評論家平林直哉氏
自主制作CD−R
SERENADE 廃盤アイテム
期間限定復活特集
1CD−R\2,300→¥2090
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音楽評論家平林直哉氏が自ら立ち上げた歴史的録音CD-RレーベルSERENADE。放っておけばどこも出してくれそうにないようなマニアックな、しかし平林氏が絶対にお奨めする知られざる録音を中心にリリースしてきた。超マニアックだからこそ光り輝く名盤というのがSERENADEにはある。
残念ながら最近は平林氏のもうひとつのレーベルGRANDSLAMの比重が大きくなり、SERENADEのニュー・リリースは2年近くない。しかも「2000」番代のアイテムの多くが廃盤になっていた。
今回の特集は、その長らく廃盤になっている24点を期間限定で復活させるというもの。久しぶりに見るとその壮観なラインナップにちょっと絶句。
せっかくなので価格もちょっとだけお安くしてみました。 |
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フランダース交響楽団
自主制作盤
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ベルギーのオーケストラというとヘレヴェッヘが音楽監督を務めるロイヤル・フランダース・フィルが有名だが、もうひとつフランダース交響楽団というオーケストラがある。
2010年から金聖響が首席指揮者を務めるようになり、ちょっとだけ名が知られるようになった。金聖響とのアルバムを出せば日本では話題になるとおもうのだが、今のところは見当たらない。
ただ、そこからイギリスの指揮者デヴィッド・アンガスとの自主制作アルバムが出ているというので現在手配中。アンガスはイギリスの指揮者で、CDはあまり多くないがロンドン・フィルとの録音もあったりする。現在はフランダース交響楽団の名誉指揮者らしい。
曲はドヴォルザークの交響曲第8番。ヴァイオリン協奏曲も入ってて、ヴァイオリンはロイヤル・コンセルトヘボウのコンマス、リヴィウ・プルナール。PAVANEからもCDが出ていたが、数は多いとはいえないので、これも楽しみ。
例によってそう何度も入ってくるものではないので、できれば今回確実に入手したほうがよいかな、と。 |
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カナダCBCセレクション
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レーベルとしての名前は有名なのに日本に代理店がないためにほとんど流通していないカナダCBC。CBC放送の放送音源を中心にリリースする、決して小さくはないレーベル。現在も活動自体は盛んなようで、いろいろ興味深い新譜も出ている。ただそうした情報もあまり入ってこない。
ということで今回はそのCBCのアルバムから「これは押さえておきたい!」というものをセレクション。実際には入手困難なものもあるかもしれないが紹介してみたいと思います。 |
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ターフェルムジーク・バロック管弦楽団
自主制作盤
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ターフェルムジーク・バロック管弦楽団は、カナダのトロントを本拠に活動する古楽器オーケストラ。
1979年に設立され、1981年からジーン・ラモンが音楽監督兼コンサートマスターを務めている。
ヴィヴァルディやJ・S・バッハ作品集などの録音はラモンが、古典派以降の作曲家は、ブルーノ・ヴァイル指揮で行っていた。SONYから出ていた白を基調とした「VIVARTEシリーズ」の名盤をご存知と思う。
その後SONYが不調となって同シリーズは入手しづらくなったり廃盤になったりして、それに業を煮やしたか、ターフェルムジーク・バロック管弦楽団、自らがCDアルバムをリリースしてきたというわけである。
そのほとんどが今年になってリマスタリングされて再登場したものばかり。ソニーのボックスものなどで発売されているものもあるが、自主制作盤ならではの手の込んだリリースに期待したい。
優雅な中に生命感あふれる演奏を聴かせてくれるターフェルムジークの芸術再び・・・どうぞお見逃しなく。
7/15までのご注文分を現地に発注します。 |
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リトアニア国立交響楽団
自主制作盤
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以前紹介したリトアニア国立交響楽団自主制作盤のマーラー交響曲集。
オケにはときどきハラハラさせられるが、指揮のギンタラス・リンキャヴィチュス(相変わらず覚えられない)のカリスマ性ゆえなのか、大時代的で異様な解釈が頻出し、マニアにはちょっとたまらない演奏になっている。
店主も2,3,4,5,6,7番,
「大地の歌」と無事聴かせてもらったが、非常に非常に楽しませてもらった。最初はオケの下手さにちょっとがっくり来るところもあったが、リンキャヴィチュスの図々しくも大胆な解釈に取り付かれて、結局全部聴きとおしてしまった。それだけのパワーとエネルギーと魅力があるのだ。超一流オケと比較したりするような真似さえしなければ、世界の辺境ではこんな妖怪変化のようなマーラーが演奏されているのだ、とちょっぴり感動すると思う。
さてそのリンキャヴィチュスとリトアニア国立交響楽団のマーラー、一連の録音の中で突出して早い時期に収録された第2番「復活」だけは前回少量しか入荷しなかった。その在庫が見つかったというのである。
それとは別に一応今回も取引してくれそうなので、7/15までのご注文をまとめて現地に発注してみます。 |
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ラトル&ベルリン・フィル
バッハ:マタイ受難曲
DVD/Blu-ray
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一般発売すればものすごいことになるとおもうのだが、なぜか自主制作盤として発売になったラトル&ベルリン・フィルのバッハ「マタイ受難曲」の映像。
しかも今回の映像、ただのコンサートではない。ピーター・セラーズ演出、とあるように、マタイ受難曲をオペラ化したような舞台。歌唱陣は演技をするし、ときには演奏陣までそれなりの存在感を求められる。宗教大作としての荘厳な作品と言うより、一大スペクタクル絵巻という、これまで経験したことのない「マタイ」を味わうことができる。
演奏や歌唱に関しては今さら述べるまでもないが、たとえ映像がなくても超一流。音声だけでも、その優秀な演奏をたっぷり味わうことができる。 |
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米Spectrum Sound
新譜3タイトル
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アメリカSpectrum Sound。
世界の名だたる再生装置を用いて高水準のLPをCD化(ジャケットには詳細な機種紹介と写真まで掲載されていた)。さっそくデモCDを聴かせてもらったが、こぼれ落ちそうな太くてズンズン響く音がたまらない。
某代理店のオーディオ・マニアの担当者がSPECTRUMの第1弾、第2弾を聴いて驚嘆。さらにその使用機器を見て、「この復刻者ただもんじゃない、普通の庶民が買えるような機械じゃないよ。」とのけぞっていた。
確かにその奥深い音質の良さは素人が聴いても納得できる。ご購入の皆様から感想が届いているが、やはりとても好評。ていねいで安定した品質には早くも絶賛の声が上がってきている。
先日お伝えしたフルトヴェングラーの壮大なセットは残念ながら発売中止になってしまったが、今回久々の新譜が登場した。
タイトルは3つ。フルニエとコーガン&フックス、そしてフルトヴェングラー。 |
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再入荷!
創立60周年記念
ロイヤル・フィルの歴史
貴重音源&貴重映像もりだくさん!!
ロイヤル・フィル自主制作盤
(CD+DVD)\3000→¥2590
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第59号でお知らせしてあっという間に完売してしまった、ロイヤル・フィルの歴史をたどる貴重なCD&DVDセット・ボックス。エリザベス英女王の即位60周年にこのセットが切れていてはいけないだろう・・・ということかどうか、どうやら再生産されたらしく、再入荷することに! |