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第62号大型更新
2012.5.11(金)


第62号
2012.3.2〜2012.5.2の紹介新譜
マイナー・レーベル新録音
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7)
マイナー・レーベル歴史的録音
(1) (2)
メジャー・レーベル
(1) (2)
ボックス新譜
(1)
 
お奨め国内盤
(1) (2)
映像
(1)
Debussy: La Mer L'Olimpiade: The Opera


 

歴史的録音復刻CD-Rレーベル
HECTOR
通常シリーズ
オーマンディ・シリーズ
ボスコフスキーの芸術
ARDMORE RICHTHOFEN DISC
HINDENBURG




店主視聴記


2012.3.16
パーヴォ・ベルグルンド
チャイコフスキー&ドヴォルザーク
弦楽のためのセレナード

2012.3.24
パウル・マギ
ウプサラ室内管弦楽団
リムスキー=コルサコフ:「シェエラザード」

2012.3.30
オスモ・ヴァンスカ
ミネソタ管弦楽団
シベリウス:交響曲第2・5番

2012.4.14
大作曲家たちによる
弦楽四重奏のための小品
アルファマ四重奏団



特集記事

 この2ヶ月にインターネットで掲載した特集記事。締め切りはありませんが、できればお早めに。
 タイトル横の数字はインフォ冊子(第1巻)のページ数です。


ベートーヴェン特集

71  畏れ多くもベートーヴェン特集。
 音楽史史上最大の作曲家を特集するとは無謀にもほどがある・・・。でも大丈夫、さすがのアリアCDもそこまでムチャではない。
 ただ、これはどうしても前からやりたかった企画。
 
 

グノー特集


81  ベルリオーズ、リスト、ワーグナー、チャイコフスキー、プッチーニ、ドビュッシー、グレインジャー・・・。
 およそ大作曲家に似つかわしくない「人間的な」エピソードを持つ音楽家は大勢いるが、グノーも堂々その人たちに仲間入りできる。
 音楽史上最も美しい作品のひとつ「アヴェ・マリア」を残しながら、実に「人間的な」数々の振る舞いを重ねたグノー。
 アンケートの結果を見てもグノーに案外人気がないのは歴然としているが、この、音楽的にも人間的にも魅力的な作曲家のことを知らないで終わるのはもったいない。
 ということで今週はこのグノー特集、いきましょうか。
 
 

ストラヴィンスキー特集
3大バレエ以外あんまり聴いたこと
ないなあ、という人のための




(1) 新古典主義時代の中盤まで
(2) 新古典主義時代の終盤まで
(3) 最後まで

 一発屋でないことは百も承知、20世紀を代表する大作曲家であることもわかっている。イーゴリ・ストラヴィンスキー。
 それなのになぜか3大バレエ以外はあまり人気がない。これだけの大作曲家で、これだけ極端な人も珍しい。
 CD屋をやっていても、お客さんに「○○の今度の新譜はストラヴィンスキーですよ!」と言うと思いっきりテンションが上がるのだが、次に「詩篇交響曲ですが」と言うとガクンと一気に下がってしまう。
 だが売れる売れない、人気のあるなしに関係なく、ストラヴィンスキーには3大バレエ以外にも面白い作品がたくさんある。変り者の作曲家ではあるが、その作品群、ひざを突き合わせて一度くらいはお付き合いしてもいいかもしれない。
 ということで今回は、「『春の祭典』以外はあんまり聴いたことないなあ」とか、「『ペトルーシュカ』くらいまでかなあ」、という方のための「ストラヴィンスキー特集」。
 
 

いつか聴こうと思っていた方のために
ニールセン特集



その1 交響曲
その2 管弦楽・協奏曲
その3 声楽・室内楽曲

 「ニールセン」というとなぜか少し引いてしまう人が多い。
 隣国ノルウェーのグリーグはいうまでもなく、フィンランド生まれで同い年のシベリウスと比べてもなんとなく影が薄い。どこか地味な、近寄りがたい存在なのである。
 しかし店主ははっきり断言します。ニールセン、すごいです。人生の一時期でいいので、「ちょっとだけニールセンにはまったよ」というのも全然悪くない。
 ということで今回はちょっと不当な扱いを受けているニールセンをおせっかい的にご紹介しましょう。
 今回は声楽曲、室内楽曲、器楽曲を取り上げます。
 
 

「クラシックは死なない!」
特集

94  「クラシックは死なない!」・・・。
 今から9年ほど前に刊行された、店主の記念すべき1冊目の書籍です。
 本はすでに完売してしまっているのですが、だからこそもう一度そこで掲載されているCDを紹介してみようと思います。
 10年経とうが20年経とうが、いいものはいい。久しぶりにこれらのCDを見てつくづく思いました。クラシックの世界では10年くらいの時間はないに等しいというのがよくわかりました。
 
 


「このNAXOSを聴け!」特集


 アリアCD店主著作第3弾「このNAXOSを聴け!」。執筆に半年以上かけた書き下ろし力作。
 書き上げたときに、「自分で言うのもなんですが内容はかなり濃くてハード。全編チョット力入りすぎ。もう少し力を抜いてもよかったかもしれない。しかしその分どれを聴いても損なしの名盤、名演、名曲ばかり。」と書いていましたが、その気持ちは今も全然まったく変わりません。そして「紹介してあるのに手に入らない!」というストレスをなくすために廃盤が少ないNAXOSを扱ったのですが、今もここで紹介しているものの大部分が手に入ります(一部難しいものもあるようですが)。
 ところがお客様からご指摘いただいて気づいたのですが、いつのまにかこの本で紹介しているCDを注文できる特設コーナーがサイトから消えてしまっていました・・・。
 ということで「このNAXOSを聴け!」特集、再掲載。紹介文はぜひ本のほうをお読みいただいて、「あ、これ聴いてみようかな」と思われたらどんどんご注文ください!
 
 
特集
河村尚子とは誰なのか

初紹介アルバムあり
91  東京の大手CD輸入代理店の担当者が突然電話してきた。
 「河村尚子、聴きました?すごいですよ。」
 その担当者、CDプロデューサーも兼ねていて今まで多くの大ベストセラーを生み出してきた。かなりの目利きで、ときどきこうしたことをアドバイスしてくるがまず外れがない。
 ただ、河村尚子・・・あまり覚えがない。
 確かクーベリックの歴史的録音で知られるドイツAUDITEから突然日本人の女の子のアルバムがポツンと発売され、怪訝に思ったことがあったが、それが河村尚子だったと思う。最近は日本のソニーからも新譜が出てたっけ。
 どうもはっきりとした印象がない。でもその河村尚子が名古屋伏見の電気文化会館でコンサートを開くというから、せっかくだから行ってみよう。

 で、聴いた。(続きは本編でどうぞ)






特集

 この2ヶ月にお送りした特集の中でとくに好評だったものを掲載しております。すべて期間限定のセールとなっておりますのでご注意くださいませ。
 タイトル横の数字はインフォ冊子(第2巻)のページ数です。


第62号
特別単発アイテム
2012.5.11更新

(先頭はこちらから)
終了している
ものが多いです

 第62号大型更新のために用意した特別なアイテム。アリアCD以外ではなかなか入手しづらいアイテムが多いかと思います。
 期間限定のものもありますのでご注意ください。の印は2012.5.11に更新したものです。


Beethoven: Coriolanus Overture - Sibelius: Symphony No. 1, Finlandia, ユッカ=ペッカ・サラステ
ユッカ=ペッカ・サラステ指揮
 ノルデア・ジャン・シベリウス・オーケストラ
 
名調律師フランツ・モアの人生
 〜ホロヴィッツの1986年7月ホワイトハウス・リサイタル貴重音源含む
終了
トレド交響楽団
 スポンサーのための自主制作アルバム
 
終了
アドリアン・エッシュバッヒャー
 ソロ録音復刻CD
 
終了
ベルリン・フィル/自主制作盤
 12枚組セット¥5990
 

アードモア入門編CD−R 第1弾
 アリアCDセレクション

11
  
終了
マンチェスター音楽祭
 25周年記念アルバム
11
 
終了
映像/ヴァレンティナ・リシッツァ
 DVD2タイトル再入荷!
12
 
終了
Connoisseur Society
 最後の在庫か?
14
 
終了
アンジェリカ・ガラシェンコヴァ=リード(ドムラ)
 ドムラによるクラシック名曲集
15
 
終了
再発注します!
 ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団自主制作盤
 
16
 

再紹介
 マールボロ音楽祭60周年記念自主制作盤
  内田光子の「大公」ライヴ!など
17
 
終了
篠崎ゆかり新譜
 TIME TO SAY GOODBYE 〜旅立ちの日に〜
19

 
 
バイエルン放送交響楽団
自主制作盤レア・アイテム

終了 21  「バイエルン放送響の自主制作レーベルというのは市場に普通に流通しているのだが、なぜかこれまで存在すら知らなかったアイテムがあるという。そしてそれを手に入れられる可能性があるという連絡が海外の知り合いからあった。
 さっそく情報を教えてもらったが確かにそれらは見たことがない。・・・まさかこんな大物が残されているとは。なぜ一般に流通しなかったのか・・・。間違いなく最近のアリアCDの紹介アルバムの中でも超弩級にレアなアイテムである。実際同じものがオークション・サイトに出ているがとんでもない高値で取引されている。
  

バーデン・バーデン・
ユース・オーケストラ
1CD¥2990
終了 22  バーデンバーデンにある青少年オーケストラである。指揮はカール・ナージェルが務める。創立1957年ということで今年で55周年を迎えた伝統あるユース・オケ。
 「青少年オケながらプロ顔負けの実力と情熱をもつ」というのはよくあるユース・オケ用の表現だが、残念ながらこのオケについては、演奏技術はかなり、というかそうとうにプロに劣る。
 ただ、オケ側もせっかくCDを作るのなら、ということで試行錯誤を重ねたのだろう、最近のものは聴くべきところも増えてきた。ソリストに優秀な人を迎えることでオケのレベルの低さをうまく調整(ごまかす)することに成功している。また、なぜか分からないが声楽が出てくると俄然調子が乗ってくる。
 まあ、いずれにしても温かい気持ちでユース・オケを見守りつつ、優秀なソリストの演奏を重点的に聴くというのが楽しみ方のポイントかもしれない。裏方や伴奏に回ると力を発揮するという人や団体はあるものである。
 
 
ポーランド放送 製作CD
1CD\2400→¥1990

終了 24  ポーランド放送 Polskie RadioのCD。同国国営放送に眠る驚愕のお宝音源と、意欲的な新録音が目白押しの勢いあるレーベルである。しかし前回お贈りしたルーマニア放送製作CD以上に入手困難。
 今回は現地からの情報で入手可能性があるものをピックアップ。なかなか入手の機会のないアイテムなのでどうかこの機会をお見逃しなく。
 
 
ライプツィヒ・バッハ・
フェスティヴァル

自主制作アルバム新譜
終了 33  ライプツィヒ・バッハ・フェスティヴァルの最新アルバム「2011年」。
 今回は「バッハのイタリア嗜好」というテーマで、イタリア作曲家のバッハへの影響を探るという興味深い内容。バッハは生涯ドイツを一歩も出なかったが、イタリアに対する強い関心を隠すことはなかった。今回のアルバムは、トレッリ、モンテヴェルディ、ヴィヴァルディ、コンティというイタリアの大家の作品を収録。まさにその探究心をあおってくれる。

 演奏家は今回も充実。
 聖トーマス教会合唱団の指揮者でトーマス・カントールのゲオルク・クリストフ・ビラー、イル・ジャルディーノ・アルモニコのコンマス、ステファノ・バルネスキ、CARUSにも多くの録音があるドイツ合唱界の牽引者ハンス・クリストフ・ラーデマン、若くしてイタリア古楽界の巨匠となりDGからもCDデビューしたアンドレア・マルコンなど実力者が名を連ねる。
 
 

ヘルネ古楽音楽祭
自主制作盤
新譜&セール

終了 35  毎回人気の「ヘルネ音楽祭自主制作盤」。今回2010年セット登場!6月初旬に現地に発注します。
 同時に旧譜も毎年のことながら大幅値下げになってます。その次のオーダーがいつになるか目処が立たないので、もしよろしければこの機会に。ただし現地完売の際はご容赦ください。
 また、2000-2002年、2003-2005年、2006-2008年は3セット購入でお安くなっております!
 
 
ドイツ幻の名レーベル
PODIUM

新譜

終了 41  一部マニアから熱烈に支持されるドイツPODIUM。貴重な音源に加え、毎回渾身の解説書(ドイツ語のみですが)。
 その最新新譜はジークフリート・シュルツェという人のアルバム。
 ジークフリート・シュルツェ(1897年9月12日−1989年12月30日)は、1920年代から第2次世界大戦に至る時期にドイツに留まることなく大々的に活躍したピアニスト。彼の名はその才能からすると不思議なほどこれまで世界に知られていないが、共演者として、ヴァイオリニストのフーベルマンやクーレンカンプの名を挙げれば、その格調高さをご想像頂けるだろうか。
 
 
PODIUM
プライベートCD-R
終了 42  プシホダなどの歴史的演奏家のCDで有名なPODIUMレーベルが、一般には市販されていないプライベートCD-Rを製作している。あくまでプライベート盤で、親しい顧客にのみ頒布する類のものである。
 そのレパートリーがなんともPODIUMらしいこだわりのものばかり。まさにレア録音揃い。ヴァイオリン関係のファンにはたまらない内容なのである。
 
 

歴史的録音復刻
CD-Rレーベル

Bearac Reissues
初紹介アルバム

BRC-3107 - Beethoven Schneiderhan van Kempen BRC-3164 - Toscanini Franck S.Saens BRC-3106 - Ormandy Sheherazade

終了 47  ビジネスのためではなく、埋もれた音源を音楽ファンのためにもう一度復活させることを念頭に生まれたBearac Reissue。
 できるかぎり原音に近い形で復刻、手作りで作られたその装丁も非常に美しく、いまでは世界的に有名になりつつある復刻レーベル。
 
 

歴史的録音復刻
CD-Rレーベル
PRISTINE CLASSICAL

初紹介アルバム

PASC090
PASC098 PASC099

終了 49  「THE WORLD'S LEADING HISTORIC RECORDING SITE」と銘打っているヨーロッパの有名歴史的録音サービス・ショップ。
 ここでご紹介するのは、そのCD-R仕様の商品。今回はその中からご要望の多い大指揮者関係のアルバム続編。 
 
 
フランス発、知られざる音源
CD-Rレーベル
Forgotten Records
終了 51  埋もれた音源をCD-R復刻させているフランスのレーベル「Forgotten Records」。日本でも一部のCD-R製作レーベルががんばっているが、ここのラインナップも魅力的。知らない名前がガンガン出てくる。
 一般に馴染みの薄い、しかいマニアックな音源が中心なのがやはりフランス。価格はかなり高いが品質がよく、日本のマニアの受けもかなりいい。しばらくご紹介していなかったのだがリクエストが多く、前回ご紹介したところたくさんのご注文をいただいたので今回も掲載します!
 
 

超マニアック・オペラ音源
CD-Rレーベル
OPERA DEPOT新譜

Ring-Maazel Agrippina Il Trovatore

終了 55  これまで何度かお知らせして本当にたくさんのご注文をいただいてきたオペラ系CD-Rレーベル、OPERA DEPOT。媒体はCD-Rなので、おそらく狂信的なオペラ・マニアの人が趣味から興したレーベルではないかと思われる。しかしそのリリース数は膨大。本当に一体どういう人がこれだけの音源を集めたのだろう・・・
 
 

クラシカル&R
1CD−R\2000→¥890
廃盤セール

終了 58  昨年初頭登場した「クラシカル&R」。音楽好きのオーナーが趣味でやっているらしい、全てライヴ音源のライヴCD-Rレーベルである。
 ここ数ヶ月新譜は出ていないので、ほとんど活動中止状態だったが、今回期間限定で特価セールを開催。
 ジャケ印刷のみで盤面印刷はなし、CD袋入りという超簡単装丁。
 ただ、粗製乱造のいい加減なレーベルかと思いきや、マスタリングは結構しっかりしているし、録音年代は70年代、80年代のレアなものが多く、ちょっと侮れない。
 
 

SATZ DISC
(ザッツ・ディスク)
廃盤セール
1CD-R\1390→¥890

終了 63  廉価CD-Rレーベルの登場。SATZ DISC。このたびレーベルの事情で全点廃盤。それにあわせて期間限定セールでお贈りすることに。
 価格を抑えるために全て薄CD袋入りで、表ジャケのみ。盤面印刷はありませんので御了承下さい。 全て、ライヴ音源のマニア向けレーベル。



2年ぶり
ARTEK特集

終了  ニューヨークに本拠をおき、創設者でありアート・ディレクターでもあるオリヴェイラのアルバムを中心にリリースしてきたARTEK。1999年に創設されたばかりだが、急激な成長を見せている。
 ただ日本では代理店もなく、一部ショップに少し並んだくらいで、最近ではほとんど見かけない。しかしいずれ劣らぬ個性的なアルバムばかり。ユリアン・シトコヴェツキーやエルマー・オリヴェイラ、アーロン・ロザンド、オソリオといった本格派に加え、ジェニファー・フラウチやジュリエ・アルベルスといった新人も登場。DECCAのタカーチSQ録音もある。
 そんなARTEKの特集、しかも今回はいつもよりかなりお安く提供できそうです。
 ただ、カタログには載っていても現地在庫が切れているものもあるかもしれないので完売の際はご容赦ください。オケものに強力なアイテムをそろえる最近の新譜もまた改めてお知らせする予定です。
 
 
ポーランド
アクト・プレアラブル
期間限定セール
1CD¥2300→\1990

終了 11  1998年に発売を開始した、ポーランドでもっとも急成長しているクラシカル・レーベルActe Prealable。店主がこのところひいきにしているレーベルである。ポーランド音楽を中心に他では聴けない楽曲が並ぶそのラインナップは壮観。また東欧とは思えない洒脱で洗練されたジャケット装丁が目を引く。
 先年レコード芸術で紹介されてから一気に注目度が高まっているが、市場ではほとんど見かけないのが実情。ネットでもなかなか入ってきづらい印象がある。そこで今回はセール特集することで注文を集め入荷を早めようという魂胆。およそ1、2ヶ月ほどで入ってくると思います。
 
 

フランス PIERRE VERANY
期間限定セール
1CD\2400→¥1990

終了 19  1977年に録音エンジニアのピエール・ヴェラニーが立ち上げたフランスの中堅レーベル「PIERRE VERANY」。
 大ベストセラーはない代わり、バロックから現代までフランス系音楽にこだわった内容と、上質の録音、統一されたジャケット・デザインなどで、多くのファンからずっと愛されつづけた。
 入荷のしづらさは相変わらずだが、近々新譜が出るらしいのでそれに合わせて旧譜を特集。しかも今回はご覧のとおり大幅の値引きを敢行。
 
 

新譜アリ
CLASSICAL VAULT
★新譜2タイトル1CD-R¥2800
★旧譜セール 1CD-R\2,800→\2490

終了 34  世界にはさまざまなコレクター、研究家がおり、彼らの所有音源の数というのは小さなレーベルの比ではなかったりする。
 しかも特定のジャンルに関しての彼らの熱意というのは、異常を超えて崇高ですらある。そんな収集家のコレクションの中からとくにブルックナーの貴重な音源を選び抜いてリリースしているCLASSICAL VAULT。どちらかというと、個人的な趣味の延長上のレーベルということだが、その内容はファンなら仰天の貴重音源。さらに音質もマニアが納得できる高水準のもの。しかも装丁などもそれなりに工夫している。
 さあ、そのCLASSICAL VAULT、実に1年半ぶりの新譜登場。仰天のクーゼヴィツキーのブルックナー、そしてベーム、1957年2月のシュトゥットガルト放送交響楽団とのブルックナー交響曲第4番!
 さらにそれにあわせて、VAULT初めての旧譜セール開催します
 
 


ユニバーサル2CDシリーズ
期間限定特価セール
2CD¥2300→¥1490

終了 38  ユニバーサルの往年の名録音を2CDに束ねた名盤シリーズの期間限定セール。
 
 

AUDITE
クーベリック・ライヴ・シリーズ特集
期間限定セール
1CD¥2300→¥1490

終了 64  AUDITEの創設者である前社長マウエルマン氏は、幼いときに聴いたクーベリックの演奏に深く心を打たれたという。
 のちに自分でAUDITE社を興し、レアな作品のレコーディングを中心に行っていたが、どうしてもクーベリックの録音を復刻させたくてついにカーゾンとのモーツァルトのピアノ協奏曲のCD化に踏み切った。
 それを聴いたAUDITEの日本代理店の担当者が「クーベリックとバイエルン放送響のマーラーもぜひ復刻させてほしい」と要請、それを受けAUDITEはマーラーの第5番をリリース。それが世界的な大ヒットとなり、その後のマーラー・チクルスにつながり、AUDITEは一気に世界中のクラシック・ファンに知られる名レーベルとなった。
 そんなわけでAUDITEの歴史を変え、今もその中核をなすクーベリック・ライヴ・シリーズ、特集セールでお贈りします!
 
 

要注意!チェコの隠れた至宝
SUPRAPHON バジェット・シリーズ
1CD\1400→¥990


終了 69  チェコ最大のレーベルSU PRAPHON。そのバジェット・シリーズの特集。バジェット・シリーズとはいいつつ、ベストセラーのボックス・シリーズはこの価格帯。そしておいしい歴史的録音もこのシリーズに多く含まれる。いずれにせよちょっと要注意のシリーズ。






アリアCDがとくに注目しているレーベルの新譜

 アリアCDがとくに注目しているレーベルの新譜。
 第3巻、第4巻では掲載されていませんのでご注意ください。

新譜
キング・インターナショナル
N 響85周年記念シリーズ
第3弾5タイトル
全て初CD 化!

76  こんなすさまじい音源が日本のどこかに眠っていたのか・・・。
 日本を代表するオーケストラ、NHK 交響楽団は、今年10月5日に創立85 年を迎える。それを記念して、過去の名演の中から選りすぐりを初CD 化。もちろんすべてこのシリーズでしか手に入らない貴重音源。いずれも伝説となった公演だけに、これらの音源をきちんと保存してくれていたNHKには感謝したい。
 今回もこだわりの顔ぶれ、ワルター・クリーンコンスタンティン・シルヴェストリ、ヴァーツラフ・ノイマン、ホルスト・シュタイン、1975年と2004年のウラディーミル・アシュケナージ
 
 
新譜アリ
ICA
インターナショナル・クラシカル・アーティスツ
1CD\2300→¥2090
1DVD\2600→¥2390

77  ICA - インターナショナル・クラシカル・アーティスツ。
 イギリス・ロンドンのウォータールーに本拠を置き、世界的な著名アーティストを多く抱え、数多くの演奏会を成功させている業界最大手のマネージメントカンパニー。そのICAが業界初となるアーティストマネージメントグループ自ら運営するCD/DVDレーベル「ICA CLASSICS」を設立。
 音源はBBC放送やケルンWDR、ボストン交響楽団の過去アーカイブから抽出したもので、一部の音源を除き、そのほとんどが商業リリース初出。
 大手レーベルの弱体化の中これまでオケの自主制作というのはあったが、「呼び屋」の自主制作レーベルというのは前代未聞。・・・しかし、考えてみればさまざまな権利関係もスルーだし、音源の確保さえできればとんでもない鉱脈を見出すことになる。
 そして今回もCDではマルケヴィチ、スヴェトラーノフ、イタリア弦楽四重奏団、DVDではスタインバーグ、テンシュテット、クライバーン、アラウ、ボリショイ・バレエとキーロフ・バレエ・・・と怒涛のリリース。


新譜アリ
BRILLIANT新譜
79  大型ボックスを含む34点。
 名作バレエ・ボックスのように見えてシモノフやバティスが入っているマニアックなセット、陰惨なヴォルフの弦楽四重奏曲、注目してほしいサンマルティーニのシンフォニー集、名盤中の名盤、定番中の定番、マルティノンとフランス国立放送管によるサン・サーンス:交響曲全集、シュッツの19枚組大型セット、ほか。最近のBRILLIANTはほんとにがんばってます。



新譜アリ
快進撃を続ける
MEMORIES BOX

84  今回の新譜は2つ。
 「クレンペラー+フィルハーモニア/ベートーヴェン・ツィクルス・イン・ウィーン
 「ホロヴィッツ協奏曲ライヴ名演集」1930年代から50年代までの8つのコンチェルト・ライヴを収録。そのうち4つがチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番というのもマニアック。
 早期に売り切れることが予想されるのでお早めに。
 
 
新譜アリ
グリーン・ドア音楽出版
85  日本の歴史的録音復刻レーベルとして定着しつつあるグリ−ンドア音楽出版。
 「とんでもない高音質!」とか、「史上空前の!」とか、そういう大言壮語は似合わない地味で素朴な復刻レーベルだが、こういう地道なレーベルの存在はとても嬉しい。


新譜アリ
歴史的録音復刻CD-R
ARDMORE
87  いまリリースのたびに最も心が躍るのがこのレーベル。
 歴史的音源にはまだまだこんな未知の分野があったのかと痛いほど教えてくれる。
 今週も新譜情報到来。・・・あの衝撃のバッハ「無伴奏」を聴かせてくれたアンドレ・レヴィのチェロ小品集、ルフェビュールのベートーヴェン、アンドラード、オークレール、シェリング、ほかにもすばらしい復刻が20タイトル近く。本当にすばらしい。
 
新譜アリ
バルヒェットの復刻シリーズ登場!

HECTOR
92  歴史的録音復刻レーベル「エクトール・ディスク(Hector Disc - The Collector's performance CD-R)」。その音源はいずれも78rpm(SP)、33rpm(LP)の復刻で、レア物、CD未発売希少音源ばかり。
 ARDMOREもがんばっているが、HECTORもこの2ヶ月で15タイトル近くリリースされる盛況ぶり。しかもリリース・アイテムが本当にすごい。期待のレーベルである。
 
新譜アリ
HECTOR
オーマンディ・シリーズ
1CD-R\1700→\1400

92  そのHECTORの中で最も高い人気を誇るのがオーマンディのアイテム。
 「現在CDで発売されているのは、ほとんどがステレオ録音ばかりというオーマンディだが、モノ録音の音源は知る人ぞ知る名演の数々!是非この怒涛の響きを御堪能あれ。プチノイズは極力取り除き、奥行きある重厚音源のリマスタリングです。」(HECTOR)
 
 

新譜アリ
MYTHOS
久々新譜登場!

96  MYTHOS。アメリカの熱心なマニアが金に糸目をつけず優秀な名盤をCD−R化したレーベルで、価格に直すと天文学的な金額になるという装置を使っているという。とにかくその音の彫りの深さに関しては超一級品。少なくともCDリリースされたもので比較できるものはないとまで言われる。たとえば平林直哉氏の復刻レーベルGRANDSLAMが堅実でまじめな高音質だとすると、このMYTHOSは華やかでゴージャスな音が特徴。非常に外向的な音がする。レコード芸術でもその音質の良さから特集が組まれてきたので皆さんもご存知かもしれない。
 さてそのMYTHOSの新譜が登場。
 
 
新譜アリ
グッディーズ・オリジナル
ダイレクト・トランスファー
1CD−R¥1500
96  グッディーズ・オリジナル・ダイレクト・トランスファーCD−R。予想通りのすごい反響。その生々しさはやはりただものではなかった。
 グッディーズは東京にあるクラシック専門のCDショップなのだが、ここが自社製作しているSPレコードの復刻CD-Rの評判がすこぶる良い。
 ということで「グッディーズ・オリジナル ダイレクト・トランスファー CD−Rシリーズ。」
 ご覧のように誰もが知る名盤中の名盤から、知る人ぞ知るレアな演奏家の貴重録音まで、実に多彩。お手持ちの復刻版との比較を楽しんでもよし、ようやくの再会にむねをときめかしてもよし。
 
 
新譜アリ
名演奏家ライヴCD-R 4枚組セット
GREAT ARTISTS
新譜!
4CD−R ¥7,500→¥4990
98  これまでCD−Rを敬遠されていた方に「ライヴ音源」のすごさを知ってもらうために、過去にお送りした話題の音源をまとめつつ、新たな音源も取り込み、誰もが認める極めつけの名演・名録音だけをピックアップした企画。
 ずっと新譜が出ていなかったが、ここへきて数タイトル登場。最晩年のカラヤン・ボックス4タイトルとマゼールの録音。
  
 
新譜アリ
超マニアック
歴史的音源復刻CD-Rレーベル
MELUSINE 1CD−R¥1600
98  歴史的録音レーベルMELUSINE。40年代から70年代のかなり古い音源を復刻。全点ライヴ音源。
 最近急速に注目され始めていたが、今回久々の新譜。テンシュテットの珍しい音源あり。



新刊
フルトヴェングラー写真集
「フルトヴェングラー家のアルバム」
\7770

限定500部 100  永遠不滅のフルトヴェングラー、その生涯をたどる世界初の写真集。500部 限定発売。
 スイス、クラランのフルトヴェングラー家に現存するアルバムの貴重な写真をお借りすることで実現した、マエストロの幼年期から死までを辿った世界初の写真集。
 限定商品につき、ご注文が500部に達し次第、販売終了となる。若干の在庫は持つつもりだが、できれば早いほうがよいと思う。
 愛蔵家ナンバー(No.1〜500番)入りカード封入









インフォ冊子未掲載特集
 新譜コーナーでは掲載していない、アリアCD注目のアイテム・シリーズです。お見逃しなく。


期間限定セール

ブルガリアの 宝石
GEGA new
期間限定セール
1CD\2000→¥1790

終了  「GEGA NEW」レーベルは、ブルガリアの旧国営レーベルの流れを汲んで1992年に設立されたレーベル。
 クラシック、正教会の音楽、民族音楽を柱としており、クラシックは主にブルガリアのアーティストを起用した新録音を中心としてきた。
 カバイヴァンスカ(ソプラノ)、ギュセレフ(バス)、ゲオルギエヴァ(ヴァイオリン)といった世界的なアーティストを起用したアルバムに加え、スイス音楽協会との協力でモーリス・ブルグ(オーボエ)、ブルーノ・パスキエ(ヴィオラ)、ジャン=ベルナール・ポミエ(ピアノ)といった名演奏家も登場する。店主は隠れた名匠として知られるカザンディエフが好き。あまり西側で活動しなかった人たちの演奏というのは正統派のように見えてちょっとした雰囲気が「いびつ」だったりしてそこが面白かったりする。

 ただそのGEGA、あまり新譜も出ないし、旧譜も年に数回しか入ってこない・・・。今回はそんなGEGAをまとめて発注しようというもの。
 
 

北欧の雄
SIMAX 特価セール
その1
1CD\2500→\1890


終了  ノルウェー最大級のレーベルSimax。私設レーベルなのでそのレパートリーは自由で広大。お国もののとんがった現代音楽があるかと思えば渋い古典派室内楽もあり、そうかと思えば大オーケストラによる大交響曲録音もある。ていねいなブックレットと質の高い録音も高評価を得ている北欧レーベルの雄である。
 今回はそのSIMAXのここ数年の新譜を超特価でお贈りします。今週は第1回。
 
 

極上ヒストリカル・ライヴ録音レーベル
MEDICI MASTERS
1CD\2300→¥1490

終了  英国発のヒストリカルの雄“BBC LEGENDS”、“Royal Opera House Heritage Series”をその傘下に収めたMedcimediaが新たに始動したレーベルmedeci MASTERS(メディチ・マスターズ)。
 ケルン放送交響楽団をはじめとする極上ライヴの宝庫WDRのアーカイヴより、蔵出し音源の数々を続々とリリースして大きな話題を呼んできた。
 昨年「活動停止」という情報が代理店から流れてきてちょっとした騒ぎになったが、結局代理店が移行するだけで落ち着いた。新譜のリリースはICAからという形に変わったようだが、37タイトルの旧譜はいずれ劣らぬ名録音揃い。
 今回はそのMEDICI MASTERSの期間限定超特価セール。現地完売の際はご容赦ください。
 
 

スペインと侮るなかれ、巨大レーベル
TRITO
期間限定セール 
1CD\2400→\1700→¥1590


終了  スペイン、バルセロナに1993年に創設された音楽出版社トリトの一部門を成す新しいレーベル。
 しかしスペインのマイナー・レーベルと侮っていると、巨匠マリナーやアントルモン、現在人気絶頂のノセダやサカリ・オラモの好録音、さらにモンサルバーチェの作品集など興味深いオーケストラ・アルバムに驚くことになる。また室内楽・バロック・歌曲が中心のスペイン・レーベルにあって異色且つスケールの大きな存在。
 今回は数年ぶりの大型セール。まずは第1回。



 
ライヴCD-Rセール

歴史的録音復刻レーベル
HECTOR
LP復刻のH33-000番代
がすべて廃盤!
期間限定セール
1CD-R\1700→¥1290

終了  歴史的録音復刻レーベル。
 そのレアな復刻内容が心を打つ。これまで聴いたこともなかったもの、名盤の誉れ高いもの、いろいろ取り混ぜてすばらしい音源を次々と復刻してくれて、本当に感激しきりのレーベルなのである。

 ところがHECTOR、レーベルの中心だったLP復刻の「H33-000番代シリーズ」をすべて廃盤にすると言ってきた!
 よくよく聞いてみると、このシリーズの一部をさらに安くして(¥1400前後)、一部デザインも変更して再発売する予定とのこと。
 そこで現在の「H33-000番代シリーズ」を期間限定で¥1290でセール販売するということらしい。とりあえずほっとした。

 でも今まで買いそびれていたアイテムを手に入れるにはちょうどよい機会かも・・・。どうぞお見逃しなく。
 
 

名演奏家ライヴCD-R
KARNA MUSIK
期間限定セール
1CD‐R¥2400→¥1890

終了  本来は第62号でお知らせするはずが、オーナーのスケジュールにあわせて、今週から1ヶ月弱の期間でセール開催します。今週は第2回。オーナー側からは「ラスト・セール」という通達が来ているが、毎度のことなので真偽のほどは不明。
 「KARNA MUSIK」。制作はネパール、プレスはドイツ、裏ジャケは日本語表記という風変わりなレーベルだったが、他のCD-Rレーベルにない貴重なレパートリーは結構人気が高かった。
  
 





メジャー・レーベル関係
特集アイテム

新譜アリ
UNIVERSAL VIRTUOSO
第4回 15タイトル
1CD\1200→¥890


 ユニバーサルがスーパー・バジェットの新しいシリーズをリリースしてきた。その名は「UNIVERSAL VIRTUOSO」。
 選ばれたタイトルはモノラルの古い録音ではなく、70年代、80年代のものが多く、中にはプレトニョフのように21世紀に入ってからのものも含まれる。LP時代からのファンにとっては正直「スーパー・バジェットはまだ早い・・・」と思われるものもあるかと思う。
 今回は第4回発売、15タイトル。
新譜
DG カラヤン1960s
(82枚組/インターナショナル盤)
DG 4790055 \18000→¥15990

在庫限り  没後20年以上を経てなお人々を魅了して止まない音楽界の帝王。
 カラヤン1960年代を中心とするオーケストラ録音の名演を集めた豪華BOX。
 最近のユニバーサルの限定ボックスは本当にすぐに売切れてしまう。どうかお早めに。
 
 
新シリーズ
EMI SACD ハイブリッド
新シリーズ
”SIGNATURE”発進!

 SACDフォーマットに対して模様眺めを決め込んでいたインターナショナルのEMI。日本のEMIのSACDリリースの好調さにほだされてか、ついにSACDのための新シリーズを創設。
 ”SIGNATURE”シリーズ。
 まずは定番・名盤を10タイトル。いずれも組み物でのリリースで、価格的には廉価盤の設定で出してきたのは潔い。
 ハード・カバー・ブック型仕様で、2011年最新リマスター音源使用とのこと。
 え、・・・限定盤らしい・・・。

 DGのLP新譜といい、メジャー・レーベルのいい意味での試行錯誤が続く。
 
 

初紹介
SONY・RCA・DHM
タンデム・シリーズ その2
2CD\2000→¥1790

 SONYとRCA(BMG)が一緒になって、実際のところ一番混乱しているのがクラシックの制作部門だと思う。
 あれだけの膨大な音源を前に、一体どうしていいやら途方にくれている姿が目に浮かぶ。
 そうしたなかいろいろな復刻シリーズが次々に出てきているが、今回のTANDEMシリーズも有名録音を2枚組に収め廉価盤で売ろうというもの。
 廃盤か超大型ボックスとかでしか聴けない、という異常な事態に近づきつつある昔の音源だが、こういう形で少しずつでも膨大な録音が出てきてくれることを切に願う。
 今週は先週に続いて第2回。第1回は第2回の後から。
 
 

フランスEMI
COFFRETS CLASSIQUES シリーズ
(4CD)\2000〜

 フランスEMIから昨年登場した新たなセットものシリーズ。これまで何度も姿を変えて登場した名盤・名録音がこの価格でセット化。しかも「ハンス・リヒター・ハーザー/ベートーヴェン:ピアノ作品集」や「クレンペラー/マーラー交響曲集」など、ずっと手に入りにくかった音源もさりげなく登場。ちょっとした話題を巻き起こした。
 ただ限定生産となるので、いつ完売してもおかしくない。どうかどうかお早めに。
 
 

がんばれソニー!
アナログLP時代の名盤を中心に
美しい初出時のアートワーク・デザインにこだわる
SONY CLASSICAL ORIGINALS
1CD¥1800→¥1190

 新生ソニー・クラシカルによるミッドプライス・シリーズ。「SONY CLASSICAL ORIGINALS」。今後のソニー・クラシカルのメイン・リイシュー・シリーズとなる。
 実はソニー輸入盤は長くメインとなるシリーズがなかった。
 100年以上の歴史を誇るアメリカ発の老舗クラシック・レーベル、SONY CLASSICAL と 先年合併したRCA RED SEAL両レーベルの誇る豊富なカタログの中で、アナログLP時代の録音を中心に誰しもが認める決定的名盤・名演を選りすぐり、続々と発売するというのがこのシリーズのうたい文句。21世紀最大のレーベル合併となった両者の誇る名盤のミッド・プライス・シリーズというわけである。
 このシリーズで嬉しいのは最新DSDマスタリングもさることながら、初出時のアートワーク・デザインを使用、解説には初出時のライナーノーツを掲載(日本語はないです)し、盤面にはLP時代のレーベル・デザインを再現しているというこだわりの製作であること。
 
 

がんばれソニー!
SONY
エッセンシャル・
マスターワークス・シリーズ
1CD¥1700→¥1190


 UKでベストセラーとなったアルバムの中から、厳選して14タイトルをスペシャル・プライスにて再発売!!
 SONY、本当に素晴らしい音源をいっぱい持っている。
 
 

がんばったソニー!
ソニー・クラシカル
完売していたボックス4タイトル
復活再プレス!

 発売後すぐに完売して多くの方を嘆かせたソニーの4タイトルが再プレスされた!初回限定であっさり廃盤にしてしまうソニーとしては異例のこと。
 今度はどうぞお見逃しのないよう・・・。





マイナー・レーベル
新譜・初紹介アイテム

 アリアCD注目のマイナー・レーベルです。新譜コーナーでは掲載しておりませんのでお見逃しなく。

初紹介アリ
RUSSIAN DISC 旧譜紹介
第4回
1CD\1800

 15年ほど前はロシアを代表するレーベルといっていいほどに幅を利かせていたRUSSIAN DISCだが、ここ10年ほどは「存在するらしいが、まあいいか」というような位置づけに甘んじていた。
 あれから状況が一変した、とはいわないが、この数年で興味深いアルバムが登場している。ただ発売年の古いものは現地にて在庫僅少となっているため、供給できない可能性もあるようなので、どうかあらかじめご了承ください。今回は久しぶりの第4回。
 
 

初紹介アリ
イタリア RIVO ALTO
1CD(一部1CD-R)¥2200

 1989年、ヴェネツィアを本拠に活動を開始したイタリアのレーベルRIVO ALTO。90年代中盤には結構日本でも見かけたが、いつからか日本に入らなくなった。
 そのヴェネツィアRIVO ALTOが再び日本に入ってくることになった。
 再プレス盤はCD-R仕様になっている可能性が高いということでおそらく日本の大手ショップには並ばない。しかし本当にヴェネツィアらしい魅力を持ったアルバムがたくさんある。
 ということでヴェネツィアRIVO ALTO、前回半年ほど前にご紹介しましたが、今年も春になってどどっと初紹介アイテムのインフォがやってきました!
 
 

初紹介
PALADINO MUSIC

 Paladino Musicレーベル。マリア・クリーゲル門下生のチェリスト、マルティン・ルンメル氏が2009年に設立したpaladino media社傘下の独立系レーベル。
 ウィーン楽友協会やウィーン国立歌劇場が立ち並ぶケルントナー通りにオフィスを構える同社は、アーティストマネージメントやコンサート企画、ベーレンライター出版の教則本監修など、様々な音楽ビジネスを手掛けており、CDレーベル事業もその一部となります。
 ルンメル氏自身の演奏だけでなく、ヨーロッパの有望な若手演奏家を積極的に録音しているほか、既発売カタログのリイッシュー等も行っており、現在注目を集めているレーベル。
 
 

イギリスの隠れた名作を
英DUTTON EPOCH
1CD\2,200→¥1590

 イギリスの歴史的録音で知られるDUTTON。最近はイギリスの作曲家の作品を最新録音でリリースするようになってきて、新たなファンを獲得しつつある。ただ、日本には代理店がなく、情報も商品もなかなか入りづらい状況にある。今回はそのDUTTONの20世紀英国の作曲家たちの作品を中心とするシリーズ「EPOCH シリーズ」をご紹介。
 
 
消えたはずのロシア音源廉価盤
発掘!イギリスCDK
1CD¥2300→\1490

 数年前、ロシアGRAMZAPIZ音源の一部の権利をもっているアメリカ人が自力でCDレーベルを立ち上げた。それが今回紹介するCDK。(プレスはREGISに任せたのでイギリス・プレス。)
 スヴェトラーノフやフェドセーエフ、イーゴリ・オイストラフの音源を廉価なロシア音源で紹介し人気を博した。だが、残念ながらかなり前に活動は停止した。
 ということでもう入らないと思われたが、ひょんなところから在庫発掘。とはいえいつ完売するかわからない状況なので、どうかお早めに。
 
 

日本ではほとんど見かけたことがない・・・
英CLAUDIO
1CD-R¥2800→¥2390

 イギリスのマイナー・レーベルCLAUDIO RECORDS。実に2年ぶりの特集である。
 以前はポツポツ入ってきていたが、いまは代理店もなくほとんど日本で見かけることはない。タイトルはいずれも地味だが、けっこう食指をそそるものがある。コスタ、ケイティン、ロバーツ、ブルメンタール、ベコヴァ・シスターズなど有名なスターも顔を出す。
 しかし最近は新譜も出てこなくなって、このまま消えてしまいそうで怖い。実際どんどん廃盤が増えている。注目のアルバムは早めに手に入れておいたほうがいい。
 
 


まさに百花繚乱的廉価盤
REGIS
1CD¥950 2CD\1500

その2

その1

 他社の音源のライセンスを取って、自社で安くリリースするという商法がさかんだが、英レジスはまさにその典型。
 廃盤や活動を停止したレーベルの音源を、ライセンス契約により取得、この低価格でリリースすることに成功した。取得レーベルはさまざまだが、なかにはあっと驚くようなめずらしい音源も入っている。同様の形態を持つブリリアント(ジョアン)の音源からもライセンスを取得したり、他のレーベルとリリースが競合する音源があったりと、今後この分野での状況は複雑になってきそう。しかも貴重な歴史的音源があったり、最新録音があったり、他では見られない貴重な録音があったりと内容はまさに百花繚乱(玉石混交?)。
 ということでREGIS、膨大なカタログになりますが、宝物探しのような気持ちで見ていただければ。
 
 


流通再開!
現代音楽レーベル HATART
\1600→¥1490

 「未来の聴き手のために」というヴェルナー・ユリンガー社長の信条の下に、とんがった現代音楽ばかりをリリースしてきたスイスHAT ART。そのシンプル且つ斬新なジャケットが鮮烈。
 ただここ数年どういうわけか流通がうまくいかず、新譜も全然紹介されていなかった。ようやく今月から代理店が流通再開。現段階入手可能なアイテムをご紹介します。

新譜
NAXOS 25周年記念
The GREAT CLASSIC Series
(10CD)\4,400→¥3990

 もう四半世紀経つのか・・・今やクラシック・レーベル最大の会社にのしあがったNAXOS。そういえば創業当時はどのCDショップにも相手にされず本当に苦しそうだった。
 あれから25年。多くの努力が実り今日の地位を築き上げた。たいしたものである。
 ということでその25周年を記念してNAXOSが贈る The GREAT CLASSIC Series 。10枚組美麗ボックス。

新譜アリ
GREAT BOX CD-R
テンシュテット・ライヴ音源ボックス
★ベートーヴェン
★マーラー
★ブルックナー
 ライヴCD-Rレーベルの元締めと言っていいGREAT BOXレーベルが、マゼールに続いて出してきたのは・・・テンシュテットだった。
 なかなかその音源をまとめるのは大変で、MEMORIESがベートーヴェン全集を出してくれたのは奇跡的だったが、今回のGREAT BOX
もいろいろな既発レーベルからおいしいところを取ってきてうまく編集してきた。





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