参考までに、評論家ボームが「テレサ・カレーニョ以来最大のピアニスト」と絶賛した、そのカレーニョの作品集 |

NIMBUS
NI 6103
CD-R\2300→\2090 |
カレーニョ:ピアノ作品集 ——
春Op.25/悲歌第1番Op.17/バラードOp.15/
間奏曲Op.34/花篭飾りOP.9/
サロン風マズルカOp.30/夢の舞踏会Op.26/
悲歌第2番Op.18/偽りの音符Op.39/
海で見る夢Op.28/小さなワルツ/
子供の眠りOp.35/ガヨのワルツ/
ヴェニスOp.33/プラハのレヴューOp.27 |
クララ・ロドリゲス(ピアノ) |
ベネズエラ出身の女流ピアニスト、テレサ・カレーニョのピアノ作品集。
テレサ・カレーニョ・・・。その生涯はまるで「台風」。
父親は大政治家、祖父は作曲家、ラテン・アメリカ独立指導者のシモン・ボリバルは大伯父。
8歳でニューヨークに移り、あっという間にリンカーンの前で演奏するまで腕を上げるや、ついに渡欧。パリではロッシーニやショパンに絶賛され、リストといっしょにコンサートを開いたという。
4度の結婚(3人目の夫はあのダルベール)、歌手への転向、再びピアノへの復帰・・・。
4回目の結婚は48歳のときだったというから(ちなみに相手は2番目の夫の弟)、彼女の場合は最後まで熱帯低気圧になることはなかったのかもしれない。
そんな彼女のピアノ曲は、基本的に19世紀前半の品のいい爽やかなサロン音楽。でも「マズルカ」や「バラード」、「海で見る夢」のように深く印象に残る作品もある。
演奏はベネズエラ生まれの美熟女クララ・ロドリゲス。ぴったりです。 |
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