≪第91号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その10 2017/4/4〜
4/7(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
HAENSSLER
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HC 17014
(8CD)
特別価格\4400
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テレマン:宗教曲集 |
CD 1(58’04”) 祝祭カンタータ集
・「主よ、生きよ」 TVWV 1:284/
・「あなたに感謝と栄光が歌われますように」TVWV
1:413/
・「勇気も心も 砕けてしまって」 TVWV
1:243/
ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)、フランツ・フィッツトゥム(カウンターテナー)、
クラウス・メルテンス(バス、バリトン)、ウルリヒ・シュテッツェル(指揮)、
コレギウム・ヴォカーレ・ジーゲン、ハノーヴァー宮廷楽団
録音:2014年5月26-28日/マルティニ教会(ジーゲン)
CD 2(48’52”) 祝祭カンタータ集
・「私は知っている、わが救い主が生きていることを」
TVWV 1:873/
・「神は喜び叫ぶ声と共に昇り」TVWV 1:642/・「神の愛の現れしとき」
TVWV 1:165
ステファニー・ブスト(ソプラノ)、アンジェラ・フロマー(アルト)、
ゲオルク・ポプルッツ(テノール)、イェンス・ハマン(バス)、
ウルリヒ・シュテッツェル(指揮)、コレギウム・ヴォカーレ・ジーゲン、ハノーヴァー宮廷楽団
録音:2010年10月7-10日/マルティニ教会(ジーゲン)
CD 3(77’47”)
・オラトリオ「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、全能者である神、主」
TWV 2:6
(ハンブルク、1747)
モニカ・マウヒ(ソプラノ)、ラルフ・ポプケン(アルト)、アンドレアス・ポスト(テノール)、
アルブレヒト・ペール(バス)、ウルリヒ・シュテッツェル(指揮)、コレギウム・ヴォカーレ・ジーゲン、
トランペット・コンソート・フリードマン・インマー、ハノーヴァー宮廷楽団
録音:2004年10月21 &22日/マルティニ教会(ジーゲン)
CD 4(53’39”)
・講和カンタータ「神よ、人は汝をひそかにたたう」TWV
14:12(1763)(講和条約締結のための音楽より)
ダグマル・リンデ(アルト)、マックス・チョレク(テノール)、ライムント・ノルテ(バス)、
アヒム・リュック(バス)、ウルリヒ・シュテッツェル(指揮)、コレギウム・ヴォカーレ・ジーゲン、
トランペット・コンソート・フリードマン・インマー、ハノーヴァー宮廷楽団
CD 5(56’35”) 祝典カンタータ集
・「すべての国よ、主を賛美せよ」TWV 1:1061/・「ただ愛する神の摂理にまかす者」TWV
1:1593/
・「死は勝利の内に呑み込まれた」 TWV
1:320
ドロテー・フリーズ(ソプラノ)、メヒティルト・ゲオルグ(アルト)、
アンドレアス・ポスト(テノール)、アルブレヒト・ペール(バス)、
ウルリヒ・シュテッツェル(指揮)、コレギウム・ヴォカーレ・ジーゲン、
トランペット・コンソート・フリードマン・インマー、ハノーヴァー宮廷楽団
CD 6(38’29”)
CD 7(40’23”)
マタイ受難曲(1746 年版)
バルバラ・シュリック(ソプラノ)、クラウディア・シューベルト(アルト)、
ヴィルフリート・ヨッヘンス(テノール)、シュテファン・デール(テノール)、
アヒム・リュック(バス)、ハンス=ゲオルク・ヴィンマー(バス)、ウルリヒ・シュテッツェル(指揮)、
コレギウム・ヴォカーレ・ジーゲン、バロック管弦楽団「ストラヴァガンツァ」ケルン
CD 8(55’33”) アルトのためのカンタータとオード集
・カンタータ「岐路に立つティルシス」/・「孤独」/
・カンタータ「暗闇と死の影の後に」/・カンタータ「私に永遠の場所などない」
ルネ・ヤーコプス(アルト)、ベルリン古楽アカデミー
録音:1989 年/イエス・キリスト教会(ベルリン) |
ヘンスラー・レーベルよりテレマンの宗教曲集がお買い得BOXで登場!
ヘンスラー・レーベルからリリースされたシュテッツェル指揮、コレギウム・ヴォカーレ・ジーゲンとハノーヴァー宮廷楽団によるテレマンの宗教曲集がお買い得BOX
で登場します。
リリース当時世界初録音を手掛けてきた当シリーズは非常に高い評価を受け、フランス的な響きとイタリア的な響きを併せ持つテレマンならではの軽快かつ美しい旋律を存分に味わえる内容となっております。
またディスク8 は古楽界の大御所コンビ、ルネ・ヤーコプスとベルリン古楽アカデミーによるテレマンのカンタータとオード集を収録。こちらはDelta
Musicレーベルより1991 年にリリースされた内容のライセンス再発売(プロフィール・レーベルからもリリース済)。
今では古楽界の指揮者として知られるヤーコプスがカウンターテナー歌手として活動していた晩期の名録音ですが、その柔らかく気品あふれる歌声は相変わらず見事なものです。
テレマンの高雅な旋律にぴったりなヤーコプスの美声を、艶やかな高音域から深みのある低音域にいたるまでたっぷりと堪能することができる内容です!
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MIRARE
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「ラ・ダンス 舞曲の祭典」
ダンスをテーマに選曲されたコンピレーション |
[CD1]
・ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 ホ短調 op.72-2/
アントニ・ヴィト(指揮)、シンフォニア・ヴァルソヴィア
・グリーグ:「アニトラの踊り」(ペール・ギュント第1組曲より)/
ドミトリー・リス(指揮)、ウラル・フィルハーモニー管弦楽団*
・ショパン:ピアノ協奏曲第1 番 ホ短調より第3
楽章ロンド/
ベレゾフスキー(ピアノ)、アンサンブル・オルケストラル・ドゥ・パリ、ジョン・ネルソン(指揮)
・ブラームス:ハンガリー舞曲第4番 嬰ヘ短調/山田和樹(指揮)、ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
・バルトーク:ルーマニア風ポルカ、速い踊り(「ルーマニア民俗舞曲」より)/
ゴルダン・ニコリッチ(指揮)、オーヴェルニュ管弦楽団*
・ファリャ:「火祭りの踊り」(「恋は魔術師」より)/
ジャン=フランソワ・エッセール(指揮)、ポワトゥ=シャラント管弦楽団
・ボロディン:だったん人の踊り/ウラル・フィルハーモニー管弦楽団、ドミトリー・リス(指揮)*
・アルトゥーロ・マルケス:ダンソン・ヌメロ・ドス/
シンフォニア・ヴァルソヴィア、アンドリス・ポガ(指揮)*
・バーンスタイン:マンボ(「ウェスト・サイド・ストーリー」より)/
シンフォニア・ヴァルソヴィア、ロヴェルト・トレヴィーノ(指揮)*
・ラヴェル:ボレロ/ラムルー管弦楽団、フェイサル・カルイ(指揮)
[CD2]
・J.S.バッハ:イギリス組曲第2番 イ短調
BWV 807よりブレーI&II/
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(ピアノ)
・J.S.バッハ:パルティータ第1番 変ロ長調
BWV 825よりプレリュード/
クレール=マリ・ル・ゲ(ピアノ)
・ハイドン:ピアノ・ソナタ第59番 変ホ長調
Hob.XVI:49より終楽章/イド・バル=シャイ(ピアノ)
・モーツァルト:デュポールのメヌエットによる9
つの変奏曲 K573より/
アンヌ・ケフェレック(ピアノ)
・シューベルト:ハンガリー風のメロディ
ロ短調 opp.120 D817/シャニ・ディリュカ(ピアノ)*
・ショパン:マズルカ op.30-1 ハ短調、op.30-2
ロ短調/イド=バル・シャイ(ピアノ)
・ブラームス:ワルツ集「愛の歌」op.52a(4手のための)ホ長調
より/
エンゲラー&ベレゾフスキー(ピアノ)
・ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 ホ短調 op.72-2/デセール&シュトロッセ(ピアノ)
・ファリャ:隣人たちの踊り(「三角帽子」より)/ルイス・フェルナンド・ペレス(ピアノ)
・ショパン:マズルカ op.33-4 ロ短調/イド=バル・シャイ(ピアノ)
・ブラームス:ハンガリー舞曲第4番 嬰ヘ短調/エンゲラー&ベレゾフスキー(4手連弾)
・シャブリエ:村の踊り(「10の絵画的小品」より)/エマニュエル・シュトロッセ(ピアノ)
・ボロディン:「だったん人の踊り」よりプレスト(ソコロフ編)/デュオ・ヤーコーテク
・チャイコフスキー:ワルツ(「眠れる森の美女」(ラフマニノフ編4手版)より)/
エンゲラー&ベレゾフスキー(4手連弾)
・リスト:小人の踊り(「演奏会用練習曲」より)/ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(ピアノ)
・チャイコフスキー:木の兵隊の行進(「子供のアルバム」op.39より)/ブリジット・エンゲラー(ピアノ)
・グリーグ:小人の行進(妖精トロルの行進)抒情小品集op.54より/シャニ・ディリュカ(ピアノ)
・ブラームス:ハンガリー舞曲第21番 ホ短調/エンゲラー&ベレゾフスキー |
LFJ 音楽祭2017「ラ・ダンス 舞曲の祭典」ダンスをテーマに選曲されたコンピレーションがMIRARE
から登場
毎年ゴールデン・ウィークに開催されるクラシックの祭典、ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン音楽祭(LFJ)。2017
年今年のテーマは「ラ・ダンス 舞曲の祭典」。ルネサンスから現代まで600
年間の音楽を、ダンスやリズムという切り口で俯瞰します。
この音楽祭のために編まれた、テーマに沿った作品を集めたコンピレーションの登場です。
MIRARE が誇るアーティストたちによる一流の演奏でおたのしみ頂けます。MIRARE
からの既出音源に加え、一部初登場音源(*)も含まれます。
音楽祭の世界を一足先に体感できる、魅力満載のプログラムです!
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PENTATONE
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PTC 5186565
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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マレク・ヤノフスキ&ベルリン放送交響楽団
ベートーヴェン(1770-1827):
ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123
(I.キリエ 9’22”+
II.グローリア 15’41”+
III.クレド 16’59”+
IV.サンクトゥス-ベネディクトゥス 15’26”+
V.アニュス・デイ 15’32”=73’04”) |
レギーネ・ハングラー(ソプラノ)
エリーザベト・クールマン(メゾ・ソプラノ)
クリスティアン・エルスナー(テノール)
フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(バス)
ベルリン放送交響楽団
マレク・ヤノフスキ(指揮)
MDRライプツィヒ放送合唱団
ライナー・ヴォルタース
(コンサートマスター)
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豪華歌手陣にも注目。神々しいまでに崇高なヤノフスキによるミサソレ!
ライヴ録音:2016年9月/ベルリン、フィルハーモニー/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、73’ 04”
SACD ハイブリッド盤。
「東京・春・音楽祭」におけるワーグナーの「ニーベルングの指輪」でも話題のマレク・ヤノフスキ。ベルリン放送交響楽団との期待の新譜はベートーヴェンのミサ・ソレムニスで、2016
年9 月ベルリンにおけるライヴ録音です。
ミサ・ソレムニスはルードルフ大公のオルミュッツ大司教就任式で演奏する目的で作曲を始めたものの間に合わず、完成後に大公に献呈された作品。1819-23
年に作曲、同年ペテルブルクで初演されました。
ミサ通常文による典礼用作品ですが、後期のベートーヴェンが到達した高度な声楽的、器楽的様式によって全曲が貫かれたベートーヴェンの傑作のひとつです。
ヤノフスキによるストイックな音楽づくりと絶妙な音量バランスは当録音でも傑出しており、神々しいまでに崇高な響きを見事に引き出しております。
ヤノフスキが絶大な信頼を寄せる豪華な歌手陣もさることながら、オーケストレーションも絶品でとりわけ弦楽器の雄弁さは圧倒的です。さらにライナー・ヴォルタースによるヴァイオリン・ソロもこの上なく美しい旋律を奏でます!
PENTATONE レーベルが誇る技術陣が結集した高音質録音であることも注目です。

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SWR MUSIC
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SWR19023CD
(6CD)
\5100→\4690 |
ミヒャエル・ギーレン・エディション 第5集
1967-2014
バルトーク(1881-1945)&ストラヴィンスキー(1882-1971):作品集
ミヒャエル・ギーレン・エディション 第5集
1967-2014
バルトーク(1881-1945)&ストラヴィンスキー(1882-1971):作品集
【CD1】バルトーク:作品集
バレエ音楽「木製の王子」組曲 Op.13 Sz60
1.前奏曲 Molto moderato
2.王女 Allegretto scherzando
3.森 Assai moderato
4.王子の労働歌 Allegro
5.小川 Andante
6.木製の王子の踊り Allegro
7.後奏曲 Moderato
8-12.管弦楽のための協奏曲 Sz116 |
南西ドイツ放送交響楽団 バーデン=バーデン・フライブルク
録音
2006年1月30.31日 Freiburg Konzerthaus スタジオ録音・・・1-7
2005年12月8-14日 Freiburg Konzerthaus スタジオ録音・・・8-12 |
【CD2】バルトーク:作品集
4つの管弦楽曲 Op.12 Sz51
1.前奏曲
2.スケルツォ
3.間奏曲
4.葬送行進曲
ヴァイオリン協奏曲 第1番 Op.Posth Sz36
5.第1楽章:Andante sostenuto
6.第2楽章:Allegro giocoso
弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
7.第1楽章:Andante tranquillo
8.第2楽章:Allegro
9.第3楽章:Adagio
10.第4楽章:Allegro molto |
クリスティアン・オスターターク(ヴァイオリン)・・・5.6
南西ドイツ放送交響楽団 バーデン=バーデン・フライブルク
録音
2003年3月25日 Freiburg Konzerthaus スタジオ録音・・・1-4
2003年12月5日 Freiburg Konzerthaus スタジオ録音・・・5-6
2004年5月27.28日 Freiburg Konzerthaus スタジオ録音・・・7-10 |
【CD3】バルトーク:作品集
管弦楽のための舞踊組曲 Sz77・・・初出音源
1.第1曲:Moderato
2.第2曲:Allegro molto
3.第3曲:Allegro vivace
4.第4曲:Molto tranquilo
5.第5曲:Comodo
6.第6曲:終曲 Allegro
ピアノ協奏曲 第2番 Sz95・・・初出音源
7.第1楽章:Allegro
8.第2楽章:Adagio
9.第3楽章:Allegro molto
バレエ音楽「中国の不思議な役人(不思議なマンダリン)」Op.19
Sz73
・・・初出音源
10.Anfang
11.Erstes Lockspiel
12.Zweites Lockspiel
13.Zweites Lockspiel
14.Der Mandarin tritt ein
15.Das Madchen sinkt dem Mandarin in den
Schos
16.Eine wilde Verfolgung beginnt
17.Die drei Strolche greifen den Mandarin
an.
18.Plotzlich erscheint der Kopf des Mandarins
zwischen den Kissen,
er blickt sehnsuchtig nach dem Madchen.
19.Die erschrockenen Strolche beraten erneut,
wie sie sich des Mandarins endlich entledigen
konnten.
20.Der Korper des Mandarins fangt an blaulich-grun
zu leuchten.
21.Das Madchen widersetzt sich mehr nicht,
beide umarmen sich.
22.Der Mandarin stirbt nach einer kurzen
Agonie |
ロベルト・レオナルディ(ピアノ)・・・7-9
フライブルク・アントン・ウェーベルン合唱団
(合唱指揮・・・ミヒャエル・ボイエルレ)・・・10-22
ザールブリュッケン放送交響楽団・・・1-9
南西ドイツ放送交響楽団 バーデン=バーデン・フライブルク・・・10-22
録音
1967年10月25日 Saarbrucken スタジオ録音・・・1-6
1973年1月18日.1月24日 Saarbrucken スタジオ録音・・・7-9
2007年11月17日 Freiburg Konzerthaus ライヴ収録・・・10-22
(次ページに続く) |
【CD4】ストラヴィンスキー:作品集
三楽章の交響曲
1.第1楽章:Viertel=160
2.第2楽章:Andant-Interlude (attacca)
3.第3楽章:Con moto
交響曲 ハ調
4.第1楽章:Moderato alla breve
5.第2楽章:Larghetto concertante
6.第3楽章:Allegretto
7.第4楽章:Largo-Tempo giusto, alla breve
詩篇交響曲
8.第1楽章:主よ、わが祈りを聞きたまえ(詩篇38番)
9.第2楽章:主にのみ、わたしは望みをおいていた(詩篇39番)
10.第3楽章:ハレルヤ 神を賛美せよ(詩篇150番) |
WDRケルン放送合唱団(合唱指揮・・・イェルク・リッター)・・・8-10
南西ドイツ放送交響楽団 バーデン=バーデン・フライブルク
録音
2003年3月25.26日 Freiburg Konzerthaus スタジオ録音・・・1-3
2006年5月2-4日 Freiburg Konzerthaus スタジオ録音・・・4-7
2005年12月7-8日 Freiburg Konzerthaus スタジオ録音・・・8-10 |
【CD5】ストラヴィンスキー:作品集
1.カンタータ「星の王」・・・初CD化
2-9.カンティクム・サクルム「聖マルコの名をたたえる聖歌」
-テノール独唱、バリトン独唱、合唱と管弦楽のための
10-25.バレエ音楽「アゴン」-12人のダンサーのための
26-34.レクイエム・カンティクルズ‐アルト独唱、バス独唱、合唱と管弦楽のための
35.「Variations」についてのミヒャエル・ギーレンの語り
36.Variations(アルドゥス・フクスレイの思い出に)-管弦楽のための・・・初出音源 |
SWRシュトゥットガルト・ヴォーカル・アンサンブル・・・1-9.26-34
シュトゥットガルト放送交響楽団・・・1
クリスティアン・エルスナー(テノール)・・・2-9
ルドルフ・ローゼン(バリトン)・・・2-9.26-34
ステラ・ドゥフェクシス(メゾ・ソプラノ)・・・26-34
南西ドイツ放送交響楽団 バーデン=バーデン・フライブルク・・・2-36
録音
1971年4月23日Stuttgart SDR Funkstudio ライヴ収録・・・1
2007年6月14-16日 Freiburg Konzerthaus スタジオ録音・・・2-9
2004年2月26-28日 Freiburg Konzerthaus スタジオ録音・・・10-25
2007年6月14-16日 Freiburg Konzerthaus スタジオ録音・・・26-34
2014年1月24日 Konzert Koblenz Rhein-Main-Halle・・・35
2014年1月27日 Freiburg Konzerthaus スタジオ録音・・・36 |
【CD6】ストラヴィンスキー:作品集
バレエ音楽「プルチネッラ」・・・初出音源
1.Ouverture
2.Serenata
3.Scherzino
4.Piu vivo
5.Andantino
6.Allegro
7.Ancora poco meno
8.Allegro assai
9.Allegro
10.Andante
11.Presto
12.Larghetto
13.Allegro
14.Tarantella
15.Andantino
16.Allegro
17.Gavotta con due variazioni
18.Vivo
19.Tempo di minuetto
20.Allegro assa
バレエ音楽「ミューズを率いるアポロ」・・・初出音源
第1場
21.プロローグ(アポロの誕生)
第2場
22.アポロのヴァリアシオン(アポロと3人のミューズ)
23.パ・ダクシオン
24.カリオペの踊り
25.ポリヒムニアの踊り
26.テルプシコールの踊り
27.アポロのヴァリアシオン
28.パ・ド・ドゥ
29.コーダ(アポロとミューズの踊り)
30.アポテオーズ
31.ロシア風スケルツォ(管弦楽版) |
エッダ・モーザー(ソプラノ)・・・7.10.15.19
ヴェルナー・ホルヴェーク(テノール)・・・2.10.11.19
バリー・マクダニエル(バス)・・・9.10.19
シュトゥットガルト放送交響楽団・・・1-30
南西ドイツ放送交響楽団 バーデン=バーデン・フライブルク・・・31
録音
1973年2月12日 Stuttgart Liederhalle ライヴ収録・・・1-20
1973年7月24日 Stuttgart SDR Funkhaus スタジオ録音・・・21-30
1998年4月17日 Freiburg Konzerthaus スタジオ録音・・・31 |
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ミヒャエル・ギーレン・エディション第5集!
2017年に生誕90年を迎えるドレスデン生まれの指揮者、ミヒャエル・ギーレンの集大成BOXの第5弾は、バルトークとストラヴィンスキーの作品集。ギーレン自身が賞賛し、頻繁に演奏していた2人の作曲家の作品は、これまでリリースされた古典派、ロマン派の作品よりも思い入れの強い演奏となっています。
このBOXには、2000年代に演奏された4枚のCDの音源が中心に収録されていますが、CD3のバルトーク作品(1960年代、70年代の録音)や、ストラヴィンスキーの「ミューズを率いるアポロ」などいくつかの作品は初出音源。
また珍しい「星の王」の初CD化など、ファンにとっても嬉しいBOXです。
2014年の「Variations」の語りと演奏は、ギーレンと南西ドイツ放送交響楽団の(今のところ)最後の録音であり、今回のBOXで初めて聴くことができるようになりました。
既発 第1〜4集 |
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ギーレン・エディション 第1集 |
生誕90年記念製、1960年代から最近の録音まで収録、そのほとんどが初出音源。
ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト。 |
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ギーレン・エディション 第2集 |
ブルックナーの交響曲全集。
1968年から2013年までと、およそ45年に渡るギーレンの演奏の変遷が刻まれています。
交響曲 第1番,第2番,弟8番,第9番はこのBOXが初リリース。 |
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ギーレン・エディション 第3集 |
ブラームスの交響曲全集と管弦楽作品、協奏曲集。
初出となる1991年録音の「ピアノ協奏曲 第1番」(ピアノはオピッツ)と、2005年録音の「運命の歌」を含む。 |
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ギーレン・エディション 第4集 |
初出音源山積み!!
全9枚組からなる初出の有名交響曲、協奏曲をいくつも含んだボックス。 |
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SWR19033CD
\2500→\2290 |
ステファヌ・ドゥネーヴ(指揮)&シュトゥットガルト放送交響楽団
ラヴェル:歌劇《子供と魔法》/ラ・メール・ロワ
歌劇《子供と魔法》全曲
1-15.第1部
16-25.第2部
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【配役】
子供・・・カミーユ・プール(ソプラノ)
母親/中国の茶碗/トンボ・・・マリー・カラル(メゾ・ソプラノ)
安楽椅子/羊飼いの娘/猫/リス・・・ジュリー・パスチュロー(メゾ・ソプラノ9
火/王女/ナイチンゲール・・・アニック・マシス(ソプラノ)
羊飼い/コウモリ/フクロウ・・・マリ・ド・ヴィユトレイ(ソプラノ)
ソファー/木・・・ポール・ゲイ(バス)
大時計/黒猫・・・マルク・バラール(バリトン)
ティー・ポット/小さい老人/蛙・・・フランソワ・ピオリーノ(テノール)
シュトゥットガルト放送交響楽団
ステファヌ・ドゥネーヴ(指揮) |
バレエ音楽「マ・メール・ロワ」
26.第1曲:眠れる森の美女のパヴァーヌ
27.第2曲:親指小僧
28.第3曲:パゴダの女王レドロネット
29.第4曲:美女と野獣の対話
30.第5曲:妖精の園 |
シュトゥットガルト放送交響楽団
ステファヌ・ドゥネーヴ(指揮)
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2017年、ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団を率いての来日が期待されている指揮者ドゥネーヴ。
シュトゥットガルト放送交響楽団とは2011年から首席指揮者として良い関係を築いており、一連のラヴェル作品でも「ドイツのオーケストラから見事にフランスの響きを引き出した演奏」と高い評価を受けています。
これまで4枚に渡って管弦楽作品集をリリースしてきましたが、そのシリーズの最後を飾るのは歌劇《子供と魔法》。フランスの若手歌手たちが代わる代わる別のキャラクターに扮し、伸びやかで楽しい演奏を繰り広げています。
同時収録の「マ・メール・ロワ」は幻想的で美しい響きに満ちています。
録音:2015年12月14-15日 Stadthalle Sindelfingen・・・1-25 2013年9月19.20日
Liederhalle Stuttgart, Beethovensaal・・・・26-30 |
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SWR19037CD
\2500→\2290 |
アンドレイ・ボレイコ(指揮)&シュトゥットガルト放送交響楽団
ショスタコーヴィチ:交響曲 第8番 ハ短調
Op.65 |
シュトゥットガルト放送交響楽団
アンドレイ・ボレイコ(指揮) |
ロシアの指揮者、アンドレイ・ボレイコのショスタコーヴィチ:交響曲シリーズ、第5弾。
ボレイコは1998年から2003年、イェーナ・フィルハーモニーの音楽監督を務め、ドイツ音楽批評家が選ぶ「最も革新的なコンサート・プログラム賞」を3年連続受賞。
2004年から2010年まではベルン交響楽団を振り、一時期はデュッセルドルフ交響楽団の首席を務めるなど広く活躍しています。
幅広いレパートリーを有していますが、何よりロシア音楽は得意中の得意。シュトゥットガルト放送交響楽団との一連のショスタコーヴィチは、メリハリの利いた表現と痺れるほどの緊張感の持続が持ち味。
この第8番では、作品の持つ悲惨な面を掘り下げ、じっくりと聴かせます。
録音 2016年2月25.26日Stuttgart, Liederhalle,
Beethovensaal
アンドレイ・ボレイコ&シュトゥットガルト放送交響楽団:ショスタコーヴィチ
交響曲集
93.303・・・交響曲 第1番&第6番
93.193・・・交響曲 第4番/組曲「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
93.326・・・交響曲 第5番93.284・・・交響曲 第9番&第15番 |
NEOS
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NEOS 11626
(SACD HYBRID)
\2400
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「ムジカ・ヴィヴァ・ミュンヘンVol.26」
ジョナサン・ノットやスザンナ・マルッキも登場!
サルヴァトーレ・シャリーノ(1947-):
(1)アポクラーテの心象
(ピアノと管弦楽、「ファウスト(ゲーテ)」と
「論理哲学論考(ウィトゲンシュタイン)」の
テキストによる合唱)
(2)黒湖でのヴェイルに包まれた昼光
【世界初録音】 |
バイエルン放送交響楽団
(1)タマラ・ステファノヴィッチ(Pf)
スザンナ・マルッキ(指揮)
コールヴェルク・ルール(合唱)
(2)カロリン・ヴィトマン(Vn)
ジョナサン・ノット(指揮) |
ジョナサン・ノットやスザンナ・マルッキも登場!シャリーノの協奏的作品集!
録音:2015年3月26、28日 ニューヨーク、65’45
2013 年と2014 年に行われたムジカ・ヴィヴァ音楽祭のライヴより、イタリアの現代音楽作曲家サルヴァトーレ・シャリーノの作品を収録。
2013 年に演奏されたヴァイオリンとオーケストラのための「黒湖でのヴェイルに包まれた昼光(Giorno
velato presso il lago nero)」は世界初録音で、指揮は2000
年からバンベルク交響楽団の首席指揮者、2014
年から東京都交響楽団の首席指揮者に就任するなど日本でも馴染みの深いジョナサン・ノット、そしてヴァイオリンはシャリーノと親交のあるカロリン・ヴィトマン、バックはバイエルン放送交響楽団が務めるなど、万全の態勢で行われた演奏です。
繊細で静謐な音楽と絶妙の間、研ぎ澄まされたヴァイオリンとオーケストラの音色が斬新です。 |
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「Concerti III」
(1)フランシス・プーランク(1899-1963):
2台のピアノのための協奏曲 ニ短調 FP.61
(2)コリン・マクフィー(1900-1964):タブー・タブーアン
(2台ピアノとオーケストラのためのトッカータ)
(3)ジョン・アダムズ(1947-):
グランド・ピアノラ・ミュージック
(2台ピアノと3人の女声、アンサンブルとパーカッション) |
グラウシューマッハー・ピアノ・デュオ
ブラッド・ラブマン(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団
(3)トリオ・メディヴァル |
グラウシューマッハー・ピアノ・デュオの協奏曲集、久々の第3弾!プーランクにマクフィー、ジョン・アダムズ!
録音:2014年10月13日-17日(Teldex Studio
Berlin)、71’02
植民地博覧会で、プーランクが聴いたバリ島の音楽に影響を受け、ガムラン音楽の雰囲気が感じられる第1
楽章、モーツァルトの作風を意識したという第2
楽章など、次から次へと変わっていく音楽スタイルから生み出されるメロディに多彩なリズムに引き込まれる“2
台ピアノのための協奏曲”。ロマンティックだけではない先鋭的な味わいも詰まった名曲です。
コリン・マクフィーはカナダの作曲家で、バリ島に滞在して、ガムラン音楽を研究、ガムラン音楽を西洋に紹介し、大きな影響を与えました。管弦楽でバリの儀礼音楽を再現した「タブー・タブーアン」は彼の代表作です。マクフィー自身による2
台ピアノとオーケストラ版を収録。
「ポスト・ミニマリズム」の作曲家として有名なジョン・アダムズ。「ピアノラ」とは1900
年頃に誕生した自動演奏装置のこと。ジョン・アダムズはこの装置をイメージして作曲しましたが、実際の演奏では難しいので、2
台ピアノで演奏されます。神秘的で、繰り返される音型、さらにはマーチやゴスペルなど様々な作風がごった煮的に現れる興味深い作品。
「春の祭典」(NEOS20805)、「ショスタコーヴィチの交響曲第5
番」(NEOS20801)の編曲ものやクラム、シュットックハウゼンなど異色の作品を録音してきたグラウシューマッハー・ピアノ・デュオの卓越した演奏が光る。
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「アイネイアースへ」
(1)ムツィオ・クレメンティ(1752-1832):
「捨てられたディドーネ」Op.50 No.3
(2)ギリアード・ミショリ(1960-):アイネイアースへ
(3)ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770):
ヴァイオリン・ソナタ「捨てられたディド」
(ミショリ編曲ピアノ版) |
ギレアド・ミショリ(ピアノ) |
ギレアド・ミショリの「アイネイアースとディドーネ」をテーマにしたアルバム!
録音:2016年3月20日-22日、69’15
トロイア陥落後の英雄アイネイアースの放浪と、カルタゴの女王ディドーネとの悲恋。アイネイアースとの別れを悲しみ火に身を投じてしまうディドーネ。この悲劇の物語を題材に描かれたクレメンティとタルティーニの作品に、自作曲を収録したアルバム。悲しみの情感が豊かな創造力を掻き立ててくれます。
タルティーニの「捨てられたディド」のオリジナルはヴァイオリンとピアノ版をミショリがピアノ独奏版に編曲。ギリアード・ミショリはフライブルク音楽大学の教授も務めています。 |
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アンドレアス・スコウラスのアルバム2タイトル!
スコウラスは古楽から現代までレパートリーをもち、ロッケンハウス音楽祭でクレーメルとも共演している。
(1)フィンランドを代表する現代音楽作曲家カレヴィ・アホのピアノ作品集、
(2)ドビュッシーから武満、最新作に至るまでのピアノ音楽の歴史
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「カレヴィ・アホ(1949-):ピアノ作品集」
(1)ソナタ/(2)ソロII/
(3)Halla(ヴァイオリンとピアノのための)[世界初録音]/
(4)ソナチネ/(5)3つの小さなピアノ小品/
(6)子供のための2つのやさしいピアノ小品
(7)19の前奏曲より(第1、2、5、9〜11、14、16〜19番) |
アンドレアス・スコウラス(ピアノ)
(7)アナ・カランダリシヴィリ(ヴァイオリン) |
録音:2009 年4 月16,17 日、74’22
フィンランドを代表する現代音楽作曲家カレヴィ・アホのピアノ作品集。1965
年〜68 年という若き日に作曲した“19 の前奏曲”はまだ調性があり、聴きやすいメロディに溢れています。
1993 年に作曲された“ソナチネ”までピアノ独奏曲6
作品と、世界初録音となるヴァイオリンとピアノのための“Halla”を収録。
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「Ins Offene〜モダン・エイジのピアノ作品集」
ドビュッシー(1862-1918):前奏曲第2巻より第1番「霧」
メシアン(1908-1992):
4つのリズムの練習曲より「音価と強度のモード」
シュトックハウゼン(1928-2007):クラヴィーアシュトゥックV
パスカル・デュサパン(1955-):7つの練習曲より「第6番」
ジャチント・シェルシ(1905-1988):4つの挿絵
武満徹(1930-1996):リタニ
ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-):シャコンヌ
アルヴォ・ペルト(1935-):アリーナのために
ハンス=ミカエル・ラムラー(1946-):5つの小品 |
アンドレアス・スコウラス(ピアノ) |
録音:2016 年7 月22 日-24日、81’15
モダニズムの音楽が、歴史的に育まれた「概念と感情の世界」から根本的に解放されて以来、作曲家は過去のスタンダードや形式、経験から無限に離脱しようと努力してきました。
このアルバムではドビュッシーから、世界初録音となるラムラーの「5
つの小品」まで、作曲家が自らの個性的な表現を表出させたピアノ曲をセレクトしています。従来の構造と新しい音色とのバランスを維持し続けることで、モダニズムの限界に挑戦したのはクロード・ドビュッシーでした。
同時に、彼はジャズのリズムや非ヨーロッパ文化の刺激を吸収し、「不協和音の解放」を進め、ピアノ作品の抽象化への道を歩みながら、中世の様式を試していました。1976
年にアルヴォ・ペルト自身が確立した作曲技法である「ティンティナブリ(鐘鳴り)」様式で作られた「アリーナのために」や、グバイドゥーリナの「シャコンヌ」、メシアンの「音価と強度のモード」など収録。

アンドレアス・スコウラス、旧譜から |
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「ベルント・アロイス・ツィンマーマン(1918-70):
ピアノ作品全集」
エクステンポラーレ〜5つの小品(1939-46)/
3つの初期のピアノ曲(1940)/
カプリチオ〜民謡の主題による即興(1946)/
手引書I(1946)/手引書II(1952)/
手引き書付録/構成〜8つの小品(1956) |
アンドレアス・スコウラス(Pf) |
現代音楽の稀代の天才ツィンマーマンのピアノ作品全集!
録音:2009年6月、[67:02]
歌劇「兵士たち」で知られるB.A.ツィンマーマンの全ピアノ作品を収録。
ツィンマーマンはレイボヴィッツに12 音技法を学びながらも少し後の世代であるシュトックハウゼンをはじめとする前衛楽派とは明らかに一線を画し、どの派閥にも属さない独自の世界を確立したことで知られる。
セリーと過去の音楽様式との折衷、あるいはその引用は今でこそ普通であるが、前衛の嵐が吹き荒れた1950-60
年代は前衛楽派から嘲笑の的となり、作曲家は苦悩の末、悲劇的なピストル自殺を遂げた。
しかし彼の死後、前衛音楽が停滞し始めた70
年代より急速に彼の音楽の評価は高まり、今日では彼の音楽の先進性、複雑で他に類をみない豊かな世界が広い世代から注目されている。ピアノ曲は拡大された調性、自由な無調により霊感のほとばしるまま豊かな幻想が拡がる。繊細さとドラマ性を兼ね備えた音楽は時に印象派やショスタコーヴィチさえ想起させる。
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NEOS 11512
(SACD HYBRID)
\2400
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「ニコラウス・ブラス(1949-):弦楽三重奏曲集」
(1)Morgenlob(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための)
(2)弦楽三重奏曲第2番「グランツ」
(3)弦楽三重奏曲第3番「素描」 |
トリオ・コリオリス |
録音:2009 年8 月3 日-6 日、2015 年6 月16
日-17 日、59’49
ブラスはドイツの作曲家で、当初は医学を学んだ後、個人的にラッヘンマンに作曲を師事。1986
年にダルムシュタットでモートン・フェルドマンと出会い影響を受けています。
この弦楽三重奏曲集も、ブラスの幽玄なタッチは日本の水墨画のようなモノトーンの幻想的な風景が広がります。 |
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ラジスラフ・クビーク(1946-):閃光
(1)ソナタ=ポートレイト(ピアノのための)
(2)夜明け(メゾ・ソプラノ、ヴァイオリン、ピアノのための)
(3)デュオ・コンチェルタンテ(ヴァイオリンとピアノのための)
(4)閃光
(2本のトランペット、4台のピアノ、トランペット・アンサンブル、パーカッションのための協奏曲) |
(1)(2)(3)ヤン・フェイティン(Pf)/
(2)フィリス・パンチェッラ(MS)/
(2)(3)カレン・ベントレー・ポリック(Vn)/
(4)バーバラ・バトラー(Trp ソロ)、
クリストファー・ムーア(Trp ソロ)、
リード・ゲインスフォード(Pf)、
ジョエル・ヘイスティングス(Pf)、
デヴィッド・カルホウス(Pf)、
ハイジ・ルイーズ・ウィリアムス(Pf)、
ハヴィアン・ブラブハム(Trp)、
ジュディ・ガウン(Trp)、
セス・ジョンソン(Trp)、
ジョン・キルゴア(Trp)、
ジョン・マクゴヴァーン(Perc)、
ミッチェル・グリッブローエク(Perc)、
ピーター・ソロカ(Perc)、
ベン・トムリンソン(Perc)、
アレクサンダー・ヒメネス(指揮) |
録音:2015 年9 月14 日-20 日 49’59
プラハ生まれのチェコの作曲家ラジスラフ・クビーク。作曲と音楽理論をプラハ芸術アカデミーで学ぶ。1993
年プラハ国際フランツ・カフカ作曲コンクールで第1
位を獲得。クビークの音楽スタイルは、ペンデレツキやルトスワフスキのような戦後同時代を生きた東ヨーロッパの作曲家たちと関連しています。
「閃光」はオーケストラではなく、トランペット・アンサンブルとパーカッションをバックに、2
本のトランペットと4 台のピアノが共演する珍しい編成の協奏曲。 |
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「マーンコップ・エディション6」
クラウス・シュテファン・マーンコップ(1962-):
ダニエル・リベスキンドへのオマージュ
ダニエル・リベスキンドへのオマージュVol.1(2002)
ダニエル・リベスキンドへのオマージュVol.2(2010/11)
ダニエル・リベスキンドへのオマージュVol.3(2010-12) |
アンサンブル・サープラス
(Fl, Ob, Cl, Vn, Va, Vc) |
録音:2016 年2 月1 日-3 日、54’57
1962 年ドイツ、マンハイムに生まれたマーンコップ。音楽学と社会学と哲学の分野で研究を続けていたが、それと平行してフライブルク音楽大学でブライアン・ファーニホウ、エマヌエル・ヌネス、クラウス・フーバーに師事。カミロ・トンニ国際作曲コンクール、ガウデアムス大賞、ICOMS
国際作曲コンクールソロ部門第一位、シュトゥットガルト国際作曲賞など、多くの国際コンクールで入賞を果たしている注目の作曲家。
この作品ではポーランド系アメリカ人の名建築家ダニエル・リベスキンドへのオマージュとして作曲されたもの。マーンコップが多大な影響、感銘を受けたというベルリンのユダヤ博物館や、フェリックス・ヌスバウム美術館などが有名で、最近ではニューヨークのグラウンド・ゼロの跡地コンペで優勝したことで一躍有名になりました。 |
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NEOS 11618
(SACD HYBRID)
\2400
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エルンスト・ヘルムート・フランマー(1949-):
弦楽四重奏曲第4番&第5番
(1)火の鳥の旅(弦楽四重奏曲第4番)
(2)別れ(弦楽四重奏曲第5番) |
ジェード・カルテット |
録音:2016 年5 月23 日-25 日、74’53
エルンスト・ヘルムート・フランマーはドイツの作曲家。当初、数学、哲学、歴史、音楽学を学び、後に作曲をクラウス・フーバー、ファーニホウらに師事しました。
「別れ」というタイトルを持つ弦楽四重奏曲第5
番は、7 つのセクションで構成され、静かに、そして激しく、様々な感情の「別れ」を表現しています。
ジェード・カルテットは2001 年にドイツで結成された弦楽四重奏団。メロス弦楽四重奏団のチェロ奏者ピーター・ブックなどに師事。2005
年大阪国際室内楽コンクール第3 位、2004 年ドイツ・ミュージック・アカデミー・コンテストで優勝するなど、長きに渡って活躍しています。 |
RUSSIAN DISC
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ヴィクトル・ウリヤニチ(1956-):合唱作品集
プーシキン三部作(無伴奏混声合唱のための;1997-2000)
時が来た、わが友よ、時が来た/私はあなたを愛していた…
わが友らよ、われらの結びつきはすばらしい
F・チュッチェフの詩による2つの合唱曲(無伴奏混声合唱のための;1984)
人々の涙/夕べ
おやすみなさい
(ウクライナ民謡の主題による無伴奏混声合唱のためのカンタータ;2005)
ああ、私は不幸だ/ああ、お前は育たないのか、ディルよ/ああ、柳よ
ああ、昨夜私は/強風が吹いている/おやすみなさい
星空の灯台(大修道院長ヴィタリー(・シドレンコ)の詩による、独唱、混声合唱、
フルートとハープ&打楽器アンサンブルのための宗教的カンタータ;2005-2008)(*)
終わりなき時代の始まりに/生神女賛歌/キリストは生まれたもうた−称えよ!
夜明けにゆりかごで/全キリスト教会の喜び/澄んだ空に巻き上がりきらめく
地上よりはるか高く/永遠の恵み |
ポポフ合唱アカデミー混声合唱団
ハープ・アンサンブル(*)
ナタリア・シャメーエヴァ(ハープ・アンサンブル・ディレクター(*))
打楽器アンサンブル(*)
アンドレア・ニキーチン(打楽器アンサンブル・ディレクター(*))
セルゲイ・ジュラヴェル(フルート(*))
アレクセイ・ペトロフ(指揮) |
録音:2008年(*以外)/2014年(*)
ヴィクトル・ウリヤニチはウクライナに生まれたロシアの作曲家・音楽教育家・科学者。合唱音楽の書き手としても高く評価されています。
このアルバムはロシアの偉大な合唱指揮者ヴィクトル・ポポフ(1934-2008)に捧げられています。独唱パートも合唱団員が担当。
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ロシアのフルート協奏曲
フェルディナント・ビュヒナー(1825-1906):
フルートと管弦楽のための大協奏曲(フルート協奏曲第1番)ヘ短調
Op.38
(ヴァレリー・キクタによる Instrumental
dramatic edition;2014)
ヴァレリー・キクタ(1941-):
ヴォルィーニの旋律(4種のフルート、チェンバロと弦楽合奏のための;2013) |
セルゲイ・ジュラヴェル(フルート)
オルフェウス放送交響楽団(*)
セルゲイ・コンドラシェフ(指揮(*))
イリーナ・スタロードゥプ(チェンバロ(+))
キエフ・ソロイスツ(ウクライナ国立室内アンサンブル)(+)
ヴラディーミル・シレンコ(指揮(*)) |
録音:2016年(*)/2014年(+)
フェルディナント・ビュヒナーはドイツのフルート奏者・作曲家。1856年にモスクワのボリショイ劇場管弦楽団の首席フルート奏者に任命され、以降ロシアで活躍しました。
ヴァレリー・キクタは現代ウクライナを代表する作曲家の一人。セルゲイ・ジュラヴェルは2015年以来2017年現在ロシア・ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団ソリスト。
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<歴史的録音>
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MAGGIO LIVE
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ジュリーニのステレオ・ライヴ登場!
祝祭的かつ雄大なベートーヴェン演奏!
ベートーヴェン:
『エグモント』序曲 Op.84
交響曲第7番イ長調 Op.92 |
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団 |
録音:1984年6月29、30日/フィレンツェ、コムナーレ劇場(ライヴ、ステレオ)/51’45’’、ステレオ
MAGGIO LIVE レーベルからジュリーニのステレオ・ライヴが登場!
1984 年、70 歳の巨匠が祖国イタリアでベートーヴェンを振った貴重な音源が発売されます。遅めのテンポが目を引く『エグモント』はじっくりと練り上げるような演奏。コーダの雄渾な調子が感動的です。
交響曲第7 番もまことに雄大な演奏で、理にかなったフレージングと表現豊かなリズム感がさすが。第3
楽章・第4 楽章をひとまとめに捉え、大きなクライマックスを築き上げる巨匠ならではの手腕にも注目です。
オーケストラの持つ明るい響きに重厚さが加わった聴き応えあるサウンドをお楽しみください。
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MAGGIO 015
(2CD)
\3800 →\3590
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ヴィットリオ・グイ(指揮)、フィレンツェ五月音楽祭
イタリアを愛する心が生んだ上演。愛国心あふれる『レニャーノの戦い』
ヴェルディ:歌劇『レニャーノの戦い』 |
レイラ・ジェンチェル(リーダ)、
ガストーネ・リマリッリ(アリーゴ)、
ジュゼッペ・タッデイ(ロランド)、
パオロ・ワシントン(フェデリーコ・バルバロッサ)、
アウグスト・フラティ(第一のミラノ執政官)、
ウーゴ・ノヴェッリ(第二のミラノ執政官)、
ジョルジョ・ジョルゲッティ(マルコヴァルド)、
マリオ・フロシーニ(コモ市長)、
オルガ・カロッシ(イメルダ)、
アルベルト・ロッティ=カミーチ(伝令)、
アンドレア・モロジーニ(合唱指揮)、
ヴィットリオ・グイ(指揮)、
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団、同合唱団 |
録音:1959年5月10日/フィレンツェ、ペルゴラ劇場(ライヴ、モノラル)/53’57’’、52’38’’、モノラル
フィレンツェ五月音楽祭の創設者であるグイが、音楽祭創設以前から深い関係を築いてきたオーケストラを振った1959
年のライヴです。
1849 年に初演されたヴェルディのオペラ『レニャーノの戦い』は19
世紀のイタリア統一運動と共に広まった歴史的事実に基づく愛国的メロドラマであり、ヴェルディの愛国心が生んだ名作。思い入れたっぷりの力強い演奏でお聴き頂けます。
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<メジャー・レーベル>
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DG
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4797283
(2CD+1BD-Audio)
\4200 |
《ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』》
ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』Op.72(全曲) |
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(レオノーレ),
ルネ・コロ(フロレスタン),
マンフレート・ユングヴィルト(ロッコ),
ハンス・ゾーティン(ドン・ピツァロ),
ルチア・ポップ(マルツェリーネ),
アドルフ・ダラポッツァ(ヤキーノ),
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(ドン・フェルナンド),
他,
ウィーン国立歌劇場合唱団,
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
レナード・バーンスタイン(指揮) |
バーンスタインの名演が、24/96リマスター&ブルーレイ・オーディオ付で限定発売
1978年、バーンスタインが60歳のときに録音されたもので、いかにも彼らしい表情豊かな語り口による演奏。ベートーヴェンの理念を高らかに歌い上げるバーンスタインの「フィデリオ」は、美声で熱唱を聴かせるルネ・コロをはじめとする錚々たるキャスティング、ウィーン・フィルから引き出された比類ないサウンドが見事なアルバム。
作品への深い共感に根ざした白熱の名演です。24bit/96kHzリマスタリングが施され、さらにそのハイレゾ音源を収録したBlu-ray-Audioディスク(音声のみ)も同梱。英語・ドイツ語・フランス語の歌詞対訳付きブックレット型ケース仕様。
【録音】1978年1-2月, ウィーン楽友協会 |
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4797291
(3CD+1BD-Audio)
\6000 |
《ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』》
ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』(全曲) |
ビルギット・ニルソン(イゾルデ),
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(トリスタン),
エーベルハルト・ヴェヒター(クルヴェナール),
クリスタ・ルートヴィヒ(ブランゲーネ),
マルッティ・タルヴェラ(マルケ王),
クロード・ヒーター(メロート),
エルヴィン・ヴォールファールト(牧童),
ゲルト・ニーンシュテット(舵手),
ペーター・シュライヤー(若い水夫),
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団,
カール・ベーム(指揮) |
ベーム&バイロイトの名盤が、24/96リマスター&ブルーレイ・オーディオ付で限定発売
1960年代バイロイト黄金期のピークを記録し、1967年度レコードアカデミー大賞を受賞した名盤「ベームのトリスタン」。このオペラの最高峰と言われて高い評価を維持し続けているこの演奏は、この時期まさに絶頂期にあった主役のニルソンとヴィントガッセンを中心に、ヴェヒター、ルートヴィヒ、タルヴェラ、ヴォールファールトと素晴らしいキャストが揃い、新進時代のシュライヤーが若々しい美声の水夫役で花を添えています。
これら完璧な歌唱と、ベームの指揮によって引き出されたバイロイト祝祭管による強烈で緊張感ある名演。24bit/96kHzリマスタリングが施され、さらにそのハイレゾ音源を収録したBlu-ray-Audioディスク(音声のみ)も同梱。
英語・ドイツ語・フランス語の歌詞対訳付きブックレット型ケース仕様。
【録音】1966年7月、バイロイト祝祭劇場 |
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4797287
(2CD+1BD-Audio)
\4200 |
《ヴェルディ:歌劇『椿姫』》
ヴェルディ:歌劇『椿姫』(全曲) |
イレアナ・コトルバス(ヴィオレッタ).
プラシド・ドミンゴ(アルフレード)
シェリル・ミルンズ(ジェルモン),
ステファニア・マラグー(フローラ), 他
バイエルン国立歌劇場合唱団,
バイエルン国立管弦楽団,
カルロス・クライバー(指揮) |
クライバー初期の代表作とされる名盤が24/96リマスター&ブルーレイ・オーディオ付で限定発売
クライバーによる緊張感と起爆力を、叙情的に演奏される作品に反映させて聴衆を驚かせた名盤。
随所で驚きと興奮をもたらして刺激的な演奏。シャープな強音、ダイナミクス、歌手だけでなくオーケストラをもうならせる感情豊かな劇的な手法など、表現意欲の凄まじい生彩溢れる演奏。
アナログ完成期の見事な優秀録音でもあります。
24bit/96kHzリマスタリングが施され、さらにそのハイレゾ音源を収録したBlu-ray-Audioディスク(音声のみ)も同梱。英語・ドイツ語・フランス語の歌詞対訳付きブックレット型ケース仕様。
【録音】1976-1977年, ミュンヘン、ビュルガーブロイケラー |
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DECCA
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4831510
(2CD)
\3600→\3290 |
《イルジー・ビエロフラーヴェク&チェコ・フィル》
ドヴォルザーク:スターバト・マーテル 作品58
B.71 |
中村恵理(ソプラノ)、
エリザベス・クールマン(メッゾ・ソプラノ)、
マイケル・スパイアーズ(テナー)
パク・ジョンミン(バス)、
プラハ・フィルハーモニー合唱団、
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:イルジー・ビエロフラーヴェク |
チェコ音楽を完璧に手中に収めた奏者達による、涙なくしては聴けぬ傑作
チェコの巨匠指揮者ビエロフラーヴェクと、2012年以降首席指揮者として率いているチェコ・フィルハーモニックによる、ドヴォルザーク作品集の最新盤。同コンビは今秋来日公演を予定しています。
演奏に登場する4人の歌手のうち、ソプラノは日本人の中村恵理が登場。彼女はバイエルン国立歌劇場の専属歌手を務めるなど、世界の名だたるオペラハウスで活躍する期待の歌手で、今年4月の新国立劇場「フィガロの結婚」にはスザンナ役で出演します。
『スターバト・マーテル』は近代チェコにおける最初のオラトリオの名作で,彼が愛児を次々と失ってしまった不幸の時期に書かれました。
1875年9月、長女ヨゼファを生後2日で亡くすという不幸に見舞われました。そして翌年頭に大規模な編成による『スターバト・マーテル』のスケッチを始めます。しかし不幸は再び訪れ、1877年次女と長男亡くしてしまいます。作曲中の「交響的変奏曲」を仕上げるとすぐさま『スターバト・マーテル』のオーケストレーションに取り組み、11月13日に完成させました。
チェコのプラハ生まれのイルジー・ビエロフラーヴェク、プラハ・フィルハーモニー合唱団,
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団という、チェコ音楽を完璧に手中に収めた布陣を起用したこの演奏は、「ビエロフラーヴェクの復帰により、彼らにしか成し得ない、限りない抒情性とチェコの憂鬱を浮き彫りにした名演」と絶賛されています。
彼自身も「美しさと深い精神的なメッセージを徹底的に追求した」と語っており、涙なくしては聴けぬ仕上がりとなっています。
【録音】2016年5月23-25日 プラハ、ドヴォルザーク・ホール |
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4831494
(2CD+1BD-Audio)
\4200 |
ショルティ&ウィーン・フィル
《R.シュトラウス:歌劇『エレクトラ』》
R.シュトラウス:歌劇『エレクトラ』(全曲) |
ビルギット・ニルソン(エレクトラ),
レジーナ・レズニック(クリテムネストラ),
マリー・コリアー(クリソテミス),
ゲルハルト・シュトルツェ(エギスト),
トム・クラウゼ(オレスト), 他,
ウィーン国立歌劇場合唱団,
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
ゲオルグ・ショルティ(指揮) |
ショルティ&ニルソンによる緊迫感溢れる名盤を24/96リマスター&ブルーレイ・オーディオ付で限定発売
リヒャルト・シュトラウスの最高傑作との呼び声も高い緊迫オペラ『エレクトラ』。エレクトラは実父を母に殺害され、その復讐を遂げる物語で、血生臭いストーリーが激しい音楽と共に展開していきます。
ショルティはこのような作品を演奏することにかけて天才的な手腕を持っており、ここでも、これ以上ないほどの阿鼻叫喚の世界を楽しむことができます。主役のニルソンも人間離れした声によって最高潮に達し、無限の激しさと迫力で聴き手を別世界に誘います。
24bit/96kHzリマスタリングが施され、さらにそのハイレゾ音源を収録したBlu-ray-Audioディスク(音声のみ)も同梱。英語・ドイツ語・フランス語の歌詞対訳付きブックレット型ケース仕様。
【録音】1966-1967年、ウィーン、ゾフィエンザール |
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4831498
(2CD+1BD-Audio)
\4200 |
ショルティ&ウィーン・フィル
《R.シュトラウス:歌劇『サロメ』》
R.シュトラウス:歌劇『サロメ』(全曲) |
ビルギット・ニルソン(サロメ),
エバーハルト・ヴェヒター(ヨナカーン),
ゲルハルト・シュトルツェ(ヘロデ王),
グレース・ホフマン(ヘロディアス),
ヴァルデマール・クメント(ナラポート),
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
ゲオルグ・ショルティ(指揮) |
ショルティ&ニルソンによる振幅激しい表現。24/96リマスター&ブルーレイ・オーディオ付で限定発売
主役のニルソンの人間離れした声と激しさに圧倒される迫力の「サロメ」。緻密さとドラマティックな激情に彩られるR・シュトラウスのこの名オペラを、ショルティは混沌と美しさを巧みに描き分けた演出で再現しています。
その音楽は、直線的で劇的、鋭く刺激的で鮮烈。官能的、耽美的というより、猟奇的な雰囲気さえ湛えた鬼気迫る演奏です。
この名盤を24bit/96kHzリマスタリングが施され、さらにそのハイレゾ音源を収録したBlu-ray-Audioディスク(音声のみ)も同梱。英語・ドイツ語・フランス語の歌詞対訳付きブックレット型ケース仕様。
【録音】1961年、ウィーン、ゾフィエンザール |
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SONY
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SONY CLASSICAL MASTERS BOX 第15回発売
このシリーズ、ときどき発売前の予約段階で完売してしまうことがあるのでどうぞお早めに・・・
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大好評、ソニー・クラシカルによるバジェット・ボックス「MASTERS
BOX」。
100年以上の歴史を誇るアメリカ発の老舗クラシック・レーベル、SONY
CLASSICALとRCA RED SEAL両レーベルの誇る豊富なカタログから、音楽ファンならば誰でも一度は聴いておくべきクラシック音楽の定番名曲を、定評あるアーティストの名演で幅広く取り揃え、お買い得なバジェット・プライスにて続々リリース中の好評シリーズです。
今回も強力なラインナップによる10タイトルがリリースされます。
※初回生産限定盤※白を基調とした目に留まりやすいアートワーク・デザイン。
※ベルリンのb-sharpスタジオにて、24ビット
/ 88.2KHzリマスタリングを行い、よりマスターテープに忠実で伸びやかなサウンドを実現しています。
※ このセットにはブックレットは付いておりません。トラック表は、各ディスクの紙ジャケットに記載されています。
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8898536959-2
(7CD)
\3600 |
エサ=ペッカ・サロネン・コンダクツ・ストラヴィンスキー(Sony
ClassicalMasters)
ストラヴィンスキー:
《Disc1》
1) バレエ音楽『ペトルーシュカ』(1947年版),
2) バレエ音楽『オルフェウス』 〜 フィルハーモニア管弦楽団[録音]1991-1992年/
《Disc2》
1) バレエ音楽『火の鳥』(1910年原典版),
2) バレエ音楽『カルタ遊び』〜 フィルハーモニア管弦楽団[録音]1988年/
《Disc3》
1) バレエ音楽『春の祭典』,
2) 3楽章の交響曲〜 フィルハーモニア管弦楽団[録音]1989年/
《Disc4》
1) バレエ音楽『プルチネッラ』(1965年改訂版),
2) 11の楽器のための『ラグタイム』,
3) 歌と踊りによる道化芝居『狐』,
4) 管楽器のための『八重奏曲』(1952年改訂版)
〜
イヴォンヌ・ケニー(ソプラノ), ジョン・エイラー(テノール),
ナイジェル・ロブソン(テノール), デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(バリトン),
ジョン・トムリンソン(バス), ロンドン・シンフォニエッタ
[録音]1990年/
《Disc5》
1) ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ(1949年版),
2) 管楽器のシンフォニー(1947年版),
3) ピアノと管弦楽のための協奏曲(1950年版),
4)ピアノと管弦楽のための楽章 〜
ポール・クロスリー(ピアノ), ロンドン・シンフォニエッタ[録音]1988年
5) ヴァイオリン協奏曲ニ調 〜
チョー・リャン・リン(ヴァイオリン)、ロサンゼルス・フィルハーモニック
[録音]1992年録音/
《Disc6》
1) バレエ音楽『ミューズを導くアポロ』,
2) 弦楽のための協奏曲ニ調『バーゼル協奏曲』〜
ストックホルム室内管弦楽団[録音]1990年,
3)古いイギリスのテキストによるカンタータ
〜
イヴォンヌ・ケニー(ソプラノ), ジョン・エイラー(テノール),
ロンドン・シンフォニエッタ[録音]1990年/
《Disc7》
オペラ・オラトリオ『エディプス王』 〜
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ),
ヴィンソン・コール(テノール),
ニコライ・ゲッダ(テノール),サイモン・エステス(バス),
ハンス・ゾーティン(バス), パトリス・シェロー(語り),
オルファイ・ドレンガー男声合唱団, エリク・エリクソン室内合唱団,
スウェーデン放送合唱団, スウェーデン放送交響楽団[録音]1991年
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エサ=ペッカ・サロネン(指揮) |
サロネンによるソニー・クラシカルへの録音プロジェクトの一つの柱となったストラヴィンスキー・チクルス。SP時代からステレオ期にいたる約40年間で、作曲者自作自演による体系的な録音とブーレーズによる緻密明晰を極めた録音とを実現させたソニー・クラシカルが、そのレーベルの伝統を現代に受け継ぐべき指揮者としてサロネンを起用し、新たなストラヴィンスキー解釈を歴史に刻み込みました。
その歴史的ともいえるサロネンによるストラヴィンスキー作品のソニー・クラシカルへの全録音をCD7枚にまとめました。
フィルハーモニア管(三大バレエ)、ロンドン・シンフォニエッタ(プルチネルラ、クロスリーとの協奏曲集)、ストックホルム室内管(アポロ)、スウェーデン放送響(エディプス王)などを起用し、隅々までくっきりと彫琢されたシャープな演奏は、サロネンの切れ味鋭い音楽的才能の証左といえるでしょう。
ベルリンのb-sharpスタジオにて、24ビット
/ 88.2KHzリマスタリングを行い、よりマスターテープに忠実で伸びやかなサウンドを実現。
このセットにはブックレットは付いておりません。トラック表は、各ディスクの紙ジャケットに記載されています。
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8898537037-2
(3CD)
\2400 |
アリシア・デ・ラローチャ・プレイズ・グラナドス(Sony
Classical Masters)
グラナドス:
《Disc1》
1) スペイン舞曲集(全12曲), 2) 詩的なワルツ集
[録音]1994年/
《Disc2》
1) 演奏会用アレグロ, 2) ゆっくりした舞曲,
3) ピアノ組曲「ゴイェスカス」
[録音]1990年/
《Disc3》
1) 組曲「ロマンティックな情景」, 2) スケッチ集,
3) 若き日の物語
[録音]1994年 |
アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ) |
20世紀スペインを代表する名ピアニスト、アリシア・デ・ラローチャがその晩年にRCAに録音したスペイン音楽の名演の中から、CD3枚分のグラナドスの作品をボックス化。
極めつけの「ゴイェスカス」「スペイン舞曲集」のほか、比較的珍しい組曲「ロマンティックな情景」、スケッチ集、「若き日の物語」などを収録しています。グラナドス生誕150年を記念したリリースでもあります。
ベルリンのb-sharpスタジオにて、24ビット
/ 88.2KHzリマスタリングを行い、よりマスターテープに忠実で伸びやかなサウンドを実現。このセットにはブックレットは付いておりません。トラック表は、各ディスクの紙ジャケットに記載されています。
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8898537040-2
(6CD)
\3300 |
マレイ・ペライア・プレイス・シューマン(Sony
Classical Masters)
シューマン:
《Disc1》
1) ピアノ協奏曲イ短調Op.54,
2) 序奏とアレグロ・アパッショナート ト長調Op.92,
3) 序奏と協奏的アレグロ ニ短調Op.134 〜
クラウディオ・アバド(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1994&1997年/
《Disc2》
1) ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調Op.11,
2) クライスレリアーナOp.16』 [録音]1996〜1997年/
《Disc3》
1) ピアノ・ソナタ第2番ト短調Op.22, 2) 幻想曲ハ長調Op.17,
3) ウィーンの謝肉祭の道化Op.26 [録音]1986年,
1984年, 1989年/
《Disc4》
1) ダヴィット同盟舞曲集Op.6, 2) 幻想小曲集Op.12[録音]1973年/
《Disc5》
1) 交響的練習曲Op.13(遺作変奏5曲付き),
2) 蝶々Op.2
[録音]1976〜1977年
《Disc6》
1) 5つのリートOp.40, 2) レーナウの6つの詩とレクイエムOp.90,
3) リーダークライスOp.39 〜 ピーター・ピアーズ(テノール)
[録音]1979年 |
マレイ・ペライア(P) |
名手マレイ・ペライアのシューマン録音を初めてボックス化。ペライアのソニー・クラシカルへの初録音は1972年の「ダヴィッド同盟舞曲集」と「幻想小曲集」であり、それ以来折りに触れてシューマンのアルバムを録音、1994年と97年にはアバド&ベルリン・フィルとピアノ協奏曲のほか、2つのオーケストラ伴奏による小協奏曲的作品を録音しています。
オールドバラ音楽祭で関係を深めたピーター・ピアーズとの「リーダークライス」を始めとする歌曲集の1979年録音は、2012年にソニー・クラシカルへの全録音がボックス化された際に初めてCD化された珍しい音源です。
ベルリンのb-sharpスタジオにて、24ビット
/ 88.2KHzリマスタリングを行い、よりマスターテープに忠実で伸びやかなサウンドを実現。このセットにはブックレットは付いておりません。トラック表は、各ディスクの紙ジャケットに記載されています。
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8898537098-2
(6CD)
\3300 |
ピンカス・ズーカーマン・プレイズ・ヴィヴァルディ(Sony
Classical Masters)
ヴィヴァルディ:
《Disc1-2》
協奏曲集『和声と創意への試み』Op.8(「四季」含む全12曲)〜
イギリス室内管弦楽団, ニール・ブラック(オーボエ)[録音]1972年/
《Disc3》
1) ヴァイオリン協奏曲ハ長調RV.187,
2) ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.8-7 RV.242,
3) ヴァイオリン協奏曲ニ長調RV.209,
4) ヴァイオリン協奏曲変ロ長調RV.364,
5) ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.4-11 RV.204,
6) ヴァイオリン協奏曲ハ短調RV.197,
7) ヴァイオリン協奏曲ハ長調RV.195〜
イギリス室内管弦楽団[録音]1992年/
《Disc4》
1) ヴァイオリン協奏曲ハ短調RV.199「疑い」,
2) ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.3-6 RV.356
〜
ロサンゼルス・フィルハーモニック[録音]1976年,
3) 2台のヴァイオリンのための協奏曲イ短調Op.3-8
RV.522 〜
アイザック・スターン(ヴァイオリン)
セントポール室内管弦楽団[録音]1981年,
4) 3台のヴァイオリンのための協奏曲ヘ長調RV.551
〜
アイザック・スターン, イツァーク・パールマン(ヴァイオリン),
ニューヨーク・フィルハーモニック[録音]1980年/
《Disc5》
1) 2台のヴァイオリンのための協奏曲イ短調Op.3-8
RV.522,
2) 3台のヴァイオリンのための協奏曲ヘ長調RV.551,
3) 2台のヴァイオリンのための協奏曲ニ短調Op.3-11
RV.565,
4) 4台のヴァイオリンのための協奏曲ロ短調Op.3-10
RV.580 〜
イギリス室内管弦楽団[録音]1971年/
《Disc6》
協奏曲集『四季』Op.8-1〜4 〜 セントポール室内管弦楽団[録音]1980年,【演奏】 |
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン&指揮) |
滴るような美音で知られる名ヴァイオリニスト、ピンカス・ズーカーマン。
この6枚組のボックスは、ズーカーマンが1970年代〜1990年代にかけて、イギリス室内管弦楽団、ロサンゼルス・フィル、セントポール室内管弦楽団と、ソニー・クラシカルおよびRCAに残したヴィヴァルディ作品の録音を集大成したもの。
巨匠アイザック・スターンと共演した二重協奏曲も収録。
「四季」は1972年のイギリス室内管と1980年のセントポール室内管との2種類の録音を収録しています。
ベルリンのb-sharpスタジオにて、24ビット
/ 88.2KHzリマスタリングを行い、よりマスターテープに忠実で伸びやかなサウンドを実現。
このセットにはブックレットは付いておりません。トラック表は、各ディスクの紙ジャケットに記載されています。
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8898537345-2
(11CD)
\4400 |
エンリコ・カルーソー・コンプリート・ビクター・レコーディングズ(Sony
Classical Masters)
《Disc1》
1-2) ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より「あれか、これか」「女心の歌」,
3) ドニゼッティ:歌劇『愛の妙薬』より「人知れぬ涙」,
4) ヴェルディ:歌劇『アイーダ』より「清きアイーダ」,
5-6) プッチーニ:歌劇『トスカ』より「星はきらめき」「たえなる調和」,
7) マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より「ローラよ、おまえは花のように美しい」,
8) レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』より「衣装をつけろ」,
9) マスネ:歌劇『マノン』より「目を閉じれば」,
10) ドニゼッティ:歌劇『ドン・パスクァーレ』より「なんという優しさ」,
11) ビゼー:歌劇『カルメン』より「花の歌」,
12) マイヤベーア:歌劇『ユグノー教徒』より「アルプスの雪のように白く」,
13) ポンキエルリ:歌劇『ジョコンダ』より「空と海」,
14) マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より「酒をたたえて」,
15) フロトー:歌劇『マルタ』より「夢のように」,
16) プッチーニ:歌劇『ボエーム』より「冷たい手を」,
17) グノー:歌劇『ファウスト』より「この清らかなすまい」,
18) ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』より「見よ、恐ろしい炎を」/
《Disc2》
1) ドニゼッティ:歌劇『ファヴォリータ』より「やさしい魂よ」,
2) ヴェルディ:歌劇『運命の力』より「最後の頼みだ」,
3) ヴェルディ:歌劇『アイーダ』より「清きアイーダ」,
4) バルテレミー:「さびしい帰郷」, 5) トスティ:「理想の人」,
6) マイヤベーア:歌劇『アフリカの女』より「おおパラダイス」,
7)ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より「美しい乙女よ」,
8) プッチーニ:歌劇『ボエーム』より「もう帰らないミミ」,
9) ジョルダーノ:歌劇『アンドレア・シェニエ』より「ある日青空をながめて」,
10) レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』より「衣装をつけろ」,
11) プッチーニ:歌劇『ボエーム』より「愛らしい乙女よ」,
12)ビゼー:歌劇『真珠採り』より「神殿の奥深く」,
13-14) ドニゼッティ:歌劇『ドン・セバスティアーノ』より「地上にただひとり」,
15) バルテレミー&カルーソー:「すばらしい心痛」,
16) ドニゼッティ:歌劇『ルチア』より「じゃまするのはだれだ」,
17) ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より「美しい乙女よ」,
18) プッチーニ:歌劇『ボエーム』より「さようなら、甘いめざめよ」,
19) プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』より「うれしい夜、かぎりない星」/
《Disc3》
1) ブッツィ=ペッツィア:「ロリータ」,
2) ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より「あれか、これか」,
3) ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より「女心の歌」,
4)ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』より「ああ、あなたこそわたしの恋人」,
5) ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』より「われらの山へ」,
6) ヴェルディ:歌劇『アイーダ』より「清きアイーダ」,
7) トスティ:「くちづけゆえに」,
8) プッチーニ:歌劇『トスカ』より「たえなる調和」,
9) プッチーニ:歌劇『トスカ』より「星はきらめき」,
10) ヌティーレ:「母さま、何が知りたいの」,
11) ヴェルディ:歌劇『運命の力』より「天使のようなレオノーラよ」,
12) ヴェルディ:歌劇『アイーダ』より「さらばこの世」,
13) ヴェルディ:歌劇『アイーダ』より「運命の石が私の上で」,
14) ゴルトマルク:歌劇『シバの女王』より「すてきな調べ」,
15-16) ビゼー:歌劇『カルメン』より「花の歌」,
17) マイヤベーア:歌劇『ユグノー教徒』より「アルプスの雪のように白く」,
18-19) ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』より「ミゼレーレ」,
20) フロトー:歌劇『マルタ』より「祖国に捨てられ、ただひとり」/
《Disc4》
1-6) グノー:歌劇『ファウスト』より
「ああ、すばらしい」,「何とすばらしいその装い」
「何ですって!いつもひとりきりなの」「夜もふけたので.永遠のよろこびに」
「決闘の三重唱“何しに来た”」「心は恐れに満ちて.早く、早く!でないと破滅してしまう」,
7-8) フランケッティ:歌劇『ジェルマニア』より
「学友よ、ききたまえ」「ああ、ここにきて.いとしき目を閉じたもうな」,
9) ポンキエルリ:歌劇『ジョコンダ』より「空と海」,
10-11) プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』より「恋か気まぐれか」「愛の家よ、さようなら」,
12) ギール:「あなただけに」,
13) ヴェルディ:歌劇『オテロ』より「清らかな思い出は遠いかなたに」,
14) マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より「ローラよ、おまえは花のように美しい」,
15) レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』より「もう道化師じゃない」,
16) トスティ:「さらば」,
17-18) ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』より「激しく襲いかかり」「われらの山へ」/
《Disc5》
1) ヴェルディ;歌劇『アイーダ』より「すでに神官たちが待っている」,
2) ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』より「今度の航海は無事だろうか」,
3)レオンカヴァッロ:歌劇『ボエーム』より「いとしい面影」,
4) マスケローニ:「永遠に」, 5) カルディルロ:「カタリ、カタリ」,
6) ゴメス:歌劇『奴隷』より「あなたが生まれた時」,
7) デ・クルティス:「私のために歌っておくれ」,
8) レオンカヴァッロ:歌劇『ボエーム』より「わたしは貧しいねぐらしかない」,
9) ドニゼッティ:歌劇『愛の妙薬』より「人知れぬ涙」,
10) ヴェルディ:歌劇『運命の力』より「アルヴァーロよ、隠れようとしてもむだだ.おどかしをやめろ」,
11) ガートナー:「愛はわたしのもの」,
12) ヴェルディ:歌劇『アイーダ』より「清きアイーダ」,
13) ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』より「永久にきみを失えば」,
14) マスネ:歌劇『マノン』より「とうとうひとりぼっちか.消え去れ、優しいおもかげよ」,
15) フォーレ:「クルチフィクス」,
16) ヴェルディ:歌劇『十字軍のロンバルディア人』より「ここに身体を休めよ」/
《Disc6》
1-2) フロトー:歌劇『マルタ』より「さあ着いたぞ、娘たち.急いで糸と針をもって」「ぐっすりお眠り」,
3) デ・クレッシェンゾ:「まことのタランテラ」,
4) ドニゼッティ:歌劇『ルチア』より「じゃまするのはだれだ」,
5) ロッシーニ:「踊り」,
6) ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より「美しい乙女よ」,
7) カルーソー:「むかしの夢」, 8) サリバン:「失われた和音」,
9) ダルドロー:「ビコーズ」, 10) グラニエ:「オザンナ」,
11) マスネ:歌劇『マノン』より「マノンと申します」,
12) プッチーニ:歌劇『ボエーム』より「愛らしい乙女よ」,
13) ヴェルディ:歌劇『ドン・カルロ』より「われらの胸に友情を」,
14) ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』より「われらの山へ」,
15) チャイコフスキー:「ピンピネルラ」Op.38-6,
16) ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より「ほおの涙が」,
17)ビゼー:「アニュス・デイ」/
《Disc7》
1) プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』より「何とすばらしい美人」,
2) カーン:「アヴェ・マリア」, 3) マスネ:「エレジー」,
4) レオンカヴァッロ:「わたしの愛を」,
5) デ・クレッシェンゾ:「月を見て」,
6) オハラ:「あなたの瞳が教えてくれた」,
7) コットラウ:「輝く窓べ」,
8) ロッシーニ:『スターバト・マーテル』より「悲しみに沈むその魂を」,
9) フォール:「棕呂の木」,
10) マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より「お母さん、あのお酒は強いね」,
11) ヴェルディ:歌劇『オテロ』より「神かけて誓う」,
12) チャイコフスキー:「ドン・ファンのセレナード」,
13) リッチャルディ:「アモール・ミオ」,14)
ヴァレンテ:「わたしの小さな牛」,
15) フォール:「棕呂の木」, 16) ガートナー:「真実の瞳」,
17) ロナルド:「スペインのセレナード」,
18) トスティ:「別れの歌」,
19-20) ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』より「もう一度彼女に会える」「こんな占いは当てにならない」/
《Disc8》
1) アルバレス:「別れ」, 2) チャピ:「すばらしく美しい花」,
3) ヴェルディ:歌劇『椿姫』より「乾杯の歌」,
4) ゴメス:歌劇『ガラニー』より「激しい力を感じて」,
5) スルク:「愛のおののき」,
6) ビゼー:歌劇『カルメン』より「母のたよりを聞かせてよ」,
7) トスティ:「わたしの歌」, 8) チョチャーノ:「トルコの空」,
9) ペンニーノ:「なぜ」,
10) ヴェルディ:『レクイエム』より「われあやまちを嘆く」,
11) ドニゼッティ:歌劇『アルバ公爵』より「清く美しい天使」,
12) デンツァ:「もしわかっていたら」,
13) レオンカヴァッロ:「フランスのセレナード」,
14) フランク:「聖なる行列」,
15) マスネ:歌劇『ル・シッド』より「おお君主よ、審判者よ、父上よ」,
16) トスティ:「夏の月」, 17) ディ・カプア:「オー・ソレ・ミオ」,
18) グノー:歌劇『シバの女王』より「神よ、わたしに霊感を与えたまえ」,
19) ロトーリー:「わたしの花嫁はわたしの旗」/
《Disc9》
1) ヴェルディ:歌劇『マクベス』より「ああ、父の手は」,
2) プッチーニ:歌劇『ボエーム』より「古い外とうよ」,
3) アダン:「クリスマスのための聖歌」,
4) フォール:「聖母マリア」,
5) カルーソー:「いにしえ」,
6) コットラウ:「サンタ・ルチア」,
7) チャイコフスキー:「なぜに」Op.6-5,
8) チャイコフスキー:歌劇『エフゲニ・オネーギン』より
「青春の日は遠く過ぎ去り」,
9) コダール:「六月の歌」,
10) ジョルダーノ:歌劇『アンドレア・シェニエ』より「五月の晴れた日のように」,
11) サン=サーンス:歌劇『サムソンとデリラ』より「わたしをあわれみたまえ」,
12-13) ビゼー:歌劇『真珠採り』より「美しい乙女よ」「きみは眠れる花」,
14-15) ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より「美しい乙女よ」,
16-17) ドニゼッティ:歌劇『ルチア』より「じゃまするのはだれだ」,
18) フロトー:歌劇『マルタ』より「夢のように」,
19) ガスタルドン:「禁じられた音楽」,
20) デ・クレッシェンゾ:「清らかな瞳」/
《Disc10》
1-2) トスティ:「暁は光と闇のわかれめ」,
3-4) ルビンシテイン:歌劇『ネロ』より「ああ、太陽の光よ」,
5) ミケレーナ:「月光の中に」, 6) コスタ:「わが人生にきみはすでになし」,
7) アルバレス:「別れ」,
8) ヴェルディ:歌劇『運命の力』より「不実者め、この秘密をあばいたのか」,
9) コーハン:「オーヴァー・ゼア」,
10) ニーダマイヤー:「主よ、あわれみたまえ」,
11) アルバレス:「グラナダへ」, 12) ビッリ:「夕べの鐘」,
13) オリヴィエリ:「ガリバルディ賛歌」,
14) アローナ:「サン・ジュストの鐘」,
15) プランケット:「サンブル・エ・ミューズ連隊行進曲」,
16) フチート:「あなたにだけ」,
17) サン=サーンス:歌劇『サムソンとデリラ』より「わたしは勝利を祝うために来たのです」,
18) ドニゼッティ:歌劇『愛の妙薬』より「20スクードで」/
《Disc11》
1) トスティ:「かわいい口もと」,
2) トラディショナル:「海に来たれ」,
3) デ・クルティス:「君を求めて」,
4) コットラウ:「ナポリよ、さらば」,
5)チャンピ:「ニーナ」,
6) デ・クレッシェンゾ:「初めての抱擁」,
7) デ・クルティス:「孤独」,
8) ゴメス:歌劇『サルヴァトール・ローザ』より「私のかわいい人」,
9) ブラッコ:「セレナータ」,
10) フチート:「私を忘れないで」,
11) ゼッキ:「ラヴ・ミー・オア・ノット」,
12) ヘンデル:歌劇『セルセ』より「オンブラ・マイ・フ」,
13) ポサダス:「しあわせな夜」,
14) アレヴィ:歌劇『ユダヤの女』より「ラシェルよ、主の恵みに」,
15) ジョエ:「思い出のナポリ」,
16) ドナウディ:「おもかげ」,
17) マイヤベーア:歌劇『アフリカの女』より「船を見つけに共に行こう」,
18) リュリ:歌劇『ゴールのアマディス』より「暗い森」,
19)バートレット:「夢」,
20-21) ロッシーニ:『小荘厳ミサ曲』より「ドミネ・デウス」「クルチフィクス」 |
エンリコ・カルーソー(テノール) |
不世出のテノール、エンリコ・カルーソーが1902年〜1919年にかけてRCAに残した全てのアコースティック録音を集大成したボックスセット(これまでの12枚→11枚に減っていますが、収録曲は変わりません)。
リュリからチャイコフスキーにいたるまで、81の作曲家による239の作品で、その比類ない伝説の歌声を堪能することが出来ます。いちばん数多く録音された作曲家はヴェルディで、「アイーダ」の「清きアイーダ」は9種類の録音が収められています。
ベルリンのb-sharpスタジオにて、24ビット
/ 88.2KHzリマスタリングを行い、よりマスターに忠実で伸びやかなサウンドを実現。このセットにはブックレットは付いておりません。トラック表は、各ディスクの紙ジャケットに記載されています。
【録音】1902年〜1919年 |
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8898537348-2
(3CD)
\2400 |
ユージン・オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団の首席奏者たち/
モーツァルト:管楽器のための協奏曲集(SonyClassical
Masters)
モーツァルト:
《Disc1》
1) オーボエ協奏曲ハ長調K.314(285d),
2) フルート協奏曲第1番ト長調K.313(285c),
3) ファゴット協奏曲変ロ長調K.191(186e)/
《Disc2》
1) クラリネット協奏曲イ長調K.622,
2) オーボエ、クラリネット、ホルン、
ファゴットのための協奏交響曲変ホ長調K.297b(Anh.C14.01)/
《Disc3》
1) ホルン協奏曲第1番ニ長調K.412(386b),
2) ホルン協奏曲第2番変ホ長調K.417,
3) ホルン協奏曲第3番変ホ長調K.447,
4) ホルン協奏曲第4番変ホ長調K.495 |
ジョン・デ・ランシー(オーボエ) ,
ウィリアム・キンケイド(フルート) ,
バーナード・ガーフィールド(ファゴット) ,
アンソニー・ジリオッティ(クラリネット),
メイソン・ジョーンズ(ホルン),
ユージン・オーマンディ(指揮)
フィラデルフィア管弦楽団 |
1957年〜1961年に録音されたオーマンディ&フィラデルフィア管全盛期のアナログ時代の名盤。ジョン・デ・ランシー(オーボエ)、ウィリアム・キンケイド(フルート、バーナード・ガーフィールド(ファゴット)、アンソニー・ジリオッティ(クラリネット)、メイソン・ジョーンズ(ホルン)など、当時の首席奏者たちの妙技が堪能できます。
オーマンディの下、いわゆる“フィラデルフィア・サウンド”の全盛期を支えた奏者たちで、輝かしくも美しいモーツァルトが繰り広げられています。
ベルリンのb-sharpスタジオにて、24ビット
/ 88.2KHzリマスタリングを行い、よりマスターテープに忠実で伸びやかなサウンドを実現。このセットにはブックレットは付いておりません。トラック表は、各ディスクの紙ジャケットに記載されています。
【録音】1957〜1961年 |
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8898537377-2
(4CD)
\2600 |
チャールズ・ローゼン・プレイズ・モダン・ミュージック(Sony
Classical Masters)
《Disc1》
1) ストラヴィンスキー:セレナード イ長調,
2) ストラヴィンスキー:ピアノ・ソナタ,
3) シェーンベルク:ピアノのための小品Op.33a&33b,
4)シェーンベルク:ピアノのための組曲Op.25,
5) ストラヴィンスキー:ピアノと管弦楽のためのムーヴメンツ
〜
イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)
コロンビア交響楽団[録音]:1960年12月、1961年2月/
《Disc2》
1) エリオット・カーター:ハープシコード、ピアノ、2つの室内オーケストラのための二重協奏曲
〜
ラルフ・カークパトリック(チェンバロ)
グスタフ・マイヤー(指揮)室内オーケストラ,
2) キルヒナー:ヴァイオリン、チェロ、10の管楽器と打楽器のための協奏曲
〜
トッシー・スピヴァコフスキー(Vn) アルド・パリソ(Vc)
レオン・キルヒナー(指揮)室内オーケストラ,
3) エリオット・カーター:ピアノ・ソナタ
[録音]1961年9&4月/
《Disc3》
ブーレーズ:
1) ピアノ・ソナタ第1番, 2) ピアノ・ソナタ第3番[録音]1970年3月、1969年3月,
3) エリオット・カーター:
ハープシコード、ピアノ、2つの室内オーケストラのための二重協奏曲
〜
ポール・ジェイコブス(チェンバロ)
フレデリク・プラウスニッツ(指揮)イギリス室内[録音]1968年1月/
《Disc4》
ヴェーベルン:
1) 『第7の環』による5つの歌曲Op.3, 2)
5つの歌曲Op.4,
3) ヴァイオリンとピアノのための4つの小品Op.7,
4) チェロとピアノのための3つの小品Op.11,
5) 4つの歌曲Op.12, 6) 四重奏曲Op.22,
7) ヒルデガルト・ヨーネの詩による3つの歌Op.23,
8) ヒルデガルト・ヨーネの詩による3つの歌Op.25,
9) ピアノのための変奏曲Op.27 〜
ヘザー・ハーパー(ソプラノ), アイザック・スターン(ヴァイオリン),
グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ),
ダニエル・マジェスケ(ヴァイオリン),
エイブラハム・ワインシュテイン(サクソフォン),
ロバート・マーセラス(クラリネット),
ピエール・ブーレーズ(指揮), ハリーナ・ルコムスカ(ソプラノ)
[録音]1969〜1972年/ |
チャールズ・ローゼン(ピアノ) |
アメリカの名ピアニスト、チャールズ・ローゼン[1927-2012]が、米コロンビアとエピック・レーベルで制作した全録音から、ストラヴィンスキー、シェーンベルク、ウェーベルン、エリオット・カーターなど20世紀の作曲家によるピアノ作品をCD4枚にコンパイル。
注目は1969年〜70年に作曲者の監修で録音されたブーレーズのピアノ・ソナタ第1番・第3番。ベルリンのb-sharpスタジオにて、24ビット
/ 88.2KHzリマスタリングを行い、よりマスターテープに忠実で伸びやかなサウンドを実現。
このセットにはブックレットは付いておりません。トラック表は、各ディスクの紙ジャケットに記載されています。
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8898538697-2
(5CD)
\3200 |
ブライアン・アサワ・コンプリートRCAレコーディングズ(Sony
Classical Masters)
《Disc1》
ダウランド:
1) 戻っておいで、甘い愛が招く, 2) 彼の金髪も、時が銀色に変えてしまった,
3) 流れよ、わが涙, 4) 愚かな蜜蜂が言葉を話せた時,
5) 悲しみよ、留まれ, 6) 彼女はわたしの過ちを許してくれようか?,
7) 羊飼いが木陰で嘆く, 8) 時は静止する,
9) 行け、水晶の涙, 10) わが恋人が泣くのを見た,
11) 去れ、自分勝手な若者たちよ,
キャンピオン:
12) 今やフローラは憩いの場を離れ, 13)
光の創造主よ,
14) さあ賛美の歌を響かせよう, 15) しばしばわたしはため息をついた,
16) 戻っておいで、気まぐれな飛行家よ,
作者不詳(ポピュラー・ソング):
17) この愉快で楽しい春に, 18) 三羽のからす,
19) 暗闇はわが歓び,
20) 柳の歌, 21) 憐れみたまえ、わが創造主,
22) 蜂が蜜を吸うところ, 23) おお死よ、わたしを揺って眠らせておくれ
〜
デヴィッド・テイラー(リュート)[録音]1997年/
《Disc2》
フォーレ:
1) 旅人Op.18-2, 2) 夜想曲Op.43-2,
3) アルペッジョOp.76-2, 4) ひめやかにOp.58-2,
5) パヴァーヌOp.50, メトネル:6) すみれOp.18-5,
7) 5月の歌Op.6-2, 8) 可愛い子供よOp.6-5,
9) 彼女は私を愛しているOp.15-4, 10) ヴォカリーズ組曲Op.41-2,
ヴィラ=ロボス:
11) 愛の歌, 12) 蒼ざめたマドンナ,
13) ブラジル風バッハ第5番.アリア,
ラフマニノフ:
14) 私はあなたを待っているOp.14-1,
15) 彼女は真昼のように美しいOp.14-9,
16) 彼女にOp.38-2,
17) ひそかな夜のしじまの中でOp.4-3,
18) ヴォカリーズOp.34-14 〜
ネヴィル・マリナー指揮 アカデミー室内管弦楽団
[録音]1997年/
《Disc3》
ネッド・ローレム(ロアム):
1) 歌曲集『More Than a Day』, 2) 歌曲集『Water
Music』,
3) 歌曲集『From An Unknown Past』〜
ジェフリー・カハネ(指揮)ロサンゼルス室内管弦楽団[録音]1999年,
4) ジェイク・ヘギー:歌曲集『Encountertenor』〜ジェイク・ヘギー(ピアノ)
[録音]1998〜1999年/
《Disc4》
A・スカルラッティ:
1) カンタータ「いつもと同じ静かな夜のしじまの中で」,
2) カンタータ「待っておくれ」, 3) カンタータ「愛らしく美しいクローリ」,
4) カンタータ「私は嘆き、ため息をつき、苦しみ」,
5) カンタータ・パストラーレ「私にはわからない」〜
ニコラス・マギーガン(指揮) アルカディアン・アカデミー[録音]1997年/
《Disc5》
ヘンデル:歌劇『セルセ』(抜粋)〜
ニコラス・マギーガン(指揮)ザ・ハノーヴァー・バンド
[録音]1997年 |
ブライアン・アサワ(カウンターテナー) |
2016年に50歳の若さで亡くなった日系アメリカ人のアウンターテナー、ブライアン・アサワ。90年代にメトロポリタン歌劇場など欧米の主要オペラハウスでバロックから現代ものまで幅広い役柄を手掛け、その美声で一斉を風靡しました。
彼がRCAに残したソロ・アルバムに加えて、ニコラス・マギーガンの指揮で英コニファー・レーベルに残したA.スカルラッティのカンタータ集、ヘンデル「セルセ」のアリア集を収録しています。
ベルリンのb-sharpスタジオにて、24ビット
/ 88.2KHzリマスタリングを行い、よりマスターテープに忠実で伸びやかなサウンドを実現。このセットにはブックレットは付いておりません。トラック表は、各ディスクの紙ジャケットに記載されています。
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8898539356-2
(6CD)
\3300 |
クラウス・ペーター・フロール・コンダクツ・メンデルスゾーン〜
交響曲全集・協奏曲集(Sony Classical Masters)
メンデルスゾーン:
《Disc1》
1) 劇音楽『夏の夜の夢』(抜粋11曲)〜
ルチア・ポップ(ソプラノ), マルヤーナ・リポヴシェク(メゾ・ソプラノ),
2) 交響曲第1番ハ短調Op.11/
《Disc2》
1) 交響曲第2番変ロ長調 Op.52「賛歌」〜
ルチア・ポップ(ソプラノ), ジュリー・カウフマン(ソプラノ),
ヨーゼフ・プロチュカ(テノール),
2) 『カマチョの結婚』序曲 Op.10/
《Disc3》
1) 交響曲第3番イ短調 Op.56「スコットランド」,
2) 交響曲第4番イ長調 Op.90「イタリア」,
3) 序曲『静かな海と楽しい航海』Op.27/
《Disc4》
1) 交響曲第5番ニ長調 Op.107「宗教改革」,
2) ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64,
3) ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲 ニ短調
〜 竹澤恭子(ヴァイオリン)/
《Disc5》
1) ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25,
2) ピアノ協奏曲第2番ニ短調Op.40,
3) 華麗なるカプリッチョ ロ短調Op.22 〜
セルゲイ・エーデルマン(ピアノ),
4) 序曲『ルイ・ブラス』Op.95, 5) 『アタリー』序曲Op.74/
《Disc6》
1) カンタータ『最初のワルプルギスの夜』Op.60〜
デオン・ファン・デル・ヴァルト(テノール),
ヤドヴィガ・ラッペ(アルト),
アントン・シャリンガー(バリトン),
マティアス・ヘレ(バス),
2) 12の歌曲(マトゥス編、管弦楽伴奏版)〜
デオン・ファン・デル・ヴァルト(テノール),
3) 序曲『フィンガルの洞窟』Op.26, 4) 『トランペット序曲』Op.101/ |
クラウス・ペーター・フロール(指揮)
バンベルク交響楽団&合唱団 |
東西ドイツ統一前にはベルリン交響楽団の首席指揮者など長らく東ドイツで活動し、最近ではマレーシア・フィルの音楽監督としても来日を果たしたドイツの名指揮者クラウス・ペーター・フロールが、ドイツの名門バンベルク交響楽団とRCAに残したメンデルスゾーンの全録音を集大成。交響曲5曲のほか、ルチア・ポップが参加した「夏の夜の夢」、珍しい「最初のワルプルギスの夜」全曲盤のほか、竹澤恭子とのヴァイオリン協奏曲、セルゲイ・エーデルマンとのピアノ協奏曲や管弦楽作品など網羅しています。
ベルリンのb-sharpスタジオにて、24ビット
/ 88.2KHzリマスタリングを行い、よりマスターテープに忠実で伸びやかなサウンドを実現。このセットにはブックレットは付いておりません。トラック表は、各ディスクの紙ジャケットに記載されています。
【録音】1987〜1994年
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8898540304-2
(5CD)
\3200 |
ギュンター・ヴァント&ケルン放送交響楽団/
シューベルト:交響曲全集(Sony Classical
Masters)
シューベルト:
《Disc1》
1) 交響曲第1番ニ長調D.82,
2) 交響曲第2番変ロ長調D.125/
《Disc2》
1) 交響曲第3番ニ長調D.200, 2) 交響曲第6番ハ長調D.589/
《Disc3》
1) 交響曲第4番ハ短調D.417「悲劇的」,
2) 交響曲第8番ロ短調D.759「未完成」/
《Disc4》
1) 交響曲第5番変ロ長調D.485,
2) 劇音楽『キプロスの女王ロザムンデ』D.797より
「間奏曲」「バレエ音楽第1番」「バレエ音楽第2番」/
《Disc5》
交響曲第9番ハ長調D.944「ザ・グレート」/【演奏】 |
ギュンター・ヴァント(指揮)
ケルン放送交響楽団 |
ギュンター・ヴァントがケルン放送交響楽団と1977年から84年にかけてドイツ・ハルモニア・ムンディ・レーベルに録音したシューベルトの交響曲全集の久しぶりの復活です。ヴァントの名をレコード界に轟かせたブルックナーの交響曲全集と並行して録音されたもので、ヴァントにとっては唯一のシューベルト全集となりました。
スタジオ・セッションで綿密に練り上げられ、作品の構築感が美しく再現されています。ベルリンのb-sharpスタジオにて、24ビット
/ 88.2KHzリマスタリングを行い、よりマスターテープに忠実で伸びやかなサウンドを実現。
このセットにはブックレットは付いておりません。トラック表は、各ディスクの紙ジャケットに記載されています。
【録音】1977〜1984年 |
<国内盤>
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スリーシェルズ
黛敏郎再評価になるであろう2タイトル発売! |
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「オーケストラ・トリプティークによる 黛敏郎個展
—涅槃交響曲へ至る道—」
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オーケストラ・トリプティーク
ハープ(特別出演):篠?史子 |
黛敏郎(まゆずみ・としろう/1929-1997):
(1)Elegie(1948)
ソプラノ: 飯島香織、ピアノ:若林千春
(2)(3)Hors-d'uvre(オール・デウーヴル)ドラム付き(1947)
ピアノ:若林千春、ドラムセット:大家一将
(4)〜(8)Sphenogrammes(スフェノグラム/楔形文字)(1950)
※1951年ISCM 国際音楽祭入選作
指揮:水戸博之、フルート:向井理絵、サクソフォーン:大石将紀、マリンバ:會田瑞樹、
ヴァイオリン:三宅政弘、チェロ:任キョンア、ピアノ4
手:若林千春、若林かをり
(9)〜(12)六重奏曲(1955)
※大原美術館25周年記念委嘱彦
指揮:水戸博之、フルート:向井理絵、クラリネット:宮前和美、
バスクラリネット:古川邦彦、ホルン:山田愛、トランペット:肥田尚子、ピアノ:若林千春
(13)a ma nouvelle femme Ouverture et
Musique d'entee pour la noce
(我が新婦に捧ぐ—結婚式のための序曲と入場音楽)(1953)
指揮:水戸博之、フルート:向井理絵、オーボエ:小野寺彩子、クラリネット:宮前和美、
ファゴット:宮部貴絵、ホルン:山田愛、トランペット:肥田尚子、トロンボーン:山本靖之、
ハープ:篠?史子、ピアノ:若林千春、ヴァイオリン:三宅政弘、コントラバス:佐藤洋嗣
(14)〜(17)DIVERTIMENTO pour 10 instruments
(10楽器のためのディヴェルティメント)(1948)
※東京音楽学校卒業作品
指揮:水戸博之、フルート:向井理絵、オーボエ:小野寺彩子、クラリネット:宮前和美、
ファゴット:宮部貴絵、ホルン:山田愛、トランペット:肥田尚子、トロンボーン:山本靖之、
ピアノ:若林千春、ヴァイオリン:三宅政弘、コントラバス:佐藤洋嗣
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若き日の黛敏郎を再評価せよ!「黛敏郎個展-涅槃交響曲へ至る道-」のライヴCD
発売!
作曲:黛敏郎/企画・選曲・解説:西耕一/録音・マスタリング:磯部英彬(スリーシェルズ)/デザイン:橘川琢/2016
年6 月10 日東京オペラシティにて収録
黛敏郎個展 —涅槃交響曲へ至る道—について
黛敏郎(まゆずみ・としろう/1929-1997)は、今こそ再評価されるべき作曲家である。黛は戦後の作曲界で、ひときわ異彩を放ち、国際的評価を受け、数々の作曲家を触発した。そして、日本音楽界の牽引役としてトップを走った。
ジャズを取り入れた現代音楽、最新の電子音楽の発表、音響解析によるオーケストラ音楽など…。天才にしか為し得ない音楽に誰もが憧れた。
三島由紀夫、安部公房、モーリス・ベジャールも、黛とのコラボレーションから名作を生み出した。美空ひばりや石原裕次郎のために映画の主題歌も作り、アカデミー賞映画「天地創造」(1966)や市川崑監督の映画「東京オリンピック」の音楽を作曲して世界で知られ、ミュージカルやオペラも書いた。野球やプロレスのテーマ音楽として使われた「スポーツ行進曲」など誰もが知る曲も書いた。現在も続くテレビ番組「題名のない音楽会」の初代司会者でもあった。
その最高傑作は、お寺の鐘の音を音響解析して、3
群のオーケストラで鳴らした「涅槃交響曲」(1958)とされる。合唱にお経を歌わせ、ホール全体が揺れるような梵鐘の響きから涅槃へ至るお経の唱和まで、アジアの作曲家にとってオーケストラ音楽を書くとはどういうことか?
という問題に対してひとつの答えを出した。
しかし、この曲のインパクトが強すぎて、他の作品まで語られにくいのが現状である。黛敏郎は「涅槃」だけではない!
「黛敏郎個展—涅槃交響曲へ至る道—」は、黛敏郎が東京音楽学校(現在の東京藝術大学)に入学してすぐに書いた作品から、パリ留学を経て鐘の響き「涅槃交響曲」へ至るまでの重要作をたどる。ベテランのゲストを迎え、これからの日本の音楽界を担う、若い演奏家たちとともに・・・。
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「黛敏郎 日活ジャズセレクション」
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(1)幕末太陽傳 M-2-6[監督:川島雄三/1957
年7 月14 日公開]
(2)四季の愛欲 M-13-4欲、(3)四季の愛欲 M-14-4、(4)四季の愛欲
M-22・24A・26
[監督:中平康/1958 年6 月10 日公開]
(5)続夫婦百景 M-13、(6)続夫婦百景 M-17[監督:井上梅次/1958
年11 月4 日公開]
(7)果しなき欲望 M-3[監督:今村昌平/1958
年11 月18 日公開]
(8)不道徳教育講座 M-7、(9)不道徳教育講座
M-18[監督:西河克己/1959 年1 月9 日公開]
(10)才女気質 M-15-1[監督:中平康/1959
年4 月15 日公開]
(11)密会 M-1-2、(12)密会 M-10[監督:中平康/1959
年11 月11 日公開]
(13)学生野郎と娘たち M-2-2、(14)学生野郎と娘たち
M-8[監督:中平康/1960 年2 月21 日公開]
(15)青年の樹 M-4-1[監督:舛田利雄/1960
年4 月29 日公開]
(16)狂熱の季節 M-1-2、(17)狂熱の季節 M-2-3、(18)狂熱の季節
M-4-2、
(19)狂熱の季節 M-8-2、(20)狂熱の季節 M-9-1、(21)狂熱の季節
M-16-2
[監督:蔵原惟繕/1960 年9 月3 日公開]
(22)あした晴れるか M-6、(23)あした晴れるか
PS-101-1[監督:中平康/1960 年10 月26 日公開]
(24)豚と軍艦 M-2、(25)豚と軍艦 M-12[監督:今村昌平/1961
年1 月21 日公開]
(26)あいつと私 M-14-1[監督:中平康/1961
年9 月10 日公開]
(27)憎いあンちくしょう M-3-1、(28)憎いあンちくしょう
M-10-3[監督:蔵原惟繕/1962 年7 月8 日公開]
(29)当りや大将 M-11[監督:中平康/1962
年8 月26 日公開]
(30)若くて悪くて凄いこいつら M-2、(31)若くて悪くて凄いこいつら
M-5、
(32)若くて悪くて凄いこいつら M-14[監督:中平康/1962
年9 月9 日公開]
(33)泥だらけの純情 M-7、(34)泥だらけの純情
M-14[監督:中平康/1963 年2 月10 日公開]
(35)何か面白いことないか M-2-2[監督:蔵原惟繕/1963
年3 月3 日公開]
(36)月曜日のユカ M-1-1、(37)月曜日のユカ
M-12-2[監督:中平康/1964 年3 月4 日公開]
(38)黒い太陽 M-D、(39)黒い太陽 M-F-2[監督:蔵原惟繕/1964
年4 月24 日公開]
(40)私、違っているかしら M-10、(41)私、違っているかしら
M-21-3
[監督:松尾昭典/1966 年7 月29 日公開]
(42)愛と死の記録 M-19[監督:蔵原惟繕/1966
年9 月17 日公開]
(43)アジア秘密警察 M-15、(44)アジア秘密警察
M-23[監督:松尾昭典/1966 年12 月10 日公開]
(45)非行少年 陽の出の叫び M-2-2、(46)非行少年
陽の出の叫び M-6
[監督:藤田繁夫/1967 年6 月3 日公開]
(47)経営学入門より ネオン太平記 M-4-1、(48)経営学入門より
ネオン太平記 M-19-2
[監督:磯見忠彦/1968 年4 月13 日公開]
(49)私が棄てた女 M-2-1、(50)私が棄てた女
M-5-1[監督:浦山桐郎/1969 年9 月3 日公開]
(51)アラブの嵐 M-5、(52)アラブの嵐 M-30[監督:中平康/1961
年12 月24 日公開]
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黛敏郎の日活映画ジャズがCD 化!リズム、スピード、エネルギー!スクリーンに炸裂する青春のビートリズム!CD「黛敏郎
日活ジャズセレクション」
作曲:黛敏郎 収録曲数:52曲(映画27 作品から)/企画構成解説:西耕一(スリーシェルズ)/マスタリング:仁木高史(スリーシェルズ)/デザイン:橘川琢/協力:日活、宇都宮弘之/原盤:日活株式会社(C)日活株式会社
和ジャズファン、シネジャズファンのマストアイテム完成!このCDは、日活映画で黛敏郎が作曲した61
作の映画BGMより、現存する1502 トラックの音源より厳選されたジャズセレクションである。
クラシック、現代音楽、電子音楽など様々なジャンルに精通する黛敏郎の映画音楽から、ジャズ的なフィーリングがきわだつトラックを選曲した。ブルーコーツのピアニストとして活躍し、ジャズイディオムを活用した現代音楽を発表した黛らしい輝かしくもクールなジャズから、ユーモアあふれるダンスホール系ジャズまで幅広く収録。これまで知られにくかったジャズメンとしてのマユズミがいま明らかになる!
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<映像>
EURO ARTS(映像)
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ラトル(指揮)&ベルリン・フィル
ヨーロッパコンサート2005フロム・ブダペスト
ベルリオーズ:序曲「海賊」
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
ストラヴィンスキー:「火の鳥」 |
レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)
サー・サイモン・ラトル(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
レオニダス・カヴァコス2度目のベルリン・フィルとの共演、ブダペストで行われた2005年ヨーロッパコンサートのDVD
収録:2005年5月1日 ハンガリー国立歌劇場(ライヴ)/画面:16:9、NTSC、音声:PCM
ステレオ、DD5.1、DTS5.1、リージョンAll、103
分
ベルリン・フィルの創立記念日5月1日に毎年行われている、ベルリン・フィルのヨーロッパコンサート。ヨーロッパ各地のホールや歴史的建造物を巡る形で行われており、夏のヴァルトビューネ・コンサートよりも本格的なプログラムで、美しい建物や街で行われるコンサートは、多くの音楽ファンに支持されているコンサートの一つでもあります。
EURO ARTS から単独発売されていなかった2005
年のヨーロッパコンサートがDVD で登場。2005
年の舞台はブダペスト。ラトルが指揮台に立ち、ハンガリー国立歌劇場で行われました。ソリストは、レオニダス・カヴァコス。彼はベルリン・フィルへのデビューは2003
年。この演奏会は、ベルリン・フィルとの2 回目の共演となりました。その後、ベルリン・フィル2012/13
年シーズンのアーティスト・イン・レジデンスに選ばれており、ベルリン・フィルとの相性の良さがうかがえる演奏です。

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20 64198
(DVD)
\3500
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マランダン・バレエ・ビアリッツ
牧神の午後
音楽:ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」
振付:ティエリー・マランダン/装置&衣裳:ホルヘ・ガラルド/
照明:ジャン=クロード・アスキエ/出演:アルノー・マウイ
バラの精
音楽:ウェーバー(ベルリオーズ編)「舞踏への勧誘」
振付:ティエリー・マランダン/装置&衣裳:ホルヘ・ガラルド/
照明:ジャン=クロード・アスキエ/衣装:ヴェロニク・ミュラ/
出演:兼井美由季、ダニエル・ビスカヨ
ある最後の歌
音楽:ヴァンサン・デュメストル&
ル・ポエム・アル
モニーク編曲の伝承歌
振付・装置・衣裳:ティエリー・マランダン/照明:ジャン=クロード・アスキエ/
出演:10 人のダンサー
シルエット
音楽:ベートーヴェン「ピアノ・ソナタ第30番第3楽章」
振付・装置・衣裳:ティエリー・マランダン/照明:ジャン=クロード・アスキエ/
出演:フレデリック・ディベール
エストロ(霊感)
音楽:ヴィヴァルディ「調和の霊感」、「スターバト・マーテル」
振付・装置・衣裳:ティエリー・マランダン/
照明:ジャン=クロード・アスキエ/出演:20
人のダンサー
ノクターン
音楽:ショパン
振付:ティエリー・マランダン/照明:ジャン=クロード・アスキエ/出演:22人のダンサー |
ティエリー・マランダン率いるマランダン・バレエ・ビアリッツ、クラシックの名曲に官能的なダンスを融合させた6
演目を収録
映像監督:ソニア・パラモ
収録:2012年、2016年/画面:16:9 NTSC、音声:PCM
ステレオ、リージョンAll、132 分
スペインとの国境近く、大西洋側に位置する高級リゾート地として有名なビアリッツを本拠地とするバレエ団マランダン・バレエ・ビアリッツ。フランスの文化庁とビアリッツ市、およびバスク政府が共同で1998
年に設立されました。
芸術監督であるティエリー・マランダンが、クラシックの楽曲にインスピレーションを得て振付けた6
演目を収録したDVD。ティエリー・マランダンは、パリ・オペラ座やナンシー国立バレエ団のダンサー出身。現在はコンテンポラリーバレエ振付家として注目を浴びています。
ニジンスキー版へのオマージュともいえる『牧神の午後』と『バラの精』。ヴァンサン・デュメストル率いる古楽アンサンブル、ル・ポエム・アルモニークによる熱狂的なダンスのリズムに声楽を組み合わせた演奏をバックに10
人のダンサーたちがスタイリッシュに踊る『ある最後の歌』。
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第30 番の第3
楽章が静かに響く、バレエ団のダンサー、フレデリック・ディベールのために振付けた『シルエット』。ルイ15
世時代の財務大臣エティエンヌ・ド・シルエットは、財政難に陥っていた政府において特別な策を練ることはなかったが、自ら節約し影絵による肖像画を編み出したことで知られており、”
シルエット” の語源にもなっています。この演目は、ニジンスキーの4
大プログラム「バラの精」「ペトリューシカ」「牧神の午後」「ナルシス」で描かれた肖像のシルエットをマランダンがなぞるように振付けたもの。
ヴィヴァルディの調和の霊感とスターバト・マーテルをバックに20
人の男女ダンサーが踊る『エストロ』。ショパンのノクターン「遺作」に、踊りと死という矛盾する2
つの要素を永遠の憂鬱として表現した『ノクターン』。官能的な動きとクラシック音楽が融合した、マランダンの審美眼が光る見ごたえのある映像集です。

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NEOS(映像)
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NEOS 51701/02
(DVD Video)
\4800
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ジョルジオ・ネッティ(1963-):ciclo del ritorno
(ヴィオラ・ソロ作品集)(DVD)
ciclo del ritorno
I. lassu(プリペアド&増幅したヴィオラ・ソロ)
II. un nastro(歪められた&広がった拍手)
III. e poi(ヴィオラ)
インタビュー:マーカス・ヴァイス&ジョルジオ・ネッティ
(20:33) |
アンナ・スピーナ(ヴィオラ)
ブノワ・ピッカンド(サウンド・ディレクター) |
音声フォーマット:PCM2.0 ステレオ、映像フォーマット:16:9、収録時間:95
分、ディスクタイプ: 片面一層( PAL&NTSC)、リージョンコード:0
1963 年イタリア、ミラノ生まれの作曲家ジョルジオ・ネッティ。作曲をサンドロ・ゴルリに師事、ブライアン・ファーニホウ、ジェラール・グリゼー、ヴォルフガング・リーム、イアニス・クセナキスなどの影響を受ける。
この映像はネッティのヴィオラのための作品。実験的な試みと、前衛的なスタイルで演奏しています。NTSC
方式とPAL 方式のDVD がそれぞれ収納。
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4/6(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
AURORA
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現代ノルウェーの新作を集めた変奏曲による変奏曲集
ミゲル・ハース=ベドーヤ(指揮)&ノルウェー放送管弦楽団
ノルウェーの美人トランペッター、ヘルセットも参加
アルフレード・ヤンソン(1937-):
ノルウェー民謡主題の変奏曲による変奏曲(2014)
(トランペットと管弦楽のための)
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ヤン・エーリク・ミカルセン(1979-):
ソングル(歌)(2014)(管弦楽のための)
クヌート・ヴォーゲ(1961-):群れ(2011)(管弦楽のための)
マヤ・ソールヴェイ・シェルストルプ・ラトシェ(1973-):
条項112(2014)(管弦楽のための) |
ノルウェー放送管弦楽団
ミゲル・ハース=ベドーヤ(指揮)
ティーネ・ティング・ヘルセット
(トランペット) |
録音:2016年秋 ノルウェー放送(NRK)大スタジオ(オスロ)(ライヴ録音、セッション録音)
ノルウェー放送管弦楽団が委嘱、初演した現代ノルウェーの新作を集めたアルバム『変奏曲による変奏曲』。アルフレード・ヤンソンの《ノルウェー民謡主題の変奏曲による変奏曲》は、エドヴァルド・グリーグがヴァルドレスの民謡《北国の農民》を主題に使ったピアノのための変奏曲《バラード
ト短調》(Op.24)を素材とする作品。
ノルウェーのプレーヤー、ティーネ・ティング・ヘルセット(1987-)の技巧と音楽センスを念頭に置き、ジャズをはじめとするさまざまなスタイルの音楽を「ツール」に使った「トランペット協奏曲」として作曲されました。オスロ大学講堂(大ホール)250
周年記念の作品。ヤン・エーリク・ミカルセンの《ソングル》(古ノール語で「歌」)は、ハープと2
つのヴァイオリンを四分音で調律、民俗楽器のハリングフェレをオーケストラの楽器として使うなど、オーケストラの幅広いパレットによる音風景に描いた3
楽章の作品。クヌート・ヴォーゲの《群れ》は、《2011
年序曲の断片》の副題をもち、音楽史から拾ったいくつかの「序曲」に自身の作品の断片を引用して作曲されました。オスロ大学講堂(大ホール)の250
周年を記念するコンサートのための委嘱作。2011
年9 月10 日、ノルウェー放送管弦楽団と2009
年から2012 年まで首席指揮者を務めたトマス・スナゴーにより初演されました。
マヤ・ソールヴェイ・シェルストルプ・ラトシェは、歌手、ヴァイオリニストとしての活動でも知られます。環境問題に関する憲法の条項を曲名に採った《条項112》は、2014
年、ノルウェー憲法制定200 周年を記念する「リレー」コンサートの開始を告げる「ファンファーレ」として作曲された作品です。
このアルバムは、現代ノルウェーの管弦楽作品の高いクオリティを示す「スナップショット」として、2013
年のシーズンからノルウェー放送管弦楽団を指揮するミゲル・ハース=ベドーヤ(1968-)の発案で企画。ノルウェー放送(NRK)の放送のための収録やライヴコンサートの行われる「大スタジオ(Store
Studio)」で収録された音源を使い、ジェフ・マイルズが制作を担当しています。

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COVIELLO CLASSICS
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ドイツ・ロマン派の知られざるホルンの魅力 |
ドイツ・ホルン・アンサンブル |
ラニュルフ・マリー・ユスターシュ・マルキ・ドスモン(1828-1891):
森への挨拶〜4本のホルンのための ヘ長調
カール・アウグスト・ヘンゼル(1799ca-1885):ホルン四重奏曲 ヘ長調Op.75
オリバー・ケルスケン(1967-):ゼーゲベルガー・ミサ〜
パーフォースホルンのための 変ホ長調
ロベルト・スターク(1847-1922):セレナーデ〜4本のホルンのための ヘ長調
Op.42
フランツ・アプト(1819-1885):4本のホルンのための歌曲編曲
・おやすみ、私の愛する子(ソプラノとアルトのための3つの歌Op.137)
・安息日(男声4部のための歌Op.331-1)
・燕が我が家に帰る時(ソプラノとテノールのための7つの歌Op.39-1)
・森の挨拶(男声4部のための” 歌手の朝のドライブ”
Op.147) |
60’50
1850 年頃のあまり知られていないホルンの楽曲をドイツ・ホルン・アンサンブルが研究し録音しました。
冒頭にはラニュルフ・マリー・ユスターシュ・マルキ・ドスモンの作品。1826
〜 91 年頃フランスで活動していたということ以外ほとんど知られていない作曲家。1855
年に作曲された4 本のホルンのための「森への挨拶」は、サン=サーンスに捧げられたと言われています。カール・アウグスト・ヘンゼルはザクセン宮廷楽団のチェリストとしてドレスデンで活躍。1859
年にドレスデンの音楽出版社からホルン四重奏曲版が出版され、1860
年には2 本のホルンとピアノのためのコンチェルティーノとして同じ出版社から出されており、人気の高い楽曲だったことがうかがえます。
またドイツ・ホルン・アンサンブルのメンバーでもあるオリバー・ケルスケン。猟に使われていた歴史を持つ
パーフォースホルンによる「ゼーゲベルガー・ミサ」を収録しています。また歌曲の分野で多くの作品を残したフランツ・アプト。彼の歌曲をホルン四重奏に編曲した4
つの楽曲を録音。知られざるドイツ・ロマン派のホルン音楽の魅力が詰まったアルバムです。
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HMF
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競演陣もすごい!
キャロリン・サンプソン
フライブルク・バロック・オーケストラ
J.S.バッハ:ソプラノのためのカンタータ集
・しりぞけ、もの悲しい影(結婚カンタータ)
BWV 202
・信仰の道を歩め BWV 152
・わたしの心は血の海を泳ぐ BWV 199 |
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
イザベル・レーマン(リコーダー BWV 152ソロ)
カタリーナ・アルフケン(オーボエ BWV 152ソロ)
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ
(ヴィオラ・ダモーレ BWV 152ソロ)
ファウケ・ヘス
(ヴィオラ・ダ・ガンバ BWV 152ソロ)
フライブルク・バロック・オーケストラ
(指揮/ペトラ・ミュレヤンス)
アンドレアス・ヴォルフ(バス=バリトン) |
キャロリン・サンプソン、ソプラノのためのカンタータ集。教会カンタータで唯一ヴィオラ・ダモーレが登場するBWV
152 も収録
録音:2016年5月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
バッハ・コレギウム・ジャパンでもおなじみのソプラノ、キャロリン・サンプソン。これまでに、BIS
レーベルから、多数の教会カンタータ集をリリース、さらに世俗カンタータ(BIS
1411 [BWV 210, 211 収録])、そして最近では歌曲集のディスクもリリースされておりましたが、このたびハルモニアムンディ・レーベルから、フライブルク・バロック・オーケストラとの共演で、バッハのソプラノのためのカンタータ集がリリースされるはこびとなりました。BWV152
はソプラノとバスのためのカンタータで、教会カンタータの中で唯一ヴィオラ・ダモーレが登場する作品です。4
曲目のソプラノのアリアでの、リコーダーとヴィオラ・ダモーレの作り出す天上的な響きもまた聴きどころです(ヴィオラ・ダモーレはゴットフリート・フォン・デア・ゴルツが担当)。サンプソンの歌唱の喜びのメリスマでの超絶技巧の軽やかさ、全体を通しての明るい歌声に、フライブルクの面々の醸し出すほっこりとした器楽アンサンブルがまた愉しく、すがすがしい気持ちになれる1
枚です。
キャロリン・サンプソン、ひっぱりだこです。
ということで何度でもご紹介します
パーセル歌曲集
パーセルの歌曲集なんて珍しいな、と思って聴き始めたこのアルバム・・・。
そうしたらソプラノのキャロリン・サンプソンにハートを射抜かれた。
もともと店主はバトルやコトルバシュといった「小鳥系(勝手に名づけてる)」ソプラノが好き。いつもは爽やかな青空を健やかに朗らかに飛びまわっているんだけど、雨雲や大きい鳥が出てきたらすぐに木の葉の間に隠れてしまうような。
このキャロリン・サンプソン。その二人とはちょっと違うかもしれないが、その声の美しさは二人に勝る。
鈴木雅明&BCJのシリーズでおなじみの人だったのだが、これまで情けない話だがあまり注目していなかった。それがここでこんなパーセルを聴かせてくれるとは・・・。
歌になんというか、優しさとか真心とか、そういったものを感じるのである。しかも朗らかで素直で優雅な透明感!・・・安心してずっとその世界に浸りたくなる。
またまわりをかためる古楽器演奏陣もうまい。でしゃばりすぎてサンプソンの歌を殺すようなことをせず、しかしところどころで自由に歌って場を盛り上げる。
心温まる素敵なアルバムだった。
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Zabad, 黄昏時の潮
・Samai I&II/・”Zabad”/
・ラスト・モード・プレリュード/
・Awalem/
・ナハワンド・モード・プレリュード/
・北のそよ風/・Marakeb/
・アフタヌーン・ジャム |
デュオ・サビル
〔アハマド・アル・カティブ(ウド)
ヨッセウ・フバイシュ(パーカッション)〕
エリー・クーリ(ブズック)
ユベール・デュポン(コントラバス) |
軽やかなアラブ音楽
録音:2015年8月、9月
ハルモニアムンディのlatitude シリーズ最新盤は、デュオ・サビル(アラビア語で‘道’
の意)によるディスク。タイトルのZabad とはアラビア語で泡を意味します。軽さ、波の泡などのはかないものが音楽で表現されています。軽さのあるアラブの音楽の世界にどっぷり浸かれる1
枚です。

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MIRARE
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ジャン=クロード・ペヌティエ(ピアノ)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
・ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K467
・ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K491 |
ジャン=クロード・ペヌティエ(ピアノ)
クリストフ・ポッペン(指揮)
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団 |
極めつけのフランスの大家ペヌティエによる天上の美しさのモーツァルト
録音:2016 年2月20日、オーディトリウム・ド・ラ・メゾン・ド・ラ・ラディオ(ライヴ)
近年その音色はさらに純度を増し、奥深い音楽を展開しているフランスの大家、ジャン=クロード・ペヌティエ。モーツァルトのピアノ協奏曲のライヴ録音の登場です。第21
番では、フランス放送フィルが奏でる軽やかで明るい前奏の後の、ペヌティエのピアノの第1
音から、天上の世界にいざなわれるよう。第24
番でも、モーツァルトの短調の美しさをこれ以上ないかたちで堪能させてくれます。ペヌティエの音色からは、一切の「私」が排除されており、ただただ純度の高いモーツァルトの世界がつむぎだされていきます。

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HYPERION
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マーティン・ブラビンズ(指揮)&BBCスコティッシュ響
ウォルトン:
ヒンデミットの主題による変奏曲、ヴァイオリン協奏曲
ヴァイオリン協奏曲ロ短調*
管弦楽のためのパルティータ
ヒンデミットの主題による変奏曲
映画《スピットファイア》前奏曲とフーガ |
アンソニー・マーウッド(ヴァイオリン)*
マーティン・ブラビンズ(指揮)
BBCスコティッシュ交響楽団 |
【今年も5月&9月に来日予定!】マーティン・ブラビンズが振るウォルトン!
☆イギリス近現代音楽に定評のあるマーティン・ブラビンズが振るウォルトン!
☆ブラビンズは5月に都響と、9月に名フィルと共演予定!
2003年から2016年まで名古屋フィルの常任指揮者を務め、2016年からはイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督という大役を任されているマーティン・ブラビンズ。2011年に発売された「ウォルトンの交響曲第1番&第2番(CDA
67794)」が同曲の決定盤として高い評価を得るなど、英国近現代音楽に定評のあるマーティン・ブラビンズが振るウォルトンの新録音が登場。
ウォルトンと交流のあったヒンデミットの作品を元に書き上げた管弦楽のための傑作「ヒンデミットの主題による変奏曲」の新盤は、英国音楽ファン要注目。
「ヴァイオリン協奏曲」では、元フロレスタン・トリオのメンバーとして活躍し、ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト・シリーズなど数多くの協奏曲録音でもお馴染みの名ヴァイオリニスト、アンソニー・マーウッドがソリストを担当。
録音:シティ・ホール(グラスゴー)
☆マーティン・ブラビンズ 2017年来日公演スケジュール
5月16日(火) 東京オペラシティ(東京都交響楽団)
5月21日(日) 東京芸術劇場(東京都交響楽団)
9月8日(金) 愛知 日本特殊陶業市民会館フォレストホール(名古屋フィルハーモニー交響楽団)
9月9日(土) 愛知 日本特殊陶業市民会館フォレストホール(名古屋フィルハーモニー交響楽団)

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スタンフォード:合唱作品集
見よ、私はカルデア人を起こす Op.145/
テ・デウム ハ長調 Op.115*/3つのモテット
Op.38/
暗闇を照らす光よ/ベネディクトゥス ハ長調
Op.115/
み神とともなる Op.113-6b/ユビラーテ ハ長調
Op.115/
8声の合唱のためのマニフィカト変ロ長調 Op.164/
幻想曲とトッカータ ニ短調 Op.57†/
永遠なる父 Op.135-2/聖パトリックの胸当て* |
スティーヴン・レイトン(指揮)
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団
トリニティ・ブラス*
オワイン・パーク(オルガン)†
アレクサンダー・ハミルトン(オルガン) |
レイトン率いる名門カレッジ聖歌隊、スタンフォードの宗教合唱作品を歌う!
☆ハウエルズの感動再来! 名門カレッジ聖歌隊が歌うスタンフォード!
☆英国国教会の伝統に根ざした豊かな合唱作品集!
イギリス合唱界の名指揮者、スティーヴン・レイトンが音楽監督を務めている名門ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団。ヘンデルからケネス・レイトン、エセンヴァルズ、ウカシェフスキなど広いレパートリーを誇り、2012年の英グラモフォン賞を受賞した「ハウエルズのレクイエム(CDA
67914)」など多くの名盤を録音してきた同コンビによる、スタンフォードの合唱作品集が登場。
英国国教会の伝統に根ざした感情豊かな宗教合唱作品を、スティーヴン・レイトンが磨き上げた名門カレッジ聖歌隊の歌声でどうぞ。
「幻想曲とトッカータ Op.57」は、現在若き作曲家としても注目を浴びている(CDA
68087、SIGCD 471等)、ケンブリッジ・トリニティ・カレッジのオルガン・スカラー、オワイン・パークによる演奏です。
録音:ヘレフォード大聖堂&ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ礼拝堂

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CDA 68172
(2CD/特別価格)
\2400
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ドナルド・スワン:歌曲集 |
フェリシティ・ロット(ソプラノ)
キャスリン・ラッジ(メゾ・ソプラノ)
ジョン・マーク・エインズリー(テノール)
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)
クリストファー・グリン(ピアノ) |
☆「フランダース&スワン」のコンビで知られるドナルド・スワンの、フランダース"以外"のクラシカル・ソング。
☆デイム・フェリシティ・ロットを始め、豪華歌手陣!
"歌曲大国ハイペリオン"が贈る新たな歌曲アルバムは、作家、俳優のマイケル・フランダースと組んだ「フランダース&スワン」のコミックソング作家としても知られるウェールズの音楽家、ドナルド・スワン(1923ー1994)の歌曲集。
ここでは、シェイクスピアやロバート・バーンズからエドナ・ミレイ、エミリー・ディキンソン、ジョン・ベッチェマン、ウィリアム・ブレイクなど、フランダース以外の様々な詩に曲を付けたスワンの作品を収録。
フェリシティ・ロットやジョン・マーク・エインズリー、ロデリック・ウィリアムズといったイギリスを代表する豪華歌手たちが、再評価の機運高まるドナルド・スワンの歌曲を歌います。
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マショー:ソヴリン・ビューティ |
オルランド・コンソート
〔マシュー・ヴェンナー
(カウンターテナー)、
マーク・ドーベル(テノール)、
アンガス・スミス(テノール)、
ドナルド・グレイグ(バリトン)〕 |
☆ドナルド・グレイグが低声部を支える、中世ルネサンスの男声ヴォーカル・アンサンブル。
☆オルランド・コンソートの中心プロジェクトとなっている、ギョーム・ド・マショーの作品集第4弾!
1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。かつてアンドルー・カーウッドが在籍し、現在はタリス・スコラーズのメンバーでもあるドナルド・グレイグが低声部を支える精緻な歌声で、中世ポリフォニー音楽の最高峰として活動しています。
「ソヴリン・ビューティ(Sovereign Beauty)」は、これまでコンサートとレコーディングの両面で高い評価を確立してきたマショー・シリーズの最新作。14世紀の詩人であり"アルス・ノヴァ"を代表するフランスの音楽家、ギョーム・ド・マショー(c.1300−1377)の詩的で美しい音楽を、オルランド・コンソートの完璧なアンサンブルで歌います。
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LYRITA
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SRCD.360
(CD-R)
\2500
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20世紀イギリスのヴァイオリン・ソナタ集
ライゼンシュタイン:ヴァイオリン・ソナタ嬰ト長調
Op.20
ブッシュ:ヴァイオリン・ソナタ(世界初録音)
アイアランド:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 |
スタインバーグ・デュオ
〔ルイーザ・ストーンヒル
(ヴァイオリン)、
ニコラス・バーンズ(ピアノ)〕 |
混迷を極めた戦争の時代に作曲された20世紀イギリスの3つのヴァイオリン・ソナタ。
1945年に作曲されたジェフリー・ブッシュ(1911−1968)の知られざる「ヴァイオリン・ソナタ」はこれが世界初録音であり英国音楽ファン要注目。
2016年1月4日−6日の録音。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
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NIMBUS ALLIANCE(CD−R)
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NI 6223
(CD-R)
\2400 →\2190
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フェルツマンのJ.S.バッハ。
"インヴェンションとシンフォニア"!
J.S.バッハ:
2声のインヴェンション BWV.772-786*
3声のシンフォニア BWV.787−801
6つの小前奏曲 BWV.933−938
4つのデュエット BWV.802−805 |
ウラディーミル・フェルツマン(ピアノ) |
孤高の天才フェルツマンのJ.S.バッハ。最新作は"インヴェンションとシンフォニア"!
旧ソ連からの出国を希望したため活動禁止と事実上の追放となり、亡命先のアメリカで奇跡的な復活を遂げた孤高の天才ピアニスト、ウラディーミル・フェルツマン。
「フランス組曲」(NI 6314)、「6つのパルティータ」(NI
6207)、「イギリス組曲」(NI 6176)など、数多くのJ.S.バッハの名演を生み出してきたフェルツマンが、遂に「3声のシンフォニア」を録音し『インヴェンションとシンフォニア』が完成!
フェルツマンがライフワークとしてきたバッハの音楽。「インヴェンションとシンフォニア」でもその独創的なアプローチで、聴き手に新たな発見をもたらしてくれることでしょう。
※録音:2016年4月10日&1999年9月8日−11日*
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
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NI 6338
(CD-R)
\2400
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リチャード・ブラックフォード(1954−):4つの協奏曲
ブラックフォード:
ヴァイオリン協奏曲*/クラリネット五重奏曲+/
暴力の人類史#/グッドフェロー** |
マリア・ガドソワ(ヴァイオリン)*、
リチャード・ブラックフォード(指揮)*、
ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団*、
デイヴィッド・キャンベル(クラリネット)+、
ソルスティス弦楽四重奏団+、
エミリー・ペイルソープ(オーボエ)#/**、
マーティン・ブラビンズ(指揮)#、
BBC交響楽団#、
ダニエル・ペイルソープ(フルート)**、
ジュリアン・ミルフォード(ピアノ)** |
フルオーケストラと自然界の野生の音を共存させた「グレート・アニマル・オーケストラ」(NI
6274)が話題を呼んだイギリスの作曲家、リチャード・ブラックフォード(1954−)。
新古典主義の作風を思わせる力作「ヴァイオリン協奏曲」など、2007年から2015年にかけて作曲された4つの協奏曲を収録。
2008年−2015年の録音。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
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ONYX
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トルプチェスキ&ペトレンコ
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第1番変ニ長調 Op.10
ピアノ協奏曲第3番ハ長調 Op.26
ヘブライの主題による序曲ハ短調 Op.34bis |
シモン・トルプチェスキ(ピアノ)
ワシリー・ペトレンコ(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィル
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トルプチェスキ&ペトレンコ&RLPO!プロコフィエフのピアノ協奏曲集!
☆ トルプチェスキ、ペトレンコ&RLPOのONYX第2弾はプロコフィエフ!
☆ 前作「チャイコフスキー」(ONYX 4135)は世界各地で高評価続出!
世界を舞台に快進撃を続ける21世紀の若き巨匠ワシリー・ペトレンコとロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、そして旧ユーゴスラヴィアのマケドニア出身で現在はロンドンを拠点に活躍中の鬼才シモン・トルプチェスキ。
世界各地で絶賛された「チャイコフスキー」(ONYX
4135)に続くトルプチェスキ、ペトレンコ&RLPOの強力コンビによるロシアン・プログラムは「プロコフィエフ」!
ロシア音楽を得意とするトルプチェスキとペトレンコにとって、プロコフィエフのピアノ協奏曲は、まさに自家薬籠中のレパートリーであり、名演の誉れが高いラフマニノフ、チャイコフスキーを上回る会心の演奏を聴かせてくれることだろう。
ますます勢いを増している新世代の指揮者とピアニスト、ペトレンコとトルプチェスキのプロコフィエフは話題必至!
世界で絶賛!
第2番が繊細でゴージャスで感性豊かですごい |
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チャイコフスキーの協奏曲第1番&第2番!
チャイコフスキー:
ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
ピアノ協奏曲第2番ト長調 Op.44 |
シモン・トルプチェスキ(ピアノ)
ワシリー・ペトレンコ(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団 |
ペトレンコ&トルプチェスキ登場!
ロシアの若獅子ワシリー・ペトレンコと創立175年を迎える名門ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(RLPO)がONYX初登場!
共演するのは、旧ユーゴスラビア、マケドニアが輩出したワールドクラスのピアニスト、シモン・トルプチェスキ。Avieに録音したラフマニノフ(AV
2290、AV 2291)が高い評価を得てきた同コンビの協奏曲新録音は、ロシアの大家チャイコフスキーというペトレンコ十八番のプログラム!
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そして・・・
シモン・トルプチェスキ(ピアノ)&ワシリー・ペトレンコ(指揮)
AVIEからのラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集 |
AVIE
AV 2192
\2500
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ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30 |
シモン・トルプチェスキ(ピアノ)
ワシリー・ペトレンコ(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・
フィルハーモニー管弦楽団 |
AVIE
AV 2191
\2500
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ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.1
ピアノ協奏曲第4番ト短調Op.40
パガニーニの主題による狂詩曲Op.43 |
シモン・トルプチェスキ(ピアノ)
ワシリー・ペトレンコ(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・
フィルハーモニー管弦楽団 |
マケドニアの英傑とロシアの若獅子!トルプチェスキ&ペトレンコのラフマニノフ!
ロシアの若獅子ワシリー・ペトレンコと、旧ユーゴスラビア、マケドニアが輩出したワールドクラスのピアニスト、シモン・トルプチェスキの強力タッグによるラフマニノフ!
トルプチェスキは、ジンマンやマゼール、デュトワ、ノセダなど多くの名匠たちと共演を重ねる若き天才ピアニスト。日本でも2006年に大野和士&新日本フィルとのコンビで凄演を繰り広げており、旧ユーゴスラビア連邦崩壊の混乱を乗り越えてきたトルプチェスキの演奏はすでに風格すら漂う。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
LYRITA(ITTER BROADCAST COLLECTION)
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REAM.1132
(CD-R)
\2500
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BBCの放送録音を収録した
テープ、アセテート盤からの復刻によるシリーズ
キャノン:
グロスター・レクイエム《光の王》*
(BBC放送:1981年1月6日)/
ソプラノとハープのための5つの歌+/弦楽四重奏曲# |
イリス・デラクア(ソプラノ)*、
ケネス・ボーウェン(テノール)*、
グレアム・タイタス(バス)*、
ジョン・サンダース(指揮)*、
スリー・カテドラル・クワイアーズ・フェスティヴァル・コーラス*、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団*、
パルナン弦楽四重奏団+、
マーガレット・プライス(ソプラノ)#、
マリア・コルチンスカ(ハープ)# |
「Itter Broadcast Collection」は、リリタ(Lyrita)の創設者リチャード・イッターが所有していたBBCの放送録音を収録したテープ、アセテート盤からの復刻によるシリーズ。
フィリップ・キャノン(1929−2016)は、ジェイコブとヴォーン・ウィリアムズに作曲を師事し、英国王立音楽大学の作曲家教授として後進の育成にも熱心だった20〜21世紀イギリスの作曲家。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
<映像>

4/5(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
HAENSSLER
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ギリシャ出身期待のバリトン、
ヨルゴス・カナリスが「白鳥の歌」に挑戦!
(1)ベートーヴェン:連作歌曲「遥かなる恋人に寄す」Op.98
(2)シューベルト:白鳥の歌 D.957 |
ヨルゴス・カナリス(バリトン)
トーマス・ワイズ(ピアノ) |
セッション録音:2014年5月/ボン劇場、第5リハーサルステージ(ドイツ)/58’42”
ギリシャ出身のバリトン、ヨルゴス・カナリスが、ベートーヴェンの連作歌曲「遥かなる恋人に寄す」とシューベルトの「白鳥の歌」を収録しました。
カナリスは地元の少年合唱団、及び父ドミトリオスが指揮をつとめるカナリス・アンサンブルで幼少より自然と音楽に関わってきました。その後ミュンヘンでヨゼフ・メッテルニヒに師事、さらにヘルムート・リリング、トーマス・クヴァストホフ、ダフネ・エヴァンゲラトスなど、著名なアーティストのマスタークラスを、独唱者としての研鑽を積みました。
2009 年よりボン歌劇場のレギュラーとなり、ヘンデルのエツィオのマッシモ役でデビューを飾りました。温かみのあるカナリスの歌声で聴く「白鳥の歌」をお楽しみください。

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HMF
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ベルリン古楽アカデミー
テレマン(1681-1767):多数の楽器のための協奏曲集 |
ベルリン古楽アカデミー |
・協奏曲 TWV 54: D3 ニ長調
〔トランペット3、ティンパニ、オーボエ2、弦、通奏低音〕
・協奏曲TWV 53: h1 ロ短調(ドレスデン版)
〔フルート2、カルケドン、弦、通奏低音〕
・協奏曲 TWV 44: 43 変ロ長調
〔オーボエ3、ヴァイオリン3、通奏低音〕
・ソナタ TWV 44: 32 ヘ短調
〔ヴァイオリン2、ヴィオラ2、チェロ、通奏低音〕
・協奏曲 TWV 53: F1 ヘ長調
〔マンドリン、ハンマード・ダルシマー、ハープ、弦、通奏低音〕
・協奏曲 TWV 53: d1 ニ短調
〔オーボエ2、バソン、弦、通奏低音〕
・協奏曲 TWV 54: D2 ニ長調
〔ホルン3、ヴァイオリン、弦、通奏低音〕
・アダージョ(協奏曲 TWV 43: G5 ト長調より)
〔ヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ、通奏低音〕 |
古楽器の名人集団ベルリン古楽アカデミーによるテレマンの協奏曲集、珍しい楽器、カルケドンも登場!
録音:2016年9月、テルデックス・スタジオ(ベルリン)
1982 年創立の名門、ベルリン古楽アカデミー最新盤。テレマンの多数の楽器のために書かれた協奏曲を集めたプログラムで、各奏者が繰り広げる文句なしの超絶技巧と愉悦の音楽を堪能できます。
少し珍しい楽器も取り上げられているのもまたおもしろいところ。TWV53:
h1 に登場するカルケドンは、リュートの仲間。テレマンは400
もの楽曲にこのカルケドンを指定しており、通常はバス声部を担当させていますが、時にハーモニーを奏でるためにも用cいています。
カルケドンには様々な種類がありますが、テレマンの楽曲の音域などから、6
弦・ロングネックの「ガリツォーナ」として知られる楽器を念頭に置いていたと考えられます。
この録音では、1718(または1728)にプラハで作られた楽器のコピーを用いて、ソナタのバス声部を演奏しています。通常のリュートよりも少し低く太めでどこか素朴な味わいのある音色、注目です。
他にもマンドリンとハンマード・ダルシマーが登場する協奏曲も、どこかオリエンタルな響きのするたのしい仕上がり。ベルリン古楽アカデミーによる愉悦の極みのテレマン、注目です!

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SUPRAPHON
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SU 4204
(2CD)
\3600
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フランツ・クサヴァー・リヒター(1709-1789):
聖金曜日のためのオラトリオ《キリストの降架》(全2幕)
【世界初録音】 |
カテジナ・クネジコヴァー(Sマグダラ)、
ヤロスラフ・ブレジナ(T アリマタヤのヨセフ)、
フィリップ・マスマン(C-T ジョヴァンニ)、
ピョートル・オレク(A キレネのシモン)、
レンカ・カフォウルコヴァー・ジュリコヴァー(S
ニコデモ)
ロマン・ヴァーレク(指揮)、
チェコ・アンサンブル・バロック管弦楽団、
チェコ・アンサンブル・バロック合唱団
(テレサ・ヴァールコヴァー(合唱指揮)) |
世界初録音。チェコ・アンサンブル・バロック管がF.X.リヒターのオラトリオ《キリストの降架》を録音!
録音:2016年5月17-20日/聖母マリア教会、ヴラノフ・ウ・ブルナ/1h51’02”
スプラフォン・レーベルが力を注いで録音をしているフランツ・クサヴァー・リヒター(1709-1789)の作品。今回は聖金曜日のためのオラトリオ《キリストの降架》の世界初録音です。
18 世紀にボヘミアからドイツに出て活躍した作曲家たちの代表格で、前古典主義をリードしたフランツ・クサヴァー・リヒターは、バス歌手、弦楽器奏者、作曲家としてマンハイム宮廷に仕え、宮廷楽団での目覚ましい活躍により、いわゆる「マンハイム楽派」の巨星として音楽史にその名を残しています。
全2 幕からなるオラトリオ《キリストの降架》は1748
年に選帝候の要望により作曲されました。5 名のソリストがアリアを歌い、冒頭、中間そして終曲で短い合唱曲が伴う美しい作品で、ジョヴァンニ・クラウディオ・パスクィーニ詞によるF.X.
リヒター唯一のイタリア語によるオラトリオです。
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MD+G
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903 19886
(SACD Hybrid)
\3100 |
《ハインリヒ・ヨーゼフ・ベールマン:クラリネット五重奏曲》
ハインリヒ・ヨーゼフ・ベールマン:
1) クラリネット五重奏曲変ホ長調Op.23,
2) クラリネット五重奏曲ヘ短調Op.22,
3) クラリネット五重奏曲変ホ長調Op.19 |
リタ・カリン・マイヤー(クラリネット),
ベレヌス弦楽四重奏団, |
ウェーバーとメンデルスゾーンに影響を与えたクラリネットの名手
19世紀前半を代表するクラリネットの伝説的名手ベールマンは、その演奏でウェーバーとメンデルスゾーンに影響を与えたことで知られています。
当時の新しい奏法も積極的に取り入れ、楽器自体の発展にも関与、多くの作曲家がベールマンのために作品を書きましたが、当時の名手たちの例に違わず、彼自身も優れた作品を書いており、このアルバムでは3曲のクラリネット五重奏曲を聴く事ができます。
超絶技巧を駆使した華やかな作品を演奏するのはチューリヒ歌劇場管弦楽団の首席奏者リタ・カリン・マイヤーとベレヌス弦楽四重奏団。つややかな音色をSACDハイブリッドの高音質でお楽しみいただけます。
SACDハイブリッド仕様 |
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905 19546
(SACD Hybrid)
\3100 |
《ヨハン・カスパル・メルツ:ギター作品集》
ヨハン・カスパル・メルツ:
1) ゲベス(吟遊詩人の調べOp.13より),
2) オルゲルフーゲ(アルブレヒツベルガーの作品による),
3) 夕べのハーモニー(グランド・ファンタジー),
4) 6つのシューベルトの歌, 5) 3つの作品Op.65,
6) 「ヴェルディのエルナーニ」のオペラレビューOp.8,
7) 去っていった人に(吟遊詩人の調べOp.13より) |
フランク・ブンガルテン(ギター) |
最後のウィーンのヴィルトゥオーゾ・ギタリスト
ブラティスラヴァで生まれたメルツは、19世紀ロマン派を代表するギタリスト、作曲家です。幼い頃からギターとフルートの神童として知られ、30歳代でウィーンに進出した後は、数多くのギター作品を発表。
なかでも「吟遊詩人の調べ」は彼の代表作であり、その美しいメロディは多くの人々の心を捉えています。メルツの作品のほとんどは7弦以上の「多弦ギター」のために書かれており、低音の響きが重視されているものが多いため、このアルバムで演奏しているブンガルテンも、Johann
Gottfried Scherzerの歴史的モデルに低弦を追加し、メルツが求めた響きを奏でることに成功しました。
代表作「吟遊詩人の調べ」の他、ギターで演奏するのは困難な「オルガン・フーガ」や、シューベルトの歌曲編曲など、極限まで磨き抜かれた技巧と旋律を高音質でお楽しみいただけます。
SACDハイブリッド仕様 |
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307 19762
\2400→\2190 |
ライプツィヒ弦楽四重奏団
《モーツァルト:初期弦楽四重奏曲集第2集》
モーツァルト:
1) 弦楽四重奏曲第4番ハ長調 K.157,
2) 弦楽四重奏曲第3番ト長調 K.156,
3) 弦楽四重奏曲第13番ニ短調 K.173,
4) 弦楽四重奏曲第8番ヘ長調 K.168 |
ライプツィヒ弦楽四重奏団
[コンラート・ムック(ヴァイオリン),
ティルマン・ビュニング(ヴァイオリン),
イーヴォ・バウアー(ヴィオラ),
マティアス・モースドルフ(チェロ)] |
一切の妥協ない鋭い演奏が、若いモーツァルトの熱意を伝える
1772年末に「ルーチョ・シッラ」の初演のためにミラノに出かけたモーツァルトが作曲した3曲の弦楽四重奏曲「ミラノ四重奏曲」の第2、第3曲であるK156と157。これは当時ミラノで流行していた様式を取り入れた作品で、モーツァルトの研究熱心さが表れているものです。
K168とK173は「ウィーン四重奏曲」と呼ばれる曲で、どれも4楽章形式で書かれた緻密な作品。
第4楽章にフーガが置かれるなど実験的であり、流麗な音の中に自分の音を模索するモーツァルトの姿が透けてみえるかのような傑作です。ライプツィヒ弦楽四重奏団による丁寧な演奏で。
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602 19942
\2400→\2190 |
忘れられていたもう一人のバッハの息子
《ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ:宗教的作品集》
ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ:
1) モテット「目覚めよと呼びわたる物見の声」,
2) ミゼレーレ ハ短調, |
マリア・ザードリ(ソプラノ),
レーナ・スザンネ・ノーリン(メゾ・ソプラノ),
ギイ・ド・メイ(テノール),
クラウス・メルテンス(バリトン),
ダス・クライネ・コンツェルト,
ライニッシェ・カントライ,
ヘルマン・マックス(指揮) |
バッハの下から2番目の息子、J.C.F.バッハによる古典派への架け橋的作品
J.S.バッハの数多い子供たちの中で、下から2番目にあたるのがヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハです。
父親から音楽を学び、18歳の時にビュッケブルクの宮廷にチェンバロ奏者として就職。当時の音楽はすでに父バッハの時代とは異なる様式が流行しており、このヨハンのモテットも前古典派の様式に則って書かれています。「ミゼレーレ」のスコアはずっと行方不明でしたが、1975年にロンドンの競売に出品され注目を集めた作品でもあります。
この時代の研究家でもあるヘルマン・マックスとダス・クライネ・コンツェルトの演奏は、知られざる作品の本質を明らかにする説得力に富んだものです。
【録音】1988年, 1994年
********************************
「バッハの一族って音楽家がいっぱいいるんですよね、どんな人がいるんですか?」
というムチャな質問を受けることがある。
こういうときに答えるのは
バッハにはたくさん息子がいたけど、まあとりあえず
長男ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710〜84)
次男カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714〜88)
末っ子のヨハン・クリスティアン・バッハ(1735〜82)
この3人さえ覚えておけばいいんじゃない、という、質問者よりもさらにムチャな答えをして済ませている。
ところが、最近どうもそうはいかなくなってきた。
ヨハン・クリストフ・フリードリッヒ・バッハ(1732〜95)というもう一人の息子の作品がじわじわ出てき始めたのである。

ヨハン・クリストフ・フリードリッヒ・バッハは大バッハとアンナ・マクダレーナの第9子で、下から数えて2番目の息子にあたる。
父親から音楽を学ビュッケブルクの宮廷でチェンバロ奏者として雇われ、1759年にはコンサートマスターとなった。
ただ、大バッハには息子が3人いる。ビュッケブルクに4人目がいるがバッハの息子の中に数えたくない。」と言われたり、「ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハの作品は、他の兄弟と同じような歴史的意義が認められるわけではない。」とも言われたりして散々である。
しかしカール・フィリップの多感な作風の影響や、同時代のイタリア音楽の趣味も感じさせ、さらに弟ヨハン・クリスティアンをロンドンに訪ねてからは、弟とモーツァルトの影響も見られるようになる
実際残された作品を聴くと、下記ACCENT の
ACC 24257 交響曲第3番 ニ短調の第1楽章と第2楽章なんてなかなかいかしてる。
そして今回登場したのが、ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ一人だけの「宗教的作品集」アルバムである。
独り立ちである。
そろそろ3人の兄弟の仲間入りをさせてあげてもいいときが来たのかもしれない。
ちなみにこの人の息子ヴィルヘルム・フリードリヒ・エルンスト・バッハは、作曲家としてバッハ一族の音楽伝統の掉尾を飾ることとなった。
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903 19986
(SACD Hybrid)
\3100 |
《グリーグ:弦楽四重奏曲集》
グリーグ:
1) 弦楽四重奏曲第1番ト短調Op.27,
2) 弦楽四重奏曲第2番ヘ長調EG.117,
3) フーガ ヘ短調EG.114 |
メッコーレ弦楽四重奏団
[Jaros?aw Nadrzycki (violin),
Wojciech Koprowski (violin),
Micha? Bry?a (viola),
Karol Marianowski (cello)] |
若きメンバーで構成された魅力的な「メッコーレ弦楽四重奏団」の力強い説得力
2007年に設立されたメッコーレ弦楽四重奏団は、若きメンバーで構成された魅力的なアンサンブルです。ロンドンのウィグモア・ホールで開催された弦楽四重奏コンクールに入賞したほか、数多くのコンクールに入賞する実力を持ち、各地の音楽祭に出演、世界中のコンサートホールでも演奏しています。
これまでにシマノフスキ、ドビュッシーのアルバムと、モーツァルト、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲のアルバムをリリースしていますが、MDGレーベルへのデビュー盤となるのはグリーグの2つの弦楽四重奏曲とフーガの組み合わせ。ロマン派と印象派の間にあるト短調の弦楽四重奏曲と、未完の第2番、それを補うフーガというあまり演奏されることのない作品を、彼らは瑞々しく、そして力強く演奏しています。
SACDハイブリッドの容量を存分に活かした高音質録音です。
SACDハイブリッド仕様 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

4/4(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
AD VITAM
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バロックのエッセンス
(1)クープラン:神秘的なバリケード〜第6
組曲より
(2)同:ヴィオール組曲第2番
(3)J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番BWV1001
(4)スカルラッティ:
ソナタ イ長調K208/イ長調K322/ホ長調K380/ヘ短調K481 |
アルカイツ・シャンボネ(ギター) |
しっとり美しいギターによるバロック名曲の世界
録音:2015年7月22-24日/ノワルラック修道院/DDD、HDRS
録音、55’ 35”
アルカイツ・シャンボネは1987 年生まれのフランスのギタリスト。パリ音楽院でオリヴィエ・シャサンに師事、多くのコンクールに上位入賞する期待の若手。クープランのヴィオール組曲第2
番中の壮絶にしてあまり知られていない「葬儀」をどうしてもギターで演奏したかったことが、このアルバム実現につながったとのこと。
たしかにもすさまじく、オリジナルのギター曲のように心打たれます。 |
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APARTE
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宮廷のサロンを彷彿とさせる
マダムのために〜ルイ15
世の娘アデライードのための愉しみ
フランスの名手ボーモンと「ル・コンセール・ド・ラ・ローグ」音楽監督ショヴァンのヴァイオリン
・ジャン=ジョセフ・ド・サン・ジェルマンの置き時計の鐘の音
・シモン・シモン(c.1735-c.1802):
コンセール第1番(クラヴサンとヴァイオリンのための)
・アントワーヌ・ドーヴェルニュ(1713-1797):
ソナタ第12番 イ短調(ヴァイオリンと通奏低音のための)
・シモン・シモン:ソナタ第4番 イ短調よりマエストーソ
・マルカントワーヌ・ル・ヌプヴの音楽に基づく置時計のエア
・ラモー(1683-1764):
カストールとポリュックスの序曲およびバレのクラヴサン編曲半
(ブノーによる)
・クロード・バルバストル(1724-1799):
ソナタ第1番 ト長調よりアリア・グラティオーソ
・ジャン=フィリップ・ギニョン(1702-1774):
ラモーの未開人に基づく変奏曲(2つのヴァイオリンのための)
ジャン=バティスト・カルドンヌ:
ソナタ第7番 ヘ長調(クラヴサンとヴァイオリンのための) |
オリヴィエ・ボーモン(チェンバロ)
ジュリアン・ショヴァン(ヴァイオリン) |
ヴェルサイユ宮殿の午後のひとときの音楽の時間
録音:2015年7月、ヴェルサイユ宮殿内
タイトルのアデライードは、マダム・アデライード(1732-1800)、ルイ15
世とマリー・レクザンスカの間に生まれた8 人の娘のなかの1
人のこと。ルイ15 世の娘たちはヴェルサイユで音楽のレッスンに明け暮れ、その才能もなかなかだったといいます。様々な作曲家がレッスンをし、いくつかの作品を彼女たちに献呈しています。
CD のタイトルも、アデライードに献呈された作品が含まれていることに因んでいます。F.
クープランの弟子としても名高いシモン・シモン(c.1735-c.1802)の作品など、貴重な録音がならびます。フランスの名手ボーモンと、ピリオド楽器のオーケストラ「ル・コンセール・ド・ラ・ローグ」の音楽監督も務める気鋭のショヴァンが、宮廷のサロンを彷彿とさせる典雅な演奏を展開しています。

ジュリアン・ショヴァンの旧譜
どれも注目盤 |
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ピオーも参加の注目アルバム
ル・コンセール・ド・ラ・ローグ
ハイドンのパリ交響曲チクルス
・アンリ=ジョゼフ・リジェル(1741-1799):
交響曲第4番 ハ短調 op.12
・ジュゼッペ・サルティ(1729-1802):
lo d’amore, oh Dio! Mi moro〜
「見捨てられたディドーネ」よりセレーナのアリア*
・J.C.バッハ(1735-1782):
Semplicetto, ancor non sai〜
「エンディミオーネ」よりディアーナのアリア
・J.ハイドン(1732-1809):
交響曲第85番「王妃」変ロ長調 Hob I:85
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ジュリアン・ショヴァン(指揮)
ル・コンセール・ド・ラ・ローグ
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ) |
録音:2016年3月 * 世界初録音
ハイドンのパリ交響曲(第82-87 番)を録音するプロジェクトの第1
弾。
当時の演奏会習慣に則り、交響曲をメインに据え、様々な編成の楽曲でプログラムが構成されています。
1 曲目のリジェルの交響曲は管楽器の活躍も印象的な、ドラマティックな作品。2
曲収録のソプラノ・アリアでは、サンドリーヌ・ピオーが客演しています。ハイドンの「王妃」では快活なテンポで、きざむ弦のリズムが小気味よい演奏です。
ル・コンセール・ド・ラ・ローグは2015 年、ヴァイオリン奏者のジュリアン・ショヴァンによって設立されました。この名称は、1783
年に設立され、ハイドンの「パリ交響曲」もこの団体のために書かれたコンセール・ド・ラ・ローグ・オランピックにちなんでいます。
この団体は、マリー=アントワネット下のチュイルリー宮でレジデント・オーケストラを務めた、フランス、そしておそらくヨーロッパ随一の楽団でした。メンバーはほぼ全員フリーメイソンによって構成され、名称のLoge
もフリーメイソンのLodges に因んでいます。
ショヴァンはOlympic
という文言を団体名に使うことをオリンピック委員会から禁止されたため、2016
年から名称をル・コンセール・ド・ラ・ローグとして活動を続けています。
華やかなプロモーション映像です。どうぞ。
https://youtu.be/ofUbonhawsk
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AMBROISIEからリリースされたロレールのベートーヴェン
その初期作品集でヴァイオリンを担当しているのがショヴァン |
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フランスの名門ピリオド楽器オーケストラル・セルクル・ドゥラルモニー、
ベートーヴェン:
(1)プロメテウスの創造物op.43(1801)
(2)歌劇『レオノーレ』より
マルツェリーネのアリア「おお、私があなたと一緒になれたら」(1805)
(3)いいえ、心配しないで
WoO92a (1801-02)
(4)ロマンス ヘ長調(ヴァイオリンとオーケストラのための)op.50
(1802)
(5)ああ、不実なものよop.65(1796)
(6)交響曲第1
番 ハ長調 op.21 (1800) |
ル・セルクル・ドゥラルモニー(管弦楽)
ジュリアン・ショヴァン(Vn)
アレクサンドラ・コク(Sop)
ジェレミー・ロレール(指) |
録音:2011 年2 月(リール・オペラ座でのライヴ録音)
ジェレミー・ロレールとヴァイオリンのジュリアン・ショヴァンが中心となって2005
年に設立したのがル・セルクル・ドゥラルモニー。
今回のアルバムはベートーヴェン初期作品集。
ベートーヴェン唯一の歌劇『フィデリオ』の前身、『レオノーレ』のアリアでは、クラリネットの活躍が印象的。管弦楽による伴奏も実に充実、絶妙な転調にベートーヴェンの才をあらためて感じる。
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シューベルト:ピアノ作品集
ソナタ第19番 ハ短調 D958
ソナタ第16番 イ短調 D845 |
ルイ=シュヴィッツゲーベル・ワン(ピアノ) |
ルイ=シュヴィッツゲーベル・ワン、繊細さと強靭さが共存するシューベルト
録音:2016年1月
シューベルトのソナタ2 作品を録音。清潔感あふれるフレージング、強靭かつ繊細なピアニズムが炸裂したシューベルトとなっています。
1987 年生まれのルイ=シュヴィッツゲーベル・ワンは、16/17
シーズンにはオスロ・フィル、ロイヤル・リヴァプール・フィルなどと初共演したほか、バーミンガム市響にも再登場、さらにコンセルトヘボウ(ホール)でもデビューするなど、その活躍ぶりはとどまるところを知りません。 |
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Chamuyo
1. En si (Leonardo Teruggi)
2 .Chamuyo (Juanjo Mosalini)
3. Candombe blanco (Juanjo Mosalini)
4. Cuentos graves (Leonardo Teruggi)
5. Milonga del eco (Leonardo Teruggi)
6. Code 18 (Juanjo Mosalini)
7. Nada casi (Leonardo Teruggi)
8. Milonga en seis (Leonardo Teruggi)
9. Era de esperar (Leonardo Teruggi)
10. Mar y Sol (Juanjo Mosalini)
11. Desplumao (Juanjo Mosalini)
12. 777 (Leonardo Teruggi) |
ファンホ・モサリーニ(バンドネオン)
セバスティアン・シュレル(ヴァイオリン)
ロマン・デシャルム(ピアノ)
レオナール・テルージ(コントラバス) |
バンドネオンのサラブレッド、ファンホ・モサリーニ
録音:2016年9月12-15日
ファンホ・モサリーニはバンドネオンの名手で小松亮太との共演などで来日もしているファン・ホセ・モサリーニの息子。リシャール・ガリアーノのアルバムにも参加しているヴァイオリンのシュレル、クラシックの室内楽奏者としても篤い信頼を寄せられているデシャルム、そしてジャンルを越えた活躍のベーシスト、レオナール・テルージという4
人によるカルテットの登場。
Chamuyo とはおしゃべり、あるいは耳寄りな情報、を意味する言葉。このディスクからも、4
人の俊英たちが、親しくしかし丁々発止にアンサンブルを愉しんでいることがよく感じられます。 |
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シャヴィエ・サバータ(カウンターテナー)
カタルシス(浄化) |
シャヴィエ・サバータ(カウンターテナー)
ジョルジュ・ペトルー(指揮)
アルモニア・アテネア |
オルランディーニ(1676-1760):
レチタティーヴォ「 策略がゆるしたもの」、アリア「高慢な植物が」〜『アデライーデ』より
フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ(1681-1732):
レチタティーヴォ「お前のために、わが妻グリゼルダよ」、
アリア「いとしい妻よ、私の魂は疲れている」〜『グリゼルダ』より
ピエトロ・トッリ(1650-1737):アリア「お前の涙によって」〜『グリゼルダ』より
ヴィヴァルディ(1678-1741):アリア「血が血管を冷たく走り」〜『ファルナーチェ』より
ジュゼッペ・マリア・オルランディーニ(1676-1760):
レチタティーヴォ「私の愛する人はなんと甘く語ることか」、
アリア「すでに私には見える」〜『アデライーデ』より
ヘンデル(1685-1759):
序曲、伴奏つきレチタティーヴォ「おそろしいファントムよ!」、アリオーソ「私の目をとじ」
〜『テッサリアの王アドメート』より
ハッセ(1699-1783):
伴奏つきレチタティーヴォ「神よ、あなたのためだけに生きよう」、
アリア「私は悔やむ、わが神よ」〜『聖アゴスティーノの改宗』より
アッティリオ・アリオスティ(1666-1729):
伴奏つきレチタティーヴォ「あきらめよ」、アリア「神よ」
〜『カイオ・マルツィオ・コリオラーノ』より
アントニオ・カルダーラ(1670-1736):
アリア「あなたの甘い涙をかわかせ」〜『テミストクレ』より
ドメニコ・サッロ(1679-1744):
伴奏つきレチタティーヴォ「むごい運命よ!」、アリア「名誉が心で話すとき」
〜『イル・ヴァルデマーロ』より |
注目カウンターテナー、シャヴィエ・サバータ、魂を揺り動かす劇的な場面集
録音:2015年9月22-26日、アテネ
シャヴィエ・サバータ、アパルテ・レーベル第3
弾。1976 年生まれのサバータは、ビオンディ、ヤーコプス、サヴァールといった古楽界の重鎮たちとの共演も重ねており、まさにあぶらの乗ってきているカウンターテナーです。1600
年頃のオペラの草創期、知識人たちは、聴衆の魂が、オペラのもつ力強いドラマによって揺り動かされ浄化されることをめざし、オペラというジャンルの確立を試みました。
サバータは当アルバムを「カタルシス(浄化)」と題し、激情に満ちたアリアでプログラムを構成。心を揺り動かされる強さに満ちた1
枚です。アルモニア・アテニアはピリオドとモダンの両方を演奏するオーケストラ。ギリシャの指揮者ペトルーが音楽監督を務めています。
※Xavier Sabata の名前の読みについてご本人に問い合わせましたところ、カタルーニャ語では(イタリア語式にデフォルメした綴りで書くと)SciavieeeSabaaaaata
のように発音される、とのご回答をいただきました。たしかにカタルーニャ語では語頭のX
はシゃの発音で、またSabata
は、イタリア語ではSa
にアクセントが入るのに対し、カタルーニャ語ではba
に入るのが普通です。これを踏まえて『シャヴィエ・サバータ』とカナ表記いたします。ちなみにフランスでの仕事が多いため、フランス人からはクサヴィエと呼ばれることも多いとのことです。(代理店)

この顔とこの体つきで、カウンターテナー。
なんかぞくぞくする。
https://youtu.be/b1u_Q2ubFDU
時代はヒールを求めているのか
なにげに大ヒットとなった第1弾〜「悪い奴ら」・・・ |
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シャビエ・サバータのヘンデル悪役アリア集
悪い奴ら—ヘンデル:悪役アリア集
「タメルラーノ」−尊大な心に平安を与えたい,
「アリオダンテ」−あなたに望んでいる
「テゼオ」−
殺戮を望み死を望み,落ち着いておくれ、ああ、美しい眼よ
「ガリアのアマディージ」−酷い苦しみを,心に激情を感じ
「アリオダンテ」−義務、正義、愛が,策略が良い結果をもたらせば
「ジューリオ・チェーザレ」−
この心の麗しき女神たちよ,お前の誇り高さを屈服させよう
「オットーネ」−天まで波を高め,魅惑的な美しい唇 |
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シャヴィエ・サバータ(CT)
リッカルド・ミナージ(指)
イル・ポモ・ドーロ |
強面ですが、歌は絶品です。美声カウンターテノール、シャビエ・サバータのヘンデル悪役アリア集
53 分4 秒
ヘンデルのアリア集は多数あり、その中にはカウンターテノールが歌ったものもたくさんあります。しかし今回のCD
はちょっとヒネリが。歌われているのはすべてヘンデルのオペラの敵役、仇役、悪役のアリア。悪役というのは感情が激しくないと務まりませんので、ヘンデルの悪役アリアは魅力的なものばかりです。
歌うは、シャヴィエ・サバータ、1976 年、スペイン、カタルーニャ州バルセロナ生まれのカウンターテノール。ここ数年の活躍は目覚しく、スペイン国内はもちろん、ことにフランスや独墺のバロック声楽作品上演には頻繁に出演しています。2011、2012
年には、ウィリアム・クリスティの指揮で上演されたカヴァッリの「ディドーネ」のイアルバを歌っています。ジャケット写真はかなり強面に撮られていますけれど、実際にはガタイ良さに反してどこか繊細な印象の青年。そして実にまろやかな美声の持ち主で、カウンターテノールならではの魅力を堪能できます。
リッカルド・ミナージは、1978 年、ローマ生まれのヴァイオリニスト。数々の古楽オーケストラのヴァイオリニストを務めた名手で、また指揮活動も積極的に行っています。イル・ポモ・ドーロは2012
年創立の本当に新しい古楽オーケストラ。ポモ・ドーロとは金のリンゴという意味で、オペラ史上に名高いチェスティの同名オペラに由来しています。彼らがミナージのヴァイオリンと指揮で録音したヴィヴァルディの協奏曲集(naive
OP30533)は極めて高い評価を得ました。
歌にもオーケストラにも、そして企画にも注目の1
枚です。
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クリスマスを祝う音楽さまざま
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クレイグ・レオン(指揮)
オーヴェルニュ室内管弦楽団 |
・もろびとこぞりて/
・J.F.ジェイド:Adeste Fidelis(神の御子は)/
・グルーバー:きよしこの夜/
・corde natus ex parentis・サセックスのキャロル(クリスマスの歌)/
・ホルスト:In the Bleak Midwinte(r 凍てつく真冬に)/
・Angelus ad virginem 天使がおとめのもとに/
・Il est ne le divin enfant 神の御子が生まれた/
・プレトリウス:エサイの根より/
・バッハ:主よ、人の望みの喜びよ/
・プレトリウス:甘き喜びのうちに/
・Gaudette/
・J.S. バッハ:目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声/
・アドルフ・アダム:オー・ホーリー・ナイト/
・ムートン:Nesciens mater virgo virum/
・エマニュエルよ、きたれ/
・James R. Murray: Away In a Manger/
・メンデルスゾーン:あめには栄え |
プロデューサーとして名高いクレイグ・レオンがオーヴェルニュ室内管を指揮して、古今東西のクリスマスの音楽を集めた1
枚。 |
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LA DOLCE VOLTA
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ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)最新録音!!
「戦慄と情熱」 |
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ) |
シューマン:
幻想曲 ハ長調 作品17(31’01)
第1楽章 全く幻想的に、そして情熱的に演奏すること
- 昔語りの調子で/
第2楽章 中庸に。全く精力的に/
第3楽章 ゆっくりと演奏すること。常に静けさをもって
クライスレリアーナ 作品16
第1曲 激しく動いて/
第2曲 心をこめて、そして速すぎずに/
第3曲 激しく駆り立てられて/
第4曲 きわめて遅く/
第5曲 きわめて生き生きと/第6曲 きわめて遅く/
第7曲 きわめて速く/
第8曲 速く、そして諧謔をもって |
名手コラールが満を持して臨んだシューマン
録音:2016 年4月/ソワッソン(シテ・ド・ラ・ミュジーク・エ・ド・ラ・ダンス)/輸入盤・日本語帯・解説付
2013 年録音のショパン:24 の前奏曲(LDV
09)が好評だった、フランスの名手ジャン=フィリップ・コラール。
ショパンのレコーディングを終えたのち、ふたたびシューマンに身を浸したくなったというコラール。満を持しての幻想曲とクライスレリアーナという2
つの大曲の登場です。特に幻想曲に関して、現在の自身のヴィジョンを示してみたくなったというコラールは、片時も楽譜を身から離さずにこの傑作をあらためて深く読みこんだとのこと。ホロヴィッツから受け継いだ深く息の長い歌で、幻想曲の冒頭から聴き手をシューマンの世界に引き込みます。
シューマンが作り上げた世界にのめり込みすぎないように巧みにコントロールしながらも、興奮や激情、そして愛を聴き手に提示してくれます。

65歳でこのカッコよさ。これは反則だろう。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=o4TyjGKkSow
これは下記アルバムのとてもよくできたプロモーション・ビデオ。
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ジャン=フィリップ・コラール(Pf)、新録音!
ショパン:
(1)24の前奏曲Op.28
(2)ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35「葬送」 |
ジャン=フィリップ・コラール(Pf) |
これほど甘くないショパンは初、コラール2013年の新録音
2013 年4 月9-11 日/ボンセクール教会(パリ)/DDD、57’
25”、日本語ライナーノートつき
いつまでも若い印象のあったジャン=フィリップ・コラールも今年65
歳。もともとくせのない、爽やかな演奏を身上としていましたが、近年円熟を増して巨匠の風格を見せています。コラールのショパンといえば、1980
年代にEMI で「ピアノ・ソナタ第3 番」やバラード、ワルツなどがありましたが、久々の録音と言えましょう。コラールによれば、「24
の前奏曲」はショパンが私小説風に素を見せすぎていて、それが羞恥心に欠けていると思われたため、最近まで避けてきた作品とのこと。そこまで理解しているコラールはさすがで、あるときは暴力的、あるときは後ろ向き、あるときは陽気なショパン像が浮かび上がり、甘くない新鮮なショパンの世界を満喫できます。
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クレメンティの最後の傑作ソナタをヴァネッサ・ワーグナーの演奏で
モーツァルト(1756-1791):
・幻想曲 ニ短調 K397*
・ピアノ・ソナタ 変ロ長調 K570
クレメンティ(1752-1832):
・ピアノ・ソナタ ヘ長調 op.23-2*
・ピアノ・ソナタ ト短調 op.50-3
「見棄てられたディドーネ- 悲劇的な情景」 |
ヴァネッサ・ワーグナー(ピアノ) |
ピアノ・YAMAHA/*の楽曲はブロードマン・グランドピアノ(ウィーン、1814年製を使用)
録音:2016年6月、パリ/輸入盤・日本語帯・解説付
ヴァネッサ・ワーグナーが、LA DOLCE VOLTA
レーベルから登場。ワーグナーは、パリ国立高等音楽院でドミニク・メルレに師事し、その後もフライシャー、バシキーロフ、ペライア、フー・ツォン、ワイセンベルクらから指導を受けています。感性豊かで思慮深い演奏と、多彩な音色を持ち味としています。フォルテピアノを用いたプロジェクトから、現代音楽の演奏にいたるまで、幅広いレパートリーで演奏活動を展開。デュサパンらからいくつもの作品を献呈されてもいます。
2008 年に、ロトとデュボワのピアノ協奏曲第2
番をフォルテピアノで共演したのがきっかけで、フォルテピアノにめざめたというワーグナー。ここでもピアノとフォルテピアノをあざやかに弾きこなし、作品に様々な角度から光をあてています。
ピアノ学習者にはおなじみのクレメンティも、「モーツァルトとベートーヴェンの間」に生きたという不遇で、まだまだ評価されるべき存在といえます。op.50-3
はクレメンティ最後のソナタ。メロディ・メーカーとしてのクレメンティの才能を十二分に伝えてくれる傑作を、ワーグナーの説得力に満ちた演奏でお聴き頂けます。

ワーグナーのショパン。
https://youtu.be/CyrFdwrhkcE
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PARATY
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15 時間聴きますか、それとも51 分にしますか?
いかにしてジークフリートは大蛇を殺したか
〜6人の演奏家と1人のナレーターによるワーグナー・ニーベルングの指環
(1)川の精の宝、(2)指環の誕生、(3)神々の城、(4)ヴォータン、(5)策士ローゲ、
(6)ヴァルハラでの殺人、(7)大蛇と黄金、(8)いかにしてジークフリートは大蛇を殺したか、
(9)小鳥の言葉、(10)愛、(11)ジークフリートの新しい旅、(12)グンター王の宮殿で、
(13)ハーゲンの裏切り、(14)ワルキューレの騎行、(15)罠が閉じ、
(16)ジークフリートの死、(17)世の終り |
アンサンブル・ル・ピアノ・アンビュラン
ジェシカ・ポニャン(語り手)
シルヴィ・ダウテル
(ピアノ、インドのオルガン、ハルモニウム、シンセサイザー、鍵盤ハーモニカ、鳥笛)、
クリスチーヌ・コムテ
(フルート、ピッコロ、シンセサイザー、鍵盤ハーモニカ、鳥笛、鉄床、
大太鼓、ローゲとブリュンヒルデの声)、
フランソワ・サレ
(オーボエ、イングリッシュホルン、鍵盤ハーモニカ、鳥笛、蛙、
鉄床、巨人とジークフリートの声)、
アントワネット・ルカムピオン(ヴァイオリン、ヴィオラ、インドのオルガン、鳥笛、鉄床)、
ジョエル・シャツマン(チェロ、鳥笛、アルベリヒの声)、
チャーリー・アダモプーロス(エレキベース、ヴォータンとハーゲンの声) |
これは面白い!!!たった51分で演じられるワーグナーの超小作「ニーベルングの指環」!
録音:2015年10月/ウィーン・トラント会議場(フランス)/DDD、51’
39”
これはすごい。
全曲上演に4 夜を要するワーグナーの超大作「ニーベルングの指環」。オーケストラも大編成で出演者の多さも有名ですが、これをなんと6
人の演奏者と1 人の語り手だけで、それも51
分で味わってしまうという冗談みたいな前代未聞のディスクが登場します。
演奏団体はアンサンブル・ル・ピアノ・アンビュラン。2001
年にリヨンの音楽家たちにより結成されたキテレツなバンドで、有名なクラシック曲を「違うように、異なる文脈」で披露して注目されています。これまでもストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」やショスタコーヴィチの交響曲第5
番で聴衆の度肝を抜いて来ましたが、今回は禁断のワーグナーの「指環」へ足を踏み入れてしまいました。
ワーグナーの「指環」全体からカギとなる17
のシーンを選び、フランス語の語りとワーグナーの音楽で進められます。それがピアノやヴァイオリン、チェロはともかく、鍵盤ハーモニカやおもちゃの笛、インドのオルガン型民俗楽器などで奏されます。さらにシンセサイザーが補いますが、これがまるでゲーム音楽の音世界。「ニーベルングの指環」がRPG
ゲームそのもののつくりであることを納得され目から鱗が落ちます。
有名なモチーフはもちろん、あの「ワルキューレの騎行」も推進力に満ちていて面白さの極み。演奏者たちが登場人物の声も担当します。
オリジナルを知る方々は抱腹絶倒、これから「指環」を聴いてみようかという方々もわかりやすく最適なアルバムとなっています。15
時間聴きますか、それとも51 分にしますか?
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ギターのサティ
(1)6つのグノシエンヌ、
(2)エスパニャーニャ〜太った木の人形のスケッチとからかい、
(3)3つのジムノペディ、(4)ジュ・トゥ・ヴ(あなたが大好き)、
(5)通り過ぎて〜3つのゆがんだ踊り、
(6)ばら十字軍の最初の思想、(7)愛撫、
(8)バレエ組曲「パラード」
【赤い幕の前奏曲/中国人の手品師/アメリカ人の少女/
郵便船のラグタイム/曲芸師たち/
赤い幕の前奏曲のつづき】、
(9)穏やかに〜逃げ出させる歌セバスティアン・リナレス
(ギター) |
セバスティアン・リナレス(ギター) |
絶妙な表情が魅力のギター・ソロによる「ジュ・トゥ・ヴ」
録音:2016年10月/トゥールニュ(フランス)/DDD、52’
07”
サティの音楽はギターに向いていそうで意外に合いません。それゆえ録音は多くありませんが、ようやく会心の演奏が現れました。
演奏者セバスティアン・リナレスは1979 年トゥールーズ生まれのギタリスト。パリのエコール・ノルマルでラファエル・アンディアに師事。Paraty
レーベルから2 本のギターによるバッハのゴルトベルク変奏曲をリリースして話題になりました。
サティは大好きな作曲家だそうで、ジムノペディとグノシエンヌの静謐巻、エスパニャーニャやジュ・トゥ・ヴのポップな感覚、共演者名がないので多重録音と思われるパラードのハチャメチャな世界など聴き所満点です。 |
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イランのピアノ曲100 年 Vol.1
(1)モハマド・レザ・ダルヴィシ:
ひとつの音、和音、モチーフ、主題による幻想曲(1977)
(2)ベハザド・ランジバラン:
ノクターン(ペルシャの庭の一夜)(2002)
(3)ナデル・マシャエキ:練習曲(1983)
(4)イラジ・サハバイ:3つのフォーク・インヴェンション(1966)
(5)ホジエ・マジド:ダイアローグ88(1988)
(6)ホルモズ・ファルハト:5つのバガテル(2008)
(7)レザ・ヴァリ:追憶(1986) |
ライラ・ラメザン(ピアノ) |
エキゾチックな響きがたまらない!イランのピアノ音楽史
録音:2016年8月/ティユル劇場(フランス)/DDD、72’
24”
イランのクラシック音楽文化はあまり知られていませんが、伝統音楽に基づくユニークかつ魅力的な音楽作品が生みだされています。
イラン出身の女性ピアニスト、ライラ・ラメザンはパリとスイスで学び、現在もスイスを本拠に現代作品のエキスパートとして活躍しています。彼女は故国に対する思いが強く、新作を委嘱するほか積極的に紹介しています。その夢が実現したのが当ディスク。1929年生まれのホルモズ・ファルハトから1958年生まれのナデル・マシャエキまでの、民族的なものから前衛作品までイランのピアノ音楽が俯瞰できます。
1938 年生まれの女性作曲家ホジエ・マジドの作品が収録されているのも、同国女性の職業制限からみて興味深い限りです。
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若き団体による21世紀風ショスタコーヴィチ
(1)ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番ハ短調Op.8
(2)同:ピアノ三重奏曲第2番ホ短調Op.67
(3)プロコフィエフ:チェロとピアノのためのバラードOp.15
(4)同:5つのメロディOp.35 |
ハルデイ・トリオ
【バルバラ・バルトゥッセン
(ピアノ)、
ピエテル・ヤンセン
(ヴァイオリン)、
フランシス・ムレイ(チェロ)】 |
録音:2016年7月/ブラウェ・ザール(アントワープ)/DDD、64’
29”
ハルデイ・トリオは2011 年に結成されたベルギーの若きピアノ三重奏団。ソ連時代にスターリンお気にいりの写真家エフゲニー・ハルデイの名を冠しています。
20 世紀前半に書かれたソ連作品への偏愛を示し、見事な演奏に定評があります。当ディスクではショスタコーヴィチ初期のピアノ三重奏曲第1
番が貴重。13 分ほどの単一楽章の作品ですが、若きショスタコーヴィチの先進性に驚かされます。
トリオだけでなくプロコフィエフのバラードではチェロのフランシス・ムレイ、5
つのメロディではピエテル・ヤンセンの妙技も楽しめます。
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PARATY 816156
(2CD)
\3000
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超絶!ヴィオラでパガニーニのカプリス全曲!
パガニーニ(レネール編):24のカプリスOp.1 |
ピエール・レネール(ヴィオラ) |
録音:2015年4月/オルネー=スー=ボワ音楽院/DDD、40’
36”、47’ 56”
パリ・オペラ座の首席ヴィオラ奏者を務めるピエール・レネールがパガニーニの無伴奏カプリス全曲にヴィオラで挑みました。1966
年生まれ、カシュカシアン門下のレネールはこれまでもさまざまなディスクで高い評価を受けてきました。もともと難曲ですが、楽器が大きくなった分曲芸のような世界になっています。1865
年ヴィヨーム製の銘器が織りなす深い音色に魅せられます。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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GLOBAL CULTURE AGENCY
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至高の名演を過去最高水準で音盤化し、大きな反響を得たバッハの無伴奏ヴァイオリン作品集(GCAC-1002/3)に続く、シゲティのXRCD
シリーズ第2 弾。
CD4 枚分残されたモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ録音を2
枚組2 セットに分けて発売します。
今回もVanguard Classic 提供の公式音源に名エンジニア杉本一家氏がリマスターを施し、通常CD
プレーヤーで再生できる高音質フォーマットであるXRCDとして丁寧に仕上げました。
もともと特徴的なオンマイク録音で有名でしたが、XRCD
化によりぐっと生々しさを増し、シゲティの武骨なヴァイオリンが怖いくらいの圧倒的な存在感で迫る、かつてない音像を実現しています。
ライナーノートには安田和信氏による18 ページに及ぶ読み応えある曲目解説(I、II
共通)を収録しており、モーツァルトの人生の流れと共にヴァイオリン・ソナタの全貌が掴めます。
これぞ愛好家必携のディスク、ぜひ2
セット揃えてお楽しみください。
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GCAC 1004/5
(2XRCD)
\5400 →\5190
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ヨゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集 I
[CD1] ヴァイオリン・ソナタ
ト長調 K.301(第25番)、ハ長調 K.303(第27番)、
イ長調 K.305(第29番)、変ホ長調 K.302(第26番)、
ハ長調 K.296(第24番)
[CD2] ヴァイオリン・ソナタ
ホ短調 K.304(第28番)、ニ長調 K.306(第30番)、
ヘ長調 K.376(第32番)、ヘ長調 K.377(第33番) |
ヨゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
ミエチスラフ・ホルショフスキー
(ピアノ) |
過去最高の感動をもたらす驚きの音質で登場!心をえぐる強烈なヴァイオリン、唯一無二の仄暗い音色。XRCD
で蘇る、怖いくらいに武骨なモーツァルト!
録音:1955年/ニューヨーク/CD1 : 63’13’’、CD2
: 69’38’’、モノラル、xrcd24RD
K.302 の何の変哲もないロンドから、まるで霊魂が飛び出すような奇演を生み出すあたり、まさにシゲティの独壇場。特に短調に転調した場面のまがまがしさは誰にも真似できないもので、モーツァルトの音楽に潜む恐ろしさを真正面から体現しています。ホルショフスキーのピアノも甘くならず硬派で、シゲティと相性抜群です。
有名なホ短調ソナタではふたりのユニゾンの微妙なずれと震える弱音が聴く者の心を乱します。美しいメヌエットも感傷に流される気配は皆無で、ヴァイオリンが強靭な重さをまとい、ピアノに伸し掛かってきます。時折、ごう、と燃えるように膨らむシゲティ特有の節回しにもゾクゾク。何度聴いても予断の許されぬ演奏です。
シリーズ第1 弾
大きな反響を得たバッハの無伴奏ヴァイオリン作品集 |
GCAC 1002/3
(2XRCD)
\5400 →\5190
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「シゲティのバッハ無伴奏」をXRCD 化
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
BWV1001〜1006(全曲)
[CD1]
ソナタ第1番ト短調 BWV1001
パルティータ第1番ロ短調 BWV1002
ソナタ第2番イ短調 BWV1003
[CD2]
パルティータ第2番ニ短調 BWV1004
ソナタ第3番ハ長調 BWV1005
パルティータ第3番ホ長調 BWV1006 |
ヨゼフ・シゲティ(ヴァイオリン) |
録音史上に燦然と輝く超名盤、「シゲティのバッハ無伴奏」をXRCD
化。
眼前にくっきりと立ち現れる骨太のヴァイオリン。胸に迫るかつてない力強さ!昨今忘れ去られていたシゲティの「本当の音」がここによみがえる!
録音:1955、56年(モノラル)/xrcd24RD、HR
カッティング、CD1:72’21’’、CD2:74’51’’
シゲティのバッハ無伴奏と言えば泣く子も黙る超名盤。強烈なまでに愚直な歌いっぷり、芯のある骨太の音色、決して緩むことのない緊張度、妥協なき世界。その演奏はまさに至高、バッハ演奏の神髄。しかしその一方で、音質面ではファンを悩ませ続け、なかなか決定盤たる音質のディスクに出会えない録音でもあったと言えるかも知れません。
今回ご紹介するディスクはVanguard Classic
提供の公式音源に名エンジニア杉本一家氏がリマスターを施し、通常CD
プレーヤーで再生できる高音質フォーマットであるXRCD
として作られたもの。CD に限定すれば間違いなく当録音の決定盤です。眼前にくっきりと現れる、鬼気迫るようなシゲティのヴァイオリン。聴く者の魂を打ち震わせる全音楽愛好家必需の逸品です。
幼少時に大ヴァイオリニストのヨアヒムや大ピアニスト・作曲家のブゾーニと出会い、その音楽的才能を大きく開花させたヨゼフ・シゲティ(1892-1973)。バッハの無伴奏と言えば『シャコンヌ』等ほんの一部が技巧的ショウピースとして取り上げられるのみだった時代において、他ならぬ彼こそが全曲を演奏し聴かせる先駆者だったことも忘れてはなりません。それでいて現在なお至上の名演として君臨する彼のバッハ録音は、カザルスの『無伴奏チェロ組曲』録音と双璧を成す、世にまたと無い「偉業」と言えるでしょう。

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GCAC 1006/7
(2XRCD)
\5400 →\5190
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ヨゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集 II
[CD1] ヴァイオリン・ソナタ
変ロ長調 K.378(第34番)、ト長調 K.379(第35番)、
変ホ長調 K.380(第36番)
[CD2] ヴァイオリン・ソナタ
変ロ長調 K.454(第40番)*、変ホ長調 K.481(第41番)*、
イ長調 K.526(第42番) |
ヨゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
ミエチスラフ・ホルショフスキー
(ピアノ)*
ジョージ・セル(ピアノ) |
録音:1955年/ニューヨーク/CD1 : 55’00’’CD2
: 66’25’’、モノラル、xrcd24RD
K.379 が凄まじい演奏です。重厚なアダージョでの、愚直なまでに切々とした歌。そしてアレグロ突入後の激情のト短調!力が入るとシゲティの求める音楽がひとつの音には収まりきらず、周りの音に滲んで生々しい爪痕を残します。続く変奏曲も本来平明な長調の世界のはずが、ただごとではない雰囲気。闇の中ぼんやりと青白く光るヴァイオリンの音。引っ掻くようなピッチカートも強烈です。
セルがピアノを弾いた2
曲を収録。細かいパッセージやトリルを玉のように美しく奏で、実にモーツァルトらしいピアノを聴かせています。これを聴くと彼が記憶に留めるべき素晴らしいモーツァルト弾きであったことが分かるでしょう。
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<メジャー・レーベル>
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オーストラリアELOQUENCE
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4825207
(2CD)
\1800 |
《ホルスト・シュタイン 〜 ヴォルフ、ウェーバー、ワーグナー:管弦楽作品集》
ヴォルフ:
1) 交響詩『ペンテジレア』,
2) 『お代官様』組曲(ハンス・ガル編)/
ウェーバー:
3) 交響曲第1番ハ長調Op.19,
4) 舞踏への勧誘 作品65(ベルリオーズ編),
5) 『オイリアンテ』序曲,
6) 序曲『精霊の王』Op.27,
7) 『アブ・ハッサン』序曲/
ワーグナー:
8) 『さまよえるオランダ人』序曲,
9) 『ローエングリン』第1幕への前奏曲,
10) 『ローエングリン』第3幕への前奏曲,
11) 『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲,
12) 『トリスタンとイゾルデ』前奏曲と愛の死 |
ホルスト・シュタイン(指揮),
スイス・ロマンド管弦楽団(1-2),
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(3-12), |
ドイツ作品に関して並ぶもののない指揮者ホルスト・シュタインの名演
1970年代、NHK交響楽団を定期的に指揮し日本国内でも絶大な人気を誇っていたホルスト・シュタイン。ワーグナーをはじめとするドイツ作品に関して並ぶもののない指揮者として、音楽性のみならず独特な風貌も含め広く愛されていました。
もともとバイロイト音楽祭でクナッパーツブッシュやカイルベルトの助手を務めてワーグナー指揮者としての腕を磨き、ウィーン国立歌劇場やハンブルク国立歌劇場も制覇。1980年からはスイス・ロマンド管弦楽団の音楽監督に就任し、その頃の録音がこのアルバムのヴォルフです。それ以前のウィーン・フィルとの録音からは、両者の良い関係が伝わってきます。ヨーロッパの各音楽誌でも絶賛された録音です。
【録音】1980年(1-2), 1977年(3-7),
1973年(8-12) |
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4824621
\1200 |
《グノー、ベルリオーズ、マスネ:アリアとデュエット集》
グノー:歌劇『ロメオとジュリエット』より
1) おお、夜よ!お前の羽の下の暗がりに,
2) 愛の神、愛の神か! そうさ、その情熱が僕をかき乱すんだ!/
ベルリオーズ:歌劇『ファウストの劫罰』より
3) 笑いに満ちた田舎を離れたことに悔いはないが,
4) 昔々、トゥーレの王様は, 5) 私の目にしているのは,
6) 愛の激しい炎は, 7) 自然よ、巨大で、計り知れない/
マスネ:
歌劇『ウェルテル』より
8) 夢かうつつか、僕にはわからない,
9) そうだ!彼女は命じた,
10) ウェルテル・・・誰にわかるでしょう,
11) ああ! もう勇気がなくなってしまった |
イルマ・コラッシ(メゾ・ソプラノ),
ラウル・ジョバン(テノール),
アナトール・フィストゥラーリ(指揮)
ロンドン交響楽団 |
二人の名歌手による知的な歌唱
ギリシャ生まれ、フランス人メゾ・ソプラノ、イルマ・コラッシとフランス系カナダ人テノール、ラウル・ジョバンのデュオ・アルバムの初CD化となる1枚です。オペラには出演せず、フォーレなどのフランス系の歌曲を得意としていたコラッシ。
このデュオでは「本当に珍しく」オペラ・アリアを歌っているのですが、その知的な声と表現には驚くばかり。柔和なグノー、マスネと、華やかなベルリオーズと音楽の性格は違うものの、全てを柔らかく包み込むような美しい声は本当に魅力的です。もともと「ロメオとジュリエット」でデビューしたジョバンの力強い声とのコラボレーションも聴きどころです。
【録音】1953年、パリ(1-2), 1954年、ロンドン(3-11) |
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4824637
(4CD)
\3600 |
《イルマ・コラッシ 〜 デッカ・リサイタル》
【Disc1】
1-2) スペイン民謡,
3-8) ホアキン・ニン:8つのスペインの歌より,
9-16) ギリシャ民謡,
17-21) ラヴェル:5つのギリシャ民謡(1952年録音),
22-23) オベール:6つのアラブの詩,
24-31) ミヨー:ユダヤの詩/
【Disc2】
1-8) 古代アリア集,
9-18) フォーレ:イヴの歌Op.95,
19-21) フォーレ:3つのメロディ,
22-24) シューマン:3つの歌,
25-27) シューベルト:3つの歌曲/
【Disc3】
1-8) 古代アリア集,
9-11) ドビュッシー:恋人たちの散歩道,
12-13) ドビュッシー:艶なる宴 より,
14-16) ドビュッシー:ビリティスの歌,
17-18) 2つのギリシャ民謡,
19-23) ラヴェル:5つのギリシャ民謡(1955年録音),
24-26) マダガスカル先住民の歌/
【Disc4】
1-3) ショーソン:愛と海の詩,
4) マスネ:マスネ:歌劇『ウェルテル』より
「ウェルテル・・・誰にわかるでしょう」,
5) ベルリオーズ:歌劇『ファウストの劫罰』より「燃える恋の思いに」 |
イルマ・コラッシ(メゾ・ソプラノ),
ジャクリーヌ・ロバン(ピアノ),
アンドレ・コラール(ピアノ),
ルイ・ド・フロマン(指揮),
アナトール・フィストゥラーリ(指揮) |
名メゾ・ソプラノ、イルマ・コラッシの最良の歌唱の記録
1918年、アテネの音楽一家に生まれたイルマ・コラッシ。8歳までパリに住み、その後またアテネに戻り、14歳でアテネの音楽院に入学しピアノと歌を学びました。一時期はイタリアのサンタ・チェチーリア音楽院に留学、第二次世界大戦時にはアテネに戻り音楽院で教師を務めました。1949年からフランスに移住し、ラヴェルや「六人組」と交友を持ち、彼らの歌を歌い高く評価されます。1970年に引退し、その後はスコラ・カントルムなどで教えに専念。1927年にパリで没しています。
彼女はオペラの舞台に立つことはなく、生涯のほとんどを「歌曲」に捧げました。録音のほとんどはDeccaレーベルに行われたため、この4枚分のアルバムが「イルマ・コラッシの最良の歌唱の記録」と言っても差し支えないでしょう。
ひそやかなピアノ伴奏による歌曲も、オーケストラとの情熱なショーソンの「愛の海の詩」も、どれも洗練され抑制の効いた表現の中に、熱い情熱と豊かな表現が見え隠れする素晴らしい歌唱です。お国ものであるギリシャ民謡も彼女の真骨頂。とりわけラヴェルの作品は、作曲家が絶賛したという名唱です。
【録音】1952〜1955年 |
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4824603
\1200 |
《ジャック・ジャンセン 〜 デッカ・リサイタル》
ドビュッシー:
1-3) フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード,
4-6) 恋人たちの散歩道, 7) あやつり人形たち,
シャブリエ:
8) 蝉, 9) 太った七面鳥のバラード,
10) 小さなアヒルたちのヴィラネル, 11)
幸福の島,
ラヴェル:
12-14) マダガスカル先住民の歌,
レイナルド・アーン:
15) わたしがとりこになったとき,
16-20) 5つの灰色の歌, 21) 懐疑の人, 22)
風景,
23) フィリス(ラテン礼賛),
24) 私の詩に翼があったなら, 25) 5月 |
ジャック・ジャンセン(バリトン),
モーリス・ジャンドロン(チェロ:12-14),
ジャン=ピエール・ランパル(フルート:12-14),
ジャクリーヌ・ロバン(ピアノ) |
繊細で美しい声を披露した名バリトン歌手
フランスのバリトン歌手ジャック・ジャンセン(1913-2002)は、1941年にドビュッシーの《ペレアスとメリザンド》のペレアス役でデビュー。その洗練された声は瞬く間に聴衆を魅了し、その翌年にはロジェ・デゾルミエールの指揮でペレアス役を録音し、その後もクリュイタンスやアンゲルブレシュトが彼を起用することで、「最高のペレアス歌手」としての栄誉を欲しいままにしたのです。
もちろんバロック・ペラや現代作品にも出演しましたが、何よりも彼の名声を高めたのはレハールの《メリー・ウィドウ》のダニロ役。なんとパリで1500回も歌ったという当たり役でした。
このアルバムは鮮烈なデビューから10年後、Deccaのためにドビュッシー、アーン、ラヴェル、シャブリエの歌曲を録音したもので、ここでは繊細で美しい声を披露しています。
共演のジャンドロンとランパルの親密な演奏も聴きどころです。
【録音】1952年9月, パリ、メゾン・ド・ラ・ミチュアリティ |
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4807840
\1200 |
《ザ・ヴォイス・オヴ・ピラール・ローレンガー》
1) モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』より
「私、死んでしまう・・・今こそお分かりでしょう」,
2) プッチーニ:歌劇『トスカ』より「歌に生き、愛に生き」,
3) プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』より「独り寂しく捨てられて」,
4) ヴェルディ:歌劇『ドン・カルロ』より「世の空しさを知る神よ」,
5-6) ファリャ:歌劇『はかなき人生』より
「笑う者たちばんざい」「All? est?! Riyendo,
junto ? esa muj?」,
7) プッチーニ:歌劇『修道女アンジェリカ』より「母無しで」,
8) プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』より「私の坊や」,
9) ワーグナー:歌劇『ローエングリン』より「物悲しい日に私は一人寂しく」,
10) グラナドス:歌劇『ゴイェスカス』より「マハと夜鳴きうぐいす」,
11-14) トゥリーナ:セビーリャの唄 |
ピラール・ローレンガー(ソプラノ),
ヘスス・ロペス=コボス(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1-10),
スイス・ロマンド管弦楽団(11-14) |
気品にあふれた透明な歌声
スペインのリリック・ソプラノ、ピラール・ローレンガー(1929-1996)。バルセロナ音楽院で学び、その後当時の「西ベルリン」でメゾ・ソプラノ歌手ヘルタ・クルストに師事しています。
最初はサルスエラの舞台で活躍しますが、1958年から西ドイツベルリン歌劇場(現在のベルリン・ドイツ・オペラ)と契約し、同歌劇場のプリマ・ドンナとして活躍します。情感豊かな歌で知られ、レパートリーはモーツァルトからワーグナー、ヴェルディと幅広く、1966年にはパミーナを歌ってメトロポリタン歌劇場にもデビューし、以降150回出演しその名声を高めました。
このアルバムでは彼女の幅広いレパートリーを楽しむことができます。
【録音】1978年12月、ロンドン、キングズウェイ・ホール(1-10),
1983年3月, ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール(11-14) |
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4825944
(2CD)
\1800 |
《ピラール・ローレンガー 〜 スパニッシュ・ロマンス》
【Disc1】
1) ミラン:ドゥランダルテのロマンス,
2) 作者不詳:3人のモーロ人の娘,
3) ミラルテ:私の髪の影で,
4) ダサ:Enfermo estaba Antioco,
5) ピサドール:Guarte el Rey Don Sancho,
6) ベルムード:Mira Nero,
7) バスケス:ポプラの林に行って来た,
8) ムダーラ:Isabel, perdiste la tu faxa,
9) ナルバエス:何を使って洗いましょう,
10) ヘンデル:決して心変わりしない,
11-19) 9つのスペイン民謡/
【Disc2】
1-12)グラナドス:昔風の粋な歌曲集(トナディーリャス),
13-18) カンシオネス・アマトリアス |
ピラール・ローレンガー(ソプラノ),
ジークフリート・ベーレント(ギター:Disc1),
アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ:Disc2) |
親密で濃厚な雰囲気、自然で柔軟な歌唱
20年ほど前、ベルリンでピラール・ローレンガーが亡くなった時に彼女に贈られた賛辞は「戦後最も美しい声を持つ歌手の一人」でした。
彼女はもともとサルスエラ(スペインの国民的歌劇)の舞台で経験を積み、その後オペラ歌手として大成。様々な役をこなしながら、折に触れてはスペインのお国物も歌い、観客を魅了したのです。
この2枚のアルバムは彼女が歌う「スペイン歌曲」を集めたもの。
Disc1には今回新しくリマスターされたスペインのルネサンス期のバラードを中心に収録。これらは彼女とギター伴奏のベーレントのためにアレンジされたもので、牧歌的な曲あり、世俗的な曲あり、また宗教的な曲ありと多岐に渡っています。
この録音から10年後に収録されたDisc2のスペイン歌曲は、伴奏を名手アリシア・デ・ラローチャが担当し、親密で濃厚な雰囲気を醸し出しています。
彼女の自然で柔軟な歌唱は、スペインの歌曲の魅力を広く伝えるものであり、その評価を決定付けるものでもあります。
【録音】1966年1月、ベルリン(Disc1),
1977年7月、ロンドン(Disc2) |
<国内盤>
HYPERION(国内仕様盤)
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マルク=アンドレ・アムラン 国内仕様盤!
メトネル&ラフマニノフのコンチェルト!
メトネル:ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.50
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調
Op.30 |
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)
ウラディミール・ユロフスキ(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 |
現代最高のスーパー・ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、マルク=アンドレ・アムランの久しぶりとなるコンチェルト・レコーディング!
メトネルとラフマニノフのピアノ協奏曲集が登場!
アムランが弾いたメトネルと言えば、4枚組に及ぶ「ピアノ・ソナタ全集(CDA
67221/4)」の名盤で知られているが、なんとこの「ピアノ協奏曲第2番」は、2004年にアムランが日本初演(オッコ・カム指揮、東京フィル)を行っていたレア・レパートリー。(ちなみに、メトネル日本初演の数日前には、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番も弾いています。)
名曲中の名曲ラフマニノフと秘曲メトネルの刺激的な組み合わせで贈る、アムランのロシアン・コンチェルトにご期待ください!
Hyperionではアリーナ・イブラギモヴァのメンデルスゾーン(CDA
67795)以来の登場となる、ウラディミール・ユロフスキとの共演にも注目!
録音:2016年3月7日(メトネル)&10日(ラフマニノフ)、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
☆レコード芸術2017年4月号(P.88)「先取り!最新盤レヴュー」
掲載!

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