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ARDMORE新シリーズ
◆A100シリーズ
1CD-R \1800


 先日から始まったARDMORE の新しい A100シリーズ。
 装丁は薄型ケースながら、これまでよりも凝った内容のジャケットを装着。
 



 第1弾、第2弾はともにウィンナ・ワルツ。ワルターとオーマンディ。
 ともにColumbia音源だが、ワルターが1956年、オーマンディが1950年代前半と、オーマンディのほうが早い時期の録音というのも面白い。
 さらにオーマンディのほうには1935年の貴重なSP録音による「美しく青きドナウ」も収録。


A100-001
\1800
ブルノー・ワルター指揮
 ヨハン・シュトラウス供〆酩塀

 ◆ 皇帝円舞曲
 ◆ 「こうもり」序曲
 ◆ ワルツ「ウィーン気質」  
 ◆ ワルツ「ウィーンの森の物語」
 ◆ 「ジプシー男爵」序曲
 ◆ ワルツ「美しく青きドナウ」

  12inch Columbia ML5113 -
   1956年録音MONO
ブルノー・ワルター指揮
コロンビア交響楽団
 
 

A100-002
\1800
ユージン・オーマンディ指揮
 ヨハン・シュトラウス&供〆酩塀

 ◆ 「こうもり」序曲
 ◆ ピッツィカート・ポルカ
 ◆ ポルカ「電鳴と電光」
 ◆ チク・タク・ポルカ
 ◆ エジプト行進曲
 ◆ 「女王のレースのハンカチーフ」序曲
 ◆ 爆発ポルカ
 ◆ アンネン・ポルカ
 ◆ トリッチ・トラッチ・ポルカ
 ◆ ラデツキー行進曲
 ◆ 「くるまば草」序曲
 ◆ ワルツ「美しく青きドナウ」*

  12inch Columbia ML4686 - 1952年1953年録音MONO
  78rpm (日)Victor ND374 - 1935年録音MONO *
ユージン・オーマンディ指揮
フィラデルフィア管弦楽団
ミネアポリス交響楽団*
  

A100-003
\1800
北欧の知られざる巨匠フィエルスタート
 J.シュトラウス供Ш酩塀

 皇帝円舞曲
 ワルツ「美しく青きドナウ」
 ワルツ「南国のバラ」
 ワルツ「ウィーンの森の物語」
 ワルツ「春の声」 
 ワルツ「酒、女、歌」  (全6曲)
  12inch RCA CAS 623 -
   1960年代初期録音STEREO
エイヴィン・フィエルスタート指揮
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団



 エイヴィン・フィエルスタート(1903年- 1983年)は、ノルウェーの指揮者。
 地元の音楽院とライプツィヒでヴァイオリンを専攻し、ベルリンでクレメンス・クラウスに指揮法を教わった。
 1923年にオスロのフィルハーモニー協会管弦楽団のヴァイオリン奏者となり、1945年に辞めるまでにコンサートマスターにまで上り詰めたが、1931年ごろから指揮をはじめるようになった。
 1946年から1962年までノルウェー放送管弦楽団の首席指揮者を務め、1958年から1960年までノルウェー国立歌劇場の芸術監督を兼任した。
 1962年から1969年まで古巣のフィルハーモニー協会管弦楽団の首席指揮者を務め、1969年から死の前年までヴェストフォル交響楽団の首席指揮者を務めた。
 教育者としても1920年代から母校オスロ音楽院で教鞭をとり、弟子にはクヌート・ニューステットやアルフ・シェーエンらがいる。

A100-004
\1800

ワルター・ハウツィヒ (ピアノ)〜ピアノ・リサイタル


 ヘンデル:調子のいい鍛治屋
 ショパン:
  「英雄」ポロネーズ
  ノクターン嬰ハ短調 
  練習曲op.25-9
  練習曲「ちょうちょ」
  ワルツ「小犬」
 ドビュッシー:沈める寺
 ブラームス:ワルツ
 シューベルト:即興曲Op.142−2
 リスト:タランテラ
 シューマン:トロイメライ
 グラナドス:少女と夜鶯

  12inch Victor LS2104 -
   1956年録音MONO
ワルター・ハウツィヒ (ピアノ)

 ワルター・ハウツィヒは1921年にウィーンで生まれ、18歳の時にナチスの難を逃れてエルサレム、さらにアメリカに渡る。そこではシュナーベルにも師事した。
 1945年に帰化、1979年には文化大革命以降最初のアメリカ市民として中華人民共和国を訪れた。その精力的な活動は全世界に及び、日本でも数限りない演奏会を開いている。

 そのハウツィッヒには「ピアニストは世界を巡る」という著書があり日本語訳も出ている。
 そのなかで彼はこう語っている。
 「たとえどんな状況であっても、もし100人の人が私の音楽を聴きたいといったら、私は演奏する。その条件下ですばらしい音楽を奏でるか奏でないかはピアニスト次第だ。もし私にそれができたら、音楽は永遠に人々の心に残る。」

 ハウツィッヒが残したピアノ小品集は日本でも長く大ベストセラーになってきたが、今回ARDMOREがリリースしたのは1956年、初来日公演の翌年のもの。ハウツィッヒのCDはただでさえ珍しいのに、これはもうお宝級といっていい。


 

A100-005
\1800
ルドルフ・シュトレンク
 ウィルヘルム・ヒューブナー
ヘンデル:
 合奏協奏曲Op.3 (全6曲)

 合奏協奏曲ハ長調 ”アレグザンダーの饗宴”
  12inch Vanguard BG506/7 -
   1950年代中期録音MONO
(ヴァイオリン)
 ルドルフ・シュトレンク
 ウィルヘルム・ヒューブナー
(オーボエ)カール・マイヤーホーファー
(チェンバロ)クルト・ラプフ
フェリックス・プロハスカ指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
 
 
 ルドルフ・シュトレンクはウィーン・フィルのメンバーであり、シュナイダーハンsq、バリリsqにも参加、1958年からはウィーン・フィルのヴィオラのトップを務め、たびたび来日している。

 ウィルヘルム・ヒューブナーもまたウィーン・フィルの第2ヴァイオリンの首席だった人。楽団長でもあった。1962年からはNHK交響楽団のコンマスも務めていた。

 フェリックス・プロハスカは1912年 ウィーン 生まれの指揮者。
 ストラスブールやプラハ、ザルツブルクの歌劇場で指揮者を歴任した後、1946年から1955年までウィーン・フォルクスオーパーの指揮者となった。
 1955年から1961年までフランクフルト・アム・マインの音楽総監督代理を務め、次いでハノーファーの音楽学校に勤め、1964年から1967年まで再びウィーンのフォルクスオーパーに復帰していた後、1965年から1974年まで再びハノーファーの歌劇場に勤めた。
 バッハやモーツァルト、シューベルト、マーラーの、現在では古典となった録音を遺している。

 朴訥としたどちらかよいうと鄙びた風情のある演奏だが、聴けば聴くほど味わい豊かになるのはやはりウィーンの音楽家のなせる業か。


 

A100-006
\1800
ジャンヌ=マリー・ダルレ
 サン=サーンス:ピアノ協奏曲全集 Vol.1

  ピアノ協奏曲 第1番二長調Op.17
  同 第2番ト短調Op.22 
  同 第3番変ホ長調Op.29
   12inch Pathe DTX176 222 252 -
    1950年代中期録音MONO
ジャンヌ=マリー・ダルレ(ピアノ)
ルイ・フレスティエ(指揮)
フランス国立放送局管弦楽団
 

A100-007
\1800
ジャンヌ=マリー・ダルレ
 サン=サーンス:ピアノ協奏曲全集 Vol.2

  ピアノ協奏曲 第4番ハ短調Op.44
  同 第5番へ長調Op.103「エジプト風」
  七重奏曲Op.65 +
   12inch Pathe DTX176 222 252 -
    1950年代中期録音MONO
ジャンヌ=マリー・ダルレ(ピアノ)
ルイ・フレスティエ(指揮)
フランス国立放送局管弦楽団
ロジャー・デルモット(トランぺット) +
ガストン・ロジェロ(コントラバス) +
パスカル四重奏団 +
 


ARDMORE FOURES-6からの移行。


 仮にももう半世紀以上前の録音である。
 いい加減、「サン=サーンスのピアノ協奏曲全集はやっぱりマリー・ダルレ」、とかいうのはやめてくれ・・・
 と言いながら、久しぶりにこのARDMORE盤で全曲聴いてみた。

 「サン=サーンスのピアノ協奏曲全集は、やっぱり、マリー・ダルレ。」

 ああ。結局そう言ってしまった。

 なんなんだ、やっぱりすごい。
 昔ピアノ音楽について狂ったように詳しい評論家の谷戸基岩氏が「これを凌駕できるのはタリアフェロの5番だけ。こんなにも輝かしく洒脱にそして深く読み込んで演奏したものは空前絶後。これほどまでにパッセージがきらめき、自然に呼吸した演奏を果たして聴いたことがあるだろうか」と絶賛していたが、いやはや、タリアフェロと比較されている第5番も含めて、こんなにも聴いていて心が大空に舞い上がるような高揚感を与えてくれる演奏にはお目にかかったことがない。
 たとえば第2番の第1楽章。まるでこの世の美しいもの切ないものをすべて吸い込んでしまったかのように、聴くものの呼吸は1分間止まる。
 一体何なんだ。何が他の演奏家と違うのだ。
 まるでミューズがちょっと地上に降りてきてピアノと戯れているかのよう。
 そう、どことなく浮世離れしているのである。神がかっていて人間じゃないみたいな感じなのである。輝かしくて神々しくて、でもちょっと洒落っ気もあって。

 半世紀経って君臨しても仕方がない、これは。

ナップ・デ・クライン&アリス・へクシュ
モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ集



A100-008
\1800
ナップ・デ・クライン
 モーツァルト:
  ヴァイオリン・ソナタ第25番 第28番 第34番 第35番
   10inch PH A00112R & A00614R -
    1951年録音 MONO
(ヴァイオリン)ナップ・デ・クライン
(ハンマーフリューゲル) アリス・へクシュ
 

A100-009
\1800
ナップ・デ・クライン
 モーツァルト:
  ヴァイオリン・ソナタ第30番 第41番 & 第6番 ト長調 Kv.11
   「泉のほとりで」による6つの変奏曲 Kv.306
   10inch PH A00691 & A06027R -
    1951年 1952年 1953年録音 MONO
(ヴァイオリン)ナップ・デ・クライン
(ハンマーフリューゲル) アリス・へクシュ

 ナップ・デ・クライン。
 1909年生まれのオランダのヴァイオリニスト。

 PHILIPSにアリス・ヘクシュと(奥さん)といくつかモーツァルトのヴァイオリオン・ソナタを録音、一部には熱狂的に支持されたがグリュミオー&ハスキルの陰に隠れてCD時代になってからはほとんど陽の目を見なかった。




 それがまったく偶然に、今回ARDMOREから、そして先月(2016年3月)なんと国内ユニバーサルから彼らの音源が登場した。
 とくに彼らの録音が国内盤で出るのはきわめて珍しく、レコ芸などでも大きく取り上げられていた。
 こういう引き寄せ現象はこの業界ではときどきあるが、しかしやはり珍しい。
 
 注目すべきはクラインの輝かしく生命力に満ちたヴァイオリン、そしてヘクシュのピアノ・・・実は彼女が弾いているのはモーツァルト時代のハンマーフリューゲル「シュタイン」の複製。
 1956年当時にこうした試みをやっていたというのは(そしてそれを完全にものにしているというのは)驚き。

 ちなみにその国内盤と今回のARDMOREの2タイトルの収録内容、1曲も重複していない。
 それぞれの音を味わってもらえれば。



国内盤でリリースされたクラインのアルバム

国内ユニバーサル
UCCD90058
\1296
ナップ・デ・クライン(ヴァイオリン)
 モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ


 モーツァルト:
  ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第1番ハ長調 K.6
  ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第2番ニ長調 K.7
  ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第3番変ロ長調 K.8
  ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第4番ト長調 K.9
  ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第24番ハ長調 K.296
ナップ・デ・クライン(ヴァイオリン)
アリス・ヘクシュ(フォルテピアノ)

 クライン[1909-1979]はオランダの名ヴァイオリニストで、ピアニストの妻アリス[1912-1957]もモーツァルト弾きとして著名でした。
 夫妻はモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ録音を継続していましたが、彼女が若くして他界してしまったため余儀なく中断されました。
 ここに聴くヴァイオリン・ソナタは2人の貴重な遺産といえるでしょう。

1956年7月モノラル



原盤のジャケット
A100-010
\1800
ジョアン・フィールド
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 Kv.219「トルコ風」
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 op.64
  12inch Telefunken SLT43040 -
  1959年録音 STEREO
(ヴァイオリン)ジョアン・フィールド
ルドルフ・アルベルト指揮
ベルリン交響楽団

 ジョアン(ジョーン)・フィールドは1915年ニュージャージー州ロングブランチ生まれのアメリカのヴァイオリン奏者。
  5歳からヴァイオリンを始め、フランツ・クナイゼル、アルバート・スポールディング、ミシェル・ピアストロらに師事。その後、パリ音楽院ではマルセル・シャイエのクラスに入り、ジャック・ティボーやジョルジェ・エネスクらの指導も受けた。
 1934年にニューヨークのタウン・ホールでデビューを飾り、アメリカ各地のオーケストラに客演を果たした。
 1937年にはホワイトハウスでルーズベルト大統領臨席によるリサイタルを成功させている。
 また、第二次世界大戦中のバレエ・リュス・ド・モンテカルロのアメリカ公演ではコンサートミストレスを務めた。
 1965年に演奏活動から引退し、フロリダ州マイアミビーチで没。

 


彼女の残した数少ない録音から。

Ardmore
ASS-128
\1390
ジョアン・フィールド
 ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53
 ベートーヴェン:ロマンス第1番 & 第2番
  12inch Telefunken SLT43048 -
  1959年録音STEREO
(ヴァイオリン)ジョアン・フィールド
アルトゥール・ローター指揮
ベルリン交響楽団
 薄型ケース入り。



A100-011
\1800

マグダ・タリアフェロ (ピアノ)


 ファリャ:
  「はかなき人生」よりスペイン舞曲
  「三角帽子」より粉屋の踊り
 グラナドス:
  「ゴイェスカス」より夜鳴きうぐいす
  スペイン舞曲アンダルーサとオリエンタル
 アルベニス:
  「スペインの歌」より
   第4番 第5番
  「イベリア」より
   エヴォカシオンとトゥリーナ
 ヴィラ=ロボス:
  「ブラジルの詩」第2番 第3番
  「赤ちゃんの一族」より道化人形
   (全12曲)

  12inch Ducrete-Thomson 300c114 - 1960年 パリ録音MONO
マグダ・タリアフェロ(ピアノ)

 大ベストセラーだったASS-008 から移行。

 当時のコメントを。

******************************

 これがタリアフェロか。
 これがタリアフェロなのだ。

 ブラジルに生まれ地元サン・パウロ音楽院で学んでいたタリアフェロの才能を見出し、彼女にパリ音楽院への入学を勧めたのはカザルス。
 そのパリ音楽院で彼女に指導し、強い個性を羽ばたかせたのがコルトー。
 そして入学後わずか8ヵ月後の試験でプルミエ・プリを獲得した彼女に対し、「すでに一人の芸術家で、人もうらやむ才能を持っている」と絶賛した審査員の一人がアルベニス。
 その賞を彼女に授与し、のちにピアノ協奏曲第5番で半世紀たった今も決定盤となっている名演を彼女に残してもらうことになるのがサン=サーンス。
 歌劇「はかなき人生」のピアノ編曲用舞曲を彼女に捧げたのがファリャ。
 世界で最初に彼女に作品を録音してもらったのがモンポウ。
 美しいピアノ協奏曲を献呈し、指揮までして録音を残したのがアーン。
 ・・・いやはや、とんでもない御仁。
 その魅力は、コルトー譲りの純フランス的ピアニズム・・とよく言われる。店主もそのつもりで今まで聴いてきた。
 ただ同時にどこか出生地ブラジルを思わせる熱く激しい情熱やリズムを感じることがあった。ただのフランス風ピアニストで終わらない何か。でもこれまでそれをはっきり認識させてくれるアルバムには出会っていなかった。
 しかし今回のスペインものは、それをはっきり感じさせてくれた。ただの優雅さや艶やかさだけでは、こうまで匂い立つような音楽にはならない。ここには独特の強いリズム感がある。もっといえば彼女だけが持っている舞踏感覚。いや・・・人間としてのかっこよさとでも言おうか。これは間違いなく生まれながらのものだ。自分自身は強い香りを発しながら、決して自らはその香りに溺れない南国の花のような。
 このファリャ、アルベニス、グラナドス・・・ただのフランスの優れたピアニストが弾いたスペインもの、ではないのである。スペイン音楽の熱く沸きあがるような血を全身に浴びながらの演奏。

 これがタリアフェロなのだ。

 他レーベルだがDOREMI DHR7961 のジャケット。この目つきがすごい

A100-012
\1800

ホセ・エンリケ・ペドレイラ
 プエルトリコ・19世紀ダンス音楽集


 J.M.カンポス:
  PERLAS DE MI PATRIA , EL ASALTO,
  BELLOS OJOS, NO DESCONFIES
 S.マデラ: MIS AMORES
 M.G.タヴァレス: LA SENSITIVA
 J.クイントン:MI ESTRELLA
 J.E.ペドレイラ:UNA ROSA, ARRULLOS
   (他全12曲)

 12inch MVLP-36 -
  1950年代後期 プエルトリコ録音MONO
(ピアノ)ホセ・エンリケ・ペドレイラ (1904-1959)

 ホセ・エンリケ・ペドレイラは1904年プエルトリコ生まれの音楽家。
 裕福な家で育った彼は地元で最高の教育を受けたあとニューヨークへわたり、そこでジグムント・ストヨフスキに師事、ピアノ・作曲を学んだ。

 自作も含め、ここで聴かれるのはプエルトリコのサロン・クラシック音楽。
 プエルトリコのクラシックというと「カザルス音楽祭」くらいしか思い浮かばないが、この1950年代後期には当地において、クラシックの伝統を受けた、こんな優雅で、美しいサロン・ミュージックが存在したことを初めて知った。
 ほうっておけば一生接することのない音楽だが、どれも愛おしくなるような小品ばかりである。
 


 
原盤のジャケット
A100-013
\1800
リカルド・オドノポゾフ
 クライスラー:
  ウィーン奇想曲 美しきロスマリン 愛の喜び 愛の悲しみ
 バッハ:
  無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番BWV.1004より
  「シャコンヌ」
 バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV.1042 *
  7inch Varieton Pop-8 & 10inch MMS-54 -
   1950年代録音MONO
(ヴァイオリン) リカルド・オドノポゾフ
(ピアノ)Jean Antonietti
ワルター・ゲール指揮
ネーデルランド・フィルハーモニー管弦楽団 *


 リカルド・オドノポゾフ。
 1934年から1938年までウィーン・フィルのコンサートマスターを務めた人。

 1932年、ウィーンのコンクールで第1位を獲得し、1937年のウジェーヌ・イザイ・コンクールで、ダヴィッド・オイストラフと優勝を争い、第2位を獲得した。
 このコンクールでは、オイストラフがソ連政府のチームを引き連れてコンクールの数週間前から開催地であるブリュッセル入りし、完璧な準備を整えていたのに対し、オドノポソフは前述のようにウィーン・フィルのコンサートマスターを務めており、コンクールの前日、ウィーンでの演奏会を終えた後、夜行列車でブリュッセルへ向かい、休みをとらないままコンクールに臨んだという。
 このエピソードを聞くと、もちろんオイストラフがすごいのは分かっていてもオドノポゾフもそうとうすごいと思ってしまう。


 この人の演奏を聴き始めると途中では止められない。
 これぞウィーン!
 歌って踊って舞い上がる、そんなヴァイオリン。
 ときおり羽目を外しがちになるのもまったく愛おしい!しかし軽くはない。というかかなり重い。太い。そして熱い。
 高貴で洒脱な独特のヴァイオリン。 
 ロシア移民の子としてアルゼンチンのブエノスアイレスに生まれたのだが、まるでウィーン生まれの貴族のように思えてしまうのである。


オドノポゾフ
A200シリーズの2タイトル

A200-12
\2000
リカルド・オドノポゾフ
 ファリャ:「7つのスペイン民謡組曲」より (6曲)
 ホアキン・ニン:「スペインの歌」(1923)より (4曲)
 イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタOp.27 より
   第3番”Ballade" 第4番
    12inch Concert Hall CHS 1175 -
     1950年代初期録音MONO
(ヴァイオリン) リカルド・オドノポゾフ
(ピアノ)ジャン・アントニエッティ
 
A200-13
\2000
リカルド・オドノポゾフ
 タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタト短調「悪魔のトリル」
 F・ジェミニアーニ:12のソナタ Op.5 (Corelli) より 変ロ長調
 ヴィターリ:シャコンヌ ト短調
 ヴィヴァルディ:12のソナタ Op.2 (1712)より
  第2番イ長調RV.31
   12inch Concert Hall CHS1170 & 2080 -
    1950年代初期録音MONO
(ヴァイオリン)リカルド・オドノポゾフ
(ハープシコード)ハインツ・ウェールレ 他

 

 
原盤のジャケット
A100-014
\1800
伝説の名演
 ヒルダ・ヴァルデラント
  グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16

   10inch Decca LW 5330 -
    1957年 コペンハーゲン録音MONO
(ピアノ) ヒルダ・ヴァルデラント
  (ほとんどLP録音がない北欧の女流ピア二スト 1917-1961)
スティグ・ヴェルテルべリ指揮
デンマーク国立放送交響楽団
デンマーク盤のみのレア音源

 久しぶりにARDMOREの親父が興奮しながら電話をかけてきた。
 「ヒルダ・ヴァルデラントのグリーグを見つけた」と。

 ヒルダ・ヴァルデラント?
 聞いたことあるようなないような。
 ただその昔、「誰のグリーグのピアノ協奏曲がいいか」、という話になったとき、どなたかが「北欧の女流ピアニストが弾いた録音がベスト」と語っていた。
 店主には思い当たる音源がなく、その方の勘違いだろうと思っていたが・・・これがその演奏に違いない。

 さてARDMOREの親父の興奮は止まらない。
 「こんなすごい演奏は聴いたことがない、これを聴いたらあんたもきっとのけぞる、アリア・レーベルで出したいといいよるに違いない、でもわたさんで」
 ARDMOREの親父は10分くらい一人で興奮しながら喋りつくして電話を切った。
 そして翌々日その音源が届いた。
 その「すごい演奏」とやらを聴いてみるか。

 なるほど・・・最初のピアノ1分で普通じゃないことがわかる。
 50年代中盤ということでDECCAといえども音質的に優れているとはいいがたいが、ホール空間にまるで星空のように広がるピアノ。
 それが女流とは思わせない重量級で、そして巨大なスケールを感じさせる。
 そして他の演奏では聴いたことのないような「タメ」もバッチリ決まってて無条件でかっこいい。
 そのピアノには剛毅な抒情がある。凛とした個性がある。

 調べた限りほかに手に入りそうな録音がないのがなんとも歯がゆいが、この人が北欧出身の類いまれなるピアニストであることは間違いない。
 

 ヒルダ・ヴァルデラントは、1917年生まれ、そして1961年、わずか44歳でこの世を去った北欧の伝説的ピアニスト。
 1934年にオスロでデビューし、北欧地域はもとより、英国、ドイツなどでも同世代有数のピアニストと呼ばれていた。
 


原盤のジャケット
A100-015
\1800
女王エディト・ファルナディ
 リスト:ピアノ編曲集(6曲)

  演奏会用パラフレーズ集より
   「リゴレット・パラフレーズ」(ヴェルディ作曲)
  紡ぎ歌 (オランダ人より ワーグナー作曲)
  ファウスト円舞曲 (グノー作曲)
  夕星の歌 (タンホイザーより ワーグナー作曲)
  大行進曲 (タンホイザーより ワーグナー作曲)
  「タンホイザー」序曲 (ワーグナー作曲)
   12inch (日) Westminster ML5258 -
    1950年代中期録音MONO
(ピアノ)エディト・ファルナディ
 
原盤のジャケット
A100-016
\1800
エディト・ファルナディ
 ヨハン・シュトラウス&ヨゼフ・シュトラウス:ピアノ編曲集(5曲)

  ワルツ「芸術家の生活」op.316 (ゴドフスキー編)
  「こうもり」 (ゴドフスキー編)
  ワルツ「酒、女、歌」 (ゴドフスキー編)
  「宝のワルツ」 (ドホナー二編)
  ピッツィカート・ポルカ (シュルホフ編)
   12inch Westminster XWN 18064 -
    1955年録音MONO
(ピアノ)エディト・ファルナディ

 史上最高の女流ピアニストのひとり。
 それがどういうわけか現在その名を知る人は少ない。

 エディト・ファルナディ。

 ようやくARDMOREが復刻してきた。

 ファルナディは1921年生まれのハンガリーを代表するリスト弾き。
 上記アルバムのプログラムをご覧いただければお分かりのようにテクニシャンとして知られ、 女流で初めてシュトラウス=ゴドフスキーの3大編曲を録音した。

 9歳の時リスト音楽アカデミーに入学し、バルトーク等に師事。ショルティ、アニー・フィッシャー、ルイ・ケントナーと同門だった。
 12歳で行われた初の公開演奏ではベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を指揮しながら弾いたといわれ、在学中にリスト賞を2度受賞したという正真正銘の天才。

 1950年代前半にWestminster社にいつかの録音を残して名を馳せるが、ステレオ以降の録音が少ないために現在の知名度はもうひとつ。
 しかし曖昧なところのない高度な技巧、木目調の音色、独特の品格高い音楽性と、19世紀的大家の実力を備えた人。

 繰り返すが史上最高の女流ピアニストのひとりである。

 そんなファルナディの今回の2枚はARDMOREによる執念の復刻。

 1枚目の白眉は最後の「タンホイザー」。
 テクニシャンでバリバリ行くのかと思ったら、大伽藍の帝国演奏。とてつもないスケール。このひとやはりそうとうな人物と見た。

 




 まったくの余談だが、ファルナディにはシェルヘンと組んだとんでもないチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の録音がある。

 ファルナディにとってシェルヘンは30歳も年上の超先輩、しかも1954年なのでシェルヘンがウエストミンスターでブイブイ言わせていた人生絶頂期のころ。
 そんな状況を分かってかシェルヘンは33歳の美人ピアニストを挑発しまくって怪物キャラを発揮。まったくピアノと合わせようとしない。
 店主が今まで聞いた中で最もピアノとオケが合っていない演奏である。

 ・・・しかし考えようによってはファルナディもあわせようとしていないということでもある。
 稀代の怪物指揮者のわがまま伴奏にまったくひるむことなくわが道を突き進む王女ファルナディ・・・。
 当然ヴィルトゥオーゾ的場面では「爺やはひっこんでなさい」とばかりに自分の世界をひけらかす。
 あっぱれ。

 そしてそんな状況で終楽章ラスト1分はどうなるか?

 ARDMOREになんとか復刻をお願いしましょう。

A100-017
\1800
新復刻盤!!
 イヴォンヌ・ルフェビュール(ピアノ)


 J.S.バッハ:
  前奏曲とフーガ イ短調BWV.543 (リスト編)
  幻想曲とフーガ ト短調BWV.639 (ブゾーニ編)
  コラール前奏曲「来た、異教徒の救い主よ」 (リスト編)
  カンタータ第147番より「主よ人の望みの喜びよ」 (ヘス編)
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109 第31番変イ長調 Op.110

   10inch VSM FBLP 1079/80 - 1955年1956年 パリ録音MONO
イヴォンヌ・ルフェビュール(ピアノ)
 

 ASS024(廃盤)で出ていたルフェビュールのすさまじいアルバム。
 装丁は薄型ケースながら、これまでよりも凝った内容のジャケットを装着。

 ARDMOREの親父から
 「今回はリマスタリングをやり直して、今までのよりも全然すごくなったで聞いてみて」
 といわれ、送られたサンプルを聞いてみたら低音がずしんと来た。前の復刻でも相当「ずん」と来たのに今回はさらにすごい。


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(かつてのコメントから)

 この数ヶ月に聴いた中で文句なく最高のアルバム。すごい。

 イヴォンヌ・ルフェビュール。
 1898年生まれのフランスのピアニスト。
 20世紀を代表するフランスのピアニストのひとりと呼ばれるが、教育活動に熱心だったので録音はあまり多くない。
 そんな中ずば抜けて有名なのはフルトヴェングラーとのモーツァルトのピアノ協奏曲第20番。1954年5月15日、ルガノのアポロ劇場で行われたライヴ録音。ただそこでのルフェビュール、もちろんすごいのだが、やはり彼女を聴くというよりフルトヴェングラーを聴く、という録音かもしれない。
 その後、フランスのSOLSTICEから、いきなり80歳近いルフェビュールの録音が登場、年齢を感じさせないみずみずしい演奏でファンを驚嘆させた。一連のシリーズはSOLSTICEの大黒柱としていまだにベストセラーを続けている。とはいうものの「これはルフェビュールの全盛期の演奏ではないよ」と言われてしまうと、決して悪い演奏ではないのに、どこか壊れ物を扱うような感じでハラハラしながら聴いてしまい、あげくに「全盛期はどんなだったのだろう」と思ってしまう自分がいた。
 
 しかし・・・今回ARDMOREから登場した復刻版は・・・ルフェビュール、50代。まさに「全盛期」の録音。

 すごいというのはいろいろな人の話でわかっていたのだが、それほど大きな期待をしないで聴いてしまったものだから・・・かなり大きな衝撃を被ってしまった。
 ・・・これがルフェビュールの本性か・・・。
 こんな人だったのか。
 最初の一音から、びっくりするほどの圧力。太くて強い。
 女性とは思えないといっては失礼なのかもしれないが、ピアノの音が黒光りしているのである。聴いているこちらの胸に「ズン!」と響いてくる。こんな迫力は後年の録音にはなかった。
 しかももちろん力任せとかいうのとは違う。まったく力んでないのに音圧だけがこちらにブンブン響いてくる。この類まれな荘厳さ。だからバッハが生々しくも神々しく聴こえる。こんなバッハを演奏する人がいたか。

 そして・・・ベートーヴェン・・。
 しかも曲はピアノ・ソナタ第31番。
 おそらくベートーヴェン好きの人が最も愛するこの曲・・・。
 こんな人の演奏でこの曲の終楽章を聴かされたら・・・一体どんなことになってしまうのか・・・。
 後年のSOLSTICEの演奏はもちろん聴いた。とても自然体で、悟ったような清らかな演奏だった。でもこの50年代の演奏は第1楽章の冒頭からしてそんな「清純」な演奏じゃない。もっともっと深くて強い。荘厳な響きの中にきわめて人間くさい何かを感じさせる。

 まるで魔物が夜の闇から降りてくると聞かされているかのように、まんじりともせず終楽章が始まるのを待った。
 やがてにわかに始まった「悲痛な歌」。

 これが・・・ルフェビュールか・・・。
 こんな・・・人だったのか。

 間違いなくここ最近で、最も衝撃的な瞬間を味わった。
 スタッフがいる事務所で、顔が上げられなくてしばらくうつむいたままだったのは、本当に久しぶりだった。
 

A100-018
\1800
ヘルマン・シェルヘン指揮
 リスト:ハンガリー狂詩曲集 (管弦楽編曲)

  第1番  第2番  第3番  第4番
  第5番「悲愴的な叙事詩」 第6番「ペストの謝肉祭」

   12inch Westminster XWN 18190 -
    1954年録音MONO
ヘルマン・シェルヘン指揮
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

 原盤には PHILHARMONIC SYMPHONY ORCHESTRA OF LONDON とあるがロイヤル・フィルのことらしい。

A100-019
\1800
ショパン:夜想曲 (第1番から第11番) Vol.1
 12inch Philips A00256L  -
  1954年録音MONO
(ピアノ)ヤン・スメテルリン

A100-020
\1800
ショパン:夜想曲 (第12番から第20番) Vol.2
 12inch Philips A00257L -
  1954年録音MONO
(ピアノ)ヤン・スメテルリン

 ヤン・スメテルリンは1892年生まれのはポーランドのピアニスト。
 ショパンやシマノフスキの解釈でとりわけ名高く、多くのショパン録音を残した。

 オーストリア=ハンガリー帝国領だったシュレージエンのビーリッツ(現在はポーランドのチェシン郡ビェルスコ)に生まれる。
 幼児期から楽才を発揮して7歳で最初の演奏会を行なったにもかかわらず、法学を学ぶことを余儀なくされた。
 しかしウィーンで学習中に奨学金を得て、レオポルド・ゴドフスキーの薫陶を受け、1920年に職業演奏家としてデビューを果たす。
 後年はディディ夫人とともにニューヨークに暮らしたが、1967年にロンドンに戻って間もなく、1967年他界した。

 スメテルリンは生涯にわたって作曲家カロル・シマノフスキと、音楽家同士として、また友人同士として緊密な関係を保っていた。
 シマノフスキは『マズルカ集』作品50の第3巻(通し番号で第9曲〜第12曲)をスメテルリンに献呈しており、スメテルリンはシマノフスキを重要なレパートリーとした。

 スメテルリンは料理にも情熱を注ぎ、レシピ集を執筆したらしい。

スメテルリン、とにかくCDがない。このオランダPHILIPS盤を持っている人はすごい。
 

A100-021
\1800
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
 ヘルマン・シェルヘン指揮
 ウィーン国立歌劇場管弦楽団
  12inch Westminster XWN 18275 -
   1952年録音MONO
シューベルト/リスト編:
 さすらい人幻想曲ハ長調D.760 Op.15 (管弦楽伴奏)
  エイドリアン・ボールト指揮
  ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
   12inch Westminster XWN 18275 -
    1956年録音MONO
(ピアノ)エディト・ファルナディ

 先々週にご紹介した壮絶ファルナディ(A100-015、016)。
 店主がファルナディのチャイコフスキーのコンチェルトを何とか復刻してほしいと頼んだところ、さっそく「ラフマニノフならもっているよ」と。
 そこですぐに復刻をお願いし、かつてのTAHRA盤と聴き比べてみたが、さすがARDMORE、原盤の重厚さをそのままにすばらしい状態で仕上げてきた。
 そしてこのラフマニノフもシェルヘンとファルナディの超個性が真正面からぶつかり合う激しい演奏。先日話したチャイコフスキーに負けない凄まじい演奏になっている。
 これだけのピアニストが、そしてこれだけの演奏が長く陽の目を見ないというのはどういうことなのか・・・。

A100-022
\1800
ぺドロッティ指揮&チェコ・フィル
 名演の誉れ高いブラームスの交響曲第4番

 ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98
 メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」*
  (12inch Supraphon LPV377 &
   10inch MKS25013 - 1957年&1951年* 録音MONO)
アントニオ・ぺドロッティ指揮
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 

 アリア・レーベルで出そうと思っていたペドロッティのブラームスの4番。
 店主がボーっとしている間にARDMOREから出ることになってしまった・・・。
 まあ、なんにしても嬉しい!



先日紹介したペドロッティのSupraphonの新譜
「名演の誉れ高いブラームスの交響曲第4番・・・復活させてください・・・」
と書いてましたが、以下、そのまま転載しておきます。

SUPRAPHON
SU 4199
(3CD)
\5200→\4790

レスピーギに師事したペドロッティの情熱あふれるローマ3 部作!
 「展覧会の絵」、メンデルスゾーン「イタリア」も
 CD 1
  レスピーギ:交響詩「ローマ3部作」
   (1)交響詩「ローマの松」(1925)
   (2)交響詩「ローマの噴水」(1914-16)
   (3)交響詩「ローマの祭」(1928)
   (4)ラヴェル:マ・メール・ロワ(1911)
 CD 2
  (5)レスピーギ:バレエ音楽「風変りな店」
  (6)ファリャ:交響的印象「スペインの庭の夜」
  (7)ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
  (8)ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a
 CD 3
  (9)ムソルグスキー(ラヴェル編曲):展覧会の絵
  (10)ラヴェル:ダフニスとクロエ第2組曲
  (11)ドビュッシー:「牧神の午後」への前奏曲
  (12)メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調 Op.90「イタリア」
アントニオ・ペドロッティ(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
(6)ヤン・パネンカ(ピアノ)
 録音:(1)1971年9月20-24日 (2)(3)1961年9月13-19日 (4)1962年11月27日/ルドルフィヌム(プラハ) (5)1971年9月20-24日 (6)1962年11月28日-12月1日 (7)1962年11月24-26日 (8)1966 年2月4日/  ルドルフィヌム(プラハ) (9)1953年6月25-27日 (10)1956年5月26,27日 (11)1957年1月30日 (12)1951年2月26日/ルドルフィヌム(プラハ)/3h51’23”

 当アルバムはローマのサンタ・チェチーリア音楽院にてレスピーギに作曲を学んだイタリアの指揮者、アントニオ・ペドロッティ(1901-1975)が、チェコ・フィルを振った3 枚組です。
 ペドロッティは1929 年トレント・フィルハーモニーの指揮者に就任し、1932 年トレントのリチェオ・ムジカーレ教授に任命された逸材。以後サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団の副音楽監督も兼任し活躍しました。
 戦後はチェコ・フィルを指揮し、「プラハの春」音楽祭にも度々出演しました。スプラフォンからの当録音集ではペドロッティの情熱あふれる演奏を聴くことができます。ことにレスピーギのローマ3 部作では師から学んだ直伝の音楽を表現しており、一聴の価値ありの熱演を披露しております。

名演の誉れ高いブラームスの交響曲第4番・・・復活させてください・・・





一部の愛好家だけがこっそり楽しんでいた人知れぬ名盤
バルヒェット四重奏団/モーツァルト:弦楽五重奏曲全集

A100-023
\1800
バルヒェット四重奏団
 モーツァルト:弦楽五重奏曲集第1巻


モーツァルト:弦楽五重奏曲第2番ハ短調 Kv.406
ヨーゼフ・シュスター:4つのパドヴァ四重奏曲 (モーツァルト偽作) *
 12inch VOX VBX3-1/3 - 1958年録音 &
  VOX PL7480 - 1952年録音* MONO
バルヒェット四重奏団
 ラインハルト・バルヒェット (第1ヴァイオリン)
 ウィリー・ベー (第2ヴァイオリン)
 ヘルマン・ヒルシュフェルダー(第1ヴィオラ)
 ヘルムート・ライマン(チェロ)
 エミール・ケッシンガー (第2ヴィオラ)
  

 ファンから歓喜で迎えられたコロンビアのVOXヴィンテージ・シリーズの「バルヒェット四重奏団 / モーツァルト:弦楽五重奏曲全集」のCD、残念ながらその後すぐに廃盤となった。
 そして久々にARDMOREがこの名録音を復刻させてきた。

 コロンビア盤が出たときのレコ芸評から。
  高橋昭氏:「バルヒェットの生き生きとしたリードが印象的で、緩除楽章では旋律が落ちついた感情を反映して美しく歌われる。それぞれのパートが表情豊かに演奏しているので、ストレートな演奏では得られない味わい--一種の「コク」とでも言えよう--がある。」
  大木正純氏:「おそらくごく一部の愛好家だけがこっそり(?)楽しんでいた人知れぬ名盤だけに、世の室内楽ファンには小さからぬ朗報だろう。」
 
A100-024
\1800
バルヒェット四重奏団
 モーツァルト:弦楽五重奏曲集第2巻


モーツァルト:弦楽五重奏曲第3番 Kv.515 第4番 Kv.516
 12inch VOX VBX3-1/3 - 1958年録音 &
  VOX PL7480 - 1952年録音* MONO
バルヒェット四重奏団
 ラインハルト・バルヒェット (第1ヴァイオリン)
 ウィリー・ベー (第2ヴァイオリン)
 ヘルマン・ヒルシュフェルダー(第1ヴィオラ)
 ヘルムート・ライマン (チェロ)
 エミール・ケッシンガー (第2ヴィオラ)
 
A100-025
\1800
バルヒェット四重奏団
 モーツァルト:弦楽五重奏曲集第3巻


モーツァルト:
 弦楽五重奏曲第5番 Kv.593 第6番 kv.614 第1番 Kv.174
  12inch VOX VBX3-1/3 - 1958年録音 &
  VOX PL7480 - 1952年録音* MONO
バルヒェット四重奏団
 ラインハルト・バルヒェット (第1ヴァイオリン)
 ウィリー・ベー (第2ヴァイオリン)
 ヘルマン・ヒルシュフェルダー(第1ヴィオラ)
 ヘルムート・ライマン (チェロ)
 エミール・ケッシンガー (第2ヴィオラ)




アリア・レーベルのバルヒェット関連アルバム

バルヒェット四重奏団
 ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲

ASEL A04
\1800
詳細はこちら
バルヒェット四重奏団
 ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第13番ト長調Op.106
 ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第14番変イ長調Op.105
バルヒェット四重奏団

原盤:12inch VOX PL9250 - 1950年代中期 モノラル
    12inch VOX PL7570 - 1950年代中期 モノラル
録音:1950年代中期 モノラル

薄型ケース。折り返しジャケット、日本語表記、盤面印刷あり。

 今回HECTORにお願いしたのは、とにかく原盤のひなびた素朴な味わいを失わないようにしてもらうこと。
 以前のCANTUSはきれいに化粧されたのっぺりした音だったが、今回のアリア・セレクトの復刻はLPの特性をそのまま生かしたありのままの音になっている。

原盤ジャケット。赤と黒。



バルヒェットのバッハのヴァイオリン協奏曲

AR 0056
1CD-R\1700
通常盤

アリア・レーベル 第56弾

 ラインホルト・バルヒェット
  バッハ:
   ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV.1041
                第2番ホ長調BWV.1042
   2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043+
ラインホルト・バルヒェット (ヴァイオリン)
ウィル・ベー(第2ヴァイオリン)+
ワルター・ダヴィッソン指揮
シュトゥットガルト・プロ・ムジカ弦楽合奏団
AR 0056-F
1CD-R\2500
特別装丁盤
詳細はこちら
 通常盤は、ケースは薄型で、シンプルなデザインのジャケットと盤面印刷の仕様です。
 特別装丁盤はジュエル・ケース入り。表裏ジャケと盤面印刷の仕様です。
原盤:12inch VOX PL9150
録音:1950年代中期録音MONO

 針音や歪みなどのオリジナル・ノイズがありますがご了承ください。




A100-026
\1800

アントニオ・ぺドロッティ指揮&チェコ・フィル
 管弦楽作品集


ヴェルディ:歌劇「シチリア島の夕べの祈り」序曲
モンテヴェルディ:歌劇「オルフェオ」より(シンフォニア)
コレッリ:サラバンドとバディネリ
ボンポルティ:協奏曲第5番op.11-5 より(第2楽章 Adagio)
 ソロ・ヴァイオリン(Karel Sroubek)
ヴィヴァルディ:弦楽のためのシンフォニア ロ短調 「聖なる墓にて」
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 **
ラヴェル:「ダフ二スとクロエ」第2組曲 *
 Supraphon 10inch LPM36 & 35 -
  1951年録音MONO
 Supraphon 12inch DV5472 -
  1956年* & 1957年** 録音MONO
アントニオ・ぺドロッティ指揮
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


 アントニオ・ペドロッティは1901年トレントの生まれ。
 ローマ大学で文学を学ぶ傍らで聖チェチーリア音楽院でオットリーノ・レスピーギに作曲を師事した。
 1924年に作曲学科を卒業後、ベルナルディーノ・モリナーリの下で指揮法を学び、1938年から1944年までサンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団でモリナーリの助手を務めた。
 1950年から故郷のトレントに戻り、地元の音楽学校やオーケストラの指導を任された。
 トレントを活動の中心としながらも、スカラ座やミラノ・アンジェリクム合奏団等も指揮し、1970年代までチェコ・フィルハーモニー管弦楽団やプラハ交響楽団等にも頻繁に客演、「プラハの春」にも出演。
 1975年、トレントにて死去。
 1989年からペドロッティの名を冠した指揮者コンクールがトレントで行われている。人気の女性指揮者三ツ橋敬子は2008年第10回コンクールで史上最年少第1位を受賞した。


 さてここでは古今のイタリア・フランスものを取り上げたペドロッティ。
 これがまたいかす。
 どっしりした安定感と極上のエンターテイナーぶり。

 こんなにも魅力的な指揮者がいたのか。


A100-027
\1800
エッテル・シュスマン (ソプラノ)

 アンリ・デマン、 マラン・マレー、アンドレ・デトゥーシュ、
 リュリ、 カプラン、パスカル・コラス、 ゲール、 ムーレ
  による作品集(全11曲)  
  12inch L'Oiseau-Lyre OL50117 - 1950年代 パリ録音MONO
エッテル・シュスマン (ソプラノ)
ジャン=ピエール・ランパル(Fl)
ロジェ・アルバン(Vc)
ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(Clavecin)
ルイ・ド・フロマン指揮
オワゾリール・アンサンブル

 この声に惚れ込むのは素直な感性で聴いたからか・・・それとも、17世紀のフランス・オペラはこんな感じ!?
 アンゲルブレシュト指揮による「ドビュッシー:聖セバスチャンの殉教」1960年ライヴ録音盤(Disques Montaigne CD)で歌っている。(Ardmore)



 主役のソプラノはともかく、共演陣はすごい。
  

A100-028
\1800
エディット・ファルナディ
 リスト:ピアノ協奏曲第1・2番

  ピアノ協奏曲第1番変ホ長調*
   同 第2番イ長調*
  死の舞踏
  ハンガリー幻想曲

  12inch Westminster WST14125 1959年STEREO録音*&
   XWN18242 1956年録音MONO
(ピアノ) エディット・ファルナディ
エイドリアン・ボールト指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団*
ロンドン・フィルハーモニー

 史上最高の女流ピアニストのひとり。
 それがどういうわけか現在その名を知る人は少ない。

 エディット・ファルナディ。

 ファルナディは1921年生まれのハンガリーを代表するリスト弾き。
 テクニシャンとして知られ、 女流で初めてシュトラウス=ゴドフスキーの3大編曲を録音した。

 今年(2016年)後半最大のヒット作となった、アリア・レーベルのチャイコフスキーのコンチェルト。
 ARDMOREからはラフマニノフも出ていたが今回はリストが登場。
 


超ベストセラー/アリア・レーベル第71弾
ファルナディ(ピアノ)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番・第2番

ARD 0071
1CD-R\1800
第71弾
 エディット・ファルナディ(ピアノ)
  チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番・第2番
エディット・ファルナディ(ピアノ)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
ヘルマン・シェルヘン 指揮
原盤:ウエストミンスター 478022
録音:1954年 ウィーン・コンチェルトハウス(モノラル)

 ファルナディの隠れ名盤。チャイコフスキー。
 ここでファルナディは稀代の怪物指揮者のわがまま伴奏にまったくひるむことなくわが道を突き進む・・・。
 ヴィルトゥオーゾ的場面では「爺やはひっこんでなさい」とばかりに自分の世界をひけらかす。
 あっぱれ。

 そしてそんな状況で終楽章ラスト1分はどうなるか?

 皇女ファルナディは怪物シェルヘンをぶち負かす。本当にぶち負かすのである。



 
薄型ケースで、シンプルなデザインのジャケットと盤面印刷の仕様です。

フォーマットはCD-R。針音や歪みなどのオリジナル・ノイズがありますがご了承ください。
..

ARDMOREのファルナディのアルバム

原盤のジャケット

ARDMORE
A100-015
\1800
女王エディット・ファルナディ
 リスト:ピアノ編曲集(6曲)

  演奏会用パラフレーズ集より
   「リゴレット・パラフレーズ」(ヴェルディ作曲)
  紡ぎ歌 (オランダ人より ワーグナー作曲)
  ファウスト円舞曲 (グノー作曲)
  夕星の歌 (タンホイザーより ワーグナー作曲)
  大行進曲 (タンホイザーより ワーグナー作曲)
  「タンホイザー」序曲 (ワーグナー作曲)
   12inch (日) Westminster ML5258 -
    1950年代中期録音MONO
(ピアノ)エディット・ファルナディ

 ARDMOREによる執念の復刻。
 1枚目の白眉は最後の「タンホイザー」。
 テクニシャンでバリバリ行くのかと思ったら、大伽藍の帝国演奏。とてつもないスケール。このひとやはりそうとうな人物と見た。
 

原盤のジャケット

ARDMORE
A100-016
\1800
エディット・ファルナディ
 ヨハン・シュトラウス&ヨゼフ・シュトラウス:ピアノ編曲集(5曲)

  ワルツ「芸術家の生活」op.316 (ゴドフスキー編)
  「こうもり」 (ゴドフスキー編)
  ワルツ「酒、女、歌」 (ゴドフスキー編)
  「宝のワルツ」 (ドホナー二編)
  ピッツィカート・ポルカ (シュルホフ編)
   12inch Westminster XWN 18064 -
    1955年録音MONO
(ピアノ)エディット・ファルナディ

 一歩間違えるとただの余興アルバムになってしまいそうだが、この人の演奏には気品や風格がある。

ARDMORE
A100-021
\1800
エディット・ファルナディ
 
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
 ヘルマン・シェルヘン指揮
 ウィーン国立歌劇場管弦楽団
  12inch Westminster XWN 18275 -
   1952年録音MONO
シューベルト/リスト編:
 さすらい人幻想曲ハ長調D.760 Op.15 (管弦楽伴奏)
  エイドリアン・ボールト指揮
  ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
   12inch Westminster XWN 18275 -
    1956年録音MONO
(ピアノ)エディット・ファルナディ

 店主がファルナディのチャイコフスキーのコンチェルトを何とか復刻してほしいとARDMOREのオーナーに頼んだところ、さっそく「ラフマニノフならもっているよ」と。
 そこですぐに復刻をお願いし、かつてのTAHRA盤と聴き比べてみたが、さすがARDMORE、原盤の重厚さをそのままにすばらしい状態で仕上げてきた。
 そしてこのラフマニノフもシェルヘンとファルナディの超個性が真正面からぶつかり合う激しい演奏。上記チャイコフスキーに負けない凄まじい演奏になっている。
 これだけのピアニストが、そしてこれだけの演奏が長く陽の目を見ないというのはどういうことなのか・・・。


A100-029
\1800
レーヴェングート四重奏団
 モーツァルト:
  弦楽四重奏曲第11番Kv.171 第14番Kv.387 第16番Kv.428
  (12inch VOX PL6420 & Allegro AL26 -
   1947年 1950年代初期 MONO録音)
レーヴェングート四重奏団
 アルフレッド・レーヴェングート (第1ヴァイオリン)
 モーリス・フュエリ (第2ヴァイオリン)
 ロジェ・ロシュ (ヴィオラ)
 ピエール・バソー (チェロ)
 

A100-030
\1800
レーヴェングート四重奏団
 モーツァルト:
  弦楽四重奏曲第17番「狩」Kv.458  第19番「不協和音」Kv.465
   (10inch DG 16004 & 78rpm Gramophone DB11120/2 -
    1950年 1946年 MONO録音)
レーヴェングート四重奏団
 アルフレッド・レーヴェングート (第1ヴァイオリン)
 モーリス・フュエリ (第2ヴァイオリン)
 ロジェ・ロシュ (ヴィオラ)
 ピエール・バソー (チェロ)


 1929年パリで結成されたレーヴェングート四重奏団。

 1930年代から70年代まで半世紀近くにわたって活躍した。
 ロジェ・デュカスの指導を受けてデビュー、ポール・パレーやフローラン・シュミットらに絶賛されたという。
 楽器はアマティの古楽器を全員が使用したこともあり、ファン注目のアンサンブルとなった。

 アルフレッド・レーヴェングートはカペーSQのアンドレ・トゥーレに師事し、カペーが提唱する運弓法を身につけていたといわれる。
 カペーSQの流れを汲むベートーヴェン演奏で成功した彼らはモーツァルトにも挑み、とくにアメリカのALLEGROで録音したモーツァルトの第14番、第16番は、フランスの弦楽四重奏団として初めてアメリカで成功したケースといわれる(今回のA100-029)。その後彼らはドイツにも進出、ドイツ・グラモフォンと契約しハイドン、モーツァルト(今回のA100-030)、ドビュッシー、ラヴェルなどを録音し大きな人気を博した。


A100-031
\1800
ベーム&ウィーン・フィル
 40年代中番と50年代初頭のモーツァルト

モーツァルト:
 交響曲第41番「ジュピター」Kv.551
 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」kv.525
 交響曲第36番「リンツ」Kv.425 *
 (12inch VOX PL7760 - 1944年3月28,29日 /
  12inch Decca LXT2558 - 1950年9月*
  ウィーン・ムジークフェラインザール録音 MONO)
カール・ベーム指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 極めて珍しいベームの1940年代中番と50年代初頭のモーツァルト。






アリア・レーベル旧譜
めったに聴く機会のない1956年のベルリン・フィルとの
『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』

詳細
AR 0018
\1700
第18弾
 ベーム&ベルリン・フィル
  1956年 『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
   
モーツァルト:
    (1)交響曲第35番 ニ長調 K.385『ハフナー』
    (2)交響曲第38番 ニ長調 K.504『プラハ』
    (3)セレナーデ第13番 ト長調 K.525 『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
    (4)セレナーデ第6番 ニ長調 K.239 『セレナータ・ノットゥルナ』
カール・ベーム指揮
ベルリン・フィルハーモー管弦楽団
原盤:(1),(2)12inch DG SLPM138112 ステレオ
    (3),(4) 10inch DG LPE17101 モノラル
録音:(1),(2)1959年10月
    (3)1956年12月22日
    (4)1957年9月12-13日





アルバート・スポールディングの芸術

 



 アルバート・スポールディング(1888年 - 1953年)は、アメリカのヴァイオリン奏者。
 シカゴの生まれ。
 幼少の頃から、コントラルト歌手兼ピアニストでハープも堪能にした母マリー・ボードマンから音楽の手ほどきを受ける。
 夏はアメリカ、冬はイタリアのフィレンツェを行き来する生活を送っていたスポールディングは、7歳の時に叔母からヴァイオリンを送られ、フィレンツェではウルピアノ・チーティ、アメリカではジャン・ブイトラゴという2人の音楽教師の薫陶を受けることになった。
 またイタリアの作曲家アントニオ・スコントリーノに作曲法を学んでいる。

1903年にはチーティの勧めでボローニャ音楽院の卒業試験を受けて卒業証書を取得した。その後すぐにパリ音楽院に留学し、ナルシス=オーギュスタン・ルフォールのクラスで学んだ。
 1905年にヴァイオリン奏者としてパリでデビューを飾り、その年のうちにハンス・リヒター率いるロンドン交響楽団と共演した。1908年に帰国し、ニューヨークのカーネギー・ホールでウォルター・ダムロッシュの指揮するニューヨーク交響楽団と共演してアメリカ・デビューを飾った。その後はヨーロッパ各地を巡って国際的名声を確立した。
 第一次世界大戦には従軍するものの、終戦後に演奏活動を再開している。
 1941年にはサミュエル・バーバーのヴァイオリン協奏曲の初演ソリストを務めた。

 第二次世界大戦に従軍後、1945年ごろから演奏活動を減らすようになり、1950年にコンサート活動から引退した。
 ニューヨークにて死去。

 ちなみに同名の叔父は野球選手・監督としても活躍したスポーツ用品メーカー・スポールディングの創業者。




A100-032
\1800
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番 「クロイツェル」
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番より「シャコンヌ」
アルバート・スポールディング (ヴァイオリン)
ユリウス・ウォルファーズ (ピアノ)

(12inch Allegro 1675 - 1952年 1951年録音)MONO

A100-033
\1800
「1953年ボストン・ライヴ録音」 (全14曲収録)
 ブラームス:ハンガリー舞曲第1,2,8,9番
 ドビュッシー:月の光
 ラヴェル:ハバネラ
 ファリャ:スペイン舞曲
 シューベルト:アヴェ・マリア 
アルバート・スポールディング (ヴァイオリン)
ユリウス・ウォルファーズ (ピアノ)

(12inch Allegro 1693 & 4118 - 1953年録音MONO)

A100-034
\1800
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78「雨の歌」
ブラームス:ハンガリー舞曲集より (16曲)*
(ピアノ) エルンスト・フォン・ドホナー二
       アンソニー・コーイカー *
(ヴァイオリン) アルバート・スポールディング

12inch Remington R19984 & 19924 - 1950年代初期録音MONO




A100-035
\1800
シュトロス四重奏団
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番op.59-2 「ラズモフスキー第2番」
 ボッケリーニ:弦楽五重奏曲 ハ長調(G.310)
    Private tape - 1942年録音MONO
シュトロス四重奏団



 1930年代以降のドイツの弦楽四重奏団というとブッシュ弦楽四重奏団がまっさきに思い浮かぶが、もうひとつドイツが世界に誇った名団体がある。それがヴィルヘルム・シュトロス四重奏団。
 ブッシュSQの陰に隠れてもうひとつ目立たないシュトロスSQ。しかしポリドールに優れたベートーヴェンを多く残していて、多くの弦楽四重奏ファンがその復刻を待っている。リーダーのシュトロスは、ヨアヒムによって形成されたドイツの伝統を継承した重要な演奏家なのである。
 「クラシック名盤この1枚」の中で高橋新人氏が、「(シュトロス)氏の演奏からは、「作曲家に対する共感と敬意」が、率直にしかも深遠に感じられる」と語り、弦楽四重奏の「鬼」幸松肇氏も、「誠実なシュトロス弦楽四重奏団のファンは、今もって静かだが増加しつつある」と述べている。
 しかし残念ながら現在彼らのCDはごくわずか。
 今回の録音は1942年のプライベート・テープからの復刻。


ARDMORE シュトロス四重奏団
旧譜

A700-24
\2200
魔法にかかってしまう
  シュトロス四重奏団

 シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調D.956,Op.163
  12inch private RBS100 -
   1964年6月録音STEREO
シュトロス四重奏団
 ヴィルヘルム・シュトロス(第1ヴァイオリン)
 オスカー・ヤトコ(第2ヴァイオリン)
 ゲラルド・ルイメン(ヴィオラ)
 ルドルフ・メッツマッハ(第1チェロ)
 オズヴァルド・ウール(第2チェロ)

 今回の貴重な復刻はシューベルトの「五重奏曲」。「演奏が始まった瞬間から彼らの魔法にかかってしまう」と評された名演。


A700-01
\2200
モーツァルト:ホルン五重奏曲変ホ長調Kv.407
ウェーバー:クラリネット五重奏曲変ロ長調Op.34 *
 12inch ELITE SPECIAL PLPE30029 -
 1955年ウィーン録音MONO
(ホルン)ゴットフリート・リッター・フォン・フライベルク
(クラリネット)レオポルト・ウラッハ *
ヴィルヘルム・シュトロス四重奏団
【ボーナス・トラック】
 ベートーヴェン:ホルン・ソナタへ長調Op.17
  78rpm ColumbiaDX830/1  -
  1936年?録音MONO
(ホルン)ゴットフリート・リッター・フォン・フライベルク
(ピアノ)エラ・ペスル


 ウィーン・フィルの首席奏者を務めたフライベルク、ウラッハ、どこか鄙びた温かい演奏。なんとなくほのぼのとしているのである。もちろん管楽器ファンはウラッハやフライベルクの妙味に酔いしれるのだろうが、店主はまずはシュトロスのでしゃばらない気品あるヴァイオリンに感動した。全体的にとても大人というか、店主が独墺を旅したときに感じた、穏やかで非常に落ち着いたあの雰囲気を思わせてくれた。

 スイスEliteから発売されたLPで、今でもそのLPは高額品でなかなか入手できない。

 

A100-036
\1800
バルヒェット四重奏団
 ハイドン:弦楽四重奏曲 第77番 op.76-3 「皇帝」
 モーツァルト:弦楽四重奏曲 第17番 Kv.458 「狩」
  12inch Pantheon XP2560 -
   1950年代中期録音MONO
バルヒェット四重奏団

 モーツァルトの第17番は全集録音とは別。


 ラインホルト・ バルヒェットは1920年8月3日にシュトゥットガルトで生まれた。
 ヴュルツブルク音楽院で学んだ後、1943年にリンツ・ブルックナー管弦楽団に入団、1946年には名匠カール・ミュンヒンガー率いるシュトゥットガルト室内管弦楽団のコンサートマスターに就任、1955年には南西ドイツ室内管弦楽団のコンサートマスターに就任した。
 一方でソリストとしても盛んにレコーディングを行ない、1947年にはバルヒェット四重奏団を結成して室内楽活動も盛んに行うようになる。

 バルヒェットの演奏がそうであるように、バルヒェット四重奏団の演奏もなんとも地味で渋い。
 しかし何度聴いても飽きない。
 バルヒェットの味わい深いヴァイオリンの音色と、にじみ出るあたたかな人間性が音楽になんともいえない香りをにじませる。

 だがその高貴な芸術は、1962年、わずか41歳だったバルヒェットの自動車事故死により、この世から消え去ることになる。



バルヒェット四重奏団の名演から

ARIA LABEL
ASEL A04
\1800
バルヒェット四重奏団
 ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第13番ト長調Op.106
 ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第14番変イ長調Op.105
バルヒェット四重奏団

原盤:12inch VOX PL9250 - 1950年代中期 モノラル
    12inch VOX PL7570 - 1950年代中期 モノラル
録音:1950年代中期 モノラル

薄型ケース。折り返しジャケット、日本語表記、盤面印刷あり。

 第13番。
 ここでバルヒェットは何もしていない。 本当に何もしていない。 ただ弾いているだけなのである。
 なのに、この第2楽章。

 こんなにも厳しく美しく、しかも救いに満ちた第13番の第2楽章を聴いたことがあるだろうか。
 ベートーヴェンの後期の作品に匹敵しうるこの壮絶で悲しみに満ちた作品を、バルヒェットはなんとも淡々と何のてらいもなく弾き上げる。
 しかし聴き終ったあとに残る、この胸に迫る熱い感情。

 この第14番。
 ドヴォルザークがアメリカからボヘミアに戻り、作風もベートーヴェンに追随するかのような「絶対音楽」を追い求めるようになり、ロマンティックでありながら純度の高い単純さを顕現した作品。

 その第4楽章。

 陰鬱さと明朗さ、悲劇性と歓喜、そうした人間のさまざまな相反する要素を矛盾なく包含するこの楽章。だが演奏する側はともするとどっちつかずの表現に陥りやすい。
 そうしたなかでバルヒェット、いつものようになんのてらいもなくまるで座禅を組むかのようにただただ無心に奏でていく。
 その自然なこと、その崇高なこと。
 

米ESSENTIAL
12522
(1CD-R)
\2400
バルヒェット四重奏団初録音
 ハイドン:弦楽四重奏曲作品76-1
                 作品76-6
 シューベルト:弦楽四重奏断章 D.703
バルヒェット四重奏団

録音:1940年代 モノラル

 バルヒェット四重奏団のファースト・レコーディングというアルバムを見つけた。
 レーベルは聞いたことのないESSENTIALというところ。CD-Rのようだが、ライセンスを取ってリリースしているらしい。

 取り上げた曲はハイドンの「エルデーディ」から1番と6番。
 どちらかという地味な作品でそう頻繁に取り上げられる曲ではない。しかしこういう隠れた名品をひっそりと録音するあたりがバルヒェットらしい。
 
 そして有名なシューベルトの D.703 は端正で力強く、団体結成すぐのこの時点ですでに彼らの個性が完成されていたことを認識させられる。
 あわてず騒がず、変に煽ることも深刻ぶることもない。しかし淡々とした歌の向こうに潜む深い心象。


 
 
A100-037
\1800
パウル・ヴィトゲンシュタイン
 ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
 シューベルト:海の静けさ(リスト編)
 バッハ:シャコンヌ(ブラームス編)
 レーガー:「ロマンス」「前奏曲とフーガ」
  12inch Period SPL742 - 1950年代後期録音MONO
(ピアノ)パウル・ヴィトゲンシュタイン
マックス・ルドルフ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団


 パウル・ウィトゲンシュタイン( 1887年5月11日 - 1961年3月3日)は、オーストリア生まれのピアニスト。
 第一次世界大戦で右腕を失った後も演奏活動を続け、多くの有名な作曲家に左手だけで演奏可能な作品を委嘱したことで有名である。
 実業家の息子としてウィーンに生まれる。2歳年下の弟に哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインがいる。
 ウィトゲンシュタイン家には多くの著名な文化人が出入りしており、その中には
 ブラームス、マーラーそしてリヒャルト・シュトラウスもいて、パウルはこれら作曲家と連弾で演奏もしたという。

 第一次世界大戦で戦傷を負い、そのため右腕を切断しなければならなかった。
 しかし傷が回復するにつれ、彼は左腕だけで演奏活動を続ける決心を固める。
 そこで彼は有名な作曲家たちに自分のための曲を作曲してもらえるよう交渉。ブリテン、ヒンデミット、コルンゴルトなどがそれに応じて作曲した。
 中でもモーリス・ラヴェルの「左手のためのピアノ協奏曲」は有名であり、パウル・ウィトゲンシュタインの名もこの曲で後世に残ることになった。


A100-038
\1800
エールリング・ブロンダール・ベングトソン
 べートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番
 バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番
 グラナドス:
  演奏会用アレグロ *
   アンダルーサ(スペイン舞曲第5番)*
   12inch Symphonicum Europae SE15016 - 1960年代初期録音MONO
(チェロ)エールリング・ブロンダール・ベングトソン
(ピアノ)ピエリーノ・ガンバ *

 コペンハーゲン生まれのチェリスト、エールリング・ブレンダール・ベンクトソンは1932年生まれ。2013年の6月6日に亡くなった。

 わずか4歳で最初の公演を行い、7才にしてオーケストラと初共演するなどその非凡さを発揮。16才でアメリカに渡り、翌年カーティス音楽院であのピアティゴルスキーのアシスタントを務め、さらに翌年にはピアティゴルスキーの後任に指名された。
 5年後にデンマークに渡り、コペンハーゲンのデンマーク王立音楽アカデミーの教授を務めていたが、1990年にアメリカに戻り、ミシガン大学で教職に就いていた。

 そんなわけで演奏家としてよりも教育者として知名度が高かったベンクトソンだが、少なからず録音も残している。多くはDANACORDからリリースされているが、これはさらに珍しい1960年代の録音。

DANACORD ベングトソン特集、こちらへ。


*****

 店主がびっくりしたのは伴奏のピエリーノ・ガンバ。
 そうあの人である。

 アリア・レーベル第31弾
 ピエリーノ・ガンバ指揮&ロンドン交響楽団 ロッシーニ:序曲集



 

 
A100-039
\1800
ジャクリーヌ・ルフェーヴル
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」
 ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタop.1-15
 コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ op.5-11
  10inch (F)DEVA M22 & 7inch JM2 -
   1950年代中期録音MONO
(ヴァイオリン) ジャクリーヌ・ルフェーヴル
(ピアノ)モーリス・ビューロ
  
 

A100-040
\1800
モーリス・ジャンドロン
 ハイドン:チェロ協奏曲第2番二長調
 サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番
 リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
 サン=サーンス:白鳥
 シューマン:トロイメライ
 ヘンデル:ラルゴ
 クライスラー:愛の悲しみ
 バッハ:コラール  (ほか全10曲)
  12inch Oceanic OCS23 & PH G05 420R -
   1950年代初期&後期録音MONO
(チェロ)モーリス・ジャンドロン
ステルンベルク指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
(ピアノ)ピーター・ガリオン
 
A100-041
\1800
アルチェオ・ガリエラ指揮&フィルハーモニア管
 ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調
 ロッシー二:(レスピーギ編)風変わりな店
  12inch Entre (Columbia) RL3035 &
   10inch Columbia 33S1009 -
    1950年1953年録音MONO
アルチェオ・ガリエラ指揮
フィルハーモニア管弦楽団
 

A100-042
\1800
軽妙可憐!
 イングリット・へブラー
  ショパン:17のワルツ集
(ピアノ)イングリット・へブラー

 12inch FONA PW5 - 1962年 ウィーン録音MONO
 同じテイクで擬似に近いステレオ録音もある。(今回のモノラルテイクは聴きやすい)

 

 A700シリーズからリリースされたショパンのノクターンは1950年代のフレッシュな演奏でファンを喜ばせた。
 今回は1960年代初頭のワルツ。

 これが高雅で品格がありながら可憐!
 こんな可愛くて愛らしいショパン、久々に聞いた。

 ヘブラーという人が一時期熱狂的に日本で受け容れられたのも納得。

 とくに第6番変ニ長調 作品64-1の「子犬」と呼ばれるワルツの軽妙さと心地よさ。
 まるで貴族の遊戯のような!
 ひょっとしたらモーツァルトよりもいいんじゃないかというこの洒落た味わい。

 これまでのCDは擬似ステで変な音だったが今回はモノラルで随分聞きやすくなっている、と製作者が自信を持って語っていた。

 これはおすすめ。



ARDMORE700シリーズで好評のヘブラー・シリーズ
A700-17
\2200
へブラー(Vol.1)
ショパン:夜想曲 第1番〜第11番
 (12inch VOX 2007 - 1960年録音MONO)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第6番変ロ長調Kv.238*
 (12inch VOX PL9290 - 1955年録音MONO)
イングリット・へブラー(ピアノ)
ハインリッヒ・ホルライザー指揮*
プロ・ムジカ管弦楽団 (ウィーン)*
 
A700-18
\2200
へブラー(Vol.2)
ショパン:夜想曲 第12番〜第21番
 (12inch VOX 2007 - 1960年録音MONO)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第8番ハ長調Kv.246*
 (12inch VOX PL9290 - 1955年録音MONO)
イングリット・へブラー (ピアノ)
ハインリッヒ・ホルライザー指揮*
プロ・ムジカ管弦楽団(ウィーン)*

 日本人ファンが多いことで知られるイングリット・へブラー、その珍しい50年代60年代の録音。
 ショパンの夜想曲とモーツァルトのピアノ協奏曲2曲が聴ける。

 ヘブラーは1950年代初頭にジュネーヴ国際コンクールで第2位、そして1954年にミュンヘン国際コンクールに入選、シューベルト・コンクールで優勝。その年のモーツァルト・マチネーに出演して好評を博しその頃からモーツァルト演奏家としての道を歩むようになった。そして1960年代半ばにモーツァルト・ピアノ・ソナタ全集、ピアノ協奏曲全集を録音、ここでモーツァルト弾きとしての様式を確立させたと言われる。

 今回の録音はその10年前のモーツァルトと5年前のショパンなわけである。
 ここでのヘブラーは、逆にモーツァルト弾きとして個性を確立させていないというそのフレッシュさが魅力。ある種奔放で原石的な個性を楽しむことができるのである。
A700-23
\2200
へブラー(Vol.3)
 モーツァルト:
  ピアノ四重奏曲第1番ト短調Kv.478
  同 第2番変ホ長調Kv.493
   12inch (F)VOX DL740 -
    1950年代後期 ウィーン録音MONO
(ピアノ)イングリット・へブラー  
ウィーン弦楽三重奏団

 実はこの録音は、のちのステレオ録音が有名すぎて存在すら知られていない音源・・・。
 1950年代初頭にジュネーヴ国際コンクールで第2位、そして1954年にミュンヘン国際コンクールに入選、シューベルト・コンクールで優勝。
 今回の録音はその頃の録音。
 モーツァルト弾きとして個性を確立させていないそのフレッシュさが魅力。実はウィーン生まれというヘブラーがウィーン弦楽三重奏団と組んだ優雅で新鮮で粋な演奏になっている
A700-26
\2200
へブラー(Vol.4)
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第13番ハ長調 Kv.415
  同 第24番ハ短調 Kv.491
   12inch (F)VOX PL10080 -
    1950年代後期 ウィーン録音MONO
(ピアノ)イングリット・へブラー
パウル・ワルター指揮
プロ・ムジカ管弦楽団 (ウィーン)

 第4弾として登場した第13番、第24番。
A700-29
\2200
へブラー(Vol.5)
 シューベルト:4つの即興曲 D.899 op.90 & D.935 op.142

  12inch (UK)VOX PL8940 -
   1954年ウィーン録音MONO
イングリット・へブラー(ピアノ)
 
  ヘブラーは1950年代初頭にジュネーヴ国際コンクールで第2位、そして1954年にミュンヘン国際コンクールに入選、シューベルト・コンクールで優勝。その年のモーツァルト・マチネーに出演して好評を博しその頃からモーツァルト演奏家としての道を歩むようになった。そして1960年代半ばにモーツァルト・ピアノ・ソナタ全集、ピアノ協奏曲全集を録音、ここでモーツァルト弾きとしての様式を確立させたと言われる。

 先日からARDMOREが熱心に復刻を続けるヘブラー録音はヘブラーの活動初期時代、1950年代の今となっては珍しいもの。

 今回はウィーン国際シューベルト・コンクールで第1位を取った1954年の、ウィーンでのシューベルト録音。
 ヘブラー・ファンにとっては非常に喜ばしい復刻。
A700-30
\2200
へブラー(Vol.6)
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第18番変ロ長調 Kv.456
   同 第27番変ロ長調Kv.595

   12inch Fontana 875 034CY -
    1959年5月 ウィーン録音STEREO
(ピアノ)イングリット・へブラー
クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮
ウィーン交響楽団
  ヘブラー、1950年代のモーツァルト:ピアノ協奏曲録音シリーズ。
 今回は30歳、ひょっとしたらまだ20代のドホナーニの伴奏指揮というのがなんとも贅沢。



A100-043
\1800
ファルナディ、再び
 シェルヘンとのリスト/ピアノ協奏曲第1・2番

 リスト:ピアノ協奏曲第1番 * 第2番 *
 ウェーバー:序曲集
  (歌劇「オベロン」 「アブハッサン」 「オイリアンテ」 
   劇音楽「プレチオーザ」 ジャベル)  全5曲
    12inch Westminster WL 5168 & WST14042 -
    1952年MONO* 1958年STEREO録音
(ピアノ)エディト・ファルナディ *
ヘルマン・シェルヘン指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団*
パリ国立歌劇場管弦楽団
 

 史上最高の女流ピアニストのひとり。
 それがどういうわけか現在その名を知る人は少ない。

 エディット・ファルナディ。

 ファルナディは1921年生まれのハンガリーを代表するリスト弾き。
 テクニシャンとして知られ、 女流で初めてシュトラウス=ゴドフスキーの3大編曲を録音した。

 9歳の時リスト音楽アカデミーに入学し、バルトーク等に師事。ショルティ、アニー・フィッシャー、ルイ・ケントナーと同門だった。
 12歳で行われた初の公開演奏ではベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を指揮しながら弾いたといわれ、在学中にリスト賞を2度受賞したという正真正銘の天才。繰り返すが史上最高の女流ピアニストのひとりである。



 昨年リリースされたARDMORE、そしてアリア・レーベルのアルバムは猛烈なベストセラーを記録した。

 そんなファルナディ、今度は彼女の最大の得意曲リスト、そのコンチェルト。

 シェルヘン、今回は初めからファルナディを立てようと思っていたのか、あんまり悪さはしない。
 そのなかで例によって自由自在、奔放華麗に自分の芸術性を燦然と輝かせるファルナディ。

 ここは私のセンター・コートとでもいわんばかり。

 その分チャイコフスキーのような異常演奏にはなっていないが、ファルナディのピアノがいやというほど楽しめる。

 実はファルナディはこのあと1959年にボールトと共演してステレオで再録音しているが、それはわりとおとなしかった・・・。
 しかしこっちはシェルヘン。いやがおうにも盛り上がるわけである。


 そして後半のパリ国立歌劇場管弦楽団とシェルヘンの融通無碍なるリスト管弦楽曲集。
 こちらも匂い立つような演奏である。


 
A100-044
\1800
ファルナディ〜リスト:ピアノ作品集
 愛の夢(3つのノクターン)
 バラード第1番 第2番  
 2つの伝説
  12inch Westminster WL5321 - 1954年録音MONO
(ピアノ)エディト・ファルナディ

  


 そしてこちらはまさに彼女の十八番、リスト:ピアノ作品集




超ベストセラー/アリア・レーベル第71弾
ファルナディ(ピアノ)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番・第2番

ARD 0071
1CD-R\1800
第71弾
 エディット・ファルナディ(ピアノ)
  チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番・第2番
エディット・ファルナディ(ピアノ)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
ヘルマン・シェルヘン 指揮
原盤:ウエストミンスター 478022
録音:1954年 ウィーン・コンチェルトハウス(モノラル)

 そのファルナディに、シェルヘンと組んだとんでもないチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の録音がある。

 ファルナディにとってシェルヘンは30歳も年上の超先輩、しかも1954年なのでシェルヘンがウエストミンスターでブイブイ言わせていた人生絶頂期のころ。
 そんな状況を分かってかシェルヘンは33歳の美人ピアニストを挑発しまくって怪物キャラを発揮。冒頭からまったくピアノと合わせようとしない。

 店主が今まで聞いた中で最もピアノとオケが合っていない演奏である。

 ・・・しかし考えようによってはファルナディもあわせようとしていないということでもある。

 稀代の怪物指揮者のわがまま伴奏にまったくひるむことなくわが道を突き進む皇女ファルナディ・・・。
 当然ヴィルトゥオーゾ的場面では「爺やはひっこんでなさい」とばかりに自分の世界をひけらかす。
 あっぱれ。

 そしてそんな状況で終楽章ラスト1分はどうなるか?

 皇女ファルナディは怪物シェルヘンをぶち負かす。
 
 ラストのラスト、怪物シェルヘンはオケもろとも、もんどりうってぶっ倒れるのである。
 嘘だと思うかもしれないが、本当に「どどど」というような地響きとともにすさまじいラストを迎える。

 おそらくシェルヘン、これがやりたかったのだ。主役はやはりファルナディだよ、と。


 
薄型ケースで、シンプルなデザインのジャケットと盤面印刷の仕様です。
フォーマットはCD-R。針音や歪みなどのオリジナル・ノイズがありますがご了承ください。

..


ARDMOREのファルナディのアルバム

原盤のジャケット

ARDMORE
A100-015
\1800
女王エディット・ファルナディ
 リスト:ピアノ編曲集(6曲)

  演奏会用パラフレーズ集より
   「リゴレット・パラフレーズ」(ヴェルディ作曲)
  紡ぎ歌 (オランダ人より ワーグナー作曲)
  ファウスト円舞曲 (グノー作曲)
  夕星の歌 (タンホイザーより ワーグナー作曲)
  大行進曲 (タンホイザーより ワーグナー作曲)
  「タンホイザー」序曲 (ワーグナー作曲)
   12inch (日) Westminster ML5258 -
    1950年代中期録音MONO
(ピアノ)エディット・ファルナディ

 ARDMOREによる執念の復刻。
 1枚目の白眉は最後の「タンホイザー」。
 テクニシャンでバリバリ行くのかと思ったら、大伽藍の帝国演奏。とてつもないスケール。このひとやはりそうとうな人物と見た。
 

原盤のジャケット

ARDMORE
A100-016
\1800
エディット・ファルナディ
 ヨハン・シュトラウス&ヨゼフ・シュトラウス:ピアノ編曲集(5曲)

  ワルツ「芸術家の生活」op.316 (ゴドフスキー編)
  「こうもり」 (ゴドフスキー編)
  ワルツ「酒、女、歌」 (ゴドフスキー編)
  「宝のワルツ」 (ドホナー二編)
  ピッツィカート・ポルカ (シュルホフ編)
   12inch Westminster XWN 18064 -
    1955年録音MONO
(ピアノ)エディット・ファルナディ

 一歩間違えるとただの余興アルバムになってしまいそうだが、この人の演奏には気品や風格がある。

ARDMORE
A100-021
\1800
エディット・ファルナディ
 
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
 ヘルマン・シェルヘン指揮
 ウィーン国立歌劇場管弦楽団
  12inch Westminster XWN 18275 -
   1952年録音MONO
シューベルト/リスト編:
 さすらい人幻想曲ハ長調D.760 Op.15 (管弦楽伴奏)
  エイドリアン・ボールト指揮
  ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
   12inch Westminster XWN 18275 -
    1956年録音MONO
(ピアノ)エディット・ファルナディ

 店主がファルナディのチャイコフスキーのコンチェルトを何とか復刻してほしいとARDMOREのオーナーに頼んだところ、さっそく「ラフマニノフならもっているよ」と。
 そこですぐに復刻をお願いし、かつてのTAHRA盤と聴き比べてみたが、さすがARDMORE、原盤の重厚さをそのままにすばらしい状態で仕上げてきた。
 そしてこのラフマニノフもシェルヘンとファルナディの超個性が真正面からぶつかり合う激しい演奏。上記チャイコフスキーに負けない凄まじい演奏になっている。
 これだけのピアニストが、そしてこれだけの演奏が長く陽の目を見ないというのはどういうことなのか・・・。

A100-028
\1800
こちらはボールト指揮1959年
 エディット・ファルナディ
  リスト:ピアノ協奏曲第1・2番

   ピアノ協奏曲第1番変ホ長調*
    同 第2番イ長調*
   死の舞踏
   ハンガリー幻想曲

   12inch Westminster WST14125 1959年STEREO録音*
    XWN18242 1956年録音MONO
(ピアノ) エディット・ファルナディ
エイドリアン・ボールト指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団*
ロンドン・フィルハーモニー

 ファルナディは1921年生まれのハンガリーを代表するリスト弾き。
 テクニシャンとして知られ、 女流で初めてシュトラウス=ゴドフスキーの3大編曲を録音した。

 今回はボールトとのリストが登場。 


A100-045
\1800
悶絶必至のトスカニーニの爆裂演奏
 最後のブエノスアイレス公演の「第9」

 ベートーヴェン:交響曲第9番 二短調 Op.125 「合唱」
  1941年7月24日 ブエノスアイレス ライヴ録音
   MONO − Private Tape
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
コロン劇場管弦楽団&合唱団
(S) ユディト・へドヴィヒ
(A) リディヤ・キンダーマン
(T) ルネ・メゾン
(B) アレクサンダー・キプ二ス

 今から13年前、拙著「クラシックは死なない!」で紹介していた、1941年7月24日、トスカニーニ最後のブエノスアイレス公演の「第9」。

 これまでARIOSO、M&A、GUILD HISTORICAL といろいろなレーベルで登場し、そのたびに大きな話題になっていた悶絶必至のトスカニーニの爆裂演奏である。

 さっそくサンプルを聞かせてもらったが、店主が最初に聴いたARIOSOなどに比べると随分音質はよくなっていた。


 ということで以前のコメントをどうぞ。

 「とんでもないものを聴いてしまった。

 1941年7月24日。トスカニーニ最後のブエノスアイレス公演。

 トスカニーニの異常性を知るには格好の1枚と言っていい。

 当時のブエノスアイレスが音楽先進地であることはわかるが、ここまで燃えるかトスカニーニ。
 この激烈ぶっ飛びの第9を聴かされたら、いくらトスカニーニが過激な指揮者だったとわかっていたとはいえ、これまでのこの指揮者への認識を改めなければならなくなる。

 しょっぱなからとても第9とは思えないテンションの高さ。
 ティンパニの強打は録音のせいかもしれないが、それにしてもその異常な推進力は正気の沙汰じゃない。
 そしてオーケストラも狂ったような興奮状態。
 アンサンブルは崩壊寸前で、勢いに任せて次のパッセージにいくといった綱渡り。
 こんなテンションで行ったらこれからどうなんるんだという心配をよそに、第2楽章ではさらに壮絶な地獄絵巻を展開し激しいノイズを完全に打ち消す。山師が純朴な村人をだまして血祭りに上げているかのよう。

 ・・・これはただのオーケストラいじめではないのか。
 トスカニーニ、何かいやなことがあったのか、それともとんでもなく嬉しかったのか、何かがなければこんなとんでもない演奏は生まれない。

 ・・・ただ終盤にかけて理性を取り戻したのか少しノーブルな演奏に変質していく。が、第1,2楽章の異常性は、是非是非一聴の価値あり。こんな体験なかなかできません!」

 (「クラシックは死なない!」より)


A100-046
\1800
ゲオルク=フリードリヒ・ヘンデルのヴァイオリン
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲二短調MWV O3 *
 ヴィヴァルディ:
  ヴァイオリン協奏曲イ短調RV356
  2つのヴァイオリン協奏曲二短調RV514 +
  3つのヴァイオリン協奏曲へ長調RV551 ++
   Private Tape *  & 12inch CFD 332  -
     1960年代録音 STEREO
(ヴァイオリン)ゲオルク=フリードリヒ・ヘンデル
クラウス・シュルップ +    
ハンス・ブンテ++
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管弦楽団

 ゲオルク=フリードリヒ・ヘンデルは1930年生まれのドイツのヴァイオリニスト。
 ザール放送室内管弦楽団のコンマス兼独奏者を務めていた。
 ドイツ・バッハ・ゾリスデンの一員でもあり、オーボエのヴィンシャーマンとはたびたび録音を行っていてバッハの録音を得意としていたが、まさかメンデルスゾーンの録音があるとは。
 ちなみにニ短調の若書きのほうのコンチェルト。でもヘンデルのヴァイオリンは美しい。




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