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第83号
マイナー・レーベル新譜(1)
2015.7.21〜9.18


ACCENTUS MUSIC

ACC 30350CD
\2500→\2290
バッハ演奏の歴史に新たに名を刻む
 シュ・シャオ・メイ『インヴェンションとシンフォニア』

  J.S.バッハ:インヴェンションとシンフォニア BWV772-801
シュ・シャオ・メイ(ピアノ)
 バッハ演奏の歴史に新たに名を刻むシュ・シャオ・メイ『インヴェンションとシンフォニア』に新たな命を吹き込む

 録音:2015年7月 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、メンデルスゾーン・ザール/45’47

 中国の文化大革命を乗り越えたピアニストとして日本でも自伝が出版されるなど、その壮絶な半生と、深い音楽性で世界中から注目を集めているシュ・シャオ・メイ。
 特に『ゴルトベルク変奏曲』など豊かな感性を備えたバッハの演奏は高く評価されており、2014 年に発売された『フーガの技法』は、静謐さの中に宿す抜群の説得力で、世界中の音楽ファンを驚かせました。
 そして今回のアルバムでは、『インヴェンションとシンフォニア』を取り上げています。ピアノ教育の一環として広く演奏され続けている曲集ですが、単なる演奏技術の教本ではなく、バッハならではの芸術的創意に溢れた作品です。
 シュ・シャオ・メイも「芸術的に平均律クラヴィーア曲集やゴルトベルク変奏曲、そしてフーガの技法の影に隠れがちで、それらよりも劣っていると捉えられますが、それは大きな間違いです。
 シンプルな中にも高密度な音楽表現がなされており、それを表現するのは並々ならぬ音楽性が必要です」と語っています。



 


ACC 303551C
\2500→\2290
輝かしいコンクール歴と確かな実力をもつキム・ソヌク
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
  第21番 ハ長調 作品53『ワルトシュタイン』、
  第29番 変ロ長調 作品106『ハンマークラヴィーア』
キム・ソヌク(ピアノ)
 録音:2015年6月ベルリン、イエス・キリスト教会/66’19

 1988 年ソウル出身のキム・ソヌク。2006 年リーズ国際ピアノ・コンクール40 年の歴史上最も若い18 歳で優勝、そしてアジア人としても初めて優勝を果たし一躍世界から注目されました。
 エトリンゲン青少年国際ピアノ・コンクール(2004 年)、クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール(2005 年) で優勝、ロンドン交響楽団、コンセルトヘボウ管弦楽団、NHK 交響楽団など世界一流のオーケストラと共演し、2014 年にはBBC プロムスにもデビュー。録音では、ドイツ・グラモフォンから2 タイトルチョン・ミョンフン指揮でベートーヴェンとウンスク・チンのピアノ協奏曲がリリースされており華々しい活躍をしている若手ピアニストです。
 この度、ソロ・アルバムをACCENTUS MUSIC より発売することになり、収録曲は得意のベートーヴェンのピアノ・ソナタが選ばれました。強靭な打鍵と高度なテクニックが冴え渡る力のこもった演奏を聴かせてくれています。
 2015 年11 月来日予定。




ALIA VOX



AVSA 9912
(SACD HYBRID)
\2900→\2690
ビーバーの大規模な作品をサヴァールが壮麗に再現
 1. バルトロモイス・リードル:ファンファーラ
 2. ビーバー:モテット「ティンパニを打ち鳴らせ」(1673)
 3. ビーバー:10声のバタッリャ(1673)
 4. ビーバー:9声のソナタ「聖ポリカルピ」(1673)
 5. ビーバー:53声のザルツブルク大聖堂ミサ曲(1682)
ジョルディ・サヴァール(指揮)
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
ル・コンセール・デ・ナシォン
ハンア・バヨディ=ハート
マリアンヌ・ベアーテ・キーラント
パスカル・ベルタン
ダヴィド・サガストゥム
ニコラス・マルロイ
ルイス・ヴィラマジョ
ダニエレ・カルノヴィッチ
アントニオ・アベーテ
 録音:2015年1月14-16日((3)は2002年2月11 日)/multichannel

 53 声部から成るザルツブルク大聖堂ミサ曲は、バロックの宗教作品の中でもおそらくは最大規模の作品。(トマス・タリスの有名なモテット『我、汝の他に望みなし』はたった(!)40 声)
 これを手がけたのはオーストリア・バロックの巨匠、ビーバー。ヴァイオリン音楽においても大きな名を残す一方、ザルツブルク大司教のもとで、宮廷楽長を務めました。
 この作品は、ザルツブルクの大司教が1100 年続いたことへの記念祝典行事のために作曲されたもの、複数合唱、複数のオルガン、そして歌唱陣が大聖堂内の様々な場所に配置されるという大がかりな作品です。
 サヴァールとその手兵たちが、この宇宙のような大規模作品をこの上なく壮麗に再現しています。

マーラーか。


ANTARCTICA


ANTAR 0001
\2500
4本のチェロの表現力に脱帽、
 新星タンスマン・チェロ四重奏団誕生!

  (1)タンスマン:4本のチェロのための二章
  (2)ジョゼフ・ジョンゲン:
   4本のチェロのための2つの小品Op.89
  (3)ピエール・プティ:4本のチェロのための組曲
  (4)ルドルフ・マッツ:チェロ四重奏曲ニ短調
  (5)ジュール・ド・スウェルト:エレジー
タンスマン・チェロ四重奏団
 【マリネラ・ドコ、
  フェルディナンド・リマ・
   デ・アルブクェルクェ、
  ディディエ・ポスキン、
  カレル・ステイラエツ】
 録音:2014年7月8-11日/聖パンクラス聖堂(ヴィラ=サンパンクラス)/DDD

 ベルギーの新レーベルANTARCTICA 第1 回発売となります。
 タンスマンの名を冠したタンスマン・チェロ四重奏団は、2010 年結成の団体。マリネラ・ドコ(アルバニア)、フェルディナンド・リマ・デ・アルブクェルクェ(ブラジル)、ディディエ・ポスキン(ベルギー)、カレル・ステイラエツ(ベルギー)の4 人のチェリストが、オート=アルプで行われたチェロ音楽祭で知り合ったことで生まれました。当ディスクがデビュー・アルバム。
 グループ名にもなっているタンスマンの曲は1935 年の作で、第1 曲アダージョ・カンタービレはタンスマンの旋律美を示す好例で、滔々と歌い継がれる歌で恍惚の境地に導かれます。
 ベルギーの大作曲家ジョンゲンは印象主義的作風が絶美。クロアチアのチェリストだったルドルフ・マッツは数百の作品を残した多作家ですが、1966 年のチェロ四重奏曲は過去の先達の主題を再使用している興味深いものとなっています。

ARTE DELL’ARCO JAPAN

ADJ 046
\2700→\2590
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第1巻(1587)
 (1)あなたが私の命を愛していることは/
 (2)ああ、あなたに心を捧げたために/
 (3)なぜ幸せを奪うのか?/
 (4)愛の神よ、お願いだ/(5)甘く優しい口づけよ/
 (6)あなたは許してくれないけれど/(7)愛しいフィリスよ/
 (8)愛の神よ、お前が私の苦しみを/(9)羊飼い娘フーミアは―( 第1部)/
 (10)気高く神々しい太陽よ―(第2部)/
 (11)その時テヴェレのすべての羊飼いと―(第3部)/
 (12)命の人よ、あなたのもとを去るとき/
 (13)我々を燃やす無数の炎と/
 (14)ニンフたちよ、さあこの森から出て/
 (15)その美しい手が、罠を編み/
 (16)可愛らしい羊飼い娘が/
 (17)愛の神よ、もしお前の矢と/
 (18)愛する人よ、あなたを見つめると私は氷になってしまう/
 (19)私は燃えているが、あなたを愛しているわけではない/
 (20)燃えるなり凍るなりお好きなようになさい―(返答)/
 (21)私は自らの意思で燃え凍ったのだ ―(応答)
ラ・フォンテヴェルデ
 【鈴木美登里・星川美保子・
  染谷熱子
   (ソプラノ)、
  上杉清仁(カウンターテナー)、
  谷口洋介・中嶋克彦(テノール)、
  浦野智行・小笠原美敬(バス)】
上尾直毅(チェンバロ)
 鈴木美登里/ラ・フォンテヴェルデが乗り出したモンテヴェルディのマドリガーレ全曲録音第1 弾!

 セッション録音:2013年5月20-22日、2013年10月7-9日、2014年5月19-21日、2015年3月2日/秩父ミューズパーク音楽堂(録音:櫻井卓)/DDD

 2002 年に鈴木美登里を中心に結成された本格派声楽アンサンブル、ラ・フォンテヴェルデがついに始めたモンテヴェルディのマドリガーレ全曲録音、そのシリーズ第1 弾となる「マドリガーレ集第1 巻」全曲がリリースされます。
 日本人としてははじめてで、ヨーロッパでもほとんど例のない貴重な試みとなるこの一大企画では、作曲家の成長と作風の変化に焦点を当て、モンテヴェルディの生涯に沿ってプロジェクトを進めていく形を取っています。もっぱらオペラなどの大作で知られる作曲家の半世紀をかけたライフワークが今ここに巻を追って響きとなります。注目のシリーズ開始と言えましょう!
 「モンテヴェルディは『オルフェオ』や『ポッペアの戴冠』などのオペラで一世を風靡し、バロックの扉を開いた作曲家として著名である。しかし彼がライフワークとしていたのは、16 世紀から17 世紀にかけてヨーロッパ全土で流行したマドリガーレであった。1587 年に出版されたマドリガーレ第1 巻から1638 年の第8 巻に至るまで、彼は実に半世紀もの年月をその創作に費やし、新しい作曲技法や様式を追求し続けた。マドリガーレをレパートリーとするグループにとって、モンテヴェルディほど魅力的な作曲家は他にいないだろう。(鈴木美登里 ライナーノーツより)」




ARTE VERUM


ARV 013
\2600
※CDのみ
バーバラ・ヘンドリックス&ブルース・バンド
 BLUES EVERYWHERE I GO

  1. Algots’ Blues ― instrumental [Mathias Algotsson]
  2. Blues Everywhere I Go
  3. It’s Hard, Oh Lord
  4. Oh My Babe
  5. Dinks Blues [Dink Johnson]
  6. Oh Papa [Davide Elman]
  7. Cross Road Blues [Robert Johnson]
  8. Mo’ Better Blues ― instrumental [William Lee]
  9. Another Man Done Gone
  10. Intermezzo ― instrumental [Mathias Algotsson]
  11. Strange Fruit [Allan Lewis]
  12. Down in Mississippi [J.B. Lenoir]
  13. I Wish I Knew How It Would Feel To Be Free [Taylor, Lamb]
  14. Oh Freedom
  15. Freedom Highway [Roebuck Staples]
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
マックス・シュルツ(ギター)
マティアス・アルゴットソン
 (ピアノ、ハモンド・オルガン)
クラ・ラスボ
 (コントラバス、エレクトリック・バス・ギター)
クリス・モンゴメリ(ドラム)
 バーバラ・ヘンドリックス、ブルースを歌う

 2015年1月26,27日/ストックホルム、スカラ劇場(ライヴ)/79’03



 
ARV 013LP
(LP+CD)
\4400
バーバラ・ヘンドリックス&ブルース・バンド
 BLUES EVERYWHERE I GO

  [SIDE ONE]
   ― Blues Everywhere I Go
   ― It’s Hard, Oh Lord
   ― Oh My Babe
   ― Cross Road Blues [Robert Johnson]
  [SIDE TWO]
   ― Oh Freedom
   ― Dinks Blues [Dink Johnson]
   ― Down in Mississippi [J.B. Lenoir]
   ― I Wish I Knew How It Would Feel To Be Free
  [Bill Taylor, Richard Carroll Lamb]
   ※ARV 013 と同内容のCD つき
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
マックス・シュルツ(ギター)
マティアス・アルゴットソン
 (ピアノ、ハモンド・オルガン)
クラ・ラスボ
 (コントラバス、エレクトリック・バス・ギター)
クリス・モンゴメリ(ドラム)
 2015年1月26,27日/ストックホルム、スカラ劇場(ライヴ)
 録音: Goran Stegborn ― マスタリング: Claes Persson (CPR Recording)/カッティング・エンジニア: Daniel Krieger (SST Germany)/Made in France by MPO
 CD:79’03/LP : [180g 重量盤]、45’04/CD:ARV 013 と同内容

 バーバラ・ヘンドリックスが長年取り組んできたジャズ・レパートリーの新譜が登場。差別で苦しんだ黒人たちは心の叫びや自由を求める声をすべて黒人霊歌に託していました。その黒人霊歌をもとにしたブルースからは、様々な情景が浮かんでくるようです。
 ヘンドリックスの、クラシックで聴かせる歌唱とはまた違った声が魅力。また、器楽陣も、トリオの活動でもおなじみの北欧のジャズ・ピアニスト、マティアス・アルゴットソンの味のあるピアノがひときわ輝きを放っているのも印象に残ります。

ATMA CLASSIQUE



ACD2 2711
\2100→\1890
ネゼ=セガンの才能とオケの充実ぶりが際立つマーラー10番
 マーラー:交響曲第10番(クック版)
ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)
グラン・モントリオール・メトロポリタン管
 録音:2014年10月 メゾン・サンフォニーク・ド・モントリオール(ライヴ)/79’06

 次世代を担う指揮者として注目されているヤニック・ネゼ=セガンと2000 年から音楽監督を務めているグラン・モントリオール・メトロポリタン管弦楽団とのマーラーの交響曲第10 番。
 地元カナダのATAM CLASSIQUE からリリースされている同楽団とのブルックナー・チクルスは、オケと作り上げた信頼感、奇をてらわない正攻法の指揮をするネゼ=セガンの精緻で美しい演奏で好評価を得ています。

 今回録音されたのは、マーラーの交響曲第10 番。同コンビでのマーラーは2003 年に録音した第4 番(ACD22306) があり、堂々たる風格で聴かせました。
 今回のアルバムでは、モントリオール交響楽団の新本拠地メゾン・サンフォニーク・ド・モントリオールという異例の場所、そしてカナダのオーケストラとして初めての交響曲第10 番(クック版)の録音となりました。
 この未完の大作の全貌が世に知られるきっかけとなったのは、BBC が企画したマーラー生誕100 周年記念演奏会のために、その前年の1959 年にデリック・クックに草稿をもとに補筆を依頼したためでした。その後クック版以外にも補筆版が登場し、マーラー・ファンの興味をひきつけています。ネゼ=セガンが使用したのは、現在最も演奏されているクックの最終稿である第3 稿第1 版(1976) です。ネゼ=セガンはしっかりとした解釈の柱を持ち、曲全体の見通しもよく、音楽的なパワーがしっかりと伝わってくる演奏。
 グラン・モントリオール・メトロポリタン管もネゼ=セガンが音楽監督に就任して以来着実に実力をつけ、今まさにオケとして充実期に入ったことを感じさせます。

 I:26’28/II:12’02/III:4’15/IV:12’03/V:24’18=79’06







すっかり大スターになってしまったネゼ=セガンだが、今から10年前のほとんど無名時代のATMAの録音は今聴いてもすごい。
ということで当時の特集を復活させましょう。



誰だ!?ヤニク・ネゼ=セガン
ブルックナー:交響曲第7番 & マーラー:交響曲第4番

ニーノ・ロータも・・・


 数年前マーラーの4番をみずみずしい演奏で聴かせてくれていたヤニク・ネゼ=セガン。
 1975年、モントリオール生まれの若手指揮者である。
 すでに世界各国の有名オケを振ってきたが、その俊敏な指揮ぶりは高く評価されていて、2008年からはついにゲルギエフの後を継いでロッテルダム・フィルの音楽監督になることも決まった。いよいよヨーロッパ進出である。最近はマイナー・レーベルから若い異才や天才がぞくぞく登場してきているが、彼も間違いなくその一人。先ほども言ったが、マーラーではその流麗で洗練された音楽作りに驚かされた。とくに第3楽章のヴァイオリンの美しい響かせ方は特筆もの。そしてオケ歌曲伴奏で名を知られた人らしく、第4楽章での歌唱を前面に押し出しながらも個性豊かに全体を引き締める手腕もなかなかのもの。

 派手派手系ではないが、奥底に流れる熱くひそかな「芸術魂」を感じることができる。

 さてその注目のネゼ=セガンのブルックナー。
 これがなんのてらいもない、まったくさっきのマーラーの4番の続きのような演奏。
 美しく華麗で、少しももったいぶったところがない。天然の育ちのよい上品さを感じさせてくれる。
 ブルックナーはテンポはゆったりしているが、野暮ったさは皆無。40歳でこの美しいブルックナーというのはかなり脅威。

 うーん。
 堂々たる大家の風格と、若手らしい清新な感性を共に持ち合わせた、これぞ逸材。

 ニーニ・ロータとワイルのアルバムは、ミーハーと言われようと、やっぱり「ジェルソミーナの歌」が感動的。


ATMA
SACD2 2512
(SACD Hybrid)
\2300
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版) ヤニク・ネゼ=セガン(指)
グラン・モントリオール・メトロポリタン管
グラン・モントリオール・メトロポリタン管弦楽団は1981年に設立された若いオケだが、信頼を築き上げている芸術監督のヤニク・ネゼ=セガンとたっぷりとした響きの中で悠々と演奏している。
ヤニク・ネゼ=セガンのブル7は、グラン・モントリオール・メトロポリタン管との2006-07シーズン・コンサートで堂に入った名人芸的な解釈と大絶賛されている!
グラン・モントリオール・メトロポリタン管の歴史的なコンサートとして人々の耳に記憶された。2008年からロッテルダム・フィルの音楽監督に就任が決まり彼の動きに目が離せない。

録音:2006年9月
Mahler: Symphony No. 4 in G major
ATMA
ACD2 2306
¥2100
マーラー:交響曲第4番 ヤニク・ネゼ=セガン指揮
モントリオール・メトロポリタン管
カリーナ・ゴヴァン(S)
録音:2003年10月

 ネゼ=セガンは1975年生まれという若手。彼は神童としてモントリオールでは知られていた人で、2000年3月からモントリオール・メトロポリタン管弦楽団の音楽監督を務めています。荒っぽさのない丁寧な音楽づくりで逸材が伝わってくる。一方モントリオール・メトロポリタン管弦楽団(正式名称はL'Orchestre M師ropolitain du Grand Montr斬l)も1981年設立の若い団体。カリーナ・ゴヴァンはバロックから古典派のレパートリーで活躍するソプラノ。透明感のある美声の持ち主。

ATMA
ACD22294
\2100
ニーノ・ロータ:交響組曲「道」
クルト・ワイル:交響曲第2番
ヤニク・ネゼ=セガン(指)
グラン・モントリオール・メトロポリタン管
映画音楽の大家、ニーノ・ロータの代表作「道」と風刺とノスタルジックな音楽を特徴とするクルト・ワイルの交響曲第2番。
ニーノ・ロータならではの甘いメロディ、印象的なジェルソミーナのテーマは人々の心に焼き付いている。1933年に完成し翌1934年にアムステルダムで初演されたワイルの交響曲第2番は、ワイルの成熟した作風を表す作品。新鋭ネゼ=セガンによる鮮烈な演奏で楽しむことができる。





 


ACD2 2732
\2100→\1890
レスピーギ:管弦楽作品集
 組曲「鳥」
 ソプラノと弦楽合奏のための抒情詩「黄昏」
 リュートのための古風な舞曲とアリア第1組曲
ラヴァル交響楽団
アラン・トゥルーデル(指揮)
イザベル・ベイラクダリアン(ソプラノ)
 アラン・トゥルーデル率いるラヴァル交響楽団によるレスピーギ

 録音:2015年3月

 トロンボーン奏者として活躍し、ヤマハの国際アーティストとして契約し楽器をプロデュースしたり、クラシック、ジャズと幅広い音楽分野で才能を発揮するアラン・トゥルーデル。カナダ・アメリカを中心に指揮活動の実績も高く評価されています。
 この度、首席指揮者を務めるラヴァル交響楽団とレスピーギのオーケストラ作品集を録音しました。
 1984 年に設立されたラヴァル交響楽団。モントリオールの郊外に位置する都市ラヴァルを本拠地とし、53 名のプロの音楽家が所属し精力的に活動しています。
 レスピーギは古い曲をモチーフに作品を再構成するのが得意であり、ここに収録されている3 つの作品もそれらにあたります。組曲「鳥」は、17 世紀に作られた鳥にまつわる楽曲を5 曲からなる管弦楽曲へと作り上げました。楽器の特性を生かし、鳥のさえずりが随所に聴こえる楽しい描写音楽となっています。
 続くはイギリスの詩人パーシー・ビッシュ・シェリーの詩をイタリア語訳にした歌詞をつけたソプラノと弦楽合奏のための抒情詩「黄昏」。イザベル・ベイラクダリアンが魅力的な歌唱で聴かせます。
 最後には古い時代のリュート作品をもとにした3 集からなる「リュートのための古風な舞曲とアリア」から第1 組曲。明るい音色で表情豊かな演奏を楽しむことができます。
 
ACD2 2493
(3CD)
\5300
ベートーヴェン:後期弦楽四重奏曲集
 Disc1
  弦楽四重奏曲 第12番変ホ長調Op.127
  弦楽四重奏曲 第14番嬰ハ短調Op.131
 Disc2
  弦楽四重奏曲 第13番 変ロ長調Op.130
  大フーガ 変ロ長調 Op.133
 Disc3
  弦楽四重奏曲 第15番 イ短調 Op.132
  弦楽四重奏曲 第16番 ヘ長調Op.135
アルカン四重奏団
ローラ・アンディラーニ(ヴァイオリン)
ナタリー・カミュ(ヴァイオリン)
リュク・ベアシュマン(ヴィオラ)
デイヴィッド・エリス(チェロ)
 アルカン四重奏団によるベートーヴェン完結!

 録音:2007-2011年カナダ、ケベック

 カナダのアルカン四重奏団によるベートーヴェン弦楽四重奏曲集が完結しました。アルカン四重奏団は2014 年に結成25 年の節目を迎え、音楽史上に燦然と輝くベートーヴェンの傑作を全曲リリース。2007 年から2011 年にかけて録音され初期作品を収録した第1弾(ACD22491)、中期作品を収録した第2 弾(ACD22492)と続けて発売され、今回第3 弾で完結しました。深淵なるベートーヴェンの後期の弦楽四重奏曲。ベートーヴェンの魂に触れるような、凄みのある演奏。4 人の集中力と高度なアンサンブル力が凝縮されています。
 

ACD2 2696
\2100
グリーグ:抒情小曲集
 第1集Op.12【第1曲アリエッタ/ 第5曲民謡】
 第2集Op.38【第1曲子守歌/ 第7曲ワルツ/ 第8曲カノン】
 第3集Op.43【第1曲蝶々/ 第4曲小鳥】
 第4集Op.47
  【第2曲アルバムの綴り/ 第3曲メロディ/
   第4曲ノルウェー舞曲(ハリング)】
 第5集Op.54【第3曲小人の行進/ 第4曲夜想曲】
 第6集Op.57【第2曲ガーデ】
 第7集Op.62【第1曲風の精/ 第4曲小川/ 第6 曲家路】
 第8集Op.65【第4曲サロン/ 第6曲トロルハウゲンの婚礼の日】
 第9集Op.68
  【第3曲あなたのそばに/ 第4曲山の夕べ/ 第5曲ゆりかごの歌】
 第10集Op.71
  【第1曲その昔/ 第2曲夏の夕べ/ 第3曲小妖精/ 第7曲思い出】
ジャニーナ・フィアルコフスカ(ピアノ)
 「生まれながらのショパン弾き」フィアルコフスカが「北欧のショパン」を奏でる

 録音:2014年10月サル・ラウル・ジョバン、パレ・モンカルム、ケベック

 大ピアニスト、ルービンシュタインが「生まれながらのショパン弾き」と称したジャニーナ・フィアルコフスカ。一時は病気療養により演奏活動を中断していましたが、2004 年の復帰以降自国のATMA CLASSIQUE から続々と新録音をリリースしています。
 この度、彼女の代名詞であるショパンではなく、「北欧のショパン」とも称されるノルウェーの作曲家グリーグの抒情小曲集を録音。詩情に溢れ、繊細な感性で描かれたグリーグのピアノのための小品は、気品あふれるエレガントな演奏で定評のあるフィアルコフスカの音楽性にぴったり。グリーグは生涯にわたって数多くの小曲を書き上げましたが、それを集めて出版したのが全66 曲におよぶ『抒情小品集』です。ノルウェーの民俗音楽を題材にしたものなど、グリーグの豊かな抒情性が遺憾なく発揮された代表作です。ここでは全10 巻に分かれた曲集から、フィアルコフスカの心の琴線に触れた作品をピックアップしています。
 

ACD2 2691
\2100
ドヴォルザークの抒情性に満ちた旋律を堪能できる演奏
 ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲
  第3番ヘ短調Op.65
  第4番ホ短調Op.90《ドゥムキー》
トリプル・フォルテ
 【ジャスパー・ウッド(ヴァイオリン)
  エゴール・ジヤチコフ(チェロ)
  デイヴィッド・ジャルバート(ピアノ)】
 録音:2013年10月モントリオール

 カナダを中心に活躍する中堅奏者三人によるピアノ三重奏団トリプル・フォルテ。2012 年に発売されたラヴェル、ショスタコーヴィチ、アイヴズ近代の名ピアノ三重奏曲集(ACD22633) では、三人のバランスの取れた演奏を聴かせてくれました。
 今回はドヴォルザークのピアノ三重奏曲第3 番と第4 番「ドゥムキー」。美しい旋律が次々と繰り広げられ、メロディーメーカーとしてのドヴォルザークの才能が発揮された名曲です。
 特に第4 番「ドゥムキー」はドヴォルザークの生み出す魅力的なメロディが随所に散りばめられた非常に美しい作品です。トリプル・フォルテの懐の深い音楽表現が感傷的なメロディと相まって感動的です。

AUDITE


AU 97693
\2600

スイス・ピアノ・トリオによるベートーヴェン全集第2弾は「幽霊」!
 ベートーヴェン:
  (1)ピアノ三重奏曲第2番 ト長調 Op.1-2
   (I.11’52”+II.9’47”+III.3’43”+IV.7’55”=33’17”)
  (2)ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調「 幽霊」 Op.70-1
   (I .10’42”+II.8’39”+III.8’53”= 28’14")

スイス・ピアノ・トリオ
 【アンジェラ・ゴルベワ(ヴァイオリン)、
  セバスチャン・ジンガー(チェロ)、
  マルティン・ルーカス・ストウブ(ピアノ)】
 セッション録音:(2)2013年11月24-26日、(1)2015年1月11-13日/アッペンツェル(スイス)/PCM 96kHz,24 bit、ディジパック仕様、61’41”

 1998 年に結成され、数々のコンクール受賞歴を誇る実力派のスイス・ピアノ・トリオによるベートーヴェンのピアノ三重奏曲の全曲録音。
 好評の第1弾(AU 97692)に続く期待の第2 弾は、ピアノ三重奏曲第2 番と第5 番「幽霊」です。第5 番の「幽霊」は、第2 楽章の大胆な手法と、その雰囲気から醸し出される神秘的な味わいからその名前が与えられています。第2 楽章とくらべて、前後の第1、3 楽章は中心楽章を両面から支えられるような趣があり、ベートーヴェンらしさも携えた名曲の一つです。名手スイス・ピアノ・トリオでこの名曲を聴くことができるのは非常に喜ばしいことです。
 スイス・ピアノ・トリオは、ベートーヴェンの他にエドゥアルド・フランク(1817-1893)のピアノ三重奏曲集(AU 97690)、チャイコフスキーの「偉大な芸術家の思い出」(AU 92673)、クララ・シューマンのピアノ三重奏(AU 92549)など、質の高い素晴らしい録音をリリースしております!

AVANTI CLASSIC



5414706 10422
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
「怪人ラカトシュ」、まだ生きていた!
 ついに出た!かつてない四季!
  「ヴァイオリンの怪人」ラカトシュ、ヴィヴァルディを弾く!

  (1)カールマーン・チェーキ(b.1962):アルファ
  (2)ヴィヴァルディ:四季
  (3)カールマーン・チェーキ:オメガ
  (4)イリヤ2世(グルジア正教会大主教):アヴェ・マリア
ロビー・ラカトシュ
 (ヴァイオリン、電子ヴァイオリン、ドラム)
イェネー・リステシュ(ツィンバロン)
ドミニク・コルビオ(声/(1)(3)(4))
カールマーン・チェーキ
 (オルガン、鍵盤、シンセサイザー/(1)(3)、
  および「四季」の冬の終楽章)
ガブリエル・ラウファー
 (ヴィブラフォン、ティンパニ、打楽器/(1)(3)(4)、
  および「四季」の冬の終楽章)
カールマーン・チェーキ・ジュニア(ピアノ/(4))
ラースロー・‘ショロス’・リステシュ
 (電子コントラバス/(4))
ブリュッセル室内管弦楽団
 録音:7月6-9日、ブリュッセル、スタジオDada/Surround

 「ヴァイオリンの怪人」ロビー・ラカトシュ、久々の新譜の登場です。
 宮本笑里がテレビ番組(「旅のチカラ」2012 年放送)で訪れたことでも話題となったラカトシュ。自身のルーツであるロマ音楽の伝統をふまえながら様々な音楽を自分のスタイルに取り込む彼のヴァイオリンは、一度聴いたら忘れられない強烈なもの。
 そんなラカトシュが、ヴィヴァルディの「四季」を録音しました!
 これがまた期待を裏切らないラカトシュ節満載で、独奏部の即興はこれでもかというショウマンシップに溢れたもの。
 アンサンブルの仲間もラカトシュに触発されたかのように熱く盛り上がっております。
 ほかにもロマ色濃厚なカールマーン・チェーキの作品、そしてグルジア正教会大主教の作品も入っているというなんとも豪華な内容です。
 ラカトシュ久々の新譜、注目です!
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BIS

BIS SA 2076
(SACD HYBRID)
3枚組2枚価格
\5400→\4990
まさかいきなりの全集!
 ここでオッコ・カムが本格的に復活するとは!
  シベリウス:交響曲全集
オッコ・カム(指揮)、
ラハティ交響楽団
 Disc 1 (77’21”)
  (1)交響曲第1番 ホ短調 Op.39 (I.10”35’+II.9’14”+III.5’32”+IV.12’42”)
  (2)交響曲第4番 イ短調 Op.63 (I.11”16’+II.4’50”+III.11’46”+IV.9’51”)
 Disc 2 (80’26”)
  (3)交響曲第2番 ニ長調 Op.43 (I.9”41’+II.14’26”+III.6’11”+IV.14’23”)
  (4)交響曲第5番 変ホ長調 Op.82 (I.15”08’+II.9’29”+III.9’48”)
 Disc 3 (82’26”)
  (5)交響曲第3番 ハ長調 Op.52 (I.10”11’+II.10’05”+III.8’55”)
  (6)交響曲第6番 ニ短調 Op.104 (I.8”51’+II.6’43”+III.3’26”+IV.9’45”)
  (7)交響曲第7番 ハ長調 Op.105 (22’40”)
 大注目盤。これぞ決定盤!シベリウス生誕150 周年記念、オッコ・カム&ラハティ響によるシベリウス交響曲全集が登場!

 セッション録音:2012年5月(第1番、第3番の第1,2楽章)、2013年1月(第3番の第3楽章、第7番)、2013年5月(第2番)、2014年1月(第5番)、2014年1&2月(第6番)、2014年5月(第4番)/シベリウス・ホール、ラハティ(フィンランド)/5.0 Surround sound、4h 00’13”

 SACD ハイブリッド盤。
 2015 年はシベリウスの生誕150 周年ですが、アニヴァーサリーにふさわしい新録音の登場です。それは、オッコ・カム指揮ラハティ交響楽団によるシベリウス交響曲全曲で一挙全集でのリリースです!
 1999 年に初来日したラハティ交響楽団は、すみだトリフォニーでシベリウス交響曲全曲演奏会を大成功させ、日本でも一躍名を上げました。
 今回の録音は2011 年より当団の音楽祭芸術監督兼首席指揮者となったオッコ・カムとともに2012 年から2014 年まで本拠地シベリウス・ホールで行なったセッションで、この記念すべきアニヴァーサリー・イヤーにリリースすることとなりました。
 2015 年はこのプログラムでの演奏会が続き、9 月の国際シベリウス音楽祭をはじめ、2015 年11 月には待望の来日公演が予定されております。
 フィンランド国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターを務め、1969 年の第1 回カラヤン・コンクールで第1 位となったカム。弦楽奏者出身らしく澄み渡る弦の美しさと統率されたオーケストレーションは見事の一言で、ことに母国フィンランドの作曲家シベリウスの解釈は絶品です。シベリウス・イヤー最大のリリースと言えましょう!

 オッコ・カム(指揮)&ラハティ交響楽団 来日公演情報
 2015年11月23 日(月)14:00〜 札幌コンサートホール Kitara
 2015年11月25 日(水)19:00〜 ザ・ハーモニーホール
 2015年11月26 日(木)19:00〜 東京オペラシティコンサートホール
 2015年11月27 日(金)19:00〜 東京オペラシティコンサートホール
 2015年11月29 日(日)15:00〜 東京オペラシティコンサートホール





旧譜
これもある意味シベリウス・ファンには嬉しかった・・・
ラハティ交響楽団新音楽監督、巨匠オッコ・カム
BISのシベリウスで復活!
BIS SA 1945 (SACD) \2700→\2490


 今から30年前、シベリウスといえばオッコ・カムだった。ヘルシンキ・フィルが来日したときも、松山に帯同してくれなくて本当にがっかりしたことを覚えている。
 1946年、フィンランド、ヘルシンキ生まれ。まさにこれからのシベリウス演奏のすべてを託されたかのような指揮者だった。DGから出ていたベルリン・フィルとの交響曲第2番だってもちろん誰疑うことのない名盤だった。
 しかしいつからだろう、ぷつんとその名を聞かなくなった。今になって調べたら協奏曲録音の伴奏や、超マイナー・レーベルで少し顔を出したりはしていた。そういえば東京のコンサートに行ったとき、彼が在京のオケを振る、というチラシを見たような覚えもかすかにある。
 ただ、正面切って「オッコ・カム、○○を振る!」というようなCDはこの数年まったく出ていなかったと思う。
 そんなとき、BISから登場したのである。新音楽監督となったラハティ交響楽団との演奏が!しかも・・・シベリウス。

 ただこれ以降カム単独のシベリウスは出ていない。

 と書いたが、今回の全集という驚きの新譜へとつながったわけである。


BIS SA 1945
(SACD HYBRID)
¥2700→¥2490
 シベリウス:
  (1)劇付随音楽「テンペスト」序曲/
  (2)同組曲第1番Op.109/(3)同組曲第2番Op.109/
  (4)交響詩「吟遊詩人」Op.64/(5)交響詩「タピオラ」Op.112
オッコ・カム(指)
ラハティ響
[ 録音:2011 年1 月/シベリウス・ホール(ラハティ)]71’41”




 


BIS SA 2161
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
鈴木雅明(指揮)&バッハ・コレギウム・ジャパン
 J.S.バッハの世俗カンタータ第5集

  J.S.バッハ:
   (1)カンタータ「われら心を配り、しかと見守らん」BWV 213
    (岐路にたつヘラクレス)(47’14”)
   (2)カンタータ「とどろけ太鼓、高鳴れラッパ」BWV 214
    (25’20”)
ジョアン・ラン(ソプラノ)
ロビン・ブレイズ(アルト)
櫻田亮(テノール)
ドミニク・ヴェルナー(バス)
鈴木雅明(指揮)
バッハ・コレギウム・ジャパン
 BCJによる世俗カンタータ集第5 弾はクリスマス・オラトリオへの転用も多い2 篇、充実のソリスト陣にも注目

 セッション録音:2014年9月&10月/彩の国さいたま芸術劇場音楽ホール/5.0 Surround sound、73’17”

 SACD ハイブリッド盤。
 BCJ の世俗カンタータの第5 集は「われら心を配り、しかと見守らん」BWV 213 と「とどろけ太鼓、高鳴れラッパ」BWV214 の2 篇です。
 今回も充実ソリスト陣で澄み切った美しい声が魅力のジョアン・ランや実力派バス歌手ドミニク・ヴェルナーなど満を持してのキャスティングです。
 「われら心を配り、しかと見守らん」はザクセン皇太子、フリードリヒ・クリスティアンの誕生日祝賀用の作品です。音楽は、のちのクリスマス・オラトリオの母体のひとつとなっています。
 一方、とどろけ太鼓、高鳴れラッパ」はザクセン選帝侯妃(兼ポーランド妃)マリーア・ヨーゼファの誕生日を祝って上演された音楽劇で、戦いの女神ベローナ、学芸の女神ファーマが登場し、それぞれ王妃を讃える作品です。当作品も主要部分である合唱とアリアは、ほとんどすべてクリスマス・オラトリオに転用されています。
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BIS SA 2071
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
アンドルー・リットン(指揮)&ベルゲン・フィル
 (1)ラフマニノフ:交響曲第2番 ホ短調 Op.27
 (2)リャードフ:魔法にかけられた湖−おとぎ話の絵 Op.62
アンドルー・リットン(指揮)
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団
  セッション録音:(1)2014年6月、(2)2013年6月/グリーグ・ホール(ベルゲン)/5.0 Surround sound、70’54”

 確かリットンのRPOとのラフマニノフ交響曲全集録音は、イギリスの雑誌でラフマニノフ録音史上最高の演奏と絶賛されてました。今回も期待大です。


 SACD ハイブリッド盤。
 BIS レーベルよりリリースを続けているリットン&ベルゲン・フィルによる最新盤は、名曲ラフマニノフの交響曲第2 番とリャードフの魔法にかけられた湖です。
 ペテルブルク音楽院でリムスキー=コルサコフに学び、のち母校で教鞭をとったリャードフ。魔法にかけられた湖 Op.62 は、完成されなかったオペラのスケッチを管弦楽曲の素材として晩年に作曲した作品で、初演は1909 年、チェレプニン指揮によりサンクトペテルブルクで行われました。湖に立つ小波を弦楽器やハープで表現し、美しいメロディが非常に印象的な管弦楽作品です。
 リットン&ベルゲン・フィルによる録音、近年はプロコフィエフに集中的に取り組んでおり、『ロメオとジュリエット』(BIS SA 1301)、フレディ・ケンプとのピアノ協奏曲集(BIS SA 1820)、交響曲第6 番(BIS SA 1994)、交響曲第5 番とスキタイ組曲「アラとロリー」( BIS SA 2124)などBIS レーベルより数多くリリースされております。
 


BIS SA 2074
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ブラウティハムによるモーツァルトピアノ協奏曲全曲シリーズ第9集
 モーツァルト:
  (1)ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 KV.415
   (I.10”15’+II.6’42”+III.8’14”)
  (2)ピアノ協奏曲第11番 ヘ長調 KV.450
   (I.8”57’+II.6’45”+III.5’18”)
  (3)ピアノ協奏曲第8番 ハ長調 KV.246
   (I.7”22’+II.7’07”+III.6’26”)
ロナルド・ブラウティハム
 (フォルテピアノ)
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ
 (指揮)
ケルン・アカデミー
 フォルテピアノ界の鬼才ブラウティハムによるモーツァルトのピアノ協奏曲第9弾!

 セッション録音:2014年7月/ドイッチュラントフンク・カンマームジークザール(ケルン)/5.0 Surround sound、68’28”

 好評を博している世界的フォルテピアノ奏者、ロナルド・ブラウティハムによるモーツァルトのピアノ協奏曲全曲録音シリーズの第9 弾はピアノ協奏曲第13 番 ハ長調 KV.415、ピアノ協奏曲第11 番 ヘ長調 KV.450、そしてピアノ協奏曲第8 番 ハ長調 KV.246 です。今回もブラウティハムらしい快活で明瞭なタッチで明るいモーツァルトを聴かせてくれます。
 楽器はアントン・ワルター(1752-1826)製作のレプリカで2011 年ポール・マクナルティ製作によるフォルテピアノを使用しております。マクナルティ製作の楽器を使用して演奏・録音していることについてブラウティハムは「マクナルティは古い楽器を研究して、それを新しく作り出してくれるという点だけでなく、彼の製作したレプリカを演奏していると、演奏解釈の面でもなんか新しいインスピレーションを得ることができる」と語っており、ブラウティハムがイメージする最善の状態の楽器を使用することで、ごく自然な雰囲気を作り出していることがわかります。
 
BIS SA 2184
(SACD HYBRID)
\2700
わが命の光
 (1)クヌート・ニューステット(1915-2014):
  わたしは、平和をあなたがたに残し Op.43-2(混声合唱のための)
   (2’33”)
 (2)J.S. バッハ:モテット「おおイエス・キリスト、わが命の光」 BWV118
  (8’31”)
 ニューステット:
  (3)恐れることはない Op.146(混声合唱のための)(4’09”)、
  (4)アヴェ・マリア Op.110(ヴァイオリンと混声合唱のための)
   (10’ 55”)
 (5)バッハ:モテット「イエス、わが喜び」 BWV227(20’31”)
 (6)ニューステット:おお十字架よ Op.79(混声合唱のための)(6’06”)
 (7)ニューステット(グレーテ・ペーデシェン編曲):
  不滅のバッハ(1987)(合唱と弦楽オーケストラのための)(4’46”)
グレーテ・ペーデシェン(指揮)
ノルウェー・ソリスト合唱団
(2)(5)(7)アンサンブル・アレグリア
 【マリア・アンゲリカ・カールセン
   (リーダー、ヴァイオリン)、
  ヤン・ベッテルセン(オーボエ)、
  マグダレーナ・オルロフスカ
   (オーボエ)、
  アレッサンドロ・カプロッティ
   (ファゴット)、
  クヌート・ヨハンネセン
   (オルガン)】
 この上ない美しさ。ニューステットの作風に影響を与えたバッハの作品とニューステットの合唱作品!

 セッション録音:2015年2月/リス教会、オスロ(ノルウェー)/5.0 Surround sound、59’00”

 SACD ハイブリッド盤。
 オスロを本拠とするノルウェー・ソリスト合唱団は、1950 年、作曲家クヌート・ニューステットにより創設されました。
 彼らの洞察にもとづく解釈をひろがりのある深い響きに実現した音楽は、高く評価され、ノルウェーと北欧を代表する合唱アンサンブル、ヨーロッパ屈指の室内合唱団に挙げられてきました。1990 年からはグレーテ・ペーデシェンが芸術監督を務め、彼女の個性を映しつつ、ニューステットの目指した「芸術」をさらなる高みへと導く努力を続けています。グリーグの合唱作品集(BISSA 1661)、ブラームスとシューベルトの作品集『秋に』(BISSA 1869)、ヴァーレン、メシアン、ヴェーベルン、ベルクの曲を歌った『屈折』(BISSA 1970)、フィドル奏者のイェルムン・ラーシェンを加えた「ノルウェー民俗音楽の印象」『白夜』(BISSA 1871)、クリスマス・アルバム『バラ』(BISSA 2029)につづく BIS Records の第6 作『わが命の光』は、主に哀悼の音楽で構成され、2014 年12 月8 日に99 歳で亡くなった創設者ニューステットへの「墓碑銘」ともみなされるアルバムとして制作されました。
 収録作品は、ニューステットの代表的作品と彼がボーイソプラノだったオラヴ少年合唱団の時代から親しみ、その後のキャリアに深く関わってきたJ.S. バッハの2 作品とニューステット作曲した5 作品です。
 1957 年に出版された混声合唱のための《3 つのモテット》のうちもっとも広く知られる一作となった『ヨハネの福音書』による《わたしは、平和をあなたがたに残し》。バビロニアに捕らえられたユダヤ人の解放を予言する『イザヤ書』の2 つの章がテクストの《恐れることはない》。『ルカによる福音書』(1 章28 節)の天使ガブリエルによる「受胎告知」をテクストとしたヴァイオリンと混声合唱のための《アヴェ・マリア》。イエス・キリストの体を担い「どの星よりも輝かしい」十字架を讃える聖ヴェナンティウス・フォルトゥナトゥスの詩による《おお十字架よ》。バッハのコラール「甘き死よ来れ」を素材に、和声、歌手の配置、声部の受け継ぎに工夫を凝らし「時間を超越し永遠に生きるバッハ」を印象づけることを試みた《不滅のバッハ》。ラテン語、ドイツ語、英語と異なる言語をテクストに採った、ニューステットの多様なスタイルと技法を示す5 曲が選ばれました。バッハは、ある葬儀のために1736 年から1737 年にかけ作曲されたとされる《おおイエス・キリスト、わが命の光》と、バッハの現存するモテットのうちもっとも長い《イエス、わが喜び》の2 つのモテットです。
 ノルウェー・ソリスト合唱団と共演する弦楽オーケストラ、アンサンブル・アレグリアは、2007 年、ノルウェー国立音楽アカデミーの学生たちによって創設されました。オスロの国立音楽アカデミーとコペンハーゲンの王立音楽アカデミーで学び、2011 年8 月からスタヴァンゲル交響楽団のコンサートマスターを務めるマリア・アンゲリカ・カールセン(1988-)がリーダーと芸術監督。ノルウェーの石油会社スタトイルの主宰するスタトイル・タレント賞をアンサンブルとしては初めて受賞しています。アルバムの録音セッションはオスロのリス教会で行われました。1990年のニューステット・フェアウェルコンサートでノルウェー・ソリスト合唱団が歌った《不滅のバッハ》は、この録音では、ペーデシェン編曲の混声合唱と弦楽オーケストラための版が使われています。



 


BIS SA 2111
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
鈴木雅明がトッカータとフーガを再録音!
 J.S.バッハのオルガン傑作集!

  (1)トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
  (2)パストラーレ ヘ長調 BWV590
  (3)「おお、汝正しくして善なる神よ」によるパルティータ BWV767
  (4)幻想曲 ト長調 BWV572
  (5)前奏曲とフーガ ト短調 BWV535
  (6)「高き天よりわれは来れり」によるカノン風変奏曲 BWV769
  (7)前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548
鈴木雅明(オルガン)
 優秀録音。鈴木雅明がトッカータとフーガを23 年ぶりに再録音!名器マルティン教会のシュニットガー・オルガンを使用したJ.S.バッハのオルガン傑作集!

 オルガン/シュニットガー制作オルガンa'= 465 Hz
 セッション録音/2014年7月フローニンゲン、マルティン教会(オランダ)/5.0 Surround sound、79’26”

 SACD ハイブリッド盤。
 鈴木雅明がトッカータとフーガを含むJ.S. バッハのオルガン傑作集を録音しました!
 1990 年にバッハ・コレギウム・ジャパンを創設して以来、音楽監督として、またバッハ演奏の第一人者として名声を博した鈴木雅明ですが、大バッハのオルガンを集めたアルバムは1991 年以来、実に23 年ぶりの録音となります。
 収録作品は名曲トッカータとフーガ ニ短調 BWV565 をはじめ、パストラーレ ヘ長調 BWV590、幻想曲 ト長調 BWV572、前奏曲とフーガ ホ短調BWV548 などバッハのオルガン傑作がならびます。
 さらに使用楽器はオランダのフローニンゲンにあるマルティン教会のアルプ・シュニットガー制作の名器での録音というのもうれしい限りです。
 カンタータ全曲録音を終え、2012 年6 月に世界的音楽家に贈られる「バッハ・メダル」を受賞した鈴木雅明のバッハは本質に直結したアプローチで、洗練された演奏を聴くことができます。BIS レーベルによる高音質録音で臨場感あふれる演奏をお楽しみいただけます。



 
BIS SA 2175
(SACD HYBRID)
\2700
ソプラノとヴァイオリンで織りなす
 クルターグ作曲の幻想的な「カフカ断章」

  ジェルジ・クルターグ(1926-):
   カフカ断章〜ソプラノとヴァイオリンのための Op.24
    【第1部:19曲/第2部1曲/第3部:12曲/第4部:8曲】(1985)
キャロライン・メルツァー(ソプラノ)
ヌリット・スターク(ヴァイオリン)
 美しきメルツァー、スタークによる演奏!ソプラノとヴァイオリンで織りなすクルターグ作曲の幻想的な「カフカ断章」

 セッション録音:2012年10月/ベルリン/5.0 Surround sound、58’08”

 SACD ハイブリッド盤。
 このディスクにはハンガリーの作曲家ジェルジ・クルターグのソプラノとヴァイオリンのための作品「カフカ断章」が収録されております。
 この作品はフランツ・カフカの詩にクルターグが4 部計40 曲の作品にまとめたもので、クルターグらしい多彩な手法でソプラノとヴァイオリンというユニークな形態で書かれている唯一無二の作品です。
 ソプラノのキャロライン・メルツァーはマンハイムにてルドルフ・ピエルネに師事し若くして才能を開花させました。その後オペラ歌手として活躍し、美声に磨きをかけております。
 一方、ヌリット・スタークは1979 年イスラエル生まれのヴァイオリニストで、これまでにブゾーニ、エネスコのヴァイオリン・ソナタ集(50 2811)、シューマンヴァイオリン・ソナタ集(50 1502)などをリリースしております。



 
BIS SA 2156
(SACD HYBRID)
\2700
マルサリスも演奏!!英女性作曲家ビーミッシュの協奏的作品集
 サリー・ビーミッシュ(1956-):
  (1)歌〜アコーディオンとオーケストラのための協奏曲(2006)
  (2)ア・ケージ・オブ・ダヴス(2007)
  (3)アンダー・ザ・ウィング・オブ・ザ・ロック〜
   アルト・サクソフォンと弦楽のための(2006/2008)
  (4)無謀〜室内オーケストラのための(2012)
  (5)トランペット協奏曲(2003)
(1)ジェイムズ・クラブ(アコーディオン)
(3)ブランフォード・マルサリス(サクソフォン)
(5)ホーカン・ヘルデンベルゲル(トランペット)
(1)-(4)
 ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
(5)ナショナル・ユース・オーケストラ・オブ・スコットランド
マーティン・ブラビンス(指揮)
 現代最高のジャズサクソフォン奏者、ブランフォード・マルサリスも演奏!!英女性作曲家ビーミッシュの協奏的作品集

 セッション録音:2014年8月/ヘンリー・ウッド・ホール(グラスゴー)/5.0 Surround sound、73’56”

 SACDハイブリッド盤。
 BISレーベルが積極的に録音を続けているイギリスの作曲家サリー・ビーミッシュ。今回はアコーディオン、サクソフォン、トランペットのための協奏的作品が収録されました。もともと王立ノーザン音楽大学でヴィオラを学んだビーミッシュは、ラファエロ・アンサンブルのメンバーとして演奏・録音を積極的に行ってきましたが、スコットランドに移ったあとは作曲への関心が強くなり、膨大な数の作品を残しております。とりわけソリストをともなう協奏的作品を得意とし、BIS レーベルからリリースされているヴァイオリン協奏曲、フルート協奏曲(BIS 1601)をはじめ数多く作曲しております。
 今回収録された作品では豪華ソリスト陣にも注目!まず、現代最高のジャズサクソフォン奏者、ブランフォード・マルサリスがアンダー・ザ・ウィング・オブ・ザ・ロックで演奏しております。
 ブランフォードは音楽一家に生まれ、その類まれな才能と感性で演奏活動を続けており来日公演でもおなじみのアーティストです。トランペット協奏曲のソリスト、ホーカン・ヘルデンベルゲルは15 歳でフンメルのトランペット協奏曲でデビューした才能の持ち主で、パリ、ロンドン、ジュネーヴ、ミュンヘンの国際音楽コンクールを制覇し、「地上で最高のトランペット奏者」(タイムズ紙)や「モーリス・アンドレ以来の大器」などと評されています。
 アコーディオンのジェイムズ・クラブはジャンルを超えて活躍しており、同楽器界の逸材として活躍しております。
 ブランフォード・マルサリスは2015 年10 月24、24 日“Jazz meets Classic” with 都響で、小曽根真との共演で来日予定です。



 

BIS SA 2143
(SACD HYBRID)
\2700
ハインリヒ・ハイネの詩による歌曲集
 (1)シューマン:リーダークライス Op.24
  【私が朝起きると/私はやるせない思いで/私は木陰をさまよい/
   いとしい恋人、君の手を/私の悲しみの美しいゆりかご/
   待て、たくましい船乗りよ/山々と城が見下ろしている/
   初めから、私はほとんど生きる気をなくして/
   ミルテとばらの花を待って】
 (2)フランツ(1815-92):15の歌〜失恋
  【素晴らしく美しい五月に Op.25-5 /赤い唇のおとめ Op.5-5 /
   青い若芽Op.20-1 /聖なるラインの流れに Op.18-2 /
   僕の心をひたしたい Op.43-4 /床に就くと Op.37-6 /
   鳴り響き吹きすさぶOp.8-4 /毎晩夢の中で Op.9-4 /
   あの子は今日は来てくれるだろうか? Op.25-4 /
   夕べに森をさまよえば Op.39-4 /失恋 Op.20-3 /
   明るい夏の朝に Op.11-2 /ぼくは夢の中で泣いた Op.25-3 /
   いとしい恋人よ、かわいい手 Op.17-3 /
   私の大きな苦しみから Op.5-1】
 (3)フランツ:8つの歌〜黒い航海で
  【黒い航海で Op.18-6 /海の旅 Op.18-4 /海の上で Op.5-3 /
   海の上で Op.11-5/海の上で Op.25-6 /海の上で Op.6-3 /
   海の上で Op.9-6 /輝く海 Op.39-3】
 (4)リスト:5つの歌
  【ラインの美しき流れに S.272 /
   朝ぼくは起きるとこう問いかけてみる S.290 /
   はじめはぼくはほとんどだめだと思っていたS.311 /
   一本のとうひの木がひとりぼっちで立っている S.309 /
   ローレライ S.273】
クリスティアン・イムラー(バリトン)
ジョルジュ・スタロビンスキ(ピアノ)
 名唱クリスティアン・イムラーがハイネの詩によるシューマン、フランツ、リストの歌曲を歌いあげる!

 セッション録音:2014年9月/バーゼル音楽院(スイス)/5.0 Surround sound、67’35”

 SACD ハイブリッド盤。
 バッハ・コレギウム・ジャパンにも度々登場するバリトン歌手クリスティアン・イムラーがハインリヒ・ハイネの詩による歌曲を録音しました。
 ハイネは1797 年デュッセルドルフ生まれ、1856 年パリ没のドイツの詩人。生涯多くの詩を残したハイネの作品は独特の豊かさと力強さを秘めており、それらの詩に魅了されたブラームス、フランツ、リスト、メンデルスゾーン、シューベルト、シューマン、ヴォルフといった偉大な作曲者がハイネの詩による歌曲を残しました。このディスクにはシューマンのリーダークライス、フランツの作品から23 曲、リストの作品から5 曲が収録されました。
 クリスティアン・イムラーはロンドン・ギルドホール音楽学校で学び、2001 年のナディア&リリー・ブーランジェ・コンクール優勝以来、ソリストとして世界各地の主要なオーケストラや指揮者と共演を重ねています。レパートリーはドイツ歌曲から20 世紀作品まで幅広くのびのある歌唱には定評があります。
 

BIS SA 2119
(SACD HYBRID)
\2700
新しい建築
 (1)エイドリアン・ジョーンズ(1978-):
  新しい建築〜サクソフォンと弦楽のための民謡協奏曲
   【I.ペルニッラのポルスカ―新しい建物のワルツ/
    II.トロルダンス、スプリングレク/
    III. 新しい建物のガンガル―渡り鳥のポルス/
    IV. 新しい建物のガンガル―シリヤンのポルスカ/
    V. 間奏曲―静寂/VI. 終曲のロンド】   
 (2)ダニエル・リード(1977-)(ジョーンズ:オーケストレーション):波紋
 (3)伝承曲(ジョーンズ編曲):巡回裁判所行進曲
ダニエル・リード
 (ソプラノサックス、
  テナーサックス、
  バリトンサックス)
シャネット・エーリクソン(ヴァイオリン)
セルジオ・クリソストモ(ヴァイオリン)
エイドリアン・ジョーンズ(ヴィオラ)
アンナ・ヴァルグレーン(チェロ)
 スウェーデンの若き巨匠、エイドリアン・ジョーンズとダニエル・リードによるコラボレーション・アルバム!

 セッション録音:2015年2月/文化の家、イッテルイェーナ(スウェーデン)/5.0 Surround sound、53’45”

 SACD ハイブリッド盤。
 スウェーデン中部、ダーラナ地方は、スウェーデンの人たちの心の故郷であり、民謡の宝庫とも呼ばれます。このディスクは、フォークミュージックの音楽家、作曲家として活動するエイドリアン・ジョーンズ(1978-)とストックホルムのアカデミーで出会ったダニエル・リード(1977-)とのコラボレーションによるものです。
 ジョーンズは、ダーラナ地方、シリヤン湖を望むレクサンドに生まれました。ストックホルムの王立音楽アカデミーで修士号を取得し、ヤッラルフーン、ボウイング9 といったグループに参加。さまざまなジャンルの音楽家と交流し、活動の幅を広げてきています。
 一方、リードはスウェーデン南東部の小さな村に生まれ、王立音楽アカデミーをはじめとする学校でクラシカル音楽、ジャズと、あらゆるジャンルの音楽を学び、在学中に興味を深めたフォークミュージックの分野に進出。フォークミュージックのジャンルにおけるサクソフォン奏者のパイオニアと呼ばれ、フリーランスのプレイヤー、ワールドミュージック・バンドのゴルバングのメンバー、妻とのデュオなど、精力的な活動を行っております。
 
 「新しい建築」は、ソプラノ、テナー、バリトンの3 種類のサクソフォンが弦楽四重奏と共演する「室内楽形式のフォーク・サクソフォン協奏曲」です。
 ペルニッラ・ヴィルマンに捧げるポルスカの〈ペルニッラのポルスカ―新しい建物のワルツ〉、底抜け大騒ぎするトロルたちの〈トロルダンス〉、ガンガルとフィンスコーゲンのポルスに新しい衣装をまとわせた〈新しい建物のガンガル―渡り鳥のポルス〉、シリヤン湖の風景からインスピレーションを得た羊飼いのポルスカ〈新しい建物のガンガル―シリヤンのポルスカ〉、インスピレーションを与えてくれたモッテン・ハーグストレムへの感謝をこめた〈間奏曲―静寂〉、そして〈終曲のロンド〉。
 パートナーと踊る4 分の3 拍子の「ポルスカ」、ノルウェーとノルウェーの国境と接する地域で踊られるポルスカの一種「ポルス」と「スプリングレク(スプリングライク)」、4 分の2 拍子ないし8 分の6 拍子の「適度に穏やかな速度」のガンガル(歩き踊り)と、いずれもスウェーデンの人たちの生活の根付いた舞曲です。「新しい建築」の曲名は、ウプサラのエルブカーレビューに新しい教会の建築が進められていた時、フィドル弾きのビュス=カッレが、男たちの作業が終わるまでにフィドル曲をふたつ作ってみようかと賭けをし、そのときに生まれた一曲、ポルスカ「建築」に因んでつけられました。

  「波紋」は、ダニエルの妻、ヴァイオリニストのエマ・リードがツアーで留守にしていた、ある雨の日に生まれました。ピアノの側にひとり座り、外の水たまりに雨の雫の落ちる様子を窓から眺めていた……。「エマに寄せるワルツ」。ジョーンズがオーケストレーションを担当しています。
 
 「巡回裁判所行進曲」は、レクサンドの伝承曲による作品です。年に二回、レクサンドの町で開かれる巡回法廷は、厳粛な儀式であり、にぎやかな祝典……。ジョーンズによる編曲は、クニス・カール・アロンソンをはじめとするフィドル弾きが伝えてきた伝承曲の部分と、即興を加え自由に展開する部分から構成されています。




CAVI MUSIC



4260085533398
\2700→\2490
天才キャシー・クリエ(ピアノ)
 20世紀のピアノ作品集

  ベルク:ピアノ・ソナタop.1
  シェーンベルク: 3つのピアノ曲op.11、ピアノ小品集op.33a/33b
  ツィンマーマン:ささやかな小品I&II
  リスト:暗い雲、災厄の星
キャシー・クリエ(ピアノ)

 ルクセンブルクのライジング・スター、キャシー・クリエが弾く20世紀のピアノ作品



 録音:2015年5月ルクセンブルク・フィルハーモニー、室内楽ホール/71’20

 ヨーロッパ・コンサート・ホール協会(ECHO)2015/2016 シーズンのライジング・スターに選出されヨーロッパ各地の主要ホールで公演を行うルクセンブルク出身のピアニスト、キャシー・クリエ。
 これまでにCAvi music からは3 枚のディスクが発売されており、ヤナーチェク:ピアノ作品集(4260085532902)は、レコード芸術で特選盤という好評を得ています。

 20 世紀のピアノ作品集と題した最新盤は、シェーンベルク、ツィンマーマン、ベルク、リストを収録。
 ベルクのピアノ・ソナタは、シェーンベルクのもとで作曲の勉強を開始し、その修行が終わろうとする1907/08 年に書かれた、ベルクの最初の作品番号付きの作品。
 当初は3 楽章のソナタとして構想されていましたが、シェーンベルクの助言もあり単一楽章のソナタとして書き上げられました。そして、その翌年に書かれた師シェーンベルクの3 つのピアノ曲。「十二音技法」の創始者として知られるシェーンベルクですが、この作品は後期ロマン主義から無調へと作曲技法が移行する転換期にあたります。そしてアルバムの中心に据えられ、まさに20 世紀音楽の歴史の中に生きた作曲家ツィンマーマンの「ささやかな小品」。それぞれ8 曲、5 曲から成る組曲で、古典的な組曲の楽曲のほか、「徹夜(不眠)」「イマジネーション」「ヨハン・シュトラウスへのオマージュ」と題された作品も含まれています。
 最後には前衛的かつ宗教的色合いの強いリストの晩年の作品、<暗い雲>と<災厄の星>が収録されています。

 幅広いレパートリーを持つ彼女ならではの選曲で、豊かな叙情とヴァリエーション豊富な色彩的な響きで、それぞれの難曲を弾ききっています。







キャシー・クリエ(P)、Caviのアルバム

4260085 531370
\2700→\2490
キャシー・クリエ(P)/リサイタル
 D.スカルラッティ:
  ソナタ ト短調 K.31、ソナタ ト長調 K.124
 ハイドン:アンダンテと変奏曲 ト短調 Hob.XVII:6
 ショパン:
  ノクターン 第9番 ロ長調 Op.32-1、
  ノクターン 第10番 変イ長調 Op.32-2、
  舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
 アレクサンダー・ミュレンバッハ:ナイト・ミュージック
 デュディーユ:ピアノ・ソナタ
キャシー・クリエ(P)

 店主的にはこのアルバムが一番愛着があります。
 感性がちょっと他の人と違うんです。ショパンのOp.32-1なんてほかの曲になりかけてます。
 繊細で、とんがってて、でも優しい。



 才能あふれる美形ピアニスト、キャシー・クリエは1985年ルクセンブルク生まれ。
 5歳から音楽学校でピアノを学び、1999年からはケルン音楽大学で名教師パーヴェル・ギリロフのもと研鑽を積む。その後ヨーロッパを中心に活動し、ロバート・レヴィンから声をかけられルール・ピアノ・フェスティヴァルに出演、またルクセンブルク室内管弦楽団、ルクセンブルグ・フィルハーモニー管弦楽団のソリストとして演奏し高い評価を得ています。

録音:2007年10月

4260085533084
\2700→\2490
キャシー・クリエが意欲的なプログラムに挑戦!
 
ジャン=フィリップ・ラモー:新クラヴサン組曲集 第2番(第5組曲)
  【トリコテ(ロンドー)/ 無頓着な/メヌエット- 第2メヌエット/
   雌鶏/3連音/ 未開人/エンハーモニック/エジプトの女】

 リゲティ:ムジカ・リチェルカータ

 ジャン=フィリップ・ラモー:クラヴサン合奏曲集からの小品集
  【リヴリ/ 軽はずみ/ 内気(第1ロンドー/ 第2ロンドー)/ おしゃべり】、王太子妃
キャシー・クリエ(ピアノ)
 ルクセンブルクの逸材ピアニスト、キャシー・クリエが意欲的なプログラムに挑戦!

 録音:2013 年11 月、12 月ケルン、ドイッチュラントフンク・カンマームジークザール/64’14

 ヤナーチェクのピアノ作品集でも評判が高い、ルクセンブルクの俊英ピアニスト、キャシー・クリエが、CAvi-music から3 枚目となるアルバムを発売しました。
 今回はフランス・バロックを代表する作曲家で、2014 年は没後250 年の記念の年にあたるジャン=フィリップ・ラモーのクラヴサン作品と、戦後から現在に至るまで現代音楽をリードし続けているジェルジュ・リゲティの「ムジカ・リチェルカータ」を収録。一見なんの共通点もない作曲家でありますが、その時代の先端を行く様式を生み出してきた2 人。
 リゲティの「ムジカ・リチェルカータ」は、11 曲からなる作品。リゲティが当時傾倒していたバルトークの民俗主義と12 音音列を結びつけたもの。第1 曲目はほとんど「ラ」だけで構成され、最後に「レ」があらわれ、各曲に使う音を1 音ずつ増やし、最後に12 音音列に到達します。キャシー・クリエは、リゲティが織り上げた緻密な音世界を見事に再現しています。
 ジャン=フィリップ・ラモーのクラヴサン作品は、典雅な音楽的魅力をたたえながらも、密度の濃い緻密な音楽が繰り広げられています。キャシー・クリエは、近代的な奏法と確かなテクニック、そして斬新な解釈で聴かせてくれます。


 A 25 ans, la pianiste Cathy Krier sest fait un nom au-dela des frontieres luxembourgeoises. (dr) 
4260085532902
(2CD)
\4800→\4390
レコード芸術特選盤
 ヤナーチェク:ピアノ作品集

  CD1:
   草陰の小径にて「第1集」「第2集」, エイ、ダナイ!,
   2つのモラヴィア舞曲, ズデンカ変奏曲
  CD2:
   ピアノ・ソナタ変ホ短調「1905年10月1日の街角で」,
   霧の中で、小品(1877-1927), 思い出,
   カミラ・ステッスロヴァのためのアルバム, モラヴィアの民謡集
キャシー・クリエ(P)
 ルクセンブルクの華!キャシー・クリエのヤナーチェク

 録音:2013 年2 月3 月、ルクセンブルク・フィルハーモニー

 ルクセンブルクのピアニスト、キャシー・クリエによるヤナーチェクのピアノ作品集。
2007 年にCAvi MUSIC からデビューし(4260085531370)、優れた音楽性と豊かな将来性を感じさせるピアニストとして称賛されました。
 第2 弾となる本アルバムは、現チェコ東部のモラヴィア出身のヤナーチェクのピアノ作品です。故郷モラヴィアの想い出を描いた「草陰の小径にて」など、母国の民族音音楽の研究から独自の音楽語法を生み出し、民謡や踊りなどをモチーフにした、民族色豊かな作品が数多く含まれています。
 キャシー・クリエは、ヤナーチェクのピアノ作品を主なレパートリーとして演奏しており、抒情的で色彩豊かな響きに惹かれていると語っています。彼女の演奏は決して民族色を前面に出したものではありませんが、彼女の持つ煌びやかな音色で叙情性を鮮やかに表現し、まるで彩どり豊かなパレットで絵を描いているかのような演奏です。


 
4260085533183
\2700
モーツァルト:弦楽四重奏曲集
 第9番イ長調K.169、
 第18番イ長調K.464、
 第22番変ロ長調K.589
アルミーダ四重奏団
マルティン・フンダ(ヴァイオリン)
ヨハンナ・シュテムラー(ヴァイオリン)
テレサ・シュヴァム(ヴィオラ)
ペーター=フィリップ・シュテムラー(チェロ)
 まもなく結成10周年のアルミーダQ が悲願のモーツァルトを録音!

 録音:2014年8月ブレーメン ゼンデザール/70’28

 ドイツの若手弦楽四重奏団アルミーダ・カルテットの2 枚目のアルバム。来年2016 年は記念すべき10 周年。結成当時から彼らの夢だったモーツァルトの弦楽四重奏曲全23 曲をコンサートで披露する予定です。
 それに先立ち、3 曲をセレクトして録音しました。明るく瑞々しい感性に溢れる第9 番、ベートーヴェンが好んだという「ハイドン・セット」に含まれる第18 番、フリードリヒからの依頼で作曲された「プロイセン四重奏曲」と呼ばれている、モーツァルト最晩年の第22 番。アルミーダ・カルテットの美しいアンサンブルと生き生きとした音楽で、爽やかな余韻を残すような演奏です。
 2006 年共にアルテミス・カルテットの下で学んだ4人によって結成。第61 回ミュンヘン(ARD)国際音楽コンクールで優勝。2011 年には第66 回ジュネーブ国際コンクールでリゲティの弦楽四重奏曲第1番『夜の変容』を演奏し、聴衆賞を獲得した、注目の若手カルテットです。カルテット名は、弦楽四重奏の父ハイドンの最も成功したオペラの一つ『アルミーダ』から付けられました。
 

4260085533336
\2700
マルクス・シェーファーによる2 つの「美しき水車小屋の娘」
 ルートヴィヒ・ベルガー:室内遊びに基づく連作歌曲「美しき水車小屋の娘」Op.11(1818)
 シューベルト:美しき水車小屋の娘 D795
マルクス・シェーファー(テノール)
トビアス・コッホ(フォルテピアノ)
 79’05
 フォルテピアノ:ヨハン・フリッツ、ウィーン1830

 リリック・テノールのマルクス・シェーファーと時代楽器の名手トビアス・コッホによる二つの「美しき水車小屋の娘」。
 18 世紀末頃パイジェッロのオペラ「水車小屋の娘への恋」がドイツ各地で大ヒットし、同テーマで様々な作品が作られるほど流行しました。原詩を書いたヴィルヘルム・ミュラーが親しかったシュテーゲマン家では歌芝居が催され、メンデルスゾーンも教えていたサロンの一員であったルートヴィッヒ・ベルガーが作曲を担当。今回が世界初録音となります。
 一方シューベルトは友人宅でミュラーの詩集を手にし、すぐに創作にかかったということです。修業の旅に出た若い粉職人が,美しい水車小屋の娘に恋する場面が広がるような、マルクス・シェーファーのよどみない美しい声が印象的です。ここでは、トビアス・コッホが、作曲者の生きた時代のフォルテピアノを使って共演しています。
 


4260085533343
\2700→\2490
シュパヌンゲン音楽祭アンサンブルによる
 マーラーの交響曲第4番の室内アンサンブル版

  マーラー:交響曲第4番ト長調
   (エルヴィン・シュタイン編/室内アンサンブル版)
シュパヌンゲン音楽祭アンサンブル
クリスティアーネ・エルツ(ソプラノ)
クリスチャン・テツラフ(ヴァイオリン)
ベンジャミン・ベイルマン(ヴァイオリン)
フオルカー・ヤコブセン(ヴィオラ)
ターニャ・テツラフ(チェロ)
アロイス・ポッシュ(コントラバス)
マリー=クリスティーヌ・ ジュパンチッチ(フルート)
ブランカ・グレイスナー(オーボエ)
シャロン・カム(クラリネット)
マリオ・ヘリング(ピアノ)
諸岡亮子(ハーモニウム)
ハンス=クリスチャン・ショス・ソーレンセン(打楽器)
ディルク・オッフェルダー(打楽器)
 現代の名手が集結したシュパヌンゲン音楽祭アンサンブルによるマーラーの交響曲第4番の室内アンサンブル版

 録音:2014年6月10日 シュパヌンゲン音楽祭、ライヴ/52’31

 ラルス・フォークトが主催するシュパヌンゲン音楽祭。1998 年の開始から毎年趣向を凝らした演目で聴衆を沸かせています。このディスクは2014 年音楽祭ライヴからクリスチャン・テツラフ、ターニャ・テツラフ、シャロン・カムらで結成されたシュパヌンゲン音楽祭アンサンブルによる演奏で、マーラーの交響曲第4 番の室内アンサンブル・ヴァージョンが収録されています。
 エルヴィン・シュタインによって編曲された交響曲第4 番の室内楽版は、シェーンベルクと弟子たちによって運営されていた「私的演奏協会」のために編曲されました。保守的なウィーン楽壇への挑戦として1918 年に設立された「私的演奏協会」は、ブルックナーやヨハン・シュトラウスなどの興味深い作品の編曲が演奏されており、その中にはマーラーの作品も含まれていました。交響曲第4 番は、マーラーの11 曲の交響曲の中でも人気の高い曲の1つです。ソプラノ、フルート、オーボエ、クラリネット、2 本のヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ピアノ、打楽器、ハルモニウムのために編曲され、マーラーの音世界を見事に表現しています。
 
4260085533350
\2700→\2490
クリスチャン&ターニャ・テツラフ、アルトゥール・ピサロ
 哀惜の念が込められた「悲しみの三重奏曲」
  忘れがたい印象を与える演奏が登場!

   ラフマニノフ:
    ピアノ三重奏曲第2番ニ短調Op.9「悲しみの三重奏曲」
クリスチャン・テツラフ(ヴァイオリン)
ターニャ・テツラフ(チェロ)
アルトゥール・ピサロ(ピアノ)
 録音:2014年6月12日 シュパヌンゲン音楽祭、ライヴ/49’21

 2014 年シュパヌンゲン音楽祭のライヴ録音。ラフマニノフが初期に作曲した2 つのピアノ三重奏曲「悲しみの三重奏曲」は室内楽作品の中でも人気が高く、チャイコフスキーに影響をうけており、第2 番はチャイコフスキーの死を悼んで1893 年に作られました。チャイコフスキーの「偉大なる芸術家の思い出」へのオマージュのようなモチーフもあり、悲痛な雰囲気の中に美しい抒情を湛え、最後は消え入るように終わります。ポルトガル出身、アルトゥール・ピサロの雄弁で風格のあるピアノ、クリスチャン&ターニャ・テツラフによる明瞭で繊細な美しさが調和した心惹かれる演奏を聴かせてくれます。

CHALLENGE CLASSICS



CC 72553
(2SACD HYBRID)
\3800→\3490
ショーンヴァント(指揮)&オランダ放送室内フィル
 シューマン:交響曲全集+@

 [CD1]
  交響曲第1番 変ロ長調 op.38「春」[30:17]
  交響曲第2番 ハ長調 op.61 [34:56]
  バッハの名による6つのフーガ op.60-6(1845)
   (ヘンク・デ・フリーヘルによるオーケストラ編曲版、2007年)[7:23]
 [CD2]
  交響曲第3番 変ホ長調 op.97「ライン」[31:26]
  交響曲第4番 ニ短調 op.120 [23:09]
  交響曲 ト短調(ツヴィッカウ交響曲)[17:32]
ミカエル・ショーンヴァント(指揮)
オランダ放送室内フィルハーモニー
 ショーンヴァントによるこだわりのシューマン交響曲全集、第4番は初稿を採用。ツヴィッカウ交響曲も収録

 録音:2012年4月16-20日(1, 4番)、2012年6月5-9日(2, 3番)、2012年8月(フーガ、ツヴィッカウ交響曲)/multichannel

 シューマンの交響曲全集。第4 番は1841 年の初稿を採用。初稿の第2 楽章の編成で、シューマンは当初ギターを伴奏楽器として導入しようとしていました(シューマンはすぐにこれをとりやめましたが)。また、現在一般に演奏される改訂版とはテンポ指示が明らかに違うものもあり、そうした違いを感じながら聴くのも楽しみのひとつかもしれません。シューマンの生地ツヴィッカウの名も冠せられたト短調交響曲は、1832 年、シューマンの20 代前半の作。法律の勉強をやめ、音楽に専念、ヴィルトゥオーゾ・ピアニストを志すも手の故障で断念。バッハ、ハイドン、モーツァルト、そしてベートーヴェンの作品を具に研究し、ピアノでの作曲を始めた後、初めて書いたオーケストラ作品です。シューマンの才能はそこかしこに認められるものの、まだ不十分な部分もあり、自身もそれを認識していたのか、1833 年にツヴィッカウで何度か演奏される機会はあったものの、最終的には未完となっている交響曲です。若きシューマンの息吹を感じる演奏です。さらに、シューマン唯一のオルガン作品「バッハの名による6 つのフーガ」のオーケストラ編曲版も含む興味深いプログラムです。編曲を手がけたのは、ヘンク・デ・フリーヘル。ワーグナーのリングをオーケストラに編曲した「オーケストラル・アドヴェンチャー」でも一躍話題となった、打楽器奏者でもあるフリーヘル。シューマンの二重フーガをどのように料理したか、注目です。
 ショーンヴァントは1953 年コペンハーゲン生まれ。ベルリン交響楽団(首席指揮者/ 1992-1998)、モネ劇場(首席客演指揮者/ 1984-87)、デンマーク国立放送交響楽団(首席客演指揮者/ 1987-2000)、ロイヤル・フランダース・フィルでも首席客演指揮者を務め、現在はシュトゥットガルト州立劇場の首席客演指揮者を務めています。デンマーク王立歌劇場で上演したワーグナーの『指環』、通称「コペンハーゲン・リング」(2006 年)でも話題となり、他にもとりわけオペラ・シーンで活躍する一方、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルをはじめ、LSO とはブレンデルとのベートーヴェン:ピアノ協奏曲シリーズを手がけるなど、世界で幅広く活躍しています。
 


CC 72584
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
ガフィガンの真骨頂。
 こんなにリズミカルなプロコフィエフがあったとは!

  プロコフィエフ:
   (1)交響曲第3番ハ短調Op.44
   (2)交響曲第4番ハ長調Op.47(原典版)
ジェイムズ・ガフィガン(指揮)
オランダ放送フィル
 録音:2013年11月5-6日 2014年5月6-8 日◆MCOスタジオ5(ヒルフェルスム)/multichannel、57’ 42”

 SACD ハイブリッド盤。ルツェルン交響楽団の首席指揮者を務めるかたわら、世界中のオーケストラに客演して注目されるアメリカの若手ジェイムズ・ガフィガンが、プロコフィエフの交響曲に挑戦しました。
 プロコフィエフの交響曲第3 番は1928 年の作で、歌劇「炎の天使」の素材が用いられています。プロコフィエフの魅力が最もあふれるアヴァンギャルド時代のもので、さながら今日のパンクロックのような過激さと生命力に満ちています。2 年後の交響曲第4 番は、ストラヴィンスキーの「詩篇交響曲」、ルーセルの交響曲第4 番、ヒンデミットの「弦楽と金管のための協奏音楽」とともにボストン交響楽団50 周年記念として委嘱された作品。バレエ音楽「放蕩息子」の素材が用いられていますが、交響曲第3 番のような過激さが大分薄れてシンプルな印象を受けますが、当時「プロコフィエフ調」を期待していた聴衆をがっかりさせたといいます。そのためソ連帰国後の1947 年に大改訂を施し、25 分のものを40 分の大作にしてOp.112 という番号を与えました。今日演奏されるのは改訂版が多いですが、オリジナル版はモーツァルトを思わす煌めきと簡潔さで、はるかに新鮮と言えます。
 ガフィガンの演奏でまず驚かされるのは、はつらつとしたリズム感。プロコフィエフの音楽に最も必要なもので、作品をより魅力的に見せてくれます。本物ののプロコフィエフ指揮者の出現で、他の作品も非常に待ち遠しい限り。
 ジェイムズ・ガフィガンは1979 年生まれ。2004 年のショルティ国際指揮コンクールで優勝したのを皮切りに、世界の名だたるオーケストラと演奏。2011 年には「ボエーム」でウィーン国立歌劇場デビュー、その後も「ドン・ジョヴァンニ」で再登場、さらにグラインドボーンでも指揮するなど、オペラでも世界にその名を着実に広めています。


旧譜
ジェームズ・ガフィガン、ルツェルン響を率いてのドヴォルザーク

仏HM
HMC 902188
\2700→\2490
ジェームズ・ガフィガン&ルツェルン響
 ドヴォルザーク(1841-1904):
  1-4. 交響曲第6番 ニ長調 op.60 B112
  5-9. 組曲「アメリカ」 イ長調 op.98B B190
   (原曲:ピアノ独奏曲/作曲者自身による管弦楽編曲)
ジェームズ・ガフィガン(指揮)
ルツェルン交響楽団
 若手注目指揮者、ジェームズ・ガフィガン、ルツェルン響を率いてのドヴォルザークの登場

 アメリカの若手指揮者ジェームズ・ガフィガン。ルツェルン交響楽団とのHMF 第2 弾は、ドヴォルザーク。ブラームスやベートーヴェンの影響も強く感じられる、ロマン色濃厚な第6 番。ガフィガン率いるルツェルン響の面々の活き活きとした表情が印象的な好演。第3 楽章のフリアントの激しいリズムもきまっています。
 組曲「アメリカ」はもとはピアノ作品。「アメリカ」という副題は最近になってつけられたものです。1894 年春に作曲され、翌年、ドヴォルザークが祖国に戻る直前に管弦楽用に編曲されました。アメリカ先住民とアフリカ系アメリカの音楽といった素材を、ボヘミアのアクセントで巧みに味付けし、非常に親しみやすい組曲となっています。
 ルツェルン交響楽団は、1806 年に創立されたスイス最古のオーケストラ。現代音楽演奏でも非常に高い評価を得ており、これまでにもグバイドゥーリナやシチェドリン、ファジル・サイ、デュサパンやダルバヴィー、リームなどに作品を委嘱して演奏もしています。
 ジェームズ・ガフィガンは、1979 年生まれのアメリカの指揮者。2004 年のショルティ国際指揮コンクールで優勝したのを皮切りに、世界の名だたるオーケストラと演奏、2011/12 のシーズンからルツェルン交響楽団の首席指揮者、およびオランダ放送フィルや、ケルン・ギュルツェニヒ管などで首席客演指揮者を務めています。2011/12 には「ラ・ボエーム」でウィーン国立歌劇場デビュー、その後も「ドン・ジョヴァンニ」(2012/13) で再登場、さらにグラインドボーンでも指揮するなど、オケ作品のみならずオペラ作品でも世界にその名を着実に広めています。リームの作品集(HMC 902153)でも高い評価を得ており、緻密な指揮ぶりが光ります。



 


CC 72655
(2CD)
特別価格 \2800→\2590
ブリテン:弦楽四重奏曲集(全集)
 [CD1]
  1. 3つのディヴェルティメント
   〔1. マーチ 2. ワルツ 3. ブルレスク〕
  2. 弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 op.25
 [CD2]
  1. 弦楽四重奏曲第2番 ハ長調 op.36
  2. 弦楽四重奏曲第3番 op.94
ブロドスキー弦楽四重奏団
 イギリスの名門ブロドスキー弦楽四重奏団によるブリテンの弦楽四重奏曲全曲がセットに!

 録音:2001年5月10-11 日/12月10-12日

 イギリスの名門、ブロドスキー弦楽四重奏団が2001 年に録音したブリテンの弦楽四重奏曲がセットで登場。
 ブロドスキー弦楽四重奏団は1972 年に設立。シューベルト、ベートーヴェン、チャイコフスキー、シェーンベルク、ツェムリンスキー、バルトークらの弦楽四重奏曲全曲も録音をしている世界最高峰の団体のひとつ。
 (チェロ以外は)立って演奏するスタイル、イッセイ・ミヤケの衣装の着用、さらにビョークやエルヴィス・コステロなどとのコラボなど、柔軟なスタイルによる活動で常に注目を集めています。
 このブリテンは結成30 年を目前にした時期に録音したお国ものというだけあって、抜群の集中と高い完成度を誇った名録音となっております。
 

CC 72684
\2500
ピーター・オース、スクリャービン&ラフマニノフ
 スクリャービン:24の前奏曲 op.11(全曲)
 ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第1番 ニ短調 op.28
ピーター・オース(ピアノ)
 ルドルフ・ゼルキンの弟子、ピーター・オース、スクリャービン&ラフマニノフ

 録音:2014年3月

 ピーター・オースはアメリカ出身、1978 年からルドルフ・ゼルキンのもとで学んだというピアニストです。
 このCD に収録されているスクリャービンのプレリュードに関して、ジーナ・バッカウアーの実演を6 歳の時にカーネギーホールで聴き、自分はピアニストになる、と決意したというオース。幼いころから温め続けたスクリャービンの前奏曲、ゆるぎない解釈で弾き切っています。

CLAVES



50 1501
\2700→\2490
ありそうでなかった、ブルッフの「スウェーデン舞曲集」連弾版が初登場。
 4手による舞曲集

 (1)グリーグ:ノルウェー舞曲集Op.35(全4曲)
 (2)ハンス・フーバー:ルツェルン湖よりOp.47(全10曲)
 (3)ヘレナ・ヴィンケルマン:3つのスイス舞曲 (2013)
 (4)ブルッフ:スウェーデン舞曲集Op.63(全15曲)

 (5)グリーグ:ワルツ=カプリスOp.37(全2曲)
クリスティアーヌ・ボーム=サングラール&
 ダナ・チョカルリエ(ピアノ・デュオ)
 
 録音:2015年1月4-7日/エルネスト・アンセルメ・スタジオ(ジュネーヴ)/DDD、70’ 08”、デジパック仕様

 ブルッフの「スウェーデン舞曲集」は、ドイツの出版社ジムロックがブラームスの「ハンガリー舞曲」、ドヴォルザークの「スラヴ舞曲」の大ヒットの柳の下のドジョウを狙って1892 年に作らせました。
 原曲はヴァイオリンとピアノ用で、ブルッフはピアノ4 手版とオーケストラ版も作りましたが、今日はもっぱらオーケストラ曲として知られています。何故か全く知られていない連弾版全15 曲が初めて日の目を見ました。
 ブルッフといえば甘美なヴァイオリン協奏曲や「コル・ニドライ」のような弦楽作品に名作が多数ありますが、「スウェーデン舞曲集」の連弾版は親しみやすく効果満点。このアルバムを聴けば、もっと普及するはずと申せましょう。
 スイス出身のハンス・フーバー(1852-1921) の美しいレントラー集「ルツェルン湖にて」も嬉しい登場。全10 曲から成り、ブラームス風の落着いたたたずまいが秋の夜長にぴったり。
 クリスティアーヌ・ボーム=サングラールはスイス出身。ヌーシャテルとウィーンで学び、室内楽でも活躍。ダナ・チョカルリエはルーマニア出身。ドミニク・メルレやジョルジュ・プルーデルマッハーに師事。両者がリズム感あふれる演奏を繰り広げます。
 
50 1606
\2700→\2490
シュテファン・ゲンツ、伴奏はミシェル・ダルベルト!
 シューベルト:歌曲集「冬の旅」 D.911

  (1. お休み/ 2. 風見の旗/ 3. 凍った涙/ 4. かじかみ/
   5. 菩提樹/ 6. あふれる涙/ 7. 川の上で/ 8. 回想/
   9. 鬼火/10. 憩い/ 11. 春の夢/ 12. 孤独/ 13. 郵便馬車/
   14. 霜おく頭/ 15. からす/ 16. 最後の希望/ 17. 村で/
   18. あらしの朝/ 19. 幻覚/ 20. 道しるべ/ 21. 宿屋/
   22. 勇気/ 23. 幻の太陽/ 24. 辻音楽師)
シュテファン・ゲンツ(バリトン)
ミシェル・ダルベルト
 (ピアノ;ベーゼンドルファー)
 新の決定盤が登場!名唱シュテファン・ゲンツがミシェル・ダルベルトと冬の旅を録音!

 セッション録音:2010年10月18-21日/テイエ・ファン・ゲースト・スタジオ(ドイツ)/DDD

 ドイツを代表するバリトン歌手シュテファン・ゲンツがシューベルト弾きとしても名高いピアニスト、ミシェル・ダルベルトと「冬の旅」を録音しました。
 ゲンツは1973 年ドイツ、エアフルト生まれ。ライプツィヒ及びカールスルーエ音楽大学で学び、1994 年のブラームス国際コンクール優勝を皮切りに数々の国際コンクールで入賞しドイツを代表するバリトン歌手としての確固たる地位を築きました。
 ゲンツを有名にさせたのはこの「冬の旅」です。それは1997 年のシューベルティアーデ音楽祭にてトーマス・ハンプソンの代役としてゲンツが登場し、この「冬の旅」を熱唱し話題となりました。シューベルト晩年の音楽の深さを見事に表現した歌唱には脱帽です。さらにシューベルトの作品を最も得意とし歌曲に対して深い理解があるミシェル・ダルベルトの伴奏によりこの作品の魅力を最大に引き出しております。「冬の旅」の新の決定盤が登場です!







2年前に久しぶりに登場したダルベルトの新作
あれからもう2年経った。

SONY
8888373302-2
(2CD)
\2800→\2590
久しぶり!ミシェル・ダルベルト
 /プレイズ・リスト、スクリャービン

リスト:
 『バラード第2番 ロ短調』『「超絶技巧練習曲集」より第10, 11, 12番』
 『「ノルマ」の回想』,
スクリャービン:
 『ピアノ・ソナタ第3番 嬰ヘ短調Op.23』『2つの詩曲Op.69』
 『ピアノ・ソナタ第9番「黒ミサ」Op.68』『詩曲「焔に向かって」Op.72』
ミシェル・ダルベルト(P)
 フランスの巨匠ピアニスト、ダルベルトによる久々の新録音の登場です。
 2011年、リヨンでライヴ録音されたリストとスクリャービンのプログラムによるリサイタルです。1955年パリに生まれ、12歳の時にアルフレッド・コルトーの愛弟子ヴラド・ペルルミュテールに紹介され、68年パリ国立高等音楽院のペルルミュテールのクラスに入学。1975年のクララ・ハスキル・ピアノ・コンクールで優勝し、1978年リーズ国際ピアノ・コンクールで優勝。数多くのレコーディングを行ってきました。
 2004年にリリースされた「リゴレット−リスト編曲〜ヴェルディ、ワーグナー/トランスクリプション」は、グラモフォン、ディアパソン、クラシックFMなど海外各誌で絶賛されました。
 今回もテクニックだけでなく、磨き抜かれた透明な音による品格が漂う精神性溢れる演奏で、彼が卓越した芸術家であることを認識させる見事な演奏が繰り広げられています。2013年11月来日予定。
【録音】2011年11月, リヨン、サル・モリエール[デジタル:ライヴ]



 
50 1511
\2700
ヴィオラの俊英、コーザによるヴィオラ版にシューマンとブラームス
 (1)シューマン(ブルーノ・ジュランナ編曲):幻想小曲集 Op.73
 (2)同(エットーレ・コーザ編曲):F.A.E ソナタより間奏曲
 (3)同(同編曲):アダージョとアレグロ Op.70
 (4)同(同編曲):3つのロマンス Op.94
 (5)ブラームス(エットーレ・コーザ、ボリス・ベルマン編曲):
  チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op.38
エットーレ・コーザ(ヴィオラ)
ボリス・ベルマン
 (ピアノ;Steinway & Sons)
 セッション録音:2013年10月18-20日/イェール大学/DDD

 数々のヴィオラ編曲録音でも有名なヴィオラ奏者エットーレ・コーザ。最新アルバムではシューマンとブラームスを取り上げました。F.A.E ソナタ、原曲はシューマンがディートリヒとブラームスとともに作曲した4 楽章構成のヴァイオリン・ソナタで、シューマンは間奏曲とフィナーレを作曲しました。この間奏曲は後にシューマンのヴァイオリン・ソナタ第3 番の第3 楽章に転用されております。
 最後に収録されたのはコーザお得意のブラームスで今回は共演のボリス・ベルマンとともにチェロ・ソナタ1 番を編曲しました。
 ナポリ生まれのコーザは、生地の音楽院でフランカヴィッラにヴァイオリンとヴィオラを師事した後、メニューインとリジーにも学んだヴィオラ奏者です。Claves レーベルより自らも編曲を手がけたヴィオラ編曲小品集(50 2609)、ブラームスのヴィオラ・ソナタ集(50 2802)がリリースされております。

COVIELLO CLASSICS



COV 91508
(SACD HYBRID)
¥2600→\2390
ボストック、2013年の新録音は「幻想」
 (1)ウェーバー(ベルリオーズ編):舞踏への勧誘
 (2)ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14
ダグラス・ボストック(指揮)
アルゴヴィア(アールガウ)・フィル
 ボストックのイギリス風「幻想交響曲」

 録音:2013年6月2-4日/ベーレンマッテ・ズール(スイス)(ライヴ)/Multichannel、62’ 03”


 ボストックは1955年イギリスのチェシア州ノースウィッチ生まれ。イギリスとドイツで音楽学と指揮法を学び、ボールトとトラヴィスに師事。
 チェコ室内フィル、ミュンヘン響、アールガウ響、などの首席/常任指揮者を務め、日本にも何度も来日。東京佼成ウィンドオーケストラの常任指揮者を務めつつ、東京芸術大学で指導も行なっている。
 ただ、CD界でのボストックはとにかく「初録音魔」として知られる奇才である。
 その録音タイトルには多くの「世界初」が並ぶ。
 とにかく何か新しいことをやらないと気がすまない。演奏自体は案外穏健なのものだが、珍しい作品や版をきっちりと聴かせてくれる分には申し分ない。まったく目の離せない御仁。
 そのボストックが一体どういうわけか今回幻想交響曲を録音・・・ただですむはずがない、というのはかんぐりすぎか。
 


 SACD ハイブリッド盤。
 東京佼成ウインドオーケストラの首席指揮者や、東京藝術大学で教鞭をとるなど、日本と縁の深いダグラス・ボストック。珍しいオーケストラ曲の世界初録音で知られる彼が、今回は名作中の名作、ベルリオーズの幻想交響曲に挑戦しました。あえて母国イギリス文学に基づく「ロメオとジュリエット」や「イタリアのハロルド」を選んでいないところに、ボストックの自信が伺えます。
 カップリングはウェーバーのピアノ曲「舞踏への勧誘」のベルリオーズによる華麗な管弦楽版。この2 篇を並べると、音楽がよく似ていて、ベルリオーズがいかにウェーバーの影響を受けていたかを実感させてくれます。
 ボストックが指揮すると、ベルリオーズが意外にもホルストの音楽のように聴こえるのが興味津々です。



ボストックの膨大なカタログから
SCANDINAVIANレーベル

220559
\1300
ホルスト:
 交響曲「コッツウォルド丘陵」 Op. 8
 組曲第2番
 バレエ音楽「どこまでも馬鹿な男」
 スケルツォ
ダグラス・ボストック(指揮)
ミュンヘン交響楽団
 ボストックの代表盤といえばホルストになるか。珍しく、しかも名曲、しかも堅実なる名演。いうことなし。
 

220593
\1300
ランゲミュラー:交響曲第1番/第2番 ダグラス・ボストック(指揮)
ホヘミア室内フィルハーモニー管
 ひっそりとたたずむ歌曲やピアノ曲が高い人気を誇るランゲ=ミュラー。最近復興の兆しがある。
 ほとんど独学でオペラ、管弦楽曲、劇場音楽、合唱作品、200以上の歌曲、ピアノ曲など広範囲の曲を書いた。生涯ひどい頭痛に悩まされたせいか、その作品は内向的でメランコリック。大規模な作品は冗長感があるとされるが、その中でこの交響曲は彼の密やかな代表作で、交響曲マニアには人気が高い。ボストックのこの演奏が世界初録音だったはず。

 

COV 91510
(SACD HYBRID)
¥2600
世にも不思議な響きのアンサンブル
 (1)バーンスタイン(ハーモン編):「キャンディード」序曲
 (2)アルベニス(シンドル編):
  スペイン組曲〜アラゴン/グラナダ/アストゥーリャス
 (3)マーク・グレントワース(ビラプリニョ編):ブルース・フォー・ギルバート
 (4)アレン・ショーン(シンドル編):3つのダンス・ポートレート
 (5)ガーシュウィン(シンドル編):ラプソディ・イン・ブルー
ブルー・チェンバー・クヮルテット
 【ユリア・バルタ(Pf)、
  アンゲリカ・ジマン(Hp)、
  ホルガー・ミハルスキ(Cb)、
  トーマス・シンドル(Vib)】
 録音:2015年2月13-17日/シュトックフィッシュ・スタジオ(ノルトハイム)/Multichannel、53’ 23”

 SACD ハイブリッド盤。
 ピアノ、ダブルベース、ヴィブラフォンという組み合わせはジャズを思わせますが、グランドハープが入ることで、世にも妙なる異次元的音響を産みだします。
 ヴィブラフォン界の人気作、グレントワースの「ブルース・フォー・ギルバート」が入っているのも嬉しい限り。ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」も、冒頭のクラリネットのグリッサンドをヴィブラフォンが受け持ち、最高のカッコ良さ。ハープとヴィブラフォンが何とも涼しげな響きを醸し、酷暑に最適なアルバムです。

CSO RESOUND



CSOR 9011501
(2CD)
\3400→\3090
ムーティ指揮シカゴ響音楽監督就任記念ライヴ、
 ベルリオーズの「幻想」&「レリオ」

  ベルリオーズ:
   ・幻想交響曲op. 14
    I.夢、情熱15:19 II.舞踏会6:46 III.野の風景16:07
    IV.断頭台への行進6:40 V.ワルプルギスの夜の夢9:56
   ・レリオ(または「生への回帰」)op. 14b
    語り2:32 ‐ I.漁師(テノール独唱とピアノ伴奏)6:22 ‐
    語り2:22 ‐ II.亡霊の合唱(管弦楽と合唱)5:48 ‐ 語り3:36 ‐
     III.山賊の歌(バリトン独唱、男声合唱と管弦楽)4:19 ‐
    語り1:46 ‐ 幸福の歌(テノール独唱と管弦楽)6:26 ‐
    語り1:46‐ Vエオリアン・ハープ−思い出(管弦楽)3:57 ‐
    語り5:08 ‐ VIシェイクスピアの「テンペスト」にもとづく幻想曲
     (管弦楽と合唱)14:18‐
    語り0:49 ‐コーダ1:05(語りと管弦楽)
ジェラール・ドパルデュー(語り)
マリオ・ゼッフィリ(テノール)
カイル・ケテルセン(バス=バリトン)
シカゴ・シンフォニー・コーラス
デュアイン・ウルフ(合唱指揮)
シカゴ交響楽団
リッカルド・ムーティ(指揮)
 超強力盤&超優秀録音。
 巨匠ムーティ指揮シカゴ響音楽監督就任記念ライヴ、名優ドパルデューによる圧巻のナレーション、ベルリオーズの「幻想」&「レリオ」

 録音:2010年9月23、24、25 & 28日/シカゴ・オーケストラ・ホール(ライヴ)/DDD、ステレオ、54’48、59’54

 ベルリオーズの「幻想交響曲」は、「ある芸術家の生活のエピソード」という標題のもとに書かれた二部作の第一部にあたり、「レリオ」はそれに続く完結篇として1831 年に完成しています。
 このアルバムは、リッカルド・ムーティが2010 年9 月のシカゴ響音楽監督就任記念コンサートで、1832 年の「レリオ」初演時と同じく「第一部、第二部として通しで演奏するように」というオリジナル・コンセプト通りに演奏したライヴ録音からのCD 化です。

 大女優ハリエット・スミスソンへの熱狂的な恋愛感情と失恋の痛手が作曲の動機付けとなった「幻想交響曲」と同様に、ベルリオーズ自身の個人的体験が「レリオ」の成立に直接的な影響を及ぼしています。それは、ローマ大賞の作曲コンクール優勝と「幻想交響曲」初演の成功という絶頂から一転、フィアンセで新進ピアニスト、カミーユ・モークに婚約破棄を通告されて逆上し、その殺害を図ったというあまりに劇的で驚くべきもの。
 抒情的独白劇「レリオ」を構成する6 曲は、第1 曲が1828 年頃の歌曲、第2 曲が1829 年のローマ大賞コンクール用カンタータ「クレオパトラの死」第2 曲「瞑想」、第3 曲が1829 年頃の歌曲の改作、第4 曲と第5 曲ともに1827 年のローマ大賞コンクール用カンタータ「オルフェウスの死」の改訂、そして第6 曲は「レリオ」初演以前の1830 年作曲、オペラ座初演という具合に、それぞれ別個に作曲されたもので、ベルリオーズ自身を模した作曲家レリオのモノローグを介してつなぎ合わされています。
 第1 曲やコーダをはじめ、「レリオ」においては重要なポイントで「幻想交響曲」の固定楽想(イデ・フィクス)が現れて全体の統一感をもたらしていますが、同時に全曲を通じて中心となる「語り」の役割がきわめて重要なため、歌手ではなく、すぐれた第一級の演劇俳優が演じるよう指定されています。

 ベルリオーズの指定はさらに続き、本番で舞台上には語り手のみが立ち、開始から第5 曲まではオーケストラ、独唱者、合唱団は舞台に下ろされたままのカーテンの背後で演奏、第6 曲の演奏時にのみカーテンが上げられます。これは第6 曲以外の全てをレリオの空想上のこととするためで、こうした細部に亘るこだわりにも作品の特異性が際立っています。
 独創的なアイディアと天才的力業とでもいうべき画期的な表現が発揮された「レリオ」ですが、ムーティがここに至る過程で、その上演に情熱を傾けてきたのは熱心なファンのあいだでよく知られるところです。
 2007 年8 月にザルツブルク音楽祭でウィーン・フィルと、2008 年6 月にラヴェンナ・フェスティバルでケルビーニ管弦楽団およびイタリア・ユース管弦楽団の合同オケと、2009 年2 月にパリ・シャンゼリゼ劇場でフランス国立管弦楽団と、ムーティはひとりの指揮者としては異例ともいえる頻度でこの作品を演奏しており、シカゴ響を指揮したこのたびの内容はこうした実演でのじゅうぶんな成果を踏まえた流れのなかに位置するものといえます。
 当時、この公演の模様は大きく取り上げられましたが、これには「レリオ」の要となる語り手にふさわしく、ムーティによる上記の実演全てに参加していた名優ジェラール・ドパルデューの存在も見逃せません。ムーティとの呼吸もさすがで、フランス語の味わい深いディクションからは、あらためて作曲者の意図を知る思いがします。

 なお、ムーティは「幻想交響曲」を、1984 年にフィラデルフィア管を指揮してセッション録音、2007 年にケルビーニ管弦楽団とイタリア・ユース管弦楽団の合同オケを指揮してライヴ録音していたので、このたびが3 種目、「レリオ」については上記ラヴェンナでの公演を収めたライヴ映像作品があったので、2 種目となります。

 2016 年1 月には、ムーティとシカゴ響の来日も予定されており、ますます注目度の高まるコンビといえるでしょう。




ELOQUENTIA



EL 1549
\2600→\2390
SIT FAST〜英国ポリフォニー音楽の傑作
 パーセル(1659-1695):ファンタジア集

 ・未完のファンタジア 4声
 ・3声のファンタジア〔ファンタジアI、II、III〕
 ・4声のファンタジア〔ファンタジアIV〜 XII〕
 ・5声のファンタジア〔一音に基づく5声のファンタジア〕
 ・6声のイン・ノミネ
 ・7声のイン・ノミネ
SIT FAST
 (シット・ファースト/ヴィオール・コンソート)
酒井淳、イザベル・サン=イヴ、
トーマス・ド・ピエルフ、ジョシュア・チートハム、
ニコラス・ミルヌ、クリスティーヌ・プルボー、
上村かおり
 パーセルによるポリフォニー音楽の粋ファンタジア集

 録音:2011年8月/酒井淳による日本語解説つき

 1680 年のファンタジア集は、パーセルが20 歳のときに書かれた多声音楽の傑作です。当時のイギリスでは華やかなフランス音楽に倣った旋律主体の音楽が主流となっていた中、パーセルは、タリスやバードらの先輩らが築いた英国ポリフォニー音楽の遺産をしっかりと学び、このファンタジア集を書きました。
 英国ポリフォニー音楽の粋が詰まった美しい作品を、SIT FAST のメンバーによる吸いつくような質感の美しい音色によるヴィオール・アンサンブルで堪能できる1 枚です。

 シット・ファーストは、フランスを中心に活動しているガンバ・コンソート。2011 年にはフーガの技法(EL 1125)をリリース、世界中から絶賛を浴びました。
 主にイギリス・ルネッサンス、フランス・ルネッサンスのコンソート音楽をレパートリーの中軸としていますが、それと並行して現代曲の初演にも力を入れています。2013 年に、メシアン現代音楽祭にまねかれジョージ・ベンジャミン氏やアレクサンダー・ゲール氏の曲を中心とした演奏会を催し、大成功をおさめています。

EVIDENCE



EVCD 013
\2600→\2390
ティシチェンコ:ヴァイオリン作品全集
 (1)幻想曲Op.118 (1994)
 (2)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.5 (1957)
 (3)ロンド Op.2 (1957)
 (4)カプリッチョ Op.31 (1965)
 (5)古風な様式による2つの舞曲Op.62b (1975)
 (6)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番Op.63 (1975)
ガブリエル・チャリク(Vn)
ダーニャ・チャリク(Pf)
 ショスタコーヴィチの愛弟子ティシチェンコ、ヴァイオリンの秘宝初登場!

 録音:2015年4月/サル・コロンヌ(パリ)/74’ 28”

 近年、ショスタコーヴィチの愛弟子たちの作品が、ロシア以外の地域から再評価が起きています。ボリス・ティシチェンコ(1939-2010) もリリースが急増するひとり。彼の協奏曲を除くヴァイオリン作品を集めた待望のアルバムが世界初登場。
 「ロンド」と無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1 番は彼が18 歳、まだショスタコーヴィチと出会う前の作品。どちらもプロコフィエフの影響が濃厚。「カプリッチョ」は1966 年の第3 回チャイコフスキー国際コンクール、ヴァイオリン部門の課題曲として作曲されました。これもプロコフィエフ調アレグロによるヴィルトゥオーゾ的作品。「古風な様式による2 つの舞曲」はジャン・アヌイ原作の劇「ひばり」のために作ったものの編曲。ジャンヌ・ダルク裁判をテーマとしていますが、第2 曲ではタンバリンの音がにぎやかに鳴ります。
 ソ連崩壊後の1994 年に、アメリカで活躍する出身の女流ヴァイオリニスト、ニーナ・ベイリーナの委嘱で作曲された「幻想曲も充実作。ロシア民謡やロシア・ジャズの引用もみられ、典型的な旧ソ連音楽に嬉しくなります。
 演奏はガブリエル& ダーニャ・チャリク兄弟。ロシアの血をひくフランスの演奏家で、クールかつていねいな演奏で作品を蘇らせています。


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ここらでティシチェンコ、いってみます?
人によってはショスタコーヴィチよりはまるかも
ティシチェンコ交響曲特集
NORTHERN FLOWERS

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FIRST HAND RECORDS


FHR 36
\2100
シンシアの饗宴
 アンソニー・ホルボーン(c.1545-1602):愛の果実/ ワトソン
 リチャード・デリング(c.1580-1630):パヴァン
 作曲者不詳:ヒュー・アシュトンのマスク
 ホルボーン:3声のファンタジア第2番
 ウィリアム・バード(1540-1623):古いオクスフォード行進曲
 ジャイルズ・ファーナビー(c.1563-1640): 愛しのロビン
 ジョン・ダウランド(1563-1626):蛙のガリアード
 バード:2声のイン・ノミネ第32番
 ダウランド/ ヤコブ・ファン・エイク涙のパヴァーヌ
 ダウランド:彼女は私の過ちを許してくれるのか?
 エルウェイ・ベヴィン(ca. 1554-1638):ブラウニング
 ホルボーン:パヴァン、ガリアード、アルメーン〜
  パヴァン第13番/ チョイス第59番/ ハニーサックル第60番
 アルフォンソ・フェッラボスコ2世:4声のファンタジア(第9番)
 作曲者不詳:女王のアルメイン(バード:クーラント)
 クリストファー・タイ(1505-1572):
  イン・ノミネ第11番「さらば愛しき人よ、永遠に」
 モーリー:ファンタジー第5番「悲しみ」
 作曲者不詳:
  パヴァン/ ガリアード/ アルマンド〜アルマンド「馬の脚」/ エセックス伯
 バード:4声のファンタジア第1番
 作曲者不詳:パヴァン/ 踊り/ ロンダ/ ラ・レプレサ
フラウタドース・リコーダー・カルテット
 【キャサリン・フレミング、
  マーリン・ハリソン、
  セリア・アイルランド、
  イアン・ウィルソン】
レオ・チャドバーン(リコーダー)
 エリザベス朝の音楽をリコーダー・カルテットで聴く

 バードやダウランドなどエリザベス王朝時代の音楽家たちによる名曲をリコーダー・カルテットで演奏したアルバム。
 使用された楽器は、ウィーン美術史美術館に保管されていた16 世紀の美しい楽器を、アメリカの有名なリコーダー製作者トーマス・プレスコットが修復したもの。典雅なエリザベス朝の宮廷音楽の響きを再現しています。
 


FHR 39
\2100→\1890
実は相性がいい・・・オーボエとギターのためのラテン・アメリカ音楽集
 ピアソラ:オブリビオン、リベルタンゴ
 ヴィラ=ロボス:前奏曲
 ピアソラ:タンゴの歴史〜「1900年代の娼窟」「1930年代のカフェ」
 アグスティン・バリオス:フリア・フロリダ、ワルツ第3番Op.8
 ディレルマンド・レイス:バイーア女の風情
 チェルソ・マカド:パソカ
 ルイス・ボンファ:カーニヴァルの朝
ダヴィデク=ポイナー・デュオ
 モニカ・ダヴィデク(オーボエ)
 ラッセル・ポイナー(ギター)
 オーボエ&ギターで奏でるラテン・アメリカの音楽

 ポーランド出身のオーボエ奏者モニカ・ダヴィデクとイギリス出身のギタリスト、ラッセル・ポイナーによるデュオ。2011 年の初コンサート以来、オーボエの甘くもの哀しい音色と色彩豊かなギターの異色の組み合わせによるデュオで聴衆を魅了してきました。彼らのデビュー・アルバムとなる本作は、ピアソラ、ヴァイラ=ロボスなどラテン・アメリカの作曲家の作品を収録。中でもパラグアイ出身のアウグスティン・バリオスの「フリア・フロリダ」は、心をぐっと掴む名曲。20 世紀を代表するギタリストであり、世界各国を転々としながら作曲、演奏活動を行っていた人物。そんな放浪生活中に出会った女性のために作曲された「フリア・フロリダ(花ざかりのフリア)」。舟歌のリズムに甘いメロディがのせられた優しい作品です。そして世界中でボサノヴァ・ブームを巻き起こした映画「黒いオルフェ」の主題歌「カーニヴァルの朝」。ラテン音楽の魅力が体の中に染み込んでくるような1 枚です。

HATART

HATART 190
\2500→\2290
シュトックハウゼンの代名詞的作品のひとつ「マントラ」
 シュトックハウゼン:マントラ(1970)
マーク・クヌープ、
ロデリク・チャドウィック(ピアノ)
ニュートン・アームストロング(電子楽器)
 録音:2013年1月5,6日/ロンドン、キングス・プレイス、ホール2

 シュトックハウゼンにとって、「マントラ」の作曲はターニングポイントでした。1960 年代後半から彼の音楽は思索の結果の大きな変化を遂げました。それは、1950 年代のセリー音楽に特徴的な音楽構造への複雑にシステム化されたアプローチへの回帰でした。
 もちろんこの回帰は後退を意味するのではなく、マントラという作品は、セリー音楽のもつ可能性やポテンシャルを大幅に拡張、1950 年代の苦行のような抽象的な音楽ではなく、旋律や劇場、そして調性的ハーモニーへの扉を再び開いたのです。
 
HATART 185
\2500→\2290
リザ・リン(b.1966):オーケストラ作品集
 (1)コンパス(2006)
 (2)パール、オークル、ヘア・ストリング(2009-10)
 (3)ゲスト(2010)
(1)クリストフ・ポッペン(指揮)
 バイエルン放送交響楽団
 カリン・レヴァイン(Fl)
 ウィリアム・バートン(didgeridoo)
(2)ローター・ツァグロセク(指揮)
 バイエルン放送交響楽団
(3)ルパート・フーバー(指揮)
 バーデン=バーデン& フライブルクSWR 交響楽団
 イェレミアス・シュヴァルツァー(リコーダー)
 腹の底から湧きあがるようなエネルギーに満ちた魅力リザ・リン作品集

 録音:(1)2007 年1 月12 日/ヘルクレスザール(ミュンヘン)、ライヴ (2)2010 年7 月/ヘルクレスザール(ミュンヘン)、ライヴ (3)2010 年10 月15 日/ドナウエッシンゲン音楽祭、ライヴ

 野性的ともいえるエネルギー、鮮やかな色彩、そしてアジアの儀式の形式や美学、およびオーストラリア・アボリジニーの文化に影響を受けた作風のリザ・リン。ここでも、ジャングルを思わせる「コンパス」、そしてペルシアのスーフィーを思い起こさせる「パール、オークル、ヘア・ストリング」といった彼女らしい作品が並びます。豪華演奏陣にも注目です。
 
HATART 192
\2500→\2290
クリストファー・フォックス(b.1955):ピアノ作品集
 1. エレベーター
 2. 時の淵に
 3. Thermogenesis
 4. 共和制のバガテル
フィリップ・トーマス(ピアノ)
 わかりやすいピアノ作品

 録音:2013年9月3,4日

 英国の作曲家、クリストファー・フォックスのピアノ作品集。1984 年から94 年までダルムシュタットの作曲スタッフを務めていました。ねじふせられてしまうような説得力、どの作品も強い素材をもっており明確、すぐにその作品世界に引きずり込まれてしまうような魅力に満ちています。
 ダイナミックなリズム感覚の「エレベーター」、果てしなくこのままなのだろうかと不安になるような「時の淵に」など、どれも明確なキャラクターをもった作品が並びます。
 

HATO 734
\2500
ヘルベルト・ディステル(b.1942):旅行談
 1. 旅立ちと旅
 2. 到着
 新時代の旅行体験記

 スイスの画家、彫刻家、写真家、映画作者、そして作曲家というマルチな才能をもつヘルベルト・ディステルのサウンド・アート作品。Travelogue(旅行談)と題された本作、飛行場での飛行機発着案内の音や飛行機が飛ぶような音など様々な音を巧みに組み合わせて効果的にミックス、加工された音で語られる新時代の旅行体験記となっています。
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HMF

HMC 952223
(2CD)
\4600→\4190

聴け!これが王のための音楽!
 「太陽王」ルイ14世の威光を世界に知らしめた一大スペクタクル!


  夜のコンセール・ロワイヤル〜4部または4夜からなる「夜の王のバレ」

   1653年2月23日、王によって踊られた「夜の王のバレ」に基づく

  テキスト:イサック・ド・バンスラード(1613?-1691)
  音楽:
   ジャン=ド・カンブフォール(c.1605-1661)、
   アントワーヌ・ベッセ(1587-1643)、
   ルイ・コンスタンタン(c.1585-1657)、
   ミシェル・ランベール(1610-1696)、
   フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676)、
   ルイージ・ロッシ(1597-1653)& 作曲者不詳のものも含まれる
  再構築:セバスティアン・ドセ

セバスティアン・ドセ(指揮)
アンサンブル・コレスポンダンス
時、シンシア/
 ヴィオレーヌ・ル・シュナデク(ソプラノ)
エウリディーチェ/
 カロリーヌ・ウェイナン(ソプラノ)
ジュノン/
 カロリーヌ・メン(ソプラノ)
ヴィーナス、沈黙/
 カロリーヌ・バルド(ソプラノ) ほか

 初回限定 ハイレゾ音源無料ダウンロードクーポン封入!

 録音:2015年1,2月/グルノーブル、MC2
 高さ193mm、背幅17mm、横幅146mm、豪華190 ページフルカラー、ブックCD 仕様

 ★あらすじ及びドセの「この素晴らしき冒険」(制作ノート)日本語翻訳つき


 2015 年は、「太陽王」とも称されるフランスの王、ルイ14 世(1638-1715)の没後400 年にあたります。
 フランスではこれにあわせて様々な催しが行われていますが、このリリースも、ルイ14 世にちなんだ注目盤。

 ルイ14 世といえば5 歳にして国王即位、72 年にもわたる在位期間に王朝の最盛期を築き、「大世紀」(グラン・シエクル)と称されます。ヴェルサイユ宮殿を建設した王でもあります。
 そんなルイ14 世は、バレエを奨励し、自らもバレエの名人であったと言います。

 1651 年(13 歳)に初舞台を踏み、1653 年(15 歳)、初主役を演じました。
 その初主役を演じたのがこの「夜の王のバレ」(ここでの再構築版は「夜のコンセール・ロワイヤル」と題されています)でした。
 これは、1653 年2 月23 日、プチ・ブルボン宮のホールで上演されました。

 1653 年といえば、17 世紀フランスで起こった貴族の最後の反乱、フロンドの反乱(1648-1653)が終息した年。
 戦火を避けていたルイ14 世は52年の秋にはパリに戻り、宰相マザランも53 年にはパリに戻りました。
 絶対王政を浸透させ、国王の権力を、パリ市民、そして諸外国の代表に知らしめるためにマザランが企画したのが「王の夜のバレ」でした。

 音楽、台本(詩はイサック・ド・バンスラードによるもので、君主とその従臣の間のことを様々に描きつつも、王が至上の存在として輝くように書かれている)、すべてがルイ14 世=「太陽王」の登場を讃えるために作られました。
 この作品は、4 部にわたる前夜祭から始まります。

 第1 夜(18:00-21:00) =奇怪な闇の社会/
 第2 夜(21:00-24:00) =ヴィーナスの庇護のもとに繰り広げられる恋愛模様/
 第3 夜(24:00-3:00) =再び夜の世界に戻り、恋人のエンディミオンに心奪われ本業を忘れた「月」の話と、闇夜の世界で広げられる悪魔や魔女たちによる異様なサバトのもよう/
 第4 夜(3:00-6:00) =オルフェウスとエウリディーチェの物語をなぞったストーリー〕

 その後、グラン・バレ「昇る太陽」となり、オーロラでさえも目がくらむほどの強烈な一条の光とともに太陽王=ルイ14 世が現れ、幕となります。

 主役を踊ったルイ14 世の他にも、総計60 名弱のダンサーたちがこの作品に登場したという記録が残っています。
 一方で音楽については、カンブフォールが各前夜祭の幕開けのアリアなどを作曲したのは確かのようですが、その他の音楽、また、演奏者についての詳細な記録はないのが実情(演奏者には、王宮でいつも演奏していた音楽家たちが駆り出されたと考えられています)。

 この一大スペクタクルを現代の人に届けるために作品を再構築すべく立ちあがった指揮者のセバスティアン・ドセが行った調査などを記した手記「この素晴らしき冒険」、およびあらすじの日本語訳がオリジナルブックレットに含まれています。

 2000 年の映画「王は踊る」でもこのバレエのもようは描かれていますがもちろんそれはごく一部。
 ここでは音楽のみではありますが、当時の人々に強烈なインパクトを与えた作品を完全に再現、鮮烈な演奏で収録されています。

 400 年以上前の遠いフランスで、一人の王を印象づけるために企画されたこの一大スペクタクルの驚異的なパワーに、フランス文化の底力を見せつけられるようです。



 
HMU 807574
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
エリザベス・ワッツ(ソプラノ)
 アリアの巨匠〜アレッサンドロ・スカルラッティ作品集

 A.スカルラッティ(1660-1725):
  1. アリア「Figlio! Tiranno! O Dio!」〜オペラ「グリゼルダ」(1721) より
  2. アリア「私の心は嫉妬に燃え(Se geloso e il mio core)」* 〜
   セレナータ「Endimione e Cintia」(1705) より
  3. アリア・パストラーレ「彼はお生まれになった」〜
   カンタータ「Non so qual piu m’ ingombra」(1716) より
  4. この新しい問題に(A questo nuovo affanno)〜オペラ「Eraclea」(1700) より
  5. 私が楽しんでいる間に(Mentr’ io godo)〜
   オラトリオ「La Santissima Vergine del Rosario」(1707) より
  6. くすんだ影(Ombre opache)〜
   カンタータ「Correa nel seno amato」(1690) より
  7. レチタティーヴォ
   「メランコリーな鳥が歌うところで(Qui, dove … Torbido, irato)」&
  8. アリア「Torbido, irato, enero」〜セレナータ「エルミニア」(1723)より
  9. アリア「祝いの声で」* 〜
   アリア集「7 Arie con tromba sola」(1703-08)より
  10. レチタティーヴォ「O vane speme!」〜
   アリア「Cara tomba del mio diletto」〜
   オペラ「Mitridate Eupatore」(1706)より
  11. アリア「Sussurrando il venticello」〜オペラ「Tigrane」(1715) より
  12. アリア「キューピッドよ、翼をあげよErgiti, Amor, su i vanni」〜
   オペラ「Scipione nelle Spagne」(1714) より
  13. アリア「Esci omai」**、アリア「Dolce stimolo al tuo bel cor」〜
   オペラ「Mitridate Eupatore」(1706) より
  14. アリア「D’ amor l’ accesa face」より〜
   セレナータ「Venere, Amore e Ragione」(1706)より
  15. アリア「Io non son di quei campioni」〜
   オペラ「La Statira」(1690) より
  16. シンフォニア、アリア「戦いに A battaglia」* 〜
   カンタータ「A battaglia, pensieri」(1699)
エリザベス・ワッツ(ソプラノ)
イングリッシュ・コンサート
ローレンス・カミングス
 (指揮&通奏低音)
*マーク・ベネット(トランペット)
**ヒュー・ダニエル(ヴァイオリン)
 アリアの巨匠アレッサンドロ・スカルラッティの作品集、イギリスの注目歌手、エリザベス・ワッツの強烈な歌声

 録音:2014年11月、ロンドン・オール・ハロウズ教会、ゴスペル・オーク/multichannel

 アレッサンドロ・スカルラッティ。
 鍵盤のソナタでも有名なドメニコ・スカルラッティの父にあたり、特に声楽作品で大きな名を残しています。
 アリアの巨匠ともいわれるA. スカルラッティの作品を、「同世代の中で最も美しいソプラノ」と絶賛されるエリザベス・ワッツが縦横無尽に歌いつくします。
 演奏機会の少ないオペラやセレナータからのアリアを中心に組まれたプログラムで、どの曲も色鮮やかな力強さに満ちています。
 エリザベス・ワッツは2006 年キャスリーン・フェリアー賞受賞を始め、様々な賞を受賞しています。2014 年にはプロムスのラスト・ナイトにも出演するなど、イギリスを中心に活躍の場を広げています。ここでも力強く表情豊かな歌声を思い切り響かせています。
 管弦楽は1973 年にピノックによって創設され、その後マンゼのもとでも大きな人気を博し、現在はハリー・ビケットが音楽監督を務めていますが、今回のCD ではチェンバロ奏者としてもおなじみのローレンス・カミングスが指揮を務めます。





 アレッサンドロ・スカルラッティのオペラに接してほしい・・・

 アレッサンドロ・スカルラッティ。
 みんな名前は知っている。
 そしてスカルラッティに二人いることも知っていて、その親父か息子かどっちかだということも知っている。・・・でもどっちかは知らない。ましてや作品を聴いたことはない。
 アレッサンドロは親父のほうである。息子はイタリアからスペインに渡って鍵盤ソナタの王様となったドメニコである。このドメニコのほうはみんな比較的知っているし、いまでもかなり頻繁に取り上げられるので聴く機会も少なくない。
 一方のアレッサンドロ。この人の音楽を聴く機会は、現在ほとんどない。

 ・・・しかし音楽史を勉強した人ならば、誰もがこの人の偉大さを知り、この人のオペラを聴いておかなくチャと思うはずである。
 まず一般的に知られるのは、モンテヴェルディの次に現れた最大最高のオペラ作曲家であり、百十いくつのオペラを書いた「ナポリ派」の創始者・・・というようなこと。
 しかしそうした外見上のことだけでなく、ベルカント・アリアによる新しいオペラの形を作り上げ、ソナタ形式の原型を作り上げ、イタリア風序曲を確立したことで後の交響曲の出発点を作り上げたということは案外知られていない。そして沈滞しつつあったヴェネツィアからオペラの覇権をナポリに移したことで当時の音楽全体の鮮度と未来を獲得せしめたということもあまり知られていない。言ってみればモンテヴェルディによって生まれたバロック音楽の流れを、一気に奔流としてパワー・アップさせた大偉人なのである。
 ・・・そうしたことを考えると音楽史全体への影響というのはとてつもなく大きいものがある。その影響力はコレッリやヴィヴァルディよりもはるかに大きかったといっていい。
 だからそのことを知った人は誰でもアレッサンドロの作品、もちろんオペラを聴きたくなる。

 ・・・しかしCDがないのである。

 まったくないわけではない。しかしそれだけの大偉人であり、それだけの膨大な数のオペラを書いたとは思えないほど現在リリースされているCDは少ない。美しくはあるが代表作ではない宗教作品や室内楽作品ばかりなのである。
 しかし・・・それも無理はない。いま、バロック・オペラを好き好んで聴く人はあまりいない。さらに当時の作品をどこまで再現できるか、その困難さが常に付きまとう。しかもそのうえ、上演時間はかなり長い。3,4時間になる。だからアレッサンドロに限らずバロック・オペラがCDでリリースされることはきわめて希なのである。結局アレッサンドロの偉大さが現代に蘇ることはない。

 そうした中で今回のような傑作アリア集のようなアルバムがリリースされることは非常にありがたい。


 
HMC 902198
(CD+
ボーナスDVD[NTSC])
\2700→\2490
メルニコフ、ファウスト、ケラス、
 3名によるシューマン・プロジェクト第2弾!
  ピアノ協奏曲の指揮はパブロ・エラス=カサド!

   ロベルト・シューマン(1810〜56):
    ピアノ協奏曲 イ短調 op.54 [31’38”]
    ピアノ三重奏曲 第2番 ヘ長調 op.80 [26’09”]
アレクサンドル・メルニコフ(フォルテピアノ)
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
パブロ・エラス=カサド(指揮)
フライブルク・バロック・オーケストラ
 [CD]録音:2014年8,9月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
 [ボーナスDVD]収録:2014年5月8日、ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ)
 フォルテピアノ/【協奏曲】1837年製エラール、【ピアノ三重奏曲】ジャン=バティスト・シュトライヒャー(ウィーン, 1847年)/いずれもエドヴィン・ボインク・コレクション
 ヴァイオリン/1704年製ストラディヴァリウス[スリーピング・ビューティー]
 チェロ/ジョフレド・カッパ[1696年]

 アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)、イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)、ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)という、いまや世界が認める存在となった三人による、シューマン・プロジェクトの第2 弾。
 2015 年4 月に発売された第1 弾(HMC.902196)の熱もさめやらぬ中、今回はメルニコフがソロを務めるピアノ協奏曲を中心に据え、カップリングはピアノ三重奏曲第2 番 ヘ長調というプログラムです。

 シューマンの協奏曲3 曲(ピアノ・ヴァイオリン・チェロ協奏曲)+ピアノ三重奏曲3 曲のレコーディングをするというこのプロジェクトは、3 人が、ヨーロッパでシューマンのピアノ三重奏曲を演奏するツアーを行った際に持ち上がったといいます。楽器は、ガット弦を張った弦楽器、そしてフォルテピアノで、ということになり、オーケストラもソロ楽器に合った編成のフライブルク・バロック・オーケストラに決定。指揮は俊英エラス=カサド。オケとソロ楽器の素晴らしいバランス、自然なアーティキュレーションで作品に対する既成概念を払拭するような、まさにこの顔ぶれでしか為し得ない水準での、新しいシューマン・シリーズとして世界が注目しています。

 ピアノ協奏曲は冒頭から切っ先鋭いテンポ。その後のピアノとオーケストラの掛け合いは実に流麗にしてロマン味溢れております。主題の「ドシララ( ドイツ音名でC-H-A-A)」は愛する妻クララのイタリア名Chiara を暗示しているとする説がありますが、メルニコフも意味深長に主題を響かせています。全篇をとおしてメルニコフの生き生きとしたフォルテピアノが際立っており、彼の音楽の充実ぶりをあらためて実感します。オーケストラ間奏もまるで交響曲を聴いているような、エネルギー全開の演奏となっています。

 カップリングのピアノ三重奏曲第2 番は、1847 年に第1 番と同時期に作曲されました。次第にシューマンを苦しめる心の病から逃れるかのように、明るく前向きな内容で、シューマン自身「甘やかで生き生きとした印象」としており、後にクララ・シューマンはこの作品について「私の魂の深いところをあたたかく包み、最初から最後まで私を喜ばせる作品」であり「大好きで何度も演奏したい」と述べました。明るく生き生きとした第1 楽章冒頭、優しく愛に溢れた第2 楽章、穏やかに何かを懐かしむような第3 楽章、そしてうねる楽想の終楽章。名手3 人が見事なアンサンブルですべての楽想を慈しむように奏でています。

 ボーナスDVD はベルリン・フィルハーモニーで行われたライヴの模様(協奏曲)が収録されています。



 
HMC 902181
(2CD)
\4000→\3690
シュタイアー&フライブルク・バロック・オーケストラ
 J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集

 [CD1]
  1. 協奏曲第1番 ニ短調 BWV 1052
  2. 協奏曲第2番 ホ長調 BWV 1053
  3. 協奏曲第7番 ト短調 BWV 1058
 [CD2]
  1. 協奏曲第3番 ニ長調 BWV 1054
  2. 協奏曲第4番 イ長調 BWV 1055
  3. 協奏曲第5番 ヘ短調 BWV 1056
  4. 協奏曲第6番 ヘ長調 BWV 1057
アンドレアス・シュタイアー(チェンバロ)
フライブルク・バロック・オーケストラ
 〔ディレクション&ヴァイオリン:
  ペトラ・ミュレヤンス〕
 シュタイアー、バッハの協奏曲集を録音、変幻自在、超絶技巧のソロに圧倒!管弦楽はフライブルク・バロック・オーケストラ

チェンバロ/アンソニー・サイディ&フレデリク・バル、パリ、2004(ヒエロニムス・アルブレヒト・ハース、ハンブルク、1734年製モデル)
 録音:2013年7月

 シュタイアーがついにバッハのチェンバロ協奏曲集を録音しました!オーケストラは古楽器オーケストラの雄、フライブルク・バロック・オーケストラという最高の布陣。ペトラ・ミュレヤンスがリーダーとなってのレコーディングです。
 ライプツィヒ大学の学生を中心とした楽団「コレギウム・ムジクム」の指揮者として招かれたバッハは、コーヒー店や市郊外の庭園などでコンサートを開いていました。この折の重要なレパートリーとなったのが、チェンバロ協奏曲でした。原作が存在する作品は、すべてヴァイオリンをソロとした協奏曲が原曲となっておりますが、ピアノ協奏曲の充実した先駆者的な存在として今なお大きな魅力をもっています。
 全篇をとおしてシュタイアーのソロがとにかく際立っています。さらにオーケストラとのアンサンブルも見事。シュタイアーとオーケストラが常に最高のバランスで聴こえてきます。緩徐楽章では絶品のラルゴを堪能、シュタイアーが時折混ぜ込んでくる刺激的かつ超絶技巧のパッセージに圧倒されます。期待を裏切らないバッハのチェンバロ協奏曲集の登場です!



 
HMC 902217
\2700→\2490
ヴェルナー・ギューラ(テノール)
 ベートーヴェン:歌曲&バガテル集Lieder & Bagatellen

 1. 希望に寄す op.32/2. 遠い国からの歌 WoO.137/
 3. バガテル op.126-2*/4. 私はあなたを愛す WoO.123/
 5. バガテル op.126-1/6. 連作歌曲「はるかなる恋人に寄す」op.98/
 7. バガテル op.126-3/8. アデライーデ op.46/
 9. バガテル op.126-5/10. アリエッタ「口づけ」op.128/
 11. バガテル op.126-4/12. バガテル op.126-6/
 13. 寂しさの喜び op.83-3(ゲーテの詩による3つの歌より)/
 14. あきらめ WoO.149/15. 希望に寄す op.94
ヴェルナー・ギューラ(テノール)
クリストフ・ベルナー(フォルテピアノ)
 ギューラの自然でやわらか、そして精確な音程の声でたのしむベートーヴェン

 フォルテピアノ/J. B. Streicher, 1847, G. Hecher's collection
 録音:2014年9月

 モーツァルトや宗教作品などでとりわけ優れた演奏を聴かせているギューラの最新盤はベートーヴェン。長年のパートナー、名ピアニスト、クリストフ・ベルナーのソロを交えてのプログラムとなっております。
 ベートーヴェンの歌曲は、彼の歌曲や器楽作品に比べると演奏機会が多いとはいえず、もっと評価・演奏されてしかるべきと思われます。ギューラの自然でやわらかな、それでいて針の穴を通すような精確な音程が心地よい声は、ベートーヴェンの歌曲の世界を何にも邪魔されることなく楽しむことができます。
 ベルナーが奏でているのはJ.B. シュトライヒャーの銘器。歌曲、バガテルの世界のどちらにも理想的な響きで魅了されます。
 
HMU 807637
(SACD HYBRID)
\2700
チリの国民的詩人、パブロ・ネルーダの詩にもとづく合唱作品集
 ・カリー・ラトクリフ(b.1953):
  ありふれたものへの賛歌(Ode to Common Things)
   (1966年/室内楽版:2014年)
    1. ものへの賛歌(Oda a las Cosas)
    2. ベッドへの賛歌(Oda a la cama)
    3. ギターへの賛歌(Oda a la guitarra)
    4. ハサミへの賛歌(Oda a las TIJERAS)
    5. パンへの賛歌(Oda AL PAN)
 ・ショーン・キルヒナー(b.1970)
   6. 私の中のあなたの血(Tu sangre en la mia)ソネット53番
   7. あなたの声(Tu voz)ソネット52番
 ・ドナルド・グラントハム(b.1947):
   8. 絶望の歌(La cancion desesperada)
コンスピラーレ、コンスピラーレ・
 チェンバー・プレイヤーズ
クレイグ・ヘッラ・ジョンソン(指揮)
 録音:2014年9月/Multichannel

 チリの国民的詩人、パブロ・ネルーダ(1904-1973)。外交官、そして政治家でもあり、南米ではチェ・ゲバラと同様、左派のヒーローの一人となっています。1971 年ノーベル文学賞受賞。映画「イル・ポスティーノ」のモデルにもなった人物です。
 彼の生気に満ちた詩にインスパイアされた作曲家たちによる合唱作品集。ソネットは彼の妻(離婚2 回、最期の妻へ)に送った100 の愛のソネットからとられたもの。1991 年設立の合唱団コンスピラーレの力強い歌声に魅了される1 枚です。



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