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≪第97号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その2 2018/4/24〜






4/27(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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APARTE



AP 179
¥2600→\2390
エマニュエル・セイソン〜「ハープでつづる怪奇の世界」
 バラード・イン・レッド

  (1)ルニエ:幻想的バラード
  (2)カプレ:幻想的な物語
  (3)レオーネ:赤の五重奏
  (4)ヒンデミット:ハープ・ソナタ
  (5)サルツェード:バラード
  (6)ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗的な舞曲
エマニュエル・セイソン(ハープ)
ヴォーチェ弦楽四重奏団
 セイソンがハープでつづる怪奇の世界

 録音:2017 年6 月27-30 日/リトル・トリベカ(パリ)

 エマニュエル・セイソンのAparte レーベル第2 弾はソロ+ ヴォーチェ弦楽四重奏団との共演3 篇を収めています。

 全体のコンセプトは文学で、とりわけエドガー・アラン・ポーの「赤死病の仮面」に基づくカプレの「幻想的な物語」と、その続きとして2002 年にグスターヴォ・レオーネが作曲した「赤の五重奏」をメインに据えています。
 ポーの「赤死病の仮面」は街中を赤死病という恐ろしい疫病が猛威をふるうなか、国王プロスペローは城内に籠り日夜臣下と饗宴に耽っていたところ、突然現れた死装束の魔物に殺されるという話。前半をカプレ、後半をレオーネが描いていますが、オリジナル・ブックレットでセイソン自身が魔物に扮する凝りよう。赤いステンドグラスの黒い部屋まで演出しています。
 ルニエの「幻想的バラード」もポーの「告げ口心臓」からインスパイアされた作品で、またドビュッシーの「神聖な舞曲と世俗的な舞曲」は直接ポーとは関連性はありませんが、ドビュッシーはポーの文学に関心が深く、「鐘楼の悪魔」と「アッシャー家の崩壊」のオペラ化を試みています。
 またヒンデミットのハープ・ソナタの第3 楽章はドイツの詩人ヘルティの一節が掲げられています。20 世紀前半に活躍したヴィルトゥオーソ、サルツェードの難曲「バラード」も物語性を秘めていて聴き応え満点。セイソンの語り口の巧さが光ります。サルツェードはフランスに生まれ、メトロポリタン歌劇場の首席ハープ奏者を務めた所がセイソンと同じため、セイソンは「サルツェードの再来」と称されています。





 NAIVEの旧譜をご紹介しましょう。廃盤なので海外直輸入、在庫限りです。

 3つの主要なハープ・コンクールを総なめした若き天才ハーピスト、エマニュエル・セイソン。
 でもこの際そんなふれこみはどこかへうっちゃっておいて、ただただこの美しい調べに身を浸してみてほしい。美しく透き通ったその音色に心がすうっと楽になる。
 ハープって、天国の楽器なのかも、と思ってしまいます。
 
NAIVE
V 5297
\4000
海外在庫限り
エマニュエル・セイソン(ハープ)/オペラ・ファンタジー
 (1)ベッリーニの『ノルマ』による主題と変奏
  (エリアス・パリッシュ=アルヴァース(1808-1849))
 (2)チャイコフスキーの『エフゲニー・オネーギン』によるファンタジア
  (エカテリーナ・カルター・キューネ(1870-1930))
 (3)ビゼーの『カルメン』によるパラフレーズ(セイソン(b.1984))
 (4)メユール:「私は再び春に生き」による変奏曲 op.36
  (シュポーア(1784-1859))
 (5)グノーの『ファウスト』による変奏曲(A.ザベル(1834-1910))
 (6)オッフェンハックの『ホフマン物語』によるファンタジア
  (ジャン=ミシェル・ダマス(b.1928))
 (7)ドニゼッティの『ランメルモールのルチア』によるファンタジア
  (アルヴァース)
エマニュエル・セイソン
 (ハープ/ライオン&ヒリー、
  サルセード・モデル(2010年)
  (シカゴ製))
 フランス・ハープ界の貴公子、エマニュエル・セイソン。ナイーブから華麗にソロ・デビュー!魔術的なグリッサンド、溢れる詩情

 録音:2012 年1 月、パリ、マナン寺院

 フランスが生んだハープの天才、エマニュエル・セイソンの注目ソロ・デビュー盤の登場です!セイソンは1984 年生まれ。2006 年からパリ国立オペラ座管弦楽団の首席ソロ奏者を務めています。彼がピットで奏でるハープの音色はオペラ批評家達にもしばしば絶賛され、ハープ界の「恐るべき子供」とも呼ばれています。
 コンクールでも、難関ミュンヘン国際コンクールで優勝(2009 年) したほか、USA 国際ハープコンクール( ブルーミントン、2004 年)、ニューヨークのヤング・コンサート・アーティスト・オーディションでも優勝(2006 年)。3 つの主要なコンクールを制覇した初めてのハープ奏者です。若くしてロンドンの王立アカデミーの客員教授も務めています。
 卓越した技巧、溢れるエネルギーとともに醸し出される豊かな詩情は圧倒的。パワフルなタッチから繰り出されるグリッサンドはなんともゴージャス。そして弱音でも幻想的かつ魅惑的な世界を展開しています。セイソンの魅力がたっぷりと味わえる極めつけのプログラムとなっています。
 なお、オペラ三昧のこの1 枚、セイソン自身オペラ座管弦楽団の団員ということもあり、ジャケットの写真でセイソンがまとっているマントは実際にパリのオペラ座でも使用されたことのあるものだそうです。オペラ座の怪人ならぬ、天才ハーピスト・セイソン、注目です!



こんなにオシャレなハープ協奏曲を聴いたことなかった!
セイソンの清心な演奏光るコンチェルト・アルバム


NAIVE
V 5419
\2800
海外在庫限り
こんなにオシャレなハープ協奏曲
 ベル・エポック

 (1)アンリエット・ルニエ:ハープ協奏曲ハ短調
 (2)テオドル・デュボワ:ハープと管弦楽のための幻想曲
 (3)ピエルネ:コンツェルトシュトゥックOp.39
 (4)サン=サーンス:ハープと管弦楽のための演奏会用小品Op.154
エマニュエル・セイソン(Hrp)
サミュエル・ジャン(指揮)
アヴィニヨン・プロヴァンス地方管弦楽団
 

 録音:2014 年9 月/グラン・ダヴィニヨン公会堂(ル・ポンテ)/66’ 00”

 20 世紀初頭のパリは、プレイエル社がクロマティック・ハープを、エラール社がペダルを開発し、近代作曲家たちが新機能を生かした表現をいろいろ試みたため、ハープのベル・エポックと呼ばれていました。
 今年9 月からメトロポリタン歌劇場の首席ハープ奏者となるエマニュエル・セイソン。フランスの若手ハープ奏者のなかでもピカ一の彼第2 弾は協奏曲に挑戦。
 いずれの作品も貴重な録音。フランス・ハープ界の草分けで、サルセードやグランジャニーの師でもあった女性ハープ奏者アンリエット・ルニエの協奏曲が大歓迎。1901 年の作で、フランス的なセンスに満ちながらも華麗さやきらびやかさより、内的感情の綾をつむぐ真摯な作品。セイソンの詩的な音楽性が光ります。2 年後のデュボワ作品もフランクを思わす充実作。ピエルネのコンツェルトシュトゥックはハープの名協奏曲としてしばしば演奏されますが、きらめくような華麗さとあでやかさが絶美で、ハープの魅力全開です。
 サン=サーンスは最晩年1919 年に作曲された13 分ほどの協奏作品。サン=サーンスらしいメロディとオシャレな感覚に満ち、ハープの魅力を存分に発揮した魅力作ながら、何故かほとんど聴く機会がありません。セイソンのオシャレな音楽性が光る超オススメです。





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ATMA CLASSIQUE



ACD2 2741
(4CD)
¥4400→\3990
当時のエラール・ピアノで
 ガブリエル・フォーレ(1845-1924):歌曲全集

 [CD1]
  2つの歌 Op.1 第1曲「蝶と花」、第2曲「5月」/私は口づけをしたから/オリンピオの悲しみで/
  2つの歌 Op.1 第1曲「ある修道院の廃墟で」、第2曲「船乗りたち」/オーロラ/
  2つの歌 Op.3 第1曲「孤独」/2つの歌 Op.4 第1曲「漁師の歌(哀歌)」、第2曲「リディア」/
  3つの歌 Op.5 第1曲「秋の歌」、第2曲「愛の歌」、第3 曲「君なくて」/
  3つの歌 Op.6 第1曲「朝の歌」、第2曲「悲しみ」、第3 曲「シルヴィ」/
  3つの歌 Op.7 第1曲「夢のあとで」、第2曲「賛歌」、第3 曲「舟歌」/
  3つの歌 Op.8 第1曲「川のほとりで」、第2曲「罪の償い」、第3 曲「この世では」/
  2 つの二重唱曲 Op.10 第1 曲「この地上ではどんな魂も」、第2 曲「タランテラ」
 [CD2]
  3つの歌 Op.18 第1曲「ネル」、第2曲「旅人」、第3曲「秋」/
  3つの歌 Op.23 第1曲「揺りかご」、第2曲「私たちの夢」、第3曲「秘め事」/歌曲集『ある1日の詩』 Op.21/
  2つの歌 Op.27 第1曲「愛の歌」、第2曲「歌を教える妖精」/マドリガル Op.35/
  4つの歌 Op.39 第1曲「あけぼの」、第2曲「捨てられた花」、第3曲「夢の国」、第4曲「イスファーンのばら」/
  祈り/2つの歌 Op.43 第1曲「降誕祭」、第2曲「夜曲」/
  2つの歌 Op.46 第1曲「贈り物」、第2曲「月の光」/
  4つの歌 Op.51 第1曲「涙」、第2曲「墓地にて」、第3曲「スプリーン」、第4曲「ばら」/
  付随音楽『シャイロック』 Op.57( 抜粋)/ヴォカリーズ・エチュード/町人貴族のセレナーデ
 [CD3]
  5つのヴェネツィアの歌 Op.58
   第1曲「マンドリン」、第2曲「ひそやかに」、第3曲「グリーン」、
   第4曲「クリメーヌへ」、第5曲「やるせない夢心地」/
  歌曲集『優しい歌』 Op.61/金の涙 Op.72/2つの歌 Op.76 第1曲「消え去らぬ香り」、第2曲「アルペジオ」/
  メリザンドの歌/2つの歌 Op.83 第1曲「牢獄」、第2曲「夕暮れ」/
  3つの歌 Op.85 第1曲「9月の森で」、第2曲「波に漂う花」、第3曲「伴奏」/
  2つの歌 Op.87第1曲「一番楽しい道」、第2曲「山鳩」/沈黙の贈り物 Op.92/
  シャンソン Op.94/2つの歌 Op.3 第2曲「トスカーナのセレナーデ」/平和が来た Op.114
 [CD4]
  歌曲集『イヴの歌』 Op.95/歌曲集『幻想の水平線』 Op.118/
  歌曲集『幻影』 Op.113/歌曲集『閉じられた庭』 Op.106
   エレーヌ・ギュメット(ソプラノ) ジュリー・ブーリアンヌ(メゾソプラノ)
   アントニオ・フィゲロア(テノール) マルク・ブーシェ(バリトン)
   オリヴィエ・ゴダン(1859年製エラールピアノ)
 フォーレの歌曲のすべてを、当時のエラールピアノによる伴奏で!

 録音:2015 年10 月〜 2017 年9 月/モントリオール美術館内のコンサートホール

 フォーレがピアノと声のために書いた歌曲作品をすべて集めた注目の4 枚組アルバムです。カナダの一流声楽家4 人が歌い継ぐ、美しいメロディの数々。もちろん全部、楽譜通り指定された声域と調性で歌っています。
 そしてピアノは何と1859 年製エラール!ピッチは1859 年当時一般的だった435Hz。フォーレ自身がまさに耳にしたであろう音色と少し高めの調律で、天にも昇るような響き。
 

ACD2 2781
¥2100
幅広い表現で魅せる気鋭歌手、ATMAレーベル・デビュー盤
 ラヴェル:シェヘラザード
 ドビッシー:ビリティスの3つの歌
 シューマン:メアリー・スチュアート女王の詩 Op.135
 ロバート・フレミング:The Confession Stone
キャロライン・ゲリナス(メゾソプラノ)
オリヴィエ・ゴダン(ピアノ)
 録音:2018 年1 月

 フランス系カナダ人のメゾソプラノによるソロ・アルバム。フランスからラヴェルとドビュッシー、ドイツからシューマン、そしてカナダの作曲家ロバート・フレミング(1921-1976)と幅広く選曲しています。




CAVI MUSIC



4260085533985
¥2700
生誕100年、カラーエフのピアノ作品集!
 カラーエフ:
  24の前奏曲
  6つの子供のための小品
  『 ドン・キホーテ』より
エルナラ・イズマイロヴァ(ピアノ)
 2018 年に生誕100 年を迎えるカレーエフ(1918-1982)はアゼルバイジャンの作曲家。祖国の民族音楽ムガムなどをバクー音楽院で学んだ後にモスクワ音楽院でショスタコーヴィチに作曲を学びました。
 そのためか現代的な和声に支えられ歌われる表情豊かな旋律が特徴。カラッとした響きの中から複雑な魅力がたちのぼります。バクー生まれのピアニスト、イズマイロヴァによる共感たっぷりの演奏でお楽しみください。

 

4260085533893
¥2700
ハンス・ゾマー:バリトンとピアノのための歌曲集
 Ballads & Romances Op.8 & 11(抜粋)
 Loreley Op.7
 Jung Douglas und schon Rosabell Op.24
 Die junge Konigin Op.25
 Junge Anne Op.18-1
セバスティアン・ノアック(バリトン)
マヌエル・ランゲ(ピアノ)
 ロマン派の異才、ゾマーの歌曲集

 ドイツの作曲家ハンス・ゾマー(1837-1922)の歌曲集。数学を学び、物理学の教授となり、さらに工科大学の学長も務めるなど音楽家としては異例の経歴を持つゾマー。
 作曲家としてもリヒャルト・シュトラウスとドイツ作曲家共同組合を創設するなど積極的に活動、歌劇や歌曲といった声楽作品を多く発表し成功を収めました。




COVIELLO CLASSICS



COV 91805
¥2600
煌びやかな音の戯れ。ドビュッシーへのオマージュ
 ドビュッシー:前奏曲集 第1巻(全12曲)
 トルステン・エンケ(1966-):アプレリュード(全6曲)
ユリア・バルタ(ピアノ)
 録音:2017 年4 月7-9 日、2018 年1 月5-7 日/63’29’’

 エンケの『Apresludes』はドビュッシーのプレリュードへのオマージュと言える作品です。繊細なピアニッシモ、軽やかなグリッサンド、鐘の音、先鋭的な和声とクラスター、ソステヌート・ペダルの効果的な活用、そして明滅するドビュッシーのモチーフ。
 ピアニストのユリア・バルタはこの作品を「ドビュッシーに出会う旅のよう」と表現しています。ドビュッシーのプレリュードとあわせて聴くと、より一層楽しめる内容です。


 


COV 91802
(2SACD HYBRID)
¥3600
ヴェルディ初期のオペラを聴く
 ヴェルディ:歌劇『一日だけの王様』
マルクス・ボッシュ(指揮)
カペラ・アクイレイア
チェコ・ブルノ・フィルハーモニー合唱団
 録音:2017 年7 月25-28 日/CD1:60’47’’、CD2:40’12’’

 『一日だけの王様』はヴェルディ第2 作目のオペラです。1840 年のミラノ初演は失敗に終わり、ヴェルディにとっては苦い作品となりました。ちょうど子供と妻を失った不幸な時期に書かれたこともあり、創作意欲が不十分だったとも言われています。
 しかし虚心坦懐に耳を澄ませば、ロッシーニとドニゼッティの影響を受けつつも新鮮なメロディで書き上げられた魅力的な佳作として楽しめます。



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HMF



HMM 902321
¥2700→\2490
トリオ・ヴァンダラー
ハイドン:ピアノ三重奏曲集

 ・ピアノ三重奏曲 第27番 変イ長調 op.61 Hob.XV-14
 ・ピアノ三重奏曲 第32番 イ長調 op.70 Hob.XV-18
 ・ピアノ三重奏曲 第35番 ハ長調 op.71 Hob.XV-21
 ・ピアノ三重奏曲 第40番 嬰ヘ短調 op.73 Hob.XV-26
 ・ピアノ三重奏曲 第41番 変ホ短調 op.101 Hob.XV-31
トリオ・ヴァンダラー
 〔ジャン=マルク・フィリップス・
   ヴァイジャベディアン(Vn)、
  ラファエル・ピドゥ(Vc)、
  ヴァンサン・コック(Pf)〕
 アンサンブルの醍醐味を満喫、トリオ・ヴァンダラーによる絶妙な間合いのハイドン!

 録音:2017 年1 月19-22 日、テルデックス・スタジオ(ベルリン)

 1987 年に結成されたピアノ・トリオの重鎮、トリオ・ヴァンダラーの最新盤の登場。
 ハイドンは、ピアノ三重奏曲を45 曲ほど残しています。当時、ピアノ三重奏曲という編成は、アマチュア音楽家たちの間でたいそう人気があり、ピアノ三重奏曲の楽譜を出版すれば、手がたい売上が見込めた、というのも、ハイドンがこれだけの作品を残した理由のひとつ。ハイドンの三重奏曲では、ピアノが主導的な役割を担い、弦楽器は和声などの構成を担当するのが基本ですが、とはいえそこはさすがハイドン、要所要所でヴァイオリンやチェロにも見せ場を作り、また、楽器間の対話も魅力的に仕上げています。
 第27 番は1789 年10 月に単曲で出版、第32 番は1794 年11 月に出版(32-34 番の3 曲まとめて)、35 番は1795 年(35-37 番の3 曲)、40番は1795 年(38-40 番の3 曲) にそれぞれ出版されました。41 番は英国から1795 年の8 月にロンドンを発ちウィーンに戻ってから作曲されています(出版は1803 年)。
 トリオ・ヴァンダラーの演奏は、ヴァンサン・コックの真珠が転がるようなきらきらとしたタッチのピアノと、弦楽器の2 名の時に熱く、時にクールな対話がピタリとはまり、フレーズの変わり目のふとしたところや休符での絶妙な間合いも抜群。アンサンブルの醍醐味を満喫できると同時に、ハイドンの創意にあらためておどろかされる演奏となっています。

 トリオ・ヴァンダラー来日日程
 6/15(金) サントリーホール(ブルーローズ)19:00開演
       サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン トリオ・ヴァンダラー<円熟のピアノ三重奏>
 6/16(土) 兵庫県立芸術文化センター(小) 14:00開演
 6/17(日) サントリーホール(ブルーローズ)14:00開演
       チェンバーミュージック・ガーデン フィナーレ<「舞曲」を中心としたプログラム> 
 6/18(月) 宗次ホール 18:45 開演
 6/21(木) 武蔵野市民文化会館(小)19:00開演
 6/22(金) 武蔵野市民文化会館(小)19:00開演







AYROS

AYCD 02
¥2500
逃げた鳥 〜 祖国から離れたスペインの歌 ホナタン・アルバラード
 (テノール、ルネサンス・ギター、
  バロック・ギター、ビウエラ)、
ソフィア・ペドロ(ソプラノ)
 アルゼンチン出身、現在はオランダを拠点に活動する歌手、ギター&リュート奏者、ホナタン・アルバラードのソロ・デビュー・アルバムがポーランドのAyrosから登場。
 「逃げた鳥(Pajarillos Fugitivos)」は、スペイン語以外のソースがあるスペインのギター歌曲という意欲的なプログラム。ラテン・アメリカの植民地時代から豊かに、複雑に交流・発展していった音楽文化を、5つのグループにわけて俯瞰します。
 ホナタン・アルバラードはオランダの古楽アンサンブル、セコンダ・プラティカ(Seconda Prat!ca)の共同創設者、共同ディレクターを務めており、セコンダ・プラティカは2018年7月に初来日公演を予定しています。

 ※録音:2017年2月、ポーランド







CENTAUR



CRC 3619/20/21/22
(4CD/特別価格)
¥7200
アルゼンチン生まれのヴァイオリニスト、トマス・コーティック
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
トマス・コーティク(ヴァイオリン)
タオ・リン(ピアノ)
 ソナタ第25番ト長調 K.301(293a)/ソナタ第26番変ホ長調 K.302(293b)/
 ソナタ第27番ハ長調 K.303(293c)/ソナタ第28番ホ短調 K.304(300c)/
 ソナタ第29番イ長調 K.305(293d)/ソナタ第30番ニ長調 K.306(300l)/
 ソナタ第24番ハ長調 K.296/ソナタ第32番ヘ長調 K.376(374d)/
 ソナタ第33番ヘ長調 K.377(374e)/ソナタ第34番変ロ長調 K.378(317d)/
 ソナタ第35番ト長調 K.379(373a)/ソナタ第36番変ホ長調 K.380(374f)/
 ソナタ第40番変ロ長調 K.454/ソナタ第41番変ホ長調 K.481/
 ソナタ第42番イ長調 K.526/ソナタ第43番ヘ長調 K.547
 MTTが激賞したヴァイオリニスト。トマス・コーティクのモーツァルト!

 ニュー・ワールド交響楽団のコンサートマスターを務め、マイケル・ティルソン・トーマスがその才能を激賞したアルゼンチン生まれのヴァイオリニスト、トマス・コーティックが、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ16曲をレコーディング。
 ティルソン・トーマスを筆頭に、ゲルギエフ、アバド、クライツベルク、オールソップ、ドゥネーヴやスパーノといった名だたる指揮者たちと共演を重ね、現在はアメリカのポートランド州立大学のヴァイオリン科准教授として活躍しています。
 MTTが太鼓判を押した気鋭のヴァイオリニストが奏でるモーツァルトに是非ともご注目下さい。

 ※録音:2014年−2016年、オール・セインツ教会(フロリダ、アメリカ)


 

CRC 3587
¥2400
ロシアン・ミュージック
 ラフマニノフ:楽興の時 Op.16
 チャイコフスキー:ドゥムカ Op.59
 スクリャービン:幻想曲ロ短調 Op.28
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 Op.83
セバスティアン・ディ・ビン
 (ピアノ/ボルガート)
 1981年、イタリア、ウディネ出身のピアニスト、セバスティアン・ディ・ビンのロシアン・プログラム。アメリカ、カリフォルニア州のサンノゼ国際ピアノ・コンクールでの第1位(ゴールド・メダル)をはじめ、イタリアやドイツ、アメリカなどでの様々なコンクールでの入賞経験を持つ実力派ピアニストです。
 使用ピアノはファツィオリと並ぶイタリアのピアノ・メーカー、ボルガートのコンサート・グランドL282。その音色とディ・ビンのピアニズムのコラボも楽しみなポイントです。

 ※録音:2016年8月1日−4日、ロニーゴ(ヴィチェンツァ、イタリア)
 

CRC 3624
¥2400
クープラン:クラヴサン曲集全集 Vol.5
 クラヴサン第5組曲イ長調
 クラヴサン第22組曲ニ長調
マーク・クロル(ハープシコード)
 50年以上のキャリアを持ち、25年以上に渡りボストン大学のチェンバロ科教授の要職にあるアメリカの鍵盤楽器奏者、マーク・クロールによるクープランの組曲集第5巻。
 「第5組曲」では1978年にウィリアム・ハイマンとD・ジャック・ウェイが製作したフランコ・フレミッシュ・スタイルのダブル・マニュアルを、また「第22組曲」では1769年にパスカル・タスカンが製作したオリジナルの楽器を弾いています。

 ※録音:2016年、マサチューセッツ(アメリカ)
 

CRC 3591
¥2400
テレマンの「道徳的カンタータ集」の全曲録音
 テレマン:6つの道徳的カンタータ TVWV 20:29-34
ジュリアンヌ・ベアード(ソプラノ)
スティーヴン・ゾーン(フルート)
イヴ・ミラー(バロック・チェロ)
レオン・シェルハーゼ(ハープシコード)
 初稿版の「声楽と通奏低音」ではなく、「声楽、オブリガート・ヴァイオリン(またはフルート)と通奏低音」ヴァージョンによるテレマンの「道徳的カンタータ集」の全曲録音。
 ソプラノは、ザルツブルクのモーツァルテウムでアーノンクールに学び、ホグッド、ガーディナーやリフキンなどの名匠たちと共演を重ねてきたジュリアンヌ・ベアード。これまでに130を超えるCDの録音に参加してきたアメリカ古楽界の名歌手です。

 ※録音:2010年7月26日−28日、フィラデルフィア(アメリカ)



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DREYER GAIDO

CD 21108
¥2500→\2290
ダーヴィド・ゲリンガス(チェロ)
 ニュー・ゴルトベルク・ヴァリエーションズ〜新たな「ゴルトベルク変奏曲」組曲
ダーヴィド・ゲリンガス(チェロ)
イアン・ファウンテン(ピアノ)
 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988より アリア(ピアノ独奏)
 ジョン・コリリアーノ:バッハのアリアによるファンシー(チェロ独奏)
 リチャード・ダニエルプール:幻想的変奏曲 《アダージェット・ミステリオーゾ》(チェロとピアノ)
 ピーター・リーバーソン:3つの変奏曲(チェロとピアノ)
 フェルッチョ・ブゾーニ:バッハのゴルトベルク変奏曲より アリア(ピアノ独奏)
 クリストファー・ラウズ:ゴルトベルク変奏曲II《リコルダンツァ》(チェロ独奏)
 ケネス・フラゼレ:ニュー・ゴルトベルク・ヴァリエーションズ(チェロとピアノ)
 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988より 第16変奏(序曲)(チェロとピアノ)
 ピーター・シッケル:ニュー・ゴルトベルク・ヴァリエーションズ(チェロとピアノ)
 J.S.バッハ:
  ゴルトベルク変奏曲 BWV.988より アリア(チェロとピアノ)
  ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ ト長調 BWV.1027(チェロとピアノ)
  管弦楽組曲第3番 BWV.1068より アリア(チェロとピアノ)
 ダーヴィド・ゲリンガス新プロジェクト!新たな「ゴルトベルク変奏曲」組曲!

 ☆ゲリンガスが新たに編集した「新ゴルトベルク変奏曲組曲」!

 ロストロポーヴィチに学び、1970年のチャイコフスキー国際コンクールで優勝、ドイツを拠点に国際的に活躍するリトアニア出身の名チェリスト、ダーヴィド・ゲリンガス。
 J.S.バッハの偉大な傑作「ゴルトベルク変奏曲 BWV.988」のピアノ版、チェロとピアノ版、ブゾーニ編曲のピアノ版、そしてアメリカの様々な現代作曲家がゴルトベルク変奏曲をテーマに書いた作品をゲリンガスがまとめ上げ、新たな「ゴルトベルク変奏曲」組曲として完成。バッハのアレンジ・ファン要注目! 最後に挿入されたチェロ版「G線上のアリア」も格別の美しさです。

 ※録音:2017年2月21日−23日&9月23日、エールベルク教会(ベルリン)







FRA BERNARDO


FB 1800751
(2CD/特別価格)
¥3800
ラ・リュー:ミサ曲集
 ミサ・アルマーナ
 ミサ曲 《聖アントニウス》
 ミサ曲 《幼子われらに生まれ》
 ミサ曲 《あらゆる悲しみは》
ビューティー・ファーム
 オーストリアの注目男声ヴォーカル・アンサンブル"ビューティー・ファーム" 第5弾はラ・リュー!

 "ビューティー・ファーム"は、2014年に設立された男声6人のヴォーカル・アンサンブル。コレギウム・ヴォカーレ・ヘントやチンクエチェント、グランドラヴォア、カピラ・フラメンカ、ウエルガス・アンサンブルなどの一流合唱団、アンサンブルで活躍してきたメンバーでスタートし、オーストリア、マウアーバッハのカルトジオ会修道院を拠点に、ルネサンス期のフランコ=フレミッシュ・ポリフォニーの音楽を中心に歌っています。
 高い完成度を誇るポリフォニーと刺激的なジャケット・デザインの両面で注目を浴びるビューティー・ファームのアルバム第5弾は、フランドル楽派を代表する作曲家の一人、ピエール・ド・ラ・リュー(c.1452−1518)の4つのミサ曲。ラ・リューの最後の創作期に作られた4声のミサ曲は、ラ・リューの並外れた多声技法が示されています。

 ※録音:2016年12月、マウアーバッハ・カルトジオ会修道院(オーストリア)




GLOBE

GLO 5268
¥2500
カンソォン 〜 イベリア半島からの音楽
 フアン・デ・アンチエータ、アントニオ・デ・カベソン、
 エルナンド・デ・カベソン、アントニオ・カレイラ、
 ペドロ・デ・クリスト、フアン・デル・エンシーナ、
 ペドロ・デ・エスコバル、フランシスコ・ゲレーロ、
 ハイス・レーヴェルト、フアン・モンテス・カポン、
 トゥーク・ヌーマン、フェルナンド・オブラドルス、
 ディエゴ・オルティス、フランシスコ・デ・ペニャローサ、
 マヌエル・ロドリゲス・コエーリョ、フアン・バスケス、
 トマス・ルイス・デ・ビクトリアの音楽
アムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団
 ベネルクス随一のリコーダー四重奏団"ブリスク" が吹く、イベリア半島の音楽

 1986年にアムステルダムで結成されたベネルクス随一のリコーダー・アンサンブル、アムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団。
 古楽に現代音楽を組み合わせる大胆なプログラムで国際的に活躍してきたブリスクの新たなアルバムは、イベリア半島をテーマに、スペインとポルトガルの様々な作曲家による作品集。ゲレーロやビクトリアを含む、16世紀の作品を中心に、19世紀のカポンやオブラドルス、そして現代オランダの作曲家、ハイス・レーヴェルト(Gijs Levelt)とトゥーク・ヌーマン(Toek Numan)の音楽を組み合わせ、ファドやセファルディなどからも影響を受けたイベリア半島の多様な文化の痕跡を辿ります。

 録音:2017年11月30日−12月2日、オランダ






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GLOSSA



GCD 921809
(2CD/特別価格)
¥3800→\3490
知られざる室内楽発掘に執念を燃やすミッツィ・メイヤーソン新作
 フランクール:
  独奏ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集第1巻(パリ、1720)

  ソナタ第1番ト長調/ソナタ第2番ホ短調/
  ソナタ第4番ロ短調/ソナタ第6番ホ長調/
  ソナタ第9番イ長調/ソナタ第7番ニ短調/
  ソナタ第5番ハ短調/ソナタ第3番変ロ長調/
  ソナタ第8番ヘ短調/ソナタ第10番ト長調
ミッツィ・メイヤーソン (チェンバロ)
クレータ=マリア・ケンタラ (ヴァイオリン)
ラウリ・プラッカ(チェロ)
 メイヤーソンが発掘する知られざる室内楽。フランクールのヴァイオリン・ソナタ集!

 ☆トリオ・ソネリーのオリジナル・メンバー、ミッツィ・メイヤーソンの新録音!
 ☆歴史に埋もれた室内楽作品の発掘、ルイ15世の宮廷で活躍したフランソワ・フランクールのヴァイオリン・ソナタ集!

 1982年に結成されたトリオ・ソネリーのオリジナル・メンバーであり、ベルリン芸術大学のチェンバロ科の教授としても活躍する華麗なるチェンバリスト、ミッツィ・メイヤーソン。
 歴史に埋もれた室内楽作品の発掘を進めてきたメイヤーソンが新たに録音するのは、18世紀のフランス宮廷で「王の24人のヴァイオリン(Vingt-quatre Violons du Roi)」や「ル・コンセール・スピリチュエル」のメンバーとして演奏し、王立音楽アカデミーの音楽監督を務めた音楽家、フランソワ・フランクール(1698−1787)のヴァイオリン・ソナタ集。1720年パリで出版された10のソナタ集は、フランス様式の優雅さとイタリア様式のエネルギーを兼ね備えており、柔らかい旋律、野性的な舞曲、牧歌、技巧的な楽章などが巧みに組み込まれた隠れた逸品です。
 独奏ヴァイオリンを務めるのは、これまでジョヴァンニ・バッティスタ・ソーミス(GCD 921807)やリチャード・ジョーンズ(GCD 921806)の録音でも共演してきたフィンランドのクレータ=マリア・ケンタラ。シベリウス音楽院を経てオランダでピリオド奏法を学び、ムジカ・アンティクヮ・ケルンやアンサンブル・ソネリーのメンバーとして活躍した北欧の名手です。

 ※録音:2018年1月、カウスティネン教会(フィンランド)






ちょっと話の流れでこの作曲家の紹介を・・・
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もう知られざる作曲家とは言わせない
こんな素敵な人がバロック時代にいた
ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミス




ミッツィ・メイヤーソンが5年前に取り上げたのがソーミス(ソミス)のソナタ。
5年前は確かにまだ「知られざる作曲家」だった。


GCD 921807
\2500
知られざるイタリア・バロックの音楽家
 ソーミス:ヴァイオリン・ソナタ集 Op.1

  ソナタ第6番ニ長調/ソナタ第9番ト短調/
  ソナタ第5番変ロ長調/ソナタ第7番変ホ長調/
  ソナタ第10番ハ長調/ソナタ第2番ホ短調/
  ソナタ第1番ト短調/ソナタ第12番ホ長調/
  ソナタ第8番イ長調/ソナタ第4番ニ短調/
  ソナタ第3番イ短調/ソナタ第11番ヘ長調
ミッツィ・メイヤーソン(チェンバロ)
クレータ・マリア・ケンタラ(ヴァイオリン)
ラウリ・プラッカ(チェロ)

 知られざるイタリア・バロックの巨匠の芸術。ソーミスの"ヴァイオリン・ソナタ集Op.1"!

 1982年に結成されたトリオ・ソネリーのオリジナル・メンバーであり、ベルリン芸術大学のチェンバロ科の教授としても活躍する華麗なるチェンバリスト、ミッツィ・メイヤーソン。
 リチャード・ジョーンズやゴットリーブ・ムファットなど、歴史に埋もれた室内楽作品の発掘を進めてきたメイヤーソンが新たに取り上げるのは、18世紀前半のイタリアのヴァイオリニスト&作曲家、ジョヴァンニ・バッティスタ・ソーミス(1686−1763)の「ヴァイオリン・ソナタ集」!
 ソーミスは、師であるアルカンジェロ・コレッリの次世代、ジュゼッペ・タルティーニの同世代にあたり、ピエモンテ楽派、また当時のイタリアを代表する音楽家の1人。
 1733年に訪れたパリでは、コンセール・スピリチュエルでそのヴァイオリンを披露し大絶賛を受けるなど、フランスのヴァイオリン楽派へ与えた影響も非常に大きい。
 プニャーニやルクレールの師でもあるソーミスの「ヴァイオリン・ソナタOp.1」は、1717年にアムステルダムで出版された12曲のソナタから成る作品集。
 コレッリの流れを汲み、タルティーニと共に絶大な存在感を発揮しながらも、現在では歴史に埋もれてしまったソーミスの名声と音楽が、メイヤーソンと仲間たちのアンサンブルで明らかになる。

 ※録音:2013年11月、ベルリン(ドルムキルヒェ・ラーンスドルフ)



 
 すると、このノフェリーニのアルバムも同時期に現れ、ソミスの名を世界に広めた。
 250年前の作曲家がいまの時代に復活してきたわけである。



こんな素敵な人がバロック時代にいた
優雅で官能的・・・快活でメロディアス
ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミス(1686-1763)のヴァイオリン・ソナタ


イタリア・バロックのヴァイオリン音楽が好きな人は、間違いなく生涯手放せなくなる。


TACTUS
TC 681908
\2500
ノフェリーニが奏でるソミスの"ソナタ Op.2"!
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミス:
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.2

ロベルト・ノフェリーニ(ヴァイオリン)
キアラ・カッターニ(チェンバロ)

 イタリア・ヴァイオリン界の次代の盟主。ノフェリーニが奏でるソミスの"ソナタ Op.2"!

 バロック、古典派、ロマン派、そして近現代と幅広いレパートリーを誇るノフェリーニが、ドン・ニコラ・アマティ製作(1732年)の銘器で奏でるのは、ピエモンテ楽派の巨匠ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミス(1686−1763)の「ソナタ Op.2」!

 コレッリを師に持ち、タルティーニの同世代で、プニャーニやジャルディーニを、さらにはフランスのルクレールも育成したコンポーザー=ヴァイオリニスト、ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミス。
 パリのコンセール・スピリチュエルで自らの演奏が大絶賛を博すなど、イタリアの作風の発展、そしてイタリアとフランスを繋いだピエモンテ楽派の重鎮である。

 1723年にトリノでソミス自身によって出版され、ヴィットーリオ・アメデーオ2世に献呈された「ソナタ Op.2」は、自らの華麗で技巧的な演奏スタイルが反映された、コレッリの次の世代のイタリアを代表する傑作の1つ。
 グリュミオーやアッカルド、ロマーノ、シュヴァルツベルグ、ヴェルニコフという錚々たる名匠たちにヴァイオリンを学び、モダン、ピリオドの両方を弾きこなすイタリアの次代の盟主ノフェリーニ。
 その天衣無縫のヴァイオリンが、ピエモンテ楽派の巨匠ソミスの知られざる傑作を再び音楽史の表舞台へと導く!
 ヴァイオリン:ドン・ニコラ・アマティ1732年製/チェンバロ:フレンチモデル2段鍵盤/マティアス・クラマー1986年製

 ※録音:2013年12月、サン・ジローラモ教会(バニャカヴァッロ、イタリア)







ソミス、ガッティ「17〜18世紀イタリアのヴァイオリン芸術」の続編にもひっそりと入って、しかも光を放っていた・・・

Glossa
GCD C80018
\2200
エンリコ・ガッティの名盤、ピエモンテ楽派の音楽!
 ピエモンテの真珠 〜 18世紀イタリアのヴァイオリン音楽

 ジョヴァンニ・ロレンツォ・ソミス(1688−1775):ソナタ イ短調 Op.1-1
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミス(1686−1763):ソナタ ハ長調 Op.6-4
 ガスパーレ・ジュゼッペ・キアブラーノ(1725−1802):ソナタ第3番 ヘ長調
 フェリーチェ・ジャルディーニ(1716−1796):ソナタ第2番 ト長調 Op.31
 ジョヴァンニ・バッティスタ・カナヴァッソ(1713−1784):
  ソナタ第2番 ニ短調
 ガエターノ・プニャーニ(1731−1798):ソナタ 変ロ長調 Op.6-1
エンリコ・ガッティ(ヴァイオリン)
アントニオ・モスカ(チェロ)
ジョルジオ・タバッコ(チェンバロ)
 
 バロック・ヴァイオリンの神様であり、ヴァイオリンの詩人、エンリコ・ガッティ。
 名盤中の名盤として親しまれ続けている「17世紀後半イタリアのヴァイオリン芸術」(GCD 921206)の続編となる、18世紀イタリア、ピエモンテ楽派のヴァイオリン音楽をエンリコ・ガッティが奏でた名盤が遂に復活!
 18世紀イタリア、トリノのサヴォア宮廷に集った音楽家たち。
 ピエモンテ楽派の創始者と伝わるジョヴァンニ・バッティスタ・ソミス、弟のロレンツォ・ソミス、そしてジャルディーニやプニャーニなど、18世紀のイタリアにおいてヴァイオリン芸術を発展へと導いた重要な音楽家たちの「ソナタ」を、エンリコ・ガッティの艶やかで豊潤なヴァイオリンで ――!

 ※録音:1992年1月、サン・キアーラ教会(ブラ、イタリア)




 


GCD 922518
¥2500
中世アンサンブル "セクエンツィア" 登場!
 約1000年ぶりに蘇る中世の歌

  ボエティウス:慰めの歌 〜
   11世紀カンタベリーからのメトラ
セクエンツィア
 〔ベンジャミン・バグビー
   (ヴォイス、ハープ、ディレクター)、
  ハンナ・マルティ(ヴォイス、ハープ)、
  ノルベルト・ローデンキルヒェン(フルート)〕
 ☆Glossaと古楽総本山バーゼル・スコラ・カントルムのコラボレーション・シリーズ!
 ☆世界的中世アンサンブル、「セクエンツィア」がGlossa初登場!

 古楽教育、古楽研究の総本山として知られるスイスの古楽専門音楽大学、バーゼル・スコラ・カントルム(SCB)。Glossaとバーゼル・スコラ・カントルムのコラボレーション企画 "Glossa SCB Series"の最新作は、中世ヨーロッパの音楽を専門とするアンサンブルとして世界的に有名な「セクエンツィア」がGlossa初登場。
 セクエンツィアは、1977年にバーゼル・スコラ・カントルムの学生として学んでいたベンジャミン・バグビーとバーバラ・ソーントンが共同で設立。以来40年以上にわたり、国際的なコンサート・ツアー、30を超える録音、映画やTVでの演奏、そして次世代の育成など、中世音楽の極めて革新的なグループとして活動しています。
 古代ローマの哲学者ボエティウスの代表作「哲学の慰め(De consolatione philosophiae)」をテキストに歌ったとされる11世紀イギリス、カンタベリーの「慰めの歌(Songs of Consolation)」。ケンブリッジ大学のサム・バレット博士が失われていた手稿譜から再構築し、セクエンツィアの演奏によって、約1000年ぶりに現代に蘇ります。

 ※録音:2017年7月31日−8月5日、トパーズ・オーディオ・スタジオ(ケルン)







PIANO CLASSICS



PCL 10147
\2000
武満徹:ピアノ曲全集
 雨の樹素描 II、閉じた眼 II、雨の樹素描、
 閉じた眼、こどものためのピアノ小品とロマンス、
 ピアノ・ディスタンス、遮られない休息、リタニ、ロマンス
ルーカス・ユイスマン(pf)
  

PCL 10151
\2000
リスト:ピアノ曲集
 スケルツォと行進曲、バラード第1番、第2番、
 ロマネスカ、2つの伝説、死のチャールダーシュ
レオナルド・ピエルドメニコ(pf)



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


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ALTUS

コンセルトヘボウが燃える!怒涛のコンドラシン3 タイトル!!
ターラ・レーベルのコンドラシンを網羅、すべてステレオ録音!

 ターラ・レーベルの音源をリマスタリングして復刻。
 1978 年に祖国ロシアを離れオランダへ亡命、ハイティンクと2 人体制でコンセルトヘボウを鍛えたコンドラシン。1981 年にアムステルダムでテンシュテットの代役として北ドイツ交響楽団と『巨人』を演奏した直後に急逝してしまったため、オランダ時代の録音は決して多くなくどれも貴重です。
 細部まで徹底したリハーサルを行った上で本番に臨み白熱の演奏を繰り広げたコンドラシンの凄さがはっきりと分かる必携のディスク。ステレオ録音。


TALT 036
¥2800→\2590
コンドラシンのマラ7、コンセルトヘボウとのライヴ!
 マーラー:交響曲第7番『夜の歌』
キリル・コンドラシン(指揮)
アムステルダム・コンセントヘボウ管弦楽団
 録音:1979 年11 月29 日(ライヴ、ステレオ)/国内プレス、ステレオ、日本語帯・解説付

 泣く子も黙るコンドラシンのマラ7、コンセルトヘボウとのライヴ!
 第9 番を日本初演し、亡くなる直前には『巨人』を振っていたエピソードが有名なように、コンドラシンにとってマーラーは宿命の作曲家と言えるでしょう。深い理解に加え、思いの入れ込みようが凄まじく、複雑巨大な第7 番も破格の力強さと強烈な推進力で一気に聴かせます。
 コンセルトヘボウの食らいつくような演奏も手に汗握り、フィナーレで見せる怒涛のエネルギーには心底震えます。情報量の多さと一本筋の通った見通しの良さを兼ね備えた稀有な名演!
 


TALT 037
¥2800→\2590
非常に熱量の高いフランクです。
 (1)フランク:交響曲 ニ短調
 (2)ベルリオーズ:
  劇的交響曲『ロメオとジュリエット』 Op.17より
   「愛の情景」、「マブの女王」、
   「ロメオただ独りーキャピュレット家の大宴会」
キリル・コンドラシン(指揮)
アムステルダム・コンセントヘボウ管弦楽団
 録音:(1)1977 年11 月27 日、(2)1974 年11 月14 日(ともにライヴ、ステレオ)/国内プレス、ステレオ、日本語帯・解説付

 非常に熱量の高いフランクです。特に金管の響きが強烈で火傷しそうな破壊力!まばゆい音色と重心の低い音響がクセになります。それでいて第2 楽章の素朴な美しさも素晴らしいものがあり、表現の幅に打たれます。カップリングのベルリオーズは静かな音楽が長く続き、最後の最後で一気に爆発する構成。
 もっと小さく、もっと柔らかく、という指示を限界まで出し続けたというコンドラシン必殺のピアニッシモが大変印象的。繊細極まりない逸品!
 


TALT 038
¥2800→\2590
コンドラシンのシベ2 はかっこいい。
 シューベルトの『ロザムンデ』は間奏曲第3 番がハイライト。

  (1)シベリウス:交響曲第2番 ニ長調 Op.43
  (2)シューベルト:劇音楽『ロザムンデ』 Op.26, D797より
   「序曲《 魔法の竪琴》」、「間奏曲第3番」、
   「バレエ音楽第2番」
キリル・コンドラシン(指揮)
アムステルダム・コンセントヘボウ管弦楽団
 録音:(1)1979 年3 月1 日、(2)1980 年11 月20 日(ともにライヴ、ステレオ)/国内プレス、ステレオ、日本語帯・解説付

 コンドラシンのシベ2 はかっこいい。辛口な語り口とズッシリ巨大な音響、これぞロシアの指揮者によるシベリウス。それでいてコンセルトヘボウの弦の美しさも良く出ており、停滞することなく大河のような音楽が滔々と流れていきます。心地よさと聴き応えの同居!
 シューベルトの『ロザムンデ』は間奏曲第3 番がハイライト。シベリウスでは辛口だったのにこちらは驚くほどロマンティック!あの絶品の旋律が感動的に歌われ涙を誘います。




GRAND SLAM


GS 2184
¥2500
フルトヴェングラー&BPO の真骨頂、
 シューマン第4+ブラームス第3

  (1)シューマン:交響曲第4番 ニ短調 Op.120
  (2)ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 Op.90
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 フルトヴェングラー&BPO の真骨頂、シューマン第4(1953)+ブラームス第3(1954)、2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻

 録音:(1)1953 年5 月14 日/イエス・キリスト教会(ベルリン/セッション録音)、(2)1954 年4 月27 日/ティタニア・パラスト(ベルリン/ライヴ録音)
 使用音源: Private archive(2 トラック、38 センチ、オープンリール・テープ)/モノラル

 ■制作者より
 シューマンは伝説のスタジオ録音、ブラームスはフルトヴェングラー最晩年のライヴです。復刻に使用したのは2 トラック、38 センチのオープンリール・テープですが、完成したCD を改めて聴くと、既存のディスクとこれほどまでに音が違うものを市場に開放して良いのか、恐ろしい気持ちさえ抱きました。しかし、制作者の判断は客観的なものとは言いがたいですし、そもそも音質に対する評価は人によって異なります。試していただきたい、とだけ申し上げておきましょう。(平林直哉)



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WEITBLICK

SSS 0212
¥2300→\2090
ヨアンナ・マルツィ、1976年のステレオ・スタジオ録音!
 バルトーク:ヴァイオリンとピアノのためのラプソディ第1番
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第24番ヘ長調K.376(374d)
 シューベルト:ヴァイオリンとピアノの二重奏曲D.574「デュオ・ソナタ」
ヨアンナ・マルツィ(Vn)
イシュトヴァン・ハイジュ(Pf)
 完全初出!!ヨアンナ・マルツィ。1976年のステレオ・スタジオ録音!スイス放送の優秀録音

 録音:1976年11月30日チューリヒ・放送スタジオ2、スタジオ録音(音源提供:スイス放送)

 もう何の言葉も必要ない!夢のような演奏が完全初出となります。
 イエネー・フバイ門下の名女流ヨアンナ・マルツィはハンガリー出身ですが、ジュネーヴ国際音楽コンクールに入賞した1947年以降はスイスに居を定めました。そして、世界各地で活躍しましたが、1970年以降の録音は極めて少なく、1972年のスイス録音のみです。
 ここに収録される1976年のリサイタルは、さらに後年で最も晩年の演奏ということになります。バルトークとモーツァルトは初出レパートリーという衝撃!スイス放送の録音は極めて優秀で音質は最高!
 演奏内容もバルトークにおける愉悦とアイディア。モーツァルトなど慈眼とも呼びたいぬくもり溢れる表現に心が洗われます。
 シューベルトの「デュオ・ソナタ」は、アントニエッティとのスタジオ録音が高名ですが、長年コンビを組んだイシュトヴァン・ハイジュとの息があった、それでいて丁々発止の駆け引きも面白い名演です。ヴァイオリンを愛する、または室内楽を愛する人々には垂涎のリリースであります。

※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付


<メジャー・レーベル>
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オーストラリアELOQUENCE



4825491
\1200
《エドゥアルト・ファン・ベイヌム〜ラヴェル、フランク:管弦楽作品集》
 フランク:1) 交響詩『プシュケ』、2) 交響的変奏曲、
 ラヴェル:3) スペイン狂詩曲*、4) ボレロ*、5) ラ・ヴァルス*

*DECCA世界初CD化
ゲザ・アンダ(ピアノ)(2)、
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

 ドイツ指揮者によるフランス作品の理想的な演奏
 珍しいフランク作品とラヴェルの傑作3作をカップリングしたエドゥアルト・ファン・ベイヌムのアルバムが、新規リマスタリングされてエロクァンス・シリーズに堂々の仲間入りです。
 ファン・ベイヌムはモーツァルトからマーラーにいたるオーストリア=ドイツの作曲家の演奏で特に知られるドイツの指揮者ですが、オーケストラの幅広い音色を操る達人で、フランス作品の理想的な演奏も実現しています。彼はウィレム・メンゲルベルクの優れた後継者で、1945年からその14年後に早すぎる死を迎えるまでの間ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の音楽監督を務めました。
 交響詩『プシュケ』は、初めブルックナーの第7交響曲とともに発売されましたが、ここでは1943年にゲザ・アンダのソロで録音されドイツ・グラモフォンから発売されたフランクの人気曲、ピアノのための協奏作品『交響的変奏曲』とカップリングされています。
 『スペイン狂詩曲』は、アムステルダムのコンセルトヘボウで戦後初めてデッカに行われた録音の一つで、今でもファン・ベイヌムの優秀録音として注目を集めているものです。この『スペイン狂詩曲』録音の12年後に録音されたのがラヴェルによる管弦楽作品『ボレロ』と『ラ・ヴァルス』で、10インチLPでPHILIPSから初めて発売されました。今回最新デジタル・マスリングにより、驚くほど生き生きとした演奏で聴くことができます。

 【録音】1943年5月17−21日(2)、1946年9月10日(3)、1953年5月19日−6月1日(1)、1958年6月30日(4)、9月25日(5)、アムステルダム、コンセルトヘボウ
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4825515
\1200
《エドゥアルト・ファン・ベイヌム〜メンデルスゾーン:交響曲第4番/夏の夜の夢》
 メンデルスゾーン:
  1) 序曲『フィンガルの洞窟』*、
  2) 夏の夜の夢(序曲Op.21、付随音楽Op.61)、
  3) 交響曲第4番イ長調Op.90『イタリア』*

*DECCA世界初CD化
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1)、
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(2, 3)

 2つの楽団で聴くメンデルスゾーンの管弦楽名作集
 10代から非凡な才能を現し素晴らしい管弦楽の音の魔術師で巧みな劇作曲家でもあるメンデルスゾーン作品の1950年代のデッカ録音が新規リマスタリングされて発売に。エドゥアルト・ファン・ベイヌムの録音遺産の復刻にあたり、メンデルスゾーンの最も人気の高い3つの管弦楽作品が収録されたアルバムをリリースします。
 1945年から亡くなる1959年までコンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者を務めたファン・ベイヌムは1947年から2シーズン、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮も行っていました。
 このアルバムではその両方のオーケストラによるデッカ録音を収録しています。序曲『フィンガルの洞窟』はロンドン・フィルハーモニー管弦楽団と1949年2月に録音されています。
 ファン・ベイヌムは『夏の夜の夢』をデッカに2度録音していますが、どちらもコンセルトヘボウ管弦楽団との録音です。最初が1946年で、その時は序曲を省略し、間奏曲をスケルツォ、夜想曲とともに収録、2度目の1952年(このアルバムの録音)には序曲を収録し、間奏曲を省略しています。
 この指揮者の最後のメンデルスゾーンの録音は1955年の6月、同じくアムステルダムで行われました。きめ細かく作り上げられた、よく知られた原典版の『イタリア』交響曲の演奏です。

  【録音】1949年2月4日、ロンドン、キングズウェイ・ホール(1)、1952年5月19日(2)、1955年6月2−4日(3)、アムステルダム、コンセルトヘボウ
 

4825349
(2CD)
\1800
《ドイリー・カート・オペラ・カンパニー
 〜ギルバート&サリヴァン:喜歌劇『王女アイダ』/
 「ギルバート&サリヴァン・スペクタキュラー」》

《CD 1》
 アーサー・サリバン、ウィリアム・S.ギルバート:喜歌劇『王女アイダ』*
《CD 2》[ギルバート&サリヴァン・スペクタキュラー]
 喜歌劇
   『軍艦ピナフォア』『ペンザンスの海賊』
   『ミカド』『ラディゴア』からのハイライト

*DECCA初CD化
ドイリー・カート・オペラ・カンパニー、
イシドア・ゴドフリー(指揮)
ロンドン新交響楽団・合唱団(CD 1)、
ジェイムズ・ウォーカー(合唱指揮)(CD 2)、
サー・マルコム・サージェント(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(CD 2)

 喜歌劇の完全版とヒット作集の贅沢な組み合わせ
 新規リマスタリングされた、ドイリー・カート・オペラ・カンパニーによるサヴォイ・オペラ(『王女アイダ』)の初めての完全版の録音が、W.S.ギルバートとサー・アーサー・サリヴァンの無類のパートナーシップから生まれた歌と楽曲を収録したフェイズ4のアルバムとカップリングされた盛りだくさんの2枚組。
 『王女アイダ』は二人のテノールの主役がいる、サヴォイ・オペラの中でも珍しい作品で、この録音では二人のトップクラスのテノール歌手がバリトンのフローリアン役ジェフリー・スキッチと素晴らしい三重唱を披露しています。テノールの一人トーマス・ラウンドは情熱的な主役ヒラリオン王子として英雄役を演じ、もう一人レナード・オズボーンはヒラリオンの友人シリルというコミカルな役を演じます。
 この録音に先立って行われた2回の録音では多くの箇所がカットされましたが、この1954年の録音はサリヴァンのスコア(彼の最上のもの一つ)のほぼ完全版です。さらに注目に値するのはタイトルロールのソプラノVictoria Sladenの存在です。ドイリー・カート・オペラ・カンパニーのメンバーではありませんが、威厳のある声でギルバート&サリヴァンの作品で最も妥協を許さない感動的なオペラの役の一つを演じました。
 『王女アイダ』は40年近くドイリー・カートで音楽監督を務めたイシドア・ゴドフリーにより温かみと威厳を持って指揮されました。一方、サー・マルコム・サージェントのドイリー・カート・オペラ・カンパニーとの関係はゴドフリーより3年遡り、1926年に始まりそのキャリアの間ずっと続きました。サージェント自身も『王女アイダ』の完全版の録音を1965年に行っていますが、その同じ年、ギルバート&サリヴァンのカタログからヒット作を選んで指揮し、デッカのフェイズ4ステレオで録音したのがCD 2の「ギルバート&サリヴァン・スペクタキュラー」です。

 【録音】1954年10月−11月、ロンドン、キングズウェイ・ホール(CD 1)、1965年12月3−4日、ロンドン、ウェスト・ハムステッド、デッカ・スタジオ(CD 2)
  

4825357
(2CD)
\1800
《ドイリー・カート・オペラ・カンパニー〜
 ギルバート&サリヴァン:喜歌劇『軍艦ピナフォア』》

《CD 1&2》
 アーサー・サリバン、ウィリアム・S.ギルバート:
  喜歌劇『軍艦ピナフォア』
ジョゼフ・ポーター卿………ジョン・リード
ヒービー…… ポーリーン・ウェルス
コーコラン艦長…… トーマス・ロウラー
リトル・バターカップ………クリスティーン・パーマー
レイフ・ラクストロー……ラルフ・メイソン
ジョゼフィーン…… ヴァレリー・マスターソン
ディック・デッドアイ……ジョン・アイルドン
ボブ・ベケット…アーサー・ジャクソン
ボブ・ボブステイ……ジョン・エリソン
ドイリー・カート・オペラ・コーラス
ドイリー・カート・オペラ・カンパニー
ジェイムズ・ウォーカー(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

 大人気サヴォイ・オペラの趣あるデッカ・フェイズ4ステレオ録音
 オーストラリアの音楽家ジェイムズ・ウォーカーの作品はエロクァンスで多く発売されていますが、ここでは今まであまりなじみのない姿で登場しています。
 ウォーカーは生地オーストラリアでも、ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックでもピアニストとしての教育を受けましたが、しばらくしてバレエと映画の有名な音楽監督であるアーネスト・アーヴィングのアシスタントになりました。
 1947年からこの国際的なバレエ・カンパニーの監督となり、1953年に解散するまで務めました。その年、彼はできたばかりのデッカ・レコードにレコーディング・エンジニアとして参加しました。その能力を生かして、ロンドン、ジュネーヴ、ベオグラードなど各地でステレオ・エンジニアの開拓者として仕事をし、多くの録音がデッカ・カタログの定番となりました。
 しかし、1968年に長年務めていたイシドア・ゴドフリーの引退を機にドイリー・カート・オペラ・カンパニーの音楽監督として指揮台に戻り、その時にこの『軍艦ピナフォア』が録音されました。

  【録音】1971年2月14−15日、ロンドン、ウェスト・ハムステッド、デッカ・スタジオ
 

4825363
(2CD)
\1800
《ドイリー・カート・オペラ・カンパニー〜
 ギルバート&サリヴァン:喜歌劇『魔法使い』『ユートピア株式会社』(抜粋)》

  アーサー・サリバン、ウィリアム・S.ギルバート:
   1) 喜歌劇『魔法使い』、
   2) 喜歌劇『ユートピア株式会社』(抜粋)
ドイリー・カート・オペラ・カンパニー、
イシドア・ゴドフリー(指揮)
ロンドン新交響楽団(1)、
コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団(2)

 ヴィクトリア朝イギリスの「軽歌劇」2作をカップリング
 イギリスの「軽歌劇」史上最も成功したパートナーシップからの2作品をデッカ録音の新規リマスタリングで。
W.S.ギルバートとサー・オーサー・サリヴァンとのオペラのコラボレーションの初めての完全版である『魔法使い』は、直後の作品『軍艦ピナフォア』ほどの人気作とはなりませんでしたが、ヴィクトリア朝イギリスの慣習の(その後の作品よりも穏やかな)風刺を楽しむことができます。
 実際、1953年に初めての完全録音が行われたこの時、『魔法使い』は第二次世界大戦の前からドイリー・カート・オペラ・カンパニーのレパートリーからはずれていて、1971年まで日の目を見ることはありませんでした。それでもこの初版は多くの際立った特徴を持っています。その一つが1951年から1959年までドイリー・カート・オペラ・カンパニーの主役コメディアンだったピーター・プラットによるタイトルロールが鮮やかにドラマティックに描かれていることです。
 『ユートピア株式会社』が上演されていた1893年頃は、ギルバート&サリヴァンの大成功の時期も終わりに近づき、しばしば二人の関係が悪くなることもありました。
 この喜歌劇は245公演上演されたにもかかわらず、ドイリー・カート・オペラ・カンパニーのレパートリーに入ることはかく、実際初めて完全版の録音が行われたのは1975年のことでした。それまでファンを楽しませたのがこの1963年8月録音の抜粋版でした。

 【録音】1953年7月8、10、16、21、23、24、29&30日、ロンドン、ウェスト・ハムステッド、デッカ・スタジオ(1)、1963年8月28−31日、ロンドン、ウォルサムストウ・アッセンブリー・ホール(2)
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4824983
\1200
《エルネスト・アンセルメ〜
 ムソルグスキー、ラヴェル、レスピーギ:管弦楽作品集》

  1) ムソルグスキー(ラヴェルによる管弦楽編):展覧会の絵*、
  2) ラヴェル:ラ・ヴァルス+、
  3) ロッシーニ/レスピーギ:組曲『ロッシニアーナ』

 *初発売
 +ステレオ初発売
エルネスト・アンセルメ(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団


 鮮やかな色彩感のあるレパートリーで定評のあるアンセルメの注目のアルバムが、それまで発売されていないステレオ録音で登場します。
 20世紀最も偉大な指揮者の一人エルネスト・アンセルメは、個人的な友人でもある作曲家たちによる新しい音楽を世界中に提供してきました。
 その中にはドビュッシー、ストラヴィンスキー、ブリテン、バルトーク、マルティヌー、ラヴェルがいました。特にラヴェルとは、1958年4月デッカに『ラ・ヴァルス』をスイス・ロマンド管弦楽団とともに録音するまで30年以上にわたって親交がありました。
 アンセルメはこの作品を同楽団と1947年、1953年、1958年、1963年と複数回録音していますが、1958年のステレオ盤は今回初発売となります。

 【録音】1958年4月1−23日(1, 2)、1967年2月6、7&14日(3)、ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール




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SONY



19075820802
\2600
ミヒャエル・ザンデルリングと手兵ドレスデン・フィル
 ベートーヴェン&ショスタコーヴィチ:交響曲全曲録音プロジェクト第4弾
  「第5番」対決!

ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調 Op.47「革命」
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
ミヒャエル・ザンデルリング(指揮)
 2016年11月9-11日 録音場所:ドレスデン、聖ルカ教会


 ドイツの名指揮者クルト・ザンデルリングの三男で、ヨーロッパで熱い注目を集めている指揮者ミヒャエル・ザンデルリングと手兵ドレスデン・フィルの、ソニー・クラシカルへの「ベートーヴェン&ショスタコーヴィチ:交響曲全曲録音プロジェクト」。

 「西洋音楽の根幹の一つである交響曲の完成者と終結者」としての、この二人の作曲家の交響曲を組み合わせるシリーズ第4弾は両者とも最も有名な交響曲『第5番』の組み合わせとなります。

 ベートーヴェンの交響曲第5番の「運命」は、正式な表題ではないものの、曲想に見事に合致しており、最初のスケッチは1803年に書かれ、これを何度も練り直すことによって、緻密な理論的構造の作品が形成されています。
 一方のショスタコーヴィチの第5番は、彼の中期の新古典的作風に始まり、四面楚歌の作曲家を一躍国民的芸術家にした作品。平面的な書き方をしつつも全体は真剣誠実な悲劇であり、少しも権力や大衆に迎合したところはありません。この曲も「運命」と同じく、「革命」というタイトルは日本だけの呼称で、作曲者自身によるものではありません。

 ミヒャエルの父、クルト・ザンデルリンクは四半世紀に及ぶソ連時代をムラヴィンスキーらと過ごしただけに、ショスタコーヴィチの作品に対して自信にあふれた表現をしていましたが、ミヒャエルもショスタコーヴィチでは「重厚」と「諧謔」の対比を見事に描いています。一方ベートーヴェンでは、ミヒャエルはピリオド演奏スタイルを徹底的に貫くことで、父クルトの重厚なベートーヴェン解釈とは一線を画し、演奏しつくされてきたベートーヴェンの解釈の可能性を新たに提示しているかのよう。通常のシンフォニー・オーケストラの比較的大きな編成を使いながら、早めのテンポや軽めの響きで、各声部が織りなす綾を透明に浮かび上がらせる独自の解釈は、ベートーヴェン演奏の可能性をさらに拡げています。

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19075809622
\2600
ラ・マルカ&ラ・サール
 パリ=モスクワ〜
  
ラフマニノフのチェロ・ソナタをメインにフランスとロシアの小品が散りばめられた逸品

 1. フォーレ:パヴァーヌ Op.50
 2. フォーレ:チェロとピアノためのエレジー Op.24
 3. サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」より「あなたの声で心は開く」
 4. フォーレ:シシリエンヌ Op.78
 5. フォーレ:子守歌 Op.16
 6. フォーレ:蝶々 Op.77
 7. マスネ:歌劇「ウェルテル」より「春風よ、なぜ私を目覚ますのか」
 8. ストラヴィンスキー:歌劇「マヴラ」より「ロシアの歌」
 9. ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19(全曲)

 10. プロコフィエフ:「3つのオレンジへの恋」より「行進曲」
 11. リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
クリスチャン=ピエール・ラ・マルカ(チェロ)
リーズ・ドゥ・ラ・サール(ピアノ)
カミーユ・ベルトー(ヴォーカル)
 2017年11月 録音場所:パリ、サル・コロンヌ

 フランスの俊英チェリスト、クリスチャン=ピエール・ラ・マルカのソニー・クラシカルへの4枚目のソロ・アルバムは、美貌のヴィルトゥオーゾ、リーズ・ドゥ・ラ・サールとの共演で、ラフマニノフのチェロ・ソナタをメインに、フランスとロシアの小品が散りばめられています。
 ラ・マルカはこのアルバムについてこう語っています。

「フランスとロシアはお互いに惹かれあってきた国です。その神髄をこのアルバムの中心に置きました。フォーレとラフマニノフという同時代の2人の偉大な作曲家の関係は、まるでショパン(ラフマニノフのチェロ・ソナタに影響を与えました)とシューマン(その歌曲はフォーレにインスピレーションを与えました)とのそれにそっくりで、2人が生きた時代は、爛熟したロマン派のさまざまな思潮が交錯し、新たな音楽語法が生み出された時代を反映しています。この時代に生まれた多様な音楽様式を持つ個性的な作品を探求するべく、このアルバムをレコーディングしたのです」

 またリーズ・ドゥ・ラ・サールとは初めてのレコーディングとなりますが、2人は長年世界各地で共演を重ねてきた親密な音楽的パートナーでもあります。

「長い間、私とリーズとはお互いの演奏に共通する芸術的なヴィジョンを感じていました。ピアニストの才気活発さ、チェリストの繊細さに、それぞれが惹かれあっていました。そのうちメールでのやり取りが始まり、ようやくカフェで実際に会った時、一瞬にしてお互いのパーソナリティがつながったのを感じました。親しくなるにつれ、舞台での共演の機会が自然に生まれ、何も議論したりすることなく、同じ方向性を向いた音楽を作ることができました。それ以来世界中で何度も共演を重ね、その結果生まれたのがこのアルバムです」(ラ・マルカ)。

 若い2つの才能の邂逅が生んだ濃密かつ新鮮な音楽的コラボレーションの成果がこのアルバムに息づいています。




リーズ・ドゥ・ラ・サール
貴重なnaiveアルバム


 ただのカワイ子ちゃんだと思っているとガブっと食いつかれる。
 1988年生まれの美貌と才能に恵まれたピアニスト、リーズ・ドゥ・ラ・サール。13才から国外コンサートに招かれているとか、既に数々のコンクールで一等を獲得しているとか、そんなことは二の次。とにかくこれらのCDで聞ける演奏にただただ驚くばかり。その鮮烈な感性、圧倒的な技巧、豊かな表現力・・・まさに才能の塊。「フランスの至宝」と呼ばれるのは分かるような気がする。

 今回ラ・マルカとの共演でsonyに登場。完全移籍かどうかは不明だが、少なくとも以下の人気のnaiveはすでに入手困難状況、海外からの直輸入となります。


ショスタコーヴィチ、リスト、プロコフィエフ
重量級ピアノ協奏曲集
Shostakovich: Piano Concerto No. 1 in C minor for piano, trumpet & strings, Op. 35, etc.
V 5053
\2800
(1)ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番
(2)リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調
(3)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番変ニ長調op.10
リーズ・ドゥ・ラ・サール(P)
ローレンス・フォスター指揮
グルベンキアン管
ガボル・ボルドツキ(Tp)(1)
 シンプルな響きの中にリーズの感性がきらりと光る名演。華々しいピアノのパッセージのものすごい迫力には圧倒されるのみ。
 正統派でありながらここまでガッチリ聴かせ切るこの天才少女の腕には本当に脱帽。
 
バッハ&リスト
Bach & Liszt - Piano Works
V 5006
\2800
J.S.バッハ:
 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903
 コラール
  「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」 BWV.659(ブゾーニ編)
 トッカータ ニ長調 BWV.912
 コラール前奏曲
  「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」 BWV.639(ブゾーニ編)
 前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543(リスト編)
リスト:
 伝説第2番
  「水の上を歩くパウラの聖フランチェスコ」 S175/2
 ペトラルカのソネット第104番
  (「巡礼の年 第2年イタリア」より) S.161
 悲しみのゴンドラ S200
 メフィスト・ワルツ第1番 S.514
リーズ・ドゥ・ラ・サール(P)
録音:2004年12月

完成度の高い抜群のテクニックなんて当たり前!神経が隅々まで通ったきめの細かさ、天才少女だけがもつ繊細で嫌味なく香る音色、そして一撃で虜になりそうな若葉の優しさ柔らかさ。いずれ彼女は大ピアニストになるだろうが、その時から振りかえってもこれらのCDの演奏は「素晴らしかった!」といえるだろう、思春期の感性が宿った若き名演。

ショパン:バラード&ピアノ協奏曲第 2 番
Chopin: Ballades & Piano Concerto No. 2
V 5215
\2800
ショパン:
 バラード(全 4 曲)、ピアノ協奏曲第 2 番

  バラード
   第1番 ト短調 op.23
   第2番 ヘ長調 op.38
   第3番 変イ長調 op.47
   第4番 ヘ短調 op.52
  ピアノ協奏曲 第 2 番 ヘ短調 op.21
リーズ・ドゥ・ラ・サール(ピアノ)
ファビオ・ルイージ(指揮)
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団

ファビオ・ルイージも激賞。 表現に深みを増した美しきピアニスト リーズ・ドゥ・ラ・サールのショパン。熱くうねり轟くショパン。

録音:協奏曲 -2009 年 9 月( ライヴ )/バラード -2010 年 2 月( スタジオ録音 )





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19075836752
\2600
ヤン・フォーグラー最新新譜
 愛妻との二重協奏曲

1. リーム:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 (2015)
2. ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102
3. ハービソン:二重協奏曲「ロマン・トーテンベルクの思い出に」 (2010)
ヤン・フォーグラー(チェロ)
ミラ・ワン(ヴァイオリン)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
ピーター・ウンジャン(指揮)
 2017年11月 録音場所:グラスゴー 世界初録音(1,3)

 19歳にしてドレスデン歌劇場管弦楽団の首席チェリストとなり、2018年現在はソリストとして世界的に活躍しているヤン・フォーグラー。
 ドイツを代表する円熟のチェリストとして、ソニー・クラシカルから1枚1枚にテーマを持たせた深いアルバムを発表しています。

 新録音は、ブラームス、ハービソン、リームという3人の作曲家のヴァイオリンとチェロのための「二重協奏曲」を収録した野心作。
 ハービソンとリームの2曲は初演者による世界初録音、
 共演はヤン・フォーグラーの妻であるヴァイオリニスト、ミラ・ワン(ジュネーヴ国際コンクール優勝、モーリッツブルク音楽祭アカデミー芸術監督)です。

 有名なブラームスの「二重協奏曲」は、雄弁な旋律を語るように、そして最終楽章ではまるオペラのデュエットのように歌い上げます。
 ジョン・ハービソンの「二重協奏曲」は、ドレスデン音楽財団より委嘱され、ボストン交響楽団のために作曲され、2010年にフォーグラーとワンによって初演された、色彩的でダイナミズム溢れる作品です。
 現代ドイツを代表する作曲家ヴォルフガング・リームの「二重協奏曲」は、モーリッツブルク音楽祭で演奏するためにフォーグラーとワンより委嘱され、2015年にニューヨーク、カーネギー・ホールで初演された作品です。

 バックは、先日来日しNHK交響楽団で「惑星」含む演目を披露、指揮者として充実した活動を続けているピーター・ウンジャンと、彼が2012年から音楽監督を務めるロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団。
 2人のソリストの音楽を的確に受け止め、鮮やかな音色を生み出しています。

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19075818382
\2600
アントネッロ・マナコルダ&カンマーアカデミー・ポツダム
 『メンデルスゾーン:交響曲全集』の完結盤
  メンデルスゾーン:交響曲第2番変ロ長調 Op.52「賛歌」
マリア・ベングトソン(ソプラノ)
ヨハンナ・ヴィンケル(ソプラノ)
パヴォル・ブレスリク(テノール)
NDR合唱団
カンマーアカデミー・ポツダム
アントネッロ・マナコルダ(指揮)
 2017年8月30日〜9月1日 録音場所:ポツダム、ニコライザール

 2011〜15年録音の『シューベルト:交響曲全集』が絶賛を受けた、アントネッロ・マナコルダとカンマーアカデミー・ポツダムによる、ソニー・クラシカルへのプロジェクト『メンデルスゾーン:交響曲全集』の完結盤です。

 メンデルスゾーンの交響曲第2番『賛歌』は、1840年6月のグーテンベルク聖書400年記念祭のために、ライプツィヒ市より委嘱を受け作曲された「交響曲的カンタータ」といえるものです。
 マナコルダはこれまでと同様、弦楽パートにはピリオド奏法を、金管楽器には古楽器を採用し、細かいところまで配慮して演奏を構築していきます。熟練したフレーズを作りあげ、様々な楽器の音を聴きながら、時間的な関係を失うことなく音楽は常に流れるように、そして感情の高まりには爆発的なエネルギーが発散されます。終曲のコーラスのフーガも圧巻。しかしながら、フォルティッシモでのうねりは実にロマンティックです。

 指揮のアントネッロ・マナコルダは、トリノ生まれで、ヘルマン・クレバースやフランコ・グッリにヴァイオリンを学び、クラウディオ・アバドとともにマーラー・チェンバー・オーケストラを創設、そのコンサートマスターを8年務めました。
 名教師ヨルマ・パヌラのもとで指揮を学び、現在ではイタリアやドイツのオーケストラ、歌劇場で非常に高い評価を得ている指揮者です。2011年よりカンマーアカデミー・ポツダムの首席指揮者に就任しています。



<国内盤> 


LIVE NOTES


WWCC 7871/3
(2CD+Blu-ray)
\5000+税
平井丈一朗/傘寿記念チェロ演奏会
CD−1
 ヴィヴァルデイ:チェロソナタ第2番へ長調
 ベートーヴェン:チェロソナタ第3番イ長調作品69
CD−2
 ハイドン:チェロ協奏曲八長調(平井丈一朗のカデンツァによる)
 平井丈一朗:祝典序曲〔チェロ&弦楽オーケストラ〕
 平井丈一朗:「ローレライ」による幻想曲(チェロ&管弦楽版初演)
[アンコール]
 カザルス:鳥の歌/
 J.S.バッハ:メヌエット(無伴奏チェロ組曲
      第1番卜長調日WV1007より)/
 HAPPY BIRTHDAY TO YOU
平井丈一朗(チェロ)
指揮:平井秀明/
ピアノ:平井元喜
平井丈一朗ジュビリー・オーケストラ
 パブロ・カザルスの高弟、且つ後継者として世界に誇るチェリスト「平井丈一朗」。
 傘寿(80歳)を記念した演奏会の曲目全曲を1ブルーレイ+2CDに収めたドキュメント。
 2017年8月28日東京文化会館 小ホールにおけるライヴ録音



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スリーシェルズ



3SCD-0037
¥2778+税
怪獣テーマがオーケストラで大暴れ!
 「伊福部昭百年紀vol.5」
松井慶太(指揮)
オーケストラ・トリプティーク(三宅政弘:コンサートマスター)
 伊福部 昭(1914-2006):
  1.PR映画組曲
   Penicillin No.12/Shell Oil No.11/Vitamin B1 No.11/Vitamin B1 No.4
   Vitamin B1 No.3/Penicillin Top-title/Shell Oil No.14
  2.大魔神組曲
   No.1 メインタイトル/No.4 脱出/魔神退散の踊り(P.S10A)/No.12 神は小笹/
   No.7 虐げられた民/No.5 信夫の危機/No.8 犠牲/Np.19 大魔神の猛威/No.22 エンディング
  3.キングコングの逆襲組曲
   No. I 「メインタイトル」/No. 3「メカニコング始動 1」/No.6-C「コングとスーザン 1」/
   No.20「KINGKONG ESCAPE2」/No. 4「メカニコング始動 2」/
   No. 28B「東京タワーの対決 2」/No. 26「キングコングの勝利」/No. 29「エンディング」
  4.怪獣総進撃組曲
   No. I 「東宝マーク〜メインタイトル」/「タイトルクレジット」/No.3「怪獣ランド」/
   No. 12「怪獣操縦器発見」/No.23 「リモコン破壊せよ」/No.24「地球怪獣集結(怪獣総進撃)」/
   No.7「SY-3」/「SY-3 出撃」/No.7「SY-3」/「ファイヤドラゴン追撃」/No.29「エンディング」
  5.伊福部昭百年紀組曲
   「ГОЗИРА Title」(ゴジラの表記はキリル文字)/「ГОЗИРА A A’Entre」(同上)/
   「ゴジラ復活す」(復元)/「Mecha-G」No.13/「宇宙大戦争」(復元)/
   「Dogola」No.16-A/「ГОЗИРА」(1&16 と記載あるが、斜線あり)/
   「3Kaiju」 No.I/「Kaiju」 No.1/「G vs Mecha G」 No.2
 (以下ボーナス・トラック)
  6.アンコール 伊福部昭百年紀組曲より
  7.伊福部昭の主題によるHappy Birthday
  8.怪獣総進撃より(リハーサルテイク)
  9.伊福部昭百年紀組曲より(リハーサルテイク)
 「伊福部昭百年紀Vol.5」怪獣テーマがオーケストラで大暴れ!ゴジラ、キングコング、大魔神など収録!

 録音:2017年4月30日(渋谷区文化総合センター大和田さくらホールにてライヴ録音)
 構成・楽譜作成:鹿野草平、青島佳祐/解説:小林淳
 録音・編集:上埜嘉雄/デザイン:山口翔悟/協力:伊福部家/企画:西耕一(スリーシェルズ)

 2014年から続く大人気シリーズのCD化。Vol.5は2017年に行われ、大反響を呼んだコンサート。
今回はボーナストラックにアンコールとリハーサルテイクまで収録された豪華盤である。リハーサルテイクも優れた演奏と録音で残されたため大サービスで収録したものであり、ヴァージョン違いを楽しめるマニア仕様である。

 ※収録楽曲について
 「シン・ゴジラ」でも使用された伊福部曲のみをメドレー構成した伊福部昭百年紀組曲、「キングコングの逆襲」組曲、「怪獣総進撃」組曲など、怪獣テーマが大暴れする楽曲は、楽しくそしてメリハリのあるサウンドが轟く。
 企業PRのために作られたペニシリンやビタミンなどの映画に付けられた音楽を構成したPR映画組曲は、知られざる伊福部音楽へのめくるめく世界が広がる。
 分厚い響きと和のエッセンスが炸裂した「大魔神」組曲の荘厳なる音楽は、涙なしには聴けない。
 「伊福部昭の主題によるHappy Birthday」は作曲家の青島佳祐による伊福部オマージュ。
 サプライズで演奏されたこの曲に宝田明は「80歳を過ぎた男を泣かすなよ」と感涙で応えた。

 CDの録音は、打楽器、弦楽、管楽器など各パートの活躍も精緻に収録され、その凄まじいサウンドが迫り来るようだ。
完全にマニア向けCDかと思いきや、すぐれたオーケストラCDとして、オーディオファンにもオススメである。

 中野昭慶監督は「伊福部音楽は、耳だけでなく、音圧を身体で感じながら聴いて欲しい!」とコメントしたが
リズムやメロディーだけでなく、サウンドそのものの迫力を体感できるCDである!

 ハイレゾ収録で甦る、伊福部映画音楽。その音の隅々までを体感しよう!





HMF(国内仕様盤)

KKC 5866
¥3000+税
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
 THRACE〜トラキアの音楽

 1. フランク・ルリシュ:ハム
 2. S.シノプロス:ニハーヴェント・セマーイー
 3. ヴィトルト・ルトスワフスキ:ザッハー変奏曲
 4. オスタド・モハメアド・レザ・ロフティ:ザブリとシュスタリ
 5. 作曲者不詳(伝承曲/アラビアの歌):Visite nocturne
 6. 作曲者不詳(伝承曲):私が鳥だったら
 7. 作曲者不詳(ギリシャの結婚の歌ほか):日曜日の朝
 8. シェミラーニ兄弟:Dast e Kyan(即興演奏)
 9. イェルク・ヴィトマン:デジタル・エチュード(2015)
 10. 作曲者不詳(バルカンの伝承曲):ハサピコ
 11. ロス・ダリー:カルシラマ
 12. トラキアの伝統音楽:7/8 のダンス
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
ソクラティス・シノプロス(リラ)
ビヤン・シェミラーニ&
 ケイヴァン・シェミラーニ
  (ザルブ&ダフ)
 伝統音楽、即興、現代音楽をケラスのチェロが融合

 [harmoniamundi]HMC 902242、輸入盤・日本語帯・解説付

 ケラスがいざなう、時空を越えた旅路。古楽から現代まで、おそろしいまでに精確な技術でいとも簡単にその垣根を越えるケラスによる、時代と地域を大きくまたがるプロジェクトの登場。
 タイトルのTHRACE とは、紀元前2,3 世紀に栄えた文化交流も活発なトラキアのことで、歴史的に様々な地域のことを指しますが、本アルバムでは、ギリシア、トルコおよびブルガリアの音の原風景がとらえられています。
 蠱惑的なリズムに乗ってケラスが奏でる古の旋律と、打楽器、リラの音色が合わさって、古の人々が行き交う喧騒が聞こえてくるかのよう。ケラスのチェロの音色と、ギリシアの名手シノプロスが奏でるリラの音色が混然一体となり生まれる魅惑的な旋律、そしてケラスの幼馴染でもあるシェミラーニ兄弟のパーカッションの妙技にも引き込まれる1枚です。

 ケラス来日日程
 9/22(土) 14:00開演 東京芸術劇場
     オリヴァー・ナッセン指揮 東京都交響楽団
     武満徹:オリオンとプレアデスーチェロとオーケストラのための
 9/23(日・祝) 14:00 三鷹市芸術文化センター トラキア・プロジェクト
 9/24(月・休) 14:00 浦安音楽ホール  ケラス&フレンズ〜地中海の風
 9/28 (金) 19:00 静岡音楽館AOI トラキア・プロジェクト

<映像>


EURO ARTS(映像)



20 64798
(7DVD)
¥8300
ベルリン・フィル&ラトル〜時代の本質
 DVD-BOX7枚組
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル(指揮)
 DVD1(87mm) ラトル・コンダクツ・ラモー&ベルリオーズ
  ベルリーズ:幻想交響曲Op.14/ラモー:『レ・ボレアド』組曲
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、サー・サイモン・ラトル(指揮)
    収録:1993年11月6-8日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

 DVD2(85mm) ヴァルトビューネ1995〜アメリカン・ナイト
  バーンスタイン:《キャンディード》序曲/ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー/
  バーンスタイン:前奏曲、フーガとリフ/
  ガーシュウィン:《ポーギーとベス》より抜粋
   〜俺らはないものだらけ/ ベス、お前は俺のものだ/ なんでもそうとは限らない/ サマータイム/
   ニューヨーク行きの船が出る/ おかえり、ポーギー/ベスよ、お前はどこに?/
   ベスは行ってしまった/ おお主よ、私は祈りの道をやさしき伴侶に
  ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム/パウル・リンケ:ベルリンの風
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、サー・サイモン・ラトル(指揮)、
    ウェイン・マーシャル(ピアノ)、ウィラード・ホワイト(ポーギー)、
    シンシア・ヘイモン(ベス)、デイモン・エヴァンス(スポーティング・ライフ)、
    シンシア・クラリー(セレーナ)、マリエッタ・シンプソン(マリア)、ダニエル・ワシントン(クラウン)
    収録:1995年6月、ベルリン、ヴァルトビューネ、ライヴ/映像監督:ブライアン・ラージ

 DVD3(92mm) ジルヴェスターコンサート2006
  R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』/モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466/
  R.シュトラウス:『ばらの騎士』から三重奏とフィナーレ
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、サー・サイモン・ラトル(指揮)、
    内田光子(ピアノ)、カミッラ・ニールンド(ソプラノ)、ローラ・エイキン(ソプラノ)、
    マグダレーナ・コジェナー(メソ・ソプラノ)、デイル・デューシング(バリトン)
    収録:2006 年12月31日 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

 DVD4(92mm) ヨーロッパコンサート2008 フロム・モスクワ
  ストラヴィンスキー:3楽章の交響曲/ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 作品26/
  ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 作品92/
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、サー・サイモン・ラトル(指揮)、
    ヴァディム・レーピン(ヴァイオリン)
    収録:2008 年5月1日モスクワ音楽院大ホール、ライヴ

 DVD5(90mm) バーデン=バーデン復活祭音楽祭2014
  リゲティ:アトモスフェール/ワーグナー: 歌劇『ローエングリン』〜第1幕への前奏曲/
  エルガー:チェロ協奏曲ホ短調 Op.85/
  ストラヴィンスキー: バレエ『春の祭典』( 第1部「大地の礼賛」第2部「生贄の儀式」
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、サー・サイモン・ラトル(指揮)、ソル・ガベッタ(チェロ)
    収録:2014 年4月20日、バーデン= バーデン祝祭劇場
    映像監督:トルベン・シュミット・ヤコブセン

 DVD6(125mm) バーデン=バーデン復活祭音楽祭2017
  プッチーニ:歌劇「トスカ」
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、サー・サイモン・ラトル(指揮)、
    クリスティーネ・オポライス(フローリア・トスカ)、
    マルセロ・アルバレス(マリオ・カヴァラドッシ)、マルコ・ヴラトーニャ(スカルピア男爵)、
    アレクサンダー・ツィムバリュク(チェーザレ・アンジェロッティ)、
    ピーター・タンチッツ(スポレッタ)、ダグラス・ウィリアムズ(シャッローネ)、
    マウリツィオ・ムラロ(堂守)、ヴァルター・フィンク(看守)、
    ウィーン・フィルハーモニア合唱団、ヴァルター・ツェー(合唱指揮)、
    演出:フィリップ・ヒンメルマン、舞台:ライムンド・バウアー、衣装:カーシ・マウラー、
    照明:ラインハルト・トラウプ、映像:マルティン・アイデンベルガー、
    映像監督:アンドレアス・モレル、収録:2017 年4月、バーデン=バーデン祝祭劇場(ライヴ)

 DVD7(87mm) ジルヴェスターコンサート2017
  ドヴォルザーク:序曲『謝肉祭』
  ストラヴィンスキー:『ミューズをつかさどるアポロ』より「パ・ド・ドゥ」
  R.シュトラウス:管弦楽伴奏歌曲集
   (東方から訪れた三博士 Op.56-6、献身 Op.10-1、明日の朝 Op.27-4、子守歌 Op.41-1、母の自慢 Op.43-2)
  バーンスタイン:『オン・ザ・タウン』より3 つのダンス・エピソード
  バーンスタイン:『ホワイトハウス・カンタータ』より「テイク・ケア・オブ・ディス・ハウス」
  ショスタコーヴィチ:『黄金時代』組曲
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、サー・サイモン・ラトル(指揮)、
    ジョイス・ディドナート(メゾ・ソプラノ)
    収録:2017 年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
    映像監督:トルベン・シュミット・ヤコブセン
 ラトルがベルリン・フィルと築き上げた音楽を映像で振り返るDVD-BOX

 画面:16:9、NTSC(DVD3,4,5,6,7)、4:3、NTSC(DVD1,2)、音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1、リージョン:All、658 分(11 時間)

 2002 年よりベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者・芸術監督を務めているサー・サイモン・ラトル。2018 年6 月の任期満了前に、EURO ARTS レーベルからこれまで発売された映像作品から、両者を象徴する演奏をピックアップした7 枚組のDVD ボックスが発売されます。
 DVD1 には、ラトル&ベルリン・フィルの軌跡の第一歩となった1993 年の「幻想交響曲」と「レ・ボレアド」の映像です。ここで演奏しているラモーの最高傑作「レ・ボレアド」は、「ティーンエイジャーの頃、エリオット・ガーディナーの演奏を聴いて感銘を受け、すぐに虜になってしまった。その時からこの曲が私の音楽人生の一部となった。」とラトル自身も語っているように、今でも自身も好んで演奏会で取り上げています。
 DVD2 は、初顔合わせとなった1993 年から2 年後のヴァルトビューネ・コンサート。「アメリカン・ナイト」と題しバーンスタイン、ガーシュウィンと20 世紀を代表するアメリカの作曲家の音楽を華やかに繰り広げています。
 DVD3 には、内田光子がソリストとして登場した2006 年のジルヴェスターコンサート。
 さらにDVD4 はモスクワで行われ、ヴァディム・レーピンがブルッフのヴァイオリン協奏曲を演奏したヨーロッパコンサート2008。続いては、2013 年よりザルツブルグからドイツの保養地のバーデン・バーデンに場所を移して開催されているベルリン・フィルのイースター音楽祭から、アルゼンチン出身の美しき人気チェリスト、ソル・ガベッタがベルリン・フィル・デビューした2014 年、そして1989 年カラヤン指揮で演奏されてから実に28 年ぶりにベルリン・フィルが演奏した2017 年バーデン=バーデン・イースター音楽祭での「トスカ」。そしてラトルが音楽監督として最後のジルヴェスターコンサートとなった2017 年の映像が収められています。
 ラトルがベルリン・フィルと築き上げた音楽を映像で振り返ることのできるBOX です。
















4/26(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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CLAVES

50 1808
¥2700→\2490
キャロライン・グールディング(ヴァイオリン)
 ハリウッド映画のクライマックスのような極彩色の感動

 (1)コルンゴルト:
  ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
 (2)モーツァルト:
  ヴァイオリン協奏曲第5 番イ長調「トルコ風」K.219
キャロライン・グールディング(ヴァイオリン)
ケヴィン・ジョン・エドゥセイ(指揮)
ベルン交響楽団
 まさにアメリカ。ハリウッド映画のクライマックスのような極彩色の感動

 録音:2017 年9 月12-14 日/ベルン、ディアコニア教会(スイス)/53’ 43”

 コルンゴルトとモーツァルトという近代と古典派の、一見不釣りあいなカップリングながら、実は共通点満載。ともにオーストリア出身、ヴァルフガングという名の神童、ステージパパがいた等々。さらにどちらも美しいメロディにあふれた魅力作でもあります。
 独奏のキャロライン・グールディングは1993年ミシガン州生まれのアメリカの若手女流。3 歳からヴァイオリンを始め、テツラフ、ワイラーシュタイン、スミルノフらに学びました。
 非常に情熱的かつ力強い演奏が独特で、ケヴィン・ジョン・エドゥセイの華麗な指揮とあいまり、コルンゴルト作品でハリウッド映画調に高らかな盛り上がりは感動的。目の離せない若手と申せましょう。





ブラームス/ハンガリー舞曲から第2番が聴けます。ところどころ、なるほど、個性的。
https://youtu.be/rYAX5o9gzgc
 

50 1805
¥2700
17世紀ヴロツワフの宗教音楽
 (1)アスプリリョ・パチェッリ:サクレ・カンティオーネス(1608)
 (2)アダム・ヤジェンプスキ:
  協奏曲第2番(1627)〜コルネット、トロンボーン、オルガン
 (3)ミコワイ・ジェレンスキ:拝領唱「私は神の祭壇へ昇る」
 (4)ビアジョ・マリーニ:
  オルガンとコルネットのためのソナタOp.8 (1629)
 (5)ダニエル・ボリウス:2声と6つの弦楽器のためのディアローゴ
 (6)フランシシェク・リリウス:私の心は喜び
 (7)ジョヴァンニ・ヴァレンティーニ:5声のソナタ
 (8)パウル・シェーファー:主に向かいて喜びの声をあげよ (1645)
 (9)トビーアス・ツォイチュナー:主が汝に天の露を (1656)
 (10)マルコ・スカッキ:おお死よ、お前を信じてはならぬ
 (11)ジョヴァンニ・レグレンツィ:ソナタ第7番「ラ・ドナータ」
 (12)クラート・ビュトナー:天の喜びは (1654)
 (13)タルクィニオ・メルーラ:
  歌劇「ペガーソ」〜わが最愛のイエス (1641)
 (14)フィリップ・フリードリヒ・ブフナー:
  ソナタ第14番〜2本のヴァイオリンとファゴット (1662)
 (15)マルティン・マイヤー:聖なるかな、万軍の神 (1676)
ステファン・マクラウド(指揮)
リ・アンジェリ・ジュネーヴ
コンチェルト・パラティーノ
ヴロツワフ・バロック・オーケストラ
 コンチェルト・パラティーノ健在!ポーランド音楽ファン必見の貴重録音

 録音:2016 年4 月17-19 日/国立ヴロツワフ音楽フォーラム(ポーランド)/77’ 54”

 現在ポーランド第4 の年ヴロツワフは、かつてブレスラウという名のドイツの大都市でした。この街にはプロテスタントのドイツ人、カトリックのポーランド人が住み、さらに宮廷楽師として招かれたイタリア人作曲家が活躍していました。その結果多彩な音楽が展開する興味深い文化が展開されました。このアルバムには同地で活躍した作曲家たちの様々な作品を集めています。
 バッハ・コレギウム・ジャパンへの客演でもお馴染みのバス歌手ステファン・マクラウドが結成した古楽声楽アンサンブル、リ・アンジェリ・ジュネーヴ。彼らが古楽器オーケストラのヴロツワフ・バロック・オーケストラと美しい世界を創り上げていますが、嬉しいのはブルース・ディッキー率いる古楽金管アンサンブル、コンチェルト・パラティーノが参加していること。深みのあるトロンボーンとサックバットの威力健在で酔わされます。
 

50 1810
¥2700
二十世紀の――心で
 (1)フランク・マルタン:小さな嘆き(1941)
 (2)メシアン:ヴォカリーズ・エチュード(1935)
 (3)同:3 つの歌(1930) 〜オーボエ・ダモーレ版
 (4)デュティユー:監獄〜オーボエ・ダモーレ版
 (5)エルサン:シェーナイ(2006)
 (6)フランク・マルタン:8つの前奏曲〜ピアノ独奏
 (7)デュティユー:オーボエ・ソナタ(1947)
 (8)サンカン:オーボエとピアノのためのソナチネ(1957)
ファブリス・フェレーズ(オーボエ)
マルク・パンティヨン(ピアノ)
 名手フェレーズの色彩豊かなオーボエ音楽

 録音:クヴェ礼拝堂(スイス)/68’ 51”

 ファブリス・フェレーズはリヨン音楽院で学んだ後、モーツァルテウム・アカデミーでモーリス・ブルグに師事、現在ブザンソン音楽院のオーボエ科教授を務めています。指揮者としても活躍、日本にも2015 年に来ています。
 このアルバムはスイスのマルタンと現代フランスのオーボエ曲を集められていますが、いずれも恐るべき難曲ながら流麗かつ洒脱な演奏を繰り広げています。
 リパッティに捧げられたマルタンの「8 つの前奏曲」も収録されていますが、これのみピアノ独奏で、意外に録音が少ないため貴重です。




WERGO


WER 6425
¥2500

ゾクッとする感性。衝撃の音世界
 リサ・シュトライヒ(1985-):
  (1)Segel (2017)〜管弦楽
  (2)Pieta(2016/16)〜
   モーターライズド・チェロとアンサンブル
  (3)Agnel (2013)〜
   12声の合唱、オブジェクト、 少年合唱とエレクトロニクス
  (4)Asche(2012)〜クラリネットとチェロ
  (5)Stabat (2017)〜32声の合唱

(1)グレゴール・A・マイアホーファー(指揮)
 ルツェルン祝祭アカデミー管弦楽団
(2)ニクラス・ザイドル
 (モーターライズド・チェロ)、他
(3)エーベハルト・メッテルニヒ(指揮)
 ケルン大聖堂合唱団
(4)アンサンブル・ルシェルシュ
(5)ロレンツォ・ドナーティ(指揮)
 UT 混声合唱団
 録音:2017 年/76’25’’

 1985 年スウェーデン生まれの作曲家シュトライヒによる魅惑的な美しさの作品集。
 身体性があり、力強い意志を持ち、また同時にひどく繊細。そして残酷なカラーも見せる彼女の音楽は、生身でありながら今まで世界に存在しなかったような衝撃性があります。
 『Segel』は鞭が規則的に打ち鳴らされ、オーケストラがその残響の如く、影のように響いて漂います。また、声楽作品はケルン大聖堂やローマのサンタ・マリア・イン・カンピテッリ教会で録音され宗教的な雰囲気を高めています。何とも霊気を感じる1 枚。
 


WER 7361
¥2500
マイケル・ブレイク(1951-):チェロとピアノのための作品集
 (1)The Philosophy of Composition(2009)〜チェロとピアノ
 (2)The Richter Scale(2015)〜チェロ独奏
 (3)Sonata(2016)〜チェロとピアノ
 (4)A Fractured Landscape(2009)〜ピアノ独奏
 (5)Connectivity(2008)〜チェロとピアノ
 (6)Pentimenti (2012)〜チェロ独奏
 (7)Song Without Words(1975)〜チェロとピアノ
 (8)Seventh must Fall (2016)〜ピアノ独奏
 ※全曲世界初録音
フリードリッヒ・ガウヴェルキ(チェロ)
ダーン・ファンドヴァール(ピアノ)
 明快でちょっぴり皮肉めいた、ポスト・モダンなチェロ作品

 録音:2017 年2 月6-9 日/ケルン/64’34’’

 マイケル・ブレイクは1951 年生まれの南アフリカの作曲家です。すっきりとしたサウンドを使いながらも、アイヴズやケージを思わせる自由な素材と独創的な構造。20 世紀後半のイギリスとアメリカを結びつける作風と言えるかも知れません。
 『Song Without Words』はポップスのような遊び心あふれる音楽で、今にもヴォーカルが歌いだしそうな伴奏で始まります。しかしその「伴奏」が音楽本体であり、それが展開していくという肩すかし的な作品で、どこか皮肉めいた感じも。
 属七和音の第7 音は順次下降進行しなければならない、という機能和声のルールをテーマとした『Seventh must Fall』も独自のセンスでニヤリとさせられます。
 

WER 7364
¥2500
「歌と詩」 トリオ・アッカント
 (1)アンドレアス・ドーメン(1962-):
  versi rapportati (2012/13)〜アルト&バリトンサックス、ピアノと打楽器
 (2)ハンス・トマッラ(1975-):Lied(2007/08)〜テナーサックス、ピアノとヴィブラフォン
 (3)ヴァルター・ツィンマーマン(1949-):
  As I was walking I came upon chance(1998/2008)〜テナーサックス、ピアノと打楽器
 (4)ヴォルフガング・リーム(1952-):Gegenstuck(2006)〜コントラバスサックス、ピアノと打楽器
 (5)アルド・クレメンティ(1925-2011):
  Tre Ricercari (2000)〜アルトサックス、ピアノと鍵盤打楽器
   (チェレスタ、ヴィブラフォン、チューブラーベル)
 ※全曲世界初録音
 現代音楽専門トリオによる、圧巻の声なき歌

 録音:2017 年4 月10-13 日/ケルン/73’21’’

 現代音楽のスペシャリスト、トリオ・アッカントのために書かれた作品集。「歌と詩」と題された、完全な器楽作品のみのアルバムです。
 現代音楽サウンド全開、超絶技巧のアンサンブルも惜しみなく聴かれるその音楽は、同時にどれも歌への憧れ、声への憧れが強く感じられます。
 サックス、ピアノ、パーカッションという一見ジャズ・トリオの編成でありながらひたすら現代音楽を奏でる者たちによる、声の無い歌。切実な表現が生む緊張感あふれる演奏に舌を巻きます。パーカッションの使用楽器の多彩さも面白いです。



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CHANDOS



CHSA 5197
(SACD HYBRID)
¥2800→\2590
ガードナー&BBC交響楽団。
 エルガー第2弾、「交響曲第2番」!

  エルガー:
   交響曲第2番変ホ長調 Op.63
   弦楽のためのセレナード ホ短調 Op.20
エドワード・ガードナー(指揮)
BBC交響楽団
 ☆イギリスの若きマエストロ、エドワード・ガードナー!
 ☆ブリテンやウォルトンに続く、BBC交響楽団とのイギリス・プログラム、エルガーの第2弾!

 イングリッシュ・ナショナル・オペラの若き音楽監督として活動し、2015年からはベルゲン・フィルの首席指揮者としてますます活躍を広げるイギリスの若きマエストロ、エドワード・ガードナー。BBC交響楽団と録音したブリテンやウォルトンなど、近代英国音楽の録音でも高い評価を確立し、「交響曲第1番」を収録した前作のエルガー第1弾(CHSA 5181)は、英BBCミュージック・マガジンで「オーケストラル・チョイス」を獲得、英クラシックFMと英サンデー・タイムズ紙の「アルバム・オヴ・ザ・ウィーク」に選ばれています。
 好調にスタートを切ったエドワード・ガードナー&BBC交響楽団のエルガー第2弾は、完成した最後の交響曲でありエルガーの堂々たる傑作「交響曲第2番」。そして、若きエルガーのもっとも魅力的な作品の一つ「弦楽セレナード」を収録。
 BBC響、ベルゲン・フィル、バーミンガム市響との録音で名声を馳せ、イギリス・ナショナル・ユース・オーケストラとの録音など新たなプロジェクトでも話題の絶えない若きマエストロ、エドワード・ガードナーのエルガーにご注目あれ!

 録音:2017年7月6日−7日、ワトフォード・コロッセウム(ハートフォードシャー、イギリス)


ガードナー指揮&BBC響
エルガー:交響曲第1番


CHSA 5181
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
エドワード・ガードナー指揮&BBC響
 エルガー:交響曲第1番

 弦楽四重奏と弦楽オーケストラのための《序奏とアレグロ》Op.47*
 交響曲第1番変イ長調 Op.55
エドワード・ガードナー(指揮)
BBC交響楽団
ドーリック弦楽四重奏団*
 ガードナー&BBC交響楽団、エルガーの交響曲第1番登場!

 ☆イギリスの若きマエストロ、エドワード・ガードナー!
 ☆ブリテンやウォルトンに続く、BBC交響楽団とのイギリス・プログラム!
 ☆「最も優れた若手弦楽四重奏団の1つ」と称される、ドーリック弦楽四重奏団との共演!

 イングリッシュ・ナショナル・オペラの若き音楽監督として活動し、2015年からはベルゲン・フィルの首席指揮者としてますます活躍を広げるイギリスの若きマエストロ、エドワード・ガードナー。ブリテンやウォルトン、前作ではホルストなど、近代英国音楽の録音でも世界的な高評価を得ているガードナーが、ついにエルガーの交響曲を録音!
 ガードナーのエルガー第1弾は、1908年の初演以来世界で愛され続けている「交響曲第1番」と、イギリスの若手最高峰アンサンブル、ドーリック弦楽四重奏団と共演した「序奏とアレグロ」のカップリング。
 BBC響、ベルゲン・フィル、バーミンガム市響との録音で名声を馳せ、イギリス・ナショナル・ユース・オーケストラとの録音など新たなプロジェクトでも話題のエドワード・ガードナーが取り組む、大注目のエルガーにご期待ください!

 録音:2016年9月5日−6日、ワトフォード・コロッセウム(ハートフォードシャー、イギリス)


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CHSA 5201
(SACD HYBRID)
¥2800→\2590
ピーター・ウンジャン&トロント響、そしてロルティ
ヴォーン・ウィリアムズ:ピアノ協奏曲&オーボエ協奏曲

 4人の独唱、合唱、管弦楽のための 《音楽へのセレナード》*/
 オーボエと弦楽のための協奏曲イ短調†/
 ヴィオラ独奏と小合唱、小管弦楽のための組曲 《野の花》‡/
 ピアノと管弦楽のための協奏曲ハ長調§
ピーター・ウンジャン(指揮)、
トロント交響楽団、
カルラ・フータネン(ソプラノ)*、
エミリー・ディアンジェロ(メゾ・ソプラノ)*、
ローレンス・ウィリフォード(テノール)*、
タイラー・ダンカン(バリトン)*、
サラ・ジェフリー(オーボエ)†、
テン・リー(ヴィオラ)‡、
ルイ・ロルティ(ピアノ)§、
エルマー・イーゼラー・シンガーズ
 ピーター・ウンジャン&トロント響!ロルティの弾くRVWピアノ協奏曲!

 ☆ピーター・ウンジャンとトロント交響楽団ふたたび!
 ☆ヴォーン・ウィリアムズの協奏的作品を収録した管弦楽作品集。ピアノ協奏曲ではルイ・ロルティが独奏!

 東京クヮルテットの元第1ヴァイオリン奏者であり、指揮者への転身後は、カナダのトロント交響楽団を復活させるなど、オーケストラビルダーとしての高い手腕を発揮したことでも知られるピーター・ウンジャン。リムスキー=コルサコフの「シェエラザード」(CHSA 5145)以来となる、Chandosでのウンジャン&トロント響のレコーディング第2弾は、様々な独唱者、独奏者が活躍するヴォーン・ウィリアムズの協奏的作品を収録した管弦楽作品集。
 トロント響の首席奏者を務めるサラ・ジェフリー(ob)、テン・リー(va)の他、カナダのカリスマ・ピアニスト、ルイ・ロルティやエルマー・イーゼラー・シンガーズ、世界オペラ歌唱コンクール「新しい声」2017で第2位に輝いたエミリー・ディアンジェロを始めとするカナダの一流アーティストたちが参加。ピーター・ウンジャンが、「おそらく英国でもっとも重要な、そして個人的にお気に入りの作曲家」と語る、ヴォーン・ウィリアムズの素晴らしき作品群です。
 トロント交響楽団とは30年以上にわたって強い絆を深めるピーター・ウンジャン。1981年にヴァイオリン独奏者としてトロント響デビューを果たし、1998年に指揮者として登壇。2004年にはトロント交響楽団の音楽監督へ就任し、財政危機を迎えていたオーケストラを見事再建させ、その功績はドキュメンタリー映画にもなっています。音楽監督就任から10余年を経るウンジャンとトロント響、充実のヴォーン・ウィリアムズにご期待ください。

 ※録音:2017年11月15日−16日、ロイ・トムソン・ホール(トロント/カナダ)



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CHAN 10949
¥2400→\2190
ファンホ・メナのヒナステラ最終巻!
 シャイン・ワンが弾くピアノ協奏曲第1番!
ヒナステラ:管弦楽作品集 Vol.3

 ピアノ協奏曲第1番 Op.28*
 協奏的変奏曲 Op.23
 ピアノと管弦楽のための《アルゼンチン風協奏曲》*
ファンホ・メナ(指揮)
BBCフィルハーモニック
シャイン・ワン(ピアノ)*
 
 ☆BBCフィルのチーフ・コンダクター、スペインのファンホ・メナ!
 ☆ヒナステラの管弦楽作品集最終巻! ピアノ協奏曲は引き続きシャイン・ワン!

 ジャナンドレア・ノセダの後任としてBBCフィルハーモニックのチーフ・コンダクター(首席指揮者)に就任し、母国スペインの音楽を発掘する「ラ・ムジカ・デ・エスパーニャ」シリーズで高い地位を確立したスペイン人マエストロ、ファンホ・メナ。
 スペイン音楽だけでなくラテン・アメリカのプログラムにも取り組んでおり、過去2作とも高い反響のあったアルゼンチンの作曲家アルベルト・ヒナステラ(1916−1983)の管弦楽作品集もついに第3巻。BBCフィルの首席指揮者最後の年に、このヒナステラ・プロジェクトが完結となります。
 ピアノ協奏曲第1番と「アルゼンチン風協奏曲」を弾くのは、前作「ピアノ協奏曲第2番」でも華麗なピアニズムを披露してくれたアメリカのピアニスト、シャイン・ワン。民族色の強いヒナステラ初期の作品(アルゼンチン風協奏曲)から、「新表現主義」によって現代的な書法が使われた作品(ピアノ協奏曲第1番)まで、ヒナステラの多彩で天才的な価値を、ファンホ・メナが引き出します。

 ※録音:2016年11月15日(ピアノ協奏曲第1番)、2016年11月20日(アルゼンチン風協奏曲)、2017年9月19日(協奏的変奏曲)、メディア・シティUK(サルフォード)


 


CHSA 0404
(2SACD HYBRID)
¥2800
ヘンデル:牧歌劇 《エイシスとガラテア》 HWV.49a アーリー・オペラ・カンパニー、
クリスティアン・カーニン(指揮)、
ルーシー・クローウェ(ソプラノ)、
アラン・クレイトン(テノール)、
ベンジャミン・ヒューレット(テノール)、
ニール・デイヴィス(バス・バリトン)、
ジェレミー・バッド(テノール)、ローワン・ピアース(ソプラノ)  
 アーリー・オペラ・カンパニーのヘンデル第6弾!「エイシスとガラテア」300周年記念盤!

 ☆上質で洗練されたヘンデル録音で知られるアーリー・オペラ・カンパニー!
 ☆ヘンデルの傑作「エイシスとガラテア」、初演から300周年記念のレコーディング!

 ヘンデルの「セルセ」(CHAN 0797)や「セメレ」(CHAN 0745)、「アルチェステ」(CHAN 0788)、「フラーヴィオ」(CHAN 0773)、そして「パルテノーペ」(CHAN 0719)など、上質で洗練されたヘンデルのレコーディングをリリースしてきたアーリー・オペラ・カンパニー(EOC)。
 1994年にクリスティアン・カーニンによって結成されたイギリスの古楽アンサンブルの新たなヘンデル録音は、1718年の初演から300周年を記念した、牧歌劇「エイシスとガラテア」が登場。ルーシー・クローウェやベンジャミン・ヒューレットといったバロック・オペラのエキスパートも再び登場し、ヘンデルのもっとも崇高な作品の一つ「エイシスとガラテア」の300周年を祝います。

 ※録音:2017年11月14日−17日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ハムステッド、ロンドン)



 
CHAN 10996
¥2400
フレンチ・モーメンツ
 ルーセル:ピアノ三重奏曲変ホ長調 Op.2
 ドビュッシー:ピアノ三重奏曲ト長調
 フォーレ:ピアノ三重奏曲ニ短調 Op.120
ニーヴ・トリオ
 〔アナ・ウィリアムズ(ヴァイオリン)、
  ミハイル・ヴェセロフ(チェロ)、
  エリ・ナカムラ(ピアノ)〕
 アメリカ、ロシア、日本の若き才能が結実!ニーヴ・トリオ第2弾 「フランス」!

 ☆アメリカ、ロシア、日本の若き才能が集った、アメリカのピアノ三重奏団!
 ☆「アメリカ」に続く第2弾は「フランス」!

 アメリカ、ロシア、日本の若き才能が集い、2010年に結成されたアメリカのピアノ三重奏団、"ニーヴ・トリオ(Neave Trio)"。
 ゲール語で「明るく」、「晴れやかな」といった意味の名前を持つ、フレッシュでアイディアに満ち溢れた若きトリオのセカンド・アルバムは、ルーセル、ドビュッシー、フォーレの作品からなるフレンチ・プログラム! ニーヴ・トリオは、2017年秋からは、ロンジー音楽院バード・カレッジのファカルティ・アンサンブル・イン・レジデンスに加わるなど、着実にステップアップを続けています。

 ※録音:2017年10月19日−21日、ポットン・ホール(サフォーク)



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GLOSSA



GCD 923410
¥2500→\2290

ファビオ・ビオンディが弾くパガニーニ!?
 ヴァイオリンとギターのためのソナタ集!

パガニーニ:ヴァイオリンとギターのためのソナタ集

 ソナタ第6番イ長調(チェントーネ・ディ・ソナタより)
 ソナタ第12番ニ長調(チェントーネ・ディ・ソナタより)
 ソナタ・コンチェルタータ イ長調
 ソナタ第14番ト長調(チェントーネ・ディ・ソナタより)
 ソナタ第2番ニ長調(チェントーネ・ディ・ソナタより)
 ソナタ第7番ヘ長調(チェントーネ・ディ・ソナタより)
 ソナタ第4番イ短調(6つのソナタ Op.3より)
ファビオ・ビオンディ(ヴァイオリン)
ジャンジャコモ・ピナルディ
 (ロマンティック・ギター)
 
 グロッサ(Glossa)に録音の場を移し、カルダーラ、ベッリーニ、ヘンデルなどの貴重なオペラ、オラトリオを現代に蘇らせ、同時にテレマンやルクレールなど素晴らしきヴァイオリン作品のレコーディングでも圧倒的評価を獲得してきたイタリア古楽界の巨匠ファビオ・ビオンディ。記念すべきグロッサ10枚目の録音となるのは、なんとニコロ・パガニーニ(1782−1840)の音楽!
 19世紀のヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストとして名を馳せ、ヴァイオリン作品の他に、多くのギター作品も書いたパガニーニ。2楽章からなる「チェントーネ・ディ・ソナタ」からの作品を中心に、ヴァイオリンとギターが軽快に対話する人気曲「ソナタ・コンチェルタータ」など、1804年から1828年頃までに書かれたヴァイオリンとギターのための作品を収録。
 1825年頃に作られたオリジナルのロマンティック・ギターを弾くのは、長年エウローパ・ガランテのメンバーを務める撥弦楽器のスペシャリスト、ジャンジャコモ・ピナルディ。
 巨匠ファビオ・ビオンディが弾く、技巧的で愉悦に満ちたパガニーニ。ヴァイオリン・ファンもギター・ファンも大注目の新譜です!

 ※録音:2017年6月27日−29日、バレンシア(スペイン)







ALBANY


TROY 1709
¥2300
「白い迷宮」〜ハーヴェイ・ソルバーガー作品集
 ハーヴェイ・ソルバーガー(b.1938):
  (1)フルートのためのグランド四重奏曲(1962)
  (2)2つのフルートのための2つの小品(1958/1960)
  (3)アルト・フルート独奏のための《ハラ》(1978)
  (4)フルート・ソナタ《チャーリー・ヘブド》(2015)
  (5)フルートとアルト・フルートのための
   《オーレリアン・エコーズ》(1989)
  (6)16本のフルートのためのグランド四重奏曲第2番
   《白い迷宮》(2015)
IWOフルート四重奏団:
 【シドニー・カールソン(Fl,(1)(2)(6))
  レナード・ガリソン(Fl,(1)(3)-(6))
  ジェニファー・ライン(Fl,(1)(2)(6))
  ポール・タウブ(Fl,(1)(5)(6))】
(4)ロジャー・マクヴェイ(Pf)
 録音:2017年5月 [78:11]

 ハーヴェイ・ソルバーガーは今年80歳になるフルーティスト、作曲家、指揮者。演奏家としては150点以上の録音を残し、全米フルート協会より表彰された。
 ここに収められた作品は無調、12音技法に基づいた典型的な20世紀音楽の書法で書かれている。アルト・フルートのための「ハラ」は日本の音楽にインスパイアされたという曲で、尺八のムラ息の応用など、ある時期、日本の現代作曲家が多く書いたフルート曲の雰囲気を持っている。
 

TROY 1710
¥2300
アンソニー・ポール・デ・リティス:
 エレクトロアコースティック・ミュージック
  〜デイヴィッド・ウェッセルの追憶に

   もつれた印象、三叉曲線の前奏曲、
   ピリのための 5つの楽章、5つの雰囲気、
   フィルタース、ほか全32トラック
エミー・アドヴォカット(Cl)
オルランド・セラ(Fl)
ヴィッキー・チャウ(Pf)
フ・ジャンビン(胡建兵,中国笙)
ガミン・カン(Ob)
ミン・シャオファン(閔小芬,中国琵琶)
アンソニー・ポール・リディス
 (エレクトロニクス)
ほか
 [74:32]

 中国の伝統楽器の演奏にライヴ・エレクトロニクスによる現代的要素を加えた新しいタイプのエスニック・ミュージック。
 東洋的だがどこの国とも特定しがたい汎アジア的な空気感が漂う。全体にアンビエントな穏やかな雰囲気の作品で環境音楽としても楽しめる。
 

TROY 1712
¥2300
「アンセムズ・アフター・プロメテウス」
 デイヴィッド・オズボン:
  (1)プロメテウス・ソナタ(2017)
  (2)5つのオマージュ(1999)
  (3)太陽のなかへ(2016)〜無伴奏ヴァイオリンのための
  (4)革命のための待機(2000)
アングロ・アメリカン・デュオ:
 【ティモシー・シュワルツ(Vn)
  ジェーン・ビーメント(Pf)】
(4)ロレーン・ディーコン(Vc)
 録音:2017年10月 [51:43]

 デイヴィッド・オズボンはイギリスの中堅作曲家、指揮者。ここにはヴァイオリンとピアノの作品が収められている。
 作風は20、21世紀の様々な技法が渾然一体となって折衷されており、調性もためらうことなく取り入れられている。5つのオマージュはエルガー、ベートーヴェン、メシアン、クラム、ネイジェル・ケネディにそれぞれ捧げられた小品で様々なスタイルの万華鏡といった感のあるバラエティに富んだ音楽。
 

TROY 1713
(Blu-ray+CD)
¥4600
ジャオジャオ・ジョー(周佼佼):
 劇場的交響曲「五行頌〜自然へのオード」

  台本・制作:デニス・ロウ・MD
ローレンス・ゴラン(指揮)
ラモント交響楽団
ミャオ・イミン(中国Fl)
リュー・ファンヘ(琵琶)
マシュー・ピーターソン(Br)
マシュー・プレンク(T)
クリスティーナ・マクミューレン(S)
ほか
 [76:33]※Blu-rayとCDは同内容

 交響楽、独唱、合唱、舞踊に照明など視覚効果を加えた一種のシアター・ピース的な交響楽作品。いわばオペラのコンサート形式上演に似た形をとっている。
 題材は中国の哲学であるタオイズムに基づいている。タン・ドゥンのシアター・ピースをもっと大衆演芸的に咀嚼したような内容で中国や北朝鮮のプロバガンダ音楽劇を思わせるわかりやすい内容。
 音楽を担当したジャオジャオ・ジョー(周佼佼)は中国出身でアメリカで活躍する女性作曲家で中国中央音楽院の准教授も務めており、中華文化圏における映画の音楽を多く手がけている。
 

TROY 1714
¥2300
「アメリカの新しいピアノ・ヴィルトゥオーゾ作品」
 シェリー・クレメント:ピアノ前奏曲第1番〜第13番
 ペリー・ゴールドスタイン:固体と流体のポイント
エリザ・ガース(Pf)
 録音:2015年/1998年[57:46]

 アメリカの中堅からベテラン世代の作曲家によるピアノ作品集。いずれも無調、12音技法あるいは部分的に調性、モード技法を折衷しているもののアメリカ東海岸流の保守的で妥協のない厳しい書法で書かれている。
 ピアノのエリザ・ガースはジュリアード音楽院出身。ヘンリー・カウエル、ジョージ・クラムなどアメリカの作曲家を得意とし、2012年のジョン・ケージ生誕100年の記念コンサートではソナタとインターリュードをはじめ彼の主要な作品を弾いて好評を博した。
 

TROY 1715
¥2300
「私は見上げた」〜宗教合唱音楽集
 アルヴォ・ペルト:聖母マリア
 ニコラス・リーヴズ:主よ今すぐに
 アルバート・ベッカー:私は復活する
 アンドレア・ラムゼイ:ルミニセンス
 アドルファス・ハイルストーク:私は見上げた
 オラ・ジェリオ:太陽のミサより
 アントニオ・ロッティ:第1旋法のミサ
 スチュアート・ダンカン:これらの壁の中に
 イアン・デイヴィッド・コールマン:ともに喜び歌おう
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア:キリエ
 ウィリアム・ドーソン:ああそれはすぐに完了する
アンソニー・J・マリオーネ(指揮)
ウィリアム・ジュウェル・カレッジ・コンサート合唱団
デイヴィッド・M・サンチェス(T)
ロバート・サマー・シムズ(Pf)
 録音:2017年5月 [58:15]

 ビクトリアからアルヴォ・ペルトまでルネサンスから現代の宗教合唱曲を集めたアルバム。ウィリアム・ジュウェル・カレッジ・コンサート合唱団はカンザス州の大学で組織された混声合唱団。カナディアン・ブラス、キングス・シンガースとも共演したこともあり、アンサンブルの水準はかなり高い。このアルバムでも特にアカペラにおける音色の美しさは格別でアントニオ・ロッティの「第1旋法のミサ」は一聴に値する。
 

TROY 1716
¥2300
「過去に作られたプレゼント」
 〜ジェシカ・クラッシュの音楽

  (1)若きビルナ
  (2)サルピシアの歌(全7曲)
  (3)フレーズの繰り返し
  (4)マリア写本のカンティガ・デ・アミーゴ(全7曲)
  (5)デルフィ〜オラクルが言ったこと
(1)トーマス・コロハン(指揮)
 ワシントン・マスター・コラールの団員
 イアン・スウェンセン(Vn)
 ロバート・ディルティス(Cl)
(1)(5)ターニャ・アニシモワ(Vc)
(2)(4)エミリー・ノエル(S)
(2)(3)(4)ジェシカ・クラッシュ(Pf)
(3)ローラ・カウフマン(Fl)
 [73:31]

 ジェシカ・クラッシュはワシントン在住の作曲家、ピアニスト。ハーバード大学とジュリアードで作曲を学んだ。また室内楽をザンドール・ヴェーグに師事している。このアルバムには声楽曲、室内アンサンブル、独奏曲など様々な曲が収められている。マリア写本のカンティガ・デ・アミーゴは中世スペインの世俗宗教歌にインスピレーションを得た作品でエキゾチシズムと神秘的な雰囲気が魅力的。
 
TROY 1717
¥2300
「ヴァイオリンとピアノのための新しい音楽」
 ケネス・フックス(b.1956):一楽章のデュオ(2015)
 キャスリーン・フーヴァー(b.1937):ダンシング(2014)
 ジョン・ホール(b.1959):アーメン・コーラス(2016)
 ローラ・カミンスキー(b.1956):アンダーカレント(2015)
 タマール・ムスカル(b.1965):われらはどこにいるのか(バッハとの対話)(2015)
 ステファン・フロインド(b.1974):人生はまだ続く(2015)
ジュリー・ローゼンフェルド(Vn)
ピーター・ミヤモト(Pf)
 録音:2017年4月

 アメリカの新旧様々な世代の作曲家によるヴァイオリンとピアノのための近作を収録。調性をモダンな技法と折衷した新ロマン派的な傾向の作品が好んで取り上げられている。近代フランスやストラヴィンスキーの新古典主義時代の作品を思わせる親しみやすい内容。
 

TROY 1718
¥2300
「トリップ」〜アモス・エレカナ(b.1967)の音楽
 (1)トリップ(2016)〜Vn,Fl,Cl,Vc,Pfのための
 (2)リフレクション(2014)〜Vnとエレクトロニクスのための
 (3)8つの花(クルタークへの花束) (2006)〜Pfのための
 (4)4つの敵(2017)〜Clのための
 (5)あなたはどこへ帰るの?(2009)〜Vcとエレクトロニクスのための
 (6)シャー(1991)〜Flのための
 (7)震える(2008)〜チェレスタのための
マイター・アンサンブル
 [72:14]

 アモス・アレカナはボストン出身の作曲家。当初バークリー音楽院でジャズ・ギターを学んだ後、作曲に転向、ポーリン・オリヴェロス、リチャード・タイテルバウムらに師事した。作風はジャズとアメリカ実験音楽を掛け合わせた上にパリで学んだ電子音響の影響が感じられる多様なもの。様々な編成のために書かれたこの作品集は現代音楽の様式の博覧会といった様相を帯びており、バラエティに富んでいる。




<メジャー・レーベル>
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WARNER



9305211250
\2800→\2590
ミュンヘン・フィル自主制作録音盤
 ゲルギエフ&ミュンヘン・フィル
  ブルックナー:交響曲第1番ハ短調 WAB101(リンツ稿)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
 2017年9月25日 聖フローリアン修道院

 ゲルギエフ&ミュンヘン・フィルの、リンツ、聖フローリアン修道院でのブルックナー・ライヴ。

 2015年9月より首席指揮者に就任したワレリー・ゲルギエフとミュンヘン・フィルならではの重厚なパワーときらめくような優雅さ、美感をも引き出す練達のゲルギエフの熱血指揮に応えるべく、弦も管も打楽器ももてる最高のものを出し尽くしています。
 集中力と緊迫感によって、深く熱く濃密となったこの新コンビの音楽は非常に高い評価を得ています。

 今回の録音では、ブルックナーがオルガニストを務めた教会でもあり、豊かな残響をもつ、リンツの聖フローリアン修道院でのライヴ録音による「ブルックナー:交響曲第1番」。
 交響曲第1番は、シューベルト、シュポア、ウェーバーの音楽に影響されていますが、依然として独立した創造物とみなすことができます。
 典型的なブルックナー交響曲の特徴的な特徴のいくつかは、すでにこの交響曲で完全に形成されているといえましょう。波のような一連のエピソードをクライマックスで造り上げ、その結果として爆発的な描写されているように聞こえますが、オーケストラのゆっくりとした動きでメロディーラインには叙情的なものが多く取り入れています。

 この公演は、2017年9月25日に「交響曲第3番」と一緒に演奏されたもので、ゲルギエフが要求する大柄な表現を、スケール感たっぷりに実現しつつ、要所では弦の響きに美しさを感じさせてくれます。
 会場の残響時間の長さ、スケールの大きさに寄与していて、オルガニストだったブルックナーの交響曲にふさわしい充実した演奏となっています。

 なお、ゲルギエフ&ミュンヘン・フィルは、この聖フローリアン修道院にて「ブルックナー:交響曲」の全曲を演奏し、録音していく予定です。


 ワレリー・ゲルギエフは以下のように語っています。

 「ミュンヘン・フィルは信じられないほど才能に溢れた演奏家達がいます。彼らは、マーラーやブルックナーの作品において、その技術的な能力と経験を結びつけることに成功しました。私はこれらの音楽家たちと一緒に仕事をできる機会に恵まれたことを非常に幸運に感じています。世界中の方々に、この素晴らしい音楽をぜひ聴いていただきたいと思っております」

 この録音では、CPOやBISなどのレーベルで高い評価を受けるエンジニア、Stephan Reh氏が担当。
 マスタリングは、ECMの監修の下で新マスタリングを担当し、キース・ジャレットの諸作にかかわってきたエンジニア、クリストフ・スティッケル氏が担当しています。
 


9305211251
\2800→\2590
ミュンヘン・フィル自主制作録音盤
 ゲルギエフ&ミュンヘン・フィル
  ブルックナー:交響曲第3番ニ短調 WAB103『ワーグナー』
   (ノヴァーク版、1889年)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
 2017年9月25日 聖フローリアン修道院


 「交響曲第3番ニ短調」は1873年に初稿が完成。その際、敬愛するリヒャルト・ワーグナーをバイロイトに訪ねて前作第2番とともに第3番の総譜を見せ、どちらか1曲を献呈したいと申し出たところ、ワーグナーが第3番を選んだと伝えられています。またワーグナー作品からの明確な引用が含まれているので、そのゆえ「ワーグナー」という副題がつけられています。しかしこの初稿版は「演奏不能」という理由でウィーン・フィルから初演を拒否されてしまったため、ブルックナーは大幅な改訂を余儀なくされ、1877年に完成した第2稿を自らウィーン・フィルを指揮して初演されました。滑らかに処理された美旋律が壮麗で、各楽器が立体的に組み合わされたスケールある荘厳な音楽です。

 この公演は、2017年9月25日に「交響曲第1番」と一緒に演奏されたもので、ゲルギエフが要求する大柄な表現を、スケール感たっぷりに実現しつつ、要所では弦の響きに美しさを感じさせてくれます。
 会場の残響時間の長さ、スケールの大きさに寄与していて、オルガニストだったブルックナーの交響曲にふさわしい充実した演奏となっています。


 この録音も第1番同様エンジニアStephan Reh 氏が担当。マスタリングは、ECMの監修の下で新マスタリングを担当し、キース・ジャレットの諸作にかかわってきたエンジニア、クリストフ・スティッケル氏が担当しています。






<映像>


NAXOS Audiovisual(映像)


2.110395
(2DVD)
\4300
ニコロ・ヨンメッリ(1714-74):歌劇《イル・ヴォロジェーゾ》
 アルメニアの女王-ベレニーチェ 三幕のオペラ(1766)
ルーチョ・ヴェーロ:セバスティアン・コールヘップ(テノール)
ヴォロジェーゾ:ソフィー・マリレイ(メゾ・ソプラノ)
ベレニーチェ:アナ・ドゥルロフスキ(ソプラノ)
ルチッラ:ヘレーネ・シュナイダーマン(メゾ・ソプラノ)
フラーヴィオ:カトリオーナ・スミス(ソプラノ)
アニチェート:イーゴリ・ドゥルロフスキ(カウンターテナー)
皇帝の家来:テムビンコジ・ムゲティエンガナ(テノール)
皇帝の家来:トーマス・エルウィン(テノール)

フォルテピアノ:アラン・ハミルトン

ガブリエーレ・フェッロ(指揮)
シュトゥットガルト州立歌劇場管弦楽団

NBD0067V
(Blu-ray)
\4300

 バロック・オペラの至宝-200年の時を経て復活蘇演!

 皇帝マルクスとともにローマを支配するルーチョ・ヴェーロ。彼が愛したのは、今は亡き敵方ヴォロジェーゾの妻ベレニーチェ。しかし死んだと思ったヴォロジェーゾは生きていた。3人の思惑に、ヴェーロの許嫁ルチッラが絡み、物語は混迷を極めます・・・。

 アポストロ・ゼーノの台本『ルーチョ・ヴェーロ』に基づく《イル・ヴォロジェーゾ》はウィーン古典派音楽の先駆けとなったニコロ・ヨンメッリ作曲によるものです。鮮烈な愛、生と死の物語として《イル・ヴォロジェーゾ》はヨーロッパのオペラ史上にその名を残す秀作と言われています。このオペラは二世紀以上の時を経て、バロック・オペラの至宝としてヨッシ・ヴィーラーとセルジオ・モラビトの二人の名舞台監督によって甦り、高い評価を受けました。

 ルーチョ・ヴェーロを歌うのはドイツ出身の若手テノール、コールヘップ。2013年のシーズンにはウィーン国立歌劇場に出演し、《フィデリオ》のヤキーノ、および《ラインの黄金》のフローを歌って絶賛され、以降はシュトゥットガルト州立歌劇場のメンバーとして、このヨンメッリを始め、様々なオペラで活躍しています。
 またヴォロジェーゾ役のメゾ・ソプラノ、ソフィー・マリレイはスイス出身。古典派から現代作品まで幅広いレパートリーを持ち、世界中の歌劇場で歌っています。ベレニーチェを歌うソプラノ、ドゥルロフスキはマケドニア生まれ。端正な歌唱が魅力的です。

アンナ・フィーブロックによる美しい装置と衣装が映える印象的な舞台で繰り広げられる迫真の物語をお楽しみください。


 
収録時間:183分 イタリア語歌唱 音声: ステレオ2.0/DD5.1(DVD)  ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)  字幕:日本語・英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・韓国語 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク Blu-ray・・・2層 50GB 1080i High Definition




ヨンメッリの時代が来るのか!?

ニコロ・ヨンメッリ(1714年 - 1774年)


 ヨンメッリ、なんとなくバロック全盛期の頃の作曲家と思っていたが、その活躍期はグルックやモーツァルトとも重なることから、初期古典派と考えたほうがいいらしい。

 ヨンメッリは1714年、ナポリ近郊のアヴェルサに生まれた。

 彼はナポリで、フランチェスコ・フェーオ、フランチェスコ・マンチーニ、レオナルド・レーオらに音楽教育を受ける。
 彼の最初のオペラ、『あやまちの愛 L'errore amoroso』は1737年にナポリで偽名を用いて発表され、大成功を収め、彼の名はイタリア中に知れ渡ったという。

 ヴェネツィアで活動した後にローマに移り、そこでモーツァルトの重要な師となるジョヴァンニ・マルティーニと出会っている。

 ヨンメッリはその後、1753年にシュトゥットガルトでヴュルテンブルク伯カール=ユーゲン付きの宮廷楽長となった。
 この期間に彼の最大の成功と、彼の最高傑作と見なされる作品の作曲が見られる。 作品の多くは、シュトゥットガルト郊外のルートヴィヒスブルクにある伯の個人劇場で上演された。

 またモーツァルトと彼の父親が1763年にルートヴィヒスブルクを通りがかり、この作曲家に出会っている(モーツァルト7歳)。

 ヨンメッリは1768年にナポリに戻ったが、この時期には彼の得意とするオペラ・セリアよりもオペラ・ブッファの方が有名になっており、そのため彼の最後の作品はあまり好評ではなかった。
 彼は1771年に脳梗塞を発症して体の一部が麻痺するが、その後も作曲活動を続け、3年後にナポリで没した。






 

2.110575
(2DVD)
\4300
エクトル・ベルリオーズ:歌劇《ベンヴェヌート・チェッリーニ》
 二幕のオペラ(1838)
ベンヴェヌート・チェッリーニ:ジョン・オズボーン(テノール)
ジャコモ・バルドゥッチ:マウリツィオ・ムラーロ(バス)
フィエラモスカ:ローラン・ナウリ(バリトン)
教皇クレメンス7世:オルラン・アナスタソフ(バス)
フランチェスコ:ニッキー・スペンス(テノール)
ベルナルディーノ:スコット・コナー(バス)
ポンペオ:アンドレ・モルシュ(バリトン)
居酒屋の主人:マルセル・ビークマン(テノール)
テレーザ:マリアンジェラ・シチリア(ソプラノ)
アスカニオ:ミシェル・ロジエ(ソプラノ)

マーク・エルダー(指揮)

オランダ国立歌劇場合唱団(合唱指揮…チン=リエン・ウー)
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団

舞台監督:テリー・ギリアム
副舞台監督・振付:レア・ハウスマン
舞台美術:テリー・ギリアム / アーロン・マースデン
衣装:カトリーナ・リンゼイ
撮影監督:フランソワ・ルシオン

NBD0074V
(Blu-ray)
\4300
若きベルリオーズがオペラ史上に刻んだ空前絶後のどたばたコメディー・オペラ - 初日本語字幕付!

 放蕩者、しかし腕は良い彫刻家チェッリーニには、相思相愛の若き恋人テレーザがいます。しかし恋敵フィエラモスカとのいざこざで、ついには殺人と誘拐の罪を犯してしまい、どうにも立場が悪くなってしまいました。その上、教皇から依頼されている彫刻は完成しておらず絶体絶命。一日だけ猶予をもらった彼がとった行動は・・・。

 16世紀に実在した彫刻家ベンヴェヌート・チェッリーニの芸術と自由奔放な生き方に共感したベルリオーズは、一気にこの大規模な初めてのオペラを完成させました。ベルリオーズは後年「このような活気に満ち勢いに富んだ数々のアイディアを再現することは不可能だ」と語ったと伝えられます。
 多彩なエピソードが盛り込まれた喜劇ですが、この上演はテリー・ギリアムの色彩豊かでメリハリの利いた演出によりロマンスあり、活劇あり、コメディありのスペクタクルな舞台となりました。題名役のジョン・オズボーン、ヒロイン、テレーザを歌うマリアンジェラ・シチリア、フィエラモスカ役のローラン・ナウリが優れた歌唱とともに、熟練の演技で作品を盛り上げます。

 
オランダ国立歌劇場(アムステルダム)2015年5月15/18日収録
 収録時間:180分 フランス語歌唱 音声: ステレオ2.0/DD5.1(DVD)  ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)  字幕:日本語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク Blu-ray・・・2層 50GB 1080i High Definition


オールスター・オーケストラ・プログラム


2.110561
(DVD)
\2000
オールスター・オーケストラ プログラム13&14
 【プログラム13:ロシア音楽の宝探し】
  1.ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」
    (M.ラヴェルによる管弦楽編)
  2.プロコフィエフ(1891-1953):ロメオとジュリエット(抜粋)
   モンターギュー家とキャピュレット家/
   若きジュリエット/舞踏会の情景/ティボルトの死
 【プログラム14:ノーザンライツ】
  シベリウス(1865-1957):交響曲 第2番 ニ長調 Op.43
ジェラード・シュワルツ(指揮)
オールスター・オーケストラ
 アメリカの30以上のオーケストラから選ばれた精鋭たちが、ジェラード・シュワルツの元に集結。世界中の名曲や、アメリカの最新作を演奏するというプロジェクト「オールスター・オーケストラ」。

 プログラム13はムソルグスキーの「展覧会の絵」。原曲はピアノ曲ですが、ラヴェルが美しい管弦楽版に編曲。オーケストラの性能をフルに生かした名曲として知られています。プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」も人気の高い作品。ここでは選りすぐりの名曲をお届けいたします。

 プログラム14は、シベリウスの「交響曲第2番」。壮麗な作品はまさに北欧を代表するにふさわしい雄大な表情を見せています。

  収録時間:本編114分 音声:ステレオ2.0/DD5.1/DTS5.1 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク
 

2.110562
(DVD)
\2000
オールスター・オーケストラ プログラム15&16
 【プログラム15:ロシア音楽の宝探し】
  1.エルガー(1857-1934):エニグマ変奏曲
  2.ブリテン(1913-1976):青少年のための管弦楽入門 Op.34
 【プログラム16:神秘の山】
  1.ホヴァネス(1911-2000):交響曲 第2番「神秘の山」Op.132
  2.グーセンス(1893-1962):「ジュビリー変奏曲」
ジェラード・シュワルツ(指揮)
オールスター・オーケストラ
 アメリカの30以上のオーケストラから選ばれた精鋭たちが、ジェラード・シュワルツの元に集結。世界中の名曲や、アメリカの最新作を演奏するというプロジェクト「オールスター・オーケストラ」。

 プログラム15は「英国の謎」と題した、エルガーの名曲「エニグマ」を中心に演奏。もう1曲はブリテンの「青少年のための管弦楽入門」。オーケストラの楽器の特徴を知るのにうってつけです。
 プログラム16はホヴァネスの「神秘の山」がメイン・プログラム。名指揮者ストコフスキーの依頼で書かれた作品で、実は日本好きのホヴァネスが“富士山”をイメージして作曲したとも言われる美しい曲です。
 もう1曲の「ジュビリー(百年記念)変奏曲」はグーセンスがコープランド、ハンソン、ウィリアム・シューマンなど10人の作曲家仲間に変奏曲を依頼したという未発表の作品。この演奏が世界初演となります。

  収録時間:本編114分 音声:ステレオ2.0/DD5.1/DTS5.1 画面:16:9REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク














4/25(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


DYNAMIC



CDS-7812
(2CD)
\3600
※DVD&Blu-ray同時発売
ドニゼッティ(1797-1848):歌劇《サールダムの市長》
2幕 ドメニコ・ジラルドーニ:台本
【CD1】
 1.シンフォニア
 2-19.第1幕
【CD2】
 1-12.第2幕
皇帝…ジョルジョ・カオドゥーロ(バリトン)
ピアトロ・フリーマン…ファン・フランシスコ・ガテル(テノール)
ワムベット…アンドレア・コンチェッティ(バス)
マリエッタ…イリーナ・ドゥブロフスカヤ(ソプラノ)
カルロッタ・・脇園彩(メゾ・ソプラノ)
ラフォルテ…ピエトロ・ディ・ビアンコ(バス)
アリ・マーメッド…パスクワーレ・シルコーリ(テノール)
役人…アレッサンドロ・ラヴァシオ(バス)

ロベルト・リッツィ・ブリニョーリ (指揮)
ドニゼッティ・オペラ管弦楽団&合唱団

 17世紀から18世紀にかけてロシアで皇帝として君臨したピョートル1世。「大帝」と呼ばれる彼のエピソードから生まれたこの歌劇《サールダムの市長》、実はドイツの作曲家ロルツィングの《皇帝と船大工》と同じ原作に基づく作品です。同じ船大工として働く2人の青年。一人は皇帝、一人は亡命者。知らせを受けたサールダムの市長は、どちらが真の皇帝かを見極めることができるのでしょうか。
 ドニゼッティの作品は、1827年に初演されてから、何回か再演されるも、1839年からは全く演奏されなくなり、ようやく蘇演されたのは1973年になってから。以降、何回か演奏されていますが、今回はドニゼッティ協会の新比較校訂版を用いた演奏です。市長の義理の息子役として、注目のメゾ・ソプラノ、脇園彩さんも出演しています。

 録音 2017年11月 Teatro Sociale, Como, Italy
 DYNDVD37812 DYNBRD57812 映像と同音源
 


CDS-7814
\2300
19世紀イタリアで最も尊敬されたフルート奏者の一人
 ジュリオ・ブリッチャルディ(1818-1881):フルートのための技巧的作品集

 1.魔女 Op.138
 2.《セヴィリャの理髪師》のベルタのアリア Op.86
 3つのロマンス…初録音
  3.第1番:A toi mon coeur
  4.第2番:Espoir de revoir
  5.第3番:Pensees fugitives
 4.ヴェルディの《椿姫》による自由なトランスクリプション
 5.現代イタリアの感情 Op.103
 6.ヴェニスの謝肉祭 Op.78
マリオ・カルボッタ(フルート)
カルロ・バルツァレッティ(ピアノ)

 ジュリオ・ブリッチャルディは19世紀イタリアで最も尊敬されたフルート奏者の一人です。父から最初にフルートの手ほどきを受け、15歳でサンタ・チェチーリア音楽院を卒業。ローマとナポリでフルートのレッスンをしながら、演奏活動を行い、フルートのための作品を書き上げました。
 「フルートのパガニーニ」と呼ばれるほどの超絶技巧を誇っていたとも言われ、その作品には目もくらむほどの超絶技巧が散りばめられており、その演奏効果は絶大です。
 代表作は「ヴェニスの謝肉祭」で、おなじみのメロディが繰り返されるたびに自由な装飾を施されていく様子はまさに圧巻。他の作品も、基本的には良く知られた旋律に装飾を加えていく変奏曲形式であり、19世紀作品を得意とするカルボッタの 演奏は、フルートの煌めく音色を堪能できます。

 録音 2016年6月 Griffa&Figli Milano Studio Recording
 


CDS-7820
\2300
サティ(1866-1925):ピアノ作品集
 1.3つのジムノペディ - 第1番 ゆっくりと悩める如く
 2.3つのグノシェンヌ-第1番
 3.ジュ・トゥ・ヴー
 4.3つのジムノペディ - 第2番 ゆっくり、悲し気に
 5.3つのグノシェンヌ-第2番
 6.金の粉
 7.3つのジムノペディ - 第3番 ゆっくりと厳粛に
 8.3つのグノシエンヌ-第3番
 9.幻想-ワルツ
 10.グノシェンヌ 第4番
 11.ワルツ-バレエ
 12.グノシェンヌ 第5番
 13.天国の英雄的な門の前奏曲
 14.グノシェンヌ 第6番
 冷たい小品
  16.第1番:Airs a faire fuir: 1. D'une maniere tres particuliere
  17.第1番:Airs a faire fuir: 2. Modestement
  18.第1番:Airs a faire fuir: 3. S'inviter
  19.第2番:Danses de travers: 1. En y regardant a 2 fois
  20.第2番:Danses de travers: 2. Passer
  21.第2番:Danses de travers: 3. Encore
 自動記述法
  22.第1番:Sur un vaisseau
  23.第2番:Sur une lanterne
  24.第3番:Sur un casque
 いやな気取り屋の3つのワルツ
  25.第1番:Sa taille
  26.第2番:Son binocle
  27.第3番:Ses jambes
ジャコモ・シチナルド(ピアノ)

 後期ロマン派の時代に生まれながら、当時の音楽美学を全否定し、独自のスタイルを追求したエリック・サティ。その音楽はどれも短く単純で、誤解を招くようなタイトルを持ち、彼の友人ドビュッシーをはじめ、現代に至るまでの数多くの芸術家に多大な影響を与えています。
 このアルバムでサティの多彩な作品を演奏しているのはイタリアの若手シチナルド。前回はムソルグスキーのピアノ作品全集(CDS7786)をリリースしていますが、今回は全くスタイルの違うサティ作品に挑戦。軽妙、洒脱に演奏しています。

  録音 2017年12月29日 La Giara, Modica, Italy

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ジャコモ・シチナルド
ムソルグスキー:ピアノ作品全集


「展覧会の絵」はその魅力の一部に過ぎない。


 ほとんど顧みられることのないムソルグスキーのピアノ作品だが、実はなかなか味わい深い。

 タイトルのとおり少年時代を回想する作品、美しい風景に感動して書き上げた作品など私的な雰囲気の作品が多い。「古典様式による間奏曲」と題された作品すら実は母と田舎に滞在していた光景から作られたという。
 それぞれが短く素朴な作品が多いためかあるいは、剛毅なムソルグスキーのイメージとあまり合わないためか演奏会で取り上げられることは少ないが、亡くなる前年に書かれたと思われる「涙」、「瞑想曲-アルバムの綴り」、ほとんど死の直前に書かれた「村にて」など、これらの哀愁に満ちた作品を聴けば、あの「展覧会」ですら、この天才作曲家の魅力の一部に過ぎなかったと思い知らされるはず。



CDS-7786
(2CD)
\3000
聴けば聴くほどに耳を奪われる
 ムソルグスキー(1839-1881):ピアノ作品全集

【CD1】
 1-16.組曲「展覧会の絵」
 17.涙
 18.紡ぎ女
 19.瞑想曲-アルバムの綴り
 20.スケルツォ
 21.旗手のポルカ
【CD2】
 1.情熱的即興曲
 2.古典様式による間奏曲
 3.子供の遊び
 4.子供の頃の思い出
 5.クリミア南海岸にて-グルズフ・ウ・アユ=ダガ
 6.クリミア南海岸にて-カプリッチョ
 7.村にて-幻想曲のように
 8.気まぐれな女
 9.子供の頃の思い出より-乳母と私
 10.子供の頃の思い出より-最初の罰
 11.夢想
 12.市の情景-ソロチンスクの定期市より
 13.ゴバック-ソロチンスクの定期市より
ジャコモ・シチナルド(ピアノ)
 
ムソルグスキーのピアノ曲というと、多くの人は「展覧会の絵」のみを思い浮かべるでしょう。しかしムソルグスキーは生涯に思いのほか多くのピアノのための作品を書いています。そのほとんどは彼の死後に出版されたため、あまり話題になることはありませんでした。
 貴族の家に生まれ、幼少時から母にピアノの手ほどきを受けたというムソルグスキーは、リストやジョン・フィールドの作品を愛奏していたといい、その後も数多くのピアニストに師事、ピアノの腕前はなかなかのものだったようです。とは言え、全作品はCD2枚に収まってしまうほどの量ですが、各々の曲はどれも独立した性格を持ち、豊かな音楽表現に満たされた、聴けば聴くほどに耳を奪われる面白い作品です。
 ゆったりした「瞑想曲」や「涙」では、“展覧会の絵”の「古い城」や「ビドロ」を彷彿させる重く悲しい足取り、「ソロチンスクの定期市」での不気味さ、などムソルグスキーの真髄がここにあります。


 

CDS-7807
\2300
ローマ生まれの女性作曲家
 シルヴィア・コラサンティ(1975-):レクイエム

 1.Requiem Aeternam
 2.Alle piccole e grandi ombre
 3.Dies Irae
 4.Se come dici appare
 5.Quid sum miser
 6.Questo Re tremendo e maestoso
 7.Lacrimosa
 8.Perdonate
 9.Lux Aeterna
マリアンジェラ・グァルティエリ(ナレーター)
モニカ・バチェッリ(メゾソプラノ)
マッシミリアート・ピトッコ(バンドネオン)

マキシメ・パスカル(指揮)
ボルツァーノ&トレント・ハイドン管弦楽団
アンサンブル・ヴォカーレ・コンティヌム
(合唱指揮…ルイージ・アッツォリーニ)

 ローマ生まれの女性作曲家シルヴィア・コラサンティのレクイエム。サンタ・チェチーリア音楽院で学び、ヨーロッパ作曲家賞を獲得、2017年にはイタリア大統領より「イタリア共和国功労勲章」のウッフィチャーレを授与されました。
 このレクイエムは、2016年8月に起きた「イタリア中部地震」の被災者のために作曲され、2017年のスポレート音楽祭で世界初演された最新作。
 伝統的なレクイエム・ミサの形式の中に、朗読やバンドネオンの音色を取り入れた斬新な作品です。とりわけ第8曲「Perdonate=赦し」でのバンドネオン・ソロの美しくも悲しい旋律は強く心に残ります。

  録音 2017年9月27日 ライヴ Officine FS Bolzano,Bolzano Festival Tramsart
 


CDS-7795
\2300
パガニーニ、彼の音楽、彼の楽器
 パガニーニ(1782-1840):作品集
  1-4.ヴァイオリン、チェロとギターのための三重奏曲 M.S.69
  5.独奏ヴァイオリンのための「うつろな心」M.S.44
  6.ギター独奏のためのソナタ 第33番 M.S.84
  7-9.ギターとヴァイオリンのための「ソナタ・コンチェルタータ」イ長調 M.S.2
  10.ヴァイオリンとギターのための「カンタービレ」
   (オリジナル…ヴァイオリンとピアノ)M.S.109
ジュリオ・プロティノ
 (ヴァイオリン…1742年、グァルネリ・デル・ジェス「イル・カノン」)
クレメンス・ハーゲン
 (チェロ…1736年 アントニオ・ストラディヴァリ)
マッテオ・メーラ
 (ギター…1797年 オリー)

 パガニーニの室内楽作品を、彼の時代の楽器で楽しむ1枚。ヴァイオリンの名手として知られたパガニーニですが、実はギターもこよなく愛し、ヴァイオリンとギターのアンサンブル作品も数多く作曲しています。
 このアルバムでは冒頭に「ヴァイオリンとチェロ、ギターのための三重奏曲」が演奏されていますが、使用されたのは全て18世紀に製作された貴重な楽器です。
 ストラディヴァリのチェロは、日本財団が所有する銘器でクレメンス・ハーゲンに貸与されています。
 また、ヴァイオリンのプロティノが演奏するのは1742年のグァルネリ、メーラのギターは1797年のオリー製。これらの素晴らしい楽器が紡ぎだす美しい音色を、超絶技巧とともに存分に味わえる特別なアルバムです。

 録音 2017年4月7.8.9日 Palazzo Tursi,Genova Italy



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NAXOS



8.573630
\1200
ボリス・ギルトブルグ(ピアノ)
ラフマニノフ(1873-1943):
 ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 Op.30

  1.第1楽章:Allegro ma non tanto
  2.第2楽章:Intermezzo: Adagio ? Un poco piu mosso
  3.第3楽章:Finale: Alla breve
 4.コレッリの主題による変奏曲 Op.42(1931)
ボリス・ギルトブルグ(ピアノ)
カルロス・ミゲル・プリエト(指揮)…1-3
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団…1-3

 ピアノ協奏曲第2番(8.573629)で、冴え渡る技巧と考え抜かれた解釈を披露したボリス・ギルトブルグ。この第3番でも極めて個性的な演奏を聴かせます。
 第2番よりも演奏的に困難な箇所が多く、至るところに即興的なフレーズが散りばめられるとともに、曲の雰囲気が刻々と変化していく第3番ですが、完璧に弾きこなすと、これ以上演奏効果のあがる曲はありません。
 ギルトブルグはこの作品を徹底的に研究し、冒頭に現れる主題の役割は「全体をまとめるもの」として捉え、冷静に弾くことで作品全体にメリハリをつけています。そして第1楽章の後半に用意されているカデンツァも聴かせどころの一つ。ギルトブルグはもちろん「難しいヴァージョン」をやすやすと演奏、聴き手の心をしっかり掴みます。また彼は、この曲と「徹夜祷」Op.37との関連も指摘。こちらも興味深い解釈を聴かせます。同時収録の「コレッリの主題による変奏曲」でも変奏が進むごとに多彩な世界を見せてくれます。
 今作でもギルトブルグ自身のブックレット解説(英語)と、彼が撮影した写真をジャケットに使用。アルバム全体が一つの完成された作品として成立しています。

  録音:2016年2月27-29日  Royal Concert Hall, Glasgow, Scotlan…1-3 2016年6月15日  The Concert Hall, Wyastone Estate, Monmouth, Wale…4





8.573629
\1200
ボリス・ギルトブルグ(ピアノ)
ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ協奏曲 第2番 他

 ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18(1901)
  1.第1楽章:Moderato- Allegro
  2.第2楽章:Adagio sostenuto
  3.第3楽章:Allegro scherzando
 練習曲集「音の絵」Op.33(1911)
  4.第1番:ヘ短調
  5.第2番:ハ長調
  6.第3番:ハ短調
  7.第5番:ニ短調
  8.第6番:変ホ短調
  9.第7番:変ホ長調
  10.第8番:ト短調
  11.第9番:嬰ハ短調
 12.クライスラー(1875-1962):愛の悲しみ(ラフマニノフ編)(1910/21)
 13.フランツ・ベーア(1837-1898):笑う小娘“W.Rのポルカ”
  (ラフマニノフ編)(1911)
ボリス・ギルトブルグ(ピアノ)
カルロス・ミゲル・プリエト(指揮)…1-3
ロイヤル・スコティッシュ国立管弦楽団…1-3

 数あるピアノ協奏曲の中でも、最も人気が高く、またピアニストにとっても困難な壁である「ラフマニノフの第2番」。交響曲第1番の初演時における手痛い失敗を跳ね返した、ラフマニノフにとっての特別な作品です。
 名手ギルトブルグにとってもこの作品は特別な存在であり、演奏する際には特別な心構えが必要だとブックレット(英文)で語っています。
 ブックレットによると、オープニングの鐘の音を思わせるピアノの重厚な和音、続く激流のようなアルペジョ。これらについてギルトブルグは熟考をめぐらし、一つ一つの音を大切に奏でている様子が理解できます。
 ギルトブルグは練習曲「音の絵」についても多くの考察をめぐらせており、その演奏で作品の持つ魅力を完璧に伝えることに成功しています。
 ジャケットに使われている写真は、ギルトブルグ自身が撮影したサンクトペテルブルクの「血の上の救世主教会」。ラフマニノフの音楽を象徴する鐘の音を象徴する風景です。

  録音 2016年2月28日-3月1日 Royal Concert Hall, Glasgow, Scotland…1-3 2016年6月14-15日 The Concert Hall, Wyastone Estate, Monmouth, Wale…4-13

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8.573672
\1200
なかなか演奏されないスメタナ唯一の交響曲
 スメタナ(1842-1884):祝典交響曲

 祝典交響曲 ホ長調 Op.6
 歌劇《売られた花嫁》より
  序曲
  第1幕:終曲:ポルカ
  第2幕:フリアント
  第3番:喜劇役者の踊り
ダレル・アン(指揮)
ベルリン放送交響楽団

 昨年来日、颯爽とした姿と高い音楽性で聴衆を魅了した指揮者ダレル・アン。レパートリーも幅広く、これまでNAXOSからはデュティユーの交響曲と中国の作曲家、周龍と陳怡の作品集、マイアベーア、オッフェンバックの序曲集など、珍しい作品の録音をリリースしています。
 今回彼が取り組んだのは、やはり珍しいスメタナの「祝典交響曲」。1854年、当時のボヘミアを支配していたオーストリア=ハンガリー帝国の皇帝フランツ=ヨーゼフ1世の婚礼が挙行された際、スメタナはこれを祝して交響曲を作曲し献呈しようと目論みました。
 しかし残念なことに「(被支配民族である)ボヘミア人の作品は婚礼にふさわしくない」と却下されてしまい、また、作品中に頻繁に現れる「皇帝賛歌」はボヘミアの人々の共感を得ることができず、結局、スメタナは作品をしまい込んでしまいます。
 しかし1881年に作品を改訂、スメタナの唯一の交響曲として作品はようやくカタログに残ることになりました。若き作曲家の意欲溢れる華やかな交響曲をどうぞお楽しみください。
  録音 2015年2月2-5日 ドイツ ベルリン=ブランデンブルク放送 大ホール




 今回のオススメは、30歳のときに作った「祝典交響曲(勝利の交響曲)ホ長調Op.6」。

 数年前まで革命に参加していたスメタナだがこの時期はプラハ城でフェルディナント1世の常任宮廷ピアニストを務めたりしていて、この交響曲も、オーストリア帝国の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の成婚を記念して作曲された。

 ただ、当時のオーストリア帝国国歌『神よ、皇帝フランツを守り給え』の参照が十分目立っていないという理由で、皇帝側からは受け取りを拒否された。
 仕方なくスメタナは自費でオーケストラを雇い、1855年2月26日、プラハのコンヴィクト・ホールでこの交響曲を上演。残念ながらコンサートは金銭的失敗に終わったが、スメタナ自身は、この曲を破棄せず、その後渡ったヨーテボリでは好評を博し、改訂版も1882年にプラハで上演されている。この際には、"勝利"に当たる部分を抜いたタイトルで上演されたため、今日では、この作品はしばしば「祝典交響曲」と呼ばれる。

 この曲はベートーヴェンやメンデルスゾーン、ウェーバー、ベルリオーズらの作品を研究して作られており、ブライアン・ラージは、「この曲の中の多くが、作曲者のより円熟した仕事を特徴づけている」と語っている。歴史に埋もれた大傑作とまでは言わないが、スメタナ唯一の交響曲、なかなかCD化されることもないので、このアルバムで一度聴いてみてもいいと思う。

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8.573786
\1200
シューマン(1810-1856):チェロのための作品集
 1.チェロ協奏曲 イ短調 Op.129(1850)
 2.アダージョとアレグロ Op.70(1849)(チェロとピアノ編)
 幻想小曲集 Op.73(1849)(チェロとピアノ編)
  3.第1番:Zart und mit Ausdruck 静かに、感情を込めて
  4.第2番:Lebhaft, leicht 活発に、軽やかに
  5.第3番:Rasch und mit Feuer 急速に、燃えるように
 3つのロマンス Op.94(1849)(G.シュヴァーベによるチェロとピアノ編 2017年)
  6.第1番:Nicht schnell 速くならずに
  7.第2番:Einfach, innig 素朴に、心から
  8.第3番:Nicht schnell 速くならずに
 民謡風の5つの小品集 Op.102(1849)
  9.第1番:イ短調 全てむなしい
  10.第2番:ヘ長調 ゆっくりと
  11.第3番:イ短調 はやくなく、たっぷりとした音で
  12.第4番:ニ長調 春の挨拶
  13.第5番:イ短調 怠け者の国より
 14.F-A-E ソナタ-第2楽章 間奏曲(1853)
   (G.シュヴァーベによるチェロとピアノ編 2017年)
ガブリエル・シュヴァーベ(チェロ)
ラルス・フォークト(指揮)…1
ロイヤル・ノーザン・シンフォニア…1
ニコラス・リンマー(ピアノ)…2-14

 血気盛んな20歳のシューマンが、指の故障でピアノを諦めなくてはならなくなった時に、彼は音楽をやめるか、もしくはチェロに転向するか悩むほど、実はチェロを愛していました。逡巡の末、作曲の道に進んだシューマンでしたが、そのチェロ愛は1850年に書かれた「チェロ協奏曲」に結実しました。切れ目なく奏される3つの楽章は、饒舌な旋律とロマンティックな感情に溢れており、とりわけ第2楽章にあたる中間のゆったりとした部分の美しさは格別です。ロイヤル・ノーザン・シンフォニアを振るフォークトにも注目。シューマンが求める内声充実の響きを紡ぎ出します。
 他の作品は「民謡風の5つの小品集」を除くと、どれも他の楽器のために書かれたものですが、チェロで演奏しても全く違和感なく、シュヴァーベの見事な編曲と落ち着きのある優しい音によって、シューマンの描いた夢のような世界がダイレクトに体感できます。

 録音 :2017年1月27-28日 Sage, Gateshead, UK…1 2017年3月10-11日 Sendesaal, Bremen, German…2-14





実は注目はラルス・フォークトの指揮だったりする!
別のところで生まれたかのようなベートーヴェン弾き振り
ピアノ協奏曲全集

 
 フォークト、弾き振りのベートーヴェン/ピアノ協奏曲シリーズ。

 「弾き振りなんだからこれくらい自由にやってくれよ」、という期待を軽く超えてくれる。ちょっとしたピアノの強弱や音楽の息遣いがこれまでの普通の演奏と違うのだ。別のところで生まれたかのようなベートーヴェン。

 これはフォークトがロイヤル・ノーザン・シンフォニアに就任したときの宣伝映像だが、これをみると彼がすでにピアニストを超えた存在であることが分かる。大指揮者である。
https://www.youtube.com/watch?v=hex95u92zOk

 三重協奏曲がとくに印象的だったのも、この曲ではよりフォークトの指揮に音楽が依存していたからか。

 そう遠くない時期に指揮者フォークトのアルバムが出ると思うしそのときは大いに期待したい。




ONDINE
ODE-1292
\2400→\2190
ラルス・フォークト弾き振り!
 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ協奏曲 第1番&第5番

 ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 Op.15
  1.第1楽章:Allegro con brio
  2.第2楽章:Largo
  3.第3楽章:Rondo. Allegro
 ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調「皇帝」Op.73
  4.第1楽章:Allegro
  5.第2楽章:Adagio un poco moto
  6.第3楽章:Rondo: Allegro ma non troppo
ラルス・フォークト(ピアノ&指揮)
ロイヤル・ノーザン・シンフォニア

 ドイツの実力派ピアニスト、ラルス・フォークト。2003/04にはベルリン・フィルで初の「ピアニスト・イン・レジデンス」に選出されるなど高い評価を受け、近年はソリストとしてだけでなく、室内楽奏者としても注目を浴びている名手です。
 2015年、ONDINEレーベルにバッハの「ゴルトベルク変奏曲」を録音し、以降シューベルト、モーツァルト、ブラームス、シューマンの諸作品をリリースしていますが、今回の新作は彼自身が音楽監督を務めるロイヤル・ノーザン・シンフォニアを弾き振りしたベートーヴェンの2曲の協奏曲。
 第1番の協奏曲は25歳のベートーヴェンの手による意欲作。フォークトはこの曲を1995年にも録音していますが、今回の新録は自身の意思を更に思いのままに炸裂させた自由自在な表現が魅力。壮大な第5番も重々しいピアノの音色を生かした緊張感に満ちた演奏です。
 このアルバムはフォークトによる「ベートーヴェン:ピアノ協奏曲シリーズ」の第1作となります。

  録音 The Sage Gateshead Concert Hall, UK 2016年10月28日・・・1-3 2016年11月18日.2017年1月28日・・・4-6 Executive Producer: Jochen Hubmacher Recording Producer: Stephan Schmidt Recording Engineer: Richard Hallig


ONDINE
ODE-1297
\2400→\2190
ラルス・フォークト弾き振り!
 ベートーヴェン(1770-1827):協奏曲集

 ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための三重協奏曲 ハ長調 Op.56
  1.第1楽章:Allegro
  2.第2楽章:Largo
  3.第3楽章:Rondo alla polacca
 ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op.37
  4.第1楽章:Allegro con brio
  5.第2楽章:Largo
  6.第3楽章:Rondo. Allegro
ラルス・フォークト(ピアノ&指揮)
クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)
ターニャ・テツラフ(チェロ)
ロイヤル・ノーザン・シンフォニア

 ドイツの名手ラルス・フォークトが自らロイヤル・ノーザン・シンフォニアを指揮、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲を録音するプロジェクト第2弾。
 今作では5曲の協奏曲の中で最も悲壮感漂う曲想を持つ「第3番」をメインに、その少し後に作曲された、極めて親密な雰囲気を持つ「三重協奏曲」を組み合わせています。初期から中期の過渡期に書かれたピアノ協奏曲第3番はベートーヴェンの作風が完全に確立された作品。フォークトの劇的な演奏が聴きものです。
三重協奏曲では、彼の親友であるクリスティアン・テツラフとその妹ターニャ・テツラフが共演。ピアノ協奏曲第3番とは全く違う穏やかで喜び溢れた旋律を、3人の芸術家が伸び伸びと歌い上げています。まさに「ピアノ・トリオとオーケストラの共演」といった見事な演奏です。
 録音 Sage Gateshead concert hall, UK ライヴ録音 2016年9月29-30日…1-3 2017年3月16-17日…4-6


ONDINE
ODE-1311
\2400→\2190
ラルス・フォークト(ピアノ&指揮)
  ベートーヴェン:ピアノ協奏曲チクルス完結

 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ協奏曲 第2番&第4番
  ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.19
   1.第1楽章:Allegro
   2.第2楽章:Largo
   3.第3楽章:Rondo alla polacca
  ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 Op.58
   4.第1楽章:Allegro con brio
   5.第2楽章:Largo
   6.第3楽章:Rondo. Allegro
ラルス・フォークト(ピアノ&指揮)
ロイヤル・ノーザン・シンフォニア

 ドイツの名手ラルス・フォークトが自らロイヤル・ノーザン・シンフォニアを指揮し、ベートーヴェンのピアノ協奏曲を演奏するツィクルス、最後を飾るのは第2番と第4番の組み合わせです。
 ベートーヴェンが16歳の頃に着手したとされる第2番の協奏曲は、第1番よりも以前に書かれた作品。ベートーヴェン自身は作品の出来に不満があったとされていますが、主題の扱い方や、独創的なカデンツァなどにベートーヴェンらしさが感じられる意欲的な曲として高く評価されています。
 第4番はベートーヴェンの最高傑作のひとつであり、第5番「皇帝」が堂々とした男性らしさを誇る曲であるのに比べ、こちらの第4番は柔和な表情を持ち、中でも第2楽章の憂いに満ちた美しさは格別の人気を誇っています。
 フォークトの演奏は、どちらの曲もオーケストラを雄弁に鳴らすことで「ピアノとオーケストラの対話」を強調。これまで伴奏として見過ごされがちだった第2番のオーケストラ・パートにも隅々まで光を当てることで、曲の新たな魅力を引き出すことに成功しています。

 録音 Sage Gateshead Concert Hall, UK ライヴ収録
  2017年3月15-17日…1-3
  2017年6月8-10日…4-6



 


8.573819
\1200
中川 岳〜東京大学在学中に「第27回国際古楽コンクール」第1位を獲得した逸材
 テレマン(1681-1767):6つの序曲集

 序曲 第1番 ト短調 TWV32:5
  1.序曲
  2.ラルゲットとスケルツァンド
  3.アレグロ
 序曲 第2集 イ長調 TWV32:6
  4.序曲
  5.ラルゴとスケルツァンド
  6.プレスト
 序曲 第3番 ヘ長調 TWV32:7
  7.序曲
  8.ドルチェとスケルツァンド
  9.アレグロ
 序曲 第4番 ホ短調 TWV32:8
  10.序曲
  11.モデラートとスケルツァンド
  12.アレグロ-ピアチェヴォーレ-アレグロ
 序曲 第5番 変ホ長調 TWV32:9
  13.序曲
  14.スアヴェとスケルツァンド
  15.ヴィヴァーチェ
 序曲 第6番 ロ短調 TWV32:10
  16.序曲
  17.パストレッロ、テンポ・ジュスト
  18.アレグロ
中川 岳(ハープシコード)

 幼い頃からピアノを学びながら、独学でチェンバロ、クラヴィコード、オルガンを弾いていたという中川岳。東京大学在学中に、2014年に開催された「第27回国際古楽コンクール」(山梨)の鍵盤楽器部門で第1位を獲得、一躍注目を浴びました。
 2016年からはヴュルツブルク音楽院でグレン・ウィルソンにハープシコードを師事、その音楽性に一層の磨きをかけています。このテレマンの作品集は「Ouverture=序曲」とタイトルが付けられているものの、実質は第1曲目の序曲と、2つの舞曲が組み合わされた小さな組曲です。
 作品中にはイタリアやドイツ、フランスの舞曲が散りばめられ、多彩な表情を見せています。中には、テレマンが一時期滞在したポーランドの民族音楽から影響を受けたと思われる曲もあり、実に興味深い曲集として構成されています。

  録音 2017年7月15-16日 Musikhochschule, Wurzburg, Germany
 


8.573676
\1200
J.S.バッハ(1685-1750):イギリス組曲 第4番-第6番
 モンテネグロ・ギター・デュオによる2台ギター編曲版

 イギリス組曲 第4番 ハ長調 BWV809
  1.前奏曲
  2.アルマンド
  3.クーラント
  4.サラバンド
  5.メヌエット I&II
  6.ジーグ
 イギリス組曲 第5番 ロ短調 BWV810
  7.前奏曲
  8.アルマンド
  9.クーラント
  10.サラバンド
  11.パスピエ I&II
  12.ジーグ
 イギリス組曲 第6番 ニ短調 BWV811
  13..前奏曲
  14.アルマンド
  15.クーラント
  16.サラバンド
  17.ドゥブレ
  18.ガヴォット I&II
  19.ジーグ
モンテネグロ・ギター・デュオ
【メンバー】
ゴラン・クリヴォカピク&
ダニエル・セロヴィク

 J.S.バッハの作品をギターで演奏する試みは、19世紀後半、タルレガの時代あたりから頻繁に行われ、名手たちがそれぞれ、無伴奏パルティータや無伴奏チェロ組曲、ゴルトベルク変奏曲などをギターに移し替え、素晴らしい成果を上げています。
 この「イギリス組曲」は1720年から1730年頃「ある高貴なイギリス人のために書かれた」とされ、バッハの鍵盤作品の最高峰の一つであり、様々な舞曲で構成されたこの作品は鍵盤で演奏するのもなかなか困難ですが、モンテネグロ・ギター・デュオは、これを「2台ギターで演奏する」ことにより、オリジナルよりも多彩で新鮮な響きを作り上げることに成功。極めて完成度の高い演奏を聴かせます。

  録音 2016年10月27-30日 St John Chrysostom Church, Newmarket, Ontario, Canada


 モンテネグロ・ギター・デュオによる2台ギター編曲版
J.S.バッハ:イギリス組曲 第1番-第3番

8.573473
\1200
J.S.バッハ:イギリス組曲第1番-第3番
モンテネグロ・ギター・デュオによる2台ののギター編
 1-9.イギリス組曲 第1番 イ長調 BWV806
  <前奏曲/アルマンド/クーラント I/クーラント II/
  ドゥブレ I/ドゥブレ II/サラバンド/ブーレ I&II/ジーグ>/
 10-15.イギリス組曲 第2番 イ短調 BWV807
  <前奏曲/アルマンド/クーラント/サラバンド/
  ブーレ I&II/ジーグ>/
 16-21.イギリス組曲 第3番 ト短調 BWV808
  <前奏曲/アルマンド/クーラント/サラバンド/
   ガヴォット I&II/ジーグ
   ※世界初録音
モンテネグロ・ギター・デュオ
<メンバー:
ゴラン・クリヴォカピク/
ダニエル・セロヴィク>
録音 2014年9月18-21日 カナダ オンタリオ,ニューマーケット 聖クリソストム教会

 1720年から1730年頃「ある高貴なイギリス人のために書かれた」とされるJ.N.フォルケルの説に基づいてこのタイトルが付けられたと言われるバッハ(1685-1750)の「イギリス組曲」ですが、中身はどちらかと言うとフランス風、もしくはドイツ風の舞曲が並べられた、高い演奏技術が要求される様式美を持った作品なのです。
 ハープシコードだけでなく、モダンピアノでも頻繁に演奏されるバッハの最高傑作のひとつですが、このアルバムに収録されているのは、この曲を2台のギターで演奏したというものです。
 前述の通り、鍵盤で演奏するのもなかなか困難なバッハ作品をギターで演奏するということについては、すでにタルレガの時代あたりから頻繁に行われてきており、それ以降も何人もの名手たちが無伴奏パルティータや無伴奏チェロ組曲、ゴルトベルク変奏曲などをギターに移し替え、素晴らしい成果を上げていることはご存知の通り。
 このモンテネグロ・ギター・デュオは2台のギターを用いることで、バッハの複雑な音形を完全なものとして表現しているのです。バッハを聞く新しい楽しみを見出してみませんか。

 


8.573474
\1200
フリーデマン・アイヒホルン(ヴァイオリン)
 ローデのヴァイオリン協奏曲全集の最終巻
  ピエール・ローデ(1774-1830):ヴァイオリン協奏曲 第11番/第12番 他

 1.エアと変奏 ホ長調 Op.12
 ヴァイオリン協奏曲 第12番 ホ長調 Op.27
  2.第1楽章:Allegro brillante
  3.第2楽章:Andante
  4.第3楽章:Rondo mele d'airs russes
 ヴァイオリン協奏曲 第11番 ニ長調 Op.23
  5.第1楽章:Allegro ma non troppo
  6.第2楽章:Adagio-
  7.第3楽章:Rondo allegretto
 8.エアと変奏 ニ長調 Op.26

第11番のカデンツァはフリーデマン・アイヒホルンによる
全て世界初録音
フリーデマン・アイヒホルン(ヴァイオリン)

ニコラス・パスケ(指揮)
イエナ・フィルハーモニー管弦楽団

 ヴァイオリニスト、アイヒホルンが取り組むピエール・ローデのヴァイオリン協奏曲全集の最終巻。
 このアルバムには最高傑作である第11番と第12番、そして2曲の魅力的な「エアと変奏」が収録されています。ヴィオッティの愛弟子であり、またナポレオンの宮廷音楽家として活躍したローデの作品は
 どれも優雅で、かつ当時最高難度の演奏技術を駆使したもの。13曲あるヴァイオリン協奏曲は、ヴィオッティ作品と並ぶ、初期ロマン派時代の傑作です。当時の出版社は往々にして日付に無頓着であったため、協奏曲第12番の正確な出版日は わかりませんが、少なくともローデの生前最後に出版された作品であることは間違いなく(第13番は彼の死後に出版)、ロシア皇帝に献呈されたため、第4楽章にはロシア民謡が主題として使われています。躍動的な第11番も充実した書法を見せる作品。カデンツァはアイヒホルンの自作であり、伸びやかで技巧的なフレーズがふんだんに使われています。

 録音 2015年6月23-27日Volkshaus, Jena, Germany



 ローデ:ヴァイオリン協奏曲集 各\1200

  8.572755…第1番、第5番、第9番
  8.573054…第2番、第8番
  8.570469…第7番、第10番、第13番
  8.570767…第3番、第4番、第6番



 で、このシリーズ↓でヴァイオリンを弾いていたのがフリードマン・アイヒホルン。
.

やっぱりいいものはいい
フンメルによる
室内楽版モーツァルト交響曲集


 数年ぶりに聴いたらまたはまった。
 やっぱりいいものはいいのだ。


 ヨハン・ネポムク・フンメル(1778年 - 1837年)。
 ご存知のようにフンメルはモーツァルトの数少ない直弟子。
 フンメルはモーツァルトの自宅に住んで、その音楽を学び吸収したのである。
 まるで神と同居していたようなものだろう。

 だからこの編曲を聞くと、この人がいかにモーツァルトを愛し理解しているかがわかる。
 フンメルとモーツァルトの関係を知らなくても、この幸せな編曲を聞くと「そこそこ、そこなんだよなあー!」とその編曲の妙技がツボにはまって、こちらもえもいわれぬ幸福感・満足感に包まれることになるのである。

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 数年前のコメント。

 フンメルが尊敬すべき師に捧げた一世一代の大編曲作品集・・・・とかではなく、軽い感じでさらっと仕上げたと思われる編曲版モーツァルト・シンフォニー。
 簡単便利なイージー・リスニング風モーツァルト。どうしてそこでその楽器を使ったのよ、とかあんまり深刻な詮索はやめて、こちら側もかる〜く聴くとちょうどいい。
 そして大体においてピアノやヴァイオリンよりもフルートがいやにがんばってしまっているので、「フルートとピアノ・トリオ版」として聴くとさらに抵抗感が少ない。でも「いやにがんばっている」フルートが朗々と美しい旋律を歌うのを聴いていると、フンメルも数百年後の日本人(店主)も音楽のツボは一緒なんだな、と思ってちょっと嬉しかったりする。

 ちなみに第40番の第2楽章ではみょうちくりんなところが出てくるが、それはフンメルが当時の誤った楽譜を使って編曲したからということらしい。
 まあ、それはそれで面白い。



NAXOS
8.572841
\1500
モーツァルト:交響曲 第38-40番(J.N.フンメルによる室内楽版)
 1-3.交響曲 第38番 ニ長調「プラハ」K504(A.F.546)/
 4-7.交響曲 第40番 ト短調 K550(A.F.547)/
 8-11.交響曲 第39番 変ホ長調 K543(A.F.548)
ウヴェ・グロット(フルート)/
フリードマン・アイヒホルン(ヴァイオリン)/
マルティン・ルンメル(チェロ)/
ローランド・クリューガー(ピアノ)
録音 2012年1月14-16日 オーストリア ケフェルマルクト,シュロス・ヴァインベルク

 「モーツァルトの交響曲だったら、モダン楽器もピリオド楽器も含めて数えきれないほど聴いてきた!」そんな愛好家の方でも、このフンメル編曲の室内楽ヴァージョンをご存知の人は少ないのでは。チェコで生まれたフンメル(1778-1837)は、8歳の時に指揮者であった父に連れられ、モーツァルトを訪れます。そして彼はモーツァルトの家に住み込み、ピアノの教えを受けるという素晴らしい経験をするのです。そんなフンメルは作曲家として多数の作品を残しましたが、その中には友人であったベートーヴェンやモーツァルトの交響曲、協奏曲の編曲がいくつか含まれています。
 7曲あるモーツァルトのピアノ協奏曲=室内楽版は最近になって録音が増えてきましたが、ベートーヴェンの交響曲の室内楽版(7番まである)や、今回のようなモーツァルトの交響曲の室内楽版(全部で6曲ある)は、まだまだ開拓の余地ありの分野です。このような小編成への編曲は、曲の構成が良くわかることと、少人数でも演奏できることなど、利点も多く、もちろん作曲家が技法を学ぶためにも良い練習となったことでしょう。


8.572842
\1500
モーツァルト:
 交響曲 第35番「ハフナー」,第36番「リンツ」,
 第41番「ジュピター」
  (ヨハン・ネポムク・フンメルによる室内楽版)

 1-4.交響曲 第36番 ハ長調「リンツ」K425
 5-8.交響曲 第35番 ニ長調「ハフナー」K385
 9-12.交響曲 第41番 ハ長調「ジュピター」K551
ウヴェ・グロット(フルート)/
フリードマン・アイヒホルン(ヴァイオリン)/
マルティン・ルンメル(チェロ)/
ローランド・クリューガー(ピアノ)
録音 2012年7月9-10日 オーストリア ケフェルマルクト,シュロス・ヴァインベルク

 おなじみ、フンメル(1778-1837)の室内楽版編曲によるモーツァルト(1756-1791)の交響曲です。
 第1集(第38番-第40番…8.572841)でもその機動力の高さと緊密なアンサンブルが好評であった4人の名手たちですが、今作では一層充実した音楽を聴くことができます。
 一度味わうと病みつきになってしまうのがこのシリーズで、編成を小さくすることでとにかく曲の構造や、モーツァルトの信念のようなものがくっきりとわかるのが楽しいのです。
 これらの編曲はフンメルがヴァイマールの宮廷楽長として働いていた1823年から1824年頃に作られたもので、彼が幼い頃に師事していたモーツァルトに対する深い賛辞でもあるのです。
 フンメルはピアノ、フルート、ヴァイオリンとチェロのための作品を50曲以上残しましたが、モーツァルトの交響曲編曲は、全部で6曲のみなのが残念なところです。
 彼は時代の変遷も考慮し、モーツァルトのスコアにないクレシェンドやピアニシモを付け加え、また装飾なども変更しています。
 交響曲第40番における小節の追加など、現在の楽譜とは異なる箇所もあり、混乱を招くかもしれませんが、このあたりは研究家たちによっていずれは精査されることでしょう。



 


8.573876
\1200
ヴィオラとオーケストラのための英国音楽集
 ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1953):ヴィオラと小オーケストラのための組曲(1934)
  1.第1曲:前奏曲
  2.第2曲:キャロル
  3.第3曲:クリスマスの舞曲
 4.ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):エレジー Op.15
  弦楽四重奏と弦楽オーケストラのための
 ウォルトン(1902-1983):ヴィオラ協奏曲(1929/1962年版)
  5.第1楽章:Andante comodo
  6.第2楽章:Vivo, con molto preciso
  7.第3楽章:Allegro moderato
 ヨーク・ボーエン(1884-1961):ヴィオラ協奏曲 ハ短調 Op.25(1907)
  8.第1楽章:Allegro assai
  9.第1楽章:Andante cantabile
  10.第1楽章:Allegro scherzando
ヘレン・カルス(ヴィオラ)…1-3.5-10

弦楽四重奏…4
【メンバー】
ヴェサ=マッティ・レッパネン(第1ヴァイオリン)
デイヴィッド・ギリング(第2ヴァイオリン)
ヴィヴヤン・イェンドル(ヴィオラ)
デイヴィッド・チッケリング(チェロ)

マーク・タディ(指揮)
ニュージーランド交響楽団

 20世紀の英国でヴィオラのための作品が数多く生まれたのは、名手プリムローズとターティスの存在に拠るところが大きいでしょう。とりわけターティスは、比較的「地味な楽器」であったヴィオラの音色を愛し、わざと大き目の楽器を製作。温かく豊かな音色を奏でたことで知られています。
 このアルバムに収録されている4つの作品はどれもターティスのために作曲されましたが、ウォルトンの協奏曲だけは、モダン過ぎてターティスの好みにあわなかったようで、結局、初演のソリストはヒンデミットが務めました。
 確かにこの作品は近代的ですが、第1楽章での抒情性や、民謡風のメロディが印象的な第3楽章はとても親しみやすく、ターティスも後になって作品の真価を認め、自らのレパートリーに加えたということです。他の3曲もヴィオラの魅力が存分に生かされており、素朴な雰囲気のヴォーン・ウィリアムズの「組曲」、悲痛な美しさに耳を奪われるハウエルズの「エレジー」、終楽章での長大なカデンツァが見事なボーエンの「協奏曲」と、どの曲も聴きどころたっぷりです。

 録音 2005年2月9-11日 the Michael Fowler Centre Auditorium, Wellington, New Zealand
 


8.559842
\1200
いまだから素直に聞ける
 ダイアモンド:作品集

 ダイアモンド(1915-2005):
  弦楽オーケストラのための「ラウンズ」(1944)
   1.第1楽章:Allegro, molto vivace-
   2.第2楽章:Adagio-
   3.第3楽章:Allegro vigoros
  シェイクスピアの「ロメオとジュリエット」のための音楽(1947)
   4.序曲
   5.バルコニーの情景
   6.ロメオと僧ロレンス
   7.ジュリエットと彼女の乳母
   8.ロメオとジュリエットの死
  交響曲 第6番(1951-1954)…世界初録音
   9.第1楽章:Introduzione:Adagio-Allegro, fortemente mosso
   10.第2楽章:Adagio
   11.第3楽章:Deciso; poco allegro
アーサー・フェイゲン(指揮)
インディアナ大学室内管弦楽団…1-8
インディアナ大学フィルハーモニー管弦楽団…9-1

 ニューヨークで生まれ、クリーブランド音楽大学とイーストマン音楽学校で学び、パリではナディア・ブーランジェにも師事した作曲家ダイアモンドの作品集。
 19歳の時、ガーシュウィンが審査員を務めたコンクールに作品を出品。その完成度の高さにガーシュウインも驚いたというエピソードを持つダイアモンド、その作品は名指揮者たちにも愛され、クーセヴィツキー、セル、オーマンディ、バーンスタインなどが挙って演奏したことでも知られます。
 彼は前衛的な手法を取ることはなく、常に耳に心地よい作品を書いていました。ミトロプーロスが絶賛した「ラウンド」、その3年後に作曲された「ロメオとジュリエット」の組曲はプロコフィエフにも匹敵するほどの出来栄え。映画監督ピーター・グレンヴィルが「自作映画で使用したい」と提案したこともあったそうです(実現はしなかった)。伝統的な形式に則って書かれた「交響曲第6番」は初演当時の批評家からさんざんな悪評を付けられたという問題作。「彼は伝統を知らない」と揶揄されましたが、初演から50年を経た今では、全く問題なく受け入れられる聴きやすい作品です。

 録音  Indiana University Jacobs School of Music, Bloomington, Indiana, USA 2015年12月7-10日 Musical Arts Center…9-11 2016年2月22-24日 Auer Hall…1-8
 

8.559849
\1200
ロベルト・シエッラ(1953-):カンディンスキー
室内楽作品集

 カンディンスキー(2003)…世界初録音
 ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための
  1.Lyrisches 詩的に
  2.Improvisation 19 インプロヴィゼーション 19
  3.Bild mit schwarzem Bogen 黒いアーチの写真
  4.Improvisation 26 インプロヴィゼーション 26
  5.Kleine Freuden 小さな喜び
  6.Schwarze Striche I 黒いストローク I
  7.Weisser Strich 白いストローク
  8.Kleine Welten III 小さな世界 III
  9.Komposition VIII コンポジション VIII
  10.Launisches 気まぐれ
  11.Buntes Ensemble 色彩的なアンサンブル
 クラリネット・ソナタ(2005-2006)
  12.第1楽章:Salseado
  13.第2楽章:Delicado y expresivo
  14.第3楽章:Energico
  15.第4楽章:Veloz (with swing)
 16-48.Formas de mirar un mismo objeto
   同じオブジェクトを見るための33方法(2005-2008)
…世界初録音
   ピアノ連弾のための
コンティヌム(アンサンブル)
【メンバー】
チェリル・セルツァー&ヨエル・ザックス(ディレクター)

ルネ・ヨレ(ヴァイオリン)…1.2.4-7.10.11
シュテファニー・グリフィン(ヴィオラ)…3-5.7.9.11
クリスティーナ・レイコ・クーパー(チェロ)…2.4.5.7-9.11
モーラン・カッツ(クラリネット)…12-15
チェリル・セルツァー(ピアノ)…1.2.5.6.8.10.11.16-48
ヨエル・ザックス(ピアノ)…12-48

 プエルトリコ生まれの作曲家、シエッラの室内楽作品集。若い頃からカリブ海の伝統音楽に惹かれ、西洋音楽との融合を試み続けることで知られるシエッラですが、最近では伝統音楽以外の分野から素材を取ることにも興味を抱いており、このアルバムに収録されている「カンディンスキー」は、タイトル通り、ロシアの画家カンディンスキーの抽象画に触発された感覚的な組曲。
 トラック11ではサルサのリズムも登場。シエッラらしい作品として仕上がっています。この作品が完成する前、2002年には同じく画家ターナーに触発された「ターナー」も書き上げたシエッラ。絵画と音楽の融合によって生まれる音の追求に余念がありません。
 連弾のための「Formas de〜」はシエッラの室内楽の中で最長の曲。シエッラと長年コラボレーションをしているアンサンブル「コンティヌム」の2人のメンバーのために書かれた特別な作品です。

  録音 KAS Music&Sound, Astoria, New York, US 2010年7月6-7日…1-11 2010年8月24-25日…12.14.15 2010年8月27日…32.35-42.44-48 2013年1月10日…16-31 2014年8月3日…13.33-34.43
 


8.573917
\1200
フラヴィオ・クッキ:チック・コリアを弾く
 チック・コリア(1941-):
  子供たちの歌(抜粋)(F.クッキによる2台ギター編)
   1.第1番/2.第2番/3.第3番
   4.第4番/5.第6番/6.第7番
   7.第8番/8.第9番/9.第14番
   10.第15番/11.第18番/12.第19番
  13-18.コリア:ルミネーションズ
  19.アルフォンソ・ボルゲーゼ(1945-):Habanera d’Autunno
                       秋のハバネラ…世界初録音
  20.ジスモンチ(1947):水とワイン

  21-23.ジュリオ・クレメンティ(1950-):ベレラの3つの舞曲
     (2台ギターのための)…世界初録音
  24-26.ジョン・デュアルテ(1919-2004):イギリス組曲
フラヴィオ・クッキ(ギター)

 ジャズ界のレジェンド、チック・コリア(1941-)と、クラシック・ギターの名手フラヴィオ・クッキ(1949-)は、1980年代後半にロサンゼルスで邂逅してからの親友であり、時にはジャンルを超えて共演し、作品へのアプローチなどについて語り合ってきたと言います。
 この最新アルバムでは、コリアがクッキのために書いた「ルミネーションズ」を演奏するだけでなく、クッキ自身がギターのために編曲したピアノ曲「子供たちの歌」を演奏。2台ギター用のアレンジであるため、演奏会では様々なパートナーと共演するというクッキ。
 このアルバムでは多重録音を用いて2人分のパートを演奏し、作品の魅力を最大限伝えることに成功しています。余白にはジスモンチ、デュアルテを始めとしたブラジルの興味深い現代作品が収録されています。

 録音 2015年11月-2017年9月 Studio Prunatelli, Florence, Italy Total Playing Time:58'20"
 .


8.573739
\1200
ジャン=リュック・タンゴー(指揮)
 プーランク(1899-1963):バレエ音楽「牝鹿」組曲 他

 バレエ音楽「牝鹿」FP36 組曲
  1.ロンド
  2.アダージェット
  3.ラグ-マズルカ
  4.アンダンティーノ
  5.終曲
 バレエ音楽「模範的な動物たち」FP111 組曲
  6.夜明け
  7.恋するライオン
  8.中年男と2人の愛人
  9.死神ときこり
  10.2羽の雄鶏
  11.昼の食事
 シンフォニエッタ FP141
  12.第1楽章:Allegro con fuoc
  13.第2楽章:Molto vivac
  14.第3楽章:Andante cantabil
  15.第4楽章:Final
ジャン=リュック・タンゴー(指揮)
RTE国立交響楽団

 プーランクの3つの管弦楽作品を収録。バレエ音楽「牝鹿」は24歳の作品。バレエ・リュスを率いるディアギレフから作曲を依頼されたプーランクは、極めて優雅で軽やかな作品を書き上げました。初演時にはマリー・ローランサンが衣装と装置を担当。もともと彼女の絵からヒントを得たというこの作品は大成功を収め「牝鹿=かわいい娘たち」のタイトル通り、1920年代のパリのサロンでの気分が存分に表現されています。
 「模範的な動物たち」は1941年に完成されたバレエ音楽で、ラ・フォンテーヌの寓話が元になっています。もちろん単に動物を描いたのではなく、そこには人間への鋭い観察眼が秘められています。
 最後の「シンフォニエッタ」はバレエ音楽ではなく、弦楽四重奏曲の構想を膨らませたもので、魅力的な旋律が次々と現れるプーランク円熟期の作品です。フランスのエスプリが全編に溢れています。

  録音 2017年3月27-28日 National Concert Hall, Dublin, Ireland






ダンディ、ビゼー、デュカス、とNAXOSのフランスもの交響曲を着々と録音してきたジャン=リュック・タンゴー。
1969年生まれ、マニュエル・ロザンタールの愛弟子。
これからが楽しみ。




8.573522
\1200
まるで中世のゴシック様式の大聖堂
 ヴァンサン・ダンディ:交響曲 第2番

 1-4.交響曲 第2番 変ロ長調 Op.57(1902-1903)
  <第1楽章:Extremement lent - Tres vif/
   第2楽章:Moderement lent/第3楽章:Modere ‐ Tres anime/
   第4楽章:Introduction, Fugue, Finale>/
 5.交響的詩曲「思い出」Op.62(1906)/
 6.交響変奏曲「イシュタル」Op.42(1896)/
 7.歌劇「フェルヴァール」‐第1幕への前奏曲(1889-1895)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団/
ジャン=リュック・タンゴー(指揮)
 録音 2015年7月28-30日 スコットランド グラスゴー,ヘンリー・ウッド・ホール

 フランス音楽の伝統の中で、無視できない存在であるのがヴァンサン・ダンディ(1851-1931)です。
 彼の作品自体は「フランスの山人の歌による交響曲=セヴェンヌ交響曲」をはじめとした何曲かのみが、現代のレパートリーに残っていますが、パリ音楽院や彼と仲間たちが創設した「スコラ・カントルム」からはたくさんの弟子たちが巣立ち、フランス音楽文化を盛り立てた功績は非常に大きなものと言えるでしょう。
 そんなダンディの交響曲第2番は、ブルックナーやワーグナー作品のような緊密な構造を持つ大作。陰鬱な序奏に導かれた第1楽章は、まるで中世のゴシック様式の大聖堂を思わせる重厚で荘厳な雰囲気を持ち、ゆったりとした第2楽章は穏やかな牧歌的風景を感じさせます。第3楽章は民謡風のメロディが様々な楽器で歌い継がれていき、鮮やかな情景が目の前を通り過ぎ終わります。そしてそのまま終楽章に移行、見事なフーガを経て最後は勝利のコラールで終わるという曲。密接な動機の関連性やオーケストレーションなどが興味深い作品です。
 他には、亡くした妻に捧げた「思い出」、古代アッシリアの叙事詩に基づく「イシュタル」、ダンディの初のオペラ「フェルヴァール」の第1幕への前奏曲の3曲が収録されています。


8.573344
\1200
ビゼー:交響曲「ローマ」・小組曲・序曲 イ長調 他
 1.葬送行進曲 ロ短調(1860)/2.序曲 イ長調(1855頃)/
 3.序曲「祖国」Op.19(1873)/
 4.子供の遊び-第8曲 陣取り鬼ごっこ(管弦楽版)(1871)/
 5-9.小組曲 Op.22(1871)
  <行進曲:ラッパと太鼓/子守歌:お人形/即興曲:こままわし/
   二重奏:小さい旦那さんと小さい奥さん/ギャロップ:舞踏会>/
 10-13.交響曲「ローマ」(1860-1868/1871改訂)
アイルランド国立交響楽団/
ジャン=リュック・タンゴー(指揮)
録音 2014年1月6-8日 アイルランド ダブリン,ナショナル・コンサート・ホール

 現在、世界のオペラ劇場になくてはならないレパートリーとなっている「カルメン」も、初演の際は大失敗。その失意を抱えたまま初演の3ヵ月後にこの世を去ってしまった悲しきビゼー(1838-1875)…。
 彼がもっと長生きしていたら、フランスのオペラ史は大きく変化していたに違いありません。
 このアルバムは、そんなビゼーの知られざる作品集です。イ長調の序曲は彼がローマ賞を受賞する以前に書かれた最初の管弦楽作品です。しかし生前に発表されることも演奏されることもなく、そのままひっそりと残ってしまったものです。
 葬送行進曲はトゥーレの王の杯を題材としたオペラの前奏曲として用意されましたが、こちらも断片が残るのみです。小組曲は、もともと12曲からなるピアノ連弾のための「子供の遊び」の中から5曲を選んでビゼー自身がオーケストレーションを施したもの。
 トラック4の「陣取り鬼ごっこ」も小組曲には含まれなかったものの、同じ曲集から取られたものです。序曲「祖国」は普仏戦争の時に盛り上がる愛国心が主題。勇壮な部分と悲痛な部分のコントラストが見事です。
 この盤のメインである「ローマ」は彼がイタリアに赴いた際に造り始めた作品で、最初は3曲からなる「ローマの思い出」として完成されたものに、1871年、他の曲のスケルツォとして構想された楽章を加えて4楽章にしたものですが、ビゼーの生前には演奏されることなく、1880年にようやく全曲が披露されました。次から次へと美しいメロディが溢れてきます。



8.573296
\1200
デュカス:交響曲 ハ長調 他
 1. 交響詩「魔法使いの弟子」/
 2. 「ラ・ぺリ」のファンファーレ/
 3. 舞踏劇「ラ・ペリ」/
 4-6. 交響曲 ハ長調
アイルランド国立交響楽団/
ジャン=リュック・タンゴー(指揮)
録音 2013年10月7-10日 アイルランド ダブリン,ナショナル・コンサート・ホール

 パリで銀行家の父の下に生まれた作曲家ポール・デュカス(1865-1935)。その作品は華麗なオーケストレーションと色彩的な表現で知られています。彼の最も有名な作品である「魔法使いの弟子」は、自己批判が厳しすぎた彼による破棄を免れた自信作。あの映画「ファンタジア」に使われて一躍有名になりました。
 この物語、あまり知られていませんが、原作はゲーテによるもので、ゲーテが、シリア人のルキアノスの詩「嘘を好む人たち」を基にして書き上げたバラード(物語詩)を使っています。映画では名指揮者ストコフスキーがオーケストレーションに手を加えていて、こちらの響きが広く知られていますが、ここでは指揮者タンゴーが探索した初稿版を用いることで、華美さを取り去った「作曲家のオリジナルの意図」を反映した演奏で楽しむことができます。
 「ラ・ペリ」はロシア・バレエ団からの委嘱作品。当初は蓮の花の精ペリはナターリヤ・トゥルハノヴァ、イスカンデル王をニジンスキーが演じることになっていましたが、ディアギレフの介入でトゥルハノヴァが降板、しかしデュカスは彼女のために音楽を完成させたといわれています。この作品も危うく破棄されるところでしたが、何とか生き残ったのでした。デュカス30歳のときに書かれた交響曲は、彼が残した唯一の交響曲で、軽快さと優美さ、重厚さを兼ね備えた隠れた名作です。



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8.573749
\1200

ポール&ポーリーヌ・ヴィアルド:ヴァイオリンのための作品集 第2集

 ポール・ヴィアルド(1857-1941):6つの小品(1902)
  1.第1番:Angelus 天使/2.第2番:En Barque 小舟で
  3.第3番:Resignation 退任/4.第4番:Chinoiserie 中国風
  5.第5番:Invocation 祈り/6.第6番:Petite Valse 小さなワルツ
 7.序奏とカプリース(1890)
 ポーリーヌ・ヴィアルド(1821-1910):6つの小品(1868)
  8.第1番:Romance ロマンス/9.第2番:Bohemienne ジプシーの女
  10.第3番:Berceuse 子守歌/11.第4番:Mazourke マズルカ
  12.第5番:Vieille Chanson 古い歌/13.第6番:Tarentelle タランテッラ
 ポール・ヴィアルド:6つの優しい小品(1889) 
  14.第1番:Tristesse 悲しみ/15.第2番:Marche 市場
  16.第3番:Chant Villageois 村の歌/17.第4番:Mauresque ムーア人
  18.第5番:Indecision 付かず離れず/19.第6番:Babillage せせらぎ
 ポール・ヴィアルド:
  3つの小品
   20.第1番:A l'aurore 夜明けに/21.第2番:En Espagne スペイン
   22.第3番:Air Tendre 優しい風
  23.Gitane ジタン(1900-1901)
  24.ロマンス ハ長調(1889)
  25.ロマンス ニ長調 Op.6(1883)
  26. Romance sans parole 言葉なきロマンス(1924)
  27.シシリエンヌ(1923)
  28.剣の踊り(1923)
  29.夢(1904頃)
  30.子守歌(1889)
全て世界初録音
レート・クッペル(ヴァイオリン)
ヴォルフガング・マンツ(ピアノ)
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 19世紀の芸術界におけるマドンナ的存在であったポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルド。ショパン、シューマン、ツルゲーネフなど高名な芸術家たちと親交を持った彼女は、また素晴らしい作品を書いた作曲家でもありました。
 ここで聴ける「6つの小品」はどこまでも甘く優しい抒情性に彩られた佳曲です。そして、彼女の息子ポールも音楽的才能を受け継ぎ、いくつかの作品を残しています。
 このアルバムに収録されているポールの作品のほとんどはサロン風の小品ですが、どの曲も世紀末から1920年代のパリの雰囲気を色濃く宿しており、その瀟洒な曲想からは、彼の友人だったサン=サーンスの影響も感じられます。

  録音 2017年2月24-26日 Kammermusiksaal Steingraeber Haus, Steingraeberpassage 1,95444 Bayreuth, Germany
  




ポーリーヌ・ヴィアルド=ガルシアとは誰なのか

 ショパンが好きな人には「晩年のショパンに片思いをした人」として知られ、ジョルジュ・サンドの好きな人には「コンシュエロのモデルになった人」と認識され、ブラームスの好きな人には「アルト・ラプソディの初演を歌った人」と覚えられ、フォーレが好きな人には「無残な失恋相手の母親」と覚えられている人、ポーリーヌ・ヴィアルド=ガルシア。
 音楽史のエピソードに幾度となく顔を出し、彼女に影響を受けた作曲家はマイアベーアやベルリオーズ、ショパン、サン=サーンス、ベルリオーズ、グノーに留まらないといわれる。

 そんなポーリーヌ・ヴィアルド=ガルシアは、当時のパリで最高のメッゾ・ソプラノ歌手として知られ、自ら作曲もこなし、晩年にはパリ音楽院で教鞭を執りつつ、サン=ジェルマン大通りの自宅で音楽サロンを主宰した。
 要は、大作曲家として名を残していないもかかわらず、厳然と音楽史に強い影響を及ぼした人物が存在するということである。

 ちなみにその容姿は「びっくりするほど醜い」と言われた。しかし、そうであるにもかかわらず多くの人を強烈に魅了したというのが逆にすごい。




ポール&ポーリーヌ・ヴィアルド:ヴァイオリンのための作品集 第1集


8.573607
\1100
ポール&ポーリーヌ・ヴィアルド:
 ヴァイオリンのためのソナタとソナチネ集

 ポーリーヌ・ヴィアルド(1821-1910):ヴァイオリンのためのソナチネ イ短調
 (ユベール・レオナールに)(1874)
  1.第1楽章:Adagio
  2.第2楽章:Allegro
  3.第3楽章:Allegro finale
 ポール・ヴィアルド(1857-1941):ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 Op.5(1883)
  4.第1楽章:Allegro
  5.第2楽章:Andante
  6.第3楽章:Finale: Allegro assai
 ポール・ヴィアルド:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 変ロ長調(アンリ・マルトーに)(1902)
  7.第1楽章:Moderato
  8.第2楽章:Andante, sostenuto
  9.第3楽章: Finale: Allegro moderato ma molto agitato
 ポール・ヴィアルド:ヴァイオリン・ソナタ イ短調(1931)
  10.第1楽章:Allegro molto moderato
  11.第2楽章:Andante (Recueillement), Andante molto legato e semplice
  12.第3楽章:Scherzo (La Mechante Boiteuse)
  13.第4楽章:Finale (Tristesse, Colere,Resignation)
レート・クッペル(ヴァイオリン)
ヴォルフガング・マンツ(ピアノ)

 19世紀の音楽界、文学界において、極めて特異な存在感を放った女性ポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルド。
 スペインの高名なテノール歌手マヌエルを父に持ち、自身も声楽家としてデビュー。ショパン、シューマンの親友でもあり、またロシアの文豪ツルゲーネフの相談相手として、多くの芸術家たちに影響を与えたことで知られています。
 作曲家としても才能を示し、ショパンのマズルカを歌に仕立てた曲や、オリジナル曲など数多くの作品が残されています。彼女の一人息子ポールも音楽的才能を受け継ぎ、ヴァイオリニストとして活躍。しかし、偉大すぎる母を越えることができず、最終的には音楽を離れてしまいました。
 ヴァイオリン・ソナタの他にもいくつかの作品が残されていますが、どれも息の長い美しいメロディに彩られています。

  録音 2016年5月2-4日 Reitstadel, Neumarkt in der Oberpfalz, Germany Total Playing Time:68'34" 世界初録音



ARS MUSICI
232405
(2CD)\3400

ポーリーヌ・ヴィアルド=ガルシア:

  ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ イ短調
  ヴァイオリンとピアノのための6つの小品
  ヴァイオリンとピアノのためのロマンスOp.6

ショーソン:「詩曲」
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 Op.13

イワン・ツルゲーネフ:「勝ち誇れる愛の歌」の朗読付
ウルフ・シュナイダー(Vn)
シュテファン・イモルデ(P)

マルティナ・ゲデック (朗読)


 さてこのアルバム。
 ポーリーヌの自作と彼女の息子であるポール・ヴィアルト(彼の姉がフォーレと婚約していた)の作品、そして曲間をツルゲーネフの晩年の傑作「勝ち誇れる愛の歌」の朗読で埋めるという趣向。

 なぜツルゲーネフ・・・と思われるかもしれないが、ツルゲーネフは彼女に恋焦がれ、貴族であったにもかかわらず彼女を追ってロシアを去り、そのままヴィアルド家に居候して4人の子供の面倒を見るなど、生涯ポーリーヌを崇拝し続けたという。
 その代わりポーリーヌはツルゲーネフの作品を世に広めることに尽力したらしい。


 そんな音楽史の中で異様な存在感を放つポーリーヌ・ヴィアルド=ガルシアによる異色の一枚。


録音:2005年10月 ロルフ・リーバーマン・スタジオ、NDRハンブルク


 

8.579027
\1200
コンスタンシオ・エルナエス(1957-):音楽と詩
 Tres canciones de amor 3つの愛の歌(2001)
  1.Es un suen?o la vida
  2.casta
  3.Amor eterno
 Poemas de abril 4月の詩(2009)
  4.Abril, dulce
  5.El oro, apenas, de la hora (Abril)
  6.!Cuanta nube, esta noche de tormenta! (Abril)
 Tres poemas amorosos 3つの愛の詩(2009)
  7.Donde habite el olvido
  8.Unos cuerpos son como flores
  9.Si el hombre pudiera decir lo que ama
 Tres canciones 3つの歌(2012)
  10.Nieve
  11.Cancion de Job
  12.Hechos y dichos bastan(Tierra natal)
 Apocrifos アポクリフォス(2015)
  13.Deja tus ojos caer
  14.Si el ayer olvidado
  15.Humo ya huido
  16.Noche oscura
 Nocturnos de la ventana 窓辺の夜(2017)
  17.I
  18.II
  19.III
  20.IV
全て世界初録音
マルタ・トーバ(ソプラノ)…1-3.7-9.13-16.18.20
ホセ・マヌエル・コンデ(バリトン)…4-6.10-12.13-16.17.19.
セバスティアン・マリネ(ピアノ)

 マドリッドで活動する現代作曲家エルナエスの歌曲集。数多い作品の中で大きなウェイトを占める歌曲は、そのほとんどがスペインの詩人の詩を用いており、詩人たちが用いる言葉の微妙な特徴を生かしつつ、エルナエス自身の折々の心情も込められた表現力豊かな旋律を持っています。
 アルバムの中で、最も最初に手掛けられたのは2001年の「3つの愛の歌」で、最新の作品は2017年の「窓辺の夜」ですが、どの曲も様々な手法を使って書かれており、美しいスペイン語の響きと複雑なリズムに彩られた魅力的な世界を楽しむことができます。

 録音 2017年9月4-6日 the Auditorio del Convervatorio Profesional de Musica de Getafe, Madrid, Spain



<国内盤> 


RUBICON


PRCD 1011
¥2857+税
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集Vol.2
 ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23
 ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24《春》
 ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2
クロエ・ハンスリップ(ヴァイオリン)
ダニー・ドライヴァー(ピアノ)
 クロエ・ハンスリップ来日記念盤!ドライヴァーとのベートーヴェン第2巻国内仕様盤!

 ☆第1巻が英グラモフォン誌で大絶賛! クロエ・ハンスリップとダニー・ドライヴァーのベートーヴェン全集第2巻の国内仕様盤が登場!
 ☆クロエ・ハンスリップは2018年5月来日予定!

 ◆ 5月20日(日) 横浜みなとみらいホール(イラン・ヴォルコフ指揮、読売日本交響楽団)
 ◆ 5月31日(木) ザ・シンフォニーホール(ジョゼフ・ウォルフ指揮、日本センチュリー交響楽団)

 ロシアの名教師ザハール・ブロンが見出したイギリスの女流ヴァイオリニスト、クロエ・ハンスリップが「ルビコン・クラシックス(Rubicon Classics)」を舞台として、デュオ・パートーナーであるダニ・ドライヴァーと共に取り組んでいるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集。
 英グラモフォン誌で大絶賛された「第1集」(PRCD 1010/RCD 1010)に続き、早くも登場する「第2集」には、第5番《春》を含む3作品を収録!
 レコーディングではヴュータンやメトネル、ボーウェンなど、ロマン派以降の知られざるレパートリーを積極的に取り上げ、レパートリーを広げてきたハンスリップ。
 ヴァイオリンのレパートリーの王道中の王道、ベートーヴェンのソナタの全曲録音は、神童から若き名手へと成長し、さらなる高みを目指すハンスリップのキャリアにおける重要なマイルストーンとなることでしょう!
 Hyperionでもお馴染みのイギリスの実力派ピアニスト、ダニー・ボーウェンの知的で洗練されたピアニズムにもご期待下さい。

 ※録音(ライヴ):2017年5月4日、ターナー・シムズ・コンサート・ホール(サウサンプトン、イギリス)




<映像>


DYNAMIC(映像)



DYNDVD37812
(DVD)
\3600
※CD同時発売
ドニゼッティ(1797-1848):歌劇《サールダムの市長》
 2幕 ドメニコ・ジラルドーニ:台本
皇帝…ジョルジョ・カオドゥーロ(バリトン)
ピエトロ・フリーマン…ファン・フランシスコ・ガテル(テノール)
市長ワムベット…アンドレア・コンチェッティ(バス)
マリエッタ…イリーナ・ドゥブロフスカヤ(ソプラノ)
カルロッタ・・脇園彩(メゾ・ソプラノ)
ラフォルテ…ピエトロ・ディ・ビアンコ(バス)
アリ・マーメッド…パスクワーレ・シルコーリ(テノール)
役人…アレッサンドロ・ラヴァシオ(バス)

ロベルト・リッツィ・ブリニョーリ (指揮)
ドニゼッティ・オペラ管弦楽団&合唱団

ダヴィデ・フェッラリオ(演出)
フランチェスカ・ボッカ(装置)
ジアダ・マシ(衣装)
アレッサンドロ・アンドレオリ(照明)
DYNBRD57812
(Blu-ray)
\4600
※CD同時発売
 オランダの港町ザールダムで働くピエトロと名乗る男。彼は実はロシア皇帝であり、同じ船大工のピエトロ・フリーマンは実は亡命者。2人は大の親友です。そして、フリーマンは市長ワムベットの娘マリエッタと恋仲ですが、なかなか打ち明けることができません。当局から「ピエトロという男に注意しろ」という指示を受けたワムベット、怪しい動きをするフリーマンに目を付けますが・・・。

 このあらすじ、どこかで聞いたことのある人も多いのではないでしょうか?この作品の原作はJ.メルヴィルとJ.メルル、ド・ボアールによる「ザールダムの市長」ですが、同じ物語をドイツ語に訳して、歌劇に仕立てたのが1801年生まれのロルツィング。彼の代表作「ロシア皇帝と船大工」がその作品です。ドニゼッティの作品は1827年に初演され、バルセロナ、ウィーン、ベルリンで再演され、1839年にブダペストで演奏されて以来、すっかり忘れられてしまいました。しかし1973年に作品所縁の地、ザールダムで復活蘇演されてからは、たびたび上演されています。
 今回の演奏は、新しく編纂された比較校訂版に基づくもので、国際的に知られる映画監督ダヴィデ・フェッラリオが演出を担当。スリリングな筋運びでありながら、歌手たちはコミカルに演じています。市長の義理の息子役として、注目のメゾ・ソプラノ、脇園彩さんも出演しています。

 録音 2017年11月 テアトロ・ソチャーレ コモ、イタリア
 収録時間:本編108分 音声:イタリア語   ステレオ2.0/DD5.1 字幕:イタリア語・英語・フランス語・ドイツ語 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク Blu-ray・・・ニ層 50GB 1080i  High Definition















4/24(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


FIRST HAND RECORDS


FHR 54
¥2100
抽象と具象、それぞれを極めたピアニズム
 ヒンデミット:ルードゥス・トナリス
 カール・アマデウス・ハルトマン:
  ピアノ・ソナタ第2番『1945年4月27日』(第2稿)
エスター・ウォーカー(ピアノ)

 スイス生まれのピアニスト、エスター・ウォーカーは燃えるような情熱と叙情あふれる豊かな感性を兼ね備えた名手。なかなか渋い組み合わせのドイツ作品2 曲を物の見事に聴かせます。異なる個性を持ち、鋭く対照的でありながら同じ1963 年に亡くなった二人の作曲家、ヒンデミットとハルトマンの音楽を目の醒めるような演奏で堪能ください。
 『ルードゥス・トナリス』は対位法と調性の可能性を突き詰めた、ヒンデミットにおける「フーガの技法」であり「平均律」というべき内容。強烈なまでに抽象的な世界です。
 一方、『1945 年4 月27 日』はハルトマンがダッハウ強制収容所の囚人たちの列を目にした日のショッキングなイメージから書き上げたピアノ・ソナタ。4 楽章構成で第3 楽章は長大な葬送行進曲。響きはヒンデミットと近い感触もありつつ、何かに抗うような感情の揺さぶりがあり、具体的な悲しみと絶叫が渦まく音楽です。



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HMF



HMM 902255
¥2700→\2490
とにもかくにもこうしてホロデンコが立ち直ってくれたことを喜びたい
  スクリャービン:
   (1)6つの前奏曲Op.13
   (2)5つの前奏曲Op.16
   (3)ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ長調Op.30
   (4)悲劇的な詩Op.34
   (5)悪魔的な詩Op.36
   (6)8つの練習曲Op.42
   (7)ピアノ・ソナタ第5番Op.53
   (8)詩曲「焔に向って」Op.72
ヴァディム・ホロデンコ(ピアノ)
 ホロデンコの暗い情念とファツィオリの明るい音色が生む不思議な世界

 録音:2017 年9 月13-14 日/ファツィオリ・コンサート・ホール(サチーレ、イタリア)(ライヴ)/72’ 01”

 ヴァディム・ホロデンコは1986 年ウクライナ出身、モスクワ音楽院でゴルノスタエヴァ(ルーカス・ゲニューシャスの祖母)に師事し、2010 年第4回仙台国際コンクール第1 位、2013 年ヴァン・クライバーン・コンクール優勝した若手実力派。現在アメリカを本拠に演奏活動を行い、今年6 月にも来日ツアーが予定されています。
 ハルモニア・ムンディのホロデンコ第3 弾はスクリャービン作品集。ホロデンコはホロヴィッツを彷彿させる鋭敏なタッチで、スクリャービンの世界を描いています。イタリアの銘器ファツィオリのたっぷりとした音で歌う初期の前奏曲、独特な疾走感があやうい中期のソナタ、ピアノの響きの渦に書きこまれるような後期の「焔に向って」までピアノの魅力へ存分に浸れます。
 もちろんテクニックの冴えも万全。どんな難しいパッセージも曖昧さを見せずに再現。それでありながらスクリャービン独特な異常さにもあふれた凄絶さに言葉を失います。

 2018年来日予定
 ■オンドレイ・レナルト(指揮)プラハ放送交響楽団とラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番を共演
 6 月21日(木)盛岡市民文化ホール
 6 月22日(金)リンクステーション青森
 6 月24日(日)サントリーホール
 ■ソロリサイタル
 6 月26日(火)浜離宮朝日ホール
 6 月30日(土)大阪ザ・シンフォニー・ホール









 人間として考えられる最も残酷な悲劇に見舞われたホロデンコ。

 何が起きたかはここでは書かないが、とにもかくにもこうしてホロデンコが立ち直ってくれたことを喜びたい。


人生は生き続けるに値し、人はその人生が彼らに何を与えようとも、全てに打ち勝たねばならない

 月刊「ショパン」 ヴァディム・ホロデンコ/インタビュー


仏HM
HMU 907629
\2700
 グリーグ(1843-1907):ピアノ協奏曲 イ短調 op.16
 サン=サーンス(1835-1921):ピアノ協奏曲第2番 ト短調 op.22
ヴァディム・ホロデンコ(ピアノ)
ノルウェー放送交響楽団
ミゲル・アルト=ベドヤ(指揮)

 録音:2014年8,9月/オスロ、NRKストア・スタジオ

 指揮者のミゲル・アルト=ベドヤはグラミー賞ノミネート(ヨーヨー・マとのディスク)、エミー賞受賞の指揮者。
 フォートワース交響楽団の音楽監督を15 年務め、現在はオンルウェー放送交響楽団の首席指揮者を務めています。
 アメリカの音楽を演奏、プロモーションするNPO 団体「Caminos delInka」の創設者でもあります。様々な初演を手がけるなど、様々な分野で活躍している指揮者です。


MELODIYA
MELCD 1002365
\2200
  バラキレフ:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調
  チャイコフスキー:同一主題による6つの小品 Op.21
  チャプリギン:小さなキプロスの音楽 Op.37
  クルバトフ:ピアノのための7つの小品《闇の中で》Op.34
ヴァディム・ホロデンコ(ピアノ)

 2013年の第14回ヴァン・クライバーン国際コンクールではゴールド・メダル(グランプリ)、室内楽賞、新作演奏賞に輝き、2010年の第4回仙台国際音楽コンクールでの優勝経験も持つウクライナ、キエフ出身の若き名ピアニスト、ヴァディム・ホロデンコ(1986−)。
 モスクワ音楽院大ホールで収録が行われたホロデンコのメロディア・デビュー・タイトルは、バラキレフ、チャイコフスキーの「19世紀」、チャプリギン、クルバトフの「現代」を融合させたロシアン・プログラム。
 ネイガウス門下の名教師ヴェラ・ゴルノスタエヴァに師事した、ロシアン・ピアニズムの系譜を受け継ぐホロデンコ。その進化したピアニズムは要注目。ディジパック仕様。

 ※録音:2014年11月&2015年8月、モスクワ音楽院大ホール(ロシア)
仏HM
HMU 807631
(SACD HYBRID)
\2700
 プロコフィエフ:
  (1)ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.16
  (2)ピアノ協奏曲第5番ト長調Op.55
ヴァディム・ホロデンコ(ピアノ)
ミゲル・ハース=ベドーヤ(指揮)
フォートワース管弦楽団
 録音:2014年10月(1)、2015年3月/ベース・パフォーマンス・ホール(フォートワース、テキサス)(ライヴ)/57’ 03”

 SACD ハイブリッド盤。

 1986 年ウクライナ出身のヴァディム・ホロデンコ、待望のプロコフィエフの登場です。モスクワ音楽院でゴルノスタエヴァ(ルーカス・ゲニューシャスの祖母)に師事し、2010 年第4 回仙台国際コンクール第1 位、2013 年ヴァン・クライバーン・コンクール優勝したことで注目を集めています。
 プロコフィエフのピアノ協奏曲はいずれも難曲ですが、ことに第2 番と第5 番は曲芸ばり。ホロデンコはホロヴィッツを思わすタッチで、奔放なヴィルトゥオーゾ風演奏を繰り広げます。
 しかしプロコフィエフならではの叙情的な歌に満ちた個所では、情感たっぷりで内省的なピアニズムを堪能させてくれます。プロコフィエフのピアノ協奏曲はこれくらい指のまわる演奏だと、聴いていて爽快な興奮を沸かせてくれます。
 指揮は1968 年ペルー出身のミゲル・ハース=ベドーヤ。プロコフィエフの5 番は1932 年に作曲者自身の独奏とフルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルで初演されましたが、ハース=ベドーヤは往年の大巨匠を彷彿させる大きな演奏でソロを支えています。







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LSO LIVE



LSO 5083
(2CD →1CD 価格)
¥2500→\2290
LSOのコンマス、ロマン・シモヴィチによるパガニーニのカプリース全曲!!
 パガニーニ:24のカプリース(全曲)
ロマン・シモヴィチ(ヴァイオリン)
 録音:2007 年、セルビア/88’00

 ヴァイオリン奏者にとっての難曲のひとつ、パガニーニの24 のカプリース。後年リストがそのいくつかをピアノ用の難曲に編曲したものや、ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」などでも広く親しまれています。
 その芸術性と、演奏者に要求する超高度な技術はヴァイオリン曲の中でも屈指の存在といえるでしょう。
 ロンドン交響楽団のコンサートマスターを務めるロマン・シモヴィチが、ソロ・デビューとしてカプリース全曲に挑んだ録音の登場。そのおそろしく精確な技術と音楽性に圧倒されっぱなしの怒涛の24 曲となっています。
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LSO 5074
(SACD HYBRID)
¥2500→\2290
LSOメンバー+ベルリン・フィルメンバーによる
 「兵士の物語」

  ストラヴィンスキー:兵士の物語
LSO 室内アンサンブル
語り:マルコム・シンクレア
ロマン・シモヴィチ(ヴァイオリン(LSO 首席))
エディクソン・ルイス(コントラバス(ベルリン・フィル))
アンドルー・マリナー(クラリネット(LSO 首席))
ラファエル・ガウフ(ファゴット(LSO 首席))
フィリップ・コブ(トランペット(LSO 首席))
ダドリー・ブライト(トロンボーン(LSO 首席))
ニール・パーシー(打楽器(LSO 首席))
 録音:2015 年10 月31 日、セント・ルークス(ロンドン)

  LSO メンバー+ベルリン・フィルメンバーによる、「兵士の物語」の登場。語りはイギリスの俳優、マルコム・シンクレア。映画「カジノ・ロワイヤル」にも出演しているほか、本場イギリスでシェイクスピアやオスカー・ワイルドらの作品の演じ手としても高く評価されている実力派俳優です。
 LSO の首席奏者たち、そしてベルリン・フィルのメンバーが集ったアンサンブルを率いるのはロマン・シモヴィチ。弦楽器の堅固な響き、そして管楽器の面々のうまさを堪能でき、しかも全員のアンサンブルとストーリーとの一体感は圧倒的です。








TYXART


TXA 18105
¥2600
「フルートのための24の幻想曲」
 テレマン:無伴奏フルートのための12の幻想曲
  ※第6番はマックス・デ・ワーデナー(1972-)、
   第10番はミシャ・ムロフ=アバド(1991-)との合作
 ダニ・ハワード(1993-):Two and a half Minutes to Midnight
 アラスター・ペンマン(1988-):Mirrored Lines
 オリバー・C・リース(1990-):bendy broken telemann no. 3
 レオ・チャドバーン(1978-):
  Si la passion pour les plantes exotiques
 宮地文子(1979-):Air
 アルネ・ギーショフ(1988-):Entr’acte
 ロナルド・コープ(1951-):Meditation and Gigue
 モーリッツ・エッゲルト(1965-):Fantasia in Stereo
 フランク・ザベル(1968-):...fizzling out...
 コリン・マシューズ(1946-):
  Meditation after  Telemann: 12. Fantasie
タベア・デブス(リコーダー)
 テレマン没後250年記念作品

 録音:2017 年10 月/79’51’’

 2017 年、テレマン没後250 年を記念して書かれた、新たな「無伴奏フルートのための12 の幻想曲」。12 人の作曲家がそれぞれテレマンの幻想曲を素材とし発展させたもので、テレマンの作品と交互に演奏されることにより「24 の幻想曲」が出来上がります。
 なお、第6 番と第10 番はテレマンの書いた楽章と現代作曲家の書いた楽章が組み合わさった作品となっています。
 リコーダー1 本で奏でる小宇宙をお楽しみください。
 

TXA 18113
¥2600
演奏家としても活躍する作曲家の室内楽作品
 ロバート・グロスロット:室内楽作品集
  Poeme secret
   (ハープ、フルート、クラリネット、弦楽四重奏)
  Confused Conversations(ピッコロ、ピアノ)
  Hibernaculum(木管五重奏)
  The Green Duck(ピッコロ独奏)
  The Phoenician Sailor
   (ピッコロ、イングリッシュホルン、
    バストロンボーン、ピアノ)
  Statement, Reflection and Conclusion(フルート独奏)
ペーター・フェルホーエン(フルート、ピッコロ)
ディミトリ・メストダグ
 (オーボエ、イングリッシュホルン)
 録音:2016 年11-12 月/66’20’’

 ロバート・グロスロッドは1951 年ベルギー生まれ。ピアニストとしてキャリアをスタートし、1974 年にアレッサンドロ・カサグランデ国際ピアノコンクール、1978 年にエリザベート王妃国際音楽コンクールで入賞。その後20 ヵ国でコンサートツアーを開き、CD、ラジオ、テレビで多くのレコーディングを行いました。
 現在は主に講師、指揮者及び作曲家として活動しており、自身が創設したオーケストラ「イル・ノベセント」の指揮者としても活躍しています。




ANALEKTA



AN 28786
¥2500
ルクレール:2本のヴァイオリンのための6つのソナタ Op.3
 ソナタ第1番ト長調 Op.3-1
 ソナタ第2番イ長調 Op.3-2
 ソナタ第3番ハ長調 Op.3-3
 ソナタ第4番ヘ長調 Op.3-4
 ソナタ第5番ホ短調 Op.3-5
 ソナタ第6番ニ長調 Op.3-6
グウェン・ホービグ(ヴァイオリン)
カール・シュトッベ(ヴァイオリン)
 ウィニペグ交響楽団の正副コンマス!ルクレールの2台ヴァイオリン・ソナタ!

 ☆カナダ、ウィニペグ交響楽団のコンサートマスター&副コンサートマスター!
 ☆18世紀フランスのヴァイオリン音楽の巨匠、ジャン=マリー・ルクレール!

 カナダのウィニペグ交響楽団のコンサートマスターとアソシエイト・コンサートマスターの二人が弾く、ルクレールの「2本のヴァイオリンのためのソナタ集」。
 グウェン・ホービグはケベック・ユース・オーケストラ(OJQ)のコンサートマスターを務め、モントリオール交響楽団のメンバーを経たあと、1987年よりウィニペグ交響楽団のコンサートマスターの地位を保持しています。
 ウィニペグ交響楽団のアソシエイト・コンサートマスターを務めるカール・シュトッベは、マニトバ室内管弦楽団やウィニペグ・チェンバー・ミュージック・ソサエティのメンバーとしても活躍するカナダを代表するヴァイオリニストの1人。Avieから発売されたイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集(AV 2310)は、2015年のJUNO賞「ベスト・クラシカル・アルバム(ソロorチェンバー・アンサンブル)にノミネート、ウェスタン・カナディアン・ミュージック・アウォードの「クラシカル・アルバム・オヴ・ジ・イヤー」を受賞しています。
 18世紀フランスのヴァイオリン音楽の巨匠、ジャン=マリー・ルクレール(1697−764)の華麗な二重ソナタ。陽気な牧歌、優雅なサラバンド、劇的なジグ。「フランスのヴァイオリンの父」とも呼ばれたルクレールの偉大な音楽を、カナダの二人の名ヴァイオリニストが披露します。

 ※録音:2017年、カナダ



 

AN 28781
¥2500
カンシオネス 〜 スペインのギター作品集
 アルベニス:スペイン組曲 Op.47
 トゥリーナ:ソナタ Op.61
 ファリャ:7つのスペイン民謡より
  (ムーア人のの織物、ナナ、カンシオン)*
 トローバ:ソナチナ イ長調
 ロルカ:古いスペインの歌*
 ロドリーゴ:2本のギターのためのトナディーリャ†
アダム・チキリッティ(ギター)
スティーヴ・コーワン(ギター)†
フィリップ・クールシェヌ=ルブーフ(バリトン)*
 モントリオール出身、現在北米で絶大な賞賛を浴びているカナダ期待の新世代ギタリスト、アダム・チキリッティのデビュー・アルバム。
 ギタリストとしての卓越した腕前はもちろん、ベートーヴェンやシューベルトの歌曲からの秀逸なギター・アレンジメントでも注目を浴びているチキリッティ。
 アルベニス、トゥリーナ、ファリャ、ロドリーゴといった、ギタリストにとっての重要作品で、華々しくデビューを飾ります。

 ※録音:2017年11月〜2018年1月、トロント(カナダ)



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AN 28787
¥2500→\2290
ナディア・ラブリー(フルート)
 フルート・パッション 〜 シューベルト

 シューベルト:
  アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821(ラブリー編曲)
  アヴェ・マリア
   (エレンの歌 第3番 Op.52-6, D.539/G.ガリボルディ編曲)
  野ばら Op.3-3, D.257
  白鳥の歌 D.957より(第4曲 セレナード)
  美しき水車小屋の娘 D.795より
   (第11曲、第12曲、第2曲、第19曲、第6曲)
  「しおれた花」の主題による序奏と変奏曲 D.802
ナディア・ラブリー(フルート)
マテュー・グーデ(ピアノ)
 フルート・ファン&シューベルティアン必聴!フルートで聴くシューベルト名曲集!

 ☆柔らかく官能的なフルートの音色で聴く、シューベルト名曲集!

 イギリスのクラシック・ギター・マガジンで「世界最高のフルートとギターのデュオ」と激賞された双子デュオ、"シミリア(Similia)"のメンバーであるナディア・ラブリーのソロ・レコーディングが、Analektaから登場!
 「アルペジョーネ・ソナタ」、「シューベルトのアヴェ・マリア」、「野ばら」、「シューベルトのセレナード」、「美しき水車小屋の娘」。ナディア・ラブリーが自らフルート版へとトランスクリプションを行った作品を含め、フルートのためのオリジナル作品から、器楽作品や歌曲からのトランスクリプションまで、シューベルトの名曲の数々を柔らかく官能的なフルートの音色でお楽しみいただけます。
 フルート関係者、シューベルティアン要チェック!

 ※録音:2017年10月23日−25日、カナダ

 








ナディア・ラブリーが組む、「世界最高のフルートとギターのデュオ」と激賞された双子デュオ、"シミリア(Similia)"
美しく甘い・・・でも大人のアルバム




AN9810
\3000
入手困難のため海外直輸入

デュオ・シミリア〜カンタービレ


 ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 - シチリエンヌ (編曲:ムーラ)
 ヴィラ=ロボス ブラジル風バッハ第5番
 ゴダール :ジョスラン - 子守歌(arr. A. Labrie)
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第16番 ハ長調 K. 545 - 第2楽章 (フルートとギター編)
 ジュール・マスネ : 瞑想曲
 ビゼー :アルルの女 組曲第1番 - アダジェット(編曲:M. カープ)
 ガブリエル・フォーレ :パヴァーヌ Op. 50 (arr. S. Nesyba)
 パガニーニ :Cantabile in D major, Op. 17, MS 109 (arr. for flute andguitar)
 バッハ :フルート・ソナタ ホ短調 BWV 1034 - アンダンテ (編曲:ドーラン)
 エルガー :愛の挨拶 Op. 12
 マリオ・カステルヌーヴォ=テデスコ :フルート・ソナタ Op. 205
 モーリス・ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
 Patrick Roux :Soledad
 ジャック・イベール :Entr'acte
デュオ・シミリア
(ナディア・ラブリー(フルート)
アニー・ラブリー(ギター))

 ここではちょっと鄙びた切ない作品を多く収めている。
 しっとりと落ち着いた大人のアルバム。悪くない。


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 これはANALEKTAレーベルのオムニバス・アルバム。

 リリース・アルバムから癒し系の音楽だけを集めていて、ナディア・ラブリーたちの録音も入ってます。
 まあ、なんてことのないオムニバス・アルバムなんだけど、これがほんとに癒される。
 タイトルは「愛と音楽」。

 どんなマニアでもたまにこういうアルバムに手が出ることがあると思うんです。

 分かります。


Analekta
9764
\2500

ANALEKTAレーベルのオムニバス・アルバム
 愛と音楽


サン=サーンス:動物の謝肉祭 - 白鳥 テレーズ・モタール (チェロ)
ルイーズ=アンドレ・バリル (ピアノ)
サティ:ジムノペディ第1番 フランシーヌ・カイ (ピアノ)
エルガー: 愛の挨拶 Op. 12 ナディア・ラブリー (フルート)
アニー・ラブリー (ギター)
ガーシュウィン:ストライク・アップ・ザ・バンド ギイ・キャンピオン (ピアノ)
マリオ・ヴァション (ピアノ)
マスネ:「タイス」の瞑想曲 ジェイムズ・エーネス (ヴァイオリン)
ケベック交響楽団
ヨアフ・タルミ (指揮)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 「恋人」から「アレグロ」 アンジェル・デュボー (ヴァイオリン)
ラ・ピエタ
メンデルスゾーン: 無言歌 Op. 109 エリザベス・ドリン (チェロ)
バーナーディーン・ブラハ (ピアノ)
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第10番 ホ短調 Op. 72 No. 2 ケベック交響楽団
ヨアフ・タルミ (指揮)
ブラームス : 3つの間奏曲 Op. 117 - 第2番 変ロ短調 アントン・クエルティ(ピアノ)
ショパン : ワルツ第3番 イ短調「華麗なる円舞曲」 Op. 34 テレーズ・モタール (チェロ)
ルイーズ=アンドレ・バリル (ピアノ)
クライスラー 愛の悲しみ ジェイムズ・エーネス (ヴァイオリン)
エデュアルド・ローレル(ピアノ)
ガーシュウィン :サマータイム ギイ・キャンピオン (ピアノ)
マリオ・ヴァション (ピアノ)



 

AN 28798
¥2500
ラヴェル&ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ集
 ラヴェル:ツィガーヌ、ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 M.77
 ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ、美しき夕べ
ブレイク・プーリオ(ヴァイオリン)
シンイ・フアン(ピアノ)
 ブレイク・プーリオは、2016年に行われたモントリオール交響楽団のマニュライフ・コンクールでグランプリを受賞し、2017年にはコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲でワシリー・ペトレンコ指揮モントリオール交響楽団と共演したカナダ期待の新星。
 ラヴェルとドビュッシー、20世紀前半フランスの傑作ヴァイオリン・ソナタで、堂々のレコーディング・デビューを果たします。

 ※録音:2017年9月、ケベック(カナダ)



 

CENTAUR


CRC 3599
¥2400
フルートのためのアメリカの室内楽作品集
 グリフィス(グラナタ編):詩曲
 ハリス:4分20秒
 フット:3つの小品 Op.31B、夜想曲とスケルツォ
 ビーチ:主題と変奏 Op.80
ケリー・ウォーカー(フルート)
プロメテウス・ピアノ四重奏団
 ハリスの「4分20秒」などアメリカの近現代作曲家たちによるフルート作品を奏でるケリー・ウォーカーは、元フィラデルフィア管の首席奏者、ウィリアム・キンケイド門下の女流フルーティスト。
 母国の近現代作品を得意とするケリー・ウォーカーは、ウェスタン・コネチカット州立大学の教授を務める傍ら、室内楽奏者として、マンハッタン弦楽四重奏団やプロメテウス・ピアノ四重奏団などと共演を重ねています。

 ※録音:2013年−2015年
 

CRC 3618
¥2400
ルービン:ピアノと弦楽器、声楽のための作品集
 ルミネーションズ/6つの変奏/
 《いばらの森のマリア》による変奏曲/
 最期の言葉/さかしま/小さな無限カノン/
 ミサ曲/2つの前奏曲
ソロン・ピアース(ピアノ)
デュオ・ジェラン
アリッサ・アンダーソン(メゾ・ソプラノ)
ジョゼフ・スポールストラ(ギター)
デュオ・ガストレシ=ベゼルラ
 ミネソタ大学ダルース校音楽学部の作曲家教授、UMDニュー・ミュージック・フェスティヴァルの音楽監督として活躍中の音楽家、ジュスティン・ルービン(1971−)の室内楽作品集。
 オルガニスト、ピアニストとしてもブクステフーデからソラブジまでをカバーするなど幅広いレパートリーを持ち、その作品はミネソタ管やミネソタ・シンフォニアなどによって演奏されています。

 ※録音:2015年−2016年
 

CRC 3570
¥2400
カレン・グリーブリングの作品集。
 グリーブリング:
  フラクタル・ハートI
  フラクタル・ハートII
  愛のディアローグと死I
  愛のディアローグと死II
マシュー・K.タトゥ(テノール)
ステファニー・スミットル(ソプラノ)、他
 アメリカの女流作曲家カレン・グリーブリングの作品集。初期の作品はハワード・ハンソンやヴィンセント・パーシケッティからも一目置かれ、現在はアメリカ、アーカンソー州のヘンドリックス大学で教授を務めています。

 ※録音:2016年6月6日−10日
 

CRC 3615
¥2400
オックスフォード・セッションズ
 作曲者不詳(アルチェチ編):Drive the Cold Winter Away(イギリス民謡)
 フェレビー:ローカル・クアレルス、ラッキー・ストリート
 作曲者不詳(アルチェチ編):ハウエルズ・ディライト
 フェレビー:カイドモン賛歌
 エックレス(アルチェチ編):スコットランドの調べ
 パーセル:1音上のファンタジア/
 アルチェチ:たそがれ
フロイズ・ロウ
 オックスフォード発、越境古楽系アンサンブルが登場!

 イギリスのオックスフォードで結成されたリバイバル・バンド、フロイズ・ロウは、モダン、ピリオドの楽器両方を用いたイギリス民謡や、イギリス・ルネサンス時代の音楽を主なレパートリーとするアンサンブル。
 クラシック、ジャズ、ワールド、ロックの伝統を組み合わせたこの「オックスフォード・セッションズ」では、民族楽器のノーサンブリアン・スモールパイプスやコンサーティーナ、ギター、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ダブル・ベースが大活躍!
 オックスフォード発、アクティヴな越境古楽的アンサンブルの登場です。

 ※録音:2013年10月
 

CRC 3595
¥2400
クライン&ヴァインベルク:ピアノ作品集
 クレイン:若者のスケッチ Op.2、4つの小品 Op.7
 ヴァインベルク:ピアノ・ソナタ第4番ロ短調 Op.56
アナスタシア・セイフェトディノーヴァ(ピアノ)
 ユダヤ系という共通点を2人の作曲家、アレクサンドル・クレインとミェチスワフ・ヴァインベルクのピアノ作品を弾くアナスタシア・セイフェトディノーヴァは、ヤブロンスカヤ、バシキーロフ、バヴゼにピアノを師事したウクライナの女流ピアニスト。
 ロシアにおけるユダヤ音楽の分野において重要や役割を果たしたクレインと、ジダーノフ批判の影響で不遇の時を過ごしたヴァインベルクの音楽のコントラストを、実力派セイフェトディノーヴァが描きます。

 ※録音:2014年&2015年
 

CRC 3609
¥2400
ディ・ジュゼッペ:ギター作品集
 コン・アモーレ/トラ・ラ・ジェンテ/
 フーモ/ブイオ/リトロバルシ/
 ハイ・レジオーネ・トゥ/ヴォーチ/
 ラ・ジランドーラ/オリゾンティ/
 リベルタード
フランチェスコ・ディ・ジュゼッペ(ギター)
 イタリア、ナポリ出身のコンポーザー=ギタリスト、フランチェスコ・ディ・ジュゼッペの自作自演による独奏ギター作品集。
 ディ・ジュゼッペの作品は、フィレンツェでの写真と記憶にインスパイアされたハーモニーやメロディ、リズムが印象的な佳作です。

 ※録音:2017年1月
 

CRC 3627
¥2400
ベートーヴェン、シューベルトにアーヴィング・ファインの
 作品を加えたユニークなプログラム

  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
  シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
  ファイン:ピアノのための音楽
チャン・チャイン(ピアノ)
 チャン・チャインは、カーネギー・ホールや台湾ナショナル・リサイタル・ホール、ペルージャの「公証人の間」などに続々とデビューしている台湾の女流ピアニスト。
 ベートーヴェン、シューベルトに20世紀アメリカ、ボストンの作曲家アーヴィング・ファイン(1914−1962)の作品を加えたユニークなプログラムを披露。「ピアノのための音楽」は新古典主義の作風で書かれたファインの最も重要なピアノ作品です。

 ※録音:2016年12月11日−15日


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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CENTAUR



CRC 3573
¥2400→\2190

スティーヴン・スターリク 〜 レトロスペクティヴ Vol.11
スティーヴン・スターリク(ヴァイオリン)
 パガニーニ:カプリース第5番&第9番/
 クロイツァー:エチュード第2番/
 パガニーニ:カプリース第2番/
 ロード:カプリース第21番/
 パガニーニ:カプリース第20番/
 ヴィエニャフスキ:エチュード第7番/
 パガニーニ:カプリース第17番/
 ドント:カプリース第2番/
 ポロ:30のダブル・ストップの練習曲より 第4番/
 シェフチーク:変奏曲第21番〜第24番/
 ダンクラ:カプリース第16番/
 ロード:カプリース第17番/
 パガニーニ:カプリース第14番/
 ヴィエニャフスキ:エチュード第1番、同第5番/
 パガニーニ:カプリース第16番/
 クロイツァー:エチュード第4番/
 パガニーニ:カプリース第13番/
 マザス:練習曲第8番/
 フィオリロ:カプリース第3番/
 ロード:カプリース第2番/
 クロイツァー:エチュード第8番/
 カイザー:練習曲第4番/
 パガニーニ:カプリース第21番/
 シューベルト:蜜蜂 Op.13-9/
 ダンクラ:カプリース第16番/
 マザス:練習曲第48番/
 パガニーニ:カプリース第19番/
 ロード:カプリース第8番/
 パガニーニ:カプリース第1番/
 ロカテッリ:カプリース第2番/
 シュラディーク:セクション3(第12番)/
 ロカテッリ:カプリース第20番、同第23番/
 パガニーニ:カプリース第24番
 キング・オヴ・コンマス!スターリクの至芸第11巻!

 24歳の若さでロイヤル・フィルのコンサート・マスターに就任し、コンセルトヘボウ管、シカゴ響、トロント響の同ポジションを歴任した「キング・オヴ・コンサートマスター」、スティーヴン・スターリク。
 スターリクの貴重な録音を復刻する「レトロスペクティヴ」シリーズの第11作目は、パガニーニやロードをはじめとする様々な作曲家たちの36のカプリースと練習曲集。
 キング・オヴ・コンマスが奏でる様々なカプリースは、ヴァイオリン奏者にとっての有用なガイドとなることでしょう!
 リマスタリングは、トロントのノーブル・スタジオのサウンド・エンジニア、ケヴィン・オリリーが担当しています。



 スティーヴン・スターリク、人気爆発。リリースが止まりません。

 ロイヤル・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響、トロント響のコンマスを歴任した男
 スティーヴン・スターリク
 血がほとばしり噴出し、止血しても効かない

 スターリクの特集はこちら





<メジャー・レーベル>
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DG


伝説のオペラ録音 リマスターCD+BDA デラックス盤

限定盤

4799951
(2CD+Blu-rayオーディオ)
\5000→\4590
《カラヤン&スカラ座〜
 『カヴァレリア・ルスティカーナ&道化師』リマスター・デラックス盤》

 マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』全曲
  サントゥッツァ:フィオレンツァ・コッソット(メゾ・ソプラノ)
  トゥリッドゥ:カルロ・ベルゴンツィ(テノール)
  ルチア:マリアグラツィア・アレグリ(アルト)
  アルフィオ:ジャンジャコモ・グェルフィ(バリトン)
  ローラ:アドリアーネ・マルティーノ(メゾ・ソプラノ)
 レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』全曲
  カニオ/道化師:カルロ・ベルゴンツィ(テノール)
  ネッダ/コロンビーナ:ジョーン・カーライル(ソプラノ)
  トニオ/タッデーオ:ジュゼッペ・タッデイ(バリトン)
  ペッペ/アルレッキーノ:ウーゴ・ベネッリ(テノール)
  シルヴィオ:ローランド・パネライ(バリトン)
ミラノ・スカラ座合唱団&管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
 カラヤンの濃密なアプローチが生んだ情感豊かなヴェリズモ・オペラの銘盤
 若き日のコッソットとベルゴンツィの美声とひたむきな表現が光る《カヴァレリア・ルスティカーナ》とベルゴンツィの壮絶なカニオ役が聴き手の心を鷲づかみにする《道化師》。
 共に壮年期のカラヤンが生気溢れる指揮で生み出した決定盤が24bit/96kHzのリマスターでより鮮やかな音質で蘇りました。

録音:1965年9月、10月 ミラノ、スカラ座
  ◆2CD+1BDA
 
限定盤

4799955
(2CD+Blu-rayオーディオ
+DVD)
\6000→\5490
《アバド&ロンドン交響楽団〜歌劇『セビリャの理髪師』》
 ロッシーニ:歌劇「セビリャの理髪師」
アルマヴィーヴァ伯爵:ルイジ・アルヴァ(テノール)
バルトロ:エンツォ・ダーラ(バリトン)
ロジーナ:テレサ・ベルガンサ(メッゾ・ソプラノ)
フィガロ:ヘルマン・プライ(バリトン)
バジリオ:パオロ・モンタルソロ(バリトン)
フィオレロ:レナート・チェザーリ(バリトン)
ベルタ:ステファニア・マラグー(ソプラノ)
士官:ルイジ・ローニ(バリトン)
アンブロージアン・オペラコーラス
ロンドン交響楽団
指揮:クラウディオ・アバド 
 理想的な配役で味わうオペラ・ブッファの最高傑作
 アバドはゼッダによる校訂版を用い、歯切れの良いリズムで人間の肌のぬくもりを感じさせながら、作品の本日に迫る演奏を聴かせてくれます。ロジーナ役にベルガンサ、フィガロ役をプライが歌い理想的な歌手陣が愉悦の舞台を華やかに盛り上げています。

録音:1971年 ロンドン、ワトフォード タウンホール
 ◆2CD+1BDA+1DVD(こちらはDVDも封入された4枚組!)






<国内盤>


HAENSSLER(国内仕様盤)


KKC 5867/78
(12CD)
\6481+税

シューベルト:ピアノ作品集
ゲルハルト・オピッツ(ピアノ)
 CD 1(63’34”)
  ピアノ・ソナタ第18番 ト長調 D.894 Op.78「 幻想ソナタ」、3つのピアノ曲 D.946
 CD 2(68’17”)
  ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D.959、ピアノ・ソナタ第1番 ホ長調 D.157
 CD 3(79’20”)
  ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960、楽興の時 D.780 Op.94
 CD 4(71’36”)
  2つのスケルツォ D.593、ピアノ・ソナタ第6番 ホ短調 D.566、4つの即興曲 D.935 Op.142
 CD 5(66’38”)
  ピアノ・ソナタ第9番 ロ長調 D.575 Op.147、ピアノ・ソナタ第16番 イ短調 D.845 Op.42
 CD 6(78’41”)
  ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調 D.840「レリーク」、
  アレグレット ハ短調 D.915、4つの即興曲 D.899 Op.90、
  12 のドイツ舞曲(レントラー集) D.790 Op.171
 CD 7(65’51”)
  ピアノ・ソナタ第2番 ハ長調 D.279、アンダンテ ハ長調 D.29、
  アダージョ ト長調 D.178、ピアノの小品 イ長調 D.604、
  アダージョ ホ長調 D.612、ピアノ・ソナタ第4番 イ短調 D.537 Op.164
 CD 8(73’59”)
  ピアノ・ソナタ第7番 変ホ長調 D.568 Op.122、幻想曲 ハ短調 D.2E、
  メヌエット イ短調 D.277A、メヌエット イ長調 D.334、
  スケルツォ ニ長調 D.570、ピアノ・ソナタ第13番 イ長調 D.664
 CD 9(64’33”)
  ピアノ・ソナタ第5番 変イ長調 D.557、6つのドイツ舞曲 D.820、
  メヌエット 嬰ハ短調 D.600、行進曲 ロ短調 D.deest、行進曲 ホ長調 D.606、
  ピアノ・ソナタ第3番 ホ長調 D.459、3つのピアノ曲 D.459A
 CD 10(61’33”)
  幻想曲 ハ長調 D.760 Op.15「さすらい人幻想曲」、
  ディアベリのワルツの主題による変奏曲 ハ短調 D.718、
  ヒュッテンブレンナーの主題による13 の変奏曲 イ短調 D.576、
  ピアノ・ソナタ第14番 イ短調 D.784
 CD 11(62’03”)
  ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調 D.958、アダージョ 変ニ長調 D.505、
  ハンガリー風のメロディ ロ短調 D.817、
 ギャロップと8つのエコセーズ D.735 Op.49、10の変奏曲 ヘ長調 D.156
 CD 12(65’51”)
  ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調 D.850、ロンド ホ長調 D.506、
  12のワルツ集「高雅なワルツ」 D.969 Op.77
 セッション録音:2007年-2009 年/ライツターデル(ノイマルクト/ドイツ)/DDD、[HAENSSLER] HC 16062、輸入盤・日本語帯・解説付

 巨匠ゲルハルト・オピッツによるシューベルトのピアノ作品集がついに12 枚組のボックスで登場しました。当セットには断章、断片のソナタ第8、10、11、12番を除くピアノ・ソナタ全曲を中心に、さすらい人幻想曲、楽興の時、4 つの即興曲などの傑作、さらにはオピッツが厳選した小品を収録。聴衆から絶大なる信頼を得ているオピッツならではのシューベルトを聴かせてくれます。
 「シューベルトの音楽は人の一生のよう。ベートーヴェンのように劇的な何かが起こるわけではありませんが、一つ一つの音楽が宝石のように輝き大きな流れとなって作品が完成しています。自分は作品を聴き手に手引きする案内人のようなもの」と語るオピッツ。傑作ソナタから知られざる名曲までシューベルトの新たな魅力を発見することができます。





















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