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素晴らしき女流ヴァイオリニストの世界

アリア・レーベル7枚組セット
ARD 0081(7CD-R)\12600→¥11000

ジャニーヌ・アンドラード2枚組
ミシェル・オークレール2枚組
ミシェル・ブシノー&ローザ・ファイン3枚組



 数ヶ月かかって交渉。
 ARDMOREを代表する女流奏者のベストセラー・アルバムをアリア・レーベルに移行。

 ARDMOREの社長にしてみればわが子を手放すような思いだっただろうが、大事に引き継がせていただきます。


 ARDMOREのアルバムの中でも店主が特別に愛してきた10枚のアルバム。

 ジャニーヌ・アンドラード、ミシェル・オークレール、ミシェル・ブシノー、ローザ・ファインという4人の女流ヴァイオリニストの名演。
 それらのアルバムを、再度リマスタリングしてもらうとともに、これまでより買いやすいセットに組みなおしてみました。
 さらにオークレールのセットには今回初登場となるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲も収録されています。

 内容はこんな感じ・・・。

*********

 アンドラード 第1巻・第2巻
   1.シベリウスのヴァイオリン協奏曲(M-018)と、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲(ASS-028)の2枚をひとつのアルバムに。
   2.ブラームスのヴァイオリン協奏曲(M-041)と、小品集(ASS-042)の2枚をひとつのアルバムに。

 オークレール 第1巻・第2巻
   1.チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲(ASS036)と、ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番(ASS100)の2枚をひとつのアルバムに。
   2.今回初登場音源となるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第4・5番を収録。

 ブシノー第1巻 & ローザ・ファイン第1巻・第2巻
   1.ブシノーの小品集(ASS-088)と、オーベール、ヘンデルの録音(ASS-089)の2枚をひとつのアルバムに。
   2.ローザ・ファインのASS-083を移行。
   3.ローザ・ファインのASS-084を移行。

**********

 ということで、今回の初出アルバム1枚と、過去に出ていたアルバム10枚のアルバムを7枚にまとめてみたわけです。
 それぞれ2枚組、2枚組、3枚組でも購入できますし、7枚まとめて少しお安く購入することも可能です。

 いつかアリア・レーベルでリリースしたいと思っていたこれらの音源をひとつにまとめてご紹介できて、大きな胸のつかえが取れました。
 ありがとうございます。



ARD 0081
(7CD-R)
\12600→¥11000

こちらでも買えますし、下記詳細記事のところからも購入できます。
ARD 0082
(2CD-R)
\3600→\3300
CD1 ジャニーヌ・アンドラード (ヴァイオリン)第1巻
CD2 ジャニーヌ・アンドラード (ヴァイオリン)第2巻
ARD 0083
(2CD-R)
\3600→\3300
CD1 ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)第1巻
CD2 ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)第2巻初登場音源
ARD 0084
(3CD-R)
\5400→\5000
CD1 ミシェル・ブシノー 
CD2 ローザ・ファイン 第1巻
CD3 ローザ・ファイン 第2巻

それぞれ分売が送られてきます。化粧箱などに封入はされておりません。





アンドラ−ド2枚組セット

ARD 0082
(2CD-R)
\3600→\3300

CD1

ジャニーヌ・アンドラード (ヴァイオリン)第1巻

 (1)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
   デンマーク盤 Deeca LP DLP9001
   1959年録音

 (2)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
   12inch Tip Classic 633508 -
   1960年代初期録音 MONO
ジャニーヌ・アンドラード(ヴァイオリン)

(1)二ルス=エーリク・フォウグステッド指揮
  フィンランド放送響

(2)ハンス・ユルゲン=ヴァルター指揮
  ハンブルグ・プロ・ムジカ交響楽団

ARDMORE M-018、ASS-028は廃盤。

シベリウス


 ジャニーヌ・アンドラードは、ソリアーノ、ヌヴーと並ぶ「女性ヴァイオリニストの三羽烏」と呼ばれたフランスの名女流奏者。
 1918年にブザンソンで生まれ、名教師ブーシュリ、そしてティボー、カール・フレッシュに師事した。
 残した録音が少なく、このシベリウスも「極めてレア物でデンマークのデッカ盤しか発売されていない珍しいLP。
 ちなみに市場にでれば10万位はするだろうか?というか、なかなかおめにかかれない盤。
 ARDMOREの社長が「とにかくレア!!」とコメントしていたとおり非常に貴重なもの。

 演奏自体は並み居る競合盤に食い込む完全無欠で壮麗無比な名演とまではいかないが、随所に彼女の煌き輝きを見ることができるので、彼女の演奏を愛する人には幸せを与えてくれるはず。
 第2楽章に音揺れがあったり、やや突っ込みを入れたくなる箇所もあるのだが、愛すべき演奏であることに変わりはない。


チャイコフスキー


 期待通りの彼女らしいたおやかで上品な演奏が楽しめる。
 決して押し付けがましくないのにちょっと気になる、あのアンドラード特有のはかなさ。
 すれちがったあとふと残り香が香る、そんな演奏。

 相変わらず、いい。

 でも第1楽章のカデンツァなどそうとう高い集中力で、聴くものをグイグイ引き込んでいく。
 彼女の演奏はいつも忘我の境地・・・、まわりに人がいることなどまったく頭の中に無くて、ただ音楽とひたすら戯れているようなそういう雰囲気。
 下でも書いているが、本当に花びらを撒き散らしながらお花畑で遊んでいる少女のような演奏なのである。
 こちらはそれをちょっと申し訳なく隅から覗いている、そんな面持ちになる。・・・でもそれが幸せ。

 ちなみにバックはハンス・ユルゲン=ヴァルター指揮のハンブルグ・プロ・ムジカ交響楽団なのだが、録音のせいなのかそういう解釈なのか、ときおりかなり個性的な演奏になる。妙な楽器を強調してちょっと面白かった。

 ARDMOREの判断でモノラルでの編集としたとのこと。確かにモノラルのほうが自然に聴こえる。

 「フランス・ヴェガ盤の系列で「ポラリス盤」がオリジナルみたいである・・・今回の再販盤はドイツ盤でステレオ初期録音だが左右のバランスがおかしい。(ソロ・ヴァイオリンが左に片寄りすぎで、オケの配置もおかしく聴こえる・・・広がりはあるが)そこで復刻では、モノ録音を収録した。
 マイナー盤の初期ステレオ録音はあまりよくないのが多いので、モノ録音にしてみると大変聴きやすくなる。」(ardmoreより)


CD2

ジャニーヌ・アンドラード (ヴァイオリン)第2巻


ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
   LP (F)VEGA 30MT10121 - 1950年代後期録音MONO
(ヴァイオリン)ジャニーヌ・アンドラード
ハンス・ユルゲン=ヴァルター指揮
ハンブルク・プロ・ムジカ管弦楽団
小品集
 モンドンヴィユ:ヴァイオリン・ソナタ第4番ハ長調 *
 マテゾン:アダージョ・エスプレッシーヴォ (組曲ハ短調より) *
 リース:常動曲Op.34 *
 ペルゴレージ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ハ長調
 ラモー:ガヴォット(栄光の神殿より)
 パガニーニ:ラ・カンパネラ
  10inch Supraphon LPM 390 - 1956年1957年録音MONO
ジャニーヌ・アンドラード (ヴァイオリン)
アルフレード・ホレチェク (ピアノ)*
ヤン・パネンカ (ピアノ)


ARDMORE M-041、ASS-042 廃盤。


ブラームス


 ついにアンドラードのコンチェルト録音三部作が全て揃った。シベリウス、チャイコフスキー、そしてブラームス。

 このブラームスのコンチェルト、絶世の美少女の踊り子に引き合わされたかのような・・・。

 アンドラード、これまでどちらかというと自己主張は弱めの人だと思っていたのに、ここでは歴代屈指の個性の強さを見せる。
 第1楽章ヴァイオリンの冒頭、たった一音で「うわ」とのけぞると思う。そしてその衝撃は最後までまったく変わらない。
 聴いていて、そのあまりの天衣無縫な弾きっぷりに涙さえ出そうになる。
 こんな、一音一音に弾き手の自我と魅力を感じさせるブラームスの演奏と言うのは滅多にない。
 ほとんどの人は、どこまで立派にこの曲を弾くことができるかということに終始するのに対し、アンドラード、この難曲の中を一切のしがらみなく自由に踊りまわっているのである。まるでカゴから花びらを撒き散らすかのように!

 すべてがこのアンドラードの世界。

 だからユルゲン=ヴァルターの伴奏は往々にして合わせられずに置いてけぼりになったり、先走ったりする。
 しかしアンドラード、まったくおかまいなし。
 全然そんなこと意に介しちゃいない。
 アンドラードの頭の中は、ただこの曲でどう「舞う」か、ということだけ。そう、おそらく彼女はここでずっとブラームスとダンスを踊っているのだ。
 たいがいのヴァイオリニストはしかめっ面ブラームス大先生の前でしゃちほこばってがんばってるのに、このひとは、大先生の上着を脱がし、いやがるのを無理矢理ダンスに誘ってる。

 ・・・こんな演奏があるのか。参った。終楽章、曲が終わるのが切なかった・・・。



小品集


 なんだかアンドラード、ちょっとしたブームらしい。ARDMOREから次々と発売されるすばらしいコンチェルト録音が、ファンの間でいろいろ話題になっているらしい。

 そんなあるとき、ARDMOREが正体不明の真っ白なサンプルCD-Rを送ってきた。
 ARDMOREの社長がサンプルをこういう演奏家をわからないようにして送り付けてくるときというのは、いやらしいくらい自信があるとき。・・・乗せられるのはいやだが・・・聴いてみるか。
 ヴァイオリンの小品集。
 でもあまり聞き覚えのない曲。
 演奏家も分からない。未知の曲だからか、すっとした近寄りがたい崇高さと、気高さを感じる。何か神がかった演奏。一転アクロバティックな曲では魅力的なヴィルトゥオーゾぶりを発揮。
 そのあとでようやく聴いたことのあるペルゴレージの作品が始まった。
 ・・・これは・・・知っている。

 曲が、ではなくこの演奏を。

 そうか・・・ベストセラーになりながら廃盤になった日本コロムビアのスプラフォン・ヴィンテージコレクション31。
 ・・・COCQ 83872 で出ていたアンドラードのヴァイオリン小品集だ。
 あのCDの後半に収録されていたモノラル録音集。

 コンチェルトのように天衣無縫ではないが、やはりこちらに半身を向けたような、ちょっと「すっとした」演奏。
 いかにもアンドラードらしい、チャイコフスキーのところでも言ったが、すれ違った後にふと香った残り香のような演奏。









ミシェル・オークレール2枚組セット

ARD 0083
(2CD-R)
\3600→\3300

CD1

ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)第1巻

 
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
  12inch Remington R199-20 - 1950年代初期MONO録音
ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)

クルト・ヴェス指揮
ウィーン響
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26
   「コル・二ドライ」Op.47
    12inch Remington R199-27 - 1952年録音 MONO
ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)

ヴィルヘルム・ロイブナー指揮
ウィーン交響楽団

ARDMORE ASS036、ASS100は廃盤。


 ミシェル・オークレール。
 6歳からヴァイオリンを始め、パリ音楽院に入学、ジュール・ブーシュリに師事し、後にジャック・ティボーの教えも受けたが、ティボーは彼女の才能を愛で、同院を首席で卒業するにあたっての卒業演奏では自ら指揮を買って出たという。

 1943年、19歳の時にロン=ティボー国際コンクールで優勝し(ティボー大賞)、以後フランス国内外で実績を積む一方、ティボーの助言でカメンスキーやパシュカスに師事し、また一時期メニューインから薫陶を受けたりもした。
 1945年、ジュネーヴ国際音楽コンクールで第1位。戦後、1951年にミュンシュに招かれ、渡米して成功を収めたり、1958年の訪ソではチャイコフスキーの協奏曲で絶賛を博すなど、フランス国内外で演奏活動をする一方、ヴェスの指揮によるチャイコフスキーの協奏曲を皮切りに(米レミントン盤)、1950年代後半から60年代前半に掛けて、数こそ少ないものの何枚かの録音も行ったが、左手の故障のため30歳代で早々に現役を引退した。
 引退後は、パリ音楽院等で教鞭を執るなど後進の指導にあたり、日本でも1977年(昭和52年)に桐朋学園に招聘されてマスタークラスを開いている。

 技巧的には決してひ弱ではないものの、それを前面に押し出すことなく、ヴァイオリンの持つ音の繊細さ、楚々としたしなやかさの中に、得も言われぬ風情と香気を感じさせるものであったといい、フランスの精髄(エスプリ)を体現すると評された師ティボーの芸風にも通じるとされた。



(チャイコフスキー)


 ARDMOREの社長が、アーティスト名を伏せてサンプル盤を送ってきた。
 またいつもの調子で「絶対すごいから聴いてみ、絶対コメント書きたくて仕方なくなるで。でも誰の演奏かは教えまへん」と謎の中国人みたいな感じで送ってきたのである。

 社長の性格は別として、今はもうArdmoreからリリースされるものはほとんど99%すごいとわかっているから、その言葉を信じて無条件でそのサンプルを聴いてみた。
 チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲だった。
 しばらくしてヴァイオリンが始まった。

 いきなりすごい。

 熱い。激しい。
 しかし輪郭はくっきりとして絶対に崩れない。
 でもグギグギグギとかなり個性的に強引に強烈に迫ってくる。そう、本当に迫ってくる。こちらの精神状態や身体状況に関係なく、いやおうなしに迫ってくる。

 男か女か・・・この獰猛な気質はおそらく女。
 ヌヴーとかムターとかそういう異様なエネルギーの高まりを感じる。ヴァイオリンの音色だけで部屋の室温を2度ほど上げる、そういう演奏。
 第1楽章のカデンツァではもう震えが止まらなくなった。普通じゃない。背中に悪寒が走るのだ。
 誰なんだ、この人、頼むから教えてくれ・・・。

 ARDMOREの社長に頭を下げるなんて絶対にイヤだが、背に腹は変えられない。電話する。
 「どうか教えてほしい、誰なんですか、この人は」、「知りたいんでしょう?知りたくてたまらないでしょう?コメント書きたくてたまらなくなったでしょう?」「う、ううう」「教えてあげましょうか」「た、たのむ」「これは・・・ですね・・・誰でしょうね」「じらすのはやめてくれ、頼むから教えてくれ」「くっくっく・・・じゃあ、教えてあげましょう、これは・・・オークレールですよ」

 ポカン。

 え?いや、それはないだろう。
 オークレールのチャイコフスキーなら何回も聴いた。
 カップリングになっていたメンデルスゾーンは本でも紹介した名演だ。そしてチャイコフスキーも可憐な花のような演奏だった・・・が、それとこの演奏は全然違う。

 「あ、いや、それは・・・違う・・・これは・・・オークレールじゃない」
 「何言うてんの、オークレールですわ」
 「いや・・・しかし、こんなに激しくなかった。オークレールのチャイコフスキーはもっと、こうやさしくてエレガントで」
 「それは60年代のPHILIPSの録音でっしゃろ、これは50年代のRemingtonの録音」
 「そんなのがあったか・・・」
 「何言うてまんの、15年前にこの演奏がすごいといったのはあんたさんですやろ」
 「へ?」
 「池袋のWAVEで、音のわるーい復刻CDを絶賛してましたやないですか」
 「そ、そうだったか・・・全然覚えてない・・・」
 「今回のうちのリマスタリングはいいですぜ〜、最高でっしゃろ?これなら誰にでも胸張って薦められますやろ?」
 「あ、ああ・・・確かに悪くない・・・あ・・・だんだん思い出してきた・・・あの演奏か・・・」
 「ほんなら、しっかり今度のホームページで紹介してくんなはれ」
 「ううう・・・口車に乗るのはいやだが・・・しかし、やっぱりすごいものはすごいということか・・・」

 ということでこのオークレールのチャイコフスキー・・・、ほんとにすごいです。どうかお気をつけて。


 初版盤の材質と異なるからか、全体に貧弱な音がするとされている再版盤。
 レミントン初版盤(シュラック盤)の音は凄いことで有名だが、実は盤質はあまり良くない。
 そのため今回発売のCD-R盤は、あえて再版盤を使用。しかし誰も知らない再版盤に秘められた音を再認識することができるはず。
 「通常、再版盤をモノ針再生して、こんな音を聴くことはできない・・・。」(ARDMORE)
 


(ブルッフ)


 ミシェル・オークレールの代表的名演であるブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番。ARDMOREの100タイトル記念で発売された、それにふさわしい録音。
 彼女の演奏をいつか、「清楚であえかで瑞々しい演奏。朝露にさえ折れてしまいそうなのに、必死で花を咲かせるスミレのような。」と評したが、今回のブルッフはその雰囲気。
 第1,2楽章はちょっとかたいが、終楽章でオークレールらしさが全開満開となる。


CD2
初登場音源
ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)第2巻

 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番
                    第5番
     12inch (F)Fontana 698087FL MONO 1961年12月録音
ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)

マルセル・クーロー指揮
シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団

 今回の目玉となるのがこのモーツァルト。
 ARDMOREでは発売されておらず、今回のセット化にあわせて新たに発掘、リマスタリングしてもらった音源である。

 オークレールのモーツァルトである。

 ところがここでのオークレール、彼女にあっては遅い時期のものというのもあって、結構生々しく、彼女の録音にあって一番「人間的」。

 30代後半、やはりもう20代の頃とは違うのである。
 ある意味もっともオークレールという人間を感じさせる演奏と言っていいのではないか。
 激しさすら感じさせるのだ。

 








ミシェル・ブシノー&ローザ・ファイン3枚組セット

ARD 0084
(3CD-R)
\5400→\5000

CD1

ミシェル・ブシノー (ヴァイオリン)


 タルティー二:コレッリ主題による変奏曲
 パガ二ー二:奇想曲第13番変ロ長調  第9番ホ長調
 シューベルト:アヴェ・マリア
 イザイ:マズルカ Op.11-3
 ヴィエ二アフスキ:華麗なるポロネーズ Op.4
 ポルディー二:踊る人形
 フォーレ:子守歌 Op.16
 ラヴェル:ツィガーヌ
   12inch Festival FLD84 - 1957年録音MONO
ミシェル・ブシノー (ヴァイオリン)
ジュヌヴィエーヴ・デュフレーヌ (ピアノ)

オーべール:ヴァイオリン協奏曲二長調 イ長調
  12inch Contrepoint MC20135 - 1957年録音MONO
ミシェル・ブシノー(ヴァイオリン)
ロジェ・ブルダン(フルート)
ローレンス・ブーレイ(チェンバロ)
ベルナール・ワール指揮
ヴェルサイユ室内管弦楽団
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第4番二長調Op.1−13
 78rpm Pathe PDT246/7 - 1951年録音MONO
ミシェル・ブシノー(ヴァイオリン)
モーリス・フォール(ピアノ)


ARDMORE ASS-088、ASS-089は廃盤

 


 パリ音楽院教授ジュール・ブーシェリ門下といえばヌヴー、オークレール、ボベスコ、アンドラードといった日本でも人気の高い女流奏者が居並ぶ。
 今回のブシノーもブーシェリ門下の一人。
 ブシノーは生年月日不詳。1953 年、第2 回ミュンヘン国際コンクール最高位入賞。
 録音が極めて少なく、おそらく2枚しか出ていない。しかしその清らかで涼やかなヴァイオリンは、伝説的に語り継がれていた。
 一部の人にのみ愛された彼女のLPはいまやとんでもない高値で取引されていると聞く。
 今回はそのブシノーによるオーベールのコンチェルト録音が聴ける。演奏、作品ともに高貴な音楽である。


 そして収録順は逆になるが、小品集。 

 ブシノー、残された録音は極めて少ないのだが、オーベールの協奏曲録音に感動していろいろブシノーについて調べたところ、小品集の録音があるという記述に出会った。
 ただ、ちょっとやそっとじゃ手に入らないらしい。
 ・・・しかももし手に入ったとしても極めて・・・高いらしい。(オークションで見る限り8万円から30万円だった)

 そこでARDMOREの社長に、「ブシノー、小品集録音があるらしいじゃない?ちょっと手に入れてみてよ」と無茶な要求をしてみた。

 そうしたらARDMOREの社長がこう言い放った。
 「もう手に入れてまっせ。」
 うそ・・・。

 しかし、嘘ではなかった。・・・それがこのアルバム。

 聴いた。
 店主には心から愛するゲステムのヴァイオリン小品集がある。そうおいそれとそのアルバムと比べるようなことはしたくない。
 ・・・なのだが・・・これは・・・すばらしい。
 すごかった。
 まだ3回しか聴いていないが、心から愛おしいと思える、そんなアルバム。
 ゲステムのアルバムと比べることはあえてしたくない。まったく別の次元で手元にずっと置いておきたくなる、そんなアルバム。

 一体過去のLPにはどれだけものすごいお宝が眠っているのだ?そしてどうして誰もそれを掘り起こそうとしないのだ?

CD2

ローザ・ファイン
 第1巻

シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための「幻想曲」 ハ長調D.934 *
ロカテッリ:ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.6
サラサーテ:バスク奇想曲Op.24
 12inch Melodiya D013935/6 - 1950年代後期MONO
(ヴァイオリン)ローザ・ファイン
(piano)ボリス・ぺトルシャンスキー * &
エウゲ二ー・エビシュタイン
タルティー二:ヴァイオリン・ソナタ ト短調「悪魔のトリル」
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
ヴィエ二アフスキ:スケルツォ=タランテラ Op.16
 10inch ETERNA 720110 - 1957年録音MONO
(ヴァイオリン)ローザ・ファイン
(piano) イナ・コレゴルスカヤ
 

CD3

ローザ・ファイン 第2巻


ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
イザイ:エクスタシー
ラヴェル:「クープランの墓」より リゴドン
ヴィヴァルディ:「ソナタ」 より アダージョ
ヴィエ二ャフスキ:エチュード・カプリース第4番 イ短調Op.18
 10inch Melodiya D5572/3 - 1950年代後期MONO
(ヴァイオリン)ローザ・ファイン
(piano) I.Zaitseva
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100
ラフマ二ノフ:ヴォカリーズ Op.34
ヴィヴァルディ:ソナタ 二長調RV.10
ヴィエ二ャフスキ:「華麗なるポロネーズ」第1番二長調Op.4
 12inch Melodiya D016595/6 - 1950年代後期MONO
(ヴァイオリン)ローザ・ファイン
(piano) エウゲニー・エビシュタイン

ASS-083、ASS-084は廃盤

 1929年生まれ、ソビエトの女流ヴァイオリニスト、ローザ・ファイン。
 ダヴィド・オイストラフの弟子であり、1957年第3回ヴィエニャフスキー・コンクール優勝。
 現在ではほとんど知る人はいないが、メロディアにはモーツァルトやヴィエニアフスキの協奏曲を残していた。小品も少なからず残っている。

 ・・・いや、これを聴く限り「小品」じゃない。

 深く太い、まさに師を思わせる濃厚演奏。
 ときにグググと地の底から音が出てきて心臓をつかまれそうになる。
 さらにそこに師匠にはなかった女性的「情」も加わる。
 あえていうならば「重量級濃厚小品」。当然ブラームスのソナタなど、濃芳醇どぶろくの味わい。(そういえばこのブラームスのソナタが入ったLPだけでも中古ではとんでもない値段だといっていた。)
 いずれにしても女流ヴァイオリニスト・ファンにはちょっと堪えられないとおもう。

 店主も最近このアルバムばかり聴いている。

 ・・・ローザ・ファイン・・・こんな人がいたのか。









アリア・レーベル全体インデックス(こちらからも全タイトル注文可能です)


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第1弾 クリップス&ウィーン・フィル/チャイコフスキー:交響曲第5番
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第2弾 クレンペラー&フィルハーモ二ア管/ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
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第3弾 シュミット=イッセルシュテット&北ドイツ放送交響楽団/チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
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第4弾 シルヴェストリ&ウィーン・フィル/ドヴォルザーク:交響曲第7番
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第5弾 バーンスタイン/ニューヨーク・フィル音楽監督就任直後
ハイドン:交響曲第104番「ロンドン」&メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」

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第6弾 カール・ベーム&ウィーン・フィル/1954年6月/シューベルト:交響曲第8番「未完成」&交響曲第5番
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第7弾 パウル・ファン・ケンペン指揮&ベルリン・フィル/ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
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第8弾 オイゲン・ヨッフム指揮&ベルリン・フィル/ブラームス:交響曲第1番
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第9弾 ジャン・マルティノン指揮&コンセール・ラムルー管弦楽団/モーツァルト:交響曲第31番「パリ」、第32番、第33番
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第10弾 フリッツ・ブッシュ指揮&デンマーク国立放送交響楽団/ブラームス:交響曲第2番
.
第11弾 フルトヴェングラー&ベルリン・フィル/1943年6月/ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」、第4番
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第12弾 ハンス・クナッパーツブッシュ&ベルリン・フィル/1944年9月9日、ブラームス:交響曲第3番
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第13弾 ヘルベルト・フォン・カラヤン&トリノ放送交響楽団 / モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」 1942年10月
.
第14弾 カラヤン&ウィーン・フィル/1948年11月チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
.
第15弾 エーリヒ・クライバー&アムステルダム・コンセルトヘボウ/ベートーヴェン:交響曲第7番
.
第16弾 フルトヴェングラー&ベルリン・フィル 1942年12月 / シューベルト:交響曲第9番「グレイト」
.
第17弾 ジュリーニ&フィルハーモニア管 / シューマン:交響曲第3番「ライン」
.
第18弾 ベーム&ベルリン・フィル / 1956年 『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
.
第19弾 カラヤン&ベルリン・フィル / 1960年のチャイコフスキー:交響曲第4番
 .
第20弾 エーリヒ・クライバー&ベルリン国立歌劇場管 / 1929年/ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
.
第21弾 ケンペ&フィルハーモニア管 / モーツァルト:交響曲第34番
.
第22弾 フルトヴェングラー&ベルリン・フィル / 1942年3月 / ベートーヴェン:交響曲第9番
.
第23弾 モントゥー指揮&ウィーン・フィル ベルリオーズ:幻想交響曲
.
第24弾 メンゲルベルク&ベルリン・フィル / 1940年7月 / チャイコフスキー:交響曲第5番
.
第25弾 カイルベルト&ハンブルク国立フィル / ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
.
第26弾 カンテルリ&ミラノ・スカラ座管 チャイコフスキー交響曲第5番
.
第27弾 ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル 1949年 ベートーヴェン:「運命」&「田園」
.
第28弾 クレンペラー&ウィーン響/ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
.
第29弾 ケンペ&ベルリン・フィル 1959年/ベルリオーズ:幻想交響曲
.
第30弾 フリッチャイ & ベルリンRIAS響/シューマン:交響曲第1番
.
第31弾 ピエリーノ・ガンバ指揮&ロンドン交響楽団/ロッシーニ:序曲集
.
第32弾-a ストコフスキー&ヒズ・シンフォニー・オーケストラ シベリウス:交響曲第1番
.
第33弾 ズザーネ・ラウテンバッハー(Vn)/ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
.
第34弾 フルトヴェングラー&ウィーン・フィル 1950年/シューベルト:交響曲第8番「未完成」
..
第35弾 モントゥー&サンフランシスコ響/ベルリオーズ:幻想交響曲
.
第36弾 カッチェン&フィストゥラーリ/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
.
第37弾 シュターツカペレ・ドレスデン コンヴィチュニー/オイストラフ
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」

.
第38弾 バーンスタイン&ニューヨーク・フィル/ベートーヴェン:交響曲第7番
.
第39弾 コンヴィチュニー&シュターツカペレ・ドレスデン/ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
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第40弾 ミルシテイン/バージン指揮&フィルハーモニア管/ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
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第41弾 マゼール&ベルリン・フィル 1960年 チャイコフスキー:交響曲第4番
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第42弾 カラヤン&ベルリン・フィル 1957年 ワーグナー:管弦楽曲集
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第43弾 ブロニスラフ・ギンペル メンデルスゾーン&ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
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第44弾 マリラ・ジョナス(P)〜ショパン作品集
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第45弾 クナッパーツブッシュ&ベルリン・フィル/1943年の「英雄」
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第46弾 アンチェル&チェコ・フィル/ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
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第47弾 オッテルロー&ベルリン・フィル/ベルリオーズ:幻想交響曲
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第48弾 マルケヴィチ&ベルリン・フィル/シューベルト:交響曲第3番、第4番
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第49弾 フリッチャイ指揮&ベルリン・フィル/チャイコフスキー:交響曲第5番
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第50弾 フルトヴェングラー指揮&ロンドン・フィル/ブラームス:交響曲第2番
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第51弾 クナッパーツブッシュ&ベルリン国立歌劇場管/ベートーヴェン:交響曲第7番 
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第52弾 マリラ・ジョナス(P)〜ショパン:マズルカ録音全集
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第53弾 ケンペ&フィルハーモニア管/チャイコフスキー:交響曲第6番『悲愴』
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第54弾 シェルヘン&ロンドン響/ベルリオーズ:幻想交響曲
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第55弾 カラヤン&ウィーン・フィル/1959年 ブラームス:交響曲第1番
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第56弾 ラインホルト・バルヒェット / バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
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第57〜59弾 ジャック・ゲステムのヴァイオリン小品集
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第60弾 フルトヴェングラー&ベルリン・フィル / チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」1938
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第61弾 オスカー・フリート&ソビエト国立交響楽団 / ベルリオーズ:幻想交響曲
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第62弾 フルトヴェングラー&ベルリン・フィル / ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」1937年
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第63弾 ヨッフム&ベルリン・フィル / ベートーヴェン:交響曲第4番
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第64弾 フルトヴェングラー最初の「運命」、そして29年の「アリア」
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第65弾 追悼ブーレーズ 1962年、パリ・・・ ブーレーズ&ロリオのモーツァルト:ピアノ協奏曲
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第66弾 どこかいびつで不吉で哀しい・・・ワルター&ウィーン・フィル/1937年のブラームス交響曲第1番
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第67・68弾 地獄を見た男、パウル・クレツキによる 「未完成」&「スコットランド」
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第69弾 1920年代、ドイツでのワルター / モーツァルト:交響曲第40番
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第70弾 ひとつの奇跡的な現象 フルトヴェングラー&ウィーン・フィル
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 1944年12月19日

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第71弾 前代未聞の壮絶なる戦い・・・ファルナディ(ピアノ)/シェルヘン&ウィーン国立歌劇場管
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番・第2番
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第72弾 暴虐、傍若無人、ブロニスラフ・フーベルマン/チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
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第73弾 貴重盤!若き鍵盤の騎士 ダニエル・ワイエンベルク/ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
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第74弾 カラヤン最初の録音1938年の「魔笛」、そして1941年のベートーヴェン交響曲第7番
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第75・76弾 フルトヴェングラー&ウィーン・フィル ★1951年のチャイコフスキー交響曲第4番 ★1950年のベートーヴェン交響曲第7番

第77弾 バーンスタイン&NYP / 1963年の幻想交響曲
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第78弾 お墓にもっていく1枚 アンドレ・ナヴァラ/6つのチェロ小品集
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第79弾 これがベイヌムなりの回答 ベイヌム指揮&アムステルダム・コンセルトヘボウ管
ブラームス:交響曲第1番


第80弾 バルヒェット弦楽四重奏団/モーツァルト:弦楽四重奏曲全集
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