(1)ドイツ・グラモフォン 139 971(未刊行テスト・プレスLP)、(2)ドイツ・グラモフォン 139 969(未刊行テスト・プレスLP)
 録音方式:ステレオ(モノラル録音の電気的ステレオ)

 ■制作者より
 未刊行に終わったテスト・プレスLPより復刻した"フルトヴェングラー・ステレオ・トランスクリプション"の第2弾は、セッション録音によるシューマンの交響曲第4番とハイドンの同第88番です。
 演奏内容については、もはや説明不要でしょう。今回の2曲は最も音質の安定したもので、疑似ステレオの効果はライヴによる「運命」+「エグモント」序曲(GS-2256)よりも勝っているかもしれません。
 特にシューマンは幻想的な作風ですので、ステレオ化は非常に成功していると言えます。
 なお、このディスクはLPからの復刻ですので、LP特有のノイズが混入します。ご了承下さい。(平林 直哉)
 



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ORFEO



C220043
(3CD)
¥3200→\2990
アリアCDへの一通のメールから発売が決定した世紀の名演
 永らく廃盤でしたがこのたび番号も新たに価格もお安くなって再登場!


ルドルフ・ゼルキン&ラファエル・クーベリック
 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ協奏曲全集/合唱幻想曲

 【CD1】
  ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op. 15 1. Allegro con brio/2. Largo/3. Rondo. Allegro
  ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op. 19 4. Allegro con brio/5. Adagio/6. Rondo. Allegro molto
 【CD2】
  ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op. 37 1. Allegro con brio/2. Largo/3. Rondo. Allegro
  ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op. 58 4. Allegro moderato/5. Andante con moto/6. Rondo. Vivace
 【CD3】
  ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調「皇帝」 Op. 73
   1. Allegro/2. Adagio un poco mosso/3. Rondo. Allegro ma non troppo
  4. 合唱幻想曲 ハ短調 Op. 80 – ピアノ、合唱とオーケストラのために
 ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)、バイエルン放送交響楽団、
 バイエルン放送合唱団...CD3:4、ラファエル・クーベリック(指揮)

 録音 ミュンヘン、ヘルクレスザール(ドイツ)...全てライヴ 1977年10月5日...CD1 1977年11月4日...CD2 1977年10月30日...CD3

 2005年に初CD化されたルドルフ・ゼルキンとラファエル・クーベリックによるベートーヴェンのピアノ協奏曲全集が再登場。
 ゼルキンには1960年代にオーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団&バーンスタイン/ニューヨーク・フィルとの録音と、1980年代の小澤/ボストン交響楽団との録音によるベートーヴェン: ピアノ協奏曲全集がありますが、こちらは全てライヴ。
 ゼルキンは演奏当時74歳だったにもかかわらず、第1番から第5番までまったくテクニックには綻びがなく、気迫のこもった演奏で全体をきっちりとまとめています。
 クーベリックが率いるバイエルン放送交響楽団も、ゼルキンのパワフルな演奏を重厚な響きで丁寧にサポート。細やかな表情付けはベートーヴェンを知り尽くしたクーベリックならではのものといえるでしょう。
 最後に添えられた「合唱幻想曲」も聴きもの。曲が進むにつれて合唱もオーケストラも高揚感を帯び、ゼルキンのピアノも交えた全体が混然一体となって壮麗なクライマックスを迎えます。
 初発売当時、ヨーロッパをはじめ日本でも各誌で絶賛を浴びたという名演をこの機会にお聴きください。
 


(いまから16年前のコメントから)

 一年前(2004年)に「バイエルン放送交響楽団の50年」という豪華な自主製作書籍を販売したとき、そこに掲載されている演奏記録の中で「聴いてみたい!」という音源があればORFEOにリクエストすればCD化が実現するかもしれない、と書いた。
 するとあるお客様から1通のメールが来た。
 「1977年にクーベリックとゼルキンがベートーヴェンのピアノ協奏曲の全曲チクルスをやってるので、ぜひCD化するようにお願いしてください」。
 これは確かにすごいネタなので、さっそくORFEOの代理店に正式にCD化依頼をした。

 数ヶ月なんの音沙汰もなかったのだが、突然きた。
 ゼルキンとクーベリックのベートーヴェンのピアノ協奏曲全集。これをORFEOがほんとに出してくれるというのである。
 ORFEOはORFEO D’ORからバイエルン放送響のライヴ・シリーズを多くリリースしており、同レーベルの中核に位置付けている。ドイツで会ったORFEOの社長以下スタッフの人たちは結構気さくな人たちで、そのときバイエルン放送響の音源はリクエストしたらCD化を検討すると言ってくれていたのだが、それは社交辞令ではなかったのである。

 さてこの演奏。
 録音は1977年。技術的な全盛期は過ぎたものの、これから最晩年の前人未到の領域に入ろうかというゼルキンと、バイエルン放送響の首席指揮者としての最終期を迎え、残された録音を見てもまさに絶頂期にいたクーベリック。そんな両者が顔を合わせたこの全集に、いったいどんな賞賛の言葉を贈ればいいのか。
 ・・・まず手元に届いたセットの中から第4番を聴いて、その2楽章のおそろしいほどの静かな迫力にぞっとした。
 超弩級の名盤が相次ぐ今年(2005年)のクラシックCD界、上半期最大の目玉である。





<国内盤> 

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オクタヴィア・レコード



OVCL-00777
(12CD)
¥20000
多くの方が探していた
 4年前に発売され発売日当日に完売した
  井上道義のショスタコーヴィチ交響曲全集
   新装パッケージで再発売


ショスタコーヴィチ交響曲全集 at 日比谷公会堂

 ショスタコーヴィチ:交響曲
  第1番 ヘ短調 作品10 ※2種類演奏を収録/第2番 ロ長調 作品14「十月革命に捧げる」/
  第3番 変ホ長調 作品20「メーデー」/第4番 ハ短調 作品43/第5番 ニ短調 作品47/
  第6番 ロ短調 作品54/第7番 ハ長調 作品60「レニングラード」/
  第8番 ハ短調 作品65/第9番 変ホ短調 作品70/第10番 ホ短調 作品93/
  第11番 ト短調 作品103「1905年」/第12番 ニ短調 作品112「1917年」/
  第13番 変ロ短調 作品113「バビ・ヤール」/第14番 ト短調 作品135「死者の歌」/第15番 イ長調 作品141
 井上道義(指揮)
 <オーケストラ>
  サンクトペテルブルク交響楽団(第1番-第3番、第5番-第7番、第10番、第13番)、
  千葉県少年少女オーケストラ(第1番)、東京フィルハーモニー交響楽団(第4番)、
  新日本フィルハーモニー交響楽団(第8番、第9番、第15番)、
  名古屋フィルハーモニー交響楽団(第11番、第12番)、広島交響楽団(第14番)
 <ソリスト、合唱団>
  セルゲイ・アレクサーシキン(バリトン)(第13番、第14番)
  アンナ・シャファジンスカヤ(ソプラノ)(第14番)
 栗友会(合唱)(第2番、第3番)/東京オペラシンガーズ(男声合唱)(第13番)

 発売日に完売し、アリアCDのストックもすぐに尽き、その後数か月、問い合わせが止まらなかった井上道義のショスタコーヴィチ交響曲全集
 これまで多くの再生産リクエストが寄せられていたがおそらくもう二度と日の目を見ることはないだろうと諦めていたその時、まさかの再プレスの報が!


 伝説の井上道義"ショスタコーヴィチ全集"が新装パッケージで再発売! 2017年度 第55回レコード・アカデミー賞 特別部門 特別賞 受賞盤

 《録音》2007年11月3日(第1番-第3番)、11月4日(第5番・第6番)、11月10日(第1番・第7番)、11月11日(第10番・第13番)、11月18日(第14番)、12月1日(第4番)、12月5日(第11番・第12番)、12月9日(第8番)、2016年2月13日(第9番・第15番)
  日比谷公会堂にてライヴ収録 三方背BOX+プラケース仕様

 「今はショスタコーヴィチは僕自身だ!」と語る井上道義2007年に成し遂げた「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会at日比谷公会堂」。昭和のクラシックの殿堂として多くのコンサートが行なわれてきた日比谷公会堂にて、計1万人を上る観客を動員し、国内外の各オーケストラが競うように快演を生み、各方面で絶賛の嵐を受け、大成功を収めました。
 この大偉業は一部2016年の公演を入れて、全集として2017年2月に豪華パッケージとなり大きな反響をよびましたが、限定数量での生産だったため、発売日当日には完売してしまい、再発売を望む声が相次ぎました。
 約5年の時を経て、ついに新装パッケージで再発売となります。ブックレットには、亀山郁夫氏の新たなライナーノートと井上道義によるコメントも追加され、読み応え十分。
 日本人指揮者唯一の偉業となる一大プロジェクトをぜひお聴き下さい。
 
 
OVCL-00766
(HQ HYBRID)
¥3520
千葉清加ファースト・アルバム[Touche le coeur]
 サン=サーンス:エレジー ニ長調 作品143
 フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ長調 作品13
  子守唄 作品16/アンダンテ 作品75/シチリアーヌ 作品78
 ラヴェル:ハバネラ形式の小品
 ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
 ドビュッシー / ハイフェッツ編:美しき夕暮れ
千葉 清加(ヴァイオリン)
上田 晴子(ピアノ)

 2021年8月30-9月1日 東京・稲城iプラザ にて収録

 千葉清加ファースト・アルバム。心に触れるヴァイオリン。
 日本を代表するヴァイオリニスト千葉清加は、日本フィルハーモニー交響楽団 アシスタント・コンサートマスターを務める傍ら、国内外のオーケストラとソリストとして共演、TV・雑誌などのメディアにも多数出演するなど多岐に渡る分野で活動する実力派ヴァイオリニスト。
 ファースト・アルバムとなる「Touche le coeur」と題した当盤。パリ在住のピアニスト上田晴子を迎え、国内外で未曾有の危機に直面する中「心に触れる」と意を込めて、一人でも多くの方へ心に潤いを届けたいと想い紡がれた音楽。
 収録曲は恩師の一人であるフランス・ヴァイオリン界の巨匠ジェラール・プーレ氏から作品の真髄を教わったというフランスの作曲家による名曲でまとめ、色彩豊かな音楽とヴァイオリンの音色が相まってフランス・エスプリの世界へ誘います。

 千葉 清加 (ヴァイオリン) Sayaka CHIBA, violin:
  東京藝術大学付属音楽学校を経て、東京藝術大学大学卒業、安宅賞受賞。清水高師、ジェラール・プーレの各氏に師事。
  室内楽を岡山潔、山崎伸子、大山平一郎の各氏に師事。
  第1回YBP国際音楽コンクール総合第1位。第1回名古屋国際音楽コンクール第1位。第72回日本音楽コンクール第3位。
  第3回仙台国際音楽コンクール第5位(日本人最高位)など、入賞多数。2013年 CHANEL Pygmalion Days アーティスト。これまでに国内外の多くの著名な演奏家と共演を重ね、ラ・フォル・ジュルネ(仏ナント)、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン、セイジ・オザワ松本フェスティバル、別府アルゲリッチ音楽祭などの音楽祭にも出演し好評を博す。
  東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、藝大フィルハーモニア、香港フィルハーモニーなどの国内外のオーケストラとソリストとして共演。
  現在、日本フィルハーモニー交響楽団 アシスタント・コンサートマスター。Music Dialogueの活動に参加。(株)日本ヴァイオリンより名器特別貸与助成を受けている。
 
 


OVCL-00774
(HQ HYBRID)
¥3520
ヤンネ舘野と舘野泉
タンティ・アンニ・プリマ(アヴェ・マリア)

 谷川賢作: スケッチ・オブ・ジャズ2
  ―ピアノ(左手)とヴァイオリンのために
  1. アンリーズナブル・パッション 〈ガトー・バルビエリに〉
  2. エンドレス・エクスキューズ 〈マッコイ・タイナーに〉
  3. ア・ソング・アフター・ダーク 〈マル・ウォルドロンに〉
  4. レイジー・スーザンズ・ワルツ 〈チック・コリアに〉
  5. オールド・グランパズ・シンプル・ジョーク 〈フレディ・グリーンに〉
 
 アストル・ピアソラ:
  ブエノスアイレスの夏 (編曲:啼鵬)/悪魔のロマンス (編曲:啼鵬)/
  鮫 (編曲:啼鵬)/タンティ・アンニ・プリマ (編曲:啼鵬)/
  オブリビオン (編曲:啼鵬)/オブリビオン (編曲:ベリ・クヤラ)
 
 西村英将: かもめ
ヤンネ舘野 (ヴァイオリン)
舘野泉 (ピアノ)

 2016年12月、2018年8月 エイヴェレ・マナー(エストニア)にて収録

 ヤンネ舘野と舘野泉による、初のデュオ・アルバム。
 ジャズの名アーティストへのオマージュから生まれた谷川作品は、どれもが幻想の翼を広げてくれるような独創的魅力の連なりで、その縦横無尽に張られたジャズ・イディオムの網を、スリリングにくぐり抜けていく紋様が、圧巻。
 ドラマティックなリズムや甘美なメロディに包まれたピアソラでは、2人の絶妙な呼吸が聴きものです。最後は早逝の作曲家、西村英将の愛すべき小品で閉じられるこのアルバム、デュオの香り高きフレーバーとアンティームな気分で全編が彩られています。
 
 


OVCX-00091
(HQ HYBRID
&DVD-Video)
¥3630
※初回限定盤
戸澤采紀 IN CONCERT
 Recorded at Takasaki City Theatre 2021

 【CD】
  モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ K.454
  サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 作品75
  プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 作品80
 
 【DVD】※初回限定パッケージのみ
  プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 より 第2楽章
戸澤 采紀 (ヴァイオリン)
林 絵里 (ピアノ)
OVCL-00773
(HQ HYBRID)
¥3520
※通常仕様盤

 ※初回限定200枚 特典DVD付き
 ※初回完売後はCD(Hybrid Disc)のみのパッケージとなります。

 2021年10月28-31日 高崎芸術劇場にて収録

 高崎芸術劇場≪T-Shotシリーズ≫第5弾!
 リサイタル・録音・映像によって才能溢れる若手演奏家を多角的に紹介する、大友直人が贈る高崎芸術劇場の「T-Shotシリーズ」第5弾。
 日本音楽コンクールでは最年少優勝を果たし、数多くの賞を受賞してきた戸澤采紀はその卓越したテクニックと感性で聴衆を魅了します。類稀なる耳の良さと正確な音程そしてその小柄で優美な姿からは想像できないほどのダイナミックな演奏をお楽しみください。   [発売元・(公財)高崎財団]

 戸澤 采紀(ヴァイオリン) Saki Tozawa, violin
 第85回日本音楽コンクール最年少優勝、ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール第2位(最高位)。第69回全日本学生音楽コンクール第1位等、数々のコンクールで入賞。これまでにヴァイオリンを玉井菜採、ジェラール・プーレ、保井頌子、ドンスク・カン、堀正文の各氏に、室内楽を原田浩一郎氏に師事。
 江副記念リクルート財団第48回奨学生。2019年度東京藝術大学宗次德二特待奨学生。チェルカトーレ弦楽四重奏団ヴァイオリン奏者として、サントリーホール室内楽アカデミー第5期、プロジェクトQ第17章、第18章に参加クフモ室内音楽祭(フィンランド)オレグ・カガン メモリアルファンドスカラシップ受賞。
 これまでに、ローザンヌ室内管弦楽団、読売日本交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、群馬交響楽団など国内外のオーケストラと共演。浜離宮朝日ホール、トッパンホールにてリサイタルを開催し、好評を博す。
 使用楽器は、文京楽器の協力によりBeare's International Violin Societyから貸与されているMatteoGoffriller。東京藝術大学を経て、現在リューベック音楽大学でダニエル・ゼペック氏に師事。
 













1/5(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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PASSACAILLE RECORDS



PAS 1111
¥2600→\2390
フェデリカ・ビアンキ
 バロック以前、鍵盤音楽の発展の歴史
誇り高き鷲 ~初期鍵盤作品集
フェデリカ・ビアンキ(クラヴィツィンバロム、チェンバロ)
 ヤコポ・ダ・ボローニャ:Non na el so amante
 アンドレア・アンティーコ:Per dolor mi bagno el viso
 フランチェスコ・ランバルディ:Toccata
 作者不詳(ファエンツァ手稿):Ave Maris Stella
 ジローラモ・カヴァッツォーニ:Inno Ave Maris Stella
 アントニオ・ヴァレンテ:Chi la dirra disminuita
 ヤコポ・ダ・ボローニャ:O ciecho mondo
 アンドレア・アンティーコ:Occhi miei lassi
 パオロ・クアリアーティ:Toccata dell'ottavo tono
 ヤコポ・ダ・ボローニャ:Aquila altera
 アンドレア・アンティーコ:Animoso mio desire
 アンドレア・ガブリエーリ:Anchor che col partire
 フランチェスコ・ランディーニ:Che pena e questa
 アンドレア・アンティーコ:Le non vuol esser piu mia
 エルコーレ・パスクィーニ:Anchor che col partire

 バロック以前、鍵盤音楽の発展の歴史

 録音:2021年/イタリア、プラート、聖ドメニコ教会/40'00''

 15世紀初頭からバロック時代の幕開けまでに書かれた、最初期の鍵盤音楽集です。
 ここで聴ける最古の作品は、ヤコポ・ダ・ボローニャやギョーム・ド・マショーの世俗歌曲を鍵盤楽器用に編曲した『ファエンツァ写本』(1400年~1420年頃)によるもの。
 また、鍵盤楽器のためのオリジナル作品を集めた最古の印刷譜(1517年)なども参照、鍵盤音楽の発展をたどります。
 タイトルの「誇り高き鷲 Aquila altera」はこのアルバムに収録されているヤコポ・ダ・ボローニャのマドリガーレです。
 
 

PAS 1109
¥2600
ルーベン・シャンソニエ 第2集
 オケゲム:Les desloyaux ont la saison
 作者不詳:Ou beau chastel
 作者不詳:Ce que ma bouche
 バルビニャン:Esperant que mon bien viendra
 ビュノワあるいはオケゲム:Quant ce vendra
 作者不詳:Donnez l'aumosne
 ロバート・モートン:Le souvenir de vous me tue
 作者不詳:Par malle bouche
 オケゲム:Ma maitresse
 作者不詳:Helas mon cueur tu m'occiras
 フィルミヌス・キャロン:Helas que pourra
 ウォルター・フライ:Ave Regina
アンナ・ダニレフスカヤ(ビウエラ・デ・アルコ、指揮)
ソッラッツォ・アンサンブル

 フランドル楽派の名品集

 録音:2021年/ベルギー、アントワープ、AMUZ/53'50''

 オケゲム、ビュノワ、フィルミヌス・キャロンといったフランドル楽派の有名な作曲家の作品が50曲、さらに現在では知られていない新発見の作品が12曲収録されている写本、「ルーベン・シャンソニエ(1470-75)」を演奏するシリーズ第2集。
 第1集はPAS-1054で発売中です。
 




AEOLUS



AE10336
(1SACD HYBRID)
¥2900
サンマルティーニ:リコーダー・ソナタ集 Vol.2
 ソナタ ハ長調(シブリー第8番)
 リコーダーと通奏低音のためのソナタ ヘ長調(シブリー第18番)
 リコーダーと通奏低音のためのソナタ ヘ短調(シブリー第16番)
 リコーダーと通奏低音のためのソナタ ハ長調(シブリー第26番)
 リコーダーと通奏低音のためのソナタ ニ短調(シブリー第20番)
 リコーダーと通奏低音のためのソナタ ニ長調(シブリー第17番)
 リコーダーと通奏低音のためのソナタ ト短調(シブリー第14番)
アンドレアス・ベーレン(リコーダー)
ミヒャエル・ヘル(ハープシコード)
ダニエル・ロジン(バロック・チェロ)
ピエトロ・プロッセル(リュート)

 リコーダー&ジャズ・サクソフォン奏者!アンドレアス・ベーレンが吹くサンマルティーニ第2巻!

 ☆リコーダー&ジャズ・サクソフォン奏者、アンドレアス・ベーレンが吹くサンマルティーニのソナタ集。第2巻はシブリー音楽図書館のマニュスクリプトから!

 17世紀のロンドンにおける「イタリア音楽」の発展に寄与したニコラ・マッテイスの音楽(AE10226)で高い評価を得たリコーダー奏者、そしてジャズ・サクソフォン奏者やバーゼル・スコラ・カントルムの教授も務めるアンドレアス・ベーレン。

 フランスの音楽家の息子として生まれ、イタリアで育ちながらキャリアを形成し、後年にはロンドンで多くのイタリアのバロック音楽家たちを指導したジュゼッペ・サンマルティーニ(1695-1750)の、リコーダーと通奏低音のためのソナタ集。
 第1巻(AE10306)では、イタリア、パルマのパラティナ図書館にあるマニュスクリプトからの作品でしたが、第2巻は、アメリカ、ロチェスター大学のシブリー音楽図書館所蔵のマニュスクリプトからの作品をセレクト。
 未だに全貌は解明されておらず、深い感情や不思議なサウンドも孕む色彩豊かなサンマルティーニの音楽を、古楽の即興とジャズ・サクソフォンの両方で修士号(Masters degree)を得たアンドレアス・ベーレンがさすがの技術と表現力、素晴らしきインプロヴィゼーションで演奏しています。
 




AVIE



AV2490
¥2600
ラフ:チェロとピアノのための作品全集
 ヨアヒム・ラフ(1822-1882):
  チェロとピアノのための二重奏曲 Op.59
  2つの幻想小曲集 Op.86
  2つのロマンス(チェロとピアノ版) Op.182
  チェロ・ソナタ ニ長調 Op.183
クリストフ・クロワゼ(チェロ)
オクサナ・シェフチェンコ(ピアノ)

 クリストフ・クロワゼ、ラフのアニヴァーサリー・アルバム!

 ☆近年再評価されつつあるヨアヒム・ラフのチェロ作品全集!
 ☆2022年ヨアヒム・ラフの生誕200年&没後140年のアニヴァーサリー・アルバム!

 クリストフ・クロワゼは1993年生まれ、17歳でニューヨークのカーネギー・ホール・デビューを果たし、国際的に活動するスイスの注目チェリスト。オーストリアのブラームス国際コンクールやドイツのベルリン国際音楽コンクールを含む、アメリカ、中国、イタリア、スイスなど数々のコンクールで第1位を受賞しており、2017年にはスイス・アンバサダーズ・アウォード(スイス大使賞)も受賞しています。

 スイスの作曲家ヨアヒム・ラフ(1822-1882)の美しく抒情的な作品は、生前ヨーロッパ各地で演奏され親しまれていましたが、今日では再評価の動きがあるもののまだまだ演奏される機会が少ない現状です。
 しかし、ラフの室内楽作品の中でも特に注目されるべき作品として、チェロのために作曲された作品があげられます。
 1850年代半ばドイツで有名だったバーンハード・コスマンと出会い、チェロの奏法を学んだことがそのロマンティックな作品に影響を与えています。

 2022年はヨアヒム・ラフの生誕200年&没後140年にあたります。2010年のスコットランド国際ピアノ・コンクールで見事優勝を果たしたオクサナ・シェフチェンコを伴奏に迎えて、クリストフ・クロワゼがアニヴァーサリー・イヤーにふさわしい演奏を聴かせてくれています。

 ※録音:2021年8月11日-15日、チューリッヒ放送スタジオ(スイス)



 

AV2501
¥2600
おお、エルサレム! ~三信仰の都市
 不詳:母よ、エルサレムに行きたい.../
 中世セファルディの伝承歌(J.ソレル編曲):Kuando el Rey Nimrod、Ir me queria yo por este caminico/
 中世ヘブライの詩曲(D.モア&J.ソレル編曲):Tzur mishelo achalnu/
 伝統的なセファルディのバラード(J.ソレル&A.パウエル編曲):子守歌/
 伝統的なセファルディのバラード(J.ソレル編曲):A la Una yo naci/
 アルメニアの聖歌(R.シファー編曲):Havun-Havun/不詳:Taxim/
 アラブの伝承曲/リアド・アル・サンバティ:Longha Farahfaza/
 ロニー・マレイ&レックス・ベニンカーザ:イスラム教徒の祈りの呼びかけ/
 中世の単旋律聖歌:Sancta Maria succure miseris/
 モンテヴェルディ:Nigra sum sed Formosa、Gloria Patri/
 中世ヘブライの祈祷:Tzur mishelo achalnu/
 中世のセファルディの典礼の聖歌(J.ストラウス編曲/J.ソレル編曲/R.シファー編曲):Ki eshmera Shabbat/
 アラビア/トルコの伝承曲:Longha Nahawand/
 聖母マリアのカンティガ集より第100番(J.ソレル編曲):Santa Maria, Strela do Dia
  アポロズ・ファイア、ジャネット・ソレル(指揮)、ジェフリー・ストラウス(バリトン)、
  アマンダ・パウエル(ソプラノ)、ジェイコブ・ペリー(テノール)、
  ソラブ・ワディア(テノール)、アポロズ・シンガーズ

 アポロズ・ファイア創設30周年記念!第2弾はエルサレムをめぐる音楽旅行!

 ☆キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の聖地を音楽で巡る!
 ☆様々なバックグラウンドを持つアーティストが集結!

 アムステルダムでグスタフ・レオンハルト、アメリカでロジャー・ノリントン、レナード・バーンスタインに師事した才女ジャネット・ソレルが創設したアメリカ、クリーヴランドのピリオド・オーケストラ、アポロズ・ファイア。
 ヨーロッパでのコンサート・ツアーを企画すればチケットが完売し、CDをリリースすればビルボード・チャートを騒がせ、グラミー賞を受賞するなど話題にことかかないこのアメリカ古楽界注目のオーケストラがいよいよ創設30周年を迎えます。

 30周年を記念した第2弾のアルバムは、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の三つの宗教の聖地エルサレムをテーマとした宗教曲、世俗曲集となっています。
 聖書の時代からエルサレムに住んでいた人々の生活に音楽の視点から迫ります。
 まるで旧市街を旅するかのようにキリスト教、ユダヤ、アラブ、アルメニアのコミュニティを音楽で回ります。
 このカラフルで活気に満ちたプログラムを様々なバックグラウンドを持つアーティスト共にライヴ収録されたアルバムをご堪能ください!

 ※ライヴ録音:2018年11月17日、クリーヴランド音楽研究所&2020年3月11日、クリーヴランド芸術博物館
 




CANTATE


C58028
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2600
フェスティバル・トランペット・コンサート Vol.4 プファイファー・トランペット・コンソート
 ヘンデル:《セメレ》より抜粋/ミシェル・コレット(1709-1795):ノエル・アルマンド 変ロ長調/
 ミシェル=リシャール・ドラランド(1657-1726):Concert de trompettes in D Major/
 ヨハン・クリューガー(1598-1663):3つのコラール/
 J.S.バッハ:Ich steh an deiner Krippen hier/
 テオドール・デュボワ(1837-1924):トッカータ ト長調/
 ジャン=フランソワ・ダンドリュー(1682-1738):Rondeau in D Major/
 J.S.バッハ:Dein ist allein die Ehre/
 ドラランド:クリスマス交響曲/
 伝承曲:Hort der Engel helle Lieder/
 ヴィヴァルディ:Pastorale fur Corno da Caccia und Orgel/
 ヘンデル:Tochter Zion fur Pauken-Solo und Orgel、Tochter Zion fur Sopran und Orgel/
 フランク:ノエル/
 アルビノーニ:協奏曲 変ロ長調/
 伝承曲:きよしこの夜

 華やかなトランペット・コンサート!プファイファー・トランペット・コンソート!

 ヨアヒム、ハラルド、マルティンらプファイファー兄弟によって結成されたプファイファー・トランペット・コンソートは、有名な作品はもちろんのこと、あまり知られていない作品に新しい衣を着せ、華やかに輝かせる独自の編曲を得意としています。
 このアルバムでは、一部ボーイ・ソプラノも用いてクリスマスに纏わるレパートリーを中心に存分に聴かせてくれています。

 ※録音:2006年5月31日-6月2日
 
 

C58037
(1CD-R)
【旧譜】
¥2600
感謝と賞賛 ~
 リューネブルガー・ハイデの修道院の音楽
アンサンブル・デヴォティオ・モデルナ
ウルリケ・ヴォルクハルト(指揮)

 音楽学、哲学、言語学、楽器学、歴史学から楽器製作者といった様々な分野のスペシャリストたちと研究を重ね、北ドイツに位置するリューネブルガー・ハイデに伝わる音楽を、より正確に当時演奏されていたように復元することを目的にアンサンブル・デヴォティオ・モデルナは結成され活動しています。

 ※録音:2008年9月
 
 

C58036
【旧譜】
¥2600
主よ、我らの主よ ~
 リューネブルガー・ハイデの修道院の音楽
アンサンブル・デヴォティオ・モデルナ
ウルリケ・ヴォルクハルト(指揮)

 音楽学、哲学、言語学、楽器学、歴史学から楽器製作者といった様々な分野のスペシャリストたちと研究を重ね、北ドイツに位置するリューネブルガー・ハイデに伝わる音楽を、より正確に当時演奏されていたように復元することを目的にアンサンブル・デヴォティオ・モデルナは結成され活動しています。

 ※録音:2008年9月
 


CANTATE REFLECTIONS


C38050
(1CD-R)
【旧譜】
¥2200
フーゴー・ディストラー&エルンスト・ペッピング:モテット集
 エルンスト・ペッピング(1901-1981):Nun singet und seid froh/
 フーゴー・ディストラー(1908-1942):Es kommt ein Schiff geladen/
 ペッピング:Es kommt ein Schiff geladen/
 ディストラー:いざ来ませ,異邦人の救い主よ/
 ペッピング:目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声/
 ディストラー:マリアは茨の森を通り抜けた、戸を開ける/
 ペッピング:Wie soll ich dich empfangen、Nun jauchzet, all ihr Frommen/
 ディストラー:Mit Ernst, o Menschenkinder/
 ペッピング:Freuet euch, ihr Christen alle/
 ディストラー:Christum wir sollen loben schon/
 ペッピング:あなたに賛美を,イエス・キリストよ/
 ディストラー:Gott sei Dank durch alle Welt/
 ペッピング:
  Wir Christenleut han jetzund Freud、Kommt und lasst uns Christum ehren、
  Herr Christ, der einig Gotts Sohn、Wie schon leuchtet der Morgenstern、親愛なる主,イエス・キリストよ/
 ディストラー:Lobt Gott, ihr Christen alle gleich
  アンサンブル・シングクラング
   〔ヤナ・バルトーシュ(ソプラノ)、ノラ・ルッテ(アルト)、ティル・マルテ・ムスナー(バリトン)〕

 ドイツのプロテスタント教会音楽家として活躍したフーゴー・ディストラー(1908-1942)とエルンスト・ペッピング(1901-1981)によるモテット集です。
 アンサンブル・シングクラングの3人の美しく透明感のある歌声が見事なバランスで響き渡り、神秘的な世界を作り出します。

 ※録音:2013年8月
 




GLOBE


GLO5280
¥2600
無言歌集 ~ 黄金期のジャズ
 Est-ce Mars/Fantasia Amarilli/Kakafonie/
 Ballo del Granduca/Lachrimae Pavaen/
 Suite from Valerius' Gedenck-clanck/Daphne/
 Susanne un jour/Questa dolce Sirena/
 Anchor che col partire/Suite Pannekoeck/
 Gisterdag/Passamezzo antico/
 Onder de linde groen/Passamedley or Pasticcio antico
カメラータ・トラジェクティナ

 カメラータ・トラジェクティナが自在に演奏する16世紀のスタンダード・ナンバー!

 1974年の設立以来、オランダの様々な歌を世に発信し続けてきたカメラータ・トラジェクティナが、初となる純粋な器楽のみのアルバムを録音。
 アムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団も主宰するオランダの名リコーダー奏者、サスキア・コーレンによるリコーダーやヴィオラ・ダ・ガンバ他、ハープ、リュート、ギター、シターンなどによるアンサンブルです。

 今日、ガーシュウィンの「サマータイム」がジャズにおけるスタンダード・ナンバーとしてあらゆる形のカヴァーやアレンジで親しまれていますが、そういった作品の自由な解釈や楽しみ方は遥か前の時代から存在していました。
 カメラータ・トラジェクティナのメンバーは、ダウランドやスウェーリンクといった16世紀の音楽やイギリスの古い民謡から、ビートルズの「Yesterday」に至るまで、時代やジャンルを超えた様々な音楽を、自由で画期的なアレンジと即興を交え、まるで新しい作品を生み出すように演奏しています。

 ※録音:2021年9月29日-10月2日(ミデルブルフ、オランダ)
 




LAWO

LWC1227
¥2600
即興曲 ~ 若きシグネ・ルンの作品集 ルネ・アルヴェル(ピアノ)
 シグネ・ルン(1868-1950):
  アルバムのページ「マルカートとレガートのメロディ」 Op.8(1886 手稿譜)/
  華やかなワルツ(1891)/聖スンニヴァ行進曲(1888)/4つのピアノの小品 Op.9(1888)/
  結婚行進曲 Op.12(1896 手稿譜)/ピアノのためのノルウェーの小ピース Op.15(1893)/
  即興曲、主題と変奏 Op.18(1897)/ピアノのための6つの抒情小曲集 Op.25/
  ロンド Op.20(1898)/スーヴェニール Op.29-1(1901)/5つの抒情的小品 Op.34(1906)

 ノルウェーのピアニスト、ルネ・アルヴェル(b.1957)と LAWO Classicsのプロジェクト、女性作曲家シグネ・ルン(1868-1950)の全ピアノ曲を3枚のアルバムで紹介するシリーズ。
 『詩的な練習曲』(LWC1196)につづく第2集には、シグネ・ルンが、彼女のもっとも成熟した作品とされる《5つの抒情的小品》に向かって音楽的に成長していく若い時代、19世紀の終わりの作品が演奏されます。

 ※録音:2019年11月12日-14日、ソフィエンベルグ教会(オスロ、ノルウェー)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
 
 
LWC1211
(2CD)
¥4800
J.S.バッハ:オルガン全作品録音 第6集 コーレ・ノールストーガ(オルガン)
 ヨハン・セバスティアン・バッハ:
  [Disc 1]
   前奏曲(幻想曲)とフーガ ト短調 BWV.542/前奏曲(幻想曲)とフーガ ハ短調 BWV.537/
   前奏曲とフーガ ト長調 BWV.541/前奏曲とフーガ ニ短調 BWV.539/
   前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.547/パッサカリア ハ短調 BWV.582
  [Disc 2]
   オルゲルビュヒライン BWV.599-644

 オスロ大聖堂のオルガニスト、コーレ・ノールストーガ(b.1954)が続けるJ.S.バッハのオルガン全作品録音のシリーズ。
 第6集は「Disc 1(CD11)」に《前奏曲(幻想曲)とフーガ ト短調》《パッサカリア ハ短調》といった「記念碑的」な作品、「Disc 2(CD12)」に、コラール前奏曲の理想を実現したといわれる『オルゲルビュヒライン(オルガン小曲集)』の45曲(「最愛のイエス、われらここにあり」は BWV.633を演奏)が収録されています。
 オランダのハーレム市、聖バーフォ教会に設置された「クリスティアン・ミュラー」の楽器は、完成した1738年当時、世界でもっとも大きなオルガンと言われ、モーツァルトとヘンデルもこのオルガンで演奏したことが知られています。

 ※録音:2019年9月10日-12日、聖バーフォ教会(ハーレム、オランダ)
 



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ALPHA



ALPHA788
(2CD)
¥4200→\3890
ル・ポエム・アルモニークによる、スペイン後期バロックの劇音楽
 セバスティアン・ドゥロン(1660-1716):《コロニス》 全2幕のサルスエラ
  水の精コロニス...アナ・キンタンス(ソプラノ)、トリトン...イザベル・ドリュエ(メゾ・ソプラノ)、
  プロテオ...シリル・オヴィディ(テノール)、メナンドロ...アンテア・ピシャニク(コントラルト)、
  シレーネ...ヴィクトワール・ビュネル(メゾ・ソプラノ)、
  太陽神アポロ...マリールー・ジャクアール(メゾ・ソプラノ)、
  海の神ネプトゥーノ...カロリーヌ・マング(メゾ・ソプラノ)、
  イリス...ブレンダ・プパール(メゾ・ソプラノ)、合唱の歌い手...オリヴィエ・フィシェ(テノール)、
  ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)、ヴァンサン・デュメストル(指揮)

 録音: 2021年4月2-5日 サル・コロンヌ、パリ

 【演奏陣充実!南国情緒あふれるスペイン・バロック劇音楽、気品と躍動感に富んだ演奏で】
 その古雅な響きに満ちた卓越した演奏解釈で注目され、フランスから欧州古楽シーンを牽引するル・ポエム・アルモニークによる、スペイン後期バロックの劇音楽という意外なレパートリー!
 イタリアのA.スカルラッティやフランスのカンプラと同い年のスペイン人作曲家ドゥロンは、21世紀に急速に復権が進み録音が増えつつある隠れた大物の一人で、ハプスブルク家最後のスペイン王カルロス2世の宮廷に迎えられ、数多くのサルスエラを作曲し音楽劇の世界に新境地を拓きました。
 《コロニス》は1705年、スペイン王室が継承戦争の流れの中でブルボン家に渡ろうという頃に披露された重要作(長く作者不詳とされていましたが、2009年にドゥロン作と確定)。海の神ネプテューン(ネプトゥーノ)と太陽の神アポロ(アポロン)が水の精コロニスとの恋をめぐって争い、最終的にアポロが勝つ......という筋書きはまさにブルボン家の勝利宣言と取れる内容ですが、17世紀末イタリア音楽風のメロディセンスを軸に据えながら、スペインや新大陸の民衆音楽に通じる躍動感あふれる要素をそこかしこに盛り込むドゥロン随一の作曲感覚はここでも十全に発揮され、時代を越えて私たちを惹きつけてやみません。
 キンタンス、マング、オヴィディら21世紀の古楽シーンで躍進めざましい独唱者たちに加え、器楽勢では8人にも及ぶ通奏低音をはじめ、スペイン古楽に欠かせないバホン(バスーン)の名手パパセルジオーをはじめ手練のプレイヤーが続々。
 ル・ポエム・アルモニークならではのノーブルな抒情に随所で絶妙なアクセントを添える打楽器や撥弦楽器のサウンドも痛快で、スペイン宮廷音楽の魅力を十全に味わえる演奏に仕上がっています。



 

ALPHA854
¥2700
フランツ・シューベルト(1797-1828): 冬の旅 D. 911
 1. おやすみ/2. 風見の旗/3. 凍った涙/
 4. 氷結/5. 菩提樹/6. 溢れる涙/7. 川の上で/
 8. 回想/9. 鬼火/10. 休息/11. 春の夢/
 12. 孤独/13. 郵便馬車/14. 霜おく頭/15. 烏/
 16. 最後の希望/17. 村にて/18. 嵐の朝/
 19. まぼろし/20. 道しるべ/21. 宿屋/
 22. 勇気/23. 三つの太陽/24. 辻音楽師
ベンヤミン・アップル(バリトン)
ジェームズ・ベイリュー
 (ピアノ/ベヒシュタイン model D #209776)

 録音: 2021年10月 殉教者聖シラス教会、ケンティッシュ・タウン、ロンドン

 【フィッシャー=ディースカウ最後の愛弟子による『冬の旅』】
 1982年にドイツのレーゲンスブルクに生まれたベンヤミン・アップル。フィッシャー=ディースカウが2012年に亡くなる2週間前までレッスンを受けていたという、最後の弟子による『冬の旅』がALPHA CLASSICSから登場。
 生涯をかけて8回、ライヴも入れると十数種の『冬の旅』録音を残した師から受け継いだ表現は、この歌曲集の暗い影ばかりを追うものからは遠く、持ち前の美声を生かしてそれぞれの曲が持つ美しさを豊かに歌い上げています。
 「辻音楽師」の浮遊するような表情も絶妙。
 アップルは今後も数枚のアルバムをALPHA CLASSICSよりリリース予定です。
 
 

ALPHA762
¥2700
『BLEU』 ~ショパン、プーランク: チェロ・ソナタ
 フレデリック・ショパン(1810-1849):
  1-4. チェロ・ソナタ Op. 65
 フランシス・プーランク(1899-1963):
  5. メランコリー
  6-9. チェロ・ソナタ FP 143
  10. あなたはこんなふう ~メタモルフォーシス FP 121 より
 バルバラ(1930-1997):11. 9月(なんて素敵な季節)
イ・ジャルディーニ
 ポーリーヌ・ビュエ
  (チェロ...1-4、6-10/ヴォーカル...11)
 ダヴィド・ヴィオリ(ピアノ)

 録音: 2020年10月 ピエール・ベルジェ・オーディトリアム、イヴ・サン・ローラン美術館、マラケシュ、モロッコ

 アルバム『夜』(ALPHA589/NYCX-10146)でヴェロニク・ジャンスと共演したアンサンブル、イ・ジャルディーニからチェロとピアノの2人によるアルバム。
 ショパンとプーランクのチェロ・ソナタを中心とした内容で、幅広く豊かな表情がたいへん魅力的です。
 ラストにはフランスの伝説的シャンソン歌手バルバラの名曲を収録し、チェロのピュエが、ここでは美しい歌声を披露しています。
 



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BRU ZANE



BZ1047
(CD+BOOK)
¥4500→\4090
カミーユ・サン=サーンス: 歌劇《フリネ》
 カミーユ・サン=サーンス(1835-1921): 歌劇《フリネ》(全2幕)
   ~アンドレ・メサジェ(1853-1929)作曲によるレチタティーヴォを伴う1896年版(世界初録音)
 娼婦フリネ...フロリー・ヴァリケット(ソプラノ)、執政官の甥ニシアス...シリル・デュボワ(テノール)、
 執政官ディセフィル...トマ・ドリエ(バス)、女奴隷ランピト...アナイス・コンスタンス(ソプラノ)、
 シナロペクス...フランソワ・ルジエ(テノール)、アゴラジーヌ、伝令...パトリック・ボレール(バス)、
 ルーアン・ノルマンディ歌劇場管弦楽団、ル・コンセール・スピリチュエル合唱団、エルヴェ・ニケ(指揮)

 録音: 2021年3月31日-4月2日 ルーアン・ノルマンディ歌劇場、ルーアン(フランス北部ノルマンディ地方)

 【忘れられたサン=サーンス晩年の傑作、歿後100周年の録音はニケ指揮による申し分ない仕上がり】

 長命で多作ながら限られた作品ばかりが注目され、見過されている傑作も多いサン=サーンス。
 近年はヴェネツィアに本拠を置くロマン派フランス音楽センターPalazetto Bru-Zaneが、忘れられた彼の重要作品の復権に情熱を注ぎ、注目すべき成果を上げてきました。
 作曲家歿後200周年の2021年に最新録音がなされた今回の新譜もその一つ。

 《フリネ》は古代ギリシャの伝説的娼婦フリネが不当な辱めまがいの裁判を経て救われる伝説をもとに、1861年に上り調子の大画家ジェロームが描いた有名な絵画にインスピレーションを得てまとめられた歌劇。
 1893年、台詞朗読を伴うオペラ=コミークとして上演され大成功を収めながら、20世紀以降は顧みられなくなった不遇の傑作です。
 ここでは原作の台詞部分も音楽で埋めるべく、初演3年後に若手世代の人気作曲家アンドレ・メサジェがレチタティーヴォを追補したヴァージョンで演奏(この版での世界初録音)。
 台本の弱さを補って余りある見事さが特筆されるサン=サーンス自身の音楽も含め、才人エルヴェ・ニケのタクトはここでも本領を発揮。
 注目度の高いプロジェクトの数々で知られるルーアン歌劇場のオーケストラが、古楽器演奏を出発点としたニケの解釈を鮮やかに音にしてゆきます。
 ヴァリケット、デュボワ、コンスタンスら最前線の名歌手たちも存在感たっぷり各登場人物の個性を演じ歌い、Bru Zaneレーベルならではの充実ブックレットとともに、当時のサン=サーンスの作風充実を知るにうってつけのアルバムとなっています。
 



KAIROS



P0015106KAI
(国内仕様盤・日本語解説付)
(3CD)
¥4400
名手アルフォンソ・ゴメス
モートン・フェルドマン(1926-1987):
 後期ピアノ作品集

  バニタ・マーカスのために(1985)
  マリの宮殿(1986)
  トライアディック・メモリーズ(1981)
アルフォンソ・ゴメス(ピアノ)
0015106KAI
(3CD)
特別価格 ¥3600

 現代音楽の名手アルフォンソ・ゴメスによる、モートン・フェルドマン作品集が登場!

 ☆弾くのは国内外で数々の賞を受賞している現代音楽のスペシャリスト、アルフォンソ・ゴメス!
 ☆静謐さと長大さが特徴の1980年代に書かれた3作品をCD3枚に収録!

 瞑想的な音色と無数の反復、美しい静けさの中で繰り広げられるモートン・フェルドマン(1926-1987)の後期ピアノ作品集。
 高弟バニタ・マーカスに捧げられた《バニタ・マーカスのために For Bunita Marcus》、フェルドマン最後のピアノ作品《マリの宮殿 Palais de Mari》、そして80分超の大作《トライアディック・メモリーズ Triadic Memories》と、静謐さと長大さが特徴の1980年代に書かれた3作品(合計約3時間)をCD3枚に収録しています。
 演奏はさまざまな現代作曲家の作品を数多く初演し、国内外で11の賞を受賞している現代音楽のエキスパート、アルフォンソ・ゴメス。
 耳を傾けているうちに我を忘れてしまいそうな、優しく美しいフェルドマンの音楽に浸ることができる上質なアルバムです。

 ※録音:2021年5月、ヴォルフガング・ホフマン・ザール(ドイツ、フライブルク)
 
 

0018010KAI
(2CD)
特別価格 ¥3600

キャサリン・ラム(1982-):集合体 aggregate forms
 弦楽四重奏曲(two blooms)(2009)
 divisio spiralis(2019)

ジャック四重奏団


 キャサリン・ラム(1982-)は、音色の相互作用や、純正律における拡張された和声空間を探求しているアメリカの作曲家。
 4つの弦楽器の持続音の連続が生み出す、普段あまり耳にすることのない類の不思議な音楽が、メロディー、ハーモニー、音色、身体、精神といったものの間にある人工的な区分を消し去り、私たちの日常の聴覚のすぐ向こう側に広がっている豊かな世界を聞かせてくれます。

 ※録音:2021年2月、オクターヴェン・オーディオ(アメリカ、ニューヨーク)
 




NIMBUS ALLIANCE


NI6423
(1CD-R)
¥2500
スティーヴン・ロイ・ガーバー:弦楽オーケストラのための作品集
 スティーヴン・ロイ・ガーバー(1948-2015):シンフォニエッタ第1番(ピアノ五重奏曲からの編曲/ダロン・ハーゲン編)*
 ストリング・シンフォニア第1番(弦楽四重奏曲第4番からの編曲/エイドリアン・ウィリアムズ編)**
 ヴァイオリンと弦楽のための2つの叙情的小品§**
 ストリング・シンフォニア第2番(弦楽四重奏曲第6番からの編曲/エイドリアン・ウィリアムズ編)**
 シンフォニエッタ第2番(弦楽四重奏曲第5番からの編曲/エイドリアン・ウィリアムズ編)*
 ※全曲世界初録音
  ケネス・ウッズ(指揮)、エミリー・デイヴィス(ヴァイオリン)§、
  イギリス弦楽オーケストラ*、イギリス交響楽団**

 ロバート・スミス、J.K.ランドール、アール・キム、ミルトン・バビットらに師事し、2015年に66歳の若さで亡くなったアメリカの作曲家、スティーヴン・ロイ・ガーバー。
 彼の作曲家人生の最後の20年間で残した室内楽作品をオーケストラ・アレンジで贈るアルバムが登場。

 イギリス交響楽団の首席指揮者&芸術監督を務め、様々なレア作品、現代作品の録音に定評のあるケネス・ウッズの手腕で、ガーバーの魅力を伝えます。
 「2つの叙情的小品」では、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団でアソシエイト・リーダーを務めるエミリー・デイヴィスの麗しき旋律にも注目です。

 ※録音:2020年10月7日-8日、ワイアストン・コンサート・ホール(モンマス、イギリス)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 




STERLING



CDA185518562
(2CD-R)
特別価格
¥3600
ジョン・オグドン夫人
 わたしの大好きなラヴェル ~ ラヴェル:ピアノ作品集
ブレンダ・ルーカス・オグドン(ピアノ/Fazioli F-278)
 [Disc 1]
  水の戯れ/ソナチネ/鏡-蛾、悲しげな鳥たち、海原の小舟、道化師の朝の歌、鐘の谷/
  高雅で感傷的なワルツから-
   とてもゆっくりと, 表情を強めにして(第2曲)、中庸の速さで(第3曲)、
   とても生き生きと(第4曲)、ほとんどレントで,心の奥で感じて(第5曲)/
  ボロディン風に/シャブリエ風に
 [Disc 2]
  クープランの墓から-前奏曲(第1曲)、フーガ(第2曲)、リゴドン(第3曲)

 イングランド、マンチェスターのメトロポリタン自治区のテームサイド生まれのピアニスト、ブレンダ・ルーカス・オグドン(b.1935)は、王立ノーザン音楽大学を1957年に卒業。
 同時期に学生だったジョン・オグドンと1960年に結婚し、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニックと共演してソリストとしてデビュー。
 1960年代初期、ウィグモアホールのリサイタルで弾き、1962年のチャイコフスキー・コンクールで第1位をアシュケナージと分け合ったジョンと組んだデュオでエディンバラをはじめとする主要な音楽祭に出演しました。1989年にジョンが亡くなり、1993年、彼の業績を追悼する「ジョン・オグドン基金」を設立しました。

 ブレンダ・ルーカスは、現在、ソリストなどの活動をつづけ、その合間にピアノを教えています。
 Sterling Records のリリースする『わたしの大好きなラヴェル』は、ロンドンのホームレスのためのチャリティ基金「Shelter(シェルター)」のキャンペーンのために作られたアルバムです。
 《水の戯れ》 《ソナチネ》、《高雅で感傷的なワルツ》 と 《クープランの墓》 の抜粋という、彼女の「音楽」を率直に反映するプログラムが組まれました。
 
 「あなたの新しいラヴェルのCDは、わたしの大好きなレパートリーもあって、とても楽しく聴きました」(王立音楽大学ピアノ科教授ジュリアン・ジェイコブソン)。
 
 2020年11月、サフォーク州の録音スタジオ「アルフトン・ニュー・モールティングズ」で「Fazioli F-278」ピアノを弾いてセッション録音されました。

 ※録音:2020年11月3日-5日、アルフトン・ニュー・モールティングズ(アルフトン、サフォーク州、イングランド)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 
 

CDX50012
(4CD-R)
特別価格
¥5300

グレート・クラシカル・ピアノ・エクスペリエンシズ
マリア・シールグレーン(ピアノ)
 [Disc1:CDA16642]『地中海の音楽』
  ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ ト長調、ソナタ ホ長調、ソナタ イ短調、ソナタ 二短調 《トッカータ》
  クロード・ドビュッシー:2つのアラベスク
  モーリス・ラヴェル:水の戯れ
  ボリス・パパンドプロ(1906-1991):イグラ(幻想的スケルツォ)(1932)
  マヌエル・デ・ファリャ:火祭りの踊り(《恋は魔術師》 から)
  イサーク・アルベニス:スペインの歌 Op.232-
   前奏曲、東洋風、椰子の木陰、コルドバ、セギディーリャ(カスティーリャ)
    ※録音:2008年2月20日-22日、スウェーデン放送第3スタジオ(ストックホルム、スウェーデン)

 [Disc2:CDA16802]『ロマンティックなシルエット』
  ロベルト・シューマン:アベッグ変奏曲 Op.1、幻想小曲集 Op.12-夕べに、飛翔、なぜ?、気まぐれ
  フランツ・リスト:
   夜想曲第3番 変イ長調 Op.62 no.1 《愛の夢》、ハンガリー・ラプソディ第6」番 変ホ長調 S.244
  マックス・レーガー:シルエット Op.53
  オトマル・シェック:2つのピアノの小品 Op.29-慰め、トッカータ
    ※録音:2012年3月、4月、スウェーデン放送第2スタジオ(ストックホルム、スウェーデン)

 [Disc3:CDA16952]『マリア・シールグレーン、リサイタル』
  エドヴァルド・グリーグ:ピアノソナタ ホ短調 Op.7
  アルテュール・オネゲル:7つの小品 H.25
  フレデリク・ショパン:
   幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66、夜想曲 ヘ長調 Op.15 no.1、
   練習曲 ハ短調 Op.10 no.12《 革命のエチュード》
  グンナル・ド・フルメリ(1908-1987):シャコンヌ ハ長調 Op.8
  フランツ・リスト:演奏会練習曲 変ニ長調 《ため息》、葬送(《詩的で宗教的な調べ》から)
   ※録音:1990年10月31日-11月2日、スウェーデン放送第3スタジオ(ストックホルム、スウェーデン)

 [Disc4:CDA18422]『北欧の巨匠作曲家たち』
  エドヴァルド・グリーグ:バラード ト短調 Op.24
  ジャン・シベリウス:6つの即興曲 Op.5
  ヴィルヘルム・ステーンハンマル:3つの幻想曲 Op.11
  カール・ニルセン:主題と変奏 FS81(Op.40)
   ※録音:2019年9月29日、10月26日-27日、スウェーデン放送第3スタジオ(ストックホルム、スウェーデン)

 マリア・シールグレーンは、スイスで生まれ、7歳の時にスウェーデンに移り住みました。
 ヨーテボリ音楽大学で学び、1979年、ウィーン国立音楽大学のディプロマを取得。ソロと室内楽のピアニスト、音楽教師として活動。
 南米コロンビアのブカラマンガで行われた第11回国際ピアノ・フェスティヴァルにスウェーデン代表として参加しました。
 彼女は、近年、彼女の重要なレパートリーの録音を行い、「温かく、正気にあふれた演奏」(「Opus」)と評された『地中海の音楽』(CDA16642)以下、4枚のアルバムを作りました。
 『Great Classical Piano Experiences(クラシカル・ピアノの名作を弾く経験)』は、その4枚のアルバムのセット化です。

 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります
 




URANIA RECORDS


LDV14081
(3CD)
¥4200
イギリスにおけるチェロの黄金時代1760-1810 クラウディオ・ロンコ(チェロ)、
エマヌエラ・ヴォッツア(チェロ)
 ※ピリオド楽器使用
 エマニュエル・シプルティーニ(ca.1730-1790):ソナタ第2番ヘ長調 Op.7、ソナタ第3番イ長調
 スティーヴン・パクストン(1734-1787):ソナタ第4番ハ長調 Op.1、ソナタ第5番イ長調
 ワルター・クラゲット(1741-1798):ソナタ第6番ニ長調
 ジャコッベ・バセヴィ(1680-1783):ディヴェルティメント第1番ト短調 Op.4、ディヴェルティメント第6番ニ長調
 ジェームズ・チェルヴェット(1748-1837):ソナタ第2番ト長調、ソナタ第4番ニ短調、ソナタ第5番ニ長調
 ヨハン・ゲオルク・クリストフ・シェトキー(1737-1824):ソナタ第1番ニ長調
 ジョゼフ・ライナグル(1762-1825):ソナタ第1番ト長調、ソナタ第2番ハ長調
 ヒュー・ライナグル(1758 or 59-1785):ソロ第2番ニ長調
 ジョヴァンニ・バッティスタ・チッリ(1724-1808):ソナタ第5番ト短調、二重奏曲第3番ト長調
 ジェームズ・フック(1746-1827):ソナタ第2番ヘ長調
 カルロ・フランチェスコ・キアブラーノ(1723--1785-):ソナタ第2番イ短調
 ジャン=マリー・ラウル(1766-1850):ソナタ第2番ニ長調
 ロバート・リンドレー(1776-1855):ソロ第4番ニ長調、ソロ第3番ト長調、ソロ ハ長調

 イギリスにおけるチェロの黄金時代を描く!ロンコ&ヴォッツァの夫婦デュオが大活躍!

 18世紀中期頃にイタリアのヴィルトゥオーゾたちによってロンドンに持ち込まれたチェロの芸術は、貴族や新興のブルジョワ階級の熱意によって、イングランドとスコットランドで華やかなシーズンを迎えることになりました。
 このイタリアの名手たちに続くように、イギリスにおいてクロスデイルやリンドレー、ジョゼフとヒューのライナグルといった国民的なチェリストたちが登場し、「チェロの黄金時代」を迎えることになります。
 今回のロンコ&ヴォッツァのレコ―ディングによる「イギリスにおけるチェロの黄金時代1760-1810」では、ヨーロッパ各国の名手たちがイギリス国民に捧げたチェロ作品を、図書館の棚に放置されたままの知られざる作品とともに、幅広く、かつ重要な側面から紹介してくれています。

 クラウディオ・ロンコは、1980年にクレマンシック・コンソート(クレメンチッチ・コンソート)のソロ・チェロ奏者に就任し、アンサンブル415やエスペリオンXXでも活躍。
 さらには、セビリア古楽音楽祭をはじめとするヨーロッパの著名な古楽音楽祭から定期的に招聘されるなど、現在のイタリア古楽界における重鎮の1人。
 現在は2001年に出会ったボローニャのアンサンブDSGとルサン・ペトロニオ・カペラ・ムジカーレで首席チェロ奏者を務めていたエマヌエラ・ヴォッツアと夫婦デュオを組み、コンサートやレコーディングに精力的に取り組んでいます。

 ※録音:2016年5月&2017年7月、イタリア




ARCANA



A498
¥2700
コンチェルト・ディ・マルゲリータ
 『恋の目隠し』
  ~歌と器楽で綴る16-17世紀イタリアの世俗重唱曲さまざま

 1-4. ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ(1554-1609):目隠しされた恋の神よ、おまえのことは信じない
 5. クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643): 甘やかなる我がため息
 6. ジョヴァンニ・ガブリエーリ(1557-1612): 5声の第1カンツォーナ*
 7. ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスペルガー(1580-1651):わたしが溜め息をつく時、わたしが涙を流す時
 8. カプスベルガー: あそこでは真の快楽など無力
 9. ジャケス・デ・ヴェルト(1535-1596): 誰が奪ったのか、わたしの恋人を
 10. デ・ヴェルト: いとしい女(ひと)、本当なんだね
 11. デ・ヴェルトの「いとしい女(ひと)、本当なんだね」によるジョヴァンナ・バヴィエーラによるディミヌツィオーネ*
 12. ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643): 2声の第3カンツォーナ*
 13. シジスモンド・ディンディア(1582-1629):わたしがほしくてたまらない、この恋の宿る瞳よ
 14. アンドレア・ガブリエーリ(1533-1585)/フランチェルカ・ベネッティ編曲:
  なんといとおしく美しきノミたちであることか(テオルボ、リュートとバロックギターによる)*
 15. A.ガブリエーリ: なんといとおしく美しきノミたちであることか
 16. ディンディア: 美しい瞳、静謐なる瞳
 17-21. デ・ヴェルト: おお春よ、一年の移ろいの青春よ
 *=器楽曲
  コンチェルト・ディ・マルゲリータ(古楽器使用)
   フランチェスカ・ベネッティ(テオルボ、バロックギター、歌)
   ターニャ・ヴォグリン(ダブルハープ、歌)
   ジョヴァンナ・バヴィエーラ(ヴィオラ・ダ・ガンバ、歌)
   ルイ・シュテーヘリン(ルネサンスリュート、テオルボ、歌) 
   リカルド・レイタン・ペドロ(ルネサンスリュート、バロックギター、歌)

 録音: 2019年11月10-13日 オーディトリアム「アッキレ・サルヴィチ」 モルフェッタ教区美術館(イタリア南部プーリア州バーリ県)

 【みずみずしい解釈で、生きたマドリガーレ芸術を400年後の世界に甦らせた俊英たち!】
 1600年前後のイタリア宮廷音楽の世界で、高度な文学性と複雑精緻な音楽技法を試す場として大いに愛された重唱ジャンル、マドリガーレ。
 16世紀流のポリフォニックな音作りが独唱中心のバロック・スタイルへと移ってゆく過渡期の興味深い作品が多いこのジャンルでは、イタリアに活路を見出したネーデルラント楽派後期の作曲家たちからモンテヴェルディまで、新旧さまざまな作曲家が傑作を綴っていますが、その真相を妥協なく追求しながら時代の変化を追った充実のアルバムがARCANAから登場しました。
 すぐれた古楽奏者が集うバーゼル・スコラ・カントルム出身の俊才たちによるコンチェルト・ディ・マルゲリータ(1600年前後に最も実験的な音楽が生み出されていたフェラーラに、公妃として迎えられたマントヴァ公女マルゲリータに由来)は、全員が古楽器奏者であり歌手であるというルネサンス期さながらの頼もしいグループ。
 歌詞となる詩の味わいを多声の綾に埋もれさせずに引き立てる聴き取りやすい発音に、撥弦中心の楽器を折々盛り込みながら、マドリガーレの面白さを十全に際立たせます。
 即興演奏に由来する技法ディミヌツィオーネ(分割装飾奏法)もごく自然に使いこなす彼らの素晴らしい技術とセンスで、ルネサンス末期からバロック発祥期にかけての多彩なイタリア音楽をお楽しみいただけます。

 
 





PAN CLASSICS



PC 10437
¥2600
アンニバーレ・ファブリのためのアリア集
 ヴィヴァルディ:歌劇『ポントの女王アルシルダ』より
  アリア《La tiranna avversa sorte》/レチタティーヴォ《Gia che scoperto io son》/
  アリア《La mia gloria ed il mio amore》/アリア《Cessa tiranno amor》/
  二重唱《Pur t'abbraccio pur t'annodo》
 アレッサンドロ・スカルラッティ:歌劇『テレーマコ』より
  アリア《Io pavento il tradimento》/アリア《Mio dolce nettare》
 サッロ:歌劇『捨てられたディドーネ』より アリア《Se dalle stelle tu non sei guida》
 ヘンデル:歌劇『シピオーネ』第2幕 序曲
 ヘンデル:歌劇『ロタリオ』より
  シンフォニアとアッコンパニャート《Son vinto, oh ciel!》/アリア《Regno, grandezza, affanni e trono》
 ヘンデル:歌劇『パルテノーペ』より 第3幕 シンフォニア/アリア《La speme ti consol》
 ヘンデル:歌劇『シピオーネ』第2 幕より
  アリア《Tra speranze, affetti e timore》/第3幕 第5場 シンフォニア
 ヘンデル:歌劇『リナルド』より アリア《Mio cor che mi sai dir-》/アリア《Siam prossimi al porto》
 ヘンデル:歌劇『インド王ポーロ』より アリア《Torrente cresciuto per torbida piena》
 カルダーラ:歌劇『シリアのアドリアーノ』より アリア《Leon piagato a morte》
  マルコ・アンジョローニ(テノール)、ステファーヌ・フュジェ(指揮)、イル・グロヴィリオ

 カストラートに劣らぬ人気を誇った大テノール歌手のためのバロック・アリア集

 録音:2021年1月/イタリア、サンタ・フェリチタ教会/57'42''

 18世紀はカストラートが声楽界の花形でしたが、次第にテノールも脚光を浴びるようになります。
 その発展に大きく貢献したのがイタリアのテノール歌手アンニバーレ・ファブリ(1696-1760)。
 その抒情的で美しい声はヨーロッパ中で話題となり、ヘンデルをはじめ多くの作曲家が彼に役を与えてオペラを作曲しました。
 当アルバムはそれらを集めた企画。
 パリ在住のイタリア人テノール歌手マルコ・アンジョローニが、新しい角度からバロックのテノール芸術に光を当てます。
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


NORTHERN FLOWERS


NF/PMA 99148
¥2200
ショスタコーヴィチ、コヴァル、スヴィリドフ :
 無伴奏混声合唱合唱作品集
レニングラード放送合唱団
グリゴリー・サンドレル (指揮)
  ドミトリー・ショスタコーヴィチ (1906-1975) : 革命詩人による10の詩曲 Op.88 (*)
   Courage Friends, March On! / One of Many / Out to the Streets!
   An Encounter During a Transit / To the Executed / January the Ninth
   Belated Salvos Over Now / They Won / The May Song / Song
  マリアン・コヴァル [コヴァリ] (1907-1971) :
   Lake Ilmen / Hey You Land, Lovely Land / The Leaves / Human Tears
   Why Are You Bending O'er the Waves
  ゲオルギー・スヴィリドフ (1915-1998) :
   Sing Me a Song Like You Used to / On My Lost Youth
   My Soul Is Yearning for Heaven / Blue Is the Night
   When the Son Met His Father / How the Song Was Born / The Herd

 録音 : 1973年 (*)、1979年 (*以外)、国立カペラ・コンサートホール、レニングラード、ロシア、ソヴィエト ADD
 歌詞はロシア語。
 上掲の曲目は英訳されたものです。(代理店)
 
















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