JECKLIN 1CD¥2400
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JD 676-2 |
オトマール・シェック(1886−1957):歌曲全集第6巻
10の歌曲Op.24a/10の歌曲Op.24b/10の歌曲Op.44 |
リン・ドーソン(S)、
コルネリア・カリッシュ(Ms)、
イェルク・ダルミュラー(T)、
ネイサン・ベルク(Br)、
ジュリアス・ドレイク(P) |
Jecklin(イエックリン)を代表する一大シリーズ、シェックの歌曲全集のご案内も後半に突入。今回の第6集でもリン・ドーソンやネイサン・ベルクなど大活躍中の歌い手たちを存分に起用するなど、豪華な顔ぶれとなっている。1996年7月の録音。 |
JD 677-2 |
オトマール・シェック:歌曲全集第7巻
ワンズベック歌曲集Op.52/
6つの歌曲Op.51/3つの歌曲Op.51 |
ユリアーネ・バンゼ(S)、
ディートリッヒ・ヘンシェル(Br)、
ヴァルフラム・リーガー(P) |
続く第7巻では第5巻(JD 675-2)と同じく、1989年ベルリン・コミッシェ・オーパーでのオペラ・デビューを皮切りに、ウィーン国立歌劇場など世界中の歌劇場でその歌声を響き渡らせているバンゼとディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウに師事し、ドイツ放送協会所属の全てのオーケストラとの共演経験を持つ1967年ベルリン生まれのヘンシェルのコンビでの登場!1992年5月の録音。 |
JD 660-2 |
フルートとギターための音楽
C・P・E・バッハ:独奏曲ニ長調/
テレマン:パルティータ第2番ト長調/
J・S・バッハ:ソナタ ホ短調BWV1034/
ガスパル・サンス(1640−1740):
Instruccion de musica sobra guitarra
espanola/
アルノルト・シュリック(ca.1460−1521):
Tabulaturen etlicher Lobgesang und Lidlein/
作曲者不詳:'t Uitnement Kabinett/
ディエゴ・オルティツ:Trattado de glosas |
ハンス=マルティン・リンデ(バロック・フルート&トラヴェルソ)、
コンラド・ラゴスニック(Lute&G) |
ハンス=マルティン・リンデはカペラ・コロニエンシスで活躍し、バーゼル音楽院で教鞭を執るなどスイス随一のトラヴェルソ奏者である。1991年の録音。 |
JD 664-2 |
シューマン: ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調Op.105/
同第2番ニ短調Op.121/ヴァイオリン・ソナタ
イ短調 |
ハンスハインツ・シュネーベルガー(Vn)、
ジャン=ジャック・ドゥンキ(Pf) |
1958年から1961年までハンブルク北ドイツ放送交響楽団に在籍した後、バーゼルでマスター・クラスの指導を行ったスイスの名ヴァイオリニスト、シュネーベルガーのシューマン・アルバム。1991年12月の録音。 |
JD 666-2 |
スイスのタブラチュアによるチェンバロ音楽
ハンス・コッターのタブラチュアによる/
フリドリン・シシェルのタブラチュアによる/
クレメンス・ホルのタブラチュアによる/
ヤコブ・ペーのタブラチュアによる/
ゲオルク・ヴィーゼルのタブラチュアによる/
Die Samedaner Lautentabulatur |
ズザナ・ルージイッチコバ(Cemb) |
「タブラチュア」とは五線譜による記譜法ではなく、文字、数字、記号などを用いて表示される記譜法のことを指す。スイスに残されたタブラチュアによる鍵盤作品の録音を行うという試み。1991年12月の録音。 |
JD 645-2 |
フランク・マルタン・コンダクツ・フランク・マルタン
F・マルタン:
協奏的小協奏曲/マリア三部作/パッサカリア*
|
エヴァ・ハンジガー(ハープ)、
ジャーメイン・ヴァウヒャー=クレール(Cemb)、
ドリス・ロシオー(P)、
イルムガルト・ゼーフリート(S)、
ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)、
フランク・マルタン指揮、
スイス・ロマンド管、
ベルリン・フィル* |
20世紀スイス音楽界を代表する大作曲家、フランク・マルタンの自作自演集の録音がご当地レーベルであるイエックリン(Jecklin)に残されていた!中でも「マリア三部作」は、50年代に一世を風靡した名ソプラノであるゼーフリートとヴァイオリン奏者シュナイダーハン夫妻とマルタンの共演という強力な布陣による演奏を収録。ベルリン・フィルを指揮した「パッサカリア」なども含め、スイスの大作曲家自身がタクトを振った3作品。これは貴重!1963年&1970年のライヴ録音。 |
JD 678-2 |
オトマール・シェック(1886−1957):歌曲全集第8巻
星の下でOp.55 |
ローマン・トレーケル(Br)、
クリストフ・ケラー(P) |
スイスのレーベルであるイエックリン(Jecklin)を代表する一大シリーズ「オトマール・シェック歌曲全集」の紹介も終盤に突入。収録されている「星の下で」は、2部形式の演奏時間約60分という大作である。録音:1995年6月 |
JD 679-2 |
オトマール・シェック(1886−1957):歌曲全集第9巻
吟遊詩人の歌Op.56/歌手Op.57 |
クルト・シュトライト(T)、
グードルーン・ハーグ(ハープ)、
ヴォルフラム・リーガー(P) |
クルト・シュトライトはモーツァルトのオペラをレパートリーの中心とするアメリカのテノール奏者。「吟遊詩人の歌Op.56」は伴奏として奏でられるハープの美しい調べが特徴的な歌曲集である。録音:1995年4月 |
JD 646-2 |
F・マルタン:
ピアノ五重奏曲/パヴァーヌ/
アイルランド民謡による三重奏曲/弦楽三重奏曲 |
ハンニ・シュミット=ウィース(P)、
チューリッヒ室内楽団 |
1960年に創設された弦楽アンサンブルでるチューリッヒ室内楽団と、スイスの女流ピアニストであるシュミット=ウィースによるマルタンの弦楽器、ピアノのための室内楽作品集。1989年&1990年の録音。 |
JD 644-2 |
ヒンデミット:
ある夜にOp.15/ピアノ・ソナタOp.17(ビレター補完)/歌/
子守歌/ピアノ小品/変奏曲/
ルードゥス・トナリス/ルードゥス・トナリス(初稿版) |
ベルンハルト・ビレター(P) |
20世紀ドイツの現代作曲家ヒンデミットの作品番号の付いていない作品や、補完が行われた作品などをまとめたピアノ・アルバム。1989年の録音。 |
JD 647-2 |
ウィリー・ブルクハルト(1900−1955):
ヴィオラ協奏曲Op.93/無伴奏ヴィオラ・ソナタOp.59/
ヴァイオリンとヴィオラのための《クライネ・セレナーデ》Op.15/
セレナーデOp.77 |
クリストフ・シラー(Va)、
ハンシュエインツ・シュニーベルガー(Vn)、
マリオ・ヴェンツァゴ指揮、
スイス・イタリア放送管 他 |
20世紀スイスの作曲家ブルクハルトによるヴィオラのための作品を中心とした作品集。中でもヴィオラ協奏曲は貴重なレパートリーに数えられている。1985年&1989年の録音。 |
LINN
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CKD 280
(SACD Hybrid)
\2900 |
ファンタジア〜クラリネットとピアノのための作品集
ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913−1994):ダンス・プレリュード/
ミゲル・ユステ・モレーノ(1870−1947):
カプリッチョ・ピントレスコOp.41、エチュード・メロディコOp.33/
ドビュッシー:狂詩曲第1番/
プーランク:クラリネット・ソナタ/
ニールセン:幻想的小品/
アントニオ・ロメロ・アンディア(1815−1886):
ルクレツィア・ボルジア”のモティーフによる幻想曲 |
マキシミリアーノ・マルティン(Cl)、
イノセンシオ・ネグリン(P) |
スコットランド室内管の管楽器セクションを支えるクラリネットのマキシミリアーノ・マルティンは、グスタフ・マーラー・ユーゲント管などで活躍し、マッケラスやベルグルンドといった巨匠たちに将来を期待されるスペインの若き名手。今年の7月から12月まではイギリスでのスコットランド室内管のコンサートを中心に、膨大なコンサート・スケジュールが予定されている。ドビュッシー、プーランクやニールセンといったクラリネットの重要レパートリーからモレーノ、ロメロといったスペインの香りが漂う作品までをカバーしている。 |
MARC AUREL EDITION
|
MA 20030
\2400 |
ヴァチカンのバロック音楽
カロル・ジェズアルド(ca.1561−1613):
Occhi Del Mio Cor Vita/
ポンポニオ・ネンナ(1556−1613):
S'io taccio il duol s'avanza、Ecco,
o
mia dolce pena/
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー(ca.1580−1651):
アルペジアータ(2種)、トッカータⅦ、トッカータⅠ、トッカータⅡ/
ミケランジェロ・ロッシ(1601/1−1656):O
Prodighi Di Fiamme/
ジョヴァンニ・ピエトロ・デル・ブオーノ(?−ca.1657):
アヴェ・マリス・ステラによる3つのソナタ/
ドメニコ・マツォッキ(1592−1665):
Lamentum Matris Euryali、Chiudesti
I
Lumi Armida/
ピエトロ・エレディア(ca.1575−1648):Passa
la vita/
モンテヴェルディ:《聖母マリアの夕べの祈り》より
マニフィカト |
エヴェリン・タブ(S)、
西山 まりえ(ハープ)、
ザ・アール・ヒズ・ヴィオール、
ステファン・ラス(リュート&キタローネ)、
パウリナ・ファン・ラールホーフェン(リローネ)、
アルノ・ヨッヘン(ヴィオローネ)、
ハンス=クリストフ・ラーデマン指揮、
ドレスデン室内合唱団、
アンサンブル・アルテ・ムジク・ドレスデン、
ブレーザー・コレギウム・ライプツィヒ |
ジェズアルド、ネンナ、そしてモンテヴェルディなど17世紀イタリアにおける作曲家たちのカトリック即ちヴァチカンに関した作品を集めたアルバム。全ての収録作品が1606年から1644年という17世紀前半に作曲が行われている。 |
MUSICA FICTA
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MF 8006
\2400 |
カロルス・ハッカルト(ca.1640−ca.1701):聖歌とソナタ
《パルナソス山の調和Op.2》より
ソナタ第5番(3声)、
ソナタ第9番(4声)、ソナタ第8番(4声)、ソナタ第1番(3声)、
ソナタ第6番(3声)/聖歌集第1巻より
Miser
es/
聖歌集第3巻より Domine quae
est fiducia
tua/
聖歌集第7巻より Nunc loquar
Domine |
セリーヌ・シェーン(S)、
ステファン・ファン・ダイク(T)、
ディルク・スネリングス(B)、
アンサンブル・クレマティス |
古楽&中世の音楽界に新風を吹き込み、早くも支持を集めているベルギーの新興レーベル「ムジカ・フィクタ(Musica
Ficta)」の最新盤。カロルス・ハッカルトは17世紀オランダでヴィオラ・ダ・ガンバの名手として名を馳せていた音楽家であるが、生没年などの詳細には今なお不明な点が残されている。ハッカルトは当時のオランダ・ハーグの大臣、詩人、作曲家でもあったコンスタンティン・ホイヘンス(土星の輪を発見したクリスティアーン・ホイヘンスの実父)に「音楽の大巨匠」と称賛され、特に「パルナソス山の調和」はパーセルやコレッリのトリオ・ソナタに匹敵する名作として絶大な評価を受けた。演奏はニコラウス・ア・ケンピスのシンフォニア集(MF
8001)で若さに溢れ瑞々しく溌剌とした演奏を聴かせてくれたアンサンブル・クレマティス。3人のソリストの歌声も絶品の一言に尽きる。 |
MUSIQUE EN WALLONIE 1CD¥2400
|
MEW 0528-0531
(4CD)
¥9600→¥9200 |
イザイに献呈されたヴァイオリン・ソナタ
ギュスターヴ・サマズィーユ(1877−1967):
ヴァイオリン・ソナタ ロ短調/
ジョセフ・ギイ・ロパルツ(1864−1955):
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調/
フランク:ヴァイオリン・ソナタ
イ長調/
アルベリク・マニャール(1865−1914):
ヴァイオリン・ソナタ ト長調Op.13/
ルイ・ヴィエルヌ(1870−1937):
ヴァイオリン・ソナタ ト短調Op.23/
シルヴィオ・ラザリ(1857−1944):ヴァイオリン・ソナタOp.24/
ギョーム・ルクー(1870−1894):ヴァイオリン・ソナタ
ト長調/
ヨゼフ・ヨンゲン(1873−1953):
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調Op.27 |
アンドリュー・ハーディ(Vn)、
ウリエル・ツァショル(P) |
ベルギーの生んだヴァイオリンの世界的巨匠であり、様々な作品を残したウジェーヌ・イザイのために作曲され献呈されたヴァイオリン・ソナタの数々を集めたベルギーのレーベルならではの好企画盤。イザイが初演を行ったフランクやルクーのヴァイオリン・ソナタから、ヨンゲン、ロパルツ、ヴィエルヌなど様々な作曲家の名前が見られる。ヴァイオリンのハーディは15歳でボルチモア響との共演を行い、ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番でデビュー。1985年から87年までテキサスのフォートワース響のヴァイオリン奏者をつとめ、その後はフォルクヴァンク室内管、ヴュルテンベルク室内管なヨーロッパで活躍。現在はブリュッセルを拠点にソリスト、室内楽奏者として活躍中のヴァイオリン奏者である。 |
MEW 0525 |
マルガレータの甘い憂鬱
作曲者不詳(ストリッケルス編):
Roti boully ioyeulx、La danse
de Claves
/
ジョスカン・デ・プレ:美しき人よ、あなたの愛のために/
アントワーヌ・ブルヒア:
Vray Dieu qui me confortera、この上もない悲しみに/
アレクサンドル・アグリコラ:Et
qui la dira
dira/
ルイ・ミラン:5声のパヴァーヌ/
ピエール・ド・ラ・リュー:Pourquoy
tant
me fault il/
ヤコブ・オブレヒト:Si sumpsero/他
全20曲 |
カピラ・フラメンカ |
ベルギーの中世&古楽音楽のスペシャリストとして活躍中のヴォーカルとピリオド楽器によるアンサンブル、カピラ・フラメンカがオーストリアのマルガレータの生涯をラ・リュー、オブレヒト、ジョスカン、イザークらの作品で綴る音楽物語。 |
NEW WORLD 1CD¥2300
|
80644-2 |
電子音楽のパイオニアたち
ウラディミール・ウサチェフスキ(1911−1990):
Sonic Contours、コンピュター・ピースNo.1、
2つのスケッチ/
オットー・ルーニング(1900−1996):
ロウ・スピード、インヴェンション、
ファンタジー・イン・スペース/他
全14曲 |
電子楽器による演奏 |
NOSAG 1CD¥2400
|
nosag CD3115
(2CD+DVD-V〔PAL方式〕) |
クロード・ロヨラ・アルゲーン(1920−1990):
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(1989) |
ヨアル・スコルペン(Vn) |
無伴奏ヴァイオリン・ソナタはクロード・ロヨラ・アルゲーンの火災をまぬがれた最後の作品で、演奏時間は約100分を要する長大な作品。演奏側も強靭な精神力を持っていなければ挑むことの出来ない難曲であるが、スコルペンは見事な集中力でこの大作を弾ききっている。今回のリリースはアルゲーンの生誕80年を記念して2000年に行われたコンサートを収録したライヴ録音。※当ディスクには特典としてリハーサルを収録したDVD-Videoが封入されおりますが、PAL方式のため専用の再生機器以外ではご覧いただけません。ご注意下さい。 |
nosag CD114 |
クロード・ロヨラ・アルゲーン:弦楽四重奏曲第2番(第1稿) |
IORE四重奏団 |
インド生まれスウェーデン育ちの作曲家アルゲーンの弦楽四重奏曲第2番は、演奏に約55分を必要とする作品。IORE四重奏団はアルゲーンの作品を演奏するために結成された文字通りのスペシャリストである。 |
OLIVE MUSIC
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OM 002
\2400 |
トレチェント〜14世紀のイタリア音楽
ギョーム・ド・マショー(ca.1300−1377):
ヴィルレー〜恋人よ、私の心を連れ去って/
ヤコポ・ダ・ボローニャ(c.1310−1386?):
マドリガーレ〜木陰に花を見る時/
アンドレアス・デ・フロレンティア(?−1415?):
バラータ〜神の裁き/
マッテオ・ダ・ペルージャ(?−1418):ロンドー〜ああ、お慈悲を/
ヨハネス・チコーニア(c.1370−c.1412):
バラータ〜慈悲を、さもなければ死を/他
全16曲 |
ジル・フェルドマン(S)、
ケース・ブッケ(リコーダー&フィドル) |
去る4月に行われた来日公演でも素晴らしい演奏を披露してくれたジル・フェルドマン&ケース・ブッケによるトレチェント・アルバムを新規日本語曲目表記オビ付き仕様として再度ご案内いたします。 |
ONYX
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ONYX 4010
\2300→¥2090 |
シューベルト:歌曲集《冬の旅》D911 |
クリスティーネ・シェーファー(S)、
エリック・シュナイダー(P) |
ムローヴァ、ロジェ、ボニー、バシュメットなど超一流の世界的アーティストのアルバムを続々と世に贈り出しているオニックス(Onyx)。オニックスのリリース第10作目となる今回はクリスティーネ・シェーファーが登場!ドイツのリリック・ソプラノとして驚異的な活躍を見せているシェーファーだが、ソロ・アルバムのリリースはなんと約5年振りというのだから意外や意外。しかも久々のソロ・レコーディングの曲目として取り上げるのは「冬の旅」!女声による「冬の旅」はロッテ・レーマンやマーガレット・プライス、白井光子などによる数種類の録音が存在しているが、数はそれほど多くなく今回のシェーファーの録音が大きな話題となることは間違いない。シェーファーは2006年も多忙を極めており、アーノンクール、ハイティンク、ティーレマンらとドイツ、ウィーン、オランダなどで共演が予定されている。パッケージは冬を連想させる美しいエンボス加工のディジパックに、歌詞付きの32ページからなるブックレットが封入というクォリティの高い仕様に仕上がっており、今回のリリースに対する強い意気込みが窺える。美しき女神シェーファーが麗しく澄み切った歌声
で魅せる冬景色。乞うご期待!! |
OPUS MILLESIME 1CD¥2400
|
GCK 20052 |
メッセージ・トゥ・レイ
レイ・チャールズ:Hallelujah
I love her
so、What'd I Say/
ハーラン・ハワード:Busted/
H・カーマイケル:
我が心のジョージア(ヴァージョン1&ヴァージョン2)/
ドン・ギブソン:I Can't Stop
Loving You/
シンディ・ウォーカー:
You Don't Konw Me(ヴァージョン1&ヴァージョン2)/
ジャン=ミシェル・ベルナール:Can't
Get
Away/他 全15曲 |
ジャン・ミシェル・ベルナール(P) |
カサドシュの作品の紹介を中心としてきたオーパス・ミレズム(Opus
Millesime)からなんとレイ・チャールズへのトリビュート・アルバムが登場!クラシックのエレガントな雰囲気とジャズのダイナミックなタッチを併せ持ったピアニスト、ジャン・ミシェル・ベルナールが絶妙感なバランスで名曲を聴かせてくれる。 |
GCK 20061 |
ロベール・カサドシュ(1899−1972):
Le Voyage Imaginaire Op.1/3つの子守歌Op.8/
8つの練習曲Op.28/組曲イ短調Op.52/
3つの子守歌Op.67/即興曲Op.67-4 |
ジャン=フランソワ・ブーヴェリー(P) |
ロベール・カサドシュの作品を世に紹介して行くことを主旨として設立された「オーパス・ミレズム(Opus
Millesime)」。前の数タイトルはカサドシュ以外の作品のリリースであったが今回は久々にカサドシュ自身の作品が登場。
初期、後期のピアノ作品を集めた今回のアルバムでは既発売のソナタ集(GCK
20042)と同じくジャン=フランソワ・ブーヴェリーが演奏を担当している。 |
PALETTE 1CD¥2400
|
PALCD-983 |
モーツァルト:
セレナード第10番変ロ長調K.361《グラン・パルティータ》/
ドヴォルザーク:セレナード ニ短調Op.44 |
スウェーデン・セレナード・アンサンブル |
スウェーデン・セレナード・アンサンブルは、ヨーテボリ響、スウェーデン放送響、ヘルシンボリ響、王立歌劇場管、ロイヤル・ストックホルム・フィルの弦楽器、管楽器奏者によって1995年に結成された精鋭揃いのアンサンブル。モーツァルトとドヴォルザークのセレナードを、スウェーデン・セレナード・アンサンブルが洗練された美しい演奏で聴かせてくれる期待の1枚。1998年1月の録音。 |
PALCD-985 |
モーツァルト:
セレナード第11番変ホ長調K.375、
同第12番ハ短調K.388《ナハトムジーク》/
フレドリク・セーデルベリ(1966−):
ピエロの死(世界初録音)/
R・シュトラウス:セレナード変ホ長調Op.7 |
スウェーデン・セレナード・アンサンブル |
モーツァルトとリヒャルト・シュトラウスの名作に加えて、世界初録音となるスウェーデンのマルメに生まれた作曲家フレドリク・セーデルベリの「ピエロの死」を収録。「ピエロの死」は2000年5月にスウェーデン・セレナード・アンサンブルによって世界初演が行われたであり、ロマン派的な雰囲気を持った新たなレパートリーとして注目の作品である。2000年11月の録音。 |
PALCD-986 |
ペア・マルテンソン(1967−):ヴァイオリン協奏曲/
ヨアヒム・サンドグレン(1965−):
Cordes sur bois、ヴァイオリニストのためのソロ/
マッツ・ラーション・ヨーテ(1965−):
ワルキューレの騎行第2番、
ヴァイオリンと木管楽器のための協奏曲 |
フレデリク・ブルステット(Vn)、
ステファン・ソリヨム指揮、
スウェーデン・セレナード・アンサンブル |
1960年代にスウェーデンで生まれた3人の作曲家たちの作品集。これまでのアルバムとは一転、現代音楽的な作風の作品が収録されている。ブルステットは現在ヘルシンボリ響の第1コンサートマスターを務める期待のヴァイオリン奏者であり、超絶技巧を存分に発揮! |
PAVANE 1CD¥2400
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ADW 7475/6
(2CD) |
ジョセフ・ヨンゲン(1873−1953):ピアノ作品全集Vol.1
ピアノのためのソナタ形式の組曲Op.60/
ピアノのための小組曲Op.75/ソナチネOp.88/
2つの小品Op.33/2つのワロン風ロンドOp.40/
たそがれOp.52/即興曲第1番op.87/
同第2番op.99/同第3番Op.126-1/24の小さな前奏曲集 |
ディアネ・アンデルセン(P) |
ベルギーが誇る20世紀の大作曲家ヨンゲンのピアノ作品を網羅したベルギーのレーベル、パヴァーヌ(Pavane)ならではの見事なリリース!リエージュ音楽院やブルージュ音楽院で教鞭を執っていたヨンゲンの作品は、ここ日本においては器楽作品が取り上げられることが多くロパルツと並び近年再評価が著しい。ディアネ・アンデルセンは、ベルギーのブリュッセル王立音楽院教授、ヨーロッパピアノ教育連盟ベルギー支部長などの要職にあるベテラン奏者。目の前に様々な風景が浮かび上がるかのような美しく情緒溢れるヨンゲンのピアノ作品の数々は、ファンならずとも一聴に値する音楽である! |
ADW 7503 |
ジョルジュ・バルボトゥーへのオマージュ
ジョルジュ・バルボトゥー(1924−):
金管五重奏のための《シャンソネリー》/
ホルンとピアノのための4つの小品《セゾン》/
ホルンと弦楽四重奏のための3つの小品《トリプティク》 |
エリック・ソンブレー(Hr)、
アビニョン金管五重奏団、
コルデリア・パルム(Vn)、
ガブリエラ・コヴァクス(Vn)、
ファブリス・デュラン(Va)、
フローレンス・マリー(Vc)、
ジャン=ピエール・レコウディ(P) |
1970年から1984年までパリ管弦楽団のソロ奏者を務め、その後はパリ音楽院教授として教鞭を執るなど世界のホルン奏者たちに多大な影響を与えた続けるフランス・ホルンの大御所ジョルジュ・バルボトゥーが書き上げた作品を集めたオマージュ・アルバム。バルボトゥーの作品に挑むのは、アヴィニョン・プロヴァンス地方管弦楽団のソロ奏者を務めるエリック・ソンブレーである!ホルン奏者&関係者必携! |
ADW 7497 |
ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689−1755):
オペラ・バレ《キューピットの旅》Op.60/
4声のソナタOp.34-3/ソナタ第5番ト短調Op.26-5/
クラヴサン曲集Op.59より第3組曲/
ソナタ ホ短調Op.37-2/協奏曲ト長調Op.21-3/
協奏曲ホ短調Op.37-6/La Casa
Dolce |
ラ・チェトラ・オルフェオ |
バロック・フルート奏者ミシェル・ケーステルマンスを中心に1994年に結成されたバロックアンサンブル、「ラ・チェトラ・オルフェオ」によるフランスバロックの作曲家ボワモルティエの器楽作品、合奏作品を集めた1枚。ピリオド楽器を使用している「ラ・チェトラ・オルフェオ」は、特に16世紀から18世紀の作品を主なレパートリーとして欧米を中心に広く活躍中のアンサンブルである。 |
ADW 7496 |
モーツァルト:
フルート協奏曲ト長調K.313/アンダンテ
ハ長調K.315/
フルート協奏曲第2番ニ長調K.314/
フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299 |
ジャン=ミシェル・タンギー(Fl)、
ベノワ・ウェリィ(ハープ)、
フィリップ・ベンダー指揮、
王立ワロン室内管弦楽団 |
ジャン=ミシェル・タンギーはランパルやニコレの指導を受け、ベートーヴェンオーケストラ・ボンの主席フルート奏者などを歴任。日本へも度々招聘されマスタークラスを行うなど幅広く広く知られているフルート奏者である。 |
ADW 7485 |
ジャック・ファン・ヘレンタール:
トリプティク、冬の瞑想/
ジョヴァンニ・ボッテシーニ(1821−1889):
序奏 とガヴォット、メロディー、
《夢遊病の女》幻想曲、華麗なる奇想曲 |
クリスティアン・ファンデル・ボルヘ(コントラバス)、
ピエール・ブルネロ(P) |
アントワープ歌劇場で奏者としてのキャリアをスタートさせ、1982年にはブリュッセル・ダブルベース四重奏団を結成するなどしたヘレンタールと、数多くのコントラバス作品の作曲を行ったボッテシーニのカップリング。ボルヘは現在ロイヤル・フランダース・フィルの第1ソロ走者を務めるベネルクスの名手として活躍を見せている。 |
ADW 7486/7
(2CD) |
ハイドン:歴史的楽器による初期ソナタ第1集
ソナタ第1番Hob.XVI-1〜ソナタ第18番Hob.deest |
綿谷優子(チェンバロ&クラヴィコード) |
綿谷優子はベルギー在住の日本人鍵盤楽器奏者。2001年2月に行われた当盤の録音ではピアノではなく、チェンバロとクラヴィコードを用いてハイドン初期の鍵盤ソナタ18曲を弾きこなしている。 |
ADW 7060-2
¥2190 |
モーツァルト:6つのウィーンのソナチネ(世界初録音) |
シプリアン・カツァリス(P) |
驚異的としか言いようの無い超絶技巧で聴き手を魅了し、驚きを与え続けるミラクル・ヴィルトゥオーソ・ピアニスト、シプリアン・カツァリス。このモーツァルトは「Piano21」のベストセラーであるバッハ・トランスクリプションズやモーツァルト・トランスクリプションズに代表されるように、他人には真似することが出来ないほど困難なテクニックを伴う作品を次々と取り上げるカツァリスが約30年前に行った若き日の録音である。原曲は木管楽器のためのディヴェルティメントであり、編曲版はもちろん世界初録音!現在のカツァリスとは一味違った若き日のカツァリスの新鮮な演奏を聴くことの出来る貴重な記録と言える。来る10月には2年振りとなる待望の来日公演を控えるシプリアン・カツァリス。超絶技巧派の教祖を迎える準備の始まりである!! |
ADW 7491
¥2190 |
ジョセフ・ギイ・ロパルツ(1864−1955):ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第3番イ長調/
同第2番ホ長調/同第1番ニ長調 |
サンドリーヌ・カントレッギ(Vn)、
ベアトリス・ラウシュ(P) |
ティンパニー(Timpani)からリリースが行われている一連の作品集の反響により、日本でも再評価の機運が高まっているフランスの作曲家ロパルツ。収録されている3曲のヴァイオリン・ソナタはそれぞれ1907年、1917年、1927年と10年置きに作曲が行われておりロパルツの作風の変化を感じ取ることが出来る。サンドリーヌ・カントレッギはルクセンブルク銀行より貸与されたグァダニーニのヴァイオリンを手にルクセンブルク音楽院とブリュッセル王立音楽院で指導を行い、ソリストとしても活躍中の女流演奏家である。女性デュオによるロパルツはスマートで切れの良い演奏を聴かせてくれている。 |
ADW 7492 |
J・S・バッハ:
フルートとチェンバロのための6つのソナタBWV.525〜530 |
ジャン=ミシェル・タンギー(Fl)、
クリスティアン・ナイキスト(Cemb) |
ジャン=ミシェル・タンギーはジャン=ピエール・ランパルとオーレル・ニコレの下でフルートを学び、ベートーヴェンオーケストラ・ボンの主席フルート奏者などを歴任。日本へも度々来日を行っており、現在はドイツのマンハイム音楽院とブリュッセル王立音楽院でフルートを教えている。 |
ADW 7489 |
リゾナンス
バーンスタイン:《ウェスト・サイド・ストーリー》より/
チャイコフスキー:バレエ組曲《くるみ割り人形》/
J・S・バッハ:管弦楽組曲第2番ロ短調BWV.1067 |
ラミーナ打楽器四重奏団 |
ラミーナ打楽器四重奏団は4人の実力派打楽器奏者たちによって1984年より活動を行っている打楽器アンサンブル。様々な打楽器を駆使して演奏されるバースタイン、チャイコフスキー、バッハは一風違った雰囲気を醸し出す興味深い演奏に仕上がってる。 |
ADW 7490
¥2190 |
フランク:
憂鬱、ヴァイオリン・ソナタ(オルガン伴奏版)/
ヤン・ファン・ランドヘム(1954−):L'invisible
pour les yeux/
アウグスト・デ・ブック(1865−1937):Piere-Gebed |
デュオ・ランディーニ |
メキシコ、イタリア、フランス、デンマークなどで活躍を見せているデュオ・ランディーニは、女流ヴァイオリン奏者のジェニー・スパノーヘとオルガン奏者兼作曲家であるヤン・ファン・ランドヘムによるデュエット。フランクのソナタのオルガン伴奏版はランドヘムの編曲版である。 |
PENTATONE(SACD Hybrid) 1SACD¥3100
|
PTC 5186 039
(SACD Hybrid) |
ヨーゼフ・シュミット(1734−1791):初期交響曲と室内楽作品集
交響曲ニ長調Op.1-1/同変ロ長調Op.6-2/
同ト長調/
フルート、ヴァイオリン、ヴィオラと
チェロのための四重奏曲ホ短調Op.3-3/
フルート、ヴァイオリン、ヴィオラと
チェロのための四重奏曲ト長調Op.3-6/
交響曲変ホ長調《ハーディガーディ》(全曲世界初録音) |
サイモン・マーフィー指揮、
新オランダ・アカデミー室内楽団 |
18世紀ドイツに生まれ、主にオランダを活躍の場としたヨーゼフ・シュミット。マンハイム楽派の手法に従ったシュミットの音楽は当時幅広い支持を獲得していた。ヨーゼフ・シュミットの作品はアムステルダムの楽譜出版社フンメルからの出版が多く見受けられるが、シュミット自らも楽譜出版者として活躍。その出版物は特に北欧諸国に渡っていたとされている。また、12曲以上の作品がハイドンの作品として扱われていたこともあり「オランダのハイドン」との異名を持っている。これまでペンタトーン(PentaTone)へコレッリやシュターミッツの録音を行っているマーフィー&新オランダ・アカデミーによるオリジナル楽器の演奏が世界初録音を収録曲を更に際立たせている。 |
PTC 5186 166
(SACD Hybrid) |
マーラー:交響曲第8番変ホ長調《千人の交響曲》 |
イレアナ・コトルバス(S)、
ヘザー・ハーパー(S)、
ハンネケ・ファン・ボルク(S)、
ビルギット・フィンニレ(A)、
マリアンネ・ディーレマン(A)、
ウィリアム・コックラン(T)、
ヘルマン・プライ(Br)、
ハンス・ゾーティン(Bs)、
アムステルダム・トーンキュンスト合唱団、
アムステルダム音楽院合唱団、
コレギウム・ムジクム・アムステルダメンセ、
聖ウィリブロード&聖ピウス教会少年少女合唱団、
ベルナルト・ハイティンク指揮、
ロイヤル・コンセルトヘボウ管 |
フィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ最新作。一世を風靡したハイティンクのマーラー交響曲全集の中から第8番《千人の交響曲》がSACD
Hybridとして再登場。1971年9月、アムステルダム・コンセルトヘボウでの録音。 |
PTC 5186 088
(SACD Hybrid)
\3100 |
モーツァルト:
ドナウシンゲン・ハルモニームジーク〜
歌劇《後宮からの逃走》K.384からの管楽合奏版 |
バスティアン・ブロムハート指揮、
アカデミー・オヴ・セント・マーティンイン・ザ・フィールズ・ウィンド・アンサンブル |
モーツァルト・イヤーの今年、世界初録音として大きな反響を呼んでいる「ドナウシンゲン・ハルモニームジーク」を新規日本語曲目表記オビ付き仕様として再度ご案内。 |
PTC 5186 063
(SACD Hybrid) |
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第16番ト長調Op.31-1/
同第17番ニ短調Op.31-2《テンペスト》/
同第18番変ホ長調Op.31-3 |
児玉麻里(P) |
2003年より浜離宮朝日ホールで進行中のベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全曲演奏会もいよいよ終盤に突入し、更に勢いを増している児玉麻里。並行してペンタトーン・クラシックスより録音&リリースが行われているベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集も、待望のプロジェクト第3弾が登場!Vol.1(PTC
5186 024/MPTC 5186 024)、Vol.2(PTC
5186
023/RPTC 5186 023)が両タイトルともベストセラーとして好評を集め、世界中で高評価のレビューを次々と獲得しているだけに「テンペスト」を含む今回の第3集への期待も膨らむ!ちなみに、来る5月19日(金)19時より浜離宮朝日ホールで「ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全曲演奏会」第6回(全7回)が開催予定となっている。 |
PTC 5186 084
(SACD Hybrid)
\3200→¥2790 |
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番ハ短調Op.65 |
パーヴォ・ベルグルント指揮、
ロシア・ナショナル管 |
戦争による惨劇や民衆の心の痛みといった悲劇を前面に押し出した作風を持ったショスタコーヴィチの8番目の交響曲は、1943年11月4日にムラヴィンスキーによって初演が行われたものの、ソ連当局の意に沿わなかったこの作品は1948年のジダーノフ批判によって演奏禁止命令が下されてしまったという曰く付きの作品である。プレトニョフによる第11番、ユロフスキによる第1番&第6番に続くペンタトーン・クラシックスのショスタコーヴィチ・チクルス第3弾でタクトを執るのはフィンランドの大御所ベルグルント!シベリウスの演奏における世界的権威としてあまりにも名高いベルグルントだが、ショスタコの第8番も彼にとっての重要なレパートリー。プレトニョフ、ユロフスキの好スタートによって確立されたチクルスの勢いに拍車を掛ける凄演を聴かせてくれることだろう! |
PTC 5186 085
(SACD Hybrid)
\3200→2990 |
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49/
同第2番ハ短調Op.66 |
ユリア・フィッシャー(Vn)、
ジョナサン・ギラード(P)、
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc) |
ペンタトーン専属アーティストとしてデビュー以来、着実に人気と評価を高めてきたヴァイオリン界の美しき新星ユリア・フィッシャー。
ロシアのヴァイオリン協奏曲集→バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ集→モーツァルトのヴァイオリン協奏曲集に続く待望の4枚目のリリースは、初の室内楽アルバムとなるメンデルスゾーン。メンデルスゾーンがライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の指揮者として在任中の1839年、1845年に作曲された2曲のピアノ三重奏曲は、音楽史上に輝く名作としてあまりにも有名。今回のメンデルスゾーン・アルバムで共演となる演奏者陣には若き力と才能に満ちた豪華メンバーが集結!シフとイッサーリスの下で学びプレヴィンやムターの信頼も厚いダニエル・ミュラー=ショットは、世界有数のチェリストに数えられている素晴らしき才能を持ったチェロ界期待の若き実力者。1981年マルセイユ出身のジョナサン・ギラードも、今後のフランス・ピアノ界を牽引していくであろう若き超新星なのである。自らの実力で瞬く間に超一流の域に上り詰め、溢れんばかりの才能と美しき容姿を兼ね備えたユリア・フィッシャーは、昨今のヴィジュアル系アーティストとは一線を画す真の“アーティスト”と言って間違い無い!若さと才能に満ちたメンデルスゾーンの決定盤!乞うご期待!! |
PTC 5186 089
(SACD Hybrid)
\3200 |
ザ・ボリショイ・エクスペリエンス
グリンカ:歌劇《イワン・スサーニン》より/
A・ダルゴムイシスキー:歌劇《ルサルカ》より/
チャイコフスキー:
歌劇《イオランテ》より、歌劇《スペードの女王》より、
歌劇《マゼッパ》より/
ラフマニノフ:歌劇《アレコ》より/
ボロディン:歌劇《イーゴリ公》より |
アレクサンドル・ヴェデルニコフ指揮、
ボリショイ歌劇場管弦楽&合唱団 |
長き歴史を誇る名門「ボリショイ歌劇場」で音楽監督として辣腕を振るう若きマエストロ、アレクサンドル・ヴェデルニコフが再びペンタトーンに登場。チャイコフスキーやボロディンを筆頭に、ロシア・オペラの重要なレパートリーのハイライトを収録。ボリショイ歌劇場の魅力と実力が詰まった1枚。 |
PHAEDRA 1CD¥2400
|
DDD 92046
¥2190 |
In Flanders' Fields Vol.46
ギョーム・ルクー(1870−1894):ピアノ三重奏曲ハ短調/
アルトゥール・デ・グレーフ(1862−1940):
ピアノ三重奏曲へ短調 |
ピアノ・トリオ《ナルチス&ゴルトムント》 |
ベルギーの作曲家の作品をベルギーのアーティストの演奏によって世界中に向けて紹介を行う“In
Flanders' Fields”を中心として、大きな支持を獲得しているベルギーのレーベル、フェドラ(Phaedra)の最新盤。将来の活躍を約束されながらも24歳という若さで夭折した天才ギョーム・ルクーと、リストやサン=サーンスにピアノを学び、作曲家、ピアニストとして活躍したアルトゥール・デ・グレーフのピアノ三重奏曲をカップリング。ピアノ・トリオ《ナルチス&ゴルトムント》は、ドイツの作家ヘルマン・ヘッセの作品である「ナルチスとゴルトムント」を冠する1999年に結成されたベルギー期待のピアノ三重奏団。ピアノはクイケン・ファミリーの1人であるピート・クイケンが担当しており、躍動感に満ちた非常に高度なアンサンブルを展開している。 |
ADD 492 002
¥2190 |
エドモン・バーイエンスへのオマージュ
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104/
シューマン:チェロ協奏曲イ短調op.129/
アウグスト・デ・ブック(1865−1937):
チェロとピアノのための《カンティレーナ》 |
エドモン・バーイエンス(Vc)、
ロベルト・ワスムート(P)、
フェルナンド・テルビィ指揮、
BRTNフィルハーモニック管 |
ベルギーを代表するチェロ奏者として活躍したエドモン・バーイエンス(1913−1987)へのオマージュ・アルバム。バーイエンスはBRTフィル(現フランダース放送管)のソロ・チェロ奏者とし活躍する傍ら、アントワープ音楽院などで教鞭を執るなどベルギーのチェロ奏者たちに大きな影響を与えた。1978年&1982年の録音。 |
DDD 92038 |
In Flanders' Fields Vol.38
ピート・スウェルツ(1960−):夢の絵/
ポール・ジルソン(1865−1942):行進曲風ラプソディ/
ウィルフリード・ウェステルリンク(1945−):ランドスケープⅡ/
アルテュール・ミュールマン(1884−1966):
アダージョ ハ短調/
フリッツ・セリス(1929−):
フランダースの民謡による幻想曲Op.45b/
レイモン・シュロワイヤン(1933−):夢の彼方に |
エドモン・サヴニエ指揮、
チェコ・ヴィルトゥオージ室内管 |
吹奏楽作品の作曲家としても日本で知られるピート・スウェルツなどベルギーの作曲家たちによる弦楽オーケストラのための作品集。 |
DDD 92037 |
In Flanders' Fields Vol.37
ペーター・タイス(1962−):
オーボエ独奏と木管九重奏のための《イカロス》/
アラン・クラエンス(1957−):
木管と弦楽五重奏のための《ミステリー》/
ステフェン・ウェレンス(1974−):
2つの木管五重奏のための《The
Dragon Gets
Bitten》/
ペトラ・フェルモンテ (1968−):アマネシア |
アンサンブル・エマノン |
18人の若手演奏家たちによって、新たな作品や編曲の演奏を目的として結成された管弦楽によるアンサンブル。20世紀フランダースの作曲家たちによる知られざる室内楽のための貴重な作品が収録されている。 |
DDD 92036 |
In Flanders' Fields Vol.36
ウェル・テンパード・ピアニスト〜
ヨハン・デュイック(1954−):
四つ葉のクローバーOp.5/イルミナティオOp.7/
レコグニティオOp.10/セブン・リーグ・ブーツOp.13/
ディスクレティオOp.14/
ウェル・テンパード・ピアニスト(第1巻〜第4巻) |
ヨハン・デュイック(P) |
フランダース放送合唱団、ASMF合唱団で指揮者を務めるなど合唱指揮者としても活躍中のヨハン・デュイックの自作自演集。バッハの「平均律クラヴィーア曲集」に倣ったタイトルの「ウェル・テンパード・ピアニスト」など現代風ながらどこか民族色も感じさせるような作品が並ぶ。 |
DDD 92035 |
In Flanders' Fields Vol.35
フィック・ナイスへのトリビュート〜
フィック・ナイス(1936):
混声合唱のための《エゴ・フロス》/
オーボエと合唱のための《Concerto
per
la beata Vergine》/
混声合唱とバリトン・ソロのための《8つの日本民謡》/
少年少女合唱、ソプラノ、バリトン、ピアノと
フルートのためのカンタータ《ナウシカ》 |
エルス・クロンメン(S)、
ヤン・ファン・デル・クラッベン(Br)、
フィリップ・スーヴァジィ(Br)、
ヨースト・ヒルス(Ob)、
リーフ・スクールマンス(Fl)、
ハンス・リッケリンク(P)、
ヨハン・デュイック指揮、
フランダース放送合唱団 |
1970年から1996年までフランダース放送合唱団の指揮者としても活躍するなど、合唱指揮者としても名高いフィック・ナイスの合唱作品集。中でも興味深い「8つの日本民謡」では「子守歌、十三の砂山、ソーラン節、南部牛追い唄、佐渡おけさ、刈干切唄、会津磐梯山、五木の子守唄」が歌われており、特にソーラン節の演奏は圧巻! |
DDD 92034 |
In Flanders' Fields Vol.34
マリナス・デ・ヨンク(1891−1984):
ピアノ協奏曲第1番ニ長調Op.21/6つの前奏曲Op.5/
組曲形式のバラード《エクス・ヴィタ・メア》Op.3a/
オラトリオ《ハイアワサの歌》より
インディアンの情景 |
ヨゼフ・デ・ベーンハウワー(P)、
ダニエル・ブルメンタール(P)、
シルフェール・ファン・デン・ブロック指揮、
BRTNフィルハーモニック |
フランダースの名作曲家として数えられるデ・ヨンクのピアノ作品集。ソロやコンチェルト、2台ピアノのための作品など様々なスタイルのピアノ作品を網羅。ロマンティシズムに満ちたデ・ヨングのピアノ作品の魅力がこの1枚で存分に味わえる。 |
RAUMKLANG 1CD¥2400
|
RK 2501 |
処女マリアのための12世紀の歌曲集
作曲者不詳:
Patris ingeniti filius/Res
Iocosa/Divina
maduit aera/
Thronus regis instauratur/Candida
virginitas/
Preconia virginis/Petrus
Abaelardus/
Quam felix cubiculum/Gaude
Maria virgo/Inviolata
Maria/
Lectio Libri Sapientie,Maria
mater indulgentie/
Flos floriger/Castitatis
lilium effloruit/Ad
cantus leticie |
アンサンブル・ペレグリナ |
スイスのバーゼル・スコラ・カントルム(バーゼル市立音楽院)で学んだ3人の女性歌手たちによって1997年に結成された女声ヴォーカル・アンサンブル「アンサンブル・ペレグリナ」が歌う12世紀の歌曲の数々。 |
RK 2407 |
即興による中世の礼拝音楽
12世紀頃:Viderunt omnes/
グレゴリオ聖歌:
Factus est Dominus、Alleluia
Dies sactificatus、
Vox clara ecce intonat/
H・V・ビンゲン:O Plangens
Vox、hodie aperuit
nobis/
1390年頃:Crucifixum in carne
laudate/
12世紀:De monte lapis scinditur/
11世紀:Strips Jesse/
13世紀:Mater Dei/
14世紀:Benedicamus Domino/ |
アンサンブル・ヌーン |
タイトルの通り12世紀〜13世紀の礼拝音楽をサクソフォーン、エレキ・ギター、女声という編成で即興演奏にしてしまったというラウムクラング(Raumklang)らしくない(?)意欲作の登場。新たに生まれ変わった中世の音楽は中々の仕上がり具合で聴かせてくれる。 |
REF 1CD¥2400
|
Ref 365072 |
ブラームス:《ハンガリー舞曲集》より 第1番、第4番、第5番/
チャイコフスキー:瞑想曲ニ短調Op.42/
スーク:アパッショナートOp.17/
スメタナ:わが故郷より/
ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテラ/
ラフマニノフ:ヴォカリーズ/
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行 |
マリー・カンタリル(Vn)、
ヴェロニク・ブラッコ(P) |
ロシアのモスクワ音楽院を皮切りに、フランスのグルノーブル国立音楽院などで研鑽を積んだ女流ヴァイオリン奏者、マリー・カンタリルのソロ・アルバム。大作曲家たちの名作をHendrik
Willems 1690のヴァイオリンで徹底的に弾きこなす! |
RESONANCE 1CD¥1200
|
CDRSB 405
(4CD)
\3900 |
ブラームス:交響曲全集
交響曲第1番ハ短調Op.68/同第2番ニ長調Op.73/
同第3番へ長調Op.90/同第4番ホ短調Op.98/
悲劇的序曲Op.81/
ハイドンの主題による変奏曲Op.98/大学祝典序曲Op.80 |
マレク・ヤノフスキ指揮
ロイヤル・リヴァプール・フィル |
ポーランドの名匠ヤノフスキとイギリスの古豪ロイヤル・リヴァプール・フィルのタッグが織り成す洗練されたブラームス!ブラームスはヤノフスキが得意としているレパートリーでもあり、練りに練られた解釈には非常に定評がある。 |
CDRSB 204
(2CD) |
ブラームス:
ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15/
同第2番変ロ長調Op.83 |
ジョン・リル(P)、
ジェームズ・ロッホラン指揮
ハレ管 |
1970年チャイコフスキー国際コンクールの覇者である名手ジョン・リルと、日フィルへの客演で日本でもお馴染みのマエストロ、ロッホランによるブラームスが装いも新たに新装再リリース。 |
CDRSN 3069 |
夏〜コレクション・オヴ・シーズナル・クラシッス
ヴィヴァルディ:《四季》より
夏/
ロドリーゴ:夏の協奏曲/
プロコフィエフ:夏の日Op.65/
クリストファー・ガンニング:夏の午後/
ディーリアス:夏の歌/
ガーシュウィン:サマータイム |
様々なアーティスト |
早くも夏到来!?四季を辿るシリーズも第3弾に突入。「夏」というテーマに沿いながらも、独特な選曲によるカップリングが特徴のコンピレーション盤。 |
CDRSN 3071 |
モーツァルト:ホルン協奏曲集
ホルン協奏曲第1番ニ長調K.412/
ホルン協奏曲第2番変ホ長調K.417/
ホルン協奏曲第3番変ホ長調K.447/
ホルン協奏曲第4番変ホ長調K.495/
ロンド変ホ長調K.371(フリッツ・バイヤー補完) |
ハンシャオミン(Hr)、
リュー・ジア指揮、
イギリス室内管 |
中国のアーティストたちとイギリス室内管のコラボレーションによるモーツァルト・アルバム! |
CDRSN 3072 |
モーツァルト:8つの序曲と3つのドイツ舞曲
《皇帝ティートの慈悲》序曲、《コシ・ファン・トゥッテ》序曲、
《ドン・ジョヴァンニ》序曲、《後宮からの逃走》序曲、
《フィガロの結婚》序曲、《イドメネオ》序曲、《魔笛》序曲、
3つのドイツ舞曲K.605/
レオポルド・モーツァルト:おもちゃの交響曲 |
ジョン・ルボック指揮、
セント・ジョンズ・オーケストラ |
このアルバム1枚で天才の序曲の数々を味わえる! |
CDRSN 3073 |
フランス・オルガン名曲集
ジュアン・アラン(1911−1940):
フィリギア旋法のコラール&ドリア旋法のコラール/
ジョゼフ・ボンネ(1884−1944):トッカータ/
モーリス・デュリュフレ(1902−1986):スケルツォOp.2、瞑想/
ジュール・グリソン(1842−1896):トッカータ
へ長調/
アレクサンドル・ギルマン(1837−1911):
スケルツォ ハ短調、スケルツォ
イ長調/
ヴァンサン・ダンディ(1851−1931):前奏曲変ホ短調p.66/
ヨゼフ・ヨンゲン(1873−1953):スケルツェットOp.108/
ガブリエル・ピエルネ(1863−1937):スケルツァンド/
サムエル・ルソー(1853−1904):スケルツォ/
シャルル=マリー・ウィドール(1844−1937):
トッカータ、スケルツォ、フィナーレ/
ルイ・ヴィエルヌ(1870−1937):即興曲 |
デイヴィット・M・パトリック |
グローチェスター大聖堂のオルガンが荘厳に鳴り響く。 |
CDRSN 3070 |
キッズ・ラブ・モーツァルト!
モーツァルト:
《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》K.525より第1楽章/
踊れ、喜べ、幸いなる魂よ!/《フィガロの結婚》序曲/
交響曲第40番ト短調K.550より
第1楽章/
レクイエムより ラクリモーサ/クラリネット協奏曲より
第2楽章 |
ジェーン・グローヴァー指揮、
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ、
アレクサンドル・シュナイダー指揮、
ヨーロッパ室内管、
エマ・ジョンソン(Cl)、
フェリシティ・ロット(S)、
フランシス・グリアー指揮、
オックスフォード大聖堂聖歌隊 |
子供たちが楽しめるモーツァルトの作品が凝縮されたコンピレーション盤。 |
RSB 501
(5CD)
〔旧譜再案内〕
\4500 |
モーツァルト:後期交響曲集
交響曲第25番〜交響曲第41番 |
ジェーン・グローヴァー指揮、
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ |
1990年と98年に録音が行われたグローヴァーの指揮によるモーツァルトの名盤をご好評に付き再度ご案内。通常演奏されない第37番ト長調(ミヒャエル・ハイドン作/序奏のみモーツァルトの作)が全曲収録されており資料としても貴重なセット! |
RONDEAU
|
ROP 2032
\2400 |
ウィンズバッハ少年合唱団創立60周年記念盤
S・シャイト: Jauchzet Gott
alle Land/
T・セレ:Aus der Tiefe rufe
ich ,Herr,zu
dir/
H・シュッツ:Ich hebe meine
Augen auf zu
den Bergen/
J・L・バッハ:Das ist meine
Freude/
S・ストロ−バッハ:
Jesus der Retter im Seesturm、
Jesus heilt einen Gelahmten/
E・フォークト:Nunc Dimittis/他、全16曲 |
ハンス・ターム指揮、
カール=フリードリッヒ・ベリンガー指揮、
ウィンズバッハ少年合唱団 |
ドイツの名門ウィンズバッハ少年合唱団が2006年で創設60周年を迎えるにあたって制作された記念盤。前音楽監督ターム、現音楽監督ベリンガーそれぞれの指揮で1965年から2002年までの録音が収録されている。 |
ROP 4019
\2400→¥2190 |
モーツァルト:レクイエム ニ短調K.626(バイヤー版) |
ユッタ・ベーネルト(S)、
スザンヌ・クルムビーゲル(A)、
マルティン・ペッツォルト(T)、
ゴットホルト・シュヴァルツ(B)、
ゲオルク・クリストフ・ビラー指揮、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、
聖トーマス教会少年合唱団 |
かつてバッハがカントール(オルガン奏者兼合唱指揮者)として活躍していたライプツィヒの「聖トーマス教会少年合唱団」の歌声が響くモツレクのライヴ録音。同じくライプツィヒを本拠としている世界最古の名門ゲヴァントハウス管との共演という点もポイントである。指揮者のビラーはバッハから数えて16代目のカントールの地位にある実力者。 |
SIGNUM 1CD¥2400
|
SIGCD 077
(2CD/特別価格)
\3600 |
シェイクスピア・グローブ座の世界
CD-1「The Play's the Thing」/
CD-2「Groundlings to Gods」 |
グローブ座のアーティストたち |
シェイクスピアの戯曲が数多く初演され、イギリスのエリザベス朝時代を代表する劇場としてあまりに有名なグローブ座。1997年にロンドンに再建された現在のグローブ座を舞台に活躍する俳優や音楽家たちが、ピリオド楽器を用いて演奏したファンファーレ、舞曲や歌曲を収録した注目のセット。ハムレットの名台詞である「The
Play's the Thing」をタイトルとしたCD-1では、ロメオとジュリエットやリチャードⅡ世で使用される作品やナレーション、歌が加わった小品が5幕形式で構成。CD-2となる「Groundlings
to Gods」ではエリザベス朝時代、ジェームズ一世時代に演奏されていた器楽を用いた世俗音楽が収められている。実際にグローブ座の舞台上で演奏された貴重な録音も含まれており、グローブ座のファンやシェイクスピア・ファンだけでなく、古楽器関係者も要チェックが必要! |
SIGCD 076 |
オルランド・デ・ラッスス(1532−1594):
エレミアの哀歌/モテット《オリーヴ山の上で》/
詠唱《主よ、われらを解き放ちたまえ》/
レクイエム(死者のためのミサ曲)/モテット《見よ、人よ》 |
スティーブン・クレオベリー指揮、
コレギウム・リーガル |
コレギウム・リーガルは、名門ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団のメンバーの精鋭14名で結成された男声ヴォーカル・アンサンブル。指揮者のクレオベリーはBBCシンガーズの主席指揮者やケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団の音楽監督を務めるなど、世界有数の合唱指揮者としての地位を確立。オーケストラやピリオド・アンサンブルなどの指揮活動でも積極的な活躍を見せている。選び抜かれた精鋭たちが歌うラッススは抜群の透明感を持ち、まさに天の声と言うに相応しい名演奏。神秘なる倍音の洪水に浸っていただける極上の1枚である。 |
SIGCD 078
(SACD Hybrid)
\2400 |
ジョヴィ・タルボット(1971−):奇跡の道 |
ナイジェル・ショート指揮、
テネブレ |
イギリスの次世代を担う気鋭の作曲家ジョヴィ・タルボットの「奇跡の道(Path
of Miracles)」は、2005年に他界した父親ヴィンセント・タルボットに捧げるために作曲された新作である。約60分に及ぶこの合唱作品は4つの楽章それぞれに「ロンセスバィエス」、「ブルゴス」、「レオン」、「サンティアゴ」といったサンティアゴ巡礼の代表的な街道であるフランス・ルートに因んだ地名が付けられている。ナイジェル・ショートによりウェストミンスター大聖堂、ウェストミンスター寺院、ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団などのメンバーで2001年に結成されたテネブレが、宗教的内容を持ちながら斬新なスタイルで書かれたサンティアゴ大聖堂への道のりを描く。 |
SIGCD 079 |
賛美歌集
And did those feet/For all
the saints/
Dear Lord And Father Of Mankind/
Jesus Christ Is Risen Today/We
have a
gospel to proclaim/
Be thou my vision/O for a
thousand tongues/
Tell out, my soul/他 全25曲 |
ジョセフ・カレン指揮、
ハダースフィールド合唱協会 |
1836年の結成から170年という歴史を持つハダースフィールド合唱協会が歌うイギリスで愛されている賛美歌の数々。 |
SIGCD 080 |
瞑想と記憶
フランシス・ポット(1954−):
5声のミサ/イエスの面影/序奏、トッカータとフーガ/記憶/
O Lord, support us all the
day long |
トリスタン・ラッシャー(Org)、
ジュディ・マーティン指揮、
ダブリン・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊 |
フランシス・ポットは第2回プロコフィエフ国際コンクールで一等賞に輝くなど、その手腕に期待が高まっているイギリスの作曲家。1991年から2001年までデイヴィット・ヒルが指揮するウィンチェスター大聖堂聖歌隊のメンバーとして活躍しており、その経験を活かした合唱作品は特に絶賛を博している。演奏はダブリン最古の教会として知られるダブリン・クライスト・チャーチの聖歌隊。数多くの合唱団の指揮者を歴任し、2003年より音楽監督を務めている女流指揮者ジュディ・マーティンが若き聖歌隊員たちから透き通り響き渡る歌声を導き出す。 |
SIGCD 081 |
モーツァルト:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第5番ハ長調K.548/同第4番ホ長調K.542/
同第6番ト長調K.564/ピアノ三重奏曲断章ニ長調K.442-3 |
アンバック室内アンサンブル |
アンバック室内アンサンブルは、「ヨーロピアン・ウーマン・アチーヴメント・アウォーズ2002」にもノミネートされたイギリスのピアニスト、指揮者である女流音楽家ダイアナ・アンバックによって結成され、1984年から活動を開始しているアンサンブルである。ダイアナ・アンバックとアンバック室内アンサンブルはシャンドスにアミー・ビーチの作品集(CHAN
9752)を録音するなど、モーツァルトと女性作曲家の演奏に特に力を注いでおり、研究された解釈による演奏は高く評価されている。 |
SISYPHE 1CD¥2400
|
SISYPHE 005 |
ルチアーノ・ベリオ(1925−2003):ピアノ作品全集
5つの変奏曲/ラウンズ/6つのアンコール/
セクエンツァⅣ/小組曲/ピアノ・ソナタ(世界初録音) |
フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ(P) |
プレトニョフ&ロシア・ナショナル管との協奏曲集でペンタトーン・デビューを果たしたルクセンブルクの貴公子、フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ。プレトニョフが認めたその才能はクラシック、ジャズ、そしてコンテンポラリーと様々なジャンルに果敢な挑戦を挑み多彩な活動を繰り広げている。現在は現代音楽を更に掘り下げるためにバルセロナに居を構え、研鑽を積んでいるシュリメがイタリアの生んだコンテンポラリーの代名詞“ルチアーノ・ベリオ”のピアノ作品の全てを弾きこなす!ベリオ自身が自作の録音への拘りが薄かったこともあり「ピアノ・ソナタ」は当盤が世界初録音。燃え上がる探究心と卓越した技術、そしてルックスを兼ね備えた若き天才とイタリアの鬼才の残したピアノ作品のコラボレーションは見事の一言に尽きる。 |
SISYPHE 001
(3CD)\4800 |
シャルル・ケックラン(1867−1950):甘美な歌(全曲) |
ピエール=イヴ・アルトー(Fl) |
作品番号の付けられた曲だけでも200を超える作品を残したフランスの作曲家ケックラン。中でも管楽器、室内楽、器楽のための作品は再評価の機運も高まっており演奏、録音共に増えてきている。無伴奏フルートのために書かれた「甘美な歌(ネクテールの歌)」はOp.198〜Op.200と3部構成に分けられており、総演奏時間はなんと約3時間に及ぶという長大な作品なのである!この壮大な録音を行ったピエール=イヴ・アルトーはフランスのフルート奏者。現在パリ国立高等音楽院とエコール・ノルマル音楽院で教授として後進の指導にあたっているアルトーは、超絶技巧を駆使した演奏と音楽性で現代フルート界の名手として名を馳せている。ちなみにシジフ(Sisyphe)の代表作でもあるこのアルバムはフランスでこれまでに3000枚以上の販売実績を誇るという!この数字だけでもこのアルバムの価値と評価の高さをご理解いただけることだろう。フルート関係者要注目!! |
SISYPHE 002 |
単旋律聖歌と19世紀のフォーブルドンによる
《4声のための荘厳な死者のためのミサ曲》(カンブレ1840年) |
ダミアン・ポイスブラウド指揮、
レ・パラフォニスツ |
「単旋律聖歌(グレゴリオ聖歌)」と15世紀フランスの教会音楽で用いられた3度と6度の並行音程による即興技法である「フォーブルドン」による15曲で構成された4声のためのレクイエム。教会音楽初期の声楽作品を主なレパートリーとするポイスブラウド率いる男声ア・カペラによるヴォーカル・アンサンブル「レ・パラフォニスツ」。荘厳で時には力強く表現される絶妙のハーモニーはまさしく絶品。響き渡る倍音はまさしく神の声である。 |
SISYPHE 003 |
マニュエル・ロザンタール・アルバム
マニュエル・ロザンタール(1904−2003):
テノールと管弦楽のための《ブルー氏の歌》/
木管五重奏と管弦楽のための《アイオロス》/
弦楽と打楽器のための《カマイユによる2つの練習曲》 |
ジャン=ポール・フシェクール(T)、
ジャン=ルーク・ティンゴー指揮、
ブダペスト国立歌劇場管 |
ラヴェルに作曲を学び、指揮者や作曲家とし活躍したマニュエル・ロザンタール。中でもオッフェンバックの作品を編曲した「パリの喜び」はユーモアに溢れた作風で代表作として親しまれている。「パリの喜び」と同じくユーモアに満ちた作風で聴かせてくれる「ブルー氏の歌」と現代的な作風で書かれている「アイオロス」、「カマイユによる2つの練習曲」の対比が興味深い。ちなみにこの録音はロザンタールが存命中の2001年に行われている。 |
SISYPHE 004
(2SACD Hybrid)
\4800 |
ジュアン=アリスト・アラン(1911−1940):声楽作品全集
祈り/ドリア旋法によるヴォカリーズ/オ・カム・スアビス・エスト/
賛歌《サクリス・ソレムニス》による変奏とコラール/
タントゥム・エルゴ/
唱歌/サルタリス・ホスティア/レクイエム/幻想曲/
フリギア旋法による唱歌/ノエル・ノヴェレッテ/愛すべき嬰児/
D'ou vient qu'en cette nuitte/旋法的ミサ曲/
オ・サルタリス・ドゥガイ/汝はペトル/
グレゴリオ聖歌風婚礼ミサ曲/
白い雲雲/シャンソン・ドゥ・チャット/Le
Pere Noel/
ジャン・ルノーの嘆き/サルヴェ・ヴィリリス・ペクトリス/
タントゥム・エルゴ/結婚を祝う歌/オ・サルタリス |
マリー=クレール・アラン(Org&P)、
ジャン=フィリップ・グロメット(Fl)、
カテリーヌ・シモンピエトリ指揮、
アンサンブル・ヴォカール・セクエンツァ9.3 |
20世紀フランスの作曲家であるジュアン=アリスト・アランはパリ国立高等音楽院でデュカスに師事し、非常に優秀な成績で卒業。様々な賞を獲得するなど音楽家としてこれからという矢先の1940年、第2次世界大戦において僅か29歳という若さでこの世を去ってしまった音楽家である。アンサンブル・ヴォーカル・セクエンツァ9.3は1998年にカテリーヌ・シモンピエトリによって結成されたプロの混声合唱団。短い生涯の中でアランが残した世界初録音作品を含む声楽作品の全てを、美しく神秘的な歌声で素晴らしい演奏に仕上げている。 |
STERLING 1CD¥2400
|
CDA 1654-2 |
ヨハン・ゴットリーブ・ナウマン(1741−1801):
ソナタ第2番ニ短調、同第5番ト短調、同第6番ホ長調/
ヨーゼフ・マルティン・クラウス(1756−1792):
フォルテピアノのための3つの変奏曲/
ヨハン・ヴィクマンソン(1753−1800):
ディヴェルティスマン ニ長調、フラグメンツ
イ長調、
ソナタ ハ長調より、メヌエット&終曲/
ヨハン・アグレル(1701−1765):
ソナタ第5番ニ長調より メヌエット、
同第6番ト短調より 第4変奏/
オロフ・アールストレム(1756−1835):
ソナチネ第2番ト長調、牧歌ト長調 |
スティーグ・リッビング(スクウェアピアノ、フォルテピアノ、オルガンクラヴィコード) |
1970年にスウェーデン放送からリリースされた2枚のLPをまとめてCD化を行った新装盤。ストックホルム王立音楽院などでも教鞭を執ったスティーグ・リッビング(1904−2002)がストックホルム音楽博物館に所蔵されている貴重な鍵盤楽器を用いて1968年に行った貴重な録音である。 |
TACTUS 1CD¥2300
|
TC 510701 |
アンドレア・ガブリエリ(1510−1586):
4声のミサ・ブレヴィス(世界初録音) |
ファビオ・フランバ(指揮&Org)、
コンセントゥス・ムジクス・パタヴィヌス室内合唱団、
スコラ・グレゴリアーナ・スクリプトリア |
後期ヴェネツィア楽派やドイツ南部の作曲家に多大な影響を与えたアンドレア・ガブリエリ。ジョヴァンニ・ガブリエリの叔父でもアンドレアはジョヴァンニに混同されてしまうことが多いが、宗教作品から世俗作品までの幅広い分野に多彩な作品を残すなど16世紀後期の最も重要な作曲家の1人として数えられている。世界初録音となる「4声のミサ・ブレヴィス」はオルガンが使用される他は、合唱のみで歌われる宗教作品である。アンドレア・ガブリエリの声楽作品の卓越した作曲技法を証明する作品であり、イタリア作品の録音、発掘に定評のあるタクトゥス(Tactus)ならではの録音である。 |
TC 841904 |
ジョヴァンニ・ズガンバーティ(1841−1914):
ピアノ作品全集Vol.4
2つの演奏会用練習曲Op.10/コンクールのための音楽/
3つの即興曲Op.29/3つの即興曲/狂詩曲/
即興しながら/アレグロ・ヴィヴァーチェ/
L'Emir de Bengador/ノエル(※) |
フランチェスコ・カラミエロ(P)、
フィリッポ・シアーノ(P/※) |
リストにその才能を認められ、19世紀イタリアのヴィルトゥオーソであるジョヴァンニ・ズガンバーティ。ズガンバーティは演奏だけでなく作曲や編曲にも積極的に取り組み、多数の作品を残すなど名実ともにイタリア鍵盤音楽界に大きな足跡を残した人物である。世界初録音を多数含む今回の録音でイタリアのピアニスト、カラミエロはヒューイットやデミジェンコも愛用するファツィオーリを使用している。 |
THOROFON 1CD¥2400
|
CTH 2474
\2400 |
ブクステフーデ:
ソナタ ニ長調BuxWV.268、トッカータ
ト長調BuxWV.165、
前奏曲ト短調BuxWV.163、組曲ヘ長調BuxVW.239、
ソナタ ニ長調BuxWV.267/
ガブリエル・シュッツ(1633−1710/11):ソナタ
イ短調/
ペーター・グレック(17世紀):幻想曲/
ダヴィット・アルノルト・バウディンガー(17世紀):ソナタ
ロ長調 |
シモーネ・エッケルト(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ハンブルガー・ラツムジーク |
ブクステフーデを中心に同時代にリューベックで活躍した作曲家の器楽作品を集めた作品集。 |
CTH 2529 |
ハラルド・ゲンツマー(1909−):
コントラバス・ソナタ/チェロ・ソナタ第2番/
コントラバスのための幻想曲/
チェロとコントラバスのための6つのバガテル/
チェロ・ソナタ第1番 |
マーティン・オステルターグ(Vc)、
ナビル・シェハタ(コントラバス)、
オリヴァー・トリエンドル(P) |
トロフォン(Thorofon)がリリースを進めるドイツ作曲界の大ベテラン、ゲンツマーの作品集。1980年クウェート出身のナビル・シェハタは現在ベルリン・フィルの第1ソロ奏者を務める若き実力者。チェロのオステルターグもバーデン・バーデン・フライブルク南西ドイツ響の第1ソロ奏者の任にある。 |
CTH 2533/6
(4CD) |
ピアノ三重奏曲集
シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.898/
シューマン:
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.63、
同第2番ヘ長調Op.80、同第3番ト短調Op.110、幻想小曲集Op.88/
ブラームス:
ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8、同第2番ハ長調Op.87/
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49/
リスト:オーベルマンの谷/
C・シューマン:ピアノ三重奏曲ト短調Op.17 |
ハイペリオン・トリオ |
ハイペリオン・トリオは1999年の結成以来ドイツの各都市を主な活動の場としてコンサート活動を続ける若手演奏家たちによるピアノ三重奏団である。収録作品は音楽史上に輝く名作ばかりだが、アンサンブルの実力を発揮したフレッシュな演奏を聴かせてくれる。 |
CTH 2531 |
モーツァルト:
ピアノ・ソナタ第9番ニ長調K.311/ロンド
ニ長調K.485/
ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330/ロンド
イ短調K.511/
ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331《トルコ行進曲付き》 |
フランツ・フォーラヴァー(P) |
トロフォンへシューマンのピアノ作品全集や、ゴロー・ベルクのタクトでサン=サーンスのピアノ協奏曲第2番の録音を行っている実力派フォーラヴァーのモーツァルト・アルバム。 |
TIMPANI 1CD¥2400
|
1C 1097
¥2190 |
ジョセフ・ギイ・ロパルツ(1864−1955):
交響曲全集Vol.2(世界初録音)
交響曲第2番へ短調/交響曲第5番ト長調 |
セバスチャン・ラング=レッシング指揮
ナンシー交響楽団 |
前回リリースされたVol.1(1C 1093)が日本のみならず、世界中から大きな反響を受けたフランスの作曲家ロパルツの交響曲。待望の第2弾は1900年に作曲された「交響曲第2番」と1944年に作曲されたロパルツ最後の交響曲である「交響曲第5番」というカップリング。演奏はVol.1でも好演を聴かせてくれた、ナンシー交響楽団の音楽監督とタスマニア交響楽団の芸術監督を兼務する期待の指揮者ラング=レッシングと、フランス東部の都市ナンシーを本拠地とするナンシー交響楽団のコンビが引き続き担当。ティンパニー(Timpani)の代名詞でもある「クセナキス作品集」に続くベストセラーとなるであろうロパルツの交響曲全集。完結となる次回のVol.3が既に待ちきれないところ! |
1C 1101
¥2400→¥2190 |
ヴァンサン・ダンディ(1851−1931):
海辺の詩Op.77/交響的変奏曲《イスタール》Op.42/
地中海ニ部作Op.87 |
エマニュエル・クリヴィヌ指揮、
ルクセンブルク・フィル |
クセナキス、ピエルネ、そしてロパルツなど独自の視点による積極的なリリースが全世界から大きな反響を呼んでいるティンパニー。近代フランスの作曲家の作品における録音において確固たる地盤を築き上げたティンパニー(Timpani)が次に送り出してくるのは、師であるフランクと共にワーグナーの影響を色濃く受けたヴァンサン・ダンディの管弦楽作品集。作曲家、教育者として活躍したダンディは、当盤に収録されている「海辺の詩」や「地中海ニ部作」に代表されるような海や山といった“自然”を題材とした作品が代表作として知られている。2000年まで音楽監督を務めたリヨン国立管を一流オケにまで育て上げた名匠クリヴィヌの手綱さばきと、ルクセンブルク・フィルのハイスペックな機動性、豊かな表現力にも注目したい! |
3C 1092
(3CD)
\4800 |
フルトヴェングラー:室内楽作品集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調/
同第2番ニ長調/ピアノ五重奏曲ハ長調 |
アレクシス・ガルペリン(Vn)、
カン・ドンスク(Vn)
フランシス・ケルドンクフ(P)、
シネ・ノミネ四重奏団 |
ティンパニーの記念すべき第1作目である「1C
1001」と「1C 1018」、「1C 1029」の3タイトルをセット化した新装再発売盤。世紀の大指揮者フルトヴェングラーが書き上げた室内楽作品を存分に楽しむことの出来るセットになっている。 |
URTEXT 1CD¥2400
|
UMA 2020 |
ソプラノ・デュオのためのバロック音楽
バルバラ・ストロッツィ(1619−1664):
Merce di voi、Al Battitor
di Bronzo、カンタータ《私の涙よ》、/
モンテヴェルディ:喜び踊れ、シオンの娘よ/
アントワーヌ・フォルクレ(1672−1745):
ルクレール、アングレーヴェ、クープラン、
モンティニ、ポルトガル、レジェンテ/
F・クープラン:《ルソン・ド・テネブレ》より、ル・グラン/
ジョゼフ=エクトル・フィオッコ(1703−1740):哀歌第2番 |
ルルド・アンブリス(S)、
ジェームズ・ブッシュ(バロック・チェロ)、
アンサンブル・カイロス |
モンテヴェルディやフォルクレ、フィオッコ、ストロッツィなどのバロック時代の大家たちによる作品を、通奏低音を伴奏として2人のソプラノ奏者が歌うデュオ・アルバム。ルルド・アンブリスは1991年にマラガ歌劇場に出演しヨーロッパ・デビューを果たしたソプラノ奏者。メキシコの主要オーケストラとだけでなく、サンフランシスコ響やプラハ歌劇場管などとも共演を重ねている。「アンサンブル・カイロス」のメンバーであるもう1人のソプラノ奏者バーバラ・ローレイ・ヨキシュはドイツ出身。1998年よりメキシコに移住し、ドイツとメキシコの両国を中心に活躍中。 |
JBCC 110
¥2190 |
メキシコの作曲家によるヴァイオリン作品集Vol.2
アルフォンソ・デ・エリアス(1902−1984):
ロマンス、メロディー、悲歌/
アレシャンドロ・コロナ:牧歌/
ヒギニオ・ルヴァルカバ(1905−1976):セレナーデ/
エドゥアルド・ガンボア(1963−):雨が降る/
ホセ・サブレ・マロキン(1910−1995):
オールウェイズ、憂鬱、私の故郷/
カルロス・ヒメネス・マバラク(1916−1994):ルーペのポートレート/
ミゲル・ベルナル・ヒメネス(1910−1956):3つのタラスカの踊り |
ルイス・サムエル・サロマ・アルカラ(Vn)、
ドゥアン・コックラン(P) |
サロマ弦楽四重奏団の創設者であるルイス・G・サロマ・アルカラを祖父に持ち、自身もヴァイオリン奏者、指揮者として活躍しているルイス・サムエル・サロマ・アルカラ。現在はメキシコ国立響のコンサートマスターをつとめる傍ら、コヨアカン交響楽団の指揮者をつとめている。メキシコの作曲家たちによるシンプルで心に染み渡る旋律を持った小品の数々をサロマのヴァイオリンが奏でてゆく。 |
JBCC 117 |
マルセラ・ロドリゲス(1951−):
歌劇《ルキウス・アンナエウス・セネカ》 |
アルマンド・ガマ(Br)、
イラセマ・テラザス(S)、
オスカル・デ・ラ・トレ(T)、
ホセ・アレアン指揮、
アンサンブル・シグノス |
ラテン語圏を主な活動の場としている現代メキシコの女流作曲家、マルセラ・ロドリゲスが古代ローマの政治家であり皇帝ネロの家庭教師をつとるが、悲劇の最期を遂げた「セネカ」を題材とし作曲を行ったオペラ。3人のソリストとコントラバンジョーを含む小編成アンサンブルのための歌劇という一風変わった特色を持った作品である。メキシコの現代作品のスタイルを知ることの出来る1枚といえる。 |
JBCC 108 |
ガブリエラ・オルティス(1964−):
バールカー/
アルタル・ド・ムエルトス/Seis
piezas a
Violeta |
サラ・レオナルド(S)、
アルトゥーロ・ニエト=ドランテス(P)、
クヮルテット・ラティーノアメリカーノ |
メキシコ国立音楽院で作曲を学んだメキシコの女流作曲家ガブリエラ・オルティスの室内楽作品集。オルティスは「シルベストレ・レブエルタス・ニュー・ミュージック」や「ナショナル・ユニバーシティ・アウォード」など様々な賞を受賞している現代メキシコで頭角を現している作曲家である。彼女の作品はブージー&ホークス社などから出版され、クロノス・クヮルテットによって取り上げられている。 |
JBCC 113 |
エウヘニオ・トゥーサン:バレエ音楽《死の日々》 |
ヘスス・メディナ指揮、
カメラータ・オヴ・アメリカ |
バレエ音楽《死の日々》はメキシコの名脚本家ギジェルモ・アリアガに献呈された作品。 |
UL 3030 |
メキシコの伝統音楽 ——
フアン・ザイザル:Cielo Rojo/
ホセ・アルフレード・ヒメネス:Ameneci
Otra
Vez/
ルーベン・フエンテス:Que Bonita
Es Mi
Tierra/
アルマンド・マンンツァネロ:Te
Extrano/他
全14曲 |
アナ・カリダッド・アコスタ(A)、
フリオ・セザール・オリヴァ(G) |
アコスタは1987年にメキシコ・デビューを果たし、メキシコの巨匠デ・ラ・フエンテの指揮での演奏経験を持つアルト奏者。 |
VMS 1CD¥2400
|
VMS 158
¥2190 |
ルイス・デ・フレイタス・ブランコ(1890−1955):
ヴァイオリン協奏曲/
ジョリ・ブラガ・サントス(1924−1988):
バレエ音楽《クロスロード》、ディヴェルティメント第1番 |
アレクサンドレ・ダ・コスタ(Vn)、
ヘスス・アミーゴ指揮、
エクストレマドゥーラ交響楽団 |
カナダ版のグラミー賞と呼ばれる権威ある「ジュノー賞」において2006年のクラシック・アルバム年間優秀賞に選出された注目盤!しかもフレイタス・ブランコ&ブラガ・サントスのカップリングというファンにはたまらない収録内容である。ヴァイオリンのアレクサンドレ・ダ・コスタは1689年製のストラディヴァリを駆使し、世界中を飛び回っている1979年生まれのカナダ期待のアーティスト。スペインの新興オーケストラであるエクストレマドゥーラ響のダイナミックで熱気に満ちたパフォーマンスもグッド!ヒューイットのバッハ鍵盤音楽集Vol.1(CDA
67307)と並び選出された当アルバム。このような埋もれがちなタイトルにまで目を光らせた選考委員には脱帽である。 |
VMS 163 |
ブラームス(リヒャルト・ダンセル編):
ソプラノと器楽アンサンブルのための
ドイツ民謡集《あの下の谷の底では》/
リヒャルト・ダンセル(1959−):
フルート、クラリネットとギターのための《悲歌》、
fresque de reve/
ドビュッシー(リヒャルト・ダンセル編):
フルート、クラリネットとギターのための《4つの前奏曲》 |
レティツィア・シェーレル(S)、
トリオ・ハッピー・ニュー・イヤー、
リヒャルト・ダンセル指揮、
アンサンブル・プラス |
リヒャルト・ダンセルはケルンでヘンツェに、タングルウッド音楽祭ではバーンスタインの指導を受けたオーストリアの作曲家。その作品はI・フィッシャーやサラステ、ヴェルザー=メストといった名匠たちにも取り上げられている。
ブラームスとドビュッシーのアレンジは違和感を感じさせない見事な仕上がりである。伸びやかな歌声が印象的なレティツィア・シェーレルは、サヴァリッシュ、ヘレヴェッヘとの共演で活躍中のスイスのソプラノ奏者。 |
VMS 151 |
アルゼンチン・タンゴとクレツマー
A・ヴィロルド:エル・チョクロ/
W・アブト:ラ・ゴマヴェラ/
G・フェイドマン(A・パンセラ編):クレツマーのためバラード/
P・ラウレンス:我が愛のミロンガ/
作曲者不詳:A Genejwe/
ゲビルティグ(ワルシャウスキ編):Yankele/Oifn
Priptchik/
W・アブト(L.G.アクーナ編):プレリューディオ・マティナル/
E・モリコーネ:ニュー・シネマ・パラダイス/
D.M.プジョル:組曲《ブエノス・アイレス》より/
S・ブガッチ:ラビ・モンターニュ |
ワルター・アブト(G)、
ジャンフランコ・グリシ(コンサーティーナ) |
ジャズと即興演奏を学ぶためにグラーツ、ヴェローナ、ザルツブルクなどを渡り歩いたギター奏者アブトと、クラシック、現代音楽、民族音楽にジャズまでを取り上げるコンサーティーナ奏者グリシのコンビによるタンゴとクレツマー音楽。南米のマフィアか!?という風貌のコンビが繰り出すタンゴとクレツマー音楽は情感に満ちた充実の演奏である。ちなみに“コンサーティーナ”とはボタン式の小型アコーディオンのこと。 |
VMS 607
\1900 |
ジョヴァンニ・ボッテシーニ(1821−1889):
メロディー/コントラバス協奏曲ハ短調/
前奏曲とガヴォット/グラン・デュオ・コンチェルタント |
ヴォルフガング・ハラー(コントラバス)、
クリスティアン・アルテンブルガー(Vn)、
ゲルト・メディツ指揮、
ニュー・ウィーン・ゾリステン |
自らもコントラバスの名手であり、最も親しまれているコントラバス協奏曲の作曲者として知られるボッテシーニの作品集。コントラバスのヴォルフガング・ハラーは1978年から1996年までウィーン放送交響楽団に在籍し、現在はソリストとして活動中のアーティスト。使用楽器は1802年製アントニオ・バガテルのコントラバスである。 |
VMS 159 |
コルンゴルト・ハリウッド・ソングブック
コルンゴルト:映画からの歌曲/
シェイクスピアの歌Op.29/
シェイクスピアの歌Op.31/
My mistress' eyes Op.38-5/
サイレント・セレナーデより |
スティーヴン・キンブロー(Br)、
コートニー・ブッド(S)、
ダルトン・バルドウィン(P) |
オーケストラとの共演を中心としてアメリカを拠点に活躍中のソプラノ奏者ブッドと、ドイツのボン・オペラ・カンパニーで中心的役割を担うキンブローによるコルンゴルトの歌曲集。ちなみにこのアルバムはオーストリア国営放送(ORF)優秀賞を受賞するなど、オーストリアで高評価を獲得した。 |
VMS 165 |
弦楽四重奏のための編曲集〜
モーツァルト:
交響曲第40番より第1楽章/歌劇《魔笛》序曲/
歌劇《フィガロの結婚》序曲/
そよ風に/歌劇《後宮からの逃走》序曲/
ああ、どんなに勝利を望んだことか/
歌劇《ドン・ジョヴァンニ》序曲/お手をどうぞ/
歌劇《コシ・ファン・トゥッテ》序曲/
歌劇《皇帝ティートの慈悲》序曲/
《ああ、ママに言うわ》による12の変奏曲ハ長調K.265 |
ヨハン・シュトラウス・クヮルテット・ウィーン |
ヨハン・シュトラウス・クヮルテット・ウィーンは名門ウィーン交響楽団の団員によって1994年より活動を開始した弦楽四重奏団。モーツァルトの名曲の数々を見事な演奏で堪能できる。 |
VMS 164 |
メディタンゴ ——
A・ピアソラ:
ブエノスアイレスの秋、ブエノスアイレスの春、チキリン・デ・バチン、
メディタンゴ、ブエノスアイレスの冬、C'est
L'amour、
天使のミロンガ、ブエノスアイレスの夏、Milonga
en ay menor、
オブリビオン/
ホセ・ブラガト:Graciela y
Buenos Aires |
メンデルスゾーン・トリオ・ベルリン |
ハイドンからヘンツェまでをレパートリーとする1984年結成のピアノ三重奏団であるメンデルスゾーン・トリオ・ベルリンによるタンゴ・アルバム。 |