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第61号大型更新
2012.3.2(金)


≪第61号紹介の新譜≫
 2011年12月23日〜2012年2月24日紹介の新譜です。冊子では第3,4巻で紹介しているものです。 

マイナー・レーベル新録音
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7)
マイナー・レーベル歴史的録音
(1) (2)
メジャー・レーベル
(1) (2)
メジャー・レーベル・ボックスもの
(1)
お奨め国内盤
(1) (2)
映像
(1)


  



店主視聴記

 昨年12月以降にネットでご紹介した店主視聴記。インフォ冊子では第1巻に掲載しております。


2011.12.29
カール・ベーム&チェコ・フィル
 チャイコフスキー:交響曲第4番
 
 

2012.1.6
ボールト&ロンドン・フィル
シューマン:交響曲全集
 
 

2012.1.13
ユーリ・バシュメット
国立ノーヴァヤ・ロシア交響楽団
 ブラームス:交響曲第3番
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
 
 

2012.1.20
ブリジット・エンゲラー
ショパン:ノクターン全集
 

2012.1.27
ガヴリール・ポポフ
交響曲第2番「母国」
 
 

2012.2.3
ロルフ・ロイター指揮
ベルリン・コーミッシェ・オーパー管
ベルリオーズ:幻想交響曲
 
 

2012.2.10
青年エネスコの
室内楽曲集
 
 

2012.2.18
アンドレア・バッケッティ
バッハ:ゴルトベルク変奏曲
 
 

2012.2.24
カラヤン&ベルリン・フィル
1958年の「新世界」スタジオ録音





第61号特集記事
 昨年12月以降にネットでご紹介した特集記事。インフォ冊子では第1巻に掲載しております。

ルーセル特集

 特集してほしい作曲家についてのアンケートを取っている。結果が出るたびに、アンケート・リストとその結果を見比べていろいろ考えるのだが、先日ようやく「ラ行」の作曲家のアンケートが終わった。
 結果、「ラ行」に関してはラフマニノフ、レスピーギといった人たちが首位に立った。
 その反対に1票も入っていない作曲家がいた・・・。
 アルベール・ルーセル。
 1票も、である。
 少なくとも今回投票してくれた人の中には、ルーセルに興味がある人は一人もいなかったことになる。
 そうなると逆に特集したくなる。この人のすばらしさを伝えたくなる。知名度はあるのに人気のない作曲家ルーセル。聴いておいて損はありません。
 

ビクトリア特集

 日本でビクトリアの人気が高いのは知っていたつもりだったが、まさか作曲家人気アンケートでもはっきり結果が出てくるとは思わなかった。
 Victoriaと表記するが、スペイン語の発音でいくと「ヴィ」ではなく「ビ」となるため、「ア〜オ」の作曲家のアンケートではこの人の名前が載らなかった。そうしたら数人の方に「ヴィクトリアはないのですか」と聞かれた。その時点で「おや」とは思っていたのだが、先日ようやく「ハ〜ホ」で「ビクトリア」を掲載したところ、待ってましたとばかりに票が集まり、あっというまに高得点作曲家の仲間入りを果たした。
 これは特集しないわけにいかない。
 ・・ということでトマス・ルイス・デ・ビクトリア特集、いきます。
 
マルケヴィッチ特集

 マルケヴィッチの音楽は野蛮である。
 しかしゲルギエフのような肉体派の野蛮さではなく、セーゲルスタムのような精力絶倫系の野蛮さでもない。
 ペシミスティックでサディスティックで、今にも崩れ落ちそうな狂気と隣り合わせの野蛮さ。
 もしまかり間違って、一晩どこかの部屋でマルケヴィッチと二人きりで過ごさないといけないとしたら、出てきたときにはおそらくまともな精神状態ではないだろう、というような野蛮さ。

 まさかそのマルケヴィッチが「指揮者アンケート」でダントツの1位になるとは思ってもみなかった。アリアCDの会員の人たちは、すごい。というか恐れ知らず。
 そんなマルケヴィッチの特集なんて、まったくもって恐れ多いが、まずは「マルケヴィッチなんて聴いたことがないよ」という人をギャフンと言わせるためのCDを数枚用意して、続いて煩雑極まりない状況にあるマルケヴィッチのライヴ音源アルバムを整理して紹介してみます。これ、結構ありがたいかも。
 
ヴィラ=ロボス特集
 ヴィラ=ロボスを取り上げたのにはわけがある。3週間にわたる「ア行」の作曲家の人気アンケートの結果、アルベニスに1票差で敗れた第2位が・・・そう、このヴィラ=ロボスだったのである。ヴィヴァルディでも、ヴェルディでも、エルガーでもなく。これはもう特集するしかない。

 南米最大の作曲家ヴィラ=ロボス。
 その音楽を実際に聴くまで、この人はヨーロッパに憧れた辺境ブラジルの日曜作曲家だとばかり思っていた。
 ところがその音楽に触れるや、その「本格派的」立派さに驚き、その「異端的」独創性に驚き、その「娯楽的」面白さに驚いた。
 ブラジルが大ヨーロッパと対等の関係になろうという重要な時期、ブラジルの音楽文化の象徴となったヴィラ=ロボス。その存在はわれわれが考えるよりはるかに偉大なものだった。
 今でこそ南米出身ということで、クラシック音楽の本流からは若干外れた位置にいるヴィラ=ロボスだが、その魅力はまさに無限大。一度ははまって聴いてみてほしい。
 
アルベニス特集
 アリアCDが始まって以来、こんなメジャーな大作曲家を真正面から特集したことはない。初めてである。気恥ずかしい思いである。
 ただここでいきなりこんな大作曲家を取り上げたのにはわけがある。
 2週間にわたって「ア行」の作曲家の人気アンケートを取った。その結果、驚くべき結果が出た。「ア行」で最大の人気を誇ったのは・・・ヴィヴァルディでもなく、ヴェルディでもなく、エルガーでもなく、・・・アルベニスだった。
 もちろん投票した人が軽ーく「アルベニスもまあまあ好きよ」という感じで票を入れたことは考えられるが、条件はすべての作曲家にとって同じ。その状況でアルベニスがまさか1位とは。
 驚いたが、同時に特集を組もうと即座に決断した。
 ということでアルベニス特集。
 しかしそこはアリアCD、よくある「アルベニスの名盤特集」というわけにはいかない。ほんの少しの超有名盤に、たくさんの隠れ名盤、そして手に入りにくいもの、超マニアックなもの、すんごく安いものを交えてみました。あとは皆さんのお好みでどうぞ。(これからアルベニスを聴いてみたいな、という方のために簡単な「初心者用スペース」も設けてみました。)
 とりあえず期間は設定してませんが、マイナー・レーベル主体なのでうっかりしていると入手不能になるアイテムも多いことと思われます。
 

バティス&メキシコ州立交響楽団
自主制作レーベル
(+バティスお勧め名盤)

 1942年メキシコ生まれの指揮者エンリケ・バティス。
 90年代あたりまではASVやEMIなどで多数の録音をリリース、NAXOSの「ローマ三部作」こそNAXOS躍進の旗頭と評価されるも、基本的によくいる中堅指揮者と思われていた。
 ところが世紀が変わってメキシコ州立交響楽団との自主制作盤が出始めた頃から、「この人、ひょっとして気が狂ってるんじゃない?」という正しい認知がなされるようになってきた。
 ベートーヴェン、チャイコフスキー、シューマン、ブラームスと、出てくる交響曲全集がいずれも異常極まりない怪物演奏。廃盤だったASV音源も自主制作盤として復活してみるとなかなかすごい演奏が多い。あれよあれよといううちに現代屈指のカリスマ指揮者となっていった。
 その後来日を果たしたときは超満員で大盛況。都内のバティスのCDがすべて売り切れたという。中南米マフィアの頭目のような柄の悪い態度で観客席を見据え、「お前ら何しに来た」とでも言いたげなそのふてぶてしい態度に、日本人ファンはもうしびれかえった。
 ただその後は完全マイペースを貫き、来日公演も新録音リリースの予定もまったくない。
 そうなってくると余計に自主制作盤でリリースされているアルバムが貴重に思えてくる。ということで久々のバティス&メキシコ州立交響楽団自主制作レーベル特集。
 時折出現するアバウトな編集や半端な拍手のカットなど、相変わらずずさんな製作方針だが、その巨大な音楽の前ではそれも許されるかも。さらに入荷がいつになるのか、そして現地在庫の状況など不明瞭なところもあるのだが、どうかこの機会をお見逃しなく。

 また一番最後に蛇足的ではありますがバティスの名盤を少しご紹介してます。







注目レーベル新譜

 昨年12月以降にネットでご紹介した新譜アイテムの中から特に注目のものです。
 項目右の数字はインフォ冊子(第2巻)のページ数です。

SONY
CLASSICAL MASTERS BOX SET
新作10タイトル

 意気揚々と旗揚げした同シリーズ、本当にその内容はすさまじい・・・。
 ソニー・クラシカルによるバジェット・シリーズ【MASTERS BOX SET】。100年以上の歴史を誇るアメリカ発の老舗クラシック・レーベル、SONY CLASSICALとRCA RED SEAL両レーベルの誇る豊富なカタログから、音楽ファンならば.でも一度は聴いておくべきクラシック音楽の定番名曲を、定評あるアーティストの名演で幅広く取り揃え、お買い得なバジェット・プライスにて続々リリース中の好評シリーズ。
 

SONY CLASSICAL VIVARTE BOX SET
ソニー・ヴィヴァルテ
ボックス・シリーズ登場!
全12タイトル

 「テレフンケン」「セオン」「DHM」などの古楽の名プロデューサー、ヴォルフ・エリクソンは、1989年、ソニー・クラシカル内に古楽専門レーベル『VIVARTE-ヴィヴァルテ』を設立、それまで彼と友好的にレコーディングを行ってきたアーティストとともに、多くのピリオド楽器録音のすばらしい成果を残してくれました。
 1990年代の古楽器ブームを牽引する形で登場した同シリーズは、時代の趨勢もあってリリースされるアルバムはどれも高い評価を得てベストセラーを記録しました。
 今回登場したのはそんなSONYのVIVARTEシリーズのボックス・シリーズ。今回のBOXでは、『VIVARTE』に録音された高い評価を得たアルバムを中心として、エリクソンの前レーベル『セオン』の録音も取り入れながら、ピリオド楽器によるバロックからロマン派までの芸術を、様々な角度から味わうことのできる盛りだくさんな内容となっています。また、現在入手.可能な盤も数多く収録されているのもうれしいところです。
 

ドビュッシー生誕150年記念
RCA,SONY音源による、名盤20枚組BOX
ドビュッシー主要作品選集
SONY (19CD+DVD)\4990


10  2012年に生誕150年を迎えたドビュッシーの記念ボックス。
 まずはその演奏陣がすごい。指揮者としては、ミュンシュ、バーンスタイン、ブーレーズ、ティルソン・トーマス、レヴァイン、サロネン。ピアノはカサドシュ、クロスリー、アントルモン、ワイセンベルク、ホロヴィッツ。さらに独奏者もランパル、ゴールウェイ、イッサーリス、リン・ハレル、スターン、ドゥ・メストレ、独唱者にはダムラウ、シュトゥッツマン、ゼーダーシュトレーム、ミントン、プライス、アップショウ、フォン・シュターデ、グルベローヴァ、アイリーン・ファレル・・・まさにSONY&RCAらしい豪華な顔ぶれ。
 選曲も「主要作品」というのが謙遜に思えるほどマイナー曲まで網羅し、同じ曲の編曲版をこれでもかと収録してくれているのもなかなか壮観。
 それぞれのアルバムがきちんと企画ごとに整っているのも、当然といえば当然だが嬉しい。
 また最後のDVDではカラヤン、グールド、ルービンシュタイン、ハイフェッツまで登場。ただの「寄せ集めボックス」に堕することのないプロフェッショナルなサービス精神を感じる。
 

アルトゥーロ・トスカニーニ
コンプリートRCAレコーディングズ
SONY (84CD+1DVD)
\18000→¥13990


12  ちょうど20年前(1992年)に発売された「アルトゥーロ・トスカニーニ大全集」。それはトスカニーニの最晩年の録音にも関わったRCA名プロデューサー、故ジャック・ファイファーが全面的に監修・プロデュースしたトスカニーニの全録音を初めてCD化したボックスセットで、トスカニーニの芸術を知る上での重要なリイッシューとなりました。今回のセットはその待望の再発売。
 一部を最新のリマスターに差し替えることで音質面では万全を期しつつ、92年のセット発売時には含まれなかったCD2枚分のBBC交響楽団とのセッション録音(EMI)と、トスカニーニの生涯を追ったドキュメンタリーDVD「トスカニーニ〜ザ・マエストロ(完全版)」が追加されることで、トスカニーニが20世紀の演奏史にのこした巨大な足跡をより充実した形で辿ることが可能になりました。
 その30有余年にわたる演奏の変遷は、一人の偉大な芸術家の成長の過程を記録するとともに、音楽受容を根本的に変えることになった録音というメディアの進化の歴史をも映し出していると言えるでしょう。


ICA
インターナショナル・クラシカル・アーティスツ
1CD\2300→¥2090
1DVD\2600→¥2390

13  ICA - インターナショナル・クラシカル・アーティスツ。
 イギリス・ロンドンのウォータールーに本拠を置き、世界的な著名アーティストを多く抱え、数多くの演奏会を成功させている業界最大手のマネージメントカンパニー。そのICAが業界初となるアーティストマネージメントグループ自ら運営するCD/DVDレーベル「ICA CLASSICS」を設立。
 音源はBBC放送やケルンWDR、ボストン交響楽団の過去アーカイブから抽出したもので、一部の音源を除き、そのほとんどが商業リリース初出。
 大手レーベルの弱体化の中これまでオケの自主制作というのはあったが、「呼び屋」の自主制作レーベルというのは前代未聞。・・・しかし、考えてみればさまざまな権利関係もスルーだし、音源の確保さえできればとんでもない鉱脈を見出すことになる。
 そして今回も怒涛のリリース。


TOWER RECORDS
VINTAGE COLLECTION
ユニバーサル編
1CD¥1000

16  タワー・レコード。ご存知、日本最大手のCDショップである。
 そのタワー・レコード、これまで自主制作という形でメジャー・レーベルの音源を復刻リリースしてきた。クラシックに強い専門スタッフがよりぬきでセレクションしたアイテムで、ずっと市場から消えていた幻といっていい名盤ばかり。とくにこのユニバーサル系の復刻シリーズは「お宝音源」が山のように埋もれているだけに、毎回新譜が案内されるたびに歓声があがる。


BRILLIANT
20  このところ魅力的な新譜が続くBRILLIANTレーベル。
 今回はレバイ、ヘスラー、アーベル、ジュリアーニ、フランチェスコ・マリア・ツッカリ、ビウエラ曲集といった変化球が顔を揃える中、ロジェストヴェンスキー、フェドセーエフ、シモノフらの指揮によるチャイコフスキー:交響曲全集、ウルフ・ヘルシャーのサン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲全集、ブクステフーデ:ハープシコード曲全集といった大物も登場。
 

BRILLIANT
R.シュトラウス:作品集
(35CD)\8700

21  BRILLIANTがおくる35枚セットによるリヒャルト・シュトラウス作品集。
 優秀レーベルの特徴ある録音が選ばれていて、まず目を引くのがケンペの管弦楽曲集。EMIから繰り返し発売されてきた稀代の名演。これだけでも十分価値がある。
 続いてはサヴァリッシュの好サポートが話題を呼んだARTSレーベルの擁する室内楽曲集。変わった編成の曲があるためになかなか全集のような形で発売されないだけに、この顔ぶれによる録音は非常に嬉しい。
 さらにデュオ・ムロンゴヴィウスとピルナーによるピアノ関係、名匠プラッソンによる合唱作品集、白井光子による歌曲集。
 きわめつけはカラヤン、シノーポリ、ベーム、カイルベルトらによるオペラ作品集。さらにリヒャルト自身の録音も挿入され、BRILLIANTの充実したセットは完成する。


MEMORIES
22  瀕死だったMEMORIESがここへきて「爆裂歴史セットものシリーズ」で完全に息を吹き返した。
 価格もさることながら、その内容の充実度で毎回大ベストセラーを記録している。


グリーン・ドア音楽出版
22  日本の歴史的録音復刻レーベルとして定着しつつあるグリ−ンドア音楽出版。
 「とんでもない高音質!」とか、「史上空前の!」とか、そういう大言壮語は似合わない地味で素朴な復刻レーベルだが、こういう地道なレーベルの存在はとても嬉しい。





歴史的録音復刻CD-R
ARDMORE

25  いまリリースのたびに最も心が躍るのがこのレーベル。
 歴史的音源にはまだまだこんな未知の分野があったのかと痛いほど教えてくれる。
 今回も情熱的リリース多数。どうぞお見逃しなく。


グッディーズ・オリジナル
ダイレクト・トランスファー
1CD−R¥1500
27  グッディーズ・オリジナル・ダイレクト・トランスファーCD−R。予想通りのすごい反響。その生々しさはやはりただものではなかった。
 グッディーズは東京にあるクラシック専門のCDショップなのだが、ここが自社製作しているSPレコードの復刻CD-Rの評判がすこぶる良い。
 ということで「グッディーズ・オリジナル ダイレクト・トランスファー CD−Rシリーズ。」
 ご覧のように誰もが知る名盤中の名盤から、知る人ぞ知るレアな演奏家の貴重録音まで、実に多彩。お手持ちの復刻版との比較を楽しんでもよし、ようやくの再会にむねをときめかしてもよし。


HECTOR
29  モーツァルト時代の作品をメインに、その周辺の作曲家で構成されるラインナップ。しかしその音源はいずれも78rpm(SP)、33rpm(LP)の復刻で、レア物、CD未発売希少音源ばかり。オリジナルソースの音を忠実に再現し当時の録音を生々しく表現したていねいな復刻(オリジナルの管球式可変フォノイコライザー使用)。多少のオリジナル・ノイズがあるとのことだが、針音のプチ音は極力取り除いているらしい。
 ARDMOREもがんばっているが、ここもすごい。なにせフットワークが軽い。店主が「マルケヴィッチの特集をやる」といえばすぐにマルケヴィッチを。「ルーセルをやる」といえばすぐにルーセルを・・・。こういうのってすばらしい。
HECTOR
オーマンディ・シリーズ
値下げ!
1CD-R\1700→\1400
31  歴史的録音復刻レーベル「エクトール・ディスク(Hector Disc - The Collector's performance CD-R)」。その音源はいずれも78rpm(SP)、33rpm(LP)の復刻で、レア物、CD未発売希少音源ばかり。
 そのHECTORの中で最も高い人気を誇るのがオーマンディのアイテム。
 「現在CDで発売されているのは、ほとんどがステレオ録音ばかりというオーマンディだが、モノ録音の音源は知る人ぞ知る名演の数々!是非この怒涛の響きを御堪能あれ。プチノイズは極力取り除き、奥行きある重厚音源のリマスタリングです。」(HECTOR)
 ということで今回はチャイコフスキーを2タイトル。

HECOR
ボスコフスキーの芸術
値下げ!
1CD-R\1,700→¥1400

32  HECTORの大好評「ボスコフスキー・シリーズ」。前回の第13巻で完全完結かと思っていたが、今回最後の最後の隠しだま HWB14 の登場でついに完結!
 しかもこれを機会に1枚あたりを、これまでの¥1,700から¥1400の全点値下げ(新譜 HWB14 も)に踏み切った。
 装丁が型薄CDケースとなり、表ジャケと、CD盤面印刷のみの販売となるらしい。(ジャケ印刷も今までと別デザインに変更されるようです)



MYTHOS
大幅値下げ

新譜アリ
MYTHOS
久々新譜登場!
 
MYTHOS
LP、及びそのCD-R
 

★グロリアス・ヘリテッジ・シリーズ
特別製作盤
★Legend シリーズ
 

グロリアス・ヘリテッジ・シリーズ
 

<通常シリーズ >
その1
その2
33  MYTHOS。アメリカの熱心なマニアが金に糸目をつけず優秀な名盤をCD−R化したレーベルで、価格に直すと天文学的な金額になるという装置を使っているという。とにかくその音の彫りの深さに関しては超一級品。少なくともCDリリースされたもので比較できるものはないとまで言われる。たとえば平林直哉氏の復刻レーベルGRANDSLAMが堅実でまじめな高音質だとすると、このMYTHOSは華やかでゴージャスな音が特徴。非常に外向的な音がする。レコード芸術でもその音質の良さから特集が組まれてきたので皆さんもご存知かもしれない。
 さてそのMYTHOSが大幅に値下げした。そして今回、本当に久々の新譜が登場。
 バックハウス&イッセルシュテットのベートーヴェン「ピアノ協奏曲第4番」、マイケル・レビンの「 The Magic Bow」、クリスチャン・フェラスのブルッフとラロ、ケンペ&ベルリン・フィルのブラームス:交響曲第3番、ルッジェーロ・リッチのシベリウス、コーガンのベートーヴェン・・・と、MYTHOSの本領発揮といった内容!


LANNE
HISTORICAL COLLECTION
1CD-R\2400→¥1600
34  新興ライヴCD-Rとしてちょっとマニアックなレパートリーでファンを喜ばせていたLANNE HISTORICAL。昨年残念ながら活動終了となったが、製作者側にいろいろな事情から晴れて復活。しかも以前よりかなり安くなった。ただしセール時と同じ「裏ジャケット」のみで、紙袋に入るという簡易装丁。「CD-R盤面」の印刷もありません。
 
 
超マニアック
歴史的音源復刻CD-Rレーベル
MELUSINE 1CD−R¥1600
34  歴史的録音レーベルMELUSINE。40年代から70年代のかなり古い音源を復刻。全点ライヴ音源。
 最近急速に注目され始めていたが、今回久々の新譜。マルケヴィッチとしては貴重なベートーヴェンのライヴ。




特集

 昨年12月以降にネットでご紹介した特集の中でも、特に注目してほしいものです。
 項目右の数字はインフォ冊子(第2巻のページ数です。

全点初紹介
ウルズラ・バグダザルヤンツの芸術
VDE GALLO
1CD\2100→¥1890

36  スイスが誇る女流ヴァイオリニスト、ウルズラ・バグダザルヤンツ。
 その貴重な音源がGALLOから出ていたのだが、いろいろなルートを試すもなかなか入手することができなかった。しかしこのたびようやく入手のめどがついたのでご紹介します。
 何度もお問い合わせいただいていた方々も、そして初めてこの名前を知った方も、どうぞごゆっくり。





<以下、冊子未掲載の特集>


初紹介レーベル
南アフリカ共和国
MUCAVI
1CD\2,500→¥2290

 うそではない。
 南アフリカ共和国の新興レーベル、MUCAVI RECORDSの紹介。思わぬ近代国家南アフリカ共和国が贈るクラシック・アルバムとは・・・。
 興味本位でも何でも、とりあえずどれか聴いてみたい気がする。
 
 

新譜アリ
イタリア VELUT−LUNA
1CD\2300

 イタリアの高品位録音レーベル、VELUT LUNA。これまでご紹介したアイテムも、かなりマニアックな内容だったにもかかわらず反響が大きかった。
 こうした素朴なレーベルがいまもイタリアの片隅で売られているのだ。





<メジャー・レーベル・シリーズもの新譜>
 昨年12月以降にネットでご紹介したメジャー・レーベル・シリーズもの新譜。冊子には未掲載ですが、お見逃しなく。

新譜アリ
SONY
メトロポリタン・オペラ・ライヴ・シリーズ

 世界最高峰のオペラハウス、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場。芸術監督ジェームズ・レヴァインのもと、世界的な名歌手が集い、豪華絢爛な舞台が繰り広げられている夢の殿堂です。ジェームズ・レヴァインがメトロポリタン歌劇場にデビューして40年を迎えるという記念のシーズンに、ソニー・クラシカルとメトロポリタン歌劇場が新たなパートナーシップを組んでリリースするのは、2008年〜2010年に上演されて大きな話題を呼び、かつ高く評価されたオペラ上演のDVDと、1940年代〜1970年代の歴史的な公演を収録したCDの2本立てです。
 いわばメトロポリタン歌劇場の活気あふれる現在の姿と、これまで積み重ねてきた歴史の蓄積を両輪で提示する画期的なシリーズです。
 
 

新譜あり
SONY CLASSICAL MASTERS
1CD¥1,500→¥1290
2CD\1,900→¥1590


 新生ソニー・クラシカルによる新たなバジェット・シリーズ、その第5弾。
 100年以上の歴史を誇るアメリカ発の老舗クラシック・レーペル、SONY CLASSICALとRCA RED SEAL両レーベルの誇る豊富な力タログから、音楽ファンならばだれでも一度は聴いておくべきクラシック音楽の定番名曲を、定評あるアーティストの名演で幅広く取り揃え、お買い得なプライスにて続々リリース。
 
 
新譜あり
EMI MASTERS
(NEW PACKAGE SERIES)
1CD\990/2CD\1490/3CD\1890


EMIクラシックスの名演、名盤を厳選してお届けする好評のEMI MASTERSシリーズのカヴァーを一新。
今回は久々の新譜登場、一気に30タイトル!
 
 

新譜あり
オペラ決定的名盤の宝庫!
EMI&VIRGIN
THE HOME OF OPERA
(2CD+1CD-R)\2300→\1890
(3CD+1CD-R)\3300→\2890

 EMIグループの新しいオペラ・シリーズ「THE HOME OF OPERA」シリーズ。
 EMIとVIRGINクラシックスは過去60年にわたり450以上のオペラ録音を続けており、偉大なアーティストによる録音の継続の中で、現在もゲオルギュー、デセイ、ディドナート、アラーニャ、パッパーノなどによる新録音が加わっています。その豊富なオペラ・カタログのエッセンスを選りすぐったこのオペラ・シリーズはクラシック・カタログの最高峰ともいうべきシリーズを形作っています。
 今回は約半年ぶりの新譜。11タイトルです。
 
 

新譜アリ
DECCA
NEW OPERA シリーズ
第2回発売20タイトル
2CD\2,400→\1790

 世界最高のオペラ・カンパニーDECCAが選りすぐりのオペラ名盤を再発売する新しいシリーズその第2回!
 DECCAの誇る往年の名盤も入っていますが、1990年代に市場を賑わした多くの新録音が入っているのが今回のシリーズの特徴。ということで今回初めてTopプライスからMidプライスに価格を下げたものも多数含む、魅力的なラインナップでお届けします。今回も期間限定で超特価でお贈りします。




終了/特集セール
大型アイテム

終了  マルケヴィチ、シノーポリ、ガッティ、チョン・ミョンフン、パッパーノ、サバタ、カンテッリ、バルビローリ、ジュリーニ、サヴァリッシュ、プレートルらが顔を出すローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団自主制作盤
 クリーヴランド管弦楽団自主制作アルバムはドホナーニが主役。
 そしてアメリカン・シンフォニエッタ自主制作盤スヴィリドフちょっぴり特集 、才能の塊ヴァイオリンのザブリナ=ヴィヴィアン・ヘプカーの初紹介アルバム、おそるべき美貌の持ち主メゾ・ソプラノのアニカ・カシェンツ、ドイツの小レーベルANIMATOヤング・ピアノ・ファンデーションによる3人の美人ピアニスト・アルバム、カリスマ・フォルテピアノ奏者ジョン・コウリのショパンの新譜、正統派ヴァイオリニスト マリー・カンタグリル 久々の再発注、ヴェーラ・ゴルノスターエワのモスクワ放送協会提供によるショパン・ライヴ音源集 、ワシリー・プリマコ&ナタリア・ラヴロヴァによるアレンスキー生誕150周年記念アルバム、などなど・・・。
 
 


ボストン交響楽団自主制作アルバム

  終了  アメリカ屈指のオーケストラ、ボストン交響楽団の創立は1881年。その本拠地であり、世界5大ホールのひとつとして知られるシンフォニー・ホールは1900年に建てられた。
 そのボストン響の自主制作盤。久しぶりの紹介となる大型ボックス、またレヴァインの貴重な新録音、そのほかにも手に入りにくいアルバムを集めてみました。
 
 

ルーマニア放送アルヒーフ

  終了  「ルーマニア放送アルヒーフ」。おそらくルーマニアの片隅でひっそりと売られている超マイナー・レーベル。
 しかし軽くラインナップを見ただけでもルーマニア音楽界のそうそうたる演奏家が並んでいルし、それ以外にもお宝音源がいろいろ顔を出す。すごい。
 そう、ルーマニアはご存知のようにエネスコ、ハスキル、リパッティ、ルプー、チェリビダッケ、シルヴェストリ、アンジェラ・ゲオルギューといった大音楽家を生んだ音楽大国でもある。確かに裕福な国ではないかもしれないが、いつも音楽に包まれた国で、この国出身の音楽家というとただものじゃないイメージがある。
 そのルーマニアの放送局によるCDレーベル。紹介できる事を嬉しく思う。
 
 

K.U.CLASSICS
1CD¥2500→\2290

  終了  ドイツK.U.CLASSICS
 いろいろ調査してメール・アドレスはわかったが、そこから判明したのはドイツの道路工事の会社。どう考えてもCDを扱っているとは思えない・・・。だめもとで連絡を取るとやはり土木関係の会社。
 ・・・しかし本当にそこでCDを出していたのである。しかもタイトルがかなり個性的で、オーケストラ関係もあったりする。通常こういう経緯で誕生したレーベルというのはたいていピアノものや室内楽関係で閉じられることが多い。しかしこれだけスケールの大きなリリースを敢行するというのはなかなか立派。不思議なレパートリーに情熱的な製作者。これはちょっと興味あるではないか。
 ということで時間はかかったがリリースされている5タイトルをすべて取り寄せてみた。そうしたら・・・確かに面白い。内容もかなり優れている。演奏も秀逸である。
 
 

第61号
在庫特価セール

終了  何をか言わん。
 各1,2本、激烈抽選必至の在庫特価セール。いずれも枚数に制限があるので、抽選という形になってしまうことをどうかご容赦ください。4/1までのご注文をまとめ、その週に抽選いたします。
 
 

前回の激烈抽選完売を受け新企画
20セット限定
SPECTRUM、超特価セット
31枚のアルバムを全部まとめて¥7990

  終了  昨年末にお贈りしたSpectrumのセット・セール。
 既発の17タイトルに加え、日本では未発売の4枚組セット4タイトル、合わせて21のアルバム計35枚を全部まとめて¥9990で販売したというものである。
 限定10セットに対して数倍の応募が集まり、大変な激戦になってしまった。結局Spectrumに在庫がないのでどうしようもなかったのだが諦め切れなくて窮状を訴えたところ、新たな提案が来た。完売したアイテム以外のものをセットにして特価セット・セールをしてみてはどうか、というのである。
 
 

とりあえず在庫分のみ
爆裂!仰天の隠れ名盤続出!!
米SELECTMEDIA 1CD\1400

終了  何度告知して、何度在庫を大量に取っても気づいたら完売してしまっているSELECTMEDIA。
 実はSELECTMEDIAの担当者が昨年10月いっぱいで退職してしまい、その後まだ次の取引の目処が立っていない。海外の小さな会社によくあるのだが、担当が代わるとすべての条件が一新される・・・価格や入荷時期くらいならならまだしも、音信不通になったりすることもある。なので、最後にその担当者がいる間にまとめて在庫を取っておいた。
 なのでもしこの機会に注文しておこう、という方がいらっしゃいましたらどうぞ・・・次回から何が起きるか分からないので。
 
 

SONYBMG
ルービンシュタインBOXセット
(142CD+2DVD)
\33000→¥20990
限定2セット

  終了  20世紀を代表するピアニスト、アルトゥール・ルービンシュタインの残した正規録音(1928〜76年、モノラル&ステレオ)の全てを集大成したCD142枚+DVD2枚のボックス・セット。
 マスコミでも報道されてご存知の方もいらっしゃると思いますが、一人のアーティストによるCDのボックス・セットとしては世界最多となり、ギネスブック世界記録にも認定されたセットです。
 
 

在庫2タイトル確保
すでに全世界的に完売
BMG ヤッシャ・ハイフェッツ
オリジナル・ジャケット・コレクション
(103CD+1DVD)
\28000→¥25900

  終了  20世紀最大のヴァイオリニストの足跡がここに集大成。一人のアーティストの録音としてはCD発売史上最大規模(CD103枚+DVD1枚=104枚組)のボックス・セット!
 CD3枚分の未発表録音とDVDを収録したコンプリート版!初回生産限定盤!
 
 

再入荷!でも在庫僅少!
初回生産限定盤!
クラシックの名盤中の名盤25枚を集めた
超お買い得なBOXセット登場!
SONY 25レジェンダリー・アルバム
(25CD)\6500→¥5490

  終了  SONYの誇るクラシックの名盤中の名盤25枚を紙ジャケット仕様にして、BOXに収めた超お買い得セット・・・。一度入手困難状態に陥っていたが、3セット再入荷。ただし最近のSONY商品、限定盤は本当に早々と完売/入手不能になる。決してセールス・トークでなく、どうかお早めに。
 フランスでのベストセラー音源を集めたコレクションで、フランスで爆発的に人気のある「セクエンツィア」やローラン・コルシア、カサロヴァ、ルイサダらのアルバムが収録されているのが興味深いところです。
 
 

ライヴ音源CD-Rレーベル
THEATRE DISQUES
活動終了?
最終特別価格セール
1CD−R\2400→¥790

終了  新興ライヴCD-RメーカーのTHEATRE DISQUES、流通停止ということで昨年活動終了となった。
 そのとき、「そういいながらズルズル続けるんじゃないの?」と聞いたら「その可能性もある・・・」と意味深な発言をしていたが・・・ここへきて、やはり来た来た、「これでほんとに最後だから、最後の最後のセールやります」・・・。
 いや、もう信じない・・・。おそらくまた時間を置いて「またセール開催します」と言ってくる気はする。とはいえ、この値段より下がることはないだろうから、まあこれはこれで受けておきましょう。
 
 
ライヴ音源CD-Rレーベル
≪REGIMENT≫
廃盤最終セール
1CD−R\1600→¥790
終了  2年間お世話になったライヴ音源CD-Rレーベル、≪REGIMENT≫が全点廃盤に。
 最後に期間限定でセールを行うみたいです。期間終了後は完全に活動終了となります。
 
 

歴史的録音復刻レーベル
Bearac Reissues
初紹介アルバム
1CD−R¥2190

BRC-3081 - Wuehrer Beethoven 2 & 3 BRC-3093 - Prokofiev Szymanowsky Jacek

  終了  ビジネスのためではなく、埋もれた音源を音楽ファンのためにもう一度復活させることを念頭に生まれたBearac Reissue。
 できるかぎり原音に近い形で復刻、手作りで作られたその装丁も非常に美しく、いまでは世界的に有名になりつつある復刻レーベル。
 
 

PRISTINE CLASSICAL
初紹介アルバム
1CD−R\3000→¥2490
PASC070 PASC074 PASC078

 終了  「THE WORLD'S LEADING HISTORIC RECORDING SITE」と銘打っているヨーロッパの有名歴史的録音サービス・ショップ。
 「サービス」というのは、このショップ、本格的なダウンロード・サービス・ショップだから。世界でも有数の膨大な歴史的録音をダウンロード販売するということで設立された。DIVINE ARTとも関係があるみたいで、そこから発売されているものもあるというが、本家のほうが規模もでかい。
 しかしこのショップ、音楽配信に全く興味のない店主のような男のために、「CD-R」に収録して表ジャケットもつけて販売してくれている。
 ここでご紹介するのは、そのCD-R仕様の商品。今回はその中からご要望の多い大指揮者関係のアルバム続編。 
 
  
 

超マニアック・オペラ音源レーベル
OPERA DEPOT新譜
1CD-R¥1300
2CD-R¥2000/3CD-R¥2700

10497-2thumb.jpg 10595-2thumb.jpg 10605-2thumb.jpg

  終了  これまで何度かお知らせして本当にたくさんのご注文をいただいてきたオペラ系CD-Rレーベル、OPERA DEPOT。媒体はCD-Rなので、おそらく狂信的なオペラ・マニアの人が趣味から興したレーベルではないかと思われる。しかしそのリリース数は膨大。本当に一体どういう人がこれだけの音源を集めたのだろう・・・
 さて11月にネットのほうでは10ヶ月ぶりに新譜を12タイトルご紹介したところ、やはり待っていた方が多かったようで大きな反響があった。そこでさらに12タイトルを追加紹介。合わせて3/25までのご注文をまとめてメーカーに発注しようと思います。
 
 
フランス発、知られざる音源レーベル
Forgotten Records 初紹介アルバム
1CD−R\3300→¥2990

 終了  埋もれた音源をCD-R復刻させているフランスのレーベル「Forgotten Records」。日本でも一部のCD-R製作レーベルががんばっているが、ここのラインナップも魅力的。知らない名前がガンガン出てくる。
 一般に馴染みの薄い、しかいマニアックな音源が中心なのがやはりフランス。価格はかなり高いが品質がよく、日本のマニアの受けもかなりいい。しばらくご紹介していなかったのだがリクエストが多く、久々の紹介となる。


ALTUS超特価セール
1CD\2400/\2600→
\1390

終了 37  ALTUS超特価セール。
 「人気レーベル・アンケート」を2週間開催して、「A」から始まるレーベルの人気投票のトップとなったのがALTUSだった。
 レアな音源と高音質の復刻技術を誇り、日本の代表的歴史的録音レーベルとして名を成したALTUS。
 今回はそのALTUS、「人気第1位」を記念して在庫分のみの超特価セール。期間限定ですが、期間内でも完売の際はご容赦くださいませ。
 
 

ARBITER 期間限定セール
1CD\2300→¥1990

終了 46  地味な存在ながら、世界初出音源など貴重なリリースを行なっているアメリカの新興ヒストリカル・レーベル。とくにピアノの歴史的録音には情熱というか執念すら感じる。伝説的な幻のピアニストが何人もこのレーベルでの復刻によって再認知された。
 今回は期間限定のセールでお贈りします。
 
 

米VOX
期間限定セール

終了 57  廉価盤レーベルなのだけれど、その不思議なレパートリーと、あとあと有名人になっていったアーティストをみると、廉価盤というよりも貴重な録音レーベルという気がする。
 ただ、簡単に廃盤にしてしまったりするので、気をつけないといけない。
 今回久しぶりにカタログをご紹介。LP時代に愛聴した名演、CD初期時代から親しんできた名盤など、今見てもやはりうれしなつかし。じっくりみると掘り出し物・貴重盤が多数あるのでごゆっくりどうぞ。
 
 
素敵なバロック・アルバム
アイスランド
SMEKKLEYSA
1CD\2400→¥2190

終了 75  アイスランド。
 イギリスの北方に位置するが、実はその北のグリーンランドのほうが近い。ヨーロッパの小国というよりも、「北の国」というちょっと童話チックな国。
 しかしご存知のように2008年の世界金融危機の影響を受け深刻な経済危機に陥り、さらに追い討ちをかけるように2010年にはエイヤフィヤトラヨークトル氷河の火山が噴火。ヨーロッパを中心に多大な影響を与えた。
 そんな、最近ついてないアイスランドにもクラシック・レーベルがあった。
 「SMEKKLEYSA−スメックレイサ」。
 初耳である。今回はそのSMEKKLEYSAの特集。SMEKKLEYSAとは、アイスランド語で「悪趣味」。なるほど、アイスランドの辺境系現代音楽作品などを扱う過激で急進的なレーベルなのだろう。
 と思ってそのラインナップを見たら、・・・全然違った。
 おっとびっくりの、ゲーベル、シュレーダーが顔を出すバロック〜古典派作品録音。
 演奏はピリオド楽器だったり現代楽器だったりさまざまだが、その充実した内容を見る限り、どうも一筋縄ではいきそうにない雰囲気。「悪趣味」というレーベル名が、ヨーロッパ独特のユーモアに思える。しかも装丁も美しい。このレーベルの音楽へのひたむきな情熱というものを強く感じる。
 せっかくなので期間内は特価でいきましょう。
 素敵なアルバムに出会えそうな雰囲気。


APR
期間限定大型セール
1CD\2,100→¥1490
2CD¥4,200→¥2990

終了  とにかく入りづらいことで有名なAPR。イギリスの小さな歴史的録音レーベル。

 独特の手作り風ジャケットが往年のSPっぽくていい。1900年代初頭のSPからLPの時代の、あまり他で聴けないめずらしい録音をコツコツと復刻してきた。高度なリマスタリング技術をもつというわけではないが、程度のよい原盤で地道に仕上げたといった感じの音質はSPファンも納得。
 レパートリーの中心は往年の超絶技巧派のピアニストたち。バレル、ペトリ、ゴドフスキ、モイセイヴィッチなどなど、録音自体が貴重な巨匠たちが顔を揃える。

 しかしこのAPR・・・。なかなか入らないレーベルとして有名だった。ところが先年、社長のアランさんの体調不良によりHYPERIONの傘下に移った。皮肉だがこれにより今までより格段に流通がよくなった。順調に新譜もリリースされ、予想通り流通もいい感じなので(「完売」のものもあるようですが)、今回久しぶりの大型セール開催。
 2年ぶりのセールということで、今回セール初登場のアイテムも20タイトルあります。お見逃しなく!
 
 
CARUS 期間限定セール
1CD\2500→¥1990
1SACD ¥2600→¥2190

終了  これまで何度かラインベルガー特集をお贈りして好評だったドイツの名レーベルCARUS。
 ドイツの合唱曲を中心としたレパートリーで形成され、一見地味な装丁だが、ベルニウス、ペーター・ノイマン、ノリントン、エリック・エリクソン、ヘーガーといった一流どころを惜しげもなく投入して、超A級の名盤を数多く輩出してきて、審美眼の鋭い本格マニアにも熱烈に師事されてきた。
 今回はそのCARUSの期間限定セール。2年ぶりである。
 
 
QUARTZ ベスト40
期間限定セール
1CD-R¥2,400→¥1,990

終了  「sound with vision」というこだわりを持つイギリスのレーベルQUARTZ。
 http://www.quartzmusic.com/のサイトを見ていただいてもお分かりのとおり、音質にも演奏にもレパートリーにも装丁にもこだわる一級のレーベル。
 ところがCD-Rを使用しているため、日本のショップではどういうわけか敬遠されてしまって店頭などで見ることはほとんどない。そのカタログには、ムローヴァの旦那でありカリスマ的人気を誇るマシュー・バーリーの近現代系アルバム、エシュパイ編曲の「ゴールドベルク変奏曲」、店主イチオシの指揮者オーウェン・アーウェル・ヒューズによるブラームスの交響曲全集、ギドン・クレーメルも登場するラトヴィア音楽集、天才アレクサンドル・コブリンの知られざるブラームス・アルバムなど魅力的なものがたくさん潜んでいるのに、である。またこのレーベルは美形アーティストにこだわるところがあることでも知られていて、ジャケットを見ても男女問わずおしゃれな演奏家がいろいろ顔を出す。ルース・パーマー、クリスティーヌ・ブラウマネ、クセーニャ・バシュメット、イローナ・ドムニチなど美しきミューズたちの演奏はとくに注目。
 今回はそのQUARTZレーベルの最近4,5年のアルバムから、とくに人気が高いものを40タイトルほどチョイス。特価セールでお贈りします。
 
 


CENTAUR 期間限定セール
1CD\2300→¥1890

終了  アメリカCENTAUR。
 大レーベルという印象はなかったのだが、いつの間にか1000に近い膨大なカタログを擁するまでになってきた。毎月の新譜リリース数もメジャー・レーベル並み。
 タイトル的には室内楽と現代音楽に強く、ときおりおっと驚くようなビッグ・アイテムも存在する。
 ただ流通の関係で非常に入りにくく、代理店の在庫が切れていると再入荷までおよそ半年近くかかる。なのでアリアCDのように「注文から半年で自動的にキャンセル」というシステムだと、不幸にも結局手に入れられないことさえ起きてしまう。
 そこで今回はこの5,6年の新譜をまとめてご紹介し、代理店に発注、少しでも早く確実に手に入れようという企画である。
 
 


ワーナーAPEXシリーズ
期間限定セール
1CD\1300→¥990
2CD\1900→¥1390

終了  WARNERクラシックスが風前の灯になっているせいか、せっかく豪華な内容を持ちながらこのところほとんど国内に入る様子を見せなかったWARNER APEXの廉価盤シリーズ。期間限定でセール特価でお贈りします。
 さてそのAPEXシリーズ、アイテム数は実に500を超える。メジャー系の廉価盤シリーズとしては最大と言っていい。しかもWARNERがクラシック部門をほぼ切り捨てたときに、何でもかんでもこのシリーズにぶちこんだのでそのレパートリーは限りなく豊富。おまけに新録音までこの中に入れるという快挙(暴挙)に出た。まあそんなこんなだが音楽ファンの我々はその快挙(暴挙)をありがたく享受したい。
  
 

独EBS
名盤特集セール!
1CD¥2400→¥1690

終了  ドイツのマイナー・レーベルとして知られるEBS。なんとなく地味で堅実なイメージがあるが、実は豪快で風変わりなアルバムをたくさんもつ個性的レーベルである。
 今回はEBSの中から特に目立った名盤、迷盤を選りすぐって大幅なプライス・ダウンでお贈りするセール。コメント見ていただければおわかりのとおり、結構すごいアルバムが多いです。
 
 

HYPERION
ロマンティック・
ピアノ・コンチェルト
特価セール
1CD\2400→¥1950

終了  ピアノ王国ハイペリオンが長い年月をかけて積み重ねてきたロマン派の知られざる"ピアノ協奏曲"の宝庫、"ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ"。
 多くの壮大なシリーズを持つHYPERIONレーベルの中でも、その注目度&人気度から最高最大といっていいシリーズ。何かを調べていて、「さすがにこの曲はCD出てないだろうな」と思っても、たいていこのシリーズから出ていることが多い。HYPERION社長自らが楽譜の発掘に乗り出しているというまさに同レーベルの中心的存在。
 
 

MD+G
SACD超特価セール
1SACD\3,300→\2,290

終了  ドイツの老舗レーベルMD+G(エムデー・ウント・ゲー)。
 マイナー・レーベルとしてはCHANDOSやHYPERION、BISに次ぐアイテム数を誇る。ラインナップは室内楽や器楽が中心だったが、最近オーケストラ作品も増えてきている。また録音にもこだわり、”2+2+2”という独自の録音システムで、早くからSACDやDVDオーディオの高音質メディアを採用してきた。
 ただ・・・・このSACD盤の値段が高い・・・・・。アリアCDの扱っているアイテムで一部の自主制作盤など特殊なものは別としても、一枚3千円を超えるものは滅多にない・・・・が、このレーベルのSACD盤は高いものだと通常価格が3300円にもなってしまう。ここまで高いとほとんどの方は買うのを躊躇してしまうだろう。
 ということで今回は、”MD+GのSACDをなんとか2千円台で・・・・しかも2千円前半で・・・”という企画。代理店側の価格では¥3700となっているものもすべてこの価格に強制調整させてます。

 2年ほど前に同じような企画をしましたがしましたがそのときよりもさらに値下げ、そしてそれ以降に発売になったアイテムにはジャケット写真を貼り付けてます。この2年で新たな顔ぶれが加わってます。
 
 

CHANDOS COLLECT
キャンペーン
1CD¥1700→¥1290

終了  CHANDOSのミッド・プライス・シリーズ’COLLECT’。新譜が出なくなって久しく、廃盤が相次いでいる同シリーズ、今回特価でのご提供。
 このシリーズではエルガーの「戴冠式頌歌」をはじめ、ヤンソンスの『復活』、キングズ・シンガーズのデビュー盤、バリー・クーパー編のベートーヴェン交響曲第10番、リディア・モルドコヴィチやフェリシティ・ロットの名録音、ネーメ・ヤルヴィの小品集、ホーレンシュタインのヒンデミットなどなど、他ではお目にかかれないChandos初期の貴重な音源を数多く取り扱っている。
 次第に流通量が少なくなっているのが悲しいところだが、ここで久しぶりに特価でご紹介したい。 




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