一部の愛好家だけがこっそり楽しんでいた人知れぬ名盤
バルヒェット四重奏団/弦楽四重奏曲全集と並ぶ名盤
モーツァルト:弦楽五重奏曲全集
1CD-R\1800
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ファンから歓喜で迎えられたコロンビアのVOXヴィンテージ・シリーズの「バルヒェット四重奏団 / モーツァルト:弦楽五重奏曲全集」のCD、残念ながら復刻の状態が悪く、その後すぐに廃盤となった。
その名録音をARDMOREが復刻させてきた。
今回ご紹介した弦楽四重奏曲全集と並ぶ稀代の名演と呼ばれているものである。
ケッシンガーのヴィオラはバルヒエットたちと渾然一体、ときには四重奏曲のときより緊密かと思えるようなアンサンブルを聞かせる。
また全集ということだが、偽作の「パドヴァ四重奏曲」まで収録されているのも嬉しい。
ということでコロンビア盤が出たときのレコ芸評から。
高橋昭氏:「バルヒェットの生き生きとしたリードが印象的で、緩除楽章では旋律が落ちついた感情を反映して美しく歌われる。それぞれのパートが表情豊かに演奏しているので、ストレートな演奏では得られない味わい--一種の「コク」とでも言えよう--がある。」
大木正純氏:「おそらくごく一部の愛好家だけがこっそり(?)楽しんでいた人知れぬ名盤だけに、世の室内楽ファンには小さからぬ朗報だろう。」
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A100-023
\1800 |
バルヒェット四重奏団
モーツァルト:弦楽五重奏曲集第1巻
モーツァルト:弦楽五重奏曲第2番ハ短調 Kv.406
ヨーゼフ・シュスター:4つのパドヴァ四重奏曲 (モーツァルト偽作) *
12inch VOX VBX3-1/3 - 1958年録音 & VOX
PL7480 - 1952年録音* MONO |
バルヒェット四重奏団
ラインハルト・バルヒェット (第1ヴァイオリン)
ウィリー・ベー (第2ヴァイオリン)
ヘルマン・ヒルシュフェルダー(第1ヴィオラ)
ヘルムート・ライマン(チェロ)
エミール・ケッシンガー (第2ヴィオラ) |
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A100-024
\1800 |
バルヒェット四重奏団
モーツァルト:弦楽五重奏曲集第2巻
モーツァルト:弦楽五重奏曲第3番 Kv.515
第4番
Kv.516
12inch VOX VBX3-1/3 - 1958年録音 & VOX
PL7480 - 1952年録音* MONO |
バルヒェット四重奏団
ラインハルト・バルヒェット (第1ヴァイオリン)
ウィリー・ベー (第2ヴァイオリン)
ヘルマン・ヒルシュフェルダー(第1ヴィオラ)
ヘルムート・ライマン (チェロ)
エミール・ケッシンガー (第2ヴィオラ) |
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A100-025
\1800 |
バルヒェット四重奏団
モーツァルト:弦楽五重奏曲集第3巻
モーツァルト:弦楽五重奏曲第5番 Kv.593
第6番 kv.614
第1番 Kv.174
12inch VOX VBX3-1/3 - 1958年録音 & VOX
PL7480 - 1952年録音* MONO |
バルヒェット四重奏団
ラインハルト・バルヒェット (第1ヴァイオリン)
ウィリー・ベー (第2ヴァイオリン)
ヘルマン・ヒルシュフェルダー(第1ヴィオラ)
ヘルムート・ライマン (チェロ)
エミール・ケッシンガー (第2ヴィオラ) |